JP2023080913A - ロータコアにおける磁石の正否判定方法 - Google Patents

ロータコアにおける磁石の正否判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを簡単に判定できる。【解決手段】磁石挿入工程の前に、コア本体11の上面11dに、コア本体11の品種に対応した識別コードを表示する第1表示部31を設ける。磁石挿入工程の後に、第2カメラ42により第1表示部31を撮影し、撮影した第1表示部31の画像データから画像処理回路50により品種識別コードを読み取ることでコア本体11の品種を識別する。磁石14の各々の上端面14aを第2カメラ42により1つの全体画像として撮影し、全体画像の画像データを画像処理回路50により画像処理することによって磁石14の品種を識別する。磁石14の品種の識別結果とコア本体11の品種の識別結果とを比較処理回路60により比較した結果に基づいて、コア本体11の磁石収容孔13の各々に対して正規の磁石14が挿入されているか否かを判定する。【選択図】図8

Description

本発明は、磁石埋込型モータのロータコアの製造工程において、ロータコアを構成するコア本体の複数の磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを判定する方法に関する。
磁石埋込型モータのロータコアは、中心孔及び複数の磁石収容孔を有するコア本体と、各磁石収容孔に挿入され、樹脂材を介してコア本体に対して固定された磁石とを備えている(特許文献1参照)。
特開2019-140842号公報
こうしたロータコアを製造する工場の製造ラインにおいては、複数品種のロータコアが製造されることがある。この場合、材質または性能の異なる複数品種の磁石がロータコアの品種毎に使い分けられる。そのため、コア本体の磁石収容孔に対して正規の磁石とは異なる磁石が挿入されるといった誤組み付けが生じるおそれがある。
本発明の目的は、磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを簡単に判定できるロータコアにおける磁石の正否判定方法を提供することにある。
上記課題を解決するためのロータコアにおける磁石の正否判定方法は、磁石埋込型モータのロータコアの製造工程において、前記ロータコアを構成するコア本体の複数の磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを判定する方法であって、前記コア本体は、前記磁石収容孔の各々に対して前記磁石を挿入する磁石挿入工程の前後にわたって治具プレートに載置された状態で搬送されるものであり、前記磁石挿入工程の前に、前記コア本体の上面または前記治具プレートの上面のうち前記コア本体と重なり合わない部分に、前記コア本体の品種に対応した識別コードを表示する表示部を設け、前記磁石挿入工程の後に、カメラにより前記表示部を撮影し、撮影した前記表示部の画像データから画像処理回路により前記識別コードを読み取ることで前記コア本体の品種を識別し、前記磁石の各々の上端面を前記カメラにより1つの全体画像として撮影し、前記全体画像の画像データを前記画像処理回路により画像処理することによって前記磁石の品種を識別し、前記コア本体の品種の識別結果と前記磁石の品種の識別結果とを比較処理回路により比較した結果に基づいて、前記コア本体の前記磁石収容孔の各々に対して正規の前記磁石が挿入されているか否かを判定する。
同方法によれば、磁石挿入工程の後に、カメラにより表示部が撮影される。そして、撮影した表示部の画像データから画像処理回路により識別コードが読み取られることでコア本体の品種が識別される。また、磁石の各々の上端面がカメラにより1つの画像として撮影される。そして、撮影された画像データが画像処理回路により画像処理されることによって磁石の品種が識別される。そして、比較処理回路により磁石の品種の識別結果とコア本体の品種の識別結果とが比較された結果に基づいて、コア本体の磁石収容孔の各々に対して正規の磁石が挿入されているか否かが判定される。このため、磁石と表示部とを各別に撮影し、磁石の品種の識別処理を磁石毎に行う構成に比べて、正否判定に必要な工程の簡素化を図ることができる。したがって、磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを簡単に判定できる。
図1は、ロータコアにおける磁石の正否判定方法の第1実施形態について、同ロータコアを示す斜視図である。 図2は、同実施形態のロータコアを示す縦断面図である。 図3は、積層工程において治具プレートの第1表示部を読み取る様子を示す断面図である。 図4は、治具プレートに載置されたコア本体を示す平面図である。 図5は、識別コード形成工程の様子を示す断面図である。 図6は、治具プレートに載置され、識別コードが形成されたコア本体を示す平面図である。 図7は、磁石挿入工程の様子を示す断面図である。 図8は、磁石の正否判定工程の様子を示す断面図である。 図9は、ロータコアの製造工程を示すフローチャートである。 図10は、磁石の正否判定工程の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、第2実施形態の治具プレートに載置されたコア本体及び磁石を示す平面図である。 図12は、変形例の治具プレートに載置されたコア本体及び磁石を示す平面図である。
