JP2023067160A - ボールペンリフィルの製造方法、チップシール材被膜取付装置、及びボールペンリフィル - Google Patents

ボールペンリフィルの製造方法、チップシール材被膜取付装置、及びボールペンリフィル Download PDF

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茉衣 小林
Mai Kobayashi
龍之介 林
Ryunosuke Hayashi
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Abstract

【課題】チップシール材のボールペンチップの先端部への必要以上の付着や、糸引き現象の発生が抑制されたチップシール方法、チップシール材被膜取付装置及びボールペンリフィルを提供する。【解決手段】本発明のボールペンリフィルの製造方法は、ボールペンチップ10の先端部を、ボールペンチップ1つに対して1つ設けられ液状のチップシール材が内部に貯留されているノズル106に挿入し、ボールペンチップ10の先端部にチップシール材被膜101形成する工程を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、ボールペンリフィルの製造方法、チップシール材被膜取付装置、及びボールペンリフィルに関する。
ボールペンチップを備えるボールペンリフィルにおいて、ボールペンチップは、先端側に、筆記ボールと、その筆記ボールを抱持するボール抱持室とを備える。ボール抱持室の先端は内側にかしめられ、回転自在に筆記ボールを抱持している。筆記ボールとボール抱持室の内面との間には、インクを吐出するための隙間が存在する。このため、ボールペンリフィルが製造されてから使用者の手に渡るまでの期間に、この隙間からインクの溶媒が蒸発したり、インクが滲み出したりする場合がある。これらを防止するため、ボールペンチップの先端部にシール剤(チップシール材)によって被膜を形成する方法がとられている(特許文献1参照)。
特開昭57-178798号公報
しかし、従来のチップシール材被膜取付方法においては、チップシール材が貯留された1つの大きな貯留槽に、複数のボールペンチップのチップ先端部を同時に浸漬させていた。ゆえに、チップ先端部を貯留槽から引き上げる際に、チップ先端部に付着したチップシール材が、周囲のチップシール材も引き上げてチップシール材が必要以上にチップ先端部に付着したり、チップ先端部に付着したチップシール材と貯蔵層内のチップシール材との間に糸引きが発生したりすることがあった。
本発明は、チップシール材のチップ先端部への必要以上の付着や、糸引き現象の発生が抑制されたボールペンリフィル製造方法、チップシール材被膜取付装置、ボールペンチップ及びボールペンリフィルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、ボールペンチップの先端部を、前記ボールペンチップ1つに対して1つ設けられ、液状のチップシール材が内部に貯留されているノズルに挿入し、前記ボールペンチップの先端部にチップシール材被膜を形成するチップシール材被膜取付工程を含むボールペンリフィルの製造方法を提供する。
前記ノズルの内径は、前記ボールペンチップの先端部における前記チップシール材被膜が形成された部分の最大外径より大きく且つ前記最大外径の500%以下であることが好ましい。
前記ボールペンリフィルは、前記ボールペンチップ又は前記ボールペンチップの後端側に連結された継手に装着されて先端側に延び、少なくとも前記ボールペンチップの先端部の外周を覆う保護パイプを備え、前記ノズルの外径は、前記保護パイプの内径より小さいことが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、液状のチップシール材が内部に貯留され、ボールペンチップの先端部が挿入されるノズルであって前記ボールペンチップ1つに対して1つ設けられる前記ノズルを備えるチップシール材被膜取付装置を提供する。
前記ノズルの内径は、0.7mmより大きく7.5mm以下であることが好ましい。
前記ノズルの外径は、前記ボールペンチップ又は前記ボールペンチップの後端側に連結された継手に装着されて先端側に延び、少なくとも前記ボールペンチップの先端部の外周を覆う保護パイプの内径より小さいことが好ましい。
前記チップシール材が内部に貯留され、前記ノズルと連通し、前記ノズルにおける前記チップシール材と、液面が同じ高さになる第1貯留槽と、前記第1貯留槽からオーバーフローした前記チップシール材が流入する第2貯留槽と、前記第2貯留槽から前記チップシール材を汲み上げて、前記第1貯留槽へ送るポンプと、を備えることが好ましい。
