JP2023069205A - 電動圧縮機 - Google Patents

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正悟 伊藤
Shogo Ito
芳之 中根
Yoshiyuki Nakane
亮 楳山
Akira Umeyama
弘晃 加藤
Hiroaki Kato
聡 光田
Satoshi Mitsuda
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Abstract

【課題】電動モータを効率良く冷却することができるとともに、電動圧縮機の体格の小型化を図ること。【解決手段】電動圧縮機10は、ハウジング11と、ハウジング11に回転可能に支持される回転軸23と、回転軸23を回転させる電動モータ25と、回転軸23の回転によって駆動して空気を圧縮する第1圧縮部31及び第2圧縮部32と、を備えている。また、電動圧縮機10は、回転軸23の第1端を支持する第1軸受21と、回転軸23の第2端を支持する第2軸受22と、を備えている。第1軸受21、第1圧縮部31、電動モータ25、第2圧縮部32、及び第2軸受22は、回転軸23の軸方向でこの順に並んで配置されている。第1圧縮部31は、圧縮した空気を電動モータ25に向けて吐出する軸流式である。第2圧縮部32は、第1圧縮部31によって圧縮された後の空気を圧縮する。【選択図】図1

Description

本発明は、電動圧縮機に関する。
電動圧縮機は、ハウジングと、回転軸と、電動モータと、を備えている。回転軸は、ハウジングに回転可能に支持されている。電動モータは、回転軸を回転させる。また、このような電動圧縮機において、回転軸の回転によって駆動して流体を圧縮する第1圧縮部及び第2圧縮部を備えたものが、例えば特許文献1に開示されている。
特開2016-118136号公報
このような、第1圧縮部及び第2圧縮部を備えた電動圧縮機においては、電動モータを効率良く冷却することが望まれている。さらには、電動圧縮機の体格の小型化を図ることが望まれている。
上記課題を解決する電動圧縮機は、ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持される回転軸と、前記回転軸を回転させる電動モータと、前記回転軸の回転によって駆動して流体を圧縮する第1圧縮部及び第2圧縮部と、前記回転軸の第1端を支持する第1軸受と、前記回転軸の第2端を支持する第2軸受と、を備え、前記第1軸受、前記第1圧縮部、前記電動モータ、前記第2圧縮部、及び前記第2軸受は、前記回転軸の軸方向でこの順に並んで配置されており、前記第1圧縮部は、圧縮した流体を前記電動モータに向けて吐出する軸流式であり、前記第2圧縮部は、前記第1圧縮部によって圧縮された後の流体を圧縮する。
これによれば、第1圧縮部は、圧縮した流体を電動モータに向けて吐出する軸流式であるため、電動モータが、軸流式の第1圧縮部から吐出された流体によって効率良く冷却される。また、回転軸の第1端が第1軸受によって支持されるとともに、回転軸の他端が第2軸受によって支持されている。したがって、回転軸の回転時において回転軸の振れが抑制され易くなるため、軸流式の第1圧縮部とハウジングとの間のクリアランスを極力狭めることができる。その結果、電動圧縮機の体格の小型化を図ることができる。さらには、第2圧縮部は、第1圧縮部によって圧縮された後の流体を圧縮する。したがって、流体は、第2圧縮部によって圧縮される前に第1圧縮部によってある程度圧縮されているため、第2圧縮部の仕事量(吐出容量)を抑えることが可能となる。その結果、第2圧縮部の体格を小さくすることができるため、電動圧縮機の体格の小型化を図ることができる。以上により、電動モータを効率良く冷却することができるとともに、電動圧縮機の体格の小型化を図ることができる。
上記電動圧縮機において、前記ハウジングは、前記第1圧縮部に流体を吸入する吸入通路と、前記吸入通路に連通するとともに前記第1軸受を保持する第1軸受保持部と、前記第2軸受を保持する第2軸受保持部と、前記ハウジング内において前記回転軸の軸方向で前記電動モータと前記第2圧縮部との間に位置する空間内の流体を前記第2軸受保持部に供給する供給通路と、前記第2軸受保持部から流体を前記ハウジングの外部へ排出する排出通路と、を有しているとよい。
