JP2020119660A - 燃料電池セル、及びセルスタック装置。 - Google Patents

燃料電池セル、及びセルスタック装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】中央に配置される発電素子部と、両端に配置される発電素子部との温度差を低減する。【解決手段】燃料電池セル10は、板状の支持基板4と、複数の発電素子部とを備える。複数の発電素子部は、支持基板4上において支持基板4の長手方向に配列される。複数の発電素子部のそれぞれは、支持基板4の幅方向に延びる電極8を有する。支持基板4の長手方向に配列される複数の発電素子部のうち、中央に配置される発電素子部の電極8aの長さdは、両端に配置される発電素子部の電極8bの長さdよりも長い。【選択図】図9

Description

本発明は、燃料電池セル、及びセルスタック装置に関するものである。
燃料電池セルは、支持基板と、支持基板上に支持される複数の発電素子部とを有している。各発電素子部は、支持基板の長手方向に配列されている。
特開2016−58359号公報
上述したような構成の燃料電池セルにおいて、複数の発電素子部のうち、配列方向の中央に配置される発電素子部が最も高温になり、配列方向の両端に配置される発電素子部との温度差が生じるという問題があった。
本発明の課題は、中央に配置される発電素子部と両端に配置される発電素子部との温度差を低減することにある。
本発明の第1側面に係る燃料電池セルは、板状の支持基板と、複数の発電素子部とを備える。複数の発電素子部は、支持基板上において支持基板の長手方向に配列される。複数の発電素子部のそれぞれは、支持基板の幅方向に延びる電極を有する。支持基板の長手方向に配列される複数の発電素子部のうち、中央に配置される発電素子部の電極の長さは、両端に配置される発電素子部の電極の長さよりも長い。
この構成によれば、中央に配置される発電素子部の電極の長さが両端に配置される発電素子部の電極の長さよりも長いので、この長さの分だけ、中央に配置される発電素子部は両端部に配置される発電素子部よりも放熱量が多くなり、温度が低下する。この結果、中央に配置される発電素子部と両端に配置される発電素子部との温度差を低減することができる。
好ましくは、支持基板の長手方向に配列される複数の発電素子部のうち、中央に配置される発電素子部の電極の長さが最も長い。
好ましくは、支持基板の長手方向に配列される複数の発電素子部のうち、両端に配置される一対の発電素子部のうち少なくとも一方の発電素子部の電極の長さが最も短い。
好ましくは、支持基板の長手方向に配列される複数の発電素子部の電極の長さは、中央に近い電極ほど長い。
好ましくは、複数の発電素子部のそれぞれは、支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有する。そして、外側電極が上述した電極である。
好ましくは、複数の発電素子部のそれぞれは、支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有する。そして、内側電極が上述した電極である。
好ましくは、複数の発電素子部のそれぞれは、支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有する。そして、内側電極及び外側電極の両方が上述した電極である。
好ましくは、支持基板は、長手方向における中央部の幅が長手方向における両端部の幅よりも大きい。
本発明の第2側面に係るセルスタック装置は、上記いずれかの複数の燃料電池セルと、複数の燃料電池セルのそれぞれにガスを分配するマニホールドと、を備える。
好ましくは、マニホールドは、ガス供給室と、ガス回収室と、を有する。複数の燃料電池セルのそれぞれは、少なくとも1つの第1ガス流路と、少なくとも1つの第2ガス流路と、を有する。第1ガス流路は、ガス供給室と連通し、燃料電池セルの基端部から先端部に延びる。第2ガス流路は、ガス回収室と連通し、燃料電池セルの基端部から先端部に延びる。第2ガス流路は、燃料電池セルの先端部において第1ガス流路と連通する。
好ましくは、燃料電池セルは、マニホールドに支持される基端部と、基端部と反対側の先端部とを有する。両端に配置される発電素子部のうち、基端部側に配置される発電素子部の電極の長さは、先端部側に配置される発電素子部の電極の長さよりも長い。
好ましくは、燃料電池セルは、マニホールドに支持される基端部と、基端部と反対側の先端部とを有する。両端に配置される発電素子部のうち、先端部側に配置される発電素子部の電極の長さは、基端部側に配置される発電素子部の電極の長さよりも長い。
本発明によれば、中央に配置される発電素子部と、両端に配置される発電素子部との温度差を低減することができる。
セルスタック装置の斜視図。 マニホールドの断面図。 マニホールドの上面図。 セルスタック装置の断面図。 燃料電池セルの斜視図。 燃料電池セルの断面図。 基端部における燃料電池セルの断面図。 先端部における燃料電池セルの断面図。 燃料電池セルの正面図。 変形例に係る燃料電池セルにおいて支持基板上の燃料極を示す正面図。 変形例に係る燃料電池セルの正面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。
