JP2023064210A - ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法 - Google Patents

ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023064210A
JP2023064210A JP2021174343A JP2021174343A JP2023064210A JP 2023064210 A JP2023064210 A JP 2023064210A JP 2021174343 A JP2021174343 A JP 2021174343A JP 2021174343 A JP2021174343 A JP 2021174343A JP 2023064210 A JP2023064210 A JP 2023064210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picking
shelf
information
projection information
projection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021174343A
Other languages
English (en)
Inventor
弘道 興津
Hiromichi Okitsu
耶麻斗 谷島
Yamato Yajima
大輔 野口
Daisuke Noguchi
邦彦 青木
Kunihiko Aoki
俊 河瀬
Takashi Kawase
学 藤井
Manabu Fujii
喜彦 石川
Yoshihiko Ishikawa
尭晶 森山
Takaaki Moriyama
哲也 平安
Tetsuya HIRAYASU
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Mechanics Co Ltd
Hitachi Industrial Products Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Mechanics Co Ltd
Hitachi Industrial Products Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Plant Mechanics Co Ltd, Hitachi Industrial Products Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2021174343A priority Critical patent/JP2023064210A/ja
Publication of JP2023064210A publication Critical patent/JP2023064210A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ピッキングを行う作業員の作業効率向上に資する情報を投影する。【解決手段】本発明のピッキング管理システムは、物品が保管される棚と、前記棚から前記物品がピッキングされるステーションと、前記ステーションにおいて、前記棚に向けてピッキングの作業効率に関する投影情報を投影するピッキング管理装置と、を備えること、を特徴とする。【選択図】図8

Description

本発明は、ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法に関する。
注文に係る物品を顧客に迅速に届けるためのインフラ施設の1つとして、倉庫が存在する。倉庫では、メーカ等から受け取られた物品が一旦保管される。その後注文が発生すると、注文に係る物品が倉庫から取り出され、梱包されたうえで顧客あて発送される。
前記した物品に対する一連の各工程のうち、特に物品の取り出し(“ピッキング”とも呼ばれる)を効率的に行うことが倉庫を運営する企業にとって重要な経営戦略となる。例えば、物品が保管されている棚を複数のステーションのいずれかに搬送し、作業員がその棚から注文に係る物品をピッキングする。
特許文献1の可動プロジェクタ式ピッキング装置は、物品、容器、搬送車等が倉庫内の空間を移動するのを可動プロジェクタに追跡させる。可動プロジェクタは、物品、容器、搬送車等に対し、商品の画像等を光学的に投影する。
特開2019-112236号公報
倉庫において、作業員が自身の一連の動作の流れを予想し、作業効率が向上したことを数値的に視認することが望まれる。
特許文献1の可動プロジェクタ式ピッキング装置は、ピッキング対象の物品が何であり現在どこにあるかを作業員に知らせるためには有効である。しかしながら、投影される情報は、物品の画像又は物品に関する情報であり、物品をピッキングする作業員の作業効率向上に資する情報ではない。したがって、作業員に作業効率向上の意識を持たせるには別途方策が必要である。
そこで、本発明は、ピッキングを行う作業員の作業効率向上に資する情報を投影することを目的とする。
本発明のピッキング管理システムは、物品が保管される棚と、前記棚から前記物品がピッキングされるステーションと、前記ステーションにおいて、前記棚に向けてピッキングの作業効率に関する投影情報を投影するピッキング管理装置と、を備えること、を特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、ピッキングを行う作業員の作業効率向上に資する情報を投影することができる。
倉庫のレイアウトの斜視図である。 ピッキング管理装置の構成等を説明する図である。 物品情報の一例である。 注文情報の一例である。 棚情報の一例である。 作業情報の一例である。 評価情報の一例である。 投影情報の例である。 投影情報の例である。 投影情報の例である。 処理手順のフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、メーカ等から倉庫に物品が入荷された後、注文に応じて物品をピッキングする例である。しかしながら、本発明は、例えばメーカ等が自社内で部品を保管・管理する場合にも適用可能である。なお、本実施形態の“物品”は、取引の対象になる商品、それ以外の製品、部品等を含む概念である。
