JP2023060805A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態における記録システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、記録システムは、MFP(Multi Function Printer)(画像処理装置)10と、そのホスト装置としてのホストPC(情報処理装置)20を含んで構成される。MFP10は、本体にプリンタ機能及びスキャナ機能という複数の機能を持つプリンタであり、両機能を連携させて行うコピー機能を備えている場合もある。ホストPC20上でアプリケーションにより作成されるデータや、MFP10のスキャナ(画像読取装置)により取得されるデータが、MFP10での印刷対象のデータとなり得る。
Gout=Table1[Rin][Gin][Bin][1]
Bout=Table1[Rin][Gin][Bin][2]
また、ルックアップテーブルのグリッド数を256グリッドから例えば16グリッド等に減らし、複数のグリッドのテーブル値を補間して出力値を決定する等、テーブルサイズを小さくするようにしても良い。
M=Table2[Rout][Gout][Bout][1]
Y=Table2[Rout][Gout][Bout][2]
K=Table2[Rout][Gout][Bout][3]
また、ルックアップテーブルのグリッド数を256グリッドから例えば16グリッド等に減らし、複数のグリッドのテーブル値を補間して出力値を決定する等、テーブルサイズを小さくするようにしても良い。
Mout=Table3[1][M]
Yout=Table3[2][Y]
Kout=Table3[3][K]
また、ルックアップテーブルのグリッド数を256グリッドから例えば16グリッド等に減らし、複数のグリッドのテーブル値を補間して出力値を決定する等、テーブルサイズを小さくするようにしても良い。
Mdot=Halftone[Mout][x][y]
Ydot=Halftone[Yout][x][y]
Kdot=Halftone[Kout][x][y]
そして、各画素位置(x,y)に応じた閾値と比較することにより、各インク色の記録ドットのOn/Offを実現する。ここでは、Cout、Mout、Yout、Koutはそれぞれ10bitで表現され、0~1023の値域を取るとする。よって、各記録ドットの発生確率は、Cout/1023、Mout/1023、Yout/1023、Kout/1023となる。
実際には、Lが101通り、Hが360通り存在するので、全部で36,360個のC情報の組となる。なお、テーブル容量を削減する為にLやHの階調を低減するようにしても良い。
Cin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][1]
Hin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][2]
そして、CPU101は、以下の式のような比較処理を行い、印刷色域内か否かを判定する。
Else →印刷色域外
S303で印刷色域内に存在すると判定された場合、S304に進む。一方、S303で印刷色域内に存在しないと判定された場合、S306に進む。
If(Cin<=Cmax_Table[Lin2][Hin]) →印刷色域内
Else →印刷色域外
また、ホワイトポイント及びブラックポイント両方のマッピングを行う場合、MFP10の印刷色域のホワイトポイントのL値をLmax(Lの値域は0~100)、ブラックポイントのL値をLminとした場合、以下の式のように判定が行われる。
If(Cin<=Cmax_Table[Lin2][Hin]) →印刷色域内
Else →印刷色域外
以上のように、本実施形態では、部分ページ毎に適切なマッピングを施すことができる。つまり、印刷色域外の色情報を含む部分ページに対しては「知覚的」マッピングが行われ、印刷色域外の色情報を含まない部分ページに対しては「測色的」マッピングが行われる。そのような構成により、プリンタで再現可能な色で構成されたデジタル原稿に対して彩度の低下を低減したマッピングを行うことができる。また、プリンタの再現色域外の複数の色で構成されたデジタル原稿に対して色間における色差の低下を低減したマッピングを行うことができる。また、図2のS204の色変換とS205の印刷処理は、必ずしもこのタイミングで行う必要はなく、S206で全ての部分ページの解析が終了したと判定された後に行うようにしても良い。
本変形例では、4ページの印刷ジョブを例に説明する。片面印刷の場合、いずれのページも独立して参照されることが想定されるため、全ページをそれぞれ個別の4つの部分ページとして設定する。一方、両面印刷の場合、4ページの印刷ジョブを全部で3つの部分ページとして設定する。
以下、第1実施形態と異なる点について第2実施形態を説明する。第1実施形態では、部分ページ単位で印刷色域外の色が存在するか否かで「知覚的」マッピングと「絶対的」マッピングとを切り替えていた。そして、そのような構成により、プリンタで再現可能な色で構成されたデジタル原稿に対しては彩度の低下を低減したマッピングを行うことができると説明した。また、プリンタの再現色域外の複数の色を含んで構成されたデジタル原稿に対しては色間における色差の低下を低減したマッピングを行うことができると説明した。
Cin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][1]
Hin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][2]
そして、以下の式を満たすXの最大値で算出した結果得られる、明度Lmap、彩度Cmap、色相HinをL*、a*、b*に変換した値がその画素値となる。
