JP2023079761A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

Figure 2023079761000001
【課題】機器のケースに取付けされるコネクタにおいて、とシェルとを接地させる接地部材を正確にしかも効率的に組み付けできる技術を提供する。
【解決手段】機器端子を備える機器のケースに取り付けられるコネクタ2であって、接続端子と、接続端子を収容するハウジング10と、ハウジング10を覆うシェル30と、ハウジング10とケースとの間に配置される薄板状の接地部材40であって、ハウジング10においてケース側に突出する第1突出部52と、第1突出部52よりも低く突出する第2突出部54と、を備える。接地部材40は、第1突出部52を挿入可能な孔部60を有しており、接地部材40の孔部60に第1突出部52が挿入され、接地部材40ハウジング側が第2突出部54の頂部に当接されて、シェル30に固定される。
【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、コネクタに関する。
従来、電力変換装置などの機器のシールドケース(以下、単にケースという。)内部の待受端子には、シールドコネクタ(以下、単にコネクタという。)が取り付けられる。コネクタは、機器側の待受端子に接続される接続端子と、ケースに形成されたコネクタ取り付け孔などに嵌合するとともに前記接続端子を収容する樹脂製のハウジングと、このハウジングを外皮状に覆う金属などの導体からなるシールドシェル(以下、単に、シェルという。)と、を備えている(特許文献1)。
特開2015-82464号公報
こうしたコネクタにおいては、例えば、車両のラジオノイズ対策などのために、機器のケースとコネクタのシェルとを接地させることがある。この場合、ケースとシェルとの間にそれぞれに接するように固定される接地部材を備えることが好適な場合がある。
しかしながら、接地部材の取り付け時において、ケースに対して接地部材を確実かつ正確に当接させるためには、まず、シェルに対して正確に位置決めして接地部材を取り付けする必要がある。また、効率的な組み付けも求められる。
本明細書に開示する技術は、コネクタに接地部材を位置決めする要素を備えることにより、機器のケースとシェルとを接地させる接地部材を正確にしかも効率的に組み付けできる技術を提供する。
本明細書が開示するコネクタは、機器端子を備える機器のケースに取り付けられるコネクタである。このコネクタは、機器端子に接続される接続端子と、接続端子を収容して機器端子に接続するようにケースに嵌合されるハウジングと、ハウジングを外皮状に覆うシェルと、を備える。さらに、コネクタは、シェルとケースとの間に配置される薄板状の接地部材を備える。接地部材は、シェルの一部に当接するように構成された第1接触部と、ケースの一部に当接するように構成された第2接触部と、を有する。また、ハウジングにおいてケースに対向してケース側に突出する第1突出部と、第1突出部よりも低く突出する第2突出部と、を有する突出部を備えている。接地部材は、第1突出部を挿入可能な孔部を有している。接地部材は、その孔部に第1突出部が挿入され、接地部材のハウジング側が第2突出部の頂部に当接されてシェルに固定されている。
ハウジングに設けた第1突出部と接地部材に設けた孔部とによって、接地部材はシェルに固定された結果、接地部材はシェルないしハウジングに対して位置決めされる。また、第1突出部よりもケース側に低く突出する第2突出部の頂部が接地部材に当接することで、第1突出部により位置決めされた接地部材の当該位置決め状態及び姿勢が、シェルないしハウジングに対して安定して維持される。このため、接地部材は、シェルに正確にかつ効率的に取り付けされ固定される。
また、こうした接地部材を備えるコネクタが機器のケースに取り付けられることで第2接触部がケースにおける意図する箇所に正確に当接され、接地が確保される。
コネクタの分解図(a)と接地部材のハウジングへの取り付け部位の拡大図(b)である。 コネクタのケース側からみた正面図(a)とコネクタに取り付けられた状態の接地部材の孔部の部分拡大図(b)と突出部の拡大図(c)である。 接地部材の位置決めのための第1突出部及び第2突出部を示す図(a)とその拡大図(b)である。 接地部材の位置決めのための第1突出部及びシェルの側壁とゴムブーツの関係を示す図である。 コネクタとケースとの関係を示す図(a)と接地部材とケースとの関係を示す図(b)である。
