JP2023070116A - 油性口唇化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、化粧持ちに優れながらも、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れる油性口唇化粧料を提供することである。【課題の解決手段】 次の成分(a)~(e);(a)シリコーン皮膜形成剤(b)揮発性炭化水素油(c)炭化水素ワックス(d)30℃においてペースト状である、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油(e)フェニル変性シリコーンを含有する油性口唇化粧料。

Description

本発明は、油性口唇化粧料に関するものである。
近年、口紅等の油性口唇化粧料においては、化粧持ち、ツヤ感といった機能に優れる商品が求められている。これまでにも、化粧持ち、ツヤ感、使用感の良さを具現化するために様々な検討がなされている。例えば、トリメチルシロキシケイ酸、炭化水素油、デキストリン脂肪酸エステル、及び、マイクロクリスタリンワックスとを特定の割合で組み合わせることで化粧持続性に優れ、二次付着防止効果を有し、加えて、塗布時の伸びや滑らかな使用感、ツヤのある仕上がりを持つペースト状口唇化粧料が開発されている(例えば、特許文献1参照)。また、不揮発性のフェニル変性シリコーン、25℃で液状のペンタエリスリトール脂肪酸エステル及びジペンタエリスリトール脂肪酸エステルから選ばれるエステル油、皮膜形成剤、疎水化処理された着色顔料とを一定の含有量で組み合わせて、ツヤのある均一な仕上がりが得られ、塗布後の肌に、つっぱり感や粉感がなく、時間が経過してもしわが目立たない油中水型乳化化粧料が開発されている(例えば、特許文献2参照)。さらに、揮発性油分、フェニル基含有オルガノポリシロキサン、フェニル基含有オルガノポリシロキサンと相溶しない、不揮発性の極性油分とを組み合わせることで、高い光沢性を有し、配合する色材の発色特性、パール特性等の発色性を最大限引き出すことのできる使用感、化粧持続性に優れた油性化粧料が開発されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2015-101550号公報 特開2020-186217号公報 特開2012-46449号公報
しかしながら、従来の技術を用い、化粧持ちを向上させようとした場合、揮発性油剤の揮発特性に伴い、つっぱり感(負担感)を感じやすく、ツヤも低下しやすい傾向があった。また、負担感の低減やツヤを向上させるために、ツヤに優れるフェニル変性シリコーン、及び肌なじみの良いペンタエリスリトールエステル油を組み合わせると、油剤の相溶性が悪く、化粧持続性の低下や高温安定性の低下が生じる場合があった。
従って本発明の課題は、化粧持ちに優れながらも、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れる油性口唇化粧料を提供することである。
かかる実情において、本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、油性口唇化粧料において、シリコーン皮膜形成剤、揮発性炭化水素油、炭化水素ワックス及び30℃においてペースト状であり、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油、及びフェニル変性シリコーンを組み合わせることで、化粧持ちに優れながらも、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れる油性口唇化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(a)~(e);
(a)シリコーン皮膜形成剤
(b)揮発性炭化水素油
(c)炭化水素ワックス
(d)30℃においてペースト状である、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油
(e)フェニル変性シリコーン
を含有する油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、前記成分(d)における脂肪酸が炭素数8~22の脂肪酸を含む前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、前記成分(e)がフェニルメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、及びトリメチルシロキシフェニルジメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上である前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、前記成分(a)がトリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、及びアクリル-シリコーングラフト共重合体よりなる群から選択される1種または2種以上である前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、前記成分(c)がポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上である前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、前記成分(b)に対する成分(d)の含有質量割合(d)/(b)が、0.3~6である前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
