JP2023063900A - 翼、及びブリスク翼 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動がさらに低減された翼、及びブリスク翼を提供する。【解決手段】翼は、軸線方向に流通する作動流体に曝されている翼であって、軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列され、径方向外側の端面であるチップ端面に上流側に位置する前縁側領域、及び下流側に位置する後縁側領域が形成されている翼本体と、翼本体の外周側に設けられ、前縁側領域、及び後縁側領域のいずれか一方を覆うシュラウドと、を備える。【選択図】図4

Description

本開示は、翼、及びブリスク翼に関する。
宇宙ロケットのエンジン系統に設けられるターボポンプ用タービンは、運転回転数範囲が広く、また回転数が高い。これに加えて、軽量化が求められる。軽量化を図るために従来は、各部材の薄肉化だけでなく、翼先端にシュラウドを設けない、翼とディスクを一体成型するブリスク構造を採用する、翼列間の軸方向距離を短くするといった方法が採られてきた。
一方で、タービンを軽量化することにより、隣接する翼列による励振力により共振した場合の共振応力が大きくなり、翼の破壊が生じやすくなる。また、翼を支持するディスクが薄くなり、翼の振動がディスクの振動と連成して複雑な振動モードを形成しやすい。さらに、翼とディスクの連成フラッタも生じやすくなる。このため、タービンを軽量化する際には、励振振動数と翼の固有振動数とを分離した完全離調設計を行うことが求められる。
ここで、下記特許文献1に示されるようなシュラウドを備えないフリースタンディング翼では、翼がディスクによって内周側から支持されているのみであることから、翼端で振動が発生しやすい。そこで、翼間を接続するように環状のシュラウドを翼の外周側にあえて設けることが考えられる。この場合、翼の前縁側から後縁側までの全域をシュラウドによって覆うことが一般的である。
特開2002-227606号公報
しかしながら、上記のように翼の前縁側から後縁側までの全域をシュラウドによって覆った場合、当該シュラウドの分だけ重量が増加してしまう。これにより、振動が発生しやすくなってしまうという課題があった。
本開示は上記課題を解決するためになされたものであって、振動がさらに低減された翼、及びブリスク翼を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る翼は、軸線方向に流通する作動流体に曝されている翼であって、前記軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列され、径方向外側の端面であるチップ端面に上流側に位置する前縁側領域、及び下流側に位置する後縁側領域が形成されている翼本体と、前記翼本体を外周側に設けられ、前記前縁側領域、及び前記後縁側領域のいずれか一方を覆うシュラウドと、を備える。
本開示によれば、振動がさらに低減された翼、及びブリスク翼を提供することができる。
本開示の第一実施形態に係るロケットエンジンの構成を示す模式図である。 本開示の第一実施形態に係るタービンの構成を示す断面図である。 本開示の第一実施形態に係る翼を周方向から見た断面図である。 本開示の第一実施形態に係る翼を径方向外側から見た図である。 翼における節直径数と振動数の関係を示すインターフェアランスダイアグラムである。 本開示の第一実施形態に係る翼の変形例を示す断面図である。 本開示の第二実施形態に係る翼を径方向外側から見た図である。 本開示の第二実施形態に係る翼の第一変形例を示す図であって、翼を径方向外側から見た図である。 本開示の第二実施形態に係る翼の第二変形例を示す図であって、翼を径方向外側から見た図である。 本開示の第三実施形態に係る翼を軸線方向から見た断面図である。 本開示の第三実施形態に係る翼の第一変形例を軸線方向から見た図である。 本開示の第三実施形態に係る翼の第二変形例を示す断面図である。 本開示の第三実施形態に係る翼の第三変形例を示す断面図である。 本開示の第四実施形態に係るインペラの構成を示す断面図である。 本開示の第四実施形態に係るインペラの変形例を示す断面図である。 本開示の第五実施形態に係る翼を周方向から見た断面図である。
<第一実施形態>
(ロケットエンジンの構成)
以下、本開示の第一実施形態に係るロケットエンジン100、及び翼について、図1から図5を参照して説明する。
