JP2023059738A - cart - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ユーザが押して買物等に使用するカートに関する。 The present invention relates to a cart that is pushed by a user for shopping or the like.
従前より、ユーザが押して買物等に使用するカートが多数開発されている(例えば、特許文献1)。いずれのカートも、一対の前輪と、一対の後輪と、ユーザが押す際に把持するハンドルと、荷台とを備えており、この荷台に買物カゴ等を載置した状態でハンドルを押して使用するようになっている。 Many carts that are pushed by users for shopping have been developed (for example, Patent Document 1). Each cart has a pair of front wheels, a pair of rear wheels, a handle to be gripped by the user when pushing, and a loading platform, and is used by pushing the handle with a shopping basket or the like placed on the loading platform. It's like
しかしながら、従前のカートでは、例えば荷台に載せる荷物(買物カゴ等)の重量が大きくなって、ユーザがハンドルを強く押そうとしてもカート全体のバランスで押し難かったり、押している最中にカートを左右に曲げようとしても旋回性が悪かったりするという問題があった。 However, with conventional carts, for example, the weight of items (such as shopping baskets) to be placed on the carrier becomes large, and even if the user tries to push the handle strongly, it is difficult to push the cart due to the balance of the entire cart. There was a problem that even if you tried to bend it, the turning performance was poor.
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザがハンドルを介して押しやすく、かつ、旋回性が良好なカートを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a cart that can be easily pushed by a user via a handle and that has good turnability.
本発明の一局面によれば、
フレームと、前記フレームの下端部に取り付けられた一対の前輪および後輪と、前記フレームの上端部に設けられたハンドルと、上下方向で前記ハンドルと前記前輪および前記後輪との間において前記フレームに配置された荷台とを備えており、
前記フレームは、前記前輪と前記後輪との間の相対的な距離を近づけて折り畳むための、リンク軸を有するリンク部材を備えており、
前記前輪は、旋回軸を有する旋回輪であり、
前記後輪は、固定輪であり、
前記前輪の前記旋回軸と前記後輪の回転中心とによって囲まれる基底面の内に投影される位置に前記ハンドルおよび前記リンク軸が配置されており、
前記荷台における水平前後方向の長さの中心位置は、前記基底面における水平前後方向の長さの中心位置を含み前記中心位置よりも後方側にある
カートが提供される。
According to one aspect of the invention,
a frame, a pair of front and rear wheels attached to the lower end of the frame, a handle provided to the upper end of the frame, and the frame vertically between the handle and the front and rear wheels. It is equipped with a cargo bed arranged in the
The frame includes a link member having a link shaft for folding the front wheel and the rear wheel closer to each other,
The front wheel is a slewing wheel having a slewing shaft,
The rear wheel is a fixed wheel,
the handlebar and the link shaft are arranged at a position projected onto a base plane surrounded by the turning shaft of the front wheel and the center of rotation of the rear wheel;
A cart is provided in which a center position in the horizontal front-rear direction of the loading platform includes a center position in the horizontal front-rear direction of the base surface and is located rearward of the center position.
好適には、
前記ハンドルは、
前記フレームの上端部に組み付けられ、後方斜め上に向く一対のハンドルフレームと、
前記各ハンドルフレームの上端部から前方斜め上に向く一対のハンドル側部と、
前記各ハンドル側部の上端から中央部に向けて曲がる一対のハンドル曲がり部と、
一端が一方の前記ハンドル曲がり部の先端に接続されており、他端が他方の前記ハンドル曲がり部の先端に接続されており左右方向に延びるハンドル横部とを備えている。
Preferably,
The handle is
a pair of handle frames assembled to the upper end of the frame and facing obliquely upward to the rear;
a pair of handle side portions facing obliquely forward and upward from the upper end portion of each of the handle frames;
a pair of handle bending portions that bend from the upper end of each handle side portion toward the central portion;
and a lateral handle portion having one end connected to the tip of one of the handle bending portions and the other end connected to the tip of the other handle bending portion and extending in the left-right direction.
