JP2023070436A - チューブ管用継手 - Google Patents

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Shigeyoshi Matsui
利彦 松田
Toshihiko Matsuda
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Abstract

Figure 2023070436000001
【課題】少ない力で雄型コネクタを雌型コネクタに挿入できるチューブ管用継手を提供する。
【解決手段】チューブ管用継手は、内部に流体を流すチューブ管を繋げて連結するためのチューブ管用継手であって、挿入方向である軸方向に凸状の挿入部を有する、雄型コネクタと、挿入部が挿入されて連結する、軸方向に凹状の被挿入部を有する、雌型コネクタと、を備え、挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に凸部を有し、被挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に、軸方向に対して傾斜した方向に延び、凸部が移動可能な第1の貫通孔を有し、雄型コネクタは、凸部が雌型コネクタの第1の貫通孔によって軸方向にガイドされることで雌型コネクタに接続される。
【選択図】図1

Description

本開示は、連結可能な雄型コネクタ及び雌型コネクタを有するチューブ管継手に関する。
従来、雄接続部材と、雌接続部材と、第1及び第2のポペット部材と、第1及び第2のシーリング部材と、クリップ手段と、からなる早連結接続弁アセンブリが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この早連結接続弁アセンブリでは、雄雌接続部材の各ポペット部材が軸方向に移動可能であり、先端部はハウジング部材から突出し、軸方向に離間するにつれ先細りしている。ポペット部材とハウジング部材の間に、先端部における最大直径を形成する液体シール部材が設けられ、流体流は最大直径に沿って導かれる。以上の構造により、連結解除時に、流体がシールされるまでに必要なストローク量が小さくなり、素早く連結解除できる。
特許第3482496号公報
従来の継手では、雄型コネクタを雌型コネクタに軸方向にまっすぐに挿入する際に大きな力が必要であり、簡単に挿入できなかった。
そこで、本開示は、少ない力で雄型コネクタを雌型コネクタに挿入できるチューブ管用継手を提供することを目的とする。
本開示に係るチューブ管用継手は、内部に流体を流すチューブ管を繋げて連結するためのチューブ管用継手であって、挿入方向である軸方向に凸状の挿入部を有する、雄型コネクタと、挿入部が挿入されて連結する、軸方向に凹状の被挿入部を有する、雌型コネクタと、を備え、挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に凸部を有し、被挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に、軸方向に対して傾斜した方向に延び、凸部が移動可能な第1の貫通孔を有し、雄型コネクタは、凸部が雌型コネクタの第1の貫通孔によって軸方向にガイドされることで雌型コネクタに接続される。
本開示に係るチューブ管用継手によれば、少ない力で雄型コネクタを雌型コネクタに挿入でき、コネクタが電子機器内などの狭いスペース内に配置される場合であっても、容易に着脱作業が可能になり、部品交換等の作業性が向上する。
実施の形態1に係るチューブ管用継手の流路が開放された開放状態の外観を示す概略斜視図である。 図1の流路が開放状態のチューブ管用継手の軸方向に垂直な方向からの断面図である。 実施の形態1に係るチューブ管用継手の流路が閉止された閉止状態の外観を示す概略斜視図である。 図3の流路が閉止状態のチューブ管用継手の軸方向に垂直な方向からの断面図である。 実施の形態1に係るチューブ管用継手の雄型コネクタを雌型コネクタに挿入する前の状態を示す概略斜視図である。 実施の形態2に係るチューブ管用継手の雌型コネクタの軸方向からみた断面図である。 実施の形態2に係るチューブ管用継手の雄型コネクタの軸方向からみた断面図である。 実施の形態1に係るチューブ管用継手の変形例の流路が開放された開放状態の外観を示す概略斜視図である。
