JP2023071438A - 情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】Ｗｅｂアプリケーションにおける操作を簡素化し、且つ、組織毎、グループ毎、又はユーザ毎にカスタマイズを可能とする情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】情報処理方法は、Ｗｅｂアプリケーションの画面内にあって、テキストを含む特定のコンテンツデータを表示する特定部分から、テキストを取得し、取得したテキスト内から特定の文字列に続く第１テキスト及び第２テキストを取得し、前記第１テキストに基づくアイコンを作成し、作成した前記アイコンを前記画面内の入力欄の近傍に描画し、前記アイコンが選択された場合、前記第２テキストを前記入力欄に自動入力する。【選択図】図６

Description

本発明は、Ｗｅｂブラウザプログラム上で操作できるＷｅｂアプリケーションの情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。

ユーザが複数のデバイスを用い、場所を変えて同一のデータへアクセスできるようにするため、ユーザの識別データ（ユーザＩＤ）に紐づけられてＷｅｂブラウザプログラム上で動作するＷｅｂアプリケーションの使用が一般化している（特許文献１等）。そのようなＷｅｂアプリケーションプログラムは、HTMLで記述されたページデータ、デザイン設定のデータ、及びページ上でのテキスト及び画像の編集を受け付ける処理を実行するためのプログラムデータによって実現されている。

ユーザ同士でデータ、スケジュールを共有するためのＷｅｂアプリケーションが普及している（特許文献２等）。

特開２０２０－０７４１６４号公報 特表２０２０－５２７８０３号公報

ユーザ同士でデータを共有するＷｅｂアプリケーションでは、特定の便利な機能が繰り返し使用されたり、データやメッセージの宛先として特定のユーザ又はグループが選択されたり、習慣化する手順がある。これらの手順のうち、汎用的に使用できる手順は、Ｗｅｂアプリケーションでの改修や拡張ツールの適用によって短縮されることも可能である。

しかしながら、特定のコマンドに割り当てたい処理内容は、組織毎、グループ毎、あるいはユーザ毎に異なる場合があり、このような場合にはＷｅｂアプリケーション側で個別に機能を提供することは適切とは言えない。

本発明は、斯かる事情に鑑みてなされるものであり、Ｗｅｂアプリケーションにおける操作を簡素化し、且つ、組織毎、グループ毎、又はユーザ毎にカスタマイズを可能とする情報処理方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。

本開示の一実施形態の情報処理方法は、Ｗｅｂアプリケーションの画面内にあって、テキストを含む特定のコンテンツデータを表示する特定部分から、テキストを取得し、取得したテキスト内から特定の文字列に続く第１テキスト及び第２テキストを取得し、前記第１テキストに基づくアイコンを作成し、作成した前記アイコンを前記画面内の入力欄の近傍に描画し、前記アイコンが選択された場合、前記第２テキストを前記入力欄に自動入力する。

本開示の一実施形態のコンピュータプログラムは、Ｗｅｂアプリケーションの画面を表示し、画面上の操作を受け付けるコンピュータに、前記画面内にあって、テキストを含む特定のコンテンツデータを表示する特定部分からテキストを取得し、取得したテキスト内から特定の文字列に続く第１テキスト及び第２テキストを取得し、前記第１テキストに基づくアイコンを作成し、作成した前記アイコンを前記画面内の入力欄の近傍に描画し、前記アイコンが選択された場合、前記第２テキストを前記入力欄に自動入力する。

本開示の情報処理方法では、Ｗｅｂアプリケーション上でテキストを入力する欄への自動入力を、固定ではなく、特定のコンテンツデータの表示部分から取得可能とする。特定のコンテンツデータを、組織、グループ、又はユーザ毎に設定しておくことで、組織、グループ又はユーザ毎にカスタマイズ可能な自動入力を実現できる。

