JP2023066473A - サーバシステム、サーバシステムの制御方法ならびにプログラム - Google Patents

サーバシステム、サーバシステムの制御方法ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Web会議を行っているときに、Web会議上で共有されているファイルがいずれのファイルかをユーザが探さずとも、Web会議のシステムから印刷させる。【解決手段】複数の情報処理装置と接続され、アップロードされたファイルに基づく画像と音声を複数の情報処理装置に配信する機能を提供するシステムと通信するサーバシステムであって、ファイルに基づく画像とともに表示される所定のオブジェクトが選択されたことに基づき表示される機能選択領域に表示される印刷に関するオブジェクトが選択されたことを示す通知を受信する受信手段と、共有されているファイルの情報を取得する取得手段と、ファイルの印刷設定を受信する他の受信手段と、取得した情報に基づくファイルと、受信した印刷設定に基づく印刷指示を他のサーバシステムに送信する送信手段と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、サーバシステム、サーバシステムの制御方法ならびにプログラムに関する。
近年、業務の際にビジネスチャットを利用したメッセージのやり取りが普及してきており、それに伴い従来の業務もビジネスチャットにシフトした使われ方に変わってきている。例えば、メッセージにファイルを添付した場合、ダウンロードすることなく、その場でファイルを閲覧することが可能であるだけでなく編集して内容をそのまま別のユーザと共有することも可能となっている。
特に、Web会議の場では、特許文献1のように音声通話をしながらユーザの使用するカメラでキャプチャした画像を他のユーザと共有したり、あるユーザがクラウドサービス上にアップロードしたファイルを表示して共有することができる。このようにすることで、異なる場所にいる複数人のユーザが同一の画像を見ながら、音声通話をしながら会議を行うことができる。
特開2014-168185号公報
しかしながら、従来Web会議では、会議上で共有されているファイルをユーザが印刷する場合、ユーザが印刷したいファイルをWeb会議システム上で探し、自身のコンピュータにダウンロードしてから印刷を指示する必要があった。
本願はWeb会議を行っているときに、Web会議上で共有されているファイルがいずれのファイルかをユーザが探さずとも、Web会議用のシステムから印刷させることを目的とする。
本実施形態に記載のサーバシステムは、複数の情報処理装置と接続され、アップロードされたファイルに基づく画像と音声を前記複数の情報処理装置に配信する機能を提供するサーバシステムと通信するサーバシステムであって、共有されているファイルに基づく画像とともに表示される所定のオブジェクトが選択されたことに基づき表示される機能選択領域に表示される印刷に関するオブジェクトが選択されたことを示す通知を受信する受信手段と、共有されている前記ファイルの情報を取得する取得手段と、前記ファイルの印刷設定を受信する他の受信手段と、前記取得手段が取得した情報に基づくファイルと、前記他の受信手段が受信した前記印刷設定に基づく印刷指示を他のサーバシステムに送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本願によれば、Web会議を行っているときに、Web会議上で共有されているファイルがいずれのファイルかをユーザが探さずとも、Web会議用のシステムから印刷させることができる。
本実施例における、コンピュータシステムのハードウェアとソフトウェアのブロック構成図である。 本実施例における、クライアントとプリンタが接続された通信環境の構成図である。 本実施例における、ビジネスチャット内アプリのプリントプラグインから印刷を行うシステムの構成図である。 本実施例における、プリントプラグインでのユーザの管理情報である。 本実施例における、ビジネスチャットのプリントプラグインの定義ファイルである。 本実施例における、プリントプラグインでのプリンタの管理情報である。 本実施例における、クラウドプリントサービスのプリンタの管理情報である。 本実施例において、ビジネスチャット内アプリのプリントプラグインからの印刷処理を行うシーケンス図である。 本実施例における、ビジネスチャットのWeb会議システムからの印刷画面である。 本実施例における、ビジネスチャットのWeb会議システム上の印刷設定画面である。 本実施例において、プリントプラグイン上の印刷対象ファイルの探索方法の処理を行うフローである。 本実施例における、ビジネスチャットシステムのファイル指定画面である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<実施例1>
図1は本発明の実施形態を示す一般的な情報処理装置の一例であるコンピュータを用いたシステムのブロック構成図である。本実施例においては、当該コンピュータ100からチャット機能やWeb会議機能を提供するビジネスチャットサービスに接続することで、チャット機能、Web会議機能を利用することができるようになる。ビジネスチャットサービスへのアクセスは、コンピュータ100にインストールされたビジネスチャットサービス専用のアプリケーション、または、コンピュータ100にインストールされたWebブラウザを用いて行う。
Central Processing Unit(CPU)101は、コンピュータ100全体の制御を行う。主記憶装置102のRead Only Memory(ROM)1021、Random Access Memory(RAM)1022あるいは補助記憶装置105はコンピュータ100を制御するためのプログラムを記憶する。RAM1022はCPU101が各処理を行う際のワークエリアとしても使用される。補助記憶装置105には、アプリケーション(アプリ)1051やデバイスアプリケーション(デバイスアプリ)1052、汎用プリンタドライバー1053、オペレーティングシステム(OS)1054等の各種プログラムが格納される。ビジネスチャットサービス専用のアプリケーションやWebブラウザは補助記憶装置105に格納され、RAM1022に展開され、CPU101により実行される。
