JP2023082720A - 風力発電施設の支持構造体 - Google Patents
風力発電施設の支持構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023082720A JP2023082720A JP2021196577A JP2021196577A JP2023082720A JP 2023082720 A JP2023082720 A JP 2023082720A JP 2021196577 A JP2021196577 A JP 2021196577A JP 2021196577 A JP2021196577 A JP 2021196577A JP 2023082720 A JP2023082720 A JP 2023082720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- horizontal
- support structure
- pile
- horizontal connecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010248 power generation Methods 0.000 title claims abstract description 54
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 29
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 29
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 20
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 7
- 239000011440 grout Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract description 15
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
- Foundations (AREA)
Abstract
【課題】製作コスト及び施工コストを縮減することができ、高い疲労耐久性能を有する風力発電施設の支持構造体を提供する。【解決手段】多柱構造の基礎部3及び合成構造のタワー部5を有する支持構造体1であって、基礎部3は、三本の垂直な基礎パイル31とこれらを連結する横繋材4を有し、タワー部5は、三本の垂直な柱材21とこれらを連結する横繋材4とからなる多柱部を有する。基礎パイル31と柱材21は、直径及び厚さが同一の鋼管によって構成され、各柱材21は、各基礎パイル31の上に同軸的に配置、接合されている。横繋材4は、水平方向へ正三角形を形成するように配置された三つの円筒状のソケットと、これらのソケット同士を連結する横梁とを有し、基礎パイル31及び柱材21は、各ソケットの内側に挿通された状態で横繋材4とそれぞれ一体化されている。【選択図】図1
Description
本発明は、洋上又は陸上の風力発電施設の発電部を支持する柱状支持構造体に関する。
着床式の洋上風力発電施設は、基本的に、発電部(ブレード、ハブ、及び、ナセル)と、発電部を支持するタワー部と、タワー部を支持する基礎部とによって構成されている。
基礎部の構造としては、図13に示すように様々なタイプのものが知られている。例えば、図13(1)に示すように、タワー部5を支持する基礎部3の下半部(海底地盤中に埋設される部分)と上半部(海底から海面上方までの部分)とが、一本の垂直な鋼管杭37によって構成されるモノパイル式や、図13(2)に示すように、基礎部3として、比重及び体積が大きい重量基礎部38を採用し、これを海底地盤上に固定する重力式や、下端を海底地盤中に埋設した複数本の脚部39を海中又は海上で連結することによって基礎部3を構成するジャケット式(図13(3))、トリポッド式(図13(4))、トリパイル式(図13(5))等のタイプが知られている。
一方、基礎部3の上に立設されるタワー部5としては、一本柱構造を採用したものが多い。実際、比較的小型の風力発電施設においては、殆どの場合、一本柱構造のタワー部が採用されている。
ところで近年では、発電効率を高めるため、風力発電施設の大型化が求められているが、大型の風力発電施設において、一本柱構造のタワー部を採用する場合、極めて大きな断面となってしまうという問題がある。例えば、海面の上方100m(或いはそれ以上)の高さ位置に発電部が支持されるような大型の風力発電施設の場合、タワー部を構成する鋼管の直径を8~12m、鋼材の厚さを100mm以上に設定する必要がある。
この場合、汎用の既製鋼管を利用することはできないため、特大サイズの鋼管を特別に製作する必要があるが、そのような特大サイズの鋼管の製作は極めて難易度が高く、製作コストが増大することになる。また、施工上の困難性も増大し、施工コストも高騰してしまうという問題がある。大型の風力発電施設において、モノパイル式の基礎部3(図13(1)参照)を採用する場合も、同様の問題が生じることになる。
