JP2023077813A - 局側装置、光通信システム及び探索方法 - Google Patents
局側装置、光通信システム及び探索方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023077813A JP2023077813A JP2021191278A JP2021191278A JP2023077813A JP 2023077813 A JP2023077813 A JP 2023077813A JP 2021191278 A JP2021191278 A JP 2021191278A JP 2021191278 A JP2021191278 A JP 2021191278A JP 2023077813 A JP2023077813 A JP 2023077813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- onu
- subscriber
- light emission
- optical
- abnormal light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 223
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 47
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims abstract description 193
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 44
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 39
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 24
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 19
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 12
- 230000004044 response Effects 0.000 description 11
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 10
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 6
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/07—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
- H04B10/075—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
- H04B10/079—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
- H04B10/0793—Network aspects, e.g. central monitoring of transmission parameters
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/08—Time-division multiplex systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/07—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
- H04B10/075—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal
- H04B10/079—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using an in-service signal using measurements of the data signal
- H04B10/0799—Monitoring line transmitter or line receiver equipment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
【課題】 異常発光するONUをより正確に特定できるようにすること。【解決手段】OLT110は、複数のONU130と時分割で光信号を送受信する光送受信部111と、光送受信部111で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、複数のONU130に含まれる一又は複数のONU130からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する異常発光検知部112と、その一又は複数のONU130を除く複数のONU130から順番に一つのONU130を対象ONU130として選択し、光送受信部111を介して対象ONU130からの光信号の送信を停止させることで、異常発光が解消するか否かを検査し、異常発光が解消した場合に、対象ONU130を、異常発光を行っているONU130として特定する光通信制御部114とを備える。【選択図】図1
Description
本開示は、局側装置、光通信システム及び探索方法に関する。
FTTH(Fiber To The Home)等の光アクセスサービスをユーザに提供する手法として、PON(Passive Optical Network)方式がある。
このPON方式を用いたシステムであるPONシステムでは、局側装置であるOLT(Optical Line Terminal)に、複数の加入者側装置であるONU(Optical Network Unit)が接続されている。PONシステムでは、光ファイバを伝送路として用いることにより、高速アクセスサービスを安価で提供することが可能である。現在では、各家庭にONUが普及している。
このPON方式を用いたシステムであるPONシステムでは、局側装置であるOLT(Optical Line Terminal)に、複数の加入者側装置であるONU(Optical Network Unit)が接続されている。PONシステムでは、光ファイバを伝送路として用いることにより、高速アクセスサービスを安価で提供することが可能である。現在では、各家庭にONUが普及している。
PONシステムでは、OLTと、複数のONUとが光ファイバで接続されており、OLTで正しく信号を再生するためには、複数のONUが同時に発光することがないように、ONUの光送信タイミングを管理する必要がある。このため、OLTから対象のONUに対して、発光タイミングを指示し、ONUは指示された時間でのみ発光するよう制御される。
そして、特許文献1には、常時発光しているONUを特定することのできるOLTが開示されている。特許文献1では、OLTは、所定時間内に一台のONU以外の全てのONUが未登録状態となった場合に、その一台のONUを常時発光しているONUであると特定する。
従来の技術では、不定期な異常発光が発生した場合、例えば、一時的に異常発光が解消するような場合に、異常発光が解消するタイミングでONUを探索中の場合、正常なONUを異常状態だと誤判定してしまい、次々と正常なONUがシャットダウンされる可能性がある。
そこで、本開示の一又は複数の態様は、異常発光するONUをより正確に特定できるようにすることを目的とする。
本開示の一態様に係る局側装置は、複数の加入者側装置と時分割で光信号を送受信する光送受信部と、前記光送受信部で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する異常発光検知部と、前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記光送受信部を介して前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定する光通信制御部と、を備えることを特徴とする。
本開示の一態様に係る光通信システムは、複数の加入者側装置と、前記複数の加入者側装置と光信号を送受信する局側装置と、を備える光通信システムであって、前記局側装置は、前記複数の加入者側装置と時分割で光信号を送受信する光送受信部と、前記光送受信部で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する異常発光検知部と、前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記光送受信部を介して前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定する光通信制御部と、を備えることを特徴とする。
本開示の一態様に係る探索方法は、複数の加入者側装置と時分割で光信号を受信し、受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知し、前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定することを特徴とする。
