JP2023072752A - パーツフィーダおよび部品装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーツフィーダが備える操作パネルの操作性と視認性の向上を図ることができるパーツフィーダおよび部品装着装置を提供することを目的とする。【解決手段】本体部41の一部には後面41bから上面41cにかけて上方に突出した把手部51が形成されており、把手部51の後面41bと上面41cの間の角部51Eを含む領域に、制御部に対して入力を行う少なくとも1つの操作スイッチ61と制御部に制御されて発光する少なくとも1つのランプ63とを含む操作パネル60が設けられる。【選択図】図9

Description

本発明は、部品装着装置が備えるフィーダベースに取り付けて用いられるパーツフィーダおよびこのパーツフィーダを備えた部品装着装置に関する。
従来、部品装着装置に部品を供給するパーツフィーダは、部品供給機構を備えた本体部の下部にスロット挿入部を備えており、このスロット挿入部がフィーダベースに形成されたスロット溝に挿入されることでフィーダベースに装着されるようになっている。このようにしてフィーダベースに装着された状態のパーツフィーダの後部には、作業者がパーツフィーダをフィーダベースに装着するときやフィーダベースから取り外すときに把持する把手部が設けられており、その把手部にはパーツフィーダが備える制御部に対して入力を行うための操作スイッチと、制御部に制御されて発光するランプ等の設備が備えられている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2010-219107号公報
しかしながら、従来のパーツフィーダでは、把手部の上面に設けられた操作パネルの極めて狭いスペース内に操作スイッチとランプとを配置する必要があったため、操作スイッチとランプとは互いに近接して位置しており、操作スイッチとランプのサイズもそれぞれ小さくせざるを得なかった。このため作業者が必要な操作をしづらかったり、制御部からの作業指示であるランプの点灯や点滅を見落すミスをしてしまったりするという問題点があった。
そこで本発明は、パーツフィーダが備える操作パネルの操作性と視認性の向上を図ることができるパーツフィーダおよび部品装着装置を提供することを目的とする。
本発明のパーツフィーダは、部品装着装置が備える装着ヘッドが部品を取り出す部品取出し位置に部品を供給するパーツフィーダであって、前面、後面および前面から後面にかけて広がる上面を有し、前記前面側に偏った位置に前記部品取出し位置が設定されるとともに前記部品取出し位置に部品を供給する部品供給機構を有する本体部と、少なくとも前記部品供給機構を制御する制御部と、を備え、前記本体部の一部には前記後面から前記上面にかけて上方に突出した把手部が形成されており、前記把手部の前記後面と前記上面の間の角部を含む領域に、前記制御部に対して入力を行う少なくとも1つの操作スイッチと前記制御部に制御されて発光する少なくとも1つのランプとを含む操作パネルが設けられた。
本発明の部品装着装置は、上記本発明のパーツフィーダと、前記パーツフィーダによって供給される部品をノズルにより吸着して基板に装着する装着ヘッドと、を備えた。
本発明によれば、パーツフィーダが備える操作パネルの操作性と視認性の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態における部品装着装置の要部側面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置の要部平面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備えるパーツフィーダの斜視図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備えるフィーダベースの斜視図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備えるフィーダベースの側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品装着装置のフィーダベースが備えるクランプ機構の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの(a)側面図(b)底面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の斜視図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの把手部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える操作パネルの(a)側面図(b)正面図(c)平面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える被クランプ部材、クランプ解除部材およびレバー部の動作説明図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える解除操作部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える解除操作部の分解斜視図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える解除操作部の一部断面平面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダが備える解除操作部の一部断面平面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダの後部の側面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダがフィーダベースから装着される前後の説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダがフィーダベースに装着される際のクランプ機構の動作説明図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダがフィーダベースに装着される際のクランプ機構の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダがフィーダベースから取り外される前後の説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダをフィーダベースから取り外される際のレバー部およびクランプ解除部材の動作説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるパーツフィーダをフィーダベースから取り外される際のレバー部およびクランプ解除部材の動作説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1および図2は本発明の一実施の形態における部品装着装置1を示している。部品装着装置1は上流工程側から搬入した基板KBに部品BHを装着して下流工程側に搬出する部品装着作業を繰り返し実行する装置である。ここでは説明の便宜上、部品装着装置1における基板KBの搬入および搬出方向(図1では紙面に垂直な方向、図2では紙面の左右方向)に沿った水平方向をX方向とし、X方向と直交する水平方向をY方向、上下方向をZ方向とする。また、作業者OPから見てX方向を左右方向、Y方向を前後方向とし、作業者OPから見て遠い側を「前」、作業者OPに近い側を「後」と表現する。
