JP2023068565A - 照明装置及び照明システム - Google Patents

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Kazuhiro Hatta
俊亮 城寳
Shunsuke Joho
和樹 原田
Kazuki Harada
太一 市川
Taichi Ichikawa
浩志 上野山
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Abstract

【課題】照射面に照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる照明装置及び照明システムを提供する。【解決手段】照明装置10は、照射面Rに照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部(第1照明装置10a及び第2照明装置10b、10c)を備える。また、第1光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第1光照射領域と第1光源部との距離である第1距離L1は、第2光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第2光照射領域と第2光源部との距離である第2距離L2よりも長い。また、第1光源部の配光角は、第2光源部の配光角よりも小さい。そして、第1光照射領域と第2光照射領域とが動的に変化する。【選択図】図2

Description

本開示は、照明装置及び照明システムに関する。
特許文献1には、従来の誘導演出システムが開示されている。誘導演出システムは、照射光を用いた演出によって人の行動を誘導する出入口照明装置及び陳列棚照明装置を備える。
特開2019-125434号公報
従来の誘導演出システムでは、出入口照明装置及び陳列棚照明装置のような複数の照明装置を1箇所に集めて並べて配置した場合において、複数の照明装置のそれぞれが照射面に対して異なる個所に光を照射させると、両端の照明装置が照射した光照射領域の形状は、両端の照明装置の間に存在する中間の照明装置が照射した光照射領域の形状と異なってしまう。また、両端の照明装置から照射面の光照射領域までの距離と、中間の照明装置から照射面の光照射領域までの距離とは異なるため、複数の照明装置のそれぞれが出力する光の明るさが同じ場合、両端の照明装置が照射した光による光照射領域の明るさは、中間の照明装置が照射した光による光照射領域の明るさよりも暗くなってしまう。このため、従来の誘導演出システムでは、複数の照明装置による演出を適切に行うことができない場合がある。
そこで、本開示では、照射面に照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる照明演出システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る照明装置は、照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、前記第1光源部の配光角は、前記第2光源部の配光角よりも小さく、前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する。
本開示の一態様に係る照明装置は、照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、前記第1光源部から出力される光の量は、前記第2光源部よりも多く、前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する。
本開示の一態様に係る照明装置は、照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、前記第1光源部から出力される光のピーク光度は、前記第2光源部から出力される光のピーク光度よりも大きく、前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する。
また、本開示の一態様に係る照明システムは、照明装置と、前記照明装置を制御する制御信号を出力する制御部とを備える。
本開示の照明装置等によれば、照射面に照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムを示すブロック図である。 図2は、複数の照明装置のそれぞれが照射面に光を照射した場合を示した模式図である。 図3Aは、複数の照明装置のそれぞれが照射面に光を照射した場合において、照射面に照射された光が直線状に遷移する場合を示す図である。 図3Bは、複数の照明装置のそれぞれが照射面に光を照射した場合において、照射面に照射された光が面状に遷移する場合を示す図である。 図4Aは、実施の形態に係る制御部の制御信号を示す図である。 図4Bは、実施の形態に係る制御部における別の制御信号を示す図である。 図5は、その他変形例に係る照明システムを示すブロック図である。 図6は、その他変形例に係る照明システムを示す別のブロック図である。 図7は、その他変形例に係る照明システムを示す別のブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ、ステップの順序等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されてはいない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
<構成及び機能:照明システム1>
以下の実施の形態に係る照明システム1について説明する。