以下、本発明に係る燃料電池セル及びセルスタック装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、燃料電池セルの一例として固体酸化物形燃料電池セル(SOFC)を用いて説明する。図1はセルスタック装置を示す斜視図、図2はマニホールドの断面図である。なお、図1及び図2において、いくつかの燃料電池セルの記載を省略している。
[セルスタック装置]
図1に示すように、セルスタック装置100は、マニホールド2と、複数の燃料電池セル10と、を備えている。
[マニホールド]
図2に示すように、マニホールド2は、複数の燃料電池セル10のそれぞれにガスを分配するように構成されている。また、マニホールド2は、燃料電池セル10から排出されたガスを回収するように構成されている。マニホールド2は、ガス供給室21とガス回収室22とを有している。ガス供給室21には、改質器などを介して燃料ガス供給源から燃料ガスが供給される。ガス回収室22は、各燃料電池セル10にて使用された燃料ガスのオフガスを回収する。
マニホールド2は、マニホールド本体部23と、仕切板24とを有している。マニホールド本体部23は、内部に空間を有している。マニホールド本体部23は、直方体状である。
図3に示すように、マニホールド本体部23の天板部231には、複数の貫通孔232が形成されている。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の長手方向(z軸方向)に間隔をあけて並んでいる。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の幅方向(y軸方向)に延びている。各貫通孔232は、ガス供給室21及びガス回収室22と連通している。なお、各貫通孔232は、ガス供給室21と連通する部分とガス回収室22と連通する部分とに分かれていてもよい。
仕切板24は、マニホールド本体部23の空間をガス供給室21とガス回収室22とに仕切っている。詳細には、仕切板24は、マニホールド本体部23の略中央部において、マニホールド本体部23の長手方向に延びている。仕切板24は、マニホールド本体部23の空間を完全に仕切っている必要は無く、仕切板24とマニホールド本体部23との間に隙間が形成されていてもよい。
図2に示すように、ガス供給室21の底面には、ガス供給口211が形成されている。また、ガス回収室22の底面には、ガス排出口221が形成されている。ガス供給口211は、例えば、燃料電池セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第1端部201側に配置されている。一方、ガス排出口221は、例えば、燃料電池セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第2端部202側に配置されている。
[燃料電池セル]
図4は、セルスタック装置の断面図を示している。図4に示すように、燃料電池セル10は、マニホールド2から上方に延びている。燃料電池セル10は、基端部101及び先端部102を有している。燃料電池セル10は、基端部101がマニホールド2に取り付けられている。すなわち、マニホールド2は、各燃料電池セル10の基端部101を支持している。本実施形態では、燃料電池セル10の基端部101は下端部を意味し、燃料電池セル10の先端部102は上端部を意味する。
図1に示すように、各燃料電池セル10は、主面同士が対向するように並べられている。また、各燃料電池セル10は、マニホールド2の長手方向(z軸方向)に沿って間隔をあけて並べられている。すなわち、燃料電池セル10の配列方向は、マニホールド2の長手方向に沿っている。
図4及び図5に示すように、燃料電池セル10は、支持基板4と、複数の発電素子部5と、を有している。また、燃料電池セル10は、連通部材3をさらに有している。
[支持基板]
支持基板4は、マニホールド2から上方に延びている。支持基板4は、板状である。詳細には、支持基板4は、正面視(z軸方向視)が長方形状である。支持基板4は、長手方向(x軸方向)と幅方向(y軸方向)とを有している。なお、支持基板4は、長手方向の寸法が幅方向の寸法よりも長い。本実施形態では、図4の上下方向(x軸方向)が支持基板4の長手方向であり、図4の左右方向が(y軸方向)が支持基板4の幅方向である。
支持基板4は、基端部41と先端部42とを有している。基端部41及び先端部42は、支持基板4の長手方向(x軸方向)における両端部である。本実施形態では、支持基板4の基端部41は下端部を意味し、支持基板4の先端部42は上端部を意味する。
支持基板4の基端部41は、マニホールド2に取り付けられる。例えば、支持基板4の基端部41は、接合材などによってマニホールド2の天板部231に取り付けられる。詳細には、支持基板4の基端部41は、天板部231に形成された貫通孔234に挿入されている。なお、支持基板4の基端部41は、貫通孔234に挿入されていなくてもよい。すなわち、支持基板4の第1端面411によって貫通孔234を覆うように、支持基板4が天板部231上に載置されていてもよい。
