JP2023080011A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム、端末装置 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム、端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】外部のシステムで発行された帳票を管理できるようにする。【解決手段】外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。【選択図】図16

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム、端末装置に関する。
従来から、入金元からの入金を管理する入金管理システムが知られている。その一例として、例えば、入金管理端末が発行した請求書を取引先に送信し、請求書に従って行われた入金の完了通知を請求書との関連付けと共に受信するシステムが知られている。
上述した従来のシステムでは、外部のシステムで発行された請求書と、この請求書に従った入金とを対応付けることができず、外部のシステムで発行された請求書に対応した支払い等の管理を行うことができない。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、外部のシステムで発行された帳票を管理できるようにすることを目的としている。
開示の技術は、外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。
外部のシステムで発行された帳票を管理できる。
第一の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態のテナント管理データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の配置定義データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の対応付け定義データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の書類テンプレート情報について説明する図である。 第一の実施形態の取引管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。 第一の実施形態の取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。 第一の実施形態の取引管理装置の動作を説明する第二のシーケンス図である。 第一の実施形態の取引管理装置の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の売り手端末の表示例を示す第一の図である。 第一の実施形態の売り手端末の表示例を示す第二の図である。 第一の実施形態の売り手端末の表示例を示す第三の図である。 第一の実施形態の売り手端末の表示例を示す第四の図である。 第二の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 第二の実施形態の項目管理データベースの一例を示す図である。 第二の実施形態の書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。 第二の実施形態の取引管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。 第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明するシーケンス図である。 拡張項目の入力画面について説明する図である。 テンプレートデータについて説明する図である。 第二の実施形態の売り手側端末の表示例を説明する第一の図である。 第二の実施形態の売り手側端末の表示例を説明する第二の図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の取引管理システム100は、取引管理装置200と、端末装置400とを含み、取引管理装置200と、端末装置400とは、ネットワーク等を介して接続される。
本実施形態の端末装置400は、主に、売買取引における売り手によって利用される端末装置である。以下の説明では、端末装置400を本実施形態の説明の便宜上、売り手端末400と表現する場合がある。
また、本実施形態の取引管理システム100は、端末装置300とネットワークを介して接続される。端末装置300は、主に、売買取引における買い手によって利用される端末装置である。以下の説明では、端末装置300を本実施形態の説明の便宜上、買い手端末300と表現する場合がある。
また、以下の説明では、本実施形態の取引管理システム100が提供するサービスを利用する利用者をテナントと表現する場合がある。つまり、本実施形態において、テナントとは、売り手や買い手となる事業者や個人等である。
本実施形態の外部システム500は、例えば、売り手となるテナントが独自で管理している販売管理システム等であり、売り手端末400とネットワーク等を介して通信を行う。本実施形態の外部システム500は、売り手端末400からの操作に応じて、請求書等の帳票を作成する。
本実施形態の帳票は、例えば、見積書、注文書、納品書、請求書等である。また、本実施形態の帳票情報は、これらの帳票に記載される情報である。例えば、帳票が請求書の場合、帳票情報は、請求書に記載される請求元、請求先、請求金額、支払期限日、請求対象商品の商品名、単価、数量、金額等の明細情報等を含む。
以下の説明では、請求書を帳票の一例として説明する。また、以下の説明では、請求書に記載される帳票情報を請求書情報と呼ぶ。
本実施形態の取引管理装置200は、売買取引を行う事業者や個人等の間で受け渡しされる請求書を管理する。
より具体的には、本実施形態の取引管理装置200は、外部システム500において作成された請求書(帳票)の請求書情報(帳票情報)に含まれる各項目を、取引管理装置200で請求書(帳票)を作成する際に用いられる各項目と対応付けて管理する。
本実施形態の取引管理装置200は、テナント管理データベース210、配置定義データベース220、対応付け定義データベース230、書類テンプレートデータベース240、帳票管理データベース250、取引管理部260を有する。
テナント管理データベース210は、テナントに関する情報が格納される。
配置定義データベース220は、取引管理システム100で生成された配置定義情報が格納される。配置定義情報は、外部システム500で作成された帳票の帳票画像を表示させる際に参照される。配置定義情報の詳細は後述する。
対応付け定義データベース230は、外部システム500で作成された帳票に含まれる項目名と、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いられる項目名とを対応付けた対応付け定義情報が格納される。対応付け定義情報の詳細は後述する。
書類テンプレートデータベース240は、書類テンプレート情報が格納される。書類テンプレート情報は、帳票の種類毎のプレビュー画像において、帳票に含まれる各項目の項目名及び項目値が表示される位置を示す情報である。言い換えれば、書類テンプレート情報は、帳票の雛形画像を定義した情報である。書類テンプレート情報の詳細は後述する。なお、本実施形態の項目値は、項目名と対応付けられて入力される情報であり、英数字やかな文字、各種記号など項目名に対する文字列データである。
帳票管理データベース250は、取引管理装置200で作成された帳票の帳票画像データや帳票情報が格納される。また、帳票管理データベース250は、外部システム500で作成された帳票の帳票情報と、この帳票情報から取引管理装置200が作成した帳票画像データとが格納される。
以下の説明では、外部システム500で作成された帳票を外部帳票と表現し、外部システム500で作成された帳票の帳票情報を外部帳票情報と表現する場合がある。外部帳票情報とは、具体的には、CSVファイル等であってよい。外部帳票情報は、外部システム500で作成された帳票に含まれる項目名と項目値とが対応付けられた情報であれば、どのような形式の情報であってもよい。
