JP2023058377A - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与える情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】複数の車両と、端末装置と、情報処理装置とが、ネットワークを介して通信可能な情報処理システムにおいて、情報処理装置は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いとユーザの情報に基づいて判定した場合S23、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、ユーザの端末装置20に送信するS24。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、複数ユーザをまとめて送迎する車両の乗車料金の支払いを各ユーザに割り当てる制御部を備える制御装置が開示されている。
特開2021-86557号公報
オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与える技術が望まれている。
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与える技術を提供することにある。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、
通信部と、
オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと前記利用予約をしたユーザの情報に基づいて判定した場合、前記利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、前記ユーザの端末装置に前記通信部によって送信する制御部と、を備える。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムは、
前記端末装置と、
前記情報処理装置と、を含む。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、
オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと前記利用予約をしたユーザの情報に基づいて判定した場合、前記利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、前記ユーザの端末装置に送信することを含む。
本開示の一実施形態によれば、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与える技術を提供することができる。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 図1に示す情報処理システムのブロック図である。 図2に示す端末装置の処理を示すフローチャートである。 図2に示す情報処理装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
(システムの構成)
図1に示すように、情報処理システム1は、複数の車両10と、少なくとも1つの端末装置20と、少なくとも1つの情報処理装置30とを含む。図1に示す情報処理システム1は、複数の車両10を含む。ただし、情報処理システム1は、少なくとも一台の車両10を含めばよい。
車両10と、端末装置20と、情報処理装置30とは、ネットワーク2を介して通信可能である。ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネット等を含む任意のネットワークであってよい。
車両10は、オンデマンドバスとして運行される。オンデマンドバスは、ユーザの要求に応じて運行されるバスである。ユーザは、オンデマンドバスを事前に予約して利用する。
車両10は、例えば、予め設定された基本ルートを走行する。ユーザは、例えば、予め指定した車両10の配車場所で、車両10に乗車する。車両10の配車場所は、基本ルート上にあってもよいし、基本ルート上になくてもよい。車両10の配車場所が基本ルート上にない場合、車両10は、配車時刻が近づくと、基本ルートを外れて配車場所に向かう。
車両10は、任意の自動車であってよい。車両10は、例えば、ガソリン自動車、電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)、ハイブリッド自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)又は燃料電池自動車(FCEV:Fuel Cell Electric Vehicle)等である。車両10は、運転者によって運転されてもよい。車両10の運転の一部は、任意のレベルで自動化されていてもよい。自動化のレベルは、例えば、SAE(Society of Automotive Engineers)のレベル分けにおけるレベル1からレベル5の何れかである。車両10は、MaaS(Mobility as a Service)専用車両であってもよい。
端末装置20は、ユーザによって使用される。ユーザは、端末装置20を操作してオンデマンドバスの利用予約をする。
端末装置20は、ネットワーク2に接続可能であれば、任意の装置であってよい。端末装置20は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等である。
情報処理装置30は、オンデマンドバスの利用予約を管理する。情報処理装置30は、ユーザの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、ネットワーク2を介して端末装置20に送信する。
情報処理装置30は、オンデマンドバスサービスを提供する主体によって運用されてよい。情報処理装置30は、例えば、サーバとして機能するように構成された専用のコンピュータ、汎用のパーソナルコンピュータ又はクラウドコンピューティングシステム等である。
(車両の構成)
図2に示すように、車両10は、通信部11と、測位部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
通信部11は、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成される。通信モジュールは、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)又は5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応した通信モジュールである。ただし、通信モジュールは、これに限定されない。通信モジュールは、任意の通信規格に対応してよい。
測位部12は、車両10の位置情報を取得可能である。測位部12は、衛星測位システムに対応する少なくとも1つの受信モジュールを含んで構成される。受信モジュールは、例えば、GPS(Global Positioning System)に対応した受信モジュールである。ただし、受信モジュールは、これに限定されない。受信モジュールは、任意の衛星測位システムに対応した受信モジュールであってよい。
出力部13は、データを出力可能である。出力部13は、データを出力可能な少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成される。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。ディスプレイは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。ただし、出力用インタフェースは、これに限定されない。