本開示のコネクタの一実施形態において、コネクタのハウジングが備える第2突出部は、第2突出部の頂部が第1突出部に挿入された接地部材の孔部の外周縁近傍を取り囲んで当接するように構成されている。この実施形態によれば、接地部材の孔部に第1突出部を挿入すると同時に、孔部の外周側が第2突出部で安定して支持され、接地部材の位置決め状態及び姿勢が効果的に維持される。
また、本開示のコネクタの他の一実施形態において、接地部材の第2接触部は、ケース側に弾性的に付勢されるように構成されている。この実施形態によれば、シェルとケースとの安定した接地が可能となる。
また、本開示のコネクタの他の一実施形態において、接地部材の第2接触部は、接地部材の孔部を通過できない大きさに形成されている。この実施形態によれば、接地部材をバレルメッキなどにおいてランダムに混合する場合であっても、接地部材同士が孔部と第2接触部との干渉によって絡みあって凝集したりすることを抑制できる。
また、本開示のコネクタの一実施形態において、機器は、車載用の電力変換装置である。車載用の電力変換機器において、かかる接地部材を備えることで、車両におけるラジオノイズが効果的に抑制される。
以下、本明細書に開示されるコネクタ2について、適宜図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1(a)において示すREARをコネクタ2から見てケース200に対向する方向又は後方(若しくは後側)とし、FORWARDをケース200からみてシェル30に対向する方向又は前方(若しくは前側)とし、LEFTを左方向又は左側、RIGHTを右方向又は右側とし、UPPERを上方向又は上側、LOWERを下方向又は下側として説明する。
図1(a)は、コネクタ2を後方側から見た分解図である。コネクタ2は、車載用の電力変換機器(例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両のインバータやモータ等)のケース200(図5(a)参照)に取り付けられるものである。機器は、導電性材料からなるケース200の内部に図示しない機器本体を収容したものである。図5(a)に示すように、ケース200は、その内外を貫通する形態で開口してなる取付け孔220を備えており、その奥に、機器端子を備えている。コネクタ2は、取付け孔220に嵌合可能に構成されている。
<コネクタ>
図1(a)に示すように、コネクタ2は、合成樹脂等からなるハウジング10、ハウジング10を覆うシェル30、ハウジング10内に備えられた図示しない接続端子、及び接地部材40を備えている。
<ハウジング>
ハウジング10は、上下方向に延びる本体部22と、その上方よりにおいてケース200側を指向して突出する挿入部24を備えている。
挿入部24は、ケース200の取付け孔220に嵌合されるように構成されている。また、挿入部24は、内部に左右方向に並んで2つの導電路を備えており、この導電路の機器側先端側にそれぞれ図示しない接続端子を備えている。挿入部24が取付け孔220に嵌合されることにより、2つの接続端子が、機器が備える機器端子と接続するように構成されている。
本体部22は、内部に図示しない電線を備えている。電線は、挿入部24の2つの導電路に接続されるとともに、上下方向に延在するように内蔵されている。電線は、導電路に接続される複数の電線が集束されてその外周がシールド部材によって被覆ないし固着されて形成されている。電線は、本体部22から下方に延在している電線引出部26内をさらに延在し電線引出部26から出て図示しない電源に接続されている。電線引出部26内には、ゴムなどのシール材が充填可能に形成されている。
挿入部24の下側かつ電線引出部26及びハウジング10の後方面28の上側であって、本体部22の後方側には、本体部22の後方側表面から後方を指向して突出する突出部50を備えている。突出部50については後述する。
<シェル>
シェル30は、金属等の導電性材料で形成されており、ハウジング10の外周を覆っている。シェル30は、ハウジング10の主として上方を覆うアッパシェル32とハウジング10の下方から底部近傍を覆うロアシェル34とから構成されている。アッパシェル32とロアシェル34は、互いにネジ等によりハウジング10に組み付けられている。
アッパシェル32は、主に本体部22の上面、前面及び側面を覆うように形成されており、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属からなり、ダイキャストによって形成したものである。ロアシェル34は、本体部22の下面から電線引出部26及び本体部22の下面近傍の後方面28を覆うように形成されている。ロアシェル34は、後方面28を覆うブラケット部36を備えている。ロアシェル34は、例えば、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属板材をプレス加工して形成したものである。
