JP2023064869A - シート製造装置の制御方法、およびシート製造装置 - Google Patents

シート製造装置の制御方法、およびシート製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シートの製造を停止させた後に、湿気によって錆が発生したり雑菌が繁殖したりする可能性を小さくすることができるシート製造装置の制御方法を提供する。【解決手段】シートを製造するシート製造装置に、前記シートの製造を停止させる停止信号を入力する停止信号入力工程と、前記停止信号入力工程の後に、前記シート製造装置のブロワーを制御して、前記シート製造装置の所定エリアを乾燥させる乾燥工程と、を含む、シート製造装置の制御方法。【選択図】図2

Description

本発明は、シート製造装置の制御方法、およびシート製造装置に関する。
シートを製造するためのシート製造装置が知られている。例えば特許文献1には、水を用いて装置を洗浄する紙処理装置が記載されている。
特開2020-143398号公報
しかしながら、上記のように水を用いる紙処理装置では、シートの製造を停止させた後に、装置内の湿気によって、錆が発生したり、雑菌が繁殖したりする場合があった。
本発明に係るシート製造装置の制御方法の一態様は、
シートを製造するシート製造装置に、前記シートの製造を停止させる停止信号を入力する停止信号入力工程と、
前記停止信号入力工程の後に、前記シート製造装置のブロワーを制御して、前記シート製造装置の所定エリアを乾燥させる乾燥工程と、
を含む。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
シートを製造する製造部と、
前記製造部を制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記製造部の稼働を停止させる停止信号を受け付けた場合に、前記製造部のブロワーを制御して、前記製造部の所定エリアを乾燥する処理を行う。
第1実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第1本実施形態に係るシート製造装置の制御方法を説明するためのフローチャート。 第1実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第2実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第2本実施形態に係るシート製造装置の制御方法を説明するためのフローチャート。 第2実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第2実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第3実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 第3本実施形態に係るシート製造装置の制御方法を説明するためのフローチャート。 第4実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. 第1実施形態
1.1. シート製造装置
1.1.1. 全体の構成
まず、第1実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
シート製造装置100は、図1に示すように、製造部110と、制御部170と、を含む。製造部110は、シートSを製造する。製造部110は、例えば、供給部10と、粗砕部12と、解繊部20と、選別部30と、第1ウェブ形成部40と、第1水分付与部44と、回転体47と、混合部50と、堆積部60と、第2ウェブ形成部70と、第2水分付与部74と、搬送機構77と、シート形成部80と、切断部90と、排出受け部94と、加湿器120と、を含む。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。供給部10によって供給される原料は、例えば、古紙やパルプシートなどの繊維を含む。図示の例では、原料は、搬送ローラー11を介して、粗砕部12に搬送される。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、大気中等の気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。図示の例では、粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断する。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕部12によって裁断された原料は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送される。管2には、ブロワー102が設けられている。ブロワー102は、裁断された原料を解繊部20に送る気流を発生させる。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、さらに、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能を有している。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止剤、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態、すなわち独立した状態で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態、すなわちダマを形成している状態で存在してもよい。
解繊部20は、乾式で解繊を行う。ここで、液体中ではなく、大気中等の気中において、解繊や堆積等の処理を行うことを乾式と称する。解繊部20としては、例えば、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生させる気流によって、導入口22から原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、解繊物を排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、選別部30に移送される。
なお、解繊部20から選別部30に解繊物を搬送させるための気流は、解繊部20が発生させる気流を利用してもよいし、さらに、管3にブロワー103を設け、ブロワー103が発生させる気流を利用してもよい。
選別部30は、解繊部20により解繊された解繊物を導入口32から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部30は、例えば、ドラム部31と、ドラム部31を収容するハウジング部33と、を有している。ドラム部31としては、例えば、篩を用いる。ドラム部31は、網を有する。ドラム部31は、導入された解繊物を、網を通過する第1選別物と、網を通過しない第2選別物と、に分けることができる。第1選別物は、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子である。第2選別物は、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマである。第1選別物は、管4および管5を介して、堆積部60に移送される。第2選別物は、排出口34から管6を介して、解繊部20に戻される。具体的には、ドラム部31は、モーターによって回転駆動される円筒の篩である。ドラム部31の網としては、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