キーボード1031やマウス、タッチパネル、タッチパッドなどに代表されるポインティングデバイス1032等の入力機器は、入力インターフェース(I/F)103を通してコンピュータ100に接続される。これらの入力機器を通してユーザからのプログラムへの操作を受け付ける。出力I/F104には、モニター1041等の出力デバイスが接続され、プログラムの指示に従いモニター上にUIを表示する。なお、スマートフォンやタブレット端末を始めとする端末に関してはポインティングデバイス1032とモニター1041が一体となっているものがあるが、ここでは役割ごとに分離して表記を行っているだけであり、置き換えて考えてももちろん構わない。通信I/F106はネットワーク1061に接続されており、コンピュータ100の外部機器、例えば、図2のコンピュータ1301、コンピュータ1302、プリンタ202との通信が可能である。上記モジュールは、システムバス107で接続され、各モジュール間でデータのやり取りが可能である。また、本発明の処理が含まれているアプリ1051、デバイスアプリ1052、汎用プリンタドライバー1053、OS1054は、不図示のCD-ROMやUSBメモリーを介して補助記憶装置105に追加可能である。さらにネットワーク1061を経由して補助記憶装置105に追加することも可能である。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、機器の構成に係わらず本発明を適用できることは言うまでもない。単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、Localネットワークを介して接続が為され処理が行われるシステムであってもよい。
図2は本発明の実施の形態におけるネットワーク1061の環境を簡略した図である。印刷を行う文書や画像を作成するコンピュータ100/1301/1302が単体もしくは複数ネットワークに接続されている。さらにプリンタ202が単体もしくは複数ネットワークに接続されていることやUSBを経由してコンピュータ100/1301/1302に接続されることもある。加えて、コンピュータ100は、ネットワーク上のビジネスチャットサービス301やプリントプラグイン302、クラウドストレージ303、認証サービス304、クラウドプリントサービス305と接続されている。これらを通すことで別のネットワーク管理下にあるプリンタ200、プリンタ201とも通信することが可能である。ネットワークにはPersonal Area Network(PAN)、LANなどの小規模から大規模までのネットワークがあり、これらの機器が全てのネットワークに接続されている。なお、クラウドなど、サーバーやプリンタがインターネットを経由して接続されていても構わない。この際の通信方式であるがIEEE 802.11規格に則ったワイヤレスLANでの通信以外の通信であってもよい。例えばBluetooth通信、International Mobile Telecommunication 2000(IMT-2000)規格に則った携帯電話回線を利用した通信であってもよい。また、USBに関しては直接接続する形態以外にもUSBハブや交換機のようなもので中継されていても構わない。
ビジネスチャットサービス301は、複数のユーザ間でメッセージの送受信を行うチャット機能や動画やファイルの画像、コンピュータ100の表示部に表示される画像を共有しながら音声通話を行うWeb会議機能を提供するサーバシステムである。ビジネスチャットサービス301は1または複数台のコンピュータで構成される。ビジネスチャットサービス301を構成するコンピュータのハードウェア構成は図1に記載のコンピュータ100と同様であるため説明を省略する。ビジネスチャットサービス301を構成するコンピュータの補助記憶装置には、チャット機能、Web会議機能を提供するためのプログラムが記憶されている。
プリントプラグイン302は、ビジネスチャットサービス301と連携して、ビジネスチャットサービス301が提供するサービスに印刷機能を追加するためのサーバシステムである。プリントプラグイン302は、1または複数台のコンピュータで構成される。プリントプラグイン302を構成するコンピュータのハードウェア構成は、図1のコンピュータ100と同様であるため説明を省略する。プリントプラグイン302には、ビジネスチャットサービス301からの通知に応じて動作するプログラムが記憶されている。
クラウドストレージ303は、ユーザがアップロードしたファイルの保存、表示等の機能を提供するサーバシステムである。クラウドストレージ303は、1または複数台のコンピュータで構成される。クラウドストレージ303を構成するコンピュータのハードウェア構成は、図1のコンピュータ100と同様である。クラウドストレージ303にアップロードされたファイルは、付与された権限に応じてファイルをアップロードしたユーザと異なるユーザが表示したり、ダウンロードしたり、編集したりすることができる。
認証サービス304は、ネットワーク1061に接続された他のサービスからユーザID、パスワードを受信し、認証処理を行うサーバシステムである。認証サービス304は、1または複数台のコンピュータで構成される。認証サービス304を構成するコンピュータのハード構成は、図1のコンピュータ100と同様の構成である。
クラウドプリントサービス305は、コンピュータ100や他のサーバシステムからネットワーク1061を経由して受信した印刷データをプリンタ200または201に送信するサービスを提供するサーバシステムである。当該サーバシステムは、1または複数台のコンピュータで構成される。このコンピュータのハードウェア構成は、図1のコンピュータ100と同様の構成である。
プリンタ200~202は、本実施例において画像形成装置として動作する。プリンタ200~202は、クラウドプリントサービス305から印刷ジョブを受信し、受信した印刷ジョブに基づく画像形成処理を実行する。