本実施形態の取引管理部260は、外部システム500で作成された外部帳票情報に含まれる項目名を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いる項目名と対応付けた対応付け定義情報を生成し、対応付け定義データベース230に格納する。さらに、取引管理部260は、対応付け定義情報を生成する際に指定された書類テンプレート情報と、対応付け定義情報とを紐付けた配置定義情報を生成し、配置定義データベース220に格納する。
また、本実施形態の取引管理部260は、外部帳票情報と、配置定義データベース220とに基づき、外部帳票情報に基づく帳票画像データを作成し、プレビュー画像を売り手端末400に表示させる。このため、本実施形態では、外部帳票情報に含まれる項目名が、帳票画像にどのように配置されるかを、売り手に対して容易に把握させることができる。
本実施形態では、これにより、外部システム500で作成された帳票情報を、取引管理装置200で作成した帳票情報に置き換えて管理することができる。言い換えれば、本実施形態では、外部システム500で作成された帳票を、取引管理システム100で作成された帳票と同様に管理できるようにする。
このため、本実施形態では、例えば、売り手となるテナントが、複数の外部システム500を使用していた場合であっても、帳票を一括して管理でき、帳票を管理する作業の手間を低減できる。
なお、本実施形態の帳票の管理とは、例えば、請求書に記載された支払い期限日までに、請求先(買い手)から入金があるかどうかを確認する、支払期限日を過ぎても入金が確認されていない場合に、請求先(買い手)に入金の催促を行う、入金金額と請求金額とを照合する売掛金の消込等を含む。また、請求書の管理とは、請求先への請求書の送付履歴の管理を含んでもよい。
また、図1の例では、取引管理装置200がテナント管理データベース210、配置定義データベース220、対応付け定義データベース230、書類テンプレートデータベース240、帳票管理データベース250を有するものとしたが、これに限定されない。各データベースは、一部又は全部が、外部装置に設けられてもよい。また、取引管理装置200は、複数の情報処理装置により実現されてもよい。
次に、図2を参照して、取引管理装置200を実現する情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。取引管理装置200は、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F(Interface)208、ネットワークI/F209、バスラインB1、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えている。
これらのうち、CPU201は、取引管理装置200全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。
外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスラインB1は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
図3は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3では、端末装置(売り手端末)400のハードウェア構成の一例を示す。
本実施形態の端末装置400は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、端末装置400全体の動作を制御する演算処理装置である。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。ROM402、RAM403、EEPROM404は、端末装置400の記憶装置の一例である。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。
撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末装置400は、遠距離通信回路412、遠距離通信回路412のアンテナ412a、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。
ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、端末装置400を操作する入力手段の一種である。ディスプレイ418は、端末装置400の有する表示部の一例である。
なお、本実施形態の買い手端末300と売り手端末400は、取引管理装置200と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
次に、図4乃至図7を参照して、取引管理装置200が有する各データベースについて説明する。
図4は、テナント管理データベースの一例を示す図である。本実施形態のテナント管理データベース210は、例えば、テナント毎に設けられている。また、本実施形態のテナント管理データベース210は、情報の項目として、名称、住所、電話番号、メールアドレス、担当者名等を含み、これらの項目は、テナントID及びテナント名と対応付けられている。
本実施形態では、テナント管理データベース210において、名称、住所、電話番号、メールアドレス、担当者名等の項目の値を含む情報を、テナント情報と表現する場合がある。テナントID及びテナント名は、テナントを特定するための情報である。項目「名称」の値は、取引先(請求先)の名称を示し、項目「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「担当者名」のそれぞれの値は、請求先の住所、電話番号、メールアドレス、取引を担当する担当者の名称を示す。
なお、テナント情報に含まれる情報の項目は、図4に示す例に限定されない。テナント情報に含まれる情報の項目は、図4に示す項目が全て含まれなくても良いし、図4に示す項目以外の項目が含まれてもよい。
図5は、配置定義データベースの一例を示す図である。本実施形態の配置定義データベース220は、テナント毎に設けられており、テナントにおいて配置定義情報が作成されると、テナント毎の配置定義データベース220に配置定義情報が格納される。
図5では、テナントID「0001」で特定されるテナントの配置定義データベース220を示している。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、情報の項目として、書類タイプ、対応付け定義ID、書類テンプレートIDを含み、それぞれがテナントIDと対応付けられている。本実施形態では、項目「テナントID」の値と、配置定義データベース220におけるその他の項目の値と、を含む情報を配置定義情報と表現する。
項目「配置定義名」の値は、配置定義情報の名称を示す。言い換えれば、項目「配置定義名」の値は、配置定義情報を特定するための情報である。
項目「対応付け定義ID」の値は、対応付け定義情報を特定するための識別情報を示す。項目「書類テンプレートID」の値は、書類テンプレート情報を特定するための識別情報を示す。
図5の例では、書類タイプ名「請求書001」で特定される請求書(帳票)は、対応付け定義ID「1」で特定される対応付け定義情報と、書類テンプレートID「1」で特定される書類テンプレート情報とに基づき、請求書画像において項目名が配置される。
図6は、対応付け定義データベースの一例を示す図である。本実施形態の対応付け定義データベース230は、テナント毎に設けられる。
本実施形態の対応付け定義データベース230は、情報の項目として、テナントID、対応付け定義ID、帳票情報の項目名、外部帳票情報の項目名とを含む。対応付け定義データベース230において、項目「帳票情報の項目名」と、項目「外部帳票情報」とは、項目「テナントID」及び項目「対応付け定義ID」と対応付けられている。
本実施形態では、項目「テナントID」の値と、対応付け定義データベース230におけるその他の項目の値と、を含む情報を対応付け定義情報と表現する。
項目「対応付け定義ID」の値は、対応付け定義情報を特定するための識別情報である。項目「帳票情報の項目名」の値は、取引管理装置200において帳票を作成する際に用いられる項目名である。項目「外部帳票情報の項目名」の値は、外部帳票情報に含まれる項目名である。
図6の例では、対応付け定義ID「1」で特定される対応付け定義情報において、帳票情報の項目名「書類のタイトル」、「書類番号」、「宛先名」のそれぞれは、外部帳票情報に含まれる項目名「タイトル」、「請求書番号」、「取引先名」のそれぞれと対応付けられている。