前記第1貯留槽に貯留されている前記チップシール材を加熱する第1加熱部と、前記ノズルに貯留される前記チップシール材を加熱する第2加熱部と、を備え、前記第1貯留槽において、前記ポンプから前記チップシール材が流入する流入位置と、前記チップシール材が前記ノズルへと流出する流出孔との間の距離は、前記流入位置と、前記第1貯留槽からオーバーフローした前記チップシール材が前記第2貯留槽へと流出する流出部との間の距離より長いことが好ましい。
本発明の第3の態様は、チップシール材被膜がボールペンチップの先端部に取り付けられるとともに、当該チップシール材被膜が取り付けられた部分を含む領域が保護パイプで覆われているボールペンチップを備えるボールペンリフィルを提供する。
本発明によれば、チップシール材のチップ先端部への必要以上の付着や、糸引き現象が防止されたボールペンリフィルの製造方法、チップシール材被膜取付装置、及びボールペンリフィルを提供することができる。
ボールペンリフィル1の先端側の断面図である。 図1に示すP-P線に沿った断面図である。 ボールペンリフィル1の製造方法を示すフローチャートである。 (a)及び(b)はチップユニット製造工程S1を説明する図、(c)は保護パイプ装着工程S2を説明する図である。 (a)はチップユニット圧入工程S3を説明する図、(b)はグリス注入工程S4を説明する図、(c)は脱泡工程S5を説明する図である。 チップシール材被膜取付工程S6における、ボールペンチップ10の先端部に、チップシール材の被膜を形成する方法を説明する図である。 チップシール材被膜取付工程S6に用いるチップシール材被膜取付装置100を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、ボールペンリフィル1の先端側の断面図である。ボールペンリフィル1は、チップユニット1Aとインク収容管30とを備える。チップユニット1Aは、ボールペンチップ10と、ボールペンチップ10に連結された継手20とを備える。チップユニット1Aは、継手20を介してインク収容管30に連結されている。以下、ボールペンリフィル1における、ボールペンチップ10側を先端側、インク収容管30側を後端側として説明する。
(ボールペンチップ10)
ボールペンチップ10は、チップ本体11と、チップ本体11の先端側に保持された筆記ボール12と、チップ本体11内に配置されて筆記ボール12を押圧する弾発部材13と、を備える。
実施形態におけるボールペンチップ10は、いわゆるニードル型のボールペンチップであり、チップ本体11は、円筒形の中央部11aと、中央部11aの先端側に設けられ且つ中央部11aよりも外径が小さい円筒形の前端部11bと、前端部11bよりも先端側に設けられ、前端部11bから先端に向うに従い外径が縮小するテーパー部11cと、中央部11aよりも後端側に設けられ、中央部11aよりも外径が小さい円筒形の接続部11dと、を備える。
チップ本体11の内部には、筆記ボール12を抱持するためのボール抱持室14と、チップ本体11の後端側から先端側に向かって延びるバック孔15とが設けられている。ボール抱持室14とバック孔15とは連通している。
ボール抱持室14の先端は内側にかしめられ、筆記ボール12は、先端がボール抱持室14の先端縁より突出した状態で、ボール抱持室14内に回転自在に抱持されている。筆記ボール12と、ボール抱持室14の内面との間には、インクが吐出する隙間が存在する。なお、ボール抱持室14の外面は、テーパー部11cの外面に含まれる。
バック孔15は、先端側に向かって段階的に径が小さくなっており、後端側にはかしめ部16が形成されている。
弾発部材13は、バック孔15の内部に配置されたバネ部材で、後端がかしめ部16によって押さえられ、先端が前側に延びて筆記ボール12を押圧している。
(継手20)
継手20は、先端側から、互いに径が異なる、前部21と、フランジ部22と、後部23とを備える。フランジ部22は前部21及び後部23より大径である。継手20の内部には、貫通孔が設けられている。貫通孔は、先端側から順に、チップ固定孔24と、弁座部25と、小径孔26と、大径孔27とを有し、これらは互いに連通している。ボールペンチップ10の接続部11dは、継手20のチップ固定孔24に圧入される。これにより、筆記時にインク収容管30からバック孔15を経て筆記ボール12へとインクが流動するためのインク流路が形成されている。
弁座部25の内部には、逆止弁ボール28が配置されている。図1は、ボールペンリフィル1の先端が上向きになった場合の逆止弁ボール28の位置を示す。逆止弁ボール28は自重により小径孔26の大部分を塞ぎ、これにより、インクの逆流が防止される。
一方、ボールペンリフィル1の先端が下向きになると、逆止弁ボール28は、自重でボールペンリフィル1の先端側へ落下する。これにより、弁座部25から逆止弁ボール28が離れて、弁座部25におけるインク流路が開放され、インクの弁座部25への流入が可能となる。
(インク収容管30)
インク収容管30は、インクを収容する筒部材であり、インク収容管30には、内部にインクを収容する貫通孔31が設けられている。
