JP2023077262A - 回転電機の振動計測装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1-1.発電機の構成]
図1及び図2に示すように、発電機1は、主に、フレーム4と、固定子10と、回転子12と、回転軸14と、軸受16と、軸受ブラケット18とにより構成されている。図示しない原動機は、エンジン、タービンや水車等であり、発電機1に回転力を与えて発電機1内の各機構を回転させることにより、発電を行う。
これらに加えて、発電機1には、回転子12の振動を計測する振動計測部20が設けられている。振動計測部20は、回転子鉄心12aに設けられた嵌込穴22と、振動センサ24と、受信器26とにより構成されている。
以上の構成において振動計測部20は、回転軸14の外周側に固定された回転子12に形成された嵌込穴22の内部に振動センサ24を固定するようにした。このため振動計測部20は、回転軸14を介さずに、回転子12本体の振動と、該回転子12の構成部品(回転子鉄心12aや回転子コイル12b等)の振動とを精度良く計測できる。
[2-1.発電機の構成]
図1と、図2と対応する部材に同一符号を付した図4と、図5とに示すように、第2の実施の形態による発電機101は、第1の実施の形態による発電機1と比較して、振動計測部20に代わる振動計測部120を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
第2の実施の形態による振動計測部120は、回転子鉄心112aに設けられた嵌込穴122と、振動センサ24(図5)と、ケーシング30(上側ケーシング30a(図5)及び下側ケーシング30b(図5))と、受信器26とにより構成されている。以下では、上側ケーシング30a及び下側ケーシング30bをまとめてケーシング30とも呼ぶ。
第2の実施の形態による振動計測部120は、第1の実施の形態による振動計測部20と比較して、ケーシング30で振動センサ24を覆うことにより、外部からの熱を振動センサ24に伝わりにくくすることができる。このため振動計測部120は、振動センサ24の測定精度を保つことができると共に、長寿命化できる。
[3-1.発電機の構成]
図1と、図4と、図5と対応する部材に同一符号を付した図6とに示すように、第3の実施の形態による発電機201は、第2の実施の形態による発電機101と比較して、振動計測部120に代わる振動計測部220を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
第3の実施の形態による振動計測部220は、回転子鉄心112aに設けられた嵌込穴122と、振動センサ24(図6)と、ケーシング230と、受信器26とにより構成されている。
このように振動計測部220は、振動センサ24をケーシング230に対し偏心しないよう配置すると共に、内側ケーシング230iの内部における、ケーシング中心軸30axを通り振動検知方向Dv(径方向Dd)に沿う仮想的な直線上にその重心が位置するように、偏心用重り42を設けるようにした。このため振動計測部220は、回転子12の回転に伴い、遠心力により、内側ケーシング230iをケーシング中心軸30axから遠心力作用方向Dctに向かう直線上に偏心用重り42の重心が位置する姿勢まで回転させることができる。これにより振動計測部220は、振動計測部120と比較して、振動センサ24における振動検知方向Dvを、計測振動方向Dmである径方向Ddにより一層正確に合わせることができ、振動センサ24の測定精度を一層保つことができる。
[4-1.発電機の構成]
図1と、図4と、図6と対応する部材に同一符号を付した図7とに示すように、第4の実施の形態による発電機301は、第3の実施の形態による発電機201と比較して、振動計測部220に代わる振動計測部320を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
第2の実施の形態による振動計測部320は、回転子鉄心112aに設けられた嵌込穴122と、振動センサ24(図7)と、ケーシング330と、受信器26とにより構成されている。
このように振動計測部320は、振動センサ24をケーシング330に対し偏心しないよう配置すると共に、内側ケーシング330iの内部における、ケーシング中心軸30axを通り振動検知方向Dvに沿う仮想的な直線上にその中心が位置するように、偏心用穴44を設けるようにした。このため振動計測部320は、回転子12の回転に伴い、遠心力により、内側ケーシング330iをケーシング中心軸30axから遠心力作用方向Dctとは逆方向に向かう直線上に偏心用穴44の中心が位置する姿勢まで回転させることができる。これにより振動計測部320は、振動計測部120と比較して、振動センサ24における振動検知方向Dvを、計測振動方向Dmである径方向Ddにより一層正確に合わせることができ、振動センサ24の測定精度を一層保つことができる。
[5-1.発電機の構成]
図1と、図4と、図6と対応する部材に同一符号を付した図8とに示すように、第5の実施の形態による発電機401は、第3の実施の形態による発電機201と比較して、振動計測部220に代わる振動計測部420を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
第5の実施の形態による振動計測部420は、回転子鉄心112aに設けられた嵌込穴122と、振動センサ24(図8)と、ケーシング430と、受信器26とにより構成されている。
このように振動計測部420は、振動センサ24をケーシング430に対し偏心させて配置すると共に、内側ケーシング430iの内部における、ケーシング中心軸30axを通り振動検知方向Dv(径方向Dd)に沿う仮想的な直線上にその重心が位置するように、振動センサ24を設けるようにした。このため振動計測部420は、回転子12の回転に伴い、遠心力により、内側ケーシング430iをケーシング中心軸30axから遠心力作用方向Dctに向かう直線上に振動センサ24の重心が位置する姿勢まで回転させることができる。これにより振動計測部420は、振動計測部120と比較して、振動センサ24における振動検知方向Dvを、計測振動方向Dmである径方向Ddにより一層正確に合わせることができ、振動センサ24の測定精度を一層保つことができる。