さらに、30℃の粘度が100,000~2,000,000mPa・sである前記記載の油性口唇化粧料に関するものである。
本発明により、化粧持ちに優れ、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れる油性口唇化粧料を提供することができる。
実施例1、比較例1、及び比較例4における高温安定性を比較した写真である。
本発明の詳細について以下に説明する。なお、本明細書において、「~」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。
(シリコーン皮膜形成剤)
本発明における成分(a)は、三次元網目状構造を持つオルガノポリシロキサンにより皮膜を形成するものである。本発明において皮膜形成とは、成分(a)が可溶な溶媒に40質量%(以下、単に%と略す)溶解した溶液を、ガラス板に400μm厚のアプリケーターで塗布し、室温で24時間乾燥した後に皮膜が形成されていることをいう。ここで成分(a)が可溶な溶媒とは、揮発性シリコーン油、揮発性炭化水素油等が挙げられ、具体的には、デカメチルシクロペンタシロキサン、短鎖ジメチコン、イソドデカン等が挙げられる。
本発明における成分(a)シリコーン皮膜形成剤は、通常化粧料に使用されるものであれば、特に限定されないが、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー等のアクリル-シリコーングラフト共重合体、長鎖アルキル変性アクリル-シリコーングラフト共重合体、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。これらの中でも、化粧持ちの観点から、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、及びアクリル-シリコーングラフト共重合体よりなる群から選択される1種または2種以上が好ましく、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、及びポリメチルシルセスキオキサンよりなる群から選択される1種または2種以上がより好ましく、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、及びトリメチルシロキシケイ酸よりなる群から選択される1種または2種以上がさらにより好ましい。市販品としては、例えば、トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸としては、XS66-B8226(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、トリメチルシロキシケイ酸としては、シリコンX-21-5250、KF-7312T、KF-7312J、KF-7312K、KF-9021(何れも信越化学工業社製)、SR1000(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製))、ポリメチルシルセスキオキサンとしては、SILFORM FLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、アクリル-シリコーングラフト共重合体としては、シリコンKP-545(信越化学工業社製)等が挙げられる。
本発明における成分(a)の含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、5%以上が好ましく、8%以上がより好ましく、10%以上がさらにより好ましい。また、25%以下が好ましく、20%以下がより好ましく、18%以下がさらにより好ましい。また、5~25%が好ましく、8~20%がより好ましく、10~18%がさらにより好ましい。この範囲であれば、化粧持ち、負担感のなさ、高温安定性により優れるため、より好ましい。
(揮発性炭化水素油)
本発明における成分(b)は、常圧における沸点が60~260℃の範囲にある炭化水素油である。成分(b)の揮発性炭化水素油は、通常化粧料に使用されるものであれば、特に限定されず、例えば、水添ポリイソブテン、イソドデカン、イソヘキサデカン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。これらの中でも、化粧持ちの観点からイソドデカンが好ましい。成分(b)の市販原料は、例えば、アイソパーH(エッソ化学社製)、ISODODECANE(IMCD(INEOS OLIGOMERS)社製)、イソヘキサデカン(ユニケマ社製)、IPソルベント1620MU、IPソルベント2028MU、IPソルベント2835(以上、出光興産社製)等が挙げられる。
本発明における成分(b)の含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、3%以上が好ましく、5%以上がより好ましく、8%以上がさらにより好ましい。また、30%以下が好ましく、25%以下がより好ましく、20%以下がさらにより好ましい。また、3~30%が好ましく、5~25%がより好ましく、8~20%がさらにより好ましい。この範囲であれば、化粧持ち、負担感のなさ、高温安定性により優れるため、より好ましい。
(炭化水素ワックス)
