JP2023083822A - アンテナ装置 - Google Patents

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圭史 小坂
Keiji Kosaka
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Abstract

【課題】水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置を提供すること。【解決手段】アンテナ装置10は、複数の第1アンテナ32と複数の第2アンテナ52とからなる複数のアンテナ12を備えている。第1アンテナ32は、第1直線42に沿って配置された2つの第1所定アンテナ32Pを含んでいる。2つの第1所定アンテナ32Pの長手方向は、互いに交差しており、これにより、水平面(XY平面)が規定されている。第1アンテナ32の夫々は、水平面と平行な水平偏波を放射する。第2アンテナ52の夫々は、水平面と直交する垂直偏波を放射する。第2アンテナ52は、第2直線62に沿って配置された2つの第2所定アンテナ52Pを含んでいる。第1直線42及び第2直線62を水平面に投影したとき、第1直線42と第2直線62とは互いに交差している。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のアンテナを備えるアンテナ装置に関する。
このタイプのアンテナ装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
図14に示されるように、特許文献1には、複数のダイポールアンテナ92を備えるアンテナ装置90が開示されている。ダイポールアンテナ92は、複数のアンテナ群94及び複数のアンテナ群96に分けられて水平面91上に配置されている。即ち、アンテナ装置90は、アンテナ群94とアンテナ群96とを備えている。
図14のダイポールアンテナ92の配置から理解されるように、ダイポールアンテナ92の夫々は、電界が水平面91と平行に振動する偏波に対応している。特に、アンテナ群96のダイポールアンテナ92は、電界が図14の横方向に振動する第1の水平偏波(特許文献1によれば水平偏波)に対応している。一方、アンテナ群94のダイポールアンテナ92は、電界が図14の縦方向に振動する第2の水平偏波(特許文献1によれば垂直偏波)に対応している。アンテナ群94及びアンテナ群96は、交互に配置されている。この配置により、第1の水平偏波と第2の水平偏波との間の干渉を低減でき、これにより、良好なアイソレーション特性が得られる。即ち、特許文献1の技術によれば、水平面と平行かつ互いに直交する2方向における2つの水平偏波を送受信するアンテナ装置90において、良好なアイソレーション特性が得られる。
特開平6-260835号公報
電界が水平面と平行な方向に振動する水平偏波および電界が水平面と直交する方向に振動する垂直偏波の2つの偏波を送受信するアンテナ装置についても、アイソレーション特性の向上が求められている。
そこで、本発明は、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1のアンテナ装置として、
複数のアンテナを備えるアンテナ装置であって、
前記アンテナは、第1アレイを形成する複数の第1アンテナと、第2アレイを形成する複数の第2アンテナとからなり、
前記第1アンテナは、2つの第1所定アンテナを含んでおり、
前記第1所定アンテナのうちの一方の長手方向は、前記第1所定アンテナのうちの他方の長手方向と交差しており、これにより、水平面が規定されており、
前記第1アンテナの夫々は、前記水平面と平行な水平偏波を主として放射し、
前記第2アンテナの夫々は、前記水平面と直交する垂直偏波を主として放射し、
前記第2アンテナは、2つの第2所定アンテナを含んでおり、
前記2つの第1所定アンテナは、第1直線に沿って配置されており、
前記2つの第2所定アンテナは、第2直線に沿って配置されており、
前記第1直線及び前記第2直線を前記水平面と直交する方向に沿って前記水平面に投影したとき、前記第1直線と前記第2直線とは互いに交差している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第2のアンテナ装置として、第1のアンテナ装置であって、
前記2つの第1所定アンテナのうちの一方は、前記第2直線と直交し且つ前記水平面と平行な方向に沿って見たとき、前記2つの第2所定アンテナの間に位置しており、
前記2つの第2所定アンテナのうちの一方は、前記第1直線と直交し且つ前記水平面と平行な方向に沿って見たとき、前記2つの第1所定アンテナの間に位置している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第3のアンテナ装置として、第1又は第2のアンテナ装置であって、
前記2つの第1所定アンテナ及び前記2つの第2所定アンテナを前記水平面と直交する方向に沿って見たとき、前記2つの第1所定アンテナは、前記2つの第2所定アンテナのうちの一方を中心とし、前記2つの第2所定アンテナのうちの他方を円周上に配置した仮想円内に位置している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第4のアンテナ装置として、第1から第3までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記第1アレイにおいて互いに隣接する2つの前記第1アンテナは、互いに異なる姿勢を取るように配置されており、
前記第2アレイにおいて互いに隣接する2つの前記第2アンテナは、互いに異なる姿勢を取るように配置されている
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第5のアンテナ装置として、第1から第4までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、反射板を備えており、
前記反射板は、前記水平面に沿って配置されており、
前記第2アンテナの夫々は、前記水平面と直交する方向において、少なくとも部分的に前記第1アレイと前記反射板との間に位置している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第6のアンテナ装置として、第1から第5までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記アンテナ装置は、シールド板を備えており、
前記シールド板は、前記第1アンテナの夫々と、前記第1アンテナに近接する前記第2アンテナとの間に位置している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第7のアンテナ装置として、第1から第6までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの少なくとも一方は、前記水平面と平行な平面上に配置された少なくとも3つの前記アンテナを含んでいる
