JP2023125761A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】外部のシステムで発行された帳票の管理にかかる手間を削減することを目的としている。【解決手段】外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。【選択図】図18

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報処理システムに関する。
従来から、入金元からの入金を管理する入金管理システムが知られている。その一例として、例えば、入金管理端末が発行した請求書を取引先に送信し、請求書に従って行われた入金の完了通知を請求書との関連付けと共に受信するシステムが知られている。
上述した従来のシステムでは、外部のシステムで発行された請求書と、この請求書に従った入金とを対応付けることができず、外部のシステムで発行された帳票に含まれる帳票情報の管理を行うことができない。このため、近年では、帳票を取り扱うシステム等において、外部のシステムで発行された帳票の帳票情報を取り込むことが行われている。しかしながら、従来では、システムの環境等によっては、外部のシステムから帳票情報を取り込む際に手直しが必要となる場合があり、管理に手間がかかる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、外部のシステムで発行された帳票の管理にかかる手間を削減することを目的としている。
開示の技術は、外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置である。
開示の技術では、外部のシステムで発行された帳票の管理にかかる手間を削減できる。
取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 テナント管理データベースの一例を示す図である。 配置定義データベースの一例を示す図である。 対応付け定義データベースの一例を示す図である。 書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。 書類テンプレート情報について説明する図である。 取引管理装置の有する各装置の機能構成を説明する図である。 外部帳票情報の一例を示す図である。 中間データの一例を示す図である。 取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。 取引管理装置の動作を説明する第二のシーケンス図である。 外部帳票情報を読み込む処理を説明するフローチャートである。 取引管理装置の処理を説明するフローチャートである。 売り手端末の表示例を示す第一の図である。 売り手端末の表示例を示す第二の図である。 売り手端末の表示例を示す第三の図である。 売り手端末の表示例を示す第四の図である。 売り手端末の表示例を示す第五の図である。 売り手端末の表示例を示す第六の図である。
以下に図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、取引管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態の取引管理システム100は、取引管理装置200と、端末装置400とを含み、取引管理装置200と、端末装置400とは、ネットワーク等を介して接続される。
本実施形態の端末装置400は、主に、売買取引における売り手によって利用される端末装置である。端末装置には、PC(Personal Computer)のほか、スマート端末(スマートフォン)、タブレット端末等の各種端末装置が含まれる(後述する端末装置300も同様である)。以下の説明では、端末装置400を本実施形態の説明の便宜上、売り手端末400と表現する場合がある。
また、本実施形態の取引管理システム100は、端末装置300とネットワークを介して接続される。端末装置300は、主に、売買取引における買い手によって利用される端末装置である。以下の説明では、端末装置300を本実施形態の説明の便宜上、買い手端末300と表現する場合がある。
また、以下の説明では、本実施形態の取引管理システム100が提供するサービスを利用する利用者をテナントと表現する場合がある。つまり、本実施形態において、テナントとは、売り手や買い手となる事業者や個人等である。
本実施形態の外部システム500は、例えば、売り手となるテナントが独自で管理している販売管理システム等であり、売り手端末400とネットワーク等を介して通信を行う。本実施形態の外部システム500は、売り手端末400からの操作に応じて、請求書等の帳票を作成する。
本実施形態の帳票は、例えば、見積書、注文書、納品書、請求書等である。また、本実施形態の帳票情報は、これらの帳票に記載される情報である。例えば、帳票が請求書の場合、帳票情報は、請求書に記載される請求元、請求先、請求金額、支払期限日、請求対象商品の商品名、単価、数量、金額等の明細情報等を含む。
以下の説明では、請求書を帳票の一例として説明する。また、以下の説明では、請求書に記載される帳票情報を請求書情報と呼ぶ。
本実施形態の取引管理装置200は、売買取引を行う事業者や個人等の間で受け渡しされる請求書を管理する。
より具体的には、本実施形態の取引管理装置200は、外部システム500において作成された請求書(帳票)の請求書情報(帳票情報)に含まれる各項目を、取引管理装置200で請求書(帳票)を作成する際に用いられる各項目と対応付けて管理する。
本実施形態の取引管理装置200は、テナント管理データベース210、配置定義データベース220、対応付け定義データベース230、書類テンプレートデータベース240、帳票管理データベース250、取引管理部260を有する。
テナント管理データベース210は、テナントに関する情報が格納される。
配置定義データベース220は、取引管理システム100で生成された配置定義情報が格納される。配置定義情報は、外部システム500で作成された帳票の帳票画像を表示させる際に参照される。配置定義情報の詳細は後述する。
対応付け定義データベース230は、外部システム500で作成された帳票に含まれる項目名と、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いられる項目名とを対応付けた対応付け定義情報が格納される。対応付け定義情報の詳細は後述する。
書類テンプレートデータベース240は、書類テンプレート情報が格納される。書類テンプレート情報は、帳票の種類毎のプレビュー画像において、帳票に含まれる各項目の項目名及び項目値が表示される位置を示す情報である。言い換えれば、書類テンプレート情報は、帳票の雛形画像を定義した情報である。書類テンプレート情報の詳細は後述する。なお、本実施形態の項目値は、項目名と対応付けられて入力される情報であり、英数字やかな文字、各種記号など項目名に対する文字列データである。
帳票管理データベース250は、取引管理装置200で作成された帳票の帳票画像データや帳票情報が格納される。また、帳票管理データベース250は、外部システム500で作成された帳票の帳票情報と、この帳票情報から取引管理装置200が作成した帳票画像データとが格納される。
以下の説明では、外部システム500で作成された帳票を外部帳票と表現し、外部システム500で作成された帳票の帳票情報を外部帳票情報と表現する場合がある。外部帳票情報は、表形式のデータであり、CSVファイル等であってよい。
外部帳票情報は、外部システム500で作成された帳票に含まれる項目名と項目値とが対応付けられた情報である。具体的には、本実施形態の外部帳票情報は、例えば、帳票から抽出された項目名が含まれる行と、帳票から抽出された項目値が含まれる行とを含む。また、外部帳票情報において、項目値が含まれる行では、項目値の位置(列)に応じて、項目値が項目名と対応付けられている。
また、本実施形態の外部帳票情報では、複数の行に重複する項目値が含まれる場合に、重複した項目値が消去されている場合がある。
外部帳票情報の行から項目値が消去されている場合、外部帳票情報を取引管理システム100に読み込ませるためには、全ての行に項目名と対応する項目値が含まれるように、外部帳票情報に対する手直しが必要とされていた。