また、従来の一般的な着床式洋上風力発電施設は、基礎部3とタワー部5の接合部J(図13参照)において断面が変化する構造となっているため、ここが応力の集中点となり、繰り返し荷重による疲労耐久性能の面で問題がある。
本発明は、このような従来技術における問題を解決しようとするものであって、製作コスト及び施工コストを縮減することができ、高い疲労耐久性能を有する風力発電施設の支持構造体を提供することを目的とする。
本発明に係る風力発電施設の支持構造体は、多柱構造の基礎部、及び、合成構造のタワー部を有し、基礎部は、三本(又は四本以上)の垂直な基礎パイルと、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とを有し、タワー部は、三本(基礎パイルと同数)の垂直な柱材と、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とからなる多柱部を有し、基礎パイルと柱材は、直径及び厚さ寸法が同一の鋼管によって構成され、各柱材は、各基礎パイルの上に同軸的に配置されて接合され、基礎パイルを連結する横繋材、及び、柱材を連結する横繋材は、水平方向へ相互に等しい間隔を置いて、正三角形(又は正多角形)を形成するように配置された三つの円筒状のソケットと、これらのソケット同士を連結する横梁とを有し、基礎パイルと横繋材とが、各ソケットの内側に基礎パイルがそれぞれ挿通された状態で一体化されるとともに、柱材と横繋材とが、各ソケットの内側に柱材がそれぞれ挿通された状態で一体化されていることを特徴としている。
基礎パイルの外側に複数本の補強パイルを配置し、基礎パイルと補強パイルと横繋材とが、各ソケットの内側に基礎パイルと補強パイルがそれぞれ挿通された状態で一体化されるように構成することもできる。また、基礎部とタワー部の接合部は、基礎部の最上段の横繋材と、多柱部の最下段の横繋材との間の位置に設定されていることが好ましい。
尚、基礎パイルの下半部を地盤中に埋設固定することにより、着床式の支持構造体をとすることができ、基礎パイルの下端部を、海底地盤上に固定された重量ベースと一体化することにより、重力式の支持構造体とすることができる。また、基礎パイルの下端部を、繋留された浮力体と一体化することにより、浮体式の支持構造体とすることができる。更に、着床式の基礎部に対して、副発電部を支持できる浮力体を連結することにより、着床式と浮体式の併用構造の支持構造体とすることができる。
本発明に係る風力発電施設の支持構造体の施工方法は、一つの横繋材を吊り下ろし、予め設置しておいた導杭に横繋材を固定し、もう一つの横繋材を、固定した横繋材の鉛直上方位置において、向きが一致するように配置して固定し、基礎パイルを上方から吊り下ろし、上方の横繋材の一つのソケット内に挿通させるとともに、その鉛直下方に位置する下方の横繋材のソケット内に挿通させて、基礎パイルを垂直に保持し、この状態で基礎パイルを海底地盤中へ打ち込み、ソケットと、その内側に挿通された基礎パイルとの隙間にグラウトを充填して、基礎パイルと横繋材とを一体化して、垂直に設置された基礎パイルが、横繋材によって水平方向へ相互に連結された多柱構造の基礎部を構築し、予め組み立てた多柱部を基礎部の上に載置し、基礎部の基礎パイルとその上に配置された多柱部の柱材とを溶接及び/又はボルトにより連結し、基礎部とタワー部の多柱部とを一体化することを特徴としている。
本発明に係る風力発電施設の支持構造体は、安価に製造又は調達が可能なサイズの既製鋼管を使用することができるため、従来技術と比較して、製作コストを大幅に縮減することができる。また、施工性の向上、及び、工期の短縮という効果も期待することができる。更に、設計時において、鋼管のサイズ、配置、組み合わせを検討することにより、タワー部と基礎部の硬さや抵抗力を容易に調整することができる。
また、基礎部とタワー部の多柱部の鋼管が一体型で、同断面であり、応力集中が生じない特徴を有する構造であるため、繰り返し荷重に対する高い疲労耐久性能を期待することができる。更に、水平荷重による曲げモーメントとねじりモーメントに対して効率的に抵抗できる構造を有するとともに、複数の任意の方向へ効率的に抵抗できる構造を有しているため、従来技術と比較して、製作コスト及び施工コストを節減できるという効果を期待することができる。
以下、添付図面に沿って、本発明の実施形態(第一~第八実施形態)について説明する。尚、本発明は、洋上風力発電施設の支持構造体(及びその施工方法)として実施できるほか、陸上風力発電施設の支持構造体(及びその施工方法)としても実施することができる。
(第一実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体)