支持基板4は、複数の第1ガス流路43と、複数の第2ガス流路44とを有している。第1及び第2ガス流路43、44は、支持基板4内を支持基板4の長手方向に延びている。第1及び第2ガス流路43、44は、支持基板4を貫通している。各第1ガス流路43は、支持基板4の幅方向において互いに間隔をあけて配置されている。また、各第2ガス流路44も、支持基板4の幅方向において互いに間隔をあけて配置されている。なお、第1ガス流路43と第2ガス流路44との間隔は、第1ガス流路43同士の間隔よりも大きく、第2ガス流路44同士の間隔よりも大きいことが好ましい。
第1及び第2ガス流路43、44は、燃料電池セル10の基端部101から先端部102に向かって延びている。第1ガス流路43はガス供給室21と連通しており、第2ガス流路44はガス回収室22と連通している。
第1ガス流路43と第2ガス流路44とは、燃料電池セル10の先端部102側において互いに連通している。詳細には、第1ガス流路43と、第2ガス流路44とが、後述する連通部材3の連通流路30を介して連通している。
第1及び第2ガス流路43、44は、第1ガス流路43内におけるガスの圧力損失が第2ガス流路44内におけるガスの圧力損失よりも小さくなるように構成されている。なお、本実施形態のように第1ガス流路43及び第2ガス流路44のそれぞれが複数本ある場合、各第1ガス流路43内におけるガスの圧力損失の合計が、各第2ガス流路44内におけるガスの圧力損失の合計よりも小さくなるように、第1ガス流路43及び第2ガス流路44が構成される。
例えば、各第1ガス流路43の流路断面積は、各第2ガス流路44の流路断面積よりも大きくすることができる。なお、第1ガス流路43の数と第2ガス流路44との数とが異なる場合は、各第1ガス流路43の流路断面積の合計値が、各第2ガス流路44の流路断面積の合計値よりも大きくすることができる。
図5に示すように、支持基板4は、第1主面45と、第2主面46とを有している。第1主面45と第2主面46とは、互いに反対を向いている。第1主面45及び第2主面46は、各発電素子部5を支持している。第1主面45及び第2主面46は、支持基板4の厚さ方向(z軸方向)を向いている。また、支持基板4の各側面47は、支持基板4の幅方向(y軸方向)を向いている。各側面47は、湾曲していてもよい。図1に示すように、各支持基板4は、第1主面45と第2主面46とが対向するように配置されている。
支持基板4は、電子伝導性を有さない多孔質の材料によって構成される。支持基板4は、例えば、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)から構成される。または、支持基板4は、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)とから構成されてもよいし、NiO(酸化ニッケル)とY(イットリア)とから構成されてもよいし、MgO(酸化マグネシウム)とMgAl(マグネシアアルミナスピネル)とから構成されてもよい。支持基板4の気孔率は、例えば、20〜60%程度である。この気孔率は、例えば、アルキメデス法、又は微構造観察により測定される。
支持基板4は、緻密層48によって覆われている。緻密層48は、第1ガス流路43及び第2ガス流路44から支持基板4内に拡散されたガスが外部に排出されることを抑制するように構成されている。本実施形態では、緻密層48は、支持基板4の第1主面45、第2主面46、及び各側面47を覆っている。なお、本実施形態では、緻密層48は、後述する電解質7と、インターコネクタ9とによって構成されている。緻密層48は、支持基板4よりも緻密である。例えば、緻密層48の気孔率は、0〜7%程度である。
図6に示すように、支持基板4は、複数の凹部49と、複数の桟部50とを有している。複数の凹部49は、支持基板4の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。複数の凹部49のそれぞれは、支持基板4の幅方向に延びている。なお、複数の凹部49のそれぞれは、支持基板4の幅方向(y軸方向)の両端部には形成されていない。
桟部50は、一対の凹部49の間に配置される。すなわち、一対の凹部49の間の部分が桟部50となる。桟部50は、支持基板4の幅方向に延びている。支持基板4の長手方向において、凹部49と桟部50とが交互に配置される。
[発電素子部]
図5に示すように、複数の発電素子部5が、支持基板4上に配置されている。なお、本実施形態では、複数の発電素子部5は、支持基板4の第1主面45及び第2主面46に支持されている。なお、第1主面45に形成される発電素子部5の数と第2主面46に形成される発電素子部5の数とは、互いに同じであってもよいし異なっていてもよい。また、発電素子部5は、支持基板4の第1主面45及び第2主面46のどちらか一方のみに支持されていてもよい。
複数の発電素子部5は、支持基板4の長手方向に配列されている。すなわち、本実施形態に係る燃料電池セルは、いわゆる横縞型の燃料電池セルである。なお、複数の発電素子部5は、インターコネクタ9によって、互いに直列に接続されている。