しかしながら、この手直しには、手間がかかる上に、手直しをする作業中の人的ミス等が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態の取引管理部260は、外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と、ある項目名と対応する項目値が含まれる行とを対応付けるための設定画面を売り手端末400に表示させる。
より具体的には、取引管理部260は、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を売り手端末400に表示させる。
したがって、本実施形態では、外部帳票情報を取り込む際に、人手で外部帳票情報に対する手直しを行う必要がなくなり、外部システム500で発行された帳票の管理にかかる手間を削減できる。なお、本実施形態の外部帳票情報の詳細は後述する。
また、本実施形態の取引管理部260は、外部システム500で作成された外部帳票情報に含まれる項目名を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いる項目名と対応付けた対応付け定義情報を生成し、対応付け定義データベース230に格納する。さらに、取引管理部260は、対応付け定義情報を生成する際に指定された書類テンプレート情報と、対応付け定義情報とを紐付けた配置定義情報を生成し、配置定義データベース220に格納する。
また、本実施形態の取引管理部260は、外部帳票情報と、配置定義データベース220とに基づき、外部帳票情報に基づく帳票画像データを作成し、プレビュー画像を売り手端末400に表示させる。このため、本実施形態では、外部帳票情報に含まれる項目名が、帳票画像にどのように配置されるかを、売り手に対して容易に把握させることができる。
本実施形態では、これにより、外部システム500で作成された帳票情報を、取引管理装置200で作成した帳票情報に置き換えて管理することができる。言い換えれば、本実施形態では、外部システム500で作成された帳票を、取引管理システム100で作成された帳票と同様に管理できるようにする。
このため、本実施形態では、例えば、売り手となるテナントが、複数の外部システム500を使用していた場合であっても、帳票を一括して管理でき、帳票を管理する作業の手間を低減できる。
なお、本実施形態の帳票の管理とは、例えば、請求書に記載された支払い期限日までに、請求先(買い手)から入金があるかどうかを確認する、支払期限日を過ぎても入金が確認されていない場合に、請求先(買い手)に入金の催促を行う、入金金額と請求金額とを照合する売掛金の消込等を含む。また、請求書の管理とは、請求先への請求書の送付履歴の管理を含んでもよい。
また、図1の例では、取引管理装置200がテナント管理データベース210、配置定義データベース220、対応付け定義データベース230、書類テンプレートデータベース240、帳票管理データベース250を有するものとしたが、これに限定されない。各データベースは、一部又は全部が、外部装置に設けられてもよい。また、取引管理装置200は、複数の情報処理装置により実現されてもよい。
次に、図2を参照して、取引管理装置200を実現する情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2は、取引管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。取引管理装置200は、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ205、ディスプレイ206、外部機器接続I/F(Interface)208、ネットワークI/F209、バスラインB1、キーボード211、ポインティングデバイス212、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ214、メディアI/F216を備えている。
これらのうち、CPU201は、取引管理装置200全体の動作を制御する。ROM202は、IPL等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。HD204は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ205は、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ206は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。
外部機器接続I/F208は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F209は、通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスラインB1は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード211は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス212は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW213に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F216は、フラッシュメモリ等の記録メディア215に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
図3は、端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図3では、端末装置(売り手端末)400のハードウェア構成の一例を示す。
本実施形態の端末装置400は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、端末装置400全体の動作を制御する演算処理装置である。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、端末装置用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。ROM402、RAM403、EEPROM404は、端末装置400の記憶装置の一例である。バスラインB2は、図3に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。
撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の駆動を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。データバス410は、図3に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、端末装置400は、遠距離通信回路412、遠距離通信回路412のアンテナ412a、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワークを介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の駆動を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。
ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、端末装置400を操作する入力手段の一種である。ディスプレイ418は、端末装置400の有する表示部の一例である。
なお、本実施形態の買い手端末300と売り手端末400は、取引管理装置200と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
次に、図4乃至図7を参照して、取引管理装置200が有する各データベースについて説明する。
図4は、テナント管理データベースの一例を示す図である。本実施形態のテナント管理データベース210は、例えば、テナント毎に設けられている。また、本実施形態のテナント管理データベース210は、情報の項目として、名称、住所、電話番号、メールアドレス、担当者名等を含み、これらの項目は、テナントID及びテナント名と対応付けられている。