(保護パイプ40)
ボールペンチップ10の中央部11aの外周には、中央部11aから先端側に延びて、ボールペンチップ10の中央部11a、前端部11b及びテーパー部11cを含む領域の外周を覆う保護パイプ40が装着されている。また、保護パイプ40は、後述のチップシール材被膜取付部11eを含む領域を覆っている。
したがって、実施形態のボールペンチップ10(ボールペンリフィル1)は、例えば流通時等において、保護パイプ40によって、前端部11bやテーパー部11cが傷ついたりチップシール材被膜101が外れたりしないよう保護される。
なお、筆記のためにボールペンリフィル1を使用する際には、保護パイプ40をボールペンチップ10から取り外す。
実施形態においては、保護パイプ40はボールペンチップ10に装着されているが、継手20やインク収容管30に装着されていてもよい。
図2は、ボールペンチップ10の先端に設けられた筆記ボール12の中心を通る図1に示すP-P線に沿った断面図である。図2に示すように、保護パイプ40の内面の最小内接円Qを基準とした筆記ボール12の同心度Zは、保護パイプ40の最小内接円Qの直径の20%以下であることが好ましく、10%以下であることがより好ましく、5%以下であることがさらに好ましい。なお、同心度Zとは、保護パイプ40の内面の最小内接円Qの中心P1と、筆記ボール12の中心P2との間のずれ量である。
同心度Zを小さくするために、保護パイプ40がボールペンチップ10の軸A方向において、ボールペンチップ10に十分な長さ保持されていることが好ましい。具体的には、保護パイプ40の全長をL1とし、ボールペンチップ10の中央部11aの外周と保護パイプ40の内面が当接する当接部40aの軸A方向の長さをL2とすると、L2/L1は0.15以上であることが好ましく、0.20以上であることがより好ましく、0.30以上であることがさらに好ましい。
このとき、保護パイプ40を保持している当接部40aは軸A方向において、複数箇所あってもよく、その場合のL2は最も先端側の当接部40aの先端から最も後端側の当接部40aの後端までの距離である。
実施形態では、ボールペンチップ10の中央部11aの外周と保護パイプ40の内周とが当接することで保護パイプ40を保持しているが、これに限らず、突起やリブなどが当接することで、保護パイプ40を保持する形態であってもよい。
また、突起やリブは保護パイプ40の内面に設けられていてもよく、ボールペンチップ10の外面や継手20の外面、インク収容管30の外面に設けられていてもよい。このような構成とすることで、後述のチップシール材被膜取付工程において、保護パイプ40によりボールペンチップ10を保護した状態のまま、ボールペンチップ10の先端部にチップシール材被膜101を形成しやすくなる。
(チップシール材被膜101)
ボールペンチップ10の先端部は、チップシール材被膜101によって被覆されている。より詳細には、チップシール材被膜101は、ボールペンチップ10における、筆記ボール12のボール抱持室14の先端縁より突出した部分の表面と、テーパー部11cの外面の一部を被覆している。(以下、このチップシール材被膜101で被覆されている領域を「チップシール材被膜取付部11e」という。なお、実施形態では、チップシール材被膜101は、テーパー部11cの外面の一部を覆っているが、テーパー部11cの外面の全部を被覆していてもよく、さらにテーパー部11cより後端側の前端部11bの外面の一部まで覆っていてもよい。)これにより、チップシール材被膜101は、筆記ボール12とボール抱持室14の内面との間の、インクが流れる隙間(の出口)を塞いでいる。
したがって、実施形態のボールペンチップ10(ボールペンリフィル1)は、例えば流通時等において、筆記ボール12と、ボール抱持室14の内面との間の隙間からインクの溶媒が蒸発したり、インクが滲み出したりすることが防止される。
筆記のためにボールペンリフィル1を使用する際には、使用者がチップシール材被膜101をボールペンチップ10から取り外す。チップシール材被膜101は、流通時等にはチップシール材被膜取付部11eから脱落しないよう被覆している必要があるが、ボールペンリフィル1を使用する際に手で簡単に剥がせるよう被覆されている。
(ボールペンリフィル1の製造方法)
次に、実施形態のボールペンリフィル1の製造方法について説明する。図3は実施形態のボールペンリフィル1の製造方法を示すフローチャートである。ボールペンリフィル1の製造方法は、チップユニット製造工程S1と、保護パイプ装着工程S2と、チップユニット圧入工程S3と、グリス注入工程S4と、脱泡工程S5と、チップシール材被膜取付工程S6とを含む。
(チップユニット製造工程S1)
図4は、チップユニット製造工程S1と、保護パイプ装着工程S2とを説明する図であり、図4(a)及び図4(b)はチップユニット製造工程S1を説明する図である。
