JP4709695B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、実装機に取り付けられて電子部品を供給する部品供給装置に関する。
従来、基板上に電子部品を実装する実装機として、部品供給装置から供給されるIC等の電子部品を、吸着ヘッド等でピックアップして、基板上の所定位置に移送して装着するものが知られている。このような実装機では、一般に、多数の部品供給装置が並列配置して取り付けられるようになっており、生産する基板に応じて、必要な部品を供給する部品供給装置が取り付けられる。
このような部品供給装置では、実装機側の部品供給装置取付部に設けられた係合部に係合して固定する固定手段を備えたものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特許第3663913号公報(図2)
このような部品供給装置の固定手段においては、作業者が操作レバー等を介して固定手段を操作し、部品供給装置取付部側の係合部に対して積極的に係合動作させることでより確実に固定することが考えられる。この場合、操作レバー等が部品供給装置の上部に設けられると、部品供給装置の下部の固定手段まで操作力を伝達するため、たとえば操作レバー等と固定手段とをつなぐリンク板等の操作力伝達機構が必要となる。
しかしながら、このようなリンク板等は、操作力を伝達する距離が長くなると、たわみ変形を生じやすい。
ところが、部品供給装置は多数が並列配置状態で取り付けられるため、リンク板等がたわみ変形すると、隣接する部品供給装置に干渉するなど悪影響を与えるおそれがある。
このため、リンク板等は、その剛性を確保するために十分に厚く構成したり、別途の補強板等を必要とし、部品供給装置の薄肉化を阻害してしまうという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、より薄肉化を図ることができる部品供給装置等を提供することを目的とする。
本発明は、下記の手段を提供する。すなわち、
[1]実装機が備える部品供給装置取付部に並列配置して取り付けられる部品供給装置であって、
前記部品供給装置の下側に配置され、前記部品供給装置取付部側の被係合部に係合して前記部品供給装置を前記部品供給装置取付部に固定する固定状態と、前記係合を解除した解除状態とを切り替え可能な固定手段と、
前記部品供給装置の上側に配置され、前記固定手段の固定状態と解除状態とを切り替える操作手段と、
前記部品供給装置の側部に配置され、その両端がそれぞれ前記操作手段と前記固定手段とに連結され、前記操作手段に入力された操作力を前記固定手段に伝達するリンク板と、を備え、
前記リンク板の長さの中間部には、平面視において前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分よりも前記部品供給装置の内側に位置する膨出部が形成されていることを特徴とする部品供給装置。
[2]前記リンク板は、前記操作手段および前記固定手段との連結部分より長さ方向についての内側部分が、平面視において前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分よりも前記部品供給装置の外側に位置する部分のない形状に形成された前項1に記載の部品供給装置。
[3]前記膨出部は、局所的な曲げ加工により形成された前項1または2に記載の部品供給装置。
[4]前記膨出部は、前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分に対して、前記リンク板の板厚の20パーセント以上、前記部品供給装置の内側に位置するように構成された前項1〜3のいずれかに記載の部品供給装置。
上記発明[1]によると、リンク板の中間部に操作手段および固定手段との連結部分より内側に位置する膨出部が形成されているため、リンク板に作用する操作力によってリンク板がたわみ変形する場合には、膨出部が部品供給装置の内側に向かって膨らむようにたわむ。これにより、リンク板が外側にたわんで隣接する他の部品供給装置に悪影響を与えることを防止するために、リンク板を厚く構成したり、別途の補強板等を設けたりする必要がなく、部品供給装置の薄肉化を図ることができる。
上記発明[2]によると、リンク板の内側が操作手段および固定手段との連結部分より外側に位置する部分がないため、リンク板に作用する操作力によってリンク板がたわみ変形する場合、より確実に装置の内側に向かって膨らむようにたわませることができる。
上記発明[3]によると、膨出部が局所的な曲げ加工により形成されたため、リンク板に局所的な曲げ加工が施されることで座屈強度を高めて、リンク板のたわみ変形量を小さく抑えることができる。
