JP2023084684A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】開閉カバーと固定カバーとの境界部の精度の高い画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、装置本体の外装の一部を形成する開閉可能な開閉カバー73と、開閉カバーと共に装置本体の外装を構成し、閉状態の開閉カバー73の鉛直方向における上縁との間で境界部を形成する固定カバー71と、開閉カバー73に設けられた第1係合部73fと、固定カバー71に設けられ、開閉カバー73が閉状態の際に第1係合部73fと係合する第2係合部71fと、を有する位置決め部と、を備えている。第1及び第2係合部73f,71fは、互いに係合することによって、開閉カバー73と固定カバー71との上下方向の位置決めが行われるように構成されている。【選択図】図7
Description
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、外装の一部を開閉可能な開閉カバーによって構成し、この開閉カバーを開くことによって、片面に画像が形成されたシートを再度、画像形成部へと搬送する両面搬送路を開放可能に構成された画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
また、上記開閉カバーには、フックが設けられており、このフックが装置本体に設けられた係合部と係合することによって、開閉カバーは、装置本体に対して回動方向に位置決めされる。
ところで、上記特許文献1の開閉カバーのようなカバーと境界部を形成するカバーは、種々の要因によって変形が生じる虞がある。例えば、定着部の上方に位置しているカバーの場合、定着部にて発生する熱等によってたわみが生じる虞がある。
そして、このような変形が生じてしまった場合、上記特許文献1のように回動方向にしか位置決めされていないと、境界部における隙間が不均一となってしまう虞がある。また、定着部の熱等による変形を外装単体で耐えるために外装剛性を上げようとすると、結果的に本体の大型化やコストアップにつながってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、開閉カバーと固定カバーとの境界部の精度の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、開閉カバーと固定カバーとの境界部の精度の高い画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、装置本体と、前記装置本体の内部に設けられ、シートに画像を形成するように構成された画像形成部と、前記装置本体の外装の一部を構成し、前記装置本体に対して開閉可能な開閉カバーと、前記開閉カバーと共に前記装置本体の外装を構成し、閉状態の前記開閉カバーの鉛直方向における上縁との間で境界部を形成するように固定された固定カバーと、前記開閉カバーに設けられた第1係合部と、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1係合部と係合するように構成された第2係合部と、を有する位置決め部と、前記開閉カバーに設けられ、シートを案内するように構成された第1搬送ガイドと、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1搬送ガイドとともにシートを案内するように構成された第2搬送ガイドと、を備え、前記第1及び第2係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーと前記固定カバーとの上下方向の位置決めと、前記第1搬送ガイドと前記第2搬送ガイドの位置決めと、が行われるように構成されている、ことを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、開閉カバーと固定カバーとの境界部の精度の高い画像形成装置を提供することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1を示す斜視図であり、図2は、画像形成装置1の構成を示す概略図である。画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいてシート(以下、記録材ともいう)に画像を形成するモノクロプリンターである。シートには、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1を示す斜視図であり、図2は、画像形成装置1の構成を示す概略図である。画像形成装置1は、外部機器から入力される画像情報に基づいてシート(以下、記録材ともいう)に画像を形成するモノクロプリンターである。シートには、普通紙及び厚紙等の紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のプラスチックフィルム、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート、並びに布等の、材質の異なる様々なシート材が含まれる。
