JP2023072927A - 電解セル、及びセルスタック装置 - Google Patents

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俊之 中村
Toshiyuki Nakamura
誠 大森
Makoto Omori
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Abstract

【課題】炭素(C)の析出を抑制できる電解セルを提供する。【解決手段】電解セル10は、素子部5と、支持基板4と、を備える。支持基板4は、流路40、第1領域A1、及び、第2領域A2を有する。第1領域A1は、素子部5が配置される。第2領域A2は、第1領域A1に対して流路40の下流側に配置される。第2領域A2に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域A1に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。【選択図】図9

Description

本発明は、電解セル、及びセルスタック装置に関するものである。
セラミックス製の電極および電解質からなる電解セルを用いて、水蒸気(H2O)及び二酸化炭素(CO2)を共電解することで、水素(H2)及び一酸化炭素(CO)を合成する技術が知られている。例えば、特許文献1に記載された電解セルは、素子部と、素子部を支持する支持基板とを有している。
特許第6110246号公報
上述したような電解セルにおいて、CO2及びH2Oの流通方向における下流側では、共電解によって生成されるCO量が多くなることに起因して、水素極内に炭素(C)が析出する。炭素(C)が析出すると、ガスの拡散性が低下してしまい、水素極での電解反応を円滑に進めることが困難となる。
本発明の課題は、炭素(C)の析出を抑制できる電解セルを提供することにある。
本発明のある側面に係る電解セルは、素子部と、支持基板と、を備える。支持基板は、流路、第1領域、及び、第2領域を有する。第1領域は、素子部が配置される。第2領域は、第1領域に対して流路の下流側に配置される。第2領域に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。
この構成によれば、素子部が配置される第1領域と、第1領域に対して流路の下流側に配置される第2領域と、を有する支持基板において、第2領域に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。遷移金属元素は炭素を析出させる反応の触媒として機能する。すなわち、この構成によれば、第2領域に含有される触媒の含有率が少ない。そのため、カーボン活量の高いガス組成となっている下流側において、炭素を析出させる反応が進みにくい。その結果、炭素の析出を抑制することができる。
好ましくは、第2領域は、遷移金属元素を含有しない。この構成によれば、第2領域は、炭素を析出させる反応の触媒を含有しないため、炭素の析出をさらに抑制することができる。
好ましくは、支持基板は、第3領域を有する。第3領域は、第1領域に対して流路の上流側に配置される。第3領域に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。
好ましくは、第3領域は、遷移金属元素を含有しない。
好ましくは、流路は、第1流路、及び、第2流路を有する。第1流路は、支持基板の基端部から先端部に向かって延びる。第2流路は、第1流路と同じ方向に延びる。第2流路は、その先端部において第1流路と連通する。第1流路は、第1領域に配置される。第2流路は、第2領域に配置される。
本発明によれば、炭素(C)の析出を抑制できる電解セルを提供することができる。
セルスタック装置の斜視図。 マニホールドの断面図。 マニホールドの平面図。 セルスタック装置の断面図。 マニホールドに取り付けられた電解セルの平面図。 電解セルの断面図。 基端部における電解セルの断面図。 先端部における電解セルの断面図。 マニホールドの断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。
以下、本実施形態に係る電解セルについて図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、電解セルの一例として固体酸化物形電解セル(SOEC)を用いて説明する。図1はセルスタック装置を示す斜視図、図2はマニホールドの断面図である。なお、図1及び図2において、いくつかの電解セルの記載を省略している。
[セルスタック装置]
図1に示すように、セルスタック装置100は、マニホールド2と、複数の電解セル10と、を備えている。
[マニホールド]
