JP2023066286A - 自律搬送車両 - Google Patents

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JP2023066286A
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恵恒 谷口
Keiko Taniguchi
章 伊澤
Akira Izawa
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Abstract

Figure 2023066286000001
【課題】用途に応じて異なる別のコンテナに交換して装着することが可能な自立搬送車両を提供する。
【解決手段】走行部22を有する搬送車本体11と搬送車本体11に装着されるコンテナ12とを備えた自律搬送車両10であって、搬送車本体11の装着部17には、コンテナ12を載置可能な載置部34が設けられ、搬送車本体11の装着部17に隣接する前方には、載置部34から上方に突出した前部構造部16が設けられ、コンテナ12は、載置部34に対向配置される底部47を備え、コンテナ12を装着部17に着脱可能に固定する取付構造部50を、装着部17の載置部34とコンテナ12の底部47との対向部位に設ける。
【選択図】図10

Description

本発明は、商品の配達や陳列・展示・冷暖保管やショッピング用籠、或いは乳幼児用ゆりかごなど、様々な機能の荷台構造を交換可能に備えた自律搬送車両に関する。
従来、自律搬送車両を宅配便等の配送車両として用いた貨物配送サービスのシステムが提案されている。例えば特許文献1では、管理センターがユーザの商品注文情報に基づいて商品集積所及び無人配送車両を選択して商品配送情報を送信し、無人配送車両が商品集積所まで自動走行し、ピッキングした注文商品を配送先まで自動走行して配送し、ユーザによる注文商品の決済及び受け渡し後に車両待機所に自動走行で移動するように構成された、無人配送システムが提案されている。
特許文献2では、管理センターがユーザからの商品注文情報に基づいて商品自動集積所と無人配送車両を選択して商品配送情報を送信し、無人配送車両が商品自動集積所で注文商品を積載して配送先まで自動走行し、ユーザによる注文商品の決済及び受け渡しを行うシステムで、注文商品に識別情報を設けるとともに搬送経路に隣接して注文商品を識別する識別手段を設け、識別手段により無人配送車両に積載すべき商品か否かを判別する無人配送システムが提案されている。
このような無人搬送システムでは、無人配送車両に例えば6個に区画した収容部を有する荷台構造が備えられ、各収容部に開閉制御されるドアが設けられており、注文商品を積載した無人配送車が各ユーザ位置に到着後、ユーザが照合や代金決済の処理を行うことで、ドアが開放され、注文商品を受け取ることが可能となっている。
特開2020-7148号公報 特開2020-169082号公報
しかしながら、従来の自律搬送車両では、荷台構造が車両の一部に一体的に設けられているため、例えば貨物配送サービスに用いる場合、商品の大きさや配送件数等に応じて収容部の大きさや数が異なる荷台構造が必要なときや、全く別の用途に利用したい場合などに、別の自律搬送車両を用いなければならず不便である。さらに自律搬送車両を貨物配送サービス以外の用途に使用する要請も多く、各種の機能を有する荷台構造を設けることが要望されている。
そこで本発明では、搬送車両本体はそのままで、用途に応じて別のコンテナに交換して装着することが可能な自律搬送車両を提供することを目的としている。
上記課題を解決する本発明の自律搬送車両は、電源部と、電源部からの電力で走行する走行部及び該走行部を自動運転制御する制御部を有する搬送車本体と、搬送車本体の装着部に装着されるコンテナと、を備え、装着部にはコンテナを載置可能な載置部が設けられ、搬送車本体の装着部に隣接する前方には前部構造部が設けられ、コンテナは、載置部に対向配置される底部を備え、コンテナを装着部に着脱可能に固定する取付構造部が、装着部の載置部とコンテナの底部との対向部位に設けられていることを特徴としている。
前記コンテナは、それぞれ異なる機能を有する複数種類のコンテナ群から選択される一種からなり、取付構造部は、コンテナ群に共通に構成されているのが好適である。
前記取付構造部は、載置部及び底部に互いに係脱可能な係止部と被係止部とを有し、載置部上でコンテナをスライドさせることで係止部と被係止部とを係止可能にすればよい。その場合、係止部と被係止部とは前後又は左右に係止可能に設けられ、取付構造部には載置部に対してコンテナを前後方向又は左右方向に案内する案内部が設けられる。
前記取付構造部は、好ましくは、係止部と被係止部とが係止状態でコンテナの前後左右の移動を阻止する固定部を有する。さらにコンテナの底部は載置部に当接して支持される底板を有し、係止部及び被係止部のうちの一方は底板に設けられた開口に配置され、他方は載置部に突出して配置されるのが好適である。
好ましくは、コンテナの底部の両側縁部及び後縁部が載置部の両側縁部及び後縁部と接して配置されるとともに、コンテナの前部が前部構造部の後端と接して配置される。