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第8のアンテナ装置として、第1から第7までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記第1アンテナは、前記水平面と平行な平面上に配置されており、
前記第2アンテナは、前記水平面と平行な平面上に配置されている
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第9のアンテナ装置として、第1から第8までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの一方を形成する前記アンテナの夫々は、前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの他方を形成する前記アンテナのうちのいずれか2つの互いに隣接する前記アンテナの間に位置している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第10のアンテナ装置として、第1から第9までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記2つの第1所定アンテナのうちの一方の長手方向に沿った所定直線は、前記2つの第1所定アンテナのうちの他方と交差している
アンテナ装置を提供する。
本発明は、第11のアンテナ装置として、第1から第10までのいずれかのアンテナ装置であって、
前記第1アンテナの数は4であり、
前記第1アンテナは、前記水平面と平行な平面上の仮想的な第1矩形の四隅に夫々配置されており、
前記第2アンテナの数は4であり、
前記第2アンテナは、前記水平面と平行な平面上の仮想的な第2矩形の四隅に夫々配置されており、
前記第1矩形の4つの辺の夫々が延びる方向は、前記第2矩形の4つの辺のうちの2辺に比べて近くに位置する他の2辺が延びる方向と夫々交差している
アンテナ装置を提供する。
本発明によれば、水平偏波を放射する2つの第1アンテナを結ぶ第1直線と、垂直偏波を放射する2つの第2アンテナを結ぶ第2直線とを水平面と直交する方向に沿って水平面に投影したとき、第1直線と第2直線とは互いに交差している。このように、水平偏波を放射する2つのアンテナを、垂直偏波を放射する2つのアンテナと交差するように配置することで、アンテナの夫々が、他のアンテナから放射される電波を受信することを抑制できる。この結果、2つのアンテナの間の電波干渉(電磁結合)を低減でき、良好なアイソレーション特性が得られる。即ち、本発明によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置を提供できる。
本発明の実施の形態によるアンテナ装置を示す斜視図である。アンテナの形状を模式的に描画している。 図1のアンテナ装置を示す平面図である。 図2のアンテナ装置のアンテナの配置を示す平面図である。 図1のアンテナ装置を示す前面図である。 図4のアンテナ装置の変形例を示す側面図である。 図4のアンテナ装置の別の変形例を示す前面図である。 図1の第1アンテナの変形例を示す斜視図である。 図1の第2アンテナの変形例を示す斜視図である。 図1のアンテナ装置の変形例を示す斜視図である。第1アンテナ及び第2アンテナは輪郭を破線で描画している。 図9のアンテナ装置を示す平面図である。支持部材を描画していない。 図9のアンテナ装置の変形例を示す斜視図である。 図9のアンテナ装置の別の変形例を示す平面図である。支持部材を描画していない。 図9のアンテナ装置の更に別の変形例を示す平面図である。支持部材を描画していない。 特許文献1のアンテナ装置を示す平面図である。
図1、図2及び図4を参照すると、本発明の実施の形態によるアンテナ装置10は、複数のアンテナ12と、絶縁体からなる支持部材80とを備えている。本実施の形態のアンテナ装置10は、例えば、無線LAN機器のような無線通信機器(図示せず)に組み込んで使用される。
本実施の形態のアンテナ装置10は、アンテナ12及び支持部材80のみを備えている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、アンテナ装置10は、アンテナ12及び支持部材80に加えて、更に別の部材を備えていてもよい。また、支持部材80は、必要に応じて設ければよい。
図1に示されるように、本実施の形態の支持部材80は、基部82と、突出部84とを有している。基部82及び突出部84の夫々は、前後方向及び左右方向によって規定される水平面(XY平面)において矩形形状を有している。突出部84は、基部82の水平面における中間部に位置しており、水平面と直交する上下方向において基部82から上方に突出している。
本実施の形態の前後方向は、X方向である。本実施の形態において、前方は+X方向であり、後方は-X方向である。本実施の形態の左右方向は、Y方向である。本実施の形態において、右方は+Y方向であり、左方は-Y方向である。本実施の形態の上下方向は、Z方向である。本実施の形態において、上方は+Z方向であり、下方は-Z方向である。
突出部84は、第1支持部86を有している。第1支持部86は、突出部84の上面である。基部82は、第2支持部88を有している。第2支持部88は、基部82の上面である。本実施の形態の第1支持部86及び第2支持部88の夫々は、水平面と平行な凹凸のない平面である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1支持部86及び第2支持部88の夫々には、凹凸が形成されていてもよい。第1支持部86及び第2支持部88の夫々は、段差を有する平面であってもよく、段差を有する斜面であってもよい。また、第1支持部86及び第2支持部88の夫々は、全体として水平面と平行な曲面であってもよい。
本実施の形態のアンテナ12は、互いに同じ線形状を有している。より具体的には、アンテナ12の夫々は、ダイポールアンテナである。アンテナ12の夫々は、給電部122を有している。アンテナ12の夫々の給電部122は、給電線(図示せず)を介して送受信部(図示せず)に接続されている。アンテナ12の夫々は、給電線を経由して送受信部から給電された信号に基づいて電波を発信するとともに、受信した電波に基づく信号を、給電線を経由して送受信部に伝送する。
上述したように、本実施の形態のアンテナ12の夫々は、線形状を有する1本の棒状のダイポールアンテナである。但し、本発明は、これに限られない。例えば、アンテナ12の夫々は、線形状を有する逆Lアンテナであってもよく、線形状を有する逆Fアンテナであってもよい。アンテナ12の夫々は、複数の棒状の部位を有するマルチポールアンテナであってもよい。また、アンテナ12の夫々は、面形状を有するパッチアンテナであってもよく、平面型逆Fアンテナであってもよい。
アンテナ12は、第1アレイ30を形成する複数の第1アンテナ32と、第2アレイ50を形成する複数の第2アンテナ52とからなる。換言すれば、全ての第1アンテナ32は、第1アレイ30を形成しており、全ての第2アンテナ52は、第2アレイ50を形成している。本実施の形態の第1アレイ30は、4つの第1アンテナ32を含んでいる。本実施の形態の第2アレイ50は、4つの第2アンテナ52を含んでいる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アレイ30は、2以上の第1アンテナ32を含んでいればよい。第2アレイ50は、2以上の第2アンテナ52を含んでいればよい。即ち、第1アンテナ32の数は2であってもよく、第2アンテナ52の数は2であってもよい。第1アンテナ32の数は5以上であってもよく、第2アンテナ52の数は5以上であってもよい。