第1ウェブ形成部40は、選別部30を通過した第1選別物を、管5に搬送する。第1ウェブ形成部40は、例えば、メッシュベルト41と、張架ローラー42と、サクション機構43と、を有している。
メッシュベルト41には、選別部30の開口を通過した第1選別物が堆積される。メッシュベルト41は、張架ローラー42によって張架され、通過物を通し難く空気を通す構成となっている。メッシュベルト41は、張架ローラー42が自転することによって移動する。メッシュベルト41が連続的に移動しながら、選別部30を通過した第1選別物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト41上にウェブVが形成される。
サクション機構43は、メッシュベルト41の下方に設けられている。サクション機構43は、下方に向く気流を発生させる。サクション機構43によって、選別部30により空気中に分散された第1選別物をメッシュベルト41上に吸引することができる。これにより、選別部30からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構43によって、第1選別物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、選別部30および第1ウェブ形成部40を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブVが形成される。
第1水分付与部44は、メッシュベルト41上のウェブVに水分を付与する。第1水分付与部44は、例えば、ミスト加湿器45と、サクション機構46と、を有している。ミスト加湿器45は、水をミスト状にしてメッシュベルト41上のウェブVに水分を付与する。ミスト加湿器45は、例えば、超音波式の加湿器である。サクション機構46は、メッシュベルト41の下方に設けられている。サクション機構46は、下方に向く気流を発生させる。サクション機構46によって、ミスト加湿器45からの水分を効率よくウェブVに付与することができる。ウェブVを通り抜けた水分は、管7を介して外部に排出される。管7には、ブロワー107が設けられている。ブロワー107は、水分を外部に排出させるための気流を発生させる。水分が付与されたウェブVは、管5へ投入され、堆積部60へと搬送される。
回転体47は、管5に設けられている。回転体47は、ウェブVを切断する。図示の例では、回転体47は、基部48と、基部48から突出している突部49と、を有している。突部49は、例えば、板状の形状を有している。図示の例では、突部49は4つ設けられ、4つの突部49が等間隔に設けられている。基部48が回転することにより、突部49は、基部48を軸として回転する。回転体47によってウェブVを切断することにより、例えば、堆積部60に供給される単位時間当たりの解繊物の量の変動を小さくすることができる。
回転体47は、突部49がウェブVと接触可能な位置であって、ウェブVが堆積されるメッシュベルト41と接触しない位置に設けられている。これにより、メッシュベルト41が突部49によって磨耗することを抑制することができる。突部49とメッシュベルト41との間の最短距離は、例えば、0.05mm以上0.5mm以下である。
混合部50は、選別部30を通過した第1選別物と、添加物と、を混合する。混合部50は、例えば、添加物を供給する添加物供給部52と、第1選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロワー56と、を有している。管54は、管5と連続している。
混合部50では、ブロワー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送する。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS(Acrylonitrile Styrene)樹脂、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートSの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集や樹脂の凝集を抑制するための凝集抑制剤、繊維等を燃え難くするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。堆積部60は、解繊物を乾式で堆積させ、ウェブWを形成する。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、第2ウェブ形成部70に、解繊物と添加物との混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60は、例えば、ドラム部61と、ドラム部61を収容するハウジング部63と、を有している。ドラム部61としては、回転する円筒の篩を用いる。ドラム部61は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子を降らせる。ドラム部61の構成は、例えば、ドラム部31の構成と同じである。
なお、ドラム部61の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、ドラム部61として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、ドラム部61は、ドラム部61に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
第2ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物が堆積されて、ウェブWを形成する。第2ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト71と、張架ローラー72と、サクション機構73と、を有している。
メッシュベルト71には、堆積部60の開口を通過した通過物が堆積される。メッシュベルト71は、張架ローラー72によって張架され、通過物を通し難く空気を通す構成となっている。メッシュベルト71は、張架ローラー72が自転することによって移動する。メッシュベルト71が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト71上にウェブWが形成される。
サクション機構73は、メッシュベルト71の下方に設けられている。サクション機構73は、下方に向く気流を発生させる。サクション機構73によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト71上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構73によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60および第2ウェブ形成部70を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。