図2に示すように、マニホールド2は、複数の電解セル10のそれぞれにガスを分配するように構成されている。また、マニホールド2は、電解セル10によって生成されたガスを回収するように構成されている。マニホールド2は、供給室21と回収室22とを有している。供給室21には、水蒸気(H2O)、及び二酸化炭素(CO2)などが供給される。なお、供給室21には、水素(H2)がさらに供給されてもよい。回収室22は、各電解セル10にて生成されたH2及び一酸化炭素(CO)などを回収する。
マニホールド2は、マニホールド本体部23と、仕切板24とを有している。マニホールド本体部23は、内部に空間を有している。マニホールド本体部23は、直方体状である。
仕切板24は、マニホールド本体部23の空間を供給室21と回収室22とに気密に仕切っている。詳細には、仕切板24は、マニホールド本体部23の長手方向に延びている。
供給室21の底面には、供給口211が形成されている。また、回収室22の底面には、排出口221が形成されている。なお、供給口211及び排出口221は、底面ではなく側面や上面に形成されていてもよい。
供給口211は、例えば、電解セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第1端部201側に配置されている。一方、排出口221は、例えば、電解セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第2端部202側に配置されている。
図3に示すように、マニホールド本体部23の天板部231には、複数の貫通孔232が形成されている。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の長手方向(z軸方向)に間隔をあけて並んでいる。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の幅方向(y軸方向)に延びている。各貫通孔232は、供給室21及び回収室22と連通している。なお、各貫通孔232は、供給室21と連通する部分と回収室22と連通する部分とに分かれていてもよい。
[電解セル]
図4は、セルスタック装置の断面図である。また、図5は、マニホールドに取り付けられた電解セル10の平面図である。図4及び図5に示すように、電解セル10は、マニホールド2から第1方向に延びている。なお、本実施形態では、電解セル10は、マニホールド2から上方に延びている。
電解セル10は、基端部101及び先端部102を有している。電解セル10は、基端部101においてマニホールド2に取り付けられている。すなわち、マニホールド2は、各電解セル10の基端部101を支持している。一方、電解セル10の先端部102は、マニホールドなどに固定されていない。すなわち、電解セル10の先端部102は、自由端となっている。本実施形態では、電解セル10の基端部101は下端部を意味し、電解セル10の先端部102は上端部を意味する。
図1に示すように、各電解セル10は、主面同士が対向するように並べられている。また、各電解セル10は、マニホールド2の長手方向(z軸方向)に沿って間隔をあけて並べられている。すなわち、電解セル10の配列方向は、マニホールド2の長手方向に沿っている。
図4及び図5に示すように、電解セル10は、支持基板4と、複数の素子部5と、を有している。また、電解セル10は、連通部材3をさらに有している。
[支持基板]
支持基板4は、マニホールド2から上方に延びている。支持基板4は、板状である。詳細には、支持基板4は、平面視(z軸方向視)が長方形状である。支持基板4は、長手方向(x軸方向)と幅方向(y軸方向)とを有している。本実施形態では、図4及び図5の上下方向(x軸方向)が支持基板4の長手方向であり、図4及び図5の左右方向が(y軸方向)が支持基板4の幅方向である。
支持基板4は、基端部41と先端部42とを有している。基端部41及び先端部42は、支持基板4の長手方向(x軸方向)における両端部である。本実施形態では、支持基板4の基端部41は下端部を意味し、支持基板4の先端部42は上端部を意味する。
支持基板4の基端部41は、マニホールド2に取り付けられる。例えば、支持基板4の基端部41は、接合材400などによってマニホールド2の天板部231に取り付けられる。詳細には、支持基板4の基端部41は、天板部231に形成された貫通孔232に挿入されている。なお、支持基板4の基端部41は、貫通孔232に挿入されていなくてもよい。すなわち、支持基板4の第1端面411によって貫通孔232を覆うように、支持基板4が天板部231上に載置されていてもよい。
支持基板4には、複数の流路40が形成されている。複数の流路40は、複数の第1流路43、及び1つ以上の第2流路44を有する。第1流路43の数は、第2流路44の数よりも多い。