図1は、本発明の第一実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。この支持構造体1は、基礎部3と、その上に構築されるタワー部5とが、同一の構造(多柱構造)を有し、かつ、それらが上下方向へ一体的に接合された構成となっている。より具体的には、基礎部3は、三本の垂直な鋼管(基礎パイル31)と、これらを、所定の間隔を維持して水平方向へ相互に連結する複数の横繋材4とによって構成されている。一方、タワー部5は、基礎部3と同様に、三本の垂直な鋼管(柱材21)と、これらを、所定の間隔を維持して水平方向へ相互に連結する複数の横繋材4とによって構成された多柱部2と、その上方に配置された一本柱部7と、それらを連結する連結部9とによって構成された合成構造となっている。
図1は、本発明の第一実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。この支持構造体1は、基礎部3と、その上に構築されるタワー部5とが、同一の構造(多柱構造)を有し、かつ、それらが上下方向へ一体的に接合された構成となっている。より具体的には、基礎部3は、三本の垂直な鋼管(基礎パイル31)と、これらを、所定の間隔を維持して水平方向へ相互に連結する複数の横繋材4とによって構成されている。一方、タワー部5は、基礎部3と同様に、三本の垂直な鋼管(柱材21)と、これらを、所定の間隔を維持して水平方向へ相互に連結する複数の横繋材4とによって構成された多柱部2と、その上方に配置された一本柱部7と、それらを連結する連結部9とによって構成された合成構造となっている。
尚、本実施形態においては、基礎部3の各基礎パイル31は、下半部が海底地盤G中に埋設され、上半部が海底から海面の上方まで延在するように設置される。また、多柱部2の各柱材21は、海面の上方において、各基礎パイル31の上に(基礎パイル31と一対一の対応関係をもって)同軸的に配置され、図1に示す接合部Jにおいて接合されている。
三本の基礎パイル31、及び、三本の柱材21はいずれも、直径及び厚さ寸法が同一の鋼管(本実施形態においては、外径が2.5m、鋼材の厚さが45mm程度の汎用の既製鋼管)によって構成されている。従って、基礎パイル31と、その上に同軸的に配置された柱材21は、同一の水平断面が上下方向へ連続することになり、基礎パイル31の下端部から柱材21の上端部まで、基本的に(溶接ビード、添接板等の接合手段を除き)断面が変化せずに一貫した長大な鋼管として構成されることになる。尚、多柱部2(柱材21)の上端には、連結部9を介して一本柱部7が連結され、一本柱部7の上端には、発電部6が支持される。
図2は、図1に示す横繋材4の平面図である。この横繋材4は、三つの円筒状のソケット41と、これらのソケット41同士を水平方向へ連結する三つの横梁42(I型鋼)とによって構成されている。尚、三つの横梁42は、いずれも同一の長さ寸法に設定されており、従って三つのソケット41は、水平方向へ相互に等しい間隔で(ソケット41の中心軸線同士を結ぶ三本の仮想水平線F1が正三角形を形成するように)配置され、連結されている。
各ソケット41の内側には、基礎パイル31又は柱材21が貫通するように挿通される。そして、それらの隙間C(ソケット41の内周面と、基礎パイル31又は柱材21の外周面との間)には、グラウトが充填され、挿通された基礎パイル31又は柱材21と横繋材4とが一体化される。
このため、基礎部3は、三本の垂直な基礎パイル31が、正三角形を形成するように(中心軸線同士を結ぶ三本の仮想水平線が正三角形を形成するように)配置された状態で横繋材4によって連結され、一体化された構造を有し、多柱部2も同様に、三本の垂直な柱材21が、正三角形を形成するように配置された状態で横繋材4によって連結され、一体化された構造を有している。従って、本実施形態の支持構造体1は、暴風、波浪、地震、津波などの荷重に対して任意の方向に抵抗することができる。
また、大型の風力発電施設において、一本柱構造のタワー部や、モノパイル式の基礎部3(図13(1)参照)を採用する場合、製作の難易度が極めて高い特大サイズの鋼管を製作する必要があり、製作コストも増大するという問題があるが、本実施形態に係る支持構造体1は、上述したように基礎部3及び多柱部2のいずれにおいても、汎用の既製鋼管を利用することができ、また、横繋材4によって鋼管(基礎パイル31及び柱材21)同士を連結するだけで構成することができるため、特大サイズの特製の鋼管を製作する場合と比較して、製作コストを大幅に縮減することができる。
更に、従来の一般的な着床式洋上風力発電施設においては、基礎部3とタワー部5の接合部J(図13参照)が応力の集中点となり、疲労耐久性能の面で問題があったが、本実施形態に係る支持構造体1は、基礎部3の鋼管(基礎パイル31)と、その上に同軸的に配置され、接合されたタワー部5の鋼管(多柱部2の柱材21)とが、同一の水平断面を有し、断面が変化することなく一貫した長大な鋼管として構成されており、接合部J(図1参照)において応力集中が生じない構造となっており、上記のような従来技術における問題(疲労耐久性能の問題)を好適に解決することができる。
