JP2023082572A - 焚火台 - Google Patents

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【課題】火の粉の飛散を抑制することができる焚火台を提供することを目的とする。【解決手段】焚火台1は、屈曲変形自在なシート状のメッシュ部材12と、メッシュ部材12を支持する支持手段(第1の側壁部7、第2の側壁部8)と、を備え、メッシュ部材12は、燃料である薪Mが載置される載置部12fと、載置部12fの両側から起立することによって対向する第1の起立部12gおよび第2の起立部12hと、を有するように屈曲変形された状態で支持手段に支持される。燃焼する薪Mは第1の起立部12gおよび第2の起立部12h、第2の側壁部8によって周囲を覆われるので、火の粉の飛散を抑制することができる。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 令和3年8月30日 株式会社エイケイ舎(焚火台の販売) 令和3年8月31日 BaseCamp(焚火台のウェブサイト(amazon.co.jp)上での公開) 令和3年8月31日 BaseCamp(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年8月31日 BaseCamp(焚火台の販売) 令和3年8月31日 株式会社ジェットスロウ(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年8月31日 株式会社ジェットスロウ(焚火台の販売) 令和3年8月31日 株式会社乗富鉄工所(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年8月31日 有限会社正賢(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年8月31日 有限会社正賢(焚火台の販売) 令和3年9月1日 楽天グループ株式会社(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月1日 株式会社PRTIMES(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月1日 株式会社PRTIMES(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月1日 株式会社さとふる(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月1日 株式会社トラストバンク(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月2日 vivit株式会社(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月2日 株式会社シェルパ(焚火台のシェルパイオンモール鹿児島店での販売) 令和3年9月2日 株式会社シェルパ(焚火台のシェルパ熊本本店での販売) 令和3年9月3日 ABENTEUER(焚火台の販売) 令和3年9月3日 STANDARD point(焚火台のウェブサイト上での公開) 令和3年9月3日 STANDARD point(焚火台の販売)
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本発明は屋外で使用される焚火台に関する。
キャンプ等のアウトドアレジャーにおいては、調理や暖をとることを目的として焚火が行われる。焚火は燃料である薪を着火させて行うものであるが、薪を芝生や地面に直接置いて着火させる直火行為を禁止するキャンプ場は少なくない。そこで従来、上部枠体を形成するガイド部材と、該ガイド部材を支持する支柱部材とで形成される枠体にステンレス製のメッシュ部材を取り付けた焚火台が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
実用新案登録第3223018号公報
ところで特許文献1をはじめとする従来技術においては、メッシュ部材を略水平な姿勢で枠体に取り付けていたため、燃焼する薪から発生した火の粉が周囲に飛散し易く、そのため火の粉が使用者の着用する衣類を損傷させ、さらには使用者が火傷を負う危険性が高いという課題があった。
そこで本発明は、火の粉の飛散を抑制することができる焚火台を提供することを目的とする。
