JP2023063054A - 美爪料の除去剤 - Google Patents

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Junya Wakabayashi
愛里 若林
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Abstract

【課題】コットン等の含浸材を使用せずとも、容易に美爪料を爪から除去することができ、且つ爪や皮膚の白化がほとんどなく、爪および皮膚の保湿などができる、美爪料の除去剤を提供する。
【解決手段】結晶一単位の平均長径が5~70nmで、結晶一単位の平均短径が0.01~5nmで、平均粒子径が500nm以下で、重金属が鉛換算量にて50ppm以下で且つヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下であり、リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、マグネシウムケイ酸ナトリウムなどを含んでなるケイ酸塩粒子と、アセトンなどを含有する有機溶媒と、ポリエチレングリコール、ケラチンなどのヒューメクタントまたはエモリエントと、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース誘導体とを含有してなる、チクソ性を有する、美爪料の除去剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、美爪料の除去剤に関する。より詳細に、本発明は、コットン等の含浸材を使用せずとも、容易に美爪料を爪から除去することができ、且つ爪や皮膚の白化がほとんどなく、爪および皮膚の保湿などができる、美爪料の除去剤に関する。
手や足の爪の表面や付爪の表面などに塗布された美爪料を除去するための除去剤(リムーバー)が種々提案されている。
例えば、特許文献1は、高級脂肪酸と樹脂含有水溶液と多価アルコールとポリオキシアルキレンアルキルエーテルとエナメル除去有機溶剤と噴射剤とを含有し、噴射により固体状樹脂を形成することを特徴とするエアゾール式エナメルリムーバーを開示している。
特許文献2は、スメクタイト型粘土鉱物を第4級アンモニウムイオンで処理してなる有機変性粘土鉱物と、プロピレンカーボネートとを含有することを特徴とする美爪料除去剤を開示している。
特許文献3は、ヒドロキシアルキルセルロース、アセトン親和性スメクタイト及び有機溶剤を含有するソフトジェルネイル用リムーバーゲルであって、有機溶媒がアセトン含有することを特徴とするソフトジェルネイル用リムーバーゲルを開示している。
特許文献4は、グリコールエーテルおよびカーボネート系溶剤を主成分とするネイルポリッシュリムーバーを開示している。
特許文献5は、ネイルエナメル塗膜を変質させない成分に構成された流動物で、25℃における表面張力が23mN/m以下としたことを特徴とするネイルエナメルリムーバー組成物を開示している。
特許文献6は、少なくとも炭酸プロピレン及び凝固点が48℃以上を示すポリエチレングリコールを含 有する美爪料除去剤であって、45℃において固体であることを特徴とする固形美爪料除去剤を開示している。
特開2004-331522号公報 特開平10-182359号公報 特開2015-86148号公報 特開2018-83818号公報 特開2004-175671号公報 特開2009-256242号公報
本発明の課題は、コットン等の含浸材を使用せずとも、容易に美爪料を爪から除去することができ、且つ爪や皮膚の白化がほとんどなく、爪および皮膚の保湿などができる、美爪料の除去剤を提供することである。
本課題を解決するために鋭意検討した結果、次のような態様を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕 重金属が鉛換算量にて50ppm以下で且つヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下であるケイ酸塩粒子と、
有機溶媒とを含有してなり、
チクソ性を有する、
美爪料の除去剤。
〔2〕 有機溶媒がアセトンを主に含有するものである、〔1〕に記載の除去剤。
〔3〕 ケイ酸塩粒子は、結晶一単位の平均長径が5~70nmで、且つ結晶一単位の平均短径が0.01~5nmである、〔1〕または〔2〕に記載の除去剤。
〔4〕 ケイ酸塩粒子は、一次粒子の50%粒子径が300nm以下である、〔3〕に記載の除去剤。
〔5〕 ケイ酸塩粒子は、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウム、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムフルオライド、ケイ酸マグネシウムナトリウム、およびそれらの変性物からなる群から選ばれる少なくともひとつを含んでなるものである、〔1〕~〔4〕のいずれかひとつに記載の除去剤。
〔6〕 セルロース誘導体をさらに含有する、〔1〕~〔5〕のいずれかひとつに記載の除去剤。
〔7〕 ヒューメクタントまたはエモリエントをさらに含有する、〔1〕~〔6〕のいずれかひとつに記載の除去剤。
