JP2023083237A - レーザ加工機のハウジング及びハウジングを有するレーザ加工機 - Google Patents

Abstract

【課題】レーザ加工機及び／またはレーザ加工機用のハウジングのさらなる改善を提供すること。【解決手段】レーザ加工機（１）用のハウジング（４）は、第１の長さ（Ｅ１）を有する第１の作業空間（７）と第２の長さ（Ｅ２）を有する第２の作業空間（８）を互いに隔てる隔壁（９）と、第１の作業空間（７）へのアクセスを可能にする第１の入口（１７）と、第２の作業空間（８）へのアクセスを可能にする第２の入口（１８）と、第１の入口（１７）及び第２の入口（１８）を選択的に開閉するように構成された閉鎖装置（１９；２０）と、閉鎖装置（１９；２０）に動作可能に接続される制御ユニットとを備える。隔壁（９）は、少なくとも第１の位置、第２の位置、及び第３の位置の間で可変である動作位置に配置可能である。制御ユニットは、隔壁（９）の動作位置に応じて閉鎖装置（１９；２０）を制御するように構成される。【選択図】図３ａ

Description

関連出願の相互参照
本特許出願は、２０２１年１２月３日に出願された伊国特許出願第１０２，０２１，０００，０３０，６５３号の優先権を主張し、その全開示は参照により本明細書に組み込まれる。

本発明は、特に第１の作業空間及び第２の作業空間を有する、レーザ加工機用のハウジングに関する。

有利には、本発明はまた、第１の作業空間及び第２の作業空間を有するハウジングを有するレーザ加工機に関する。

レーザ装置を利用してワークピースを処理するレーザ加工機が知られている。そのような処理は、例えば、ワークピースの切断及び／または切開、レーザ溶接などであり得る。そのような処理中に使用されるレーザ放射は操作者にとって有害であり得るので、そのようなレーザ加工機は、レーザ放射を遮蔽することを可能にするハウジングを備える必要がある。

レーザ加工機のいくつかは、隔壁を利用して互いから隔てられた第１の作業空間及び第２の作業空間を有するハウジングを備える。

そのようなレーザ加工機は、第１の作業空間内でレーザ加工を実行するために第１の作業空間内に、第２の作業空間内で加工を実行するために第２の作業空間内の両方に配置することができる少なくとも１つのレーザ装置を備えることが知られている。

さらに、ハウジングは、第１の作業空間及び第２の作業空間にそれぞれアクセスするための第１の入口及び第２の入口を有する。さらに、ハウジングはまた、第１の入口及び第２の入口をそれぞれ選択的に開閉するための第１のドア及び第２のドアを備える。このタイプのハウジングの利点は、第１の作業空間及び第２の作業空間の一方においてレーザ加工を実行し、第１の作業空間及び第２の作業空間の他方においてワークピースを装填する及び／または取り出すことが可能であるという事実にある。第１の作業空間及び第２の作業空間の他方は、いずれにせよスクリーニングされなければならないことに留意されたい。

典型的には、第１の作業空間及び第２の作業空間の寸法は対応しており、ワークピースの最大寸法を決定する。

いくつかのハウジングは、第１の作業空間及び第２の作業空間の寸法によって規定される最大寸法よりも大きい寸法を有するワークピースを処理するために隔壁を除去することを可能にする。隔壁の除去はまた、単一の作業空間の形成をもたらす。これは、第１の作業空間及び第２の作業空間が存在する場合のように、第１の作業空間及び第２の作業空間の一方において加工を実行し、加工片を除去し、第１の作業空間及び第２の作業空間の他方において新しいワークピースを装填することが不可能であることを意味する。

したがって、既知の欠点のうちの少なくとも１つを解決することを可能にするレーザ加工機及び／またはレーザ加工機用のハウジングのさらなる改善の必要性を当業界において感じている。

前述の目的は、独立請求項に定義されているようなハウジングに関するので、本発明によって達成される。代替的の好ましい実施形態は、それぞれの従属請求項において保護されている。

前述の目的はまた、請求項１３に記載の機械に関連するので、本発明によって達成される。代替的の好ましい実施形態は、それぞれの従属請求項において保護されている。

本発明をよりよく理解するために、好ましい実施形態が、単なる非限定的な例として、添付の図面を参照して以下に説明される。

明確にするために部品を取り除いた、本発明によるレーザ加工機の等角図である。 明確にするために部品を取り除いた、２つの別個の作業構成における図１のレーザ加工機の等角図である。 明確にするために部品を取り除いた、２つの別個の作業構成における図１のレーザ加工機の等角図である。 明確にするために部品を取り除いた、細部を異なる位置に配置したレーザ加工機の断面図である。 明確にするために部品を取り除いた、細部を異なる位置に配置したレーザ加工機の断面図である。 明確にするために部品を取り除いた、細部を異なる位置に配置したレーザ加工機の断面図である。

図１において、参照符号１は、全体として、加工片３を得るためにワークピース２をレーザを利用して処理するためのレーザ加工機を示す。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、機械１は、以下のレーザ加工プロセス：切断、彫刻、ボーリング、溶接、クロッピング、突合せ接合、及びその他のうちの１以上を実行するように構成することができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ワークピース２は、例えば鋼、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、真鍮、銅、チタン合金及び他の合金またはそれらの任意の組み合わせなどの金属材料を含むことができ、特にそれらで構成することができる。