これによれば、第1軸受保持部が吸入通路に連通しているため、吸入通路を流れる流体が第1軸受保持部に供給されることにより、第1軸受を流体によって冷却することができる。また、ハウジング内において回転軸の軸方向で電動モータと第2圧縮部との間に位置する空間内の流体が、供給通路を介して第2軸受保持部に供給されるとともに、第2軸受保持部から排出通路を介してハウジングの外部へ排出される。よって、第2軸受保持部を通過する流体によって第2軸受を冷却することができる。
上記電動圧縮機において、前記第2圧縮部は、遠心式であるとよい。
これによれば、第2圧縮部が遠心式であるため、例えば、第2圧縮部が軸流式である場合に比べると、電動圧縮機における回転軸の軸方向の体格の小型化を図ることができる。
この発明によれば、電動モータを効率良く冷却することができるとともに、電動圧縮機の体格の小型化を図ることができる。
実施形態における電動圧縮機の側断面図である。 図1における2-2線断面図である。 別の実施形態における電動圧縮機の側断面図である。
以下、電動圧縮機を具体化した一実施形態を図1及び図2にしたがって説明する。本実施形態の電動圧縮機は、燃料電池車に搭載されている。そして、電動圧縮機は、燃料電池に対して流体としての空気を供給するために用いられる。
(電動圧縮機10の全体構成)
図1に示すように、電動圧縮機10は、ハウジング11を備えている。ハウジング11は、金属材料製であり、例えば、アルミニウム製である。ハウジング11は、モータハウジング12、第1コンプレッサハウジング13、第2コンプレッサハウジング14、第1プレート15、及び第2プレート16を有している。
モータハウジング12は、筒状に延びている。第1コンプレッサハウジング13は、筒状に延びている。第1コンプレッサハウジング13は、モータハウジング12の一方の開口側の端部に連結されている。第1コンプレッサハウジング13の内周面は、モータハウジング12に近付くにつれて内径が徐々に縮径していく円錐孔形状になっている。第2コンプレッサハウジング14は、筒状に延びている。第2コンプレッサハウジング14は、モータハウジング12の他方の開口の端部に連結されている。第2コンプレッサハウジング14の内周面は、モータハウジング12から離れるにつれて内径が徐々に拡径していく円錐孔形状になっている。モータハウジング12の軸線、第1コンプレッサハウジング13の軸線、及び第2コンプレッサハウジング14の軸線はそれぞれ一致している。
第1プレート15は、第1コンプレッサハウジング13におけるモータハウジング12とは反対側の端部に連結されている。第1プレート15は、第1コンプレッサハウジング13におけるモータハウジング12とは反対側の開口を閉塞している。第1プレート15の中央部には、第1軸受保持部17が形成されている。したがって、ハウジング11は、第1軸受保持部17を有している。第1軸受保持部17は、例えば、第1プレート15における第1コンプレッサハウジング13側の端面の中央部に形成された円孔状の凹部である。第1軸受保持部17の軸線は、第1コンプレッサハウジング13の軸線に一致している。
第2プレート16は、第2コンプレッサハウジング14におけるモータハウジング12とは反対側の端部に連結されている。第2プレート16は、第2コンプレッサハウジング14におけるモータハウジング12とは反対側の開口を閉塞している。第2プレート16の中央部には、第2軸受保持部18が形成されている。したがって、ハウジング11は、第2軸受保持部18を有している。第2軸受保持部18は、例えば、第2プレート16における第2コンプレッサハウジング14側の端面の中央部に形成された円孔状の凹部である。第2軸受保持部18の軸線は、第2コンプレッサハウジング14の軸線に一致している。
(第1軸受21及び第2軸受22について)
電動圧縮機10は、第1軸受21と、第2軸受22と、を備えている。第1軸受21は、第1軸受保持部17内に配置されている。第1軸受保持部17は、第1軸受21を保持している。第1軸受21は、例えば、気体軸受である。第2軸受22は、第2軸受保持部18内に配置されている。第2軸受保持部18は、第2軸受22を保持している。第2軸受22は、例えば、気体軸受である。
(回転軸23について)
電動圧縮機10は、回転軸23を備えている。回転軸23は、ハウジング11内に収容されている。回転軸23の軸線は、モータハウジング12の軸線、第1コンプレッサハウジング13の軸線、及び第2コンプレッサハウジング14の軸線それぞれに一致している。