搬送車本体には、外部と情報を送受信可能な送受信部が設けられ、コンテナには、各種の機能に応じた動作機器と動作機器の駆動制御部とが設けられ、装着部に装着されたコンテナと搬送車本体との間には、電源部からの電力を動作機器に給電するための給電構造とコンテナに関する情報を制御部との間で伝達可能な情報伝達構造とにより離接可能に接続される。
コンテナには、コンテナ群における他の種類と区別するための識別情報を有する荷台識別部が駆動制御部の記憶部に格納され、前記制御部は、該識別情報に基づいて機能に応じた処理を実施する。
本発明では、搬送車本体の装着部にコンテナを載置可能な載置部が設けられ、コンテナを装着部に固定する取付構造部が搬送車本体の載置部とコンテナの底部との対向部位に設けられている。そのためコンテナを種々の用途別に取付構造部に着脱して交換できる。よって種々の用途に適したコンテナを選択して装着することができ、用途に応じて別のコンテナに交換して使用できる自律搬送車両を提供することができる。
コンテナがそれぞれ異なる機能を有する複数種類のコンテナ群から選択される一種からなり、取付構造部がコンテナ群に共通に構成されていれば、1台の搬送車両に対して様々な機能を有するコンテナを容易に交換して装着することができ、自律搬送車両の用途を拡大できる。
取付構造部が搬送車本体の載置部とコンテナの底部に互いに係脱可能な係止部と被係止部とを有し、載置部上でコンテナをスライドさせることで係止部と被係止部とが係止可能であれば、コンテナの荷重を載置部に支持させた状態で係止部と被係止部とを係脱する作業を行うことができ、コンテナの交換作業が容易になる。係止部と被係止部とを前後又は左右に係止可能に設け、取付構造部には載置部に対してコンテナを前後方向又は左右方向に案内する案内部を設ければ、コンテナの荷重を載置部に支持させた状態でコンテナをスライドさせことで、係止部と被係止部とを容易且つ確実に係止することができる。また、係止部と被係止部とが係止状態でコンテナの前後及び/又は左右の移動を阻止する固定部を有していれば、固定部によりコンテナを装着部に固定することで係止部と被係止部との係止状態を維持することができるため、少ない固定部材により固定でき、コンテナの交換作業がより容易になる。
さらに底部が載置部に当接して支持される底板を有し、係止部及び被係止部のうちの一方を底板に設けた開口に配置し、他方は載置部に突出して配置させれば、コンテナの載置作業や、搬送車本体からの取外し作業の際、取付構造部の載置面への圧接による破損を防止でき、コンテナの交換作業をより容易に行うことができる。
コンテナの底部や両側縁部、或いは前部が搬送車本体の前部構造部や装着部と接して配置されていれば、コンテナを分離しても隙間の形成を防止でき、外部からの塵埃や水等の浸入を防ぎ、外観品質も向上できる。
搬送車本体には外部と情報を送受信可能な送受信部が設けられ、コンテナには機能に応じた動作機器と該動作機器の駆動制御部とが設けられ、装着部に装着されたコンテナと、搬送車本体との間に、電源部からの電力を動作機器に給電するための給電構造とコンテナに関する情報を伝達可能な情報伝達構造とにより離接可能に接続されていれば、複数のコンテナ群から任意に選択したコンテナを搬送車本体の装着部に装着することで、それぞれコンテナの機能に応じた動作制御を容易に実施することができる。
本発明の実施形態に係る自律搬送車両の斜視図である。 本発明の実施形態に係る搬送車両本体の斜視図である。 (a)及び(b)はそれぞれ異なるコンテナの斜視図であり、(c)は(a)のコンテナを下から見た斜視図である。 本実施形態の制御回路を示すブロック図である。 搬送車両本体における装着部の例を示し、(a)はカバーを除外した状態で載置部の頂部を示す斜視図、(b)は載置部の車幅方向における部分縦断面図である。 コンテナの底部の例を示し、(a)は底部を上から見た斜視図、(b)は底部の車幅方向における部分縦断面図である。 搬送車両本体の装着部にコンテナを装着した状態を示す車幅方向における部分縦断面図である。 本実施形態の取付構造部を説明する図で、コンテナの底部をカバーのない載置部の上部に離間して対向させた状態を示す斜視図である。 図8に示す取付構造部を説明するための部分拡大断面図であり、(a)はコンテナを載置部に載置してスライドさせる前の状態を、(b)はコンテナの底部を載置部の頂部に載置してスライドさせた後の状態を示す。 搬送車両本体の装着部にコンテナを装着した状態において、コンテナの外形カバーを分解した状態を示す。 本実施形態の自律搬送車両による無人配送システムの一実施形態の全体構成を示す概略図である。 様々な用途に適したコンテナの一例を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
第1実施形態は、本発明の自律搬送車両が、注文商品を配送先に配送するための無人配送車両に用いられた例である。図1は本実施形態の自律搬送車両10を示す。この自律搬送車両10は、図2に示すような搬送車本体11と、図3(a)~(c)に示すようなコンテナ12と、を備えている。
搬送車本体11は、図2に示すように、車輪13を有するベース部15と、ベース部15の前方側に上方に突出して形成された前部構造部16と、ベース部15の後方側に設けられたコンテナ12の装着部17と、を備えている。搬送車本体11の装着部17にコンテナ12を装着した状態では、自律搬送車両10全体が、外観上、略立方体形状に形成されている。