図1において、部品装着装置1は、基台11、基板搬送路12、パーツフィーダ13、装着ヘッド14、ヘッド移動機構15、部品認識カメラ16および制御装置17を備えている。基板搬送路12は一対のベルトコンベア12aから成り、基台11上をX方向に沿った方向に延びている。基板搬送路12は上流工程側から送られてきた基板KBを搬入し、所定の作業位置に位置決めする。
図1において、作業者OPから見た基台11の手前側(後端側)には、フィーダ台車21が連結されている。フィーダ台車21の上部にはフィーダベース22が設けられており、パーツフィーダ13はフィーダベース22に着脱自在に取り付けられている。パーツフィーダ13は本実施の形態ではテープフィーダから成り、フィーダ台車21に保持されたリールRLから部品BHを収納したキャリアテープCTを引き出して、パーツフィーダ13の前部に設定された部品取出し位置13K(図2も参照)に部品BHを供給する。
図2において、フィーダベース22には複数のパーツフィーダ13をX方向に並べて取り付けることができる。フィーダ台車21を基台11に連結させると、フィーダベース22に取り付けられている複数のパーツフィーダ13が一括して基台11に接続される。
図1において、装着ヘッド14は下方に延びた複数のノズル14Nを備えている。各ノズル14Nは昇降動作とZ方向に沿った軸(Z軸)まわりの回転動作が可能であり、図示しない真空源から供給される真空圧が供給されることによって、下端に吸着力を発生させる。ヘッド移動機構15は、図2に示すように、Y方向に延びてX方向に並んで配置された2つのYテーブル15yと、X方向に延びて2つのYテーブル15yに両端部が支持されたXテーブル15xから成る。
図2において、装着ヘッド14はXテーブル15xに取り付けられている。装着ヘッド14はXテーブル15xとの間に設けられた駆動機構(例えばリニアモータ)によって駆動されてX方向に移動される。Xテーブル15xは2つのYテーブル15yとの間に設けられた駆動機構(例えばリニアモータ)によって駆動されてY方向に移動される。装着ヘッド14は、装着ヘッド14のXテーブル15xに対するX方向への移動と、Xテーブル15xのYテーブル15yに対するY方向への移動とによって、基台11の上方の領域を水平面(XY面)内で移動する。
図1および図2において、部品認識カメラ16は基台11上における基板搬送路12とフィーダ台車21との間の領域に設けられている。部品認識カメラ16は撮像光軸を上方に向けている。部品認識カメラ16は、ノズル14Nで部品BHを吸着した装着ヘッド14が上方を通過するときに、各部品BHを撮像する。
制御装置17は、部品装着装置1を構成する各部の動作を制御する。詳細には、制御装置17は、基板搬送路12による基板KBの搬送動作と作業位置への位置決め動作を制御し、各パーツフィーダ13による部品BHの供給動作を制御する。
制御装置17は、装着ヘッド14が備える複数のノズル14Nそれぞれの昇降および回転動作を制御し、各ノズル14Nの下端に部品BHの吸着力を発生させる制御を行う。また制御装置17は、ヘッド移動機構15を作動させて、装着ヘッド14を移動させる制御を行う。制御装置17はまた、部品認識カメラ16の撮像動作を制御する。図1に示すように、制御装置17は部品装着装置1が含まれる部品実装ラインを統括制御する作業指示部SSBと繋がっており、作業指示部SSBから作業指示や部品装着装置1の作業に必要な生産プログラム等を受け取る。
部品装着装置1が部品装着作業を行う場合には、先ず、上流工程側から送られてきた基板KBを基板搬送路12が受け取って作業位置に位置決めする。基板搬送路12が基板KBを位置決めしたらヘッド移動機構15が作動して装着ヘッド14をパーツフィーダ13の上方に移動させ、装着ヘッド14は複数のノズル14Nのそれぞれに部品BHを吸着させる。ノズル14Nに部品BHを吸着させた装着ヘッド14は部品認識カメラ16の上方を通過するように移動し、部品認識カメラ16は上方を通過する部品BHを認識する。
部品認識カメラ16が部品BHを認識したら、ヘッド移動機構15は装着ヘッド14を基板KBの上方に移動させ、装着ヘッド14は基板KB上に設定された目標装着座標に部品BHを装着させる。このような部品BHの吸着、認識および装着から成る一連の動作から成る装着ターンが繰り返し実行されることによって、基板KBに装着されるべき全ての部品BHが装着されたら、基板搬送路12が作動して、基板KBを下流工程側に搬出する。これにより基板KBの1枚当たりの部被装着作業が終了する。
このような構成の部品装着装置1において、本実施の形態ではパーツフィーダ13の構成に特徴があり、以下にその説明を行う。先ず、パーツフィーダ13が取り付けられるフィーダベース22の構成について説明する。
図2において、フィーダベース22は全体として矩形形状に形成された板状の部材から構成されている。図2および図4に示すように、フィーダベース22の上面には複数のスロット溝形成部材23がX方向に間隔をあけて配置されている。これらスロット溝形成部材23は、フィーダベース22にパーツフィーダ13を装着するためのスロット溝23Sを形成する。
後述するように、パーツフィーダ13は、複数のスロット溝23Sの1つに選択的に挿入して取り付けられる。このときパーツフィーダ13はスロット溝23Sの作業者OP側から見て手前側(図2における紙面下方)から奥側(図2における紙面上方)へ向かってスライドして挿入される。以降、このスライド方向を装着方向(図2および図4中に示す矢印At)と呼ぶ。また、装着方向とは反対の方向を離脱方向(図2および図4中に破線で示す矢印Re)と称する。パーツフィーダ13をスロット溝23Sから取り外す際は、パーツフィーダ13を離脱方向にスライドさせる。
図2、図4および図5において、フィーダベース22の奥側の端部にはスロット溝23Sに挿入されたパーツフィーダ13を位置決めするフィーダストッパ24が設けられている。フィーダストッパ24の上部と下部とのそれぞれには、各スロット溝23Sに対応した配置で上側ピン挿入孔24Aと下側ピン挿入孔24Bが設けられている。
図4および図5において、フィーダベース22の後部の下面には、フィーダベース22の後下方に張り出した形状のブラケット25が設けられている。ブラケット25はフィーダベース22の下面に装着された第1部材25Aと第1部材25Aの下面に装着された第2部材25Bによって構成されている。第1部材25Aは後方に延出しており、その後端面には各スロット溝23Sに対応した配置でプラグ26が設けられている。プラグ26は電気配線用のコネクタを構成する一方の部材である。プラグ26は後方に突出する状態で設けられている。
図4および図5において、第2部材25Bは後方に延出するとともにその後端が下方に折れ曲がった断面L字型の形状をしている。そして下方に折れ曲がった部分には、各スロット溝23Sに対応した配置で係合ピン27が設けられている。係合ピン27もプラグ26と同様、後方に突出する状態で設けられている。