第1及び第2流路43、44は、支持基板4内を第1方向に延びている。なお、第1方向とは、第1及び第2流路43,44が延びる方向を意味する。本実施形態では、第1及び第2流路43,44は、支持基板4の長手方向に延びている。また、第1方向と交差する方向を「第2方向」と称する。なお、本実施形態では、第2方向は第1方向と直交している。第2方向は、支持基板4の幅方向(y軸方向)に沿って延びている。
第1及び第2流路43、44は、支持基板4を貫通している。各第1流路43は、第2方向において互いに間隔をあけて配置されている。また、各第2流路44は、第2方向において第1流路43と間隔をあけて配置されている。すなわち、各第1流路43と第2流路44とは、第2方向において互いに間隔をあけて配置されている。なお、第1流路43と第2流路44との間隔は、第1流路43同士の間隔よりも大きいことが好ましい。
第1流路43は、その基端部431において、供給室21と連通している。このため、第1流路43には、供給室21からH2O及びCO2などが供給される。すなわち、第1流路43の基端部431から先端部432に向かって、H2O及びCO2などが流れる。
第2流路44は、その先端部442において、第1流路43と連通している。すなわち、第1流路43の先端部432と第2流路44の先端部442は互いに連通している。詳細には、第1流路43の先端部432と、第2流路44の先端部442とは、後述する連通流路30を介して連通している。また、第2流路44は、その基端部441において、回収室22と連通している。
第2流路44には、電解セル10によって生成されたH2及びCOなどが先端部442から基端部441に向かって流れる。そして、第2流路44内を流れるH2及びCOなどは、第2流路44の基端部441から回収室22に排出される。
支持基板4は、電子伝導性を有さない多孔質の材料によって構成される。支持基板4は、例えば、Y23(イットリア)、MgO(酸化マグネシウム)、MgAl24(マグネシアアルミナスピネル)あるいはこれらの複合物などによって構成することができる。支持基板4の気孔率は、例えば、20~60%程度である。この気孔率は、例えば、アルキメデス法により測定される。
支持基板4は、緻密層48によって覆われている。緻密層48は、第1流路43及び第2流路44から支持基板4内に拡散されたガスが外部に排出されることを抑制するように構成されている。本実施形態では、緻密層48は、支持基板4の表面のうち、素子部5が形成されていない部分を覆っている。なお、本実施形態では、緻密層48は、後述する電解質7に使用される材料、又は結晶化ガラス等によって構成することができる。緻密層48は、支持基板4よりも緻密である。例えば、緻密層48の気孔率は、0~7%程度である。
図6は、第2方向と直交する面で電解セル10を切断した切断面を示している。なお、図6は、第1流路43に沿って電解セル10を切断した切断面である。
図6に示すように、支持基板4は、第1主面45、第2主面46、複数の凹部49、及び複数の桟部50を有している。各凹部49は、第1方向において、互いに間隔をあけて配置されている。凹部49は、第2方向に延びている。なお、凹部49は、平面視(z軸方向視)において、第2流路44と重複する部分には形成されていない。
桟部50は、一対の凹部49の間に配置される。すなわち、一対の凹部49の間の部分が桟部50となる。桟部50は、第2方向に延びている。第1方向において、凹部49と桟部50とが交互に配置される。
[連通部材]
図4に示すように、電解セル10は、第1流路43と第2流路44とを連通する連通流路30を有している。なお、連通流路30は、支持基板4に取り付けられた連通部材3に形成されている。連通部材3は、支持基板4と一体的に形成されていることが好ましい。
連通部材3は、例えば、多孔質である。また、連通部材3は、その外側面を構成する緻密層31を有している。緻密層31は、連通部材3の本体よりも緻密に形成されている。例えば、緻密層31の気孔率は、0~7%程度である。この緻密層31は、連通部材3と同じ材料、上述した電解質7に使用される材料、又は結晶化ガラス等によって形成することができる。
[素子部]
図5に示すように、複数の素子部5が、支持基板4上に配置されている。なお、本実施形態では、支持基板4の両面において、複数の素子部5が支持されている。なお、第1主面45に形成される素子部5の数と第2主面46に形成される素子部5の数とは、互いに同じであってもよいし異なっていてもよい。また、素子部5は、支持基板4の第1主面45及び第2主面46のどちらか一方のみに支持されていてもよい。
複数の素子部5は、第1方向に配列されている。すなわち、本実施形態に係る電解セル10は、いわゆる横縞型の電解セルである。なお、複数の素子部5は、インターコネクタ9(図6参照)によって、互いに電気的に直列に接続されている。