発電素子部5は、支持基板4の幅方向(y軸方向)に延びている。発電素子部5は、支持基板4の幅方向において第1部分51と第2部分52とに区画される。なお、第1部分51と第2部分52との厳密な境界はない。例えば、燃料電池セル10をマニホールド2に取り付けた状態において、支持基板4の長手方向視(x軸方向視)において、ガス供給室21とガス回収室22との境界と重複する部分を、第1部分51と第2部分52との境界部とすることができる。
支持基板4の厚さ方向視(z軸方向視)において、第1ガス流路43は、発電素子部5の第1部分51と重複している。また、支持基板4の厚さ方向視(z軸方向視)において、第2ガス流路44は、発電素子部5の第2部分52と重複している。なお、複数の第1ガス流路43のうち、一部の第1ガス流路43が第1部分51と重複していなくてもよい。同様に、複数の第2ガス流路44のうち、一部の第2ガス流路44が第2部分52と重複していなくてもよい。
図6は、第1ガス流路43に沿って切断した燃料電池セル10の断面図である。なお、第2ガス流路44に沿って切断した燃料電池セル10の断面図は、第2ガス流路44の流路断面積が異なる以外は、図6と同じである。
発電素子部5は、燃料極6(内側電極の一例)、電解質7、及び空気極8(外側電極の一例)を有している。支持基板4側から、燃料極6、電解質7、空気極8の順で配置されている。発電素子部5は、反応防止膜11をさらに有している。
[燃料極]
燃料極6は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。燃料極6は、焼成体である。燃料極6は、燃料極集電部61と燃料極活性部62とを有する。各燃料極6は、支持基板4上に配置されている。各燃料極6は、支持基板4の長手方向(x軸方向)において、互いに間隔をあけて配置されている。
[燃料極集電部]
燃料極集電部61は、凹部49内に配置されている。凹部49は、支持基板4に形成されている。詳細には、燃料極集電部61は、凹部49内に充填されており、凹部49と同様の外形を有する。各燃料極集電部61は、第3主面611を有している。
燃料極集電部61の第3主面611は、支持基板4の第1主面45と実質的に同一面上にある。すなわち、支持基板4の第1主面45と、各燃料極集電部61の第3主面611とによって、一つの面が構成されている。なお、第3主面611は、第1主面45と完全に同一面上になくてもよい。例えば、第1主面45と第3主面611との間に、20μm以下程度の段差があってもよい。第3主面611は平坦面を構成している。
燃料極集電部61は、電子伝導性を有する。燃料極集電部61は、燃料極活性部62よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。燃料極集電部61は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
燃料極集電部61は、例えば、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)とから構成され得る。或いは、燃料極集電部61は、NiO(酸化ニッケル)とY(イットリア)とから構成されてもよいし、NiO(酸化ニッケル)とCSZ(カルシア安定化ジルコニア)とから構成されてもよい。燃料極集電部61の厚さ、及び凹部49の深さは、50〜500μm程度である。
[燃料極活性部]
燃料極活性部62は、燃料極集電部61の第3主面611上に配置されている。このため、燃料極活性部62は、凹部49から突出している。すなわち、燃料極活性部62は、燃料極集電部61に埋設されていない。燃料極活性部62の端縁は、第3主面611上において、燃料極集電部61の端縁よりも内側に形成されている。詳細には、燃料極活性部62は、燃料極集電部61よりも平面視(z軸方向視)の面積が小さい。そして、燃料極活性部62は、第3主面611内に収まっている。
燃料極活性部62は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。燃料極活性部62は、燃料極集電部61よりも酸素イオン伝導性を有する物質の含有率が大きい。詳細には、燃料極活性部62における、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合は、燃料極集電部61における、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合よりも大きい。
燃料極活性部62は、例えば、NiO(酸化ニッケル)とYSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)とから構成され得る。或いは、燃料極活性部62は、NiO(酸化ニッケル)とGDC(ガドリニウムドープセリア)とから構成されてもよい。燃料極活性部62の厚さは、5〜30μmである。
[電解質]
電解質7は、燃料極6上を覆うように配置されている。詳細には、電解質7は、一のインターコネクタ9から他のインターコネクタ9まで支持基板4の長手方向に延びている。すなわち、支持基板4の長手方向において、電解質7とインターコネクタ9とが交互に配置されている。また、電解質7は、支持基板4の第1主面45、第2主面46、及び各側面47を覆っている。
