JP2023060700A - 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法 - Google Patents

制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023060700A
JP2023060700A JP2021170432A JP2021170432A JP2023060700A JP 2023060700 A JP2023060700 A JP 2023060700A JP 2021170432 A JP2021170432 A JP 2021170432A JP 2021170432 A JP2021170432 A JP 2021170432A JP 2023060700 A JP2023060700 A JP 2023060700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flight
information
operator
control device
skill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021170432A
Other languages
English (en)
Inventor
昭大郎 鈴木
Shotaro Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021170432A priority Critical patent/JP2023060700A/ja
Publication of JP2023060700A publication Critical patent/JP2023060700A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】飛行体の運行管理を効率化する制御装置、プログラム、飛行体、システム及びシステムの動作方法を提供する。【解決手段】ネットワーク11を介して互いに情報通信可能に接続される、それぞれ一以上のサーバ装置10、飛行体12及び端末装置13を有する運行管理システム1であって、制御装置であるサーバ装置10は、飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を格納する記憶部と、第1の履歴情報に基づく操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに飛行に操縦者を割り当て、飛行体から受ける飛行における第2の履歴情報を用いて第1の履歴情報を更新する制御部と、を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法に関する。
航空機の管制を支援する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、有人航空機と無人航空機が同じ空域を飛行する際にこれらを管制するシステムが開示されている。
特開2020-71724号公報
eVTOL(electric Vertical Take Off and Landing)等の飛行体の運行を効率的に管理することが求められる。
本開示は、飛行体の運行を効率的に管理する制御装置等を提供する。
本開示における制御装置は、飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を格納する記憶部と、前記第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当て、前記飛行体から受ける前記飛行における第2の履歴情報を用いて前記第1の履歴情報を更新する制御部と、を有する。
本開示におけるシステムは、互いに通信する飛行体と制御装置とを有するシステムであって、前記制御装置は、前記飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を有し、当該第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当て、前記飛行体は、前記飛行における第2の履歴情報を前記制御装置へ送って、当該第2の履歴情報で前記第1の履歴情報が更新される。
本開示におけるシステムの動作方法は、互いに通信する飛行体と制御装置とを有するシステムの動作方法であって、前記制御装置が、前記飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を有し、当該第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当てる工程と、前記飛行体が、前記飛行における第2の履歴情報を前記制御装置へ送って、当該第2の履歴情報で前記第1の履歴情報が更新される工程と、を含む。
本開示における制御装置等によれば、飛行体の運行を効率的に管理することが可能となる。
運行管理システムの構成例を示す図である。 サーバ装置の構成例を示す図である。 飛行体の構成例を示す図である。 端末装置の構成例を示す図である。 運行管理システムの動作例を示すシーケンス図である。 サーバ装置の動作例を示すフローチャート図である。 履歴情報の例を示す図である。
以下、実施の形態について説明する。
図1は、一実施形態における運行管理システムの構成例を示す図である。運行管理システム1は、オンデマンドで乗客を搬送する飛行体の運行を管理するシステムである。運行管理システム1は、ネットワーク11を介して互いに情報通信可能に接続される、それぞれ一以上のサーバ装置10、飛行体12、及び端末装置13を有する。
サーバ装置10は、例えば、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属し、各種機能を実装するサーバとして機能するサーバコンピュータである。サーバ装置10は、飛行体12による運行サービスを提供する事業者により利用される。