図1は、実施の形態に係る照明システム1を示すブロック図である。
図1に示すように、照明システム1では、照明装置10から出射する光の照明態様を調整することによって、所定領域内に存在している人を誘導することができる。例えば、本実施の形態の照明システム1は、照明態様を調整することによって、人を所定方向に誘導したり、所定方向に誘導した人を所定領域内に集めたり、所定領域内に集まっている人を誘導して分散させたりすることができる。
例えば、人は、サバンナ効果として知られるように、人は暗いところよりも明るいところに誘導される効果が知られている。このため、照明システム1では、明るい光を遷移させることで、人の感情に働きかけて人を誘導することができる。
このような照明システム1は、例えば、公園、遊園地、駅、大規模施設等のように、多くの人を誘導する必要のある個所に用いられる。
図1及び図2に示すように、照明システム1は、照明支持体40と、複数以上の照明装置10と、制御部20と、電源部30とを備えている。図2は、複数の照明装置10のそれぞれが照射面Rに光を照射した場合を示した模式図である。
[照明支持体40]
照明支持体40は、台座41と、支柱42と、照明取付部43とを有している。
台座41は、地面に設置され、支柱42を支持することができる。支柱42は、長尺状の棒である。また、支柱42は、一端が台座41に連結され、他端が照明取付部43に連結されている。照明取付部43は、支柱42に連結されている。また、照明取付部43には、複数の照明装置10が取付けられている。具体的には、照明取付部43は、複数の照明装置10が水平方向に並んだ状態で複数の照明装置10を取り付けることが可能である。なお、照明取付部43又は台座41には、制御部20、電源部30等が収容されてもよい。
[照明装置10]
複数の照明装置10のそれぞれは、例えば街路灯等の屋外用の照明装置、施設内に設置される施設用の照明装置等である。このような複数の照明装置のそれぞれは、筐体、光源11、発光制御回路、光学レンズ12等を有する。本実施の形態では、後述する光学レンズ12a~12cを纏めて光学レンズ12と呼ぶことがある。
筐体は、光源、発光制御回路、光学レンズ12等を収容する筒状の収容体である。光源11は、複数のLED(Light Emitting Diode)素子が実装された発光モジュールである。複数のLED素子のそれぞれは、赤色LEDチップ、青色LEDチップ、及び、緑色LEDチップを含んでいる。発光制御回路が各LEDチップを独立して制御することで、複数の照明装置10のそれぞれは、照射面Rに対して光を出力し、照射面Rに光を照射する。つまり、照明装置10は、調光機能、及び、調色機能を備えている。光学レンズ12は、光源11が出力した光を配光制御することができる透光性の光学部材である。光学レンズ12を透光した光は、配光制御されて照射面Rに照射される。光源11は、光源部の一例であってもよい。また、照明装置10は、光源部の一例であってもよい。
照明装置10は、制御部20から制御信号を取得すると、制御信号に応じた照明態様で点灯する。例えば、照明装置10は、調光機能として、光源11が出射する光の明るさを複数の段階に調節することで、出射する光の明るさを暗くしたり、明るくしたりすることができる。つまり、照明装置10は、出射する光の明暗を周期的に揺らがせることができる。
また、照明装置10は、調色機能として、電球色等の低い色温度から温白色、昼白色又は昼光色等の高い色温度までの白色光を発することができる。つまり、照明装置10は、出射する光の色合いを周期的に揺らがせることができる。例えば、照明演出では、照明装置10は、出射する光の赤みを増したり赤みを減らしたりを繰り返すように、周期的に色温度を変更する。
なお、照明装置10は、照明演出として、出射する光の波長を変更することによって、出射する光の色を変更してもよい。
また、複数の照明装置10のそれぞれは、照明支持体40の照明取付部43において、水平面と略平行となるように直線状に並んだ状態で配置されている。図2では、照明支持体40の照明取付部43に4台の照明装置10が取付けられている場合を例示している。なお、照明取付部43に取付けられている照明装置10の台数は、3台以下でもよく、5台以上でもよい。また、複数の照明装置10のそれぞれは、水平面と略平行となるように直線状に複数列が並んだ状態で照明取付部43に取付けられていてもよい。
具体的には、図2における複数の照明装置10のうちの第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dを例に挙げて説明する。なお、本実施の形態では、複数の照明装置10として4台の照明装置を例示しているが、3台以下の照明装置でもよく、5台以上の照明装置であってもよい。
直線状に並んだ複数の照明装置10において、両端に配置した照明装置10は、第1照明装置10a及び第3照明装置10dである。第1照明装置10aは一端側に配置され、第3照明装置10dは他端側に配置されている。また、第1照明装置10a及び第3照明装置10dの間には2台以上の第2照明装置10b、10cが配置されていてもよい。本実施の形態では、第2照明装置10b、10cは、2台を例示しているが、1台であってもよく、3台以上であってもよい。つまり、本実施の形態では、第1照明装置10a、第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dによって、照射面Rの3箇所以上に光が照射されるように、光を出力することができる。第1照明装置10aは、第1光源部の一例である。また、第2照明装置10b、10cは、第2光源部の一例である。第3照明装置10dは、第3光源部の一例である。