素子部5は、第2方向に延びている。素子部5は、平面視(z軸方向視)において、第1流路43と重複する一方で、第2流路44とは重複していない。すなわち、第1流路43は、平面視において素子部5と重複するように配置されており、第2流路44は、平面視において、素子部5と重複しないように配置されている。なお、平面視とは、電解セル10の厚さ方向に沿って見ることを言う。
支持基板4は、往路領域R1と復路領域R2とに分けることができる。往路領域R1は、第1方向視(x軸方向視)において、供給室21と重複する領域である。復路領域R2は、第1方向視(x軸方向視)において、回収室22と重複する領域である。
素子部5は、支持基板4の往路領域R1に配置されており、復路領域R2には配置されていない。また、第1流路43は、支持基板4の往路領域R1内に形成されており、第2流路44は、支持基板4の復路領域R2内に形成されている。
図6に示すように、素子部5は、水素極6(カソード)、電解質7、及び酸素極8(アノード)を有している。支持基板4側から、水素極6、電解質7、酸素極8の順で配置されている。素子部5は、反応防止膜11をさらに有している。
[水素極]
水素極6は、下記(1)式に示す共電解の化学反応に従って、CO2及びH2Oから、H2、CO、及びO2-を生成する。
・水素極6:CO2+H2O + 4e-→CO+H2+2O2-・・・(1)
水素極6は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。水素極6は、焼成体である。水素極6は、水素極集電部61と水素極活性部62とを有する。各水素極6は、支持基板4上に配置されている。各水素極6は、第1方向(x軸方向)において、互いに間隔をあけて配置されている。
[水素極集電部]
水素極集電部61は、凹部49内に配置されている。凹部49は、支持基板4に形成されている。詳細には、水素極集電部61は、凹部49を埋めており、凹部49と同様の形状を有する。
水素極集電部61の主面611は、支持基板4の第1主面45と実質的に同一面上にある。すなわち、支持基板4の第1主面45と、各水素極集電部61の主面611とによって、一つの面が構成されている。なお、水素極集電部61の主面611は、支持基板4の第1主面45と完全に同一面上になくてもよく、例えば、支持基板4の第1主面45との間に20μm以下程度の段差があってもよい。
水素極集電部61は、電子伝導性を有する。水素極集電部61は、水素極活性部62よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。水素極集電部61は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
水素極集電部61は、例えば、NiO及び8YSZの複合物、NiO及びY23の複合物、又は、NiO及びCSZの複合物などによって構成することができる。水素極集電部61の厚さ、及び凹部49の深さは、例えば、50~500μm程度である。
[水素極活性部]
水素極活性部62は、水素極集電部61の主面611上に配置されている。このため、水素極活性部62は、凹部49から突出している。すなわち、水素極活性部62は、水素極集電部61に埋設されていない。水素極活性部62の端縁は、主面611上において、水素極集電部61の端縁よりも内側に形成されている。詳細には、水素極活性部62は、水素極集電部61よりも平面視(z軸方向視)の面積が小さい。そして、水素極活性部62は、水素極集電部61の主面611内に収まっている。
水素極活性部62は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。水素極活性部62は、水素極集電部61より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。
水素極活性部62は、NiO及び8YSZの複合物、又は、NiO及びGDC=(Ce,Gd)O2(ガドリニウムドープセリア)の複合物などによって構成することができる。水素極活性部62は、水素極集電部61よりも薄い。水素極活性部62の厚さは、例えば、5~30μm程度である。
[電解質]
電解質7は、水素極6と酸素極8との間に配置される。電解質7は、酸素イオン伝導性を有する。電解質7は、水素極6において生成されたO2-を酸素極8に伝達させる。電解質7は、水素極6上を覆うように配置されている。詳細には、電解質7は、一のインターコネクタ9から他のインターコネクタ9まで第1方向に延びている。すなわち、第1方向において、電解質7とインターコネクタ9とが交互に配置されている。
電解質7は、支持基板4よりも緻密である。例えば、電解質7の気孔率は、0~7%程度である。電解質7は、イオン伝導性を有し且つ電子伝導性を有さない緻密な材料から構成される焼成体である。電解質7は、例えば、YSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)、又は、LSGM(ランタンガレート)などによって構成することができる。電解質7の厚さは、例えば、3~50μm程度である。