本発明によれば、前輪の旋回軸と後輪の回転中心とによって囲まれる基底面の内に投影される位置にハンドルおよびリンク軸が配置されており、かつ、荷台における水平前後方向の長さの中心位置は、基底面における水平前後方向の長さの中心位置を含み当該中心位置よりも後方側にある。 According to the present invention, the handlebar and the link shaft are arranged at positions projected onto the base plane surrounded by the turning axis of the front wheel and the center of rotation of the rear wheel, and the horizontal length of the cargo bed in the front-rear direction is The center position of is on the posterior side of the center position including the center position of the length in the horizontal front-rear direction on the base plane.
これにより、ユーザがハンドルに下向きの荷重をかけてもカートが転倒するおそれが低くなり、かつ、荷台に載置した買物カゴ等の重量が前輪よりも後輪にかかるようになるので、ユーザがハンドルを介して押しやすく、かつ、旋回性が良好なカートを提供することができた。 As a result, even if the user applies a downward load to the handle, the cart is less likely to overturn, and the weight of the shopping basket or the like placed on the platform is applied more to the rear wheels than to the front wheels, so that the user can easily It was possible to provide a cart that is easy to push through the handle and has good turnability.
(カート100の構成について)
本発明が適用されたカート100のひとつの実施形態について図1から図6を用いて説明する。
(Regarding the configuration of the cart 100)
One embodiment of a
カート100は、大略、フレーム102と、荷台104と、ハンドル106と、ハンドル高さ調節機構108とを備えている。
フレーム102は、一対の前輪110と、一対の後輪112と、一対の前側フレーム114と、一対の後側フレーム116と、前側架設フレーム118と、連結部材119と、一対のリンク部材120と、後側架設フレーム122と、折り畳み操作部材124とを備えている。
The
前輪110は、カート100の前方・進行方向(ユーザがカート100を使用して歩いていく方向。以下、同じ。)端部に取り付けられた旋回輪であり、鉛直に延びる旋回軸111を中心として360°回転自在になっている。前輪110に使用される車輪の種類は特に限定されない。なお、本実施形態では、左右一対の前輪110が使用されている。
The
後輪112は、カート100の後方・後退方向(ユーザがカート100を使用して歩いていく方向とは反対の方向。以下、同じ。)端部に取り付けられた固定輪である。つまり、後輪112は、前輪110のように鉛直に延びる旋回軸を中心として360°回転自在にはなっていない。後輪112に使用される車輪の種類は特に限定されない。なお、本実施形態では、左右一対の後輪112が使用されている。
The
また、各後輪112には、公知のブレーキ機構113がそれぞれ設けられている。
Further, each
前側フレーム114は、カート100の前方から後方に向けて斜め上方に延びる略直線状の棒状部材であり、本実施形態に係るカート100には左右一対の前側フレーム114が使用されている。
The
また、前側フレーム114における少なくとも上側端部は略筒状に形成されており、ハンドル106を構成するハンドルフレーム160(後述)の先端部が嵌挿されるようになっている。また、前側フレーム114における上側端部の内側面には、ハンドル高さ調節機構108の位置決めピン部材182(後述)におけるピン部194(後述)が嵌挿される高さ調節用孔206が前側フレーム114の長手方向に沿って所定の間隔で複数設けられている。