本実施形態では、テナント管理データベース210において、名称、住所、電話番号、メールアドレス、担当者名等の項目の値を含む情報を、テナント情報と表現する場合がある。テナントID及びテナント名は、テナントを特定するための情報である。項目「名称」の値は、取引先(請求先)の名称を示し、項目「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、「担当者名」のそれぞれの値は、請求先の住所、電話番号、メールアドレス、取引を担当する担当者の名称を示す。
なお、テナント情報に含まれる情報の項目は、図4に示す例に限定されない。テナント情報に含まれる情報の項目は、図4に示す項目が全て含まれなくても良いし、図4に示す項目以外の項目が含まれてもよい。
図5は、配置定義データベースの一例を示す図である。本実施形態の配置定義データベース220は、テナント毎に設けられており、テナントにおいて配置定義情報が作成されると、テナント毎の配置定義データベース220に配置定義情報が格納される。
図5では、テナントID「0001」で特定されるテナントの配置定義データベース220を示している。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、情報の項目として、書類タイプ、対応付け定義ID、書類テンプレートIDを含み、それぞれがテナントIDと対応付けられている。本実施形態では、項目「テナントID」の値と、配置定義データベース220におけるその他の項目の値と、を含む情報を配置定義情報と表現する。
項目「配置定義名」の値は、配置定義情報の名称を示す。言い換えれば、項目「配置定義名」の値は、配置定義情報を特定するための情報である。
項目「対応付け定義ID」の値は、対応付け定義情報を特定するための識別情報を示す。項目「書類テンプレートID」の値は、書類テンプレート情報を特定するための識別情報を示す。
図5の例では、書類タイプ名「請求書001」で特定される請求書(帳票)は、対応付け定義ID「1」で特定される対応付け定義情報と、書類テンプレートID「1」で特定される書類テンプレート情報とに基づき、請求書画像において項目名が配置される。
図6は、対応付け定義データベースの一例を示す図である。本実施形態の対応付け定義データベース230は、テナント毎に設けられるが、テナントの識別情報(テナントID)と対応付けた定義情報を他のテナントとともに一つ以上のデータベースに保存される形態でもよい。
本実施形態の対応付け定義データベース230は、情報の項目として、テナントID、対応付け定義ID、帳票情報の項目名、外部帳票情報の項目名とを含む。対応付け定義データベース230において、項目「帳票情報の項目名」と、項目「外部帳票情報」とは、項目「テナントID」及び項目「対応付け定義ID」と対応付けられている。
本実施形態では、項目「テナントID」の値と、対応付け定義データベース230におけるその他の項目の値と、を含む情報を対応付け定義情報と表現する。
項目「対応付け定義ID」の値は、対応付け定義情報を特定するための識別情報である。項目「帳票情報の項目名」の値は、取引管理装置200において帳票を作成する際に用いられる項目名である。項目「外部帳票情報の項目名」の値は、外部帳票情報に含まれる項目名である。
図6の例では、対応付け定義ID「1」で特定される対応付け定義情報において、帳票情報の項目名「書類のタイトル」、「書類番号」、「宛先名」のそれぞれは、外部帳票情報に含まれる項目名「タイトル」、「請求書番号」、「取引先名」のそれぞれと対応付けられている。
図7は、書類テンプレートデータベースの一例を示す図である。本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、テナント毎に予め作成されて、取引管理装置200に格納されている。
本実施形態の書類テンプレートデータベース240は、情報の項目として、テナントID、書類テンプレートID、書類タイプ、書類テンプレート名、帳票情報の項目名、座標、配置方法、フォントサイズ等を含む。書類テンプレートデータベース240において、項目「テナントID」及び項目「書類テンプレートID」は、他の項目と対応付けられている。
本実施形態では、項目「テナントID」の値と、書類テンプレートデータベース240におけるその他の項目の値と、を含む情報を書類テンプレート情報と表現する。
項目「書類タイプ」の値は、帳票の種類を示す。項目「書類テンプレート名」の値は、書類テンプレートの名称を示す。
項目「座標」の値は、対応する帳票情報の項目名を表示させる矩形の基準位置の座標を示す。項目「配置方法」の値は、矩形内における文字列の配置方法を示す。項目「フォント」の値は、文字のフォントを示す。
なお、書類テンプレートデータベース240に含まれる情報の項目は、図7に示す例に限定されない。書類テンプレートデータベース240には、情報の項目として、図7に示す項目以外の項目が含まれてもよい。
以下に、図8を参照して、書類テンプレート情報について、さらに説明する。図8は、書類テンプレート情報について説明する図である。
本実施形態において、書類テンプレート情報における座標は、例えば、A4用紙の書類80の左上の点P1からの絶対座標としてもよい。
また、例えば、帳票情報の項目名「書類のタイトル」の配置方法が中央揃えとなっている場合、この項目名と対応する座標は、項目名「書類のタイトル」の値が表示される矩形82の中心点P2の座標となる。
また、例えば、帳票情報の項目名「書類番号」の配置方法が左揃えとなっている場合、この項目名と対応する座標は、項目名「書類番号」の値が表示される矩形83の左端の点P3の座標となる。
次に、図9を参照して、本実施形態の取引管理システム100の有する各装置の機能構成について説明する。図9は、取引管理装置の有する各装置の機能構成を説明する図である。
はじめに、取引管理装置200の機能について説明する。本実施形態の取引管理装置200の取引管理部260は、送信部261、受信部262、入力受付部263、表示制御部264、画像生成部265、定義生成部266、対応付け部267、登録部268を有する。
送信部261、受信部262は、取引管理装置200と他の装置との情報の送受信を行う。
具体的には、送信部261は、帳票管理データベース250に格納された請求書画像データを、送信先とされた買い手端末300等に対して送信する。受信部262は、外部システム500において作成された外部請求書情報を、売り手端末400から受信する。
入力受付部263は、取引管理装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部263は、売り手端末400からの各種の情報の入力や要求を受け付ける。
表示制御部264は、売り手端末400における表示を制御する。具体的には、例えば、表示制御部264は、外部帳票情報に含まれる行のうち、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を売り手端末400に表示させる。
画像生成部265は、外部システム500で作成された帳票のプレビュー画像データを生成する。言い換えれば、画像生成部265は、外部帳票画像データを生成する。より具体的には、後述する売り手端末400の表示制御部450を介して売り手端末400のディスプレイへ表示させるように制御する。
定義生成部266は、売り手端末400に対する操作に応じて、対応付け定義情報と配置定義情報とを生成し、対応付け定義データベース230、配置定義データベース220に格納する。
対応付け部267は、売り手端末400に表示された設定画面において、項目値が消去された行について、この行に含める項目値を選択する設定が行われると、設定内容に応じて、項目値が消去された行と、選択された項目値との対応付けを行い、対応付けが行われた後の外部帳票情報を一時的に保持する。
以下の説明では、対応付け部267によって一時的に保持される、対応付け後の外部帳票情報を、中間データと表現する場合がある。したがって、対応付け部267は、売り手端末400から入力された設定内容に応じて、外部帳票情報に含まれる全ての行に含まれる項目値を項目名と対応付けた中間データを生成する。