電解質7は、支持基板4よりも緻密である。例えば、電解質7の気孔率は、0〜7%程度である。電解質7は、イオン伝導性を有し且つ電子伝導性を有さない緻密な材料から構成される焼成体である。電解質7は、例えば、YSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)から構成され得る。或いは、LSGM(ランタンガレート)から構成されてもよい。電解質7の厚さは、例えば、3〜50μm程度である。
[反応防止膜]
反応防止膜11は、緻密な材料から構成される焼成体である。反応防止膜11は、厚さ方向視において、燃料極活性部62と略同一の形状である。反応防止膜11は、電解質7を介して、燃料極活性部62と対応する位置に配置されている。反応防止膜11は、電解質7内のYSZと空気極活性部81内のSrとが反応して電解質7と空気極活性部81との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜11は、例えば、GDC=(Ce,Gd)O(ガドリニウムドープセリア)から構成され得る。反応防止膜11の厚さは、例えば、3〜50μm程度である。
[空気極]
空気極8は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。空気極8は、焼成体である。空気極8は、燃料極6と協働して電解質7を挟むように配置されている。空気極8は、空気極活性部81及び空気極集電部82を有している。
[空気極活性部]
空気極活性部81は、反応防止膜11上に配置されている。空気極活性部81は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。空気極活性部81は、空気極集電部82よりも酸素イオン伝導性を有する物質の含有率が大きい。詳細には、空気極活性部81における、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合は、空気極集電部82における、気孔部分を除いた全体積に対する酸素イオン伝導性を有する物質の体積割合よりも大きい。
空気極活性部81は、多孔質の材料から構成される。空気極活性部81は焼成体である。空気極活性部81は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)から構成され得る。或いは、LSF=(La,Sr)FeO(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)等から構成されてもよい。また、空気極活性部81は、LSCFから構成される第1層(内側層)とLSCから構成される第2層(外側層)との2層によって構成されてもよい。空気極活性部81の厚さは、例えば、10〜100μmである。
[空気極集電部]
空気極集電部82は、空気極活性部81上に配置されている。空気極集電部82は、空気極活性部81から、隣の発電素子部5に向かって延びている。空気極集電部82は、インターコネクタ9を介して隣の発電素子部5の燃料極集電部61と電気的に接続されている。なお、燃料極集電部61と空気極集電部82とは、支持基板4の長手方向(x軸方向)において、発電領域から互いに反対側に延びている。なお、発電領域とは、燃料電池セル10の厚さ方向視(z軸方向視)において、燃料極活性部62と電解質7と空気極活性部81とが重複する領域である。
空気極集電部82は、電子伝導性を有する多孔質材料から構成される。空気極集電部82は、焼成体である。空気極集電部82は、空気極活性部81よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。空気極集電部82は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
空気極集電部82は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)から構成され得る。或いは、空気極集電部82は、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)から構成されてもよい。或いは、空気極集電部82は、Ag(銀)、Ag−Pd(銀パラジウム合金)から構成されてもよい。なお、空気極集電部82の厚さは、例えば、50〜500μm程度である。
[インターコネクタ]
インターコネクタ9は、支持基板4の長手方向において隣り合う発電素子部5同士を電気的に接続するように構成されている。インターコネクタ9は、隣り合う発電素子部5の一方の発電素子部5の燃料極6と、他方の発電素子部5の空気極8とを電気的に接続している。詳細には、インターコネクタ9は、一方の発電素子部5の燃料極集電部61と、他方の発電素子部5の空気極集電部82とを電気的に接続している。
このように、各発電素子部5は、インターコネクタ9によって、第1及び第2主面45、46のそれぞれにおいて燃料電池セル10の先端部102から基端部101まで直列に接続されている。
インターコネクタ9は、燃料極集電部61の第3主面611上に配置されている。インターコネクタ9は、支持基板4の長手方向において、燃料極活性部62と間隔をあけて配置されている。