尚、本実施形態の支持構造体1において、基礎部3とタワー部5の接合部Jは、横繋材4のソケット41の内側ではなく、図3に示すように、基礎部3の最上段の横繋材4Bと、タワー部5(多柱部2)の最下段の横繋材4Cとの間の位置に設定されることが好ましい。また、この支持構造体1が特定の方向(例えば、図3に示す矢印Dの方向)へ暴風や波浪の作用を受けた場合の曲げ応力分布Sを、フレーム解析等によって確認し、応力振幅が小さい部位(曲げモーメントが小さい部位)を接合部Jとして選定することにより、疲労耐久性能の向上を期待することができる。
(第二実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体の施工方法)
第一実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1は、例えば次のような方法によって施工することができる。まず、図4(1)に示すように、三本の導杭8を、支持構造体1の設置予定位置の外側に(水平方向へ正三角形を形成するように)垂直に打ち込んで設置する。尚このとき、各導杭8の上端部は、海面よりも上方の所定の高さ位置まで突出した状態とする。導杭8の打ち込み作業は、海上の設置予定位置の近傍に固定したスパッド台船上のクレーン及び杭打ち機(図示せず)を用いて行う。
第一実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1は、例えば次のような方法によって施工することができる。まず、図4(1)に示すように、三本の導杭8を、支持構造体1の設置予定位置の外側に(水平方向へ正三角形を形成するように)垂直に打ち込んで設置する。尚このとき、各導杭8の上端部は、海面よりも上方の所定の高さ位置まで突出した状態とする。導杭8の打ち込み作業は、海上の設置予定位置の近傍に固定したスパッド台船上のクレーン及び杭打ち機(図示せず)を用いて行う。
次に、図4(2)に示すように、一つの横繋材4Aを海中に吊り下ろし、所定の高さ(深さ)位置において、三本の導杭8にボルトで固定し、更に、もう一つの横繋材4Bを、海中に固定した横繋材4Aの鉛直上方位置において向きが一致するように配置し、導杭8の上端部(海面上方に突出している)に対してボルトで固定する。
続いて、図4(3)に示すように、一本の基礎パイル31を上方から吊り下ろし、海面上方の横繋材4Bの一つのソケット41B内に挿通させるとともに、その鉛直下方に位置する(海中の横繋材4Aの)ソケット41A内に挿通させる。そうすると、これらのソケット41B,41Aによって基礎パイル31が垂直に保持されることになり(つまり、ソケット41B,41Aがガイドとして機能し)、この状態で基礎パイル31を海底地盤G中へ打ち込むことにより、基礎パイル31を高い精度で施工する(設置予定位置に対し正確に、かつ、垂直に設置する)ことができる。そして、横繋材4のソケット41と、その内側に挿通された基礎パイル31との隙間にグラウトを充填して、基礎パイル31と横繋材4とを一体化する。
この基礎パイル31の打ち込み作業を更に二回繰り返すことにより、図4(4)に示すように、下半部が海底地盤G中に埋設され、上半部が海底から海面の上方まで延在するように垂直に設置された三本の基礎パイル31が、二つの横繋材4によって水平方向へ相互に連結された多柱構造の基礎部3を構築することができる。そして、この基礎部3(各基礎パイル31の上端部)の上に、多柱部2を載置し、各基礎パイル31とその上に配置された柱材21とを溶接して(又はボルトにより)連結し、基礎部3と多柱部2とを一体化する。
尚、多柱部2は、岸壁ヤード等において予め組み立てておき(より具体的には、三本の柱材21を、図1に示すように複数個の横繋材4によって連結し、横繋材4のソケット41と、その内側に挿通された柱材21との隙間にグラウトを充填して、柱材21と横繋材4とを一体化しておき)、これを基礎部3の近傍まで移送し、クレーンによって吊り上げて、基礎部3と連結する。
また、基礎部3を構成する基礎パイル31については、多柱部2と一体化する前に、必要に応じて継ぎ杭(延長部の連結)を行うことができる。より具体的には、図4(3)に示す工程(海底地盤G中への基礎パイル31の打ち込み)の後、図5(1)に示すように、下半部を海底地盤G中に埋設した基礎パイル(第一基礎パイル31A)の上に、直径及び厚さ寸法が同一の鋼管(第二基礎パイル31B)を同軸的に配置し、それらを接合(溶接)する。そして、この継ぎ杭を行って形成した基礎パイル31を、杭打ち機等によって更に深く打ち込む。これにより、例えば図5(2)に示すように、第一基礎パイル31Aのみでは届かない深度(海底地盤Gの下層側)に存在する硬質地盤Hまで、基礎パイル31を到達させることが可能となる。
(第三実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体の施工方法)