Lmap=Ltarget+(Lin-Ltarget)*X%
Cmap<=Cmax_Table[Lmap][Hin]
次に、S707において、CPU101は、S706で算出された画素値が、部分ページ内の他の画素値のマッピング結果とほぼ同じ画素値となったか否かを判定する。ここで、他の画素値とは、S703で印刷色域外の画素であると判定された他の画素値であり、例えば、他の画素値との差分が所定範囲内であるか否かが判定される。S707で他の画素値のマッピング結果とほぼ同じ画素値となったと判定された場合、S708に進む。一方、他の画素値のマッピング結果とほぼ同じ画素値となっていないと判定された場合、S704に進む。なお、図7の処理が開始されてから最初にS703で印刷色域内に存在しないと判定された場合には、S707の判定における「他の画素値」が存在しないので、その場合には、S707からS704に進む。
以下、第1及び第2実施形態と異なる点について第3実施形態を説明する。第1及び第2の実施形態では、予め作成してある「知覚的」及び「測色的」マッピングテーブルを用いてマッピングを行うと説明した。本実施形態では、印刷色域から極めて小さな彩度・明度分だけ外部に画素データ値が存在する第1部分ページと、印刷色域から極めて大きな彩度・明度分だけ外部に画素データ値が存在する第2部分ページとが混在しているケースを想定する。そのようなケースでは、第1部分ページ及び第2部分ページのいずれに対しても同じ「知覚的」マッピングテーブルを設定すると、第1部分ページの方が彩度の低下による影響が大きいという現象が生ずることが想定される。
Cin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][1]
Hin=sRGBtoLCH[Rin][Gin][Bin][2]
そして、CPU101は、以下の式のような比較処理を行い、部分ページの色域内か否かを判定する。
Else →当該部分ページの色域外
S804で部分ページの色域内に存在すると判定された場合、S805に進む。一方、S804で部分ページの色域内に存在しないと判定された場合、S806に進む。
以下、第1~第3実施形態と異なる点について第4実施形態を説明する。第1~第3実施形態では、原稿データに含まれる各ページを「部分ページ」として、マッピングの設定を行うことを説明した。ここで、ページ内の極めて微小な一部分において、印刷色域外の画素値が存在し、マッピングの結果色差がなくなるような複数の色が存在するケースを想定する。そのようなケースにおいて「知覚的」マッピングを行うと、上記の一部分以外における彩度の低下が顕著になってしまうことが想定される。
Gout=Table1[Rin][Gin][Bin][1]
Bout=Table1[Rin][Gin][Bin][2]
S1005において、CPU101は、原稿ページにおける全ての領域の解析及び印刷が終了したかを判定する。全ての領域の解析及び印刷が終了したと判定された場合、S1006に進む。一方、全ての領域の解析及び印刷が終了していないと判定された場合、S1003に戻り、次の領域に着目し、以降の処理が行われる。
命令2)BOX描画命令(X1,Y1,X2,Y2,色,塗り形状)
命令3)IMAGE描画命令(X1,Y1,X2,Y2,画像ファイル情報)
他にも、点を描くDOT描画命令、線を描くLINE描画命令、円弧を描くCIRCLE描画命令等、用途に応じて適宜描画命令が用いられる場合がある。例えば、Adobe社提案のPDF(PortableDocumentFormat)や、MicroSoft社提案のXPS、HP社提案のHP-GL/2等の一般的なPDLが用いられても良い。
<TEXT>50,50,550,100,BLACK,STD-18,“ABCDEFGHIJKLMNOPQR”</TEXT>
<TEXT>50,100,550,150,BLACK,STD-18,“abcdefghijklmnopqrstuv”</TEXT>
<TEXT>50,150,550,200,BLACK,STD-18,“1234567890123456789”</TEXT>
<BOX>50,350,200,550,GRAY,STRIPE</BOX>
<IMAGE>250,300,580,700,“PORTRAIT.jpg”</IMAGE>
</PAGE>
1行目の<PAGE=001>は、本実施形態におけるページ数を表すタグである。通常、PDLは、複数ページを記述可能に設計されているので、PDL中にページの区切りを示すタグが記述されている。本例では、</PAGE>までが1ページ目であることを表す。本実施形態では、図11の原稿ページ1100に相当する。2ページ目が存在する場合には、上記PDLに続いて<PAGE=002>が記述されることとなる。
第一TEXT命令 50 100
第二TEXT命令 100 150
第三TEXT命令 150 200
BOX命令 350 550
IMAGE命令 300 700
また、BOX命令とIMAGE命令は、いずれもTEXT命令とはY方向に100画素離れていることが分かる。
BOX命令 50 200
IMAGE命令 250 580
以上のことから、以下のように3つの領域が設定可能である。
第一領域 50 50 550 200
第二領域 50 350 200 550
第三領域 250 300 580 700
上記のようにPDLを解析して領域分割する構成の他、描画結果を用いて領域分割するように構成しても良い。以下、その構成について説明する。
・上記以外(非空白)のタイルに対して領域番号「-1」を設定
・領域番号最大値に「0」を設定
具体的には、以下のように設定する。
非空白タイル(x2,y2) area_number[x1][y1]=-1
領域番号最大値 max_area_number=0