図7は、書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、テナント毎に予め作成されて、取引管理装置200に格納されている。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、情報の項目として、テナントID、書類テンプレートID、書類タイプ、書類テンプレート名、帳票情報の項目名、座標。配置方法、フォントサイズ等を含む。書類テンプレートデータベース240において、項目「テナントID」及び項目「書類テンプレートID」は、他の項目と対応付けられている。
本実施形態では、項目「テナントID」の値と、書類テンプレートデータベース240におけるその他の項目の値と、を含む情報を書類テンプレート情報と表現する。
項目「書類タイプ」の値は、帳票の種類を示す。項目「書類テンプレート名」の値は、書類テンプレートの名称を示す。
項目「座標」の値は、対応する帳票情報の項目名を表示させる矩形の基準位置の座標を示す。項目「配置方法」の値は、矩形内における文字列の配置方法を示す。項目「フォント」の値は、文字のフォントを示す。
なお、書類テンプレートデータベース240に含まれる情報の項目は、図7に示す例に限定されない。書類テンプレートデータベース240には、情報の項目として、図7に示す項目以外の項目が含まれてもよい。
以下に、図8を参照して、書類テンプレート情報について、さらに説明する。図8は、書類テンプレート情報について説明する図である。
本実施形態において、書類テンプレート情報における座標は、例えば、A4用紙の書類80の左上の点P1からの絶対座標としてもよい。
また、例えば、帳票情報の項目名「書類のタイトル」の配置方法が中央揃えとなっている場合、この項目名と対応する座標は、項目名「書類のタイトル」の値が表示される矩形82の中心点P2の座標となる。
また、例えば、帳票情報の項目名「書類番号」の配置方法が左揃えとなっている場合、この項目名と対応する座標は、項目名「書類番号」の値が表示される矩形83の左端の点P3の座標となる。
次に、図9を参照して、本実施形態の取引管理システム100の有する各装置の機能構成について説明する。図9は、第一の実施形態の取引管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
はじめに、取引管理装置200の機能について説明する。本実施形態の取引管理装置200の取引管理部260は、送信部261、受信部262、入力受付部263、表示制御部264、画像生成部265、定義生成部266、登録部267を有する。
送信部261、受信部262は、取引管理装置200と他の装置との情報の送受信を行う。
具体的には、送信部261は、帳票管理データベース250に格納された請求書画像データを、送信先とされた買い手端末300等に対して送信する。受信部262は、外部システム500において作成された外部請求書情報を、売り手端末400から受信する。
入力受付部263は、取引管理装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部263は、売り手端末400からの各種の情報の入力や要求を受け付ける。
表示制御部264は、売り手端末400における表示を制御する。
画像生成部265は、外部システム500で作成された帳票のプレビュー画像データを生成する。言い換えれば、画像生成部265は、外部帳票画像データを生成する。
定義生成部266は、売り手端末400に対する操作に応じて、対応付け定義情報と配置定義情報とを生成し、対応付け定義データベース230、配置定義データベース220に格納する。
登録部267は、配置定義データベース220を参照し、外部帳票情報に含まれる項目名を、帳票情報の項目名に置き換えた帳票情報を生成し、帳票管理データベース250に格納する。
以下の説明では、外部帳票情報に含まれる項目名を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いられる項目名に置き換えた帳票情報を、置き換え後帳票情報と表現する場合がある。
本実施形態の登録部267は、置き換え後帳票情報と、画像生成部265により作成された外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に格納する。このとき、帳票管理データベース250に格納される外部帳票画像データは、例えば、PDFデータとして格納されてよい。
次に、売り手端末400の機能について説明する。本実施形態の売り手端末400は、通信部430、入力受付部440、表示部450を有する。通信部430は、売り手端末400と他の装置との間の情報の送受信を行う。具体的には、例えば、通信部430は、売り手端末400と外部システム500との通信や、売り手端末400と取引管理装置200との通信を行う。
入力受付部440は、売り手端末400に対する各種の情報の入力を受け付ける。表示部450は、売り手端末400のディスプレイへの情報の表示を行う。
次に、図10を参照して、本実施形態の取引管理システム100の動作について説明する。図10は、取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。
図10では、売り手端末400から取引管理装置200に対し、外部帳票情報の登録指示を受け付けた場合であって、この外部帳票情報と対応する配置定義情報を新たに作成する場合の動作を示している。
本実施形態において、外部帳票情報を取引管理装置200に登録することとは、外部帳票情報に含まれる項名目を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いる項目名に置き換えた置き換え後帳票情報とし、置き換え後帳票情報を帳票管理データベース250に格納することを含む。
また、本実施形態において、外部帳票情報を取引管理装置200に登録することとは、外部帳票情報に基づいて作成された外部帳票画像データを、置き換え後帳票情報と対応付けて帳票管理データベース250に格納することを含む。
本実施形態の取引管理システム100において、売り手端末400は、テナントから、外部帳票情報の登録を指示する操作を受け付けると(ステップS1001)、取引管理装置200に対して外部帳票情報を登録するための帳票登録画面の表示要求を送信する(ステップS1002)。
取引管理装置200は、表示要求を受け付けると、表示制御部264により、売り手端末400に対して、帳票登録画面の表示指示を送信する(ステップS1003)。
売り手端末400は、この表示指示を受けて、表示部450により、ディスプレイ418に帳票登録画面を表示させる(ステップS1004)。
以下のステップS1005以降の処理は、外部帳票情報に対応する配置定義情報を新たに作成する場合を示す。
配置定義情報を新たに作成する場合とは、例えば、外部帳票情報に対応する配置定義情報が配置定義データベース220に格納されていない場合等である。
売り手端末400は、テナントの操作により、配置定義情報を登録するための定義登録画面を選択する操作を受け付けると(ステップS1005)、ディスプレイに定義登録画面を表示させる(ステップS1006)。
続いて、売り手端末400は、テナントの操作により、新たな配置定義名の入力と、外部帳票情報の選択を受け付けると(ステップS1007)、入力された配置定義名と、選択された外部帳票情報とを取引管理装置200へ送信する(ステップS1008)。
なお、本実施形態では、ステップS1007において、既存の配置定義名が選択された場合には、選択された配置定義名を外部帳票情報と共に取引管理装置200に送信し、配置定義名で特定される配置定義情報の編集を行わせてもよい。配置定義情報を編集する際の取引管理システム100の動作は、後述するステップS1009以降の動作と同様である。
また、外部帳票情報とは、CSVファイル等であってよい。外部帳票情報は、予め、外部システム500から売り手端末400へダウンロードされており、売り手端末400に格納されていてもよい。
続いて、売り手端末400は、テナントの操作により、書類テンプレートの選択を受け付けると(ステップS1009)、選択された書類テンプレートを取引管理装置200へ通知する(ステップS1010)。具体的には、売り手端末400は、選択された書類テンプレートIDを取引管理装置200に送信する。
