JP2023075838A - 熱交換器 - Google Patents

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寛之 成田
Hiroyuki Narita
章博 石原
Akihiro Ishihara
寛親 柏原
Kanshin Kashiwabara
裕貴 黒沢
Yuki Kurosawa
哲治 永田
Tetsuji Nagata
伸光 堀部
Nobumitsu Horibe
俊介 水谷
Shunsuke Mizutani
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Toyota Industries Corp
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Aisin Corp
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Denso Corp
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Abstract

【課題】バッフル板とシェルとの間からの流体の漏れを抑制し、かつ製造も容易となる熱交換器を得る。【解決手段】熱交換器10は、筒状部材としてのシェル上部12U、シェル中間部12M、シェル下部12Lを備え、軸方向に隣接する筒状部材の開口縁部でバッフル板28の外縁部を挟持させて筒状部材とバッフル板28との隙間を無くし、バッフル板28で複数の部屋が形成されたシェル本体12と、両端部にある筒状部材の開口部を閉じる上部フランジ14、及び下部フランジ16と、シェル本体12を貫通し、第1流体が流れる伝熱用チューブ30と、シェル本体12の一方側の部屋へ第2流体を流入させる熱媒配管50と、シェル本体12の他方側の部屋から第2流体を流出させる熱媒配管50と、バッフル板28に形成され、隣り合う一の部屋から他の部屋に第2流体を通過させる開口部54と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器に関する。
熱交換器として、円筒形のシェル内に複数本のチューブを内装しながらシェル及びチューブの長手方向に対し直角方向に円板状のバッフル板を所定間隔で配設し、チューブ内を流れる流体とシェル内でチューブ外を流れる流体との間で熱交換を行う方式のシェルアンドチューブ型熱交換器と呼ばれる熱交換器がある。
従来、シェルの内側にバッフル板を配設するタイプのシェルアンドチューブ型熱交換器では、バッフル板をシェル内に挿入して取り付けているため、バッフル板の外径をシェルの内径より小さく設定して製作している。このため、シェルとバッフル板との間に隙間ができてしまう。
シェルとバッフル板との間に隙間があると、該隙間に流体がバイパスして流れてしまい(いわゆる、リークフロー)、熱交換器の熱交換効率が低下する問題がある。
この問題を解決するために、シェルとバッフル板との隙間を塞ぐシールプレートをシェルの内面に溶接して取り付けたシェルアンドチューブ型熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08-334293号公報
ところで、リークフロー防止用のシールプレートをシェル内面へ溶接して取り付ける場合、一例として、シェル内径が2500mmを超える大型の熱交換器であれば溶接作業者がシェル内へ入ることができ、熱交換器の長手方向中心部であってもシールプレートを溶接して取り付けを行うことはできる。
しかし、溶接作業者がシェル内へ入ることができない小型の熱交換器では、長手方向中心部の部位で溶接することが困難である。したがって、小型の熱交換器では、シェルとバッフル板の間のすきまを無くすことが難しい。
本発明は上記事実を考慮し、バッフル板とシェルとの間からの流体の漏れを抑制し、かつ製造も容易となる熱交換器の提供を目的とする。
請求項1に記載の熱交換器は、複数の筒状部材を備え、軸方向に隣接する前記筒状部材の開口縁部でバッフル板の外縁部を挟持させて前記筒状部材と前記バッフル板との隙間を無くし、前記バッフル板で複数の部屋が形成されたシェル本体と、前記シェル本体の両端部にある前記筒状部材の開口部をそれぞれ閉じる2つのフランジと、複数の前記バッフル板及び前記フランジを貫通して前記シェル本体の内部に設けられ、一方側の前記フランジの外側から第1流体が流入され他方側の前記フランジの外側へ第1流体が流出する伝熱用チューブと、前記シェル本体の外周壁を貫通し前記シェル本体の一方側の前記部屋へ第2流体を流入させる第2流入部と、前記シェル本体の外周壁を貫通し前記シェル本体の他方側の前記部屋から前記第2流体を流出させる第2流出部と、前記バッフル板に形成され、隣り合う一の前記部屋から他の前記部屋に前記第2流体を通過させる開口部と、を有している。