登録部268は、配置定義データベース220を参照し、外部帳票情報に含まれる項目名を、帳票情報の項目名に置き換えた帳票情報を生成し、帳票管理データベース250に格納する。
また、本実施形態の登録部268は、外部帳票情報に対し、対応付け部267により中間データが生成された場合には、生成された中間データを用いて、外部帳票情報に含まれる項目名を、帳票情報の項目名に置き換えた帳票情報を生成する。つまり、登録部268は、外部帳票情報、又は、中間データから、置き換え後の外部帳票情報を生成する。
以下の説明では、外部帳票情報に含まれる項目名を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いられる項目名に置き換えた帳票情報を、置き換え後帳票情報と表現する場合がある。
本実施形態の登録部268は、置き換え後帳票情報と、画像生成部265により作成された外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に格納する。このとき、帳票管理データベース250に格納される外部帳票画像データは、例えば、PDFデータとして格納されてよい。
次に、売り手端末400の機能について説明する。本実施形態の売り手端末400は、通信制御部430、入力受付部440、表示制御部450を有する。通信制御部430は、売り手端末400と他の装置との間の情報の送受信を行う。具体的には、例えば、通信制御部430は、売り手端末400と外部システム500との通信や、売り手端末400と取引管理装置200との通信を制御する。
入力受付部440は、売り手端末400に対する各種の情報の入力を受け付ける。表示制御部450は、売り手端末400のディスプレイへの情報の表示を制御する。
ここで、図10及び図11を参照して、本実施形態の対応付け部267の処理について説明する。図10は、外部帳票情報の一例を示す図である。図10に示す外部帳票情報30は、表形式のデータである。以下の説明では、紙面上の左側から一列目とし、紙面上の上側から一行目として説明する。
外部帳票情報30において、一行目の行31は、外部帳票情報30の抽出元となる外部帳票に含まれる項目名を含む。具体的には、外部帳票情報30では、行31には、項目名「伝票番号」、「取引先コード」、「取引先名」、「消費税」、「合計請求額」、「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」等が含まれる。
また、外部帳票情報30において、一列目の列32は、外部帳票に含まれる項目名と対応する項目値を特定する情報が含まれる。具体的には、列32に、「ヘッダ」、「総計」、「明細」等が含まれる。
また、外部帳票情報30において、一行目の行31には、外部帳票に含まれる項目名と別に、項目「行種別」が含まれる。項目「行種別」は、一列目の列32にも含まれる。項目「行種別」の値は、行31に含まれる他の項目名と対応付けられる項目値を特定する情報を示す。言い換えれば、項目「行種別」の値は、二行目以降の各行の名称を示し、各行に含まれる値と対応する項目名を示す情報である。
なお、図10の例では、項目「行種別」と、外部帳票に含まれる項目名とを含む行を、一行目の行31としだか、項目「行種別」と、外部帳票に含まれる項目名とを含む行は、一行目でなくてもよい。
外部帳票情報30において、二行目の行33における項目「行種別」の値は、「ヘッダ」である。「ヘッダ」とは、外部帳票の書誌情報を示すものであり、本実施形態では、「ヘッダ」には、外部帳票の発行日を示す項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」等が含まれる。つまり、行33には、外部帳票の書誌情報を示す項目値が含まれる。
また、外部帳票情報30において、四行目の行34における項目「行種別」の値は、「明細」である。「明細情報」とは、外部帳票の明細を示すものであり、項目名「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」の項目値が含まれる。つまり、行34には、外部帳票の明細情報を示す項目値が含まれる。
ここで、行34では、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が消去されて、空白とされている。これは、行34における項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が、行33に含まれる項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」の項目値と重複するためである。
また、外部帳票情報30において、五行目の行35、六行目の行36も、行34と同様に、外部帳票に含まれる明細情報を示す項目値が含まれる。また、行35、行36においても、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が消去(除去)されている。
このように、外部帳票情報30は、外部帳票情報30を出力する外部システム500の仕様等によって、他の行と重複する項目値が含まれる行から、重複する項目値が除去されている。
そこで、本実施形態では、外部帳票情報30において、他の行と重複する項目値が消去されている行が存在する場合には、項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を売り手端末400に表示させる。次に、取引管理装置200は、対応付け部267により、選択された他の行の項目値と、項目値が消去された行と対応付けた中間データを生成する。
言い換えれば、対応付け部267は、外部帳票情報30に含まれる全ての行において、外部帳票に含まれる項目名と対応する項目値が含まれる中間データを生成する。
図11は、中間データの一例を示す図である。図11に示す中間データ30Aは、売り手端末400に表示される設定画面において、外部帳票情報30の行33に含まれる項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が、行34、行35、行36と対付けられた場合に生成される中間データの例である。
中間データ30Aでは、外部帳票情報30に行34、35、36のそれぞれにおいて、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が対応付けられた行34A、35A、36Aを含む。
具体的には、行34Aは、項目名「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」の項目値である「商品A」、「1000」、「10」、「10000」と、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」の項目値である「2021/1/10」、「1001」、「A商事」とを含む。
項目名「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」の項目値は、外部帳票情報30の行34にのみ含まれる項目値であり、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」の項目値は、外部帳票情報30の行33にのみ含まれる項目値である。
したがって、行34Aでは、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が、行34と対応付けられる項目値として、行33の項目値から選択されたことがわかる。また、行34Aは、行33の項目値から選択された項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が、行34に含まれる項目名「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」の項目値と対応付けられたことがわかる。
行35Aでも同様に、外部帳票情報30の行35のみ含まれる項目値と、外部帳票情報30の行33にのみ含まれる項目値とを含む。行36Aでも同様に、外部帳票情報30の行36のみ含まれる項目値と、外部帳票情報30の行33にのみ含まれる項目値とを含む。