回転軸23の第1端は、第1軸受保持部17内に配置されている。そして、回転軸23の第1端は、第1軸受21を介して第1プレート15に回転可能に支持されている。したがって、電動圧縮機10は、回転軸23の第1端を支持する第1軸受21を備えている。回転軸23の第2端は、第2軸受保持部18内に配置されている。そして、回転軸23の第2端は、第2軸受22を介して第2プレート16に回転可能に支持されている。したがって、電動圧縮機10は、回転軸23の第2端を支持する第2軸受22を備えている。回転軸23は、ハウジング11に回転可能に支持されている。
(電動モータ25の構成)
電動圧縮機10は、電動モータ25を備えている。電動モータ25は、モータハウジング12内に収容されている。電動モータ25は、筒状のロータ26及び筒状のステータ27を備えている。ロータ26は、回転軸23に固定されている。ステータ27は、モータハウジング12の内周面に固定されている。ロータ26は、ステータ27の径方向内側に配置されている。ロータ26は、回転軸23と一体的に回転する。ロータ26は、回転軸23に止着された円筒状のロータコア26aと、ロータコア26aに設けられた図示しない複数の永久磁石と、を有している。
ステータ27は、ロータ26を取り囲んでいる。ステータ27は、円筒状のステータコア27aと、モータコイル27bと、を有している。ステータコア27aは、モータハウジング12の内周面に固定されている。モータコイル27bは、ステータコア27aに巻回されている。回転軸23は、図示しないバッテリからモータコイル27bに電流が流れることによって、ロータ26と一体的に回転する。したがって、電動モータ25は、回転軸23を回転させる。
(第1圧縮部31について)
電動圧縮機10は、第1圧縮部31を備えている。第1圧縮部31は、第1コンプレッサハウジング13内に収容されている。第1圧縮部31は、回転軸23の回転によって駆動して流体としての空気を圧縮する。第1圧縮部31は、圧縮した空気を電動モータ25に向けて吐出する軸流式である。具体的には、第1圧縮部31は、静翼31aと動翼31bとが回転軸23の軸方向に交互に並んで配置された構成になっている。各静翼31aは、回転軸23と一体的に回転不能である。各動翼31bは、回転軸23と一体的に回転可能である。各静翼31a及び各動翼31bの外径は、電動モータ25に近い位置に配置されている静翼31a及び動翼31bほど小さくなっている。
(第2圧縮部32について)
電動圧縮機10は、第2圧縮部32を備えている。第2圧縮部32は、第2コンプレッサハウジング14内に収容されている。したがって、第1軸受21、第1圧縮部31、電動モータ25、第2圧縮部32、及び第2軸受22は、回転軸23の軸方向でこの順に並んで配置されている。第2圧縮部32は、回転軸23の回転によって駆動して空気を圧縮する。第2圧縮部32は、遠心式である。具体的には、第2圧縮部32は、回転軸23に一体的に回転可能なコンプレッサインペラである。第2圧縮部32は、背面32aから先端32bに向かうにつれて徐々に縮径している。第2圧縮部32は、先端32bが電動モータ25に向くように回転軸23に連結されている。第2圧縮部32の背面32aは、第2プレート16における第2コンプレッサハウジング14側の端面に対向している。第2圧縮部32の外縁は、第2コンプレッサハウジング14の内周面に沿って延びている。第2圧縮部32は、第1圧縮部31によって圧縮された後の空気を圧縮する。
(吸入通路40について)
ハウジング11は、吸入通路40を有している。吸入通路40は、第1コンプレッサハウジング13における第1プレート15寄りの端部に形成されている。吸入通路40は、ハウジング11内において第1圧縮部31と第1プレート15との間の空間である第1空間41に連通している。そして、吸入通路40から吸入された空気は、第1空間41に流れ込んで、第1空間41から第1圧縮部31に吸入される。したがって、吸入通路40は、第1圧縮部31に空気を吸入する。また、第1軸受保持部17は、第1空間41を介して吸入通路40に連通している。
(供給通路42について)
ハウジング11は、供給通路42を有している。供給通路42は、ハウジング11内において回転軸23の軸方向で電動モータ25と第2圧縮部32との間に位置する空間である第2空間43内の空気を第2軸受保持部18内に供給する。供給通路42は、モータハウジング12、第2コンプレッサハウジング14、及び第2プレート16を貫通している。