請求項1に記載の熱交換器では、シェル本体の内部に、バッフル板で複数の部屋が形成されており、互いに隣接する一方の筒状部材の部屋と他方の筒状部材の部屋とが、バッフル板に形成された開口部を介して連通している。
シェル本体の第2流入部からシェル本体の一方側の部屋へ第2流体を流入させると、第2流体は、各々のバッフル板の開口部を介して各部屋を順番に流れ、シェル本体の他方側の部屋から第2流体を流出させることができる。
伝熱用チューブの一端側から第1流体を流入させ、シェル本体の第2流入部から第2流体を流入させると、シェル本体内部を流れる第2流体と、伝熱用チューブの内部を流れる第1流体との間で効率的に熱交換を行うことができる。
請求項1に記載の熱交換器のシェル本体は、軸方向に隣接する筒状部材の開口縁部でバッフル板の外縁部を挟持させて筒状部材とバッフル板との隙間を無くし、バッフル板で複数の部屋を形成しているので、バッフル板と筒状部材との間から第2流体がリークし、第2流体がバッフル板に形成された開口部を介することなく、一方の筒状部材の部屋から他方の筒状部材の内部屋へ流れることが抑制され、効率的に熱交換を行うことができる。
また、筒状部材の内側からバッフル板を筒状部材にろう付けまたは溶接する作業形態を採らなくてもよいため、製造が容易になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱交換器において、前記伝熱用チューブの両端部には、前記フランジに圧着して前記伝熱用チューブに引張力を導入する加締め部が形成され、一方の前記フランジと他方の前記フランジとの間で前記筒状部材と前記バッフル板とが互いに加圧された状態で接している。
請求項2に記載の熱交換器では、伝熱用チューブの両端部に形成された加締め部が、フランジに圧着して伝熱用チューブに引張力を導入している。これにより、筒状部材とバッフル板との間に圧縮力が付与され、一方のフランジと他方のフランジとの間で筒状部材とバッフル板とが互いに加圧された状態で接して密着性が向上し、シェル本体内部における第2流体のリークをより一層抑制することができる。
また、伝熱用チューブの両端部に加締め部を形成することで、両フランジ間に複数の筒状部材と複数のバッフル板を挟持して仮組することができる。このため、部材同士をろう材などの接合部材で接合する場合に、接合作業が容易になる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の熱交換器において、前記筒状部材の開口縁部がバッフル板に突き当てられている。
請求項3に記載の熱交換器では、筒状部材の開口縁部がバッフル板に突き当てられた状態で、筒状部材とバッフル板との間に圧縮力が付与されることで、筒状部材とバッフル板との間からの第2流体のリークが抑制される。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の熱交換器において、前記筒状部材の一方側の開口縁部の外周部には、径方向へ拡径した後、軸方向に立ち上がり、前記バッフル板の外縁部、及び前記筒状部材の他方側の開口縁部を受ける段部が形成されており、前記バッフル板が、径方向へ拡径した部分と、隣接する他の前記筒状部材の他方側の前記開口縁部との間に挟持されている。
請求項4に記載の熱交換器では、バッフル板の一方の面に一方の筒状部材の拡径した部分が接触し、バッフル板の他方の面に他方の筒状部材の他方側の開口縁部が接触した状態で、筒状部材とバッフル板との間に圧縮力が付与されることで、筒状部材とバッフル板との間からの第2流体のリークが抑制される。
また、一方の筒状部材の一方側の開口縁部に形成された段部で、バッフル板と、他方の筒状部材の他方側の開口縁部を受けるので、複数の筒状部材とバッフル板とを軸方向と交差する方向、言い換えれば、径方向にズレないように連結することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の熱交換器において、前記シェル本体は、前記筒状部材、及び前記バッフル板の外側に外装された外側シェルを備え、2つの前記フランジは、前記シェル本体の両端部にある前記筒状部材の前記開口部をそれぞれ閉じると共に、前記外側シェルの両端部の開口部も閉じている。
請求項5に記載の熱交換器では、筒状部材、及びバッフル板を収容した外側シェルの開口部をフランジで閉じた状態で、該フランジに圧縮力が付与されることで、外側シェルとフランジとの間からの熱交換器外部への第2流体のリークが抑制される。
