JP2023061559A - 簡易構造体、カバー材 - Google Patents

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【課題】 施工しやすい簡易構造体の提供。【解決手段】 簡易建物1とカバー材2とを備え、簡易建物1は、建物の外壁3から離して設置してあり、カバー材2は、簡易建物1と外壁3との隙間を覆うものであって、簡易建物1に取付けた簡易建物側取付部材4,4a,4bと、外壁3に接着又はビス止めした外壁側取付部材5,5a,5bと、簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとを繋ぐ変位吸収部6,6a,6bを有し、外壁側取付部材5,5a,5bは、簡易建物側取付部材4,4a,4bに対して外周側にずれた位置にある。【選択図】 図1

Description

本発明は、サンルームやテラス等の簡易構造体と、簡易建物と外壁との隙間を塞ぐカバー材に関する。
従来より、住宅の庭などにサンルームやテラス等の簡易構造体を設置することがあり、より施工しやすい簡易構造体が求められていた。
本発明は以上に述べた実情に鑑み、施工しやすい簡易構造体及びカバー材の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による簡易構造体は、簡易建物とカバー材とを備え、簡易建物は、建物の外壁から離して設置してあり、カバー材は、簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有し、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることを特徴とする。
請求項2記載の発明によるカバー材は、建物の外壁から離して設置した簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有し、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による簡易構造体は、簡易建物とカバー材とを備え、簡易建物は、建物の外壁から離して設置してあり、カバー材は、簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有するので、簡易建物を建物の躯体構造と関係なく設置することができ、外壁には外壁側取付部材を取付けるだけでよく、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを変位吸収部で繋げばよいため、施工がしやすい。しかも、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることで、簡易建物と外壁間に相対変位が生じたときや、風圧等により簡易建物取付部材の外壁側が内外周方向に変位したときでも、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とが干渉しないので、破損を防止できる。簡易建物と外壁との隙間がカバー材で覆われるため、簡易建物と外壁との間から雨が入らない。カバー材に変位吸収部を有するので、簡易建物と外壁間の相対変位を吸収できる。
請求項2記載の発明によるカバー材は、建物の外壁から離して設置した簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有するので、外壁には外壁側取付部材を取付けるだけでよく、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを変位吸収部で繋げばよいため、施工がしやすい。しかも、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることで、簡易建物と外壁間に相対変位が生じたときや、風圧等により簡易建物取付部材の外壁側が内外周方向に変位したときでも、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とが干渉しないので、破損を防止できる。簡易建物と外壁との隙間がカバー材で覆われるため、簡易建物と外壁との間から雨が入らない。カバー材に変位吸収部を有するので、簡易建物と外壁間の相対変位を吸収できる。