ワークピース２は、複雑な構造を有することも、単純な構造を有することもできる。例えば、ワークピース２は、それぞれの（複雑な）三次元構造または二次元構造を有することができる。

ワークピース２は、例えば、曲率、印刷、ハイドロフォーミングまたは他のプロセスを利用して場合によって得られるような未完成の製品とすることができる。

例えば、ワークピース２は、湾曲した管、成形されたシート、他の種類またはそれらの組み合わせであってもよい。

図１～図３ｃを参照すると、機械１は、特に内部空間５を有する及び／または画定するハウジング４と、ハウジング４内、特に内部空間５内に配置され、ワークピース２に対してレーザ加工を実行するためのレーザ機器６とを備える。

より詳細には、ハウジング４は、第１の軸Ａ、第１の軸Ａに垂直な第２の軸Ｂ、並びに第１の軸Ａ及び第２の軸Ｂに垂直な第３の軸Ｃに沿って延在する。特に、第１の軸Ａ及び第３の軸Ｃはそれぞれの水平の配向を有することができ、第２の軸Ｂは垂直の配向を有することができる。

好ましくは、第１の軸Ａに沿ったハウジング４の延長部は、ハウジング４の幅を規定することができ、第２の軸Ｂに沿ってハウジング４の高さを規定することができ、第３の軸Ｃに沿ってハウジング４の深さを規定することができる。

ハウジング４は、別個であり、互いから隔てられており、各々がワークピース２を受け入れるように構成された第１の作業空間７及び第２の作業空間８を備える。

ハウジング４は、第１の作業空間７と第２の作業空間８とを互いから隔てる、特に内部空間５に配置された隔壁９をさらに備える。言い換えると、隔壁９は、第１の作業空間７と第２の作業空間８との間に介在している。

有利には、隔壁９は、動作位置に配置可能である。特に、隔壁９は、互いに異なる少なくとも第１の位置（図３ａ参照）、第２の位置（図３ｂ参照）、及び第３の位置（図３ｃ参照）の間で可変である。隔壁９を動作位置に配置することによって、また隔壁９の位置を少なくとも第１の位置、第２の位置、及び第３の位置の中から選択する実現性のおかげで、第１の作業空間７及び第２の作業空間の寸法を変更及び／または決定することが可能である。

特に、隔壁９の動作位置は、第１の作業空間７の第１の長さＥ１及び第２の作業空間８の第２の長さＥ２を決定する。さらにより具体的には、第１の長さＥ１及び第２の長さＥ２は、動作位置に応じて、例えば動作位置が第１の位置に対応するか、第２の位置に対応するか、または第３の位置に対応するかによって変化する。

好ましくは、第１の長さＥ１及び第２の長さＥ２は、それぞれ第１の軸Ａに平行な方向に沿った第１の作業空間７及び第２の作業空間８の延長部を表す。

特に、隔壁９の動作位置は、第１の軸Ａに平行及び／または隔壁９の法線に平行な方向Ｄに対して変化させることができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、第１の位置及び第３の位置は、それぞれの限界動作位置を規定する。言い換えれば、隔壁９は、第１の位置、第３の位置、または第１の位置と第３の位置との間に介在する少なくとも１つの位置、例えば第２の位置に選択的に配置することができる。特に、第１の動作位置は、第１の最小長さＥ１及び第２の最大長さＥ２を決定することができる第１の限界動作位置に対応し、及び／または第３の動作位置は、第１の最大長さＥ１及び第２の最小長さＥ２を決定することができる第２の限界動作位置に対応する。

さらに詳細には、隔壁９の動作位置が第１の位置に対応するとき（図３ａ参照）、第１の長さＥ１は、隔壁９の動作位置が第２の位置または第３の位置に対応するときのそれぞれの第１の長さＥ１より小さくなる場合がある、及び／または第２の長さＥ２は、隔壁９の動作位置が第２の位置または第３の位置に対応するときのそれぞれの第２の長さＥ２より大きくなる場合がある。代替的に、または追加として、隔壁９の動作位置が第３の位置に対応するとき（図３ｃ参照）、第１の長さＥ１は、隔壁９の動作位置が第２の位置または第１の位置に対応するときのそれぞれの第１の長さＥ１より大きくなる場合がある、及び／または第２の長さＥ２は、隔壁９の動作位置が第２の位置または第１の位置に対応するときのそれぞれの第２の長さＥ２よりも小さくなる場合がある。代替的に、または追加として、隔壁９の動作位置が第２の位置に対応するとき（図３ｂ参照）、第１の長さＥ１及び第２の長さＥ２は（実質的に）同一である。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、例えば、動作位置が第１の位置または第３の位置に対応する場合、第１の長さＥ１及び第２の長さＥ２は（実質的に）同一である。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、動作位置は、連続的に（すなわち、第１の位置と第３の位置との間に「無制限の」数の動作位置がある）または離散的に（すなわち、第１の位置と第３の位置との間には限られた数の動作位置が存在する）第１の位置と第３の位置との間で変化することができる。