本開示の一又は複数の態様によれば、異常発光するONUをより正確に特定することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る光通信システムとしてのPONシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。
PONシステム100は、局側の終端装置であるOLT110と、複数のONU130とを備える。
PONシステム100では、OLT110と、複数のONU130とは、光ファイバ101及び光スプリッタ102を介して接続される。
図1は、実施の形態1に係る光通信システムとしてのPONシステム100の構成を概略的に示すブロック図である。
PONシステム100は、局側の終端装置であるOLT110と、複数のONU130とを備える。
PONシステム100では、OLT110と、複数のONU130とは、光ファイバ101及び光スプリッタ102を介して接続される。
なお、複数のONU130には、複数のONU130の各々を識別するためのONU識別情報としてのID(IDentification)が割り当てられている。ここでは、「1」から順番に正の整数がIDとして割り当てられているものとする。なお、以下の説明において、ID=iのONU130をONU#iと表すことがある。例えば、ID=1のONU130は、ONU#1と表されることがある。なお、図1に示されているように、iは、1≦i≦n(nは、2以上の正の整数)を満たす正の整数である。
OLT110は、光送受信部111と、異常発光検知部112と、リンク状態記憶部113と、光通信制御部114と、通信部118とを備える。
光送受信部111は、複数のONU130と時分割で光信号を送受信する。
例えば、光送受信部111は、ONU130からの上り方向の信号を受信し、その信号をPON制御部117に与える。また、光送受信部111は、ONU130への下り方向の信号を送信する。光送受信部111は、上り方向の信号と、下り方向の信号とを合波するWDM(Wavelength Division Multiplexing)機能を有する。
例えば、光送受信部111は、ONU130からの上り方向の信号を受信し、その信号をPON制御部117に与える。また、光送受信部111は、ONU130への下り方向の信号を送信する。光送受信部111は、上り方向の信号と、下り方向の信号とを合波するWDM(Wavelength Division Multiplexing)機能を有する。
異常発光検知部112は、光送受信部111で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、複数のONU130に含まれる一又は複数のONU130からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する。
例えば、異常発光検知部112は、光送受信部111が受信する、ONU130からの上り方向の信号を監視し、予め定められた期間、発光状態が継続する場合に、ONU130の異常発光を検知し、ONU130の異常発光を通知するための異常発光通知をリンク状態管理部115に与える。なお、OLT110と、各ONU130とのリンクが正常である場合には、各ONU130は、予め定められた期間以上の発光状態を維持することはない。従って、発光状態がその予め定められた期間を超過した場合に、複数のONU130の内のいずれかが異常発光していると検知することができる。予め定められた期間の発光状態が解消された場合は、異常発光検知部112は、ONU130の異常発光が解除されたことを通知する異常発光解除通知をリンク状態管理部115に与える。
例えば、異常発光検知部112は、光送受信部111が受信する、ONU130からの上り方向の信号を監視し、予め定められた期間、発光状態が継続する場合に、ONU130の異常発光を検知し、ONU130の異常発光を通知するための異常発光通知をリンク状態管理部115に与える。なお、OLT110と、各ONU130とのリンクが正常である場合には、各ONU130は、予め定められた期間以上の発光状態を維持することはない。従って、発光状態がその予め定められた期間を超過した場合に、複数のONU130の内のいずれかが異常発光していると検知することができる。予め定められた期間の発光状態が解消された場合は、異常発光検知部112は、ONU130の異常発光が解除されたことを通知する異常発光解除通知をリンク状態管理部115に与える。
リンク状態記憶部113は、ONU130のリンク状態を管理するためのリンク状態管理情報を記憶する。
図2は、実施の形態1におけるリンク状態管理情報の一例を示す概略図である。
図2に示されているように、リンク状態管理情報の一例であるリンク状態管理テーブル113aは、ID列113bと、ONU状態列113cと、異常発光検知状態列113dと、分類列113eとを備えるテーブル形式のデータである。
図2は、実施の形態1におけるリンク状態管理情報の一例を示す概略図である。
図2に示されているように、リンク状態管理情報の一例であるリンク状態管理テーブル113aは、ID列113bと、ONU状態列113cと、異常発光検知状態列113dと、分類列113eとを備えるテーブル形式のデータである。
ID列113bは、ONU130に割り当てられているIDを格納する。
ONU状態列113cは、ONU130の状態であるONU状態を格納する。ONU状態は、OLT110とリンクされている場合には登録状態である「Register」となり、OLT110とリンクされていない場合には登録解除状態である「Deregister」となり、ONU130の電源が切られている場合には、電源オフ状態である「Power off」となる。
ONU状態列113cは、ONU130の状態であるONU状態を格納する。ONU状態は、OLT110とリンクされている場合には登録状態である「Register」となり、OLT110とリンクされていない場合には登録解除状態である「Deregister」となり、ONU130の電源が切られている場合には、電源オフ状態である「Power off」となる。
異常発光検知状態列113dは、OLT110に接続されているONU130の異常発光が検知されたか否かを示す異常発光検知状態を格納する。OLT110に接続されている何れのONU130においても異常発光が検出されていない場合には、正常発光状態を意味する「Normal」となり、OLT110に接続されている何れかのONU130において異常発光が検出された場合には、異常発光状態を意味する「Abnormal」となる。
分類列113eは、OLT110において、ONU130の発光状態の検査状態の分類を格納する。
例えば、OLT110に接続されているONU130に異常発光が検知されていない場合、言い換えると、異常発光検知状態列113dに「Normal」が格納されている場合には、分類列113eには、ONU状態列113cが「Register」であれば通常状態を示す「normal」が格納され、ONU状態列113cが「Register」以外であればONU状態列113cの値と同じ値が格納される。
一方、OLT110に接続されているONU130に異常発光が検知されている場合、言い換えると、異常発光検知状態列113dに「Abnormal」が格納されている場合には、分類列113eには、対応するONU130が、異常発光が検知された際に登録解除状態となったときには、検査の対象外であることを示す「damaged」が格納され、対応するONU130が検査中であれば検査中であることを示す「in test」が格納され、対応するONU130の検査が終了し異常発光していないと認められないときには検査完了を示す「tested」が格納され、対応するONU130が異常発光している可能性があるときには「suspected」が格納される。
例えば、OLT110に接続されているONU130に異常発光が検知されていない場合、言い換えると、異常発光検知状態列113dに「Normal」が格納されている場合には、分類列113eには、ONU状態列113cが「Register」であれば通常状態を示す「normal」が格納され、ONU状態列113cが「Register」以外であればONU状態列113cの値と同じ値が格納される。
一方、OLT110に接続されているONU130に異常発光が検知されている場合、言い換えると、異常発光検知状態列113dに「Abnormal」が格納されている場合には、分類列113eには、対応するONU130が、異常発光が検知された際に登録解除状態となったときには、検査の対象外であることを示す「damaged」が格納され、対応するONU130が検査中であれば検査中であることを示す「in test」が格納され、対応するONU130の検査が終了し異常発光していないと認められないときには検査完了を示す「tested」が格納され、対応するONU130が異常発光している可能性があるときには「suspected」が格納される。
図1に戻り、光通信制御部114は、OLT110での通信を制御する。
例えば、光通信制御部114は、複数のONU130に含まれる一又は複数のONU130からの光信号が受信できなくなる異常発光が検知された際に、その一又は複数のONU130を除く複数のONU130から順番に一つのONU130を対象ONU130として選択し、光送受信部111を介して対象ONU130からの光信号の送信を停止させることで、その異常発光が解消するか否かを検査し、異常発光が解消した場合に、そのときに選択されている対象ONU130を、異常発光を行っているONU130である原因ONU130として特定する。