なお、堆積部60の開口を通過した通過物であって、かつメッシュベルト71の開口を通過した通過物は、管8を通って、管2に戻される。管8には、ブロワー108が設けられている。ブロワー108は、通過物を管2に戻すための気流を発生させる。
第2水分付与部74は、メッシュベルト71上のウェブWに水分を付与する。第2水分付与部74は、例えば、ミスト加湿器75と、サクション機構76と、を有している。ミスト加湿器75は、水をミスト状にしてメッシュベルト71上のウェブWに水分を付与する。ミスト加湿器75は、例えば、超音波式の加湿器である。サクション機構76は、メッシュベルト71の下方に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流を発生させる。サクション機構76によって、ミスト加湿器75からの水分を効率よくウェブWに付与することができる。ウェブWを通り抜けた水分は、管9を介して外部に排出される。管9には、ブロワー109が設けられている。ブロワー109は、水分を外部に排出させるための気流を発生させる。
搬送機構77は、水分が付与されたウェブWを、第2ウェブ形成部70からシート形成部80に搬送する。搬送機構77は、例えば、メッシュベルト77aと、張架ローラー77bと、サクション機構77cと、を有している。
メッシュベルト77aは、ウェブWの上面と接触する。メッシュベルト77aは、張架ローラー77bによって張架されている。メッシュベルト77aは、張架ローラー77bが自転することによって移動する。
サクション機構77cは、メッシュベルト77aの上方に設けられている。サクション機構77cは、上方に向く気流を発生させる。サクション機構77cによってウェブWは、メッシュベルト71から離れてメッシュベルト77aに接触し、メッシュベルト77aによってシート形成部80に搬送される。管13は、サクション機構77cに接続されている。管13には、上方に向けて気流を発生させるブロワー113が設けられている。
シート形成部80は、メッシュベルト71に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを形成する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合わされた混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物を介して結着することができる。
シート形成部80は、例えば、ウェブWを加圧する加圧部82と、加圧部82により加圧されたウェブWを加熱する加熱部84と、を有している。
加圧部82は、一対のカレンダーローラー83を有している。一対のカレンダーローラー83は、ウェブWに対して圧力を加える。ウェブWは、加圧されることにより厚さが小さくなり、かさ密度が高められる。
加熱部84は、一対の加熱ローラー85を有している。一対の加熱ローラー85は、ウェブWを加熱する。加熱部84を加熱ローラー85として構成することにより、加熱部84を板状のプレス装置として構成する場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。カレンダーローラー83と加熱ローラー85は、例えば、回転軸が互いに平行になるように配置される。カレンダーローラー83は、加熱ローラー85によってウェブWに印加される圧力よりも高い圧力をウェブWに印加することができる。なお、カレンダーローラー83や加熱ローラー85の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する。切断部90によって、所定のサイズの単票のシートSが成形される。単票のシートSは、複数の搬送ローラー92を介して、排出受け部94に排出される。なお、搬送ローラー92の数は、特に限定されない。
1.1.2. 加湿器等
シート製造装置100の製造部110は、例えば、加湿器120を含む。さらに、シート製造装置100の製造部110は、例えば、第1接続管140と、分岐管142と、第1ブロワー150と、第2ブロワー152と、湿度センサー160と、を含む。
加湿器120は、例えば、水分の気化を利用する気化式加湿器である。加湿器120は、シート製造装置100の所定エリア130を加湿する。加湿器120は、例えば、複数設けられている。図示の例では、加湿器120は、加湿器120a,120b,120cとして、3つ設けられている。加湿器120a,120b,120cは、例えば、所定の方向に並んで設けられている。
加湿器120によって加湿される所定エリア130は、例えば、原料を粗砕する粗砕エリア132、粗砕され解繊された解繊物を選別する選別エリア134、選別された解繊物を堆積させてシートSを形成するシート形成エリア136、または、形成されたシートSを切断する切断エリア138である。
粗砕エリア132は、粗砕部12と、筐体133と、を有している。筐体133は、粗砕部12を収容している。選別エリア134は、選別部30と、第1ウェブ形成部40と、筐体135と、を有している。筐体135は、選別部30および第1ウェブ形成部40を収容している。シート形成エリア136は、堆積部60と、第2ウェブ形成部70と、シート形成部80と、筐体137と、を有している。筐体137は、堆積部60、第2ウェブ形成部70、およびシート形成部80を収容している。切断エリア138は、切断部90と、筐体139と、を有している。筐体139は、切断部90を収容している。
第1接続管140は、加湿器120と、所定エリア130と、を接続している。第1接続管140は、複数設けられている。図示の例では、第1接続管140は、第1接続管140a,140b,140c,140dとして、4つ設けられている。
第1接続管140aは、加湿器120aと粗砕エリア132とを接続している。第1接続管140bは、加湿器120aと切断エリア138とを接続している。第1接続管140cは、加湿器120bとシート形成エリア136とを接続している。第1接続管140dは、加湿器120cと選別エリア134とを接続している。さらに、加湿器120cは、接続管141によって管5と接続されている。
分岐管142は、第1ブロワー150と第2ブロワー152との間の第1接続管140から分岐している。換言すると、分岐管142は、第1接続管140の第1ブロワー150と第2ブロワー152との間の部分から分岐している。シート製造装置100は、分岐管142から外気を吸引することができる。
第1ブロワー150および第2ブロワー152は、第1接続管140に設けられている。第1ブロワー150は、第1接続管140の経路において、第2ブロワー152よりも加湿器120側に位置している。図示の例では、第1ブロワー150は、第1接続管140の加湿器120との接続部に設けられている。第2ブロワー152は、第1接続管140の経路において、第1ブロワー150よりも所定エリア130側に位置している。第1ブロワー150および第2ブロワー152が駆動された状態で、加湿器120は、所定エリア130に水分を送り込んで、所定エリア130を加湿することができる。