図1に示すように、ロケットエンジン100は、液体水素ターボポンプ1と、液体酸素ターボポンプ2と、エンジン本体3と、燃料ライン4と、酸化剤ライン5と、冷却ライン6と、回収ライン7と、燃料バルブ8と、酸化剤バルブ9と、冷却材バルブ10と、を備えている。
液体水素ターボポンプ1は、燃料としての液体水素をエンジン本体3に圧送するための装置である。液体水素ターボポンプ1は、ポンプ本体11と、タービン12と、を有している。タービン12が発生させる回転力によってポンプ本体11が回転駆動する。ポンプ本体11は、燃料ライン4によってエンジン本体3に接続されている。燃料ライン4上には、液体水素の供給量を変化させる燃料バルブ8が設けられている。
また、ポンプ本体11は、燃料ライン4から途中で分岐する冷却ライン6によってもエンジン本体3と接続されている。つまり、ポンプ本体11に圧送された液体水素は、燃料としてだけでなく、エンジン本体3の冷却材としても用いられる。なお、エンジン本体3は、燃焼室31と、ノズル32とを有している。燃料としての液体水素は燃料ライン4によって燃焼室31に送られ、冷却材としての液体水素は冷却ライン6によってノズル32に送られる。冷却ライン6上には、液体水素の供給量を変化させる冷却材バルブ10が設けられている。
冷却ライン6を通じてノズル32を冷却した冷却材としての液体水素は、タービン12に戻され、当該タービン12に回転エネルギーを与える。これにより、ポンプ本体11が駆動する。ポンプ本体11の駆動に用いられた液体水素は、タービン12に接続された回収ライン7を通じて、後述する液体酸素ターボポンプ2のタービン22に送られる。タービン22の駆動に用いられた液体水素は、ノズル32を通じてエンジン本体3の外部に放出される。
液体酸素ターボポンプ2は、酸化剤としての液体酸素をエンジン本体3(燃焼室31)に圧送するための装置である。液体酸素ターボポンプ2は、ポンプ本体21と、タービン22と、を有している。タービン22が発生させる回転力によってポンプ本体21が回転駆動する。ポンプ本体21は、酸化剤ライン5によってエンジン本体3の燃焼室31に接続されている。酸化剤ライン5上には酸化剤の供給量を変化させる酸化剤バルブ9が設けられている。
(タービンの構成)
次に、上記したタービン12、及びタービン22の構成について、図2から図5を参照して説明する。なお、これらタービン12、タービン22は互いに同等の構成を有することから、以下では代表的にタービン12についてのみ説明する。
図2に示すように、タービン12は、軸線Oに沿って延びるシャフト40と、シャフト40に軸線O方向に間隔をあけて設けられた一対の動翼列41と、これらシャフト40、及び動翼列41を径方向外側から覆う筒状のケーシング42と、ケーシング42の内周面に設けられ、各動翼列41の上流側(軸線O方向の一方側:流体が流入してくる側)にそれぞれ1つずつ設けられた計一対の静翼列43と、を有している。
シャフト40は、軸線O回りに回転可能である。動翼列41は、このシャフト40に一体に形成されている。つまり、これらシャフト40及び動翼列41は、いわゆるブリスク翼を構成している。動翼列41は軸線O方向の一方側(上流側)から他方側(下流側)に流れる作動流体中に曝されている。各動翼列41は、シャフト40の外周面から径方向外側に張り出す円盤状のディスク41aと、ディスク41aの外周面に取り付けられたプラットフォーム41bと、プラットフォーム41bから径方向外側に向かって延びる複数の動翼41c(翼)と、を有する。複数の動翼41cは、周方向に間隔をあけて配列されている。各動翼41cは、径方向から見て翼型の断面形状を有している。また、軸線O方向におけるディスク41aの寸法(厚さ)は、動翼41c及びプラットフォーム41bの寸法よりも小さい。
静翼列43は、ケーシング42の内周面から径方向内側に向かって突出する複数の静翼43aと、これら静翼43aの内周側の端部に設けられた静翼シュラウド43bと、を有する。静翼43aは、径方向から見て翼型の断面形状を有している。静翼シュラウド43bは、静翼43aの内周側の端部に取り付けられた板状の部材である。複数の静翼シュラウド43bが周方向に連続することで、軸線Oを中心とする環状をなしている。このような静翼列43が、各動翼列41の上流側にそれぞれ1つずつ配置されている。
(動翼の構成)