第1実施形態の簡易構造体の外壁側上部の縦断面図である。 同簡易構造体の外壁側の上部を拡大して示す正面図である。 同簡易構造体の横断面図である。 同簡易構造体の外壁側下部の縦断面図である。 同簡易構造体の正面図である。 同簡易構造体の平面図である。 同簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の建具等を省略した斜視図である。 同簡易構造体の概略分解斜視図である。 第2実施形態の簡易構造体の正面図である。 同簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の建具等を省略した斜視図である。 (a)は同簡易構造体の外壁側の横断面図であり、(b)は同縦断面図である。 同簡易構造体の概略分解斜視図である。 第3実施形態の簡易構造体の正面図である。 同簡易構造体の平面図である。 同簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の建具等を省略した斜視図である。 同簡易構造体の外壁側下部の縦断面図である。 同簡易構造体の外壁側の横断面図である。 同簡易構造体の概略分解斜視図である。 第4実施形態の簡易構造体の正面図である。 同簡易構造体の平面図である。 同簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の外壁側上部の縦断面図である。 同簡易構造体の外壁側の横断面図である。 第5実施形態の簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の外壁側の縦断面図である。 第6実施形態の簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の外壁側の縦断面図である。 第7実施形態の簡易構造体の側面図である。 同簡易構造体の外壁側の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~9は、本発明の簡易構造体の第1実施形態を示している。本簡易構造体は、図1,3に示すように、住宅等の建物の外壁3の屋外側に外壁3から離して設置した簡易建物1と、簡易建物1と外壁3との隙間を塞ぐカバー材2とを備える。さらに簡易建物1は、外壁3の屋外側に外壁3から離して設置した独立フレーム7と、独立フレーム7に取付けた簡易建物本体8とで構成してある。外壁3には、図示しない掃き出し窓が取付けてあり、建物内から簡易建物1に出入りできるようになっている。
独立フレーム7は、左右一対の柱10,10と、左右の柱10,10の上端部に架設した梁11とで、門型に形成してある。左右の柱10は、図7に示すように、地面Gに開けた基礎穴13に下端部を挿入し、まわりをコンクリート14で固めてしっかりと自立させてある。梁11は、図1に示すように、略矩形断面の中空形材となっており、下面を柱10の上端面に当接し、柱10内に設けた金具15により柱10と連結してある。梁11の上面の前側の部分は下向きに傾斜しており、梁11上面の後側端部には上方に突出する突条76が設けてある。梁11の左右両端部には、図2に示すように、蓋16を取付けて小口を塞いである。
簡易建物本体8は、図5~8に示すように、前面部17と左右の側面部18,18と屋根部20と床部21とを備える公知のサンルームである。前面部17と側面部18,18には、引き違い戸22を備える建具が取付けてあり、屋根部20には屋根パネル23が取り付けてある。床部21には、床板24が取付けてある(図4参照)。
簡易建物本体8は、図1に示すように、屋根部20の外壁3側端部に垂木掛け25を有し、垂木掛け25を独立フレーム7の梁11の前面に当接してねじ26で固定してある。また簡易建物本体8は、図3に示すように、左右の側面部18,18の外壁3側端部に躯体方立27を有し、躯体方立27を独立フレーム7の柱10の前面に当接してねじ28で固定してある。
また、図3,4に示すように、独立フレーム7の左右の柱10,10間の下部には根太掛け受け29が架設してあり、根太掛け受け29の前面に根太掛け30が取付けてあり、根太掛け30に床板24を支持する根太31を取付けてある。根太掛け受け29の外壁3側面には隙間隠し部材32が取付けてあり、隙間隠し部材32で外壁3との隙間を隠してある。さらに、独立フレーム7の柱10の外壁3側面にも隙間隠し部品33が取付けてあり、隙間隠し部品33により柱10と外壁3との隙間を隠してある。
通常、サンルームは、垂木掛け25と躯体方立27を外壁3に当接して建物の躯体構造(柱及び間柱)にねじで固定されるが、本簡易構造体は外壁3の室外側に間隔をおいて独立フレーム7を設け、独立フレーム7に垂木掛け25と躯体方立27を取付けることで、建物の躯体構造と関係なく設置することができる。また、建物の躯体構造に孔を開ける必要がなく、簡易建物1から建物の躯体構造に荷重が加わることもない。
カバー材2は、図5~8に示すように、上カバー材2aと左右の縦カバー材2b,2bとで門型に形成してある。