(排出通路44について)
ハウジング11は、排出通路44を有している。排出通路44は、第2プレート16に形成されている。排出通路44は、第2軸受保持部18内とハウジング11の外部とを連通している。排出通路44は、第2軸受保持部18内から空気をハウジング11の外部へ排出する。
(吐出通路45について)
ハウジング11は、吐出通路45を有している。吐出通路45は、第2コンプレッサハウジング14における第2プレート16寄りの端部に形成されている。吐出通路45は、第2圧縮部32によって圧縮された空気をハウジング11の外部へ吐出する。
(連通通路46について)
図1及び図2に示すように、ハウジング11は、連通通路46を有している。図2に示すように、連通通路46は、モータハウジング12の周方向に間隔を置いて複数形成されている。図1に示すように、各連通通路46の一端は、第1コンプレッサハウジング13内に連通している。各連通通路46の他端は、第2空間43内に連通している。
(作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。
吸入通路40から吸入された空気は、第1空間41に流れ込む。第1空間41に流れ込んだ空気は、第1空間41から第1圧縮部31に吸入される。また、吸入通路40から第1空間41に流れ込んだ空気の一部は、第1軸受保持部17内に供給される。そして、第1軸受保持部17内に供給された空気は、第1軸受21を冷却する。第1軸受21を冷却した空気は、第1空間41に還流して、第1空間41から第1圧縮部31に吸入される。第1圧縮部31に吸入された空気は、第1圧縮部31によって圧縮される。
第1圧縮部31によって圧縮された空気は、電動モータ25に向けて吐出される。電動モータ25に向けて吐出された空気の一部は、電動モータ25において、例えば、ステータ27とロータ26との間の隙間を介して第2空間43に流出する。また、電動モータ25に向けて吐出された空気の一部は、各連通通路46を介して第2空間43に流出する。このとき、電動モータ25から生じる熱は、ステータ27とロータ26との間の隙間を流れる空気、及び各連通通路46を流れる空気に放熱される。これにより、電動モータ25が冷却される。
第2空間43に流出した空気は、第2圧縮部32に吸入される。第2圧縮部32に吸入された空気は、第2圧縮部32によって圧縮される。第2圧縮部32によって圧縮された空気は、吐出通路45を介してハウジング11の外部へ吐出される。また、第2空間43に流出した空気の一部は、供給通路42を介して第2軸受保持部18内に供給される。そして、第2軸受保持部18内に供給された空気は、第2軸受22を冷却する。第2軸受22を冷却した空気は、排出通路44を介してハウジング11の外部へ排出される。
(効果)
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)第1圧縮部31は、圧縮した空気を電動モータ25に向けて吐出する軸流式である。このため、電動モータ25が、軸流式の第1圧縮部31から吐出された空気によって効率良く冷却される。また、回転軸23の第1端が第1軸受21によって支持されるとともに、回転軸23の他端が第2軸受22によって支持されている。したがって、回転軸23の回転時において回転軸23の振れが抑制され易くなるため、軸流式の第1圧縮部31とハウジング11との間のクリアランスを極力狭めることができる。その結果、電動圧縮機10の体格の小型化を図ることができる。さらには、第2圧縮部32は、第1圧縮部31によって圧縮された後の空気を圧縮する。したがって、空気は、第2圧縮部32によって圧縮される前に第1圧縮部31によってある程度圧縮されているため、第2圧縮部32の仕事量(吐出容量)を抑えることが可能となる。その結果、第2圧縮部32の体格を小さくすることができるため、電動圧縮機10の体格の小型化を図ることができる。以上により、電動モータ25を効率良く冷却することができるとともに、電動圧縮機10の体格の小型化を図ることができる。
(2)第1軸受保持部17内が吸入通路40に連通している。このため、吸入通路40を流れる空気が第1軸受保持部17に供給されることにより、第1軸受21を空気によって冷却することができる。また、第2空間43内の空気が、供給通路42を介して第2軸受保持部18内に供給されるとともに、第2軸受保持部18内から排出通路44を介してハウジング11の外部へ排出される。よって、第2軸受保持部18内を通過する空気によって第2軸受22を冷却することができる。