光通信制御部114は、リンク状態管理部115と、異常発光管理部116と、PON制御部117とを備える。
例えば、光通信制御部114は、複数のONU130に含まれる一又は複数のONU130からの光信号が受信できなくなる異常発光が検知された際に、その一又は複数のONU130を除く複数のONU130から順番に一つのONU130を対象ONU130として選択し、光送受信部111を介して対象ONU130からの光信号の送信を停止させることで、その異常発光が解消するか否かを検査し、異常発光が解消した場合に、そのときに選択されている対象ONU130を、異常発光を行っているONU130である原因ONU130として特定する。
光通信制御部114は、リンク状態管理部115と、異常発光管理部116と、PON制御部117とを備える。
リンク状態管理部115は、リンク状態記憶部113に記憶されているリンク状態管理情報を用いて、各ONU130のリンク状態及び各ONU130の異常発光状態を管理する。
リンク状態管理部115は、PON制御部117より各ONU130のリンク状態の変更通知及び要求通知を受け取り、リンク状態管理情報において、各ONU130のリンク状態の更新又は確認を行い、その内容をPON制御部117へ通知する。
また、リンク状態管理部115は、異常発光検知部112からの異常発光通知又は異常発光解除通知を受け取り、ONU130の異常発光検知状態を管理するために、リンク状態管理情報の異常発光検知状態を更新する。
リンク状態管理部115は、PON制御部117より各ONU130のリンク状態の変更通知及び要求通知を受け取り、リンク状態管理情報において、各ONU130のリンク状態の更新又は確認を行い、その内容をPON制御部117へ通知する。
また、リンク状態管理部115は、異常発光検知部112からの異常発光通知又は異常発光解除通知を受け取り、ONU130の異常発光検知状態を管理するために、リンク状態管理情報の異常発光検知状態を更新する。
さらに、リンク状態管理部115は、異常発光検知部112からの異常発光通知又は異常発光解除通知と、各ONU130のリンク状態とから、リンク状態管理情報において、発光状態の検査状態の分類を管理する。リンク状態管理部115は、各ONU130のリンク状態と、発光状態の検査状態の分類とに基づき、ONU光シャットダウン又はONU光シャットダウン解除を行う対象となるONU130のIDと、ONU光シャットダウン又はONU光シャットダウン解除のフラグとを、異常発光管理部116に通知する。
異常発光管理部116は、リンク状態管理部115から通知を受けたIDと、ONU光シャットダウン又はONU光シャットダウン解除のフラグとに基づいて、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知、又は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを解除することを通知するONU光シャットダウン解除通知を、PON制御部117に与える。
PON制御部117は、OLT110での処理の全般を制御する。
例えば、PON制御部117は、PONインタフェース制御を行う。
具体的には、PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を、ONU130に転送する。
例えば、PON制御部117は、PONインタフェース制御を行う。
具体的には、PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を、ONU130に転送する。
また、PON制御部117は、ONU130から送付された警報の情報を、通信部118を介して、外部の監視システム150へ送信するとともに、その情報をリンク状態管理部115に与える。
さらに、PON制御部117は、外部の監視システム150から、通信部118を介して、OLT110と各ONU130とのPON終端にかかる設定又は要求通知を受け取る。PON制御部117は、外部の監視システム150から、通信部118を介して、ONU130のリンク状態に関する情報を受け取り、その情報をリンク状態管理部115に与え、さらに、リンク状態管理部115からのその応答を受け取り、通信部118を介して、外部の監視システム150へ送る。
通信部118は、外部の監視システム150との間で通信を行う。
以上に記載された異常発光検知部112及び光通信制御部114の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、異常発光検知部112及び光通信制御部114の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路12で構成することもできる。
以上のように、光通信制御部114は、処理回路網により実現することができる。
以上のように、光通信制御部114は、処理回路網により実現することができる。
なお、光送受信部111は、光ファイバ101を接続して、光通信を行うための光通信インタフェースにより実現することができる。
また、通信部118は、有線又は無線を用いて通信を行うNIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースにより実現することができる。
リンク状態記憶部113は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリにより実現することができる。
また、通信部118は、有線又は無線を用いて通信を行うNIC(Network Interface Card)等の通信インタフェースにより実現することができる。
リンク状態記憶部113は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリにより実現することができる。
図1に戻り、ONU130は、光送受信部131と、PON制御部132と、光出力制御部133とを備える。
図1では、最上段のONU130についてのみ内部構成を示しているが、他のONU130についても同様に構成されている。
図1では、最上段のONU130についてのみ内部構成を示しているが、他のONU130についても同様に構成されている。
光送受信部131は、OLT110の光送受信部111から送信され、光ファイバ101及び光スプリッタ102を経由して進む信号を受信する。そして、光送受信部131は、その信号をPON制御部132に与える。
また、光送受信部131は、PON制御部132から与えられる信号をOLT110へ送信する。
さらに、光送受信部131は、光出力制御部133から指示される送信光の停止通知又は送信光の停止解除通知に基づき、送信光の発光停止又は送信光の停止解除を行う。
また、光送受信部131は、PON制御部132から与えられる信号をOLT110へ送信する。
さらに、光送受信部131は、光出力制御部133から指示される送信光の停止通知又は送信光の停止解除通知に基づき、送信光の発光停止又は送信光の停止解除を行う。
PON制御部132は、ONU130での処理を制御する。
例えば、PON制御部132は、PONインタフェース制御を行う。
具体的には、PON制御部132は、OLT110から光送受信部111経由で送信された信号についてONU130側でのPON終端処理を行う。
また、PON制御部132は、ONU130の警報の情報、及び、現在のONU130ステータスを、光送受信部131を介して、OLT110に通知する。
さらに、PON制御部132は、光送受信部131から受信する下り方向の信号を、図示しない外部端末へ転送する。
加えて、PON制御部132は、OLT110から送信されるONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を光出力制御部133に与える。
例えば、PON制御部132は、PONインタフェース制御を行う。
具体的には、PON制御部132は、OLT110から光送受信部111経由で送信された信号についてONU130側でのPON終端処理を行う。
また、PON制御部132は、ONU130の警報の情報、及び、現在のONU130ステータスを、光送受信部131を介して、OLT110に通知する。
さらに、PON制御部132は、光送受信部131から受信する下り方向の信号を、図示しない外部端末へ転送する。
加えて、PON制御部132は、OLT110から送信されるONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知を光出力制御部133に与える。
光出力制御部133は、PON制御部132から与えられるONU光シャットダウン通知又はONU光シャットダウン解除通知に基づき、光送受信部131が発光する送信光を停止又は送信光の停止解除するように光送受信部131に指示する。
以上に記載されたPON制御部132及び光出力制御部133の一部又は全部は、例えば、図3(A)に示されているように、メモリ10と、メモリ10に格納されているプログラムを実行するCPU等のプロセッサ11とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。即ち、このようなプログラムは、例えば、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