また、以下の説明において、画像形成装置1が水平な面に設置された場合における画像形成装置1の高さ方向(鉛直方向)をZ方向とする。Z方向と交差し、後述する感光ドラム11の回転軸線方向(主走査方向)と平行な方向をX方向とする。X方向及びZ方向と交差する方向をY方向とする。X方向、Y方向、Z方向は、好ましくは互いに垂直に交差する。また便宜上、X方向においてプラス側を右側、マイナス側を左側と呼び、Y方向においてプラス側を前側または正面側、マイナス側を後側または背面側と呼び、Z方向においてプラス側を上側、マイナス側を下側と呼ぶ。
[全体構成]
[全体構成]
画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、シートにトナー像を形成する画像形成部20と、シートPを給送する給送部30と、画像形成部20によって形成されたトナー像をシートに定着させる定着部9と、排出ローラ対10を有している。
画像形成部20は、スキャナユニット50と、電子写真方式のプロセスユニット40と、プロセスユニット40の感光ドラム11に形成されたトナー像をシートPに転写する転写ローラ7aと、を有している。プロセスユニット40は、感光ドラム11と、感光ドラム11の周囲に配置されたクリーニングユニット13、帯電ローラ17、現像ローラ12、及び補給部200とトナーを収容する収容部18を備えた現像容器230と、を有している。転写ローラ7aは転写部(以下、転写ユニットともいう)7に配置されており、不図示の付勢部材によって感光ドラム11に向けて付勢されている。
像担持体としての感光ドラム11は、円筒型に成形された感光体である。本実施の形態の感光ドラム11は、アルミニウムで成形されたドラム状の基体上に、負帯電性の有機感光体で形成された感光層を有している。また、像担持体としての感光ドラム11は、モータによって所定の方向(図2のR方向)に所定のプロセススピードで回転駆動される。
帯電ローラ17は、感光ドラム11に所定の圧接力で接触し、帯電部を形成する。また、帯電高圧電源によって所望の帯電電圧を印加されることで、感光ドラム11の表面を所定の電位に均一に帯電させる。本実施の形態では、感光ドラム11は帯電ローラ17により負極性に帯電する。
スキャナユニット50は、外部機器から入力された画像情報に対応したレーザ光を、ポリゴンミラーを用いて感光ドラム11に照射することで、感光ドラム11の表面を走査露光する。この露光により、感光ドラム11の表面に画像情報に応じた静電潜像が形成される。なお、スキャナユニット50は、レーザスキャナ装置に限定されることはなく、例えば、感光ドラム11の長手方向に沿って複数のLEDが配列されたLEDアレイを有するLED露光装置を採用しても良い。
図3に示すように、画像形成装置1の装置本体2は、左側板フレーム74及び右側板フレーム75を有しており、左側板フレーム74及び右側板フレーム75には、スキャナ保持部材76が懸架されている。スキャナ保持部材76には、スキャナユニット50が保持されている。スキャナ保持部材76は、右側板フレーム75と左側板フレーム74(図3においては不図示)に対してそれぞれ固定されており、補給部200の下方を通り2つのフレーム間を橋渡しするような構成となっている。一方、駆動モータ311は右側板フレーム75に取り付けられており、駆動源となる駆動モータ311に連結されている歯車は、右側板フレーム75のX方向プラス側(右側)に設けられている。駆動モータ311の駆動力はこの歯車(例えば、ピニオンギア)を介して、給送ローラ5aや感光ドラム11に伝達される。
現像ローラ12は、トナー収容部としての収容部18によって回転可能に支持されている。また、現像ローラ12は、感光ドラム11に対向するように、収容部18を含む現像容器230の開口部に配置されている。なお、収容部18には、収容部18に収容されている現像剤としてのトナーを現像ローラ12の表面に塗布する供給ローラを設けてもよい。
本実施の形態のプロセスユニット40は、現像方式として接触現像方式を用いている。即ち、現像ローラ12に担持されたトナー層が、感光ドラム11と現像ローラ12とが対向する現像部(現像領域)において感光ドラム11と接触する。現像ローラ12には現像高圧電源によって現像電圧が印加される。現像電圧の下で、現像ローラ12に担持されたトナーが感光ドラム11の表面の電位分布に従って現像ローラ12からドラム表面に転移することで、静電潜像がトナー像に現像される。
また、本実施の形態のトナーは磁性成分を含有せず、主に分子間力や静電気力(鏡像力)によってトナーが現像ローラ12に担持される、所謂非磁性の一成分現像剤である。ただし、磁性成分を含有する一成分現像剤を用いてもよい。また、一成分現像剤には、トナー粒子以外にもトナーの流動性や帯電性能を調整するための添加物(例えば、ワックスやシリカ微粒子)が含まれている場合がある。また、現像剤として非磁性のトナーと磁性を有するキャリアとによって構成された二成分現像剤を用いてもよい。磁性を有する現像剤を用いる場合、現像剤担持体としては、例えば内側にマグネットが配置された円筒状の現像スリーブが用いられる。
定着部9は、シート上のトナーを加熱加圧して溶融させることで画像の定着処理を行う熱定着方式のものである。定着部9は、定着ヒータ9cを内蔵する加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bと、を備える。なお、本実施の形態においては、加熱ローラ9aは、円筒状の加熱フィルムによって構成されている。