湿度センサー160は、所定エリア130に設けられている。図示の例では、湿度センサー160は、筐体133,135,139内に1つずつ設けられ、筐体137内に2つ設けられている。筐体137内に設けられた2つの湿度センサー160のうち一方は、堆積部60側に設けられ、他方は、加熱部84側に設けられている。湿度センサー160は、所定エリア130の湿度を検出する。湿度センサー160は、さらに、所定エリア130の温度を検出可能に構成されていてもよい。なお、シート形成エリア136は、堆積部60および加圧部82を有するエリアと、加熱部84を有するエリアと、に分断されていてもよい。
1.1.3. 制御部
シート製造装置100は、制御部170を含む。制御部170は、例えば、プロセッサーと、主記憶装置と、外部との信号の入出力を行う入出力インターフェースと、を有するコンピューターによって構成されている。制御部170は、例えば、主記憶装置に読み込んだプログラムをプロセッサーが実行することによって、種々の機能を発揮する。具体的には、制御部170は、シート製造装置100の製造部110を制御する。なお、制御部170は、コンピューターではなく、複数の回路の組み合わせによって構成されてもよい。
1.2. シート製造装置の制御方法
次に、第1実施形態に係るシート製造装置100の制御方法について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るシート製造装置100の制御方法を説明するためのフローチャートである。
ユーザーは、シートSを製造するシート製造装置100に、シートSの製造を停止させる停止信号を入力する。具体的には、ユーザーは、図示せぬ操作部を操作して、制御部170に製造部110の稼働を停止させる停止信号を入力する。停止信号は、例えば、希望停止時間に関する情報を含む。希望停止時間とは、停止信号が制御部170に入力されてから、製造部110の稼働が停止されるまでの、ユーザーが希望する時間である。操作部は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなどによって構成されている。制御部170は、停止信号を受け付けた場合に処理を開始する。
まず、制御部170は、図2に示すように、供給部10に原料の供給を停止させる処理を行う(ステップS10)。
次に、制御部170は、所定エリア130に設けられた湿度センサー160の検出値に基づいて、所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する処理を行う(ステップS11)。
具体的には、制御部170は、湿度センサー160の検出値を取得し、取得した湿度センサー160の検出値が所定値以下の場合、所定エリア130の乾燥は必要ないと判定し、湿度センサー160の検出値が所定値より大きい場合、所定エリア130の乾燥は必要であると判定する。所定エリア130が複数ある場合、制御部170は、複数の所定エリア130の各々に対して、所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する。
所定エリア130の乾燥が必要であると判定した場合(ステップS11で「YES」)、制御部170は、湿度センサー160の検出値に基づいて、所定エリア130の乾燥に要する乾燥時間を算出する処理を行う(ステップS12)。
具体的には、図示せぬ記憶部に、湿度センサー160の検出値と所定エリア130の乾燥時間との関係示すテーブルが記憶されており、制御部170は、該テーブルに取得した湿度センサー160の検出値を対応させて、所定エリア130の乾燥に要する時間を算出する。
次に、制御部170は、算出した時間を、図示せぬ表示部に表示させる処理を行う(ステップS13)。ユーザーは、表示部を視認することにより、乾燥時間を知ることができる。表示部は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、EPD(Electrophoretic Display)、タッチパネル型ディスプレイなどで構成されている。
次に、制御部170は、第1ブロワー150および第2ブロワー152を制御して、外気により所定エリア130を乾燥させる処理を行う(ステップS14)。
具体的には、制御部170は、図3に示すように、第1ブロワー150の駆動を停止させた状態で第2ブロワー152を駆動させることにより、分岐管142から供給される外気を所定エリア130に送風させる。当該外気によって、所定エリア130は、乾燥される。ステップS14を行う前では、第1ブロワー150および第2ブロワー152は、駆動している状態であってもよいし、駆動が停止された状態であってもよい。
なお、図3は、シート製造装置100を模式的に示す断面図であって、シート製造装置100の制御方法を説明するための図である。図3では、分岐管142から供給される外気の流れを矢印A1で示している。また、図3では、駆動が停止された第1ブロワー150を、〇の中に×を付して示している。
次に、制御部170は、所定エリア130の乾燥を終了させるか否か判定する処理を行う(ステップS15)。
具体的には、制御部170は、湿度センサー160の検出値を取得し、取得した湿度センサー160の検出値が所定値以下の場合、所定エリア130の乾燥を終了させると判定し、取得した湿度センサー160の検出値が所定値より大きい場合、所定エリア130の乾燥を終了させないと判定する。ステップS15において、「所定値」は、外気の湿度であってもよい。
所定エリア130の乾燥を終了させないと判定した場合(ステップS15で「NO」)、制御部170は、ステップS15で取得した湿度センサー160の検出値に基づいて、第2ブロワー152の出力を調整する処理を行う(ステップS16)。
具体的には、制御部170は、記憶部に記憶されているテーブルに取得した湿度センサー160を対応させ、ステップS13において表示部に表示させた時間内に所定エリア130の乾燥が終了するか否か判定する。表示部に表示させた時間内に所定エリア130の乾燥が終了しないと判定した場合、制御部170は、第2ブロワー152の出力を上げる。表示部に表示させた時間内に所定エリア130の乾燥が終了すると判定した場合、制御部170は、第2ブロワー152の出力を維持する。制御部170は、ステップS15において所定エリア130の乾燥を終了させると判定するまで、ステップS15とステップS16とを繰り返す。
所定エリア130の乾燥を終了させると判定した場合(ステップS15で「YES」)、制御部170は、第2ブロワー152の駆動を停止させる処理を行う(ステップS17)。所定エリア130が複数ある場合、全ての所定エリア130において乾燥を終了させると判定した場合に、制御部170は、第2ブロワー152の駆動を停止させる。
次に、制御部170は、停止信号が入力されてから希望停止時間が経過したか否か判定する処理を行う(ステップS18)。
停止信号が入力されてから希望停止時間が経過したと判定した場合(ステップS18で「YES」)、制御部170は、製造部110の稼働を停止させる処理を行う(ステップS19)。制御部170は、例えば、製造部110にシートSを製造するための原料が残っている場合であっても、製造部110の稼働を停止させる。そして、制御部170は、処理を終了する。