より詳細には、隔壁９は、第２の軸Ｂに平行な軸及び第３の軸Ｃに平行な別の軸に沿って延在することができる。好ましくは、軸Ａに平行な軸に沿った隔壁９の延長部は、隔壁９の厚さを規定することができる。

好ましくは、隔壁９は垂直に延在することができる。

特に、隔壁９は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８のそれぞれの側壁を画定することができる。

さらに、ハウジング４は、２つの側壁１５を備えることができ、各々の側壁は、特に第１の軸Ａに平行な方向において隔壁９から離間されている。特に、隔壁９は、部分的に第１の作業空間７と第２の作業空間８との境界を定めるために２つの側壁１５の間に介在することができる。

より具体的には、側壁１５の一方は、隔壁９と共に、第１の作業空間７の第１の長さＥ１を規定することができ、他方の側壁１５は、隔壁９と共に、第２の長さＥ２を規定することができる。換言すれば、隔壁９と一方の側壁１５との間の第１の軸Ａに沿った延長部が第１の長さＥ１を決定し、隔壁９と他方の側壁１５との間の第１の軸Ａに沿った延長部が第２の長さＥ２を決定する。

いくつかの好ましい実施形態によれば、隔壁９が第２の位置に配置されるとき、隔壁９は、２つの側壁１５から等距離にあり得る。また、隔壁９が第１の位置または第２の位置に配置されるとき、隔壁９を２つの側壁１５のうちの一方により近づけることができる。

さらに、ハウジング４はまた、第１の補助壁１６と、隔壁９を横切る第２の補助壁とを備えることができる。特に、第１の補助壁１６及び第２の補助壁は、第３の軸Ｃに平行な方向に沿って互いに離間され、第３の軸Ｃに平行な方向に沿って第１の作業空間７と第２の作業空間８との境界を定める。

好ましくは、第１の補助壁１６と第２の補助壁とは互いに面することができる。

好ましくは、第１の補助壁１６は、内部空間５内に配置することができる。

特に図１～図２ｂを参照すると、ハウジング４は、特にワークピース２を装填するために及び／または加工片３を取り出すために、例えばオペレータ及び／またはロボットへのアクセスを可能にするように構成された、第１の作業空間７及び第２の作業空間８それぞれへの第１の入口１７及び第２の入口１８を備えることができる。

有利には、第１の入口１７及び第２の入口１８は、隔壁９の動作位置に応じて可変である。

特に、隔壁９の動作位置は、第１の軸Ａに沿った第１の入口１７の第１の延長部及び第２の入口１８の第２の延長部を決定することができる。

有利には、第１の作業空間７及び第２の作業空間８を有するという事実のおかげで、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の一方においてレーザ加工を実行し、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の他方において加工片３を取り出す、及び／またはワークピース２を装填することが可能である。

ハウジング４は、第１の入口１７及び第２の入口１８を選択的に開閉するように構成された閉鎖装置を備えることができる。

より具体的には、閉鎖装置は、第１の入口１７及び第２の入口１８を選択的に開閉するように、１以上のドア、特にスライド式の及び／または伸縮式のドアを備えることができる。さらにより具体的には、閉鎖装置は、第１の入口１７を選択的に開閉するように構成された第１のドア１９と、第２の入口１８を選択的に開閉するように構成された第２のドア２０とを備えることができる。

隔壁９の動作位置が変化し得るという事実を考慮すると、選択的に選択された動作位置に応じて、閉鎖装置、特に第１のドア１９及び第２のドア２０を制御することが必要である。

有利には、レーザ加工機１及び／またはハウジング４は、閉鎖装置、特に第１のドア１９及び第２のドア２０に動作可能に接続された制御ユニットと、特に制御ユニットに動作可能に接続され、隔壁９の動作位置を決定するように構成されたセンサ装置とを備える。

有利には、制御ユニットは、特にセンサ装置によって決定されるような隔壁９の動作位置に応じて閉鎖装置を制御するように、特に第１のドア１９及び第２のドア２０を選択的に制御するように構成される。好ましくは、制御ユニットはまた、第１の長さＥ１及び第２の長さＥ２に応じて閉鎖装置を制御するように、特に第１のドア１９及び第２のドア２０を選択的に制御するように構成することもできる。

特に、センサ装置は、隔壁９の位置を正確に決定するように構成することができ、これにより、第１の入口１７及び第２の入口１８の選択的閉鎖を確実にするように、閉鎖装置、特に第１のドア１９及び第２のドア２０を正確に調整することを可能にする。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、センサ装置は、隔壁９のそれぞれの可能な位置の領域にそれぞれ配置された複数の読取ヘッドを備えることができる。特定の場合において、センサ装置は、第１の位置の領域に配置された第１の読取ヘッドと、第２の位置の領域に配置された第２の読取ヘッドと、第３の位置の領域に配置された第３の読取ヘッドとを備えることができる。