また、複数の照明装置10のそれぞれは、出力した光を照射面Rの異なる個所に光を照射することができるように、照明支持体40の照明取付部43に取付けられている。この場合、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dのそれぞれは、光を出力する方向が異なるように照明取付部43に取付けられている。また、2台の第2照明装置10b、10cのそれぞれは、光を出力する方向が異なるように照明取付部43に取付けられていてもよく、光を出力する方向が同様となるように照明取付部43に取付けられていてもよい。ここで、光を出力する方向とは、照明装置10が出射する光の光軸に沿った方向、つまり主たる光の方向である。
また、複数の照明装置によって照射面Rに照射された3箇所以上の光は3つ以上の光照射領域を形成し、3つ以上の光照射領域は、直線状に並んでいてもよい。具体的には、第1照明装置10aは、光を出力した場合、出力した光を照射面Rにおける第1光照射領域に照射する。第2照明装置10b、10cは、光を出力した場合、出力した光を照射面Rにおける2つの第2光照射領域に照射する。第3照明装置10dは、光を出力した場合、出力した光を照射面Rにおける第3光照射領域に照射する。第1光照射領域、2つの第2光照射領域、及び、第3光照射領域それぞれは、この順で直線状に並んでいてもよい。本実施の形態では、2つの第2光照射領域を第2A光照射領域及び第2B光照射領域と呼ぶことがある。
また、第1光照射領域、第2光照射領域及び第3光照射領域は、照射面Rにおいてそれぞれ異なる個所である。図2では、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dがこの順で並んで配置されているため、第1光照射領域、2つの第2光照射領域、及び、第3光照射領域もこの順で並んで配置される。第1光照射領域、2つの第2光照射領域、及び、第3光照射領域において、隣り合う2つの光照射領域は、一部が重なっていてもよい。
また、複数の照明装置10のそれぞれが出力した光が照射面Rに照射された場合、照射面Rに照射された光は、直線状に遷移してもよい。つまり、第1光照射領域と第2光照射領域と(隣り合う2つの光照射領域)では光照射領域が動的に変化する。本実施の形態では、第1光照射領域から第3光照射領域までの間の光照射領域が動的に変化する。この場合、照明システム1では、複数の照明装置10のそれぞれが光を出力することで、照射面Rに照射された光が直線状で連続的に移動するように演出する。
ここで、照射面Rに照射された光が直線状に遷移する様子を説明する。
図3Aは、複数の照明装置10のそれぞれが照射面Rに光を照射した場合において、図2の照射面Rに照射された光が直線状に遷移する場合を示す図である。図3Aでは、複数の照明システム1を用いた場合を例示している。複数の照明システム1として、第1の照明システム1a、第2の照明システム1b及び第3の照明システム1cを例示する。
第1の照明システム1aは、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b、第3光照射領域A3を照明する。また、第2の照明システム1bは、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b、第3光照射領域B3を照明する。また、第3の照明システム1cは、第1光照射領域C1、第2A光照射領域C2a、第2B光照射領域C2b、第3光照射領域C3を照明する。上述したように、第1光照射領域A1、B1、C1、第2A光照射領域A2a、B2a、C2a、第2B光照射領域A2b、B2b、C2b及び第3光照射領域A3、B3、C3は、この順で並んで配置されている。
例えば、図3Aの第1段階では、第1光照射領域A1、B1、C1が3番目に明るい第1照度となっている。
次に、第2段階では、第1光照射領域A1、B1、C1が2番目に明るい第2照度となり、第2A光照射領域A2a、B2a、C2aが3番目に明るい第1照度となっている。
次に、第3段階では、第1光照射領域A1、B1、C1が最も明るい第3照度となり、第2A光照射領域A2a、B2a、C2aが第2照度となり、第2B光照射領域A2b、B2b、C2bが第1照度となっている。
次に、第4段階では、第1光照射領域A1、B1、C1が第2照度となり、第2A光照射領域A2a、B2a、C2aが第3照度となり、第2B光照射領域A2b、B2b、C2bが第2照度となり、第3光照射領域A3、B3、C3が第1照度となる。
次に、第5段階では、第1光照射領域A1、B1、C1が第1照度となり、第2A光照射領域A2a、B2a、C2aが第2照度となり、第2B光照射領域A2b、B2b、C2bが第3照度となり、第3光照射領域A3、B3、C3が第2照度となる。
次に、第6段階では、第2A光照射領域A2a、B2a、C2aが第1照度となり、第2B光照射領域A2b、B2b、C2bが第2照度となり、第3光照射領域A3、B3、C3が第3照度となる。
このように、例えば図2の照射面Rに照射された最も明るい第3照度の光は、左側から右側に向かって直線状に遷移するように見える。また、光が直線状に遷移する速度は、人が歩く時の速度と同様の速度(時速数Km程度の速度)で遷移してもよい。
また、複数の照明装置10のそれぞれが出力した光が照射面Rに照射された場合、照射面Rに照射された光は、面状に遷移してもよい。つまり、第1光照射領域、第2光照射領域、及び、第3光源部から出力された光が照射された照射面の領域である第3光照射領域は、面状に分布していてもよい。この場合、複数の照明装置10のそれぞれが光を出力することで、照射面Rに照射された光が面状に移動するように演出する。