図3は本願で想定するビジネスチャットサービス上からプリントプラグインを呼び出し、印刷を行うシステムにおけるソフトウェアの構成を示す図である。
まず概要であるが、ユーザはビジネスチャットサービス301にアクセスして業務を行う。ビジネスチャットサービス301は他のユーザやグループとのチャットによる文字やファイル交換を提供するサービスである。本サービスはWebアプリケーションとしてWebブラウザ上で実行されるものでも構わないし、デスクトップアプリケーションとして動作するものでも構わない。本願では、図9のようなビデオ通話を使用したWeb会議画面から「Print Plugin」901を押下することで呼び出しを行う方法を基本として説明を行う。チャット機能や、クラウド上のファイルストレージの内容を表示・アクセスする機能や、ユーザの予定表を管理するカレンダー機能からプリントプラグインの呼び出しをおこなうとしても構わない。
ユーザは印刷を行う際にビジネスチャットサービス301からプリントプラグイン302を呼び出し、クラウドプリントサービス305に対して印刷ジョブを投げることで、プリンタ200に印刷処理を実行させる。この際、プリントプラグイン302はビジネスチャットサービス301上に配置されていても、別のサービスとして外部ネットワーク上に存在するものでも構わない。また、認証サービス304はビジネスチャットサービス301やクラウドプリントサービス305にアクセスするためのユーザ認証を行い、その権限で各サービスに対して認可をすることでサービス間の連携を円滑に行わせるものである。なお、実施形態によっては、サービスごとに別の種類の認証サービス304を切り替えながらアクセスを行っても構わないが、ここでは、共通の認証サービスを利用するものとして説明を行う。
ここから各サービスの内部に関して説明を行う。ビジネスチャットサービス301はユーザ情報管理部3011を有している。ユーザ情報管理部3011はユーザが行ったチャットの情報やユーザが持つファイル情報(ファイルのアクセス権限や実体の存在する場所)を管理する。具体的には、まず図4のようにユーザがどのグループやチャネルに所属するか、所属しているドメインの情報が保存されている。ここでユーザは複数のグループやチャネルに所属することが可能であるため所属しているチーム数分IDが保存される。また、詳細な情報はユーザやグループのIDに紐づけて図5のような形で管理されており参照することが可能である。図4の「User ID」はユーザ個人を識別するための識別情報である。「Group ID」はテナントID、チームIDとも呼ばれる識別情報であり、User IDのユーザが所属するグループを識別する識別情報である。「Channel ID」は、ユーザが参加するチャネルを識別する識別情報である。チャネルとは、同じグループに所属する複数のユーザで構成される集まりであり、グループの下位にあたる集まりである。「Domain Name」はユーザが所属するドメインを識別するための識別情報である。ユーザ情報管理部3011は、他にもユーザのスケジュール情報や会議室・備品の管理情報を始め、ユーザ個人に関するデータをユーザごとに管理する。
グループ情報管理部3012はグループ内で行われたチャットやグループが持つファイル情報を管理する。グループ情報管理部3012は、基本的にユーザ情報管理部3011の扱うものと同じであるが、それに加えアクセス権を持つ複数のユーザからアクセスに対応する機能を持つ。また、グループ情報管理部3012は、グループで開催された会議のメモ、録音データ等、グループに紐づいたデータの管理も行う。
アカウント管理部3013はユーザがどのグループに所属しているか、その範囲でユーザがどのような権限や役割を与えられているかを管理する。さらに、アカウント管理部3013は、必要に応じて適切なアクセス許可を行う。
プラグイン管理部3014は、ビジネスチャットサービス301で利用可能なプラグインの情報を管理する。本機能は、ユーザとグループから、それぞれアクセスされるものであり、ユーザごと・グループごとに対応するプラグインがリストとして管理されている。この際、ユーザは所属しているグループが持つプラグインと、ユーザ自身が持つプラグインの両方が列挙され、利用可能となる。具体的データとしては図5のようにユーザやグループを識別するIDに対してプラグイン自体のIDやプラグインが所属するアプリケーションのID、表示名等の情報が格納されている。この際、プラグイン自体がアプリケーションだけでなくグループやグループ内のチャネル等、さらに詳細な情報が必要となる場合はそれらのIDを含めても良い。また、ここでのプラグインとは通話や会議機能、ファイルの管理機能等の基本的な機能を担うものを始め、文書や表計算データを編集するアプリケーション、クラウド上のストレージへのアクセスや管理機能を担うものであってもよい。また、CADのような特定業務に依存した形式のファイルやビデオを含んだマルチメディアメッセージを再生する目的のビューア、個人のTo-do作成や個人・チームで共有するタスクの作成、割り当て、追跡を行うタスク管理等、様々なものであってもよい。本願では、これらの機能のうち、外部のクラウドプリントサービスに対して互換性を取り使用可能とするプリントプラグインを扱う。これらプラグインの種類に関する情報は図5のプラグインの種類501として保存されており、ここを参照することで特定の種類のプラグインの抽出や検索を行うことが可能となる。プラグインの種類501の情報には独立してアプリケーションとして動作するものであれば「Application」、クラウドストレージ等のストレージに関連するものであれば「Storage」となる。他にも、ビューアであれば「Viewer」、タスク管理であれば「Task」のような情報が格納され、本例ではプリントに関連した「Print」という情報が格納されている。また、プラグイン本体はビジネスチャットサービス301上に配置されるものでも、外部のサービスとして存在し、プラグイン管理部3014はアクセス用のIDあるいはURI等の情報を管理し、適宜サービスを呼び出すような形態をとるものでも構わない。加えて、プラグインはビジネスチャットサービス301が管理するストアに入っているものでも、互換のあるサービスの機能であっても、ユーザがローカルからアップロードし、個人やチームに共有するプラグインのようなものであっても構わない。