上記発明[4]によると、膨出部をリンク板の板厚の20パーセント以上、内側に位置するようにしたため、リンク板に作用する操作力によってリンク板がたわみ変形する場合、確実に装置の内側に向かって膨らむようにたわませることができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる実装機を示す正面図である。図2は、同平面図である。これらの図に示すように、実装機10は、基台11上に配置されてプリント基板Pを搬送するコンベア20,20と、このコンベア20,20の両側に配置された部品供給部30…と、基台11の上方に設けられた電子部品実装用のヘッドユニット40とを備えている。
ヘッドユニット40は、部品供給部30から電子部品をピックアップして基板P上に装着し得るように、部品供給部30と基板P上の実装位置とにわたる領域を移動可能となっている。具体的には、ヘッドユニット40は、X軸方向(コンベア20の基板搬送方向)に延びるヘッドユニット支持部材42にX軸方向に移動可能に支持され、このヘッドユニット支持部材42はその両端部においてY軸方向(水平面内でX軸と直交する方向)に延びるガイドレール43,43にY軸方向に移動可能に移動可能に支持されている。そしてヘッドユニット40は、X軸モータ44によりボールねじ45を介してX軸方向の駆動が行われ、ヘッドユニット支持部材42は、Y軸モータ46によりボールねじ47を介してY軸方向の駆動が行われるようになっている。
また、ヘッドユニット40には、複数のヘッド41がX軸方向に並んで搭載されている。各ヘッド41は、Z軸モータを駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸モータを駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。
各ヘッド41の先端には、電子部品を吸着して基板に装着するための吸着ノズルが設けられている。各ノズルは、部品吸着時には図外の負圧手段から負圧が供給されて、その負圧による吸引力で電子部品を吸着してピックアップできるようになっている。
なお図2において、符号12はカメラであって、ヘッドユニット40で吸着された部品の状態を撮像して、部品の位置ずれなどを検出できるようにしている。
部品供給部30…は、コンベア20,20に対してフロント側とリア側のそれぞれ上流部と下流部の合計4箇所に設けられている。各部品供給部30…には、テープフィーダ等の部品供給装置50…を複数並列配置して取り付け可能な部品供給装置取付部60が設けられている。各部品供給装置50…は、部品供給装置取付部60に対して、その並列配置方向に直交する水平方向にスライドさせて取り付けられるようになっている。
この実施形態では、各部品供給部30…に、部品供給装置取付台車39…が実装機10の本体に対して着脱自在に取り付けられ、部品供給装置取付部60は、各部品供給装置取付台車39…に設けられている。
図3は、部品供給装置取付部60の斜視図である。図4は、同平面図である。
これらの図に示すように、部品供給装置取付部60は、複数の部品供給装置50…が並列配置して取り付けられるフィーダプレート61を備えている。
フィーダプレート61上には、図4に矢印で示すスライド方向の前方側と後方側に、それぞれ並列配置方向に延びる凸条からなる取付部側高さ基準部62,63が設けられている。取付部側高さ基準部62,63は、後述するように各部品供給装置50を高さ方向について位置決めする。
フィーダプレート61のスライド方向前方側には前部板64が立設状態で取り付けられている。この前部板64の上部は、スライド方向の後方側に被さるように延び、その下面側に傾斜部641が形成されている。この傾斜部641は、後述するように各部品供給装置50…をスライド方向について位置決めする。
また、この前部板64には、スライド方向に穿たれたピン孔65…が、部品供給装置50の並列配置間隔毎に設けられている。このピン孔65…は、後述するように各部品供給装置50…の前部を並列配置方向について位置決めする。
フィーダプレート61のスライド方向後方側には、水平に配置された後部板66が取り付けられている。この後部板66には、スライド方向の後方が開口し、後部板66を上下方向に貫通する垂直溝部67…が、部品供給装置50の並列配置間隔毎に設けられている。この垂直溝部67…は、後述するように各部品供給装置50…の後部を並列配置方向について位置決めする。
後部板66の下面には、並列配置方向に延びる断面U字状の固定凹部661が形成されている。この固定凹部661は、後述するように各部品供給装置50を部品供給装置取付部60に固定するための被係合部として機能する。
フィーダプレート61の下方には、部品供給装置50を制御するための制御部682(図6参照)が収容されたボックス681が配置されている。ボックス681のスライド方向の後面側には、制御部682と部品供給装置50とを電気的に接続するためのコネクタ68が設けられている。