本発明における成分(c)は、炭化水素ワックスである。ワックスは、板状に形成された結晶のカードハウス構造の空隙に油剤を保持することが可能である。ワックスの融点は特に限定されないが、高温安定性の観点から、50℃以上が好ましく、60℃以上が好ましく、70℃以上がさらにより好ましい。ここで、融点は、示差走査型熱量計(DSC)(TA7000シリーズDSC7020:日立ハイテクサイエンス社製)を用い、試料を窒素雰囲気下-10℃で5分間保持した後、10℃/分で昇温させることにより得られた融解吸熱カーブの最も高温側に観測されるピークのピークトップとして定義される融点(Tm)とすることができる。
炭化水素ワックスは、通常化粧料に使用されるものであれば、特に限定されず、例えば、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、セレシンワックス、オゾケライトワックス、マイクロクリスタリンワックス、水添マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、(エチレン/プロピレン)コポリマー等が挙げられ、これらを1種または2種以上を使用することができる。これらの中でも、化粧持ち、高温安定性の観点から、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上が好ましく、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上がより好ましく、マイクロクリスタリンワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上がさらにより好ましい。
本発明における成分(c)の含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、3%以上が好ましく、5%以上がより好ましく、8%以上がさらにより好ましい。また、20%以下が好ましく、18%以下がより好ましく、15%以下がさらにより好ましい。また、3~20%が好ましく、5~18%がより好ましく、8~15%がさらにより好ましい。この範囲であれば、化粧持ち、ツヤ、高温安定性により優れるため、より好ましい。
(脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油)
本発明における成分(d)は、30℃においてペースト状である、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油である。ここで30℃においてペースト状とは、30℃の粘度が5,000~100,000mPa・sであるものを示す。本発明において、前記粘度は、単一円筒型回転粘度計ビスメトロン型式VS-A1(芝浦システム社製)を用いて測定することができる。測定条件は、試料を30℃恒温槽で一日放置後、恒温槽から取り出した直後に粘度を測定すれば良い。
成分(d)における脂肪酸は、直鎖、分岐、ヒドロキシ基を有する等の構造、飽和、不飽和等特に限定されず、いずれのものも使用できるが、その中でも直鎖脂肪酸が好ましい。また、脂肪酸の炭素数は、8~22が好ましく、12~22がより好ましく、16~22がさらにより好ましい。具体的には、カプリル酸、エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ロジン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、リシノール酸、ヒドロキシステアリン酸等が挙げられ、これらから1種または2種以上を使用することができる。成分(d)に使用される脂肪酸は、高温安定性の観点から、2種以上を含むことが好ましく、3種以上を含むことがさらにより好ましい。また、高温安定性の観点から、成分(d)における脂肪酸がヒドロキシステアリン酸を含むとより好ましい。
成分(d)におけるエステルを構成するペンタエリスリトールは、単量体または、多量体を用いても良い。特に、高温安定性の観点から、二量体(ジペンタエリスリトール)が好ましい。このような脂肪酸とペンタエリスリトールのエステルは、具体的には、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル等が挙げられ、これらから1種または2種以上を使用することができる。これらの中でも、高温安定性の観点から、テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)ジペンタエリスリチル、及びヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルよりなる群から選択される1種または2種以上が好ましく、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルがより好ましい。
本発明における成分(d)の含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、5%以上が好ましく、8%以上がより好ましく、10%以上がさらにより好ましい。また、40%以下が好ましく、35%以下がより好ましく、30%以下がさらにより好ましい。また、5~40%が好ましく、8~35%がより好ましく、10~30%がさらにより好ましい。この範囲であれば、化粧持ち、ツヤ、高温安定性により優れるため、より好ましい。