[反応防止膜]
反応防止膜11は、緻密な材料から構成される焼成体である。反応防止膜11は、平面視において、水素極活性部62と略同一の形状であり、水素極活性部62と重複するように配置されている。反応防止膜11は、電解質7を介して、水素極活性部62と対応する位置に配置されている。反応防止膜11は、電解質7内のYSZと酸素極活性部81内のSrとが反応して電解質7と酸素極活性部81との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜11は、例えば、GDC=(Ce,Gd)O2(ガドリニウムドープセリア)などによって構成することができる。反応防止膜11の厚さは、例えば、3~50μm程度である。
[酸素極]
酸素極8は、下記(2)式に示す化学反応に従って、電解質7を介して水素極6より伝達されるO2-からO2を生成する。
・酸素極8:2O2-→O2+4e-・・・(2)
酸素極8は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。酸素極8は、焼成体である。酸素極8は、水素極6と協働して電解質7を挟むように配置されている。酸素極8は、酸素極活性部81及び酸素極集電部82を有している。
[酸素極活性部]
酸素極活性部81は、反応防止膜11上に配置されている。酸素極活性部81は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。酸素極活性部81は、酸素極集電部82より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。
酸素極活性部81は、多孔質の材料から構成される。酸素極活性部81は焼成体である。酸素極活性部81は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O3(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)、LSF=(La,Sr)FeO3(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O3(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO3(ランタンストロンチウムコバルタイト)、又はSSC=(Sm,Sr)CoO3(サマリウムストロンチウムコバルタイト)、およびそれらとGDCなどの酸素イオン伝導材料との複合物によって構成することができる。また、酸素極活性部81は、LSCFから構成される第1層(内側層)とLSCから構成される第2層(外側層)との2層によって構成されてもよい。酸素極活性部81の厚さは、例えば、10~100μmである。
[酸素極集電部]
酸素極集電部82は、酸素極活性部81上に配置されている。酸素極集電部82は、酸素極活性部81から、隣の素子部5に向かって延びている。酸素極集電部82は、インターコネクタ9を介して隣の素子部5の水素極集電部61と電気的に接続されている。なお、水素極集電部61と酸素極集電部82とは、第1方向において、反応領域から互いに反対側に延びている。なお、反応領域とは、電解セル10の平面視(z軸方向視)において、水素極活性部62と電解質7と酸素極活性部81とが重複する領域である。
酸素極集電部82は、電子伝導性を有する多孔質材料から構成される。酸素極集電部82は、焼成体である。酸素極集電部82は、酸素極活性部81よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。酸素極集電部82は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
酸素極集電部82は、例えば、LSCF、LSC、Ag(銀)、又は、Ag-Pd(銀パラジウム合金)などによって構成することができる。なお、酸素極集電部82の厚さは、例えば、50~500μm程度である。
[インターコネクタ]
インターコネクタ9は、第1方向において隣り合う素子部5同士を電気的に接続するように構成されている。インターコネクタ9は、隣り合う素子部5の一方の素子部5の水素極6と、他方の素子部5の酸素極8とを電気的に接続している。詳細には、インターコネクタ9は、隣り合う素子部5の一方の素子部5の水素極集電部61と、他方の素子部5の酸素極集電部82とを電気的に接続している。
このように、各素子部5は、インターコネクタ9によって、第1及び第2主面45、46のそれぞれにおいて電解セル10の基端部101から先端部102まで直列に接続されている。