停止信号が入力されてから希望停止時間が経過していないと判定した場合(ステップS18で「NO」)、制御部170は、製造部110に原料が残っているか否か判定する処理を行う(ステップS20)。製造部110は、例えば、原料を検出する図示せぬセンサーを有しており、制御部170は、該センサーの検出結果に基づいて、製造部110に原料が残っているか否か判定する。
製造部110に原料が残っていると判定した場合(ステップS20で「YES」)、制御部170は、処理をステップS18に戻す。制御部170は、ステップS18において希望停止時間が経過したと判定するまで、ステップS18とステップS20とを繰り返す。
製造部110に原料が残っていないと判定した場合(ステップS20で「NO」)、制御部170は、ステップS19に移行する。そして、制御部170は、処理を終了する。
所定エリア130の乾燥が必要でないと判定した場合(ステップS11で「NO」)、制御部170は、ステップS18に移行する。そして、制御部170は、ステップS19を行った後に、処理を終了する。
1.3. 作用効果
シート製造装置100の制御方法では、シートSを製造するシート製造装置100に、シートSの製造を停止させる停止信号を入力する停止信号入力工程と、停止信号入力工程の後に、シート製造装置100のブロワー150,152を制御して、シート製造装置100の所定エリア130を乾燥させる乾燥工程と、を含む。そのため、シート製造装置100の制御方法では、シートSの製造を停止させた後に、シート製造装置100内の湿気を低減することができる。その結果、シートSの製造を停止させた後に、湿気によって錆が発生したり雑菌が繁殖したりする可能性を小さくすることができる。
シート製造装置100の制御方法では、所定エリア130に設けられた湿度センサー160の検出値に基づいて、所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する判定工程を含み、判定工程において所定エリア130の乾燥が必要と判定した場合に、乾燥工程を行う。そのため、シート製造装置100の制御方法では、所定エリア130の乾燥が必要な場合にのみ乾燥工程を行うので、判定工程を含まずに常に乾燥工程を行う場合に比べて、省電力化を図ることができる。なお、所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する判定工程を含まず、停止信号が入力された場合は、常に乾燥工程を行うように、シーケンスが組み込まれていてもよい。
シート製造装置100の制御方法では、湿度センサー160の検出値に基づいて、乾燥工程に要する時間を算出する工程を含む。そのため、シート製造装置100の制御方法では、ユーザーに、乾燥工程に要する時間を知らせることができる。
シート製造装置100の制御方法では、シート製造装置100は、所定エリア130を加湿する加湿器120と、加湿器120と所定エリア130とを接続する第1接続管140と、を含む。さらに、シート製造装置100は、第1接続管140に設けられた第1ブロワー150と、第1接続管140に設けられ、第1接続管140の経路において第1ブロワー150よりも所定エリア130側に位置する第2ブロワー152と、第1ブロワー150と第2ブロワー152との間の第1接続管140から分岐する分岐管142と、を含む。そのため、シート製造装置100の制御方法では、所定エリア130を加湿器120で加湿することができる。これにより、例えば、静電気によって繊維がシート製造装置100に付着することを抑制することができる。
シート製造装置100の制御方法では、乾燥工程において、第1ブロワー150の駆動を停止させた状態で第2ブロワー152を駆動させることにより、分岐管142から供給される外気を所定エリア130に送風させる。そのため、シート製造装置100の制御方法では、外気によって所定エリア130を乾燥させることができる。
シート製造装置100の制御方法では、所定エリア130は、原料を粗砕する粗砕エリア132、粗砕され解繊された解繊物を選別する選別エリア134、選別された解繊物を堆積させてシートSを形成するシート形成エリア136、またはシートSを切断する切断エリア138である。そのため、シート製造装置100の制御方法では、粗砕エリア132、選別エリア134、シート形成エリア136、および切断エリア138のうちの少なくとも1つを乾燥させることができる。
2. 第2実施形態
2.1. シート製造装置
次に、第2実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図4は、第2実施形態に係るシート製造装置200を模式的に示す図である。
以下、第2実施形態に係るシート製造装置200において、上述した第1実施形態に係るシート製造装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
シート製造装置200では、図4に示すように、製造部110は、第2接続管144を含む点において、上述したシート製造装置100と異なる。
第2接続管144は、サクション機構43と、加湿器120aとを接続している。サクション機構43は、解繊部20で発生した熱を吸引する吸引部である。解繊部20は、原料を解繊する際に熱を発生する。解繊部20は、例えば、シート製造装置100において、最も高温となる部分である。
2.2. シート製造装置の制御方法
次に、第2実施形態に係るシート製造装置200の制御方法について、図面を参照しながら説明する。図5は、第2実施形態に係るシート製造装置200の制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下、第2実施形態に係るシート製造装置200の制御方法において、上述した第1実施形態に係るシート製造装置100の制御方法と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略または簡略する。
図5に示す原料の供給を停止させる処理(ステップS30)、所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する処理(ステップS31)、乾燥時間を算出する処理(ステップS32)、および乾燥時間を表示させる処理(ステップS33)は、それぞれ、上述したステップS10~S13と基本的に同じである。
次に、制御部170は、図6に示すように、第2ブロワー152の駆動を停止させた状態で第1ブロワー150を駆動させることにより、加湿器120内の水分を分岐管142から排出させる処理を行う(ステップS34)。ステップS34を行う前では、第1ブロワー150および第2ブロワー152は、駆動している状態であってもよいし、駆動が停止された状態であってもよい。ステップS34によって、サクション機構43で吸引された解繊部20の熱は、加湿器120aに送られる。例えば、加湿器120bは、加湿器120aと連通しており、加湿器120cは、加湿器120bと連通している。そのため、サクション機構43で吸引された解繊部20の熱を、加湿器120a,120b,120cに送ることができる。
