JP2005056136A - 送迎支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送迎サービスに使用する送迎車両の車型や各送迎車両の走行ルートに対してそれぞれ最適なドライバを割り当てて、安全且つ効率的な送迎サービスを行えるようにする。
【解決手段】システム利用者として登録された各介護サービス事業者に所属する送迎ドライバの運転技量情報を運転技量データベース6に格納しておき、配車計画策定部5により送迎サービスに使用する送迎車両及び各送迎車両の走行ルートが決定されたときに、ドライバ割り当て決定部10が、運転技量データベース6に格納された運転技量情報に基づいて、運転技量が低い送迎ドライバほど、厳しい道路環境及び不慣れな車型を回避するように、送迎サービスに使用する各送迎車両に対する送迎ドライバの割り当てを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、介護サービス事業者における送迎サービスを支援するための送迎支援システムに関する。
近年、高齢者人口の増加に伴って介護を必要とする高齢者の数が年々増加しており、従来の老人福祉制度では充実した介護サービスの提供が困難な状況となってきている。そこで、老人介護についての制度的な見直しが図られ、高齢化社会に適した制度として介護保険制度が施行された。この介護保険制度は、所定の年齢に達した高齢者を対象として保険料を徴収し、この保険料を財源として、介護が必要であると認定された被介護者が、一部の料金負担のみで、必要な介護サービスをサービス提供事業者から受けられるようにした制度である。
介護保険制度に基づく介護サービスの種類としては、介護サービスを提供する介護サービス事業者のスタッフが被介護者の自宅に出向いてサービスを行う訪問介護や、被介護者が介護施設に通ってサービスを受けるデイケア等の通所による介護サービスがある。このうち、デイケア等の通所による介護サービスでは、通常、介護サービスの一環として、介護サービス事業者が送迎車両を用いて被介護者の送迎を行うようにしている。このため、送迎サービスを行う介護サービス事業者では、送迎車両を運転するドライバをスタッフとして雇用しており、現状では、被介護者の送迎といった特殊な事情や、送迎車両としては比較的大型の車両が多いこと等を考慮して、タクシーやバスの運転手の経験者といった比較的運転技量が高いと思われる人材を中心に、送迎車両のドライバを雇用している。
ところで、今後、介護保険制度に基づく介護サービスが更に充実したものとなってくると、各介護サービス事業者における介護サービスも拡大されて、介護サービス事業者におけるスタッフに人材不足が生じることが想定される。そのため、送迎車両のドライバについてもより多くの人材の雇用が必要となると考えられるが、いつまでも運転技量の高い人材ばかりを雇用できるとは限らない。実際、現状でもボランティアによる送迎も行われ始めており、運転技量の高い元職業ドライバ以外の者が、送迎車両のドライバとして活躍し始めている。
その一方で、介護サービスの一環として行われる送迎では、様々な車型(Sクラス〜マイクロバスクラス)の送迎車両で住宅街などの厳しい道路環境の中を走行することが求められる場合が多く、そのような場合には、ドライバにある程度高い運転技量が求められると考えられる。このため、送迎車両のドライバの運転技量のばらつきは、安全面と効率の面で大きな問題となる可能性を秘めている。また、場合によっては被介護者の乗り心地にも影響を与えると考えられる。
本発明は、以上のような実情に鑑みて創案されたものであって、ドライバの過去の運転経験や実走行におけるドライバの運転技量の判定結果に基づき、送迎サービスに使用する送迎車両の車型や各送迎車両の走行ルートに対して、それぞれ最適なドライバを割り当てることで、安全且つ効率的な送迎サービスを行えるようにした送迎支援システムを提供することを目的としている。
本発明に係る送迎支援システムは、送迎予約データベース、車両データベース、地図データベース、運転技量データベースのデータベース群と、配車計画策定手段、ドライバ割り当て決定手段とを備えて構成される。
送迎予約データベースには、システム利用者として登録された介護サービス事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報が格納されている。また、車両データベースには、介護サービス事業者が保有する送迎車両の車型及び台数を示す車両情報が格納されている。また、地図データベースには、地図情報が格納されている。
そして、配車計画策定手段が、これらのデータベースに格納された送迎予約情報、車両情報、地図情報に基づいて、介護サービス事業者での送迎サービスに使用する送迎車両及び各送迎車両の走行ルートを決定する。
また、運転技量データベースには、介護サービス事業者に所属する送迎車両のドライバの運転技量を示す運転技量情報が格納されており、ドライバ割り当て決定手段は、運転技量データベースに格納された運転技量情報に基づいて、運転技量が低いドライバほど、厳しい道路環境及び不慣れな車型を回避するように、送迎サービスに使用する各送迎車両に対するドライバの割り当てを行う。