インターコネクタ9は、水素極集電部61の主面611上に配置されている。インターコネクタ9は、第1方向において、水素極活性部62と間隔をあけて配置されている。
インターコネクタ9は、電子伝導性を有する緻密な材料から構成される。インターコネクタ9は、焼成体である。インターコネクタ9は、支持基板4よりも緻密である。例えば、インターコネクタ9の気孔率は、0~7%程度である。インターコネクタ9は、例えば、LaCrO3(ランタンクロマイト)、又は、(Sr,La)TiO3(ストロンチウムチタネート)などによって構成することができる。インターコネクタ9の厚さは、例えば、10~100μmである。
図7に示すように、各電解セル10において最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第1主面45に配置される素子部5と、第2主面46に配置される素子部5とを電気的に接続している。
第2主面46において最も基端側に配置された素子部5の酸素極集電部82は、第2主面46から支持基板4の側面を介して第1主面45まで延びている。すなわち、この最も基端側に配置された素子部5の酸素極集電部82は、環状に延びている。そして、第1主面45において最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第2主面46から第1主面45まで延びる酸素極集電部82と、第1主面45において最も基端側に配置された素子部5の水素極集電部61と、を電気的に接続している。
このように、第1主面45において直列接続された複数の素子部5と、第2主面46において直列接続された複数の素子部5とは、インターコネクタ9によって、電解セル10の基端部101において直列接続されている。
[集電部材]
図8に示すように、セルスタック装置100は、集電部材12をさらに有している。集電部材12は、隣り合う電解セル10の間に配置されている。そして、集電部材12は、隣り合う電解セル10を互いに電気的に接続している。集電部材12は、隣り合う電解セル10の先端部102同士を接合している。例えば、集電部材12は、支持基板4の両主面に配置された複数の素子部5のうち、最も先端側に配置された素子部5よりも先端側に配置されている。集電部材12は、隣り合う電解セル10の最も先端側に配置された素子部5同士を電気的に接続している。
集電部材12は、導電性接合材103を介して、素子部5から延びる酸素極集電部82に接合される。導電性接合材103としては、周知の導電性セラミックス等を用いることができる。例えば、導電性接合材103は、(Mn,Co)34、(La,Sr)MnO3、及び(La,Sr)(Co,Fe)O3などから選ばれる少なくとも1種によって構成することができる。
[支持基板4の詳細]
図9に示すように、支持基板4は、第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3を有する。なお、図9において、第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3を示す線と重複する支持基板4等の輪郭線は省略している。
第1領域A1は、複数の素子部5が配置される領域である。より詳細には、第1領域A1は、支持基板4のうち、最も基端側に配置された水素極6の基端側の端縁から最も先端側に配置された水素極6の先端側の端縁までの部分である。素子部5の位置が、第1主面45側と、第2主面46側と、で流通方向に互いにずれて配置されている場合、第1領域A1は、支持基板4のうち、第1主面45及び第2主面46に配置されている水素極6のうち、最も基端側に配置された水素極6の基端側の端縁から最も先端側に配置された水素極6の先端側の端縁までの部分である。第1流路43は、第1領域A1に配置される。ただし、第1領域A1は、第2領域A2の往路領域R1の部分にも配置されている。
第2領域A2は、第1領域A1に対して流路40の下流側に配置される領域である。詳細には、第2領域A2は、最も先端側に配置された水素極6に対して下流側に配置される。ここで、本実施形態において、ガスは、第1流路43中を基端部41側から先端部42側に流れ、連通流路30を介して、第2流路44中を先端部42側から基端部41側に流れる。つまり、第2領域A2は、往路領域R1において最も先端側に配置されている水素極6の先端側の端縁から支持基板4の先端側の端縁までの部分と、復路領域R2と、を含む。第2流路44は、第2領域A2に配置される。ただし、第2流路44は、第2領域A2の往路領域R1の部分には配置されない。
第3領域A3は、第1領域A1に対して流路40の上流側に配置される領域である。詳細には、第3領域A3は、最も基端側に配置された水素極6に対して上流側に配置される。より詳細には、第3領域A3は、最も基端側に配置されている水素極6の基端側の端縁から支持基板4の基端側の端縁までの部分を含む。