ここで、プラグインがストアに配置されている場合は、アプリ内、あるいはアプリ外に存在するビジネスチャットサービス301のストアのページにアクセスし、一覧から対象のプラグインを選択し、「追加」を行うことで使用可能となる。内部的には図5のプラグインの定義ファイル上にある「Plugin ID」がユーザ情報管理部3011のユーザIDと関連付けられる。また、ビジネスチャットサービス301のグループ管理者である場合は、「グループとして追加」を行うことでユーザでなくグループとしてプラグイン追加を行うことができる。内部的にはグループ情報管理部3012内で「追加」を行うプラグインの「Plugin ID」とグループIDとが関連付けて保存される。グループとして追加されたプラグインは、グループに所属しているユーザであればビジネスチャット上の画面にアイコンやメニューの選択肢として表示されるため、ユーザとしての追加操作を行うことなく使用することができる。また、ローカルコンピュータからプラグインのアップロードを行うことで直接「追加」と同様の操作としても良い。この際、プラグインにはマニフェスト等の設定データとして図5と同等のデータが含まれているものとする。加えて、管理者は別途管理ページから導入するプラグインとルールを記載した定義情報を合わせてグループに追加することも可能である。この場合は、記載したルールに則った形で(例えば、一部機能は非表示とする、等のルールが適用された上で)プラグインの機能が提供される。
認証処理部3015は、複数サービスに対して認証と認証情報等のユーザのアカウント情報の一元的な管理を可能とする機能であり、ユーザからIDやパスワードを用いた認証処理と、権限が要求されたサービスに対して適切な認可を与える処理を行う。
Web会議制御部3016は、ビジネスチャット上でWeb会議を行う際に必要な制御全般を行う。Web会議制御部3016は、図9のようなUIの生成やWeb会議中の画面の入出力といった表示制御を行う。さらにWeb会議制御部3016は音声データの入出力、データの転送や参加者情報の管理を行う。また、Web会議システムのファイルやプログラム実体はビジネスチャットサービス301のWeb会議制御部3016に格納されている。この際、コンピュータ100やコンピュータ1301、1302からアクセスを受けることで、ビジネスチャットサービス301が図9のようなコントロールを含んだユーザインターフェース(UI)を生成し、アクセスしたコンピュータに配信する。その後、発表を行うコンピュータ100は予め図9のWeb会議画面を通してか、直接クラウドストレージ303上に発表ファイルをアップロードしておくことで、クラウドストレージ303に記憶された資料を用いて発表をすることができる。また、ファイルをアップロードする他にも、操作している画面を他ユーザの画面に映し出すことも可能で、それにより発表資料を他ユーザに対して共有することもできる。ストレージ部3017はビジネスチャットサービス301にアップロードされたファイル情報を格納する。ここでは、ファイルそのものの実体を保存するものでもファイルへのリンク等の参照情報を管理するものでも種類は特に問わない。
次に、プリントプラグイン302のソフトウェア構成について説明をする。ユーザ情報管理部3021は、プリントプラグイン302が各ユーザに対して持つ情報を管理する。具体的には、ユーザ情報管理部3021は図6のようにユーザIDと当該ユーザIDのユーザが利用することのできるプリンタのIDやプリンタ名の対応を記憶している。たとえば、User IDが「11111111-2222-・・・」のユーザはPrinter IDが「12345678-abcd-・・・」であって、プリンタ名が「CloudPrinter001」というプリンタを利用することができる。ユーザが他のプリンタを利用できる場合には、Printer ID_2、Printer Name_2の欄に使うことができるプリンタのプリンタID、プリンタ名が記述される。
ユーザ情報管理部3021に記憶された情報を用いることでクラウドプリントサービス305上のプリンタ管理部3051に保管されている図7のようなプリンタ情報を取得することが可能である。プリンタ情報は具体的にはプリンタのデバイス名称や「準備完了」「処理中」といったステータス情報の他、プリンタが「カラー」印刷可能である、「ホチキス」が打てるといった能力情報が該当する。また、プリントプラグイン302が持つユーザの情報として、会話内の応答(「印刷しますか?」に対して「はい」と回答した、等)の一時的な情報や、ユーザの持つデフォルトプリンタや印刷した設定データや印刷時刻といった履歴データ等も保管されている。
印刷対象探索部3022は、プリントプラグイン302が対象とする印刷ファイルの場所を特定する処理を行う。本機能は、ファイルを指定してプラグインを呼び出すような形態を取らない可能性のあるWeb会議上からの呼び出しに対応する目的で存在している。印刷対象のファイルがビジネスチャットサービス301から渡された場合は、そのアクセス先のパスやURIを使用する。もし画面共有等で、明示的にファイルが指定されていない場合に、実行プログラムを参照してファイルを特定するか、ユーザに対して指定させる等の手段を用いることで、印刷対象ファイルを特定する。これらの詳細な処理に関しては図11のフローにて後述する。
メッセージ制御部3023はユーザとチャット上でやりとりする処理を行う部分で、例えば認証できていなかった場合に「認証を行ってください」のようなメッセージをユーザに対して送信する機能である。また、その他にも、ヘルプのように利用方法に関する入力を受けた場合に案内を出す処理などもここで行う。印刷メッセージ制御部3024は印刷に必要なデータの変換やユーザからの入力を受け付けたり、図10のような印刷設定カードのポップアップや、印刷設定をさせるためのコントロールを含めたメッセージカードを生成・送信する処理を行う。また、外部サービスに対する印刷処理の呼び出し・メッセージ送信も行う。なお、図10では図9に示すWeb会議画面の表示をせずに、印刷設定のカードを表示した。図9に示すWeb会議画面に重ねて印刷設定カード1001を表示したり、図9に示すWeb会議画面において、領域903と重ならないように印刷設定カード1001を表示するとしてもよい。このようにすることで、ユーザはWeb会議の進行を確認しながら印刷設定を行うことができる。