図4において、フィーダベース22の後端部には、複数の支持部22BがX方向に間隔をあけて設けられている。複数の支持部22Bは、隣接する支持部22Bに挟まれた空間がスロット溝23Sの延長線上に位置するように配置されている。隣接する支持部22Bに挟まれた空間には、各スロット溝23Sに対応した配置でクランプ機構31が設けられている(図2も参照)。
図4および図5に示すように、クランプ機構31は、全体としてY方向に延びたアーム32を備えている。隣接する2つの支持部22Bには支持軸22Jの両端が支持されており(図4および図5)、支持軸22Jはアーム32の中間部をX方向に貫通して設けられている。このためアーム32は、隣接する2つの支持部22Bに挟まれた空間において、支持軸22Jを中心に揺動自在となっている。
アーム32はX方向に2つ一対で設けられている。図5および図6(a),(b)において、2つのアーム32の後端部はX方向に延びた被操作部33によって連結されており、2つのアーム32の中間部はX方向に延び固定子34によって連結されている。2つのアーム32の前部は受け部35によって連結されている。
図5および図6(a),(b)において、固定子34はアーム32上の支持軸22Jから後方へ離れた位置に位置しており、被操作部33は固定子34から更に後方へ離れた位置に位置している。すなわち被操作部33は、固定子34よりも支持軸22Jから遠い位置に位置している。固定子34および被操作部33は、表面が滑らかなピン、またはX方向に沿う軸を中心に回転可能なローラ(ベアリング)で構成されている。
図5および図6(a),(b)において、ブラケット25の第1部材25Aには付勢ばね36が装着されている。付勢ばね36はアーム32の受け部35を上方へ付勢している。スロット溝23Sにパーツフィーダ13が挿入されていない状態では、アーム32は付勢ばね36の付勢力によって、受け部35がフィーダベース22の下面に当接する位置で静止した状態となる(図6(a))。一方、図6(a)の状態から、アーム32の後端の被操作部33に押上げ力が作用すると、アーム32は付勢ばね36の付勢力に抗して支持軸22Jまわりに揺動し(図6(b)中に示す矢印M)、後端上げ方向に揺動した状態となる(図6(b))。
このように、本実施の形態においてクランプ機構31は、パーツフィーダ13の装着方向(図4中に示す矢印At)に対して水平に交差する軸(支持軸22J)を中心に揺動し、軸からパーツフィーダ13の装着方向とは反対の離脱方向(図4中に示す矢印Re)に延びたアーム32を有し、更にアーム32は軸よりも離脱方向に離れた位置に固定子34を、更に固定子34から離脱方向(後方)に離れた位置にカムフォロア部としての被操作部33を備えた構成となっている。被操作部33は、固定子34よりも、クランプ機構31の揺動支点である支持軸22Jからの距離が大きい位置に取り付けられている。
次に、パーツフィーダの構成について説明する。図3および図7(a),(b)において、パーツフィーダ13は、全体としてYZ面に沿って広がった本体部41を有している。本体部41の左右は左右のカバー部材(左カバー41Lおよび右カバー41R)によってカバーされている。本体部41は前面41a、後面41bおよび前面41aから後面41bにかけて広がる上面41cを有している。
図3において、本体部41の内部にはキャリアテープCTの通路であるテープ通路42が設けられている、本体部41の後部にはテープ通路42の入口であるテープ挿入口42Eが設けられており、本体部41の前部にはテープ通路42の出口であるテープ出口42Dが設けられている。
図3において、部品BHが供給される部品取出し位置13Kは、本体部41の上面のうち前面側に偏った位置に設定されている。本体部41の内部には、部品取出し位置13Kに部品BHを供給する部品供給機構43と、部品供給機構43その他を制御する制御部44が設けられている。
部品供給機構43は、テープ挿入口42Eから挿入されたキャリアテープCTを図示しないスプロケットによってテープ出口42D側に搬送することによって、部品取出し位置13Kに部品BHを供給する。すなわち本実施の形態において、本体部41は、部品装着装置1が備える装着ヘッド14が部品BHを取り出す部品取出し位置13Kに部品BHを供給する部品供給機構43を有する構成となっている。
図3において、本体部41内のテープ通路42上には露出部45が設置されている。露出部45は、部品取出し位置13Kに到達する前のキャリアテープCTが通過するとき、そのキャリアテープCTからカバーテープ(キャリアテープCTの表面に貼り付けられて部品BHの脱落を防ぐテープ状の部材。図示せず)を剥離して部品BHを露出させる。
図3において、本体部41の後部には、露出部45によって剥離されたキャリアテープCTを回収するための回収部46が設けられている。本体部41の後部には回収部46に繋がる回収部扉47が設けられている。作業者OPは回収部扉47を開くことで、回収部46に溜まったカバーテープを取り出して回収することができる。なお、本実施の形態の露出部45は、カバーテープをキャリアテープCTから完全に剥離してキャリアテープCTに収納されている部品BHを露出させるようにしているが、カバーテープを部分的に剥離し、もしくは切り開いて露出する方式であってもよい。
図3、図7(a)および図8において、本体部41の後部には把手部51が設けられている。把手部51は、本体部41の後面41bから上面41cにかけて上方に突出した形状を有している(図9も参照)。
図3および図7(a),(b)において、本体部41の前部下面には、スロット挿入部52と係合突起53が設けられている。スロット挿入部52と係合突起53は、フィーダベース22上に形成された複数のスロット溝23Sの1つに後方から挿入される。スロット挿入部52と係合突起53がスロット溝23Sに挿入されることによって、パーツフィーダ13の下部のフィーダベース22に対するX方向のおおかたの位置決めがなされる。
図3および図7(a),(b)において、本体部41の前面41aには、上側ピン54と下側ピン55がそれぞれ前方に向けて突出して設けられている。上側ピン54は本体部41の前面41aの上部に設けられており、下側ピン55は本体部41の前面41aの下部に設けられている。
パーツフィーダ13をスロット溝23Sに挿入して装着方向(図4中に示す矢印At)へ移動させると、上側ピン54は上側ピン挿入孔24Aに挿入され、下側ピン55は下側ピン挿入孔24Bに挿入される。これによりパーツフィーダ13の前面41aの少なくともZ軸に沿う方向の位置(高さ位置)とX方向に沿う方向の位置は上側ピン54と上側ピン挿入孔24Aによって定まり、Y方向に沿う方向の位置は、下側ピン55が下側ピン挿入孔24Bに挿入された状態でフィーダストッパ24に当接することによって定まる。
図3、図7(a),(b)および図8において、本体部41の後部の下方に突出した部分はフィーダベース22と結合される結合部56となっている。結合部56には、電気配線用のコネクタを構成するソケット57が前方に突出して設けられている。ソケット57は本体部41がフィーダベース22に取り付けられたときに、フィーダベース22側に設けられたプラグ26と接続される。