本発明の美爪料の除去剤は、コットン等の含浸材を使用せずとも、対象となる爪に塗るだけで、容易に美爪料を爪から除去することができ、且つ爪や皮膚の白化がほとんどなく、爪および皮膚の保湿などができる。本発明の美爪料の除去剤は、美爪料を爪から除去することができる。本発明の美爪料の除去剤は、せん断を加えている間は粘度が低下し塗布などの作業性が良好であり、一方、静置状態においては粘度が高いので爪から垂れ落ちない。
本発明の美爪料の除去剤は、ケイ酸塩粒子と、有機溶媒とを含有してなり、チクソ性を有する。
本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、重金属が鉛換算量にて50ppm以下であり且つヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下である。
重金属の鉛換算量は、つぎのようにして測定する。
ケイ酸塩粒子1.5gに水50mL及び塩酸5mLを加え,20分間よく振り混ぜながら穏やかに煮沸する。室温に戻した後、遠心分離し、上澄液を除き、沈殿層を水10mLで洗い、遠心分離する。これを2回繰り返す。上澄液及び洗液を合わせ、これにアンモニア水を滴加し、沈殿がわずかに生じたとき,強く振り動かしながら希塩酸を滴加して再び溶かす。この液に塩化ヒドロキシルアンモニウム0.45gを加えて加熱する。室温に戻した後、酢酸ナトリウム三水和物0.45gおよび希酢酸6mLを加え、ろ過し、水10mLで洗い、ろ液及び洗液を合わせ、これに水を加えて150mLにして試料溶液とする。一方で、鉛標準液2.5mLに塩化ヒドロキシルアンモニウム0.15g、酢酸ナトリウム三水和物0.15g、酢酸2mL及び水を加えて50mLにして比較液とする。試料溶液50mLおよび比較液50mlのそれぞれに、硫化ナトリウム試液を滴加し、混和し、5分間放置した。試料溶液および比較液の呈した色を比較し、鉛標準液における鉛量から、試料溶液の鉛換算量を決定する。
ヒ素の三酸化二ヒ素換算量は、つぎのようにして測定する。
ケイ酸塩粒子0.40gに水5mL及び硫酸1mLを加え、白煙が発生するまで加熱する。室温に戻した後、注意しながら水を加えて5mLにして試料溶液とする。この試料溶液を原子吸光光度法によって波長193.7nmの吸光度を測定し、標準液における三酸化二ヒ素量から、試料溶液の三酸化二ヒ素換算量を決定する。
本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、一次粒子の50%粒子径が、好ましくは300nm以下、より好ましくは250nm以下、さらに好ましくは150nm以下であるものを含む。一次粒子の50%粒子径は、電子顕微鏡等にて測定される数基準粒度分布から決定できる。本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、一次粒子の50%粒子径が、ベントナイトやヘクトライトなどの粘土鉱物よりも小さいことが好ましい。本発明の美爪料の除去剤は、チクソ性を示すので、塗布時に滑らかな流動性を有し、良好な塗り易さを示し、爪上に載せ静止した時に流動性が無くなり爪から垂れ落ちることがない。
また、本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、結晶一単位の平均長径が、好ましくは5~70nm、より好ましくは10~50nm、さらに好ましくは15~35nmであるものを含む。本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、結晶一単位の平均短径が、好ましくは0.01~5nm、より好ましくは0.05~3nm、さらに好ましくは0.1~1.5nmであるものを含む。
本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、変性ケイ酸塩粒子および無変性ケイ酸塩粒子からなる群から選ばれる少なくとも一つである。
無変性ケイ酸塩粒子としては、例えば、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウム、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムフルオライド、ケイ酸マグネシウムナトリウムなどを挙げることができる。変性ケイ酸塩粒子は、有機溶媒との親和性を向上させるために、公知の方法で、無変性ケイ酸塩粒子を変性したものである。
変性ケイ酸塩粒子としては、例えば、塩化ジメチルジステアリルアンモニウム処理ヘクトライト(ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムジメチルジステアリルアンモニウム)、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムトリオクチルメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレンヤシアルキルメチルアンモニウム処理ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムなどのアンモニウム変性ケイ酸塩粒子を挙げることができる。
変性ケイ酸塩粒子は、塩化物が塩素換算量にて0.5重量%以下であることが好ましい。