図1、図2及び図4を参照すると、本実施の形態の第1アレイ30は、支持部材80の第1支持部86に配置されている。より具体的には、第1アンテナ32の夫々は、第1支持部86の上に位置しており、第1支持部86に沿って延びている。即ち、第1アンテナ32の夫々の長手方向は、水平面と平行に延びている。図2を参照すると、このように配置された第1アンテナ32の夫々は、電界EFが水平面と平行な方向に振動する水平偏波を送受信可能である。換言すれば、第1アンテナ32の夫々は、水平面と平行な水平偏波を主として放射する。
図1、図2及び図4を参照すると、本実施の形態の第2アレイ50は、支持部材80の第2支持部88に配置されている。より具体的には、第2アンテナ52の夫々は、第2支持部88の上に位置しており、第2支持部88から上方に向かって延びている。即ち、第2アンテナ52の夫々の長手方向は、上下方向に沿って延びている。図4を参照すると、このように配置された第2アンテナ52の夫々は、電界EFが水平面と直交する方向に振動する垂直偏波を送受信可能である。換言すれば、第2アンテナ52の夫々は、水平面と直交する垂直偏波を主として放射する。
本実施の形態のアンテナ12の夫々は、線形状を有しているため、長手方向はアンテナ12が延びる方向である。一方、アンテナ12の夫々が複数の棒状の部位を有している場合や面形状を有している場合、アンテナ12に外接する仮想的な矩形の長辺が延びる方向を長手方向と規定してもよい。
図1及び図4を参照すると、本実施の形態の第1アンテナ32の夫々は、1つの第1支持部86によって支持されており、これにより、水平面と平行な共通の平面上に位置している。また、本実施の形態の第2アンテナ52の夫々は、1つの第2支持部88によって支持されており、これにより、第2アンテナ52の夫々の下端は、水平面と平行な共通の平面上に位置している。
但し、本発明は、本実施の形態に限られない。例えば、第1アンテナ32は、互いに異なる支持部によって夫々支持されていてもよく、第2アンテナ52は、互いに異なる支持部によって夫々支持されていてもよい。より具体的には、第1アンテナ32及び第2アンテナ52は、単一の支持部材80に代えて、互いに別体の8つの支持部材によって夫々支持されていてもよい。第1アンテナ32は、上下方向において互いに異なる位置にあってもよい。第2アンテナ52の下端は、上下方向において互いに異なる位置にあってもよい。
図1、図2及び図4を参照すると、第1アンテナ32は、2つの第1所定アンテナ32Pを含んでいる。第1所定アンテナ32Pのうちの一方の長手方向は、第1所定アンテナ32Pのうちの他方の長手方向と交差しており、これにより、水平面が規定されている。
詳しくは、本実施の形態の2つの第1所定アンテナ32Pを長手方向に沿って夫々延ばすと、水平面と平行な共通の平面において互いに直交する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、2つの第1所定アンテナ32Pを長手方向に沿って夫々延ばしたとき、水平面と平行な共通の平面において互いに斜交してもよい。2つの第1所定アンテナ32Pの上下方向における位置は、互いに異なっていてもよい。即ち、2つの第1所定アンテナ32Pは、互いにねじれの位置にあってもよい。また、2つの第1所定アンテナ32Pの長手方向は、本実施の形態の水平面と交差する平面(所定面)において互いに交差してもよい。この場合、本実施の形態の水平面に代えて、この所定面を水平面と規定すればよい。
第2アンテナ52は、2つの第2所定アンテナ52Pを含んでいる。本実施の形態の2つの第2所定アンテナ52Pの長手方向は、上下方向に沿って互いに平行に延びている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、2つの第2所定アンテナ52Pの長手方向は、水平面に沿って見たときに互いに交差していてもよい。
図1及び図2を参照すると、2つの第1所定アンテナ32Pは、第1直線42に沿って配置されている。2つの第2所定アンテナ52Pは、第2直線62に沿って配置されている。本実施の形態の第1直線42は、2つの第1所定アンテナ32Pの給電部122を通過して延びている。本実施の形態の第2直線62は、2つの第2所定アンテナ52Pの給電部122を通過して延びている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32の夫々が、複数の棒状の部位を有している場合や面形状を有している場合、2つの第1所定アンテナ32Pを上下方向に沿って水平面に投影した図形の夫々の重心を通過する直線を第1直線42と規定してもよい。同様に、2つの第2所定アンテナ52Pを上下方向に沿って水平面に投影した投影図の夫々の重心を通過する直線を第2直線62と規定してもよい。
本実施の形態の第1直線42及び第2直線62の夫々は、水平面と平行に延びている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1直線42及び第2直線62の夫々は、水平面と交差していてもよい。
図2を参照すると、第1直線42及び第2直線62を水平面と直交する上下方向に沿って水平面に投影したとき、第1直線42と第2直線62とは互いに交差している。即ち、水平偏波を放射する2つの第1アンテナ32を結ぶ第1直線42と、垂直偏波を放射する2つの第2アンテナ52を結ぶ第2直線62とを水平面と直交する方向に沿って水平面に投影したとき、第1直線42と第2直線62とは互いに交差している。
上述のように、水平偏波を放射する2つのアンテナ12(2つの第1所定アンテナ32P)は、長手方向が互いに交差するように配置されている。加えて、水平偏波を放射する2つの第1所定アンテナ32Pは、垂直偏波を放射する2つのアンテナ12(2つの第2所定アンテナ52P)と交差するように配置されている。以下、上述の配置を「交差配置」という。
上述した交差配置によれば、水平偏波を放射する2つの第1アンテナ32の間の電波干渉(電磁結合)を低減できる。加えて、水平偏波を放射する第1アンテナ32と垂直偏波を放射する第2アンテナ52との間の電波干渉を低減できる。この結果、良好なアイソレーション特性が得られる。上述したように、本実施の形態のアンテナ装置10は、水平偏波間のアイソレーション特性、及び、水平偏波と垂直偏波との間のアイソレーション特性を向上できる。即ち、本実施の形態によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置10を提供できる。