飛行体12は、一以上の乗員が搭乗可能な乗用車と略同様の大きさのキャビンと、揚力及び推力を発生させるための一以上の電動ロータを含む機構とを有し、少なくとも部分的に有視界飛行方式(VFR:Visual Flight Rules)により操縦される、例えばeVTOLである。飛行体12は、電動ロータを駆動するための、モータを含む駆動機構とその制御装置、及び駆動機構に電力を供給するバッテリを有する。バッテリは、例えば、リチウムイオンバッテリである。飛行体12は、計器飛行方式(IFR:Instrument Flight Rules)による操縦が行われてもよい。また、飛行体12は、通信機能と情報処理機能とを備え、移動通信ネットワークを介してネットワーク11に接続される。
端末装置13は、通信機能を備えた情報処理装置であって、飛行体12に搭乗する乗客により用いられ、各種情報通信と情報処理を実行する。端末装置13は、例えば、スマートフォン、タブレット端末といった情報処理端末である。
ネットワーク11は、例えばインターネットであるが、アドホックネットワーク、LAN(Local Area Network)、MAN(Metropolitan Area Network)、もしくは他のネットワーク又はこれらいずれかの組合せが含まれる。
運行管理システム1において、サーバ装置10が「制御装置」に対応する。サーバ装置10では、記憶部が、飛行体12を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む履歴情報を格納する。また、サーバ装置10では、制御部が、履歴情報に基づく操縦者の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な操縦技量に対応するときにその飛行に操縦者を割り当て、飛行体12から受ける飛行における履歴情報を用いて記憶部の履歴情報を更新する。
飛行体12は、オンデマンドでの乗客の輸送のために、比較的狭い空間での垂直離着陸、上昇・下降、滞空、方向転換、加減速、移動といった種々の飛行動作及びそのための操縦を必要とする。よって、乗客が求める飛行に必要な操縦技量が、操縦者に求められる。また、飛行体12の操縦者には、飛行機等他の航空機の操縦者と同様、離陸から着陸までの飛行の都度、フライトログ等の履歴情報の記録が求められる。本実施形態によれば、履歴情報を用いて飛行に必要な操縦技量を有する操縦者を割り当てるとともに、その操縦者の履歴情報の記録を、簡便に行うことが可能となる。そうして、飛行体12の運行を効率的に管理することが可能となる。
図2は、サーバ装置10の構成例について説明するための図である。サーバ装置10は、通信部21、記憶部22、制御部23、入力部25、及び出力部26を有する。サーバ装置10は、例えば、一のコンピュータである。または、サーバ装置10は、情報通信可能に接続されて連携動作する二以上のコンピュータで構成されてもよい。その場合、図2に示す構成は二以上のコンピュータに適宜に配置される。
通信部21は、一以上の通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、LANインタフェースである。通信部21は、サーバ装置10の動作に用いられる情報を受信し、またサーバ装置10の動作によって得られる情報を送信する。サーバ装置10は、通信部21によりネットワーク11に接続され、ネットワーク11経由で飛行体12、又は端末装置13と情報通信を行う。
記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する一以上の半導体メモリ、一以上の磁気メモリ、一以上の光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせを含む。半導体メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)である。RAMは、例えば、SRAM(Static RAM)又はDRAM(Dynamic RAM)である。ROMは、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)である。記憶部22は、サーバ装置10の動作に用いられる情報と、サーバ装置10の動作によって得られた情報とを格納する。
制御部23は、一以上のプロセッサ、一以上の専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化したGPU(Graphics Processing Unit)等の専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。制御部23は、サーバ装置10の各部を制御しながら、サーバ装置10の動作に係る情報処理を実行する。
入力部25は、一以上の入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力を受け付けるマイクロフォンである。入力部25は、サーバ装置10の動作に用いられる情報を入力する操作を受け付け、入力される情報を制御部23に送る。
出力部26は、一以上の出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカである。ディスプレイは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。出力部26は、サーバ装置10の動作によって得られる情報を出力する。
サーバ装置10の機能は、制御プログラムを、制御部23に含まれるプロセッサが実行することにより実現される。制御プログラムは、コンピュータをサーバ装置10として機能させるためのプログラムである。また、サーバ装置10の一部又は全ての機能が、制御部23に含まれる専用回路により実現されてもよい。また、制御プログラムは、サーバ装置10に読取り可能な非一過性の記録・記憶媒体に格納され、サーバ装置10が媒体から読み取ってもよい。