本発明の焚火台は、屈曲変形自在なシート状のメッシュ部材と、前記メッシュ部材を支持する支持手段と、を備え、前記メッシュ部材は、燃料が載置される載置部と、前記載置部の両側から起立することによって対向する第1の起立部および第2の起立部と、を有するように屈曲変形された状態で前記支持手段に支持される。
本発明によれば、火の粉の飛散を抑制することができる。
本発明の一実施の形態における焚火台の斜視図 本発明の一実施の形態における焚火台の正面図 本発明の一実施の形態における焚火台の側面図 本発明の一実施の形態における焚火台の側面図 本発明の一実施の形態における焚火台の部分平面図 本発明の一実施の形態における焚火台の部分平面図 本発明の一実施の形態における焚火台の部分断面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における焚火台を構成するメッシュ部材の構造説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態における焚火台を構成するメッシュ部材の構造説明図 本発明の一実施の形態における焚火台の使用例を示す図 本発明の一実施の形態における焚火台の使用例を示す図
図1~図9を参照して、本発明の一実施の形態における焚火台1を説明する。焚火台1は主として、屋外で燃料である薪Mを燃焼させて調理や暖をとることを目的として使用される。薪Mとしては、クヌギ、アカマツ、広葉樹、針葉樹などの木材が挙げられる。なお、本発明における焚火台1とは、後述するメッシュ部材12で支持した薪Mを燃焼させる形態のものを指す。以下、水平面内における一の方向をX軸方向、X軸方向と直交する方向をY軸方向、水平面内(XY平面)において直交する方向をZ軸方向と称する。
焚火台1は、水平面内に展開するベース部としての主フレーム2(図1,7等)を備えている。主フレーム2は、一対の縦フレーム3及び横フレーム4を含んで構成される。縦フレーム3はY軸方向に沿って伸びており、長手方向における両端部には所定深さを有する溝部3aが形成されている(図5)。
図7は焚火台の横断面図である。一対の横フレーム4はX軸方向に沿って伸びており、両端が縦フレーム3よりも長さ寸法W1だけ外方にはみ出すように縦フレーム3上に架設されている。以下、縦フレーム3より外方にはみ出した横フレーム4の部分を「はみ出し部(符号は4a)」と称する。一対の横フレーム4には、複数(ここでは2個)の補強用フレーム5が架設されている。
一対の縦フレーム3の夫々には脚部6がY軸回りに回動自在に設けられている。図3,4,5において、脚部6は、縦フレーム3の個々の溝部3aに回動自在に嵌入された軸部材6aと、軸部材6aの一端から垂下する第1の桿部6bと、第1の桿部6bよりも主フレーム2の内方側において垂下する第2の桿部6cと、第1の桿部6bと第2の桿部6cの上部を連結する棒状の連結部材6dと、地面や芝生などの接地面GL(図10)に接触し第1の桿部6b及び第2の桿部6cの下端と連結する接地用桿部6eと、を含んで構成されている。使用者が脚部6を主フレーム2に対して外方へ回動させる過程で連結部材6dが横フレーム4のはみ出し部4aに当接することで、脚部6はそれ以上の回動が規制される。
一対の縦フレーム3の夫々に嵌入された軸部材6aには、第1の側壁部7と第2の側壁部8が、主フレーム2の長手方向における両側を覆う位置と覆わない位置との間で回動自在に設けられている。第1の側壁部7は、軸部材6aと交差(直交)する方向に沿って伸びた平板状の一対の第1のフレーム7Aと、端部が一対の第1のフレーム7Aに接続された第2のフレーム(上側)7B、第2のフレーム(下側)7Cと、を含んで構成される。第1のフレーム7Aには図示しない開口部が形成されており、この開口部に軸部材6aが挿入されている。
図4に示すように、第2のフレーム(上側)7Bは第1のフレーム7Aの上部に、第2のフレーム(下側)7Cは第1のフレーム7Aの下部に配置される。すなわち、第1の側壁部7には、X軸方向から視認したとき、第1のフレーム7A、第2のフレーム(上側)7B、第2のフレーム(下側)7Cによって囲まれた開口部9が形成されている。この開口部9は、後述する薪の投入部となっている。
図4,5,7において、第2のフレーム(下側)7Cは、「く」の字状に屈曲した屈曲部7Caと、屈曲部7Caの下端から主フレーム2の中心に向けて突出した第1の突出部7Cbと、第1の突出部7Cbを挟むように第1の突出部7Cbから下方に突出した第2の突出部7Ccと、を含んで構成される。なお、図5は後述するメッシュ部材12を装着する前の焚火台1の部分的平面図である。