給送部30は、シートPが積載されるカセット4と、搬送部としてのピックアップローラ3と、給送ローラ5aと、分離ローラ5bと、を有している。画像形成装置1の正面側の端面の一部には、前カバー70が設けられ、前カバー70は、回路基板100を覆っている。筐体72は、前カバー70と、排出トレイ14と、背面カバー73(図4参照)と、上記以外の画像形成装置1の外装を構成する外装カバー71と、を有し、背面カバー73を開閉可能に支持している。筐体72には、排出トレイ14へ排出されるシートが通過する排出口15が形成されている。
図2に示すように、画像形成装置1は回路基板100を有している。回路基板100は、絶縁体でできた配線板101と、配線板101にはんだ付けされた電子部品111,121によって構成されている。配線板101の板の上や内部には導体の配線が施されているため、電子部品111,121は電気的に接続されている。回路基板100は、画像形成装置1の外部から供給された交流電流を直流に変換したり、画像形成プロセスに必要な所定の電圧値を得るために入力電圧を変換したりする機能をもつ。
回路基板100は、電子部品111,121が搭載された配線板101の面が排出方向と交差するような向きに配置されている。さらに、配線板101は排出方向において前カバー70とスキャナユニット50の間に設けられている。電子部品111,121は、配線板101上においてスキャナユニット50と対向する側の面に設けられている。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について説明する。画像形成装置1に画像形成の指令が入力されると、画像形成装置1に接続された外部のコンピュータから入力された画像情報に基づいて、画像形成部による画像形成プロセスが開始される。スキャナユニット50は、入力された画像情報に基づいて、感光ドラム11に向けてレーザ光を照射する。このとき感光ドラム11は、帯電ローラ17により予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム11上に静電潜像が形成される。その後、現像ローラ12によりこの静電潜像が現像され、感光ドラム11上にトナー像が形成される。
上述の画像形成プロセスに並行して、給送部30のピックアップローラ3は、カセット4に支持されたシートPを送り出す。シートPは、給送ローラ5a及び分離ローラ5bによって1枚ずつに分離され、搬送ローラ対5cに搬送される。そして、シートPは、搬送部としての搬送ローラ対5cによって、転写ローラ7a及び感光ドラム11によって形成される画像形成部としての転写ニップN1に向けて搬送される。
転写ローラ7aには、転写高圧電源から転写電圧が印加され、搬送ローラ対5cによって搬送されるシートPに感光ドラム11に担持されているトナー像が転写される。トナー像を転写されたシートPは、定着部9に搬送され、定着部9の加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間のニップ部を通過する際にトナー像が加熱及び加圧される。これによりトナー粒子が溶融し、その後固着することで、トナー像がシートPに定着する。定着部9を通過したシートPは、排出ローラ対10によって排出口15から画像形成装置1の外部(機外)に排出され、排出トレイ14に積載される。
シートPの両面に画像を形成する場合には、排出ローラ対10は、第1面に画像が形成されたシートPをスイッチバックさせることで、シートPを両面搬送路16に案内する。両面搬送路16に案内されたシートPは両面搬送ローラ対5dによって再び転写ローラ7aに向けて搬送される。シートPは転写ローラ7aによって第2面に画像が形成された後、排出ローラ対10によって機外に排出される。シートPにトナー像が転写された後、感光ドラム11上に残存したトナーは、クリーニングユニット13によってクリーニングされる。
なお、本実施の形態の画像形成装置1は、両面搬送路16を用いてシートPの両面に画像を形成可能な構成であるが、これに限定されない。例えば、両面搬送路16を持たず、画像形成装置1をシートPの片面にのみ画像を形成可能に構成してもよい。
[背面カバーの構成]
図4は背面カバーと転写ユニットの開閉動作を示す斜視図、図5及び図6は背面カバーと外装カバーの関係を示す断面図、図7は背面カバーと外装カバーの関係を示す拡大断面図である。図4(a)及び(b)に示すように、内部に上述したプロセスユニット40や定着部9が内蔵された装置本体2は、外装カバー71及び背面カバー73等によってその外装が構成されている。
図4は背面カバーと転写ユニットの開閉動作を示す斜視図、図5及び図6は背面カバーと外装カバーの関係を示す断面図、図7は背面カバーと外装カバーの関係を示す拡大断面図である。図4(a)及び(b)に示すように、内部に上述したプロセスユニット40や定着部9が内蔵された装置本体2は、外装カバー71及び背面カバー73等によってその外装が構成されている。