なお、図6は、シート製造装置200を模式的に示す断面図であって、シート製造装置200の制御方法を説明するための図である。図6では、加湿器120内の水分の流れを矢印A2で示している。また、図6では、駆動が停止された第2ブロワー152を、〇の中に×を付して示している。
次に、制御部170は、第1ブロワー150および第2ブロワー152を制御して、所定エリア130を乾燥させる処理を行う(ステップS35)。
具体的には、制御部170は、図7に示すように、第1ブロワー150および第2ブロワー152を駆動させることにより、サクション機構43で吸引された解繊部20の熱を、所定エリア130に送る。当該熱によって、所定エリア130は、乾燥される。
なお、図7は、シート製造装置200を模式的に示す図であって、シート製造装置200の制御方法を説明するための図である。図7では、サクション機構43で吸引された解繊部20の熱を矢印A3で示している。
次に、制御部170は、所定エリア130の乾燥を終了させるか否か判定する処理を行う(ステップS36)。ステップS36は、上述したステップS15と基本的に同じである。
所定エリア130の乾燥を終了させないと判定した場合(ステップS36で「NO」)、制御部170は、湿度センサー160の検出値を取得し、取得した湿度センサー160の検出値に基づいて、第1ブロワー150および第2ブロワー152の出力を調整する処理を行う(ステップS37)。制御部170は、ステップS36において所定エリア130の乾燥を終了させると判定するまで、ステップS36とステップS37とを繰り返す。
所定エリア130の乾燥を終了させると判定した場合(ステップS36で「YES」)、制御部170は、第1ブロワー150および第2ブロワー152の駆動を停止させる処理を行う(ステップS38)。
以下、希望停止時間が経過したか否か判定する処理(ステップS39)、製造部110の稼働を停止させる処理(ステップS40)、製造部110内にシートSの原料が残っているか否か判定する処理(ステップS41)は、それぞれ、上述したステップS18~S20と基本的に同じである。
2.3. 作用効果
シート製造装置200の制御方法では、シート製造装置200は、原料を解繊する解繊部20と、解繊部20で発生した熱を吸引するサクション機構43と、サクション機構43と加湿器120とを接続する第2接続管144と、を含み、加湿器120は、水分の気化を利用する気化式加湿器である。そのため、シート製造装置200の制御方法では、解繊部20で発生した熱を、加湿器120に送ることができる。これにより、加湿器120において水分を気化させることによって奪われる熱を、補填することができる。
シート製造装置200の制御方法では、乾燥工程の前に、第2ブロワー152の駆動を停止させた状態で第1ブロワー150を駆動させることにより、加湿器120内の水分を分岐管142から排出させる工程を含み、乾燥工程では、第1ブロワー150および第2ブロワー152を駆動させることにより、サクション機構43で吸引された熱を、所定エリア130に送る。そのため、シート製造装置200の制御方法では、解繊部20で発生した熱によって、所定エリア130を乾燥させることができる。
3. 第3実施形態
3.1. シート製造装置
次に、第3実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図8は、第3実施形態に係るシート製造装置300を模式的に示す図である。
以下、第3実施形態に係るシート製造装置300において、上述した第1実施形態に係るシート製造装置100および第2実施形態に係るシート製造装置200の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
シート製造装置300では、図8に示すように、製造部110は、環境湿度センサー162を含む点において、上述したシート製造装置200と異なる。
環境湿度センサー162は、所定エリア130外に設けられている。環境湿度センサー162は、所定エリア130外の環境湿度を検出する。環境湿度センサー162は、さらに、環境温度を検出可能に構成されていてもよい。
3.2. シート製造装置の制御方法
次に、第3実施形態に係るシート製造装置300の制御方法について、図面を参照しながら説明する。図9は、第3実施形態に係るシート製造装置300の制御方法を説明するためのフローチャートである。
以下、第3実施形態に係るシート製造装置300の制御方法において、上述した第1実施形態に係るシート製造装置100の制御方法および第2実施形態に係るシート製造装置200の制御方法と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略または簡略する。
図9に示す原料の供給を停止させる処理(ステップS50)、および所定エリア130の乾燥が必要か否か判定する処理(ステップS51)は、それぞれ、上述したステップS10,S11と基本的に同じである。
次に、制御部170は、図9に示すように、選別エリア134に設けられた湿度センサー160の検出値が、環境湿度を検出する環境湿度センサー162の検出値よりも高いか否か判定する処理を行う(ステップS55)。
具体的には、制御部170は、選別エリア134に設けられた湿度センサー160の検出値と、環境湿度センサー162の検出値と、を取得し、取得した湿度センサー160の検出値が、取得した環境湿度センサー162の検出値よりも高いか否か判定する。
湿度センサー160の検出値が環境湿度センサー162の検出値よりも高いと判定した場合(ステップS52で「YES」)、制御部170は、パターン1で乾燥する処理を行う(ステップS53)。具体的には、制御部170は、図2で示すステップS12~S17の処理を行う。これにより、外気で所定エリア130を乾燥させることができる。
湿度センサー160の検出値が環境湿度センサー162の検出値よりも高くないと判定した場合(ステップS52で「NO」)、制御部170は、パターン2で乾燥する処理を行う(ステップS53)。具体的には、制御部170は、図5で示すステップS32~S38の処理を行う。これにより、解繊部20で発生した熱で所定エリア130を乾燥させることができる。
以下、希望停止時間が経過したか否か判定する処理(ステップS55)、製造部110の稼働を停止させる処理(ステップS56)、製造部110内にシートSの原料が残っているか否か判定する処理(ステップS57)は、それぞれ、上述したステップS18~S20と基本的に同じである。
3.3. 作用効果
シート製造装置300の制御方法では、判定工程の後であって乾燥工程の前に、湿度センサー160の検出値が、環境湿度を検出する環境湿度センサー162の検出値よりも高いか否か判定する湿度判定工程を含む。湿度判定工程において、湿度センサー160の検出値が、環境湿度センサー162の検出値よりも高いと判定した場合は、乾燥工程において、外気で所定エリア130を乾燥させ、湿度判定工程において、湿度センサー160の検出値が、環境湿度センサー162の検出値よりも高くないと判定した場合は、乾燥工程において、解繊部20で発生した熱で所定エリア130を乾燥させる。そのため、シート製造装置300の制御方法では、効率よく所定エリア130を乾燥させることができる。
4. 第4実施形態