上カバー材2aは、図1に示すように、簡易建物本体8の垂木掛け25に取付けた簡易建物側取付部材4aと、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5aと、簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5aとを繋ぐ変位吸収部6aを有している。上カバー材2aは、独立フレーム7の梁11をまたぐ形で梁11と非接触の状態で設けてあり、上カバー材2aの下面と梁11の上面との間には隙間34が形成されている。上カバー材2aが雪の重み等で下向きに撓むと、梁11の上面に設けた突条76により撓みが規制される。
簡易建物側取付部材4aは、アルミ製の中空押出形材よりなり、前後方向の中央に仕切り壁35を設けて中空部を仕切ってある。簡易建物側取付部材4aの前側部下面側には、上カバー補助材36が取付けてある。上カバー補助材36は、略矩形断面の中空部37を有し、中空部37の水平な上壁に係止部38と取付片39を有し、上壁を簡易建物側取付部材4aの下面に当接し、係止部38を簡易建物側取付部材4aに形成された突条40に係止し、取付片39を簡易建物側取付部材4aに下方からのねじ41で固定してある。簡易建物側取付部材4aは、前側の壁42が下方に垂下し、上カバー補助材36を隠している。上カバー補助材36は、鉤型断面の取付部43を前方に突出して有し、該取付部43を垂木掛け25の上壁に前方から引っ掛け、上方からのねじ44でねじ止めすることで、上カバー材2aを垂木掛け25に取付けている。
簡易建物側取付部材4aは、簡易建物1よりも外壁3側に延出する延出部77を有しており、延出部77の外壁3側端部に変位吸収部6aを取付けるための取付溝45が上向きに開口して設けてある。これにより、変位吸収部6aの見込方向の寸法を小さくすることができ、変位吸収部6aを撓みにくく、外れ難くすることができる。
外壁側取付部材5aは、簡易建物側取付部材4aよりも外周側にずれた位置で外壁3に取付けてある。外壁側取付部材5aは、アルミ形材で形成したものであって、簡易建物側取付部材4aと比べて細く、軽いものとなっている。外壁側取付部材5aは、下側に中空部46と前側に向けて開口した変位吸収部6a取付用の取付溝45を有し、上側にL形断面のシール材受け部47を有している。後側の面は外壁3への取付面となっており、該取付面には突条を上下方向に間隔をおいて複数設けることでごく浅い凹部が長手方向に沿って形成されており、該凹部に保持した接着剤48により外壁側取付部材5aを外壁3に接着して取付けてある。なお、外壁側取付部材5aは、接着のみで外壁3に取付けてあってもよいが、シール材受け部47と中空部46の間の板状部49で外壁3にビス止めして取付けることもできる。シール材受け部47には湿式のシール材50が充填してあり、これにより外壁3を伝って雨水が浸入するのを防いでいる。
変位吸収部6aは、ゴムまたは樹脂で形成したものであり、前側と後側の端部に簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5aの取付溝45に押し込まれて保持される取付部51,51を有し、前後の取付部51,51を内外周方向に伸縮自在な蛇腹状部分52で繋いである。蛇腹状部分52は、壁を山折り・谷折りして内外周方向に重なるように折り畳んだ構造となっている。
変位吸収部6aは、前側の取付部51を簡易建物側取付部材4aの取付溝45に上方より押し込み、後側の取付部51を外壁側取付部材5aの取付溝45に前方から押し込んで取付けられる。前後の取付部51,51間に蛇腹状部分52を有することで、簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5aとの間の見込方向及び内外周方向の相対変位を吸収することができる。蛇腹状部分52の折り畳み構造により、変位吸収量が大きく、且つ蛇腹状部分52が内外周方向に伸縮する向きで配置されていることで、変位吸収部6a上に水が溜まりにくいと共に、簡易建物側取付部材4aの内外周方向の変位(下からの吹き上げによる変位)に追従しやすい。
図3に示すように、縦カバー材2bも上カバー材2aと同様に、簡易建物本体8に取付けた簡易建物側取付部材4bと、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5bと、簡易建物側取付部材4bと外壁側取付部材5bとを繋ぐ変位吸収部6bを有している。
縦カバー材2bは、独立フレーム7の柱10をまたぐ形で柱10と非接触の状態で設けてあり、縦カバー材2bの内周側面と柱10の側面との間には隙間34が形成されている。簡易建物側取付部材4bの前側端部の内周側面には縦カバー補助材53が取付けてあり、縦カバー補助材53に前方に突出して設けた取付片54を躯体方立27に側方からのねじ55でねじ止めして、縦カバー材2bを簡易建物本体8の躯体方立27に取付けている。
縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bは、図4に示すように、下端部が独立フレーム7の柱10と共に地中に埋めてコンクリート14で固定してあり、これにより縦カバー材2bを自立させてある。上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aは、図1,2に示すように、下面を縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bの上端面に当接して配置され、L形の連結具56で上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aの小口を塞ぐと共に、上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bとを連結してある。
縦カバー材2bの外壁側取付部材5bは、図3に示すように、簡易建物側取付部材4bに対して外周側にずれた位置で外壁3に取付けてある。また、縦カバー材2bの外壁側取付部材5bは、図4に示すように、下端を地面Gに当接させてある。上カバー材2aの外壁側取付部材5aは、図1,2に示すように、下面を縦カバー材2bの外壁側取付部材5bの上端面に当接して配置され、金具57により縦横の外壁側取付部材5a,5bの端部同士を連結してある。
このように本簡易構造体は、カバー材2が簡易建物1(簡易建物本体8)に取付けられる簡易建物側取付部材4a,4bと、外壁3に接着により取付けられる外壁側取付部材5a,5bと、簡易建物側取付部材4a,4bと外壁側取付部材5a,5bとを繋ぐ変位吸収部6a,6bとから構成されているため、外壁3には細く軽い外壁側取付部材5a,5bを取付けるだけでよく、簡易建物1に取付けた簡易建物側取付部材4a,4bと外壁側取付部材5a,5bとを変位吸収部6a,6bで繋ぐことで、カバー材2の施工が容易に行える。
外壁側取付部材5a,5bは、簡易建物側取付部材4a,4bに対して外周側にずれた位置で外壁3に取付けてあるので、簡易建物1と外壁3間に相対変位が生じたときや、吹き上げにより簡易建物側取付部材4a,4bの外壁3側が内外周方向に変位したときでも、外壁側取付部材5a,5bと簡易建物側取付部材4a,4bとが干渉せず、破損等を防止することができる。
簡易建物側取付部材4a,4bは、簡易建物1よりも外壁3側に延出する延出部77を有し、延出部77に変位吸収部6a,6bを取付けてあることで、変位吸収部6a,6bの見込方向の寸法を小さくすることができ、変位吸収部6a,6bを撓みにくく、外れ難くすることができる。
変位吸収部6a,6bは、前後の端部に取付部51,51を有し、前側の取付部51を簡易建物側取付部材4a,4bの取付溝45に外周側から押し込み、後側の取付部51を外壁側取付部材5a,5bの取付溝45に前方から押し込むことで簡単に取付けでき、施工性が一層向上する。
変位吸収部6a,6bは、内外周方向に伸縮自在な蛇腹状部分52を有することで、簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5aとの間の見込方向及び内外周方向の相対変位を吸収することができる。蛇腹状部分52の折り畳み構造により、変位吸収量が大きく、且つ蛇腹状部分52が内外周方向に伸縮する向きで配置されていることで、変位吸収部6a上に水が溜まりにくいと共に、簡易建物側取付部材4aの内外周方向の変位(下からの吹き上げによる変位)に追従しやすい。
また本簡易構造体は、カバー材2が上カバー材2aと縦カバー材2b,2bとで門型に形成してあり、縦カバー材2b,2bの下端部を地中に埋めて自立させてあることで、上カバー材2aの落下や縦カバー材2b,2bの倒れを防止してカバー材2を安定して設置することができるので、施工がしやすい。
カバー材2は、簡易建物本体8に取付けてあって、独立フレーム7をまたいで簡易建物本体8と外壁3との隙間を覆っているため、独立フレーム7が外部に露出せず意匠性が良いと共に、独立フレーム7と簡易建物本体8との間から雨水が浸入することがないため、止水性が高い。
図1,2に示すように、独立フレーム7の梁11の外壁3側面には、緩衝材9が取付けてある。緩衝材9は、ゴム又は樹脂で形成したものであり、梁11の長手方向に間隔をおいて複数、例えば左右両側と中央部の3箇所に設けてある。緩衝材9は、上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aよりも外壁3側に突出している。
