JP2023063726A - シートの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シート20の取付構造は、バス10の車室12内のホイールハウス15に対応する中央シートレッグ30を有する。中央シートレッグ30は、ホイールハウス15の車両後方において車室の床部13に固定される下側フランジ部32と、ホイールハウス15の周壁部16の後側部16c及び上側部16bに対向する内側フランジ部33と、を有する。ホイールハウス15には、周壁部16を部分的に補強する補強部材40が固定される。補強部材40は、車両衝突時に中央シートレッグ30の内側フランジ部33と当接可能な位置に配置される。
【選択図】図1
Description
本実施形態は、車両であるバスにおける二人掛けシート列のうちの、車体の左側のリヤホイールハウスに対応するホイールハウス用シートレッグを有する二人掛けシート(以下、「シート」という)の取付構造に適用したものである。図1はシートを示す斜視図である。図中の方位は、車両の乗員から見た方向を基準としている。すなわち、矢印Frは車両前方、矢印Rhは車両右方、矢印Upは車両上方をそれぞれ示している。
図1に示すように、バス10は、箱型の車体11を有する。車体11内に車室12が形成されている。車室12は、床部13と側壁部14(図1は左側の側壁部14の一部を示す)とを有する。床部13の側部(左側部)にはリヤホイールハウス(以下、「ホイールハウス」という)15が形成されている。ホイールハウス15は、図示しないダブルタイヤの上部を所定の間隔を隔てて覆うように形成されている。
図1に示すように、シート20は、ホイールハウス15の後側に隣接する床部13上に対して前向きの姿勢で設置されている。シート20は、二人掛けのシートクッション21と、左右一対のシートバック22と、を有する。
図3は補強部材の周辺部を示す正面図、図4は図3のIV-IV線矢視断面図である。図3に示すように、ホイールハウス15には、周壁部16の上側部16bを部分的に補強する補強部材40が固定されている。補強部材40は、金属製の帯状板材をプレス成形することにより形成されている。
本実施形態によると、ホイールハウス15に固定された補強部材40により周壁部16(補強部材40の主板部41が重なる部分)が部分的に補強される。また、車両衝突時(主として車両前突時)において、シート20の中央シートレッグ30が下側フランジ部32(詳しくはボルト35の締結部)を支点として前のめり方向(図2中、矢印Y1参照)へ傾こうとした際には、中央シートレッグ30の内側フランジ部33の前端部33aが補強部材40の主板部41のビード部40bに当接することによって支持される(図4中、二点鎖線33a参照)。よって、中央シートレッグ30の内側フランジ部33がホイールハウス15の周壁部16の上側部16bに押し付けられることによって生じるホイールハウス15の変形を抑制することができる。
本実施形態は、実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態1と同一部位については同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態は、中央シートレッグ30と補強部材40との間に、車両衝突時(主として車両前突時)における中央シートレッグ30の車両前方への移動を阻止するための移動阻止手段を設けたものである。図5は移動阻止手段を示す側面図である。
本実施形態は、実施形態1に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、実施形態1と同一部位については同一符号を付して重複する説明を省略する。本実施形態は、移動阻止手段の変更例である。図6は移動阻止手段を一部破断して示す側面図である。
本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、左側のリヤホイールハウス15に限らず、右側のリヤホイールハウス、あるいは、左側及び/又は右側のフロントホイールハウス上に支持されるシートに適用してもよい。また、実施形態では二人掛けシート20に適用したものを例示したが、一人掛けあるいは数人掛けのシートに適用してもよい。また、実施形態ではダブルタイヤを覆うホイールハウス15に適用したものを例示したが、シングルタイヤを覆うホイールハウスに適用してもよい。また、ホイールハウス15の周壁部16は、半六角筒状に限らず、半円筒状でもよい。
12 車室
13 床部
15 ホイールハウス
16 周壁部
16a 前側部
16b 上側部
16c 後側部
17 立壁部
30 中央シートレッグ(ホイールハウス用シートレッグ)
32 下側フランジ部(固定部)
33 内側フランジ部(対向部)
33a 前端部
40 補強部材
42 延在板部(延在部)
50 第1移動阻止手段(移動阻止手段)
60 第2移動阻止手段(移動阻止手段)
70 移動阻止手段
Claims (5)
- 車両の車室内のホイールハウスに対応するホイールハウス用シートレッグを有する、シートの取付構造であって、
前記ホイールハウス用シートレッグは、前記ホイールハウスの車両後方において前記車室の床部に固定される固定部と、前記ホイールハウスの周壁部の後側部及び/又は上側部に対向する対向部と、を有しており、
前記ホイールハウスには、前記周壁部を部分的に補強する補強部材が固定されており、
前記補強部材は、前記車両の衝突時に前記ホイールハウス用シートレッグの前記対向部と当接可能な位置に配置されている、シートの取付構造。 - 請求項1に記載のシートの取付構造であって、
前記ホイールハウス用シートレッグの前記対向部は、前記ホイールハウスの前記周壁部の後側部及び上側部に対向されており、
前記補強部材は、前記車両の衝突時に前記ホイールハウスの前記周壁部の前記上側部に対して該上側部に対向する前記対向部の前端部と当接可能な位置に配置されている、シートの取付構造。 - 請求項1又は2に記載のシートの取付構造であって、
前記補強部材は、前記ホイールハウスの前記周壁部側から該ホイールハウスの立壁部側に跨るようにして該立壁部に固定された延在部を有する、シートの取付構造。 - 請求項3に記載のシートの取付構造であって、
前記補強部材の前記延在部の先端部は、前記車室の前記床部に近接又は当接する位置に配置されている、シートの取付構造。 - 請求項1~4のいずれか1つに記載のシートの取付構造であって、
前記ホイールハウス用シートレッグの前記対向部と前記補強部材との間には、該ホイールハウス用シートレッグの車両前方への移動を阻止する移動阻止手段を備えている、シートの取付構造。
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