第1の態様に係るチューブ管用継手は、内部に流体を流すチューブ管を繋げて連結するためのチューブ管用継手であって、挿入方向である軸方向に凸状の挿入部を有する、雄型コネクタと、挿入部が挿入されて連結する、軸方向に凹状の被挿入部を有する、雌型コネクタと、を備え、挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に凸部を有し、被挿入部は、雄型コネクタの軸方向の周囲の側面に、軸方向に対して傾斜した方向に延び、凸部が移動可能な第1の貫通孔を有し、雄型コネクタは、凸部が雌型コネクタの第1の貫通孔によって軸方向にガイドされることで雌型コネクタに接続される。
第2の態様に係るチューブ管用継手は、上記第1の態様において、被挿入部は、第1の貫通孔の軸方向の側の端部から側面の面内方向に沿って連続し、軸方向と交差する方向の側面に軸方向と略垂直の周方向に延びる第2の貫通孔、をさらに有し、雄型コネクタは、凸部が、第2の貫通孔によって、軸方向に対して固定されることで、雌型コネクタに接続されてもよい。
第3の態様に係るチューブ管用継手は、上記第2の態様において、雄型コネクタは、雌型コネクタに対して、第1の貫通孔が延びている方向に雄型コネクタを回転させながら挿入することで接続され、凸部は、第1の貫通孔から第2の貫通孔にガイドされることで、軸方向と略垂直の周方向に前記凸部の位置を調整可能であってもよい。
第4の態様に係るチューブ管用継手は、上記第3の態様において、被挿入部は、第1の貫通孔と第2の貫通孔とを、軸方向の側面に複数有し、複数の第1の貫通孔の位置に対応する、凸部の回転方向の挿入位置の自由度が調整可能であってもよい。
以下、実施の形態に係るチューブ管継手について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るチューブ管用継手20の流路18が開放された開放状態の外観を示す概略斜視図である。図2は、図1の流路18が開放状態のチューブ管用継手20の軸方向に垂直な方向からの断面図である。図3は、実施の形態1に係るチューブ管用継手20の流路が閉止された閉止状態の外観を示す概略斜視図である。図4は、図3の流路が閉止状態のチューブ管用継手の軸方向に垂直な方向からの断面図である。図5は、実施の形態1に係るチューブ管用継手20の雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に挿入する前の状態を示す概略斜視図である。
なお、便宜上、挿入方向である軸方向をX方向とし、X方向に垂直な水平面内の一方向をY方向とし、鉛直上方をZ方向としている。
実施の形態1に係るチューブ管用継手20は、内部に流体を流すチューブ管(図示せず)を繋げて連結するためのチューブ管用継手である。このチューブ管用継手20は、雄型コネクタ1と雌型コネクタ2とからなる。
以下に、このチューブ管用継手20を構成する各部材について説明する。
<雄型コネクタ>
雄型コネクタ1は、挿入方向である軸方向(X方向)に凸状の挿入部22を有する。また、雄型コネクタ1は、例えば、内側に流体が流れる第1の管16を有する。端部のチューブ管接続部6でチューブ管と接続する。第1の管16は、チューブ管から流体が流れる。
<挿入部>
挿入部22は、雄型コネクタ1の軸方向(X方向)の周囲の側面に凸部3を有する。また、挿入部22は、例えば、軸方向(X方向)に凸状であり、第1押圧部材9と、第1シール部材8と、第1外周部材10とを有する。
<凸部>
凸部3は、円形に限られず、四角形等の多角形であってもよい。なお、凸部3のエッジは曲面処理されているほうが摩擦を少なくすることができる。
<第1押圧部材>
第1押圧部材9は、軸方向に凸状であって、雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に挿入していない状態で、第1バネ7によって軸方向(X方向)の外側に付勢されている。
<第1シール部材>
第1シール部材8は、環状であって、第1押圧部材9の周囲に配置されている。例えば、Oリングを用いることができる。
<第1外周部材>
第1外周部材10は、第1バネ7を軸方向(X方向)に支持し、第1押圧部材9から離間して軸方向(X方向)の周囲を環状に囲んでいる。
また、第1バネ7によって第1押圧部材9を付勢している場合には、第1外周部材10は、第1シール部材8と当接して、雄型コネクタ1の第1の管16と雌型コネクタ2の第2の管17との間の流路18を閉止する。これによって閉止状態となる。
一方、第1バネ7を圧縮した場合には、第1外周部材10は、第1シール部材8から離間して、第1の管16と第2の管17との間の流路18を開放する。これによって開放状態となる。
第1外周部材10は、第1バネ7を介して第1押圧部材9と接続されており、第1バネ7の伸張状態と圧縮状態とによって、第1外周部材10と第1押圧部材9との軸方向における相対位置が変化する。
<雌型コネクタ>