即ち、S1202の処理の完了時点では、全てのタイルが「0」または「-1」と設定されていることになる。
else →検出されない
最初に領域番号が「-1」のエリアが検出された時点でS1205へ進む。その際、S1205において、CPU101は、領域番号「-1」のタイルが存在していると判定し、S1206へ進む。全てのエリアの領域番号が「-1」でない場合には、CPU101は、S1205で領域番号「-1」のタイルが存在していないと判定し、S1210へ進む。
area_number[x3][y3]=max_area_number
例えば、ここでは、初めてS1206の処理が実行されて初めて検出が行われた領域であるので領域番号最大値は「1」となり、よって当該タイルの領域番号を「1」とする、ということである。以後、再びS1206を処理する度に、1ずつ領域数が増えていくことになる。以降、S1207~S1209で、連続する非空白領域を同じ領域として拡張する処理を行う。
if((area_number[x-1][y]=-1)or
(area_number[x+1][y]=-1)or
(area_number[x][y-1]=-1)or
(area_number[x][y+1]=-1)) →検出された
else →検出されない
最初に領域番号「-1」である隣接エリアが検出された時点で、S1208において、CPU101は、領域番号「-1」である隣接エリアが検出されたと判定し、S1209に進む。一方、全てのエリアの領域番号が「-1」でない場合には、S1208において、CPU101は、領域番号「-1」である隣接エリアが検出されなかったと判定し、S1205に進む。
area_number[x4-1][y4]=max_area_number
if((area_number[x4+1][y4]=-1)
area_number[x4+1][y4]=max_area_number
if((area_number[x4][y4-1]=-1)
area_number[x4][y4-1]=max_area_number
if((area_number[x4][y4+1]=-1)
area_number[x4][y4+1]=max_area_number
S1209で隣接タイルの領域番号の更新が行われると、S1207へ戻り、他に隣接している非空白タイルが存在するかの検索が続けられる。そして、非空白の隣接タイルが存在しない状況になると、つまり当該最大領域番号を付与すべきタイルが存在しなくなれば、S1204へ戻る。
・領域番号=0 空白領域1404
・領域番号=1 テキスト領域1401
・領域番号=2 ボックス領域1402
・領域番号=3 イメージ領域1403
図14に示すように、それぞれの領域は少なくとも1つの空白タイルを介して空間的に離間している。言い換えれば、1つの空白タイルをも介さない複数タイル同士は隣接しているとして、同一領域として処理される。
出力値2 =「測色的」マッピングによる変換後の画素値
最終出力値=(出力値1+出力値2)÷2
上記のように、画素値に対して最終出力値を設定することで、印刷色域内において色空間の圧縮の度合いが半分のマッピングを実現することができる。また、他の方法により、「知覚的」よりも「測色的」に近いマッピングを実現しても良い。例えば、任意の係数α(1~0)を用いて、以下の式のように算出された最終出力値を画素値に対して設定しても良い。
上記のように、画素値に対して最終出力値を設定することで、印刷色域内において色空間の圧縮の度合いがαのマッピングを実現することができる。
(項目1)
印刷手段の印刷対象の原稿データであり、1ページ若しくは複数ページから構成される前記原稿データを取得する取得手段と、
前記原稿データを少なくとも第1の部分原稿と第2の部分原稿を含む複数の部分原稿データに分割する分割手段と、
前記第1の部分原稿に含まれる画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記第1の部分原稿に対する印刷色域への第1のカラーマッピング方法を決定し、前記第2の部分原稿に含まれる画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記第2の部分原稿に対する印刷色域への第2のカラーマッピング方法を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された第1のカラーマッピング方法により、第1の部分原稿データの色変換を行い、
前記決定手段により決定された第2のカラーマッピング方法により、第2の部分原稿データの色変換を行う色変換手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
(項目2)
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、ディスプレイの色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法として定められていることを特徴とする項目1に記載の画像処理装置。
(項目3)
部分原稿データに対応させた部分原稿の色域を設定する設定手段、をさらに備え、
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、前記設定手段により設定された前記部分原稿の色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法であることを特徴とする項目1又は2に記載の画像処理装置。
(項目4)
前記設定手段は、前記印刷色域をデフォルトの色域として設定し、前記部分原稿データの画素値が前記印刷色域外である場合、前記デフォルトの色域を前記印刷色域外の画素値を含むように拡張し、該拡張した色域を前記部分原稿データに対応させた部分原稿の色域として設定することを特徴とする項目3に記載の画像処理装置。