チップユニット製造工程S1において、ボールペンチップ10の後端を、間に逆止弁ボール28を挟んで継手20のチップ固定孔24に圧入してチップユニット1Aを製造する。
(保護パイプ装着工程S2)
図4(c)は保護パイプ装着工程S2を説明する図である。保護パイプ装着工程S2において、ボールペンチップ10の円筒形の中央部11aの外周に保護パイプ40を装着する。保護パイプ40は、中央部11aから先端側に延びて、中央部11a、前端部11b及びテーパー部11cの外周を覆う。
(チップユニット圧入工程S3)
図5は、チップユニット圧入工程S3と、グリス注入工程S4と、脱泡工程S5とを説明する図であり、図5(a)は、チップユニット圧入工程S3を説明する図である。チップユニット圧入工程S3において、チップユニット1Aの継手20の後部23を、インク収容管30におけるインク32が収納されている貫通孔31に先端側より圧入する。
(グリス注入工程S4)
図5(b)は、グリス注入工程S4を説明する図である。グリス注入工程S4において、インク収容管30のインク32が収納されている貫通孔31に、後端側よりグリス50を注入する。グリス50は、ボールペンリフィル1の先端側を上向き状態、或いは横置き状態で保管や運搬したときにインク32がインク収容管30の後端から漏出することを防止する。
(脱泡工程S5)
図5(c)は、脱泡工程S5を説明する図である。この工程以前のインク収容管30へのインク注入時やグリス注入工程S4において、インク32、グリス50及びそれらの界面に気泡Bが入ることがある。脱泡工程S5では、遠心機を用いて、これらの気泡Bを脱泡する。具体的には、ボールペンリフィル1を、先端を回転軸の外側に向けた状態で遠心機に保持させて回転させることにより、気泡Bを除去する。このとき、ボールペンリフィル1の先端が水平より下向きに傾いていてもよく、ボールペンリフィル1を自転させながら脱泡をしたり、インク収容管30内を減圧状態または真空状態で脱泡したりしてもよい。
脱泡工程S5の際、実施形態のボールペンリフィル1の、中央部11a、前端部11b及びテーパー部11cは、保護パイプ40によって保護されている。ゆえに、ボールペンリフィル1の中央部11a、前端部11b及びテーパー部11cが脱泡工程の際に衝突等により変形等が生じる可能性が低減される。
(チップシール材被膜取付工程S6)
図6は、チップシール材被膜取付工程S6における、ボールペンチップ10の先端部に、チップシール材被膜101を形成する方法を説明する図である。図7は、チップシール材被膜取付工程S6においてチップシール材被膜101の取付を行うチップシール材被膜取付装置100を説明する図である。
図7に示すようにチップシール材被膜取付装置100は、液状のチップシール材102を貯留する第1貯留槽103及び第2貯留槽104と、第2貯留槽104から第1貯留槽103へとチップシール材102を汲み上げるポンプ105と、第1貯留槽103と連通している1つ以上(実施形態では4つ)のノズル106と、第1貯留槽103とノズル106とを連通する1つ以上(実施形態では4つ)の連結孔107と、第1貯留槽103を加熱する第1加熱部109と、連結孔107を加熱することによりノズル106内のチップシール材102を加熱する第2加熱部108と、を備える。
(チップシール材102)
実施形態のチップシール材102は、常温では固体で、加熱溶融することで液状となる、いわゆるホットメルトタイプの樹脂であり、例えばEVA(Ethylene-Vinyl Acetate)樹脂である。ホットメルトタイプの樹脂としては、融点が80℃~150℃のものが好ましく用いられる。ただしこれに限定されず、他の樹脂等であってもよい。
(第1貯留槽103)
第1貯留槽103は、実施形態では、4つの側面と底面とで囲まれた矩形の容器で、内部にチップシール材102を貯留する。
(連結孔107)
第1貯留槽103における一側面の底面側には、ノズル106の数に対応した1つ以上(実施形態では4つ)の連結孔107が形成される。連結孔107は、L字形で、第1貯留槽103における一側面の底面側から水平に所定距離延びた後、上方に向かって延びている。
(ノズル106)
ノズル106は、連結孔107の上端に取り付けられ上下方向に延びる。実施形態でノズル106は、4つ設けられているが、これに限定されず、これ以上又はこれ以下の数であってもよい。ノズル106は、生産効率の点から、複数設けられることが好ましい。ノズル106は、上端まで外周に穴のない円筒形状である。第1貯留槽103、連結孔107及びノズル106は、液状のチップシール材102が流動可能な状態で連結されている。ゆえに、第1貯留槽103の液面と、ノズル106の液面とは水平高さが等しくなる。