また、PON制御部132及び光出力制御部133の一部又は全部は、例えば、図3(B)に示されているように、単一回路、複合回路、プログラムで動作するプロセッサ、プログラムで動作する並列プロセッサ、ASIC又はFPGA等の処理回路12で構成することもできる。
以上のように、PON制御部132及び光出力制御部133は、処理回路網により実現することができる。
以上のように、PON制御部132及び光出力制御部133は、処理回路網により実現することができる。
なお、光送受信部131は、光ファイバ101を接続して、光通信を行うための光通信インタフェースにより実現することができる。
次に、OLT110がONU130のリンク状態を管理する動作について説明する。
図4は、OLT110が異常発光を行っているONU130を探索する際の動作を示すフローチャートである。
なお、OLT110に、異常発光するONU130が接続されていない場合には、図2に示されているリンク状態管理テーブル113aのように、異常発光検知状態列113dには、「Normal」が格納されている。
図4は、OLT110が異常発光を行っているONU130を探索する際の動作を示すフローチャートである。
なお、OLT110に、異常発光するONU130が接続されていない場合には、図2に示されているリンク状態管理テーブル113aのように、異常発光検知状態列113dには、「Normal」が格納されている。
まず、異常発光検知部112は、光送受信部111が受信する、ONU130からの上り信号を監視することで、異常発光が検知されるか否かを判断する(S10)。ここでは、異常発光検知部112は、予め定められた期間、発光状態が継続した場合に、異常発光を検知する。異常発光が検知された場合(S10でYes)には、異常発光検知部112は、ONU130の異常発光通知をリンク状態管理部115に与え、処理はステップS11に進む。
リンク状態管理部115は、異常発光通知を受け取ると、リンク状態記憶部113に記憶されているリンク状態管理情報において、異常発光検知状態を、異常発光状態を示すように更新し、ONU状態及び分類を確認する(S11)。リンク状態管理部115は、例えば、図5に示されているリンク状態管理テーブル113a#1に示されているように、異常発光検知状態列113dを、異常発光状態を示す「Abnomal」に更新し、ONU状態列113c及び分類列113eの値を確認する。
そして、リンク状態管理部115は、リンク状態記憶部113に記憶されているリンク状態管理情報のONU状態及び分類を確認することで、異常発光が検知された際に登録解除状態になったONU130があるか否かを判断する(S12)。異常発光が検知される場合には、予め定められた期間、あるONU130の発光状態が継続するため、その期間に光信号を送信することになっているONU130の光信号を受信することができなくなる。このため、図6に示されているリンク状態管理テーブル113a#2に示されているように、分類列113eに「normal」が格納され、かつ、ONU状態列113cに「Deregister」が格納されているONU130が存在する。図6に示されている例では、ONU#2及びONU#3が登録解除状態となったONU130である。そして、登録解除状態になったONU130がある場合(S12でYes)には、処理はステップS13に進み、登録解除状態になったONU130がない場合(S12でNo)には、処理はステップS14に進む。
ステップS13では、リンク状態管理部115は、異常発光が検知された際に登録解除状態になったONU130の検査状態の分類を対象外に更新する。例えば、図6に示されているようにONU#2及びONU#3が登録解除状態となった場合には、リンク状態管理部115は、図7に示されているリンク状態管理テーブル113a#3のように、ONU#2及びONU#3の分類列113eの値を「damaged」に更新する。そして、処理はステップS14に進む。
ステップS14では、リンク状態管理部115は、検査状態の分類が通常状態となっているONU130から一つのONU130を特定し、特定されたONU130を光シャットダウンするように、そのIDと、光シャットダウンのフラグとを異常発光管理部116に通知する。ここでは、リンク状態管理部115は、IDの若番から順に一つのONU130を特定するものとする。ここで特定されたONU130を対象ONU130ともいう。ID及び光シャットダウンのフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知を生成し、そのONU光シャットダウン通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知を、対応するONU130に転送する。
ONU光シャットダウン通知を受信したONU130のPON制御部132は、そのONU光シャットダウン通知を光出力制御部133に与え、光出力制御部133は、光送受信部131に、送信光の発光を停止させるとともに、OLT110に対して、光シャットダウン通知の応答を送信させる。このような応答を受信したOLT110では、その応答が、PON制御部117経由でリンク状態管理部115へ送られる。リンク状態管理部115は、応答を送信してきたONU130の検査状態の分類を、検査中に更新する(S15)。例えば、図8に示されているように、ONU#1から応答を受けた場合には、リンク状態管理テーブル113a#4において、ONU#1に対応する分類列113eの値が「in test」に更新される。なお、「in test」状態のONU130がある場合、リンク状態管理部115は、別のONU130に対する光シャットダウン通知を行わせない。
次に、異常発光検知部112は、光送受信部111が受信する、ONU130からの上り信号を監視することで、ONU光シャットダウンの実行後、異常発光が解消されるか否かを判断する(S16)。ここでは、異常発光検知部112は、一定期間、ONU130からの上り信号を監視し、その期間内に発光状態が解消した場合に、異常発光が解消したことを検知する。異常発光が解消した場合(S16でYes)には、異常発光検知部112は、ONU130の異常発光解除通知をリンク状態管理部115に与え、処理はステップS17に進む。異常発光が解消しない場合(S16でNo)には、処理はステップS18に進む。
ステップS17では、対象ONU130の光信号をシャットダウンすることにより異常発光が解消しているため、リンク状態管理部115は、対象ONU130を、異常発光を行っているONU130である原因ONU130として特定する。例えば、ONU#1が対象ONU130であった場合、図9に示されているリンク状態管理テーブル113a#5のように、ONU#1の分類列113eの値が「suspected」に更新される。なお、この場合、登録解除状態になっていたONU130のONU状態は登録状態に戻る。このため、例えば、図8に示されているように、ONU#2及びONU#3が登録解除状態となっていた場合には、ONU#2及びONU#3に対応するONU状態列113cの値が「Register」に更新され、ONU#2及びONU#3に対応する分類列113eの値が「normal」に更新される。さらに、異常発光検知状態列113dの値が「Normal」に更新される。
一方、ステップS18では、対象ONU130の光信号をシャットダウンしても、異常発光が解消しないため、対象ONU130は、原因ONU130ではない。このため、リンク状態管理部115は、対象ONU130のIDと、光シャットダウン解除のフラグとを異常発光管理部116に通知する(S18)。ID及び光シャットダウン解除のフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンの解除を行うことを通知するONU光シャットダウン解除通知を生成し、そのONU光シャットダウン解除通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン解除通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン解除通知を、対応するONU130に転送する。
ONU光シャットダウン解除通知を受信したONU130のPON制御部132は、そのONU光シャットダウン解除通知を光出力制御部133に与え、光出力制御部133は、光送受信部131に、送信光の発光を再開させるとともに、OLT110に対して、光シャットダウン解除通知の応答を送信させる。このような応答を受信したOLT110では、その応答が、PON制御部117経由でリンク状態管理部115へ送られる。リンク状態管理部115は、対象ONU130の検査状態の分類を、検査済に更新する(S19)。例えば、ONU#1から応答を受けた場合には、図10に示されているリンク状態管理テーブル113a#6のように、ONU#1の分類列113eの値が「tested」に更新される。また、送信光の発光停止を解除することで、対象ONU130とOLT110のリンクは復旧し、PON制御部117によりリンク状態管理部115へONUリンクアップ通知が行われ、対象ONU130のONU状態が登録状態に更新される。例えば、対象ONU130がONU#1である場合には、図10に示されているように、リンク状態管理テーブル113a#6のONU#1のONU状態列113cの値が「Register」に更新される。