取引管理装置200は、書類テンプレートの通知を受け付けると、書類テンプレートと対応した雛形画像を示す雛形画像データを取得する(ステップS1011)。
なお、書類テンプレートと対応した雛形画像データは、書類テンプレートデータベース240において、書類テンプレートIDと対応付けられて格納されていてもよい。また、雛形画像データは、選択された書類テンプレート情報に基づき、画像生成部265が生成してもよい。
続いて、取引管理装置200は、ステップS1008において売り手端末400から送信された外部帳票情報を読み込む(ステップS1012)。
具体的には、取引管理装置200は、定義生成部266により、外部帳票情報として取得したCSVファイルから1行目のデータを読み込む。CSVファイルには、複数枚の帳票の帳票情報が含まれる場合がある。そこで、定義生成部266は、選択されたCSVファイルのうち、1の帳票と対応する外部帳票情報を読み込む。
続いて、取引管理装置200は、表示制御部264により、売り手端末400に対して雛形画像の表示指示を送信する(ステップS1013)。
売り手端末400は、表示指示を受け付けて、登録画面に雛形画像を表示させる(ステップS1014)。
続いて、売り手端末400は、登録画面において、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報を作成する際に用いられる項目名とを対応付ける操作を受け付けると(ステップS1015)、対応付けの結果を登録画面において強調表示させる(ステップS1016)。
続いて、売り手端末400は、対応付けの結果の登録を指示する操作を受け付けると(ステップS1017)、取引管理装置200に対して、対応付け結果を示す対応付け定義情報と、配置定義情報との登録要求を送信する(ステップS1018)。
取引管理装置200は、登録要求を受け付けると、定義生成部266により、対応付け定義情報と、配置定義情報を生成し、対応付け定義データベース230と配置定義データベース220とに格納する(ステップS1019)。
具体的には、定義生成部266は、テナントの操作に応じた項目同士の対応付け結果を示す報に対して、対応付け定義IDを付与して対応付け定義情報とし、対応付け定義データベース230へ格納する。また、定義生成部266は、ステップS1010で売り手端末400から送信された書類テンプレートIDと、対応付け結果を示す情報に付与された対応付け定義IDとを対応付ける。そして、定義生成部266は、ステップS1008で売り手端末400から受信した配置定義名と、書類テンプレートIDと対応付け定義IDとを紐付けて、配置定義データベース220に格納する。
以上の動作により、新たに配置定義情報が格納される。
次に、図11を参照して、配置定義データベース220に格納されている配置定義情報を用いて、外部帳票情報を取引管理装置200に登録する動作について説明する。
図11は、取引管理装置の動作を説明する第二のシーケンス図である。
図11のステップS1101からステップS1104の処理は、図10のステップS1001からステップS1004までの処理と同様であるから、説明を省略する。
売り手端末400は、ステップS1104において表示された帳票登録画面において、配置定義名と外部帳票情報を選択する操作を受け付けると(ステップS1105)、取引管理装置200に対して、配置定義名と外部帳票情報の登録要求を送信する(ステップS1106)。
取引管理装置200は、この登録要求を受け付けて、外部帳票情報と外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に登録する(ステップS1107)。
以下に、図12を参照して、取引管理装置200における外部帳票情報と外部帳票画像データとの登録処理について説明する。図12は、取引管理装置の処理を説明するフローチャートである。図12は、図11のステップS1107の詳細を示す。
本実施形態の取引管理装置200は、定義生成部266により、外部帳票情報として取得したCSVファイルから1行目のデータを読み込む(ステップS1201)。
続いて、取引管理装置200は、登録部267により、配置定義データベース220を参照して、選択された配置定義名と紐付けられた対応付け定義IDと、書類テンプレートIDとから、対応付け定義情報と書類テンプレート情報とを特定する(ステップS1202)。
続いて、登録部267は、特定された対応付け定義情報に基づき、外部帳票情報に含まれる項目名を、帳票情報の項目名に置き換えた書き換え後帳票情報を生成する(ステップS1203)。
続いて、取引管理装置200は、画像生成部265により、ステップS1202で特定された書類テンプレート情報に基づき、置き換え後帳票情報に含まれる項目名の配置を特定する(ステップS1204)。
続いて、画像生成部265は、特定された配置に基づくプレビュー画像データ(外部帳票画像データ)を生成する(ステップS1205)。
ここで作成される外部帳票画像データは、取引管理装置200を用いて帳票を作成する際に用いられる項目名を表示させる画像データである。
続いて、取引管理装置200は、画像生成部265により、置き換え後帳票情報と、外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に格納する(ステップS1206)。
本実施形態では、例えば、CSVファイルに複数の異なる買い手に対して発行された外部帳票の外部帳票情報が含まれる場合には、CSVファイルに含まれる全ての外部帳票情報の登録が完了するまで、図12の処理を繰り返せばよい。したがって、本実施形態では、売り手は、外部システム500で作成した複数の買い手に対する外部請求書情報を一括して取引管理装置200に登録することかできる。
以下に、図13乃至16を参照し、売り手端末400の表示例について説明する。
図13は、売り手端末の表示例を示す第一の図である。図13に示す画面131は、図10のステップS1004(図12のステップS1204)で売り手端末400に表示される帳票登録画面の一例である。
画面131は、タブ132とタブ133とを含む。図13では、画面131において、タブ132が選択された例を示している。タブ132は、既に対応付け定義データベース230に格納されている配置定義情報を参照して、外部帳票情報を登録する場合に選択される。
また、画面131は、タブ133が選択されると、配置定義情報を新たに登録するための定義登録画面に遷移する。
画面131は、表示領域134、選択欄135、136、操作ボタン137を含む。表示領域134には、配置定義名と、CSVファイル(外部帳票情報)の選択を促すメッセージが表示されている。
選択欄135は、アイコン画像135aが対応付けられて表示されている。画面131において、アイコン画像135aが選択されると、配置定義データベース220に格納されている配置定義名の一覧が表示される。選択欄135には、一覧から表示された配置定義名が表示される。
選択欄136には、売り手端末400にダウンロードされているCSVファイルの中から選択されたCSVファイルのファイル名が表示される。操作ボタン137は、選択欄136で選択されたCSVファイルを取引管理装置200へ登録させる登録指示を行うための操作ボタンである。
次に、図14を参照して、定義登録画面について説明する。図14は、売り手端末の表示例を示す第二の図である。
図14に示す画面141は、図10のステップS1006で売り手端末400に表示される定義登録画面の一例である。
画面141では、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中を示している。画面141は、表示領域142、143、144、145、操作ボタン146を含む。
表示領域142は、外部帳票画像のプレビューが表示される。画面141では、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中であるため、表示領域142には、書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
具体的には、表示領域142には、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
表示領域143には、定義登録画面において、配置定義情報の新規の登録か、又は、配置定義情報の編集かを選択させる選択肢が表示される。