(倉庫のレイアウト)
図1は、倉庫のレイアウトの斜視図である。倉庫は、保管スペース5を有する。保管スペース5は、柵6で囲まれている。保管スペース5内には、複数の棚9が縦横方向に整然と格子状に配置されている。棚9は、2×7個又は1×7個の棚9からなる“島”を形成している。島の個数は、任意である。保管スペース5内には、複数の搬送車3が存在する。搬送車3は、自走する動力及び棚9を下から支持する構造を有し、棚9の下部に潜り込んで棚9を搬送する。保管スペース5の周辺の任意の箇所において柵6が切れており、当該箇所に隣接して複数のステーション7が存在する。なお、保管スペース5とその他の領域とを柵6で物理的に区切ることは、必須ではない。
図1の例では、一方のステーション7に、1個の棚9が保管スペース5の島から搬送されて来ている。作業員8は、棚9から物品を取り出している。当該作業は、注文ごとに当該注文に係る物品を棚9から取り出す作業であり、“ピッキング作業”又は単に“ピッキング”と呼ばれる。作業員8は、ピッキングした物品を仕分棚(図示せず)等に移し替える。棚9の上下方向の4面のうち、物品の出し入れが可能な面は、“間口面”と呼ばれる。ステーション7において、間口面が柵6の線に平行になり作業員8に対向するように、棚9は配置される。
ステーション7において、柵6の切れ目の位置に案内枠9bが固定されている。案内枠9bは、間口面に対するいわば“額縁”であり、9個の間口位置(詳細後記)を案内するランプ等が付されている。ステーション7に棚が存在しない場合は、案内枠9bの作業員8から見て裏側に、白色のスクリーン(図示せず)が張られる。
各ステーション7の近辺に投影機42が配置されている。投影機42は、案内枠9bに向かって図形、文字等の投影情報を光学的に投影する。ステーション7に棚9が存在する場合、棚9の間口面に投影情報が投影される。ステーション7に棚9が存在しない場合、案内枠9bに張られたスクリーンに投影情報が投影される。結局、スクリーンが棚の開口面を模擬することになる。詳細は後記するが、投影情報は、作業員8にとって、自身の過去の作業効率を確認し、将来の動作を予測することができる情報である。投影機42は、平面的なものばかりでなく、立体的なものにも像を投影できるプロジェクションマッピング投影機(プロジェクタ)でもよい。
(ピッキング管理装置の構成)
図2は、ピッキング管理装置1の構成等を説明する図である。ピッキング管理装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、キーボード等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を有する。これらの装置は、バスで相互に接続されている。補助記憶装置15は、物品情報31、注文情報32、棚情報33、作業情報34及び評価情報35(いずれも詳細後記)を格納している。
主記憶装置14における投影処理部21及びステーション管理部22は、プログラムである。以降において、“○○部は、”と動作主体を記した場合、それは、中央制御装置11が補助記憶装置15から各プログラムを読み出し、主記憶装置14にロードしたうえで各プログラムの機能(詳細後記)を実現することを意味する。ピッキング管理装置1の補助記憶装置15は、ピッキング管理装置1から独立した構成となっていてもよい。
ピッキング管理装置1は、有線又は無線のネットワーク4(構内専用回線を含む)を介して、搬送車制御装置2及び投影機制御装置41に接続されている。搬送車制御装置2は、ネットワーク4を介して1又は複数の搬送車3を制御する。搬送車3は、駆動輪を回転させる電動機、棚9を持ち上げる荷役台の高さを調節する電動機、これらの電動機に給電する蓄電池、センサ、及び、車載コンピュータを有する(図示せず)。投影機制御装置41は、ネットワーク4を介して1又は複数の投影機42を制御する。投影機42は、文字等を投影するレンズ及び光源を有する(図示せず)。棚9(図1)、ステーション7(図1)及びピッキング管理装置1は、ピッキング管理システムを構成する。
(物品情報)
図3は、物品情報31の一例である。物品情報31においては、物品ID欄101に記憶された物品IDに関連付けて、目標時間欄102には目標時間が、荷姿単位欄103には荷姿単位が、保管数量欄104には保管数量が、棚ID欄105には棚IDが、棚位置欄106には棚位置が、間口位置欄107には間口位置が、注意事項欄108には注意事項が記憶されている。
物品ID欄101の物品IDは、物品の種類(個体ではない)を一意に特定する識別子である。説明の単純化のため、本実施形態では、1つの容器に1種類の物品のみが保管され、その容器が棚9に格納されるものとする。図1において棚9に格納されている9個(3×3)の引き出し状の保管箱が、ここでの容器である。
目標時間欄102の目標時間は、作業員8がその種類の物品を1個ピッキングするために必要な時間の目標値(理論値)であり、ピッキング管理装置1のユーザによって物品IDごとに設定される。“#”は、異なる値を省略的に示している(以下同様)。
荷姿単位欄103の荷姿単位は、同じ種類の複数の物品が任意の荷姿にまとめて包装されて容器内に保管されている場合における、1つの荷姿に含まれる物品の数である。例えば、同じ種類の物品(電子部品等)が10個まとめて透明なビニール袋に包装されている場合、荷姿単位は“10”となる。荷姿単位欄103が空白であることは、その物品が個々にばらばらの状態で容器に保管されていることを示す。作業員8は、当該物品の包装を解き10個のうちの一部をピッキングすることも可能である。しかしながら、説明の単純化のため、本実施形態では、作業員は、荷姿単位でその物品をピッキングするものとする。荷姿単位が定義されることによって、作業員8は、ピッキングすべき注文数量が提示された場合、何回の動作が必要かを容易に知ることができる。
保管数量欄104の保管数量は、容器に保管されている物品の数量である。荷姿単位が記憶されている物品の保管数量は、その荷姿単位の整数倍である。
棚ID欄105の棚IDは、棚9を一意に特定する識別子である。
棚位置欄106の棚位置は、保管スペース5の床面上における棚9の二次元座標値である。