基礎部3の構築に際し、第二実施形態においては、導杭8を利用して先に横繋材4を設置し、それらのソケット41に基礎パイル31を挿通させて、海底地盤G中へ打ち込む方法が採用されているが、図6(1)に示すように、まず、一本の基礎パイル31Aを海底地盤G中に垂直に打ち込んで設置し、この基礎パイル31Aに対し、ソケット41を装着することによって二つの横繋材4を取り付け、図6(2)に示すように、残りの二本の基礎パイル31B,31Cを、残りのソケット41にそれぞれ挿通させて、打ち込むという方法を採用することもできる。
基礎部3の構築に際し、第二実施形態においては、導杭8を利用して先に横繋材4を設置し、それらのソケット41に基礎パイル31を挿通させて、海底地盤G中へ打ち込む方法が採用されているが、図6(1)に示すように、まず、一本の基礎パイル31Aを海底地盤G中に垂直に打ち込んで設置し、この基礎パイル31Aに対し、ソケット41を装着することによって二つの横繋材4を取り付け、図6(2)に示すように、残りの二本の基礎パイル31B,31Cを、残りのソケット41にそれぞれ挿通させて、打ち込むという方法を採用することもできる。
(第四実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体の施工方法)
基礎部の構築に際し、岸壁ヤード等において予め組み立ておいた基礎部3(図1に示すように、三本の基礎パイル31を複数個の横繋材4によって連結したもの)を設置予定位置まで移送し、バイブロ杭打ち機等を用いて海底地盤中に打ち込むという方法を採用することもできる。
基礎部の構築に際し、岸壁ヤード等において予め組み立ておいた基礎部3(図1に示すように、三本の基礎パイル31を複数個の横繋材4によって連結したもの)を設置予定位置まで移送し、バイブロ杭打ち機等を用いて海底地盤中に打ち込むという方法を採用することもできる。
(第五実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体)
図7は、本発明の第五実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。本実施形態の支持構造体1は、第一実施形態の支持構造体1に対し、基礎部3を構成する三本の基礎パイル31の外側に、三本の補強パイル32が垂直に設置され、それらの基礎パイル31及び補強パイル32が、図2に示す横繋材4よりも大型の横繋材4’,4”によって連結されている点で相違している。
図7は、本発明の第五実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。本実施形態の支持構造体1は、第一実施形態の支持構造体1に対し、基礎部3を構成する三本の基礎パイル31の外側に、三本の補強パイル32が垂直に設置され、それらの基礎パイル31及び補強パイル32が、図2に示す横繋材4よりも大型の横繋材4’,4”によって連結されている点で相違している。
より具体的には、本実施形態の支持構造体1においては、基礎部3の基礎パイル31及び補強パイル32を連結するための手段として、三つの円筒状のソケット41と、それらの外側に配置された三つの円筒状のソケット41’とを九つの横梁42によって連結した横繋材4’(図7、図8参照)、及び、その上方に配置される横繋材4”(図7参照)が用いられている。
図8に示すように、横繋材4’の九つの横梁42は、いずれも同一の長さ寸法に設定されている。そして、中央の三つのソケット41は、図2の横繋材4と同様に、水平方向へ相互に等しい間隔で(ソケット41の中心軸線同士を結ぶ三本の仮想水平線F1が正三角形を形成するように)配置され、連結されている。また、外側の各ソケット41’は、その内側に隣接する二つのソケット41に対し、それらのソケット41同士の間隔と等しい間隔で(ソケット41’と、その内側に隣接する二つのソケット41の中心軸線同士を結ぶ三本の仮想水平線F2がそれぞれ正三角形を形成するように)配置され、連結されている。
中央の三つのソケット41の内側には、基礎パイル31がそれぞれ貫通するように挿通され、外側の三つのソケット41’には、補強パイル32がそれぞれ貫通するように挿通される。そして、それらの隙間には、グラウトが充填され、挿通された基礎パイル31又は補強パイル32と横繋材4’とが一体化される。
尚、横繋材4’の上方に配置される横繋材4”は、図7に示すように、外側のソケット41”の上端部が閉じられている点においてのみ横繋材4’と相違し、それ以外の構成は横繋材4’と共通している。
風力発電用施設の支持構造体は、水平荷重による曲げモーメントのみならず、ねじりモーメントに対して抵抗する構造であることが求められるところ、本実施形態の支持構造体1は、応力が大きい基礎部3に補強パイル32を追加して配置することにより、曲げモーメント及びねじりモーメントに対する抵抗力を増加させることができる。
(第六実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体)