第1の突出部7Cbは縦フレーム3の長手方向に沿って伸びており、メッシュ部材12を第1の側壁部7と第2の側壁部8に係止した状態では、メッシュ部材12の載置部12fの下方に位置する。これにより、メッシュ部材12に薪Mが載置されて荷重がかかった場合でも、第1の突出部7Cbがメッシュ部材12を支持できるようになっている。
第2の突出部7Ccは屈曲部7Caの下部における両端の位置に配置され、使用者が第1の側壁部7を主フレーム2に対して外方へ回動させる過程で横フレーム4に上方から当接することで、第1の側壁部7の回動を規制する。
第2の側壁部8は、軸部材6aと交差(直交)する方向に沿って伸びた平板状の一対の第3のフレーム8Aと、一対の第3のフレーム8Aと接続された板状部材8Bと、を含んで構成される。第3のフレーム8Aには図示しない開口部が形成されており、この開口部に軸部材6aが挿入されている。板状部材8Bの下方は、「く」の字状に屈曲しており、板状部材8Bの下端部には主フレーム2の中心に向けて突出した第3の突出部8Baが形成されている。
第3の突出部8Baは第1の突出部7Cbと同様に、縦フレーム3の長手方向に沿って伸びており、メッシュ部材12を第1の側壁部7と第2の側壁部8に係止した状態では、メッシュ部材12の載置部12fの下方に位置する。
板状部材8Bの下部における両端の位置には、第3の突出部8Baを挟むように第3の突出部8Baから下方に突出した第4の突出部8Bbが形成されている。第4の突出部8Bbは、使用者が第2の側壁部8を主フレーム2に対して外方へ回動させる過程で横フレーム4に上方から当接することで、第2の側壁部8の回動を規制する。
第1のフレーム7Aと第3のフレーム8Aの上部には夫々、上方に切り欠かれた(上方に開口した)切り欠き部10,11が形成されている。切り欠き部は「コ」の字状に屈曲変形させたメッシュ部材12を係止する係止手段として機能する。
次に図8,9を参照して、メッシュ部材12について説明する。メッシュ部材12は細かい網目状のシート部材(メッシュシート)であり、屈曲変形自在である。本明細書に添付の図面においては、メッシュ部材12の網目状の図示を一部で省略している。屈曲変形させていない状態のメッシュ部材12の外形は、平面視して矩形である。メッシュ部材12の素材としてはステンレスが挙げられる。
メッシュ部材12の両端部には、所定の位置から中心方向へ折り重ねられることで二重となった折り重ね部12aが形成されている。メッシュ部材12の4つのコーナ部には、切り欠き部10,11に係止される係止用ねじ13が貫通する貫通孔12bが形成されている。また、メッシュ部材12の4辺のうち、対向する何れか二辺の略中央部には、非係止用ねじ14が貫通する貫通孔12cが形成されている。
メッシュ部材12の4辺のうち、3個の貫通孔が形成された対向する二辺には、メッシュ部材12の長手方向(本実施の形態ではX軸方向)の長さ寸法と略同一の長さを有する細長形状のプレート部材15が係止用ねじ13と非係止用ねじ14を介して固定されている。プレート部材15には、係止用ねじ13と非係止用ねじ14が貫通する貫通孔15aが形成されている。係止用ねじ13(非係止用ネジ14)は、頭部13a(14a)と、頭部13a(14a)よりも径の小さいねじ部13b(14b)と、を含んで構成される。
プレート部材15の固定方法について説明する。メッシュ部材12と係止用ねじ13との間につば部16aを有するカラー部材16を介在させた状態で、メッシュ部材12の第1の面12d側から係止用ねじ13のねじ部13bを貫通孔15aに貫通させる。そして、メッシュ部材12の第1の面12dとは反対側の第2の面12e側(図9(a))から突出したねじ部13bに対し、プレート部材15を介在させた状態でナット部材18を螺合締結させる。係止用ねじ13の頭部13aとメッシュ部材12との間には、カラー部材16(カラー部材16のつば部16aを除く外周面のサイズ)に応じたクリアランスs(図9(b))が設けられる。
図9(a)、図10において、カラー部材16の径(つば部16aを除く)t1は、切り欠き部10,11の切り欠き寸法t2よりも小さい。また、係止用ねじ13の頭部13aの径t3は、切り欠き寸法t2よりも大きい。よって、図11に示すように、切り欠き部10,11に係止用ねじ13を係止した(引掛けた)状態では、カラー部材16の外周面が切り欠き部10,11の外郭を成す第1の側壁部7(第2の側壁部8)の外周面Qに接触する。