(項目5)
印刷手段の印刷対象の原稿データであり、複数ページから構成される前記原稿データから画素値を取得する取得手段と、
前記複数ページに含まれるページと該ページ内の一部分との少なくともいずれかを対象として、前記取得手段により取得された画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたカラーマッピング方法により、前記原稿データの色変換を行う色変換手段と、
を備え、
前記決定手段により決定される対象の複数のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行う第1のカラーマッピング方法と、前記第1のカラーマッピング方法と異なる第2のカラーマッピング方法とを含み、
前記決定手段は、前記取得手段により取得された複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれるか否かに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする画像処理装置。
(項目6)
前記第2のカラーマッピング方法は、前記第1のカラーマッピング方法に比べて前記印刷色域内において色空間の圧縮の度合が低いことを特徴とする項目5に記載の画像処理装置。
(項目7)
前記第2のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行わないことを特徴とする項目5又は6に記載の画像処理装置。
(項目8)
前記決定手段は、前記取得手段により取得された前記複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれる場合には前記第1のカラーマッピング方法を決定し、前記取得手段により取得された前記複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれない場合には前記第2のカラーマッピング方法を決定することを特徴とする項目5乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目9)
前記取得手段により取得された第1の画素値と第2の画素値が前記印刷色域外の画素値であり、且つ、前記第1の画素値と前記第2の画素値が条件を満たすか否かを判定する判定手段、をさらに備え、
前記判定手段により前記条件を満たすと判定された場合、前記決定手段は、前記第1のカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする項目5乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目10)
前記判定手段により前記条件を満たさないと判定された場合、前記決定手段は、前記第2のカラーマッピング方法を決定することを特徴とする項目9に記載の画像処理装置。
(項目11)
前記判定手段は、前記第1の画素値を前記第2のカラーマッピング方法により色変換した場合の画素値と、前記第2の画素値を前記第2のカラーマッピング方法により色変換した場合の画素値との差分を取得し、該差分が所定範囲内である場合、前記条件を満たすと判定することを特徴とする項目9又は10に記載の画像処理装置。
(項目12)
前記判定手段は、前記差分が前記所定範囲内でない場合、前記条件を満たさないと判定することを特徴とする項目11に記載の画像処理装置。
(項目13)
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、ディスプレイの色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法として定められていることを特徴とする項目5乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目14)
前記原稿データに対応させた色域を設定する設定手段、をさらに備え、
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、前記設定手段により設定された色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法であることを特徴とする項目5乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目15)
前記設定手段は、前記印刷色域をデフォルトの色域として設定し、前記取得手段により取得された画素値が前記印刷色域外である場合、前記デフォルトの色域を前記印刷色域外の画素値を含むように拡張し、該拡張した色域を前記原稿データに対応させた色域として設定することを特徴とする項目14に記載の画像処理装置。
(項目16)
前記決定手段は、前記複数ページに含まれ両面印刷における見開きページを対象とすることを特徴とする項目5乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目17)
前記ページを複数の領域に分割する分割手段、をさらに備え、
前記決定手段は、前記分割手段により分割された第1の領域と第2の領域それぞれについて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定することを特徴とする項目5乃至15のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目18)
前記複数の領域は、テキスト領域、ボックス領域、イメージ領域のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする項目17に記載の画像処理装置。