表示領域144は、選択欄144-1、入力欄144-2、選択欄144-3、表示欄144-4、144-5を含む。選択欄144-1は、編集対象の配置定義情報の配置定義名が選択される。入力欄144-2は、新たに追加する配置定義情報の配置定義名が入力される。
選択欄144-3は、登録の対象となる外部帳票情報であるCSVファイルの名称が選択される。表示欄144-4は、参照する書類テンプレート情報の書類タイプが表示される。表示欄144-5は、参照する書類テンプレート情報の名称が表示される。
図14の例では、新たに「請求書001」という名称の配置定義情報を登録する場合を示しており、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報を用いることがわかる。
表示領域145には、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名とを対応付けるための対応付け欄が表示される。
具体的には、例えば、表示領域145には、書類テンプレートデータベース240から、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報に含まれる帳票情報の項目名の一覧が表示される。
また、表示領域145には、一覧表示された帳票情報の項目名と、CSVファイルに含まれる項目名を対応付けるための選択欄と、対応付けを確定させるための操作ボタンとが表示される。
具体的には、表示領域145には、帳票情報の項目名「書類番号」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄145-1が表示されている。選択欄145-1は、項目名「書類番号」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄145-1と対応付けられた操作ボタン145-1aが表示されている。
画面141では、選択欄145-1において、CSVファイルに含まれる項目名「請求書番号」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-1aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「請求書番号」が、帳票情報の項目名「書類番号」と対応付けられる。
また、表示領域145では、帳票情報の項目名「宛先名」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄145-2が表示されている。選択欄145-2は、項目名「宛先名」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄145-2と対応付けられた操作ボタン145-2aが表示されている。
画面141では、選択欄145-2において、CSVファイルに含まれる項目名「取引先名」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-2aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「取引先名」が、帳票情報の項目名「宛先名」と対応付けられる。
本実施形態では、このようにして、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われる。したがって、本実施形態の選択欄145は、外部帳票情報に含まれる項目名に、帳票情報の項目名を対応付けるための対応付け欄とも言える。
画面141において、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名とを対応付ける操作が完了した後に、操作ボタン146が操作されると、売り手端末400は、取引管理装置200に対して、配置定義情報の登録要求を送信する。
図15は、売り手端末の表示例を示す第三の図である。図15では、表示領域144において、項目名同士の対応付けが行われている状態を示している。
図15では、帳票情報の項目名「宛先住所」と対応する選択欄145-3において、CSVファイルに含まれる項目名の一覧147が表示されており、この一覧147において「取引先住所」が選択されている。
本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-3aが操作されると、CSVファイルに含まれる項目名「取引先住所」に、帳票情報の項目名「宛先住所」が対応付けられる。
図16は、売り手端末の表示例を示す第四の図である。図16に示す画面141Aでは、表示領域145において、CSVファイルの項目名が選択されると、表示領域142に表示されたプレビュー画像において、選択されたCSVファイルの項目名と対応付けられた帳票情報の項目値が強調表示される。
画面141Aでは、ポインタ148により、表示領域145の選択欄145-1で選択されたCSVファイルの項目名「請求書番号」が指定されている。本実施形態では、ポインタ148で指定された項目名は、強調表示される。
また、表示領域142に表示されたプレビュー画像では、CSVファイルの項目名「請求書番号」と対応する項目値が表示された領域142aが強調表示されている。なお、領域142aには、項目名「請求書番号」が、項目値と共に表示されてもよい。
つまり、本実施形態では、表示領域145において選択された外部帳票情報の項目名と、プレビュー画像における選択された項目名及び項目値との表示態様を、他の項目名と異ならせる。
このように、本実施形態では、外部帳票情報に含まれる項目名を帳票情報の項目名と対応付ける際に、外部帳票情報の項目名が選択されると、外部帳票画像のプレビュー画像において、選択された項目名の値が表示された箇所を強調表示させる。
したがって、本実施形態では、外部帳票情報の項目名を、帳票情報の項目名に置き換えてプレビュー画像を作成した場合に、外部帳票情報の項目名と対応する項目値が、帳票画像のどの位置に表示されているかを、閲覧者に容易に把握させることができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、取引管理装置において、外部帳票情報に含まれる項目と対応付ける項目を、売り手側端末400から任意に登録できる点と、書類テンプレート情報の生成の仕方が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有する点には、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図17は、第二の実施形態の取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の取引管理システム100Aは、取引管理装置200Aと、端末装置400とを含み、取引管理装置200Aと、端末装置400とは、ネットワーク等を介して接続される。
本実施形態の取引管理装置200Aは、テナント管理データベース210、配置定義データベース220、対応付け定義データベース230、書類テンプレートデータベース240A、帳票管理データベース250、項目管理データベース270、取引管理部260Aを有する。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240Aは、取引管理部260Aの処理によって生成された書類テンプレート情報が格納される。取引管理部260Aの処理の詳細は後述する。
本実施形態の項目管理データベース270は、売り手側端末400から入力された項目が格納される。
そして、本実施形態の取引管理部260Aでは、対応付け定義情報を生成する際に指定された書類テンプレート情報と、対応付け定義情報とを紐付けた配置定義情報を生成し、配置定義データベース220に格納する。
このため、本実施形態によれば、取引管理装置200Aで帳票を作成するときに、売り手側端末400が任意に登録した項目名を用いることができる。
したがって、本実施形態では、例えば、外部システム500で発行される帳票に、売り手となるテナントの業種に応じた専門性の高い項目名等が含まれる場合であっても、この項目名を、取引管理装置200で作成する帳票に含まれる項目名とを対応づけることができる。
具体的には、例えば、外部システム500において発行される帳票が、建築業の取引において発行された請求書である場合について考える。
