JP2023066829A - 照明制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】子器が親器との通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、親器との動作のずれが生じにくくなる照明制御方法を提供する。【解決手段】照明制御システム100における子器による照明制御方法であって、照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を親器から取得し(S02)、同期信号に基づいて親器と同期して制御対象の照明装置20を制御する連動動作を実行し(S04)、連動動作の実行において、親器との通信が切断された場合(S05)、通信が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行し(S09)、親器との通信が切断から回復した場合(S16)、親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し(S17)、親からの問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると(S19)、再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する(S20)。【選択図】図2A
Description
本発明は、照明制御方法に関する。
従来、複数の制御装置(以下、コントローラともいう)の間で同期して照明装置を制御する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、マスタースレーブ方式の通信手段を適用して、制御装置は、自装置がマスタである場合に他の制御装置との間で制御情報などを異なるタイミングで同期させる方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、制御装置が他の制御装置と同期して動作する連動動作を行う場合に、他の制御装置との通信接続が切断されて回復したときに、連動動作へ復帰する際に他の制御装置との動作にずれが生じる可能性がある。
そこで、本発明は、子器が親器との通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、親器との動作のずれが生じにくくなる照明制御方法を提供する。
本発明の一態様に係る照明制御方法は、親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムにおける前記子器による照明制御方法であって、前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記親器から通信を介して取得し、取得された前記同期信号に基づいて前記親器と同期して制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、前記連動動作の実行において、前記親器との前記通信が切断された場合、前記通信が切断される前に最後に取得された前記同期信号に基づいて前記連動動作を実行し、前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、前記親器からの前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する。
本発明の一態様に係る照明制御方法は、親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムにおける前記親器による照明制御方法であって、前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記子器へ通信を介して出力し、前記同期信号に基づいて前記子器と同期して制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、前記連動動作の実行において、前記子器から前記親器が実行している照明制御に関する問い合わせ信号を取得すると、取得された前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力する。
本発明の一態様に係る照明制御方法は、親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムによる照明制御方法であって、前記親器は、前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記子器へ通信を介して出力し、前記子器は、前記親器から出力された前記同期信号を取得し、前記親器及び前記子器は、それぞれ、前記同期信号に基づいて互いに同期して自己の制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、前記連動動作の実行において、前記親器との前記通信が切断された場合、前記子器は、前記通信が切断される前に最後に取得された前記同期信号に基づいて前記連動動作を実行し、前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記子器は、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、前記親器は、前記子器から出力された前記問い合わせ信号を取得し、取得された前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力し、前記子器は、前記親器からの前記問い合わせ信号への前記応答信号として前記再生時間を取得すると、取得された前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する。
本発明の照明制御方法は、子器が親器との通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、親器との動作のずれが生じにくくなる。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[1.概要]
まず、実施の形態1における照明制御システムの概要について説明する。図1は、実施の形態1における照明制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
[1.概要]
まず、実施の形態1における照明制御システムの概要について説明する。図1は、実施の形態1における照明制御システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
照明制御システム100は、例えば、複数の照明装置20をリアルタイムに制御する、演出用の照明制御システムである。例えば、図1に示されるように、照明制御システム100は、照明制御用のコントローラ(親器)10aに、照明制御用のコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cを増設し、増設されたコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cのそれぞれに照明装置20を接続することにより、同時に制御できる照明装置20の数を増やすことができる。照明装置20は、例えば、ビルなどの建物の外壁に複数設置されるが、吊り橋、又は、競技場などに設置されてもよい。
照明制御システム100は、例えば、照明演出の1つとして、動画コンテンツの各画素の発光色の経時変化を照明装置の発光色に反映してもよい。例えば、動画コンテンツが青空を背景に雲が動くコンテンツである場合、動画コンテンツにおける特定の画素の、雲の動きに応じた色の変化が照明装置20の発光色に反映される。このとき、照明装置20のそれぞれは、動画コンテンツの画素に対応付けられる。
[2.構成]
次に、照明制御システム100の構成について、図1を再び参照しながら説明する。図1に示されるように、照明制御システム100は、例えば、コントローラ(親器)10aと、コントローラ(子器1)10bと、コントローラ(子器2)10cと、信号変換器3と、複数の照明装置20と、を備える。なお、図1の例では、照明制御システム100は、複数の照明装置20を備えているが、複数の照明装置20を備えなくてもよい。照明制御システム100は、例えば、2つの子器を備えるが、子器は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
次に、照明制御システム100の構成について、図1を再び参照しながら説明する。図1に示されるように、照明制御システム100は、例えば、コントローラ(親器)10aと、コントローラ(子器1)10bと、コントローラ(子器2)10cと、信号変換器3と、複数の照明装置20と、を備える。なお、図1の例では、照明制御システム100は、複数の照明装置20を備えているが、複数の照明装置20を備えなくてもよい。照明制御システム100は、例えば、2つの子器を備えるが、子器は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
[コントローラ]
コントローラは、自身の配下の(言い換えると、制御対象の)照明装置を制御する制御装置である。コントローラは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)(例えば、情報処理部12)とタッチパネル(例えば、受付部14)とを備えてもよい。この場合、パーソナルコンピュータは、通信部11と、情報処理部12と、記憶部13とを備える。コントローラには、親器と子器とがあり、1つの親器に1つ以上の子器が通信を介して接続される。図1の例では、コントローラ(親器)10aに、HUB1を介して、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(子器2)10cとが接続されている。また、各コントローラとその配下の照明装置20とは、HUB2を介して接続されている。HUB1及びHUB2については、通信部で説明する。
コントローラは、自身の配下の(言い換えると、制御対象の)照明装置を制御する制御装置である。コントローラは、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)(例えば、情報処理部12)とタッチパネル(例えば、受付部14)とを備えてもよい。この場合、パーソナルコンピュータは、通信部11と、情報処理部12と、記憶部13とを備える。コントローラには、親器と子器とがあり、1つの親器に1つ以上の子器が通信を介して接続される。図1の例では、コントローラ(親器)10aに、HUB1を介して、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(子器2)10cとが接続されている。また、各コントローラとその配下の照明装置20とは、HUB2を介して接続されている。HUB1及びHUB2については、通信部で説明する。
コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cのそれぞれは、コントローラ(親器)10aと同期して自身の配下の照明装置20を制御する連動動作と、コントローラ(親器)10aと独立して自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作とを行う。また、各コントローラ(子器)は、スタンドアロン動作と並行して、連動動作においてコントローラ(親器)10aと同期するための同期処理を行う。同期処理の詳細については、[3.動作]の項にて後述する。
例えば、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cのそれぞれは、自身の配下の照明装置20の近傍(例えば、建物の内部など)に設置され、局所通信ネットワークを通じて照明装置20と通信する。なお、図1では、1つのコントローラの制御対象の照明装置20は複数であるが、1つであってもよい。複数の照明装置20は、同じ種類の照明装置であってもよいし、異なる種類の照明装置であってもよい。また、各コントローラの制御対象の照明装置20は、同じ種類の照明装置であってもよいし、異なる種類の照明装置であってもよい。照明装置の種類については後述する。
コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cのそれぞれは、例えば、通信部11と、情報処理部12と、記憶部13と、受付部14とを備える。以下、各構成について説明する。
[通信部]
通信部11は、例えば、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cのそれぞれが局所通信ネットワークを通じて他のコントローラ及び自身の配下の照明装置20と通信(情報の送信及び受信)を行うための通信回路(通信モジュール)であるが、インターネットなどの広域通信ネットワークを通じて通信を行うための通信回路(通信モジュール)を備えてもよい。通信部11は、有線通信を行う有線通信回路であってもよいし、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。通信部11が行う通信の通信規格については、特に限定されない。図1の例では、各コントローラの通信部11は、HUB1を介して連動に関する通信を行い、その通信規格は、例えば、Ethernet(登録商標)である。また、各コントローラの通信部11は、HUB2を介して信号変換器3と通信を行い、その通信規格は、例えば、Ethernet(登録商標)である。なお、各コントローラ間では、HUB2を介して通信を行わない。
通信部11は、例えば、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cのそれぞれが局所通信ネットワークを通じて他のコントローラ及び自身の配下の照明装置20と通信(情報の送信及び受信)を行うための通信回路(通信モジュール)であるが、インターネットなどの広域通信ネットワークを通じて通信を行うための通信回路(通信モジュール)を備えてもよい。通信部11は、有線通信を行う有線通信回路であってもよいし、無線通信を行う無線通信回路であってもよい。通信部11が行う通信の通信規格については、特に限定されない。図1の例では、各コントローラの通信部11は、HUB1を介して連動に関する通信を行い、その通信規格は、例えば、Ethernet(登録商標)である。また、各コントローラの通信部11は、HUB2を介して信号変換器3と通信を行い、その通信規格は、例えば、Ethernet(登録商標)である。なお、各コントローラ間では、HUB2を介して通信を行わない。
[情報処理部]
情報処理部12は、受付部14により受け付けられたユーザの入力操作に基づいて動作の開始指示の照明装置20への出力、照明制御データ(いわゆる、制御情報)の照明装置20への出力、及び、連動動作において他のコントローラと同期するための同期処理などの情報処理を行う。照明制御データ(いわゆる、制御情報)の照明装置20への出力、及び、他のコントローラとの同期処理は、例えば、局所通信ネットワークを通じて行われる。情報処理部12は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
情報処理部12は、受付部14により受け付けられたユーザの入力操作に基づいて動作の開始指示の照明装置20への出力、照明制御データ(いわゆる、制御情報)の照明装置20への出力、及び、連動動作において他のコントローラと同期するための同期処理などの情報処理を行う。照明制御データ(いわゆる、制御情報)の照明装置20への出力、及び、他のコントローラとの同期処理は、例えば、局所通信ネットワークを通じて行われる。情報処理部12は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。
[記憶部]
記憶部13は、情報処理部12が上記情報処理を行うために必要な情報(例えば、コンピュータプログラムなど)が記憶される記憶装置である。記憶部13は、例えば、半導体メモリによって実現される。
記憶部13は、情報処理部12が上記情報処理を行うために必要な情報(例えば、コンピュータプログラムなど)が記憶される記憶装置である。記憶部13は、例えば、半導体メモリによって実現される。
[受付部]
受付部14は、ユーザによる入力操作を受け付ける。受付部14は、例えば、連動動作の開始指示及びスタンドアロン動作の開始指示などの入力操作を受け付ける。受付部14は、例えば、タッチパネルによって実現されるが、マウス、キーボード、ハードウェアボタン、又は、マイクなどによって実現されてもよい。
受付部14は、ユーザによる入力操作を受け付ける。受付部14は、例えば、連動動作の開始指示及びスタンドアロン動作の開始指示などの入力操作を受け付ける。受付部14は、例えば、タッチパネルによって実現されるが、マウス、キーボード、ハードウェアボタン、又は、マイクなどによって実現されてもよい。
[照明装置]
照明装置20は、例えば、建物の外壁など屋外に設置される照明装置である。照明装置20は、コントローラから出力される照明制御データ(いわゆる、制御情報)を取得し、取得した照明制御データに基づいて発光する。各コントローラから出力される照明制御データは、信号変換器3で変換され、配下の照明装置20へ送信される。照明装置20は、例えば、赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b、及び、白色光源21w(以下、RGBWともいう)を備えるが、白色光源21wを備えなくてもよい。照明制御データにおいては、照明装置20のアドレス(識別情報)と、赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b、及び、白色光源21wのそれぞれに対する発光輝度とが指定されている。つまり、照明制御データにおいては、照明装置20のアドレスと、当該照明装置20に対する発光色が指定されている。
照明装置20は、例えば、建物の外壁など屋外に設置される照明装置である。照明装置20は、コントローラから出力される照明制御データ(いわゆる、制御情報)を取得し、取得した照明制御データに基づいて発光する。各コントローラから出力される照明制御データは、信号変換器3で変換され、配下の照明装置20へ送信される。照明装置20は、例えば、赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b、及び、白色光源21w(以下、RGBWともいう)を備えるが、白色光源21wを備えなくてもよい。照明制御データにおいては、照明装置20のアドレス(識別情報)と、赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b、及び、白色光源21wのそれぞれに対する発光輝度とが指定されている。つまり、照明制御データにおいては、照明装置20のアドレスと、当該照明装置20に対する発光色が指定されている。
赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b及び白色光源21wのそれぞれは、LEDチップなどによって実現され、各光源の発光輝度は独立して制御可能である。これにより、照明装置20の発光色の変更が実現される。つまり、照明装置20は、調光機能、及び、調色機能を備えている。なお、赤色光源21r、緑色光源21g、青色光源21b及び白色光源21wのそれぞれは、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)または無機EL等の固体発光素子を用いた発光モジュールによって実現されてもよい。
なお、各コントローラに接続される照明装置20は、同じ種類の照明装置であってもよいし、異なる種類の照明装置であってもよい。また、1つのコントローラに複数の照明装置20が接続される場合、それらの照明装置20は、同じ種類の照明装置であってもよいし、異なる種類の照明装置であってもよい。
なお、照明装置20の種類は特に限定されず、例えば、照明装置20は、赤色光源21r、緑色光源21g、及び、青色光源21b(以下、RGBともいう)と、黄色光源(Y)とを備えてもよいし、RGBと青色光源(B)とを備えてもよいし、RGBWと電球色(WW)とを備えてもよい。
[3.動作]
次に、実施の形態1における照明制御システム100の動作について図面を参照しながら具体的に説明する。
次に、実施の形態1における照明制御システム100の動作について図面を参照しながら具体的に説明する。
[第1例]
まず、動作の第1例について説明する。第1例では、親器と子器とが連携して自身の配下の照明装置に同じ照明シーンを再生させる制御を行っている間に、親器と子器との通信接続が切断された場合の子器の動作、及び、当該通信接続が回復した場合の子器の動作について説明する。図2A及び図2Bは、実施の形態1における照明制御システム100の動作の第1例を示すシーケンス図である。
まず、動作の第1例について説明する。第1例では、親器と子器とが連携して自身の配下の照明装置に同じ照明シーンを再生させる制御を行っている間に、親器と子器との通信接続が切断された場合の子器の動作、及び、当該通信接続が回復した場合の子器の動作について説明する。図2A及び図2Bは、実施の形態1における照明制御システム100の動作の第1例を示すシーケンス図である。