ここで、照射面Rに照射された光が直線状に遷移する様子を説明する。
図3Bは、複数の照明装置10のそれぞれが照射面Rに光を照射した場合において、照射面Rに照射された光が面状に遷移する場合を示す図である。図3Bでは、照明システム1は、第1光照射領域A1、B1、C1、第2A光照射領域A2a、B2a、C2a、第2B光照射領域A2b、B2b、C2b及び第3光照射領域A3、B3、C3を照明する。
例えば、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3は、この順で横方向に並んで配置されている。他の光照射領域B1~B3、C1~C3においても同様である。また、第1光照射領域A1、B1、C1は、この順で縦方向に並んで配置されている。他の光照射領域A2a、A2b、B2a、B2b、C2a、C2b、A3、B3、C3においても同様である。
例えば、図3Bの第1段階では、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3が3番目に明るい第1照度となっている。
次に、第2段階では、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3が2番目に明るい第2照度となり、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b及び第3光照射領域B3が3番目に明るい第1照度となっている。
次に、第3段階では、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3が最も明るい第3照度となり、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b及び第3光照射領域B3が第2照度となり、第1光照射領域C1、第2A光照射領域C2a、第2B光照射領域C2b及び第3光照射領域C3が第1照度となっている。
次に、第4段階では、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3が第2照度となり、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b及び第3光照射領域B3が第3照度となり、第1光照射領域C1、第2A光照射領域C2a、第2B光照射領域C2b及び第3光照射領域C3が第2照度となっている。
次に、第5段階では、第1光照射領域A1、第2A光照射領域A2a、第2B光照射領域A2b及び第3光照射領域A3が第1照度となり、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b及び第3光照射領域B3が第2照度となり、第1光照射領域C1、第2A光照射領域C2a、第2B光照射領域C2b及び第3光照射領域C3が第3照度となっている。
次に、第6段階では、第1光照射領域B1、第2A光照射領域B2a、第2B光照射領域B2b及び第3光照射領域B3が第1照度となり、第1光照射領域C1、第2A光照射領域C2a、第2B光照射領域C2b及び第3光照射領域C3が第2照度となっている。
なお、図3Bでは、照射面Rに照射された光は、照明システム1から所定方向にのみ面状に遷移している様子を例示しているが、図3Bの例示に限定されない。例えば、照明システム1を中心として照明システム1から放射状に遷移してもよく、照明システム1へ収束するように遷移してもよい。また、照射面Rに照射された光は、自由自在に遷移してもよい。
図1及び図2に示すように、第1照明装置10aから出力された光が照射された照射面Rの領域である第1光照射領域と第1照明装置10aとの距離である第1距離L1は、第2照明装置10b、10cから出力された光が照射された照射面Rの領域である第2光照射領域と第2照明装置との距離である第2距離L2と異なる。第1照明装置10a及び第3照明装置10dが直線状に並んだ複数の照明装置10の端部に位置しているため、第1距離L1は、第2距離L2よりも長くなる。
なお、本実施の形態では、第1照明装置10aを第1光源部の一例とし、2台の第2照明装置10b、10cを第2光源部の一例としているが、第3照明装置10bを第1光源部の一例としてもよい。この場合も、第3光照射領域と第3照明装置10dとの距離である第3距離は、第2距離L2よりも長くなる。
また、複数の照明装置10のそれぞれが照射面Rに照射された光を遷移させないように通常点灯した場合、第1光照射領域、2つの第2光照射領域、及び、第3光照射領域それぞれは、大きさ(面積)、明るさ、形状が同等となるように設定されている。
具体的には、第1距離L1が第2距離L2よりも長いため、第1照明装置10aの配光角は、2台の第2照明装置10b、10cの配光角よりも小さく設定される。つまり、両端に配置された第1照明装置10aの光学レンズ12a及び第3照明装置10dの光学レンズ12cのそれぞれは、2台の第2照明装置10b、10cのそれぞれの光学レンズ12bよりも、光源11から出力された光を狭角に配光制御することができる。これにより、第1距離L1が第2距離L2よりも長くても、第1光照射領域及び第3光照射領域のそれぞれの大きさが、2つの第2光照射領域の大きさと同等となるように設定することができる。
ここで、配光角とは、照明装置10が光を放射する時の角度であり、具体的には1/2ビーム角を用いて定義される。1/2ビーム角とは、照明装置10が放射した光の最大光度を有する光軸を中心として、最大光度の1/2の光度を有する光の照射方向の内角である。