本開示の一実施形態の情報処理方法は、前記Ｗｅｂアプリケーションは、前記特定部分におけるコンテンツデータの編集を受け付ける。

本開示の情報処理方法では、自動入力対象の特定のコンテンツデータの表示部分は、編集可能であり、組織、グループ、又はユーザ毎に事後的に変更も可能である。自動入力の対象を、プロジェクトの時期、組織変更等に応じて変更が可能である。

本開示の一実施形態の情報処理方法は、前記Ｗｅｂアプリケーションは、１又は複数のユーザを含むグループ毎に、メッセージを含むデータを共有するアプリケーションであり、前記特定部分に表示されるコンテンツデータは、同一グループ内で共有される。

本開示の情報処理方法では、Ｗｅｂブラウザ上でメッセージを共有するチャットアプリケーション等で、コマンドを含むテキストを自動入力するに際し、その自動入力対象を、組織、グループ、又はユーザ毎に共有する表示部分に共有できる。これにより、組織、グループ、又はユーザ毎に、時期、プロジェクトに応じてカスタマイズした自動入力によってメッセージを共有する操作が簡素になる。

本開示の一実施形態の情報処理方法は、前記特定の文字列は、前記Ｗｅｂアプリケーションのプロトコルで規定されない文字列である。

本開示の情報処理方法では、特定のコンテンツを表示する特定部分に表示しておくテキストは、Ｗｅｂアプリケーションにおいて使用されるコマンドと異なる特定の文字列を用いる。これにより、Ｗｅｂアプリケーションで用意されているコマンド等と併用して組織、グループ、又はユーザ毎にカスタマイズした自動入力を利用できる。

本開示によれば、Ｗｅｂアプリケーション上でテキストを入力する欄への自動入力を、固定ではなく、特定のコンテンツデータの表示部分から取得可能とする。自動入力を、Ｗｅｂアプリケーションにおける操作を簡素化し、且つ、組織毎、グループ毎、又はユーザ毎にカスタマイズして実現できる。

情報処理システムの構成を示すブロック図である。 各装置の構成を示すブロック図である。 Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面例を示す。 拡張プログラムに基づく処理手順の一例を示すフローチャートである。 第２テキストの内容例を示す。 作成されたアイコンを含む画面例を示す。 アイコンが選択された場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。 アイコンを選択した場合の処理の表示例を示す説明図である。

本開示をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。以下の実施の形態では、本開示の情報処理方法を適用した情報処理システムについて説明する。

図１は、情報処理システム１００の構成を示すブロック図である。情報処理システム１００は、サーバ装置２及び複数のクライアント装置１を含む。複数のクライアント装置１と、サーバ装置２とは、ネットワークＮを介して通信接続が可能である。サーバ装置２は、クライアント装置１にＷｅｂアプリケーション１０２等を提供するサービスサーバである。本開示においてＷｅｂアプリケーション１０２は、Ｗｅｂ通信によってデータをサーバ装置２から提供し、クライアント装置１に画面を表示し、操作を受け付け、サーバ装置２での処理結果を画面に反映させるアプリケーションである。Ｗｅｂアプリケーション１０２は例えば、メッセージ、データ、スケジュール等のユーザ間の共有を実現するアプリケーションである。サーバ装置２は、その他、Ｗｅｂ会議、ストレージサービス等の他のＷｅｂアプリケーションを提供してもよい。

クライアント装置１は、ユーザが使用するＰＣ（Personal Computer）である。クライアント装置１は、通信機能を有してＷｅｂブラウザプログラムを実行することが可能な装置であれば、デスクトップ型ＰＣ、ラップトップ型ＰＣ、タブレット端末又はスマートフォン等の種々の情報通信端末を用いてよい。図１では、デスクトップ型ＰＣ及びタブレット端末を図示している。