雌型コネクタ2は、挿入部22が挿入されて連結する、軸方向(X方向)に凹状の被挿入部24を有する。また、雌型コネクタ2は、例えば、内側に流体が流れる第2の管17を有し、挿入部22が挿入されて連結する、軸方向(X方向)に凹状の被挿入部24を有する。端部のチューブ管接続部6でチューブ管と接続する。第2の管17は、チューブ管から流体が流れる。
<被挿入部>
図1及び図3に示すように、被挿入部24は、雄型コネクタ1の軸方向(X方向)の周囲の側面に、軸方向に対して傾斜した方向に延び、凸部3が移動可能な第1の貫通孔4を有する。また、被挿入部24は、例えば、軸方向(X方向)に凹状であり、第2押圧部材13と、第2シール部材12と、第2外周部材19と、を有する。
<第1の貫通孔>
第1の貫通孔4は、雌型コネクタ2の軸方向(X方向)の周囲の側面に、軸方向に対して傾斜した方向に延びている。第1の貫通孔4は、凸部3が移動可能である。
凸部3が雌型コネクタ2の第1の貫通孔4によって軸方向にガイドされることで雄型コネクタ1は、雌型コネクタ2に接続される。
孔が軸方向に沿って設けられている場合には、雄型コネクタ1を回転させることなく軸方向にまっすぐに押し込む必要があり、大きな力が必要となる。これに対して、第1の貫通孔4が軸方向に対して傾斜して設けられているので、雄型コネクタ1を回転させながら少ない力でトルクを利用して軸方向に容易に挿入できる。また、第1の貫通孔4が軸方向に対して傾斜しているので、軸方向への押し込みの際の回転方向を特定できる。
なお、ここでは、第1の貫通孔は、雌型コネクタ2の表面を貫く「貫通孔」であるが、これに限られず、雄型コネクタ1との対向面である裏面側に設けられた溝であってもよい。この場合にも溝を凸部3が移動可能であれば、凸部3をガイドして雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に接続できる。一方、表面側から視認できない溝に比べて、「貫通孔」であることで凸部3を雌型コネクタ2の表面側で視認でき、凸部3をガイドしやすくなる。
また、ここでは凸部3を雄型コネクタ1の表面側に設け、溝を雌型コネクタ2の裏面側に設ける場合を示したが、これに限られず、逆の構成としてもよい。例えば、溝を雄型コネクタ1の表面側に設け、凸部を雌型コネクタ2の裏面側に設けてもよい。
<第2の貫通孔>
第1の貫通孔4の軸方向の側の端部26bから側面の面内方向に沿って連続し、軸方向と交差する方向の側面に軸方向と略垂直の周方向に延びる第2の貫通孔5、をさらに有してもよい。
凸部3が、第2の貫通孔5によって、軸方向に対して固定されることで、雄型コネクタ1は、雌型コネクタ2に接続される。また、第2の貫通孔5が周方向に所定長さを有するように設けておくことにより、凸部3の周方向に沿った位置を調整可能である。これによって、雄型コネクタ1の回転によるチューブ管のねじれを解消できる。第2の貫通孔5は、軸に対して、例えば、20°以上あってもよい。
なお、図1及び図3では、第2の貫通孔5を第1の貫通孔4の軸方向の側の端部26bから第1の貫通孔4の周方向の成分と同じ周方向に延在するように設けているが、これに限られない。第2の貫通孔5を第1の貫通孔4の周方向の成分と反対の周方向に延在するように設けてもよい。また、第2の貫通孔5を第1の貫通孔4の軸方向の側の端部26bから対向する2方向に分岐させて設けてもよい。例えば、第1の貫通孔4に対して第2の貫通孔5をT字形状となるように設けてもよい。
また、第1の貫通孔4と第2の貫通孔5との境界に突起を設けて凸部3が第1の貫通孔4と第2の貫通孔5との間を容易に移動できないようにしてもよい。これによって、第2の貫通孔5における凸部3の保持を安定化できる。
(変形例)
また、変形例として、第2の貫通孔5に1つまたは複数の突起28を設けて凸部3が第2の貫通孔5の範囲で周方向に容易に移動できないようにしてもよい(例えば、図7)。これによって、第2の貫通孔5における凸部3の保持を安定化できる。
さらに、第1の貫通孔4の挿入方向の手前側の端部26aから、側面の面内方向に沿って連続し、軸方向と交差する方向の側面に軸方向と略垂直の周方向に延びる第3の貫通孔を有してもよい。これによって、雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に押し込まない状態で安定に保持できる。
またさらに、被挿入部は、第1の貫通孔と第2の貫通孔とを、軸方向の側面に複数有してもよい。また、複数の第1の貫通孔の位置に対応する、凸部の回転方向の挿入位置の自由度が調整可能であってもよい。
<第2押圧部材>