図5は、本実施形態にかかる部品供給装置を斜め後方から見た斜視図である。図6は、同装置が部品供給装置取付部に取り付けられる直前の状態を示す説明図である。図7は、同装置が部品供給装置取付部に取り付けられた状態を示す説明図である。
各部品供給装置50…は、例えば電動式のテープフィーダから構成されている。各部品供給装置50…には、ICやトランジスタ等の小片状の部品を所定間隔毎に格納したテープが巻回されたリール(不図示)が装着され、テープが巻回された駆動スプロケット503,504を駆動モータ501,502によって回転駆動させることにより、テープをリールから間欠的に繰り出して、テープに格納された部品を部品取出部51に送り込み、ヘッドユニット40によってピックアップできるようになっている。
部品供給装置50の下側には、スライド方向に離間した2箇所に装置側高さ基準部52,53が設けられている。
スライド方向の前方側および後方側の装置側高さ基準部52,53は、それぞれ平面視L型の金属ブロックおよび平板状の金属ブロックから構成され、その下面が、部品供給装置取付部60に設けられた取付部側高さ基準部62,63に当接するようになっている。これら部品供給装置50に設けられた装置側高さ基準部52,53と、部品供給装置取付部60側に設けられた取付部側高さ基準部62,63とは、部品供給装置50を高さ方向について位置決めする高さ方向位置決め手段として機能する。
また前方の装置側高さ基準部52のスライド方向の前方の上部には傾斜部54が形成されており、部品供給装置取付部60側の前部板64に設けられた傾斜部641と当接するようになっている。部品供給装置50の高さ位置は、上述したように部品供給装置50側の装置側高さ基準部52,53と、部品供給装置取付部60側の取付部側高さ基準部62,63とによって位置決めされる。こうして高さ方向について位置決めされた部品供給装置50の傾斜部54と、部品供給装置取付部60側の傾斜部641とが傾斜面で当接することによって、部品供給装置50はスライド方向について位置決めされる。
また、部品供給装置50側の傾斜部54が、部品供給装置取付部60側の傾斜部641によって斜め上方から押さえられることによって、部品供給装置50の部品供給装置取付部60への取付状態が安定するようになっている。
また前方の装置側高さ基準部52には、取付部側高さ基準部62と当接する部位よりスライド方向の前方に、スライド方向に突き出した水平ピン55が設けられている。この水平ピン55は、部品供給装置50を部品供給装置取付部60に取り付ける際のスライド動作に伴って、部品供給装置取付部60に形成された上記ピン孔65に嵌合する。上記ピン孔64は、上下方向に長い縦長の長孔状であって、並列配置方向(左右方向)の幅が水平ピン54の径と同寸法に形成され、水平ピン54が嵌合することによって、部品供給装置50の前部を並列配置方向について位置決めするようになっている。
また前方の装置側高さ基準部52には、取付部側高さ基準部62と当接する部位よりスライド方向の前方の下部に、部品供給装置50を部品供給装置取付部60に取り付ける際のスライド動作に伴って、取付部側高さ基準部62上の異物をスライド方向の前方に押し出して除去する除去部56が設けられている。
後方側の装置側高さ基準部53には、後方側の取付部側高さ基準部63と当接する部位よりスライド方向の後方に、装置側高さ基準部53より下方に突き出した垂直ピン57が設けられている。この垂直ピン57は、部品供給装置50を部品供給装置取付部60に取り付ける際のスライド動作に伴って、部品供給装置取付部60に設けられた垂直溝部67に嵌合する。上記垂直溝部67は、スライド方向に長い縦長の長孔状であって、並列配置方向(左右方向)の幅が垂直ピン57の径と同寸法に形成され、垂直ピン57が嵌合することによって、部品供給装置50の後部を並列配置方向について位置決めするようになっている。
垂直ピン57の下部は、垂直溝部67の幅より幅広の大径部571が形成され、垂直溝部67の下側に位置することにより、垂直ピン57が垂直溝部67の上方に抜け出ることを防止する抜け止め手段として機能するようになっている。
部品供給装置50の下部には、駆動モータ501,502等を駆動制御するコントローラ505が配置されている。部品供給装置50の前記垂直ピン57の下方には、このコントローラ505を部品供給装置取付部60側の制御部682と電気的に接続するコネクタ58が配置されている。このコネクタ58は、図6および図7に示すように、部品供給装置50を部品供給装置取付部60に取り付ける際のスライド動作によって部品供給装置取付部60側のコネクタ68に挿し込まれ、電気的に接続するようになっている。部品供給装置50は、こうして部品供給装置取付部60と電気的に接続することによって、駆動モータ501,502を駆動する駆動電力と、これらを駆動させる制御信号を部品供給装置取付部側から供給される。