好ましくは、各読取ヘッドは、隔壁９の動作位置を決定するために隔壁９に取り付けられた送信機を検出するように構成することができる。

代替的に、または追加として、センサ装置は、隔壁９に（間接的に）関連付けられた（絶対）エンコーダを備えることができる。

好ましくは、第１のドア１９及び第２のドア２０の各々の長さは、特にセンサ装置によって決定されるような隔壁９の動作位置に対して適合可能であるように変更可能である。

より詳細には、制御ユニットは、特に第１の入口１７及び第２の入口１８をそれぞれ選択的に開閉するために、第１のドア１９及び第２のドア２０の各々をそれぞれの閉鎖構成とそれぞれの開放構成との間で選択的に制御するように構成され得る。特に、第１のドア１９及び第２のドア２０は、それらがそれぞれの閉鎖構成及びそれぞれの開放構成で制御されるとき、第１の入口１７及び第２の入口１８をそれぞれ閉鎖及び解放する。

さらに詳細には、制御ユニットは、特に、使用時に、それぞれの閉鎖構成において第１のドア１９及び第２のドア２０を制御するときに、第１の入口１７及び第２の入口１８をそれぞれ閉鎖するために、ハウジング４のそれぞれの側方部分２１から隔壁９まで延在するように第１のドア１９及び第２のドア２０を調整するように構成することができる。特に、各側方部分２１は、それぞれの側壁１５を備え、言い換えれば、使用時に、第１のドア１９及び第２のドア２０は、それぞれの側壁１５から隔壁９まで選択的に延在することができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ハウジング４は、第１のドア１９用の第１の収容座部２２と、第２のドア２０用の第２の収容座部２３とを備えることができる。特に、第１の収容座部２２及び第２の収容座部２３の各々は、それぞれの側方部分２１の領域に配置され得る。

好ましくは、制御ユニットは、第１のドア１９及び第２のドア２０がそれぞれの閉鎖構成で制御されるときに第１のドア１９及び第２のドア２０を隔壁９と位置合わせするように、センサ装置によって検出された動作位置に応じて第１のドア１９及び第２のドア２０の延長部を制御するように構成することができる。いくつかの非限定的な実施形態によれば、第１のドア１９及び第２のドア２０の延長部は、第１のドア１９及び第２のドア２０がそれぞれの閉鎖構成で制御されるときに隔壁９との接触を確立するように制御される。

より具体的には、第１のドア１９及び第２のドア２０の各々は、それぞれの閉鎖構成において制御されるとき、第１の収容座部２２及び第２の収容座部２３からそれぞれ隔壁９まで延在することができる。また、第１のドア１９及び第２のドア２０は、それぞれの開放構成において制御されるとき、第１の収容座部２２及び第２の収容座部２３に挿入することができる。

好ましくは、第１のドア１９及び第２のドア２０はスライド式の及び／または伸縮式のドアであってもよい。より具体的には、第１のドア１９及び第２のドア２０の各々は、互いの前方にスライドするように構成された複数の板バネを備えることができる。特に、各板バネは、直線的に移動可能な方法で少なくとも別の板バネに結合される。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ハウジング４は、特に閉鎖構成において制御されているとき、及び／または閉鎖構成で制御されるときに、第１のドア１９及び／または第２のドア２０の延長及び／または（例えば隔壁９に対して絶対的または相対的な）配置を決定するように構成された第１の補助センサ装置を備えることができる。好ましくは、制御ユニットは、第１の補助センサ装置の測定値に応じて第１のドア１９及び第２のドア２０を調整するように構成することができ、特に、それぞれ第１のドア１９及び第２のドア２０による第１の入口１７及び第２の入口１８の正確な閉鎖を確実にするために、及び／またはそれらがそれぞれの閉鎖構成において制御されるときに第１のドア１９及び第２のドア２０が隔壁９と位置合わせされる、及び／または隔壁９と接触することを確実にするために構成することができる。

好ましくは、閉鎖装置は、使用時に、第２の作業空間８及び第１の作業空間７においてそれぞれレーザ加工が行われている間に、第１の入口１７及び第２の入口１８を開放するように構成することができる。

好ましくは、使用時に、閉鎖装置は、レーザ機器６が第１の作業空間７においてレーザ加工を実行している間は第１の入口１７を閉鎖し、及び／またはレーザ機器６が第２の作業空間８においてレーザ加工を実行している間は第２の入口１８を閉鎖する。

いくつかの実施形態によれば、ハウジング４は、少なくとも、内部空間５内に配置され、第１の位置、第２の位置、及び第３の位置をそれぞれ規定する第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ、及び第３のガイドアセンブリを備えることができる。特に、隔壁９は、隔壁９を第１の位置、第２の位置、及び第３の位置にそれぞれ配置するために、第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ、及び第３のガイドアセンブリに選択的に結合することができる。

好ましくは、隔壁９及び／または第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ及び第３のガイドアセンブリは、隔壁９を可逆的な態様で固定するように構成された停止装置を備えることができる。

そのような実施形態によれば、使用時に、隔壁９の位置を変更するために、隔壁９を第１のガイドアセンブリから、第２のガイドアセンブリから、または第３のガイドアセンブリから切り離す必要がある。その後、隔壁９を第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ、または第３のガイドアセンブリに結合することが可能である。

好ましくは、第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ、及び第３のガイドアセンブリは、第３の軸Ｃに平行な方向に延在し、第１の軸Ａに平行な方向に沿って互いに対して配置される。