請求項6に記載の発明は、請求項2~請求項4の何れか1項に記載の熱交換器において、前記筒状部材と前記バッフル板との接触部位、前記フランジと前記筒状部材との接触部位、及び前記伝熱用チューブと前記フランジとの接触部位が接合部材を用いて接合されている。
請求項6に記載の熱交換器では、筒状部材とバッフル板との接触部位、フランジと筒状部材との接触部位、及び伝熱用チューブとフランジとの接触部位を接合部材を用いて接合することで、該接触部位の僅かな隙間でも接合部材で塞ぐことが可能となり、第2流体のリークを確実に抑制することができる。請求項6に記載の熱交換器は、特に、第2流体が液体の場合、熱交換器外部への液体のリークを確実に抑制できるため、好ましい形態となる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の熱交換器において、前記フランジと前記外側シェルとの接触部位、及び前記伝熱用チューブと前記フランジとの接触部位が接合部材を用いて接合されている。
請求項7に記載の熱交換器では、フランジと外側シェルとの接触部位、及び伝熱用チューブとフランジとの接触部位を接合部材を用いて接合することで、接触部位の僅かな隙間でも接合部材で塞ぐことが可能となり、熱交換器外部への第2流体のリークを確実に抑制することができる。請求項7に記載の熱交換器は、特に、第2流体が液体の場合、熱交換器外部への液体のリークを確実に抑制できるため、好ましい形態となる。
以上説明したように本発明の熱交換器によれば、バッフル板とシェルとの間からの流体の漏れを抑制し、かつ製造も容易となる、という優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る熱交換器を示す軸線に沿った断面図である。 (A)は図1に示す熱交換器の1A-1A線断面図であり、(B)は図1に示す熱交換器の1B-1B線断面図である。 シェルとバッフル板との溶接個所を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る熱交換器を示す軸線に沿った断面図である。 (A)及び(B)はシェル中間部の接合箇所を示す断面図である。 伝熱用チューブの加締め部を示す伝熱用チューブを軸方向から見た平面図である 上部フランジと下部フランジとシェルとバッフル板とを重ねて伝熱用チューブを挿入した状態の概略構成を示す断面図である。 (A)は、伝熱用チューブに加締め治具を装着した状態を示す仮組品の断面図であり、(B)は軸方向から見た加締め治具、及びチューブを示す平面図である。 伝熱用チューブの端部を加締めた状態を示す仮組品の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る熱交換器を示す軸線に沿った断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る熱交換器におけるシェル本体の接合部を示す断面図である。 第1の実施形態の変形例に係る熱交換器を示す軸線に沿った断面図である。
[第1の実施形態]
図1~図4を用いて、本発明の第1の実施形態に係る熱交換器10について説明する。なお、図中、矢印Uは上方向、矢印Dは下方向を示している。
図1に示すように、本実施形態の熱交換器10は、いわゆるシェルアンドチューブ型の熱交換器であり、シェル本体12、上部フランジ14及び下部フランジ16、上部蓋18、下部蓋20、スペーサ22、シール材24、整流板26、バッフル板28、伝熱用チューブ30等を含んで構成されている。
また、本実施形態のシェル本体12は、筒状部材の一例としてのシェル上部12U、シェル中間部12M、シェル下部12Lを接合することで形成されている。
本実施形態の熱交換器10は、軸方向を鉛直方向として上部蓋18が上側となるように配置されるが、軸方向を水平方向、または水平方向に対して傾斜させて配置することもできる。
(上部フランジ、下部フランジ)
上部フランジ14、及び下部フランジ16は、同一の構成とされているので、代表して上部フランジ14について説明する。上部フランジ14は、金属板で円板状に形成されている。上部フランジ14には、中央側に、伝熱用チューブ30が貫通する丸孔32が複数形成されており、外周側に、後述するボルト46を挿通させる小孔34が複数形成されている。
(上部蓋、下部蓋)
上部蓋18、及び下部蓋20は、同一の構成とされているので、代表して、上部蓋18について説明する。上部蓋18は、金属材料で漏斗状に形成されており、中心部に円筒状の接続部18Aが形成され、外周部分に環状フランジ18Bが形成されている。環状フランジ18Bには、後述するボルト46を挿通させる小孔36が複数形成されている。