<第1実施形態>
以下、図1~図10を参照して、ロータコアにおける磁石の正否判定方法の第1実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態の磁石埋込型モータのロータコア(以下、単にロータコア10)について説明する。
<ロータコア10>
図1及び図2に示すように、ロータコア10は、電磁鋼板からなる複数枚の鉄心片12が積層された積層体からなるコア本体11を備えている。コア本体11は、軸線Cを有する略円筒状である。
なお、以降において、コア本体11の径方向を単に径方向とし、コア本体11の周方向を単に周方向として説明する。
コア本体11は、中心孔11aと、中心孔11aの外周側に位置するとともに周方向に互いに間隔をおいて設けられた複数の磁石収容孔13とを有している。中心孔11a及び各磁石収容孔13は、コア本体11の軸線方向(図1及び図2の上下方向)に沿って貫通している。
図1に示すように、中心孔11aの内周面には、コア本体11の径方向において互いに対向する一対のキー部11bが突設されている。
図2に示すように、各磁石収容孔13には、コア本体11の軸線Cに沿って延在する直方体状の磁石14が挿入されている。
各磁石収容孔13の内部には、磁石14を固定するための樹脂材15が充填されている。なお、樹脂材15は、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂であってもよい。
図1に示すように、コア本体11の上面11dには、品種識別コードQを表示する第1表示部31と個体識別コードSを表示する第2表示部32とが設けられている。
品種識別コードQは、コア本体11の品種(製品品種)情報を保持する機能を有している。品種識別コードQは、明模様と暗模様との組み合わせにより上記品種情報を保持することができればよく、一次元コード(バーコード)であってもよいし、QRコード(登録商標)などの二次元コードであってもよい。
個体識別コードSは、コア本体11(ロータコア10)の個体情報を保持する機能を有している。個体識別コードSは、コア本体11の個体を識別するシリアルナンバーであってもよい。
図3に示すように、コア本体11は、磁石収容孔13の各々に対して磁石14を挿入する磁石挿入工程の前後にわたって治具プレート20に載置された状態で搬送経路P上を搬送される。
次に、図3及び図4を参照して、治具プレート20について説明する。
<治具プレート20>
図3に示すように、治具プレート20は、プレート本体21、ピン22、及びポスト部23を備えている。
プレート本体21は、板状である。プレート本体21の上面21aに、コア本体11の下面11cが当接される。
プレート本体21の上面21aにおいて、各磁石収容孔13と軸線方向において重なる位置には、複数のピン22が突設されている。ピン22の上端面が磁石14の下端面に当接することで、軸線方向において磁石14が位置決めされる。
ポスト部23は、円柱状であり、プレート本体21の中央部から突出している。ポスト部23は、コア本体11の中心孔11aに挿入される。
図4に示すように、ポスト部23の外周面には、コア本体11の各キー部11bが挿入される一対のキー溝部24が軸線方向に沿って設けられている。ポスト部23のキー溝部24に対してコア本体11のキー部11bが挿入されることで、プレート本体21に対するコア本体11の位相が決められる。
図3及び図4に示すように、本実施形態では、プレート本体21の上面21aに、品種識別コードQを表示する第1表示部31が設けられている。
次に、図3~図10を参照して、ロータコア10の製造手順について説明する。
図9に示すように、ロータコア10の製造工程は、積層工程、識別コード形成工程、磁石挿入工程、磁石の正否判定工程、及び樹脂材注入工程を備えている。
まず、積層工程においては、図示しない打ち抜き装置により、電磁鋼板から鉄心片12が打ち抜かれ、上記治具プレート20のプレート本体21の上面21a上に鉄心片12が積層される(図3参照)。
ここで、積層工程においては、治具プレート20の上方に配置された第1カメラ41によって治具プレート20の第1表示部31が撮影される。撮影された第1表示部31の画像データから画像処理回路50により品種識別コードQが読み取られることで、コア本体11(ロータコア10)の品種が識別される。
次に、図5及び図6に示すように、識別コード形成工程においては、第1表示部31及び第2表示部32が、レーザ装置90によってコア本体11の上面11dに形成される。ここで、第1表示部31は、治具プレート20の第1表示部31から読み取った品種識別コードQを表示するものである。このことにより、治具プレート20の品種識別コードQと、コア本体11の品種識別コードQとが紐付けされる。
次に、図7に示すように、磁石挿入工程においては、図示しない挿入装置により、各磁石収容孔13に対して磁石14が挿入される。
本実施形態の磁石14の上端面14aには、当該磁石14の品種に応じて予め設定された色が着色されている。上記着色は、磁石14の上端面14aに塗料を塗布することによって行われていてもよい。ロータコア10の製造工程のうち磁石挿入工程よりも前に、磁石14の上端面14aを着色する工程を設けるようにしてもよいし、予め上端面14aが着色された磁石14を購入するようにしてもよい。