図3は、飛行体12の構成例を示す。飛行体12は、通信部31、記憶部32、制御部33、測位部34、入力部35、出力部36、及び検知部37を有する。これらの一以上が一の制御装置として構成されてもよいし、各部が飛行体12の機内ネットワークを介して情報通信可能に接続されてもよい。また、制御装置がタブレット端末を含むパーソナルコンピュータ、スマートフォン端末、ナビゲーション装置により構成されてもよい。
通信部31は、一以上の通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、若しくは5G(5th Generation)などの移動通信規格に対応したインタフェースである。通信部31は、制御部33の動作に用いられる情報を受信し、また制御部33の動作によって得られる情報を送信する。制御部33は、通信部31により、移動体通信の基地局を介してネットワーク11に接続され、ネットワーク11経由でサーバ装置10と情報通信を行う。
記憶部32は、一以上の半導体メモリ、一以上の磁気メモリ、一以上の光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。ROMは、例えば、EEPROMである。記憶部32は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部32は、制御部33の動作に用いられる情報と、制御部33の動作によって得られた情報とを格納する。
制御部33は、一以上のプロセッサ、一以上の専用回路、又はこれらの組み合わせを含む。プロセッサは、CPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASICである。制御部33は、飛行体12の動作に係る情報処理を実行する。
測位部34 は、自律航法、電子航法、GNSS(Global Navigation Satellite System)等により飛行体12の位置を取得するためのセンサ又は受信機を含む。自律航法のためのセンサは、例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、方位磁石、高度計等を含む。電子航法のための受信機は、例えば、VOR(VHF omni-directional radio range)、ILS(Instrument Landing System)など地上の電波施設からの電波を受信するための受信機を含む。さらに、GNSS受信機は、例えば、GPS(Global Positioning System)、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)、BeiDou、GLONASS(Global Navigation Satellite System)、及びGalileoの少なくともいずれかを含む。測位部34は、飛行体12の位置情報を取得して、位置情報を制御部33に送る。
入力部35は、一以上の入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力を受け付けるマイクロフォンである。入力インタフェースは、さらに、撮像画像又は画像コードを取り込むカメラ、又はIC(Integrated Circuit)カードリーダーを含んでもよい。入力部35は、制御部33の動作に用いられる情報を入力する操作を受け付け、入力される情報を制御部33に送る。
出力部36は、一以上の出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカである。ディスプレイは、例えば、LCD又は有機ELディスプレイである。出力部36は、制御部33の動作によって得られる情報を出力する。
検知部37は、飛行体12の各部の状態又は動作を検知する一以上のセンサ類、又はセンサ類とのインタフェースを有し、センサ類による検知結果を示す情報を制御部33へ送る。センサ類は、例えば、モータの温度、電流値、バッテリの充電残量等を検知するセンサを含む。また、センサ類は、飛行体12の外部環境の状態を検知する、風速センサ、風向センサ、気温センサ、気圧センサ、湿度センサ、照度センサ、雨量センサ、カメラ等を含む。
制御部33の機能は、制御プログラムを、制御部33に含まれるプロセッサで実行することにより実現される。制御プログラムは、プロセッサを制御部33として機能させるためのプログラムである。また、制御部33の一部又は全ての機能が、制御部33に含まれる専用回路により実現されてもよい。
制御部33は、通信部31、記憶部32、測位部34、入力部35、出力部36、及び検知部37と各種情報を授受しながらこれら各部を制御するとともに、出力部36を介して飛行体12の操縦に必要な各種情報を操縦者に提示する。
図4は、端末装置13の構成を説明するための図である。端末装置13は、例えばスマートフォン、タブレット端末といった情報処理装置である。端末装置13は、通信部41、記憶部42、制御部43、測位部44、入力部45、及び出力部46を有する。
通信部41は、有線又は無線LAN規格に対応する通信モジュール、LTE、4G、5G等の移動体通信規格に対応するモジュール等を有する。端末装置13は、通信部41により、近傍のルータ装置又は移動体通信の基地局を介してネットワーク11に接続され、ネットワーク11経由でサーバ装置10等と情報通信を行う。
記憶部42は一以上の半導体メモリ、一以上の磁気メモリ、一以上の光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組み合わせを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。ROMは、例えば、EEPROMである。記憶部42は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部42は、制御部43の動作に用いられる情報と、制御部43の動作によって得られた情報とを格納する。