次にクラウドストレージ303のソフトウェア構成を説明する。ストレージアカウント管理部3031は、クラウドストレージ303が持つ、ユーザのアカウント情報の管理や認証を行う部分である。なお、アカウントに関してはクラウドストレージ303が独自に管理するアカウント情報でも、ビジネスチャットサービス301と共通であってもよい。クラウドストレージ303とビジネスチャットサービス301のアカウントが共通である場合、特定のドメインやディレクトリサービスに予めログインしておけば、一括でアクセス権の取得ができるような仕組みであってもよい。
アクセス情報管理部3032は、各ファイルやディレクトリ、テナント領域などに対して、どのグループが、あるいは誰が、アクセス可能かの情報を扱う。例えば、ファイル名や作成者、ファイルサイズのような情報をはじめ、ファイルに対してどの程度読み書きができるかのアクセス権の設定を扱う。本設定に関しては、例えば1ファイルに対して、所有者ごと、所有者の所属するグループごとに設定を複数持てても良いし、フォルダを対象とした場合などに、何階層まで同じ読み書きの権限を波及させるかを指定させる情報を持たせても良い。ファイルストレージ3033は、ファイルへのアクセス情報やファイル本体を保存する領域となる。
また、認証サービス304の認証処理部3041はユーザからIDやパスワード、顔や指紋認証、パターン認証を始めとする認証方法を用いてユーザの認証を行う。認証情報管理部3042はユーザがどの組織・どのグループに所属しているのか、どのユーザに対して何の権限が与えられているのかの管理を行い、与えられた権限に対応したファイルやストレージに対する適切なアクセス件の割り当ても行う。また、ユーザが購入したライセンス情報を管理し、購入したサブスクリプションのグレード情報に基づいたソフトウェアやプラグイン、サービスの利用権限の割り当てを行っても良い。
最後に、クラウドプリントサービス305のプリンタ管理部3051は、要求されたユーザやグループの管理しているスコープに応じたプリンタの一覧を送信する処理を行う。また、プリンタの能力情報(両面やカラー、等の情報)や管理者の説明文や補足等のテキスト情報やGPSや住所情報を含む位置データも管理し、ユーザやグループの要求に応じて情報の送信を行う。なお、本情報はプリンタから取得する、あるいはユーザが手動で編集することで更新される。アカウント管理部3052は、どのユーザ、あるいはどのグループがプリンタを管理するか、どのユーザやグループに対してプリンタを共有するかの情報を管理する。印刷処理部3053は印刷設定の管理や各サービスに対するデータの変換を行う他、必要に応じてファイルのレンダリング等、印刷データへの変換も行う。
ビジネスチャットサービス301を利用するユーザの識別情報、グループの識別情報とプリントプラグインの識別情報を紐づける際の手順について説明する。
まず、ユーザはビジネスチャットサービス301にログインする。ビジネスチャットサービス301が提供する画面は図9の領域1303と領域1304の二つに分けられる。領域1303はユーザがチャット機能、Web会議機能いずれの機能を利用しているときも共通して表示されるメニューバーである。一方で、領域1304は、領域1303でユーザが選択した機能に対応する画面を表示する領域である。例えば、図9であれば、領域1304にはWeb会議画面が表示されている。
ユーザは、領域1304のオブジェクト1305を選択する。オブジェクト1305は、ビジネスチャットサービス301に機能を追加することができるアプリケーションの一覧を表示し、ユーザが使用したいアプリケーションのインストールを指示する画面を表示するためのオブジェクトである。ユーザがオブジェクト1305を選択すると領域1304に様々な機能を有するアプリケーションが表示される。プリントプラグイン302に対応するアプリケーションも表示される。プリントプラグイン302に対応するアプリケーションをユーザが選択し、ユーザまたはグループと対応付けてインストールすることを指示する。ビジネスチャットサービス301はインストールが指示されたアプリケーションのマニュフェストファイルを読み出し、図5のようにユーザまたはグループの識別情報とアプリケーションであるプラグインの情報の対応づけを行う。なお、上記のマニュフェストファイルは、アプリケーションを作成したベンダが作成し、ビジネスチャットサービス301にあらかじめ登録しておく。以上の操作によりユーザは、ビジネスチャットサービス301が提供する画面からプリントプラグイン302を呼び出すことができるようになる。
ここから、図8を用いて本願のプリントプラグインを用いた印刷例の説明を行うが、まず前提としてビジネスチャットサービス301のWeb会議でプリントプラグインを起動する方法を説明する。
図9は、ビジネスチャットサービス301が提供するWeb会議機能のUIの一例である。領域903は、会議で共有されるファイルの画像が表示される領域である。ユーザが「Upload」904を選択し、コンピュータ100に保存されたファイル、またはクラウドストレージ303に保存されたファイルを選択する。選択されたファイルが展開され、画像が領域903に表示される。領域903に表示される画像は、コンピュータ100だけでなく同じWeb会議に参加しているほかのユーザが使用するコンピュータにも表示される。プリントプラグイン302は、領域903に表示され共有されているファイルを印刷する処理をサポートする。以下に、プリントプラグイン302を用いて印刷を行うための手順を説明する。
まず、ユーザは図9のWeb会議画面の3点リーダ902を選択する。3点リーダ902が選択されると、サブメニュー905が表示される。サブメニュー905はビジネスチャットサービス301が提供するサービスや隠れている機能を呼び出すための「More Actions」を表示する。「More Actions」は、ビジネスチャットサービス301に対してユーザが追加したアプリケーションから使用するアプリケーションを選択する機能選択領域907を表示するためのオブジェクトである。3点リーダ902でなくても、所定のオブジェクトであれば他のオブジェクトであってもよい。