自律搬送車両10には、図4に示すような制御系が設けられており、搬送車本体11には、電源部としてのバッテリー21と、バッテリー21からの電力により車輪13を回転駆動及び転蛇して走行する走行部22と、走行部22を自動運転制御する制御部20と、コンテナ12に搭載される動作機器42を駆動制御する駆動制御部45とが配置されている。本実施形態の制御部20は、走行部22を制御する走行制御部としてのCPU23及び記憶部24と、図示しないネットワークを介して外部と各種の情報を送受信する送受信部25と、自律搬送車両10の走行状態を制御するためのセンサであるIMU26aと、周囲の障害物、位置、向き、傾斜等の状況を検知する監視カメラ26b、監視センサ26c,距離センサ26d及び位置センサ26e、周囲の歩行者、自転車、バイク等との接触を検知するバンパーセンサ26fなどからなる検知部26と、自律搬送車両10の走行状態等を周囲に表示する方向指示器27a、スピーカ27b、目形状映像を表示するディスプレイ27c、図示しない周囲の音を集音するマイクなどからなる表示部27等を、備えている。自律搬送車両10において、ジャイロセンサ及び加速度センサからなるIMU26aと現在位置を捕捉する位置センサ26eは、走行状態を検出するセンサとして機能する。自律搬送車両10の前方、側方及び後方を撮影する監視カメラ26bと、前方の物体の画像データを取得すると共に、該物体と自律搬送車両10との距離のデータを取得する監視センサ26c等は前部構造体16に装着されてよく、物体を検出するセンサとして機能する。自律搬送車両10では、CPU23及び記憶部24に格納されたプログラムにより制御回路が構成される。制御回路は、走行状態及び物体を検出するセンサからの検出信号と記憶部24に格納されたマップデータとに基づいて制御部20及び/又は駆動制御部45を自律走行するように制御すると共に、物体に応じて目形状映像をディスプレイ27cに表示するように制御する。
搬送車本体11のベース部15は、図2及び図5(a),(b)に示すように、内部に適宜な形状のフレーム31が設けられ、下端には車輪13が装着されるとともに、フレーム31に電源部及び走行部22の各種構成部材が支持されていて、外周囲がカバー32により覆われている。搬送車本体11の装着部17は、前部構造部16の後方側におけるベース部15の上方に設けられていて、ベース部15の上部にコンテナ12を載置可能な載置部34が設けられている。前部構造部16には、目形状映像を表示するディスプレイ27cと、マイク及びスピーカ27bが備えられているので、それぞれ、自律搬送車両10の目、耳、口の機能を有している。
載置部34は、図5(a),(b)に示すように、フレーム31に固定されて載置部34の略全体に水平に配置された支持プレート35と、支持プレート35の中央位置における広い範囲に上方に突出して上面が水平に配置されて支持プレート35に固定された支持突出部36と、を有している。支持プレート35及び支持突出部36により、コンテナ12の荷重を支持可能に構成されている。
載置部34のカバー32は、ベース部15の側周囲と連続して設けられるとともに、支持突出部36が配置される中央位置が支持突出部36より大きく開口している。そのため載置部34のカバー32は支持突出部36の周囲を囲んで配置され、支持プレート35を介してフレーム31に支持されている。特に限定されるものではないが、載置部34のカバー32の開口は内側周縁が周囲のカバー32よりも上方に突出して支持突出部36と同等の高さに設けられている。載置部34の支持突出部36及び支持プレート35には、コンテナ12を取り付けるための取付構造部50を構成する係止部51及び第1案内部56aなどが設けられているが、詳細は後述する。
ベース部15の前方側の前部構造部16は、装着部17に隣接する前方の位置に、載置部34から上方に突出して設けられている。前部構造部16はベース部15と一体に形成されていて、フレーム31及びカバー32が連続して設けられている。前部構造部16は車幅方向全幅に形成されていて、本実施形態ではコンテナ12の前方側の全幅に対応し、コンテナ12の前方側の全高と略同じ高さを有している。
コンテナ12は、搬送車本体11の装着部17に装着される構造体である。このコンテナ12は、図3(a),(b)に示すように、それぞれ異なる機能を有する複数種類のコンテナ群から適宜選択して用いることができ、コンテナ群から任意に選択された一種が交換可能に搬送車本体11に装着されている。コンテナ群の各コンテナ12には、図3(c)に示すような底部47が共通に設けられている。
本実施形態では、自律搬送車両10が注文商品を配送先に配送する無人配送車両として使用されるものであるため、コンテナ群には、図3(a)に示すように一方の側面側に2個の収容部41が設けられて全体で4個の収容部41を備えたコンテナ12aと、図3(b)に示すように一方の側面側に4個の収容部41が設けられて全体で8個の収容部41を備えたコンテナ12bと、が含まれている。
各収容部41には、それぞれドア41aが設けられていて、各ドア41aの開閉により内部に収容された荷物の積み卸しが可能である。本実施形態のコンテナ12には、各ドア41a毎にドア41aを固定するための電磁ロック、各ドア41a毎の自動オープン機構のためのプランジャなどの動作機器42が設けられるとともに、各収容部内に収容された商品の有無や適否などを検出するセンサなどの検知部43が設けられている。