Further, at least the upper end portion of the
さらに、前側フレーム114の略中間位置には、連結部材119が配設固定されている。
Furthermore, a connecting
後側フレーム116は、前方斜め上に向かうアーチ状の部材であり、本実施形態に係るカート100には左右一対の後側フレーム116が使用されている。各後側フレーム116は、その下端に後輪112が回転可能に取り付けられている。また、各後側フレーム116の上端は、それぞれ連結部材119に対して回動可能に接続されている。
The
前側架設フレーム118は、一方の前側フレーム114の下端に一端が接続されており、他方の前側フレーム114の下端に他端が接続されている部材であり、本実施形態では、正面視で略U字状の前側架設フレーム118が使用されている。
The
また、一対の前輪110は、前側架設フレーム118における鉛直方向部と水平方向部との間の曲がり部に取り付けられている。もちろん、前輪110の取り付け位置は、各前側フレーム114の下端部や前側架設フレーム118に直接的または間接的に取り付けられているのであればどのような態様であってもよい。
Also, the pair of
連結部材119は、第1取付部126と第2取付部128とを有しており、第1取付部126に対して第2取付部128を相対的に回動可能にする部材である。本実施形態では、第1取付部126は略筒状に形成されており、この第1取付部126に前側フレーム114が挿入固定されている。
The connecting
また、第2取付部128には、第1取付部126に挿入された前側フレーム114が延びる方向を含む面上を後側フレーム116が回動するようにして、当該後側フレーム116が取り付けられている。これにより、前側フレーム114に対して後側フレーム116が相対的に回動可能になっている。
The
リンク部材120は、大略、短冊状の第1部材130と、同じく短冊状の第2部材132とで構成されている。本実施形態では、左右一対のリンク部材120が用いられている。
The
第1部材130は、一端が前側フレーム114の内側面における連結部材119よりも前輪110側に回動可能に取り付けられており、他端が後側フレーム116の内側面に回動可能に取り付けられている。
The
第1部材130の前側フレーム114に対する取り付け状態についてさらに説明すると、第1部材130の一端には、スライダー134が回転可能に取り付けられており、このスライダー134が筒状の前側フレーム114における内側に摺動可能に収容されている。
To further explain how the
さらに、前側フレーム114の内面には、第1部材130の一端とスライダー134とを繋げる連動部材136が連通するスリット138が形成されている。これにより、前側フレーム114の一端は、スライダー134とともに、スリット138が形成されている範囲内を往復可能になっている。
Furthermore, the inner surface of the
第2部材132は、一端が第1部材130における一端と他端との間(やや後方寄り)に回動可能に取り付けられており、他端が荷台104の荷台フレーム150(後述)の外側面における荷台回動ブラケット156(後述)よりも後方寄りに回動可能に取り付けられている。
One end of the
ここで、第2部材132と第1部材130との接合点(以下、「リンク軸133」という。)について詳述すると、このリンク軸133は、図7に示すように、前輪110の旋回軸111と後輪112の回転中心115とによって囲まれる基底面Aの内に投影される位置に配置されている。
Here, the joint point between the
なお、本明細書全体を通じて、基底面Aとは、平面視において、一対の前輪110の旋回軸111および一対の後輪112の回転中心115のそれぞれによって囲まれる領域をいう。
Throughout the present specification, the base plane A refers to an area surrounded by the turning
図1から図6に戻り、後側架設フレーム122は、丸パイプ材を軽く曲げたアーチ状の外観を有する部材であり、その両端がそれぞれ後側フレーム116の下方端部に接続されている。また、アーチ状の後側架設フレーム122は、カート100の進行方向(前側)に向けて凸となるように配設されている。
Returning to FIG. 1 to FIG. 6, the
このように後側架設フレーム122が一対の後側フレーム116間に架設されていることにより、一対の後側フレーム116の間隔が不所望に広がったり狭まったりするのを防止することができる。