このように緩衝材9が設けてあることで、地震や台風などにより簡易建物1が外壁3側に変位したときに、緩衝材9が衝撃を吸収してカバー材2等が破損するのを防ぐことができ、また、外壁側取付部材5aが外壁3から離れたとしても、緩衝材9があることでカバー材2aの落下を防止できる。
次に、本簡易構造体の施工手順を説明する。まず、図9に示すように、上カバー材2aの外壁側取付部材5aと左右の縦カバー材2b,2bの外壁側取付部材5b,5bとを門型に組み、各取付部材の取付面に接着剤を塗布し、縦カバー材2b,2bの外壁側取付部材5bの下端を地面Gに当接させた状態で外壁3に接着して取付ける。
次に、左右の柱10,10と梁11と根太掛け受け29とで独立フレーム7を組立て、柱10,10を地面Gに開けた基礎穴13に仮固定する。
次に、簡易建物本体8を組立て、組立てた簡易建物本体8を独立フレーム7に取付ける。
次に、簡易建物本体8に上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bを取付ける。
次に、上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5a、縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bと外壁側取付部材5bに、変位吸収部6a,6bを取付ける。
最後に、基礎穴13にコンクリート14を流し込み、柱10を固定する。
図10~14は、本発明の簡易構造体の第2実施形態を示している。本実施形態のものは、簡易建物本体8が床部21を有しないものとなっており、簡易建物本体8の下(床面)が土間60になっている。
縦カバー材2bは、図13に示すように、第1実施形態と同様に、簡易建物側取付部材4bの下端部を地中に埋め込んで自立させてある。独立フレーム7の柱10の外壁側面には水返し部品58が取付けてある。水返し部品58は、土間60から上方に立ち上がり、縦カバー材2bの内側面に当接する立ち上がり壁59を有しており、これにより柱10と外壁3の間の地面Gから土間60に水が浸入するのを防いでいる。
次に、第2実施形態の簡易構造体の施工手順を説明する。まず、図14に示すように、上カバー材2aの外壁側取付部材5aと左右の縦カバー材2b,2bの外壁側取付部材5b,5bとを門型に組み、各取付部材の取付面に接着剤を塗布し、縦カバー材2bの外壁側取付部材5bの下端を地面Gに当接させた状態で外壁3に接着して取付ける。
次に、左右の柱10,10と梁11とで独立フレーム7を組立て、柱10,10を地面Gに開けた基礎穴13に仮固定する。
次に、簡易建物本体8を組立て、組立てた簡易建物本体8を独立フレーム7に取付ける。
次に、簡易建物本体8に上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bを取付ける。
次に、上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5a、縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bと外壁側取付部材5bとに変位吸収部6a,6bを取付ける。
最後に、基礎穴13にコンクリートを流し込んで柱10を固定すると共に、土間60を仕上げる。
図15~21は、本発明の簡易構造体の第3実施形態を示している。この簡易構造体は、外壁3の室外側にデッキ61が設けてあり、デッキ61上に簡易建物本体(サンルーム)8を設置してある。
縦カバー材2bは、図19,20に示すように、簡易建物側取付部材4bの下端をデッキ材12の上面に金具62で固定することで自立させてある。この金具62は、独立フレーム7の柱10を通すためにデッキ材12に形成された切欠きと柱10との間の隙間を隠すカバーを兼ねており、左右に分割して形成されている。
次に、第3実施形態の簡易構造体の施工手順を説明する。まず、図21に示すように、上カバー材2aの外壁側取付部材5aと左右の縦カバー材2b,2bの外壁側取付部材5b,5bとを門型に組み、各取付部材の取付面に接着剤を塗布し、外壁3に接着して取付ける。
次に、左右の柱10,10と梁11とで独立フレーム7を組立て、柱10,10を地面Gに開けた基礎穴13に仮固定する。
次に、デッキ61の骨組み(束柱63、大引き64等)を設置する。
次に、基礎穴13にコンクリートを流し込んで基礎を仕上げ、その後、デッキ61の骨組みにデッキ材12を取付ける。
次に、簡易建物本体8を組立て、組立てた簡易建物本体8を独立フレーム7に取付ける。
次に、簡易建物本体8に上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bを取付ける。