4.1. シート製造装置
次に、第4実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図10は、第4実施形態に係るシート製造装置400を模式的に示す図である。
以下、第4実施形態に係るシート製造装置400において、上述した第1実施形態に係るシート製造装置100および第2実施形態に係るシート製造装置200の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
シート製造装置400では、図10に示すように、製造部110は、ヒーター180を有している点において、上述したシート製造装置200と異なる。
ヒーター180は、図10に示すように、加湿器120内に設けられている。ヒーター180は、加湿器120の図示せぬ吸引部とフィルターとの間に設けられていてもよい。ヒーター180としては、特に限定されないが、例えば、セラミックヒーター、カーボンヒーター、ハロゲンヒーター、シーズヒーターなどを用いる。
4.2. シート製造装置の制御方法
次に、第4実施形態に係るシート製造装置400の制御方法について説明する。第4実施形態に係るシート製造装置400の制御方法は、上述した図5に示す第2実施形態に係るシート製造装置200の制御方法において、ステップS34で第1ブロワー150を駆動させると同時にヒーター180を駆動させ、ステップS38で第1ブロワー150および第2ブロワー152の駆動を停止させると同時にヒーター180の駆動を停止させること以外は、シート製造装置200の制御方法と、基本的に同様である。したがって、その詳細な説明を省略する。
4.3. 作用効果
シート製造装置400では、製造部110は、所定エリア130を加湿する加湿器120と、加湿器120内に設けられたヒーター180と、を有する。そのため、シート製造装置400では、加湿器120内の水分を分岐管142から排出させる際に、ヒーター180の熱によって加湿器120内の濡れている部分を効率的に乾燥させることができる。さらに、解繊部20で発生した熱を所定エリア130に送る際に、ヒーター180の熱を所定エリア130に送ることにより、所定エリア130が結露したとしても、結露によって濡れた部分を効率的に乾燥させることができる。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成、例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
上述した実施形態および変形例から以下の内容が導き出される。
シート製造装置の制御方法の一態様は、
シートを製造するシート製造装置に、前記シートの製造を停止させる停止信号を入力する停止信号入力工程と、
前記停止信号入力工程の後に、前記シート製造装置のブロワーを制御して、前記シート製造装置の所定エリアを乾燥させる乾燥工程と、
を含む。
このシート製造装置の制御方法によれば、シートの製造を停止させた後に、湿気によって錆が発生したり雑菌が繁殖したりする可能性を小さくすることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記所定エリアに設けられた湿度センサーの検出値に基づいて、前記所定エリアの乾燥が必要か否か判定する判定工程を含み、
前記判定工程において前記所定エリアの乾燥が必要と判定した場合に、前記乾燥工程を行ってもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、所定エリアの乾燥が必要な場合にのみ乾燥工程を行うので、判定工程を含まずに常に乾燥工程を行う場合に比べて、省電力化を図ることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記湿度センサーの検出値に基づいて、前記乾燥工程に要する時間を算出する工程を含んでもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、ユーザーに、乾燥工程に要する時間を知らせることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記シート製造装置は、
前記所定エリアを加湿する加湿器と、
前記加湿器と前記所定エリアとを接続する第1接続管と、
前記第1接続管に設けられた前記ブロワーとしての第1ブロワーと、
前記第1接続管に設けられ、前記第1接続管の経路において前記第1ブロワーよりも前記所定エリア側に位置する前記ブロワーとしての第2ブロワーと、
前記第1ブロワーと前記第2ブロワーとの間の前記第1接続管から分岐する分岐管と、
を含んでもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、所定エリアを加湿器で加湿することができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記乾燥工程では、前記第1ブロワーの駆動を停止させた状態で前記第2ブロワーを駆動させることにより、前記分岐管から供給される外気を前記所定エリアに送風させてもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、外気によって所定エリアを乾燥させることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記シート製造装置は、
原料を解繊する解繊部と、
前記解繊部で発生した熱を吸引する吸引部と、
前記吸引部と前記式加湿器とを接続する第2接続管と、
を含み、
前記加湿器は、水分の気化を利用する気化式加湿器であってもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、加湿器において水分を気化させることによって奪われる熱を、補填することができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記乾燥工程の前に、前記第2ブロワーの駆動を停止させた状態で前記第1ブロワーを駆動させることにより、前記式加湿器内の水分を前記分岐管から排出させる工程を含み、
前記乾燥工程では、前記第1ブロワーおよび前記第2ブロワーを駆動させることにより、前記吸引部で吸引された前記熱を、前記所定エリアに送ってもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、解繊部で発生した熱によって、所定エリアを乾燥させることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記判定工程の後であって前記乾燥工程の前に、前記湿度センサーの検出値が、環境湿度を検出する環境湿度センサーの検出値よりも高いか否か判定する湿度判定工程を含み、
前記湿度判定工程において、前記湿度センサーの検出値が、前記環境湿度センサーの検出値よりも高いと判定した場合は、前記乾燥工程において、外気で前記所定エリアを乾燥させ、
前記湿度判定工程において、前記湿度センサーの検出値が、前記環境湿度センサーの検出値よりも高くないと判定した場合は、前記乾燥工程において、前記熱で前記所定エリアを乾燥させてもよい。
このシート製造装置の制御方法によれば、効率よく所定エリアを乾燥させることができる。