インターコネクタ9は、電子伝導性を有する緻密な材料から構成される。インターコネクタ9は、焼成体である。インターコネクタ9は、支持基板4よりも緻密である。例えば、インターコネクタ9の気孔率は、0〜7%程度である。インターコネクタ9は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)から構成され得る。或いは、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)から構成されてもよい。インターコネクタ9の厚さは、例えば、10〜100μmである。
図7に示すように、各燃料電池セル10において最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第1主面45に配置される発電素子部5と、第2主面46に配置される発電素子部5とを電気的に接続している。
第2主面46において最も基端側に配置された発電素子部5の空気極集電部82は、第2主面46から側面47を介して第1主面45まで延びている。すなわち、この最も基端側に配置された発電素子部5の空気極集電部82は、環状に延びている。そして、第1主面45において最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第2主面46から第1主面45まで延びる空気極集電部82と、第1主面45において最も基端側に配置された発電素子部5の燃料極集電部61と、を電気的に接続している。
このように、第1主面45において直列接続された複数の発電素子部5と、第2主面46において直列接続された複数の発電素子部5とは、インターコネクタ9によって、燃料電池セル10の基端部101において直列接続されている。
[連通部材]
図4に示すように、連通部材3は、支持基板4の先端部42に取り付けられている。そして、連通部材3は、第1ガス流路43と第2ガス流路44とを連通させる連通流路30を有している。詳細には、連通流路30は、各第1ガス流路43と各第2ガス流路44とを連通する。連通流路30は、各第1ガス流路43から各第2ガス流路44まで延びる空間によって構成されている。連通部材3は、支持基板4に接合されていることが好ましい。また、連通部材3は、支持基板4と一体的に形成されていることが好ましい。連通流路30の数は、第1ガス流路43の数よりも少ない。本実施形態では、一本の連通流路30のみによって、複数の第1ガス流路43と複数の第2ガス流路44とが連通されている。
連通部材3は、例えば、多孔質である。また、連通部材3は、その外側面を構成する緻密層31を有している。緻密層31は、連通部材3の本体よりも緻密に形成されている。例えば、緻密層31の気孔率は、0〜7%程度である。この緻密層31は、連通部材3と同じ材料や、上述した電解質7に使用される材料、結晶化ガラス等によって形成することができる。
[集電部材]
図8に示すように、セルスタック装置100は、集電部材12をさらに有している。集電部材12は、隣り合う燃料電池セル10の間に配置されている。そして、集電部材12は、隣り合う燃料電池セル10を互いに電気的に接続している。集電部材12は、隣り合う燃料電池セル10の先端部102同士を接合している。例えば、集電部材12は、支持基板4の両主面に配置された複数の発電素子部5のうち、最も先端側に配置された発電素子部5よりも先端側に配置されている。集電部材12は、隣り合う燃料電池セル10の最も先端側に配置された発電素子部5同士を電気的に接続している。
集電部材12は、導電性接合材103を介して、発電素子部5から延びる空気極集電部82に接合される。導電性接合材103としては、周知の導電性セラミックス等を用いることができる。例えば、導電性接合材103は、(Mn,Co)、(La,Sr)MnO、及び(La,Sr)(Co,Fe)Oなどから選ばれる少なくとも1種によって構成することができる。
[電極の寸法]
図6に示すように、支持基板4の第1主面45上に配置された複数の発電素子部5は、支持基板4の長手方向に配列されている。同様に、支持基板4の第2主面46上に配置された複数の発電素子部5も、支持基板4の長手方向に配列されている。なお、第1主面45上に配置された複数の発電素子部5と、第2主面46上に配置された複数の発電素子部5とは、基本的に同じ構成であるので、以下では第1主面45上に配置された複数の発電素子部5に基づいて説明する。
支持基板4の長手方向に配列された複数の発電素子部5のうち、中央に配置される発電素子部5を中央発電素子部5と称する。なお、中央に配置される発電素子部5とは、複数の発電素子部5の配列の順番として中央に配置される発電素子部5である。第1主面45上に配置される発電素子部5の数が偶数の場合、中央に配置される発電素子部5の数は2つになる。
また、支持基板4の長手方向に配列された複数の発電素子部5のうち、両端部に配置される発電素子部5を端部発電素子部5と称する。すなわち、複数の発電素子部5のうち、最も基端側及び最も先端側に配置されたそれぞれの発電素子部5を端部発電素子部5と称する。
図9に示すように、複数の発電素子部5のそれぞれの空気極8は、支持基板4の幅方向に延びている。複数の空気極8は、支持基板4上において、支持基板4の長手方向において互いに間隔をあけて配置されている。端部発電素子部5の空気極8を端部空気極8bと称する。また、中央発電素子部5の空気極8を中央空気極8aと称する。なお、本実施形態では、空気極8の数は10個であるため、基端側から5番目の空気極8と、先端側から5番目の空気極8とが中央空気極8aとなる。