ここで、背面側とはY方向におけるマイナス側であるが、本実施形態の画像形成装置1においては、排出口15からシートPが排出される排出方向における上流側、またはカセット4からシートPが給送される給送方向における下流側に対応する。または図1に記載されたボタンやオペレーションパネルを備えたユーザインタフェース部300が設けられた方面を正面側とし、背面側はその反対側とも表現することができる。即ち、上記ユーザインタフェース部300をユーザが操作する際に向かい合う側を正面側とし、その反対側を背面側と表現することができる。
本実施の形態において、外装カバー71は、固定された固定カバーであり、装置本体2の前面の一部、側面を覆っている。また、外装カバー71は、装置本体2の上面も覆うように構成されており、この上面部分は定着部9の上方に位置している。
背面カバー73は、装置本体2の背面を覆うように構成されており、カバー係合部としてのヒンジ部73dを中心に回動して開閉可能な開閉カバーとなっている。このため、背面カバー73の外側面に設けられた把持部73cを掴んで開閉操作することにより、背面カバー73は、図4(a)に示す閉位置と、図4(b)に示す開位置との間で開閉することができるようになっている。
また、背面カバー73の内面には、図4(b)に示すように、シートPを案内するための搬送リブ73g(第1搬送ガイド)が複数設けられている。この搬送リブ73gは、プロセスユニット40の転写部7の背面側に形成された搬送リブ7bと共に両面搬送路16の外側面を形成している。このため、背面カバー73が開放されると、両面搬送路16が開放され、両面搬送路16にてジャムしたシートを除去できるようになる。また、背面カバー73が開放されると、上記プロセスユニット40の背面側及び定着部9の背面側が露出する。そして、本実施の形態に係る画像形成装置1では、背面カバー73が開放された状態で、背面側から上記プロセスユニット40や、定着部9の取り外しができるようになっている。
このように、本実施例の構成においては、画像形成装置1の背面側からまとめてユーザやサービスマンがメンテナンス作業を行えるように構成することで、画像形成装置1の正面側のスペースに回路基板100を配置することができる。
また、外装カバー71の内面には、図4(b)に示すように、シートPを案内するための搬送リブ901(第2搬送ガイド)が複数設けられている。搬送リブ901は上述した搬送リブ73gと同様に、両面搬送路16の一部を形成している。搬送リブ901は外装カバー71と一体となって形成されていてもよいし、後述する実施例2に記載するように別部材であってもよい。
なお、不図示のリンクにより、背面カバー73の開閉に連動して定着部9の加圧ローラ9bの加熱ローラ9aに対する当接離間動作を行っている。そのため、両面搬送路16を開放させる際には定着部9の加圧ローラ9bは離間状態となっており、加熱ローラ9aに対する接圧は解除されている。
ついで、外装カバー71と背面カバー73との間の相対位置関係を位置決めする位置決めを行う位置決め部500について説明をする。位置決め部500は、背面カバー73の回動方向(Y方向)における位置決めを行う第1位置決め部73a,71aと、背面カバー73と外装カバー71との上下方向における相対位置を位置決めする第2位置決め部73f,71fと、を備えている。
第1位置決め部73a,71aは、背面カバー73の上端部において、X方向両端付近およびX方向中央付近の計3か所に設けられた係合部(第3係合部)73aを備えている。また、この背面カバー73側の係合部73aに対応して外装カバー71の上部に設けられた係合部(第4係合部)71aを備えている。
これら係合部73a,71aは、図5(b)に示す開位置から図5(a)に示す閉位置に背面カバー73が回動すると係合するように構成されている。より詳しくは、図7(a)に示すように、係合部73aは、背面カバー73の内面から装置本体2の内側に向けて突出した突出部であり、支持部73a1と、立設部73a2と、爪部73a3と、を備えている。
支持部73a1は、背面カバー73の内面から突出しており、支持部73a1の略中央部において上方に立設する立設部73a2を支持している。立設部73a2の上端からは、装置本体2の内側に向けて伸びる爪部73a3が延びており、爪部73a3の先端には、外装カバー71側の係合部71aと係合する係合爪73a31が設けられている。
係合爪73a31の先端部は先端に向かうにつれて先細りになっており、背面カバー73が開位置から閉位置に向かって回動すると、この先端部が、外装カバー71側の係合部71aの外面側の斜面71a1に当接する。そして、この状態から更に背面カバー73が回動すると、爪部73a3等の弾性によって係合部73aがたわみ、上記係合爪73a31の先端部が外装カバー71側の係合部71aを乗り越える。
係合爪73a31の後端側には先端部とは逆方向に傾斜(外方に向かって下り傾斜)した傾斜面73a32が設けられている。このため、係合爪73a31の先端部が外装カバー71側の係合部71aを乗り越えると、この傾斜面73a32の傾斜に沿って背面カバー73が機体の内側へと引き込まれる。そして、傾斜面73a32が外面側の斜面71a1とは逆方向に傾斜した係合部71aの内方側の傾斜面71a2と係合することによって、背面カバー73が閉位置に保持されると共に回動方向(Y軸方向)の位置決めが行われる。