本発明によれば、ドライバの運転技量に応じて、運転技量が低いドライバほど厳しい道路環境及び不慣れな車型を回避するように、送迎サービスに使用する各送迎車両に対するドライバの割り当てが決定されるので、システム利用者として登録された介護サービス事業者では、安全且つ効率的な送迎サービスを実施することができる。
以下、本発明を適用した送迎支援システムの具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明を適用した送迎支援システムは、介護サービス事業者が実施する送迎サービスについて、配車計画として使用送迎車両やその走行ルートが決定されたときに、その介護サービス事業者に所属する各ドライバの運転技量に応じて、送迎サービスに使用する送迎車両に対するドライバの割り当てを適切に行うことで、安全且つ効率的な送迎サービスを実現できるようにしたものである。
具体的には、運転技量が比較的低く、サービス適用範囲となる各地域の道路環境や送迎車両の車型に不慣れなドライバについては、細街路など道路環境の厳しい場所を走行ルートとする送迎車両への割り当ては極力避け、また、できるだけ馴染みのある車型の送迎車両に割り当てるようにし、運転技量が比較的高いドライバは、走行ルートや車型に関わりなく送迎車両への割り当てを行うようにする。また、時間の経過によって運転に荒さが現れるドライバは、極力走行ルートの距離が短い送迎車両に割り当てることとし、道路環境の厳しい場所を走行ルートとする送迎車両に適切なドライバが割り当てられないときは、走行ルートの変更等により対応を図るようにする。
ドライバの運転技量については、過去の運転履歴や、実際に送迎車両を運転したときの走行データに基づいて判別する。具体的には、介護サービス事業者が送迎サービスに着手する初期段階においては、走行データの蓄積が行われていないため、ドライバの過去の運転履歴(運転年数→運転操作に対する慣れ、保有車種→車型に対する慣れ、サービス適用範囲となる各地域の道路状況/使用状況→交通状況に対する慣れ)の情報をベースとして、車型に対する慣れに基づいた送迎車両への割り当てを中心に行い、その送迎車両でサービス適用範囲となる各地域の多様なルートを走行させて、走行データの蓄積を行う。走行データは、送迎車両にドライブレコーダを装着して、このドライブレコーダで送迎車両の走行速度、ブレーキON/OFF、バックランプON/OFF、GPS(Global Positioning System)による位置情報などを随時記録し、それを例えばPCカードやCD−ROM等の記録媒体を介して収集し、或いは、送迎車両との間での通信によって収集する。
本発明を適用した送迎支援システムの具体的なシステム構成の一例を図1に示す。この送迎支援システムは、通信ネットワークであるインターネット1上にASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)として構築されるものであり、本システムを利用する利用者として登録された各介護サービス事業者(以下、登録事業者という。)や、登録事業者が保有する各送迎車両から、インターネット1を通じてアクセス可能とされている。
ASPは、主に、送迎予約データベース2、車両データベース3、地図データベース4、配車計画策定部5、運転技量データベース6、運転履歴入力部7、媒体読み出し部8、走行データ解析部9、ドライバ割り当て決定部10、ASPゲートウェイ11を備えて構成される。
送迎予約データベース2は、各登録事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報を更新可能に保持するものである。送迎予約情報は、被介護者やその家族が資格を有する介護管理者であるケアマネージャと面談を行った上で決定したケアプランに基づき、登録事業者に対して行った送迎サービスの予約の状況を示すものであり、実施予定の各送迎サービスに対して、送迎対象となる被介護者やその送迎場所、送迎希望時刻等の情報が含まれている。送迎予約データベース2には、このような送迎予約情報が各登録事業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて格納されている。この送迎予約情報は、例えば、登録事業者側で送迎サービスの予約を集計した際に、登録事業者が所有する端末からインターネット1経由でASP側に送られ、送迎予約データベース2に格納されるようになっている。
車両データベース3は、各登録事業者が保有する送迎車両に関する車両情報を更新可能に保持するものである。車両情報は、各登録事業者が保有する送迎車両の台数や、各送迎車両の車型、車両サイズ、乗車定員といった送迎車両に関する情報であり、車両データベース3には、このような車両情報が各登録事業者に割り当てられたユーザIDに対応付けられて格納されている。この車両情報は、基本的には登録事業者の登録時にASP側での処理により車両情報データベース3に格納されるが、必要に応じて登録事業者が所有する端末からインターネット1経由でASPにアクセスして、適宜更新することも可能になっている。