図4に示すように、コンテナ12には、各種の動作機器42及び検知部43とともに、これらの動作を制御するマイコン44を備えた駆動制御部45が設けられている。図示の場合、動作機器42としては、各ドア41a毎の電磁ロック42aと各ドア41a毎の開閉のためのプランジャ42bとが接続され、センサ部43として、例えば、コンテナ12内の各区画の内部を撮像できる監視用カメラが配置されている。各ドア41aは、例えばユーザが搬送車本体11に設けられた入力部に認証キー等を入力して照合されたとき、その情報が制御部20から動作機器42の駆動制御部45に伝達されることで、電磁ロック42aを解除し、次に、所定のドア41aをプランジャ42bを開放するように制御することにより実施される。また、ドア41a以外の他の動作機器42cがコンテナ12に配置されている場合には、駆動制御部45から電源が供給されると共に制御部20からマイコン44を介して制御されるように構成される。なお、動作機器42内の各機器42a、42b、42cは、必要に応じて図示しないインターフェイスユニット(I/Oユニット)を介してマイコン44に接続される。
コンテナ群の各コンテナ12には、図1に示すように、収容部41等の機能を実現するためのコンテナ本体12eが設けられており、本実施形態では図10に示すように、外観品質を向上するための上部カバー部12c及び後部カバー部12dを備えている。各コンテナ12には、搬送車本体11に装着したとき、前部構造部16と対向配置されて前部構造部16と前方側とが重なり合う前部46と、載置部34に対向配置される底部47と、が設けられている。
本実施形態ではコンテナ12の略全体が前方側から前部構造部16に対向配置され、全部構造部16の後面と幅及び高さが合致して、装着状態では自律搬送車両全体で統一したワンボックス型形状を呈する。コンテナ12の前部46は必ずしも前部構造部16の後端と当接して配置する必要はなく近接配置してもよい
本実施形態のコンテナ12の底部47は、図3(c)及び図6(a),(b)に示すように、載置部34と同様の外形輪郭形状を有して載置部34に当接して支持される底板48と、底板48との間に間隙を設けて底板48上に配置され、該底板48に固定された内部プレート49とを備えている。底板48は収容部41等を設けたコンテナ本体12eより厚肉に成形され、両側縁部及び後縁部には略U字状に連続した略水平面からなる第1底面48aが設けられるとともに、両側縁部及び後縁部に三方が囲まれる中央部分には、第1底面48aより上方の位置に略水平面からなる第2底面48bが前端まで連続して設けられている。
内部プレート49は、各種の貫通部や屈曲成形部を適宜備えた板状に形成されていて、第1底面48a及び第2底面48bと略平行に配置されて周縁及び適宜な位置で底板48に固定されている。底部47の内部プレート49には、コンテナ12を取り付けるための取付構造部50を構成する被係止部54、固定部55、第2案内部56bなどが設けられているが、詳細は後述する。本実施形態のコンテナ12は、収容部41等が設けられたコンテナ本体12eと底板48との間に内部プレート49が配置された状態で一体化されている。
この底部47は、コンテナ12を装着部17に装着した状態では、図7に示すように、底板48における両側縁部及び後縁部の第1底面48aが載置部17の上面における両側縁部及び後縁部と接して配置されるととともに、底板48における中央部分の第2底面48bが支持突出部36と接して配置される。ここで接して配置されるとは、近接状態又は当接状態を含む。
次に、コンテナ12を装着部17に着脱可能に固定するための取付構造部50について説明する。この取付構造部50は、図5(a),(b)に示す装着部17の載置部34と図6(a),(b)に示すコンテナ12の底部47との対向部位に設けられている。取付構造部50はコンテナ群に共通に構成され、図3(a),(b)に示される各種のコンテナ12に同一に設けられている。
本実施形態では、搬送車本体11における載置部34の支持突出部36に、後向きに開口して設けられた板バネ材からなる係止部51が上面から上方に突出して配置され、載置部34に対してコンテナ12を前後方向に案内する案内溝からなる第1案内部56aが係止部51の後方に設けられている。この第1案内部56aには後述する被係止部54に装着されたカムフォロア等からなる案内突起56cが挿入されて案内される。さらに本実施形態では、係止部51が配置された支持突出部36より後方の支持プレート35及び対応するカバー32には、内部プレート49後端の固定部55を固定するための取付孔52が設けられている。
係止部51は、車幅方向に延びる略長方形形状の板ばねからなり、図9(a)に示すように前後に略クランク状に屈曲形状に形成されている。係止部51は前端側で支持突出部36に固定されて後端側が支持突出部36から離間することで後ろ向きに開口している。そのため上下に弾性変形可能であり、後述の被係止部54を係止することができる。係止部51の車幅方向中間位置には後述の被係止部54の先端部54aを挿入可能なスリット51aが設けられている。