(整流板)
上部蓋18の円錐台形状部分18Cの内面には、ボス18Dが形成されている。このボス18Dには、複数の流体通過孔38が形成された円板状の整流板26が小ねじ42を用いて固定されている。
上部蓋18と上部フランジ14との間には、リング状に形成されたスペーサ22が配置されている。スペーサ22には、後述するボルト46を挿通させる小孔44が複数形成されている。
上部蓋18と上部フランジ14とスペーサ22とは、これらを貫通するボルト46とナット49とを用いて互いに固定されている。
スペーサ22の両側面には、環状の溝48が形成されており、この環状に溝48に環状のシール材24が嵌め込まれている。シール材24は、上部蓋18とスペーサ22との間、及びスペーサ22と上部フランジ14との間から流体が漏れないように隙間を塞いでいる。
なお、熱交換器10の下方側においても、下部蓋20と下部フランジ16とスペーサ22とがボルト46とナット49を用いて互いに固定されている。
(シェル上部、シェル中間部、シェル下部)
シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lは、金属材料で形成された円筒状の筒状部材である。本実施形態では、材料の共通化のため、シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lに、同一(厚さ、径、長さが同じ)の筒状部材が用いられている。
シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lは、一例として、金属板を円筒状に加工して形成することができる。
本実施形態のシェル上部12Uとシェル下部12Lとは同一構造とされており、夫々の外周部分には金属の熱媒配管50がろう付け(図中、符号52は、接合部材の一例としてのろう材)により接合されている。熱媒配管50は、シェル外周部に形成された孔53に挿入された状態でろう付け(符号52はろう材)されている。
シェル上部12Uの上端部は、上部フランジ14の下面にろう付け(符号52はろう材)により接合されている。同様に、シェル下部12Lの下端部は、下部フランジ16の上面にろう付け(符号52はろう材)により接合されている。
シェル上部12Uとシェル中間部12Mとの間、シェル中間部12Mとシェル中間部12Mとの間、及びシェル中間部12Mとシェル下部12Lとの間には、各々バッフル板28が配置されている。
図2(A),(B)に示すように、バッフル板28は、金属材料で円板状に形成されており、外周側の一部分に三日月状の開口54が形成されており、その他の部分には、伝熱用チューブ30を貫通させる丸孔56が複数形成されている。
図1に示すように、本実施形態のバッフル板28は、外径がシェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lよりも大径に形成されており、外周側部分が、シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lの外周面から外側に突出している。
シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lの外周面が、バッフル板28の外周側の側面部分とろう付け(符号52はろう材)により接合されている。このようにして、シェル上部12U、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lは、バッフル板28を介して相互に接合されている。
これら複数のバッフル板28は、隣接する同士で開口54がシェル本体12の中心軸CLを挟んで互い違いになるように配置されている。 これにより、シェル本体12の内部(筒状部材と伝熱用チューブ30との間の空間部分)に流体(以後、第2流体と呼ぶ)が流されると、第2流体は、矢印Aで示すように、シェル本体12の内部で蛇行して流れる様になっている。即ち、シェル本体12の内部には、第2流体が蛇行して流れる熱媒流路29が形成されている。
シェル本体12の内部には、複数の伝熱用チューブ30がシェル本体12の軸方向に沿って配置されており、これらの伝熱用チューブ30は、各バッフル板28の丸孔56、及び上部フランジ14、及び下部フランジ16の丸孔32に挿入されている。なお、バッフル板28の丸孔56と伝熱用チューブ30との間の隙間は、可能な限り小さくすることが好ましい。