本発明において、成分(b)及び成分(d)は、適宜含有することで得られるものではあるものの、含有する質量割合を特定することにより、化粧持ち、負担感のなさ、高温安定性により優れるため好ましい。このような成分(b)に対する成分(d)の含有質量割合、(d)/(b)は、特に限定されないが、0.3以上が好ましく、0.5以上がより好ましく、0.8以上がさらにより好ましい。また、6以下が好ましく、5以下がより好ましく、4以下がさらにより好ましい。また、0.3~6が好ましく、0.5~5がより好ましく、0.8~4がさらにより好ましい。
(フェニル変性シリコーン)
本発明における成分(e)は、ポリシロキサンの一部にフェニル基を有するものである。フェニル変性シリコーンは、通常化粧料に使用されるものであれば、特に限定されず、例えば、フェニルメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を使用することができる。これらの中でも、化粧持ちの観点からフェニルメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、及びトリメチルシロキシフェニルジメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上が好ましく、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、及びトリメチルシロキシフェニルジメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上がより好ましく、ジフェニルジメチコン、及びジフェニルシロキシフェニルトリメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上がさらにより好ましい。
本発明における成分(e)の含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、3%以上が好ましく、5%以上がより好ましく、8%以上がさらにより好ましい。また、30%以下が好ましく、25%以下がより好ましく、20%以下がさらにより好ましい。また、3~30%が好ましく、5~25%がより好ましく、8~20%がさらにより好ましい。この範囲であれば、化粧持ち、ツヤ、高温安定性により優れるため、より好ましい。
本発明はさらに煙霧状シリカを含有することができる。煙霧状シリカは、平均粒子径が50nm以下の非晶質のシリカである。煙霧状シリカを含有することで、高温安定性により優れるためより好ましい。煙霧状シリカは、通常化粧料に使用されるものであれば特に限定されないが、例えば、四塩化ケイ素を酸水素炎中で加水分解して得られるものが挙げられる。本発明における煙霧状シリカの一次粒子径は20nm以下が特に好ましい。一次粒子の粒度分布は電子顕微鏡写真から求めることができる。また、前記煙霧状シリカは、疎水化処理してもよく、その処理方法としては、例えばジメチルジクロルシランによるジメチルシリル化処理、トリメチルシリルクロライドやヘキサメチルジシラザンによるトリメチルシロキシ処理、オクチルシラン化処理、メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いたコーティング焼き付け処理、金属石鹸によるコーティング等が挙げられる。本発明においては、高温安定性の観点から疎水化処理された煙霧状シリカが好ましく、ジメチルシリル化処理された煙霧状シリカがより好ましい。
本発明において、煙霧状シリカの含有量は、特に限定されず、油性口唇化粧料全量に対して、0.1~5%が好ましく、0.3~3%がより好ましく、0.5~1.5%がさらにより好ましい。この範囲であれば、高温安定性により優れるためより好ましい。
本発明における油性口唇化粧料は、上記の成分(a)~(e)の他に、通常化粧料に使用される成分、例えば、成分(a)~(e)以外の油性成分、粉体、界面活性剤、紫外線吸収剤、繊維、アルコール類、水溶性高分子、保湿剤等の水性成分、糖類、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、香料等を本発明の効果を妨げない範囲で含有することができる。
本発明における油性とは、油性成分を連続相とする、実質的に水を含まない剤型を意味する。ここで実質的に水を含まないとは、全く含まないか、含んでいるとしても油性口唇化粧料中に1%以下を意味する。
本発明の油性口唇化粧料は、通常公知の製法で得ることができる。以下に製造方法の例を示すが、これに限定されるものではない。例えば、成分(a)~(e)を成分(c)の融点以上の温度(例えば、100℃)で溶解混合し、必要に応じてその他の成分を添加混合し、容器に充填して得ることができる。充填温度は特に限定されないが、前記混合物を室温で容器に充填することが好ましい。充填する容器は、特に限定されないが、例えば、皿状容器、塗布体付き容器、チューブ、ジャー容器、繰出容器等が挙げられる。
本発明の油性口唇化粧料は、特に限定されないが、液状、ゲル状、クリーム状等、いずれの性状とすることができるが、ツヤ、化粧持ちの観点から、ゲル状または液状が好ましい。ここで、ゲル状とは本発明の(c)を含むゲル化剤やポリマー等により高い粘性を持つ状態を指し、具体的には、30℃の粘度が100,000~2,000,000mPa・sであるものを指す。本発明の油性口唇化粧料の粘度は、30℃において、100,000mPa・s以上が好ましく、300,000mPa・s以上がより好ましく、500,000mPa・s以上がさらにより好ましい。また、2,000,000mPa・s以下が好ましく、1,500,000mPa・s以下がより好ましく、1,000,000mPa・s以下がさらにより好ましい。また、100,000~2,000,000mPa・sが好ましく300,000~1,500,000mPa・sがより好ましく、500,000~1,000,000mPa・sがさらにより好ましい。この範囲であると、化粧持ち、負担感のなさにより優れるためより好ましい。