本実施の形態によれば、互いに隣接する全ての2つの第1アンテナ32は、互いに隣接するいずれか2つの第2アンテナ52に対して交差配置されている。換言すれば、互いに隣接する全ての2つの第1アンテナ32を2つの第1所定アンテナ32Pと規定できる。また、第1所定アンテナ32Pに対して交差配置された2つの第2アンテナ52を2つの第2所定アンテナ52Pと規定できる。本実施の形態によれば、より良好なアイソレーション特性が得られる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32のうちの2つのみが、第2アンテナ52のうちの2つのみに対して交差配置されていてもよい。換言すれば、第1アンテナ32のうちの2つのみが第1所定アンテナ32Pであってもよく、第2アンテナ52のうちの2つのみが第2所定アンテナ52Pであってもよい。
図3を参照すると、本実施の形態によれば、2つの第1所定アンテナ32P及び2つの第2所定アンテナ52Pを水平面と直交する上下方向に沿って見たとき、2つの第1所定アンテナ32Pは、2つの第2所定アンテナ52Pのうちの一方を中心とし、2つの第2所定アンテナ52Pのうちの他方を円周上に配置した仮想円20内に位置している。換言すれば、第2所定アンテナ52Pのうちの一方と第1所定アンテナ32Pの夫々との間の距離は、仮想円20の半径CRより小さい。即ち、2つの第1所定アンテナ32Pは、2つの第2所定アンテナ52Pの近くに配置されている(以下、「近接配置」という。)。
本実施の形態の第1所定アンテナ32Pは、第2所定アンテナ52Pに対して交差配置されているため、第2所定アンテナ52Pに近接配置されていても、第1所定アンテナ32Pの偏波と第2所定アンテナ52Pの偏波とが互いに干渉することを防止でき、これにより、アイソレーション特性を向上できる。例えば、無線通信機器(図示せず)の内部に多数のアンテナ12を互いに近くに配置した場合でも、交差配置されているアンテナ12の間の電波干渉を低減できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、2つの第1所定アンテナ32Pは、仮想円20の外に位置していてもよい。
図4を参照すると、本実施の形態の第1アレイ30は、第2アレイ50の上方に位置している。第1アレイ30が上下方向において第2アレイ50から離れているため、水平偏波を放射する第1アンテナ32と垂直偏波を放射する第2アンテナ52との間の電波干渉を更に低減できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アレイ30は、上下方向において第2アレイ50と同じ位置にあってもよい。一方、第1アレイ30は、図4に描画した第1アレイ30より更に上方に位置していてもよく、第2アレイ50の下方に位置していてもよい。
図5を図1と比較しつつより具体的に説明すると、図示したアンテナ装置10Aは、アンテナ装置10の変形例である。アンテナ装置10Aは、支持部材80に代えて支持部材80Aを備えていることを除き、アンテナ装置10と同様な構造を有している。支持部材80Aは、支持部88Aを有している。支持部88Aは、支持部材80Aの上面であり、水平面と平行に延びる平面である。
アンテナ装置10Aは、アンテナ装置10と同じ4つの第1アンテナ32及び4つの第2アンテナ52を備えている。第1アンテナ32及び第2アンテナ52の水平面における配置は、アンテナ装置10と一致している。一方、第1アンテナ32及び第2アンテナ52は、共通の支持部88Aに支持されている。即ち、第1アレイ30は、上下方向において第2アレイ50と同じ位置にある。本変形例によっても、アンテナ装置10と同様にアイソレーション特性を向上できる。
前述した第1所定アンテナ32P及び第2所定アンテナ52Pの近接配置は、別の観点から説明できる。より具体的には、図4を図2と併せて参照すると、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの一方は、第2直線62と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第2所定アンテナ52Pの間に位置している。図5を図2と併せて参照すると、2つの第2所定アンテナ52Pのうちの一方は、第1直線42と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第1所定アンテナ32Pの間に位置している。
本実施の形態の第1所定アンテナ32P及び第2所定アンテナ52Pは、上述のように配置されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第2直線62と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第1所定アンテナ32Pが2つの第2所定アンテナ52Pの間に位置していてもよい。第1直線42と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第2所定アンテナ52Pが2つの第1所定アンテナ32Pの間に位置していてもよい。
図1を参照すると、本実施の形態の4つの第1アンテナ32は、水平面と平行な平面上に配置されている。換言すれば、本実施の形態の第1アレイ30は、水平面と平行な平面上に配置された4つの第1アンテナ32を含んでいる。また、本実施の形態の4つの第2アンテナ52は、水平面と平行な平面上に配置されている。換言すれば、本実施の形態の第2アレイ50は、水平面と平行な平面上に配置された4つの第2アンテナ52を含んでいる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32のうちの3つのみが水平面と平行な共通の平面上に配置されていてもよく、第2アンテナ52のうちの3つのみが水平面と平行な共通の平面上に配置されていてもよい。即ち、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの少なくとも一方は、水平面と平行な平面上に配置された少なくとも3つのアンテナ12を含んでいてもよい。
以下、本実施の形態の第1アンテナ32及び第2アンテナ52のアイソレーション特性を向上するための配置について、更に様々な観点から説明する。
図2を参照すると、本実施の形態の第1アレイ30を形成するアンテナ12(第1アンテナ32)の夫々は、第2アレイ50を形成するアンテナ12(第2アンテナ52)のうちのいずれか2つの互いに隣接するアンテナ12(第2アンテナ52)の間に位置している。例えば、前側の第1アンテナ32は、前側の2つの第2アンテナ52の間に位置している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第2アレイ50を形成する第2アンテナ52の夫々は、第1アレイ30を形成する第1アンテナ32のうちのいずれか2つの互いに隣接する第1アンテナ32の間に位置していてもよい。即ち、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの一方を形成するアンテナ12の夫々は、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの他方を形成するアンテナ12のうちのいずれか2つの互いに隣接するアンテナ12の間に位置していてもよい。