伝熱用チューブ30の一端部は、上部フランジ14の丸孔32に挿入された状態で上部フランジ14にろう付け(符号52はろう材)により接合されており、伝熱用チューブ30の他端部は、下部フランジ16の丸孔32に挿入された状態で下部フランジ16にろう付け(符号52はろう材)により接合されている。
伝熱用チューブ30の内部には、一例として、第2流体と熱交換を行う第1流体が流される。
本実施形態の熱交換器10では、各部を構成する金属材料としてSUS304を用いているが、SUS304以外の金属材料を用いてもよい。
(作用、効果)
本実施形態の熱交換器10によれば、バッフル板28の外周縁をシェル外周面から突出させ、シェル外周面から突出したバッフル板28の外周縁とシェル外周面とをろう付けしているため、ろう付け作業が容易であり、また、シェル上部12U、シェル中間部12M、シェル下部12L、及びバッフル板28の寸法管理は、バッフル板をシェル内部に配置する従来のシェルアンドチューブ型熱交換器よりも軽減できる。
本実施形態の熱交換器10の各部のろう付けは、例えば、真空加熱炉で一括して行うことができるので、ろう付け箇所を一つ一つ手作業でろう付けする場合に比較してろう付け作業を短時間で効率的に行うことができる。真空加熱炉で行うろう付けは、一例として、シェル上部12U、シェル中間部12M、シェル下部12L、上部フランジ14、下部フランジ16、伝熱用チューブ30、及び熱媒配管50を仮組し、ろう付け箇所にろう材を含んだペーストを配した仮組品を真空加熱炉で加熱することで行うことができる。
なお、仮組は、一例として、部材同士が動かないように、部材同士を点溶接すればよい。
仮組品は、ろう材を含んだペーストを配する作業を外側から行うことができるので、作業員が中に入れないような小型の仮組品でもろう付け作業を簡単に行うことができる。
真空加熱炉では、仮組品全体を一様に加熱するため、例えば、アーク溶接やガス溶接のように、部材への入熱による熱応力で部材が変形することは殆どなく、部材の厚みや剛性を最小限に抑えられることから、熱交換器10の使用条件(温度や圧力など)に応じた構造強度を確保できればよく、各部材を薄肉化(即ち、熱容量が小さい)することができ、熱損失を減少できる。
なお、本実施形態の熱交換器10では、バッフル板28をシェル上部12U、シェル中間部12M、またはシェル下部12Lにろう付けにて接合したが、図3に示すように、バッフル板28の外径寸法をシェル外径寸法と同一寸法とし、ろう付けの代わりにレーザー溶接(符号58は溶接部分)してもよい。レーザー溶接は、アーク溶接やガス溶接に比較して局部加熱が可能であり、また短時間で接合することができ、さらには、溶接歪が少ないというメリットがある。なお、図示は省略するが、他の部位のろう付けをレーザー溶接にしてもよい。
熱交換器10では、伝熱用チューブ30内を流れる第1流体とシェル本体12内で伝熱用チューブ30の外側を流れる第2流体との間で熱交換を行うことができる。熱交換器10では、一例として、加熱したい第1媒体を下部蓋20の接続部18Aへ供給し、第2流体をシェル下部12Lの熱媒配管(第2流入部)50へ供給することで第1流体を加熱することができる。シェル本体12の内部では、第2流体が矢印Aで示すように蛇行して流れるため、第2流体と伝熱用チューブ30との接触時間を長くとることができ、第2流体の熱を第1流体へ十分に付与することができる。
シェルアンドチューブ型熱交換器では、熱交換の能力が、伝熱用チューブとシェルの外径と長さ、および伝熱用チューブの本数等で決定されるため、従来のシェルアンドチューブ型熱交換器では、仕様毎でその都度、これら外径、長さ、本数の異なる熱交換器の設計、及び製作が必要となり、時間と費用がかかっていた。
一方、本実施形態の熱交換器10の構造では、バッフル板28とシェル中間部12Mの数を増減し、増減に応じた長さの伝熱用チューブ30を揃えることで、熱交換器能の増減調整が容易に実現でき、仕様の異なる熱交換器10を容易に製造することができる。
[第2の実施形態]
図4~図9を用いて、本発明の第2の実施形態に係る熱交換器10について説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、シェル中間部12M、及びシェル下部12Lは、一定径に形成された小径部83の一端側に、段部の一例としての大径部84が形成されており、この大径部84に、バッフル板28を挟むようにして隣接するシェル上部12U、またはシェル中間部12Mの小径部83が挿入されている。なお、本実施形態のバッフル板28は、第1の実施形態のバッフル板28よりも小径であり、大径部84に挿入可能な径に形成されている。