制御部43は、例えば、CPU、MPU(Micro Processing Unit)等の一以上の汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した一以上の専用プロセッサを有する。あるいは、制御部43は、一以上の、FPGA、ASIC等の専用回路を有してもよい。制御部43は、制御・処理プログラムに従って動作したり、あるいは、回路として実装された動作手順に従って動作したりすることで、端末装置13の動作を統括的に制御する。そして、制御部43は、通信部41を介してサーバ装置10等と各種情報を送受し、本実施形態にかかる動作を実行する。
測位部44は、一以上のGNSS受信機を含む。GNSSには、例えば、GPS、QZSS、BeiDou、GLONASS、及びGalileoの少なくともいずれかが含まれる。測位部44は、端末装置13の位置情報を取得する。
入力部45は、一以上の入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又は音声入力を受け付けるマイクロフォンである。入力インタフェースは、さらに、撮像画像又は画像コードを取り込むカメラ、又はICカードリーダーを含んでもよい。入力部45は、制御部43の動作に用いられる情報を入力する操作を受け付け、入力される情報を制御部43に送る。
出力部46には、一以上の出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカである。ディスプレイは、例えば、LCD又は有機ELディスプレイである。出力部46は、制御部43の動作によって得られる情報を出力する。
制御部43の機能は、制御部43に含まれるプロセッサが制御プログラムを実行することにより実現される。制御プログラムは、プロセッサを制御部43として機能させるためのプログラムである。また、制御部43の一部又は全ての機能が、制御部43に含まれる専用回路により実現されてもよい。
図5は、運行管理システム1の動作手順を説明するためのシーケンス図である。このシーケンス図は、サーバ装置10、飛行体12及び端末装置13の連係動作にかかる手順を示す。図5におけるサーバ装置10、飛行体12及び端末装置13の各種情報処理に係るステップは、それぞれの制御部23、33及び43により実行される。また、サーバ装置10、飛行体12及び端末装置13の各種情報の送受に係るステップは、それぞれの制御部23、33及び43が、それぞれ通信部21、31及び41を介して互いに情報を送受することにより実行される。サーバ装置10、飛行体12及び端末装置13では、それぞれ制御部23、33及び43が、それぞれ送受する情報を記憶部22、32及び42及びに適宜格納する。さらに、制御部23、33及び43は、それぞれ入力部25、35及び45により各種情報の入力を受け付け、それぞれ出力部26、36及び46により各種情報を出力する。ここでは、サーバ装置10がそれぞれ一の飛行体12及び端末装置13と連係する動作手順例が示されるが、図5で示す手順は、サーバ装置10と、それぞれ二以上の飛行体12及び端末装置13のそれぞれとの連係において実行されてもよい。
ステップS500において、端末装置13は、乗客から運行条件の入力を受け付ける。運行条件は、飛行体12による運行を利用する際の乗客数、及び乗客が指定する出発地、出発時刻、目的地、到着時刻等の情報を含む。制御部53は、運行条件の入力画面を出力部56により表示し、乗客が入力する情報を入力部45のタッチパネル等により受け付ける。
ステップS502において、端末装置13は、運行条件の情報をサーバ装置10へ送る。サーバ装置10は、端末装置13から送られる情報を受ける。
ステップS504において、サーバ装置10は、飛行体12から飛行体12の位置情報及、高度情報、及び状態情報を受ける。状態情報は、飛行体12のモータの温度、電流値を含む。例えば、飛行体12は、任意の周期(例えば数秒周期)で位置情報、高度情報及び状態情報をサーバ装置10へ送る。または、サーバ装置10は、飛行体12に位置情報等を要求し、飛行体12が要求に応じて位置情報等をサーバ装置10へ送ってもよい。位置情報、高度情報及び状態情報には、飛行体12の識別情報が付される。これにより、サーバ装置10は、複数の飛行体12が存在する場合であっても、各飛行体12の識別情報と位置情報等とを対応づけられる。
ステップS506において、サーバ装置10は飛行計画を作成する。ステップS506における制御部23の詳細な動作手順が、図6に示される。
図6は、サーバ装置10の制御部23の動作手順例を示すフローチャート図である。
ステップS602において、制御部23は、運行条件を取得する。制御部23は、端末装置13から受けた運行条件を記憶部22から読み出す。
ステップS604において、制御部23は、高度情報を取得する。高度情報は、例えば、地図上の任意の大きさの単位領域ごとに、単位領域の状態に応じて飛行体12に要求される飛行高度の情報を有する。単位領域は、例えば、数十メートル~数百メートル四方の領域である。単位領域の状態は、人物、建築物、車両、船舶等の密集度合い、又は、地表面の標高である。また、ここで、飛行高度は海抜高度である。飛行体12は、非密集地域と比較した場合密集地域の上空では地表の建築物等からより遠い距離の上空を飛行することが要求される。更に、地表面の標高が地表面からの要求される距離に加減算される。よって、飛行体12に要求される飛行高度、すなわち海抜高度は、飛行する単位領域の状態によって変化する。よって、飛行体12は、飛行経路に沿って飛行する際、飛行する単位領域の状態に応じて変化する飛行高度で飛行するために、随時、上昇又は下降をする。かかる高度情報は、予め地図情報と共に記憶部22に格納される。制御部23は、運行条件に含まれる出発地と目的地の間の領域を特定し、その領域における単位領域の高度情報を読み出す。