この場合、請求書には、「工事名」や「現場名」等が記載される場合が多い。しかしながら、この項目名は汎用的ではないため、取引管理装置200で準備された項目名が汎用的なものであった場合には、このように項目名と対応付けを行うことができない。
本実施形態では、この点に着目し、外部帳票情報に含まれる項目名と対応付ける項目名を、予め売り手に登録させる。
以下に、図18、図19を参照して、本実施形態の項目管理データベース270と、書類テンプレートデータベース220Aについて説明する。
図18は、第二の実施形態の項目管理データベースの一例を示す図である。本実施形態の項目管理データベース270は、テナント毎に設けられていてよい。項目管理データベース270は、情報の項目として、テナントIDと、項目名と、項目IDとを含み、それぞれが対応付けられている。
また、項目管理データベース270では汎用的な項目の項目名は、「標準項目」の項目名として、予め項目名と項目値が格納されていてよい。「標準項目」の項目名は、例えば、「書類タイトル」、「書類番号」、「宛先名」等である。これらの項目名には、項目名を特定する識別情報として、項目IDが対応付けられている。
また、項目管理データベース270では、売り手側端末400から入力された項目名を、「拡張項目」の項目名としてもよい。「拡張項目」の項目名は、例えば、「現場名」、「工事名」、「工事期間」等である。これらの項目名には、項目名を特定する識別情報として、項目IDが対応付けられている。
項目管理データベース270において、「項目ID」の値は、書類テンプレート情報を生成する際に参照される。なお、項目管理データベース270に格納される項目名と項目IDとは、売り手側端末400から入力されるものとしたが、これに限定されない。項目管理データベース270に格納される項目名と項目IDとは、売り手側端末400以外の装置から取引管理装置200Aに入力されてもよい。
図19は、第二の実施形態の書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。本実施形態の書類テンプレートデータベース240Aは、テナント毎に予め作成されて、取引管理装置200に格納されている。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240Aは、情報の項目として、テナントID、書類テンプレートID、書類タイプ、書類テンプレート名、項目ID、帳票情報の項目名、座標、配置方法、フォントサイズ等を含む。書類テンプレートデータベース240Aにおいて、項目「テナントID」及び項目「書類テンプレートID」は、他の項目と対応付けられている。
本実施形態では、項目「テナントID」の値と、書類テンプレートデータベース240Aにおけるその他の項目の値と、を含む情報を書類テンプレート情報と表現する。
項目「書類タイプ」の値は、帳票の種類を示す。項目「書類テンプレート名」の値は、書類テンプレートの名称を示す。
項目「項目ID」の値は、項目管理データベース270において項目名と対応付けられている項目IDを示す。
項目「座標」の値は、対応する帳票情報の項目名を表示させる矩形の基準位置の座標を示す。項目「配置方法」の値は、矩形内における文字列の配置方法を示す。項目「フォント」の値は、文字のフォントを示す。
また、本実施形態の書類テンプレートデータベース240Aでは、「帳票情報の項目名」の値に、項目管理データベース270に格納された「標準項目」の項目名と、「拡張項目」の項目名とを含む。
また、書類テンプレートデータベース240Aには、書類テンプレート情報と対応する雛形画像を示す画像データが、書類テンプレート情報と対応付けられて格納されていてもよい。
このように、本実施形態では、帳票の雛形画像を定義した書類テンプレート情報に、汎用的な項目名と、テナントにより追加された項目名とが含まれる。
次に、図20を参照して、本実施形態の取引管理システム100Aの有する各装置の機能構成について説明する。
図20は、第二の実施形態の取引管理システムの有する各装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の取引管理装置200Aは、取引管理部260Aを有する。取引管理部260Aは、送信部261、受信部262、入力受付部263、表示制御部264、画像生成部265、定義生成部266、登録部267に加え、項目管理部268、書類テンプレート登録部269を有する。
本実施形態の項目管理部268は、売り手側端末400に拡張項目の入力画面を表示させ、入力された拡張項目と項目IDとを項目管理データベース270に格納する。
書類テンプレート登録部269は、売り手側端末400からアップロードされた雛形画像と、項目管理データベース270とに基づき、書類テンプレート情報を生成し、書類テンプレートデータベース240Aに格納する。
以下に、図21を参照して、項目管理部268と書類テンプレート登録部269の処理について説明する。
図21は、第二の実施形態の取引管理システムの動作を説明するシーケンス図である。なお、図21に示すステップS2101からステップS2107までの処理は、項目管理部268による処理であり、ステップS2108からステップS2111までの処理は、書類テンプレート登録部269による処理である。
図21では、項目管理部268の処理と、書類テンプレート登録部269の処理とが連続して実行される場合を示しているが、項目管理部268の処理と、書類テンプレート登録部269の処理とは、それぞれが別々のタイミングで実行されてよい。
始めに、項目管理部268による処理について説明する。
取引管理システム100Aにおいて、売り手側端末400は、利用者(テナント)から拡張項目の登録を指示する操作を受け付けると(ステップS2101)、通信部430により、取引管理装置200Aに対して、拡張項目の入力画面の表示要求を送信する(ステップS2102)。
取引管理装置200Aは、この要求を受け付けると、項目管理部268により、売り手側端末400に対して拡張項目の入力画面の表示指示を送信する(ステップS2103)。
売り手側端末400は、この表示指示を受け付けて、拡張項目の入力画面を表示部450に表示させる(ステップS2104)。
続いて、売り手側端末400は、利用者による拡張項目の項目名と項目IDの入力を受け付けると(ステップS2105)、項目名と項目IDの登録要求を取引管理装置200Aに送信する(ステップS2106)。なお、登録要求には、例えば、テナントIDが含まれてもよい。
取引管理装置200Aは、この登録要求を受け付けると、項目管理部268は、登録要求に含まれるテナントIDと対応する項目管理データベース270へ、拡張項目と項目IDとを格納する(ステップS2107)。
次に、書類テンプレート登録部269の処理について説明する。
取引管理システム100Aにおいて、売り手側端末400は、利用者(テナント)から書類テンプレート情報の登録を指示する操作を受け付ける(ステップS2108)。
売り手側端末400は、この指示を受け付けると、予め作成されたテンプレートデータを、取引管理装置200Aに送信する(ステップS2109)。なお、売り手側端末400から取引管理装置200Aに送信されるテンプレートデータは、ステップS2108において選択されてよい。テンプレートデータの詳細は後述する。
取引管理装置200Aは、テンプレートデータを受け付けると、書類テンプレート登録部269により、テンプレートデータに含まれる項目名や項目名が表示される位置を示す座標等を抽出し、テンプレートデータから抽出し、書類テンプレート情報を生成する(ステップS2110)。
続いて、書類テンプレート登録部269は、生成した書類テンプレート情報を書類テンプレートデータベース240Aに格納する(ステップS2111)。
以下に、図22と図23を参照して、項目管理部268と書類テンプレート登録部269の処理について更に説明する。
図22は、拡張項目の入力画面について説明する図である。図22(A)に示す画面221は、図21のステップS2104において売り手側端末400に表示される拡張項目の入力画面の一例である。
画面221には、入力欄221a、221b、操作ボタン221cを含む。入力欄221aは、拡張項目となる項目名を入力するための入力欄である。入力欄221bは、項目名と対応する項目IDを入力するための入力欄である。操作ボタン221cは、入力欄221a、221bに入力された項目名と項目IDとを取引管理装置200Aに送信するための操作ボタンである。