第2位置決め部73f,71fは、背面カバー73のX方向中央付近の係合部73a近傍において計2か所設けられた係合部(第1係合部)73fを備えている。また、この背面カバー73側の係合部73fに対応して外装カバー71の上部に設けられた係合部(第2係合部)71fを備えている。
これら係合部73a,71aは、図6(b)に示す開位置から図6(a)に示す閉位置に背面カバー73が回動すると係合するように構成されている。より詳しくは、図7(b)に示すように、係合部73fは、背面カバー73の内面から装置本体2の内側に向けて突出した突出部であり、上下方向に所定の間隙を存して設けられた一対の突起73f1,73f2を備えている。
これら一対の突起73f1,73f2の内、上方側の突起73f1が背面カバー73と外装カバー71との相対位置関係における上方側の規制位置を規定する第1規制部となっている。また、下方側の突起73f2が背面カバー73と外装カバー71との相対位置関係における下方側の規制位置を規定する第2規制部となっている。
外装カバー71側の係合部71fは、上記第1及び第2突起73f1,73f2の間の係合溝73f3に係合する爪部であり、外装カバー上面の内側面から下方に突出し、その下端部に上記係合溝73f3と係合する係合爪71f1が形成されている。
このため、背面カバー73が開位置から閉位置に向けて回動すると、係合溝73f3が係合爪71f1へと近づいて行く。このとき、背面カバー73に対して外装カバー71が上方にずれている場合、第1突起73f1と係合爪71f1とが衝突し、下方にずれている場合、第2突起73f2と係合爪71f1とが衝突する。そして、背面カバー73の回動が進むにつれ、係合爪71f1が係合溝73f3に進入するように背面カバー73と外装カバー71との相対位置関係が位置合わせされる。背面カバー73が開位置となるまでにこれら背面カバー73と外装カバー71とが上下方向に位置合わせされる。
このように、本実施の形態では、位置決め部500によって背面カバー73と外装カバー71との相対位置を位置決めしている。特に、係合部73f,71fによって背面カバー73と外装カバー71との上下方向(Z方向)の相対位置を位置決めしている。このため、閉状態の背面カバー73の上縁73tと外装カバー71との境界部において、これら背面カバー73と外装カバー71の間の隙間の管理が容易になり、当該隙間を出来得る限り小さくすることができる。即ち、高い精度にて背面カバー73と固定カバーと外装カバー71との境界部を形成することができる。また外装カバー71の成型上の反りや、定着ヒータ9cの熱等による変形を背面カバー73によって矯正することができる。これにより外装カバー71単体としての耐熱剛性を確保する必要がなく、本体としての小型化やコストダウンを図ることができる。
また、背面カバー73が閉じられると、搬送リブ73gと搬送リブ901は接続し、ともにシートPを案内するガイドとして機能する。本実施の形態では、背面カバー73と外装カバー71の間の隙間を小さくするだけでなく、背面カバー73が閉じられた時の搬送リブ73gと搬送リブ901の位置決めを高精度に行うことが可能となる。これにより、両面搬送路16におけるシートPの搬送性を向上させることができるという効果もある。
<第2の実施の形態>
ついで、第2の実施の形態について説明をする。なお、上述した第1の実施の形態では、係合部71a,71fが外装カバー71に対して一体形成されていたが、本実施形態では、搬送リブ保持部に形成されている点で上述した第1の実施の形態と異なっている。このため、以下の説明では、第1の実施の形態と異なる点についてのみ説明をし、その他の構成については、その説明を省略する。
ついで、第2の実施の形態について説明をする。なお、上述した第1の実施の形態では、係合部71a,71fが外装カバー71に対して一体形成されていたが、本実施形態では、搬送リブ保持部に形成されている点で上述した第1の実施の形態と異なっている。このため、以下の説明では、第1の実施の形態と異なる点についてのみ説明をし、その他の構成については、その説明を省略する。
図8は外装カバー71及び搬送リブ保持部90の斜視図であり、図9は外装カバー71及び搬送リブ保持部90の断面図である。図8(a)に示すように、外装カバー71の上面部71Uは、カバー本体711と、このカバー本体711と別体に形成され、カバー本体711に取り付けられる搬送リブ保持部90と、を備えている。
より詳しくは、図8(a)及び図9(a),(b)に示すように、カバー本体711の内面には、搬送リブ保持部90が取り付けられる第1取り付け爪(搬送リブ保持部位置決め)71dが設けられている。搬送リブ保持部90には、上記カバー本体711の第1取り付け爪71dが係合する係合穴90cが形成されており、上記第1取り付け爪71dが係合穴90cに係合することによって搬送リブ保持部90がZ方向およびX方向に固定さされている。
また、搬送リブ保持部90には、第2取り付け爪90dが設けられている。この第2取り付け爪90dは、外装カバー71に設けられたリブ71cに本体Z方向においてオーバーラップしており、これにより、搬送リブ保持部90は外装カバー71に対してY方向が固定される。