図6(b)は、後述するが、ノズル106が、保護パイプ40の内部に挿入されている状態を示す図である。図6(b)に示すようにノズル106の内径r1は、ボールペンチップ10の先端部におけるチップシール材被膜101が形成される部分(すなわち、チップシール材被膜取付部11e)の最大外径r5より大きく、且つ、その外径r5の500%以下であることが好ましい。より好ましくは、300%以下であり、特に好ましくは200%以下である。
ここで例えば、チップシール材被膜取付部11eの最大外径r5が0.7mmの場合、ノズル内径r1は、0.7mmより大きく、且つ、3.5mm以下であることが好ましく、2.1mm以下であることがより好ましく、1.4mm以下であることが特に好ましい。
同様に、チップシール材被膜取付部11eの最大外径r5が1.5mmの場合、ノズル内径r1は、1.5mmより大きく、且つ、7.5mm以下であることが好ましく、4.5mm以下であることがより好ましく、3.0mm以下であることが特に好ましい。
チップシール材被膜取付部11eの最大外径r5の適正値は、ボールペンチップ10の形状やチップシール材102の樹脂種等によっても異なるが、筆記ボール12の直径が0.25mm~1.0mmの一般的なボールペンチップでは、概ね0.7mm~1.5mmの範囲である。この範囲であれば、ボールペンリフィル1の保管時や輸送時に筆記ボール12とボール抱持室14の内面との隙間からインク32の溶媒が蒸発したり、インク32が滲み出したりすることをチップシール材被膜101により防止でき、かつ、ボールペンリフィル1の使用時にチップシール材被膜101を取り外すことが容易である。従って、ノズル106の内径r1は、0.7mmより大きく7.5mm以下であることが好ましい。さらに、チップシール材被膜取付装置100のノズル106を交換することがなく種々のボールペンチップ10に対応できるよう、ノズル106の内径r1は、1.5mmより大きく、3.5mm以下であることがより好ましい。
また、実施形態においては、ノズル106の内径r1は、テーパー部11cの最大外径、すなわち前端部11bの外径r2より大きく、ノズル106の外径r3は、保護パイプ40の内径r4、すなわち、中央部11aの外径r6より小さい。
なお、ボールペンチップに前端部11bが存在せずに、中央部とテーパー部が直接に連結するような、いわゆるコーン型形状のボールペンチップの場合には、テーパー部の最大外径は、中央部の外径と等しくなる。このような場合、ノズル106の内径r1は、テーパー部の最大外径(中央部の外径)よりも小さくてもよい。ノズル106の内径r1は、テーパー部におけるチップシール材の被膜が形成された部分(チップシール材被膜取付部11e)の最大外径よりも大きければよい。
図7に戻り、第1貯留槽103の一側面と対向する他側面には、その他側面を構成する側壁103Bの上面から所定位置まで切り欠かれた流出部103bが設けられている。流出部103bの切り欠かれた下縁部(流出部103bにおいて第1貯留槽103の内面と連通する縁)の高さは、ノズル106の上端と同じ高さ、又は上端よりわずかに低い。
第1貯留槽103に貯留されている液状のチップシール材102は、液面が流出部103bの下縁部の高さになった状態で、さらに流入されると、オーバーフローによって流出部103bから下方に配置された第2貯留槽104に向かって流れ落ちる。
したがって、第1貯留槽103に貯留されているチップシール材102の液面は、流出部103bの下縁部の高さを超えることがなく、十分なチップシール材102が供給されている限り、流出部103bの下縁部の高さと等しい一定の水平高さが保たれる。
ゆえに、第1貯留槽103の液面と等しい水平高さとなるノズル106の液面も、流出部103bの下縁部、及び第1貯留槽103に貯留されている液状のチップシール材102の液面と等しい一定の水平高さが保たれる。
このように、ノズル106のチップシール材の液面の水平高さを、第1貯留槽103の側壁103Bに設けられた流出部103bによって一定の高さに制御することができる。
(第2貯留槽104)
第2貯留槽104は、第1貯留槽103よりも下方に配置され、実施形態では、4つの側面と底面とで囲まれた矩形の容器で、内部に液状のチップシール材102を貯留する。第2貯留槽104には、第1貯留槽103の流出部103bから、オーバーフローしたチップシール材102が流れ落ちてくる。
(ポンプ105)
ポンプ105は、例えば往復動のポンプで、第2貯留槽104に貯留されているチップシール材102を汲み上げる。汲み上げられたチップシール材102は、ポンプ105の上部に設けられた流路105aを通って、第1貯留槽103の流入位置103cへ上方から流れ落ちる。図中矢印Cはポンプ105においてチップシール材102が流れる流路を示す。
第1貯留槽103において、ポンプ105からチップシール材102が落下する流入位置103cは、第1貯留槽103からオーバーフローしたチップシール材102が第2貯留槽104へと流出する流出部103bの近傍である。