ステップS606において、制御部23は、天候情報を取得する。天候情報は、例えば、各単位領域の風向きの情報を含む。制御部23は、例えば、天候情報を配信するサーバから単位領域に対応する天候情報を取得して、各単位領域の風向きの情報を取得する。
ステップS608において、制御部23は、飛行経路を導出する。制御部23は、任意のアルゴリズムを用いて、飛行体12の現在位置から出発地、更に出発地から目的地へ至る飛行経路を導出する。飛行経路は、途中通過する単位領域において要求される飛行高度の情報を含む。
ステップ610において、制御部23は、導出した飛行経路により飛行体12が飛行する場合の飛行条件と、その飛行条件での操縦難度を導出する。飛行条件は、飛行経路長、上昇又は下降の距離及び回数、天候、及び時間帯等の項目を含む。操縦難度は、例えば、飛行条件の項目毎に複数段階に設定されるスコアであって、高スコアほど高難度に対応する。飛行条件の項目と項目毎のスコアの情報は、予め記憶部22に格納される。スコアは、例えば、飛行経路長が長いほど高く、上昇又は下降の距離が長いほど高く、上昇又は下降の回数が多いほど高く、設定される。また、天候が示す風力、雨量の値が大きいほど高いスコアが設定される。更に、夜間の時間帯は昼間の時間帯より高いスコアが設定される。制御部23は、導出した飛行経路の飛行経路長、上昇又は下降の距離及び回数を導出する。また、制御部23は、飛行経路が通過する単位領域の、天候、及び時間帯を導出する。そして、制御部23は、飛行経路における飛行条件の項目毎に、対応するスコアを導出し、導出したスコアを合計する。スコアの合計値が、飛行経路において要求される操縦難度である。
ステップS612において、制御部23は、履歴情報を取得する。制御部23は、記憶部22から履歴情報を取得する。記憶部22には、図7に示すように、操縦者毎の操縦者識別情報70に紐づけられた履歴情報71が格納される。操縦者識別情報70には、操縦者の識別情報と、その操縦者が操縦する飛行体12の識別情報とが含まれる。履歴情報71は、過去の飛行毎の飛行条件と操縦履歴の情報を有する。履歴情報71は、後述するように、飛行体12が飛行する際に、サーバ装置10に収集される。飛行条件は、飛行経路長、上昇又は下降の距離及び回数、天候、及び時間帯等の項目を含む。操縦履歴は、実際に飛行した、飛行経路、上昇又は下降の距離及び回数等の項目を含む。操縦履歴は、更に、飛行中のモータの電流値、温度を含んでもよい。
ステップS614において、制御部23は、導出した飛行経路での飛行に必要な操縦技量を有する操縦者を選択する。制御部23は、各操縦者の履歴情報71を用いて、操縦者毎の操縦技量を導出する。操縦技量は、例えば、操縦者が過去に経験した飛行条件に対応する操縦難度のスコアの合計である。制御部23は、ステップS610で用いた操縦難度のスコアにより、操縦者毎の過去の飛行条件についての操縦難度を導出する。このとき、操縦難度は、過去の複数の飛行におけるスコアの合計であってもよいし、一の飛行当たり平均であってもよい。経験した飛行条件の操縦難度が高いほど、高い操縦技量を示すスコアが導出される。あるいは、制御部23は、操縦難度のスコアを、操縦履歴に基づいて補正してもよい。例えば、実際に飛行した飛行経路長が飛行条件における飛行経路長より長い場合、又は、実際に飛行した上昇又は下降の距離及び回数が飛行条件における上昇又は下降の距離及び回数より大きい場合には、飛行経路を逸脱したり、上昇又は下降において無駄な操縦が行われたりした可能性が高い。よって、制御部23は、飛行条件と実際の飛行との飛行経路長、上昇又は下降の距離及び回数の差分を任意の係数等でスコア化し、操縦技量のスコアから差し引くことで、操縦技量を補正することができる。あるいは、飛行体12のモータの電流値、温度が過剰となると、非効率な操縦が行われることでモータに過負荷がかかった可能性が高いので、制御部23は、モータの電流値、温度が、それぞれ任意に設定される基準を上回る回数に応じて、操縦技量のスコアを減少させてもよい。そうすることで、より実態に即した操縦技量の評価が可能となる。制御部23は、導出した飛行経路での飛行に必要な操縦技量のスコアを導出すると、そのスコア以上の操縦技量を有する操縦者を選択する。複数の操縦者が該当する場合、制御部23は、操縦技量が最も低い操縦者を選択する。そうすることで、より操縦難度が高い飛行に対応しうる操縦者を確保することができる。
ステップ616において、制御部23は、操縦可否を確認する。ステップS616に対応して、図5のステップS508、S510及びS512が実行される。ステップS508において、サーバ装置10は、選択した操縦者が操縦する飛行体12へ操縦可否確認の情報を送る。操縦可否確認の情報には、導出した飛行経路の情報、飛行条件、操縦難度等を提示するための提示情報が含まれる。ステップS510において、飛行体12は、提示情報を出力して操縦可否確認を促す。飛行体12の制御部33は、例えば、出力部36により操縦可否確認の情報と、確認を促すメッセージとを表示して操縦士に提示する。そして、操縦士が自らの操縦技量により操縦可能と判断すれば操縦可を示す情報を、操縦可能でないと判断すれば操縦不可を示す情報を、入力部35に対し入力する。このとき、操縦難度の情報を提示することで、操縦者がその飛行を操縦することで自らの操縦技量がどれくらい向上しうるかを確認できるので、操縦者のモチベーションを刺激することが可能となる。そして、ステップS512において、飛行体12は、操縦可否を示す情報をサーバ装置10へ送る。