記憶部14は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成される。半導体メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)等である。RAMは、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)又はDRAM(Dynamic Random Access Memory)等である。ROMは、例えば、EEPROM(Electrically erasable programmable read only memory)等である。記憶部14は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部14には、車両10の動作に用いられるデータと、車両10の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部15は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成される。プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)若しくはGPU(Graphics Processing Unit)等の汎用プロセッサ又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等である。制御部15は、車両10の各部を制御しながら、車両10の動作に関わる処理を実行する。
車両10の機能は、本実施形態に係る車両プログラムを、制御部15に相当するプロセッサで実行することにより実現される。つまり、車両10の機能は、ソフトウェアにより実現される。車両プログラムは、車両10の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを車両10として機能させる。つまり、コンピュータは、車両プログラムに従って車両10の動作を実行することにより、車両10として機能する。
本開示において「プログラム」は、コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体に記録しておくことが可能である。コンピュータで読取り可能な非一時的記録媒体は、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記録したDVD(Digital Versatile Disc)又はCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬型記録媒体を販売する、譲渡する、又は貸与することにより、行われる。プログラムは、サーバのストレージに格納されてよい。サーバのストレージに格納されたプログラムは、他のコンピュータに転送されることにより、流通されてもよい。プログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
本開示において「コンピュータ」は、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。さらに、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、サーバからコンピュータへのプログラムの転送を行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP(Application Service Provider)型のサービスによって処理を実行してもよい。プログラムには、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものが含まれる。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
車両10の一部又は全ての機能が、制御部15に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、車両10の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部15は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、運行スケジュールを通信部11によって受信する。運行スケジュールは、例えば、後述の、予定ルート、配車予定場所の位置情報、配車予定時刻、降車予定場所の位置情報及び降車予定時刻の少なくとも何れかを含む。ただし、運行スケジュールは、これらに限定されない。運行スケジュールは、車両10の運行に用いられる任意の情報を含んでよい。制御部15は、受信した運行スケジュールを記憶部14に格納する。制御部15は、新たな運行スケジュールを受信した場合、新たな運行スケジュールによって、記憶部14の運行スケジュールを更新してよい。
制御部15は、記憶部14に記憶された運行スケジュールに従って車両10が走行するように制御する。一例として、車両10が運転者によって運転される場合、制御部15は、運行スケジュールを出力部13に出力させることにより、運行スケジュールを運転者に提示する。制御部15は、運行スケジュールを運転者に提示することにより、運行スケジュールに従った車両10の運転を運転者に促す。他の例として、車両10の運転が自動化されている場合、制御部15は、車両10の自動運転システムに運行スケジュールに従った車両10の運転を指示する。
制御部15は、例えば車両10の走行中、車両10の位置情報を測位部12によって取得する。制御部15は、取得した車両10の位置情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置30に通信部11によって送信する。制御部15は、任意の時間間隔で、車両10の位置情報を取得し、取得した車両10の位置情報を情報処理装置30に送信してよい。この時間間隔は、車両10の速度等に基づき、適宜設定されてよい。
(端末装置の構成)
図2に示すように、端末装置20は、通信部21と、測位部22と、入力部23と、出力部24と、記憶部25と、制御部26とを備える。
通信部21は、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成される。通信モジュールは、例えば、LTE、4G又は5G等の移動体通信規格に対応した通信モジュールである。ただし、通信モジュールは、これに限定されない。通信モジュールは、任意の通信規格に対応してよい。
測位部22は、端末装置20の位置情報を取得可能である。測位部22は、衛星測位システムに対応する少なくとも1つの受信モジュールを含んで構成される。受信モジュールは、例えば、GPSに対応した受信モジュールである。ただし、受信モジュールは、これに限定されない。受信モジュールは、任意の衛星測位システムに対応した受信モジュールであってよい。
入力部23は、ユーザからの入力を受付可能である。入力部23は、ユーザからの入力を受付可能な少なくとも1つの入力用インタフェースを含んで構成される。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン又はマイク等である。ただし、入力用インタフェースは、これに限定されない。
出力部24は、データを出力可能である。出力部24は、データを出力可能な少なくとも1つの出力用インタフェースを含んで構成される。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。ディスプレイは、例えば、LCD又は有機ELディスプレイ等である。ただし、出力用インタフェースは、これに限定されない。