図3と図4に示すように、動翼41cは、翼本体41dと、シュラウド41eと、を有している。図4に示すように、翼本体41dは、前縁41fから後縁41gにかけて延びる翼型の断面形状を有している。図3に示すように、翼本体41dの径方向外側を向く面はチップ端面41jとされている。チップ端面41jは軸線Oに沿って延びている。
シュラウド41eは、翼本体41dにおけるチップ端面41jの一部を径方向外側から覆っている。シュラウド41eは、翼本体41dと一体に形成されてもよいし、別体に形成されてもよい。なお、一体に成形した場合には、シュラウド41eの軸線O方向における寸法を小さく抑えることで容易に加工を行うことが可能となる。シュラウド41eは周方向に連続して延びることで、軸線Oを中心とする環状をなしている。図4に示すように、チップ端面41jのうち、前縁41fを含む領域を前縁側領域A1とし、後縁41gを含む領域を後縁側領域A2としたとき、シュラウド41eは後縁側領域A2のみを覆っている。つまり、チップ端面41jのうち、前縁側領域A2は径方向外側に露出している。
なお、ここで言う後縁側領域A2とは、軸線O方向における翼本体41dの寸法(翼長)のうち、後縁41gを基準として翼長の20%~80%の領域である。より望ましくは、後縁側領域A2は、翼長の30%~70%の領域である。最も望ましくは、後縁側領域A2は、翼長の40%~60%の領域である。さらに、図4に示すように、シュラウド41eは、隣接する一対の翼本体41d同士の間の間隔が最も狭くなる位置(スロート位置S)を覆っている。スロート位置Sは、翼本体41dの腹面41hにおける後縁41g側の端部と、隣接する翼本体41dの背面41iとの間を結ぶ直線上の位置である。
図3に示すように、シュラウド41eは、周方向から見て矩形の断面形状を有している。これにより、チップ端面41jの前縁側領域A1と、シュラウド41eの外周面41kとの間には段差が形成されている。言い換えると、外周面41kは前縁側領域A1よりも径方向外側に位置している。また、図4に示すように、本実施形態では、シュラウド41eの上流側を向く面、及び下流側を向く面はいずれも平坦状に延びている。さらに、シュラウド41eの下流側を向く面は、複数の翼本体41dの後縁41g同士を結ぶ直線上に位置している。
(作用効果)
ここで、シュラウド41eを備えないフリースタンディング翼では、翼本体41dがディスク41aによって内周側から支持されているのみであることから、翼端で振動が発生しやすい。そこで、翼間を接続するように環状のシュラウドを翼の外周側に設けることが考えられる。この場合、翼の前縁側から後縁側までの全域をシュラウドによって覆うことが従来一般的である。
しかしながら、上記のように翼本体41dの前縁41f側から後縁41g側までの全域をシュラウドによって覆った場合、当該シュラウドの分だけ重量が増加してしまう。これにより、振動が発生しやすくなってしまうという課題があった。そこで、本実施形態では上述のように、後縁側領域A2のみをシュラウド41eによって覆う構成を採っている。
上記構成によれば、例えばシュラウド41eが前縁側領域A1、及び後縁側領域A2のいずれをも覆っている構成に比べて、当該シュラウド41e自体の重量を低減することができる。その結果、フリースタンディング翼の場合に比べて、シュラウドを設けたことによって翼本体41dの翼端の振動を低減することができることに加えて、シュラウド41e自体が軽量であることから当該シュラウド41eによる励振力増大も回避することができる。
また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。図5に一例として示すインターフェアランスダイアグラムのように、シュラウド41eの寸法体格を調整することによって、低次から高次までの各振動モードを変化させることができる。図5中では、実線の曲線が本実施形態に係るシュラウド41eを適用した場合の振動モードを示し、破線の曲線がシュラウド41eを取り付けない場合の振動モードを示している。また、直線で囲まれた領域は運転回転数の範囲を示している。同図に示すように、運転回転数の範囲における振動モード同士の間の間隔が広くなっていることから、共振を引き起こさずに運転することが可能な回転数域が、特に高次の領域で拡大していることが分かる。
ここで、翼本体41dの後縁側領域A2は前縁側領域A1に比べて翼厚が小さいため、特に振動が発生しやすい。上記構成によれば、振動の発生しやすい後縁側領域A2をシュラウドによって覆っている。これにより、振動の発生をさらに積極的に低減することができる。