(項目19)
前記色変換手段により変換された原稿データに基づいて、前記印刷手段で印刷させる印刷制御手段、をさらに備えることを特徴とする項目5乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目20)
前記画像処理装置は、前記印刷手段を含むことを特徴とする項目5乃至19のいずれか1項に記載の画像処理装置。
(項目21)
画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
印刷手段の印刷対象の原稿データであり、複数ページから構成される前記原稿データから画素値を取得する取得工程と、
前記複数ページに含まれるページと該ページ内の一部分との少なくともいずれかを対象として、前記取得工程において取得された画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する決定工程と、
前記決定工程において決定されたカラーマッピング方法により、前記原稿データの色変換を行う色変換工程と、
を有し、
前記決定工程において決定される対象の複数のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行う第1のカラーマッピング方法と、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行わない第2のカラーマッピング方法とを含み、
前記決定工程では、前記取得工程において取得された複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれるか否かに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする画像処理方法。
(項目22)
項目5乃至20のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを実行させるためのプログラム。
Claims (22)
- 印刷手段の印刷対象の原稿データであり、1ページ若しくは複数ページから構成される前記原稿データを取得する取得手段と、
前記原稿データを少なくとも第1の部分原稿と第2の部分原稿を含む複数の部分原稿データに分割する分割手段と、
前記第1の部分原稿に含まれる画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記第1の部分原稿に対する印刷色域への第1のカラーマッピング方法を決定し、前記第2の部分原稿に含まれる画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記第2の部分原稿に対する印刷色域への第2のカラーマッピング方法を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された第1のカラーマッピング方法により、第1の部分原稿データの色変換を行い、
前記決定手段により決定された第2のカラーマッピング方法により、第2の部分原稿データの色変換を行う色変換手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、ディスプレイの色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法として定められていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 部分原稿データに対応させた部分原稿の色域を設定する設定手段、をさらに備え、
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、前記設定手段により設定された前記部分原稿の色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記印刷色域をデフォルトの色域として設定し、前記部分原稿データの画素値が前記印刷色域外である場合、前記デフォルトの色域を前記印刷色域外の画素値を含むように拡張し、該拡張した色域を前記部分原稿データに対応させた部分原稿の色域として設定することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 印刷手段の印刷対象の原稿データであり、複数ページから構成される前記原稿データから画素値を取得する取得手段と、
前記複数ページに含まれるページと該ページ内の一部分との少なくともいずれかを対象として、前記取得手段により取得された画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する決定手段と、
前記決定手段により決定されたカラーマッピング方法により、前記原稿データの色変換を行う色変換手段と、
を備え、
前記決定手段により決定される対象の複数のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行う第1のカラーマッピング方法と、前記第1のカラーマッピング方法と異なる第2のカラーマッピング方法とを含み、