また、図8(a),(b)に示すように、メッシュ部材12の第1の面12d側から非係止用ねじ14のねじ部14bを貫通孔15aに貫通させる。そして、メッシュ部材12の第2の面12e側から突出したねじ部14bに対し、プレート部材15を介在させた状態でナット部材18を螺合締結させる。
本実施の形態における焚火台1は以上のとおり構成される。次に図10を参照して、焚火台1の使用方法を説明する。まず、使用者は主フレーム2に対して脚部6を外方(主フレーム2の中心方向とは反対方向)へ回動させる(矢印a1,a2)。次いで使用者は、第1の側壁部7と第2の側壁部8を同じく外方へ回動させる(矢印b1,b2)。これにより、第1の側壁部7と第2の側壁部は略鉛直方向に起立した姿勢となる。また、脚部6は斜め下方に向けて末広がりの姿勢となり、主フレーム2と接地面GLとの距離が一定に保たれる。
次いで使用者は、メッシュ部材12を「コ」の字状に屈曲変形させる。すなわち図9(a)に示すように、使用者はメッシュ部材12の所定位置V1,V2を基点に屈曲変形させることにより、メッシュ部材12にプレート部材15の長手方向(メッシュ部材12の一辺)と平行な第1の折り目と第2の折り目を形成させる。メッシュ部材12に形成する第1の折り目と第2の折り目との距離R(図9(b))は、縦フレーム3の長手方向における長さ寸法よりやや小さくする。
図9(b)に示すように、第1の折り目と第2の折り目に囲まれたメッシュ部材12の部位は、薪Mが載置される載置部12fとなる。また、メッシュ部材12は第1の折り目と第2の折り目を基点に屈曲されることで、載置部12fに対して起立した部位が形成され、当該部位は第1の起立部12gおよび第2の起立部12hとなる。メッシュ部材12を第1の側壁部7と第2の側壁部8に装着した状態における第1の起立部12g(第2の起立部12h)と載置部12fとのなす角は略90度である。これにより、メッシュ部材12は「コ」の字状となる。
使用者はメッシュ部材12を屈曲させる際、係止用ねじ13の頭部13aが外方(載置部12fの中心方向とは反対側)を向くようにする。よって、メッシュ部材12を屈曲させた状態では、2個のプレート部材15の夫々が載置部12fの内方側に位置した状態となる(図9(b))。
次いで図10に示すように、使用者はメッシュ部材12を第1の側壁部7と第2の側壁部8に対して上方から下降させることで(矢印c)、第1の側壁部7と第2の側壁部8に形成された切り欠き部10,11に係止用ねじ13を係止させる。
すなわち、切り欠き部10,11の外郭を成す第1の側壁部7および第2の側壁部8の外周面Qに対し、係止用ねじ13が挿入されたカラー部材16を接触させる。これにより、メッシュ部材12は側面視して「コ」の字状を維持したまま第1の側壁部7と第2の側壁部8によって支持される。より具体的には、メッシュ部材12は、第1の起立部12gと第2の起立部12hの両端が第1の側壁部7と第2の側壁部8と対向し、載置部12fの両端が第1の突出部7Cb、第3の突出部8Baと対向した状態で支持される(図11)。このように、本実施の形態における焚火台1によれば、切り欠き部10,11に対して係止用ねじ13を上方から係止させることで、メッシュ部材12を簡単に取り付けることができる。
上記構成において、第1の側壁部7と第2の側壁部8は、メッシュ部材12を支持する支持手段となっている。また、第1の側壁部7に形成された開口部9(投入部)は、載置部12fおよび第1の起立部12gならびに第2の起立部12hによって囲まれた薪Mの燃焼空間U(図9)と連通する。さらに、メッシュ部材12において、第1の起立部12gと第2の起立部12hの夫々に対応する位置には、メッシュ部材12の面内方向から突出した突起部材としての係止用ねじ13が設けられている。
メッシュ部材12を第1の側壁部7と第2の側壁部8によって支持したならば、使用者はメッシュ部材12を構成する載置部12fに薪Mを載置し、ガスバーナー等の着火ツールを用いて薪Mを燃焼させる。このとき、薪Mはメッシュ部材12を構成する第1の起立部12gおよび第2の起立部12h、第2の側壁部8によって側方を覆われるので、火の粉の飛散を抑制することができる。また、第1の側壁部7に形成された開口部9(投入部)より薪Mを燃焼空間Uに向けて投入することができる。