間口位置欄107の間口位置は、棚9の間口面における各容器の位置である。棚9の上段、中段及び下段にそれぞれ、U、M及びLの符号をあて、各段の左、中央及び右にそれぞれ、L、C及びRの符号をあてる。すると、例えば上段左の間口位置は、“UL”と表記される。他の間口位置についても同様である。
注意事項欄108の注意事項は、作業員8がその物品をピッキングするに際し特に注意すべき事項である。
(注文情報)
図4は、注文情報32の一例である。注文情報32においては、注文ID欄111に記憶された注文IDに関連付けて、物品ID欄112には物品IDが、注文数量欄113には注文数量が、顧客ID欄114には顧客IDが、搬送車ID欄115には搬送車IDが、ステーションID欄116にはステーションIDが記憶されている。
注文ID欄111の注文IDは、顧客からの注文を一意に特定する識別子である。注文とは、物品の購入申し込みである。
物品ID欄112の物品IDは、図3の物品IDと同じであるが、ここでは特に、注文があった物品を特定する。
注文数量欄113の注文数量は、顧客が注文した物品の数量である。
顧客ID欄114の顧客は、物品を注文した顧客を一意に特定する識別子である。
搬送車ID欄115の搬送車IDは、搬送車3を一意に特定する識別子であるが、ここでは特に、その物品が保管された棚9を搬送する搬送車3を特定する。
ステーションID116欄のステーションIDは、ステーション7を一意に特定する識別子であるが、ここでは特に、作業員8がその物品をピッキングするステーション7を特定する。
(棚情報)
図5は、棚情報33の一例である。棚情報33においては、棚ID欄121に記憶された棚IDに関連付けて、現在位置欄122には現在位置が、現在状態欄123には現在状態が記憶されている。
棚ID欄121の棚IDは、図3の棚IDと同じである。
現在位置欄122の現在位置は、保管スペース5の床面上の棚9の現在位置の二次元座標値である。図3の棚位置は、棚9が戻るべき“島”内の位置(保管位置)を示す。それに対し、図5の現在位置は、棚9が搬送車3によって保管位置とステーション7との間を搬送されているときの一時的な位置である。搬送車3は、自身が搬送中の棚9の棚ID及び自身の現在位置をピッキング管理装置1にリアルタイムで送信する。なお、ここでのリアルタイムは、送受信者間での時間の厳密な同一である必要はなく、関係する各装置等の処理に支障のない程度に、通信又は処理自身が遅延することを許容する。
現在状態欄123の現在状態は、棚9の現在の状態である。その棚9を搬送する搬送車3の現在位置が保管位置に一致する場合、現在状態は“保管スペースで待機中”となる。搬送車3の現在位置がステーション“F〇〇”に隣接する位置である場合、現在状態は“F〇〇でピッキング中”となる。搬送車3の現在位置が保管位置からステーション7に向かう経路上にある場合、現在状態は“搬送中”となる。搬送車3の現在位置がステーション7から保管位置に向かう経路上にある場合、現在状態は“返却中”となる。現在状態“F〇〇に到着しピッキング待ち”は、“搬送中”から“F〇〇でピッキング中”に遷移する間の準備状態である。準備状態とは、例えば、棚9とステーション7との微妙な位置合わせが行われ、棚9が安全機構を介して床面に固定されるまでの状態である。
(作業情報)
図6は、作業情報34の一例である。作業情報34においては、作業員ID欄131に記憶された作業員IDに関連付けて、ステーションID欄132にはステーションIDが、開始時刻欄133には開始時刻が、終了時刻欄134には終了時刻が、注文ID欄135には注文IDが、目標合計時間欄136には目標合計時間が、差分欄137には差分が記憶されている。
作業員ID欄131の作業員IDは、ピッキングを行う作業員8を一意に特定する識別子である。
ステーションID欄132のステーションIDは、図4のステーションIDと同じである。
開始時刻欄133の開始時刻は、注文に応じて作業員が行った、1又は複数の種類の物品に対するピッキングの開始時刻である。
終了時刻欄134の終了時刻は、注文に応じて作業員が行った、1又は複数の種類の物品に対するピッキングの終了時刻である。なお、ピッキングが現在進行中である場合、終了時刻は、現在時刻である。
注文ID欄135の注文IDは、図4の注文IDと同じである。
目標合計時間136の目標合計時間は、注文に応じて行われるピッキングの目標時間(理論値)である。目標合計時間は、物品IDごとの目標時間(図3欄102)と注文数量(図4の欄113)との積を、その注文においてピッキングされるべきすべての種類の物品について合計したものである。ピッキングされるべき物品が、複数の棚に跨って保管されている場合は、目標合計時間は、すべての棚についての合計となる。
差分欄137の差分は、目標合計時間から作業実績時間を減算した時間である。作業実績時間とは、終了時刻から開始時刻を減算した時間である。したがって、ピッキングが現在進行中である場合、差分は、目標合計時間に対する残り時間となる。
(評価情報)
図7は、評価情報35の一例である。評価情報35においては、作業員ID欄141に記憶された作業員IDに関連付けて、直近生産性欄142には直近生産性が、累計生産性欄143には累計生産性が、平均生産性欄144には平均生産性が、累計作業量欄145には累計作業量が、累計作業時間欄146には累計作業時間が、予想賃金欄147には予想賃金が記憶されている。
作業員ID欄141の作業員IDは、図6の作業員IDと同じである。
直近生産性欄142の直近生産性は、例えば、その作業員が直近の過去1週間に行ったピッキングについて、注文数量の合計を作業実績時間の合計で除算した値である。
累計生産性欄143の累計生産性は、例えば、その作業員が雇用開始以降に行ったピッキングについて、注文数量の合計を作業実績時間の合計で除算した値である。
平均生産性欄144の平均生産性は、例えば、すべての作業員の直近生産性の平均値、又は、すべての作業員の累積生産性の平均値である。平均生産性は、その作業員以外のすべての作業員についての平均値であってもよい。
累計作業量欄145の累計作業量は、例えば、その作業員についての雇用開始以降の注文数量の合計である。
累計作業時間欄146の累計作業時間は、例えば、その作業員についての雇用開始以降の作業実績時間の合計である。