図3を参照すると、本実施の形態によれば、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの一方の長手方向に沿った所定直線48は、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの他方と交差している。但し、本発明は、これに限られず、所定直線48は、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの他方からある程度離れていてもよい。
本実施の形態によれば、第1アンテナ32の数は4であり、第2アンテナ52の数は4である。第1アンテナ32は、水平面と平行な平面上の仮想的な第1矩形44の四隅に夫々配置されている。第2アンテナ52は、水平面と平行な平面上の仮想的な第2矩形64の四隅に夫々配置されている。
本実施の形態によれば、第1矩形44及び第2矩形64を上下方向に沿って見たとき、第1矩形44の水平面における中心位置は、第2矩形64の水平面における中心位置と一致している。また、第1矩形44は、第2矩形64に対して所定の角度で傾いている。第1矩形44の4つの頂点は、第2矩形64の外側にあり、第2矩形64の4つの頂点は、第1矩形44の外側にある。この結果、第1矩形44の4つの辺46の夫々が延びる方向は、第2矩形64の4つの辺66のうちの2辺66に比べて近くに位置する他の2辺66が延びる方向と夫々交差している。特に、本実施の形態によれば、第1矩形44の4つの辺46の夫々は、第2矩形64の4つの辺66のうちの2辺66に比べて近くに位置する他の2辺66と夫々交差している。
本実施の形態の第1アンテナ32及び第2アンテナ52は、上述のように配置されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1矩形44及び第2矩形64を上下方向に沿って見たとき、第1矩形44は、第2矩形64の内側にあってもよく、第2矩形64は、第1矩形44の内側にあってもよい。第1矩形44と第2矩形64とは、互いに部分的に重なっていてもよい。
本実施の形態は、既に説明した変形例に加えて、更に様々に変形可能である。以下、本実施の形態の変形例について説明する。
図6を図4と比較すると、変形例によるアンテナ装置10Bは、アンテナ装置10に設けられていない反射板16Bを備えている。また、アンテナ装置10Bは、アンテナ装置10の第2アンテナ52に代えて、4つの第2アンテナ52Bを備えている。上述の相違点を除き、アンテナ装置10Bは、アンテナ装置10と同じ構造を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、支持部材80は、必要に応じて設ければよい。
図6を参照すると、本変形例の反射板16Bは、金属製の平板である。反射板16Bは、支持部材80の第2支持部88の上に位置している。反射板16Bは、水平面に沿って延びている。即ち、反射板16Bは、水平面と平行に配置されている。
本変形例の第2アンテナ52Bは、互いに同じ線形状を有している。より具体的には、第2アンテナ52Bの夫々は、モノポールアンテナである。第2アンテナ52Bの夫々は、給電部122を有している。給電部122の下端は反射板16Bに接続されている。第2アンテナ52Bの夫々は、反射板16Bの上に配置されており、反射板16Bから上下方向に沿って上方に延びている。即ち、第2アンテナ52Bの夫々の長手方向は、上下方向に沿って延びている。上述のように金属製の反射板16Bの上に配置された第2アンテナ52Bの夫々は、電界EFが水平面と直交する方向に振動する垂直偏波を送受信可能である。換言すれば、第2アンテナ52Bの夫々は、水平面と直交する垂直偏波を主として放射する。
図6を図1とともに参照すると、本変形例の第1アンテナ32及び第2アンテナ52Bは、アンテナ装置10の第1アンテナ32及び第2アンテナ52と同様に配置されている。本変形例によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置10Bを提供できる。
図6を参照すると、本変形例の第2アンテナ52Bの夫々は、水平面と直交する上下方向において、第1アレイ30と反射板16Bとの間に完全に位置している。即ち、本変形例の第2アレイ50は、第1アレイ30に比べて反射板16Bの近くに位置している。この配置により、アイソレーション特性を向上できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、突出部84の上下方向におけるサイズを小さくして、アンテナ装置10Bを低背化してもよい。例えば、第1アレイ30は、反射板16Bの上面と面一な突出部84の上面上に配置されていてもよい。第2アンテナ52Bの夫々は、水平面と直交する方向において、少なくとも部分的に第1アレイ30と反射板16Bとの間に位置していてもよい。
図9を図1と比較すると、別の変形例によるアンテナ装置10Cは、アンテナ装置10と異なる部材を備えている。一方、アンテナ装置10Cは、以下に説明するように、アンテナ装置10と同様の構造を有しており、アンテナ装置10と同様に変形可能である。
図9を参照すると、アンテナ装置10Cは、複数のアンテナ12Cと、金属製の反射板16Cと、絶縁体からなる支持部材80Cとを備えている。反射板16Cは、金属製であればよい。例えば、反射板16Cは、板金やダイカスト等の金属板であってもよい。また、アンテナ装置10Cに図示した反射板16C程度の大きさの基板(図示せず)を設け、この基板のグラウンドを反射板16Cとして使用してもよい。アンテナ12Cは、第1アレイ30を形成する複数の第1アンテナ32Cと、第2アレイ50を形成する複数の第2アンテナ52Cとからなる。反射板16Cは、水平面に沿って延びている。即ち、反射板16Cは、水平面と平行に配置されている。支持部材80Cは、反射板16Cから上方に突出している。支持部材80Cは、水平面と平行に延びる上面を有している。
第1アンテナ32C及び第2アンテナ52Cの夫々は、反射板16Cの上方に配置されている。詳しくは、第2アンテナ52Cの夫々は、反射板16Cの上に直接的に配置されている。一方、第1アンテナ32Cの夫々は、支持部材80Cの上面に配置されている。即ち、第1アンテナ32Cの夫々は、反射板16Cから距離をあけて配置されている。
本変形例のアンテナ装置10Cは、上述の部材を備えている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、反射板16Cは、必要に応じて設ければよい。また、反射板16Cは、第2アンテナ52Cに対応する部位にのみ設けてもよい。
本変形例の第1アンテナ32Cの夫々は、水平面と平行な共通の平面上に位置している。本変形例の第2アンテナ52Cの夫々は、水平面と平行な共通の平面上に位置している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、4つの第1アンテナ32C及び4つの第2アンテナ52Cの上下方向における位置は、互いに異なっていてもよい。第2アンテナ52Cの夫々は、水平面と直交する上下方向において、少なくとも部分的に第1アレイ30と反射板16Cとの間に位置していてもよい。