以上説明したように、本実施の形態における焚火台1は、屈曲変形自在なシート状のメッシュ部材12と、メッシュ部材12を支持する支持手段(第1の側壁部7、第2の側壁部8)と、を備えている。また、メッシュ部材12は、薪Mが載置される載置部12fと、載置部12fの両側から起立することによって対向する第1の起立部12gおよび第2の起立部12hと、を有するように屈曲変形された状態で支持手段に支持される。言い換えると、メッシュ部材12は側面視して、略コの字状に屈曲変形された状態で支持手段に支持される。
これにより、燃料である薪Mから発生した火の粉の飛散を抑制することができる。また、炎から生じた光が第1の起立部12gと第2の起立部12hで乱反射することで、第1の起立部12gと第2の起立部12hを介して燃焼する薪Mを使用者が視認した際、幻想的な炎の揺らぎを楽しむことができる。すなわち、燃焼する薪Mを含めた焚火台1の審美性が向上する。
また、メッシュ部材12において、第1の起立部12gと第2の起立部12hの夫々に対応する位置には、メッシュ部材12の一の面から突出した突起部材(係止用ねじ13)が設けられ、支持手段は、メッシュ部材12の一端部側に配置される第1の側壁部7と、メッシュ部材12の他端部側に配置される第2の側壁部8と、を含み、第1の側壁部7と第2の側壁部8の夫々には上方に開口した切り欠き部10,11が形成され、突起部材(係止用ねじ13)を切り欠き部10,11に係止することで支持手段はメッシュ部材12を支持するようになっている。これにより、メッシュ部材12を簡単に支持手段に装着する(支持させる)ことができる。
また、本実施の形態における焚火台1では、メッシュ部材12を構成する第1の起立部12gと第2の起立部12hの上端に五徳などの調理用器具20(図1)を架設することができる。第1の起立部12gと第2の起立部12hの端部にはプレート部材15が固定されているので、調理器具20を架設してもメッシュ部材12が重みで垂れ下がることはない。メッシュ部材12は、調理器具20を支持する調理器具支持手段としても機能する。
アウトドアレジャーで用いる焚火台に適用することができる。
1 焚火台
7 第1の側壁部
8 第2の側壁部
12 メッシュ部材
12f 載置部
12g 第1の起立部
12h 第2の起立部
M 薪
U 燃焼空間
本発明の焚火台は、屈曲変形自在なシート状のメッシュ部材と、前記メッシュ部材を支持する支持手段と、を備え、前記メッシュ部材は、燃料が載置される載置部と、前記載置部の両側から起立することによって対向する第1の起立部および第2の起立部と、を有するように屈曲変形された状態で前記支持手段に支持され、前記メッシュ部材において、前記第1の起立部と前記第2の起立部の夫々に対応する位置には、前記メッシュ部材から突出した突起部材が設けられ、前記支持手段は、前記メッシュ部材の一端部側に配置される第1の側壁部と、前記メッシュ部材の他端部側に配置される第2の側壁部と、を含み、前記第1の側壁部と前記第2の側壁部の夫々には上方に開口した切り欠き部が形成され、前記突起部材を前記切り欠き部に係止することで前記支持手段は前記メッシュ部材を支持する

Claims (3)

  1. 屈曲変形自在なシート状のメッシュ部材と、
    前記メッシュ部材を支持する支持手段と、を備え、
    前記メッシュ部材は、燃料が載置される載置部と、前記載置部の両側から起立することによって対向する第1の起立部および第2の起立部と、を有するように屈曲変形された状態で前記支持手段に支持される、焚火台。
  2. 前記燃料が投入される投入部をさらに備え、
    前記投入部は、前記載置部および前記第1の起立部ならびに前記第2の起立部によって囲まれた燃料の燃焼空間と連通する、請求項1に記載の焚火台。
  3. 前記メッシュ部材において、前記第1の起立部と前記第2の起立部の夫々に対応する位置には、前記メッシュ部材から突出した突起部材が設けられ、
    前記支持手段は、前記メッシュ部材の一端部側に配置される第1の側壁部と、前記メッシュ部材の他端部側に配置される第2の側壁部と、を含み、
    前記第1の側壁部と前記第2の側壁部の夫々には上方に開口した切り欠き部が形成され、
    前記突起部材を前記切り欠き部に係止することで前記支持手段は前記メッシュ部材を支持する、請求項1又は2に記載の焚火台。
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