予想賃金欄147の予想賃金は、その作業員に対して支払われる賃金の予想額である。
評価情報35における欄142~146の項目は、それに基づいて作業員によるピッキングの効率が評価でき、予想賃金(欄147)を算出する根拠となるものであれば、どのようなものでもよい。より複雑な例として、評価情報35のレコードは、作業員IDごと、かつ、物品IDごとに定義されてもよい。
(投影情報)
投影機42は、案内枠9bに対して投影情報を光学的に投影する。投影情報は、画面上の画素の位置情報とその画素値との集合である。投影情報は、作業員8の目には、色彩、図形、文字、数字、記号又は写真に見える。
図8、図9及び図10は、投影情報の例である。以降では、投影画像が、色彩、数字、文字及び/又は図形である場合を説明する。
〈色彩:例51a、51b及び51c〉
図8の例51aに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第1の色彩を投影している。第1の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7に向かって搬送中であることを示している。
例51bに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第2の色彩を投影している。第2の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7において準備状態であることを示している。
例51cに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。
前記より明らかなように、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、棚情報33(図5)における現在状態(欄123)に基づき、投影情報としての色彩を決定している。
〈色彩及び数字:例52a及び52b〉
例52aに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第2の色彩及び数字“3”を投影している。第2の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7において準備状態であることを示している。数字“3”は、その間口位置にある容器から物品を3個ピッキングする必要があることを示している。さらに、この数字“3”に代替し又は追加して、その物品の荷姿単位が投影されてもよい。
例52bに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩及び数字“3”を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。数字“3”は、その間口位置にある容器から物品を3個ピッキングする必要があることを示している。さらに、この数字“3”に代替し又は追加して、その物品の荷姿単位が投影されてもよい。
前記より明らかなように、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、物品情報31(図3)の荷姿単位(欄103)及び注文情報32(図4)の注文数量(欄113)に基づき、投影情報としての数字を決定している。
〈色彩及び文字(記号):例53a、53b、53c及び54〉
例53aに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩及び文字“別”を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。文字“別”は、次のピッキングの機会において、その間口位置にある容器とは別の容器から物品をピッキングする必要があることを示している。
例53bに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩及び記号“↓”を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。記号“↓”は、次のピッキングの機会において、その間口位置を基準にその矢印の方向にある容器から物品をピッキングする必要があることを示している。
例53cに注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩及び文字“同”を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。文字“同”は、次のピッキングの機会において、その間口位置にある容器から物品をピッキングする必要があることを示している。
前記より明らかなように、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、物品情報31(図3)における間口位置(欄107)に基づき、投影情報としての文字(記号)を決定している。さらに、投影処理部21は、注文情報32(図4)に基づき、ピッキングの順番を決定する。例えば、ステーション“F01”において、今回、物品“A01”をピッキングする場合、物品“A02”をピッキングする機会が、“次のピッキングの機会”となる。この例では、投影処理部22は、物品情報31(図3)を参照し、物品“A01”の間口位置は“UL”であり、物品“A02”の間口位置は“ML”であることを認識する。すると、投影機は、例53bのような投影情報を投影することになる。
なお、図示しないが、投影機は、複数の間口位置のそれぞれに、ピッキングの順序を示す異なる数字を投影してもよい。例えば投影機は、間口位置“UL”に数字“1”を投影し、間口位置“MC”に数字“2”を投影し、間口位置“LR”に数字“3”を投影したとする。このことは、作業員がまず間口位置“UL”からある物品をピッキングし、次に間口位置“MC”から他の物品をピッキングし、最後に間口位置“LR”からさらに他の物品をピッキングする必要があることを示す。このような投影情報を視認した作業員は、棚に向かって右側に徐々に移動しながら、徐々に姿勢を低くする必要があることを知る。