さらに、上記構成によれば、スロート位置Sを含む後縁側領域A2がシュラウド41eによって覆われていることから、当該スロート位置Sで作動流体が径方向外側に流れてしまうことを回避することができる(シール性能を向上させることができる。)。これにより、動翼41cの性能をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、シュラウド41eは、軸線O方向における翼本体41dの翼長の20%~80%の範囲を覆っている。この構成によれば、シュラウド41eを設けたことによる重量増加を最小限に抑えつつ、翼本体41dの振動を低減することができる。
以上、本開示の第一実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、変形例として図6に示すように、シュラウド41eの外周面41kが、チップ端面41jと面一になるように構成することも可能である。つまり、この場合、シュラウド41eが翼本体41dに形成された切り欠きに収容された状態となっている。この構成によれば、翼本体41dのチップ端面41jとシュラウド41eの外周面41kとが面一になっていることから、ケーシング42と動翼41cとの間に段差が形成されない。これにより、当該ケーシング42と動翼41cとの間で発生する漏れ流れをさらに低減することができる。
<第二実施形態>
続いて、本開示の第二実施形態について、図7を参照して説明する。なお、上記第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図7に示すように、本実施形態では、シュラウド41eの形状が第一実施形態とは異なっている。本実施形態に係るシュラウド41eでは、下流側を向く面である下流面41nは周方向に軸線O方向に揃っている一方で、上流側を向く面である上流面41lは波型をなしている。
具体的には、上流面41lには、下流側に向かって凹む複数の凹部41mが形成されている。それぞれの凹部41mは、互いに隣接する翼本体41d同士の間の部分に形成されている。つまり、シュラウド41eのうち、翼本体41d同士の間に位置する部分の軸線O方向の長さは、シュラウド41eのうち、翼本体41dが位置する部分の軸線O方向の長さよりも小さく設定されている。
上記構成によれば、シュラウドのうち、翼本体同士の間に位置する部分の軸線方向の長さが他の部分よりも小さいことから、シュラウドのさらなる軽量化を図ることができる。また、凹部41mの大きさを適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。これにより、動翼41cの設計の自由度をさらに高めることが可能となる。
以上、本開示の第二実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、図8に第一変形例として示すように、上流面41lではなく、下流面41nに上流側に向かって凹む複数の凹部41oを形成することも可能である。また、図9に第二変形例として示すように、上流面41lに凹部41mを形成するとともに、下流面41nにも凹部41oを形成することも可能である。これらの構成によってもシュラウド41eの軽量化を図ることができる。また、振動モードの制御に対する設計の自由度をより一層高めることが可能となる。
なお、本実施形態に係るシュラウド41eも、上記第一実施形態の変形例として説明したように、チップ端面41jとシュラウド41eの外周面とが面一になるように構成することが可能である。
<第三実施形態>
次いで、本開示の第三実施形態について、図10を参照して説明する。なお、上記の各実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。図10に示すように、本実施形態では、シュラウド41eの厚さ(径方向の寸法)が、翼本体41dが位置する部分と、翼本体41d同士の間に位置する部分とで異なっている。具体的には、シュラウド41eにおける翼本体41dが位置する部分の厚さに比べて、翼本体41d同士の間に位置する部分41pの厚さが小さくなっている。また、翼本体41dが位置する部分から離間するに従って(つまり、部分41pに近づくに従って)、シュラウド41eの厚さが次第に小さくなっていることが望ましい。なお、図10の例では、シュラウド41eの外周面に凹部を形成することで厚さが変化しているが、図11に示すように、内周面にも同様の凹部を形成してもよい。また、外周面と内周面の両方に凹部を形成してもよい。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードをよりきめ細かく制御することが可能となる。