本発明の油性口唇化粧料は、口唇に使用するものであれば特に限定されないが、例えば、口紅、リップグロス、リップクリーム等が挙げられる。
なお、本発明は以下の構成をとることもできる。
[1]
次の成分(a)~(e);
(a)シリコーン皮膜形成剤
(b)揮発性炭化水素油
(c)炭化水素ワックス
(d)30℃においてペースト状である、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油
(e)フェニル変性シリコーン
を含有する油性口唇化粧料。
[2]
前記成分(d)における脂肪酸が炭素数8~22の脂肪酸を含む[1]に記載の油性口唇化粧料。
[3]
前記成分(e)がフェニルメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、及びトリメチルシロキシフェニルジメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上である[1]または[2]に記載の油性口唇化粧料。
[4]
前記成分(a)がトリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、及びアクリル-シリコーングラフト共重合体よりなる群から選択される1種または2種以上である[1]~[3]のいずれかに記載の油性口唇化粧料。
[5]
前記成分(c)がポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上である[1]~[4]のいずれかに記載の油性口唇化粧料。
[6]
前記成分(b)に対する成分(d)の含有質量割合(d)/(b)が、0.3~6である[1]~[5]のいずれかに記載の油性口唇化粧料。
[7]
30℃における粘度が100,000~2,000,000mPa・sである[1]~[6]のいずれかに記載の油性口唇化粧料。
以下に実施例を挙げて、本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1~17及び比較例1~6:リキッドルージュ
下記表1~3に示す処方のリキッドルージュを下記に示す製造方法で調製し、(イ)化粧持ち、(ロ)ツヤ、(ハ)負担感のなさ、(ニ)高温安定性について、下記評価方法により評価した。その結果も併せて表1~3に示す。
Figure 2023070116000001
Figure 2023070116000002
Figure 2023070116000003
※1:MULTIWAX W445(SONNEBORN,LLC製)
※2:精製キャンデラワックスSR-3(日本ナチュラルプロダクツ社製)
※3:KF-96L-2CS(信越化学工業社製)
※4:SR1000 (モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)
※5:XS66-B8226(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)
※6:SILFORM FLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)
※7:コスモール168ARV(日清オイリオグループ社製)
※8:コスモール168EV(日清オイリオグループ社製)
※9:ハイルーセントDPIN6(高級アルコール工業社製)
※10:PLANDOOL-S(日本精化社製)
※11:KF-54(信越化学工業社製)
※12:KF-56(信越化学工業社製)
※13:BELSIL PDM 1000(旭化成ワッカーシリコーン社製)
※14:KF-96A-100CS(信越化学工業社製)
※15:コスモール43V(日清オイリオグループ社製)
※16:AEROSIL R-976S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(18)を110℃に加熱し混合溶解する。
B:Aに成分(19)~(24)を均一に混合分散する。
C:Bを塗布体付き容器に室温で充填し、リキッドルージュを得た。
(評価方法1)
下記評価項目(イ)~(ハ)の項目について、各試料について化粧品評価専門パネル20名による使用テストを行った。パネル各人が各試料を口唇に塗布し、下記絶対評価基準にて評点をつけ、パネル全員の評点の平均点を算出し、下記判定基準により判定した。
尚、評価項目(イ)は試料を口唇に塗布した後、パネルに通常の生活をしてもらい、5時間後に評価し、評価項目(ロ)、(ハ)については、塗布直後に評価をした。
(評価項目)
(イ)化粧持ち
(ロ)ツヤ
(ハ)負担感のなさ
<絶対評価基準>
(評点):(評価)
5点 :非常によい
4点 :よい
3点 :普通
2点 :やや悪い
1点 :悪い
<判定基準>
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点より高い
〇 :3点より高く4点以下
△ :2点より高く3点以下
× :2点以下
(評価方法2)
評価項目(ニ)について、各試料の高温安定性の評価を下記測定条件にて行った。
<測定条件>