図6のステップS618において、制御部23は、操縦可否を判断する。飛行体12から操縦可を示す情報を受けていれば、操縦可能であり(Yes)、制御部23はステップS620に進む。一方、飛行体12から操縦不可を示す情報を受けていれば、操縦可能でない(No)ので、制御部23はステップS622において、選択した操縦者を除外し、ステップS614~S618を再度実行する。ステップS614では、除外した操縦者以外から、操縦者の選択がなされる。
ステップ620において、制御部23は、乗客の意向を確認する。ステップS620に対応して、図5のステップS514、S516及びS518が実行される。ステップS514において、サーバ装置10は、乗客の端末装置13へ飛行計画の情報を送る。飛行計画の情報には、導出した飛行経路の情報、及び選択した操縦者の操縦技量を示す情報が含まれる。ステップS516において、端末装置13は、飛行計画の情報を出力して確認を促す。端末装置13の制御部43は、例えば、出力部46により飛行計画の情報と、確認を促すメッセージとを表示して乗客に提示する。このとき、操縦者の操縦技量が飛行に要求される操縦技量を大きく上回る場合、例えば、操縦技量の差分が任意の基準値を上回る場合、追加料金を課金する旨のメッセージを乗客に提示してもよい。そして、乗客が飛行を希望する場合は飛行を要求する情報を、飛行を希望しない場合は飛行を要求しないことを示す情報を、入力部45に対し入力する。そして、ステップS518において、端末装置13は、飛行要求の有無を示す情報をサーバ装置10へ送る。
図6のステップS622において、制御部23は、飛行要求の有無を判断する。端末装置13から飛行要求を示す情報を受けていれば、飛行要求有りであり(Yes)、制御部23はステップS624に進む。一方、端末装置13から飛行を要求しない情報を受けていれば、飛行要求有りではない(No)ので、制御部23はステップS622において、選択した操縦者を除外し、ステップS614~S624を再度実行する。
ステップ626において、制御部23は、飛行計画を確定する。飛行計画は、飛行経路、飛行経路に沿って要求される飛行高度、出発地からの出発予定時刻、到着地への到着予定時刻等を含む。
図5に戻り、ステップS520において、サーバ装置10は、飛行計画に基づく飛行指示を生成する。そして、ステップS522において、サーバ装置10は、飛行指示を飛行体12へ送る。飛行指示は、飛行経路により飛行するために必要な情報を含む。飛行指示には、飛行経路、飛行経路に沿って要求される飛行高度、出発地と出発予定時刻、及び目的地と到着予定時刻が含まれる。飛行体12は、サーバ装置10から送られる情報を受ける。
ステップS524において、飛行体12は、サーバ装置10からの飛行指示に基づいて飛行する。飛行体12は、飛行するために必要な情報を表示等により出力して操縦者に提示し、操縦者が飛行指示に従って操縦することで飛行体12は飛行する。
ステップS526において、飛行体12は、サーバ装置10へ位置情報、高度情報、及び状態情報を送る。例えば、飛行体12は、任意の周期(例えば数秒周期)で位置情報、高度情報及び状態情報をサーバ装置10へ送る。または、サーバ装置10は、任意の周期で飛行体12に位置情報等を要求し、飛行体12が要求に応じて位置情報等をサーバ装置10へ送ってもよい。位置情報等には、飛行体12の識別情報が付される。これにより、サーバ装置10は、飛行体12を特定して、位置等を把握することができる。飛行体12が飛行を終了するまで、サーバ装置10は、飛行体12の位置情報、高度情報及び状態情報を収集する。
ステップS528において、サーバ装置10は、履歴情報を更新する。制御部23は、飛行体12の識別情報に対応する履歴情報を記憶部22から読み出す。そして、飛行体12から受けた位置情報等を用いて、履歴情報を更新する。制御部23は、飛行体12の識別情報を含む操縦者識別情報70を特定し、その操縦者識別情報70に対応付けて、飛行条件と操縦履歴を含む履歴情報71を追加する。すなわち、飛行体12から受けた履歴情報により、サーバ装置10の記憶部22に格納された履歴情報71が更新される。制御部23は、飛行体12の位置情報の推移に基づき実際の飛行経路を導出することで、飛行経路長を導出する。また、制御部23は、飛行体12の飛行高度の推移に基づき上昇又は下降の距離、回数を導出する。更に、制御部23は、飛行体12のモータの電流値、温度が、基準を超えた回数をカウントする。そして、制御部23は、飛行経路長、上昇又は下降の距離、回数、及びモータの電流値、温度が、基準を超えた回数等を含む操縦履歴を追加して、履歴情報71を更新する。このようにして、サーバ装置10において、簡便に飛行体12における操縦に関する履歴を収集することが可能となる。
ステップS530において、サーバ装置10は、課金処理を実行する。サーバ装置10は、乗客の金融口座に飛行体12の運賃を課金するための処理を実行する。このとき、サーバ装置10は、操縦者の操縦技量が要求される操縦技量を大きく上回ることの追加料金を課金する処理を実行してもよい。
本実施形態によれば、履歴情報を用いて飛行に必要な操縦技量を有する操縦者を割り当てるとともに、その操縦者の履歴情報の記録を簡便化することが可能となる。そうして、飛行体12の運行を効率的に管理することが可能となる。
上述の説明において、サーバ装置10は、操縦者に対する操縦可否の確認のための情報を、飛行体12との間で送受した。しかし、サーバ装置10は、操縦者が用いる端末装置とかかる情報を送受してもよい。
上述の説明において、サーバ装置10が「制御装置」に対応した。ただし、制御装置による情報処理の一部以上は飛行体12により実行されてもよい。すなわち、上述したサーバ装置10の動作の一部又は全部を、サーバ装置10とともに又はサーバ装置10に代わり、飛行体12の制御部33が担ってもよい。
上述において、実施形態を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形及び修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段、ステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 運行管理システム