このように、本実施形態では、外部帳票情報30に、他の行と重複された項目値が消去された行が含まれる場合には、売り手端末400の利用者(売り手)が入力した設定の内容に応じて、他の行から選択された項目値が、消去された項目値として適用される。
なお、以下の説明では、ある項目名の項目値が消去された行に含まれる項目値と、他の行から選択された項目値(消去された項目値)とを対応付けることを、「項目値が消去された行に対して、他の行から選択された項目値を適用する」、と表現する場合がある。
より具体的には、項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が消去された行34に含まれる項目名「商品名」、「単価」、「数量」、「金額」の項目値と、行33から選択された項目名「伝票日付」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値と、を対応付けることは、「行34に対して、行33から選択された項目値を適用する」と言える。
以上が、対応付け部267による中間データの生成処理である。
次に、図12を参照して、本実施形態の取引管理システム100の動作について説明する。図12は、取引管理システムの動作を説明する第一のシーケンス図である。
図12では、売り手端末400から取引管理装置200に対し、外部帳票情報の登録指示を受け付けた場合であって、この外部帳票情報と対応する配置定義情報を新たに作成する場合の動作を示している。
本実施形態において、外部帳票情報を取引管理装置200に登録することとは、外部帳票情報に含まれる項名目を、取引管理装置200で帳票を作成する際に用いる項目名に置き換えた置き換え後帳票情報とし、置き換え後帳票情報を帳票管理データベース250に格納することを含む。
また、本実施形態において、外部帳票情報を取引管理装置200に登録することとは、外部帳票情報に基づいて作成された外部帳票画像データを、置き換え後帳票情報と対応付けて帳票管理データベース250に格納することを含む。
本実施形態の取引管理システム100において、売り手端末400は、テナントから、外部帳票情報の登録を指示する操作を受け付けると(ステップS1201)、取引管理装置200に対して外部帳票情報を登録するための帳票登録画面の表示要求を送信する(ステップS1202)。
取引管理装置200は、表示要求を受け付けると、表示制御部264により、売り手端末400に対して、帳票登録画面の表示指示を送信する(ステップS1203)。
売り手端末400は、この表示指示を受けて、表示制御部450により、ディスプレイ418に帳票登録画面を表示させる(ステップS1204)。
以下のステップS1205以降の処理は、外部帳票情報に対応する配置定義情報を新たに作成する場合を示す。
配置定義情報を新たに作成する場合とは、例えば、外部帳票情報に対応する配置定義情報が配置定義データベース220に格納されていない場合等である。
売り手端末400は、テナントの操作により、配置定義情報を登録するための定義登録画面を選択する操作を受け付けると(ステップS1205)、表示制御部450により、ディスプレイ418に定義登録画面を表示させる(ステップS1206)。
続いて、売り手端末400は、テナントの操作により、新たな配置定義名の入力と、外部帳票情報の選択を受け付けると(ステップS1207)、入力された配置定義名と、選択された外部帳票情報とを取引管理装置200へ送信する(ステップS1208)。
なお、本実施形態では、ステップS1207において、既存の配置定義名が選択された場合には、選択された配置定義名を外部帳票情報と共に取引管理装置200に送信し、配置定義名で特定される配置定義情報の編集を行わせてもよい。配置定義情報を編集する際の取引管理システム100の動作は、後述するステップS1209以降の動作と同様である。
また、外部帳票情報とは、CSVファイル等であってよい。外部帳票情報は、予め、外部システム500から売り手端末400へダウンロードされており、売り手端末400に格納されていてもよい。
また、以下に説明するステップS1209からステップS1215までの動作は、売り手端末400から送信された外部帳票情報に、外部システム500から発行された帳票の項目値と対応付けられていない行が含まれる場合を示す。言い換えれば、図10では、対応付け部267による対応付けが行われた場合には、対応付け部267で一時的に保持されている中間データを用いて、外部帳票情報を取引管理装置200に登録する場合の動作を示している。
なお、売り手端末400から送信された外部帳票情報に、外部システム500に含まれる全ての行に、発行された帳票の項目値が対応付けられている場合には、取引管理装置200は、ステップS1208に続いてステップS1216へ進めばよい。
売り手端末400は、外部帳票情報において、項目値が消去された行に適用する項目値の設定を指示する操作を受け付けると(ステップS1209)、取引管理装置200に対して、対応付けの設定要求を送信する(ステップS1210)。
取引管理装置200は、入力受付部263により、設定要求を受け付けると、売り手端末400に対し、項目値を適用するための設定画面の表示指示を送信する(ステップS1211)。
売り手端末400は、この表示指示を受け付けて、表示制御部450により、設定を表示させる(ステップS1212)。
続いて、売り手端末400は、設定画面において、項目値が消去された行に対して項目値を適用するための設定を受け付けると(ステップS1213)、設定内容を取引管理装置200に送信する(ステップS1214)。
取引管理装置200は、対応付け部267により、設定内容に応じて、ある項目名と対応する項目値が消去された行に対して、他の行から選択された項目値を適用する(ステップS1215)。言い換えれば、取引管理装置200は、対応付け部267により、外部帳票情報と対応付けの設定内容とに基づき、中間データを生成する。
続いて、売り手端末400は、テナントの操作により、書類テンプレートの選択を受け付けると(ステップS1216)、選択された書類テンプレートを取引管理装置200へ通知する(ステップS1217)。具体的には、売り手端末400は、選択された書類テンプレートIDを取引管理装置200に送信する。
取引管理装置200は、定義生成部266により、書類テンプレートの通知を受け付けると、書類テンプレートと対応した雛形画像を示す雛形画像データを取得する(ステップS1218)。
なお、書類テンプレートと対応した雛形画像データは、書類テンプレートデータベース240において、書類テンプレートIDと対応付けられて格納されていてもよい。また、雛形画像データは、選択された書類テンプレート情報に基づき、画像生成部265が生成してもよい。
続いて、取引管理装置200は、定義生成部266により、ステップS1208において売り手端末400から送信された外部帳票情報を読み込む(ステップS1219)。このとき、定義生成部266は、中間データが生成されている場合には、外部帳票情報の代われに、中間データを読み込む。ステップS1219の処理の詳細は後述する。
続いて、取引管理装置200は、表示制御部264により、売り手端末400に対して雛形画像の表示指示を送信する(ステップS1220)。
売り手端末400は、表示指示を受け付けて、登録画面に雛形画像を表示させる(ステップS1221)。
続いて、売り手端末400は、登録画面において、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報を作成する際に用いられる項目名とを対応付ける操作を受け付けると(ステップS1222)、対応付けの結果を登録画面において強調表示させる(ステップS1223)。
続いて、売り手端末400は、対応付けの結果の登録を指示する操作を受け付けると(ステップS1224)、取引管理装置200に対して、対応付け結果を示す対応付け定義情報と、配置定義情報との登録要求を送信する(ステップS1225)。
取引管理装置200は、登録要求を受け付けると、定義生成部266により、対応付け定義情報と、配置定義情報を生成し、対応付け定義データベース230と配置定義データベース220とに格納する(ステップS1226)。