以上、本開示の第三実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上述した第二実施形態に係る構成と、第三実施形態に係る構成とを組み合わせて適用することも可能である。また、第二変形例として図12に示すように、シュラウド41eの上流側(前縁側)になるほど厚さが小さくなるように構成することも可能である。この場合、周方向の全域で上流側(前縁側)の厚さが小さくなるように構成してもよいし、上記第三実施形態のように翼本体41d同士の間の部分のみで上流側(前縁側)の厚さが小さくなるように構成してもよい。第三変形例として図13に示すように、下流側(後縁側)になるほど厚さが小さくなるように構成してもよい。また、上流側・下流側の厚さが中央部の厚さよりも小さくなるように構成してもよい。いずれの構成であっても、シュラウド41eの軽量化と振動モードの精緻な制御の両立が可能となる。
<第四実施形態>
次に、本開示の第四実施形態について、図14を参照して説明する。同図に示すように、本実施形態では、圧縮機やポンプに適用されるインペラ200に、シュラウド203が適用されている。
インペラ200は、軸線O2を中心とする円柱状のディスク201と、ディスク201の外周面(主面201a)から外周側に向かって延びる複数のブレード202(翼)と、これら複数のブレード202の外周面を外側から覆うシュラウド203と、を備えている。ディスク201の主面201aは、軸線O2方向一方側(つまり、流体が流れてくる側:上流側)から他方側(流体が流れ去る側:下流側)に向かうに従って、径方向外側に向かうように湾曲している。各ブレード202は、この主面201a上で周方向に間隔をあけて配列されている。各ブレード202は、上流側を向く前縁202bと、下流側を向く後縁202cと、を有する。また、詳しくは図示しないが、各ブレード202は、前縁202b側から後縁202c側に向かうに従って、周方向一方側から他方側に向かうようにねじれている。
ブレード202の外周側を向く面(ブレード外周面202a)のうち、前縁202b側の部分は前縁側領域A1とされ、後縁202c側の部分は後縁側領域A2とされている。なお、ここで言う後縁側領域A2とは、上記第一実施形態と同様に、後縁202cを基準として、軸線O2方向におけるブレード202の長さの20%~80%の領域である。望ましくは、後縁側領域A2は、ブレード202の長さの30%~70%の領域である。最も望ましくは、後縁側領域A2は、ブレード202の長さの40%~60%の領域である。
シュラウド203は、ブレード外周面202aのうち、後縁202c側の端縁を含む部分(後縁側領域A2)のみを外周側から覆っている。つまり、ブレード外周面202aのうち、前縁側領域A1は径方向外側に露出している。また、本実施形態では、前縁側領域A1とシュラウド203の外周面203aとの間には段差が形成されている。
上記構成によれば、ブレード202に生じる振動をシュラウド203によって低減することができる。また、シュラウド203をブレード202の軸線O2方向における全域に設けた場合に比べて、重量増加を抑えることもできる。これにより、インペラ200を備える圧縮機やポンプをより安定的に運転することが可能となる。
以上、本開示の第四実施形態について説明した。なお、本開示の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、図15に変形例として示すように、シュラウド203の外周面203aと、前縁側領域A1におけるブレード外周面202aとが面一になるように構成することが可能である。
また、上述した第二実施形態、及び第三実施形態とそれらの変形例に係る各構成を本実施形態に係るシュラウド203に組み合わせて適用することも可能である。
さらに、各実施形態に共通の変形として、図16に示す構成を採ることが可能である。上記の各実施形態では、シュラウド41e(又はシュラウド203)が、後縁側領域A2を覆っている例について説明した。しかしながら、図16に示すように、シュラウド41eが前縁側領域A1を覆っている構成を採ることも可能である。つまり、シュラウド41eは、前縁側領域A1、及び後縁側領域A2のいずれか一方を覆っていればよい。
<付記>