図9の例54に注目する。投影機は、間口位置“UL”に、投影情報として第3の色彩及び文字“液物注意”等を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。文字“液物注意”等は、その容器から物品をピッキングする際の注意事項である。
前記より明らかなように、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、物品情報31(図3)における注意事項(欄108)に基づき、投影情報としての文字を決定している。
〈色彩及び図形:例55及び56〉
例55に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第4の色彩及び図形“棒グラフ”を投影している。第4の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、保管位置に向かって返却中であることを示している。図形“棒グラフ”は、その作業員がその棚に係るピッキングを終了した時刻における累計作業量を示している。
ここでの累計作業量は、物品の種類に拘わらずその棚に対して作業員が行ったすべてのピッキングについてのものである。その意味で、投影情報は、“UC”以外の間口位置に表示されてもよい。累計作業量を物品の種類ごとに分ける場合、投影機は、“UL”、“UC”、・・・、“LR”のそれぞれの間口位置に、9個の別々の投影情報を投影する。このことは、後記する例56~60についても同様である。
例56に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第4の色彩及び図形“棒グラフ”を投影している。第4の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、保管位置に向かって返却中であることを示している。図形“棒グラフ”は、その作業員がその棚に係るピッキングを終了した時刻における直近生産性を示している。
〈色彩及び数字:例57〉
例57に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第4の色彩及び数字“〇”を投影している。第4の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、保管位置に向かって返却中であることを示している。数字“〇”は、その作業員がその棚に係るピッキングを終了した時刻における累計作業時間を示している。
〈色彩及び図形:例58及び59〉
例58に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第3の色彩及び図形“帯グラフ”を投影している。第3の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、現在ステーション7においてピッキング中であることを示している。図形“帯グラフ”は、その作業員によるその注文に係るピッキングの目標合計時間及び差分(残り時間)を示している(カウントダウン)。
例59に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第4の色彩及び図形“帯グラフ”を投影している。第4の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、保管位置に向かって返却中であることを示している。図形“帯グラフ”は、その作業員がその棚に係るピッキングを終了した時刻における直近(又は累計)生産性及び平均生産性を示している。
〈色彩及び数字:例60〉
例60に注目する。投影機は、間口位置“UC”に、投影情報として第4の色彩及び数字“●”を投影している。第4の色彩は、その間口位置にある容器を格納する棚9が、保管位置に向かって返却中であることを示している。数字“●”は、その作業員がその棚に係るピッキングを終了した時刻における予想賃金を示している。
前記より明らかなように、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、作業情報34(図6)における目標合計時間(欄136)及び差分(欄137)、又は、評価情報35(図7)における各項目(欄142~147)に基づき、投影情報としての図形又は数字を決定している。
投影情報は、ピッキングされるべき物品が保管されている棚の間口面の位置に投影されることが望ましい。しかしながら、投影情報は、案内枠9b以外の任意の物体に投影され得る。この場合、その物体は、白色であり、ステーション7において作業員8が棚9を見る視野に自然に含まれる位置に配置されていることが望ましい。投影情報が写真又は図形である場合、その写真又は図形は、棚9の間口面全体を撮像又は描画したものであってもよいし、1又は複数の容器のみを撮像又は描画したものであってもよい。そして、写真又は図形の大きさは、実物の容器等と同じであってもよいし、同じでなくてもよい。
(処理手順)
図11は、処理手順のフローチャートである。処理手順が開始される前提として、物品情報31(図3)、注文情報32(図4)、棚情報33(図5)、作業情報34(図6)及び評価情報35(図7)が常時最新の状態で補助記憶装置15に格納されているものとする。
ステップS201において、ピッキング管理装置1のステーション管理部22は、注文が入ったか否かを判断する。具体的には、ステーション管理部22は、注文情報32のレコード(注文ID単位)が新たに追加されたことを認識した場合(ステップS201“Yes”)、ステップS202に進み、それ以外の場合(ステップS201“No”)、そのまま待機する。説明の便宜上、ここで新たな注文が入り、搬送車3が注文に係る物品を保管している棚9をステーション7に向かって搬送し始めたとする。
ステップS202において、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、棚の到着前に必要な情報を投影する。具体的には、投影処理部21は、例えば、例51a(図8)の投影情報を案内枠9bに向かって投影する旨の指示を、投影機制御装置41を介して投影機42に送信する。すると、投影機42は、例51aの投影情報を案内枠9bに向かって投影する。