次に、リンク状態管理部115は、リンク状態記憶部113に記憶されているリンク状態管理情報を参照することで、分類が登録状態のONU130が未だ残っているか否かを判断する(S20)。
分類が通常状態のONU130が未だ残っている場合(S20でYes)には、処理はステップS14に戻り、リンク状態管理部115は、通常状態の一つのONU130を対象ONUとして特定する。例えば、図10に示されているリンク状態管理テーブル113a#6では、分類列113eが「normal」となっているONU130の内、最も若い番号であるONU#3が次の対象ONUとして特定される。
一方、分類が通常状態のONU130が残っていない場合(S20でNo)には、処理はステップS21に進む。
分類が通常状態のONU130が未だ残っている場合(S20でYes)には、処理はステップS14に戻り、リンク状態管理部115は、通常状態の一つのONU130を対象ONUとして特定する。例えば、図10に示されているリンク状態管理テーブル113a#6では、分類列113eが「normal」となっているONU130の内、最も若い番号であるONU#3が次の対象ONUとして特定される。
一方、分類が通常状態のONU130が残っていない場合(S20でNo)には、処理はステップS21に進む。
ステップS21では、リンク状態管理部115は、全てのONU130の分類が通常状態以外となっているため、リンクアップ中のONU130内に異常発光状態のONU130はないと判断する。このため、リンク状態管理部115は、PON制御部117経由で異常発光するONUは未特定であることを示す警報を外部の監視システム150へ通知する。これにより、異常発光状態のONU130の探索を終了する。
以上のフローチャートでの動作を、図11~図13を用いて具体的に説明する。
図11~図13は、実施の形態1におけるPONシステム100での動作の概要を説明するための概略図である。
図11~図13では、一台のOLT110に、四台のONU130が接続されているものとする。
図11~図13は、実施の形態1におけるPONシステム100での動作の概要を説明するための概略図である。
図11~図13では、一台のOLT110に、四台のONU130が接続されているものとする。
図11は、各ONU130正常時の動作の概要を示している。
図示しない下位端末から各ONU130に入力された上りフレーム1~4は、時分割制御されたそれぞれのタイミングでOLT110に送信される。
正常時においては、OLT110にて受信されるフレームは時分割多重されて転送されるため、衝突せず、OLT110では各ONU130のONU状態は、登録状態を示す「Register」となる。
図示しない下位端末から各ONU130に入力された上りフレーム1~4は、時分割制御されたそれぞれのタイミングでOLT110に送信される。
正常時においては、OLT110にて受信されるフレームは時分割多重されて転送されるため、衝突せず、OLT110では各ONU130のONU状態は、登録状態を示す「Register」となる。
図12は、ONU#1に障害が発生し、上り異常信号が不定期に発生した場合の動作の概要を示している。
ONU#1が不定期に異常発光状態となると、OLT110により受信される信号は、ONU#1から送信されるフレーム1と、ONU#2から送信されるフレーム2及びONU#3から送信されるフレーム3とが衝突した信号、及び、ONU#4から送信されるフレーム4となる。この場合、OLT110は、フレーム2と、フレーム3とを正確に受信できない状態となる。このため、OLT110では、ONU#1及びONU#4のONU状態が登録状態である「Register」となり、ONU#2及びONU#3のONU状態は、登録解除状態である「Deregister」となる。
ONU#1が不定期に異常発光状態となると、OLT110により受信される信号は、ONU#1から送信されるフレーム1と、ONU#2から送信されるフレーム2及びONU#3から送信されるフレーム3とが衝突した信号、及び、ONU#4から送信されるフレーム4となる。この場合、OLT110は、フレーム2と、フレーム3とを正確に受信できない状態となる。このため、OLT110では、ONU#1及びONU#4のONU状態が登録状態である「Register」となり、ONU#2及びONU#3のONU状態は、登録解除状態である「Deregister」となる。
図13は、異常発光したONU#1を検出する場合の動作の概要を示している。
OLT110は、ONU130の異常発光を検知すると、通常状態「Register」のONU130に対して、順番に光シャットダウン指示を行う。ここでは、ONU#1に光シャットダウン指示を行うことで、フレーム2及びフレーム3と衝突していたフレーム1がなくなり、OLT110は、フレーム2及びフレーム3を受信できる状態となる。これにより、ONU#2及びONU#3は、登録状態「Regiseter」に戻る。
このため、OLT110は、ONU#1を原因ONU130として特定することができる。
OLT110は、ONU130の異常発光を検知すると、通常状態「Register」のONU130に対して、順番に光シャットダウン指示を行う。ここでは、ONU#1に光シャットダウン指示を行うことで、フレーム2及びフレーム3と衝突していたフレーム1がなくなり、OLT110は、フレーム2及びフレーム3を受信できる状態となる。これにより、ONU#2及びONU#3は、登録状態「Regiseter」に戻る。
このため、OLT110は、ONU#1を原因ONU130として特定することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、OLT110及びONU130に特別な検出回路を設けることなく、リンクアップ中に不定期に発光しているONU130を自動で探索し、そのONU130を特定することができる。このため、運用事業者が手動で対処せずに処置することができる。
実施の形態2.
実施の形態1は、不定期な異常発光を行っている装置を自動で探索する構成を示したが、実施の形態2は、不定期な異常発光が一時的に解消するタイミングで、正常な装置を探索中の場合に、正常な装置を異常発光している装置と特定してしまうことを防止する構成について説明する。
実施の形態1は、不定期な異常発光を行っている装置を自動で探索する構成を示したが、実施の形態2は、不定期な異常発光が一時的に解消するタイミングで、正常な装置を探索中の場合に、正常な装置を異常発光している装置と特定してしまうことを防止する構成について説明する。
図1に示されているように、実施の形態2に係るPONシステム200は、局側の終端装置であるOLT210と、複数のONU130とを備える。
実施の形態2に係るPONシステム200におけるONU130は、実施の形態1に係るPONシステム100におけるONU130と同様である。
実施の形態2に係るPONシステム200におけるONU130は、実施の形態1に係るPONシステム100におけるONU130と同様である。
OLT210は、光送受信部111と、異常発光検知部112と、リンク状態記憶部213と、光通信制御部214と、通信部118とを備える。
実施の形態2におけるOLT210の光送受信部111、異常発光検知部112及び通信部118は、実施の形態1におけるOLT110の光送受信部111、異常発光検知部112及び通信部118と同様である。
実施の形態2におけるOLT210の光送受信部111、異常発光検知部112及び通信部118は、実施の形態1におけるOLT110の光送受信部111、異常発光検知部112及び通信部118と同様である。
光通信制御部214は、OLT210での通信を制御する。
実施の形態2の光通信制御部214は、実施の形態1の光通信制御部114とほぼ同様の処理を行うが、実施の形態2では、光通信制御部214は、対象ONU130からの光信号の送信を停止させることで、異常発光が解消した回数を対象ONU130毎にカウントし、その回数が予め定められた閾値を超えた対象ONU130を、異常発光を行っている原因ONU130として特定する。
実施の形態2の光通信制御部214は、実施の形態1の光通信制御部114とほぼ同様の処理を行うが、実施の形態2では、光通信制御部214は、対象ONU130からの光信号の送信を停止させることで、異常発光が解消した回数を対象ONU130毎にカウントし、その回数が予め定められた閾値を超えた対象ONU130を、異常発光を行っている原因ONU130として特定する。
リンク状態記憶部213は、ONU130のリンク状態を管理するためのリンク状態管理情報を記憶する。
図14は、実施の形態2におけるリンク状態管理情報の一例を示す概略図である。
図14に示されているように、リンク状態管理情報の一例であるリンク状態管理テーブル213aは、ID列113bと、ONU状態列113cと、異常発光検知状態列113dと、分類列113eと、検査回数列213fとを備えるテーブル形式のデータである。
実施の形態2におけるリンク状態管理テーブル213aのID列113b、ONU状態列113c、異常発光検知状態列113d及び分類列113eは、実施の形態1におけるリンク状態管理テーブル113aのID列113b、ONU状態列113c、異常発光検知状態列113d及び分類列113eと同様である。
図14は、実施の形態2におけるリンク状態管理情報の一例を示す概略図である。
図14に示されているように、リンク状態管理情報の一例であるリンク状態管理テーブル213aは、ID列113bと、ONU状態列113cと、異常発光検知状態列113dと、分類列113eと、検査回数列213fとを備えるテーブル形式のデータである。