一方、コンテナ12の底部47には、図3(c)及び図9(a)に示すように、底板48に車幅方向に延びる長方形の開口48cが貫通して設けられている。開口48cは係止部51より前後方向及び左右方向が大きく形成されている。内部プレート49の開口48cに対応する位置には、図6(a),(b)及び図9(a)に示すように、載置部34の係止部51が係止される被係止部54が設けられている。本実施形態では、被係止部54は内部プレート49の中間部の一部をクランク状に屈曲させて板状に形成されている。この被係止部54は底板48に固定されていて、載置部34の係止部51が係止されると、支持突出部36の上面と係止部51との間に被係止部54及び底板48が挟持される。
被係止部54の車幅方向中間位置には、前方に突出して先端側程幅が狭くなる先細り形状に形成された先端部54aが設けられている。この先端部54aは、載置部34の係止部51が係止されると、係止部51のスリット51aに挿入されることで、コンテナ12を載置部34に対して車幅方向の所定位置に位置合わせするように構成されている。
内部プレート49の被係止部54の車幅方向両側には、係止部51の車幅方向両側縁を案内するための縦壁からなる第2案内部56bが設けられている。係止部51を左右の第2案内部56bの間に配置することで、コンテナ12を載置部34に対して車幅方向の位置を所定位置に合わせるように前後方向に案内して、被係止部54の先端部54aが係止部51のスリット51aに確実に挿入される。
内部プレート49の被係止部54より下方には、載置部34の支持突出部36に設けられた第1案内部56aに挿入される案内突起56cが、底板48よりも下方に突出して設けられている。この案内突起56cは、係止部51が左右の第2案内部56b間に挿入される前に、第2案内部56bに挿入されることで、被係止部54が係止部51に確実に挿入される。
これらの被係止部54及び第2案内部56bに対して、係止部51が完全に係止された状態では、係止部51の車両前後方向の位置が位置決めされるとともに車幅方向の位置が位置決めされ、コンテナ12が載置部34の所定位置に配置されるとともに、コンテナ12の前部46の左右及び前方への変位を阻止して所定位置に保たれる。
内部プレート49の後端側の位置には、係止部51に被係止部54が係止した状態でネジなどにより載置部の取付孔52に締結して固定される片状の固定部55が屈曲して載置部34に接するように形成されている。固定部55を取付孔52に固定することで、係止部51と被係止部54とが係止状態でコンテナ12の前後を含む全方向の移動を阻止することができる。本実施形態では、固定部55は、図10に示すように後部外形カバー12dにより覆われている。
取付構造部50によりコンテナ12を装着部17の載置部34に取り付けた状態で、搬送車本体11との間がバッテリー21からの電力を動作機器42及び駆動制御部45に給電するための電源ケーブルなどの給電構造61と、コンテナ12の収容部41及び動作機器42等に関する各種情報を制御部20に伝達可能なケーブルなどの情報伝達構造62と、により離接可能に接続される。具体的には、図10に示すように駆動制御部45のプリント基板45aが図示しない電源ソケット及び情報伝達構造62用のソケットを備えており、搬送車本体11側が備えている電源コネクタ61aと情報伝達構造用ケーブル62aとが、それぞれプリント基板45aの電源ソケットと情報伝達構造62用のソケットに接続される。搬送車本体11とコンテナ12との電気的な接続は、給電構造61と情報伝達構造62とを兼ね備えたUSBケーブル等を用いて接続してもよい。駆動制御部45は、コンテナ12の構成についての識別情報(ID)を、マイコン44の図示しない記憶部のデータベースに格納している。識別情報としては、コンテナ12の区画であるロッカーが1ロッカー、2ロッカー、4ロッカー、8ロッカー等の情報、電磁ロック42aの情報、プランジャ42bの情報等を含む。さらに、ドア41a以外の他の動作機器42cに関する情報を含むものでもよい。
本実施形態の自律搬送車両10を使用するには、予め図3(a),(b)に示すコンテナ群の中から1種のコンテナ12を用途に応じて選択し、コンテナ12を搬送車本体11の載置部34に取付構造部50により取り付ける。給電構造61及び情報伝達構造62を用いて搬送車本体11のバッテリー21及び制御部20とコンテナ12の駆動制御部45とを接続する。さらに図10に示すように、後部外形カバー12d及び上部外形カバー12cをそれぞれ装着することで自律搬送車両10を準備する。
コンテナ群から選択されたコンテナ12を搬送車本体11の載置部34に取り付けるには、まず図8のように、コンテナ12を載置部34上に目的の装着位置よりも後方側となるように載置する。これによりコンテナ12の底部47を目的の装着位置よりも後方側に載置する。コンテナ12の位置を大まかに調整することで、図9(a)に示すように、載置部34の係止部51をコンテナ12の底板48の開口48cの内側に配置するとともに、底部47の案内突起56cを支持突出部36の上面に設けられた案内溝からなる第1案内部56aに挿入する。コンテナ12を載置部34に載置する際に、これらを実施するのが好ましい。このとき載置部34の係止部51は底部47の被係止部54及び縦壁からなる第2案内部56bより前方に配置されている。