図7を参照すると、本変形例の第1アンテナ32Cの夫々は、スプリットリング共振構造を有するアンテナである。第1アンテナ32Cの夫々は、金属製の導体部322Cと、矩形の基板328Cとを備えている。基板328Cは、ガラスエポキシ等の材料から形成されている。また、基板328Cには、銅等の導電性金属からなるグラウンド(図示せず)及びパターン(図示せず)が形成されている。導体部322Cは、基板328C上に実装されており、パターン及びグラウンドに接続されている。
導体部322Cには、インターディジタル構造のスプリット324Cが形成されている。即ち、導体部322Cは、スプリットリング共振器として機能する。導体部322Cの夫々は、全体として水平面に沿って延びるようにして基板328C上に搭載されている。第1アンテナ32Cの夫々は、例えば基板328Cに設けられた給電線(図示せず)を介して送受信部(図示せず)に接続されている。上述のように配置された第1アンテナ32Cの夫々は、水平面と平行な水平偏波を主として放射する。
第1アンテナ32Cを上下方向に沿って見たとき、第1アンテナ32Cの図形の重心は、矩形の基板328Cの水平面における中心付近に位置している。第1アンテナ32Cの長手方向は、基板328Cの長辺が延びる方向である。図7に示した第1アンテナ32Cの長手方向は、左右方向に沿って延びている。
本変形例の第1アンテナ32Cによれば、基板328Cにインダクタ部品、キャパシタ部品及び抵抗部品等の様々な部品を搭載できる。搭載したインダクタ部品、キャパシタ部品および抵抗部品によって第1アンテナ32Cのインピーダンスを調整できる。即ち、必要に応じて、所定の周波数に対して所定のインピーダンスを有するように調整可能な第1アンテナ32Cが得られる。
図8を参照すると、本変形例の第2アンテナ52Cの夫々は、スプリットリング共振構造を有するアンテナである。第2アンテナ52Cの夫々は、金属製の導体部522Cと、矩形の基板528Cとを備えている。基板528Cは、ガラスエポキシ等の材料から形成されている。また、基板528Cには、銅等の導電性金属からなるグラウンド(図示せず)及びパターン(図示せず)が形成されている。導体部522Cは、基板528C上に実装されており、パターン及びグラウンドに接続されている。第2アンテナ52Cの夫々を反射板16C(図9参照)の上に配置したとき、基板528Cのグラウンドは、反射板16Cに接続される。一方、前述したように基板(図示せず)のグラウンド(図示せず)を反射板16Cとして使用する場合、導体部522Cを、この基板上に搭載し、基板のグラウンドに直接的に接続してもよい。
導体部522Cには、スプリット524Cが形成されている。即ち、導体部522Cは、スプリットリング共振器として機能する。導体部522Cの夫々は、全体として水平面と直交する平面に沿って延びるようにして基板528C上に搭載されている。第2アンテナ52Cの夫々は、例えば基板528Cに設けられた給電線(図示せず)を介して送受信部(図示せず)に接続されている。上述のように配置された第2アンテナ52Cの夫々は、水平面と直交する垂直偏波を主として放射する。
第2アンテナ52Cを上下方向に沿って見たとき、第2アンテナ52Cの図形の重心は、基板528Cの水平面における中心付近に位置している。第2アンテナ52Cの長手方向は、基板528Cの長辺が延びる方向である。図8に示した第2アンテナ52Cの長手方向は、左右方向に沿って延びている。
本変形例の第2アンテナ52Cによれば、基板528Cにインダクタ部品、キャパシタ部品及び抵抗部品等の様々な部品を搭載できる。搭載したインダクタ部品、キャパシタ部品および抵抗部品によって第2アンテナ52Cのインピーダンスを調整できる。即ち、必要に応じて、所定の周波数に対して所定のインピーダンスを有するように調整可能な第2アンテナ52Cが得られる。
図7を参照すると、第1アンテナ32Cのようなアンテナは、特開2020-145541やWO2019/198588A1に開示されている。図8を参照すると、第2アンテナ52Cのようなアンテナは、特願2021-004233に開示されている。
図10を参照すると、アンテナ装置10Cの第1アンテナ32Cは、2つの第1所定アンテナ32Pを含んでいる。アンテナ装置10Cの第2アンテナ52Cは、2つの第2所定アンテナ52Pを含んでいる。第1所定アンテナ32Pのうちの一方の長手方向は、第1所定アンテナ32Pのうちの他方の長手方向と交差しており、これにより、水平面が規定されている。
2つの第1所定アンテナ32Pは、第1直線42に沿って配置されている。2つの第2所定アンテナ52Pは、第2直線62に沿って配置されている。第1直線42及び第2直線62を水平面と直交する上下方向に沿って水平面に投影したとき、第1直線42と第2直線62とは互いに交差している。即ち、第1所定アンテナ32Pは、アンテナ装置10(図1参照)と同様に、第2所定アンテナ52Pに対して交差配置されている。本変形例によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置10Cを提供できる。
図10を参照すると、本変形例の第1アンテナ32Cは、互いに同じ形状を有している。本変形例の第2アンテナ52Cは、互いに同じ形状を有している。第1アレイ30において互いに隣接する2つの第1アンテナ32Cは、互いに異なる姿勢を取るように配置されている。第2アレイ50において互いに隣接する2つの第2アンテナ52Cは、互いに異なる姿勢を取るように配置されている。詳しくは、互いに隣接する2つの第2アンテナ52Cは、長手方向が互いに交差するように配置されている。
本変形例の4つの第1アンテナ32Cは、同じ部位(図7における導体部322Cの後端)が互いに90°に近い角度で交差する方向を向くように配置されている。本変形例の4つの第2アンテナ52Cは、同じ部位(図8における導体部522Cの前面)が互いに90°に近い角度で交差する方向を向くように配置されている。特に、本変形例の4つの第1アンテナ32Cは、水平面において4回対称に配置されている。本変形例の第2アンテナ52Cは、水平面において4回対称に配置されている。
本変形例のアンテナ装置10Cによれば、アンテナ12C間の電波干渉を更に低減できる。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32Cは、互いに同じ姿勢を取るように配置されていてもよい。第2アンテナ52Cは、互いに同じ姿勢を取るように配置されていてもよい。4つの第1アンテナ32Cは、同じ部位が所定の角度で交差する方向に向くように配置されていてもよく、水平面において非対称に配置されていてもよい。第2アンテナ52Cは、同じ部位が所定の角度で交差する方向に向くように配置されていてもよく、水平面において非対称に配置されていてもよい。
第1所定アンテナ32Pを含む第1アンテナ32C及び第2所定アンテナ52Pを含む第2アンテナ52Cは、アンテナ装置10(図1参照)と同様に配置されている。第1アンテナ32C及び第2アンテナ52Cの配置は、アンテナ装置10と同様に変形可能である。以下、本変形例の第1アンテナ32C及び第2アンテナ52Cの配置について説明する。