ステップS203において、ピッキング管理装置1のステーション管理部22は、棚が到着したか否かを判断する。具体的には、ステーション管理部22は、棚情報33(図5)を参照し、搬送されている棚9の現在状態が“搬送中”から“F○○に到着しピッキング待ち”に遷移したことを認識した場合(ステップS203“Yes”)、ステップS204に進む。ステーション管理部22は、それ以外の場合(ステップS203“No”)、そのまま待機する。
ステップS204において、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、棚の到着時に必要な情報を投影する。具体的には、投影処理部21は、例えば、例51b又は52a(図8)の投影情報を案内枠9bに向かって投影する旨の指示を、投影機制御装置41を介して投影機42に送信する。すると、投影機42は、例51b又は52aの投影情報を案内枠9bに向かって投影する。
ステップS205において、ピッキング管理装置1のステーション管理部22は、ピッキングが始まったか否かを判断する。具体的には、ステーション管理部22は、棚情報33(図5)を参照し、搬送されている棚9の現在状態が“F○○に到着しピッキング待ち”から“F○○でピッキング中”に遷移したことを認識した場合(ステップS205“Yes”)、ステップS206に進む。ステーション管理部22は、それ以外の場合(ステップS205“No”)、そのまま待機する。
ステップS206において、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、ピッキング中に必要な情報を投影する。具体的には、投影処理部21は、例51c、52b、53a、53b、53c、54又は58(図8、図9又は図10)の投影情報を案内枠9bに向かって投影する旨の指示を、投影機制御装置41を介して投影機42に送信する。すると、投影機42は、例51c、52b、53a、53b、53c、54又は58の投影情報を案内枠9bに向かって投影する。
ステップS207において、ピッキング管理装置1のステーション管理部22は、ピッキングが終わったか否かを判断する。具体的には、ステーション管理部22は、棚情報33(図5)を参照し、搬送されている棚9の現在状態が“F○○でピッキング中”から“返却中”に遷移したことを認識した場合(ステップS207“Yes”)、ステップS208に進む。ステーション管理部22は、それ以外の場合(ステップS207“No”)、そのまま待機する。
ステップS208において、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、ピッキング後に必要な情報を投影する。具体的には、投影処理部21は、例55、56、57、59又は60(図9又は図10)の投影情報を案内枠9bに向かって投影する旨の指示を、投影機制御装置41を介して投影機42に送信する。すると、投影機42は、例55、56、57、59又は60の投影情報を案内枠9bに向かって投影する。
その後、処理手順を終了する。
このとき、投影処理部21は、ピッキング対象となっている物品が保管されている間口の位置に重なるように投影情報を投影してもよい。それにより、作業員が直観的に作業を行うことができ、作業員支援及び作業効率向上に寄与する。
(変形例1)
ピッキング管理装置1の投影処理部21は、投影した同種の投影情報(例えば、直近生産性)の指標を時系列で監視する。投影処理部21は、その指標が時系列で向上した場合、指標が時系列で向上した旨等の情報を他の投影情報として投影してもよい。それにより、作業員のモチベーション及び満足度が向上し、ひいては作業効率も向上する。前記のピッキング管理装置1の例は、所定の期間において作業効率に関する投影情報に含まれる指標が向上した場合、ピッキングを行っている作業員に対して第1の表示を投影することを特徴とする。
また、投影処理部21は、その指標が時系列で低下した場合、指標が時系列で低下した旨等の情報を他の投影情報として投影してもよい。さらに投影処理部21は、低下した指標の種類及び時系列変化の仕方に応じて、指標が低下した原因を推測し、当該原因に関連する情報を投影してもよい。
例えば、投影処理部21は、作業効率の時間当たりの減少量の絶対値を参照し、当該絶対値が所定の閾値より小さい場合、疲労が原因であると推測し休憩時間のアナウンス等を行ってもよい。投影処理部21は、当該絶対値が所定の閾値以上の場合、何等かの事情で作業が中断していると推測し、作業員に対するアラーム、又は、現場の異常を管理者に報告する必要性を問う質問を、所定の投影位置に投影してもよい。それにより、現場の作業進捗を管理しつつ、作業員自身を管理し支援することが可能になる。
前記のピッキング管理装置1の例は、所定の期間において作業効率に関する投影情報に含まれる指標が低下した場合、ピッキングを行っている作業員に対し第2の表示を投影することを特徴とする。
投影処理部21は、その指標の時系列の変化を他の投影情報として作業員に対して投影してもよい。それにより、作業員が自身の作業効率の変化を直観的に把握することができ、作業員のモチベーション向上等の作業員支援につながる。前記のピッキング装置1も例は、投影情報の時系列変化を示す情報を投影することを特徴とする。
(変形例2)
投影情報は、表示形式に関する情報を含んでよい。そして、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、投影情報に含まれるピッキングを行っている作業員の作業効率に関する指標(例えば、直近生産性等)に応じて、異なる表示形式の投影情報を作業員に対して投影するようにしてもよい。例えば、投影処理部21は、作業員の作業効率に関する指標が所定の基準を満たすか否かを判定し、指標が所定の基準を満たさない場合に、第1の表示形式で投影情報を投影し、指標が所定の基準を満たす場合に、第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で投影情報を投影するようにしてもよい。ここで所定の基準とは、作業効率に関する指標に応じて予め設定された基準である。