図5(A)に示すように、シェル中間部12Mの大径部84において、バッフル板28の一方の片面にはシェル中間部12M(またはシェル上部12U)の小径部83の端部が密着しており、バッフル板28の他方の片面は、大径部84の段部に密着しており、大径部84の内周面とシェル中間部12M(またはシェル上部12U)の小径部83の外周面との間でろう付け(符号52はろう材)がされている。なお、図5(B)に示すように、大径部84の端面とシェル中間部12M(またはシェル上部12U)の小径部83の外周面との間でろう付け(符号52はろう材)を行ってもよい。
(上部フランジ、下部フランジ)
図4に示すように、本実施形態の上部フランジ14、及び下部フランジ16は、第1の実施形態の上部フランジ14、及び下部フランジ16とは一部の形状が異なっている。 上部フランジ14と下部フランジ16とは、同一の構成とされているので、代表して上部フランジ14について説明する。上部フランジ14は、金属板で円板状に形成されており、外周縁には円筒部14Aが形成されており、円筒部14Aの内周側には円筒部14Aと同じ方向に突出する環状突起14Bが形成されている。
上部フランジ14の環状突起14Bの内側にシェル上部12Uの一端部が嵌め込まれており、シェル上部12Uの一端部と上部フランジ14の環状突起14Bとがろう付け(符号52はろう材)によって接合されている。同様に、下部フランジ16の環状突起14Bの内側にシェル下部12Lの一端部が嵌め込まれており、シェル下部12Lの一端部と下部フランジ16の環状突起14Bとがろう付け(符号52はろう材)によって接合されている。
本実施形態の熱交換器10では、伝熱用チューブ30の一端部が上部フランジ14から突出しており、図6に示すように、該一端部には、局所的に径方向外側へ変形(拡径)加工した加締め部86が複数個所(本実施形態では4箇所)または、全周に設けられている。なお、伝熱用チューブ30の他端部も、一端部と同様に加締め部86が設けられている。また、図4に示すように、伝熱用チューブ30は、フランジ表面から突出した部分の全周がフランジ表面とろう付け(符号52はろう材)によって接合されている。
次に、図7~図9を参照して本実施形態の熱交換器10の製造工程の一例を説明する。なお、図7~図9は、説明を分かり易くするために構成を簡略化している。
(1) 図7に示すように、上部フランジ14、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、シェル下部12L、下部フランジ16を積み重ね、上部フランジ14の丸孔32、バッフル板28の丸孔56、及び下部フランジ16の丸孔32に、断面円形の一定径の伝熱用チューブ30を挿入する。
(2) 図8(A)に示すように、伝熱用チューブ30に、伝熱用チューブ30よりも長い寸切ボルト88を挿入し、寸切ボルト88の両端に加締め治具90、及びナット92を取り付ける。図8(A),(B)に示すように、加締め治具90は、円筒形状とされた本体部90Aの外周の軸方向の略半分に、テーパー状の突起90Bが形成されている。
(3) 寸切ボルト88に取り付けた何れかのナット92を締め付けると、加締め治具90が伝熱用チューブ30内方に向けて移動し、テーパー状の突起90Bが伝熱用チューブ30の端部を径方向外側へ変形させて、加締め加工を行うことができる。
このようにして伝熱用チューブ30の両端を加締め加工することで、上部フランジ14、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、シェル下部12L、下部フランジ16が仮組される。また、伝熱用チューブ30の両端を加締め加工することで、上部フランジ14と下部フランジ16との間に配置された、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、及びシェル下部12Lに対して軸方向に圧縮力を付与することができる。これにより、シェル上部12Uの端部とバッフル板28とを互いに密着させ、シェル中間部12Mの端部とバッフル板28とを密着させ、シェル下部12Lの端部とバッフル板28とを密着させることができる(図9参照)。
(4) 熱媒配管50をシェル上部12Uの孔53、及びシェル下部12Lの孔53に挿入する(図9参照)。
(5) その後、一例として、ろう付けを行う箇所にろう材を含んだペーストを塗り、仮組品を真空加熱炉に入れて加熱し、各部のろう付けを行う。