10 サーバ装置
11 ネットワーク
12 飛行体
13 端末装置
21、31、41 通信部
22、32、42 記憶部
23、33、43 制御部
34、44 測位部
25、35、45 入力部
26、36、46 出力部
37 検知部

Claims (20)

  1. 飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を格納する記憶部と、
    前記第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当て、前記飛行体から受ける前記飛行における第2の履歴情報を用いて前記第1の履歴情報を更新する制御部と、
    を有する制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記制御部は、前記飛行の飛行条件を前記操縦者に提示するための提示情報を出力し、前記操縦者による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    制御装置。
  3. 請求項2において、
    前記制御部は、前記飛行により向上しうる操縦技量を示す情報を前記提示情報に含める、
    制御装置。
  4. 請求項1~3のいずれかにおいて、
    前記制御部は、
    前記第1の操縦技量を前記乗客に提示するための情報を出力し、当該乗客による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    制御装置。
  5. 請求項1~4のいずれかにおいて、
    前記制御部は、前記第1の操縦技量が前記第2の操縦技量を上回るときに、前記乗客に追加料金を課金するための処理を実行する、
    制御装置。
  6. 請求項1~5のいずれかにおいて、
    前記飛行条件は、飛行経路長、上昇又は下降の距離又は回数、天候、及び時間帯の情報の一以上を含む、
    制御装置。
  7. コンピュータにより実行されることで、請求項1~6のいずれかに記載の制御装置として当該コンピュータを動作させる、プログラム。
  8. 請求項1~6のいずれかに記載の制御装置を有する飛行体。
  9. 互いに通信する飛行体と制御装置とを有するシステムであって、
    前記制御装置は、前記飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を有し、当該第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当て、
    前記飛行体は、前記飛行における第2の履歴情報を前記制御装置へ送って、当該第2の履歴情報で前記第1の履歴情報が更新される、
    システム。
  10. 請求項9において、
    前記制御装置は、前記飛行の飛行条件を前記操縦者に提示するための提示情報を出力し、前記操縦者による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    システム。
  11. 請求項10において、
    前記制御装置は、前記飛行により向上しうる操縦技量を示す情報を前記提示情報に含める、
    システム。
  12. 請求項9~11のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、
    前記第1の操縦技量を前記乗客に提示するための情報を出力し、当該乗客による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    システム。
  13. 請求項9~12のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、前記第1の操縦技量が前記第2の操縦技量を上回るときに、前記乗客に追加料金を課金するための処理を実行する、
    システム。
  14. 請求項9~13のいずれかにおいて、
    前記飛行条件は、飛行経路長、上昇又は下降の距離又は回数、天候、及び時間帯の情報の一以上を含む、
    システム。
  15. 互いに通信する飛行体と制御装置とを有するシステムの動作方法であって、
    前記制御装置が、前記飛行体を操縦者が操縦したときの飛行条件と操縦履歴とを含む第1の履歴情報を有し、当該第1の履歴情報に基づく前記操縦者の第1の操縦技量が乗客に指定される飛行に必要な第2の操縦技量に対応するときに当該飛行に前記操縦者を割り当てる工程と、
    前記飛行体が、前記飛行における第2の履歴情報を前記制御装置へ送って、当該第2の履歴情報で前記第1の履歴情報が更新される工程と、
    を含む動作方法。
  16. 請求項15において、
    前記制御装置は、前記飛行の飛行条件を前記操縦者に提示するための提示情報を出力し、前記操縦者による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    動作方法。
  17. 請求項16において、
    前記制御装置は、前記飛行により向上しうる操縦技量を示す情報を前記提示情報に含める、
    動作方法。
  18. 請求項15~17のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、
    前記第1の操縦技量を前記乗客に提示するための情報を出力し、当該乗客による応諾を示す情報を受けることを条件として、前記操縦者に対する前記飛行の割当てを実行する、
    動作方法。
  19. 請求項15~18のいずれかにおいて、
    前記制御装置は、前記第1の操縦技量が前記第2の操縦技量を上回るときに、前記乗客に追加料金を課金するための処理を実行する、