図3、図7(a),(b)および図8において、結合部56の下端には、前後方向に延びた形状を有する底板58が取り付けられている。底板58の前側の端部は上方に屈曲した屈曲部58Kとなっており、屈曲部58Kの中央には開口から成る係合孔58Hが設けられている(図8)。スロット挿入部52がスロット溝23S内を装着方向(図4中に示す矢印At)の奥側まで挿入されると、フィーダ台車21側の係合ピン27が係合孔58Hに挿入する。
図8、図9および図10において、把手部51の(本体部41の)後面41bと上面41cの間の角部51Eを含む領域、すなわち、把手部51の上面41cから後面41bにかけて跨る領域には操作パネル60が設けられている。図9に示すように、操作パネル60は、主パネル60Aと、副パネル60Bと、主パネル60Aと副パネル60Bを連結する連結部60Cを有している。
主パネル60Aは把手部51の上面41cに位置し、副パネル60Bは把手部51の後面41bに位置している。連結部60Cは把手部51の角部51Eに位置している。主パネル60Aと副パネル60Bは、連結部60Cに設けられたフレキシブル基板(図示せず)を通じて電気的に接続されている。
図9において、主パネル60Aには複数の操作スイッチ61と表示部62が設けられており、副パネル60Bには2つのランプ63(上側ランプ63aおよび下側ランプ63b)が設けられている。操作スイッチ61は制御部44に対して入力を行う装置であり、表示部62は作業者OPに対して文字表示を行う装置である。表示部62は、本実施の形態では7セグメントLEDが横方向に2つ並べられた構成を有しており、2つ(2桁)の数字や2つの英字を表示できるようになっている。なお、表示部としては液晶ディスプレイ等の表示パネルを使用してもよい。ランプ63は制御部44による制御を受けて発光する装置である。本実施の形態では、ランプ63はLEDライトから成っている。
このように本実施の形態におけるパーツフィーダ13の本体部41には、後面41bから上面41cにかけて上方に突出した把手部51が形成されており、この把手部51の後面41bと上面41cの間の角部51Eを含む領域に、制御部44に対して入力を行う少なくとも1つの操作スイッチ61と、制御部44に制御されて発光する少なくとも1つのランプ63とを含む操作パネル60を有する構成となっている。
本実施の形態において、操作パネル60は、図11(a),(b),(c)に示すように、把手部51に取り付けられる前は、1つの平坦な矩形形状の板状の部材から成っている。すなわち把手部51に取り付けられる前の操作パネル60は、主パネル60A、連結部60Cおよび副パネル60Bが1つの平面内にこの順で並んだ状態となっている。
操作パネル60は、初めは上記のように平坦な形状を有しているが、把手部51に取り付けられる際に、主パネル60Aは把手部51の上面41cに埋め込まれ、副パネル60Bは把手部51の後面41bに埋め込まれる。連結部60Cは、角部51Eの形状に倣って曲げられる。
図8および図10において、操作パネル60にはフラットケーブル64の一端側が接続されている。フラットケーブル64は本体部41内を延びており、他端側は制御部44に繋がっている。このため操作スイッチ61を操作した操作信号はフラットケーブル64を通じて制御部44に送信される。また、制御部44から出力された信号はフラットケーブル64を通じて操作パネル60に送信され、表示部62とランプ63が表示される。
図10において、フラットケーブル64は、操作パネル60の右縁下部から下方に延びた後、本体部41の右側面に沿って延びて制御部44に至るようになっている。本実施の形態ではこのようなフラットケーブル64を用いて操作パネル60と制御部44を電気的に接続しているので、配線の取り回しが容易になっている。
図7(a)および図8において、本体部41と結合部56とに跨った領域内には、クランプ解除機構80と被クランプ部材81が設けられている。クランプ解除機構80は、クランプ解除部材82、戻しばね83、レバー部84、解除操作部85およびワイヤ86を備えている。
図3、図7(a),(b)および図8において、被クランプ部材81は結合部56に設けられている。図12(a),(b)にも示すように、被クランプ部材81は全体としてY方向に延びた形状を有している。被クランプ部材81は、後端側が本体部41に固定されており、前端側が結合部56の前方に突出している。
図8および図12(a),(b)において、被クランプ部材81の前端部81Fには上方に開口した窪み部81Kが形成されている。窪み部81Kの曲面状の上面には、前方(先端側)に向かうに従って上り勾配となる傾斜面81Tが形成されている。傾斜面81Tの(すなわち前端部81Fにおける)うち最も高さが高の部位は最高点81Gとなっている。
図8および図12(a),(b)において、被クランプ部材81の窪み部81Kから後側へ離れた位置には、上方に向かって開いた形状の逃げ部81Hが設けられている。窪み部81Kから逃げ部81Hにかけての上縁は、窪み部81Kから逃げ部81Hに向かって上り坂となる斜面形状のカム面81Cとなっている。そして、カム面81Cの後端のうち最も高さが高い部位はカム面後端最高点81CGとなっている(図12(a),(b))。
図8および図12(a),(b)において、クランプ解除部材82は結合部56内に設けられている。クランプ解除部材82は、結合部56に両端が取り付けられてX方向に延びたピン82Pによって支持されており、ピン82Pまわりに揺動自在になっている。
図8および図12(a),(b)において、クランプ解除部材82の先端は、ピン82Pよりも前方へ突出したクランプ解除爪82Tとなっている。クランプ解除部材82のピン82Pよりも後方に位置する後端部には、X方向に沿った軸(X軸)まわりに回転自在なローラ82Rが設けられている。
図8および図12(a),(b)において、結合部56内にはばね部材支持部56Kが設けられている。弾性体である戻しばね83は、ばね部材支持部56Kとクランプ解除部材82との間に設けられている。戻しばね83は圧縮ばねから成り、クランプ解除部材82を前端下げ方向に付勢している。
図7(a)および図8において、レバー部84は結合部56内に設けられている。図12(a),(b)にも示すように、レバー部84は、結合部56に両端が取り付けられてX方向に延びたレバー部支持ピン84Pによって支持されており、レバー部支持ピン84Pまわりに揺動自在になっている。図8において、レバー部84の前端は、クランプ解除部材82の後端に設けられたローラ82Rに上方から当接している。
図8および図10において、解除操作部85は本体部41の後端部に設けられている。図13および図14にも示すように、解除操作部85はスライド部91、スイング部92および連結ピン93から構成されている。なお、図13および図14は、本体部41から右カバー41Rが取り外された状態を示している。
図15(a),(b)および図16において、スライド部91はYZ面内に沿って広がりY方向に延びた基体部91aと、基体部91aの前端から右方に延びた前壁部91bを備えている。前壁部91bには前壁部91bを厚さ方向(Y方向)に貫通するワイヤ挿通孔91Dが設けられており、前壁部91bの右端にはブロック状のストッパ部91Sが形成されている。