具体的には、定義生成部266は、テナントの操作に応じた項目同士の対応付け結果を示す報に対して、対応付け定義IDを付与して対応付け定義情報とし、対応付け定義データベース230へ格納する。また、定義生成部266は、ステップS1210で売り手端末400から送信された書類テンプレートIDと、対応付け結果を示す情報に付与された対応付け定義IDとを対応付ける。そして、定義生成部266は、ステップS1208で売り手端末400から受信した配置定義名と、書類テンプレートIDと対応付け定義IDとを紐付けて、配置定義データベース220に格納する。
以上の動作により、新たに配置定義情報が格納される。
次に、図13を参照して、配置定義データベース220に格納されている配置定義情報を用いて、外部帳票情報を取引管理装置200に登録する動作について説明する。
図13は、取引管理装置の動作を説明する第二のシーケンス図である。
図13のステップS1301からステップS1304の処理は、図12のステップS1201からステップS1204までの処理と同様であるから、説明を省略する。
売り手端末400は、ステップS1304において表示された帳票登録画面において、配置定義名と外部帳票情報を選択する操作を受け付けると(ステップS1305)、取引管理装置200に対して、配置定義名と外部帳票情報の登録要求を送信する(ステップS1306)。
取引管理装置200は、この登録要求を受け付けて、外部帳票情報と外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に登録する(ステップS1307)。
次に、図14を参照して、本実施形態の定義生成部266による外部帳票情報の読み込みについて、説明する。図14は、外部帳票情報を読み込む処理を説明するフローチャートである。図14は、図12のステップS1219の詳細を示す。
本実施形態の取引管理装置200の定義生成部266は、書類テンプレートの通知を受け付けると、書類テンプレートと対応した雛形画像を示す雛形画像データを取得すると、続いて、外部帳票情報に対し、対応付け部267による対応付けが行われたか否かを判定する(ステップS1401)。ステップS1201において、対応付けが行われていない場合、定義生成部266は、ステップS1208において売り手端末400から送信された外部帳票情報を読み込み(ステップS1402)、処理を終了する。
ステップS1401において、外部帳票情報に対する対応付けが行われていた場合、定義生成部266は、対応付け部267が保持している中間データを、外部帳票情報の代わりに読み込み(ステップS1403)、処理を終了する。
次に、図15を参照して、取引管理装置200における外部帳票情報と外部帳票画像データとの登録処理について説明する。図15は、取引管理装置の処理を説明するフローチャートである。図15は、図13のステップS1307の詳細を示す。
本実施形態の取引管理装置200は、定義生成部266により、外部帳票情報として取得したCSVファイルから1行目のデータを読み込む(ステップS1501)。
続いて、取引管理装置200は、登録部268により、配置定義データベース220を参照して、選択された配置定義名と紐付けられた対応付け定義IDと、書類テンプレートIDとから、対応付け定義情報と書類テンプレート情報とを特定する(ステップS1502)。
続いて、登録部268は、特定された対応付け定義情報に基づき、外部帳票情報に含まれる項目名を、帳票情報の項目名に置き換えた書き換え後帳票情報を生成する(ステップS1503)。
続いて、取引管理装置200は、画像生成部265により、ステップS1502で特定された書類テンプレート情報に基づき、置き換え後帳票情報に含まれる項目名の配置を特定する(ステップS1504)。
続いて、画像生成部265は、特定された配置に基づくプレビュー画像データ(外部帳票画像データ)を生成する(ステップS1505)。
ここで作成される外部帳票画像データは、取引管理装置200を用いて帳票を作成する際に用いられる項目名を表示させる画像データである。
続いて、取引管理装置200は、画像生成部265により、置き換え後帳票情報と、外部帳票画像データとを対応付けて帳票管理データベース250に格納する(ステップS1506)。
本実施形態では、例えば、CSVファイルに複数の異なる買い手に対して発行された外部帳票の外部帳票情報が含まれる場合には、CSVファイルに含まれる全ての外部帳票情報の登録が完了するまで、図15の処理を繰り返せばよい。したがって、本実施形態では、売り手は、外部システム500で作成した複数の買い手に対する外部請求書情報を一括して取引管理装置200に登録することかできる。
以下に、図16乃至図21を参照し、売り手端末400の表示例について説明する。
図16は、売り手端末の表示例を示す第一の図である。図16に示す画面131は、図12のステップS1204(図13のステップS1304)で売り手端末400に表示される帳票登録画面の一例である。
画面131は、タブ132とタブ133とを含む。図16では、画面131において、タブ132が選択された例を示している。タブ132は、既に対応付け定義データベース230に格納されている配置定義情報を参照して、外部帳票情報を登録する場合に選択される。
また、画面131は、タブ133が選択されると、配置定義情報を新たに登録するための定義登録画面に遷移する。
画面131は、表示領域134、選択欄135、136、操作ボタン137を含む。表示領域134には、配置定義名と、CSVファイル(外部帳票情報)の選択を促すメッセージが表示されている。
選択欄135は、アイコン画像135aが対応付けられて表示されている。画面131において、アイコン画像135aが選択されると、配置定義データベース220に格納されている配置定義名の一覧が表示される。選択欄135には、一覧から表示された配置定義名が表示される。
選択欄136には、売り手端末400にダウンロードされているCSVファイルの中から選択されたCSVファイルのファイル名が表示される。操作ボタン137は、選択欄136で選択されたCSVファイルを取引管理装置200へ登録させる登録指示を行うための操作ボタンである。
次に、図17を参照して、定義登録画面について説明する。図17は、売り手端末の表示例を示す第二の図である。
図17に示す画面141は、図12のステップS1206で売り手端末400に表示される定義登録画面の一例である。
画面141は、表示領域142、143、144、145、操作ボタン146を含む。
表示領域142は、外部帳票画像のプレビューが表示される。画面141では、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中であるため、表示領域142には、書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
具体的には、表示領域142には、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報と対応する雛形画像が表示される。
表示領域143には、定義登録画面において、配置定義情報の新規の登録か、又は、配置定義情報の編集かを選択させる選択肢が表示される。
表示領域144は、選択欄144-1、入力欄144-2、選択欄144-3、操作ボタン144-4、表示欄144-5、144-6を含む。選択欄144-1は、編集対象の配置定義情報の配置定義名が選択される。入力欄144-2は、新たに追加する配置定義情報の配置定義名が入力される。
選択欄144-3は、登録の対象となる外部帳票情報であるCSVファイルの名称が選択される。
操作ボタン144-4は、項目値が消去された行に対し、他の行から選択された項目値を適用するための設定要求を、取引管理装置200に送信するための操作ボタンである。言い換えれば、操作ボタン144-4は、項目値が消去された行に対し、他の行から選択された項目値を適用するための設定画面を表示させるための操作ボタンである。
表示欄144-5は、参照する書類テンプレート情報の書類タイプが表示される。表示欄144-6は、参照する書類テンプレート情報の名称が表示される。
図17の例では、新たに「請求書001」という名称の配置定義情報を登録する場合を示しており、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報を用いることがわかる。
表示領域145には、CSVファイルに含まれる項目名と、帳票情報の項目名とを対応付けるための対応付け欄が表示される。