更に、搬送リブ保持部90は、背面カバー73の搬送リブ73gよりもシート搬送方向上流側にて両面搬送路(シート搬送路)16を形成する搬送リブ(第2搬送ガイド)901を備えている。また、図8(b)に示すように、搬送リブの中央部及び両端部の3箇所には、上述した第1位置決め部を形成する外装カバー71側の係合部71aが設けられている。更に、中央付近の係合部73a近傍の計2箇所には、上述した第2位置決め部を形成する外装カバー71側の係合部71fが設けられている。
このように、第1位置決め部を形成する外装カバー71側の係合部71a及び第2位置決め部を形成する外装カバー71側の係合部71fのいずれにしても、カバーと一体成型では無く、搬送リブ保持部90のような別体の部材に形成して取り付けることができる。
上述した実施の形態においては、第2位置決め部73f,71fをX方向における中央部に配置していた。これは外装カバー71のX方向における中央部が特に定着ヒータ9cの熱による影響を受けやすいためである。つまり、背面側から画像形成装置1を見たとき(Y方向におけるマイナス側からプラス側に向かって見たとき)、外装カバー71は熱の影響を受けて凸形状に変形することがある。そのため、第2位置決め部73f,71fをX方向における中央部に配置することで、このような変形が発生した場合であっても、外装カバー71と背面カバー73の隙間ができる限り小さくなるように構成している。
第1位置決め部73a,71aは、少なくともX方向両端の位置には設ける必要があり、上述した通り第2位置決め部73f,71fをX方向における中央部に配置される。つまり、第2位置決め部73f,71fはX方向において複数の第1位置決め部73a,71aによって挟まれる位置に設けられる。また、別の言い方をすれば、背面カバー73の回動軸線方向において背面カバー73の複数箇所に第3係合部73aが設けられている。また、背面カバー73の回動軸線方向において固定カバー71の複数箇所に第4係合部71aが設けられている。そして、第1係合部73fは、背面カバー73の回動軸線方向において、複数の第3係合部73aの間に配設されている。また、第2係合部71fは、背面カバー73の回動軸線方向において、複数の第4係合部71aの間に配設されている。
なお、上述した実施の形態では、係合部73a,73fは一体成形により、背面カバー73に設けられているが、必ずしもこれに限らず、背面カバー73のカバー本体に対して取り付けられる部材に対して形成されても良い。
また、第1及び第2係合部73f,71f、第3及び第4係合部73a,71aの形状は、上述した実施形態と逆の関係となるように構成されていても良い。例えば、第1及び第2規制部を外装カバー71側に形成し、係合爪を背面カバー73側に形成しても良い。即ち、背面カバー73と外装カバー71との一方に第1及び第2規制部が形成され、背面カバー73と外装カバー71との他方に係合爪が形成されれば良い。
また、上述した実施の形態では、一対の突起73f1,73f2によって、第1及び第2規制部を形成したが、これに限らず、例えば、係合爪71fが貫入する穴の上端部及び下端部等によってこれら第1及び第2規制部を形成しても良い。更に、上述した実施の形態に係る発明は、電子写真方式の画像形成装置に関わらず、例えば、インクジェット方式の画像形成装置など、開閉カバーを有するどのようなタイプの画像形成装置に対しても適用することができる。
(構成1)
装置本体と、
前記装置本体の内部に設けられ、シートに画像を形成するように構成された画像形成部と、
前記装置本体の外装の一部を構成し、前記装置本体に対して開閉可能な開閉カバーと、
前記開閉カバーと共に前記装置本体の外装を構成し、閉状態の前記開閉カバーの鉛直方向における上縁との間で境界部を形成するように固定された固定カバーと、
前記開閉カバーに設けられた第1係合部と、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1係合部と係合するように構成された第2係合部と、を有する位置決め部と、
前記開閉カバーに設けられ、シートを案内するように構成された第1搬送ガイドと、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1搬送ガイドとともにシートを案内するように構成された第2搬送ガイドと、を備え、
前記第1及び第2係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーと前記固定カバーとの上下方向の位置決めと、前記第1搬送ガイドと前記第2搬送ガイドの位置決めと、が行われるように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
装置本体と、
前記装置本体の内部に設けられ、シートに画像を形成するように構成された画像形成部と、
前記装置本体の外装の一部を構成し、前記装置本体に対して開閉可能な開閉カバーと、
前記開閉カバーと共に前記装置本体の外装を構成し、閉状態の前記開閉カバーの鉛直方向における上縁との間で境界部を形成するように固定された固定カバーと、
前記開閉カバーに設けられた第1係合部と、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1係合部と係合するように構成された第2係合部と、を有する位置決め部と、
前記開閉カバーに設けられ、シートを案内するように構成された第1搬送ガイドと、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1搬送ガイドとともにシートを案内するように構成された第2搬送ガイドと、を備え、