ネットワークＮは、公衆網Ｎ１、及びキャリアネットワークＮ２を含む。公衆網Ｎ１は所謂インターネットである。キャリアネットワークＮ２は、次世代又は次々世代高速携帯通信規格等の規格に基づく無線通信を実現する通信キャリアが提供するネットワークである。公衆網Ｎ１はアクセスポイントＡＰを含む。キャリアネットワークＮ２は基地局ＢＳを含む。クライアント装置１は、アクセスポイントＡＰ又は基地局ＢＳにより、公衆網Ｎ１を介してサーバ装置２との間で通信接続、又はデータの送受信が可能である。

サーバ装置２は、１又は複数のサーバコンピュータで構成される。サーバ装置２は、クライアント装置１で表示するＷｅｂページを提供し、且つ、Ｗｅｂページ上でのユーザによる操作を受け付け、操作に応じた処理を実現するプログラムデータを提供する。

図２は、各装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置２は、Ｗｅｂアプリケーションプログラム、Ｗｅｂページ等を含むプログラムデータを、アプリケーション毎に記憶する。サーバ装置２は、Ｗｅｂアプリケーションを実現するためのプログラム及び設定データ等を含むアプリケーションデータを記憶する。サーバ装置２は、クライアント装置１を使用するユーザのユーザＩＤに対応付けて、ユーザが使用するアプリケーション、アプリケーション内のデータ等をユーザデータとして記憶している。

クライアント装置１は、処理部１０と、記憶部１１と、通信部１２と、表示部１３と、操作部１４とを含む。

処理部１０は、一又は複数のＣＰＵ（Central Processing Unit ）、及び／又はＧＰＵ（Graphics Processing Unit）等を含む。処理部１０は、ＲＡＭ（Random Access Memory）等の非一時記憶媒体を内蔵し、処理中に生成したデータを非一時記憶媒体に記憶しつつ、記憶部１１に記憶されているプログラムに基づき演算を実行する。

記憶部１１は、ハードディスク、ＳＳＤ（Solid State Drive）等の不揮発性記憶媒体である。記憶部１１には、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐと、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐ用の拡張プログラム１１Ｐとを記憶する。拡張プログラム１１Ｐは、記憶媒体９に記憶されている拡張プログラム９Ｐを処理部１０が読み出して記憶部１１に複製したものであってもよい。拡張プログラム１Ｐは、通信部１２を介して他のプログラムサーバ装置からダウンロードして記憶したものであってもよい。

拡張プログラム１１Ｐは、後述するように、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐに基づいて提供されるＷｅｂアプリケーションの画面データに対して作用する。

なお、拡張プログラム１１Ｐによる機能は、記憶部１１に記憶されるＷｅｂアプリケーション専用のクライアントプログラムに組み込まれて実現されてもよい。

通信部１２は、インターネット又はキャリアネットワークを含むネットワークＮを介したサーバ装置２との通信を実現する。通信部１２は具体的には、ネットワークカードである。通信部１２は、キャリアネットワークと接続する無線通信モジュールであってもよいし、Ｗｉ－Ｆｉ（登録商標）用の無線通信モジュールであってもよい。処理部１０は、通信部１２によってサーバ装置２との間でデータを送受信できる。

表示部１３は、液晶ディスプレイ、有機ＥＬ（Electro Luminescence）ディスプレイ等のディスプレイである。表示部１３は、各種アプリケーションプログラムのＧＵＩ（Graphical User Interface）を表示する。表示部１３は、タッチパネル内蔵型ディスプレイでもよい。処理部１０は表示部１３に、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐ及び拡張プログラム１１Ｐに基づきサーバ装置２から提供されるデータを表示する。

操作部１４は、処理部１０との間で入出力が可能なユーザインタフェースであって、マウス、キーボード等である。操作部１４は、表示部１３内蔵のタッチパネルでもよいし、物理ボタンであってもよい。操作部１４は、音声入力部であってもよい。