(3)第2圧縮部32が遠心式である。このため、例えば、第2圧縮部32が軸流式である場合に比べると、電動圧縮機10における回転軸23の軸方向の体格の小型化を図ることができる。
(4)回転軸23の第1端が第1軸受21によって支持されるとともに、回転軸23の他端が第2軸受22によって支持されている。したがって、回転軸23の回転時において回転軸23の振れが抑制され易くなるため、第2圧縮部32と第2コンプレッサハウジング14との間のクリアランスを極力狭めることができる。その結果、電動圧縮機10の体格の小型化を図ることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 図3に示すように、第2圧縮部32Aが、軸流式であってもよい。第2圧縮部32は、例えば、第1圧縮部31と同様に、静翼31aと動翼31bとが回転軸23の軸方向に交互に並んで配置された構成になっている。第2圧縮部32Aによって圧縮された空気は、吐出通路45を介してハウジング11の外部へ吐出される。また、第2圧縮部32Aによって圧縮された空気の一部は、第2軸受22に向けて吐出される。これによれば、第2圧縮部32Aは、圧縮した空気を第2軸受22に向けて吐出する軸流式であるため、第2軸受22が、軸流式の第2圧縮部32Aから吐出された空気によって効率良く冷却される。
○ 図3に示す実施形態において、供給通路42を省略してもよい。
○ 実施形態において、電動モータ25を冷却するための冷却水が流れる冷却水通路がモータハウジング12に形成されていてもよい。例えば、冷却水通路と連通通路46とがモータハウジング12の周方向で間隔を置いて交互に配置されていてもよい。
○ 実施形態において、ハウジング11は、第1軸受保持部17から空気をハウジング11の外部へ排出する通路をさらに有していてもよい。
○ 実施形態において、第1圧縮部31は、静翼31aと動翼31bとが回転軸23の軸方向に交互に並んで配置された構成であったが、これに限らず、第1圧縮部31が軸流式であれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
○ 実施形態において、電動圧縮機10は、燃料電池車に搭載され、燃料電池に対して空気を供給するために用いられるものに限らず、例えば、車両空調装置に用いられ、流体としての冷媒を圧縮するものであってもよい。また、電動圧縮機10は、車両に搭載されるものに限定されるものではない。
10…電動圧縮機、11…ハウジング、17…第1軸受保持部、18…第2軸受保持部、21…第1軸受、22…第2軸受、23…回転軸、25…電動モータ、31…第1圧縮部、32,32A…第2圧縮部、40…吸入通路、42…供給通路、43…空間である第2空間、44…排出通路。

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに回転可能に支持される回転軸と、
    前記回転軸を回転させる電動モータと、
    前記回転軸の回転によって駆動して流体を圧縮する第1圧縮部及び第2圧縮部と、
    前記回転軸の第1端を支持する第1軸受と、
    前記回転軸の第2端を支持する第2軸受と、を備え、
    前記第1軸受、前記第1圧縮部、前記電動モータ、前記第2圧縮部、及び前記第2軸受は、前記回転軸の軸方向でこの順に並んで配置されており、
    前記第1圧縮部は、圧縮した流体を前記電動モータに向けて吐出する軸流式であり、
    前記第2圧縮部は、前記第1圧縮部によって圧縮された後の流体を圧縮する電動圧縮機。
  2. 前記ハウジングは、
    前記第1圧縮部に流体を吸入する吸入通路と、
    前記吸入通路に連通するとともに前記第1軸受を保持する第1軸受保持部と、
    前記第2軸受を保持する第2軸受保持部と、
    前記ハウジング内において前記回転軸の軸方向で前記電動モータと前記第2圧縮部との間に位置する空間内の流体を前記第2軸受保持部に供給する供給通路と、
    前記第2軸受保持部から流体を前記ハウジングの外部へ排出する排出通路と、を有している請求項1に記載の電動圧縮機。
  3. 前記第2圧縮部は、遠心式である請求項1又は請求項2に記載の電動圧縮機。
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