具体的には、例えば、表示領域145には、書類テンプレートデータベース240から、書類タイプ「請求書」、書類テンプレート名「プロフェッショナル」である書類テンプレート情報に含まれる帳票情報の項目名の一覧が表示される。
また、表示領域145には、一覧表示された帳票情報の項目名と、CSVファイルに含まれる項目名を対応付けるための選択欄と、対応付けを確定させるための操作ボタンとが表示される。
具体的には、表示領域145には、帳票情報の項目名「書類番号」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄145-1が表示されている。選択欄145-1は、項目名「書類番号」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄145-1と対応付けられた操作ボタン145-1aが表示されている。
本実施形態では、画面141において、操作ボタン144-4が操作されると、画面141は、後述する画面141Aに遷移する。
図18は、売り手端末の表示例を示す第三の図である。図18に示す画面141Aは、図12のステップS1212において売り手端末400に表示される設定画面の一例である。
画面141は、表示領域142、143、144A、147、操作ボタン146を含む。なお、図18では、図示されていないが、表示領域144Aは、表示領域147の下方に表示領域145が含まれる。画面141Aでは、スクロールバー148をスクロールさせることで、表示領域144A内に表示領域145が表示される。
表示領域147は、選択欄147a、147b、147c、操作ボタン147d、147eを含む。また、表示領域147は、選択欄147f、操作ボタン147gを含む。
選択欄147aは、外部帳票情報に含まれる各行の名称を示す列を選択するための選択欄である。
本実施形態では、外部帳票情報に含まれる各行の名称を示す列は、項目名「行種別」を含む一列目の列32である(図10参照)。したがって、画面141Aでは、選択欄147aにおいて、「行種別」が選択されている。
選択欄147bは、項目値の適用先となる行を選択するための選択欄である。言い換えれば、選択欄147bは、外部帳票情報のうち、項目値が対応付けられる行の名称を選択するための選択欄である。項目値の適用先となる行とは、外部帳票に含まれる項目名のうち、何らかの項目名と対応する項目値が消去された行である。
画面141Aでは、項目値の適用先となる行の名称として、「明細」が選択されている。なお、ここで選択された、項目値の適用先となる行は、外部帳票情報30の行34であってよい。
行34は、外部帳票に含まれる項目名のうち、項目名「伝票番号」、「取引先コード」、「取引先名」と対応する項目値が消去された行であり、後述するように、行33の項目値が、適用される行である。
選択欄147cは、項目値を適用する行を選択するための選択欄である。画面141Aでは、項目値が適用される行の名称として、「ヘッダ」が選択されている。
なお、選択欄147bと選択欄147cのそれぞれには、外部帳票情報30に含まれる各行の名称の一覧が表示されてよい。なお、その際に、選択欄147aで選択された行の名称「行種別」は一覧に含まれない。
操作ボタン147dは、表示領域147において、選択欄147bを追加するための操作ボタンであり、操作ボタン147eは、選択欄147cを追加するための操作ボタンである。
操作ボタン147dが操作された場合には、選択欄147bが追加され、項目値の適用先となる行を複数選択することができる。操作ボタン147eが操作された場合、選択欄147cが追加され、項目値が適用される行を複数選択することができる。
選択欄147fは、選択欄147cで選択された行において、項目値が適用される項目名を選択するための選択欄である。操作ボタン147gは、選択欄147fを追加するための操作ボタンである。
画面141Aでは、選択欄147cにおいて、「ヘッダ」が選択されている。したがって、選択欄147fには、名称が「ヘッダ」である行に項目値が含まれる項目名から、項目名が選択される。
外部帳票情報30において、名称が「ヘッダ」である行は、行33である(図10参照)。したがって、画面141Aでは、選択欄147fにおいて、行33に項目値が含まれる項目名「伝票番号」、「取引先コード」、「取引先名」が選択されている。
本実施形態では、このように、設定画面に入力することで、外部帳票情報30の行33に含まれる項目名「伝票番号」、「取引先コード」、「取引先名」の項目値が、選択欄147bで選択された行34における項目名「伝票番号」、「取引先コード」、「取引先名」の項目値として対応付けられる。
本実施形態では、この対応付けを示す設定内容が取引管理装置200に送信されると、対応付け部267によって、中間データ30Aにおける行34Aが生成される。
本実施形態では、この対応付けの設定が、外部帳票情報30に含まれる、項目値が消去された項目名が存在する行の全てについて行われることで、中間データ30Aが生成される。
本実施形態では、このように、項目値が消去された項目名が存在する行を、項目値の適用先に選択させ、消去された項目値を含む行を、項目値が適用される行として選択させることで、各行に、外部帳票に含まれる項目名の項目値を対応付けることができる。
したがって、本実施形態では、売り手端末400の利用者(売り手)が、表形式の外部帳票情報30に対して直接手直しする必要がなく、各行における項目名と項目値との対応付けを容易に行わせることができる。このため、本実施形態では、取引管理システム100に、外部帳票情報30を容易に読み込ませることができ、外部のシステムで発行された帳票の管理にかかる手間を削減できる。
本実施形態では、画面141Aの表示領域147における対応付けが完了すると、表示領域145において、外部帳票情報30(CSVファイル)に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われる。
本実施形態では、例えば、スクロールバー148を移動させることで、表示領域145が表示されてもよい。
また、本実施形態では、表示領域147に、各行における項目名と項目値との対応付けの設定を終了するための操作ボタンが表示されていてもよい。その場合、この操作ボタンが操作されると、画面141Aが、表示領域145を含む画面141に遷移してもよい。
図19は、売り手端末の表示例を示す第四の図である。図19に示す画面141Bでは、外部帳票情報30(CSVファイル)に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われている最中を示している。
画面141Bでは、選択欄145-1において、CSVファイルに含まれる項目名「請求書番号」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-1aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「請求書番号」が、帳票情報の項目名「書類番号」と対応付けられる。
また、表示領域145では、帳票情報の項目名「宛先名」と対応付けるCSVファイルの項目名を選択させるための選択欄145-2が表示されている。選択欄145-2は、項目名「宛先名」と対応付けられて表示されている。さらに、選択欄145-2と対応付けられた操作ボタン145-2aが表示されている。
画面141Bでは、選択欄145-2において、CSVファイルに含まれる項目名「取引先名」が選択されている。本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-2aが操作されると、CSVファイル(外部帳票情報)に含まれる項目名「取引先名」が、帳票情報の項目名「宛先名」と対応付けられる。
本実施形態では、このようにして、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名との対応付けが行われる。したがって、本実施形態の表示領域145は、外部帳票情報に含まれる項目名に、帳票情報の項目名を対応付けるための対応付け欄とも言える。
画面141Bにおいて、外部帳票情報に含まれる項目名と、帳票情報の項目名とを対応付ける操作が完了した後に、操作ボタン146が操作されると、売り手端末400は、取引管理装置200に対して、配置定義情報の登録要求を送信する。