<接地部材>
図1(a)、図2(a)及び同(c)に示すように、接地部材40は、全体として略Y字状に形成されて、ロアシェル34のブラケット部36に当接し固定された基部42と、基部42から左右斜め上方に二股状に延びてケース200に当接するようにアーム44a、44bを備えている。
基部42は、本体部22の後方面28に略一致する板状に形成されており、ブラケット部36とともにボルト70等の脱着可能な固定手段によりハウジング10の後方面28に固定されている。基部42は、本明細書に開示されるコネクタの第1接触部の一例である。基部42の上端縁近傍のほぼ中央には、孔部60を備えている。孔部60については後述する。
図2(a)及び同(c)並びに図5に示すように、2つのアーム44a、44bは、基部42の上端縁の左右側から、挿入部24を跨ぐように左右斜め上方を指向して延在するとともに、挿入部24の高さ方向に沿う幅のほぼ中央近傍で後方側に屈曲して斜め後方を指向して延在した後、再び上方側に屈曲しそのまま上方に延在している。さらに、アーム44a、44bは、基部42から最も離れた遠位端部に、ハウジング10の本体部22の後方面の一部に当接する当接部46a、46bをそれぞれ備えている。当接部46a、46bは、後方側に突出する凸部48a、48bをそれぞれ備えている。凸部48a、48b又は当接部46a、46bないし凸部48a、48bは、本明細書に開示されるコネクタの第2接触部の一例である。
接地部材40は、アーム44a、44bが、このような後方指向の屈曲形状を備えることで板バネ様に作用して、当接部46a、46b及び凸部48a、48bが後方にあるケース200に対して弾性的に付勢されることになる。
<接地部材の位置決め>
次に、接地部材40の位置決め等のための構造として、本体部22の後方側であって挿入部24の下側に形成された突出部50及び接地部材40に形成された孔部60について説明する。
突出部50を、図3(a)及び同(b)の他、図2(a)及び同(b)に示す。突出部50は、より高い第1突出部52とより低い第2突出部56とを有している。突出部50は、第1突出部52と第2突出部56とが、連続して一続きであるが異なる高さを有する凸状部として形成されている。こうすることで相互に形状が維持されやすくなる。
第1突出部52は、略L字状(図示においては、左右反転したL字状である。)に形成され、後述する接地部材40の基部42の孔部60の内周縁に位置決め可能な程度に正確に挿入される外周形状を備えている。具体的には、図2(b)に示すように、第1突出部52の下方部54aの幅及び側方部54bの高さが、長方形状の孔部60の内周端縁の長辺(底辺)及び短辺(側辺)に略一致している。
第1突出部52が突出して到達する高さは、図3(a)及び図4に示すように、ハウジング10の挿入部24が後方に突出する高さを超えることはなく、挿入部24がケース200に嵌合することに干渉しないようになっている。また、第1突出部52が突出する高さは、本体部22の挿入部24の下方側を弾性的にゴムブーツ80が覆うとき、接地部材40の基部42の上方側及びアーム44a、44bの下方側にゴムブーツ80が当接して干渉することがない程度の高さになるよう構成されている。なお、図3a及び図4にも示すように、ゴムブーツ80の装着高さは、第1突出部52の他、本体部22の側面を覆うアッパシェル32などの側壁部33a、33bの高さとともに確保されている。
第2突出部56は、第1突出部52を取り囲むように、第1突出部52から外周側に離間して第1突出部52よりも低く後方に突出するように形成されている。第2突出部56は、例えば、図3(b)に示すように、第1突出部52に装着される接地部材40の孔部60の外周の上下方向に沿う左右の縦枠58a、同左右方向に沿う上下の横枠58bを備えている。結果として、第2突出部56は、第1突出部52の周囲を連続して囲むような第2突出部56、すなわち、縦枠58aと横枠58bからなる略方形状の枠組を備えているともいえる。この結果、第2突出部56は、接地部材40の孔部60の外周側に連続して当接するようになっている。
第2突出部56の頂面の高さは同一になるように形成されている。第2突出部56は、第1突出部52と孔部60とによって位置決めされた接地部材40の本体部22側に当接する。