また、第1照明装置10aの光学レンズ12a及び第3照明装置10dの光学レンズ12cそれぞれの配光角は同様であってもよく異なっていてもよい。つまり、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dにおいて、両端に位置する第1照明装置10a及び第3照明装置10dのうちの少なくとも一方の照明装置10から出力された光の配光角は、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dのうちの残りの照明装置10のそれぞれから出力された光の配光角の中から最も小さい配光角よりも小さくてもよい。
また、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dにおいて、両端に位置する第1照明装置10a及び第3照明装置10dのそれぞれから出力された光の配光角は、7度以上、36度未満である。また、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dにおいて、中央部に位置する2台の第2照明装置10b、10cのそれぞれから出力された光の配光角は、14度以上、53度未満である。
また、第1距離L1が第2距離L2よりも長いため、第1照明装置10a及び第3照明装置10dから出力される光の量は、2台の第2照明装置10b、10cより多く設定されてもよい。例えば、第1照明装置10aの光学レンズ12a及び第3照明装置10dの光学レンズ12cは、第1光照射領域、2つの第2光照射領域及び第3光照射領域におけるそれぞれの光の明るさが同等となるように、2台の第2照明装置10b、10cの光学レンズ12bよりも狭角に配光制御してもよい。また、第1光照射領域、2つの第2光照射領域及び第3光照射領域におけるそれぞれの光の明るさが同等となるように、第1照明装置10a及び第3照明装置10dのそれぞれの光源11の出力は、2台の第2照明装置10b、10cのそれぞれの光源11の出力よりも大きくてもよい。ここで、光源11の出力は、光源11が出力する光の中心光度である。
また、第1照明装置10a及び第3照明装置10dから出力される光のピーク光度は、2台の第2照明装置10b、10cから出力される光のピーク光度よりも大きくてもよい。これにより、第1光照射領域、2つの第2光照射領域及び第3光照射領域におけるそれぞれの光の明るさが同等となってもよい。
また、第1照明装置10a、2台の第2照明装置10b、10c及び第3照明装置10dのそれぞれの光学レンズ12は、形状が同様のレンズであるため、第1光照射領域、2つの第2光照射領域、及び、第3光照射領域それぞれの形状が同等の形状となるように配光制御することができる。
[制御部20]
制御部20は、複数の照明装置10を個別に又は一括して制御することができる。制御部20は、照射面Rの2箇所以上に光が照射されるように、光を出力することができる複数の照明装置10のそれぞれを制御することができる制御信号を出力する。制御信号は、複数の照明装置10の出力が変化するように、増減を周期的に繰り返す動的な出力信号である。つまり、制御部20は、複数の照明装置10を、制御信号に示される所定の演出で照明させるように制御する。
制御信号は、図4A及び図4Bに例示している。図4Aは、実施の形態に係る制御部20の制御信号を示す図である。図4Bは、実施の形態に係る制御部20における別の制御信号を示す図である。
具体的には、図4Aに示すように、1周期T1あたりの制御信号は、2回だけ増加する波形の信号と、1回だけ減少する波形の信号とからなる動的な出力信号であってもよい。また、図4Bに示すように、1周期T2あたりの制御信号は、3回だけ増加する波形の信号と、2回だけ減少する波形の信号とからなる動的な出力信号であってもよい。つまり、1周期T1、T2あたりの制御信号は、1回以上が増加する波形の信号と、1回以上が減少する波形の信号とを組み合わせた信号で構成されている。なお、制御信号には、光源11の出力をOFFにしたり、ONにしたりするものも含まれる。
なお、図4A及び図4Bで示した制御信号はあくまでも一例であり、制御信号は、本実施の形態に限定されない。
また、複数の照明装置10のそれぞれへ送信するそれぞれの制御信号における位相は、同一でない。具体的には、制御部20が複数の照明装置10のそれぞれに対して、位相の異なる制御信号を送信する。つまり、制御部20は、図3A及び図3Bのような制御信号を、位相を異ならせることで、複数の照明装置10のそれぞれに送信する。
また、複数の照明装置10のそれぞれへ出力されるそれぞれの制御信号の周期は、同一であってもよい。つまり、図4Aに示す波形の制御信号が複数の照明装置10のそれぞれに対して異なる位相で出力されてもよい。また、図4Bに示す場合でも同様である。
また、複数の照明装置10へ出力されるそれぞれの制御信号の周期は、異なっていてもよい。つまり、図4Aに示す波形の制御信号が複数の照明装置10のそれぞれに対して異なる周期で出力されてもよい。また、図4Bに示す場合でも同様である。さらに、複数の照明装置10のうちの1つの照明装置10に対して図4Aに示す波形の制御信号を出力し、複数の照明装置10のうちの別の照明装置10に対して図4Bに示す波形の制御信号を出力してもよい。
[電源部30]
電源部30は、複数の照明装置10及び制御部20に電力を供給する機能を有する。電源部30は、例えば、プリント基板に複数の電子部品が実装された電源回路である。電源部30は、例えば、複数の光源11のそれぞれを発光させるための駆動電力を生成する。具体的には、電源部30は、光源11を発光させるための駆動電力を生成し、この駆動電力をそれぞれの光源11に供給する。つまり、電源部30は、商用の交流電力を直流電力に変換し、この直流電力によって光源11を発光させるための駆動電力としてそれぞれの光源11に供給して、図2の光源11の発光素子を発光させる。