塩化物の塩素換算量は、ケイ酸塩粒子1.0gを精密に量り、炭酸カリウム3gを加えてよくかき混ぜ、さらにその上に炭酸カリウム3gを加え、約900℃で2時間加熱融解する。室温に戻した後、温水20mlを加え、よくかき混ぜた後、遠心分離する。この操作をさらに3回繰り返し、上澄み液を合わせ、水を加えて100mlとする。これに硝酸を加えて酸性とした後、さらに硝酸10ml、硫酸アンモニウム鉄(III)試液5mlおよびニトロベンゼン3mlを加える。この液に0.1mol/l硝酸銀液25mlを加えてよくかき混ぜ、0.1mol/lチオシアン酸アンモニウム液で滴定する。液が赤褐色になったときを終点とする。
本発明に用いられるケイ酸塩粒子は、1つのタイプのケイ酸塩粒子であってもよいが、2以上のタイプのケイ酸塩粒子の混合物であることが好ましい。本発明に特に好ましく用いられるケイ酸塩粒子は、変性ケイ酸塩粒子と無変性ケイ酸塩粒子との混合物である。変性ケイ酸塩粒子と無変性ケイ酸塩粒子との混合比は、特に制限されず、例えば、好ましくは99.9/0.1~0.1/99.9、より好ましくは99/1~1/99である。
ケイ酸塩粒子の量は、チクソ性を示す限り、特に限定されず、例えば、有機溶媒100質量部に対して、好ましくは0.01~5質量部、より好ましくは0.05~3質量部、さらに好ましくは0.1~1.5質量部である。
本発明に用いられる有機溶媒は、美爪料を溶解させることができるものであれば、特に限定されない。例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類; メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール類; 酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類; エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテルなどのグリコールエーテル類; エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、グリセリンカーボネートなどのカーボネート類;などを挙げることができる。これらは1種単独で若しくは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらのうち、アセトンを主に含有するものが好ましく、主にアセトンを従に他の有機溶媒を含有するものがより好ましく、主にアセトンを従にエステル類を含有するものがさらに好ましい。また、溶媒若しくは分散媒として水、好ましくは軟水を含有させてもよい。
本発明の美爪料の除去剤は、ヒューメクタントまたはエモリエントをさらに含有することが好ましい。
ヒューメクタントとしては、1,3-ブチレングリコール、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、BG、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、D-マンニット、DL-アラニン、L-アスパラギン酸、L-アラニン、L-アルギニン、L-イソロイシン、L-スレオニン、L-セリン、L-チロシン、L-バリン、L-ヒスチジン、L-フェニルアラニン、L-リジン液、L-ロイシン、N-アセチル-L-ヒドロキシプロリン、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシン、N-(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)-N-ヒドロキシエチルヘキサデカナミド、PCA-Na、γ-アミノ酪酸、アシタバエキス、アシタバ葉/茎エキス、アスパラガス茎エキス、アスパラギン酸、アセチルヒアルロン酸Na、アセチルヒドロキシプロリン、アミノ酪酸、アルカリゲネス産生多糖体、アルギニン、アルテアエキス、アルテア根エキス、アロエ液汁、アロエエキス、アロエベラ液汁、アロエベラ葉エキス、アンズ種子エキス、イザヨイバラエキス、ウスバサイシン根茎/根エキス、エイジツエキス、エクトイン、エチルヘキシルグリセリン、塩酸L-ヒスチジン、塩酸リジン、オクラエキス、オクラ果実エキス、オタネニンジン根エキス、オレンジエキス、オレンジ果実エキス、温泉水、海塩、海水、海水乾燥物、加水分解エラスチン、加水分解ケラチン、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン液、加水分解コラーゲン液、加水分解コラーゲン末、加水分解コンキオリン、加水分解コンキオリン液、加水分解シルク、加水分解シルク液、加水分解シルク末、加水分解水添デンプン、加水分解ヒアルロン酸、加水分解卵殻膜、加水分解卵白、カッコンエキス、カリンエキス、キイチゴエキス、キウイエキス、キシリット、キシリトール、キューカンバーエキス、キュウリ果実エキス、キョウニンエキス、クズ根エキス、クチナシエキス、クチナシ果実エキス、グリコシルトレハロース、グリシン、グリセリン、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、グルコース、グルタミン、グルタミン酸、グルタミン酸Na、グレープフルーツエキス、グレープフルーツ果実エキス、クロレラエキス、ゲンチアナエキス、ゲンチアナ根茎/根エキス、米エキス、コメヌカエキス、コラーゲン・トリペプチド