プリントプラグイン302がビジネスチャットサービス301にインストールされている場合、機能選択領域907に「Print Plugin」901が表示される。なお、本例では機能選択領域907にプリントプラグイン302のみ表示されているが、プリント以外にも天気を表示させたり、特殊なメッセージカードを表示させるような別のプラグインが表示されてもよい。ユーザが「Print Plugin」を選択すると、ビジネスチャットサービス301からプリントプラグイン302に通知され、プリントプラグイン302は印刷設定画面の表示等、共有されているファイルを印刷するために必要な処理を実行する。
このように、プリントプラグイン302の呼び出しボタン901が押下されるタイミングは、プリント用に最適化されたものではないため、印刷に必要な印刷対象ファイルの参照先や、印刷設定等の情報はプリントプラグイン302側で準備しなければならない。このため、本シーケンスでは、まず印刷対象ファイルの特定を行い、その後、ユーザに印刷設定を行わせるための画面生成・表示を行った上で、印刷処理を実行するというステップを踏む。
ここから、図8のシーケンスを用いて、Web会議画面から印刷指示をするときの処理を説明する。まず、コンピュータ100は図9のようなWeb会議画面中のプリントプラグイン302の呼び出しボタン901が押下されたことを検知し、ビジネスチャットサービス301に通知をする(801)。通知を受け取ったビジネスチャットサービス301はプリントプラグイン302を呼び出すための通知をする(802)。ここで、呼び出されたプリントプラグイン302は、自分の連携するサービスに対応した認証サービス304に対して認証要求を行う。なお、本処理は上位のシステムやビジネスチャットサービス301が実行されているアプリケーションやブラウザで認証がされており、そこから認可が得られる場合は、処理をスキップしても良い。また、対象とする処理ごとに別のアカウントでの認証が必要な場合、例えば、クラウドストレージ用とクラウドプリントサービス用で別のアカウント登録をしている場合などは、アカウントごとに複数回認証を行う。また、これらの処理は、このタイミングでなく実際に処理を行うタイミングで実行されても構わない。ユーザが認証処理を行ったら、ビジネスチャットサービス301は認証サービス304から適宜、認証トークンを受け取るなどして許可を受ける。また、本シーケンスの処理においてビジネスチャットサービス301、プリントプラグイン302、クラウドストレージ303、クラウドプリントサービス305が他サービスを呼び出す場合は、接続先に対応した認証サービス304で認可を受けた上で処理を行う。
プリントプラグイン302が802において通知を受け取ったときの処理について、より詳細に記載する。プリントプラグイン302が受け取る通知には、「Print Plugin」901を選択したユーザのユーザ識別情報やWeb会議画面からプリントプラグイン302を呼び出していることを示す情報が含まれている。プリントプラグイン302は、ユーザ情報管理部3021を参照し、通知されてユーザ識別情報に対応するトークンが記憶されているか否かを判定する。上記のトークンはプリントプラグイン302がクラウドプリントサービス305にアクセスし機能を利用するためのトークンと、クラウドプリントサービス305がクラウドストレージ303にアクセスし機能を利用するためのトークンである。上記2つのトークンは同一であっても異なるトークンであってもよい。トークンが記憶されていない場合、プリントプラグイン302はビジネスチャットサービス301にクラウドストレージ303、クラウドプリントサービス305のログイン画面を表示させ、ユーザID、パスワードの入力を受け付ける。入力されたユーザID、パスワードを認証サービス304に送信し、発行されたアクセストークンを受信し、ビジネスチャットサービス301のユーザ情報と紐づけて記憶する。アクセストークンが記憶されている場合、プリントプラグイン302は当該アクセストークンを利用して、クラウドプリントサービス305にアクセスし、ユーザが利用することができるプリンタの情報を取得する。プリンタの情報とは図6に示すようなプリンタIDやプリンタ名である。そして、プリントプラグイン302はビジネスチャットサービス301のユーザ識別情報と取得したプリンタ名、プリンタIDを対応付けて記憶する。
プリントプラグイン302は、印刷対象のファイルをビジネスチャットサービス301等に問い合わせて探索を行う(803)。本処理の詳細は後述の図11のフローで述べる。
印刷対象ファイルを検出するとプリントプラグイン302は図10のような印刷設定カード1001の生成する(804)。プリントプラグイン302は、生成した印刷設定カードの情報をビジネスチャットサービス301に通知する(805)。
ビジネスチャットサービス301は、プリントプラグイン302からの通知に応じて印刷設定カードをコンピュータ100に表示させる(806)。印刷設定カード1001は印刷に使用するプリンタを選択したり、印刷するファイルを選択したり、印刷設定を設定するUIである。1008には印刷に使用するプリンタ名が表示される。ユーザが「Select」1004を選択すると、ビジネスチャットサービス301にログインしているユーザの、User IDと対応付けて登録されたプリンタの一覧が表示される。ユーザが表示された一覧から使用したいプリンタを選択し、設定を適用すると、1008に表示されるプリンタ名が変更される。