本実施形態の熱交換器10では、上部フランジ14、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、シェル下部12L、下部フランジ16を積み重ね、これらを貫通させた伝熱用チューブ30の両端部を加締め加工して、上部フランジ14、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、シェル下部12L、下部フランジ16を積み重ねた状態で仮組(仮固定)できるので、これらを固定するために点溶接などをする必要がなく、ろう付けをする際の作業性に優れている。
また、本実施形態では、仮組品を真空加熱炉に入れて全てのろう付け箇所を一括でろう付けできるので、ろう付け箇所を一つ一つ手作業でろう付けする場合に比較してろう付け作業を短時間で効率的に行うことができる。
[第3の実施形態]
図10を用いて、本発明の第3の実施形態に係る熱交換器10について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図10に示すように、本実施形態の熱交換器10のシェル本体12は二重筒構造とされ、外側シェルの一例としてのアウターシェル96の内部に、筒状部材の一例としてのインナーシェル98とバッフル板28とが挿入されている。
アウターシェル96は、上部フランジ14と下部フランジ16との間に配置される金属材料で形成された単一の円筒部材である。アウターシェル96の外周面には、一端側、及び他端側に、各々熱媒配管50がろう付け(符号52はろう材)で接合されている。
アウターシェル96の内部には、インナーシェル98とバッフル板28とが交互に配置されている。インナーシェル98とバッフル板28とが交互に配置された構成が、本発明の内側シェル本体に相当する。軸方向に隣接するインナーシェル98の開口縁部がバッフル板28の外縁部を挟持しており、これにより、バッフル板28で複数の部屋が形成されている。また、インナーシェル98とアウターシェル96とは互いに密着している。
軸方向両側のインナーシェル98には、熱媒配管50と対向する位置に、孔94が形成されている。
インナーシェル98をアウターシェル96の内部に配置してインナーシェル98をアウターシェル96に密着させる方法の一例を以下に説明する。
インナーシェル98を、軸方向から見てC字状に形成する。
アウターシェル96に挿入する前の状態で、インナーシェル98の周方向の一端と他端とが離れるように変形させ、インナーシェル98の外径をアウターシェル96の内径よりも若干大径となるよう予め拡径しておく。
インナーシェル98をアウターシェル96に配置するには、インナーシェル98の周方向の一端と他端とを接近させ、インナーシェル98を弾性変形させて縮径し、縮径したインナーシェル98をアウターシェル96に挿入する。
アウターシェル96に挿入されたインナーシェル98は、自身の弾性でアウターシェル96の内部で拡径し、これにより、インナーシェル98の外周面がアウターシェル96の内周面に密着する。
本実施形態の熱交換器10も伝熱用チューブ30の両端部が加締められており、これにより、インナーシェル98の軸方向の端部がバッフル板28に密着して、インナーシェル98とバッフル板28との間からの第2熱媒体のリークが抑制されている。
また、本実施形態の熱交換器10では、インナーシェル98の軸方向の端部がバッフル板28に密着させて第2流体のリークを抑制しているので、インナーシェル98の軸方向の端部とバッフル板28とをろう付けや溶接によって接合する必要がない。
本実施形態の熱交換器10では、バッフル板28とインナーシェル98の数を増減し、増減に応じた長さのアウターシェル96と伝熱用チューブ30とを揃えることで、熱交換器能の増減調整が容易に実現でき、仕様の異なる熱交換器10を容易に製造することができる。
[第4の実施形態]
図11を用いて、本発明の第4の実施形態に係る熱交換器10について説明する。なお、本実施形態の熱交換器10は、前述した第3の実施形態の変形例であり、第3の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
第3の実施形態の熱交換器10では、複数のインナーシェル98とバッフル板28とをアウターシェル96の内部に挿入してインナーシェル98とバッフル板28とを連結していたが、第4の実施形態の熱交換器10では、インナーシェル98同士を、金属材料からなるリング100を用いてろう付け(符号52はろう材)にて接合している。
このため、本実施形態の熱交換器10は、第3の実施形態の熱交換器10よりも部材の使用量が少なくなる。
[第5の実施形態]