記憶部25は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成される。半導体メモリは、例えば、RAM又はROM等である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAM等である。ROMは、例えば、EEPROM等である。記憶部25は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部25には、端末装置20の動作に用いられるデータと、端末装置20の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部26は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成される。プロセッサは、例えば、CPU若しくはGPU等の汎用プロセッサ又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASIC等である。制御部26は、端末装置20の各部を制御しながら、端末装置20の動作に関わる処理を実行する。
端末装置20の機能は、本実施形態に係る端末プログラムを、制御部26に相当するプロセッサで実行することにより実現される。つまり、端末装置20の機能は、ソフトウェアにより実現される。端末プログラムは、端末装置20の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを端末装置20として機能させる。つまり、コンピュータは、端末プログラムに従って端末装置20の動作を実行することにより、端末装置20として機能する。
端末装置20の一部又は全ての機能が、制御部26に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、端末装置20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部26は、オンデマンドバスの利用予約の申請の入力を、入力部23によって受け付ける。この申請の入力は、オンデマンドバスを事前に予約して利用したいユーザによって入力部23から入力される。例えば、ユーザは、この申請の入力を、オンデマンドバスを利用したい日時の数日前から数時間前に、入力部23から入力する。この申請の入力とともに、制御部26は、オンデマンドバスの利用においてユーザが希望する希望条件の入力を入力部23によって受け付けてよい。希望条件は、希望日、配車希望場所、配車希望時刻、降車希望場所、降車希望時刻及び搭乗者の希望人数の少なくとも何れかを含んでよい。希望日は、オンデマンドバスの利用をユーザが希望する日である。配車希望場所は、ユーザが希望するオンデマンドバスを配車する場所である。配車希望時刻は、ユーザが希望するオンデマンドバスを配車する時刻である。降車希望場所は、ユーザが希望するオンデマンドバスからユーザが降車する場所である。降車希望時刻は、ユーザが希望するオンデマンドバスからユーザが降車する時刻である。搭乗者の希望人数は、ユーザ希望するオンデマンドバスに搭乗する人数である。制御部26は、これらの入力を入力部23によって受け付けると、オンデマンドバスの利用予約の申請を示す申請情報を生成する。申請情報は、例えば、ユーザの識別情報及び希望条件の情報を含む。制御部26は、生成した申請情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置30に通信部21によって送信する。
制御部26は、申請情報の送信後、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、予約完了通知及び予約情報を、通信部21によって受信し得る。予約完了通知は、オンデマンドバスの利用予約が完了したことを示す通知である。予約情報は、例えば、予定日、配車予定場所、配車予定時刻、降車予定場所、降車予定時刻、搭乗者の予定人数及び予定ルートの少なくとも何れかの情報を含む。予定日は、ユーザがオンデマンドバスを利用することが予定される日である。配車予定場所は、オンデマンドバスが配車される予定の場所である。配車予定時刻は、オンデマンドバスが配車される予定の時刻である。降車予定場所は、オンデマンドバスからユーザが降車する予定の場所である。降車予定時刻は、オンデマンドバスからユーザが降車する予定の時刻である。搭乗者の予定人数は、オンデマンドバスに搭乗する予定の人数である。予定ルートは、配車予定場所から降車予定場所まで、オンデマンドバスが走行する予定のルートである。制御部26は、予約完了通知及び予約情報を出力部24に出力させる。予約完了通知等が出力部24から出力されることにより、ユーザは、オンデマンドバスの利用予約が完了したこと等を把握し得る。
<位置情報の送信処理>
制御部26は、例えば予約情報の受信後、端末装置20の位置情報を測位部22によって取得してよい。制御部26は、取得した端末装置20の位置情報をユーザの位置情報として、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、通信部21によって送信してよい。制御部26は、任意の時間間隔で、端末装置20の位置情報を取得し、取得した端末装置20の位置情報をユーザの位置情報として情報処理装置30に送信してよい。この時間間隔は、ユーザの平均歩行速度等に基づき、適宜設定されてよい。
<問い合わせの受信処理>
制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、通信部21によって受信し得る。制御部26は、この問い合わせを受信すると、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを出力部24に出力させる。この問い合わせが出力部24から出力されると、ユーザは、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直し得る。ユーザは、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルすると決定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする入力を入力部23から入力する。ユーザは、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしないと決定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない入力を入力部23から入力する。
制御部26は、ユーザがオンデマンドバスの利用予約をキャンセルすると決定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする入力を入力部23によって受け付け得る。制御部26は、この入力を受け付けると、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、受信したキャンセルするか否かの問い合わせに対する回答として、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を、通信部21によって送信する。
制御部26は、ユーザがオンデマンドバスの利用予約をキャンセルしないと決定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない入力を入力部23によって受け付け得る。制御部26は、この入力を受け付けると、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、受信したキャンセルするか否かの問い合わせに対する回答として、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない回答を、通信部21によって送信する。
(情報処理装置の構成)
図2に示すように、情報処理装置30は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備える。
通信部31は、ネットワーク2に接続可能な少なくとも1つの通信モジュールを含んで構成される。通信モジュールは、例えば、有線LAN(Local Area Network)又は無線LAN等の規格に対応した通信モジュールである。ただし、通信モジュールは、これに限定されない。通信モジュールは、任意の通信規格に対応してよい。通信部31は、通信モジュールによって有線LAN又は無線LANを介して、ネットワーク2に接続される。