実施の形態2におけるリンク状態管理テーブル213aのID列113b、ONU状態列113c、異常発光検知状態列113d及び分類列113eは、実施の形態1におけるリンク状態管理テーブル113aのID列113b、ONU状態列113c、異常発光検知状態列113d及び分類列113eと同様である。
検査回数列213fは、ONU130の検査回数を格納する。
ここでは、ONU130を光シャットダウンして、そのONU130が異常発光を行っているか否かが検査された回数が格納される。
ここでは、ONU130を光シャットダウンして、そのONU130が異常発光を行っているか否かが検査された回数が格納される。
光通信制御部214は、リンク状態管理部215と、異常発光管理部116と、PON制御部117とを備える。
実施の形態2における光通信制御部214の異常発光管理部116及びPON制御部117は、実施の形態1における光通信制御部114の異常発光管理部116及びPON制御部117と同様である。
実施の形態2における光通信制御部214の異常発光管理部116及びPON制御部117は、実施の形態1における光通信制御部114の異常発光管理部116及びPON制御部117と同様である。
リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報を用いて、各ONU130のリンク状態及び各ONU130の異常発光状態を管理する。
実施の形態2におけるリンク状態管理部215は、実施の形態1におけるリンク状態管理部115とほぼ同様の処理を行うが、異常発光を行っているONU130を探索する際に、異常発光の疑いのあると複数回判断された場合に、そのONU130を、異常発光を行っているONU130であると特定する。
実施の形態2におけるリンク状態管理部215は、実施の形態1におけるリンク状態管理部115とほぼ同様の処理を行うが、異常発光を行っているONU130を探索する際に、異常発光の疑いのあると複数回判断された場合に、そのONU130を、異常発光を行っているONU130であると特定する。
次に、OLT210がONU130のリンク状態を管理する動作について説明する。
図15~図17は、OLT210が異常発光を行っているONU130を探索する際の動作を示すフローチャートである。
なお、OLT210に、異常発光するONU130が接続されていない場合には、図14に示されているリンク状態管理テーブル213aのように、異常発光検知状態列113dには、「Normal」が格納されており、検査回数列213fには、全てのONU130について「0」が格納されている。
また、図15~図17に示されているフローチャートにおける処理の内、実施の形態1の図4に示されているフローチャートにおける処理と同様の処理については、図4に示されている符号と同じ符号が付されている。
図15~図17は、OLT210が異常発光を行っているONU130を探索する際の動作を示すフローチャートである。
なお、OLT210に、異常発光するONU130が接続されていない場合には、図14に示されているリンク状態管理テーブル213aのように、異常発光検知状態列113dには、「Normal」が格納されており、検査回数列213fには、全てのONU130について「0」が格納されている。
また、図15~図17に示されているフローチャートにおける処理の内、実施の形態1の図4に示されているフローチャートにおける処理と同様の処理については、図4に示されている符号と同じ符号が付されている。
図15に示されているフローチャートのステップS10~ステップS13までの処理については、図4に示されているフローチャートのステップS10~ステップS13までの処理と同様である。但し、図15においては、ステップS13の処理の後に、処理はステップS30に進む。
ステップS30では、リンク状態管理部215は、検査状態の分類が通常状態となっているONU130から一つのONU130を特定し、特定されたONU130を光シャットダウンするように、そのIDと、光シャットダウンのフラグとを異常発光管理部116に通知する。ここでは、リンク状態管理部215は、IDの若番から順に一つのONU130を特定するものとする。ここで特定されたONU130を対象ONU130ともいう。ID及び光シャットダウンのフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知を生成し、そのONU光シャットダウン通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知を、対応するONU130に転送する。
また、リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、対象ONUの検査回数を1カウントアップする。例えば、対象ONUがONU#1であり、かつ、初回の検査の場合、図18に示されているリンク状態管理テーブル213a#1に示されているように、ONU#1に対応する検査回数列213fの値が「1」に更新される。そして、処理はステップS15に進む。
また、リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、対象ONUの検査回数を1カウントアップする。例えば、対象ONUがONU#1であり、かつ、初回の検査の場合、図18に示されているリンク状態管理テーブル213a#1に示されているように、ONU#1に対応する検査回数列213fの値が「1」に更新される。そして、処理はステップS15に進む。
図15に示されているステップS15及びS16の処理は、図4に示されているステップS15及びS16の処理と同様である。但し、図15においては、ステップS16において異常発光が解消した場合(S16でYes)には、異常発光検知部112は、ONU130の異常発光解除通知をリンク状態管理部215に与え、処理はステップS31に進み、ステップS16において異常発光が解消しない場合(S16でNo)には、処理は図16のステップS18に進む。
なお、例えば、ステップS14において、リンク状態管理情報が図18に示されているリンク状態管理テーブル213a#1となっており、かつ、一回目の検査の場合には、図15に示されているステップS15及びステップS16が行われることにより、リンク状態管理情報は、図19に示されているリンク状態管理テーブル213a#2のようになる。
なお、例えば、ステップS14において、リンク状態管理情報が図18に示されているリンク状態管理テーブル213a#1となっており、かつ、一回目の検査の場合には、図15に示されているステップS15及びステップS16が行われることにより、リンク状態管理情報は、図19に示されているリンク状態管理テーブル213a#2のようになる。
ステップS31では、対象ONU130の光信号をシャットダウンすることにより異常発光が解消しているため、リンク状態管理部215は、対象ONU130を、異常発光を行っているONU130である疑いがあると判断して、異常発光容疑ONU130として特定する。例えば、ONU#1が対象ONUであり、ステップS16の判断が行われた場合のリンク状態管理情報が図19に示されているリンク状態管理テーブル213a#2である場合、図20に示されているリンク状態管理テーブル213a#3のように、ONU#1の分類列113eの値が「suspected」に更新される。なお、この場合、登録解除状態となっていたONU130のONU状態は登録状態に戻る。このため、例えば、ONU#2及びONU#3が登録解除状態になっていた場合には、ONU#2及びONU#3に対応するONU状態列113cの値が「Register」に更新され、ONU#2及びONU#3に対応する分類列113eの値が「normal」に更新される。さらに、異常発光検知状態列113dの値が「Normal」に更新される。
そして、リンク状態管理部215は、対象ONU130の検査回数Mが予め定められた閾値Lよりも大きいか否かを判断する(S32)。ここでは、閾値Lは、1以上の整数とする。検査回数Mが閾値Lよりも大きい場合(S32でYes)には、処理はステップS33に進み、検査回数Mが閾値L以下である場合(S32でNo)には、処理は図17のステップS34に進む。
ステップS33では、対象ONU130の光信号をシャットダウンすることにより異常発光が解消し、検査回数も閾値を超えているため、リンク状態管理部215は、そのときの対象ONU130を、異常発光を行っているONU130である原因ONU130として特定する。
また、図16に示されているフローチャートのステップS18~S21の処理は、図4のステップS18~S21までの処理と同様である。
図17のステップS34では、リンク状態管理部215は、異常発光容疑ONU130について、光シャットダウンの解除を行い、その分類を検査中にして、その検査回数を1カウントアップする。
例えば、リンク状態管理部215は、異常発光容疑ONU130を光シャットダウンするように、そのIDと、光シャットダウンのフラグとを異常発光管理部116に通知する。ID及び光シャットダウンのフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知を生成し、そのONU光シャットダウン通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知を、対応するONU130に転送する。