Since the
折り畳み操作部材124は、操作本体140と、付勢部材142とで構成されている。操作本体140は、一端が荷台104の荷台フレーム150(後述)の内側面における荷台回動ブラケット156(後述)よりも前方寄りに回動可能に取り付けられており、他端が前方に延びる部材である。
The
操作本体140の一端側には、前側フレーム114に設けられた被係合部材144と係合離脱可能な係合部146が形成されている。また、操作本体140の他端側はユーザが操作しやすい丸棒状に形成されている。
An engaging
付勢部材142は、係合部146が被係合部材144と係合する方向(図5中の反時計回り)に操作本体140を常時付勢する役割を有する部材であり、本実施形態では巻きバネが使用されている。もちろん、付勢部材142は巻きバネに限定されるものではない。
The biasing
荷台104は、買物カゴ等が載置される部材であり、大略、荷台フレーム150と、荷台横フレーム152と、受け板154と、荷台回動ブラケット156とを備えている。
The
荷台フレーム150は、前後方向に略直線状かつ互いに平行に延びる一対の丸棒材である。また、荷台横フレーム152は、左右方向に略直線状かつ互いに平行に延びる一対の丸棒材であり、一対の荷台フレーム150と一対の荷台横フレーム152とで、平面視で略長方形の荷台104が構成されている。
The
また、荷台フレーム150の端と荷台横フレーム152の端との間には曲がりフレーム158が配設されており、略長方形の荷台104の角部が円弧状に形成されている。
A
さらに、側面視(図5)において、これら曲がりフレーム158は、荷台104の外側(カート100の前後方向)に向けて立ち上がるように曲げられている。これにより、カート100を展開した状態(荷台104が水平な状態)において、荷台横フレーム152の高さは、荷台フレーム150の高さよりも高くなっている。
Further, in a side view (FIG. 5), these
受け板154は、一対の荷台フレーム150間に架設された矩形状の板材であり、本実施形態では、2枚の受け板154がやや隙間をあけて前後方向に並べられている。もちろん、受け板154の枚数はこれに限定されるものではなく、1枚でも3枚以上でもよい。
The receiving
荷台回動ブラケット156は、上述した一対の荷台フレーム150の長手方向略中央位置の下面から下方に突設された板材である。荷台フレーム150は、この荷台回動ブラケット156を介して、後側フレーム116(および連結部材119)に対して回動可能に取り付けられている。
The load-
また、図5に示すように、荷台104における水平前後方向の長さの中心位置Bは、基底面Aにおける水平前後方向の長さの中心位置Cを含み当該中心位置Cよりも後方側にある。
Further, as shown in FIG. 5, the center position B in the horizontal front-rear direction of the
図1から図6に戻り、ハンドル106は、大略、一対のハンドルフレーム160と、一対のハンドル側部162と、一対のハンドル曲がり部164と、ハンドル横部166とで一体的に形成されている。
1 to 6, the
ハンドルフレーム160は、フレーム102の上端部に組み付けられ、後方斜め上に向く丸棒直線状の部材である。
The
ハンドル側部162は、各ハンドルフレーム160の上端部から前方斜め上に向く丸棒状の部材である。
The
ハンドル曲がり部164は、各ハンドル側部162の上端から中央部に向けて曲がる、丸棒状の部材である。
The
ハンドル横部166は、一端が一方のハンドル曲がり部164の先端に接続されており、他端が他方のハンドル曲がり部164の先端に接続されており左右方向に延びる丸棒状の部材である。
The
また、このハンドル106は、図5に示すように、前輪110の旋回軸111と後輪112の回転中心115とによって囲まれる基底面Aの内に投影される位置に配置されている。
Also, as shown in FIG. 5, the
上述のように、ハンドル106のハンドルフレーム160は、その先端部が前側フレーム114に嵌挿されており、ハンドル高さ調節機構108を操作して当該前側フレーム114に嵌挿されるハンドルフレーム160の長さを調節することにより、地面からのハンドル106の高さを調節することができる。
As described above, the
ハンドル高さ調節機構108は、図8から図10に示すように、大略、操作部上カバー170と、操作部下カバー172と、操作ボタン174と、操作ボタン付勢部材176と、操作ワイヤー178と、ワイヤーガイド180と、位置決めピン部材182と、位置決めピン付勢部材184と、ワイヤー連動部材186と、ホルダー188とで構成されている。