まず、コントローラ(親器)10aの受付部14が連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン1の再生指示)を受け付けると(S01)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン1の再生指示)をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力する(S02)。例えば、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、受付部14によりスケジュールシーン1の再生指示が受け付けられると、通信部11を介して、スケジュールシーン1に含まれる最初の照明シーン(ここでは、シーン1)を連動して再生させる指示(例えば、連動シーン1の再生指示)をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力する。上述したように、各コントローラは、HUB1を介して接続されている。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の(言い換えると、制御対象の)照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力し(S03)、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S04)。各コントローラの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従って連動シーン1の照明演出を開始する(不図示)。なお、スケジュールシーン1の制御情報は、シーン1の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
シーン1再生の連動動作中に、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(親器)10aとの通信接続(言い換えると、ネットワーク通信)が切断されると、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続の切断を検出する(S05)。図3は、子器が親器との通信接続の切断及び切断後の再接続を検出する条件を説明するための図である。例えば、ステップS05では、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、図3に示される子器が親器との切断を検出する条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断されたことを検出する。ステップS05では、図3に示されるNo.2及びNo.3以外のいずれかの条件にあてはまるものとする。この場合、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作(ここでは、シーン1再生の連動動作)を継続する。
なお、図示していないが、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、ステップS03で自身の配下の照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力すると共に、シーン1の経過時間のカウントアップを開始する。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間であるか否か(言い換えると、シーン1が終了したか否か)を判定し(S06)、シーン1の終了時間であると判定した場合(S06でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ同期信号を出力する(S07)。同期信号は、親器と子器とが同期して動作するための信号であり、配下の照明装置20を制御して演出する複数の照明シーンのそれぞれについて、少なくとも当該照明シーンの再生開始タイミングを示す情報を含んでいる。同期信号は、さらに、照明シーンの識別情報を含んでもよい。このとき、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(親器)10aとは、ネットワークが切断された状態であるため、コントローラ(子器1)10bの通信部11は、ステップS07でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号を取得できない。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間ではない(言い換えると、シーン1が終了していない)と判定すると(S06でNo)、ステップS06に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の(いわゆる、制御対象の)照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力する(S08)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作を継続する。具体的には、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行するため、自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S09)。コントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、ステップS07でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号に基づいて自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S10)。
次に、コントローラ(親器)10aの受付部14が新たな連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン2の再生指示)を受け付けると(S11)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン1の再生指示)をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力する(S12)。このとき、コントローラ(子器1)10bの通信部11は、ステップS12でコントローラ(親器)10aから出力された連動シーン2の再生指示を取得できない。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の(いわゆる、制御対象の)照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S13)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S14)。コントローラ(子器2)10cは、ステップS12でコントローラ(親器)から出力された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S15)。コントローラ(親器)10a及びコントローラ(子器2)10cのそれぞれの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン2の照明演出を開始する(不図示)。なお、スケジュールシーン2の制御情報は、シーン2の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
シーン2再生の連動動作中に、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信)が切断から回復する(言い換えると、再接続する)と、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続の再接続を検出する(S16)。例えば、ステップS16では、コントローラ(子器)10bの情報処理部12は、図3に示される子器が親器との再接続を検出する条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続が再接続されたことを検出する。ステップS16では、図3に示されるNo.2及びNo.3以外のいずれかの条件であるとする。
次に、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号をコントローラ(親器)10aへ出力する(S17)。
コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、問い合わせ信号を取得すると、問い合わせ信号への応答信号をコントローラ(子器1)10bへ出力する。例えば、応答信号は、少なくともコントローラ(親器)10aが現在再生している(つまり、再生中の)照明シーンの再生時間を含んでいる。ここでは、コントローラ(親器)10aは、応答信号として再生中の照明シーンのシーン番号と当該照明シーンの再生時間とをコントローラ(子器1)10bへ出力する(S18)。
コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、応答信号としてシーン番号及び再生時間を取得すると(S19)、取得した再生時間からコントローラ(親器)10aと連動してシーン2を再生するように自身の配下の照明装置20へ連動シーン2の制御信号を出力する(S20)。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間であるか否か(言い換えると、シーン2が終了したか否か)を判定し(S21)、シーン2の終了時間であると判定した場合(S21でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ同期信号を出力する(S22)。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S23)。コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S24)。
一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間ではない(言い換えると、シーン2が終了していない)と判定すると(S21でNo)、ステップS21に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間であるか否か(言い換えると、スケジュールシーン2が終了したか否か)を判定し(S25)、スケジュールシーン2の終了時間であると判定した場合(S25でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ終了指示を出力する(S26)。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間ではない(言い換えると、スケジュールシーン2が終了していない)と判定すると(S25でNo)、ステップS25に戻る。
図示していないが、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cがステップS26でコントローラ(親器)10aから出力された終了指示を取得すると、コントローラ(親器)10aへ応答信号を出力する。そして、コントローラ(親器)10aは、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cからの応答信号を取得すると、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへステップS26で出力した終了指示の実行指令を出力する。