次の磁石の正否判定工程においては、コア本体11の複数の磁石収容孔13に対して正規の磁石14が挿入されているか否かを判定する。
図8に示すように、磁石の正否判定工程においては、まず、治具プレート20の上方に配置された第2カメラ42によって、治具プレート20の第1表示部31が撮影される。撮影された第1表示部31の画像データから画像処理回路50により品種識別コードQが読み取られることでコア本体11(ロータコア10)の品種が識別される。
続いて、磁石14の各々の上端面14a、第1表示部31及び第2表示部32が、第2カメラ42により1つの全体画像として撮影される。本実施形態では、治具プレート20及びコア本体11の双方の上面を含む全体画像が撮影される。
続いて、上記全体画像の画像データを画像処理回路50により画像処理することによって磁石14の品種が識別される。
ここで、画像処理回路50は、磁石14の各々の上端面14aの色情報に基づいて磁石14の品種を識別する。
続いて、磁石14の品種の識別結果とコア本体11の品種の識別結果とを比較処理回路60により比較し、その比較結果に基づいて、コア本体11の磁石収容孔13の各々に対して正規の磁石14が挿入されているか否かが判定される。
続いて、上記全体画像の画像データから画像処理回路50によって個体識別コードが読み取られる。
そして、全体画像の画像データを個体識別コードSに関連づける紐付け処理が行われた状態で記憶装置65に記憶される。
次に、樹脂材注入工程において、注入装置により、各磁石収容孔13に対して樹脂材が注入される。
本実施形態では、ロータコア10の製造装置を制御する制御装置70が、画像処理回路50、比較処理回路60及び記憶装置65を備えている。
制御装置70は、正規の磁石14が挿入されているか否かの判定結果を、通知部80により通知させる。通知部80は、判定結果を画像として表示する図示しない表示装置により構成されていてもよい。また、通知部80は、判定結果を音により通知する図示しないスピーカにより構成されていてもよい。
また、制御装置70は、コア本体11の磁石収容孔13の少なくとも1つに対して正規の磁石14が挿入されていない旨判定された場合に、ロータコア10の製造ラインの運転を停止するように構成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
磁石挿入工程の後に、第2カメラ42により第1表示部31が撮影される。そして、撮影した第1表示部31の画像データから画像処理回路50により品種識別コードQが読み取られることでコア本体11の品種が識別される。また、磁石14の各々の上端面14aが第2カメラ42により1つの画像として撮影される。そして、撮影された画像データが画像処理回路50により画像処理されることによって磁石14の品種が識別される。そして、比較処理回路60により磁石14の品種の識別結果とコア本体11の品種の識別結果とが比較された結果に基づいて、コア本体11の磁石収容孔13の各々に対して正規の磁石14が挿入されているか否かが判定される。このため、磁石14と第1表示部31とを各別に撮影し、磁石14の品種の識別処理を磁石14毎に行う構成に比べて、正否判定に必要な工程の簡素化を図ることができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)上記作用を奏することから、磁石収容孔13に対して正規の磁石14が挿入されているか否かを簡単に判定できる。
(2)画像処理回路50は、磁石14の各々の上端面14aの色情報に基づいて磁石14の品種を識別する。
こうした方法によれば、磁石14の上端面14aの形状が互いに略同一であり、且つ磁石14の上端面14aの色が互いに異なる複数品種の磁石14の品種を識別することができる。
(3)上端面14aが着色されている磁石14を用いる。
こうした方法によれば、磁石14の上端面14aの形状が互いに略同一であり、且つ磁石14の上端面14aの色が互いに略同一である複数品種の磁石14の品種を精度よく識別することができる。
(4)磁石14の各々の上端面14a、第1表示部31及び第2表示部32を第2カメラ42により全体画像として撮影するようにした。また、全体画像の画像データから画像処理回路50によって個体識別コードSを読み取り、全体画像の画像データを個体識別コードSに関連づけた状態で記憶装置65に記憶させるようにした。
こうした方法によれば、ロータコア10の全体画像の画像データが、コア本体11の個体に対応した個体識別コードSと関連づけられた状態で記憶装置65に記憶される。したがって、コア本体11(ロータコア10)の個体識別コードSと磁石14の品種とを紐付けて管理することが簡単にできる。
<第2実施形態>
次に、図11を参照して、ロータコアにおける磁石の正否判定方法の第2実施形態について第1実施形態との相違点を中心に説明する。
本実施形態では、治具プレート20に第1表示部31が設けられていない点、及びコア本体11の上面11dに第2表示部32を形成しない点が第1実施形態と相違している。
また、磁石挿入工程の後に、全体画像の画像データから画像処理回路50によって品種識別コードQを読み取ることでコア本体11の品種を識別する点が第1実施形態と相違している。