記憶部32は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ又はこれらのうちの少なくとも2種類の組み合わせを含んで構成される。半導体メモリは、例えば、RAM又はROM等である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAM等である。ROMは、例えば、EEPROM等である。記憶部32は、主記憶装置、補助記憶装置又はキャッシュメモリとして機能してよい。記憶部32には、情報処理装置30の動作に用いられるデータと、情報処理装置30の動作によって得られたデータとが記憶される。
制御部33は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つの専用回路又はこれらの組み合わせを含んで構成される。プロセッサは、例えば、CPU若しくはGPU等の汎用プロセッサ又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。専用回路は、例えば、FPGA又はASIC等である。制御部33は、情報処理装置30の各部を制御しながら、情報処理装置30の動作に関わる処理を実行する。
情報処理装置30の機能は、本実施形態に係る処理プログラムを、制御部33に相当するプロセッサで実行することにより実現される。つまり、情報処理装置30の機能は、ソフトウェアにより実現される。処理プログラムは、情報処理装置30の動作をコンピュータに実行させることにより、コンピュータを情報処理装置30として機能させる。つまり、コンピュータは、処理プログラムに従って情報処理装置30の動作を実行することにより、情報処理装置30として機能する。
情報処理装置30の一部又は全ての機能が、制御部33に相当する専用回路により実現されてもよい。つまり、情報処理装置30の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20から、申請情報を、通信部31によって受信する。制御部33は、申請情報を受信すると、オンデマンドバスの予約処理を実行する。
<予約処理>
制御部33は、複数の車両10のうちから、受信した申請情報に含まれるユーザの希望条件を満たす車両10を抽出する。制御部33は、ユーザの希望条件を満たす車両10が存在しない場合、希望条件の変更をユーザに提案する提案情報を、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部31によって送信してよい。この場合、端末装置20では、制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、提案情報を通信部21によって受信する。制御部26は、提案情報を出力部24に出力させる。ユーザは、出力部24から出力された提案情報を見ると、変更後の希望条件の入力を入力部23から入力する。制御部26は、変更後の希望条件の情報を、ネットワーク2を介して情報処理装置30に通信部21によって送信する。情報処理装置30では、制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20から、変更後の希望条件の情報を通信部31によって受信する。制御部33は、複数の車両10のうちから、変更後の希望条件を満たす車両10を抽出する。
制御部33は、ユーザの希望条件を満たす車両10を抽出すると、ユーザの希望条件を満たすように、抽出した車両10の運行スケジュールを変更する。制御部33は、変更後の運行スケジュールを、ネットワーク2を介して抽出した車両10に、通信部31によって送信する。また、制御部33は、予約情報を生成する。制御部33は、予約完了通知及び予約情報を、ネットワーク2を介して端末装置20に、通信部31によって送信する。
<問い合わせの送信処理>
制御部33は、例えば予約処理の実行後、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを、オンデマンドバスの利用予約をしたユーザの情報に基づいて判定する。ユーザの情報は、ユーザによってオンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを判定可能な情報であれば、ユーザの任意の情報であってよい。制御部33は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定した場合、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、ネットワーク2を介して端末装置20に、通信部31によって送信する。
以下、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを判定する判定処理の一例について説明する。
[例1]
ユーザの情報は、ユーザのスケジュールの情報を含んでよい。制御部33は、ユーザのスケジュールを、ネットワーク2を介して端末装置20又は外部装置から、通信部31によって受信してよい。この外部装置は、例えば、ユーザのスケジュールを管理するクラウドサーバ等である。
制御部33は、例えばユーザのスケジュールの情報を解析し、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスの配車予定場所へのユーザの移動時間が含まれているか否かを判定してよい。制御部33は、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスの配車予定場所へのユーザの移動時間が含まれていないと判定した場合、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定してよい。例えば、オンデマンドバスの配車予定時刻が12:00であり、ユーザのスケジュールの情報に、終了予定時刻が12:00である会議の情報が含まれているものとする。この場合、制御部33は、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスの配車予定場所へのユーザの移動時間が含まれていないと判定する。
ユーザのスケジュールにオンデマンドバスの配車予定場所への移動時間が含まれていない場合、ユーザが配車予定場所に配車予定時刻までに到着できず、結果として、ユーザがオンデマンドバスに乗車できなくなる可能性が高い。つまり、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高くなる。このような場合に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信することにより、キャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与えることができる。
[例2]
制御部33は、例えば上述したユーザのスケジュールの情報を解析し、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスからユーザが降車した後のイベントが登録されているか否かを判定してよい。制御部33は、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスからユーザが降車した後のイベントが登録されていないと判定した場合、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定してよい。イベントは、予定される任意の行事であってよい。イベントは、例えば、習い事、通院又は食事会等である。
ユーザは、オンデマンドバスを利用してイベントの開催地に行くことがある。この場合、ユーザのスケジュールには、ユーザがオンデマンドバスから降車した後のイベントが登録されている可能性が高い。つまり、ユーザのスケジュールにユーザがオンデマンドバスから降車した後のイベントが登録されていない場合、イベントの開催地まで行く必要がユーザにないため、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高い。このような場合に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信することにより、キャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与えることができる。