製造した各試料を8号規格ビンに充填し、50℃恒温槽にて1日静置する。50℃恒温槽から試料を取り出し、30℃に1時間静置した後、30℃で離漿の有無を確認し、下記判定基準により判定した。
<判定基準>
(判定) :(評価)
◎ :離漿が確認されない
○ :液滴の離漿が目視で確認されるが、規格瓶を傾けても液滴同士が結合して液面は生じない
× :液面の離漿が目視で確認される
表1~3の結果から明らかなように、実施例1~17は、化粧持ち、ツヤ、負担感のなさ、高温安定性に優れた化粧料であった。
一方、成分(A)を含有しない比較例1では、化粧持ちや高温安定性が得られずに効果が不十分であった。成分(B)の代わりに揮発性ジメチコンを含有する比較例2では高温安定性が得られずに効果が不十分であった。成分(C)の代わりに植物性ワックスであるキャンデリラワックスを含有する比較例3では、使用時にべたつきがあり負担感を感じ、化粧持ちや高温安定性も十分でなかった。成分(D)の代わりに液状のヘキサイソノナン酸ジペンタエリスリチルを含有する比較例4は、化粧持ちに乏しく、高温安定性の点でも不十分であった。成分(D)の代わりにダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)を含有する比較例5では、高温安定性が得られなかった。また成分(E)の代わりにジメチコンを含有する比較例6では、ツヤ感に乏しく、化粧持ちの点でも十分満足いくものが得られなかった。
実施例18:油性液状リップグロス
成分 (%)
(1)パルミチン酸デキストリン ※17 4
(2)(エチレン/プロピレン)コポリマー 6
(3)トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 残量
(4)ジフェニルジメチコン ※11 7
(5)トリメチルシロキフェニルジメチコン ※13 8
(6)ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸
/ロジン酸)ジペンタエリスリチル ※7 20
(7)ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 10
(8)水添ポリイソブテン ※18 5
(9)トリメチルシロキシケイ酸 ※4 13
(10)イソドデカン 5
(11)赤色202号 1
(12)黄色4号 1
(13)二酸化チタン 2
(14)トコフェロール 0.1
(15)l-メントール 0.5
(16)ガラス末 ※19 1
(17)(PET/ポリメタクリル酸メチル)ラミネート ※20 1
※17:レオパールKL2(千葉製粉社製)
※18:パールリーム18(日油株式会社製)
※19:マイクログラスメタシャインMT1080RY(日本板硝子社製)
※20:オーロラフレークレッド 0.05(角八魚鱗箔社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(9)を100℃に加熱し、均一に溶解する。
B:Aに成分(10)~(17)を加え、均一に分散する。
C:Bをジャー容器に流し込み、室温に冷却して油性液状リップグロスを得た。
実施例18の油性液状リップグロスは化粧持ちに優れ、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れるものであった。また、30℃の粘度は、704,000mPa・sであった。
実施例19:油性ゲル状口紅
成分 (%)
(1)フィッシャートロプシュワックス ※21 8
(2)ポリエチレンワックス ※22 2
(3)マイクロクリスタリンワックス ※1 2
(4)トリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸 ※5 13
(5)ジフェニルジメチコン ※11 15
(6)トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 残量
(7)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/
オクチルドデシル) ※23 10
(8)ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 15
(9)ジステアラルジモニウムヘクトライト 1
(10)イソヘキサデカン 10
(11)ジメチルシリル化シリカ ※24 1
(12)マイカ 2
(13)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー ※25 1
(14)二酸化チタン 5
(15)赤色202号 1
(16)雲母チタン ※26 1
(17)雲母チタン ※27 1
(18)精製水 0.1
※21:CIREWAX 80(CIREBELLE社製)
※22:LIPWAX A-4(日本ナチュラルプロダクツ社製)
※23:エルデュウ PS-203(味の素社製)
※24:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
※25:KSP-100(信越化学工業社製)
※26:COSMETICA FINE WHITE N-8000D(CQV社製)
※27:SA-フラメンコオレンジ(三好化成株式会社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(8)を100℃に加熱し、均一に溶解する。
B:Aに成分(9)~(18)を加え、均一に分散する。
C:Bを容器に充填し、油性ゲル口紅を得た。