スイング部92は、一端側が連結ピン93によってスライド部91に連結される基部92Kとなっており、他端側の先端部は作業者OPによって操作される操作側端部92Sとなっている。スイング部92は基部92Kが連結ピン93によってスライド部91に取り付けられており、連結ピン93を中心としてスライド部91に対してYZ面内で揺動させることが可能である。
図16において、スイング部92の基部92Kは二股に分かれている。二股に分かれた基部92Kのそれぞれには、図13、図14および図15(a),(b)にも示すように、操作側端部92Sとは反対側に突出して延びる凸部94(左側凸部94Lおよび右側凸部94R)が設けられている。
図14、図17および図18において、把手部51の後部には、後面41bに臨んで開口した収納部101が設けられている。収納部101は、把手部51の後面41bの前方に窪んだ部分と、左右のカバー(左カバー41Lおよび右カバー41R)によって囲まれた領域によって形成されている(図18)。
図17および図18において、収納部101を構成する把手部51の後面41bの前方に窪んだ部分から成る規制部102を有している。規制部102は、前下方に斜めに延びる上側斜面部102aと、上側斜面部102aの下端から後下方に斜めに延びる下側斜面部102bと、下側斜面部102bの下端から後方に延びて把手部51の後面に繋がる水平部102cを有している。上側斜面部102aと下側斜面部102bの境には第1凹部102dが形成されており、下側斜面部102bと水平部102cとの境には第2凹部102eが形成されている。
図18において、把手部51の後部には、収納部101内に開口を有してY方向に延びたスライド部通路103が設けられている。このスライド部通路103は本体部41の右側面(右カバー41Rを含む)に開口してY方向に延びた窓部104と連通している(図13、図14および図15(a),(b)も参照)。図18および図19(a),(b)に示すように、スライド部通路103の最前部には前壁103Wが形成されており、その前壁103Wには前壁103Wを厚さ方向(Y方向)に貫通するワイヤ孔103Dが設けられている。
スライド部91はスライド部通路103内に設けられており、本体部41内をY方向に移動自在となっている。スライド部91がスライド部通路103内をY方向に移動すると、これに伴ってストッパ部91Sは窓部104内をY方向に移動する。解除操作部85は、スイング部92の基部92Kを収納部101の規制部102(詳細には上側斜面部102aと下側斜面部102b)に後方から当接させた位置である第1の位置(図13および図19(a)と、ストッパ部91Sを窓部104の後縁である壁部104Tに前方から当接させた位置である第2の位置(図14および図19(b))との間で移動(スライド)することが可能である。
スイング部92は、解除操作部85が第1の位置に位置した状態において、操作側端部92Sを上方に位置させて本体部41に接近させた起立姿勢(図13)と、後方にほぼ水平に延びて本体部41から離れた横倒姿勢(図14)との2位置の間で移動(揺動)させることができる。
スイング部92が横倒姿勢から起立姿勢に操作されると(図14→図13、図15(b)→図15(a)、右側凸部94Rが規制部102の第2凹部102eに嵌入する(図13)。このためスイング部92は起立姿勢に位置決めされ、作業者OPによって操作されない限り起立姿勢を維持する。
スイング部92は、起立姿勢に位置して収納部101内に収まった状態において、操作側端部92Sの一部である爪部92Tを把手部51の後方に突出させている(図13)。このため作業者OPは、起立姿勢に位置して収納部101内に収まった状態のスイング部92の爪部92Tをつまみ、あるいは爪部92Tに指を引っ掛けて後方に引き出すことで、スイング部92を容易に横倒姿勢にすることができる。
このように本実施の形態では、本体部41に、起立姿勢のスイング部92を収納する収納部101が設けられており、また、スイング部92の操作側端部92Sには、スイング部92が起立姿勢に位置した場合であっても収納部101に収納されずに突出する爪部92Tを有する構成となっている。
スイング部92が横倒姿勢に位置した状態では、スイング部92の右側凸部94Rは規制部102の第1凹部102dに嵌入する(図14)。このためスイング部92は横倒姿勢で位置決めされ、作業者OPによって操作されない限り横倒姿勢を維持する。
このように、スイング部92の基部92Kの凸部94と規制部102とが接触する部分の各々の外形形状(詳細には第1凹部102dおよび第2凹部102e)は、スイング部92が起立姿勢に位置している場合はスイング部92の起立姿勢を維持し、スイング部92が横倒姿勢に位置している場合はスイング部92の横倒姿勢を維持する形状となっている。
スライド部91の後部には、スイング部ストッパ91T(図15(a),(b))が形成されている。スイング部ストッパ91Tにはスイング部92の基部92Kに形成された左側凸部94Lが下方から当接する。このためスイング部92は、スライド部91が第2の位置へ移動した場合であっても横倒姿勢を超えて下方に揺動することはない。すなわちスイング部ストッパ91Tは、スイング部92の起立姿勢から横倒姿勢へ向かう方向の揺動を規制する揺動ストッパとして機能する。
スイング部92は、解除操作部85が第1の位置に位置した状態で起立姿勢または横倒姿勢にすることができ(図13→図14、図15(a)→図15(b))、横倒姿勢にした状態のスイング部92を後方に引っ張ることで、解除操作部85を第2の位置に位置させることができる(図14→図20)。解除操作部85を第2の位置に位置させた状態においても、左側凸部94Lはスイング部ストッパ91Tに当接した状態を維持するので、スイング部92はスライド部91とともに把手部51の後方に引き出された状態においても水平姿勢を保つ(操作側端部92Sが下方に垂れた姿勢にならない)。
図13、図14および図15(a),(b)において、スライド部91の右面にはワイヤ保持具111が取り付けられている。図16に示すように、ワイヤ保持具111は、YZ面に沿って広がりY方向に延びた主部111aと、主部111aの後端から左方に屈曲して延出した延出部111bを有している。主部111aにはY方向に並んだ2つのナット111Nが設けられており、延出部111bにはY方向に延びたスリット部111Sが設けられている。
図15(a),(b)および図16において、ワイヤ保持具111はスライド部91上にY方向に並んで設けられた2つのボルト112によってスライド部91の右面に取り付けられている。ワイヤ保持具111にはY方向に延びてY方向に並んだ2つの長孔91Hが設けられている。
2つのボルト112は長孔91Hを貫通してナット111Nに螺合しており、ボルト112をナット111Nに対して締め付けることでワイヤ保持具111がスライド部91に固定されている。このためナット111Nに対して締め付けられたボルト112を一旦緩めてワイヤ保持具111をスライド部91に対してY方向に移動させ、その後に再度、ボルト112を締め付けることによって、ワイヤ保持具111のスライド部91に対する取り付け位置を、長孔91HのY方向の長さの範囲で任意に変更することができる。
図7(a)および図8において、ワイヤ86は本体部41内を上下方向に延びている。ワイヤ86は上端部がワイヤ保持具111の前端に取り付けられており、下端部がレバー部84に取り付けられている。すなわちワイヤ86は、解除操作部85とレバー部84を連結する部材となっている。