次に、上カバー材2aの簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5a、縦カバー材2bの簡易建物側取付部材4bと外壁側取付部材5bとに変位吸収部6a,6bを取付ける。
図22~26は、本発明の簡易構造体の第4実施形態を示している。本実施形態は、住宅の庭に設置される自立型のガーデンルームに適用したものであって、図24,25に示すように、建物の外壁3から離して設置した簡易建物1と、簡易建物1と外壁3との隙間を塞ぐカバー材2とを備える。
簡易建物1は、図22~24に示すように、屋根部20と、屋根部20を支持する4本の柱65a,65a,65b,65bを有している。前側の左右の柱65a,65a間と、左側の前後の柱65a,65b間と、右側の前後の柱65a,65b間には、折り畳み戸66が取付けてある。屋根部20は、図25に示すように、周囲の屋根枠67に破風68が立ち上げて設けてあり、屋根20の周囲から見て垂木69や屋根パネル23等が見えないようにしてある。簡易建物1の下(床面)は土間60となっているが、第1実施形態のように床部21を設けたり、第3実施形態のようにデッキ61上に簡易建物1を設置することもできる。
カバー材2は、図22に示すように、第1,2実施形態と同様に、上カバー材2aと左右の縦カバー材2b,2bとで門型に形成してあり、縦カバー材2b,2bの下端部を地中に埋め込んで自立させてある。
上カバー材2aは、図25に示すように、簡易建物1にねじ止めして取付けた簡易建物側取付部材4aと、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5aと、簡易建物側取付部材4aと外壁側取付部材5aを繋ぐ変位吸収部6aとを有している。後側の屋根枠67の外壁3側面には緩衝材9が取付けてあり、緩衝材9は簡易建物側取付部材4aよりも外壁3側に突出している。
縦カバー材2bも、図26に示すように、簡易建物1にねじ止めして取付けた簡易建物側取付部材4bと、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5bと、簡易建物側取付部材4bと外壁側取付部材5bを繋ぐ変位吸収部6bを有している。
図27,28は、本発明の簡易構造体の第5実施形態を示している。本実施形態は、住宅の庭に設置される自立型のテラス屋根に適用したものであり、外壁3から離して設置した簡易建物1と、簡易建物1と外壁3との隙間を塞ぐカバー材2とを備える。
簡易建物1は、図27に示すように、屋根部20と、屋根部20を前後方向の中間部で支える左右一対の柱70を備えている。
カバー材2は、図28に示すように、後側の屋根枠67の上面に当接してねじ止めした簡易建物側取付部材4と、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5と、簡易建物側取付部材4と外壁側取付部材5を繋ぐ変位吸収部6を有している。後側の屋根枠67の外壁3側面には緩衝材9が取付けてあり、緩衝材9は簡易建物側取付部材4よりも外壁3側に突出している。
図29,30は、本発明の簡易構造体の第6実施形態を示している。本実施形態も、住宅の庭に設置される自立型のテラス屋根に適用したものであり、外壁3から離して設置した簡易建物1と、簡易建物1と外壁3との隙間を塞ぐカバー材2とを備える。
簡易建物1は、図29に示すように、屋根部20と、屋根部20を支持する左右一対の柱70を備え、屋根部20は前側の端部で柱70に片持ち状に支持されている
カバー材2は、図30に示すように、後側の屋根枠67にねじ止めして取付けた簡易建物側取付部材4と、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5と、簡易建物側取付部材4と外壁側取付部材5を繋ぐ変位吸収部6を有している。簡易建物側取付部材4は、屋根枠67の上縁に係止部71を上方から係止し、屋根枠67の外壁3側面に当接してねじ止めしてある。変位吸収部6は、前側の端部に設けた取付部51を、押さえ材72で押さえて簡易建物側取付部材4に取付けてある。後側の屋根枠67の外壁3側面には、簡易建物側取付部材4にねじ止めして緩衝材9が取付けてあり、緩衝材9は簡易建物側取付部材4よりも外壁3側に突出している。
図31,32は、本発明の簡易構造体の第7実施形態を示している。本実施形態は、住宅の庭に設置されるオーニングに適用したものであり、外壁から離して設置した簡易建物1と、簡易建物1と外壁3との隙間を塞ぐカバー材2とを備えている。
簡易建物1は、図31に示すように、外壁3から離して設けた独立フレーム7と、独立フレーム7の梁11の前面に取付けたオーニングユニット(簡易建物本体)73とを備えている。オーニングユニット73は、折れ曲がるアーム74によりキャンバス75を張り出し・収納自在に設けたものとなっている。