なお上述した第1の実施の形態においては、径方向Ddに関し回転子鉄心12aにおける固定子コイル10bよりも内周側において回転軸14の外周面に近接する位置に振動センサ24を配置する場合について述べた。本発明はこれに限らず、径方向Ddに関し回転子鉄心12aにおける固定子コイル10bよりも外周側に振動センサ24を配置しても良い。また、回転子鉄心12aにおける固定子コイル10bよりも内周側と外周側との両方に振動センサ24を配置しても良い。さらに、回転子鉄心12aにおける外周面側に振動センサ24を配置しても良い。第2乃至第5の実施の形態においても同様である。但し、径方向Ddに関し回転子鉄心12aにおける固定子コイル10bよりも外周側には振動センサ24を配置する十分なスペースが存在しない可能性が高く、また、完成状態の発電機1に振動センサ24が取り付けられる場合は回転子鉄心12aにおける外周面は固定子鉄心10aと近接して対向しており振動センサ24を回転子鉄心12aに嵌め込む十分なスペースがない可能性が高いため、径方向Ddに関し回転子鉄心12aにおける固定子コイル10bよりも内周側に振動センサ24を配置することが好ましい。
Claims (17)
- 回転電機における回転軸の外周側に設けられた回転子に形成された穴部と、
前記穴部の内部に固定され、振動を計測する振動センサと
を有することを特徴とする回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサを覆うように開閉可能であり前記穴部の内部に固定されたケーシング
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記ケーシングは、該ケーシングの軸を中心として外側に配置された外側ケーシングと、前記外側ケーシングに対し回転可能に前記外側ケーシングの内側に配置され前記振動センサが内部に設けられた内側ケーシングとにより構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサを含む前記ケーシングの重心は、前記ケーシングの中心軸に対し偏心している
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記回転軸の回転に伴い前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記内側ケーシングは、前記振動センサにおける振動検知方向が前記遠心力の方向に沿った状態となるよう回転する
ことを特徴とする請求項4に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記内側ケーシングの内部において、重りがさらに設けられ、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記振動センサ、前記重りが順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記内側ケーシングの内部において、偏心用穴部がさらに設けられ、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記偏心用穴部、前記振動センサが順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサは、前記ケーシングに対し偏心しないよう配置される
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサは、前記ケーシングに対し偏心するよう配置され、
前記ケーシングに遠心力が作用すると、前記遠心力の方向に向かって、前記ケーシングの中心軸、前記振動センサの重心が順次配置された状態となる
ことを特徴とする請求項5に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記内側ケーシングと前記外側ケーシングとの間には、潤滑剤が設けられる
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記ケーシングは、軸方向に沿って分割されている
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記ケーシングは、樹脂により形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサは、前記穴部の内部に外側面が接触し前記穴部の内部に固定される
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記振動センサは、計測した振動を示す振動データを無線により受信器へ転送する
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記穴部は、前記回転軸の軸方向と平行に形成される
ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記回転子は、回転子鉄心と、該回転子鉄心に巻回する回転子コイルとにより構成されており、
前記穴部は、径方向に関し前記回転子鉄心における前記回転子コイルよりも内周側に設けられる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れかに記載の回転電機の振動計測装置。 - 前記回転軸は、一端側に原動機が接続されており、
前記穴部は、軸方向に関し前記回転子における前記原動機から離隔する側の端部に設けられる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15の何れかに記載の回転電機の振動計測装置。
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