また、流入位置103cは、チップシール材102がノズル106へ送られる連結孔107の第1貯留槽103側の端部からは、離れた位置である。
すなわち、第1貯留槽103において、流入位置103cと連結孔107の第1貯留槽103側の端部との間の距離は、流入位置103cと流出部103bとの間の距離に比べて長い。
(第1加熱部109)
第1加熱部109は、第1貯留槽103の底面に配置され、第1貯留槽103内のチップシール材102を加熱する。
(第2加熱部108)
第2加熱部108は、連結孔107の外周に配置され、連結孔107内及びノズル106内のチップシール材102を、ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)を被覆するための適切な温度に加熱する。
第1加熱部109による第1貯留槽103内のチップシール材102の加熱温度は、第2加熱部108による連結孔107内、すなわちノズル106内のチップシール材102の加熱温度以下であり、チップシール材102が冷却固化せずに、第1貯留槽103、第2貯留槽104及びポンプ105を循環するための必要最小限の温度に設定されている。
(第3加熱部)
第3加熱部(図示せず)は、第2貯留槽104の近傍に配置され、第2貯留槽104内のチップシール材102を加熱する。第3加熱部による第2貯留槽104内のチップシール材102の加熱温度は、第1貯留槽103内のチップシール材102の加熱温度と同様に、第2加熱部108による連結孔107内、すなわちノズル106内のチップシール材102の加熱温度以下であり、チップシール材102が冷却固化せずに、第1貯留槽103、第2貯留槽104及びポンプ105を循環するための必要最小限の温度に設定されている。
上述のように、流入位置103cと連結孔107との間の距離は、流入位置103cと流出部103bとの間の距離に比べて長い。
したがって、ノズル106内のチップシール材102と、第1貯留槽103、第2貯留槽104、ポンプ105を循環するチップシール材102との混合が最小限となっている。そのため、第1加熱部109による第1貯留槽103内のチップシール材102の加熱温度及び第3加熱部による第2貯留槽104内のチップシール材102の加熱温度を、第2加熱部108による連結孔107内、すなわちノズル106内のチップシール材102の加熱温度より低くすることにより、チップシール材102すべてを高温に加熱する場合に比べて、加熱のための費用を抑えることができる。また、チップシール材102が高温で加熱され続けないので、チップシール材102の変色や接着力の低下等の劣化を抑えることができる。
チップシール材被膜取付装置100は、さらに、実施形態では4本のボールペンリフィル1を保持するワーク保持部110を備える。ワーク保持部110は例えば、図7中矢印Dで示すように4本のボールペンリフィル1を先端側が下を向くように保持した状態で回転移動し、図7に示す位置で一旦静止する。
図6(a)は、ボールペンチップ10の先端部、チップシール材102内に浸漬される前のチップユニット1A部分の拡大図であり、図6(b)は、ノズル106が保護パイプ40の内部に挿入され、ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)がノズル106内に挿入されてチップシール材102に浸漬されている状態におけるチップユニット1A部分の拡大図である。
チップシール材被膜取付装置100のうち第1貯留槽103、ノズル106、連結孔107、第2加熱部108、第1加熱部109が一体となった本体部ユニット111は図7中矢印Eで示すように上下動可能である。ワーク保持部110が図7で示す位置で静止すると、本体部ユニット111が上方に移動する。
このとき、ノズル106の外径r3は保護パイプ40の内径r4より小さい。したがって、ノズル106は保護パイプ40の内部に挿入可能である。つまり、実施形態では、ボールペンチップ10に保護パイプ40を装着して保護した状態のまま、ボールペンチップ10の先端部にチップシール材被膜101を形成することができる。
なお、実施形態においては、保護パイプ40として内径r4が一定の円筒状のものを用いたが、保護パイプとして、内径が先端側に向かって拡径した形状のものを用いてもよい。この場合、ノズル106の外径r3は、チップシール材被膜取付部11eの最大外径部分における保護パイプの内径よりも小さければよい。これにより、保護パイプが取り付けられたボールペンチップをチップシール材102が貯留されたノズル106に好適に挿入でき、ボールペンチップの先端部にチップシール材被膜101を形成することができる。
また、チップシール材被膜取付装置100には、1つのボールペンチップ10に対して1つのノズル106が設けられている。実施形態のチップシール材被膜取付装置100では、4本のボールペンチップ10のそれぞれに対応して、溶融され液状のチップシール材102が貯留された4本のノズル106を備える。