地図データベース4には、本システムのサービス適用範囲となる各地域の地図情報が格納されている。この地図データベース4に格納される地図情報としては、地図上の道路を示すリンクのデータや、各リンクの連結点となるノードのデータの他、各道路の種別や車線数、制限速度、道路形状(直線、カーブ、交差点)、規制情報(一時停止等)等の詳細情報が含まれている。この地図データベース4に格納される地図情報は、例えば、地図情報の提供サービスを行う外部の地図提供サーバからインターネット1経由で取得できるようになっており、地図データベース4には常に最新の地図情報が格納されるようになっている。
配車計画策定部5は、送迎予約データベース2に格納された送迎予約情報と、車両データベース3に格納された車両情報と、地図データベース4に格納された地図情報とに基づいて、各登録事業者での送迎サービスに使用する送迎車両、及び各送迎車両の走行ルートを決定するものである。
具体的には、この配車計画策定部5は、送迎予約データベース2に格納された送迎予約情報を参照して送迎サービスを受ける被介護者の数を確認すると共に、車両データベース3に格納された車両情報を参照して送迎サービスを行う登録事業者が所有する送迎車両の台数、各送迎車両の車型等の属性を確認する。そして、送迎サービスを受ける被介護者を最も合理的に送迎するために、どの送迎車両を使用すればよいかを決定する。
次に、配車計画策定部5は、送迎対象となる被介護者の送迎場所及び送迎希望時刻を確認し、地図データベース13に格納された地図情報に基づき、例えば既知のダイクストラ法等の経路探索技術を用いて、送迎車両が各被介護者の送迎場所を効率的に辿るような一連の走行ルートを各送迎車両毎に決定する。この配車計画策定部5により決定された使用送迎車両の情報及び走行ルートの情報は、ASPゲートウェイ11からインターネット1経由で送迎サービスを行う登録事業者側に送られる。また、送迎サービスに使用すると決定された送迎車両に対しては、当該送迎車両の走行ルートの情報が送られる。
運転技量データベース6は、登録事業者に所属する送迎車両のドライバ(以下、送迎ドライバという。)の運転技量を示す運転技量情報を更新可能に保持するものである。運転技量情報としては、例えば各送迎ドライバの車型適性、車両感覚の認知能力、運転の丁寧さ、運転持続性、交通法規の遵守性といった情報が挙げられ、これらの情報が、各送迎ドライバ毎に識別可能な状態で、運転技量データベース6に格納されている。これらの運転技量情報のうち、車型適性については、主に送迎ドライバの過去の運転履歴を示す運転履歴情報から判定され、運転技量データベース6に格納される。また、車両感覚の認知能力、運転の丁寧さ、運転持続性、交通法規の遵守性については、送迎ドライバが実際に送迎車両を運転したときの走行データから判定され、運転技量データベース6に格納される。
運転履歴入力部7は、各登録事業者の送迎ドライバの過去の運転履歴を示す運転履歴情報が入力されるものであり、この運転履歴情報入力部7から入力された運転履歴情報が、運転技量データベース6に反映されるようになっている。運転履歴情報としては、各送迎ドライバの運転経験(年数、年間走行距離)や保有車歴、本システムのサービス適用範囲となる各地域の道路に対する知識等の情報が挙げられ、これらの情報から各送迎ドライバの車型適性が判定されることになる。なお、ここでは、各送迎ドライバの運転履歴情報の入力をASPを運営するサービスセンタのスタッフが入力することを想定しているが、各登録事業者のスタッフがインターネット1に接続された端末を用いてASPにアクセスし、当該登録事業者に所属する送迎ドライバの運転履歴情報を直接入力することも可能である。
媒体読み出し部8は、送迎車両の走行データが記録されたPCカードやCD−ROM等の記録媒体から走行データを読み出して、走行データ解析部9に供給すものである。
登録事業者での送迎サービスに用いられる各送迎車両には、図2に示すように、ドライブレコーダ21が装着されており、車速センサ22やブレーキSWセンサ23、ウィンカSWセンサ24、バックランプSWセンサ25、GPSセンサ26等の送迎車両が備える各種センサからの信号が、このドライブレコーダ21に供給されるようになっている。ドライブレコーダ21は、これら各種センサからの信号をもとに、時系列の車両走行速度、ブレーキ信号、ウィンカ信号、リバースギア信号、車両走行位置等を、走行データとして蓄積するようにしている。このドライブレコーダ21に蓄積された走行データは、ドライバ入力部27からの送迎ドライバの操作入力に応じて、媒体記録部28によりPCカードやCD−ROM等の記録媒体に記録されるようになっている。そして、この走行データが記録された記録媒体が送迎車両から持ち出されて、ASPの媒体読み出し部8に装着されると、媒体読み出し部8により走行データが読み出されて走行データ解析部9に供給されることになる。