ここで、ユーザが帰宅するためにオンデマンドバスを利用する場合がある。さらに、ユーザが帰宅をイベントとしてスケジュールに登録しない場合がある。この場合、ユーザがオンデマンドバスを利用する予定であっても、ユーザの帰宅がユーザのスケジュールに降車後のイベントとして登録されていないこととなる。
そこで、制御部33は、オンデマンドバスの降車予定時刻がユーザの帰宅予定時刻よりも第1時間前である場合、ユーザのスケジュールにオンデマンドバスからユーザが降車した後のイベントが登録されているか否かを判定してもよい。ユーザの帰宅予定時刻は、ユーザが自宅に到着することが予定される時刻であってよい。制御部33は、例えば上述したユーザのスケジュールの情報を解析し、ユーザの帰宅予定時刻を推定してよい。第1時間は、例えば習い事等のイベントの平均時間等に基づき、予め設定されてよい。
[例3]
ユーザの情報は、ユーザのオンデマンドバスの利用予約のキャンセル履歴の情報を含んでよい。制御部33は、ユーザの過去のオンデマンドバスの利用予約の情報から、ユーザのキャンセル履歴の情報を取得してよい。制御部33は、ユーザのキャンセル履歴の情報からユーザのキャンセル率を取得してよい。ユーザのキャンセル率は、ユーザのオンデマンドバスの予約数に対するキャンセル数の割合であってよい。制御部33は、例えば予め設定された任意の期間内の、ユーザのオンデマンドバスの予約数に対するキャンセル数の割合を算出することにより、キャンセル率を取得してよい。
なお、ユーザが初めてオンデマンバスの利用予約をする場合、当該ユーザのキャンセル履歴の情報が取得できない場合がある。この場合、制御部26は、当該ユーザのキャンセル履歴の情報として、複数の他のユーザのキャンセル履歴の情報を用いてよい。制御部26は、複数の他のユーザのキャンセル履歴の情報から複数の他のユーザのキャンセル率の平均値を算出し、算出した平均値をユーザのキャンセル率として用いてよい。
制御部26は、取得したキャンセル率が閾値以上である場合、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定してよい。閾値は、例えば複数のユーザのキャンセル率の平均値に基づいて予め設定されてもよいし、後述するようなものであってもよい。
ユーザのキャンセル率が閾値以上である場合、例えば他のユーザよりも、ユーザの利用予約がキャンセルされる可能性が高い。このようにユーザのキャンセル率が閾値以上である場合に、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定し、情報処理装置30から端末装置20へキャンセルするか否かの問い合わせを送信する。このような構成により、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与えることができる。
閾値は、オンデマンドバスが配車予定場所に向かうために基本ルートから外れる前の第2時間内では、この第2時間が経過した後よりも、低くてよい。この場合、制御部26は、オンデマンドバスが基本ルートを外れる前の第2時間内では、第2時間が経過した後よりも、閾値を低く設定してよい。第2時間は、例えば車両10の平均速度等に基づき、予め設定されてよい。制御部33は、車両10の運行スケジュールに基づき、オンデマンドバスが基本ルートから外れる第2時間前を推定してよい。また、制御部33は、ネットワーク2を介して車両10から、車両10の位置情報を通信部31によって受信してよい。制御部33は、受信した車両10の位置情報と基本ルートとによって、オンデマンドバスが基本ルートから外れたか否かを判定してよい。
ここで、オンデマンドバスが基本ルートを走行する場合に、オンデマンドバスの配車予定場所が基本ルート上にない場合がある。この場合、オンデマンドバスは、配車予定時刻が近づくと、基本ルートを外れて配車予定場所に向かう。オンデマンドバスが基本ルートから外れた後に利用予約がキャンセルされた場合、オンデマンドバスには、基本ルートに戻ることが要求される。オンデマンドバスが基本ルートから外れた後に基本ルートに戻る場合、追加の燃料費等が発生するため、オンデマンドバスの運行にかかる追加のコストが発生する。
オンデマンドバスが基本ルートを外れる前の第2時間内において閾値が低くなることにより、当該第2時間内では、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせが端末装置20に送信されやすくなる。このような構成により、オンデマンドバスが基本ルートから外れる前に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに与えることができる。さらに、ユーザがオンデマンドバスの利用予約をキャンセルしたい場合、オンデマンドバスが基本ルートを外れる前に、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされ得る。オンデマンドバスが基本ルートを外れる前に利用予約がキャンセルされることにより、利用予約がキャンセルされた後にオンデマンドバスが基本ルートに戻ることによる追加のコストの発生を抑制することができる。
他の例として、閾値は、オンデマンドバスが走行する予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがある場合、予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがない場合よりも、低くてもよい。この場合、制御部33は、オンデマンドバスが走行する予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがある場合、予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがない場合よりも、閾値を低く設定してもよい。
オンデマンドバスの予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがある場合、その予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがない場合よりも、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高い。予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがある場合に閾値が低くなることにより、予定ルートがユーザによって以前キャンセルされたことがない場合よりも、キャンセルするか否かの問い合わせが端末装置20に送信されやすくなる。このような構成により、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザにより適切に与えることができる。
<判定処理のタイミング>
制御部33は、上述した判定処理を、任意のタイミングで実行してよい。以下、判定処理を実行するタイミングの一例について説明する。
[例1]
オンデマンドバスが基本ルートを走行する場合に、オンデマンドバスの配車予定場所が基本ルート上にない場合がある。この場合、制御部33は、オンデマンドバスが配車予定場所に向かうために基本ルートから外れる前に、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを判定してよい。このような構成により、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高い場合、オンデマンドバスが基本ルートから外れる前に、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信することができる。さらに、ユーザがオンデマンドバスの利用予約をキャンセルしたい場合、オンデマンドバスが基本ルートから外れる前に、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされ得る。このような構成により、利用予約がキャンセルされた後にオンデマンドバスが基本ルートに戻ることによる追加のコストの発生を抑制することができる。