接地部材40の孔部60は、第1突出部52によってブラケット部36、本体部22及び挿入部24に対して接地部材40を位置決め可能な位置及び形状に形成されている。例えば、図2(b)に示すように、孔部60は、横長の長方形状に形成され、下方の片側の角部に略L状の第1突出部52の角部が一致し、下方部54a及び側方部54bが孔部60の内周縁の一部に沿って収まるように形成されている。
また、孔部60は、接地部材40の当接部46a、46bが通過できない大きさに形成されている。こうすることで、接地部材40の製造工程(例えば、バレルメッキなど)で、接地部材40を互いに混合するような場合においても、接地部材40同士が絡みあうことを抑制できる。
次に、コネクタ2の組み付け及びコネクタ2を機器のケース200への取付けについて説明する。
図1(a)、図2(a)及び同(b)に示すように、ハウジング10にアッパシェル32及びロアシェル34が取付けられた後、ロアシェル34のブラケット部36に対して接地部材40の基部42を当てるとともに、基部42の孔部60を、挿入部24の下で後方側に突出する第1突出部52に当てはめする。
第1突出部52の下方部54a及び側方部54bとの間の角部が孔部60の内周縁の角部に一致するように接地部材40が嵌め込まれる。これにより、接地部材40は、ロアシェル34に対して正確に位置決めされる。同時に、接地部材40の基部42がブラケット部36によって当接されるほか、孔部60の外周縁近傍が連続して、第2突出部56の縦枠58a、横枠58bの各頂部によって当接される。
これにより、略Y字状であって板バネ様に作用する屈曲部を備える接地部材40であっても、ロアシェル34、ひいてはシェル30及びハウジング10に対しても安定して位置決めされた状態が維持されるとともに、意図した接地部材40の姿勢を維持することができる。すなわち、例えば、作業者が手などで保持することなく、接地部材40自身で、ブラケット部36ないしハウジング10に対してその決められた位置及び姿勢を保持できるようになる。このため、作業者は、ボルト70による装着作業を効率良く行うことができる。
また、略L字状の第1突出部52により位置決めされることで、第1突出部52の容積を抑制しつつしかも正確な位置決めが可能となっている。さらに、第2突出部56が、縦枠58aのほか、横枠58bを備えることで、樹脂成形時において、第2突出部56の容積を抑制しつつも、第2突出部56の全体の形状、なかでも、縦枠58aの形状を安定して保持できる。この結果、第2突出部56の頂面の形状及び高さが意図したように得られるため、接地部材40を安定して保持できるとともにその姿勢を維持できるようになっている。
さらにまた、接地部材40の組み付け後も、第2突出部56が接地部材40に当接され続けることで、ケース200への取付けまで及び取付け後も接地部材40の適正な姿勢が維持されることになる。
その後、接地部材40を、ボルト70によってブラケット部36に固定することにより、コネクタ2を得ることができる。
なお、図3及び図4に示すように、コネクタ2の下方側にゴムブーツ80を装着する際には、第1突出部52及びアッパシェル32の側壁部33a、33bの頂部がゴムブーツ80に当接して、ゴムブーツ80が接地部材40と干渉しない位置に維持される。このため、接地部材40の位置決めが損なわれることもなく、また、アーム44a、44bが干渉されてその適正な姿勢が損なわれることもなく、接地部材40による接地が確実に担保される。
次に、コネクタ2の機器のケース200への取付けについて、図5を参照して説明する。図5(a)には、コネクタ2とケース200とをそれぞれ示し、図5(b)には、ケース200の取付け孔220近傍における接地部材40の装着状態を、他のコネクタ要素を省略して示す。図5(a)に示すように、準備されたコネクタ2がケース200の取付け孔220に対して取付けされる。ケース200の前面であって取付け孔220の左右側に、接地のために、接地部材40の当接部46a、46bの受け部230a、230bを備えている。受け部230a、230bは、下方に開口を備えて、ケース200と同様、導電性材料から略筒状に形成されている。
コネクタ2の挿入部24を取付け孔220に挿入するとともに、接地部材40のアーム44a、44bの当接部46a、46bを受け部230a、230bの開口へ差し込むようにしコネクタ2をケース200に取付ける。こうすることで、図5(b)に示すように、受け部230a、230bの内壁に当接部46a、46bないし凸部48a、48bが当接されることにより、接地部材40による接地が可能に構成される。