このように構成される情報処理システムにおいて、サーバ装置から提供されるＷｅｂアプリケーションプログラムの画面を例示する。図３は、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面例を示す。図３で例示するＷｅｂアプリケーションの画面１３０は、メッセージ、データ、スケジュール等のユーザ間の共有を実現する。画面１３０には、ユーザのユーザＩＤが所属メンバーとして登録されている「ルーム」の「ルーム名」のリスト１３１、選択中の「ルーム」に対して投稿されたメッセージ、データ、又はスケジュールの表示欄１３２が含まれている。

「ルーム」はグループ、チーム、組織と呼ばれてもよく、データを共有する複数のメンバーを対象にして作成される。例えば、ルームＩＤ「R0000001（プロジェクトＡ）」である「ルーム」のメッセージ、データ、スケジュールは、ルームＩＤ「R0000001」に対応付けられている「ルーム」の所属メンバ、例えばユーザＩＤ「U00001」、「U00015」、「U00017」のユーザで共有できる。ユーザは、異なる「ルーム」に所属することができ、例えばユーザＩＤ「U00001」のユーザは、ルームＩＤ「R0000001」のみならずルームＩＤ「R0001500（プロジェクトＢ）」及び「R0020100（マイルーム）」それぞれの「ルーム」に所属して、各「ルーム」で共有されるデータを確認することができる。

図３に示すように、画面１３０には、「ルーム」で共有されるメッセージの入力欄１３３を含む。ユーザが、入力欄１３３にテキスト、添付ファイル、画像（のパス）等を入力し、「送信」ボタンを選択すると、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐは、入力欄１３３に入力されているメッセージ又はファイルのパスを示すテキストを取得し、サーバ装置２へ送信する。テキストには、宛先の指定等が含まれてよい。サーバ装置２は、Ｗｅｂアプリケーション用のプロトコルに基づいてメッセージの宛先（共有先）やタグ等を判別し、入力されたテキストをルームＩＤに対応付けて記憶し、メッセージ、ファイル又は画像を共有可能に表示させる。メッセージや、ファイル又は画像へのアクセスパスは、画面１３０の表示欄１３２に表示される。

画面１３０には、「ルーム」で共有される「ノート」欄１３４が含まれる。「ノート」欄１３４は、「ルーム」に参加するユーザで共有されるべきデータ又はＷｅｂページへのアクセスＵＲＬ（Uniform Resource Locator）等の掲載に使用される。「ノート」欄１３４に表示されるテキスト又は画像等は、「ルーム」毎に設定される。この特定の部分に記載されているテキスト、画像、又はリンクデータ等のコンテンツデータは、ルームＩＤに対応付けて「ルーム」毎に、「ノート」欄１３４に表示すべきコンテンツを記述するデータとして記憶されている。また、「ノート」欄１３４は、編集ボタン１３５の選択により、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの仕様に応じて、「ルーム」内で権限を有するユーザによって編集可能である。

このようなＷｅｂアプリケーションプログラムに対応するクライアント装置１において処理部１０は、拡張プログラム１１Ｐに基づき、以下の処理を実行する。図４は、拡張プログラム１１Ｐに基づく処理手順の一例を示すフローチャートである。処理部１０は、以下に示す処理手順を、特定のＷｅｂアプリケーションプログラムの画面データ（HTMLファイル及びスタイルデータ等）を取得した場合、あるいは画面データが更新された場合に、実行する。

処理部１０は、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面データに基づいて表示されている画面内の各部分の内、編集可能な特定の部分に入力されている文字列を取得する（ステップＳ１０１）。

特定の部分は、本開示では、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの機能に基づき、ユーザ毎、グループ毎等に設けられる「ルーム」用の画面内にあって、その「ルーム」に参加権限を有するユーザに共有される「ノート」欄１３４である。

処理部１０は、取得した文字列の前方（先頭寄り）から順に、特定の文字列を探索する（ステップＳ１０２）。

処理部１０は、探索した結果見つけられた特定の文字列の後に続く改行までの文字列を第１テキストとして取得する（ステップＳ１０３）。続けて処理部１０は、改行から次の改行までの文字列を第２テキストとして取得する（ステップＳ１０４）。ステップＳ１０３において改行のコードは、他の特定のコード（１文字）に代替されてもよい。ステップＳ１０３及びステップＳ１０４における文字列の取得方法は、改行又は特定のコードが入っていることに限らず、設定されるルールに沿ったものであれば他の方法であってもよい。