登録事業者での送迎サービスに用いられる各送迎車両には、このほか、インターネット1経由での情報の送受信を制御する車両ゲートウェイ29や、各種情報を表示する表示部30が設けられており、ASPの配車計画策定部5によって決定されてインターネット1経由でASPから送られる送迎ルートの情報は、この車両ゲートウェイ29から送迎車両側に取り込まれて、表示部30に表示されるようになっている。なお、この送迎車両は、車両ゲートウェイ29を備えることで、ASPとの間でインターネット1経由での情報の送受信が可能とされているので、ドライブレコーダ21に蓄積された走行データを、インターネット1経由でASP側に送って、ASPの走行データ解析部9に供給するようにしてもよい。
走行データ解析部9は、媒体読み出し部8によって記録媒体から読み出された走行データ、或いはインターネット1経由で送迎車両からASPへと送られてきた走行データを解析するものであり、この走行データ解析部9の解析結果が、運転技量データベース6に反映されるようになっている。
具体的には、走行データ解析部9は、走行データを解析して図3に示すような送迎ドライバによる運転操作についての評価を行い、例えば、送迎ドライバの車両感覚の認知能力、運転の丁寧さ、運転持続性、交通法規の遵守性といった特性を判定して、その判定結果を運転技量情報として運転技量データベース6に格納する。なお、図3は、送迎車両に設けられている各種センサからの取得データと、そのデータから評価される送迎ドライバの運転操作の評価項目との関係を一覧表で示したものである。この図3に示すように、送迎ドライバの運転操作の評価項目のうちで、平均走行速度や加減速度は、走行データのうちの車速センサ22により取得される車速データに基づいて評価され、ブレーキング回数やブレーキタイミングは、走行データのうちのブレーキSWセンサ23により取得されるブレーキON信号に基づいて評価される。また、送迎ドライバの運転操作の評価項目のうちで、右左折、車線変更については、ウィンカSWセンサ24により取得されるウィンカON信号に基づいて評価され、後退、切り返しについては、バックランプSWセンサ25により取得されるリバースギアON信号に基づいて評価される。また、図3に示す評価項目のうちで、道路種別や道路形状については、GPSセンサ26により取得された車両走行位置データと、地図データベース4から取得される地図情報のうちの詳細情報とに基づいて評価される。
走行データ解析部9は、以上のような評価項目についての総合的な評価を行い、例えば、細街路への進入時に切り返しを行ったか及び切り返し回数を判断する。そして、その判断結果に基づいて送迎ドライバの車両感覚の認知能力を判定し、その情報を運転技量情報として運転技量データベース6に格納する。
また、走行データ解析部9は、例えば、交差点付近での右左折時に急激な減速操作を行っていないか、加減速、速度のばらつきがないかを判断して、その判断結果に基づいて送迎ドライバの運転の丁寧さを判定し、その情報を運転技量情報として運転技量データベース6に格納する。また、送迎ドライバの運転の丁寧さについては、交差点停止時に急激な減速操作を行っていないかを判断して、その判断結果に基づいて判定してもよく、多車線道路の走行時に頻繁な車線変更を行っていないかを判断し、その判断結果に基づいて判定してもよい。更に、これらの判断結果から総合的な判定を行うようにしてもよい。
また、走行データ解析部9は、例えば、運転時間の経過に伴い運転操作が荒くなっていないかを判断して、その判断結果に基づいて送迎ドライバの運転持続性を判定する。すなわち、走行データ解析部9は、以上のような評価項目の時系列変化についても考慮して、例えば時間経過に伴って運転の丁寧さが低下しているかどうかを判断して、送迎ドライバの運転持続性を判定する。そして、その情報を運転技量情報として運転技量データベース6に格納する。
また、走行データ解析部9は、例えば、一旦停止位置で確実に停止しているか及び走行速度が制限速度を超えていないかを判断して、その判断結果に基づいて送迎ドライバの交通法規の遵守性を判定する。そして、その情報を運転技量情報として運転技量データベース6に格納する。
ドライバ割り当て決定部10は、ある登録事業者が実施する送迎サービスについて、使用送迎車両及び各送迎車両の走行ルートが配車計画策定部5での処理によって決定されたときに、運転技量データベース6に格納された当該登録事業者に所属する送迎ドライバについての運転技量情報に基づいて、各使用送迎車両に対する送迎ドライバの割り当てを行うものである。
具体的には、ドライバ割り当て決定部10は、運転技量データベース6に格納された運転技量情報から、運転技量が比較的低く、サービス適用範囲となる各地域の道路環境や送迎車両の車型に不慣れであると判断される送迎ドライバについては、細街路など道路環境の厳しい場所を走行ルートとする送迎車両への割り当ては極力避け、また、できるだけ馴染みのある車型の送迎車両に割り当てるようにする。一方、運転技量データベース6に格納された運転技量情報から、運転技量が比較的高いと判断される送迎ドライバについては、走行ルートや車型に関わりなく、使用送迎車両の中で大型のものから優先的に割り当てを行うようにする。このドライバ割り当て決定部10により決定された使用送迎車両への送迎ドライバの割り当ての情報は、ASPゲートウェイ11からインターネット1経由で送迎サービスを行う登録事業者側に送られる。