異なる表示形式で投影情報を投影する例として、色彩を利用する場合を説明する。例えば、現在ピッキング作業を行っている作業員の直近の生産性が、所定の閾値以上の場合、投影処理部21は、青色または緑色で投影情報表示してもよい。直近の生産性が所定の閾値よりも下回った場合、投影処理部21は、赤色で投影情報を表示してもよい。投影処理部21は、作業効率が下がっている場合には、黄色で投影情報を表示してもよい。青、緑、黄、赤の例を示したが、工場や倉庫の作業環境に応じて、危険色以外の色を利用することができる。また、色彩のバリエーションは前記の例に限られず、濃淡、彩度、明度等の指標において異なる色を、それぞれ別々の色として利用してもよい。
また、前記したそのような所定の閾値は、ピッキングを行う1以上の作業員の作業効率の平均値であってもよい。また所定の閾値は、適宜変更されるものであってよく、作業員の作業速度の平均値や中央値を取ることができる。また、所定の閾値は、作業員の作業日の累積作業時間を用いた係数を平均値等に乗算することにより、作業員の作業効率に関する指標とすることができる。これにより、より作業員に適した作業効率を算出することができる。本構成により、作業員が自身の作業効率の評価を直感的に理解することができ、作業支援に寄与する。
前記の例では、異なる表示形式の例として、色彩を利用する場合を説明した。その他の例として、投影処理部21は、ピッキングを行う作業員の作業効率に関する指標が所定の基準を満たす場合と満たさない場合とを区分し、その区分に応じて異なる形状の投影情報を作用者に対して投影するようにしてもよい。例えば、投影処理部21は、現在ピッキング作業を行っている作業員の直近の生産性が、所定の閾値よりも下回った場合には、投影情報を強調表示するように特定の形状で表示してもよい。
ここで、特定の形状とは、例えば、表示の大きさを大きくすること、他の文字と異なるフォント等により強調すること、「!」等の追加の文字や記号、その他図形と共に表示すること、を含んでもよい。本構成は、前記の色彩を利用する例と組み合わせてもよい。文字の色、大きさもしくは他の文字と異なるフォント等による強調、図形、又は、これらを結合したものによる表現にて表示することでユーザ等の注意を惹くことができる。
(変形例3)
その他の例として、物品情報31は、物品の属性に関する情報を含んでいてもよい。ここで、物品の属性とは、以下のような情報であってもよい。
・誤って別の商品がピッキングされる誤ピッキング率等の、ピッキング作業における物品の指標
・2以上の物品がセットで取り扱われるセット品であるか否かを示す情報、割れ物や精密機器等として通常よりも丁寧に物品を扱う必要があるか否かを示す情報、天地無用として物品を扱うことができるか否かを示す情報等の、物品自体の性質を示す情報
そして、ピッキング管理装置1の投影処理部21は、ピッキング対象である物品の属性に関する情報を取得し、当該属性に応じて、異なる表示形式の投影情報を作業員に対して投影するようにしてもよい。例えば、投影処理部21は、ピッキング作業対象の物品の属性が所定の条件を満たすか否かを判定し、物品の属性が所定の条件を満たさない場合に、第1の表示形式で投影情報を投影し、物品の属性が所定の条件を満たす場合に、第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で投影情報を投影するようにしてもよい。
また、所定の条件は、物品の属性に応じてあらかじめ定められており、前記の物品の属性の例に沿った場合、誤ピッキング率が所定の閾値以上であること、セット品であること、割れ物等である。また、変形例2と同様に、投影処理部21は、ピッキング作業対象の物品の属性に応じて、異なる形状の投影情報を作用員に対して投影するようにしてもよい。本構成により、ピッキングを行う作業員が作業中に留意すべき点を色彩の違いによって直感的に認識することができ、作業支援に寄与する。
(本実施形態の効果)
本実施形態のピッキング管理システムの効果は以下の通りである。
(1)ピッキング管理システムは、作業効率に関する情報を視認しやすい投影情報で作業員に伝えることができる。
(2)ピッキング管理システムは、物品の荷姿単位を投影することができる。
(3)ピッキング管理システムは、目標時間及び残り時間を投影することができる。
(4)ピッキング管理システムは、ある作業員の作業効率を他の作業員の作業効率と比較することができる。
(5)ピッキング管理システムは、作業員の賃金を投影することができる。
(6)ピッキング管理システムは、次回ピッキングを行うべき間口位置の位置関係を伝えることができる。
(7)ピッキング管理システムは、ステーションに棚がなくとも、投影情報を投影することができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 ピッキング管理装置
2 搬送車制御装置
3 搬送車
4 ネットワーク
5 保管スペース
6 柵
7 ステーション
8 作業員
9 棚
9b 案内枠
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 投影処理部
22 ステーション管理部
31 物品情報
32 注文情報
33 棚情報
34 作業情報
35 評価情報
41 投影機制御装置
42 投影機

Claims (11)

  1. 物品が保管される棚と、
    前記棚から前記物品がピッキングされるステーションと、
    前記ステーションにおいて、前記棚に向けてピッキングの作業効率に関する投影情報を投影するピッキング管理装置と、を備えること、
    を特徴とするピッキング管理システム。
  2. 前記投影情報は、
    前記物品の荷姿単位の数量を含むこと、
    を特徴とする請求項1に記載のピッキング管理システム。
  3. 前記投影情報は、
    ピッキングを行う目標時間及び残り時間を含むこと、
    を特徴とする請求項2に記載のピッキング管理システム。
  4. 前記投影情報は、
    ピッキングを行っている作業員の作業効率と平均的な作業効率との比較結果を含むこと、
    を特徴とする請求項3に記載のピッキング管理システム。
  5. 前記投影情報は、
    ピッキングを行っている作業員の賃金を含むこと、
    を特徴とする請求項4に記載のピッキング管理システム。
  6. 前記投影情報は、
    今回ピッキングを行った棚の間口位置と次回ピッキングを行うべき棚の間口位置との位置関係を含むこと、