また、リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、異常発光容疑ONU130のONU状態列113cの値を登録状態である「Register」にし、異常発光容疑ONU130の検査回数列213fの値を1カウントアップする。
例えば、ステップS34の処理を行う前のリンク状態管理情報が、図20に示されているリンク状態管理テーブル213a#3である場合、図21に示されているリンク状態管理テーブル213a#4のように、ONU#1のONU状態列113cの値が「Register」に更新され、ONU#1の分類列113eの値が「in test」に更新され、ONU#1の検査回数列213fの値が「2」に更新される。
例えば、リンク状態管理部215は、異常発光容疑ONU130を光シャットダウンするように、そのIDと、光シャットダウンのフラグとを異常発光管理部116に通知する。ID及び光シャットダウンのフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知を生成し、そのONU光シャットダウン通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知を、対応するONU130に転送する。
また、リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、異常発光容疑ONU130のONU状態列113cの値を登録状態である「Register」にし、異常発光容疑ONU130の検査回数列213fの値を1カウントアップする。
例えば、ステップS34の処理を行う前のリンク状態管理情報が、図20に示されているリンク状態管理テーブル213a#3である場合、図21に示されているリンク状態管理テーブル213a#4のように、ONU#1のONU状態列113cの値が「Register」に更新され、ONU#1の分類列113eの値が「in test」に更新され、ONU#1の検査回数列213fの値が「2」に更新される。
次に、異常発光検知部112は、光送受信部111が受信する、ONU130からの上り信号を監視することで、異常発光が検知されるか否かを判断する(S35)。ここでは、異常発光検知部112は、一定の期間、ONU130からの上り信号を監視し、予め定められた期間、発光状態が継続するか否かを検知する。異常発光が検知された場合(S35でYes)には、処理はステップS36に進み、異常発光が検知されない場合(S35でNo)には、処理はステップS39に進む。
ステップS36では、リンク状態管理部215は、異常発光検知部112から異常発光通知を受け取り、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、異常発光検知状態を異常発光状態に更新する。
例えば、ステップS36の処理の前のリンク状態管理情報が、図21に示されているリンク状態管理テーブル213a#4のようになっている場合には、リンク状態管理部215は、図22に示されているリンク状態管理テーブル213a#5のように、異常発光検知状態列113dの値を、異常発光状態を示す「Abnomal」に更新する。
例えば、ステップS36の処理の前のリンク状態管理情報が、図21に示されているリンク状態管理テーブル213a#4のようになっている場合には、リンク状態管理部215は、図22に示されているリンク状態管理テーブル213a#5のように、異常発光検知状態列113dの値を、異常発光状態を示す「Abnomal」に更新する。
そして、リンク状態管理部115は、リンク状態管理情報のONU状態及び分類を確認することで、異常発光が検知された際に登録解除状態になったONU130があるか否かを判断する(S37)。異常発光が検知される場合には、予め定められた期間、あるONU130の発光状態が継続するため、その期間に光信号を送信することになっているONU130の光信号を受信することができなくなる。このため、例えば、図22に示されているリンク状態管理テーブル213a#5に示されているように、分類列113eに「normal」が格納され、かつ、ONU状態列113cに「Deregister」が格納されているONU130が存在する。図22に示されている例では、ONU#2及びONU#3が登録解除状態となったONU130である。そして、登録解除状態になったONU130がある場合(S37でYes)には、処理はステップS38に進み、登録解除状態になったONU130がない場合(S37でNo)には、処理はステップS39に進む。
ステップS38では、リンク状態管理部215は、異常発光が検知された際に登録解除状態になったONU130の検査状態の分類を対象外に更新する。例えば、図22に示されているようにONU#2及びONU#3が登録解除状態となった場合には、リンク状態管理部215は、図23に示されているリンク状態管理テーブル213a#6のように、ONU#2及びONU#3の分類列113eの値を「damaged」に更新する。そして、処理はステップS39に進む。
ステップS39では、リンク状態管理部215は、対象ONU130を光シャットダウンするように、そのIDと、光シャットダウンのフラグとを異常発光管理部116に通知する。ID及び光シャットダウンのフラグの通知を受けた異常発光管理部116は、そのIDに対応するONU130に対して光シャットダウンを行うことを通知するONU光シャットダウン通知を生成し、そのONU光シャットダウン通知をPON制御部117に与える。PON制御部117は、異常発光管理部116からONU光シャットダウン通知を受け取ると、光送受信部111を介して、そのONU光シャットダウン通知を、対応するONU130に転送する。
ONU光シャットダウン通知を受信したONU130のPON制御部132は、そのONU光シャットダウン通知を光出力制御部133に与え、光出力制御部133は、光送受信部131に、送信光の発光を停止させるとともに、OLT110に対して、光シャットダウン通知の応答を送信させる。そして、処理は図15のステップS16に戻る。
一方、ステップS40では、対象ONU130の光信号をシャットダウンを解除しても、異常発光が検知されないため、対象ONU130は、原因ONU130ではない。このため、リンク状態管理部215は、リンク状態記憶部213に記憶されているリンク状態管理情報において、対象ONU130の検査状態の分類を検査済に更新する。例えば、ステップS40の処理を行う前のリンク状態管理情報が、図21に示されているリンク状態管理テーブル213a#4のようになっている場合には、リンク状態管理部215は、図24に示されているリンク状態管理テーブル213a#7のように、ONU#1の分類列113eの値を「tested」に更新する。そして、処理は図16のステップS20に戻る。
以上のように、実施の形態2によれば、不定期な異常発光が一時的に解消するタイミングで、正常なONU130を検査中の場合に、そのONU130に対して複数回検査を行うことにより、正常なONU130を異常発光のONU130と判定するケースを回避することができる。
実施の形態1及び2では、異常発光しているONU130を探索する際に、一台ずつ光シャットダウンを行っているが、実施の形態1は、このような例に限定されない。例えば、異常発光している一つのONU130を見つけ出すまでの探索回数が少なくなるように、複数台まとめて光シャットダウンを行ってもよい。具体的には、複数のONU130に対して光シャットダウンを行って、異常発光が解消した場合に、その複数のONU130に対して、一つずつ光シャットダウンを行うことで、探索回数を少なくすることができる。
100,200 PONシステム、 110,210 OLT、 111 光送受信部、 112 異常発光検知部、 113,213 リンク状態記憶部、 114,214 光通信制御部、 115,215 リンク状態管理部、 116 異常発光管理部、 117 PON制御部、 118 通信部、 130 ONU、 131 光送受信部、 132 PON制御部、 133 光出力制御部。
Claims (4)
- 複数の加入者側装置と時分割で光信号を送受信する光送受信部と、
前記光送受信部で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する異常発光検知部と、
前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記光送受信部を介して前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定する光通信制御部と、を備えること
を特徴とする局側装置。 - 前記光通信制御部は、前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消した回数を前記対象加入者側装置毎にカウントし、前記回数が予め定められた閾値を超えた前記対象加入者側装置を、前記原因加入者側装置として特定すること
を特徴とする請求項1に記載の局側装置。 - 複数の加入者側装置と、前記複数の加入者側装置と光信号を送受信する局側装置と、を備える光通信システムであって、
前記局側装置は、
前記複数の加入者側装置と時分割で光信号を送受信する光送受信部と、
前記光送受信部で受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知する異常発光検知部と、