ASPゲートウェイ11は、インターネット1経由での情報の送受信を制御するものであり、ASPは、このASPゲートウェイ11を備えることによって、本システムのサービスを受ける各登録事業者や、各登録事業者が保有する各送迎車両との間で、インターネット1経由での情報の送受信を行うことが可能とされている。
以上、本発明を適用した送迎支援システムの具体的なシステム構成の一例を説明したが、次に、本発明に特徴的なASPのドライバ割り当て決定部10による処理の流れについて、図4乃至図7を参照して具体的に説明する。なお、図4及び図5は、介護サービス事業者が送迎サービスに着手する初期段階であって、走行データの蓄積が十分でない場合に、ASPのドライバ割り当て決定部10により実行される処理の流れを示すものであり、図6及び図7は、走行データがある程度蓄積された段階で、ASPのドライバ割り当て決定部10により実行される処理の流れを示すものである。
先ず、走行データの蓄積が十分でない場合の処理(図4及び図5参照)について説明する。
ASPの配車計画策定部5によりある登録事業者での送迎サービスに使用する使用送迎車両及び各使用送迎車両の走行ルートが決定されると、ASPのドライバ割り当て決定部10は、先ず、ステップS1−1において、送迎実施日に勤務可能な送迎ドライバをリストアップする。なお、この送迎ドライバの勤怠に関する情報は、ドライバ割り当て処理を行う度に登録事業者側に入力を促すようにしてもよいし、予め情報を取得しておき、ASP内のデータベースに格納しておくようにしてもよい。
次に、ステップS1−2において、運転技量データベース6を検索して、リストアップした各送迎ドライバに関する運転技量情報を読み込む。ここで読み込まれる運転技量情報は、各送迎ドライバの過去の運転履歴情報を主体としたものである。
次に、ステップS1−3において、使用送迎車両のうちで、車両サイズの大きい順に、ドライバ割り当て処理の対象となる送迎車両を決定する。そして、ステップS1−4において、この送迎車両の車型に対する適性を条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS1−5で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。なお、送迎車両の車型は、例えば、ミニバン・ワンボックス・SUV系、或いはセダン・ワゴン・クーペ系といった車両タイプ毎に、その大きさによって分類される。
ここで、条件に合致する送迎ドライバがいない場合には、ステップS1−6において、処理対象の送迎車両の車型に近い車型への適性から、送迎ドライバを抽出する。なお、ここでは車両の大きさを優先的に考慮して、車型の近似性を判断する。
ステップS1−5で条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS1−7において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS1−8において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS1−19へと進む。
一方、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、次に、ステップS1−9において、運転経験(運転年数や走行距離)が基準値以上であることを条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS1−10で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバがいない場合には、ステップS1−11において、ステップS1−4で抽出した複数の送迎ドライバのうち、最も運転経験が長い送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS1−19へと進む。
ステップS1−10で条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS1−12において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS1−13において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS1−19へと進む。
一方、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、次に、ステップS1−14において、サービス適用範囲となる各地域の道路に対する知識があることを条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS1−15で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバがいない場合にはステップS1−18に進み、条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS1−16において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS1−17において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS1−19へと進む。