カバー材2は、図32に示すように、独立フレーム7の梁11の上面にねじ止めして取付けた簡易建物側取付部材4と、外壁3に接着により取付けた外壁側取付部材5と、簡易建物側取付部材4と外壁側取付部材5とを繋ぐ変位吸収部6を有している。
独立フレーム7の梁11の外壁3側面には緩衝材9が取付けてあり、緩衝材9は簡易建物側取付部材4よりも外壁3側に突出している。
第4~7実施形態の簡易構造体は、簡易建物1を外壁3から離して設置することで、建物の外壁3や躯体構造を傷めることなく設置することができる。しかも、簡易建物1と外壁3との隙間をカバー材2で塞いであるため、簡易建物1と外壁3との間から雨が入ることがない。
以上に述べたように本簡易構造体(第1,2,3,4,5,6,7実施形態)は、簡易建物1とカバー材2とを備え、簡易建物1は、建物の外壁3から離して設置してあり、カバー材2は、簡易建物1と外壁3との隙間を覆うものであって、簡易建物1に取付けた簡易建物側取付部材4,4a,4bと、外壁3に接着又はビス止めした外壁側取付部材5,5a,5bと、簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとを繋ぐ変位吸収部6,6a,6bを有するので、簡易建物1を建物の躯体構造と関係なく設置することができ、外壁3には外壁側取付部材5,5a,5bを取付けるだけでよく、簡易建物1に取付けた簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとを変位吸収部6,6a,6bで繋げばよいため、施工がしやすい。しかも、外壁側取付部材5,5a,5bは、簡易建物側取付部材4,4a,4bに対して外周側にずれた位置にあることで、簡易建物1と外壁3間に相対変位が生じたときや、風圧等により簡易建物取付部材4,4a,4bの外壁3側が内外周方向に変位したときでも、簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとが干渉しないので、破損を防止できる。簡易建物1と外壁3との隙間がカバー材2で覆われるため、簡易建物1と外壁3との間から雨が入らない。カバー材2に変位吸収部6,6a,6bを有するので、簡易建物1と外壁3間の相対変位を吸収できる。
簡易建物側取付部材4,4a,4bは、簡易建物1よりも外壁3側に延出する延出部77を有し、延出部77に変位吸収部6,6a,6bを取付けてあることで、変位吸収部6,6a,6bの見込方向の寸法を小さくすることができ、変位吸収部6,6a,6bを撓みにくく、外れ難くすることができる。
変位吸収部6,6a,6bは、内外周方向に伸縮自在な蛇腹状部分52を有することで、簡易建物側取付部材4,4aと外壁側取付部材5,5aとの間の見込方向及び内外周方向の相対変位を吸収することができる。蛇腹状部分52の折り畳み構造により、変位吸収量が大きく、且つ蛇腹状部分52が内外周方向に伸縮する向きで配置されていることで、変位吸収部6,6a上に水が溜まりにくいと共に、簡易建物側取付部材4,4aの内外周方向の変位(下からの吹き上げによる変位)に追従しやすい。
外壁側取付部材5,5a,5bと変位吸収部6,6a,6bは、簡易建物1の種類や形態を問わず兼用することができる。
また本簡易構造体(第1,2,3,7実施形態)は、簡易建物1とカバー材2とを備え、簡易建物1は、建物の外壁3から離して設置した独立フレーム7と、独立フレーム7に取付けた簡易建物本体8とで構成され、カバー材2は、簡易建物1と外壁3との隙間を覆うものであって、簡易建物本体8又は独立フレーム7に取付けた簡易建物側取付部材4,4a,4bと、外壁3に接着又はビス止めして取付けた外壁側取付部材5,5a,5bと、簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとを繋ぐ変位吸収部6,6a,6bを有するので、簡易建物1を独立フレーム7を基準として建物の躯体構造と関係なく設置することができ、外壁3には外壁側取付部材5,5a,5bを取付けるだけでよく、簡易建物本体8又は独立フレーム7に取付けた簡易建物側取付部材4,4a,4bと外壁側取付部材5,5a,5bとを変位吸収部6,6a,6bで繋げばよいため、施工がしやすい。簡易建物1と外壁3との隙間がカバー材2で覆われるため、簡易建物1と外壁3との間から雨が入らない。カバー材2に変位吸収部6,6a,6bを有するので、簡易建物1と外壁3間の相対変位を吸収できる。
第1,2,3実施形態の簡易構造体は、簡易建物側取付部材4a,4bを簡易建物本体8に取付けたことで、独立フレーム7が外部に露出せず意匠性が良いと共に、独立フレーム7と簡易建物本体8との間から雨水が浸入することがないため、止水性が向上する。