すなわち、本実施形態では、図11に示すように、第2カメラ42により撮影された全体画像の画像データを画像処理回路50により画像処理することによって磁石14の品種及びコア本体11の品種をそれぞれ識別する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
磁石挿入工程の後に、磁石14の各々の上端面14a及び第1表示部31が第2カメラ42により1つの全体画像として撮影される。そして、撮影された全体画像の画像データが画像処理回路50により画像処理されることによって磁石14の品種及びコア本体11の品種がそれぞれ識別される。そして、比較処理回路60により磁石14の品種の識別結果とコア本体11の品種の識別結果とが比較された結果に基づいて、コア本体11の磁石収容孔13の各々に対して正規の磁石14が挿入されているか否かが判定される。このため、磁石14と第1表示部31とを各別に撮影し、磁石14の品種の識別処理とコア本体11の品種の識別処理とを各別に行い、これらの識別結果を比較し、これらの識別結果の紐付け処理を行う構成に比べて、正否判定に必要な工程の簡素化を図ることができる。
<変形例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・第2実施形態に代えて、図12に示すように、治具プレート20の上面21aのうちコア本体11と重なり合わない部分に、第1表示部31を設けるようにしてもよい。この場合であっても、上記効果(1)と同様な効果を奏することができる。
・第1表示部31及び第2表示部32は、レーザ装置90により形成されるものに限定されず、印刷などによって形成されていてもよい。
・複数品種のロータコア10において、磁石本体の色が互いに異なる複数品種の磁石14を用いる場合には、上端面14aを着色しなくてもよい。
・複数品種のロータコア10において、磁石14の上端面14aの形状が互いに異なる複数品種の磁石14を用いる場合には、画像処理回路50により磁石14の上端面14aの形状情報に基づいて磁石14の品種を識別するようにしてもよい。
10…ロータコア
11…コア本体
11a…中心孔
11b…キー部
11c…下面
11d…上面
12…鉄心片
13…磁石収容孔
14…磁石
14a…上端面
15…樹脂材
20…治具プレート
21…プレート本体
21a…上面
22…ピン
23…ポスト部
24…キー溝部
31…第1表示部
32…第2表示部
41…第1カメラ
42…第2カメラ(カメラ)
50…画像処理回路
60…比較処理回路
65…記憶装置
70…制御装置
80…通知部
90…レーザ装置

Claims (5)

  1. 磁石埋込型モータのロータコアの製造工程において、前記ロータコアを構成するコア本体の複数の磁石収容孔に対して正規の磁石が挿入されているか否かを判定する方法であって、
    前記コア本体は、前記磁石収容孔の各々に対して前記磁石を挿入する磁石挿入工程の前後にわたって治具プレートに載置された状態で搬送されるものであり、
    前記磁石挿入工程の前に、前記コア本体の上面または前記治具プレートの上面のうち前記コア本体と重なり合わない部分に、前記コア本体の品種に対応した識別コードを表示する表示部を設け、
    前記磁石挿入工程の後に、カメラにより前記表示部を撮影し、撮影した前記表示部の画像データから画像処理回路により前記識別コードを読み取ることで前記コア本体の品種を識別し、
    前記磁石の各々の上端面を前記カメラにより1つの全体画像として撮影し、前記全体画像の画像データを前記画像処理回路により画像処理することによって前記磁石の品種を識別し、
    前記コア本体の品種の識別結果と前記磁石の品種の識別結果とを比較処理回路により比較した結果に基づいて、前記コア本体の前記磁石収容孔の各々に対して正規の前記磁石が挿入されているか否かを判定する、
    ロータコアにおける磁石の正否判定方法。
  2. 前記画像処理回路は、前記磁石の各々の前記上端面の色情報に基づいて前記磁石の品種を識別する、
    請求項1に記載のロータコアにおける磁石の正否判定方法。
  3. 前記上端面が着色されている前記磁石を用いる、
    請求項2に記載のロータコアにおける磁石の正否判定方法。
  4. 前記識別コードを品種識別コードとし、前記表示部を第1表示部とするとき、
    前記磁石挿入工程の前に、前記コア本体の上面に、前記コア本体の個体に対応した個体識別コードを表示する第2表示部を設け、
    前記磁石の各々の上端面、前記第1表示部及び前記第2表示部を前記カメラにより前記全体画像として撮影し、
    前記全体画像の画像データから前記画像処理回路によって前記個体識別コードを読み取り、
    前記全体画像の画像データを前記個体識別コードに関連づけた状態で記憶装置に記憶させる、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のロータコアにおける磁石の正否判定方法。
  5. 前記磁石挿入工程の後に、前記全体画像の画像データから前記画像処理回路によって前記識別コードを読み取ることで前記コア本体の品種を識別する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のロータコアにおける磁石の正否判定方法。
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