シート製造装置の制御方法の一態様において、
前記所定エリアは、原料を粗砕する粗砕エリア、粗砕され解繊された解繊物を選別する選別エリア、選別された前記解繊物を堆積させてシートを形成するシート形成エリア、または前記シートを切断する切断エリアである。
このシート製造装置の制御方法によれば、粗砕エリア、選別エリア、シート形成エリア、および切断エリアのうちの少なくとも1つを乾燥させることができる。
シート製造装置の一態様は、
シートを製造する製造部と、
前記製造部を制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、前記製造部の稼働を停止させる停止信号を受け付けた場合に、前記製造部のブロワーを制御して、前記製造部の所定エリアを乾燥する処理を行う。
このシート製造装置によれば、シートの製造を停止させた後に、湿気によって錆が発生したり雑菌が繁殖したりする可能性を小さくすることができる。
シート製造装置の一態様において、
前記製造部は、
前記所定エリアを加湿する加湿器と、
前記加湿器内に設けられたヒーターと、
を有してもよい。
このシート製造装置によれば、ヒーターの熱によって加湿器内の濡れている部分を効率的に乾燥させることができる。
1…ホッパー、2,3,4,5,6,7,8,9…管、10…供給部、11…搬送ローラー、12…粗砕部、13…管、14…粗砕刃、20…解繊部、22…導入口、24…排出口、30…選別部、31…ドラム部、32…導入口、33…ハウジング部、34…排出口、40…第1ウェブ形成部、41…メッシュベルト、42…張架ローラー、43…サクション機構、44…第1水分付与部、45…ミスト加湿器、46…サクション機構、47…回転体、48…基部、49…突部、50…混合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロワー、60…堆積部、61…ドラム部、62…導入口、63…ハウジング部、70…第2ウェブ形成部、71…メッシュベルト、72…張架ローラー、73…サクション機構、74…第2水分付与部、75…ミスト加湿器、76…サクション機構、77…搬送機構、77a…メッシュベルト、77b…張架ローラー、77c…サクション機構、80…シート形成部、82…加圧部、83…カレンダーローラー、84…加熱部、85…加熱ローラー、90…切断部、92…搬送ローラー、94…排出受け部、100…シート製造装置、102,103,107,108,109…ブロワー、110…製造部、113…ブロワー、120,120a,120b,120c…加湿器、130…所定エリア、132…粗砕エリア、133…筐体、134…選別エリア、135…筐体、136…シート形成エリア、137…筐体、138…切断エリア、139…筐体、140,140a,140b,140c,140d…第1接続管、141…接続管、142…分岐管、144…第2接続管、150…第1ブロワー、152…第2ブロワー、160…湿度センサー、162…環境湿度センサー、170…制御部、180…ヒーター、200,300,400…シート製造装置

Claims (11)

  1. シートを製造するシート製造装置に、前記シートの製造を停止させる停止信号を入力する停止信号入力工程と、
    前記停止信号入力工程の後に、前記シート製造装置のブロワーを制御して、前記シート製造装置の所定エリアを乾燥させる乾燥工程と、
    を含む、シート製造装置の制御方法。
  2. 請求項1において、
    前記所定エリアに設けられた湿度センサーの検出値に基づいて、前記所定エリアの乾燥が必要か否か判定する判定工程を含み、
    前記判定工程において前記所定エリアの乾燥が必要と判定した場合に、前記乾燥工程を行う、シート製造装置の制御方法。
  3. 請求項2において、
    前記湿度センサーの検出値に基づいて、前記乾燥工程に要する時間を算出する工程を含む、シート製造装置の制御方法。
  4. 請求項2または3において、
    前記シート製造装置は、
    前記所定エリアを加湿する加湿器と、
    前記加湿器と前記所定エリアとを接続する第1接続管と、
    前記第1接続管に設けられた前記ブロワーとしての第1ブロワーと、
    前記第1接続管に設けられ、前記第1接続管の経路において前記第1ブロワーよりも前記所定エリア側に位置する前記ブロワーとしての第2ブロワーと、
    前記第1ブロワーと前記第2ブロワーとの間の前記第1接続管から分岐する分岐管と、
    を含む、シート製造装置の制御方法。
  5. 請求項4において、
    前記乾燥工程では、前記第1ブロワーの駆動を停止させた状態で前記第2ブロワーを駆動させることにより、前記分岐管から供給される外気を前記所定エリアに送風させる、シート製造装置の制御方法。
  6. 請求項4において、
    前記シート製造装置は、
    原料を解繊する解繊部と、
    前記解繊部で発生した熱を吸引する吸引部と、
    前記吸引部と前記加湿器とを接続する第2接続管と、
    を含み、
    前記加湿器は、水分の気化を利用する気化式加湿器である、シート製造装置の制御方法。
  7. 請求項6において、
    前記乾燥工程の前に、前記第2ブロワーの駆動を停止させた状態で前記第1ブロワーを駆動させることにより、前記加湿器内の水分を前記分岐管から排出させる工程を含み、
    前記乾燥工程では、前記第1ブロワーおよび前記第2ブロワーを駆動させることにより、前記吸引部で吸引された前記熱を、前記所定エリアに送る、シート製造装置の制御方法。
  8. 請求項6において、
    前記判定工程の後であって前記乾燥工程の前に、前記湿度センサーの検出値が、環境湿度を検出する環境湿度センサーの検出値よりも高いか否か判定する湿度判定工程を含み、
    前記湿度判定工程において、前記湿度センサーの検出値が、前記環境湿度センサーの検出値よりも高いと判定した場合は、前記乾燥工程において、外気で前記所定エリアを乾燥させ、
    前記湿度判定工程において、前記湿度センサーの検出値が、前記環境湿度センサーの検出値よりも高くないと判定した場合は、前記乾燥工程において、前記熱で前記所定エリアを乾燥させる、シート製造装置の制御方法。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、
    前記所定エリアは、原料を粗砕する粗砕エリア、粗砕され解繊された解繊物を選別する選別エリア、選別された前記解繊物を堆積させて前記シートを形成するシート形成エリア、または前記シートを切断する切断エリアである、シート製造装置の制御方法。
  10. シートを製造する製造部と、
    前記製造部を制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、前記製造部の稼働を停止させる停止信号を受け付けた場合に、前記製造部のブロワーを制御して、前記製造部の所定エリアを乾燥する処理を行う、シート製造装置。
  11. 請求項10において、
    前記製造部は、
    前記所定エリアを加湿する加湿器と、
    前記加湿器内に設けられたヒーターと、
    を有する、シート製造装置。
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