ここで、ワイヤ86の上端部は、スライド部通路103の前壁103Wに設けられた前述のワイヤ孔103D(図18および図19(a))とスライド部91の前壁部91bに形成された前述のワイヤ挿通孔91D(図16および図19(a))を挿通され、頭部86Tがスリット部111Sに係止されることでワイヤ保持具111に取り付けられている。ワイヤ86の下端部は、レバー部84の後端部に取り付けられている。
図8および図10において、ワイヤ86の上端部側の部分のうち、スライド部91から前方に出た直後の部分は、本体部41内に形成された円弧状のガイド面41M(図17)よって支持されている。このためワイヤ86は、上端部からガイド面41Mまでの間は前方に延び、ガイド面41Mで下方へ曲げられて下方に(レバー部84に向かって)延びている。
レバー部84は前述したように、戻しばね83によって前端下げ方向に付勢されたクランプ解除部材82の後端のローラ82Rに上方から当接しており、クランプ解除部材82を通じて戻しばね83から、前端上げ方向の付勢力を受けている。そして、ワイヤ86は、解除操作部85が第1の位置に位置した状態で伸び切った状態(テンションがかかった状態)となるように、その長さが調節されている。
すなわち本実施の形態において、クランプ解除機構80は、解除操作部85を本体部41の内部に引き込む方向に付勢する弾性体としての戻しばね83を含み、本体部41は、スイング部92と当接することによって、戻しばね83によって付勢される解除操作部85が本体部41の内部へ向かう方向への移動を規制する規制部102を備えた構成となっている。
図8および図22に示すように、解除操作部85が第1の位置に位置しているときには、クランプ解除部材82はほぼ水平な姿勢となる(図12(a)も参照)。また、クランプ解除部材82は、クランプ解除爪82Tが被クランプ部材81の逃げ部81Hの底面とほぼ同じかそれよりも低くなる位置(「待機位置」と称する)に位置する。
作業者OPが、第1の位置において起立姿勢となっているスイング部92を揺動させて横倒姿勢にした後(図22中に示す矢印P1)、その横倒姿勢にした解除操作部85を後方へ引っ張ると(図23中に示す矢印P2),ワイヤ86を通じてレバー部84の後端部が上方に引っ張られる。これによりレバー部84はレバー部支持ピン84Pを中心にして前端下げ方向に揺動し(図23中に示す矢印R1)、ローラ82Rを介してクランプ解除部材82は後端部が押し下げられる。
クランプ解除部材82の後端側が押し下げられると、クランプ解除部材82は戻しばね83の付勢力に抗してピン82Pを中心に前端上げ方向に揺動する(図23中に示す矢印R2)。そして、クランプ解除爪82Tの上面がカム面81Cよりも高い位置となる位置(「クランプ解除位置」と称する)に位置において、停止する(図23。図12(b)も参照)。すなわち、作業者OPが解除操作部85を第1の位置から第2の位置に移動させる(後方に引っ張る)と、クランプ解除部材82は待機位置からクランプ解除位置に移動(揺動)する。
このように解除操作部85が第1の位置から第2の位置に移動されることによって、クランプ解除部材82が待機位置からクランプ解除位置に移動するとき、解除操作部85の操作力はワイヤ86およびレバー部84を通じてクランプ解除部材82に伝達される。このときワイヤ86とレバー部84は、解除操作部85の変位をクランプ解除部材82伝達する伝達する伝達部DBとなっている(図22および図23)。
このような構成のパーツフィーダ13をフィーダベース22に取り付ける場合には、作業者OPは、解除操作部85を第1の位置で起立姿勢に位置させた状態で、スロット挿入部52の前端をスロット溝23Sに挿入する。そして、本体部41をスロット溝23Sに沿って装着方向にスライドさせ(図24(a)中に示す矢印At)、本体部41の前面41aがフィーダストッパ24に当接するまで本体部41をフィーダベース22の奥側に押し込んでいく。
このようにして本体部41をフィーダベース22の奥側に押し込んでいくと、その過程において、パーツフィーダ13側の被クランプ部材81の窪み部81Kがフィーダベース22側のクランプ機構31の固定子34と係合する。これにより被クランプ部材81がクランプ機構31によってクランプされ、パーツフィーダ13がフィーダベース22に対して固定(クランプ)される(図24(b))。
また、本体部41がフィーダベース22の奥側に押し込まれていく過程において、パーツフィーダ13の上側ピン54と下側ピン55はそれぞれフィーダストッパ24の上側ピン挿入孔24Aと下側ピン挿入孔24Bに嵌入し、パーツフィーダ13のソケット57はフィーダベース22側に設けたプラグ26と接続する。ソケット57がプラグ26に接続することによって、パーツフィーダ13側の制御部44と部品装着装置1側の制御装置17とが電気的に接続された状態となる。
ここで、図25(a),(b)および図26(a),(b),(c)を参照して、クランプ機構31による被クランプ部材81のクランプ動作を詳細に説明する。パーツフィーダ13のスロット挿入部52をフィーダベース22のスロット溝23Sに挿入して本体部41を装着方向(図25(a)中に示す矢印At)に押し込んでいくと、先ず、被クランプ部材81のカム面81Cが、クランプ機構31の被操作部33に当接する(図25(a)→図25(b))。ここで、被クランプ部材81の前端部81Fにおける最高点81Gは被操作部33よりも低い位置にあるため被操作部33には当接せず、カム面81Cが被操作部33に当接することになる。
カム面81Cが被操作部33に当接した状態からパーツフィーダ13が更に装着方向に押し込まれると(図26(a)中に示す矢印At)、カム面81Cはその斜面形状によって被操作部33を押し上げつつ前方へ進行する。これによりアーム32は付勢ばね36の付勢力に抗して支持軸22Jまわりに後端上げの方向に揺動する(図26(a)中に示す矢印M)。
アーム32がカム面81Cによって押し上げられて後端上げの方向に揺動すると、固定子34が上方へ移動する。そして、カム面81Cの後端の最高点(カム面後端最高点81CG)が被操作部33の真下に到達すると、前端部81Fの最高点81Gは固定子34の真下または固定子34の中心を装着方向へやや通り過ぎた位置まで到達する(図26(a))。この間、カム面81Cは、パーツフィーダ13をフィーダベース22に対して十分なクランプ力で固定するために必要な強力な付勢ばね36に抗して固定子34を持ち上げられる機能を果たす。
パーツフィーダ13が更に装着方向に押し込まれて本体部41の前面41aがフィーダストッパ24に当接すると、被クランプ部材81の逃げ部81Hは被操作部33の真下に到達し、窪み部81Kも固定子34の真下に到達する(図26(b))。このとき、カム面81Cによる支えを失った被操作部33は逃げ部81Hへ落ちるので、アーム32は支持軸22Jを中心に後端下げ方向に揺動する(図26(b)中に示す矢印N)。そして固定子34はアーム32の揺動に伴って下降し、その真下へ移動してきた窪み部81Kへ押し付けられて被クランプ部材81と係合し、これによりパーツフィーダ13はフィーダベース22に固定(クランプ)された状態となる(図26(c)および図24(b))。