図20は、売り手端末の表示例を示す第五の図である。図20に示す画面141Cでは、表示領域144において、項目名同士の対応付けが行われている状態を示している。
図20では、帳票情報の項目名「宛先住所」と対応する選択欄145-3において、CSVファイルに含まれる項目名の一覧149が表示されており、この一覧149において「取引先住所」が選択されている。
本実施形態では、この状態で、操作ボタン145-3aが操作されると、CSVファイルに含まれる項目名「取引先住所」に、帳票情報の項目名「宛先住所」が対応付けられる。
図21は、売り手端末の表示例を示す第六の図である。図21に示す画面141Dでは、表示領域145において、外部帳票情報30(CSVファイル)の項目名が選択されると、表示領域142に表示されたプレビュー画像において、選択されたCSVファイルの項目名と対応付けられた帳票情報の項目値が強調表示される。
画面141Dでは、ポインタ150により、表示領域145の選択欄145-1で選択されたCSVファイルの項目名「請求書番号」が選択されている。本実施形態では、ポインタ150で選択された項目名は、強調表示される。
また、表示領域142に表示されたプレビュー画像では、CSVファイルの項目名「請求書番号」と対応する項目値が表示された領域142aが強調表示されている。なお、領域142aには、項目名「請求書番号」が、項目値と共に表示されてもよい。
つまり、本実施形態では、表示領域145において選択された外部帳票情報の項目名と、プレビュー画像における選択された項目名及び項目値との表示態様を、他の項目名と異ならせる。
このように、本実施形態では、外部帳票情報に含まれる項目名を帳票情報の項目名と対応付ける際に、外部帳票情報の項目名が選択されると、外部帳票画像のプレビュー画像において、選択された項目名の値が表示された箇所を強調表示させる。
したがって、本実施形態では、外部帳票情報の項目名を、帳票情報の項目名に置き換えてプレビュー画像を作成した場合に、外部帳票情報の項目名と対応する項目値が、帳票画像のどの位置に表示されているかを、閲覧者に容易に把握させることができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施形態に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。
ある実施形態では、取引管理装置200は、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。同様に、取引管理装置200は、互いに通信するように構成された複数のコンピューティングデバイスを含むことができる。
さらに、取引管理装置200は、開示された処理ステップを様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、取引管理装置200によって実行されるプロセスは、他のサーバ装置によって実行され得る。同様に、取引管理装置200の機能は、他のサーバ装置によって実行することができる。また、サーバ装置と他のサーバ装置の各要素は、1つ
のサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
また、明細書中の対応テーブルは、機械学習の学習効果によって生成されたものでもよい。また、取引内容の記載に含まれうるキーワードと勘定項目とを機械学習にて分類付けすることで、対応テーブルを使用しなくてもよい。
ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを、事前に取り込まれる学習データから自律的に生成し、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよく、さらに、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 取引管理システム
200 取引管理装置
210 テナント管理データベース
220 配置定義データベース
230 対応付け定義データベース
240 書類テンプレートデータベース
250 帳票管理データベース
260 取引管理部
264 表示制御部
265 画像生成部
266 定義生成部
267 対応付け部
268 登録部
300 端末装置(買い手端末)
400 端末装置(売り手端末)
500 外部システム
特開2002-183640号公報

Claims (10)

  1. 外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる表示制御部と、を有する情報処理装置。
  2. 前記設定画面において選択された前記他の行の項目値と、前記ある項目名の項目値が消去された行に含まれる項目値と、を対応付けた中間データを生成する対応付け部を有する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記設定画面は、前記外部帳票情報に、ある項目名の項目値が消去された行が含まれる場合に、前記端末装置に表示され、
    前記中間データは、前記設定画面が前記端末装置に表示された場合に生成される、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名との対応付けを定義した対応付け定義情報を生成する定義生成部を有し、
    前記定義生成部は、
    前記外部帳票情報に基づき前記中間データが生成された場合に、前記中間データを用いて前記対応付け定義情報を生成する、請求項2又は3記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置による情報処理方法であって、前記情報処理装置が、
    外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付け、
    前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる、情報処理方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    前記設定画面において選択された前記他の行の項目値と、前記ある項目名の項目値が消去された行に含まれる項目値と、を対応付けた中間データを生成する、請求項5記載の情報処理方法。
  7. 前記設定画面は、前記外部帳票情報に、ある項目名の項目値が消去された行が含まれる場合に、前記端末装置に表示され、
    前記中間データは、前記設定画面が前記端末装置に表示された場合に生成される、請求項6記載の情報処理方法。
  8. 前記情報処理装置が、
    前記外部帳票情報に含まれる項目名と、前記情報処理装置で前記帳票を作成する際に用いられる項目名との対応付けを定義した対応付け定義情報を生成し、
    前記外部帳票情報に基づき前記中間データが生成された場合は、前記中間データを用いて前記対応付け定義情報を生成する、請求項6又は7記載の情報処理方法。
  9. 外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付け、
    前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる、処理を情報処理装置に実行させる、プログラム。
  10. 情報処理装置と、端末装置とがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    外部のシステムで作成された帳票から抽出された項目名と項目値とを対応付けた表形式の外部帳票情報の入力を受け付ける入力受付部と、
    前記外部帳票情報において、ある項目名の項目値が消去された行と対応付ける項目値を、他の行の項目値から選択させるための設定画面を端末装置に表示させる表示制御部と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記外部帳票情報を前記情報処理装置に送信する通信制御部と、
    前記設定画面を表示装置に表示させる表示制御部と、を有する、情報処理システム。
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