As shown in FIGS. 8 to 10, the handle
操作部上カバー170は、一対のハンドルフレーム160間に架設された部材であり、円柱を半割にしたような、下側半分が欠けた形状となっている。
The operation unit
操作部下カバー172は、上述した操作部上カバー170の下側半分(欠けた部分)をカバーできる形状に形成された部材である。また、操作部下カバー172の長手方向中央部には、操作ボタン174が出没する操作ボタン出没孔190が形成されている。
The operating section
操作ボタン174は、操作部下カバー172に形成された操作ボタン出没孔190内に取り付けられた部材であり、ユーザーが当該操作ボタン174を(操作ボタン出没孔190に)押し込むことで、ハンドル106の高さを調節できるようになっている。なお、自然状態(ユーザーが操作ボタン174に触れていない状態)において、操作ボタン174は、その先端部が操作ボタン出没孔190から突出した状態になっている。
The
操作ボタン付勢部材176は、操作ボタン174の先端部が操作ボタン出没孔190から突出する方向に当該操作ボタン174を押圧付勢する部材であり、本実施形態では、つるまきバネが使用されている。もちろん、操作ボタン174を押圧付勢することができるものであれば、つるまきバネに限定されるものではない。
The operation
操作ワイヤー178は、ユーザーによる操作ボタン174の操作をハンドルフレーム160の先端部内に収容されているワイヤー連動部材186に伝える部材である。本実施形態では、2本の操作ワイヤー178が使用されており、それぞれ、一端が操作部上カバー170の長手方向の中央部で操作ボタン174に当接するように配置されており、操作部上カバー170と操作部下カバー172とで形成された内部空間およびハンドルフレーム160の内側を通り、他端がハンドルフレーム160の先端部内に収容されているワイヤー連動部材186に係合する位置に配置されている。
The
ワイヤーガイド180は、操作ワイヤー178の動きを、ユーザーによる操作ボタン174の操作方向(つまり、上下方向)から左右方向に変換するための部材であり、本実施形態では略円板状の部材が使用されている。
The
この円板状のワイヤーガイド180は、操作部上カバー170によって回転自在に保持されており、操作ワイヤー178が当該円板状の周面の一部に沿うように配置されている。
The disk-shaped
これにより、ユーザが操作ボタン174を押し込むと、操作ワイヤー178の一端も上方に移動する。そして、ワイヤーガイド180によって操作ワイヤー178の当該上下方向移動が横方向への移動に変換される。
Accordingly, when the user presses the
位置決めピン部材182は、ハンドルフレーム160の先端部内に配置された部材であり、ハンドルフレーム160の先端部側面に形成されたピン出没孔192から出没するピン部194と、ワイヤー連動部材186が嵌挿摺動する連動部材嵌挿孔196と、位置決めピン付勢部材184によって押圧付勢される被付勢部198とを有している。
The
ホルダー188には、当該位置決めピン部材182が摺動するピン部材摺動溝201が形成されており、位置決めピン部材182は、このピン部材摺動溝201に沿って、ハンドルフレーム160内を当該ハンドルフレーム160の長手方向に対して直交する向きに摺動するようになっている。
The
連動部材嵌挿孔196の内面のうち、ワイヤー連動部材186の外面と当接摺動する面は、位置決めピン部材182の移動方向に対して直交しない傾斜面200となっている。例えば、図10に示す本実施形態では、下方向にいくに連れてカート100の内側に入っていくような断面になる傾斜面200が形成されている。
Of the inner surface of the interlocking
また、本実施形態では、位置決めピン付勢部材184からの付勢力を位置決めピン部材182の移動方向(図中、左右方向)に受けられるように、被付勢部198は、位置決めピン部材182の移動方向に直交する面となっている。
In addition, in this embodiment, the
位置決めピン付勢部材184は、一端が位置決めピン部材182の被付勢部198に当接し、他端が当該被付勢部198に対向する面(ホルダー188内の面)に当接している部材であり、位置決めピン部材182を図中右方向へ移動させる押圧力を常に付勢するようになっている。本実施形態では、位置決めピン付勢部材184としてつるまきバネが使用されている。もちろん、位置決めピン部材182を押圧付勢することができるものであれば、つるまきバネに限定されるものではない。