ステップS1−15で条件に合致する送迎ドライバがいないと判定された場合、或いはステップS1−16で条件に合致する送迎ドライバが複数いると判定された場合には、次に、ステップS1−18において、ステップS1−9で抽出した複数の送迎ドライバ、或いはステップS1−14で抽出した複数の送迎ドライバのうち、最も年齢が若く、体力があると思われる送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS1−19に進む。
ステップS1−19では、処理対象の送迎車両に割り当てた送迎ドライバをステップS1−1で作成したリストから削除する処理を行う。そして、次に、ステップS1−20において、全ての送迎車両に対して送迎ドライバの割り当てが終了したかどうかを判定し、送迎ドライバが割り当てられていない送迎車両がある場合には、ステップS1−3以降の処理を繰り返し、全ての送迎車両に対して送迎ドライバが割り当てられた段階で、一連の処理を終了する。
次に、走行データがある程度蓄積された段階での処理(図6及び図7参照)について説明する。
この場合も、ASPの配車計画策定部5によりある登録事業者での送迎サービスに使用する使用送迎車両及び各使用送迎車両の走行ルートが決定されると、ASPのドライバ割り当て決定部10は、先ず、ステップS2−1において、送迎実施日に勤務可能な送迎ドライバをリストアップする。そして、ステップS2−2において、運転技量データベース6を検索して、リストアップした各送迎ドライバに関する運転技量情報を読み込む。ここで読み込まれる運転技量情報は、各送迎ドライバの過去の運転履歴情報に、走行データに基づいて判定した車両感覚の認知能力や運転の丁寧さ、運転持続性、交通法規遵守性等を加えたものである。
次に、ステップS2−3において、使用送迎車両のうちで、車両サイズの大きい順に、ドライバ割り当て処理の対象となる送迎車両を決定する。そして、ステップS2−4において、この送迎車両の車型に対する適性を条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS2−5で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。ここで、条件に合致する送迎ドライバがいない場合には、ステップS2−6において、処理対象の送迎車両の車型に近い車型への適性から、送迎ドライバを抽出する。
ステップS2−5で条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS2−7において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS2−8において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26へと進む。
一方、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、次に、ステップS2−9において、処理対象の送迎車両の走行ルートが細街路を含む難易度の高いルートであるかどうかを判定し、走行ルートが難易度の低いルートであればステップS2−15へと進み、走行ルートが難易度の高いルートである場合には、ステップS2−10において、車両感覚の認知能力が基準値以上であることを条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS2−11で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバがいない場合には、ステップS2−12において、処理対象の送迎車両の走行ルートをできるだけ細街路を通過しないような難易度の低いルートに変更して、ステップS2−15へと進む。
ステップS2−11で条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS2−13において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS2−14において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26へと進み、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、ステップS2−15へと進む。
ステップS2−15では、運転の丁寧さが基準値以上であることを条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS2−16で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバがいない場合には、ステップS2−10で抽出した複数の送迎ドライバ、或いはステップS2−4、ステップS2−6で抽出した複数の送迎ドライバのうち、最も運転が丁寧な送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26へと進む。