部品供給装置50の下側には、部品供給装置50を部品供給装置取付部60に固定するための固定手段70が設けられている。この固定手段70は、部品供給装置取付部60の後部板66に形成された固定凹部(被係合部)661に係合する係合ローラ701と、係合ローラ701が取り付けられた切替動作部材702と、付勢バネ703とを備えている。切替動作部材702は、側面視L字状に形成され、屈曲する中間部704が部品供給装置50の本体500に対して回転自在に取り付けられている。付勢バネ703は切り替え動作部材702の中間部704に巻き掛けられ、一端側が部品供給装置50の本体500に固定され、他端は係合ローラ701を固定凹部661側に押し付ける方向(上方向)に切替動作部材702を付勢するようになっている。
この固定手段70は、部品供給装置50が部品供給装置取付部60に取り付けられたとき、係合ローラ701が付勢バネ703によって固定凹部661に押し付けられ、固定凹部661に係合することによって部品供給装置50が部品供給装置取付部60に固定された固定状態となる。また、切替動作部材702を付勢バネ703に抗して回転動作させることにより、係合ローラ701を押し下げて固定凹部661との係合を解除した解除状態となる。
部品供給装置50の上側には、固定手段70の固定状態と解除状態とを切り替える操作手段として機能する操作レバー71が設けられている。操作レバー71は、把持部711の根本部712が部品供給装置50の本体500に回転自在に取り付けられている。
部品供給装置50の一側部には、その両端721,722がそれぞれ操作レバー71と固定手段70とに連結されたリンク板72が配置されている。この実施形態では、リンク板72は、部品供給装置50をスライド方向の後方から見えて左側に配置されている。このリンク板72は、操作レバー71に入力された操作力を固定手段70に伝達するようになっている。具体的には、リンク板72の上端部721は、操作レバー71の把持部711の反対側の先端部713が回転自在に結合され、リンク板72の下端部722は、固定手段70の切り替え動作部材702の係合ローラ701の反対側の先端部705に回転自在に結合されている。
リンク板72は、正面視において、その長さ方向の各所にて複数回屈曲し、部品供給装置50の並列配置方向に厚みを有する金属板から構成されている。リンク板72は、操作レバー71を回転動作させる操作力を、主にリンク板72に作用する軸力として伝達し、切替動作部材702を回転動作させ、係合ローラ701を係合/解除動作させるようになっている。
図8は、リンク板72の取付状態を示す平面図である。同図に示すように、リンク板72の長さの中間部には、平面視において操作レバー71との連結部分721および固定手段70との連結部分722の両部分よりも部品供給装置50の内側に位置する膨出部723が形成されている。
この実施形態では、膨出部723は、長さ方向に離間した2箇所724,724において、局所的な曲げ加工を行うことによって形成されている。この曲げ加工としては、具体的には近接した2箇所を反対方向に曲げ加工した段付き曲げ加工を挙げることができる。このような曲げ加工は、たとえばプレス加工によって行うことができる。
このようにして膨出部723を形成することにより、リンク板72は、操作レバー71との連結部分721および固定手段70との連結部分722より長さの内側が、平面視において操作レバー71との連結部分721および固定手段70との連結部分722の両部分よりも部品供給装置70の外側に位置する部分のない形状に形成されている。
具体的には、膨出部723は、操作レバー71との連結部分721および固定手段70との連結部分722の両部分に対して、リンク板72の板厚に対し、20パーセント以上、部品供給装置50の内側に位置するように構成されている。具体例としては、リンク板72の板厚が5mmの場合、膨出部723は1mm以上装置50の内側に位置するように曲げ加工した構成を挙げることができる。
以上のように構成された部品供給装置50によると、リンク板72の中間部に操作レバー71および固定手段70との連結部分より内側に位置する膨出部723が形成されているため、リンク板72に作用する操作力によってリンク板72がたわみ変形する場合には、膨出部723が部品供給装置50の内側に向かって膨らむようにたわむ。
特に、リンク板72の長さ方向の2箇所に段付き曲げを施して、膨出部723を形成したことにより、リンク板72の中間部には、操作レバー71との連結部分721および固定手段70との連結部分722を通る鉛直面より、部品供給装置50の外側に位置する部分がない。このため、リンク板72がたわむ場合には、より確実に装置50の内側に向かって膨らむようにたわませることができる。