<作用効果>
次に、本実施の形態における照明装置10及び照明システム1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態の照明装置10は、照射面Rに照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部(第1照明装置10aと、第2照明装置10b及び/又は第2照明装置10cと)を備える。また、第1光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第1光照射領域と第1光源部との距離である第1距離L1は、第2光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第2光照射領域と第2光源部との距離である第2距離L2よりも長い。また、第1光源部の配光角は、第2光源部の配光角よりも小さい。そして、第1光照射領域と第2光照射領域とが動的に変化する。
例えば、第1距離が第2距離よりも長い場合、第1照明装置10a及び第2照明装置10bから出射された光による光照射領域の形状が同様であっても、第1照明装置10a及び第2照明装置10bのそれぞれから照射面Rに照射される光の照射角度が異なるため、第1光照射領域の大きさ、形状及び明るさが第2光照射領域の大きさ、形状及び明るさと異なってしまうことがある。この場合、光照射領域の大きさ、形状及び明るさの変化によって、光による所望の演出を実現することはできなくなってしまう。
しかしながら、本実施の形態によれば、第1距離L1が第2距離L2よりも長い場合、第1照明装置10aの配光角を第2照明装置10bの配光角よりも小さくすることができる。このため、第1光照射領域の大きさ及び明るさを第2光照射領域の大きさ及び明るさと同様にすることができる。つまり、本実施の形態によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の大きさ及び明るさを均一化することができる。
また、第1照明装置10aの配光角を第2照明装置10bの配光角よりも小さくすることで、第1光照射領域が大きくなり難いため、第1光照射領域における光の輪郭の変化を小さくすることができる。また、第1光照射領域と第2光照射領域とにおいて、光照射領域の輪郭を変化させることもできる。つまり、本実施の形態によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域における輪郭の形状を多少なりとも変化させつつ、光照射領域の輪郭を全体的に統一化させることができる。つまり、図2に示す第1光照射領域~第3光照射領域の形状を同等にすることができる。
したがって、この照明装置10によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる。
特に、この照明装置10によれば、複数の光源部を設けることで、光源部自身が出力する光の方向を可変させる駆動機構を光源部に搭載する必要もない。このため、照明装置10の製造コストの高騰化を抑制することができる。また、駆動機構に電力を投入しなくてもよい。さらに、駆動機構を設けなくてもよいため、照明装置10のメンテナンス頻度の増大を抑制することもできる。その結果、照明装置10では、製造コストの高騰化を抑制することができる。
また、照明装置10に駆動機構を搭載しないため、照明装置10では、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の形状が変化し難い。例えば、照射面Rに照射された光照射領域の形状が真円状から楕円状に変化し難い。
また、本実施の形態の照明装置10は、照射面Rに照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備える。また、第1光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第1光照射領域と第1光源部との距離である第1距離L1は、第2光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第2光照射領域と第2光源部との距離である第2距離L2よりも長い。また、第1光源部から出力される光の量は、第2光源部よりも多い。そして、第1光照射領域と第2光照射領域とが動的に変化する。
これによれば、第1距離L1が第2距離L2よりも長い場合、第1照明装置10aから出力される光の量を第2照明装置10bよりも多くすることができる。このため、第1光照射領域の明るさを第2光照射領域の明るさと同様にすることができる。つまり、本実施の形態によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の明るさを均一化することができる。
したがって、この照明装置10によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる。
また、本実施の形態の照明装置10は、照射面Rに照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部(第1照明装置10aと、第2照明装置10b及び/又は第2照明装置10cと)を備える。また、第1光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第1光照射領域と第1光源部との距離である第1距離L1は、第2光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第2光照射領域と第2光源部との距離である第2距離L2よりも長い。また、第1光源部から出力される光のピーク光度は、第2光源部から出力される光のピーク光度よりも大きい。そして、第1光照射領域と第2光照射領域とが動的に変化する。