ステップS2−15で条件に合致する送迎ドライバがいると判定した場合には、次に、ステップS2−16において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS2−19において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26へと進む。
一方、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、次に、ステップS2−20において、処理対象の送迎車両の走行ルートが距離の長い(或いは所要時間の長い)ルートであるかどうかを判定し、走行ルートが距離の短い(或いは所要時間の短い)ルートであればステップS2−25へと進み、走行ルートが距離の長い(或いは所要時間の長い)ルートである場合には、ステップS2−21において、運転持続性が基準値以上であることを条件として、この条件に合致する送迎ドライバを抽出する処理を行い、ステップS2−22で、この条件に合致する送迎ドライバがいるかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバがいない場合にはステップS2−25へと進み、条件に合致する送迎ドライバがいる場合には、次に、ステップS2−23において、この条件に合致する送迎ドライバが複数いるのかどうかを判定する。そして、条件に合致する送迎ドライバが1人のみの場合には、ステップS2−24において、その送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26へと進み、条件に合致する送迎ドライバが複数いる場合には、ステップS2−25へと進む。
ステップS2−25では、ステップS2−21で抽出した複数の送迎ドライバ、或いはステップS2−15で抽出した複数の送迎ドライバのうち、交通法規の遵守率が最も高い送迎ドライバを処理対象の送迎車両に割り当てて、ステップS2−26に進む。
ステップS2−26では、処理対象の送迎車両に割り当てた送迎ドライバをステップS2−1で作成したリストから削除する処理を行う。そして、次に、ステップS2−27において、全ての送迎車両に対して送迎ドライバの割り当てが終了したかどうかを判定し、送迎ドライバが割り当てられていない送迎車両がある場合には、ステップS2−3以降の処理を繰り返し、全ての送迎車両に対して送迎ドライバが割り当てられた段階で、一連の処理を終了する。
本発明を適用した送迎支援システムでは、ASPのドライバ割り当て決定部10により以上の処理が実行されることによって、運転技量が比較的高いと判断される送迎ドライバが、大型の送迎車両や難易度の高いルートを走行ルートとする送迎車両に優先的に割り当てられ、運転技量が比較的低く、サービス適用範囲となる各地域の道路環境や送迎車両の車型に不慣れであると判断される送迎ドライバについては、難易度の高いルートを走行ルートとする送迎車両への割り当ては極力避け、また、できるだけ馴染みのある車型の送迎車両に割り当てられることになり、登録事業者は、安全且つ効率的な送迎サービスを実施することが可能となる。なお、以上説明したドライバ割り当て決定部10による処理内容は、送迎ドライバをその運転技量に応じて送迎車両に適切に割り当てる処理の具体的な一例を示したものであり、例えば、送迎ドライバを抽出する条件として設定する項目や、その順序等については、必要に応じて適宜変更することが可能である。
以上説明したように、本発明を適用した送迎支援システムによれば、送迎ドライバの運転技量に応じて、運転技量が低い送迎ドライバほど厳しい道路環境及び不慣れな車型を回避するように、送迎サービスに使用する各送迎車両に対する送迎ドライバの割り当てが決定されるので、本システムを利用する登録事業者では、安全且つ効率的な送迎サービスを実施することができる。また、このような送迎ドライバの割り当ては、ASPにおいて自動的に決定されて、その情報が各登録事業者に通知されるので、登録事業者側での負担が軽減され、更に、送迎サービスに使用する送迎車両や各送迎車両の走行ルートに至るまでASPの処理によって自動的に決定されるので、登録事業者側での負担は大幅に軽減される。
本発明を適用した送迎支援システムの一構成例を示す概略構成図である。 送迎サービスに使用される送迎車両の走行データ取得に関わる部分の構成を示すブロック図である。 送迎車両に設けられている各種センサからの取得データと、そのデータから評価される送迎ドライバの運転操作の評価項目との関係を示す図である。 介護サービス事業者が送迎サービスに着手する初期段階であって、走行データの蓄積が十分でない場合に、ASPのドライバ割り当て決定部により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 介護サービス事業者が送迎サービスに着手する初期段階であって、走行データの蓄積が十分でない場合に、ASPのドライバ割り当て決定部により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 走行データがある程度蓄積された段階で、ASPのドライバ割り当て決定部により実行される処理の流れを示すフローチャートである。 走行データがある程度蓄積された段階で、ASPのドライバ割り当て決定部により実行される処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 インターネット