これにより、リンク板72が外側にたわんでも隣接して取り付けられる他の部品供給装置50…に干渉することがなく、このようなリンク板72のたわみ変形を軽減するために、リンク板72を厚く構成したり、別途の補強板等を設けたりする必要がない。したがって、この分だけ部品供給装置50の薄肉化を図ることができる。
また、リンク板72の膨出部723を局所的な曲げ加工により形成したため、リンク板72の長さ方向についの座屈強度を高めることができる。これにより、そもそもリンク板72に発生するたわみ変形量を小さく抑えることができる。
また、膨出部723はリンク板72の板厚の20パーセント以上、内側に位置するようにしたため、リンク板72に作用する力操作によってリンク板72がたわみ変形する場合であっても、確実に装置50の内側に向かって膨らむようにたわませることができる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記構成に限定されず下記のように適宜変更してもよい。
たとえば、上記実施形態では、リンク板72を長さ方向の2箇所に段付き曲げを施すことによって膨出部723を形成したが、図9(a)に示すように、リンク板72の長さ方向の中央部を連続的に曲げることで膨出部723を形成したり、図9(b)に示すようにリンク板72のほぼ全長にわたって曲げ加工を行うことで膨出部723を形成するようにしても良い。また、図9(c)に示すように、リンク板72の長さ方向の3箇所以上に段付き曲げ加工724を施すことによって、膨出部723を形成するようにしても良い。
また、上記実施形態では、部品供給装置50としてテープフィーダを例としたが、部品供給装置はこれに限定されず、バルクフィーダ等、他のタイプの部品供給装置であってもよい。
本発明の一実施形態にかかる実装機を示す正面図である。 同平面図である。 部品供給装置取付部の斜視図である。 同平面図である。 本実施形態にかかる部品供給装置を斜め後方から見た斜視図である。 同装置が部品供給装置取付部に取り付けられる直前の状態を示す説明図である。 同装置が部品供給装置取付部に取り付けられた状態を示す説明図である。 リンク板の取付状態を示す平面図である。 リンク板の変形例を示す平面図である。
符号の説明
10 実装機
20 コンベア
30 部品供給部
40 ヘッドユニット
50 部品供給装置
51 部品取出部
52,53 装置側高さ基準部
60 部品供給装置取付部
62,63 取付部側高さ基準部
661 固定凹部(被係合部)
70 固定手段
701 係合ローラ701
702 切替動作部材
703 付勢バネ
71 操作レバー(操作手段)
72 リンク板
723 膨出部
724 段付き曲げ部
P 基板

Claims (4)

  1. 実装機が備える部品供給装置取付部に並列配置して取り付けられる部品供給装置であって、
    前記部品供給装置の下側に配置され、前記部品供給装置取付部側の被係合部に係合して前記部品供給装置を前記部品供給装置取付部に固定する固定状態と、前記係合を解除した解除状態とを切り替え可能な固定手段と、
    前記部品供給装置の上側に配置され、前記固定手段の固定状態と解除状態とを切り替える操作手段と、
    前記部品供給装置の側部に配置され、その両端がそれぞれ前記操作手段と前記固定手段とに連結され、前記操作手段に入力された操作力を前記固定手段に伝達するリンク板と、を備え、
    前記リンク板の長さの中間部には、平面視において前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分よりも前記部品供給装置の内側に位置する膨出部が形成されていることを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記リンク板は、前記操作手段および前記固定手段との連結部分より長さ方向についての内側部分が、平面視において前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分よりも前記部品供給装置の外側に位置する部分のない形状に形成された請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記膨出部は、局所的な曲げ加工により形成された請求項1または2に記載の部品供給装置。
  4. 前記膨出部は、前記操作手段との連結部分および前記固定手段との連結部分の両部分に対して、前記リンク板の板厚の20パーセント以上、前記部品供給装置の内側に位置するように構成された請求項1〜3のいずれかに記載の部品供給装置。
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