これによれば、第1照明装置10aから出力される光のピーク光度が第2照明装置10bから出力される光のピーク光度よりも大きい場合、第1照明装置10aから出力される光の量を第2照明装置10bよりも多くすることができる。このため、第1光照射領域の明るさを第2光照射領域の明るさと同様にすることができる。つまり、本実施の形態によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の明るさを均一化することができる。
したがって、この照明装置10によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる。
また、本実施の形態の照明装置10は、さらに、照射面Rに照射される光を出力することができる第3光源部(第3照明装置10d)を備える。また、第1光照射領域、第2光照射領域、及び、第3光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第3光照射領域は、直線状に並べられる。また、第1光源部、第2光源部及び第3光源部は、直線状に並んでいる。そして、第1光源部、第2光源部及び第3光源部において、両端に位置する第1光源部及び第3光源部のうちの少なくとも一方の光源部から出力された光の配光角は、第1光源部、第2光源部及び第3光源部のうちの残りの光源部のそれぞれから出力された光の配光角の中から最も小さい配光角よりも小さい。
これによれば、両端に位置する第1照明装置10a及び第3照明装置10dのうちの少なくとも一方の照明装置10から出力された光の配光角を、最も小さい配光角に設定することができる。このため、第1光照射領域及び第3光照射領域のうちの少なくとも一方である、最も小さい配光角の光が照射された光照射領域の大きさ及び明るさを、第2光照射領域の大きさ及び明るさと同様にすることができる。
また、最も小さい配光角の光が照射された光照射領域における光の形状の変化を小さくすることができる。つまり、本実施の形態によれば、複数の光照射領域において、照射面Rに照射された光の形状の均一化を図ることができる。
したがって、この照明装置10によれば、照射面Rに照射された光による複数の光照射領域の見栄えを全体的に統一化することができる。
また、本実施の形態の照明システム1は、照明装置10と、照明装置10を制御する制御信号を出力する制御部20とを備える。
この照明システム1においても上述と同様の作用効果を奏する。
特に、この照明システム1によれば、複数の照明装置10を設けることで、照明装置10自身が出力する光の方向を可変させる駆動機構を光源部に搭載する必要もない。このため、照明システム1の製造コストの高騰化を抑制することができる。また、駆動機構を設けないため、駆動機構に電力を投入しなくてもよい。さらに、駆動機構を設けなくてもよいため、照明システム1のメンテナンス頻度の増大を抑制することもできる。その結果、照明システム1では、製造コストの高騰化を抑制することができる。
また、本実施の形態の照明装置10において、さらに、照射面Rに照射される光を出力することができる第3光源部を備える。そして、第1光照射領域、第2光照射領域、及び、第3光源部から出力された光が照射された照射面Rの領域である第3光照射領域は、面状に分布している。
これによれば、所定領域に集まっている人を離散させたり、所定領域に人を集めたりするような照明演出をすることで、人を誘導することができる。
また、本実施の形態の照明装置10において、第1光源部、第2光源部及び第3光源部において、両端に位置する光源部のそれぞれから出力された光の配光角は、7度以上、36度未満であり、第1光源部、第2光源部及び第3光源部において、中央部に位置する光源部(第2照明装置10b、10c)のそれぞれから出力された光の配光角は、14度以上、53度未満である。
これによれば、第1光照射領域、第2光照射領域、及び、第3光照射領域のそれぞれの大きさ、形状、及び、明るさを同等にすることができる。このため、人は、照射面Rに照射された光に対して違和感を覚え難い。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、これら実施の形態等に限定されるものではない。
例えば、本実施の形態における照明装置10e及び照明システム1eにおいて、図6は、その他変形例に係る照明システム1eを示す別のブロック図である。図6に示すように、照明システム1eには1つの照明装置10eが設けられていてもよい。また、照明システム1eの1つの照明装置10eは複数の光源11を有していてもよい。このため、照明システム1eが複数の照明装置10eを備えていることに限定されない。
また、本実施の形態における照明装置10f及び照明システム1fにおいて、図7は、その他変形例に係る照明システム1fを示す別のブロック図である。図7に示すように、照明システム1fには1つの照明装置10fが設けられていてもよい。また、照明システム1fの1つの照明装置10fは複数の光源11と照明装置10fと電源部30とを有していてもよい。このため、照明システム1fが複数の照明装置10fを備えていることに限定されない。
また、本実施の形態における照明装置10及び照明システム1gにおいて、図8は、その他変形例に係る照明システム1gを示す別のブロック図である。図8に示すように、照明システム1gには複数の照明装置10a1、10b1、10c1が設けられていてもよい。また、照明システム1gの複数の照明装置10a1、10b1、10c1は1以上の光源11と照明装置10a1、10b1、10c1とを有していてもよい。