第2押圧部材13は、軸方向に凸状であって、雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に挿入していない状態で、第2バネ11によって軸方向の外側に付勢されている。雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に挿入すると、第2押圧部材13は、第1押圧部材9と当接する。
<第2シール部材>
第2シール部材12は、環状であって、第2押圧部材13の周囲に配置されている。第2シール部材12は、例えば、Oリングを用いることができる。
<第2外周部材>
第2外周部材19は、第2バネ11によって軸方向(X方向)に付勢されている。雄型コネクタが離間する場合には、第2外周部材19は、第2シール部材12と当接して、雄型コネクタ1の第1の管16と雌型コネクタ2の第2の管17との間の流路18を閉止する。これによって閉止状態となる。
一方、第2バネ11を圧縮した場合には、第2外周部材19は、第2シール部材12から離間して、第1の管16と第2の管17との間の流路18を開放する。これによって開放状態となる。第2外周部材19は、第2バネ12を介して第2押圧部材13と接続されており、第2バネ11の伸張状態と圧縮状態とによって、第2外周部材19と第2押圧部材13との軸方向における相対位置が変化する。
(閉止状態)
閉止状態では、雄型コネクタ1を雌型コネクタ2に挿入し、第1押圧部材9と第2押圧部材13とを当接させ、第1バネ7で第1押圧部材9を付勢し、第2バネ11で第2押圧部材13を付勢している。この場合、第1外周部材10と第1シール部材8、第2外周部材19と第2シール部材12とがそれぞれ当接して、第1の管16と第2の管17との間の流路18を閉止する。
(開放状態)
一方、開放状態では、第1バネ7及び第2バネ11を圧縮し、第1外周部材10及び第2外周部材19に対して、第1押圧部材9及び第2押圧部材13のX方向における相対位置がX方向の正方向に変化する。これによって、第1外周部材10及び第2外周部材19は第1シール部材8及び第2シール部材12と離間して、図2に矢印で示すように、第1の管16と第2の管17との間の流路18が開放される。この場合、流路18の方向は、第1の管16から第2の管17に向かう流れに限られず、逆に第2の管17から第1の管16に向かう流れであってもよい。また、流路18は、第1押圧部材9及び第2押圧部材13の外周の、第1外周部材10及び第2外周部材19と、第1シール部材8及び第2シール部材12との間に画成される。
特許文献1に記載のように第1シール部材8と第2シール部材12とが同径である場合には、軸に平行な面で第1シール部材8及び第2シール部材12を閉止しなければならず、第1シール部材8と第2シール部材12との間に液体が残存する空間が生じる。
一方、図2に示すように、この第2シール部材12の外径R2は、第1シール部材8の外径R1よりも小さい。つまり、雄型コネクタ1の第1シール部材8から雌型コネクタ2の第2シール部材12にかけて傾斜面(テーパ面)が画成される。
上記構成によって、第1シール部材8と第2シール部材12とが同径である場合に比べて第1シール部材8から第2シール部材12にかけて傾斜面を有する。そこで、第1外周部材10の対応する傾斜面を第1シール部材8と当接させると共に、第2外周部材19の対応する傾斜面を第2シール部材12と当接させて流路18を閉止できる。このため、第1シール部材8と第2シール部材12との間の液体が残存する空間を減らすことができる。これによって、第1シール部材8と第2シール部材12との間に残存する液体を減らすことができるので、雄型コネクタと雌型コネクタとの離脱時の液漏れを抑制できる。
<外部シール部材>
図2及び図4に示すように、第1外周部材10及び第2外周部材19と、第1外周部材10及び第2外周部材19の外周を囲む雌型コネクタ2の環状部材14との間をシールする外部シール部材15をさらに備えてもよい。外部シール部材15は、第1外周部材10又は第2外周部材19と当接し、第1外周部材10及び第2外周部材19が軸方向にシフトする。このため、外部シール部材15は、断面形状が、例えばX形状である。断面がX形状であることによって、外部シール部材15は、第1外周部材10又は第2外周部材19と軸方向に2点で接するので、通常の円形形状よりも軸方向のすべり抵抗が小さくなる。
外部シール部材15は、第1外周部材10または第2外周部材19と当接してシールしているので、閉止状態と開放状態との間で第1外周部材10及び第2外周部材19を軸方向にシフトさせた場合にも液漏れを抑制できる。
(変形例)