また、本実施形態では、利用者の操作に応じて、取引管理装置200Aに登録した拡張項目の項目名の一覧を売り手側端末400に表示させてもよい。
図22(B)に示す画面222は、拡張項目の一覧が表示された画面の一例である。画面222は、表示領域222a、222bを含む。
表示領域222aには、項目管理データベース270に格納された項目名と項目IDの一覧が表示されている。表示領域221bは、項目名、項目IDの編集や削除を行うための操作ボタンが、各項目名及び項目ID毎に表示されている。
本実施形態では、このように、売り手側端末400の利用者であるテナントによって、拡張項目を自由に追加・削除することができる。
したがって、本実施形態では、テナントが管理する外部システム500において、汎用的ではない項目名を含む帳票が作成された場合であっても、取引管理システム100Aにおいて、管理することができる。
図23は、テンプレートデータについて説明する図である。図23に示すテンプレートデータ231は、例えば、一般的に表計算用のソフトウェア等を用いて作成されてよい。
図23に示すテンプレートデータ231では、セル231a、232b、231cには、拡張項目に含まれる項目名と対応する項目IDが入力されており、セル231dには、拡張項目に含まれる項目名と対応する項目IDが入力されている。
本実施形態の取引管理装置200Aは、例えば、テンプレートデータ231が売り手側端末400から送信されると、書類テンプレート登録部269により、テンプレートデータ231に含まれるセルの位置を示す座標、セル内に入力された項目ID等を取得する。
また、書類テンプレート登録部269は、テンプレートデータから項目IDが抽出されると、項目管理データベース270を参照し、抽出されて項目IDと対応する項目名を取得する。そして、書類テンプレート登録部269は、テンプレートデータから取得した情報と、項目管理データベース270から取得した項目名とを用いて、書類テンプレート情報を生成し、書類テンプレートデータベース240Aに格納する。
次に、本実施形態における売り手側端末400の表示例について説明する。図24は、第二の実施形態の売り手側端末の表示例を説明する第一の図である。
図24に示す画面141Bは、CSVファイルが示す外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中を示している。画面141は、表示領域142、143、144、145A、149を含む。
表示領域142は、外部帳票画像のプレビューが表示される。画面141では、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中であるため、表示領域142には、書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
具体的には、表示領域142には、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「カスタムテンプレート1」である書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
表示領域143には、定義登録画面において、配置定義情報の新規の登録か、又は、配置定義情報の編集かを選択させる選択肢が表示される。図24では、配置定義情報の新規の登録が選択されている。
図24の例では、表示領域144の表示内容から、新たに「請求書001」という名称の配置定義情報を登録する場合を示しており、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「カスタムテンプレート1」である書類テンプレート情報を用いることがわかる。
表示領域145Aには、項目管理データベース270において標準項目とされた帳票情報の項目名と、CSVファイルに含まれる項目名とを対応付けるための対応付け欄が表示される。
具体的には、例えば、表示領域145Aには、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「カスタムテンプレート1」である書類テンプレート情報に含まれる帳票情報の項目名のうち、標準項目の項目名の一覧が表示される。
表示領域149には、項目管理データベース270において拡張項目とされた帳票情報の項目名と、CSVファイルに含まれる項目名とを対応付けるための対応付け欄が表示される。
具体的には、表示領域149には、帳票情報の項目名「工事名」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄149-1が表示されている。選択欄149-1は、項目名「工事名」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄149-1と
対応付けられた操作ボタン149-1aが表示されている。
また、表示領域149では、帳票情報の項目名「工事期間」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄149-2が表示されている。選択欄149-2は、項目名「工事期間」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄149-2と対応付けられた操作ボタン149-2aが表示されている。
画面141Bでは、選択欄149-1において、CSVファイルに含まれる項目名「工事名称」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン149-1aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「工事名称」が、帳票情報の項目名「工事名」と対応付けられる。
画面141Bでは、選択欄149-2において、CSVファイルに含まれる項目名「工事期間」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン149-2aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「工事期間」が、帳票情報の項目名「工事期間」と対応付けられる。
本実施形態では、このようにして、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われる。
また、本実施形態では、帳票情報の項目名として、標準項目と拡張項目とを別々の表示領域に表示させる。したがって、本実施形態では、テナントによって追加された項目名と、予め取引管理装置200Aが保持している汎用的な項目名とを、売り手側端末400の利用者に対して区別させることができる。
図25は、第二の実施形態の売り手側端末の表示例を説明する第二の図である。図25に示す画面141Cでは、表示領域149において、CSVファイルの項目名が指定されると、表示領域142に表示されたプレビュー画像において、選択されたCSVファイルの項目名と対応付けられた帳票情報の項目値が強調表示される。
画面141Cでは、ポインタ148により、表示領域149Aの選択欄149-1において選択されたCSVファイルの項目名「工事名称」が指定されている。本実施形態では、表示領域149において、ポインタ148で指定された項目名は、強調表示される。
また、表示領域142に表示されたプレビュー画像では、CSVファイルの項目名「工事名称」と対応する項目値が表示された領域142bが強調表示されている。なお、領域142bには、項目名「工事名称」が、項目値と共に表示されてもよい。
つまり、本実施形態では、表示領域149において指定(選択)された外部帳票情報の項目名と、プレビュー画像における選択された項目名及び項目値との表示態様を、他の項目名と異ならせる。
したがって、本実施形態では、外部帳票情報の項目名を、帳票情報の項目名に置き換えてプレビュー画像を作成した場合に、外部帳票情報の項目名と対応する項目値が、帳票画像のどの位置に表示されているかを、閲覧者に容易に把握させることができる。
また、本実施形態では、外部帳票情報に、専門性の高い項目名が含まれる場合を想定し、取引管理システムの利用者が、取引管理システムにおいて用意された汎用的な項目名以外の項目名を、帳票情報に含まれる項目名として追加することができる。