さらに本簡易構造体(第1,2,3,4,5,6,7実施形態)は、簡易建物1は、外壁3側面に緩衝材9が取付けてあり、緩衝材9は、簡易建物側取付部材4,4aよりも外壁3側に突出していることで、地震や台風などにより簡易建物1が外壁3側に変位したときに、緩衝材9が衝撃を吸収してカバー材2等が破損するのを防ぐことができ、また、外壁側取付部材5,5aが外壁3から離れたとしても、緩衝材9があることでカバー材2,2aの落下を防止できる。
また本簡易構造体(第1,2,3,4実施形態)は、簡易建物1とカバー材2とを備え、簡易建物1は、建物の外壁3から離して設置してあり、カバー材2は、簡易建物1と外壁3との隙間を覆うものであって、上カバー材2aと縦カバー材2b,2bとで門型に形成してあり、縦カバー材の2b,2b下端部を地中に埋めるかデッキ材12に固定して自立させてあるので、簡易建物1を建物の躯体構造と関係なく設置することができ、カバー材2は上カバー材2aの落下や縦カバー材2bの倒れを防止して安定して設置することができるので、施工がしやすい。簡易建物1と外壁3との隙間がカバー材2で覆われるため、簡易建物1と外壁3との間から雨が入らない。
縦カバー材2bを、簡易建物1に取付けられる簡易建物側取付部材4bと外壁3に取付けられる外壁側取付部材5bとに分割し、簡易建物側取付部材4bは下端部を地中に埋めるかデッキ材12に固定して自立させ、外壁側取付部材5bは地中に埋め込まないようにしたので、縦カバー材2bの下端部が建物の基礎と干渉するのを防止でき、施工性が一層向上する。
また本簡易構造体(第1,2,3実施形態)は、簡易建物1とカバー材2とを備え、簡易建物1は、建物の外壁3から離して設置した独立フレーム7と、独立フレーム7に取付けた簡易建物本体8とで構成され、独立フレーム7は、柱10,10と梁11とで門型に形成され、柱10,10の下端部を地中に埋めて立設してあり、カバー材2は、上カバー材2aと縦カバー材2b,2bとで門型に形成され、簡易建物1と外壁3との隙間を塞いでおり、縦カバー材2b,2bの下端部を地中に埋めるかデッキ材12に固定して自立させてあるので、簡易建物1を独立フレーム7を基準として建物の躯体構造と関係なく設置することができ、カバー材2は上カバー材2aの落下や縦カバー材2bの倒れを防止して安定して設置することができるので、施工がしやすい。簡易建物1と外壁3との隙間がカバー材2で覆われるため、簡易建物1と外壁3との間から雨が入らない。
カバー材2を簡易建物本体8に取付け、カバー材2が独立フレーム7をまたいで外壁3との隙間を覆うようにすることで、独立フレーム7が外部に露出せず意匠性が良いと共に、独立フレーム7と簡易建物本体8との間から雨水が浸入することがないため、止水性が向上する。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。カバー材の材質や断面形状は、適宜変更することができる。カバー材の変位吸収部の材質は、それ自体に弾性があるものに限らず、防水シートのようなものであってもよい。外壁側取付部材は、外壁に接着のみで取付けてあってもよいし、ビス止めのみで取付けてもよいし、接着とビス止めを併用して取付けてもよい。外壁は、タイル、レンガ、窯業系や金属系のサイディング、ALC等、いかなる種類のものであってもよい。簡易建物の種類や構造等は任意であり、サンルームやガーデンルーム、テラス屋根に限らず、例えばカーポートや風除室等であってもよい。本発明の簡易構造体は、既存の簡易建物にカバー材だけを後付けしたものであってもよい。
1 簡易建物
2 カバー材
2a 上カバー材
2b 縦カバー材
3 外壁
4,4a,4b 簡易建物側取付部材
5,5a,5b 外壁側取付部材
6,6a,6b 変位吸収部
7 独立フレーム
8 簡易建物本体
9 緩衝材
10 柱
11 梁
12 デッキ材

Claims (2)

  1. 簡易建物とカバー材とを備え、簡易建物は、建物の外壁から離して設置してあり、カバー材は、簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有し、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることを特徴とする簡易構造体。
  2. 建物の外壁から離して設置した簡易建物と外壁との隙間を覆うものであって、簡易建物に取付けた簡易建物側取付部材と、外壁に接着又はビス止めした外壁側取付部材と、簡易建物側取付部材と外壁側取付部材とを繋ぐ変位吸収部を有し、外壁側取付部材は、簡易建物側取付部材に対して外周側にずれた位置にあることを特徴とするカバー材。
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