代替的に、ハウジング４は、隔壁９に結合され、第１の位置に対応する第１の限界位置と第３の位置に対応する第２の限界位置との間で隔壁９の法線方向に沿って隔壁９を移動させるように構成された移動装置を備えることができる。特に、隔壁９の法線方向は、軸Ａに平行とすることができる。

好ましくは、移動装置は、隔壁９の位置を連続する態様で変更するように構成することができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、センサ装置は、隔壁９の動作位置の境界を定めるために、移動装置、例えば移動装置のモータに結合された（絶対）エンコーダを備えることができる。

特に図１～図３ｃを参照すると、隔壁９は、支持面と接触するように構成された、及び／または指示面と接触している少なくとも１つの第１の端部部分２６、特に下部部分２６と、第１の端部部分２６の反対側の、特に第２の軸Ｂに平行な方向に沿った第２の端部部分２７、特に上部部分２７とを備えることができる。

図示の実施形態によれば、隔壁９はまた、第２の端部部分２７から、特に第２の軸Ｂに平行な方向に突出する突出部分２８を備えることができる。

特に図１、図２ａ及び図２ｂを参照すると、ハウジング４は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の少なくとも一方を選択的に覆うように構成された、特に内部空間５に配置された被覆装置２９を備えることができる。特に、被覆装置２９は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の一方を覆い、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の他方を解放するように構成することができる。

例えば、図２ａ及び図２ｂでは、被覆装置２９が第１の作業空間７及び第２の作業空間８をそれぞれ覆うそれぞれの状態が示されている。

これにより、被覆装置２９によって被覆されていない作業空間７または８においてレーザ加工を実行することができ、その一方で、オペレータは他方の作業空間７または８（すなわち、被覆装置２９によって被覆されている作業空間７または８）において加工片３を除去する、及び／または新たなワークピース２を挿入することができる。

有利には、制御ユニットは、被覆装置２９に動作可能に接続することができ、センサ装置によって決定されるような隔壁９の動作位置に応じて被覆装置２９を制御するように構成することができる。

より詳細には、被覆装置２９は、第１のカバー３２及び第２のカバー３３を備えることができ、各カバーは、少なくとも第１のカバー３２及び第２のカバー３３がそれぞれ第１の作業空間７を覆う、及び／または第２の作業空間８を覆うように構成されたアクティブ構成において制御可能である。

第１の延長部Ｅ１及び第２の延長部Ｅ２が隔壁９の動作位置に応じて変化し得るという事実を考慮すると、特に正確な被覆を確実にするために、動作位置に応じて第１のカバー３２及び第２のカバー３３を制御することが有利である。

特に、制御ユニットは、特にセンサ装置によって決定されるような隔壁９の動作位置に応じて第１のカバー３２及び第２のカバー３３を制御するように構成することができる。

より具体的には、第１のカバー３２及び第２のカバー３３は、それぞれのアクティブ構成において制御されるとき、ハウジング４のそれぞれの側方部分から隔壁９まで延在する。

好ましくは、被覆装置２９はまた、第１のカバー３２及び第２のカバー３３がそれぞれのアクティブ構成にあるときに、第１のカバー３２及び第２のカバー３３が少なくとも、それぞれの主要部分３５と、それぞれの主要部分３５から横方向に延在するそれぞれの補助部分３６とを備えるように、第１のカバー３２及び第２のカバー３３を案内するように構成されたガイドシステム３４を備えることができる。

好ましくは、各主要部分３５は、（実質的に）水平方向を有する。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、第１のカバー３２及び第２のカバー３３の各々がそれぞれ、第１のカバー３２及び第２のカバー３３が第１の作業空間７を解放する、及び／または第２の作業空間８を解放するように構成されたそれぞれの待機構成において制御可能であり得る。

特に、ハウジング４は、第１のカバー３２及び第２のカバー３３の一方をそれぞれのアクティブ構成において制御することができ、その一方で第１のカバー３２及び第２のカバー３３の他方を待機構成において制御することができるように構成することができる。

より詳細には、ガイドシステム３４は、第１のカバー３２がアクティブ構成にあるとき、第１のカバー３２が少なくともそれぞれの主要部分３５及びそれぞれの補助部分３６を有するように第１のカバー３２を案内するための第１のトラック群３７と、第２のカバー３３がアクティブ構成にあるとき、第２のカバー３３が少なくともそれぞれの主要部分３５及びそれぞれの補助部分３６を有するように第２のカバー３３を案内するための第２のトラック群３８とを備えることができる。

より詳細には、第１のトラック群３７及び第２のトラック群３８の各々は、第３の軸Ｃに平行なそれぞれの軸Ｅに沿って互いに離間したそれぞれの第１のトラック３９及び第２のトラック４０を備えることができる。

さらに、第１のトラック３９及び第２のトラック４０はそれぞれ、それぞれの第１の部分４１及びそれぞれの第２の部分４２を備えることができる。第１の部分４１は、それぞれの主要部分３５を支持及び／または画定するように作製及び／または構成することができ、第２の部分４２は、それぞれの補助部分３６を支持及び／または画定するように構成することができる。