[例2]
制御部33は、オンデマンドバスの配車予定時刻の第3時間前に、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否か判定してよい。第3時間は、例えばユーザの情報に基づいて予め設定されてもよいし、以下に説明するようなものであってもよい。
第3時間は、ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、長くてよい。この場合、制御部33は、ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、第3時間を長く設定してよい。制御部33は、ユーザの位置情報を、ネットワーク2を介して端末装置20から、通信部31によって受信してよい。例えば、ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、ユーザが配車予定場所に到達するまでにかかる時間が長くなる。そのため、ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、ユーザが配車予定時刻までに配車予定場所に到達できず、結果として、ユーザがオンデマンドバスに乗車できなくなる可能性が高くなる。つまり、ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、キャンセルされる可能性が高くなる。ユーザの位置とオンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、第3時間が長くなることにより、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信するタイミングが早くなる。このような構成により、キャンセルされる可能性が高いほど、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信するタイミングが早くなり得る。
第3時間は、オンデマンドバスの予約数が高いほど、長くてよい。この場合、制御部33は、オンデマンドバスの予約数が高いほど、第3時間が長くなるように設定してよい。オンデマンドバスの予約数は、オンデマンドバスが利用される予定日の予約数であってよい。オンデマンドバスの予約数が高いほど、第3時間が長くなることにより、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信するタイミングが早くなる。このような構成により、ユーザがオンデマンドバスの利用予約をキャンセルしたい場合、オンデマンドバスの利用予約が早いタイミングでキャンセルされ得る。オンデマンドバスの利用予約が早いタイミングでキャンセルされることにより、他のユーザがオンデマンドバスの利用予約できる可能性が高くなる。
第3時間は、ユーザのキャンセル率が高いほど、長くてよい。この場合、制御部33は、ユーザのキャンセル率が高いほど、第3時間を長く設定してよい。上述したように、制御部33は、ユーザのオンデマンドバスの利用予約のキャンセル履歴の情報からユーザのキャンセル率を取得してよい。ユーザのキャンセル率が高いほど、第3時間が長くなることにより、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信するタイミングが早くなる。このような構成により、キャンセルされる可能性が高いほど、キャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信するタイミングが早くなり得る。
<回答の受信処理>
制御部33は、キャンセルするか否かの問い合わせの送信後、ネットワーク2を介して端末装置20から、例えば当該問い合わせに対する回答として、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を、通信部31によって受信し得る。制御部33は、この回答を受信すると、キャンセル処理を実行する。
キャンセル処理では、制御部33は、複数の車両10のうちから、ユーザが乗車する予定だった車両10を特定する。制御部33は、特定した車両10の運行スケジュールを変更する。制御部33は、変更後の運行スケジュールを、ネットワーク2を介して特定した車両10に通信部31によって送信する。
キャンセル処理では、制御部33は、ユーザに対して請求するキャンセル料金を決定する。制御部33は、キャンセルする回答を受信した場合、ユーザに対してキャンセル料金を請求しないと決定してもよい。このような構成により、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせに対して、ユーザに積極的に回答させることができる。
キャンセル料金の他の例として、制御部33は、キャンセルする回答を受信した場合、設定金額よりも低額なキャンセル料金を請求すると決定してもよい。つまり、キャンセル料金は、キャンセルする回答が受信された場合、設定金額よりも、低額であってよい。設定金額は、例えば、オンデマンドバスの配車予定時刻の直前に利用予約がキャンセルされた場合にユーザに請求するキャンセル料金等である。キャンセル料金を低額にすることにより、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせに対して、ユーザに積極的に回答させることができる。
キャンセル料金のさらに他の例として、制御部33は、キャンセルする回答を受信したタイミングが早いほど、低額なキャンセル料金を決定してもよい。つまり、キャンセル料金は、キャンセルする回答が受信されたタイミングが早いほど、低額であってよい。このような構成により、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせに対して、ユーザに速やかに回答させることができる。
制御部33は、キャンセルするか否かの問い合わせの送信後、ネットワーク2を介して端末装置20から、例えば当該問い合わせに対する回答として、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない回答を通信部31によって受信し得る。制御部33は、この回答を受信した場合、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を端末装置20に通信部31によって送信してよい。この場合、端末装置20では、制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を通信部21によって受信する。制御部26は、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を出力部24に出力させる。オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報が出力部24から出力されることにより、ユーザは、オンデマンドバスの配車予定場所を確認することができる。このような構成により、ユーザが配車予定場所に到達できずに、結果として、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が低減する。
制御部33は、キャンセルしない回答を受信した場合であって、ユーザがオンデマンドバスの利用予約を以前キャンセルしたことがある場合、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を端末装置20に通信部31によって送信してもよい。