上述のように、本実施の形態において、クランプ機構31は固定子34と被操作部33を備えており、これら固定子34と被操作部33は、パーツフィーダ13の装着方向に対して水平に交差する軸(ピン82P)を中心に揺動するアーム32に装着された構成となっている。アーム32はパーツフィーダ13の装着方向(前方)とは反対の方向(離脱方向。後方)に延びており、ピン82Pよりも後方に離れた位置に固定子34を、更に固定子34から離脱方向に離れた位置に被操作部33を有している。そして、被クランプ部材81は被操作部33をカム面81Cで押し上げるようになっている。カム面81Cはパーツフィーダ13の装着方向とは反対の方向(離脱方向)に向かって高くなる傾斜面であり、被クランプ部材81がパーツフィーダ13の装着方向へ移動すると被操作部33を上方へ変位させる。すなわち、固定子34をカム面81Cによって直接押し上げるのではなく、被操作部33を操作することで間接的に押し上げるようになっている。
前述したように、被操作部33の取付け位置は、固定子34の取り付け位置よりも支持軸22Jからの距離が大きくなっているので、被クランプ部材81は、固定子34を直接押し上げる場合よりも小さい力で固定子34を被クランプ部材81の前端部81Fの最高点81Gと干渉しない高さまで押し上げることができる。加えて、カム面81Cによる倍力作用と相俟って、パーツフィーダ13をフィーダベース22に押し込むときのクランプ機構31からの反力を低減することができる。換言すれば、パーツフィーダ13をフィーダベース22に押し込むときの押込み力を小さくすることができる。
次に、図27(a),(b)、図28(a),(b)および図29(a),(b)を参照して、クランプ解除機構80によるクランプ解除動作を説明する。作業者OPは、フィーダベース22に取り付けられているパーツフィーダ13を取り外す場合には、先ず、解除操作部85のスイング部92を、起立姿勢から横倒姿勢に揺動させる(図22中に示す矢印P1)。そして、その横倒姿勢にしたスイング部92を後方に引っ張ることによって(図27(a)中に示す矢印P2)、パーツフィーダ13の全体をフィーダベース22からの離脱方向(後方)に移動させる(図27(a)→図27(b))。
作業者OPによってスイング部92が後方に引っ張られると、スライド部91が後方に移動し、ワイヤ86を通じてレバー部84が前端下げ方向に揺動する(図22→図23、図28(a)→図28(b))。これにより被クランプ部材81の逃げ部81H内の被操作部33がクランプ解除爪82Tによって押し上げられ、逃げ部81Hに隣接するカム面後端最高点81CGと同じ高さ、またはそれよりも高い高さに持ち上げられる(図28(b))。被操作部33がカム面後端最高点81CGと同じ高さ、またはそれよりも高い高さに持ち上げられると、固定子34は窪み部81Kから離脱するので(図29(a))、これにより固定子34によるクランプ状態が解除される。
このように、本実施の形態におけるパーツフィーダ13では、解除操作部85とレバー部84はワイヤ86によって連結されており、解除操作部85が本体部41の後方に引っ張り操作されるとレバー部84が揺動して固定子34を被クランプ部材81(詳細には窪み部81K)から離脱させるようになっている。このような構成では、ワイヤ86を使用することで力の向きの変換が容易であるので、解除操作部85によりレバー部84を作動させる機構を軽量かつコンパクトに構成することができる。
なお、ワイヤ86は経年変化により延びることがある。ワイヤ86の伸びが大きくなると、解除操作部85を第2の位置まで移動させてもクランプ解除爪82Tによる被操作部33の押し上げ量が不足する。こうなると、パーツフィーダ13を離脱方向(図27(a)中に示す矢印Re)にスライドさせた際に(図27(a)中に示す矢印P2)、被操作部33に被クランプ部材81のカム面後端最高点81CGが衝突、もしくは固定子34に被クランプ部材81の最高点81Gが衝突してパーツフィーダ13の取り外し作業に支障をきたすばかりか、最悪の場合にはフィーダベース22から取り外すことができなくなる。このため本実施の形態では、スライド部91にワイヤ86の伸びによる影響を補正するワイヤ調整機能を設けた。
前述したように、スライド部91に対するワイヤ保持具111のY方向の位置は、スライド部91に設けられた長孔91HのY方向の長さの範囲で変更することができる。ワイヤ保持具111の位置を変えるとレバー部84と連動するクランプ解除部材82の揺動方向の位置を変えることができ、最終的にはクランプ解除爪82Tの位置(高さ)を調整することができる。このため、スライド部91に対するワイヤ保持具111のY方向の位置を変えることによって、スライド部91の前壁部91bとワイヤ86の頭部86Tとの間の距離LG(図21(a),(b))を変更することができ、クランプ解除爪82Tの位置も距離LGの変化量に比例して調整される。
このように本実施の形態において、長孔91H、ナット111Nおよびボルト112は、スライド部91のスライド方向(Y方向)におけるワイヤ保持具111の位置を調整可能な状態でスライド部91に対してワイヤ保持具111を装着することでクランプ解除部材82の位置を調整するワイヤ調整部WCとなっている(図21(a),(b))。
作業者OPは、解除操作部85を後方に引っ張り操作することによって、固定子34による被クランプ部材81のクランプが解除された後も、解除操作部85を本体部41の後方に引っ張り続ける(図29(b)中に示すP1)。これによりスロット挿入部52は後方に移動してフィーダベース22から抜け出るので、パーツフィーダ13をフィーダベース22から取り外すことができる。この間、被クランプ部材81の窪み部81Kは固定子34の下方に離れ(図26(c)→図29(a))、被操作部33は被クランプ部材81のカム面81Cに沿って移動した後(図28(b)→図29(a))、カム面81Cから離脱する(図29(b))。
このように、本実施の形態におけるパーツフィーダ13では、解除操作部85が本体部41の後方に引っ張られてレバー部84が被クランプ部材81による固定子34のクランプを解除するように作動した後、更に解除操作部85が本体部41に後方に引っ張り操作されると、その引っ張り力によってスロット挿入部52がスロット溝23Sから抜け出るようになっている。このため作業者OPは、解除操作部85を離脱方向(後方)に引っ張る操作によって、パーツフィーダ13の固定の解除と取り外しの両方の作業をスムーズに行うことができる。
このように、本実施の形態におけるパーツフィーダ13では、本体部41をフィーダベース22から取り外し可能な状態にするために作業者OPによって操作される解除操作部85が、本体部41に対してスライドするスライド部91と、スライド部91に基部92Kが揺動可能に連結され、揺動によって先端部(操作側端部92S)が本体部41に接近した起立姿勢と本体部41から離れた横倒姿勢とを取り得るスイング部92とを備えており、作業者OPが解除操作部85を横倒し姿勢にした状態で水平方向に引っ張ると、フィーダベース22に対する本体部41の固定が解除されて、フィーダベース22からパーツフィーダ13を離脱させることができるようになっている。