コネクタ2においては、第1突出部52及び第2突出部56により、接地部材40の姿勢が維持されているため、板バネ様の接地部材40も、精度よく、ケース200側の所望の部位に当接させて接地させることができる。
以上説明したように、本明細書に開示されるコネクタ2によれば、コネクタ2のハウジング10において第1突出部52及び第2突出部56を備えることで接地部材40を確実かつ容易に位置決めしてかつ接地部材40を手などで支持することなく適正な姿勢を自ら維持させることができる。このため、接地部材40を備えるコネクタ2を精度よくかつ効率的に得ることができる。また、これらの突出部52、56により、コネクタ2における接地部材40の姿勢も維持されるため、コネクタ2のケース200への取付け後における接地を確実に実現できる。
なお、上記した実施形態では、接地部材40は、略Y字状でありまた板バネ様としたがこれに限定するものではなく、種々の形状を適宜実施することができる。また、上記した実施形態では、接地部材40の基部42を第1接触部として、基部42をロアシェル34に固定するものとしたが、これに限定するものではなく、第1接触部は基部42と別個に設けてもよい。また、上記した実施形態では、第1突出部52を略L字状とし、第2突出部56を略方形状などとしたが、これに限定するものではなく、接地部材40の位置決めと保持等が可能であれば、種々の形状を採用することができる。上記した実施形態では、機器を車両のインバータやモータなどとしたが、これに限定するものではなく、適宜、他の種々の産業用及び家庭用機器へ適用することができる。上記した実施形態では、突出部50は、挿入部24の下側に設置したがこれに限定するものではなく、例えば上側であってもよく、適宜設定することができる。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書、又は、図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。本明細書又は図面に例示した技術は、複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 コネクタ、20 ハウジング、22 本体部、24 挿入部、26 電線引出部、28 後方面、30 シェル、32 アッパシェル、33a、33b 側壁部、34 ロアシェル、36 ブラケット部、40 接地部材、42 基部、44a、44b アーム、46a、46b 当接部、48a、48b 凸部、50 突出部、52 第1突出部 54a 下方部、54b 側方部、56 第2突出部、58a 縦枠部、58b 横枠部、60 孔部、70 ボルト、80 ゴムブーツ、200 ケース、220 取付け孔、230a、230b 受け部

Claims (4)

  1. 機器端子を備える機器のケースに取り付けられるコネクタであって、
    前記機器端子に接続される接続端子と、
    前記接続端子を収容して前記機器端子に接続するように前記ケースに嵌合されるハウジングと、
    前記ハウジングを覆うシェルと、
    前記シェルと前記ケースとの間に配置される薄板状の接地部材であって、前記シェルの一部に当接するように構成された第1接触部と、前記ケースの一部に当接するように構成された第2接触部と、を有する接地部材と、
    前記ハウジングにおいて前記ケースに対向し前記ケース側に突出する第1突出部と、前記第1突出部よりも低く突出する第2突出部と、を有する突出部と、
    を備え、
    前記接地部材は、前記第1突出部を挿入可能な孔部を有しており、前記接地部材の前記孔部に前記第1突出部が挿入され、前記接地部材の前記ハウジング側が前記第2突出部の頂部に当接されて、前記シェルに固定されている、コネクタ。
  2. 前記第2突出部は、前記第2突出部の前記頂部が前記第1突出部に挿入された前記接地部材の前記孔部の外周縁近傍を取り囲んで当接するように構成されている、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記接地部材の前記第2接触部は、前記ケース側に弾性的に付勢されるように構成されている、請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記機器は、車載用の電力変換装置である、請求項1~3のいずれかに記載のコネクタ。
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