制御部33は、キャンセルしない回答を受信した場合、ユーザの位置からオンデマンドバスの配車予定場所までの移動時間を取得してもよい。例えば、制御部33は、端末装置20から受信したユーザの最新の位置情報と、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報と、ユーザの平均速度とに基づき、移動時間を算出して取得する。制御部33は、取得した移動時間の情報を上述した配車予定場所の位置情報とともに、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部31によって送信してもよい。この場合、端末装置20では、制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、移動時間をオンデマンドバスの配車予定場所の位置情報とともに通信部21によって受信する。制御部26は、移動時間とオンデマンドバスの配車予定場所の位置情報とを出力部24に出力させる。移動時間が出力部24から出力されることにより、ユーザは、オンデマンドバスの配車予定場所までの移動時間を把握することができる。
(端末装置の動作)
図3は、図2に示す端末装置20の処理を示すフローチャートである。この処理は、本実施形態に係る情報処理方法の一例に相当する。制御部26は、オンデマンドバスの利用予約の申請の入力を入力部23によって受け付けると、ステップS1からの処理を開始する。
制御部26は、入力部23によって受け付けた入力に基づき、申請情報を生成する(ステップS1)。制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、申請情報を通信部21によって送信する(ステップS2)。制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、予約完了通知及び予約情報を、通信部21によって受信する(ステップS3)。制御部26は、予約完了通知及び予約情報を出力部24に出力させる(ステップS4)。
制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、通信部21によって受信したか否かを判定する(ステップS5)。制御部26は、キャンセルするか否かの問い合わせを受信したと判定した場合(ステップS5:YES)、ステップS6の処理に進む。ステップS6の処理では、制御部26は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを出力部24に出力させる。一方、制御部26は、キャンセルするか否かの問い合わせを受信したと判定しない場合(ステップS5:NO)、ステップS5の処理を再び実行する。
制御部26は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする入力を入力部23によって受け付けたか否かを判定する(ステップS7)。制御部26は、キャンセルする入力を受け付けたと判定した場合(ステップS7:YES)、ステップS8の処理に進む。一方、制御部26は、キャンセルする入力を受け付けたと判定しない場合(ステップS7:NO)、ステップS9の処理に進む。
ステップS8の処理では、制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を、通信部21によって送信する。
ステップS9の処理では、制御部26は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない入力を入力部23によって受け付ける。制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない回答を、通信部21によって送信する(ステップS10)。
ステップS11の処理では、制御部26は、ネットワーク2を介して情報処理装置30から、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を通信部21によって受信する。制御部26は、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を出力部24に出力させる(ステップS12)。
(情報処理装置の動作)
図4は、図2に示す情報処理装置30の処理を示すフローチャートである。この処理は、本実施形態に係る情報処理方法の一例に相当する。例えば、端末装置20が申請情報を情報処理装置30に送信すると、制御部33は、ステップS21からの処理を開始する。
制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20から、申請情報を通信部31によって受信する(ステップS21)。制御部33は、申請情報を受信すると、予約処理を実行する(ステップS22)。
制御部33は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かをユーザの情報に基づいて判定する(ステップS23)。制御部33は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定した場合(ステップS23:YES)、ステップS24の処理に進む。一方、制御部33は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定しない場合(ステップS23:NO)、図4に示すような処理を終了する。
ステップS24の処理では、制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20に、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、通信部31によって送信する。
ステップS25の処理では、制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20から、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を通信部31によって受信したか否かを判定する。制御部33は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を受信したと判定した場合(ステップS25:YES)、ステップS26の処理に進む。ステップS26の処理では、制御部33は、キャンセル処理を実行する。一方、制御部33は、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を受信した判定しない場合(ステップS25:NO)、ステップS27の処理に進む。
ステップS27の処理では、制御部33は、ネットワーク2を介して端末装置20から、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない回答を、通信部31によって受信する。制御部33は、オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部31によって送信する(ステップS28)。
このように情報処理装置30では、制御部33は、オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定した場合、キャンセルするか否かの問い合わせを、ネットワーク2を介して端末装置20に通信部31によって送信する。キャンセルされる可能性が高いと判定した場合にキャンセルするか否かの問い合わせを端末装置20に送信することにより、ユーザにオンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会を適切に与えることができる。よって、本実施形態によれば、オンデマンドバスの利用予約をキャンセルするか否かを見直す機会をユーザに適切に与える技術を提供することができる。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び改変を行ってもよいことに注意されたい。したがって、これらの変形及び改変は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、汎用のコンピュータを、上述した実施形態に係る情報処理装置30として機能させる実施形態も可能である。具体的には、上述した実施形態に係る情報処理装置30の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、汎用のコンピュータのメモリに格納し、プロセッサによって当該プログラムを読み出して実行させる。したがって、本開示は、プロセッサが実行可能なプログラム、又は、当該プログラムを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体としても実現可能である。