このようなフィーダベース22に対するパーツフィーダ13のクランプ解除操作は極めて単純であるうえ、クランプ解除の操作方向とフィーダベース22からのパーツフィーダ13の取り外し方向(スライド方向)とが致しているので、これらの操作をロボットに行わせる場合であっても単純な操作で済み、複雑な動作を必要とする高価なロボットを使用することによってコストが高くなることを防止できる。しかも、パーツフィーダ13をフィーダベース22から取り外すとき以外はスイング部92を起立姿勢にして本体部41に近接させておけばスイング部92は作業者OPの邪魔にならないので作業性がよい。
前述した部品実装ラインの作業指示部SSB(図1)は、部品装着装置1のフィーダベース22に装着されている各パーツフィーダ13の種類を把握しており、生産する基板KBの種類に応じた段取り替えの際、パーツフィーダ13の交換が必要になった場合に、交換されるべき(フィーダベース22から取り外されるべき)パーツフィーダ13を部品装着装置1に通知する。そして、作業指示部SSBから通知を受けた部品装着装置1の制御装置17は、交換されるべきパーツフィーダ13が備えるランプ63を点灯あるいは点滅させる。作業者OPは、ランプ63が点灯あるいは点滅しているパーツフィーダ13を見つけたら、そのランプ63を頼りにフィーダベース22上の複数のパーツフィーダ13の中から、取り外すべきパーツフィーダ13を見つけ出し、そのパーツフィーダ13の把手部51に設けられたスイング部92を後方に引っ張ることによって、そのパーツフィーダ13をフィーダベース22から取り外す。
作業者OPはランプ63が点灯あるいは点滅しているパーツフィーダ13をフィーダベース22上に並んだ複数のパーツフィーダ13の中から見つけ出す必要がある。このため、操作パネル60上のランプ63の配置は、そのランプ63の点灯あるいは点滅状態を容易に発見できるレイアウトになっていることが好ましい。
本実施の形態では、操作パネル60が把手部51の後面41bと上面41cの間の角部51Eを含む領域に設けられており、従来の把手部51の上面41cにのみ操作パネル60が設けられている場合に比べて操作スイッチ61とランプ63を高い自由度で配置することができる。このため操作スイッチ61とランプ63とを離して配置することができるとともに、それぞれのサイズを大きくすることが可能であり、操作パネル60の操作性と視認性の向上を図ることができる。特に、本実施の形態では、操作スイッチ61は作業者OPが操作し易いように操作スイッチ61を把手部51の上面41cに配置される一方、ランプ63は把手部51の後面41bに配置されているので、作業者OPは点灯あるいは点滅しているランプ63を見落としにくい(発見し易い)。
また、ランプ63が把手部51の後面41bに配置されていることにより、作業者OPはフィーダベース22からパーツフィーダ13を取り外す際、取り外すべきパーツフィーダ13を隣接して配置された他のパーツフィーダ13と区別し易い。すなわち、ランプ63が解除操作部85(詳細にはスイング部92)のすぐそばに配置されるので、ランプ63で指示されたパーツフィーダ13に隣接するパーツフィーダ13を誤って取り外してしまう人的ミスの発生を防止することができる。
本実施の形態において、操作パネル60は、操作スイッチ61を有する主パネル60Aと、ランプ63を有する副パネル60Bと、主パネル60Aと副パネル60Bを連結する連結部60Cを有する構成となっている。このような構成の操作パネル60は、ひとつの部材でありながら、把手部51の上面41cと後面41bとの双方に操作スイッチ61およびランプ63を配置できるので、部品点数を少なくすることができる。よって、これらのパネルが別々に製造される場合と比べて、把手部51に操作パネル60を取り付けるときの作業および把手部51に取り付ける前の操作パネル60の保管および管理が容易である。
以上説明したように、本実施の形態におけるパーツフィーダ13は、把手部51の後面41bと上面41cの間の角部51Eを含む領域に操作スイッチ61とランプ63を含む操作パネル60が設けられており、従来の把手部51の上面41cにのみ操作パネル60が設けられている場合に比べて操作スイッチ61とランプ63を高い自由度で配置できる。このため、操作スイッチ61とランプ63とを離して配置することができるとともに、それぞれのサイズを大きくすることが可能であり、パーツフィーダ13が備える操作パネル60の操作性と視認性の向上を図ることができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態において、解除操作部85の変位をクランプ解除部材82伝達する伝達する伝達部DBはワイヤ86とレバー部84から成っていたが、リンク等の他の構成から成っていてもよい。また、上述の実施の形態において、パーツフィーダ13はテープフィーダであったが、テープフィーダに限られず、バルクフィーダやスティックフィーダ等であってもよい。
パーツフィーダが備える操作パネルの操作性と視認性の向上を図ることができるパーツフィーダおよび部品装着装置を提供する。
1 部品装着装置
13 パーツフィーダ
13K 部品取出し位置
14 装着ヘッド
14N ノズル
41 本体部
41a 前面
41b 後面
41c 上面
43 部品供給機構
44 制御部
51 把手部
51E 角部
60 操作パネル
60A 主パネル
60B 副パネル
60C 連結部
61 操作スイッチ
63 ランプ
BH 部品
KB 基板

Claims (6)

  1. 部品装着装置が備える装着ヘッドが部品を取り出す部品取出し位置に部品を供給するパーツフィーダであって、
    前面、後面および前面から後面にかけて広がる上面を有し、前記前面側に偏った位置に前記部品取出し位置が設定されるとともに前記部品取出し位置に部品を供給する部品供給機構を有する本体部と、
    少なくとも前記部品供給機構を制御する制御部と、を備え、
    前記本体部の一部には前記後面から前記上面にかけて上方に突出した把手部が形成されており、前記把手部の前記後面と前記上面の間の角部を含む領域に、前記制御部に対して入力を行う少なくとも1つの操作スイッチと前記制御部に制御されて発光する少なくとも1つのランプとを含む操作パネルが設けられた、パーツフィーダ。
  2. 前記ランプは前記把手部の後面に配置され、前記操作スイッチは前記把手部の上面に配置される、請求項1に記載のパーツフィーダ。
  3. 前記操作パネルは、前記操作スイッチを有する主パネルと、前記ランプを有する副パネルと、前記主パネルと前記副パネルを連結する連結部と、を有し、前記主パネルは前記把手部の上面に位置し、前記副パネルは前記把手部の後面に位置し、前記連結部は前記角部に位置している、請求項2に記載のパーツフィーダ。
  4. 前記主パネルは前記把手部の上面に埋め込まれ、前記副パネルは前記把手部の後面に埋め込まれ、前記連結部は前記角部の形状に倣って曲げられている、請求項3に記載のパーツフィーダ。
  5. 前記主パネルは、表示部を有する請求項4に記載のパーツフィーダ。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載のパーツフィーダと、前記パーツフィーダによって供給される部品をノズルにより吸着して基板に装着する装着ヘッドと、を備えた部品装着装置。
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