図12を用いて、本発明の第5の実施形態に係る熱交換器10について説明する。なお、本実施形態の熱交換器10は、前述した第1の実施形態の変形例であり、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態の熱交換器10は、第2実施形態、及び第3実施形態と同様に、伝熱用チューブ30の一端部が上部フランジ14から突出しており、該一端部に加締め部86が複数個所または、全周に設けられている。また、伝熱用チューブ30の他端部も、一端部と同様に加締め部86が設けられている。さらに、伝熱用チューブ30は、フランジ表面から突出した部分の全周がフランジ表面とろう付け(符号52はろう材)によって接合されている。
第5の実施形態に係る熱交換器10は、伝熱用チューブ30の両端を加締め加工することで、第2実施形態と同様に上部フランジ14、シェル上部12U、シェル中間部12M、バッフル板28、シェル下部12L、下部フランジ16を仮組することができ、その後のろう付け作業が容易になる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態では、金属材料からなる部材同士を接合部材の一例としてのろう付け、または溶接にて接合したが、部材同士は半田付けで接合してもよく、耐熱性を有する接着剤で接合してもよい。
上記実施形態の熱交換器10は、円筒形状であったが、角形の筒形状であってもよい。
上記時の熱交換器10では、シェル本体12の外周部に熱媒配管50を設けたが、上部フランジ14、及び下部フランジ16に設けるようにしてもよい。
10 熱交換器
12 シェル本体
12U シェル上部(筒状部材)
12M シェル中間部(筒状部材)
12L シェル下部(筒状部材)
14 上部フランジ(フランジ)
16 下部フランジ(フランジ)
28 バッフル板
30 伝熱用チューブ
50 熱媒配管(第2流入部、第2流出部)
52 ろう材(接合部材)
54 開口部
83 小径部分(他方側の開口縁部)
86 加締め部
84 大径部分(段部)
96 アウターシェル(外側シェル)
98 インナーシェル(筒状部材)

Claims (7)

  1. 複数の筒状部材を備え、軸方向に隣接する前記筒状部材の開口縁部でバッフル板の外縁部を挟持させて前記筒状部材と前記バッフル板との隙間を無くし、前記バッフル板で複数の部屋が形成されたシェル本体と、
    前記シェル本体の両端部にある前記筒状部材の開口部をそれぞれ閉じる2つのフランジと、
    複数の前記バッフル板及び前記フランジを貫通して前記シェル本体の内部に設けられ、一方側の前記フランジの外側から第1流体が流入され他方側の前記フランジの外側へ第1流体が流出する伝熱用チューブと、
    前記シェル本体の外周壁を貫通し前記シェル本体の一方側の前記部屋へ第2流体を流入させる第2流入部と、
    前記シェル本体の外周壁を貫通し前記シェル本体の他方側の前記部屋から前記第2流体を流出させる第2流出部と、
    前記バッフル板に形成され、隣り合う一の前記部屋から他の前記部屋に前記第2流体を通過させる開口部と、
    を有する熱交換器。
  2. 前記伝熱用チューブの両端部には、前記フランジに圧着して前記伝熱用チューブに引張力を導入する加締め部が形成され、一方の前記フランジと他方の前記フランジとの間で前記筒状部材と前記バッフル板とが互いに加圧された状態で接している、
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記筒状部材の開口縁部がバッフル板に突き当てられている、
    請求項2に記載の熱交換器。
  4. 前記筒状部材の一方側の開口縁部の外周部には、径方向へ拡径した後、軸方向に立ち上がり、前記バッフル板の外縁部、及び前記筒状部材の他方側の開口縁部を受ける段部が形成されており、
    前記バッフル板が、径方向へ拡径した部分と、隣接する他の前記筒状部材の他方側の前記開口縁部との間に挟持されている、
    請求項2に記載の熱交換器。
  5. 前記シェル本体は、前記筒状部材、及び前記バッフル板の外側に外装された外側シェルを備え、
    2つの前記フランジは、前記シェル本体の両端部にある前記筒状部材の前記開口部をそれぞれ閉じると共に、前記外側シェルの両端部の開口部も閉じている、
    請求項2に記載の熱交換器。
  6. 前記筒状部材と前記バッフル板との接触部位、前記フランジと前記筒状部材との接触部位、及び前記伝熱用チューブと前記フランジとの接触部位が接合部材を用いて接合されている、
    請求項2~請求項4の何れか1項に記載の熱交換器。
  7. 前記フランジと前記外側シェルとの接触部位、及び前記伝熱用チューブと前記フランジとの接触部位が接合部材を用いて接合されている、
    請求項5に記載の熱交換器。
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