このため、本実施形態では、外部システム500から発行される帳票に、専門性が高く一般的ではない項目名が含まれる場合であっても、外部のシステムで発行された帳票を管理できる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、取引管理装置200は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、取引管理装置200は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、取引管理装置200は、開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、取引管理装置200によって実行されるプロセスは、他のサーバ装置によって実行され得る。同様に、取引管理装置200の機能は、他のサーバ装置によって実行することができる。また、サーバ装置と他のサーバ装置の各要素は、1つ
のサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
また、明細書中の対応テーブルは、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、取引内容の記載に含まれうるキーワードと勘定項目とを機械学習にて分類付けすることで、対応テーブルを使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 取引管理システム
200 取引管理装置
210 テナント管理データベース
220 配置定義データベース
230 対応付け定義データベース
240 書類テンプレートデータベース
250 帳票管理データベース
270 項目管理データベース
260 取引管理部
264 表示制御部
265 画像生成部
266 定義生成部
267 登録部
300 端末装置(買い手端末)
400 端末装置(売り手端末)
500 外部システム
特開2002-183640号公報

Claims (15)

  1. 外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記プレビュー画像は、前記外部帳票情報に含まれる項目名の一覧と共に前記端末装置に表示されており、
    前記表示制御部は、
    前記一覧において項目名の選択を受け付けると、前記プレビュー画像において、選択された項目名及び項目値の表示態様を、他の項目名及び項目値の表示態様と異ならせる、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名との対応付けを定義した対応付け定義情報と、
    帳票の種類と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名と、前記項目名及び項目値の表示位置とが対応付けられており、前記雛形画像を定義した書類テンプレート情報と、を含む配置定義情報と、を参照し、
    入力された外部帳票情報を含む帳票のプレビュー画像を表示させる、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記帳票の種類の選択を受け付けて、選択された前記帳票と対応する書類テンプレート情報に基づく雛形画像と、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名を、前記帳票と対応する書類テンプレート情報に含まれる項目名と対応付けるための対応付け欄と、を前記端末装置に表示させる、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記対応付け欄において対応付けられた結果を前記対応付け定義情報とし、前記選択された前記帳票と対応する書類テンプレート情報と対応付けた配置定義情報を生成し、記憶部に格納する定義生成部を有する、請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記端末装置からの登録指示に基づき、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名を記憶部に格納する項目管理部を有し、
    対応付け定義情報は、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記記憶部に格納された項目名との対応付けを示す情報を含み、
    前記書類テンプレート情報は、
    前記記憶部に格納された項目名及び項目値の表示位置を含む、請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置による情報処理方法であって、前記情報処理装置が、
    外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付け、
    所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる、情報処理方法。
  8. 前記プレビュー画像は、前記外部帳票情報に含まれる項目名の一覧と共に前記端末装置に表示されており、
    前記情報処理装置が、
    前記一覧において項目名の選択を受け付けると、前記プレビュー画像において、選択された項目名及び項目値との表示態様を、他の項目名及び項目値の表示態様と異ならせる、請求項7記載の情報処理方法。
  9. 前記情報処理装置が、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名と、の対応付けを定義した対応付け定義情報と、
    帳票の種類と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名と、前記項目名及び項目値の表示位置とが対応付けられており、前記雛形画像を定義した書類テンプレート情報と、を含む配置定義情報を参照し、
    入力された外部帳票情報を含む帳票のプレビュー画像を表示させる、請求項7又は8記載の情報処理方法。
  10. 前記情報処理装置が、
    前記帳票の種類の選択を受け付けて、選択された前記帳票と対応する書類テンプレート情報に基づく雛形画像と、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名を、前記帳票と対応する書類テンプレート情報に含まれる項目名と対応付けるための対応付け欄と、を前記端末装置に表示させる、請求項9記載の情報処理方法。
  11. 前記情報処理装置が、
    前記対応付け欄において対応付けられた結果を前記対応付け定義情報とし、前記選択された前記帳票と対応する書類テンプレート情報と対応付けた配置定義情報を生成し、記憶部に格納する、請求項10記載の情報処理方法。
  12. 前記情報処理装置が、
    前記端末装置からの登録指示に基づき、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名を記憶部に格納する項目管理部を有し、
    対応付け定義情報は、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記記憶部に格納された項目名との対応付けを示す情報を含み、
    前記書類テンプレート情報は、
    前記記憶部に格納された項目名及び項目値の表示位置を含む、請求項9に記載の情報処理方法。
  13. 外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付け、
    所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる、処理を情報処理装置に実行させる、プログラム。
  14. 情報処理装置と、端末装置とを含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を端末装置に表示させる表示制御部と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記外部帳票情報を前記情報処理装置に送信する通信部と、
    前記プレビュー画像を表示させる表示部と、を有する、情報処理システム。
  15. 外部システムで作成された帳票に含まれる外部帳票情報を取得して情報処理装置に送信する通信部と、
    前記情報処理装置からの指示に応じて、所定の帳票の雛形画像における、前記外部帳票情報に含まれる項目名及び項目値の表示位置を示すプレビュー画像を表示させる表示部と、を有する端末装置。
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