前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記光送受信部を介して前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定する光通信制御部と、を備えること
を特徴とする光通信システム。 - 複数の加入者側装置と時分割で光信号を受信し、
受信される光信号を監視し、予め定められた期間以上光信号が受信されている状態を、前記複数の加入者側装置に含まれる一又は複数の加入者側装置からの光信号が受信できなくなる異常発光として検知し、
前記一又は複数の加入者側装置を除く前記複数の加入者側装置から順番に一つの加入者側装置を対象加入者側装置として選択し、前記対象加入者側装置からの光信号の送信を停止させることで、前記異常発光が解消するか否かを検査し、
前記異常発光が解消した場合に、前記対象加入者側装置を、前記異常発光を行っている加入者側装置である原因加入者側装置として特定すること
を特徴とする探索方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021191278A JP2023077813A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 局側装置、光通信システム及び探索方法 |
US17/946,061 US11916659B2 (en) | 2021-11-25 | 2022-09-16 | Station-side device, optical communication system, and search method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021191278A JP2023077813A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 局側装置、光通信システム及び探索方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023077813A true JP2023077813A (ja) | 2023-06-06 |
Family
ID=86383325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021191278A Pending JP2023077813A (ja) | 2021-11-25 | 2021-11-25 | 局側装置、光通信システム及び探索方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11916659B2 (ja) |
JP (1) | JP2023077813A (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101047442B (zh) * | 2006-04-02 | 2012-05-30 | 华为技术有限公司 | 一种无源光网络的维护方法及其系统 |
JP2009100426A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Nec Corp | 信号監視装置、通信システム、信号監視方法、および信号監視装置のプログラム |
JP5276935B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-08-28 | 株式会社日立製作所 | 受動光網システムおよびその障害特定方法 |
EP2418805A4 (en) * | 2009-04-07 | 2017-03-08 | Mitsubishi Electric Corporation | Optical subscriber terminal device, pon system, and abnormality detection method |
JP5100724B2 (ja) | 2009-09-04 | 2012-12-19 | 三菱電機株式会社 | 通信装置、光通信システム、異常発光停止方法、及び異常発光検出方法 |
CN101710847A (zh) * | 2009-12-09 | 2010-05-19 | 中兴通讯股份有限公司 | 光网络单元的故障检测、控制方法和光网络单元 |
KR20120137863A (ko) * | 2011-06-13 | 2012-12-24 | (주)유비쿼스 | 광 망 종단장치 |
WO2013140454A1 (ja) | 2012-03-22 | 2013-09-26 | 三菱電機株式会社 | Ponシステム、oltおよびonu |
CN111107449B (zh) * | 2018-10-25 | 2022-09-02 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种突发式长发光干扰onu定位的方法及装置 |
CN109547100B (zh) * | 2018-12-05 | 2021-07-20 | 广州芯德通信科技股份有限公司 | 一种强制关闭异常光纤终端的光功率增强装置及方法 |
-
2021
- 2021-11-25 JP JP2021191278A patent/JP2023077813A/ja active Pending
-
2022
- 2022-09-16 US US17/946,061 patent/US11916659B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US11916659B2 (en) | 2024-02-27 |
US20230163873A1 (en) | 2023-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10148387B2 (en) | Method and apparatus for detecting optical network unit, and passive optical network system | |
US7907843B2 (en) | Technique of identifying a defective subscriber device in a point-to-multipoint network without stopping normal subscriber devices | |
US20140369676A1 (en) | Pon system, olt, and onu | |
US20070201867A1 (en) | Method, apparatus, system and computer program product for identifying failing or failed optical network terminal(s) on an optical distribution network | |
JP2018500860A (ja) | 不正光ネットワークユニットを検出するための方法、装置およびシステム | |
CN102752041A (zh) | Gpon系统中检测长发光onu的方法 | |
JP7380218B2 (ja) | Ponシステム | |
CN102045105A (zh) | 一种故障主动检测隔离方法和光线路单元 | |
CN107294595A (zh) | 一种长发光光网络单元的检测方法、装置及光线路终端 | |
JP2009232077A (ja) | 局側終端装置、通信システム、加入者装置管理方法、および局側終端装置のプログラム | |
JP5370490B2 (ja) | 光ネットワーク装置、光ネットワークシステム、光ネットワーク装置の故障検出方法、及び光ネットワーク装置の故障検出プログラム | |
JP2023077813A (ja) | 局側装置、光通信システム及び探索方法 | |
US20240014896A1 (en) | Optical splitting apparatus, optical splitting system, passive optical network, and optical fiber fault detection method | |
JP5434461B2 (ja) | 障害onu特定方法及び障害onu特定装置 | |
WO2016061782A1 (zh) | 一种光纤故障诊断方法、装置及系统 | |
JP2012029176A (ja) | 障害onu特定装置、障害onu特定方法及びponシステム | |
US7339723B2 (en) | Optical transmission system, optical repeating apparatus, and quality supervising method | |
JP2008277947A (ja) | Pon光通信システムにおける局側装置及び故障判定方法 | |
JP5397115B2 (ja) | 局内装置、加入者装置、光通信システム、故障装置特定方法、および装置のプログラム | |
JP2012151737A (ja) | 局側光網終端装置、光通信システム、異常検出方法、および装置のプログラム | |
JP5560986B2 (ja) | 局側光通信装置および誤発光検出方法 |