次いで載置部34上でコンテナ12を前方にスライドさせることで、係止部51と被係止部54とを係止する。このとき第1案内部56aに案内突起56cが挿入されているため、コンテナ12を前方に押してスライドさせることで、容易に係止部51が車幅方向両側の第2案内部56bの内側に挿入される。コンテナ12を前方にスライドさせると、第1案内部56a及び第2案内部56bにより案内突起56c及び係止部51がそれぞれ案内されて、被係止部54の先端部54aが係止部51のスリット51aに挿入されるとともに、係止部51と被係止部54とが前後に当接する。
これにより装着部17に対してコンテナ12が車両前後方向及び車幅方向に位置合わせされて所定位置に配置される。このときコンテナ12の前部46は、係止部51と被係止部54とが係止することで、後方側以外の移動が阻止される。
その後、コンテナ12の後部の固定部55を載置部34の取付孔52に固定することで、装着部17に対してコンテナ12を所定位置に装着固定することができる。さらに、図10に示すように、後部外形カバー12d及び上部外形カバー12cをそれぞれ装着することで、前部構造部16及びベース部15の各表面形状とコンテナ12の各表面形状とが過剰な間隙や段差のない連続した外観になる。
また、コンテナ群における他の種類と区別するための識別情報が各コンテナ12の駆動制御部45の記憶部に格納されているため、このように選択されたコンテナ12が搬送車本体11に装着されると、コンテナ12の各動作機器42、検知部43、駆動制御部45に関する識別情報が搬送車本体11の制御部20に通知される。これにより、コンテナ12のそれぞれの用途に応じて制御部20により各種情報の通信及び制御が実行される。本実施形態は、注文商品を配送先に配送するための無人配送車両であり、各コンテナ12の収容部41の個数に応じた商品の出し入れやドアの開閉が管理される。
図11は、本実施形態の自律搬送車両10による無人配送システム70の一実施形態の全体構成を示す概略図である。自律搬送車両10がネットワーク75を介して自律搬送車両10を管理する管理センター80に接続され、ユーザ90が有している携帯端末91aによりネットワーク75を介して商品を販売している店舗サーバ100に接続されて、注文する商品に関する商品注文情報91bが店舗サーバ100に送信される。これを受けて、店舗サーバ100から自律搬送車両10に注文を受けた商品の配送がネットワーク75を介して通知される。店舗サーバ100は、商品を保管している商品倉庫等のサーバと連携していて、商品は商品倉庫において自律搬送車両10に積み込まれてもよい。ここで、自律搬送車両10は1台に限らず複数配置されていてもよい。具体的には、注文商品を店舗から複数の注文者であるユーザ90にそれぞれ配送するには、各ユーザ90の注文に応じてそれぞれ異なる収容部41に注文商品を自動又は手動で収容し、記憶部24に設定された商品配送情報に基づいて走行部22を制御し、自動走行により移動する。そして自律搬送車両10が配送先に到着すると、ユーザ90に到着を通知する。走行中、目形状映像は、監視センサ26cが検出した画像データと距離のデータ及び/又は監視カメラ26bが撮影した映像とに基づいて自律搬送車両10の直進、左折、右折、停止等の各走行状態に合う目形状映像を出力して視線を変える制御と、目形状映像を周囲の物体の状況に応じて所定の目形状映像に変化させる制御と、によりディスプレイ27cに表示してもよい。ユーザ90は搬送車本体11の入力部に、携帯端末91aに表示された認証キー等を入力する。適正に照合されると、動作機器42の駆動制御部45に伝達され、ユーザ90の注文商品が収容された収容部41のドア41aが開錠されて開放され、ユーザ90は注文商品を受け取ることができる。
その後、収容部41内に商品が不在であることが検出されてドア41aが閉じ、再び走行部22が制御されて自律搬送車両10が自動走行により次のユーザ90の搬送先に移動する。到着後は同様にして到着を通知し、適正に認証キーにより認証されたときに収容部41のドア41aが開放されて注文商品を次のユーザ90が受け取ることができる。このような配送を注文商品が収容されている収容部41の個数分実行した後、走行部22が制御されて自動走行により所定の待機所に帰還することで配送が完了する。これにより、自律搬送車両10は、配送ロボットとして移動する方向や、道中で行き交う周囲の人、注文者、障害物の状況に応じて、前部構造部16が目、耳、口等の機能を有しているので、目形状映像を変化させたり、周囲の音声の聞き取りや適宜に音声を出したりすることができる。これにより、自律搬送車両10は、親しみやすく且つ歩行者を含む移動体や障害物との干渉に対し行き違いや摩擦などが生じ難くなる。
以上のような本実施形態の自律搬送車両10によれば、搬送車本体11の装着部17にコンテナ12を載置可能な載置部34が設けられ、コンテナ12には載置部34に対向配置される底部47が設けられ、コンテナ12を装着部17に固定する取付構造部50が搬送車本体11の載置部34とコンテナ12の底部47との対向部位に設けられている。そのため搬送車本体11の装着部17のコンテナ12を取付構造部50により着脱して交換できる。
コンテナ12を装着部17の載置部34に載置して取付構造部50により固定した状態では、搬送車本体11にコンテナ12を安定して装着できるため、自律搬送車両10が自律走行する際、周囲に取付構造部50が接触することがなく、取付構造部50の破損等を防止して安定した装着状態を保ち易いとともに、外部から取付構造部50が視認されないため外観品質を低下することもない。