変形例に係るチューブ管用継手では、第1シール部材8と第2シール部材12との間の第1押圧部材9から第2押圧部材13の外径は、第1シール部材8の外径R1から第2シール部材12の外径R2にわたって傾斜していることを特徴とする。
これによって、第1シール部材8と第2シール部材12との間の液体が残存する空間をさらに削減でき、離脱時の液漏れをさらに抑制できる。
(実施の形態2)
図6Aは、実施の形態2に係るチューブ管用継手の雌型コネクタ2の軸方向からみた断面図である。図6Bは、実施の形態2に係るチューブ管用継手の雄型コネクタ1の軸方向からみた断面図である。
実施の形態2に係る雌型コネクタ2には、周方向に沿って3つの第1の貫通孔4a、4b、4cが軸に対して等角度で設けられている。また、実施の形態2に係る雄型コネクタ1には、周方向に沿って3つの凸部3a、3b、3cが軸に対して等角度で設けられている。この場合には、3つの凸部3a、3b、3cのいずれであっても3つの第1の貫通孔4a、4b、4cのいずれかとそれぞれ対応させることができる。
なお、上記のように凸部3及び第1の貫通孔4は、1つ設ける場合に限られず、図6A及び図6Bに示すように複数設けてもよい。また、複数の凸部3及び複数の第1の貫通孔4は、軸に対して必ずしも等角度で設ける場合に限られない。互いの角度をそれぞれ異なる角度で設けてもよい。この場合には、凸部3及び第1の貫通孔4は、それぞれ対応する相手が限定され、挿入する角度が限定される。さらに、複数の第1の貫通孔4の数に対して凸部3の数をより少なくしてもよい。例えば、図6Aに示すように第1の貫通孔4の数が3つの場合に、凸部3の数を2つとしてもよい。この場合に、複数の凸部3の間の角度、及び、複数の第1の貫通孔4の間の角度を、対応するそれぞれの角度に合わせるように設定してもよい。これらの設定によって、複数の第1の貫通孔4に対して凸部3の配置の自由度を調整できる。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本開示に係るチューブ管用継手によれば、少ない力で雄型コネクタを雌型コネクタに挿入できる。
1 雄型コネクタ
2 雌型コネクタ
3、3a、3b、3c 凸部
4、4a、4b、4c 第1の貫通孔
5 第2の貫通孔
6 チューブ管接続部
7 第1バネ
8 第1シール部材
9 第1押圧部材
10 第1外周部材
11 第2バネ
12 第2シール部材
13 第2押圧部材
14 環状部材
15 外部シール部材
16 第1の管
17 第2の管
18 流路
19 第2外周部材
20 チューブ管用継手
22 挿入部
24 被挿入部
26a 手前側の端部
26b 軸方向の側の端部
28 突起
R1 第1シール部材の外径
R2 第2シール部材の外径

Claims (4)

  1. 内部に流体を流すチューブ管を繋げて連結するためのチューブ管用継手であって、
    挿入方向である軸方向に凸状の挿入部を有する、雄型コネクタと、
    前記挿入部が挿入されて連結する、前記軸方向に凹状の被挿入部を有する、雌型コネクタと、
    を備え、
    前記挿入部は、前記雄型コネクタの前記軸方向の周囲の側面に凸部を有し、
    前記被挿入部は、前記雄型コネクタの前記軸方向の周囲の側面に、前記軸方向に対して傾斜した方向に延び、前記凸部が移動可能な第1の貫通孔を有し、
    前記雄型コネクタは、前記凸部が前記雌型コネクタの前記第1の貫通孔によって前記軸方向にガイドされることで前記雌型コネクタに接続される、
    チューブ管用継手。
  2. 前記被挿入部は、前記第1の貫通孔の前記軸方向の側の端部から前記側面の面内方向に沿って連続し、前記軸方向と交差する方向の側面に前記軸方向と略垂直の周方向に延びる第2の貫通孔、をさらに有し、
    前記雄型コネクタは、前記凸部が、前記第2の貫通孔によって、前記軸方向に対して固定されることで、前記雌型コネクタに接続される、
    請求項1に記載のチューブ管用継手。
  3. 前記雄型コネクタは、前記雌型コネクタに対して、前記第1の貫通孔が延びている方向に前記雄型コネクタを回転させながら挿入することで接続され、
    前記凸部は、前記第1の貫通孔から前記第2の貫通孔にガイドされることで、前記軸方向と略垂直の前記周方向に前記凸部の位置を調整可能である、
    請求項2に記載のチューブ管用継手。
  4. 前記被挿入部は、前記第1の貫通孔と前記第2の貫通孔とを、軸方向の側面に複数有し、複数の前記第1の貫通孔の位置に対応する、前記凸部の回転方向の挿入位置の自由度が調整可能である、請求項3に記載のチューブ管用継手。
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