F、コンドロイチン硫酸Na、サイシンエキス、サイタイエキス、サイタイ抽出液、サクシノイルアテロコラーゲン、サクシノイルアテロコラーゲン液、サンザシエキス、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、シラカンバ樹液、シロキクラゲ多糖体、スイカズラエキス、スイカズラ花エキス、スイゼンジノリ多糖体、水溶性コラーゲン、水溶性プロテオグリカン、スギナエキス、スクロース、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、ゼニアオイエキス、ゼニアオイ花エキス、セラミド2、セラミド5、セラミドAG、セラミドNG、セリシン、セリン、ソルビット、ソルビトール、ダイズエキス、ダイズ種子エキス、大豆リン脂質、タウリン、チューベロース多糖体、チューベロースポリサッカライド液、チロシン、デキストラン、テンチャエキス、トウキエキス、トウキ根エキス、トウニンエキス、トウモロコシエキス、トマトエキス、トマト果実エキス、トリメチルグリシン、トレオニン、トレハロース、トレハロース液、乳酸、乳酸Na、乳酸ナトリウム液、乳糖、尿素、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ニンニク根エキス、ノイバラ果実エキス、濃グリセリン、白糖、パセリエキス、ハトムギ種子エキス、ハチミツ、バリン、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸Na、ビオチン、ヒスチジン、ヒスチジンHCl、ヒドロキシプロリン、フェニルアラニン、ブクリョウエキス、ブドウ糖、ブナエキス、プラセンタエキス、プロパンジオール、プロピレングリコール、プロポリスエキス、ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド、ベタイン、ベニバナエキス、ベニバナ花エキス、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリクオタニウム、ポリプロピレングリコール、マドンナリリー根エキス、マルチトール、マルチトール液、マンニトール、マンノース、メチルグルセス-20、モモ種子エキス、ユズエキス、ユズ果実エキス、ユズ種子エキス、ユビキノン、ユビデカレノン、ユリエキス、ヨーロッパブナ芽エキス、ヨクイニンエキス、ライスパワーエキス、ラフィノース、卵黄レシチン、リシン、リシンHCl、リンゴエキス、リンゴ果実エキス、レイシ柄エキス、レイシエキス、レシチン、レンゲソウエキス、ロイシン、ローヤルゼリーエキスなどを挙げることができる。これらは1種単独で若しくは2種以上を組み合わせて用いることができる。
エモリエントとしては、2-エチルヘキサン酸セチル、2-オクチルドデカノール、2-オクチルドデカノール、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・ベヘニル・2-オクチルドデシル)、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル、アーモンド油、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、アストロカリウムムルムル種子脂、アフリカマンゴノキ核脂、アボカド油、アマナズナ種子油、アマニ油、アルガニアスピノザ核油、アルモンド油、アンズ核油、安息香酸アルキル(C12-15)、イソステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸ポリグリセリル-4、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソヘキサデカン、エチルヘキサン酸セチル、オクチルドデカノール、オリーブ果実油、オリーブ油、オレイルアルコール、オレイン酸フィトステリル、カニナバラ果実油、カノラ油、吸着精製ラノリン、キョウニン油、キョウニン油、ククイナッツ油、クロフサスグリ種子油、硬化ヒマシ油、硬化油、合成スクワラン、コーン油、コムギ胚芽油、コメヌカ油、コメ胚芽油、コレステロール、ザクロ種子油、サフラワー油、シア脂、ジイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-3、ジカプリン酸PG、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)、シュガースクワラン、ショ糖脂肪酸エステル、ジリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ジリノール酸ジ(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/べヘニル)、水素添加ヤシ油、水添ココグリセリル、水添パーム核油、水添ヒマシ油、水添ヤシ油、水添ロジン酸ペンタエリスリチル、スクワラン、スクレロカリアビレア種子油、ダイズステロール、大豆油、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/べヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(べヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、チャ実油、