そのため本実施形態によれば、各種の用途に適したコンテナ12を装着して使用し易く、用途に応じて別のコンテナ12に交換して装着することが可能な自律搬送車両10を実現できる。この実施形態の自律搬送車両では、装着部17に隣接する前方に載置部34から上方に突出した前部構造部16が設けられ、コンテナ12の前部46が前部構造部16に対向配置され、コンテナ12の略全体が前方側から前部構造部16により覆われているので、前進時にコンテナ12が周囲に接触し難く、破損等を防止して安定した装着状態を保ち易いとともに、前方側からコンテナ12が視認されないため、前部構造部16のデザインにより自律搬送車両10の外観品質を向上することもできる。
この実施形態の自律搬送車両10では、コンテナ12がそれぞれ異なる機能を有する複数種類のコンテナ群から選択される一種からなり、取付構造部50がコンテナ群に共通に構成されているので、様々な機能を有するコンテナ12を容易に交換して装着することができ、自律搬送車両10の用途を拡大できる。
この自律搬送車両10は、取付構造部50が載置部34及び底部47に互いに係脱可能な係止部51と被係止部54とを有し、載置部34上でコンテナ12をスライドさせることで係止部51と被係止部54とが係止可能である。そのためコンテナ12の荷重を載置部34に支持させた状態で係止部51と被係止部54とを係脱する作業を行うことができ、コンテナ12の交換作業が容易である。
係止部51と被係止部54とは前後に係止可能に設けられ、取付構造部50には載置部34に対してコンテナ12を前後方向に案内する第1及び第2案内部56a,56bが設けられるので、コンテナ12の荷重を載置部34に支持させた状態でコンテナ12をスライドさせることで、係止部51と被係止部54とを容易且つ確実に係止できる。
取付構造部50が、係止部51と被係止部54とが係止状態でコンテナ12の前後の移動を阻止する固定部55を有していると、固定部55によりコンテナ12を装着部17に固定することで係止部51と被係止部54との係止状態を維持することができ、少ないネジなどの固定部材によりコンテナ12を装着部に固定できる。
この自律搬送車両10は、底部47が載置部34に当接して支持される底板48を有し、係止部51及び被係止部54のうちの一方は底板48に設けられた開口48cに配置され、他方は載置部34に突出して配置される。そのためコンテナ12の載置や搬送車本体からの取外し作業の際、取付構造部50の破損を防止でき交換作業が容易である。
コンテナ12の底部47の両側縁部及び後縁部が、載置部34の両側縁部及び後縁部と接して配置され、コンテナ12の前部46が前部構造部16の後端と接して配置されていると、コンテナ12が交換可能に搬送車本体11から分離した構造であっても、外周囲にコンテナ12と搬送車本体11との間に隙間が形成されることを防止でき、搬送車本体11の内部やコンテナ12の内部への外部からの塵埃や水等の浸入が防止できる。
この実施形態の自律搬送車両10には、搬送車本体11に外部と情報を送受信可能な送受信部25が設けられ、コンテナ12に機能に応じた動作機器42と動作機器42の駆動制御部45とが設けられ、装着部17に装着されたコンテナ12と搬送車本体11との間にバッテリー21からの電力を動作機器42に給電するための給電構造61と、コンテナに関する情報を伝達可能な情報伝達構造62と、により離接可能に接続されている。そのためコンテナ群から任意に選択したコンテナ12を装着部17に装着することで、それぞれコンテナ12の機能に応じた動作制御を容易に実施することができる。
なお上記実施形態は本発明の範囲内において適宜変更可能である。例えば上記実施形態では、注文商品を配送先に配送するための自律搬送車両を例にとり、コンテナ群の各コンテナ12として冷暖保管用の複数の収容部41を設けてドアの開閉などを制御する例を説明したが、コンテナ12の機能及び構造は何ら限定されるものではない。
図12に示すように各種のコンテナ12として、例えば上部が開放されて側周囲が外向きに開放可能な側面板で囲まれたトラック荷台12d(図12(a))としたり、側面に開閉蓋を設けたフード自販機12e(図12(b))、上部が開放されて水や氷等を貯留可能なクーラーボックス12f(図12(c))や、ドリンクサーバー12g(図12(d))、買い物カゴ置き台12h(図12(e))、移動図書館用本棚又は予約者への配送用本棚12i(図12(f))、業務用ビール生樽12j(図12(g))。ゴミ収容ボックス12k(図12(h))、大きな箱の搭載台12l(図12(i))、親と一緒に移動できる自動ゆりかご12m(図12(j))など、各種のコンテナ12を設置することができる。その場合、各コンテナ12の機能を実施するために、各機能に応じた動作機器42、検知部43、駆動制御部45などが設けられて搬送車本体11のCPU23により制御されてもよい。