そして、チップシール材被膜取付装置100のそれぞれのノズル106が、図6(b)で示すように保護パイプ40の内部に挿入されると、ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)が、ノズル106内に挿入されてチップシール材102に浸漬される。
ここで、ノズル106の内径r1は、それぞれ対応するボールペンチップ10のチップシール材被膜取付部11eの最大外径r5より大きい。したがって、チップシール材被膜取付部11eがノズル106の内部に挿入可能である。
ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)が、ノズル106内に挿入されてチップシール材102に浸漬された後、チップシール材被膜取付装置100は下方に移動し、ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)はノズル106から相対的に引き上げられる。
上述のように、それぞれのノズル106のサイズは、1つのボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)が挿入可能なサイズで、実施形態では、ノズル106の内径r1は、チップシール材被膜取付部11eの最大外径r5の500%以下である。すなわち、ノズル106の内径r1は、1つのボールペンチップ10のチップシール材被膜取付部11eにチップシール材102を被覆するための必要最小限の大きさである。
ゆえに、ボールペンチップ10の先端部をノズル106から引き上げる際に、ボールペンチップ10の先端部に付着したチップシール材102が、仮に周囲のチップシール材102を引き上げたとしても、引き上げる量はわずかであり、また、チップシール材被膜取付部11eに付着したチップシール材102と周囲のチップシール材102との間における糸引きは、発生しないか、発生したとしても、糸引きの量はわずかとなる。
ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)がノズル106から相対的に引き上げられた後、チップシール材被膜取付部11eに付着したチップシール材が放冷されて固化(被膜化)することにより、ボールペンチップ10の先端部にチップシール材の被膜(チップシール材被膜101)が形成される。
図6(c)は、ボールペンチップ10の先端部(チップシール材被膜取付部11e)に、チップシール材被膜101が形成された状態のチップユニット1A部分の拡大図である。
チップシール材102のチップシール材被膜101が形成された直後の、チップシール材被膜101がまだ冷却固化していない状態においても、ボールペンチップ10のテーパー部11cは、保護パイプ40によって保護されているので、他のボールペンチップ10のテーパー部11cやチップシール材被膜101とくっついてしまうことがない。
チップシール材被膜101と保護パイプ40の両方をボールペンリフィル1に装着することにより、流通段階等における保管や輸送時に、インクの溶媒の蒸発やインクの染み出しを防止するとともに、ボールペンチップ10のテーパー部11cの傷つき等を防止することができる。
(変形形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、実施形態では、チップユニット製造工程、保護パイプ装着工程、チップユニット圧入工程、脱泡工程、チップシール材被膜取付工程の順でボールペンリフィル1を製造したが、これに限定されず、例えば、チップユニット製造工程、保護パイプ装着工程、チップシール材被膜取付工程、チップユニット圧入工程、脱泡工程の順でボールペンリフィル1を製造することができる。
このようにチップユニットの段階でチップシール材被膜の取付を行うと、実施形態のようにチップシール材被膜の取付をボールペンリフィルの状態で行う場合と比較して、チップシール材被膜の取付を行う対象がチップユニットとなってボールペンリフィルより小さい。ゆえに、チップシール工程において一度に多くのチップユニットの投入や取り出しが可能となりコスト削減が可能となる。
また、実施形態では、チップシール材被膜取付装置100の本体部ユニット111を上下動させてワーク保持部110に保持されたボールペンチップ10の先端部をチップシール材102に浸漬させたが、これに限らない。すなわち、ボールペンチップ10を保持したワーク保持部110を上下動させてボールペンチップ10の先端部をチップシール材に浸漬させてもよい。
ボールペンリフィルには保護パイプ40を装着しなくてもよく、ボールペンリフィル製造工程内において、一度保護パイプ40を取付けた後に取り外す工程があってもよい。