前記決定手段は、前記取得手段により取得された複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれるか否かに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記第2のカラーマッピング方法は、前記第1のカラーマッピング方法に比べて前記印刷色域内において色空間の圧縮の度合が低いことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記第2のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行わないことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記取得手段により取得された前記複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれる場合には前記第1のカラーマッピング方法を決定し、前記取得手段により取得された前記複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれない場合には前記第2のカラーマッピング方法を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段により取得された第1の画素値と第2の画素値が前記印刷色域外の画素値であり、且つ、前記第1の画素値と前記第2の画素値が条件を満たすか否かを判定する判定手段、をさらに備え、
前記判定手段により前記条件を満たすと判定された場合、前記決定手段は、前記第1のカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記判定手段により前記条件を満たさないと判定された場合、前記決定手段は、前記第2のカラーマッピング方法を決定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記第1の画素値を前記第2のカラーマッピング方法により色変換した場合の画素値と、前記第2の画素値を前記第2のカラーマッピング方法により色変換した場合の画素値との差分を取得し、該差分が所定範囲内である場合、前記条件を満たすと判定することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記差分が前記所定範囲内でない場合、前記条件を満たさないと判定することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
- 前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、ディスプレイの色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法として定められていることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記原稿データに対応させた色域を設定する設定手段、をさらに備え、
前記第1のカラーマッピング方法と前記第2のカラーマッピング方法は、前記設定手段により設定された色域から前記印刷色域へのカラーマッピング方法であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記設定手段は、前記印刷色域をデフォルトの色域として設定し、前記取得手段により取得された画素値が前記印刷色域外である場合、前記デフォルトの色域を前記印刷色域外の画素値を含むように拡張し、該拡張した色域を前記原稿データに対応させた色域として設定することを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
- 前記決定手段は、前記複数ページに含まれ両面印刷における見開きページを対象とすることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記ページを複数の領域に分割する分割手段、をさらに備え、
前記決定手段は、前記分割手段により分割された第1の領域と第2の領域それぞれについて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記複数の領域は、テキスト領域、ボックス領域、イメージ領域のうち、少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項17に記載の画像処理装置。
- 前記色変換手段により変換された原稿データに基づいて、前記印刷手段で印刷させる印刷制御手段、をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記画像処理装置は、前記印刷手段を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 画像処理装置において実行される画像処理方法であって、
印刷手段の印刷対象の原稿データであり、複数ページから構成される前記原稿データから画素値を取得する取得工程と、
前記複数ページに含まれるページと該ページ内の一部分との少なくともいずれかを対象として、前記取得工程において取得された画素値と前記印刷手段の印刷色域とに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する決定工程と、
前記決定工程において決定されたカラーマッピング方法により、前記原稿データの色変換を行う色変換工程と、
を有し、
前記決定工程において決定される対象の複数のカラーマッピング方法は、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行う第1のカラーマッピング方法と、前記印刷色域内において色空間の圧縮を行わない第2のカラーマッピング方法とを含み、
前記決定工程では、前記取得工程において取得された複数の画素値に前記印刷色域外の画素値が含まれるか否かに基づいて、前記印刷色域へのカラーマッピング方法を決定する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項5乃至20のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段としてコンピュータを実行させるためのプログラム。
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