図1及び図7に示す上記実施形態の支持構造体1においては、基礎部3を構成する基礎パイル31(及び補強パイル32)の下半部を、海底地盤中に埋設して固定する方式(着床式)が採用されているが、図9に示すように、基礎パイル31(及び補強パイル32)の下端部が、比重及び体積が十分に大きい重量ベース33と一体化された構造とし、この重量ベース33を海底地盤上に固定する方式(重力式)を採用することもできる。或いは、図10に示すように、基礎パイル31(及び補強パイル32)の下端部が、浮力体34と一体化された構造とし、この浮力体34を、ケーブル(図示せず)等によって繋留して、海中に固定する方式を採用することもできる。
図1及び図7に示す上記実施形態の支持構造体1においては、基礎部3を構成する基礎パイル31(及び補強パイル32)の下半部を、海底地盤中に埋設して固定する方式(着床式)が採用されているが、図9に示すように、基礎パイル31(及び補強パイル32)の下端部が、比重及び体積が十分に大きい重量ベース33と一体化された構造とし、この重量ベース33を海底地盤上に固定する方式(重力式)を採用することもできる。或いは、図10に示すように、基礎パイル31(及び補強パイル32)の下端部が、浮力体34と一体化された構造とし、この浮力体34を、ケーブル(図示せず)等によって繋留して、海中に固定する方式を採用することもできる。
(第七実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体)
図11は、本発明の第七実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。この支持構造体1は、着床式の基礎部3に対して浮力体34を連結し、タワー部5の上に支持されているメインの発電部6よりも小型の副発電部6’を、浮力体34の上に支持できるように構成したものである。つまりこの支持構造体1は、着床式と浮体式の併用構造となっている。
図11は、本発明の第七実施形態に係る洋上風力発電施設の支持構造体1の斜視図である。この支持構造体1は、着床式の基礎部3に対して浮力体34を連結し、タワー部5の上に支持されているメインの発電部6よりも小型の副発電部6’を、浮力体34の上に支持できるように構成したものである。つまりこの支持構造体1は、着床式と浮体式の併用構造となっている。
(第八実施形態: 洋上風力発電施設の支持構造体)
図1に示す第一実施形態の支持構造体1においては、三本の基礎パイル31及び三本の柱材21をそれぞれ連結する手段として、三つの円筒状のソケット41を有する横繋材4(図2参照)が使用されているが、図12(1)に示すように、四つの円筒状のソケット41が正方形を形成するように配置されるとともに、これらが四つの横梁42によって連結された横繋材4を使用することもできる。この場合、四本の垂直な基礎パイル31を、正方形を形成するように配置して連結した基礎部と、四本の垂直な柱材21を同様に配置して連結した多柱部(タワー部)とからなる支持構造体を構築することができ、図1の支持構造体1と同様に、暴風、波浪、地震、津波などの荷重に対して任意の方向に抵抗することができる。
図1に示す第一実施形態の支持構造体1においては、三本の基礎パイル31及び三本の柱材21をそれぞれ連結する手段として、三つの円筒状のソケット41を有する横繋材4(図2参照)が使用されているが、図12(1)に示すように、四つの円筒状のソケット41が正方形を形成するように配置されるとともに、これらが四つの横梁42によって連結された横繋材4を使用することもできる。この場合、四本の垂直な基礎パイル31を、正方形を形成するように配置して連結した基礎部と、四本の垂直な柱材21を同様に配置して連結した多柱部(タワー部)とからなる支持構造体を構築することができ、図1の支持構造体1と同様に、暴風、波浪、地震、津波などの荷重に対して任意の方向に抵抗することができる。
また、図12(2)に示すように、四つの円筒状のソケット41が正方形を形成するように配置されるとともに、それらの外側に更に四つの円筒状のソケット41’が配置され、これらが多数の横梁42によって連結された横繋材4’を使用することもできる。この場合、四本の垂直な基礎パイル31と四本の垂直な補強パイル32を連結して形成した基礎部を有する支持構造体を構築することができる。
更に、五つ以上のソケットが連結された横繋材(図示せず)を使用することにより、五本以上の垂直な基礎パイルを、正多角形を形成するように配置して連結した基礎部と、基礎パイルと同数の垂直な柱材を、同様に配置して連結したタワー部とからなる支持構造体(図示せず)を構築することもできる。この場合も、暴風、波浪、地震、津波などの荷重に対して任意の方向に抵抗することができる。
1:支持構造体、
2:多柱部、
21:柱材、
3:基礎部、
31,31A~C:基礎パイル、
32:補強パイル、
33:重量ベース、
34:浮力体、
37:鋼管杭、
38:重量基礎部、
39:脚部、
4,4’,4”,4A~C:横繋材、
41,41’,41A,41B:ソケット、
42:横梁、
5:タワー部、
6:発電部、
6’:副発電部、
7:一本柱部、
8:導杭、
9:連結部、
C:隙間、
F1,F2:仮想水平線、
G:海底地盤、
H:硬質地盤、
J:接合部、
2:多柱部、
21:柱材、
3:基礎部、
31,31A~C:基礎パイル、
32:補強パイル、
33:重量ベース、