The positioning
ワイヤー連動部材186は、操作ワイヤー178の他端と係合する部材であり、位置決めピン部材182における連動部材嵌挿孔196に嵌挿されている。また、ホルダー188には、当該ワイヤー連動部材186が摺動する連動部材摺動溝202が形成されており、ワイヤー連動部材186は、この連動部材摺動溝202に沿ってハンドルフレーム160内を当該ハンドルフレーム160の長手方向に平行に摺動するようになっている。
The
また、ワイヤー連動部材186における、位置決めピン部材182の傾斜面200に接する連動部材傾斜面204も、当該傾斜面200と同様に、位置決めピン部材182の移動方向に対して直交しない面となっている。例えば、図10に示す本実施形態では、下方向にいくに連れてカート100の内側に入っていくような断面になる連動部材傾斜面204が形成されている。
Further, an interlocking member inclined
ホルダー188は、ハンドルフレーム160の先端部内で固定されている部材であり、上述の通り、ピン部材摺動溝201と、連動部材摺動溝202とを有している。
The
このようなハンドル高さ調節機構108を備えていることにより、ユーザが操作ボタン174を上方に押し込むことにより、操作部上カバー170と操作部下カバー172との間を通る操作ワイヤー178がワイヤーガイド180によって横方向に引かれる。すると、図11に示すように、ハンドルフレーム160の下端部では、当該操作ワイヤー178によってワイヤー連動部材186が上方に引き上げられ、ワイヤー連動部材186の連動部材傾斜面204が位置決めピン部材182の傾斜面200を図中左側に押圧する。これにより、位置決めピン部材182が付勢部材142の付勢力に抗して図中左側に移動し、ピン部194がピン出没孔192して当該ピン部194と前側フレーム114における高さ調節用孔206との係合状態が解消されてハンドル106の高さを上下させることができるようになる。
With the handle
ハンドル106が所望の高さになったら操作ボタン174から手を離す。すると、操作ボタン付勢部材176の付勢力によって操作ボタン174が下方に移動し、これに伴い、操作ワイヤー178によってワイヤー連動部材186が下方に引き下げられる。ワイヤー連動部材186が引き下げられると。ワイヤー連動部材186による位置決めピン部材182に対する押圧力がなくなるので、位置決めピン付勢部材184からの付勢力によって位置決めピン部材182が図中の右方に移動してピン部194がピン出没孔192から再び突出する。このようにして、ハンドル106の高さを調節することができる。
When the
次に、このカート100に載置される買物カゴ300の一例について図12から図14を用いて説明する。買物カゴ300は、大略、買物カゴフレーム302と、本体304とを備えている。
Next, an example of the
買物カゴフレーム302は、フレーム本体310と、一対の持ち手部材312とで構成されている。
The
フレーム本体310は、周囲が平面視で略長方形状となっているリング状の枠部材であり、断面が円形となっている。また、フレーム本体310における一対の長手方向部材の中央部は上方向に凸のアーチ状部306を有しており、買物カゴ300を運ぶ際、ユーザがこのアーチ状部306を把持することもできるようになっている。
The frame
持ち手部材312は、コ字状の外観を有する部材であり、フレーム本体310における一対の長手方向部材の間であって、アーチ状部306の端部付近にそれぞれ架設されている。また、持ち手部材312は、フレーム本体310に対して回動可能に取り付けられているので、当該持ち手部材312をフレーム本体310に対して回動させて持ち上げて使用することもできるし、図示するように当該持ち手部材312をフレーム本体310の上に沿わせるようにして買物カゴ300全体の高さを低くすることもできる。
The
本体304は、高強度の可撓性を有する布地等で構成された無蓋箱状の部材であり、その上側開口端部にフレーム本体310を着脱可能になっている。
The
また、本体304における長手方向に直交する一対の内壁面には、本体304を主に構成する布地等よりも硬度の高い一対の板材308が配設されている。これら板材308は、それぞれ上端辺だけが本体304に取り付けられているので、買物カゴ300を使用する際は図12に示すように板材308を本体304の内壁面に沿うようにし、買物カゴ300を仕舞う際は図14に示すように板材308の下端辺を引き上げることにより、本体304を畳みやすくすることができる。
A pair of
(カート100の特徴)