さらに、各第２の部分４２は、それぞれの第１の部分４１に接続され、第１の部分４１から第２の端部部分２７まで延びることができる。

特に、各第２の部分４２は、それぞれの第１の部分４１に対して傾斜させることができる。

好ましくは、各第１の部分４１は、第１の軸Ａに平行な（実質的に）長手方向軸に沿って延在することができる。さらにより好ましくは、各第１の部分４１は水平に配向することができる。

好ましくは、第１の部分４１の長さは、特にセンサ装置によって決定されるような隔壁９の動作位置に応じて選択的に適合可能である。このようにして、主要部分３５の延長部を、隔壁９の動作位置に応じて適合させることが可能である。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ハウジング４はまた、特にアクティブ構成において制御されるとき、及び／またはアクティブ構成で制御されているときに、第１のカバー３２及び／または第２のカバー３３の延長及び／または（絶対的または相対的な）配置を決定するように構成された第２の補助センサ装置を含むことができる。好ましくは、制御ユニットは、特に第１のカバー３２及び第２のカバー３３を隔壁９と選択的に位置合わせするために、これもまた第２の補助センサ装置の測定値に応じて第１のカバー３２及び第２のカバー３３を調整するように構成することができる。

好ましくは、第２の補助センサ装置は、第１の部分４１の延長部を決定するように構成することもできる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ハウジング４はまた、特にそれぞれの待機構成において制御されるときに、第１のカバー３２及び第２のカバー３３をそれぞれ収容するための第１の収容装置４３及び第２の収容装置４４を備えることができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、ハウジング４はまた、アクティブ構成と待機構成との間で第１のカバー３２及び第２のカバー３３を選択的に制御するように構成された作動装置４５を備える。

特に図１～図４を参照すると、レーザ機器６は、１以上のレーザ装置を備えることができ、特定の場合にはレーザ装置５０が示されている。

レーザ機器６はまた、特に内部空間５に配置され、レーザ装置５０を移動可能な態様で担持する支持構造体５１を備えることができる。

より詳細には、支持構造体５１は、固定構造体５２と、レーザ装置５０を担持し、固定構造体５２に可動式に結合された可動構造体５３とを備えることができる。特に、可動構造体５３は、経路、特に直線経路に沿って移動可能であり得る。

さらに、支持構造体５１は、経路に沿って可動構造体５３を移動させるためのアクチュエータを備えることができる。

さらに詳細には、レーザ装置５０は、（レーザ装置５０をワークピース２に選択的に接近させたりワークピース２から離間させたりするために）１以上の回転軸の周りのそれぞれの角運動及び第２の軸Ｂに（実質的に）平行なそれぞれの軸に沿った並進を実行するように可動構造体５３に結合される。

可動構造体５３は、レーザ装置５０を第１の作業空間７及び第２の作業空間８に選択的に配置することを可能にすることができる。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、レーザ加工機１は、２つの作業テーブル５４を備えることともでき、一方は第１の作業空間７に配置され、他方は第２の作業空間８に配置される。各作業テーブル５４は、ワークピース２（次いで、加工片３）を支持するように構成される。

いくつかの非限定的な実施形態によれば、第１の作業空間７及び第２の作業空間８に配置される特定の作業テーブル５４は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の寸法に応じて選択され得る、及び／または変更され得る。

レーザ加工機１は、マンマシンインターフェース５５をさらに備えることができる。

使用時に、加工機１は、加工片３を得るためにワークピース２をレーザ加工する。

特に、ワークピース２は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８に配置される。

隔壁９の動作位置は、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の寸法を調整するために選択することができる。

第１の作業空間７及び第２の作業空間８の寸法を変更したい場合、隔壁９の動作位置を変更しなければならない。

いくつかの実施形態によれば、動作位置は離散的に変化し得るが、他の代替の実施形態によれば、動作位置は、第１の限界位置と第２の限界位置との間で連続的に変化する場合もある。

動作位置が規定されると、レーザ加工を開始することができる。

加工を実行するために、レーザ装置５０は、第１の作業空間７または第２の作業空間８においてそれぞれレーザ加工を実行するために、第１の作業空間７または第２の作業空間８に配置されなければならない。

安全上の理由から、第１の作業空間７（図２ｂ参照）及び第２の作業空間８（図２ａ参照）でそれぞれ処理が行われる場合、第１の入口１７及び第２の入口１８を閉鎖する必要がある。

センサ装置は、第１の入口１７及び第２の入口１８の正確な閉鎖を確実にするために、制御ユニットが閉鎖装置、特に第１のドア１９及び第２のドア２０を調整することを可能にする動作位置を決定する。

有利には、制御ユニットはまた、隔壁９の動作位置に応じて被覆装置２９を調整する。

より詳細には、被覆装置２９は、特にそれぞれのアクティブ構成における第１のカバー３２の制御によって第１の作業空間７（図２ｂ及び図３ｃ参照）を覆い、レーザ機器６、特にレーザ装置５０は、（第２のカバー３３がそれぞれの待機構成にある間に）第２の作業空間８に配置されたワークピース２のレーザ加工を実行する。さらに、被覆装置２９は、特にアクティブ構成におけるそれぞれの第２のカバー３３の制御によって、第２の作業空間８（図２ａ及び図３ａを参照）を覆い、レーザ機器６、特にレーザ装置５０は、（第１のカバー３２がそれぞれの待機構成にある間に）第１の作業空間７に配置されたワークピース２のレーザ加工を実行する。