各実施形態に記載の翼(動翼41c,ブレード202)、及びブリスク翼は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る翼は、軸線O方向に流通する作動流体に曝されている翼であって、前記軸線Oに対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列され、径方向外側の端面であるチップ端面41jに上流側に位置する前縁側領域A1、及び下流側に位置する後縁側領域A2が形成されている翼本体41dと、前記翼本体41dの外周側に設けられ、前記前縁側領域A1、及び前記後縁側領域A2のいずれか一方を覆うシュラウド41eと、を備える。
上記構成によれば、シュラウド41eが前縁側領域A1、及び後縁側領域A2のいずれか一方のみを覆っている。これにより、例えばシュラウド41eが前縁側領域A1、及び後縁側領域A2のいずれをも覆っている構成に比べて、当該シュラウド41e自体の重量を低減することができる。その結果、フリースタンディング翼の場合に比べて、シュラウド41eを設けたことによって翼本体41dの振動を低減することができることに加えて、シュラウド41e自体が軽量であることから当該シュラウド41eによる励振力増大も回避することができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(2)第2の態様に係る翼では、前記シュラウド41eは前記後縁側領域A2を覆い、前記前縁側領域A1は径方向外側に露出している。
ここで、翼本体41dの後縁側領域A2は前縁側領域A1に比べて翼厚が小さいため、特に振動が発生しやすい。上記構成によれば、振動の発生しやすい後縁側領域A2がシュラウド41eによって覆われている。これにより、振動の発生をさらに積極的に低減することができる。
(3)第3の態様に係る翼では、前記前縁側領域A1、及び前記後縁側領域A2のいずれか一方と前記シュラウド41eの外周面とが面一になっている。
上記構成によれば、翼本体41dのチップ端面41jとシュラウド41eの外周面とが面一になっていることから、ケーシングと翼との間に段差が形成されない。これにより、当該ケーシングと翼との間で発生する漏れ流れを低減することができる。
(4)第4の態様に係る翼では、前記後縁側領域A2は、互いに隣接する一対の前記翼本体41d同士の間隔が最も小さくなるスロート位置Sを含む。
上記構成によれば、スロート位置Sを含む後縁側領域A2がシュラウド41eによって覆われていることから、当該スロート位置Sで作動流体が径方向外側に流れてしまうことを回避することができる(シール性能を向上させることができる。)。これにより、翼の性能をさらに向上させることができる。
(5)第5の態様に係る翼では、前記シュラウド41eは、前記軸線O方向における前記翼本体41dの翼長の20%~80%の範囲を覆っている。
上記構成によれば、シュラウド41eを設けたことによる重量増加を最小限に抑えつつ、翼本体41dの振動を低減することができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(6)第6の態様に係る翼では、前記シュラウド41eのうち、前記翼本体41d同士の間に位置する部分の前記軸線O方向の長さは、前記シュラウド41eのうち、前記翼本体41dが位置する部分の前記軸線O方向の長さよりも小さく設定されている。
上記構成によれば、シュラウド41eのうち、翼本体41d同士の間に位置する部分の軸線O方向の長さが他の部分よりも小さいことから、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。
(7)第7の態様に係る翼では、前記シュラウド41eの上流側を向く端面は、前記翼本体41d同士の間に位置する部分で下流側に向かって凹んでいる。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(8)第8の態様に係る翼では、前記シュラウド41eの下流側を向く端面は、前記翼本体41d同士の間に位置する部分で上流側に向かって凹んでいる。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(9)第9の態様に係る翼では、前記シュラウド41eのうち、前記翼本体41d同士の間に位置する部分の径方向の厚さは、前記シュラウド41eのうち、前記翼本体41dが位置する部分の径方向の厚さよりも小さく設定されている。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(10)第10の態様に係る翼では、前記シュラウド41eの前縁側の径方向の厚さは、上流側になるほど小さくなっている。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(11)第11の態様に係る翼では、前記シュラウド41eの後縁側の径方向の厚さは、下流側になるほど小さくなっている。