図10から理解されるように、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの一方は、第2直線62と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第2所定アンテナ52Pの間に位置している。2つの第2所定アンテナ52Pのうちの一方は、第1直線42と直交し且つ水平面と平行な方向に沿って見たとき、2つの第1所定アンテナ32Pの間に位置している。
2つの第1所定アンテナ32P及び2つの第2所定アンテナ52Pを水平面と直交する上下方向に沿って見たとき、2つの第1所定アンテナ32Pは、2つの第2所定アンテナ52Pのうちの一方を中心とし、2つの第2所定アンテナ52Pのうちの他方を円周上に配置した仮想円20内に位置している。
第1アンテナ32Cは、水平面と平行な平面上に配置されている。第2アンテナ52Cは、水平面と平行な平面上に配置されている。換言すれば、第1アレイ30は、水平面と平行な平面上に配置された4つのアンテナ12C(第1アンテナ32C)を含んでいる。第2アレイ50は、水平面と平行な平面上に配置された4つのアンテナ12C(第2アンテナ52C)を含んでいる。即ち、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの少なくとも一方は、水平面と平行な平面上に配置された少なくとも3つのアンテナ12Cを含んでいる。
第1アレイ30を形成するアンテナ12C(第1アンテナ32C)の夫々は、第2アレイ50を形成するアンテナ12C(第2アンテナ52C)のうちのいずれか2つの互いに隣接するアンテナ12Cの間に位置している。即ち、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの一方を形成するアンテナ12Cの夫々は、第1アレイ30及び第2アレイ50のうちの他方を形成するアンテナ12Cのうちのいずれか2つの互いに隣接するアンテナ12Cの間に位置している。
本変形例によれば、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの一方の長手方向に沿った所定直線48は、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの他方から離れている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32Cの夫々は、図10の1点鎖線で示した位置に配置されていてもよい。この場合、所定直線48は、2つの第1所定アンテナ32Pのうちの他方と交差する。
第1アンテナ32Cの数は4であり、第2アンテナ52Cの数は4である。第1アンテナ32Cは、水平面と平行な平面上の仮想的な第1矩形44の四隅に夫々配置されている。第1矩形44は、4つの第1アンテナ32Cに外接する矩形であり、支持部材80C(図9参照)の輪郭とは一致していない。第2アンテナ52Cは、水平面と平行な平面上の仮想的な第2矩形64の四隅に夫々配置されている。第2矩形64は、4つの第2アンテナ52Cに外接する矩形であり、反射板16Cの輪郭とは一致していない。第1矩形44の4つの辺46の夫々が延びる方向は、第2矩形64の4つの辺66のうちの2辺46に比べて近くに位置する他の2辺46が延びる方向と夫々交差している。
図11を図9と比較すると、アンテナ装置10Cの変形例によるアンテナ装置10Dは、アンテナ装置10Cが備えていない複数のシールド板18Dを備えている。この相違を除き、アンテナ装置10Dは、アンテナ装置10Cと同じ構造を有している。
本変形例のシールド板18Dは、第1アンテナ32Cに夫々対応して設けられている。シールド板18Dの夫々は、金属板である。シールド板18Dの夫々は、反射板16Cに接続されている。シールド板18Dは、第1アンテナ32Cの夫々と、第1アンテナ32Cの最も近くに位置する(近接する)第2アンテナ52Cとの間に位置している。詳しくは、シールド板18Dの夫々は、対応する第1アンテナ32Cと、対応する第1アンテナ32Cの最も近くに位置する(近接する)第2アンテナ52Cとの間に位置している。シールド板18Dを設けることで、アイソレーション特性を更に向上できる。
本変形例のシールド板18Dは、第2アンテナ52Cを夫々囲んでおり、第2アンテナ52Cを反射板16C上の領域の内部に遮蔽するようにして設けられている。シールド板18Dの夫々は、反射板16Cの上面上にのみ設けられている。シールド板18Dの夫々は、反射板16Cから上方に延びている。シールド板18Dの夫々は、張出部182Dを有している。張出部182Dは、シールド板18Dの上端に位置しており、第2アンテナ52Cに向かって張り出している。本変形例のシールド板18Dの夫々は、上述の構造を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、シールド板18Dの夫々の構造及び配置は、必要に応じて変形可能である。
本変形例のシールド板18Dの夫々は、反射板16Cの上面に直接的に固定されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、図11の拡大図に示したように、シールド板18Dの夫々は、絶縁体からなるギャップ部材188Dを介して、反射板16Cの上面に固定されていてもよい。換言すれば、上下方向において、シールド板18Dの夫々と反射板16Cとの間には、ギャップが形成されていてもよい。
図12を図11と比較すると、別の変形例によるアンテナ装置10Eは、アンテナ装置10Dのシールド板18Dと異なるシールド板18Eを備えている。また、アンテナ装置10Eの第1アンテナ32Cの配置は、アンテナ装置10Dと僅かに異なっている。上述の相違点を除いて、アンテナ装置10Eは、アンテナ装置10Dと同様の構造を有しており、アンテナ装置10Dと同様に機能する。本変形例によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置10Eを提供できる。
図12を参照すると、本変形例のシールド板18Eは、シールド板18D(図11参照)と同様に、絶縁体からなるギャップ部材188D(図11参照)を介して、反射板16Cの上面に固定されている。シールド板18Eは、シールド板18Dと同様に、反射板16Cから上方に延びている。シールド板18Eは、第1アンテナ32Cの夫々と、第1アンテナ32Cの最も近くに位置する(近接する)第2アンテナ52Cとの間に位置している。本変形例によれば、第1アンテナ32Cと第2アンテナ52Cとの間には、互いに別体の2つのシールド板18Eが配置されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32Cと第2アンテナ52Cとの間には、互いに別体の3つ以上のシールド板18Eが配置されていてもよい。シールド板18Eの夫々は、ギャップ部材188Dを介することなく反射板16Cに直接的に固定されていてもよい。
図13を図11と比較すると、更に別の変形例によるアンテナ装置10Fは、アンテナ装置10Dのシールド板18Dと異なるシールド板18Fを備えている。また、アンテナ装置10Fの第1アンテナ32Cの配置は、アンテナ装置10Dと僅かに異なっている。上述の相違点を除いて、アンテナ装置10Fは、アンテナ装置10Dと同様の構造を有しており、アンテナ装置10Dと同様に機能する。本変形例によれば、水平偏波および垂直偏波の2つの偏波についてのアイソレーション特性を向上可能なアンテナ装置10Fを提供できる。