第2領域A2に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域A1に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。遷移金属元素は、炭素を析出させる反応の触媒として機能する。一般的に、素子部5に対して下流では、雰囲気中のCO量が多いことに起因して炭素(C)の析出が相対的に発生しやすい。本実施形態によれば、カーボン活量の高いガス組成となっている第2領域A2において、炭素を析出させる反応が進みにくい。その結果、炭素の析出を抑制することができる。
第2領域A2は、遷移金属元素を含有しないのが好ましい。
第3領域A3に含有される遷移金属元素の含有率は、第1領域A1に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない。第3領域A3は、遷移金属元素を含有しないのが好ましい。なお、この場合、不純物として遷移金属元素を含有していてもよい。
遷移金属元素とは、周期表の3族~11族の遷移金属である。遷移金属元素はたとえば、Fe、Ni、Tiなどである。
[遷移金属元素の含有率の測定方法]
遷移金属元素の含有率の測定方法について説明する。
第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3の遷移金属元素の含有率の測定は、支持基板4の第1主面45側で行う。
第1領域A1のサンプルは、第1領域A1を流通方向に5等分した部分それぞれから、第1流路43に沿って、表面に対して垂直な断面を含むように採取する。第2領域A2のサンプルの採取場所は、復路領域R2を流通方向に5等分した部分それぞれから、第2流路44に沿って、表面に対して垂直な断面を含むように採取する。第3領域A3のサンプルの採取場所は、第3領域A3を流通方向に5等分した部分それぞれから、第1流路43に沿って、表面に対して垂直な断面を含むように採取する。したがって、サンプルは、第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3それぞれの領域から5個ずつ採取することになる。表面に対して垂直な断面を観察面とする。
以下の測定方法は、第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3それぞれに共通して適用可能である。したがって、第1領域A1での測定方法を例として以下に記載する。
第1領域A1の断面を精密機械研磨した後に、株式会社日立ハイテクノロジーズのIM4000によってイオンミリング加工処理を施す。
日本電子株式会社製の電界放射型分析電子顕微鏡付属の電界放出型電子線マイクロアナライザ(FE-EPMA)を用いて、元素分析法により遷移元素の含有率を測定する。上記測定を、第1領域A1の同一観察面において支持基板4の板面に垂直な厚み方向において均等に離れた5箇所で行う。観察面5箇所及びサンプル採取場所5箇所で算出された遷移金属元素の面積占有率の算術平均値を、第1領域A1における遷移金属元素の含有率(%)とする。
[使用方法]
上述したように構成されたセルスタック装置100では、電極間に電力を供給しながら、マニホールド2の供給室21にH2O及びCO2を供給する。そして、第1流路43内を流れるH2O及びCO2が素子部5において共電解されて、H2、及びCOが生成される。このように生成されたH2、及びCOは、第2流路44内を流れて、回収室22で回収される。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
(a)上記実施形態では、セルスタック装置100は、第1流路43及び第2流路44、並びに、電解セル10によって生成されたガスをマニホールド2に回収する回収室22を備えるように構成されることとしたが、これに限られない。例えば、図10に示すように、セルスタック装置100は、第2流路44及び回収室22を備えないように構成してもよい。この場合、電解セル10は、電解セル10の連通部材3を省略して、電解セル10の先端部102に開口する第1流路43からガスを回収してもよい。
この場合、第1領域A1は、上記実施形態と同様に支持基板4のうち、第1主面45及び第2主面46のいずれかに配置されている水素極6のうち、最も基端側に配置された水素極6の基端側の端縁から最も先端側に配置された水素極6の先端側の端縁までの領域である。第2領域A2は、流路40において最も先端側に配置されている水素極6の先端側の端縁から支持基板4の先端側の端縁までの領域である。第3領域A3は、上記実施形態と同様に最も基端側に配置されている水素極6の基端側の端縁から支持基板4の基端側の端縁までの領域である。