上記構成によれば、シュラウド41eのさらなる軽量化を図ることができる。また、シュラウド41eの寸法体格を適宜調整することにより、特定の振動モードを制御することが可能となる。
(12)第12の態様に係るブリスク翼(動翼列41)は、上記いずれか一の態様に係る翼と、該翼の径方向内側に一体に設けられ、前記軸線を中心とする円盤状をなすディスク41aと、を備える。
上記構成によれば、振動が低減され、かつ軽量化されたブリスク翼を得ることができる。
100 ロケットエンジン
1 液体水素ターボポンプ
2 液体酸素ターボポンプ
3 エンジン本体
4 燃料ライン
5 酸化剤ライン
6 冷却ライン
7 回収ライン
8 燃料バルブ
9 酸化剤バルブ
10 冷却材バルブ
11,21 ポンプ本体
12,22 タービン
31 燃焼室
32 ノズル
40 シャフト
41 動翼列
41a ディスク
41b プラットフォーム
41c 動翼(翼)
41d 翼本体
41e シュラウド
41f 前縁
41g 後縁
41h 腹面
41i 背面
41j チップ端面
41k 外周面
41l 上流面
41m 凹部
41n 下流面
41o 凹部
41p 部分
200 インペラ
201 ディスク
201a 主面
202 ブレード(翼)
202a ブレード外周面
202b 前縁
202c 後縁
203 シュラウド
203a 外周面
A1 前縁側領域
A2 後縁側領域
O,O2 軸線
S スロート位置

Claims (12)

  1. 軸線方向に流通する作動流体に曝されている翼であって、
    前記軸線に対する径方向に延びるとともに周方向に間隔をあけて配列され、径方向外側の端面であるチップ端面に上流側に位置する前縁側領域、及び下流側に位置する後縁側領域が形成されている翼本体と、
    前記翼本体の外周側に設けられ、前記前縁側領域、及び前記後縁側領域のいずれか一方を覆うシュラウドと、
    を備える翼。
  2. 前記シュラウドは前記後縁側領域を覆い、前記前縁側領域は径方向外側に露出している請求項1に記載の翼。
  3. 前記前縁側領域、及び前記後縁側領域のいずれか一方と前記シュラウドの外周面とが面一になっている請求項1又は2に記載の翼。
  4. 前記後縁側領域は、互いに隣接する一対の前記翼本体同士の間隔が最も小さくなるスロート位置を含む請求項1から3のいずれか一項に記載の翼。
  5. 前記シュラウドは、前記軸線方向における前記翼本体の翼長の20%~80%の範囲を覆っている請求項1から4のいずれか一項に記載の翼。
  6. 前記シュラウドのうち、前記翼本体同士の間に位置する部分の前記軸線方向の長さは、前記シュラウドのうち、前記翼本体が位置する部分の前記軸線方向の長さよりも小さく設定されている請求項1から5のいずれか一項に記載の翼。
  7. 前記シュラウドの上流側を向く端面は、前記翼本体同士の間に位置する部分で下流側に向かって凹んでいる請求項6に記載の翼。
  8. 前記シュラウドの下流側を向く端面は、前記翼本体同士の間に位置する部分で上流側に向かって凹んでいる請求項6又は7に記載の翼。
  9. 前記シュラウドのうち、前記翼本体同士の間に位置する部分の径方向の厚さは、前記シュラウドのうち、前記翼本体が位置する部分の径方向の厚さよりも小さく設定されている請求項1から8のいずれか一項に記載の翼。
  10. 前記シュラウドの前縁側の径方向の厚さは、上流側になるほど小さくなっている請求項1から9のいずれか一項に記載の翼。
  11. 前記シュラウドの後縁側の径方向の厚さは、下流側になるほど小さくなっている請求項1から10のいずれか一項に記載の翼。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の翼と、
    該翼の径方向内側に一体に設けられ、前記軸線を中心とする円盤状をなすディスクと、
    を備えるブリスク翼。
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