第１の作業空間７及び第２の作業空間８の一方においてレーザ加工を実行している間に、例えばオペレータまたはロボットを介して、第１の作業空間７及び第２の作業空間８の他方において加工片３を除去する、及び／または新しいワークピース２を配置することが可能である。

第１の作業空間７及び第２の作業空間８においてレーザ加工を実行するためには、レーザ装置５０を第１の作業空間７から第２の作業空間８に移動させる、または第２の作業空間８から第１の作業空間７に移動させる必要がある。このため、第２の作業空間８または第１の作業空間７においてレーザ加工を実行する場合には、第１のカバー３２及び第２のカバー３３をそれぞれアクティブ構成から待機構成に制御する必要がある。

本発明による加工機１及び／またはハウジング４の特性を調べることにより、それらが得ることを可能にする利点が明らかである。

特に、ハウジング４は、より大きな適応性を可能にする。第１の作業空間７及び第２の作業空間８の寸法を変更して、それらをワークピース２の寸法に可能な限り最良の方法で適合させることが可能である。例えば、様々な寸法のワークピース２のレーザ加工を管理することが可能である。

さらなる利点は、検出された動作位置に応じた閉鎖装置及び／または被覆装置２９の正確な制御のおかげで、オペレータの安全を保証するためのセンサ装置及び制御ユニットを有するという事実にある。

最後に、特許請求の範囲によって定義される保護の範囲から逸脱しない、説明され図示された加工機１及び／またはハウジング４に修正及び変形を加えることができることは明らかである。

１ レーザ加工機、２ ワークピース、３ 加工片、４ ハウジング、５ 内部空間、６ レーザ機器、７ 第１の作業空間、８ 第２の作業空間、９ 隔壁、１５ 側壁、１６ 第１の補助壁、１７ 第１の入口、１８ 第２の入口、１９ 第１のドア、２０ 第２のドア、２１ 側方部分、２２ 第１の収容座部、２３ 第２の収容座部、２６ 第１の端部部分、２７ 第２の端部部分、２８ 突出部分、２９ 被覆装置、３２ 第１のカバー、３３ 第２のカバー、３４ ガイドシステム、３５ 主要部分、３６ 補助部分、３７ 第１のトラック群、３８ 第２のトラック群、３９ 第１のトラック、４０ 第２のトラック、４１ 第１の部分、４２ 第２の部分、４３ 第１の収容装置、４４ 第２の収容装置、４５ 作動装置、５０ レーザ装置、５１ 支持構造体、５２ 固定構造体、５３ 可動構造体、５４ 作業テーブル、５５ マンマシンインターフェース、Ａ 第１の軸、Ｂ 第２の軸、Ｃ 第３の軸、Ｄ 隔壁の法線に平行な方向、Ｅ トラックの軸、Ｅ１ 第１の長さ、Ｅ２ 第２の長さ

Claims (15)