図13を参照すると、本変形例のシールド板18Fは、シールド板18D(図11参照)と同様に、絶縁体からなるギャップ部材188D(図11参照)を介して、反射板16Cの上面に固定されている。シールド板18Fは、シールド板18Dと同様に、反射板16Cから上方に延びている。シールド板18Fは、第1アンテナ32Cの夫々と、第1アンテナ32Cの最も近くに位置する(近接する)第2アンテナ52Cとの間に位置している。本変形例によれば、第1アンテナ32Cと第2アンテナ52Cとは、単一のシールド板18Fによって互いに隔てられている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、第1アンテナ32Cと第2アンテナ52Cとは、互いに別体の2つのシールド板18Fによって互いに隔てられていてもよい。シールド板18Fの夫々は、ギャップ部材188Dを介することなく反射板16Cに直接的に固定されていてもよい。
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F アンテナ装置
12,12C アンテナ
122 給電部
16B,16C 反射板
18D,18E,18F シールド板
182D 張出部
188D ギャップ部材
20 仮想円
30 第1アレイ
32,32C 第1アンテナ
322C 導体部
324C スプリット
328C 基板
32P 第1所定アンテナ
42 第1直線
44 第1矩形
46 辺
48 所定直線
50 第2アレイ
52,52B,52C 第2アンテナ
522C 導体部
524C スプリット
528C 基板
52P 第2所定アンテナ
62 第2直線
64 第2矩形
66 辺
80,80A,80C 支持部材
82 基部
84 突出部
86 第1支持部
88 第2支持部
88A 支持部
EF 電界

Claims (11)

  1. 複数のアンテナを備えるアンテナ装置であって、
    前記アンテナは、第1アレイを形成する複数の第1アンテナと、第2アレイを形成する複数の第2アンテナとからなり、
    前記第1アンテナは、2つの第1所定アンテナを含んでおり、
    前記第1所定アンテナのうちの一方の長手方向は、前記第1所定アンテナのうちの他方の長手方向と交差しており、これにより、水平面が規定されており、
    前記第1アンテナの夫々は、前記水平面と平行な水平偏波を主として放射し、
    前記第2アンテナの夫々は、前記水平面と直交する垂直偏波を主として放射し、
    前記第2アンテナは、2つの第2所定アンテナを含んでおり、
    前記2つの第1所定アンテナは、第1直線に沿って配置されており、
    前記2つの第2所定アンテナは、第2直線に沿って配置されており、
    前記第1直線及び前記第2直線を前記水平面と直交する方向に沿って前記水平面に投影したとき、前記第1直線と前記第2直線とは互いに交差している
    アンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記2つの第1所定アンテナのうちの一方は、前記第2直線と直交し且つ前記水平面と平行な方向に沿って見たとき、前記2つの第2所定アンテナの間に位置しており、
    前記2つの第2所定アンテナのうちの一方は、前記第1直線と直交し且つ前記水平面と平行な方向に沿って見たとき、前記2つの第1所定アンテナの間に位置している
    アンテナ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のアンテナ装置であって、
    前記2つの第1所定アンテナ及び前記2つの第2所定アンテナを前記水平面と直交する方向に沿って見たとき、前記2つの第1所定アンテナは、前記2つの第2所定アンテナのうちの一方を中心とし、前記2つの第2所定アンテナのうちの他方を円周上に配置した仮想円内に位置している
    アンテナ装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記第1アレイにおいて互いに隣接する2つの前記第1アンテナは、互いに異なる姿勢を取るように配置されており、
    前記第2アレイにおいて互いに隣接する2つの前記第2アンテナは、互いに異なる姿勢を取るように配置されている
    アンテナ装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ装置は、反射板を備えており、
    前記反射板は、前記水平面に沿って配置されており、
    前記第2アンテナの夫々は、前記水平面と直交する方向において、少なくとも部分的に前記第1アレイと前記反射板との間に位置している
    アンテナ装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ装置は、シールド板を備えており、
    前記シールド板は、前記第1アンテナの夫々と、前記第1アンテナに近接する前記第2アンテナとの間に位置している
    アンテナ装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの少なくとも一方は、前記水平面と平行な平面上に配置された少なくとも3つの前記アンテナを含んでいる
    アンテナ装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記第1アンテナは、前記水平面と平行な平面上に配置されており、
    前記第2アンテナは、前記水平面と平行な平面上に配置されている
    アンテナ装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの一方を形成する前記アンテナの夫々は、前記第1アレイ及び前記第2アレイのうちの他方を形成する前記アンテナのうちのいずれか2つの互いに隣接する前記アンテナの間に位置している
    アンテナ装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記2つの第1所定アンテナのうちの一方の長手方向に沿った所定直線は、前記2つの第1所定アンテナのうちの他方と交差している
    アンテナ装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のアンテナ装置であって、
    前記第1アンテナの数は4であり、
    前記第1アンテナは、前記水平面と平行な平面上の仮想的な第1矩形の四隅に夫々配置されており、
    前記第2アンテナの数は4であり、
    前記第2アンテナは、前記水平面と平行な平面上の仮想的な第2矩形の四隅に夫々配置されており、
    前記第1矩形の4つの辺の夫々が延びる方向は、前記第2矩形の4つの辺のうちの2辺に比べて近くに位置する他の2辺が延びる方向と夫々交差している
    アンテナ装置。
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