前記第1及び第2係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーと前記固定カバーとの上下方向の位置決めと、前記第1搬送ガイドと前記第2搬送ガイドの位置決めと、が行われるように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成2)
前記開閉カバーは、前記装置本体の背面を覆うカバーである、
ことを特徴とする構成1記載の画像形成装置。
前記開閉カバーは、前記装置本体の背面を覆うカバーである、
ことを特徴とする構成1記載の画像形成装置。
(構成3)
前記固定カバーは、前記装置本体の上面を覆うカバーである、
ことを特徴とする構成1又は2記載の画像形成装置。
前記固定カバーは、前記装置本体の上面を覆うカバーである、
ことを特徴とする構成1又は2記載の画像形成装置。
(構成4)
前記シートに形成された画像を加熱加圧して定着させる定着部を備え、
前記固定カバーは、前記定着部の上方に位置している、
ことを特徴とする構成1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
前記シートに形成された画像を加熱加圧して定着させる定着部を備え、
前記固定カバーは、前記定着部の上方に位置している、
ことを特徴とする構成1乃至3のいずれか1項記載の画像形成装置。
(構成5)
前記第1係合部及び第2係合部の一方は、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における上方側の規制位置を規定する第1規制部と、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における下方側の規制位置を規定する第2規制部と、を備え、
前記第1係合部及び第2係合部の他方は、前記第1規制部及び第2規制部との間に係合する係合爪を備えている、
ことを特徴とする構成1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
前記第1係合部及び第2係合部の一方は、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における上方側の規制位置を規定する第1規制部と、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における下方側の規制位置を規定する第2規制部と、を備え、
前記第1係合部及び第2係合部の他方は、前記第1規制部及び第2規制部との間に係合する係合爪を備えている、
ことを特徴とする構成1乃至4のいずれか1項記載の画像形成装置。
(構成6)
前記第2係合部は、前記固定カバーに一体形成されている、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
前記第2係合部は、前記固定カバーに一体形成されている、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
(構成7)
前記固定カバーは、カバー本体と、前記カバー本体とは別体に設けられ、前記カバー本体に取り付けられる搬送リブ保持部と、を有し、
前記搬送リブ保持部は、
前記第2搬送ガイドと、
前記第2係合部と、
を有している、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
前記固定カバーは、カバー本体と、前記カバー本体とは別体に設けられ、前記カバー本体に取り付けられる搬送リブ保持部と、を有し、
前記搬送リブ保持部は、
前記第2搬送ガイドと、
前記第2係合部と、
を有している、
ことを特徴とする構成1乃至5のいずれか1項記載の画像形成装置。
(構成8)
前記位置決め部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記開閉カバーの複数箇所に設けられた第3係合部と、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記固定カバーの複数箇所に設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第3係合部と係合する第4係合部と、を備え、
前記第3及び第4係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーの回動方向の位置決めが行われるように構成され、
前記第1係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第3係合部の間に配設され、
前記第2係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第4係合部の間に配設されている、
ことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項記載の画像形成装置。