34:浮力体、
37:鋼管杭、
38:重量基礎部、
39:脚部、
4,4’,4”,4A~C:横繋材、
41,41’,41A,41B:ソケット、
42:横梁、
5:タワー部、
6:発電部、
6’:副発電部、
7:一本柱部、
8:導杭、
9:連結部、
C:隙間、
F1,F2:仮想水平線、
G:海底地盤、
H:硬質地盤、
J:接合部、
Claims (9)
- 多柱構造の基礎部、及び、合成構造のタワー部を有し、
基礎部は、三本の垂直な基礎パイルと、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とを有し、
タワー部は、三本の垂直な柱材と、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とからなる多柱部を有し、
基礎パイルと柱材は、直径及び厚さ寸法が同一の鋼管によって構成され、
各柱材は、各基礎パイルの上に同軸的に配置されて接合され、
基礎パイルを連結する横繋材、及び、柱材を連結する横繋材は、水平方向へ相互に等しい間隔を置いて、正三角形を形成するように配置された三つの円筒状のソケットと、これらのソケット同士を連結する横梁とを有し、
基礎パイルと横繋材とが、各ソケットの内側に基礎パイルがそれぞれ挿通された状態で一体化されるとともに、柱材と横繋材とが、各ソケットの内側に柱材がそれぞれ挿通された状態で一体化されていることを特徴とする、風力発電施設の支持構造体。 - 多柱構造の基礎部、及び、合成構造のタワー部を有し、
基礎部は、四本以上の垂直な基礎パイルと、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とを有し、
タワー部は、基礎パイルと同数の垂直な柱材と、これらを水平方向へ相互に連結する横繋材とからなる多柱部を有し、
基礎パイルと柱材は、直径及び厚さ寸法が同一の鋼管によって構成され、
各柱材は、各基礎パイルの上に同軸的に配置されて接合され、
基礎パイルを連結する横繋材、及び、柱材を連結する横繋材は、水平方向へ正多角形を形成するように配置された、基礎パイルと同数の円筒状のソケットと、これらのソケット同士を連結する横梁とを有し、
基礎パイルと横繋材とが、各ソケットの内側に基礎パイルがそれぞれ挿通された状態で一体化されるとともに、柱材と横繋材とが、各ソケットの内側に柱材がそれぞれ挿通された状態で一体化されていることを特徴とする、風力発電施設の支持構造体。 - 基礎パイルの外側に複数本の補強パイルが配置され、
基礎パイルと補強パイルと横繋材とが、各ソケットの内側に基礎パイルと補強パイルがそれぞれ挿通された状態で一体化されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の風力発電施設の支持構造体。 - 基礎部とタワー部の接合部が、基礎部の最上段の横繋材と、多柱部の最下段の横繋材との間の位置に設定されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の風力発電施設の支持構造体。
- 基礎パイルの下半部が地盤中に埋設固定されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の風力発電施設の支持構造体。
- 副発電部を支持できる浮力体が、基礎部に対して連結されていることを特徴とする、請求項5に記載の風力発電施設の支持構造体。
- 基礎パイルの下端部が、海底地盤上に固定された重量ベースと一体化されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の風力発電施設の支持構造体。
- 基礎パイルの下端部が、繋留された浮力体と一体化されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載の風力発電施設の支持構造体。
- 請求項1又は請求項2に記載の風力発電施設の支持構造体の施工方法であって、
一つの横繋材を吊り下ろし、予め設置しておいた導杭に固定し、
もう一つの横繋材を、固定した横繋材の鉛直上方位置において、向きが一致するように配置して固定し、
基礎パイルを上方から吊り下ろし、上方の横繋材の一つのソケット内に挿通させるとともに、その鉛直下方に位置する下方の横繋材のソケット内に挿通させて、基礎パイルを垂直に保持し、この状態で基礎パイルを海底地盤中へ打ち込み、
ソケットと、その内側に挿通された基礎パイルとの隙間にグラウトを充填して、基礎パイルと横繋材とを一体化して、垂直に設置された基礎パイルが、横繋材によって水平方向へ相互に連結された多柱構造の基礎部を構築し、