印刷設定カード1001上では、前述の処理で探索された印刷対象のファイルがカード上で対象ファイル1002のような形で列挙され、チェックボックスのオン/オフを切り替えることでユーザから印刷するかどうかの指示を受けることができる。カラーモード設定オブジェクト1006を選択するとカラーモードの設定を変更することができる。カラーモードの設定値としては、「カラー」「モノクロ」「2色印刷」等がある。チェックボックス1005は両面印刷を行うか否かを設定するチェックボックスである。チェックボックス1005にチェックがされている場合、プリントプラグイン302は両面印刷をクラウドプリントサービスに指示する。「More settings」1007は、追加の印刷設定を行うためのオブジェクトである。「More settings」1007が選択されると、プリントプラグイン302は不図示の拡張印刷設定UIをビジネスチャットサービス301に表示させる。拡張印刷設定UIは、用紙サイズや用紙種の設定、ステイプル設定やパンチの設定を行うことができる。「Cancel」1009は印刷設定カードを閉じて図9に示す画面を表示させるためのオブジェクトである。
ビジネスチャットサービス301は、印刷設定カード1001上の印刷ボタン1003の選択を受け付ける(807)。ビジネスチャットサービス301は印刷対象となっているファイルの情報と印刷設定カード1001上で選択されたファイルのデータをプリントプラグイン302に対して送信する(808)。
プリントプラグイン302は、印刷要求を投げる前に選択されたファイルに対してクラウドストレージ303に取得要求を行う(809)。クラウドストレージ303は要求された対象ファイルを送信する(810)。この際、クラウドストレージ303から受ける対象ファイルはクラウドプリントサービス305で取り扱う形式に合わせて行う。例えば、クラウドプリントサービス305上で印刷するデータが、ファイルの実体のデータであるならデータのストリームとしてファイルを受け取り、印刷するデータをURIやリンクのようなアクセス先を示すものであるなら、その形式でデータを受け取る。なお必要であれば、本処理の際にファイルのデータ形式の変換等の処理を行う。ファイルがコンピュータ100のローカル領域に存在する場合をはじめ、クラウドプリントサービス305がアクセスできない場所にファイルが存在する場合は、アクセス権がある場所にアップロードする等、必要な処理を行う。
印刷準備が整ったら、プリントプラグイン302はクラウドプリントサービス305に対して印刷ジョブを送信し(811)、ジョブを受け取ったクラウドプリントサービス305はプリンタ200に対して印刷を行う(812)。
その後、プリンタ200から印刷が成功したか失敗したかのメッセージ、あるいはエラーコードを受け、必要に応じてユーザに結果の通知を行う(813~816)。
以上の処理を行うことで、ビジネスチャットサービス301上のWeb会議画面から印刷を行うことが可能となる。
図11はビジネスチャットサービス301から印刷要求を受け、プリントプラグイン302が印刷を行う上で対象ファイルを探索する処理に関するフローである。本処理は、ビジネスチャットサービス301を含めたシステムの構成によって状況が異なるため、場合によって実行不可能なものや冗長なものがあるが、適宜必要なものを選択・切り替えを行い、処理を行うものとする。
図11に示すフローチャートに記載の処理は、プリントプラグイン302を提供するサーバシステムを構成するコンピュータのCPUにより実行される処理である。
まず、プリントプラグイン302は、印刷要求を受けた際にビジネスチャットサービス301からのメッセージ中に対象ファイルの情報を取得する(1101)。ユーザが図9の画面において「Print Plugin」901を選択すると、ビジネスチャットサービス301はプリントプラグイン302に、実行中のWeb会議を識別する識別情報や領域903に表示されるファイルの情報を通知する。ここで通知されるファイルの情報とは、ファイル名称や当該ファイルのデータが保存されるファイルパスに相当するURL等である。プリントプラグイン302は、受信したファイルの情報を記憶する。
プリントプラグイン302は、1011の処理により発表中のファイル情報を取得したか否かを判定する(1102)。発表中のファイル情報が取得できていない場合とは、領域903にファイルの画面が共有されていない場合や、ビジネスチャットサービス301がファイル情報の送信に失敗した場合などである。処理1011においてファイル情報が取得できている場合、プリントプラグイン302は1104へと処理を進める。一方で、処理1011においてファイル情報が取得できてない場合、プリントプラグイン302は1103に記載の処理を実行する。
プリントプラグイン302は、ビジネスチャットサービス301領域903に表示されているファイルの情報の取得要求を送信する(1103)。そして、プリントプラグイン302は、ビジネスチャットサービス301から、領域903に表示され、共有されるファイルの情報を受信する。プリントプラグイン302は、ビジネスチャットサービス301からファイルの情報を受信した場合、取得したファイルの情報を記憶する。領域903にファイルの画面が表示されていない場合、ビジネスチャットサービス301は、プリントプラグイン302にファイル情報を返さない。なお、この際、取得できたものが発表中の資料のファイル名のみで、ファイル本体へのアクセスができない場合、会議に関連したファイル情報等から資料が配置されているディレクトリ情報からファイルの検索を行う。さらに、プリントプラグイン302は、ファイル本体へアクセス可能なURIへの変換処理を行う。
プリントプラグイン302は、対象ファイルが見つかったかを判定する(1104)。プリントプラグイン302は、1101または1103においてファイルの情報が取得されたかを判定する。1101または1103の処理においてファイルの情報が取得できている場合、プリントプラグイン302は取得したファイルの情報からファイル名を取得する。プリントプラグイン302は取得したファイル名が1102に表示される印刷設定画面である印刷設定カードを生成し、ビジネスチャットサービス301に表示させる。
1101、1103においてファイルの情報が取得されなった場合、プリントプラグイン302は別途ビジネスチャットサービス301外でファイルを探索・指定する処理を行う。本処理の一例としては、ローカルコンピュータや、個人用のオンラインストレージ上にファイルが存在していたり、Web会議でファイルでなく画面の表示のみを共有としている場合等である。