次に、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ終了指示を出力する(S27)。そして、各コントローラの配下の照明装置20は、終了指示を取得すると、連動動作を終了する(不図示)。
[第2例]
続いて、動作の第2例について説明する。第2例では、子器が親器と独立して自身の配下の照明装置を制御するスタンドアロン動作を行っている間に、親器と子器との通信接続が切断された場合の子器の動作、及び、当該通信接続が回復した場合の子器の動作について説明する。図4A及び図4Bは、実施の形態1における照明制御システムの動作の第2例を示すシーケンス図である。
続いて、動作の第2例について説明する。第2例では、子器が親器と独立して自身の配下の照明装置を制御するスタンドアロン動作を行っている間に、親器と子器との通信接続が切断された場合の子器の動作、及び、当該通信接続が回復した場合の子器の動作について説明する。図4A及び図4Bは、実施の形態1における照明制御システムの動作の第2例を示すシーケンス図である。
まず、コントローラ(親器)10aの受付部14が連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン1の再生指示)を受け付けると(S31)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン1の再生指示)をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力する(S33)。このとき、コントローラ(子器1)10bの受付部14は、スタンドアロン動作の開始指示(ここでは、シーン10の再生指示)を受け付ける(S32)。なお、子器は、例えば、連動動作の開始指示とスタンドアロン動作の開始指示とが受け付けられた場合、連動動作の実行よりもスタンドアロン動作の実行を優先させる。具体的には、子器は、スタンドアロン動作を実行しながら、並行して、連動動作において親器と同期する同期処理を行う。図4A及び図4Bでは、破線枠で記載の処理は、同期処理を示している。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の(いわゆる、制御対象の)照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力する(S34)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、自身の配下の照明装置20へシーン10の制御情報を出力すると共に(S35)、連動シーン1の同期処理を開始する(S36)。)同期処理では、コントローラ(子器1)10bは、連動シーン1の再生開始指示と共に出力された連動シーン1の同期信号を取得してからの経過時間を計測する。同期処理では、計測された経過時間に対応する連動シーン1の再生時間を算出してもよい。コントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S37)。コントローラ(子器2)10cの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン1の照明演出を開始する(不図示)。なお、スケジュールシーン1の制御情報は、シーン1の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
コントローラ(子器1)10bのシーン10再生のスタンドアロン動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信)が切断されると、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、図3に示される子器が親器との切断を検出する条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断されたことを検出する(S38)。ステップS38では、図3に示されるNo.2及びNo.3以外のいずれかの条件にあてはまるものとする。この場合、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作(ここでは、シーン10再生のスタンドアロン動作及び連動シーン1再生の同期処理)を継続する。
なお、図示していないが、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、ステップS34で自身の配下の照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力すると共に、シーン1の経過時間のカウントアップを開始する。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間であるか否か(つまり、シーン1が終了したか否か)を判定し(S39)、シーン1の終了時間であると判定した場合(S39でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ同期信号を出力する(S40)。同期信号については上述したため、ここでの説明を省略する。このとき、コントローラ(子器1)10bとコントローラ(親器)10aとは、ネットワーク通信が切断された状態であるため、コントローラ(子器1)10bの通信部11は、ステップS40でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号を取得できない。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間ではない(つまり、シーン1が終了していない)と判定すると(S39でNo)、ステップS39に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力する(S41)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作を継続する。具体的には、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号(ここでは、連動シーン1の同期信号)に基づいて連動動作を実行する。上述したように、スタンドアロン動作が優先されるため、コントローラ(子器1)10bは、シーン10を再生するためのスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、並行して、連動シーン1の同期処理を開始する(S42)。コントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、ステップS40でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号に基づいて自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S43)。
次に、コントローラ(親器)10aの受付部14が新たな連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン2の再生指示)を受け付けると(S44)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン2の再生指示)をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力する(S45)。このとき、コントローラ(子器1)10bの通信部11は、ステップS45でコントローラ(親器)10aから出力された連動シーン2の再生指示を取得できない。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S46)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて、シーン10を再生するためのスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン1の同期処理を開始する(S47)。コントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、ステップS45でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S48)。コントローラ(子器2)10cの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン2の照明演出を開始する(不図示)。コントローラ(子器1)10bの配下の照明装置20は、コントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と独立してシーン10の照明演出を継続する(不図示)。なお、スケジュールシーン2の制御情報は、シーン2の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
コントローラ(子器1)10bのシーン10再生のスタンドアロン動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信)が切断から回復する(つまり、再接続する)と、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、例えば図3に示される子器が親器との再接続を検出する条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続の再接続を検出する(S49)。
次に、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号をコントローラ(親器)10aへ出力する(S50)。
コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、問い合わせ信号を取得すると、問い合わせ信号への応答信号をコントローラ(子器1)10bへ出力する。ここでは、コントローラ(親器)10aは、応答信号として再生中の照明シーンのシーン番号と当該照明シーンの再生時間とをコントローラ(子器1)10bへ出力する(S51)。
コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、応答信号としてシーン番号及び再生時間を取得すると(S52)、取得した再生時間から連動シーン2の同期処理を開始する(S53)。図示していないが、このとき、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を実行している。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間であるか否か(つまり、シーン2が終了したか否か)を判定し(S54)、シーン2の終了時間であると判定した場合(S54でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ同期信号を出力する(S55)。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S56)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン2の同期処理を開始する(S57)。コントローラ(子器2)10cの情報処理部12は、ステップS55でコントローラ(親器)から出力された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S58)。
一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間ではない(つまり、シーン2が終了していない)と判定すると(S54でNo)、ステップS54に戻る。
次に、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10の終了時間であるか否か(つまり、シーン10が終了したか否か)を判定し(S59)、シーン10の終了時間であると判定した場合(S59でYes)、同期処理で計測された連動シーン2の経過時間に対応する再生時間から連動シーン2を再生するように配下の照明装置20へ制御情報を出力する(S60)。一方、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10の終了時間ではない(つまり、シーン10が終了していない)と判定すると(S59でNo)、ステップS59に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間であるか否か(つまり、スケジュールシーン2が終了したか否か)を判定し(S61)、スケジュールシーン2の終了時間であると判定した場合(S61でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ終了指示を出力する(S62)。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間ではない(つまりと、スケジュールシーン2が終了していない)と判定すると(S61でNo)、ステップS61に戻る。
図示していないが、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cがステップS62でコントローラ(親器)10aから出力された終了指示を取得すると、コントローラ(親器)10aへ応答信号を出力する。そして、コントローラ(親器)10aは、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cからの応答信号を取得すると、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへステップS62で出力した終了指示の実行指令を出力する。
次に、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ終了指示を出力する(S63)。そして、各コントローラの配下の照明装置20は、終了指示を取得すると、連動動作を終了する(不図示)。
なお、実施の形態1では、各コントローラが受付部14を備えるが、受付部14を備えなくてもよく、この場合、ユーザが使用する情報端末と通信接続されて、情報端末に入力され受け付けられた指示を取得してもよい。
なお、コントローラ(親器)10aは、受付部14により予め受け付けられた連動動作のスケジュールデータを取得して記憶部13に格納し、格納されたスケジュールデータに基づいて、設定された日時に連動動作の開始指示及び終了指示をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ出力してもよい。例えば、スケジュールデータには、(1)2月10日の10時から11時までシーン1を再生、(2)2月10日の11時から12時までシーン2を再生、(3)2月11日の15時から16時までシーン5を再生、(4)2月11日の18時から20時までシーン8を再生などのように、複数の連動動作のスケジュールが含まれる。これにより、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b、及び、コントローラ(子器2)10cは、事前に設定された日時に自動で連動動作を実行することができる。
[変形例]
続いて、動作の変形例について説明する。第1例及び第2例では、1つの親器に2つの子器が増設された照明制御システム100において、2つの子器のうちの1つが親器との通信接続が切断されたとき、及び、切断から回復したときの親器及び子器による照明制御方法について説明した。変形例では、照明制御システム100に、さらに3つの子器が増設された照明制御システムにおいて、2つの子器が親器との通信接続が同時に切断されたとき、これらの2つの子器のそれぞれが切断から回復したときの親器及び子器による照明制御方法について説明する。以下では、第1例及び第2例と異なる点を中心に説明し、重複する内容については記載を省略又は簡略化する。
続いて、動作の変形例について説明する。第1例及び第2例では、1つの親器に2つの子器が増設された照明制御システム100において、2つの子器のうちの1つが親器との通信接続が切断されたとき、及び、切断から回復したときの親器及び子器による照明制御方法について説明した。変形例では、照明制御システム100に、さらに3つの子器が増設された照明制御システムにおいて、2つの子器が親器との通信接続が同時に切断されたとき、これらの2つの子器のそれぞれが切断から回復したときの親器及び子器による照明制御方法について説明する。以下では、第1例及び第2例と異なる点を中心に説明し、重複する内容については記載を省略又は簡略化する。
図5は、実施の形態における照明制御システムの機能構成の他の例を示すブロック図である。図5では、コントローラ及び照明装置が備える機能構成について図示を省略しているが、コントローラ及び照明装置が備える機能構成は、図3に示される機能構成と同じである。
コントローラ(子器3)10d、コントローラ(子器4)10e及びコントローラ(子器5)10fは、それぞれ、配下の(つまり、制御対象の)照明装置20を制御する制御装置であり、コントローラ(親器)10aと同期して自身の配下の照明装置20を制御する連動動作を実行する。また、コントローラ(子器3)10d、コントローラ(子器4)10e及びコントローラ(子器5)10fのそれぞれは、自身の受付部14によりスタンドアロン動作の開始指示を受け付けられると、コントローラ(親器)10aと独立してスタンドアロン動作を実行する。なお、照明制御システム100aでは、コントローラ(親器)10aの受付部14により子器に対するスタンドアロン動作の開始指示が受け付けられてもよい。この場合、コントローラ(親器)10aは、受付部14により受け付けられた指示を子器へ出力してもよい。
図6A、図6B、図6C、及び図6Dは、実施の形態における照明制御システム100aの動作の変形例を示すシーケンス図である。
コントローラ(親器)10aの受付部14が連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン1の再生指示)を受け付けると(S71)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン1の再生指示)をコントローラ(子器1)10b、コントローラ(子器2)10c、コントローラ(子器3)10d、コントローラ(子器4)10e及びコントローラ(子器5)10f(以下、5つの子器ともいう)へ出力する(S74)。このとき、コントローラ(子器1)10bの受付部14及びコントローラ(子器5)10fの受付部14は、それぞれ、スタンドアロン動作の開始指示(ここでは、シーン10の再生指示)を受け付ける(S72、S73)。第2例で説明したように、子器は、連動動作の開始指示とスタンドアロン動作の開始指示とが受け付けられた場合、連動動作の実行よりもスタンドアロン動作の実行を優先させ、スタンドアロン動作を実行しながら、並行して、連動動作において親器と同期する同期処理を行う。図6A~図6Dでも、図4A及び図4Bと同様に、破線枠で記載の処理は、同期処理を示している。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の(いわゆる、制御対象の)照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力する(S75)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、配下の照明装置20へシーン10の制御情報を出力するとともに(S76)、連動シーン1の同期処理を開始する(S77)。同期処理については、上述したため、ここでの説明を省略する。コントローラ(子器2)10c、コントローラ(子器3)10d及びコントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S78)。これらのコントローラの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン1の照明演出を開始する(不図示)。コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、配下の照明装置20へシーン10の制御情報を出力するとともに(S79)、連動シーン1の同期処理を開始する(S80)。なお、スケジュールシーン1の制御情報は、シーン1の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
コントローラ(子器1)10bのシーン10再生のスタンドアロン動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信続)が切断されると、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、図3に示される子器が親器との切断を検出する条件(以下、切断の検出条件)で、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断されたことを検出する(S81)。また、コントローラ(子器4)10eの連動シーン1再生の連動動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断されると、コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、図3に示される切断の検出条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断されたことを検出する(S82)。ステップS81及びステップS82では、図3に示されるNo.2及びNo.3以外のいずれかの条件にあてはまるものとする。この場合、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器4)10eの情報処理部12のそれぞれは、通信接続が切断される前の動作(ここでは、シーン10再生のスタンドアロン動作及び連動シーン1再生の同期処理)を継続する。