本実施形態に係るカート100によれば、前輪110の旋回軸111と後輪112の回転中心115とによって囲まれる基底面Aの内に投影される位置にハンドル106およびリンク軸133が配置されており、かつ、荷台104における水平前後方向の長さの中心位置Bは、基底面Aにおける水平前後方向の長さの中心位置Cを含み当該中心位置Cよりも後方側にある。
(Characteristics of Cart 100)
According to the
これにより、ユーザがハンドル106に下向きの荷重をかけてもカート100が転倒するおそれが低くなり、かつ、荷台104に載置した買物カゴ300等の重量が前輪110よりも後輪112にかかるようになるので、ユーザがハンドル106を介して押しやすく、かつ、旋回性が良好なカート100を提供することができる。
As a result, even if the user applies a downward load to the
また、ハンドル106が、フレーム102の上端部に組み付けられ、後方斜め上に向く一対のハンドルフレーム160と、各ハンドルフレーム160の上端部から前方斜め上に向く一対のハンドル側部162と、各ハンドル側部162の上端から中央部に向けて曲がる一対のハンドル曲がり部164と、一端が一方のハンドル曲がり部164の先端に接続されており、他端が他方のハンドル曲がり部164の先端に接続されており左右方向に延びるハンドル横部166とを備えていることにより、ハンドル106の位置がより前方に位置するので、さらにハンドル106を介して押しやすく、かつ、旋回性が良好なカート100を提供することができる。
The
さらに、ハンドル高さ調節機構108に関し、操作部上カバー170を一対のハンドルフレーム160間に架設し、当該操作部上カバー170の中央部に操作ボタン174を設けていることにより、カート100を押す際に使用されるハンドル106と、高さ調節の際に操作される操作ボタン174とが互いに分離されて、高さ調節がスムーズに行われるようになる。
Further, regarding the handle
また、カート100の展開状態において、折り畳み操作部材124の付勢部材142に抗してユーザが操作本体140の他端側を上方に持ち上げると、前側フレーム114の被係合部材144と操作本体140の係合部146との係合が解除される。
When the
当該係合が解除された状態で、荷台104の前端側を持ち上げるか、荷台104の後端側を押し下げるか、あるいは、前輪110および後輪112を互いに相対的に近づけるかすると、リンク部材120における第1部材130の一端に取り付けられたスライダー134および連動部材136が前側フレーム114のスリット138に沿って下方に動き、これに伴い、前側フレーム114と後側フレーム116とが相対的に近づくとともに、荷台104が前端側を上にして起立した状態となる(図15および図16参照)。このように、本実施形態に係るカート100は、シンプルな動作で折り畳むことができる。
When the front end side of the
また、本実施形態に係る荷台104では、荷台横フレーム152の高さが荷台フレーム150の高さよりも高く設定されている。これにより、図17に示すように、荷台104の受け板154に買物カゴ300等を載置したとき、カート100の前後方向で荷台横フレーム152がストッパーとしての役割を果たすので、買物カゴ300等が不所望に荷台104からすべり落ちることがない。また、受け板154よりも高い位置にある荷台横フレーム152は、ユーザがカート100全体を持ち上げる際の持ち手にもなる。
Further, in the
また、アーチ状の後側架設フレーム122は、カート100の進行方向(前側)に向けて凸となるように配設されているので、ハンドル106を押してカート100を前に進めているユーザの足が当該後側架設フレーム122に当り難くなっている。
In addition, since the arch-shaped
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 It should be considered that the embodiments disclosed this time are illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the scope of the claims rather than the above description, and is intended to include all modifications within the scope and meaning equivalent to the scope of the claims.