さらに、チップシール材102は、ホットメルト型の樹脂に限定されず、ボールペンチップ10の先端部に液状で付着させた後に固化してチップシール材被膜101を形成できるものであればよく、例えば光硬化型樹脂や、樹脂エマルジョン、樹脂溶液等であってもよい。光硬化型樹脂はUV照射によって固化(被膜化)し、樹脂エマルジョンや樹脂溶液は溶媒の揮発乾燥によって固化(被膜化)するので、それらを用いる場合のチップシール材被膜取付装置は、チップシール材を加熱溶融することに代えて、UV照射や乾燥を行えるようにすれば、基本的構成は実施形態と同じでよい。
チップシール材被膜取付装置100の第2貯留槽104から第1貯留槽103に液状のチップシール材を汲み上げるためのポンプ105は実施形態のような往復動ポンプに限定されない。例えば、回転ポンプや遠心ポンプ、プロペラポンプ、粘性ポンプなどであってもよい。
ボールペンチップの形状は、前端部を設けずに中央部とテーパー部が直接つながる、いわゆるコーン型形状であってもよい。
実施形態では、ボールペンチップのチップ本体内部に弾発部材が挿入されていたが、これに限らず、弾発部材が挿入されていなくてもよい。
1 ボールペンリフィル
1A チップユニット
10 ボールペンチップ
11 チップ本体
11a 中央部
11b 前端部
11c テーパー部
11e チップシール材被膜取付部
12 筆記ボール
14 ボール抱持室
20 継手
28 逆止弁ボール
30 インク収容管
31 貫通孔
32 インク
40 保護パイプ
100 チップシール材被膜取付装置
101 チップシール材被膜
102 チップシール材
103 第1貯留槽
103B 側壁
103a 流出孔
103b 流出部
103c 流入位置
104 第2貯留槽
105 ポンプ
105a 流路
106 ノズル
107 連結孔
108 第2加熱部
109 第1加熱部
110 ワーク保持部
111 本体部ユニット

Claims (9)

  1. ボールペンチップの先端部を、前記ボールペンチップ1つに対して1つ設けられ、液状のチップシール材が内部に貯留されているノズルに挿入し、前記ボールペンチップの先端部にチップシール材被膜を形成するチップシール材被膜取付工程を含むボールペンリフィルの製造方法。
  2. 前記ノズルの内径は、前記ボールペンチップの先端部における前記チップシール材被膜が形成された部分の最大外径より大きく且つ前記最大外径の500%以下である、
    請求項1に記載のボールペンリフィルの製造方法。
  3. 前記ボールペンリフィルは、前記ボールペンチップ又は前記ボールペンチップの後端側に連結された継手に装着されて先端側に延び、少なくとも前記ボールペンチップの先端部の外周を覆う保護パイプを備え、
    前記ノズルの外径は、前記保護パイプの内径より小さい、
    請求項1又は2に記載のボールペンリフィルの製造方法。
  4. 液状のチップシール材が内部に貯留され、ボールペンチップの先端部が挿入されるノズルであって前記ボールペンチップ1つに対して1つ設けられる前記ノズルを備える、チップシール材被膜取付装置。
  5. 前記ノズルの内径は、0.7mmより大きく7.5mm以下である、
    請求項4に記載のチップシール材被膜取付装置。
  6. 前記ノズルの外径は、前記ボールペンチップ又は前記ボールペンチップの後端側に連結された継手に装着されて先端側に延び、少なくとも前記ボールペンチップの先端部の外周を覆う保護パイプの内径より小さい、
    請求項4又は5に記載のチップシール材被膜取付装置。
  7. 前記チップシール材が内部に貯留され、前記ノズルと連通し、前記ノズルにおける前記チップシール材と、液面が同じ高さになる第1貯留槽と、
    前記第1貯留槽からオーバーフローした前記チップシール材が流入する第2貯留槽と、
    前記第2貯留槽から前記チップシール材を汲み上げて、前記第1貯留槽へ送るポンプと、を備える、
    請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のチップシール材被膜取付装置。
  8. 前記第1貯留槽に貯留されている前記チップシール材を加熱する第1加熱部と、
    前記ノズルに貯留される前記チップシール材を加熱する第2加熱部と、を備え、
    前記第1貯留槽において、
    前記ポンプから前記チップシール材が流入する流入位置と、前記チップシール材が前記ノズルへと流出する流出孔との間の距離は、
    前記流入位置と、前記第1貯留槽からオーバーフローした前記チップシール材が前記第2貯留槽へと流出する流出部との間の距離より長い、
    請求項7に記載のチップシール材被膜取付装置。
  9. チップシール材被膜がボールペンチップの先端部に取り付けられるとともに、当該チップシール材被膜が取り付けられた部分を含む領域が保護パイプで覆われているボールペンチップを備える、
    ボールペンリフィル。
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