なお、図示していないが、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、ステップS75で自身の配下の照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力すると共に、シーン1の経過時間のカウントアップを開始する。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間であるか否か(つまり、シーン1が終了したか否か)を判定し(S83)、シーン1の終了時間であると判定した場合(S83でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fの5つの子器へ同期信号を出力する(S84)。同期信号については第2例で説明したためここでの説明を省略する。このとき、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器4)10eは、コントローラ(親器)10aとネットワーク通信が切断された状態であるため、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器4)10eの通信部11は、ステップS84でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号を取得できない。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン1の終了時間ではない(つまり、シーン1が終了していない)と判定すると(S83でNo)、ステップS83に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン1の制御情報を出力する(S85)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作を継続する。具体的には、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行する。上述したように、スタンドアロン動作が優先されるため、コントローラ(子器1)10bは、シーン10を再生するためのスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、並行して、連動シーン1の同期処理を開始する(S86)。コントローラ(子器2)10c及びコントローラ(子器3)10dの情報処理部12は、それぞれ、ステップS84でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号に基づいて自身の配下の照明装置20へ連動シーン1の制御情報を出力する(S87)。これらのコントローラの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン1の照明演出を開始する(不図示)。コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、通信接続が切断される前の動作を継続する。具体的には、コントローラ(子器4)10eは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン1の制御信号を出力する(S88)。コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、シーン10を再生するためのスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、並行して、連動シーン1の同期処理を開始する(S89)。
次に、コントローラ(親器)10aの受付部14が新たな連動動作の開始指示(ここでは、スケジュールシーン2の再生指示)を受け付けると(S90)、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、通信部11を介して、連動動作の開始指示(ここでは、連動シーン2の再生指示)をコントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fの5つの子器へ出力する(S91)。このとき、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器4)10eは、コントローラ(親器)10aとネットワーク通信が切断された状態であるため、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器4)10eの通信部11は、ステップS91でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号を取得できない。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S92)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン1の同期処理を開始する(S93)。コントローラ(子器2)10c及びコントローラ(子器3)10dの情報処理部12は、ステップS91でコントローラ(親器)10aから出力された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S94)。コントローラ(子器2)10c及びコントローラ(子器3)10dの配下の照明装置20は、当該制御情報を取得すると、取得された制御情報に従ってコントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と連動してシーン2の照明演出を開始する(不図示)。コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて、配下の照明装置20へ連動シーン1の制御信号を出力する(S95)。コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン2の同期処理を開始する(S96)。コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器5)10fの配下の照明装置20は、コントローラ(親器)10aの配下の照明装置20と独立してシーン10の照明演出を継続する(不図示)。なお、スケジュールシーン2の制御情報は、シーン2の照明演出を2回繰り返すことを示す照明制御データであるとする。
コントローラ(子器4)10eの連動シーン1の連動動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信)が切断から回復する(つまり、再接続する)と、コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、例えば図3に示される子器が親器との再接続を検出する条件(以下、再接続の検出条件)で、コントローラ(親器)10aとの通信接続の再接続を検出する(S97)。
次に、コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号をコントローラ(親器)10aへ出力する(S98)。
コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、問い合わせ信号を取得すると、問い合わせ信号への応答信号をコントローラ(子器4)10eへ出力する。ここでは、コントローラ(親器)10aは、応答信号として再生中の照明シーンのシーン番号と当該照明シーンの再生時間とをコントローラ(子器1)10bへ出力する(S99)。
コントローラ(子器4)10eの情報処理部12は、応答信号としてシーン番号及び再生時間を取得すると(不図示)、取得した再生時間から連動シーン2を再生するように配下の照明装置20へ制御情報を出力する(S100)。
コントローラ(子器1)10bのシーン10のスタンドアロン動作中に、コントローラ(親器)10aとの通信接続(いわゆる、ネットワーク通信)が切断から回復する(つまり、再接続する)と、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、例えば図3に示される再接続の検出条件で、コントローラ(親器)10aとの通信接続の再接続を検出する(S101)。
次に、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号をコントローラ(親器)10aへ出力する(S102)。
コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、問い合わせ信号を取得すると、問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンのシーン番号と当該照明シーンの再生時間とをコントローラ(子器1)10bへ出力する(S103)。
コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、応答信号としてシーン番号及び再生時間を取得すると(不図示)、取得した再生時間から連動シーン2の同期処理を開始する(S104)。図示していないが、このとき、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を実行している。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間であるか否か(つまり、シーン2が終了したか否か)を判定し(S105)、シーン2の終了時間であると判定した場合(S105でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fの5つの子器へ同期信号を出力する(S106)。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、配下の照明装置20へスケジュールシーン2の制御情報を出力する(S107)。コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン2の同期処理を開始する(S108)。コントローラ(子器2)10c及びコントローラ(子器3)10dの情報処理部12は、それぞれ、ステップS106でコントローラ(親器)から出力された同期信号に基づいて、自身の配下の照明装置20へ連動シーン2の制御情報を出力する(S109)。コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、シーン10を再生するように自身の配下の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を行いながら(不図示)、連動シーン2の同期処理を開始する(S110)。