1. ワークピース（２）、特に金属ワークピースをレーザによって処理するためのレーザ加工機（１）用のハウジング（４）であって、
   前記ハウジング（４）は、
   －第１の長さ（Ｅ１）を有する第１の作業空間（７）と第２の長さ（Ｅ２）を有する第２の作業空間（８）とを互いから隔てる隔壁（９）であって、前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）は、前記ワークピース（２）を受け入れるように構成される、隔壁（９）と、
   －前記第１の作業空間（７）へのアクセスを可能にする第１の入口（１７）と、
   －前記第２の作業空間（８）へのアクセスを可能にする第２の入口（１８）と、
   －前記第１の入口（１７）及び前記第２の入口（１８）を選択的に開閉するように構成された閉鎖装置（１９；２０）と、
   －前記閉鎖装置（１９；２０）に動作可能に接続された制御ユニットと、
   を備え、
   前記隔壁（９）は、少なくとも第１の位置、第２の位置及び第３の位置間で可変である動作位置に配置可能であり、
   前記第１の長さ（Ｅ１）及び前記第２の長さ（Ｅ２）は、前記動作位置に応じて変化し、
   前記制御ユニットは、前記隔壁（９）の前記動作位置に応じて前記閉鎖装置（１９；２０）を制御するように構成される、ハウジング（４）。
2. 前記ハウジング（４）は、前記制御ユニットに動作可能に接続され、前記隔壁（９）の前記動作位置を決定するように構成されたセンサ装置をさらに備え、
   前記制御ユニットは、前記センサ装置によって決定されるような前記隔壁（９）の前記動作位置に応じて前記閉鎖装置（１９；２０）を制御するように構成される、請求項１に記載のハウジング。
3. 前記第１の動作位置は、第１の最小長さ（Ｅ１）及び第２の最大長さ（Ｅ２）を決定する第１の限界動作位置に対応する、及び／または、前記第３の動作位置は、第１の最大長さ（Ｅ１）及び第２の最小長さ（Ｅ２）を決定する第２の限界動作位置に対応する、請求項１に記載のハウジング。
4. 第１の軸（Ａ）に沿って互いから離間されている第１の側壁（１５）及び第２の側壁（１５）をさらに備え、
   前記隔壁（９）は、前記第１の側壁（１５）と前記第２の側壁（１５）との間に介在しており、
   前記第１の軸（Ａ）に沿った前記隔壁（９）と前記第１の側壁（１５）との間の延長部は、前記第１の長さ（Ｅ１）を決定し、前記第１の軸（Ａ）に沿った前記隔壁（９）と前記第２の側壁（１５）との間の延長部は、前記第２の長さ（Ｅ２）を決定する、請求項１に記載のハウジング。
5. 前記隔壁（９）の前記動作位置は、前記第１の軸（Ａ）に沿った前記第１の入口（１７）の第１の延長部及び前記第２の入口（１８）の第２の延長部を決定する、請求項４に記載のハウジング。
6. 前記ハウジング（４）は、少なくとも、前記ハウジング（４）の内部空間（５）に配置され、前記第１の位置、前記第２の位置、及び前記第３の位置をそれぞれ規定する、第１のガイドアセンブリ、第２のガイドアセンブリ、及び第３のガイドアセンブリを備え、
   前記隔壁（９）を前記第１の位置、前記第２の位置、及び前記第３の位置にそれぞれ配置するために、前記隔壁（９）を前記第１のガイドアセンブリ、前記第２のガイドアセンブリ、及び前記第３のガイドアセンブリに選択的に結合することができる、請求項１に記載のハウジング。
7. 前記隔壁（９）に結合され、前記第１の位置に対応する第１の限界位置と前記第３の位置に対応する第２の限界位置との間で前記隔壁（９）の法線方向に沿って前記隔壁（９）を移動させるように構成された移動装置をさらに備える、請求項１に記載のハウジング。
8. 前記閉鎖装置（１９；２０）は、前記第１の入口（１７）または前記第２の入口（１８）を選択的に閉鎖するように構成された少なくとも１つのドア（１９；２０）を備え、
   少なくとも１つの前記ドア（１９；２０）の長さは変更可能であり、
   前記制御ユニットは、前記第１の入口（１７）または前記第２の入口（１８）を閉鎖するために、前記ドア（１９；２０）が前記ハウジング（４）のそれぞれの側方部分から前記隔壁（９）まで延在するように、少なくとも１つの前記ドア（１９；２０）を制御するように構成される、請求項１に記載のハウジング。
9. 前記閉鎖装置（１９；２０）は、前記第１の入口（１７）及び前記第２の入口（１８）をそれぞれ選択的に開閉するように構成された第１のドア（１９）及び第２のドア（２０）を備え、
   前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）の各々は、それぞれの閉鎖構成とそれぞれの開放構成との間で制御可能であり、
   前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）は、それらが前記それぞれの閉鎖構成及び前記それぞれの開放構成においてそれぞれ制御されたときに、前記第１の入口（１７）及び前記第２の入口（１８）をそれぞれ閉鎖及び解放し、
   前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）の各々は、前記それぞれの閉鎖構成において制御されているとき、前記ハウジングのそれぞれの側方部分の領域に設けられたそれぞれの収容座部（２２；２３）から前記隔壁（９）まで延在する、請求項１に記載のハウジング。
10. 前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）はスライド式の及び／または伸縮式のドアを備え、
    前記制御ユニットは、前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）が前記それぞれの閉鎖構成で制御されるときに、前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）を前記隔壁（９）と位置合わせするように、センサ装置によって検出された前記動作位置に応じて前記第１のドア（１９）及び前記第２のドア（２０）の延長部を制御するように構成される、請求項９に記載のハウジング。
11. －前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）の少なくとも一方を選択的に覆うように構成された被覆装置（２９）をさらに備え、
    前記制御ユニットは、前記被覆装置（２９）に動作可能に接続され、前記隔壁（９）の前記動作位置に応じて前記被覆装置（２９）を制御するように構成される、請求項１に記載のハウジング。
12. 前記被覆装置（２９）は、カバー（３２；３３）であって、前記カバー（３２；３３）が前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）の一方を覆うように構成された少なくともアクティブ構成において制御可能である、カバー（３２；３３）を備え、
    前記カバー（３２；３３）は、前記カバーが前記アクティブ構成において制御されるときに前記ハウジング（４）のそれぞれの側方部分から前記隔壁（９）まで延在する、請求項１１に記載のハウジング。
13. ワークピース（２）、特に金属ワークピースをレーザによって処理するためのレーザ加工機（１）であって、
    －請求項１に記載のハウジング（４）と、
    －前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）においてレーザ加工を実行するように構成された少なくとも１つのレーザ機器（６）と、
    を備える、レーザ加工機（１）。
14. 前記レーザ機器（６）は、前記閉鎖装置（１９；２０）が前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）をそれぞれ閉鎖している間に前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）においてレーザ加工を実行するように構成される、請求項１３に記載のレーザ加工機。
15. 前記レーザ機器（６）は、前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）においてそれぞれレーザ加工を実行するために、前記第１の作業空間（７）及び前記第２の作業空間（８）に選択的に配置可能な少なくとも１つのレーザ装置（５０）を備える、請求項１３に記載のレーザ加工機。

Images