処理部１０は、ステップＳ１０３で取得した第１テキストを文字として含むアイコンを作成し（ステップＳ１０５）、アイコンの識別データを取得する（ステップＳ１０６）。ステップＳ１０５で作成されるアイコンの色（文字色及び背景色）及び形状は、拡張プログラムと共に記憶してあるスタイルシートにおける設定を読み取って決定される。ステップＳ１０６の識別データは、Ｗｅｂブラウザプログラム１０Ｐ、又はクライアント装置１のＯＳから与えられる。

処理部１０は、ステップＳ１０６で取得したアイコンの識別データに対応付けて、ステップＳ１０４で取得した第２テキストを記憶する（ステップＳ１０７）。

処理部１０は、ステップＳ１０６で取得した識別データのアイコンを、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面の内、該プログラムによって提供されるメッセージの入力欄の上方の部分に描画する（ステップＳ１０８）。

処理部は、ステップＳ１０１で取得した文字列に、ステップＳ１０４で取得した文字列の後に続く残りの文字列があるか否かを判断する（ステップＳ１０９）。

残りの文字列があると判断された場合（Ｓ１０９：ＹＥＳ）、処理部１０は、処理をステップＳ１０２へ戻し、残りの文字列の前方から順に、特定の文字列が含まれるか否かを判断する（Ｓ１０２）。

残りの文字列がないと判断された場合（Ｓ１０９：ＮＯ）、処理部１０は、処理を終了する。

拡張プログラム１１Ｐに基づき処理部１０は、記憶部１１又は処理部１０内蔵の一時メモリに、アイコンの識別データに対応付けて、ステップＳ１０４で取得した文字列を第２テキストとして記憶しておくことができる。記憶期間は、ＷｅｂアプリケーションプログラムをＷｅｂブラウザで使用している期間でよい。図５は、第２テキストの内容例を示す。図５に示すように、アイコンの識別データに対応付けて、第１テキストと、第２テキストとがリスト化される。Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面を表示中は、図５に示したデータが記憶されている。

図５に示すように、第１テキストは、アイコンに付す名称（題名）であって、第２テキストは、その名称で識別される入力のテンプレートである。テンプレートは、Ｗｅｂアプリケーションによって異なるが、宛先を示すタグ、画面内での表示態様を決めるタグ、又はＷｅｂアプリケーションに所定のふるまいをさせるためのコマンド等を含み、「ルーム」毎、ユーザ毎に個別に設定できる。

図６は、作成されたアイコンを含む画面例を示す。アイコン１３６は、メッセージの入力欄１３３の上方に表示されている。アイコン１３６には文字が含まれており、この文字は、ステップＳ１０３で取得された第１テキスト（題名）である。アイコン１３６、「ノート」欄１３４に記述された特定の文字列の数の分だけ表示されている。

次に、図６に示したように、作成されたアイコン１３６が選択された場合の処理について説明する。図７は、アイコンが選択された場合の処理手順の一例を示すフローチャートである。処理部１０は、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面が表示されている間、以下の処理を継続的に実行する。

処理部１０は、アイコンが操作部によって選択されたか否かを判断する（ステップＳ２０１）。アイコンが選択されていないと判断された場合（Ｓ２０１：ＮＯ）、処理部は処理をステップＳ２０１へ戻し、操作がされるまで待機する。

アイコンが操作部によって選択されたと判断された場合（Ｓ２０１：ＹＥＳ）、処理部は、選択されたアイコンの識別データを取得し（ステップＳ２０２）、取得した識別データに対応付けて記憶されている第２テキストを読み出す（ステップＳ２０３）。