一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、シーン2の終了時間ではない(つまり、シーン2が終了していない)と判定すると(S105でNo)、ステップS105に戻る。
次に、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10の終了時間であるか否か(つまり、シーン10が終了したか否か)を判定し(S111)、シーン10の終了時間であると判定した場合(S111でYes)、同期処理で計測された連動シーン2の経過時間に対応する再生時間から連動シーン2を再生するように配下の照明装置20へ制御情報を出力する(S112)。一方、コントローラ(子器1)10bの情報処理部12は、シーン10の終了時間ではない(つまり、シーン10が終了していない)と判定すると(S111でNo)、ステップS111に戻る。
また、コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、シーン10の終了時間であるか否か(つまり、シーン10が終了したか否か)を判定し(S113)、シーン10の終了時間であると判定した場合(S113でYes)、同期処理で計測された連動シーン2の経過時間に対応する再生時間から連動シーン2を再生するように配下の照明装置20へ制御情報を出力する(S114)。一方、コントローラ(子器5)10fの情報処理部12は、シーン10の終了時間ではない(つまり、シーン10が終了していない)と判定すると(S113でNo)、ステップS113に戻る。
次に、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間であるか否か(つまり、スケジュールシーン2が終了したか否か)を判定し(S115)、スケジュールシーン2の終了時間であると判定した場合(S115でYes)、通信部11を介して、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fの5つの子器へ終了指示を出力する(S116)。一方、コントローラ(親器)10aの情報処理部12は、スケジュールシーン2の終了時間ではない(つまりと、スケジュールシーン2が終了していない)と判定すると(S115でNo)、ステップS115に戻る。
図示していないが、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fがステップS116でコントローラ(親器)10aから出力された終了指示を取得すると、コントローラ(親器)10aへ応答信号を出力する。そして、コントローラ(親器)10aは、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fからの応答信号を取得すると、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fへステップS116で出力した終了指示の実行指令を出力する。
次に、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b~コントローラ(子器5)10fは、それぞれ、自身の配下の照明装置20へ終了指示を出力する(S117)。そして、各コントローラの配下の照明装置20は、終了指示を取得すると、連動動作を終了する(不図示)。
[4.効果等]
以上説明したように、照明制御方法は、コントローラ(親器)10aとコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cとが連携して複数の照明装置20を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システム100におけるコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法であって、複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号をコントローラ(親器)10aから通信を介して取得し、取得された同期信号に基づいてコントローラ(親器)10aと同期して制御対象の照明装置20を制御する連動動作を実行し、連動動作の実行において、コントローラ(親器)10aとの通信が切断された場合、通信が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行し、コントローラ(親器)10aとの通信が切断から回復した場合、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、コントローラ(親器)10aからの問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する。
以上説明したように、照明制御方法は、コントローラ(親器)10aとコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cとが連携して複数の照明装置20を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システム100におけるコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法であって、複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号をコントローラ(親器)10aから通信を介して取得し、取得された同期信号に基づいてコントローラ(親器)10aと同期して制御対象の照明装置20を制御する連動動作を実行し、連動動作の実行において、コントローラ(親器)10aとの通信が切断された場合、通信が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行し、コントローラ(親器)10aとの通信が切断から回復した場合、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、コントローラ(親器)10aからの問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する。
このようなコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、コントローラ(親器)10aの配下の照明装置20により再生中の照明シーンの再生時間から照明シーンを再生するように配下の照明装置20を制御することができる。そのため、コントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、コントローラ(親器)10aの動作とずれが生じにくくなる。
照明制御方法では、応答信号は、さらに、再生中の照明シーン情報を含み、コントローラ(親器)10aとの通信が切断から回復した場合、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、コントローラ(親器)10aからの問い合わせ信号への応答信号を取得すると、照明シーン情報に基づいて再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する。例えば、再生中の照明シーン情報は、コントローラ(親器)10aの制御により配下の照明装置20により再生されている照明シーンの識別情報(例えば、シーン番号)、再生時間、及び、再生位置(例えば、フレーム情報)などを含む。
このようなコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、コントローラ(親器)10aからの応答信号に基づいて、コントローラ(親器)10aの動作と同期して連動動作に復帰することができる。
照明制御方法は、さらに、コントローラ(親器)10aと独立して制御対象の照明装置20を制御するスタンドアロン動作を実行し、スタンドアロン動作と並行して、コントローラ(親器)10aから同期信号を取得して、取得された同期信号に基づいて連動動作においてコントローラ(親器)10aと同期する同期処理を行い、同期処理では、同期信号を取得してからの経過時間を計測し、スタンドアロン動作が終了したとき、計測された経過時間に対応する再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する。
このようなコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、スタンドアロン動作を行いながら、並行して、コントローラ(親器)10aと同期する同期処理を行うため、スタンドアロン動作から連動動作へ復帰するときに動作のずれが生じにくくなる。
照明制御方法は、スタンドアロン動作を実行中に、コントローラ(親器)10aとの通信が切断された場合、通信が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて同期処理を行い、コントローラ(親器)10aとの通信が切断から回復した場合、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、親器から問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された再生時間から照明シーンを再生するように連動動作の同期処理を行う。
このようなコントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、スタンドアロン動作中であっても、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、コントローラ(親器)10aからの応答信号に基づいて、コントローラ(親器)10aと同期する同期処理を行うことができる。そのため、コントローラ(子器1)10bによる照明制御方法では、コントローラ(子器1)10bは、スタンドアロン動作から連動動作に復帰した際に、コントローラ(親器)10aとの動作のずれが生じにくくなり、スタンドアロン動作から連動動作への切替をスムーズに行うことができる。
照明制御方法は、コントローラ(親器)10aとコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cとが連携して複数の照明装置20を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システム100におけるコントローラ(親器)10aによる照明制御方法であって、複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号をコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cへ通信を介して出力し、同期信号に基づいてコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cと同期して制御対象の照明装置20を制御する連動動作を実行し、連動動作の実行において、コントローラ(子器1)10bからコントローラ(親器)10aが実行している照明制御に関する問い合わせ信号を取得すると、当該問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力する。