月見草油、ツバキ種子油、ツバキ油、テオブロマグランジフロルム種子脂、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、テトライソステアリン酸スクロース、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トウモロコシ油、トウモロコシ胚芽油、トリ2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、トリ酢酸テトラステアリン酸スクロース、パーシック油、馬油(ばあゆ)、ハイブリッドサフラワー油、ハイブリッドヒマワリ油、バチルアルコール、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、ピーナッツ油、ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2、ピスタシオ種子油、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル、ヒマワリ油、フィトステロール、フィトステロールズ、ブドウ種子油、ヘーゼルナッツ種子油、ヘーゼルナッツ油、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ホホバ種子油、ホホバ油、マカデミア種子油、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、マカデミアナッツ油、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ミネラルオイル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、メドウフォーム油、モクロウ、モノイソステアリン酸ポリグリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/べヘニル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルサルコシンイソプロピル、ラッカセイ油、ラノリン、ラノリンアルコール、リノール酸、リノレン酸、流動パラフィン、リンゴ酸ジイソステアリル、ルリジサ種子油、ローズヒップ油、ワサビノキ種子油、ワセリンなどを挙げることができる。これらは1種単独で若しくは2種以上を組み合わせて用いることができる。
ヒューメクタントまたはエモリエントのうち、ケラチン、ポリエチレングリコールが好ましい。ケラチンは爪や皮膚の白化を抑制することが期待できる。ケラチンは、ハードケラチンであっても、ソフトケラチンであってもよいが、ソフトケラチンが好ましい。ポリエチレングリコールは、チクソ性が発現するケイ酸塩粒子濃度などを調整する効果、保湿性を向上させる効果などが期待できる。
ヒューメクタントまたはエモリエントの量は、例えば、有機溶媒100質量部に対して、好ましくは0.01~5質量部、より好ましくは0.03~3質量部、さらに好ましくは0.05~1質量部である。
本発明の美爪料の除去剤は、セルロース誘導体をさらに含有することが好ましい。セルロース誘導体としては、エチルセルロース、メチルセルロース、エチルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ベンジルセルロース、トリチルセルロース、シアノエチルセルロース、アミノエチルセルロースなどのセルロースエーテル;ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの疎水化セルロースエーテルなどを挙げることができる。これらのうち、セルロースエーテルが好ましく、ヒドロキシアルキルセルロースがより好ましい。
セルロース誘導体の量は、例えば、有機溶媒100質量部に対して、好ましくは0.1~10質量部、より好ましくは0.3~7質量部、さらに好ましくは0.5~5質量部である。
本発明の美爪料の除去剤は、その他に、例えば、油剤、顔料、染料、界面活性剤、保湿剤、紫外線吸収剤、防腐剤、薬剤、香料、抗菌剤、pH調整剤等を含有してもよい。
界面活性剤としては、脂肪酸ナトリウム、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩などのアニオン界面活性剤;アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルベンジルジメチルアンモニウム塩、などのカチオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレン縮合物、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテルなどのノニオン界面活性剤;アルキルジメチルアミンオキシド、アルキルカルボキシベタインなどの両性界面活性剤を挙げることができる。これらのうちカチオン界面活性剤が好ましい。
本発明の美爪料の除去剤は、pHが、好ましくは3.5~7、より好ましくは、4.0~6.5、さらに好ましくは4.5~6.0である。美爪料の除去剤が爪上に残っても、皮膚や爪に悪影響を及ぼすことがない。
本発明の美爪料の除去剤は、その調製法によって特に制限されない。例えば、ケイ酸塩粒子を分散媒中に均一に分散させてコロイドを得、このコロイドに、必要に応じて他の成分の溶液を加えて、均一にすることによって得ることができる。