予め組み立てた多柱部を基礎部の上に載置し、基礎部の基礎パイルとその上に配置された多柱部の柱材とを溶接及び/又はボルトにより連結し、基礎部とタワー部の多柱部とを一体化することを特徴とする、洋上風力発電施設の支持構造体の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021196577A JP2023082720A (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 風力発電施設の支持構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021196577A JP2023082720A (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 風力発電施設の支持構造体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023082720A true JP2023082720A (ja) | 2023-06-15 |
Family
ID=86728671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021196577A Pending JP2023082720A (ja) | 2021-12-03 | 2021-12-03 | 風力発電施設の支持構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023082720A (ja) |
-
2021
- 2021-12-03 JP JP2021196577A patent/JP2023082720A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5741881B2 (ja) | 浮体構造物 | |
CA2938975A1 (en) | Method of assembling a floating wind turbine platform | |
US10465660B2 (en) | Reduced profile wind tower system for land-based and offshore applications | |
JP2011157971A (ja) | 洋上風車を支持するための支持構造体 | |
JP7433859B2 (ja) | 風力発電装置の支持構造及び風力発電装置 | |
CN105484285A (zh) | 一种拼装钢管混凝土柱式高承台塔吊基础结构及施工方法 | |
EP2443342A1 (en) | Wind turbine foundation for variable water depth | |
TWI761079B (zh) | 套管架結構組合體 | |
US20110299937A1 (en) | Pre-stressed concrete foundation for a marine building structure | |
JP5820678B2 (ja) | 海洋構造物およびその設置構造 | |
EP2930273B1 (en) | Gravity based foundation for an offshore installation | |
WO2013044977A1 (en) | A wall element system for an offshore power storage facility | |
Schaumann et al. | Support structures of wind energy converters | |
KR101043605B1 (ko) | 해상 구조물의 설치를 위한 연약지반용 단일 지지 파일의 멀티형 서포트 커넥터 기구 | |
CN110735394B (zh) | 索塔结构及其建造方法 | |
GB2505192A (en) | A pile sleeve connection for a monopole foundation | |
JP2019100070A (ja) | 洋上風力発電施設の基礎構造およびその施工方法 | |
CN104452798B (zh) | 海上风机基础结构、设备及其施工方法 | |
JP2023082720A (ja) | 風力発電施設の支持構造体 | |
Shin et al. | Design of composite pile foundations for offshore wind turbines | |
JP7351820B2 (ja) | 基礎構造の施工方法および基礎構造 | |
WO2011154799A2 (en) | Pre-stressed concrete foundation for a marine building structure | |
CN108385738A (zh) | 一种模拟桩顶线性刚度约束的扭矩加载装置及方法 | |
CN114348194B (zh) | 悬浮式frp混凝土组合牵索塔式减震平台及其施工方法 | |
Skourti | A review of the available technologies and structural design practices for offshore wind turbines |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240522 |