まず、プリントプラグイン302がクラウド上のシステムやローカルコンピュータのシステムへのアクセスが可能か判断する(1105)。これは、管理権限へアクセス可能なデスクトップアプリケーションとして動作しているか、特別なリソースへアクセス可能なWebアプリケーション等の場合が該当する。
ファイルやファイルに関連するアプリケーションへのアクセスが可能である場合は、印刷対象となっているアプリケーションを特定する。一例としては、ユーザの実行プロセスからアクティブなアプリケーションを取得したり、ビジネスチャットサービス301上で実行状態となっているアプリケーションがあった場合、該当となる。アプリケーションが特定できれば、アプリケーションで開かれているファイルの参照先情報からファイルの参照を得る(1106)。
1105において表示中のファイルがアクセスできる場所にない場合、プリントプラグイン302は、図12のファイル指定画面1201のようなファイル選択用のカードをビジネスチャットサービス301に表示させる(1107)。プリントプラグイン302は、表示したファイル指定画面を介してユーザにより指定されたファイルの情報をビジネスチャットサービス301から受信する(1108)。ここでは、チーム用のクラウドストレージや個人用のクラウドストレージかファイルをローカルコンピュータからアップロードするかを選択し、ファイルを指定する。なお、クラウドストレージとして列挙されるのはユーザがアクセス可能なものとなるが、ファイルが選択されたら、Web会議に参加しているメンバーにもアクセス可能なようにアクセス権の設定が行われるものとする。
以上の処理を行うことで、プリントプラグイン302がWeb会議の印刷の対象となったファイルの探索を行う。
このようにすることで、Web会議を行っている画面で発表に使用されているファイルを取得し、印刷をすることができるようになる。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのコンピュータプログラム、及び該コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (8)

  1. 複数の情報処理装置と接続され、アップロードされたファイルに基づく画像と音声を前記複数の情報処理装置に配信する機能を提供するシステムと通信するサーバシステムであって、
    共有されているファイルに基づく画像とともに表示される所定のオブジェクトが選択されたことに基づき表示される機能選択領域に表示される印刷に関するオブジェクトが選択されたことを示す通知を受信する受信手段と、
    共有されている前記ファイルの情報を取得する取得手段と、
    前記ファイルの印刷設定を受信する他の受信手段と、
    前記取得手段が取得した情報に基づくファイルと、前記他の受信手段が受信した前記印刷設定に基づく印刷指示を他のサーバシステムに送信する送信手段と、を有することを特徴とするサーバシステム。
  2. 前記ファイルの情報は、ファイル名であることを特徴とする請求項1に記載のサーバシステム。
  3. 前記ファイルの情報は、前記ファイルが保存された場所を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載のサーバシステム。
  4. 前記サーバシステムは、前記取得したファイルの情報を含む印刷設定画面を前記複数の情報処理装置の一つに表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のサーバシステム。
  5. 前記サーバシステムは、前記他のサーバシステムが印刷に使用することができる画像形成装置の情報を前記他のサーバシステムから取得する他の取得手段をさらに有し、
    前記印刷設定画面は、前記他のサーバシステムから取得した前記画像形成装置の情報に基づく画面であることを特徴とする請求項4に記載のサーバシステム。
  6. 前記取得手段により前記ファイルの情報が取得できなかった場合、ユーザによるファイルの指定を受け付ける受け付け手段をさらに有し、
    前記送信手段は、前記ユーザにより指定されたファイルと印刷設定を前記他のサーバシステムに送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のサーバシステム。
  7. 複数の情報処理装置と接続され、アップロードされたファイルに基づく画像と音声を前記複数の情報処理装置に配信する機能を提供するサーバシステムと通信するサーバシステムの制御方法であって、
    共有されているファイルに基づく画像とともに表示される所定のオブジェクトが選択されたことに基づき表示される機能選択領域に表示される印刷に関するオブジェクトが選択されたことを示す通知を受信する受信工程と、
    共有されている前記ファイルの情報を取得する取得工程と、
    前記ファイルの印刷設定を受信する他の受信工程と、
    前記取得工程において取得した情報に基づくファイルと、前記他の受信工程において受信した前記印刷設定に基づく印刷指示を他のサーバシステムに送信する送信工程と、を有することを特徴とするサーバシステム。
  8. 複数の情報処理装置と接続され、アップロードされたファイルに基づく画像と音声を前記複数の情報処理装置に配信する機能を提供するサーバシステムと通信するサーバシステムを制御するためにコンピュータにより実行されるプログラムであって、
    共有されているファイルに基づく画像とともに表示される所定のオブジェクトが選択されたことに基づき表示される機能選択領域に表示される印刷に関するオブジェクトが選択されたことを示す通知を受信する受信工程と、
    共有されている前記ファイルの情報を取得する取得工程と、
    前記ファイルの印刷設定を受信する他の受信工程と、
    前記取得工程において取得した情報に基づくファイルと、前記他の受信工程において受信した前記印刷設定に基づく印刷指示を他のサーバシステムに送信する送信工程と、を有することを特徴とするプログラム。
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