中央空気極8aの長さdは、端部空気極8bの長さdよりも長い。例えば、中央空気極8aの長さdは、端部空気極8bの長さdよりも、0.1mm以上長くすることが好ましい。なお、体積出力密度の観点から、中央空気極8aの長さdと端部空気極8bの長さdとの差は、10mm以下とすることができる。空気極8の長さとは、支持基板4の幅方向(y軸方向)における空気極8の寸法を言う。空気極8の長さは、空気極集電部82の長さを測定することによって測定することができる。なお、空気極8の長さとして、空気極活性部81の長さを測定してもよい。空気極8の長さdは、例えば、任意の3点で測定した値の平均値とすることができる。なお、各空気極8の長さdは自動寸法測定機などによって測定することができる。
複数の空気極8の中で、中央空気極8aの長さdが最も長い。すなわち、中央空気極8aの長さは、他の空気極8の長さよりも長い。なお、本実施形態のように中央空気極8aが2つある場合は、2つの中央空気極8aの長さは互いに同じであってもよいし、2つの中央空気極8aのどちらかの中央空気極8aの方が長くてもよい。
また、複数の空気極8の中で、端部空気極8bの長さdが最も短い。すなわち、端部空気極8bの長さは、他の空気極8の長さよりも長い。なお、2つの端部空気極8bのうち、基端側の端部空気極8bの長さと先端側の端部空気極8bの長さは互いに実質的に同じである。
複数の空気極8の長さは、配列方向の中央に近い空気極8ほど長い。すなわち、複数の空気極8のうち、中央空気極8a、及び端部空気極8b以外の空気極8の長さは、中央空気極8aに近い空気極8ほど長くなる。また、複数の空気極8のうち、中央空気極8a及び端部空気極8b以外の空気極8の長さは、端部空気極8bに近い空気極8ほど短くなる。なお、複数の空気極8は、それぞれの中心が揃うように、支持基板4の長手方向に配列されている。
[発電方法]
上述したように構成されたセルスタック装置100では、燃料ガスをマニホールド2のガス供給室21に供給するとともに、燃料電池セル10を空気などの酸素を含むガスに曝す。すると、空気極8において下記(1)式に示す化学反応が起こり、燃料極6において下記(2)式に示す化学反応が起こり、電流が流れる。
(1/2)・O+2e→O2− …(1)
+O2−→HO+2e …(2)
詳細には、ガス供給室21に供給された燃料ガスは、各燃料電池セル10の第1ガス流路43内を流れ、各発電素子部5の燃料極6において、上記(2)式に示す化学反応が起こる。各燃料極6において未反応であった燃料ガスは、第1ガス流路43を出て連通部材3の連通流路30を介して第2ガス流路44へ供給される。そして、第2ガス流路44へ供給された燃料ガスは、再度、燃料極6において上記(2)式に示す化学反応が起こる。第2ガス流路44を流れる過程において燃料極6において未反応であった燃料ガスは、マニホールド2のガス回収室22へ回収される。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
図10に示すように、各燃料極6の長さが、支持基板4の長手方向の中央に近い燃料極6ほど長くなっていてもよい。すなわち、上述した空気極8と同様に、中央燃料極6aの長さdが端部燃料極6bの長さdよりも長くてもよい。なお、端部発電素子部5の燃料極6を端部燃料極6bと称し、中央発電素子部5の燃料極6を中央燃料極6aと称する。燃料極6の長さとして、燃料極集電部61の長さを測定してもよいし、燃料極活性部62の長さを測定してもよい。
また、上記実施形態のように、各空気極8の長さが、支持基板4の長手方向の中央に近い空気極8ほど長くなっており、且つ、各燃料極6の長さが、支持基板4の長手方向の中央に近い燃料極6ほど長くなっていてもよい。また、各インターコネクタ9の長さも、支持基板4の長手方向の中央に近いインターコネクタ9ほど長くなっていてもよい。
変形例2
上記実施形態では、支持基板4の幅は略一定であったが、特にこれに限定されない。図11に示すように、支持基板4の幅は一定でなくてもよい。詳細には、支持基板4の長手方向の中央部における支持基板4の幅w1は、支持基板4の長手方向の両端部における支持基板4の幅w3よりも大きい。例えば、支持基板4の長手方向の中央部における幅w1は、支持基板4の長手方向の両端部における幅w2よりも、0.1〜5.0mm程度大きくすることができる。なお、支持基板4の幅は、長手方向の中央部から両端部に向かって漸減している。
なお、支持基板4の長手方向の中央部における幅w1として、例えば、支持基板4の幅方向の一方の端部(図11の左端部)における長手方向の中心と、支持基板4の幅方向の他方の端部(図11の右端部)における長手方向の中心との距離を測定することができる。また、支持基板4の長手方向の両端部における幅w2として、例えば、支持基板4の角部間の距離を測定することができる。
変形例3
上記実施形態では、2つの端部空気極8bのうち、基端側の端部空気極8bの長さと先端側の端部空気極8bの長さは互いに実質的に同じであるが、これに限定されない。例えば、基端側の端部空気極8bの方が先端側の端部空気極8bより長くてもよい。また、先端側の端部空気極8bの方が基端側の端部空気極8bより長くてもよい。