前記位置決め部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記開閉カバーの複数箇所に設けられた第3係合部と、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記固定カバーの複数箇所に設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第3係合部と係合する第4係合部と、を備え、
前記第3及び第4係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーの回動方向の位置決めが行われるように構成され、
前記第1係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第3係合部の間に配設され、
前記第2係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第4係合部の間に配設されている、
ことを特徴とする構成1乃至7のいずれか1項記載の画像形成装置。
1・・・画像形成装置/2・・・装置本体/20・・・画像形成部/71・・・固定カバー(外装カバー)/71f・・・第2係合部/73・・・開閉カバー(背面カバー)/73f・・・第1係合部/500・・・位置決め部
Claims (8)
- 装置本体と、
前記装置本体の内部に設けられ、シートに画像を形成するように構成された画像形成部と、
前記装置本体の外装の一部を構成し、前記装置本体に対して開閉可能な開閉カバーと、
前記開閉カバーと共に前記装置本体の外装を構成し、閉状態の前記開閉カバーの鉛直方向における上縁との間で境界部を形成するように固定された固定カバーと、
前記開閉カバーに設けられた第1係合部と、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1係合部と係合するように構成された第2係合部と、を有する位置決め部と、
前記開閉カバーに設けられ、シートを案内するように構成された第1搬送ガイドと、前記固定カバーに設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第1搬送ガイドとともにシートを案内するように構成された第2搬送ガイドと、を備え、
前記第1及び第2係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーと前記固定カバーとの上下方向の位置決めと、前記第1搬送ガイドと前記第2搬送ガイドの位置決めと、が行われるように構成されている、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記開閉カバーは、前記装置本体の背面を覆うカバーである、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記固定カバーは、前記装置本体の上面を覆うカバーである、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記シートに形成された画像を加熱加圧して定着させる定着部を備え、
前記固定カバーは、前記定着部の上方に位置している、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記第1係合部及び第2係合部の一方は、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における上方側の規制位置を規定する第1規制部と、前記開閉カバーと前記固定カバーの相対位置関係における下方側の規制位置を規定する第2規制部と、を備え、
前記第1係合部及び第2係合部の他方は、前記第1規制部及び第2規制部との間に係合する係合爪を備えている、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記第2係合部は、前記固定カバーに一体形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。 - 前記固定カバーは、カバー本体と、前記カバー本体とは別体に設けられ、前記カバー本体に取り付けられる搬送リブ保持部と、を有し、
前記搬送リブ保持部は、
前記第2搬送ガイドと、
前記第2係合部と、
を有している、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記位置決め部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記開閉カバーの複数箇所に設けられた第3係合部と、前記開閉カバーの回動軸線方向において前記固定カバーの複数箇所に設けられ、前記開閉カバーが閉状態の際に前記第3係合部と係合する第4係合部と、を備え、
前記第3及び第4係合部は、互いに係合することによって、前記開閉カバーの回動方向の位置決めが行われるように構成され、
前記第1係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第3係合部の間に配設され、
前記第2係合部は、前記開閉カバーの回動軸線方向において、複数の前記第4係合部の間に配設されている、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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