実施例19の油性ゲル状口紅は化粧持ちに優れ、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れるものであった。また、30℃の粘度は、1,524,000mPa・sであった。
実施例20:口紅オーバーコート
成分 (%)
(1)(エチレン/プロピレン)コポリマー 5
(2)パラフィンワックス 2
(3)トリメチルシロキシフェニルジメチコン ※13 20
(4)トリメチルシロキシケイ酸 ※4 15
(5)トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(6)トリメリト酸トリトリデシル 5
(7)ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸
/ロジン酸)ジペンタエリスリチル ※7 20
(8)(ジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー ※28 3
(9)イソドデカン 10
(10)ポリメタクリル酸メチル ※29 2
(11)シリカ ※30 3
(12)ポリシリコーン-15 0.3
(13)油溶性ローズマリーエキス 0.1
(14)酢酸トコフェロール 0.02
(15)ヒアルロン酸 0.01
(16)コラーゲン 0.01
(17)香料 0.05
※28:KSG-43(信越化学工業社製)
※29:ガンツパールGM-2800(アイカ工業社製)
※30:AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(8)を100℃に加熱し、均一に混合する。
B:Aに成分(9)~(17)を加え、ロールミルにて冷却しながら均一に混合分散する。
C:Bを室温でチューブ容器に流し込み、口紅オーバーコートを得た。
実施例20の口紅オーバーコートは、化粧持ちに優れ、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れるものであった。また、30℃の粘度は、226,000mPa・sであった。
実施例21:油性リキッドルージュ
成分 (%)
(1)フィッシャートロプシュワックス ※21 8
(2)(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル
/メタクリル酸ジメチコン)コポリマー ※31 5
(3)トリメチルシロキシフェニルジメチコン ※13 15
(4)トリメチルシロキシケイ酸 ※4 10
(5)イソノナン酸イソノニル 残量
(6)テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(30℃液状) 5
(7)ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸
/ロジン酸)ジペンタエリスリチル ※7 25
(8)イソドデカン 10
(9)セルロース末 ※32 5
(10)シリカ ※30 1
(11)ラベンダーエキス 0.01
(12)l-メントール 0.01
(13)香料 0.05
※31:KP-561P(信越化学工業社製)
※32:CELLULOBEADS D-30(大東化成工業社製)
(製造方法)
A:成分(1)~(7)を100℃に加熱し、均一に溶解する。
B:Aに成分(8)~(13)を加え、ロールミルにて冷却しながら均一に混合分散する。
C:Bを室温でアプリケーター容器に流し込み、油性リキッドルージュを得た。
実施例21の油性リキッドルージュは、化粧持ちに優れ、高いツヤを有し、負担感がなく、高温安定性に優れるものであった。また、30℃の粘度は、156,000mPa・sであった。

Claims (7)

  1. 次の成分(a)~(e);
    (a)シリコーン皮膜形成剤
    (b)揮発性炭化水素油
    (c)炭化水素ワックス
    (d)30℃においてペースト状である、脂肪酸とペンタエリスリトールとのエステル油
    (e)フェニル変性シリコーン
    を含有する油性口唇化粧料。
  2. 前記成分(d)における脂肪酸が炭素数8~22の脂肪酸を含む請求項1に記載の油性口唇化粧料。
  3. 前記成分(e)がフェニルメチコン、フェニルジメチコン、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、及びトリメチルシロキシフェニルジメチコンよりなる群から選択される1種または2種以上である請求項1または2に記載の油性口唇化粧料。
  4. 前記成分(a)がトリフルオロアルキルジメチルトリメチルシロキシケイ酸、トリメチルシロキシケイ酸、ポリメチルシルセスキオキサン、及びアクリル-シリコーングラフト共重合体よりなる群から選択される1種または2種以上である請求項1または2に記載の油性口唇化粧料。
  5. 前記成分(c)がポリエチレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び(エチレン/プロピレン)コポリマーよりなる群から選択される1種または2種以上である請求項1または2に記載の油性口唇化粧料。
  6. 前記成分(b)に対する成分(d)の含有質量割合(d)/(b)が、0.3~6である請求項1または2に記載の油性口唇化粧料。
  7. 30℃における粘度が100,000~2,000,000mPa・sである請求項1または2に記載の油性口唇化粧料。

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