変形例4
上記実施形態では、第1ガス流路43と第2ガス流路44とは、連通部材3が有する連通流路30によって連通されていたが、この構成に限定されない。例えば、図12に示すように、支持基板4が、内部に連通流路30を有していてもよい。この場合、セルスタック装置100は、連通部材3を備えていなくてもよい。この支持基板4内に形成された連通流路30によって、第1ガス流路43と第2ガス流路44とが連通されている。
変形例5
上記実施形態では、燃料電池セル10からのオフガスをマニホールド2のガス回収室22によって回収しているが、これに限定されない。例えば、燃料電池セル10の先端部からオフガスを排出して燃焼させてもよい。この場合、マニホールド2は、仕切板24を有しておらず、ガス供給室21とガス回収室22とに分かれていなくてよい。
2 マニホールド
21 ガス供給室
22 ガス回収室
4 支持基板
5 発電素子部
6 燃料極
7 電解質
8 空気極

Claims (12)

  1. 板状の支持基板と、
    前記支持基板上において前記支持基板の長手方向に配列される複数の発電素子部と、
    を備え、
    前記複数の発電素子部のそれぞれは、前記支持基板の幅方向に延びる電極を有し、
    前記支持基板の長手方向に配列される前記複数の発電素子部のうち、中央に配置される前記発電素子部の電極の長さは、両端に配置される前記発電素子部の電極の長さよりも長い、
    燃料電池セル。
  2. 前記支持基板の長手方向に配列される前記複数の発電素子部のうち、中央に配置される前記発電素子部の電極の長さが最も長い、
    請求項1に記載の燃料電池セル。
  3. 前記支持基板の長手方向に配列される前記複数の発電素子部のうち、両端に配置される一対の前記発電素子部のうち少なくとも一方の発電素子部の電極の長さが最も短い、
    請求項1又は2に記載の燃料電池セル。
  4. 前記支持基板の長手方向に配列される前記複数の発電素子部の電極のそれぞれの長さは、中央に近い電極ほど長い、
    請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池セル。
  5. 前記複数の発電素子部のそれぞれは、前記支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有し、
    前記電極は、前記外側電極である、
    請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. 前記複数の発電素子部のそれぞれは、前記支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有し、
    前記電極は、前記内側電極である、
    請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池セル。
  7. 前記複数の発電素子部のそれぞれは、前記支持基板側から順に、内側電極、電解質、及び外側電極を有し、
    前記電極は、前記内側電極及び前記外側電極である、
    請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池セル。
  8. 前記支持基板は、前記長手方向における中央部の幅が前記長手方向における両端部の幅よりも大きい、
    請求項1から7のいずれかに記載の燃料電池セル。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載された、複数の燃料電池セルと、
    前記複数の燃料電池セルのそれぞれにガスを分配するマニホールドと、
    を備える、セルスタック装置。
  10. 前記マニホールドは、ガス供給室と、ガス回収室と、を有し、
    前記複数の燃料電池セルのそれぞれは、
    前記ガス供給室と連通し、前記燃料電池セルの基端部から先端部に延びる少なくとも1つの第1ガス流路と、
    前記ガス回収室と連通し、前記燃料電池セルの基端部から先端部に延びて前記燃料電池セルの先端部において前記第1ガス流路と連通する、少なくとも1つの第2ガス流路と、
    を有する、
    請求項9に記載のセルスタック装置。
  11. 前記燃料電池セルは、前記マニホールドに支持される基端部と、前記基端部と反対側の先端部とを有し、
    前記両端に配置される前記発電素子部のうち、前記基端部側に配置される発電素子部の電極の長さは、前記先端部側に配置される発電素子部の電極の長さよりも長い、
    請求項9又は10に記載のセルスタック装置。
  12. 前記燃料電池セルは、前記マニホールドに支持される基端部と、前記基端部と反対側の先端部とを有し、
    前記両端に配置される前記発電素子部のうち、前記先端部側に配置される発電素子部の電極の長さは、前記基端部側に配置される発電素子部の電極の長さよりも長い、
    請求項9又は10に記載のセルスタック装置。
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