100…カート、102…フレーム、104…荷台、106…ハンドル、108…ハンドル高さ調節機構
110…前輪、111…(前輪110の)旋回軸、112…後輪、113…ブレーキ機構、114…前側フレーム、115…(後輪112の)回転中心、116…後側フレーム、118…前側架設フレーム、119…連結部材、120…リンク部材、122…後側架設フレーム、124…折り畳み操作部、126…(連結部材119の)第1取付部、128…(連結部材119の)第2取付部、130…第1部材、132…第2部材、133…リンク軸、134…スライダー、136…連動部材、138…スリット、140…操作本体、142…付勢部材、144…被係合部材、146…係合部
150…荷台フレーム、152…荷台横フレーム、154…受け板、156…荷台回動ブラケット、158…曲がりフレーム
160…ハンドルフレーム、162…ハンドル側部、164…ハンドル曲がり部、166…ハンドル横部
170…操作部上カバー、172…操作部下カバー、174…操作ボタン、176…操作ボタン付勢部材、178…操作ワイヤー、180…ワイヤーガイド、182…位置決めピン部材、184…位置決めピン付勢部材、186…ワイヤー連動部材、188…ホルダー、190…操作ボタン出没孔、192…ピン出没孔、194…ピン部、196…連動部材嵌挿孔、198…被付勢部、200…傾斜面、201…ピン部材摺動溝、202…連動部材摺動溝、204…連動部材傾斜面、206…高さ調節用孔
300…買物カゴ、302…買物カゴフレーム、304…本体、306…アーチ状部、308…板材、310…フレーム本体、312…持ち手部材
A…基底面
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記フレームは、前記前輪と前記後輪との間の相対的な距離を近づけて折り畳むための、リンク軸を有するリンク部材を備えており、
前記前輪は、旋回軸を有する旋回輪であり、
前記後輪は、固定輪であり、
前記前輪の前記旋回軸と前記後輪の回転中心とによって囲まれる基底面の内に投影される位置に前記ハンドルおよび前記リンク軸が配置されており、
前記荷台における水平前後方向の長さの中心位置は、前記基底面における水平前後方向の長さの中心位置を含み前記中心位置よりも後方側にある
カート。 a frame, a pair of front and rear wheels attached to the lower end of the frame, a handle provided to the upper end of the frame, and the frame vertically between the handle and the front and rear wheels. It is equipped with a cargo bed arranged in the
The frame includes a link member having a link shaft for folding the front wheel and the rear wheel closer to each other,
The front wheel is a slewing wheel having a slewing shaft,
The rear wheel is a fixed wheel,
the handlebar and the link shaft are arranged at a position projected onto a base plane surrounded by the turning shaft of the front wheel and the center of rotation of the rear wheel;
The center position of the horizontal lengthwise direction of the cargo bed includes the center position of the horizontal lengthwise lengthwise direction of the base surface, and is located rearward of the center position.
前記フレームの上端部に組み付けられ、後方斜め上に向く一対のハンドルフレームと、
前記各ハンドルフレームの上端部から前方斜め上に向く一対のハンドル側部と、
前記各ハンドル側部の上端から中央部に向けて曲がる一対のハンドル曲がり部と、
一端が一方の前記ハンドル曲がり部の先端に接続されており、他端が他方の前記ハンドル曲がり部の先端に接続されており左右方向に延びるハンドル横部とを備えている
請求項1に記載のカート。 The handle is
a pair of handle frames assembled to the upper end of the frame and facing obliquely upward to the rear;
a pair of handle side portions facing obliquely forward and upward from the upper end portion of each of the handle frames;
a pair of handle bending portions that bend from the upper end of each handle side portion toward the central portion;
2. The handle lateral portion having one end connected to the tip of one of the handle bending portions and the other end connected to the tip of the other handle bending portion and extending in the left-right direction. cart.
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JP (1) | JP2023059738A (en) |
-
2021
- 2021-10-15 JP JP2021169921A patent/JP2023059738A/en active Pending
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