また、本実施の形態における照明装置及び照明システム等に含まれる制御部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記実施の形態において、それぞれの構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、それぞれの構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。それぞれの構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記憶媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおけるそれぞれのステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつくそれぞれの種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1、1e、1f、1g 照明システム
1a 第1の照明システム
1b 第2の照明システム
1c 第3の照明システム
10、10a1、10b1、10c1、10e、10f 照明装置(光源部)
10a 第1照明装置(第1光源部)
10b、10c 第2照明装置(第2光源部)
10d 第3照明装置(第3光源部)
11 光源(光源部、第1光源部、第2光源部、第3光源部)
20 制御部
A1、B1、C1 第1光照射領域
A2a、B2a、C2a 第2A光照射領域(第2光照射領域)
A2b、B2b、C2b 第2B光照射領域(第2光照射領域)
A3、B3、C3 第3光照射領域

Claims (7)

  1. 照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、
    前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、
    前記第1光源部の配光角は、前記第2光源部の配光角よりも小さく、
    前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する
    照明装置。
  2. 照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、
    前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、
    前記第1光源部から出力される光の量は、前記第2光源部よりも多く、
    前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する
    照明装置。
  3. 照射面に照射される光を出力することができる第1光源部及び第2光源部を備え、
    前記第1光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第1光照射領域と前記第1光源部との距離である第1距離は、前記第2光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第2光照射領域と前記第2光源部との距離である第2距離よりも長く、
    前記第1光源部から出力される光のピーク光度は、前記第2光源部から出力される光のピーク光度よりも大きく、
    前記第1光照射領域と前記第2光照射領域とが動的に変化する
    照明装置。
  4. さらに、前記照射面に照射される光を出力することができる第3光源部を備え、
    前記第1光照射領域、前記第2光照射領域、及び、前記第3光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第3光照射領域は、直線状に並べられ、
    前記第1光源部、前記第2光源部及び前記第3光源部は、直線状に並び、
    前記第1光源部、前記第2光源部及び前記第3光源部において、両端に位置する前記第1光源部及び前記第3光源部のうちの少なくとも一方の光源部から出力された光の配光角は、前記第1光源部、前記第2光源部及び前記第3光源部のうちの残りの光源部のそれぞれから出力された光の配光角の中から最も小さい配光角よりも小さい
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. さらに、前記照射面に照射される光を出力することができる第3光源部を備え、
    前記第1光照射領域、前記第2光照射領域、及び、前記第3光源部から出力された光が照射された前記照射面の領域である第3光照射領域は、面状に分布している
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記第1光源部、前記第2光源部及び前記第3光源部において、両端に位置する光源部のそれぞれから出力された光の配光角は7度以上36度未満であり、
    前記第1光源部、前記第2光源部及び前記第3光源部において、中央部に位置する光源部のそれぞれから出力された光の配光角は14度以上53度未満である
    請求項4に記載の照明装置。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の照明装置と、
    前記照明装置を制御する制御信号を出力する制御部とを備える
    照明システム。
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