1 情報処理システム
2 ネットワーク
10 車両
11 通信部
12 測位部
13 出力部
14 記憶部
15 制御部
20 端末装置
21 通信部
22 測位部
23 入力部
24 出力部
25 記憶部
26 制御部
30 情報処理装置
31 通信部
32 記憶部
33 制御部

Claims (20)

  1. 通信部と、
    オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと前記利用予約をしたユーザの情報に基づいて判定した場合、前記利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、前記ユーザの端末装置に前記通信部によって送信する制御部と、を備える、情報処理装置。
  2. 前記ユーザの情報は、前記ユーザのスケジュールの情報を含み、
    前記制御部は、前記ユーザのスケジュールに前記オンデマンドバスの配車予定場所への前記ユーザの移動時間が含まれていないと判定した場合、前記利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザの情報は、前記ユーザのスケジュールの情報を含み、
    前記制御部は、前記ユーザのスケジュールに前記オンデマンドバスから前記ユーザが降車した後のイベントが登録されていないと判定した場合、前記利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記オンデマンドバスからの前記ユーザの降車予定時刻が前記ユーザの帰宅予定時刻よりも第1時間前である場合、前記ユーザのスケジュールに前記イベントが登録されているか否かを判定する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザの情報は、前記ユーザのオンデマンドバスの利用予約のキャンセル履歴の情報を含み、
    前記制御部は、前記キャンセル履歴の情報から前記ユーザのキャンセル率を取得し、取得した前記キャンセル率が閾値以上である場合、前記利用予約がキャンセルされる可能性が高いと判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記オンデマンドバスは、予め設定された基本ルートを走行し、
    前記閾値は、前記オンデマンドバスが配車予定場所に向かうために前記基本ルートから外れる前の第2時間内では、前記第2時間が経過した後よりも、低い、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記閾値は、前記オンデマンドバスが走行する予定ルートが前記ユーザによって以前キャンセルされたことがある場合、前記予定ルートが前記ユーザによって以前キャンセルされたことがない場合よりも、低い、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記オンデマンドバスは、予め設定された基本ルートを走行し、
    前記制御部は、前記オンデマンドバスが配車予定場所に向かうために前記基本ルートを外れる前に、前記利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを判定する、請求項1から7までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記オンデマンドバスの配車予定時刻の第3時間前に、前記利用予約がキャンセルされる可能性が高いか否かを判定する、請求項1から7までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第3時間は、前記ユーザの位置と前記オンデマンドバスの配車予定場所の位置とが離れているほど、長い、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記第3時間は、前記オンデマンドバスの予約数が高いほど、長い、請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記ユーザの情報は、前記ユーザのオンデマンドバスの利用予約のキャンセル履歴の情報を含み、
    前記第3時間は、前記キャンセル履歴の情報から取得される前記ユーザのキャンセル率が高いほど、長い、請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御部は、前記問い合わせの送信後、前記端末装置から、前記オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を前記通信部によって受信した場合、前記ユーザに対してキャンセル料金を請求しないと決定する、請求項1から12までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記制御部は、前記問い合わせの送信後、前記端末装置から、前記オンデマンドバスの利用予約をキャンセルする回答を前記通信部によって受信した場合、前記ユーザに対して設定金額よりも低額なキャンセル料金を請求すると決定する、請求項1から12までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  15. 前記制御部は、前記キャンセルする回答を受信したタイミングが早いほど、低額になるようにキャンセル料金を決定する、請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記制御部は、前記問い合わせの送信後、前記端末装置から、前記オンデマンドバスの利用予約をキャンセルしない回答を前記通信部によって受信した場合、前記オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を前記端末装置に前記通信部によって送信する、請求項1から15までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  17. 前記制御部は、前記キャンセルしない回答を受信した場合であって、前記ユーザがオンデマンドバスの利用予約を以前キャンセルしたことがある場合、前記オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報を前記端末装置に前記通信部によって送信する、請求項1から16までの何れか一項に記載の情報処理装置。
  18. 前記制御部は、前記ユーザの位置から前記オンデマンドバスの配車予定場所までの移動時間を取得し、取得した移動時間の情報を前記オンデマンドバスの配車予定場所の位置情報とともに、前記端末装置に前記通信部によって送信する、請求項16又は17に記載の情報処理装置。
  19. 前記端末装置と、
    請求項1から18までの何れか一項に記載の情報処理装置と、を含む、情報処理システム。
  20. オンデマンドバスの利用予約がキャンセルされる可能性が高いと前記利用予約をしたユーザの情報に基づいて判定した場合、前記利用予約をキャンセルするか否かの問い合わせを、前記ユーザの端末装置に送信することを含む、情報処理方法。
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