このようなコントローラ(親器)10aによる照明制御方法では、コントローラ(親器)10aは、コントローラ(子器1)10bがコントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、コントローラ(親器)10aの動作とずれが生じにくくなるように支援することができる。
照明制御方法は、コントローラ(親器)10aとコントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cとが連携して複数の照明装置20を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システム100による照明制御方法であって、コントローラ(親器)10aは、複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を子器へ通信を介して出力し、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、コントローラ(親器)10aから出力された同期信号を取得し、コントローラ(親器)10a、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、それぞれ、同期信号に基づいて互いに同期して自己の制御対象の照明装置20を制御する連動動作を実行し、連動動作の実行において、コントローラ(親器)10aとの通信が切断された場合、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、通信が切断される前に最後に取得された同期信号に基づいて連動動作を実行し、コントローラ(親器)10aとの通信が切断から回復した場合、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、コントローラ(親器)10aが現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、コントローラ(親器)10aは、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cから出力された問い合わせ信号を取得し、取得した問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力し、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、コントローラ(親器)10aからの問い合わせ信号への応答信号として再生時間を取得すると、取得された再生時間から照明シーンを再生するように連動動作を実行する。
このような照明制御システム100による照明制御方法では、コントローラ(子器1)10b及びコントローラ(子器2)10cは、コントローラ(親器)10aとの通信接続が切断から回復したときに、連動動作において、コントローラ(親器)10aの動作とずれが生じにくくなる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明制御システムは、屋外の照明演出に用いられたが、店舗、オフィス、又は、コンサートホールなどの屋内の照明演出に用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、連動動作において他のコントローラと同期するための同期処理として、連動動作における複数の照明シーンそれぞれの開始タイミングを示す同期信号が取得されてからの経過時間を計測する(カウントアップする)方法が例示されたが、これに限られない。例えば、連動動作を行う複数のコントローラが、電波時計のように標準電波を受信する方法などで時刻を同期させることにより、複数の照明シーンそれぞれの開始タイミングを同期してもよい。
例えば、上記実施の形態では、照明制御システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、照明システムは、情報端末に相当する単一の装置として実現されてもよいし、コントローラに相当する単一の装置として実現されてもよい。照明制御システムが複数の装置によって実現される場合、上記実施の形態で説明された照明制御システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、上記実施の形態の情報端末として実現されてもよいし、上記実施の形態のコントローラとして実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の照明制御システムなどのコンピュータによって実行される照明制御方法として実現されてもよい。本発明は、このような照明制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10a コントローラ(親器)
10b コントローラ(子器1)
10c コントローラ(子器2)
10d コントローラ(子器3)
10e コントローラ(子器4)
10f コントローラ(子器5)
20 照明装置
10b コントローラ(子器1)
10c コントローラ(子器2)
10d コントローラ(子器3)
10e コントローラ(子器4)
10f コントローラ(子器5)
20 照明装置
Claims (6)
- 親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムにおける前記子器による照明制御方法であって、
前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記親器から通信を介して取得し、
取得された前記同期信号に基づいて前記親器と同期して制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、
前記連動動作の実行において、
前記親器との前記通信が切断された場合、前記通信が切断される前に最後に取得された前記同期信号に基づいて前記連動動作を実行し、
前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、前記親器からの前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する、
照明制御方法。 - 前記応答信号は、さらに、前記再生中の照明シーンに関する照明シーン情報を含み、
前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、前記親器からの前記問い合わせ信号への前記応答信号を取得すると、前記照明シーン情報に基づいて前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する、
請求項1に記載の照明制御方法。 - さらに、前記親器と独立して前記制御対象の照明装置を制御するスタンドアロン動作を実行し、
前記スタンドアロン動作と並行して、前記親器から前記同期信号を取得して、取得された前記同期信号に基づいて前記連動動作において前記親器と同期する同期処理を行い、
前記同期処理では、前記同期信号を取得してからの経過時間を計測し、
前記スタンドアロン動作が終了したとき、計測された前記経過時間に対応する再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する、
請求項1又は2に記載の照明制御方法。 - 前記スタンドアロン動作を実行中に、前記親器との前記通信が切断された場合、前記通信が切断される前に最後に取得された前記同期信号に基づいて前記同期処理を行い、
前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、前記親器から前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を取得すると、取得された前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作の前記同期処理を行う、
請求項3に記載の照明制御方法。 - 親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムにおける前記親器による照明制御方法であって、
前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記子器へ通信を介して出力し、
前記同期信号に基づいて前記子器と同期して制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、
前記連動動作の実行において、
前記子器から前記親器が実行している照明制御に関する問い合わせ信号を取得すると、取得された前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力する、
照明制御方法。 - 親器と子器とが連携して複数の照明装置を制御することにより複数の照明シーンを順に再生する照明制御システムによる照明制御方法であって、
前記親器は、前記複数の照明シーンのそれぞれについて、当該照明シーンの再生開始タイミングを含む同期信号を前記子器へ通信を介して出力し、
前記子器は、前記親器から出力された前記同期信号を取得し、
前記親器及び前記子器は、それぞれ、前記同期信号に基づいて互いに同期して自己の制御対象の照明装置を制御する連動動作を実行し、
前記連動動作の実行において、
前記親器との前記通信が切断された場合、前記子器は、前記通信が切断される前に最後に取得された前記同期信号に基づいて前記連動動作を実行し、
前記親器との前記通信が前記切断から回復した場合、前記子器は、前記親器が現在実行している照明制御に関する問い合わせ信号を出力し、
前記親器は、前記子器から出力された前記問い合わせ信号を取得し、取得された前記問い合わせ信号への応答信号として再生中の照明シーンの再生時間を出力し、
前記子器は、前記親器からの前記問い合わせ信号への前記応答信号として前記再生時間を取得すると、取得された前記再生時間から前記照明シーンを再生するように前記連動動作を実行する、
照明制御方法。
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2022
- 2022-09-30 WO PCT/JP2022/036671 patent/WO2023074255A1/ja unknown
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WO2023074255A1 (ja) | 2023-05-04 |
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