2 送迎予約データベース
3 車両データベース
4 地図データベース
5 配車計画策定部
6 運転技量データベース
7 運転履歴入力部
8 媒体読み出し部
9 走行データ解析部
10 ドライバ割り当て決定部
11 ASPゲートウェイ
21 ドライブレコーダ
28 媒体記録部
29 車両ゲートウェイ
30 表示部

Claims (10)

  1. システム利用者として登録された介護サービス事業者における送迎サービスの予約状況を示す送迎予約情報が格納された送迎予約データベースと、
    前記介護サービス事業者が保有する送迎車両の車型及び台数を示す車両情報が格納された車両データベースと、
    地図情報が格納された地図データベースと、
    前記介護サービス事業者に所属する送迎車両のドライバの運転技量を示す運転技量情報が格納された運転技量データベースと、
    前記送迎予約データベースに格納された送迎予約情報と、前記車両データベースに格納された車両情報と、前記地図データベースに格納された地図情報とに基づいて、前記介護サービス事業者での送迎サービスに使用する送迎車両及び各送迎車両の走行ルートを決定する配車計画策定手段と、
    前記運転技量データベースに格納された運転技量情報に基づいて、運転技量が低いドライバほど、厳しい道路環境及び不慣れな車型を回避するように、送迎サービスに使用する各送迎車両に対するドライバの割り当てを行うドライバ割り当て決定手段とを備えることを特徴とする送迎支援システム。
  2. 各ドライバの過去の運転履歴情報が入力される運転履歴入力手段を更に備え、
    前記運転履歴入力手段から入力された運転履歴情報が、前記運転技量データベースに反映されることを特徴とする請求項1に記載の送迎支援システム。
  3. 送迎車両からの走行データを取得する走行データ取得手段と、
    前記走行データ取得手段により取得された送迎車両の走行データを解析する走行データ解析手段とを更に備え、
    前記走行データ解析手段による解析結果が、前記運転技量データベースに反映されることを特徴とする請求項1又は2に記載の送迎支援システム。
  4. 前記走行データ解析手段は、前記走行データの解析によってドライバの車両感覚の認知能力、運転の丁寧さ、運転持続性、交通法規の遵守性の少なくとも何れかを判定し、その判定結果が運転技量情報として前記運転技量データベースに反映されることを特徴とする請求項3に記載の送迎支援システム。
  5. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、細街路への進入時に切り返しを行ったか及び切り返し回数を判断し、その判断結果に基づきドライバの車両感覚の認知能力を判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
  6. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、交差点付近での右左折時に急激な減速操作を行っていないか及び加減速、速度のばらつきがないかを判断し、その判断結果に基づきドライバの運転の丁寧さを判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
  7. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、交差点停止時に急激な減速操作を行っていないかを判断し、その判断結果に基づきドライバの運転の丁寧さを判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
  8. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、多車線道路の走行時に頻繁な車線変更を行っていないかを判断し、その判断結果に基づきドライバの運転の丁寧さを判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
  9. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、運転時間の経過に伴い運転操作が荒くなっていないかを判断し、その判断結果に基づきドライバの運転持続性を判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
  10. 前記走行データ解析手段は、前記走行データから、一旦停止位置で確実に停止しているか及び走行速度が制限速度を超えていないかを判断し、その判断結果に基づきドライバの交通法規の遵守性を判定することを特徴とする請求項4に記載の送迎支援システム。
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