上記実施形態では、取付構造部50の載置部34に対してコンテナ12を前後方向に案内する第1及び第2案内部56a,56bを設け、係止部51と被係止部54とが前後に係止する例を記述したが、前後方向での係合に限らず、この取付構造部50を例えば、90度転回して左右方向で係合するように構成することは容易に設計変更できる事項である。この場合であっても、コンテナ12の荷重を載置部34に支持させた状態でコンテナ12を左右方向にスライドさせることで、自律搬送車両の前進後退又は左右転回などによっても、係止部51と被係止部54とを同様に確実に係止することができる。また上記実施形態では、係止部51を載置部34に設けるとともに被係止部54をコンテナ12の底部47に設けた例について説明したが、載置部34に被係止部54を設けコンテナ12の底部47に係止部51を設けることも可能である。コンテナ12の底板48に、開口48cを貫通孔形状に設けることも限定されるものではなく、例えば底板48の周縁から設けた切欠きなどであってもよく、コンテナ12の底部47の下側と底部47の内部とが貫通する部位であればよい。
10 自律搬送車両
11 搬送車本体
12,12a,12b コンテナ
12d~12m 各種のコンテナ
12c 上部外形カバー
12d 後部外形カバー
12e コンテナ本体
13 車輪
15 ベース部
16 前部構造部
17 装着部
20 制御部
21 バッテリー
22 走行部
23 CPU
24 記憶部
25 送受信部
26 検知部
26a IMU
26b 監視カメラ
26c 監視センサ
26d 距離センサ
26e 位置センサ
26f バンパーセンサ
27 表示部
27a 方向指示器
27b スピーカ
27c ディスプレイ
31 フレーム
32 カバー
34 載置部
35 支持プレート
36 支持突出部
41 収容部
41a ドア
42 動作機器
42a 電磁ロック
42b プランジャ
42c 他の動作機器
43 検知部
44 マイコン
45 駆動制御部
45a プリント基板
46 前部
47 底部
48 底板
48a 第1底面
48b 第2底面
48c 開口
49 内部プレート
50 取付構造部
51 係止部
51a スリット
52 取付孔
54 被係止部
54a 先端部
55 固定部
56a 第1案内部
56b 第2案内部
56c 案内突起
61 給電構造
61a 電源コネクタ
62 情報伝達構造
62a 情報伝達構造用ケーブル
70 無人配送システム
75 ネットワーク
80 管理センター
90 ユーザ
91a 携帯端末
91b 商品注文情報
100 店舗サーバ

Claims (9)

  1. 電源部と、該電源部からの電力で走行する走行部及び該走行部を自動運転制御する制御部を有する搬送車本体と、前記搬送車本体の装着部に装着されるコンテナと、を備え、
    前記装着部には、前記コンテナを載置可能な載置部が設けられ、
    前記搬送車本体の前記装着部に隣接する前方には、前部構造部が設けられ、
    前記コンテナは、前記載置部に対向配置される底部を備え、
    前記コンテナを前記装着部に着脱可能に固定する取付構造部が、前記装着部の前記載置部と前記コンテナの前記底部との対向部位に設けられている、自律搬送車両。
  2. 前記コンテナは、それぞれ異なる機能を有する複数種類のコンテナ群から選択される一種からなり、前記取付構造部は、前記コンテナ群に共通に構成されている、請求項1に記載の自律搬送車両。
  3. 前記取付構造部は、前記載置部及び前記底部に互いに係脱可能な係止部と被係止部とを有し、前記載置部上で前記コンテナをスライドさせることで前記係止部と前記被係止部とが係止可能である、請求項1又は2に記載の自律搬送車両。
  4. 前記係止部と前記被係止部とは前後又は左右に係止可能に設けられ、前記取付構造部には前記載置部に対して前記コンテナを前後方向又は左右方向に案内する案内部が設けられている、請求項3に記載の自律搬送車両。
  5. 前記取付構造部は、前記係止部と前記被係止部とが係止状態で前記コンテナの前後の移動を阻止する固定部を有している、請求項4に記載の自律搬送車両。
  6. 前記コンテナの底部は前記載置部に当接して支持される底板を有し、前記係止部及び前記被係止部のうちの一方は前記底板に設けられた開口に配置され、他方は前記載置部に突出して配置されている、請求項3乃至5の何れか一つに記載の自律搬送車両。
  7. 前記コンテナの前記底部の両側縁部及び後縁部が前記載置部の両側縁部及び後縁部と接して配置されるとともに、前記コンテナの前部が前記前部構造部の後部と接して配置されている、請求項1乃至6の何れか一つに記載の自律搬送車両。
  8. 前記搬送車本体には、外部と情報を送受信可能な送受信部が設けられ、
    前記コンテナには、前記それぞれの機能に応じた動作機器と、該動作機器の駆動制御部と、が設けられ、
    前記装着部に装着された前記コンテナと前記搬送車本体との間には、前記電源部からの電力を前記動作機器に給電するための給電構造と、前記コンテナに関する情報を前記制御部との間で伝達可能な情報伝達構造と、により離接可能に接続されている、請求項1乃至7の何れか一つに記載の自律搬送車両。
  9. 前記コンテナには、コンテナ群における他の種類と区別するための識別情報を有する荷台識別部が駆動制御部の記憶部に格納され、前記制御部は、前記識別情報に基づいて機能に応じた処理を実施する、請求項2に記載の自律搬送車両。
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