また、この場合、第1領域A1のサンプルは、第1領域A1を流通方向に5等分した部分それぞれから、流路40に沿って、表面に対して垂直な断面を含むように採取する。第2領域A2のサンプルの採取場所は、第2領域A2を流通方向に3等分した部分のうち、基端部41側の2つの部分それぞれから、流路40に沿って、表面に対して垂直な断面を含むように採取する。
(b)上記実施形態では、電解セル10は、複数の素子部5を有していたが、電解セル10の構成はこれに限定されない。例えば、図11に示すように、電解セル10は、1つの素子部5のみを有する構成であってもよい。なお、図11において、第1領域A1、第2領域A2、及び、第3領域A3を示す線と重複する支持基板4等の輪郭線は省略している。この場合、素子部5は、支持基板4の第1主面45から側面を介して第2主面46まで延びている構成とすることができる。
この場合、第1領域A1は、支持基板4のうち、第1主面45及び第2主面46に配置されている水素極6の基端側の端縁から水素極6の先端側の端縁までの領域である。第2領域A2は、水素極6に対して下流側に配置される。つまり、第2領域A2は、往路領域R1において水素極6の先端側の端縁から支持基板4の先端側の端縁までの部分と、復路領域R2と、を含む。第3領域A3は、素子部5の水素極6の基端側の端縁から支持基板4の基端側の端縁までの領域である。
(c)セルスタック装置100はさらに、温度制御部20を備えてもよい。図12に示すように、温度制御部20は、最も先端側に配置された素子部5の温度を制御するように構成されている。温度制御部20は、電解セル10の先端部102の近傍に配置されている。詳細には、温度制御部20は、第2方向において最も先端側に配置された素子部5と対向するように配置されている。なお、温度制御部20は、第2方向において、支持基板4の基端部41とは対向していない。
温度制御部20は、例えば、ヒータなどによって構成される。温度制御部20を作動させることによって、最も先端側に配置された素子部5を加熱し、最も先端側に配置された素子部5の温度を制御する。詳細には、温度制御部20は、支持基板4の基端部41における温度よりも高くなるように、最も先端側に配置された素子部5の温度を制御する。
例えば、温度制御部20は、最も先端側に配置された素子部5の温度が750~900℃となるように、最も先端側に配置された素子部5を加熱する。
(d)上記実施形態では、連通流路30は連通部材3に形成されていたが、連通流路30の構成はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、連通流路30は、支持基板4内に形成されていてもよい。この場合、セルスタック装置100は、連通部材3を備えていなくてもよい。この支持基板4内に形成された連通流路30によって、第1流路43と第2流路44とが連通されている。
(e)上記実施形態では、第1流路43の先端部432と第2流路44の先端部442とが連通流路30を介して間接的に連通していたが、第1及び第2流路43,44の構成はこれに限定されない。例えば、第1流路43の先端部432と第2流路44の先端部442とが直接連通していてもよい。
2 :マニホールド
21 :供給室
22 :回収室
4 :支持基板
5 :素子部
10 :電解セル
30 :連通流路
43 :第1流路
44 :第2流路
100 :セルスタック装置
A1 :第1領域
A2 :第2領域
A3 :第3領域

Claims (5)

  1. 素子部と、
    流路、前記素子部が配置される第1領域、及び、前記第1領域に対して前記流路の下流側に配置される第2領域、を有する支持基板と、
    を備え、
    前記第2領域に含有される遷移金属元素の含有率は、前記第1領域に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない、
    電解セル。
  2. 前記第2領域は、遷移金属元素を含有しない、
    請求項1に記載の電解セル。
  3. 前記支持基板は、前記第1領域に対して前記流路の上流側に配置される第3領域を有し、
    前記第3領域に含有される遷移金属元素の含有率は、前記第1領域に含有される遷移金属元素の含有率よりも少ない、
    請求項1又は請求項2に記載の電解セル。
  4. 前記第3領域は、遷移金属元素を含有しない、
    請求項3に記載の電解セル。
  5. 前記流路は、前記支持基板の基端部から先端部に向かって延びる第1流路、及び、前記第1流路と同じ方向に延びかつその先端部において前記第1流路と連通する第2流路、を有し、
    前記第1流路は、前記第1領域に配置され、
    前記第2流路は、前記第2領域に配置される、
    請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の電解セル。
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