    動作方法。
  20. 請求項15~19のいずれかにおいて、
    前記飛行条件は、飛行経路長、上昇又は下降の距離又は回数、天候、及び時間帯の情報の一以上を含む、
    動作方法。
JP2021170432A 2021-10-18 2021-10-18 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法 Pending JP2023060700A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021170432A JP2023060700A (ja) 2021-10-18 2021-10-18 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021170432A JP2023060700A (ja) 2021-10-18 2021-10-18 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023060700A true JP2023060700A (ja) 2023-04-28

Family

ID=86098166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021170432A Pending JP2023060700A (ja) 2021-10-18 2021-10-18 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023060700A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11927960B2 (en) Control device, control method, and computer program
US20200239138A1 (en) Methods and systems for transportation using unmanned aerial vehicles
AU2022275412A1 (en) Navigation assistance data and route planning for drones
JPWO2018155700A1 (ja) 飛行管理システム
US20140018979A1 (en) Autonomous airspace flight planning and virtual airspace containment system
US11869370B2 (en) Control method for unmanned aerial vehicle, management method, control device, management device, and unmanned aerial vehicle system
US20240176367A1 (en) Uav dispatching method, server, dock apparatus, system, and storage medium
US20220230133A1 (en) Server device, system, flying body, and operation method of system
WO2021064977A1 (ja) 飛行体の飛行経路生成方法及び飛行体予約方法、プログラム、管理サーバ
JP7525013B2 (ja) 給電情報決定装置、給電情報決定方法、及びプログラム
US20230177967A1 (en) Flight path generation apparatus, aircraft system, flight path generation method, and readable medium
JP2023060700A (ja) 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法
US20230196930A1 (en) Landing information determination apparatus, landing information determination system, landing information determination method, and computer-readable medium
US20230121122A1 (en) Control apparatus, non-transitory computer readable medium, aircraft, system, and operating method of system
JP2023152426A (ja) 配車支援装置、配車支援方法、配車支援システム
JP2023060694A (ja) 制御装置、プログラム、飛行体、システム、及びシステムの動作方法
JP2021060407A (ja) 飛行体の飛行経路生成方法及び飛行体予約方法、プログラム、管理サーバ
JP7484864B2 (ja) サーバ装置、システム、及びシステムの動作方法
JPWO2015045956A1 (ja) 搭乗者向け画像表示システム
JP6899606B2 (ja) ルート管理制御サーバ、方法及びシステム並びにこれに用いられる第1飛行体及び第2飛行体
JP6899607B2 (ja) ルート管理制御サーバ、方法及びシステム並びにこれに用いられる第1飛行体及び第2飛行体
JP6899608B2 (ja) ルート管理制御サーバ、方法及びシステム並びにこれに用いられる第1飛行体及び第2飛行体
JP6899605B2 (ja) ルート管理制御サーバ、方法及びシステム並びにこれに用いられる第1飛行体及び第2飛行体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240214