処理部は、読み出した第２テキストを、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面内の入力欄に入力し（ステップＳ２０４）、処理を終了する。

以後、Ｗｅｂアプリケーションプログラムに基づき処理部１０は、Ｗｅｂブラウザ上で、メッセージ入力欄内のテキストの編集（変更・追加）を、決定（送信）の選択がされるまで受け付ける。決定の選択がされた場合、Ｗｅｂアプリケーション用のＷｅｂブラウザプログラム１０Ｐ向けのプログラムによって処理部は、メッセージ入力欄に入力されたテキストを解釈し、テキストに含まれるタグ、コマンド等に応じて、入力されたメッセージの宛先（公開先）、表示内容を決定し、それらを反映させた画面を更新する。

図８は、アイコンを選択した場合の処理の表示例を示す説明図である。図８に示す画面１３０では、入力欄１３３に、「管理メンバへ」の第１テキストが含まれているアイコン１３６が選択された場合の第２テキスト（宛先）が入力されている。このようにして、Ｗｅｂアプリケーションプログラムの使用時に頻繁に使用するテキストを、ユーザ毎又はグループ毎に個別に設定できる。ユーザは、「ルーム」内で頻繁に使用するテキストをアイコン１３６の選択のみで入力できる。

固定のキーワードであれば、拡張プログラム内で固定的に組み込んでおけばよいところ、個別に使用するテキストがユーザ及び「ルーム」毎に異なる場合、本開示のように編集可能であることが求められる。Ｗｅｂアプリケーションプログラムの画面における特定の部分「ノート」は、「ルーム」毎に編集が可能である。この部分を使用することにより、そのグループ毎、ユーザ毎に、短縮処理を個別に設定できる。この点で、汎用的なショートカットよりも更に、Ｗｅｂアプリケーションプログラムを快適に使用することを可能とする。

上述のように開示された実施の形態は全ての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。

１ クライアント装置
１０ 処理部
１１ 記憶部
１２ 通信部
１３ 表示部
１３０ 画面
１３３ 入力欄
１３４ 「ノート」欄
１３６ アイコン
１０Ｐ Ｗｅｂブラウザプログラム
１１Ｐ 拡張プログラム

Claims (5)

1. Ｗｅｂアプリケーションの画面内にあって、テキストを含む特定のコンテンツデータを表示する特定部分から、テキストを取得し、
   取得したテキスト内から特定の文字列に続く第１テキスト及び第２テキストを取得し、
   前記第１テキストに基づくアイコンを作成し、
   作成した前記アイコンを前記画面内の入力欄の近傍に描画し、
   前記アイコンが選択された場合、前記第２テキストを前記入力欄に自動入力する
   情報処理方法。
2. 前記Ｗｅｂアプリケーションは、前記特定部分におけるコンテンツデータの編集を受け付ける
   請求項１に記載の情報処理方法。
3. 前記Ｗｅｂアプリケーションは、１又は複数のユーザを含むグループ毎に、メッセージを含むデータを共有するアプリケーションであり、
   前記特定部分に表示されるコンテンツデータは、同一グループ内で共有される
   請求項１又は２に記載の情報処理方法。
4. 前記特定の文字列は、前記Ｗｅｂアプリケーションのプロトコルで規定されない文字列である
   請求項１から請求項３のいずれか１項に記載の情報処理方法。
5. Ｗｅｂアプリケーションの画面を表示し、画面上の操作を受け付けるコンピュータに、
   前記画面内にあって、テキストを含む特定のコンテンツデータを表示する特定部分からテキストを取得し、
   取得したテキスト内から特定の文字列に続く第１テキスト及び第２テキストを取得し、
   前記第１テキストに基づくアイコンを作成し、
   作成した前記アイコンを前記画面内の入力欄の近傍に描画し、
   前記アイコンが選択された場合、前記第２テキストを前記入力欄に自動入力する
   拡張用のコンピュータプログラム。

Images