    を特徴とする請求項5に記載のピッキング管理システム。
  7. 前記ピッキング管理装置は、
    前記ステーションに前記棚が存在しない場合、前記ステーションにおいて前記棚を模擬するものに向かって前記投影情報を投影すること、
    を特徴とする請求項6に記載のピッキング管理システム。
  8. 前記ピッキング管理装置は、
    前記投影情報に含まれる作業効率に関する指標が所定の基準を満たすかを判定し、
    前記指標が所定の基準を満たさない場合に、第1の表示形式で前記投影情報を投影し、
    前記指標が所定の基準を満たす場合に、前記第1の表示形式とは異なる第1の表示形式で前記投影情報を投影すること、
    を特徴とする請求項7に記載のピッキング管理システム。
  9. 前記ピッキング管理装置は、
    前記物品の属性に関する情報を取得し、
    ピッキング対象の前記物品の属性が所定の条件を満たすか否かを判定し、
    前記属性が所定の条件を満たさない場合に、第1の表示形式で前記投影情報を投影し、
    前記属性が所定の条件を満たす場合に、前記第1の表示形式とは異なる第2の表示形式で前記投影情報を投影すること
    を特徴とする請求項8に記載のピッキング管理システム。
  10. 物品が保管される棚から前記物品がピッキングされるステーションにおいて、前記棚に向けてピッキングの作業効率に関する投影情報を投影する投影処理部を備えること、
    を特徴とするピッキング管理装置。
  11. ピッキング管理装置の投影処理部は、
    物品が保管される棚から前記物品がピッキングされるステーションにおいて、前記棚に向けてピッキングの作業効率に関する投影情報を投影すること、
    を特徴とするピッキング管理装置のピッキング管理方法。
JP2021174343A 2021-10-26 2021-10-26 ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法 Pending JP2023064210A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021174343A JP2023064210A (ja) 2021-10-26 2021-10-26 ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021174343A JP2023064210A (ja) 2021-10-26 2021-10-26 ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023064210A true JP2023064210A (ja) 2023-05-11

Family

ID=86271473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021174343A Pending JP2023064210A (ja) 2021-10-26 2021-10-26 ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023064210A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102452858B1 (ko) 모터 구동 카트를 사용하는 창고 자동화 시스템들 및 방법들
KR102370365B1 (ko) 효율적인 박스 패킹 및 시각화를 위한 시스템 및 방법
CN106516530A (zh) 一种自动化仓储分拣站及其分拣方法
JP7415066B2 (ja) 物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム
JP6950113B1 (ja) ロケーション推薦のための動作方法およびこのための装置
JPWO2018131114A1 (ja) 作業支援装置及び作業支援方法
EP3654257A1 (en) Visual picking for single pick and single pack warehouse management
US20220250844A1 (en) Systems and methods for optimizing pick rate
JP7174642B2 (ja) 倉庫管理装置、倉庫管理方法及び倉庫管理システム
US11679932B2 (en) Light assisted pack wall carton selection and replenishment system
US20210133674A1 (en) Picking work assistance device and computer-readable recording medium having stored thereon picking work assistance program
WO2018166652A1 (en) Method for picking items
JP2023064210A (ja) ピッキング管理システム、ピッキング管理装置及びピッキング管理方法
JP3219972U (ja) 出庫管理装置
JP6957774B1 (ja) 物品関連情報提供方法およびこれを利用した電子装置
US20210357995A1 (en) Information processing device
CN115204602A (zh) 物料包装处理方法、装置和存储介质
JP4256010B2 (ja) 倉庫管理システム
JPH10297722A (ja) ピッキングシステムおよび記録媒体
WO2024111041A1 (ja) 表示システム、表示方法及びプログラム
JPH0715621U (ja) ピッキング装置
TW202342346A (zh) 虛擬格位倉儲系統
JP2022077088A (ja) 多品種BtoC物流センターにおけるオーダーピッキング・パッキングシステム
JP2004250162A (ja) 在庫管理システム及び在庫管理方法
KR20240116195A (ko) 할당 정보를 제공하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240819