本発明の美爪料の除去剤は、スプレーにて噴霧することができる。スプレーとして、トリガー式、手動ポンプ式、電動ポンプ式、高圧ガス式、空気圧式、蓄圧式、ベンチュリ式などを用いることができる。また、本発明の美爪料の除去剤は、刷毛塗り、ヘラ塗りなどをすることもできる。本発明の美爪料の除去剤は、爪に塗布した後、粘度が増大し爪から塗膜が垂れにくくなる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、これらにより本発明の範囲が限定されるものではない。
実施例1
ケイ酸塩粒子(未変性ケイ酸塩粒子:重金属が鉛換算量にて50ppm以下、ヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下、一次粒子の50%粒子径100nm、結晶一単位の平均長径25nm、結晶一単位の平均短径0.92nm、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウム+ケイ酸マグネシウムナトリウム、変性ケイ酸塩粒子:重金属が鉛換算量にて50ppm以下、ヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下、塩化物が塩素換算量にて0.5重量%以下、塩化ジメチルジステアリルアンモニウム処理ヘクトライト)、酢酸エチル、アセトン、界面活性剤(カチオン界面活性剤:ポリオキシプロピレンメチルジエチルモニウムクロリド)およびヒドロキシプロピルセルロースを混ぜ合わせて、チクソ性の美爪料の除去剤を得た。得られた除去剤を、美爪料(エナメル)の塗布された爪に塗布し、評価を行った。
除去剤の塗り易さ: 良
使用感 : 滑らかな肌ざわり、軽い使い心地、べたつきなし
爪上の除去剤の硬さ: 良(垂れ落ちない)
美爪料除去力: 良
ふき取り易さ: 良
皮膚の白化: かすかに白化
使用後のべたつき: なし
臭い: アセトン臭
透明性: 透明
実施例2
ケイ酸塩粒子ケイ酸塩粒子(未変性ケイ酸塩粒子:重金属が鉛換算量にて50ppm以下、ヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下、一次粒子の50%粒子径100nm、結晶一単位の平均長径25nm、結晶一単位の平均短径0.92nm、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウム+ケイ酸マグネシウムナトリウム、変性ケイ酸塩粒子:重金属が鉛換算量にて50ppm以下、ヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下、塩化物が塩素換算量にて0.5重量%以下、塩化ジメチルジステアリルアンモニウム処理ヘクトライト)、酢酸エチル、アセトン、ヒドロキシプロピルセルロース、ケラチン、界面活性剤(カチオン界面活性剤:ポリオキシプロピレンメチルジエチルモニウムクロリド)および香料0.001を混ぜ合わせて、チクソ性の美爪料の除去剤を得た。得られた除去剤を、美爪料(エナメル)の塗布された爪に塗布し、評価を行った。
除去剤の塗り易さ: 良
使用感 : 滑らかな肌ざわり、軽い使い心地、べたつきなし
爪上の除去剤の硬さ: 良(垂れ落ちない)
美爪料除去力: 良
ふき取り易さ: 良
皮膚の白化: 白化なし
使用後のべたつき: なし
臭い: 香料臭
透明性: 透明
以上のとおり、本発明の美爪料の除去剤は、コットン等の含浸材を使用せずとも、対象となる爪に塗るだけで、容易に美爪料を爪から除去することができ、且つ爪や皮膚の白化がほとんどなく、爪および皮膚の保湿などができる。本発明の美爪料の除去剤は、美爪料を爪から除去することができる。本発明の美爪料の除去剤は、せん断を加えている間は粘度が低下し塗布などの作業性が良好であり、一方、静置状態においては粘度が高いので爪から垂れ落ちない。

Claims (7)

  1. 重金属が鉛換算量にて50ppm以下で且つヒ素が三酸化二ヒ素換算量にて5ppm以下であるケイ酸塩粒子と、
    有機溶媒とを含有してなり、
    チクソ性を有する、
    美爪料の除去剤。
  2. 有機溶媒がアセトンを主に含有するものである、請求項1に記載の除去剤。
  3. ケイ酸塩粒子は、結晶一単位の平均長径が5~70nmで、且つ結晶一単位の平均短径が0.01~5nmである、請求項1または2に記載の除去剤。

  4. ケイ酸塩粒子は、一次粒子の50%粒子径が300nm以下である、請求項3に記載の除去剤。
  5. ケイ酸塩粒子は、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウム、ケイ酸リチウムナトリウムマグネシウムフルオライド、ケイ酸マグネシウムナトリウム、およびそれらの変性物からなる群から選ばれる少なくともひとつを含んでなるものである、請求項1~4のいずれかひとつに記載の除去剤。
  6. セルロース誘導体をさらに含有する、請求項1~5のいずれかひとつに記載の除去剤。
  7. ヒューメクタントまたはエモリエントをさらに含有する、請求項1~6のいずれかひとつに記載の除去剤。
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