JP2023057720A - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023057720000001
【課題】システム構成の簡素化を図りつつ、短時間で各センサユニットが取り付けられた車輪を特定なタイヤ空気圧監視システムを提供する。
【解決手段】タイヤ空気圧監視システムは、各車輪10a~10dに取り付けられたセンサユニット2と、車体11側に設けられた車載ユニット3と、車体11側における各車輪10a~10dに対応する位置それぞれに設けられRFIDタグ4と、を備える。センサユニット2は、RFIDタグ4から輪位置情報を取得し、取得した輪位置情報を車載ユニット3に向けて送信する。そして、車載ユニット3は、センサユニット2から輪位置情報を受けると、当該輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を輪位置情報に基づいて特定する。
【選択図】図1

Description

本開示は、タイヤ空気圧監視システムに関する。
この種のシステムでは、タイヤのローテーションがなされたとしても、タイヤの空気圧を検出するセンサユニットが複数の車輪のうちどの車輪に取り付けられているかを特定可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、車載ユニットに接続されたトリガ機から各センサユニットへの送信されるトリガ信号の受信強度の大小関係に基づいて、各センサユニットが取り付けられた車輪を特定する技術が開示されている。なお、車載ユニットおよびトリガ機は、それぞれ車体側に設けられ、通信線によって互いに接続されている。
特開2012-158277号公報
ところで、特許文献1の如く、車載ユニットおよびトリガ機を接続する通信線およびトリガ機への電源供給を行うためのハーネスが必須となることで、システム構成の複雑化が避けられない。
これに対して、ブレーキECU等から各車輪の車輪速パルスを取得し、当該車輪速パルスと各センサユニットで得られるタイヤの回転角度との対応関係に基づいて、各センサユニットが取り付けられた車輪を特定する技術がある。
しかし、この技術では、各タイヤの回転角度に明確な差が出るまで車両を走行させないと、各センサユニットが取り付けられた車輪を特定することができない。
本開示は、システム構成の簡素化を図りつつ、短時間で各センサユニットが取り付けられた車輪を特定なタイヤ空気圧監視システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
車体(11)にタイヤを含む複数の車輪(10a~10f)が取り付けられた車両(10)に適用されるタイヤ空気圧監視システムであって、
複数の車輪それぞれに取り付けられ、タイヤの空気圧を検出する空気圧検出部(21)を含むセンサユニット(2)と、
車体側に設けられ、センサユニットが複数の車輪のタイヤのいずれに取り付けられているかを特定する位置特定部(32)を含む車載ユニット(3)と、
車体側における複数の車輪に対応する位置それぞれに設けられ、複数の車輪のうち、最も近くにある近接車輪のセンサユニットに向けて近接車輪と近接車輪の車体における位置との対応関係を含む輪位置情報を発信可能な電子タグ(4)と、を備え、
センサユニットは、電子タグから輪位置情報を取得する位置情報取得部(27)および輪位置情報を車載ユニットに向けて送信する通信部(24)を含み、
位置特定部は、センサユニットから輪位置情報を受けると、当該輪位置情報を発信したセンサユニットの位置を輪位置情報に基づいて特定する。
このように、センサユニットが電子タグから輪位置情報を取得する構成になっていれば、電子タグと車載ユニットとを接続する必要がないので、トリガ機と車載ユニットとを通信線で接続する従来技術に比べてシステム構成の簡素化を図ることができる。加えて、従来技術の如く、各タイヤの回転角度に明確な差が出るまで車両を走行させる必要がないので、短時間で各センサユニットが取り付けられた車輪を特定することができる。
したがって、本開示のタイヤ空気圧監視システムによれば、システム構成の簡素化を図りつつ、短時間で各センサユニットが取り付けられた車輪を特定することができる。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの全体構成図である。 センサユニットのブロック構成図である。 車載ユニットのブロック構成図である。 RFIDタグのブロック構成図である。 RFIDタグの取り付け位置の一例を説明するための説明図である。 RFIDタグとセンサユニットと車載ユニットとの間の通信の一例を説明するための説明図である。 第1実施形態のセンサユニットでの制御処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 第1実施形態のRFIDタグでの制御処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 第1実施形態の車載ユニットでの制御処理の流れの一例を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係るタイヤ空気圧監視システムの全体構成図である。 RFIDタグの取り付け位置の一例を説明するための説明図である。 RFIDタグとセンサユニットと車載ユニットとの間の通信の一例を説明するための説明図である。 第2実施形態の車載ユニットが実行する制御処理の流れの一例を説明するフローチャートである。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。以下の実施形態は、特に組み合わせに支障が生じない範囲であれば、特に明示していない場合であっても、各実施形態同士を部分的に組み合わせることができる。
(第1実施形態)
本実施形態について、図1~図9を参照して説明する。図1は、タイヤ空気圧の検知機能を有するタイヤ空気圧監視システム(以下、TPMSという)を示す図である。本実施形態では、4つの車輪10a~10dを備える4輪構成の車両10に本開示のTPMSを適用した例について説明する。なお、図1に示す前後、左右は、車両10における前後、左右を示している。また、以下では、車両10の車体11に取り付けられた4つの車輪10a~10dを区別して説明する場合等に、4つの車輪10a~10dを左前輪FL、右前輪FR、左後輪RL、右後輪RRと表記することがある。各車輪10a~10dには、単一のタイヤを有するシングルタイヤが装着されている。
図1に示すように、TPMSは、複数のセンサユニット2、車載ユニット3、RFIDタグ4を備える。TPMSは、各センサユニット2および車載ユニット3を用いてタイヤ空気圧を監視し、監視結果をメータ5等の報知部を介してユーザに報知する。また、TPMSは、センサユニット2が4つの車輪10a~10dのタイヤのいずれに取り付けられているかを自動的に特定する輪位置特定機能を有する。
センサユニット2は、主にタイヤ空気圧を検出するタイヤセンサである。センサユニット2は、複数の車輪10a~10dに取り付けられている。センサユニット2は、車輪10a~10dに取り付けられたタイヤ空気圧等を検出するとともに、その検出結果を示すタイヤ空気圧に関する情報をフレーム内に格納して送信する。
車載ユニット3は、車両10における車体11側に取り付けられるもので、センサユニット2から送信されたフレームを受信するとともに、その中に格納された情報に基づいて各種処理や演算等を行うことでタイヤ空気圧検出を行う。
RFIDタグ4は、複数の車輪10a~10dのうち、最も近くにある近接車輪のセンサユニット2に向けて近接車輪と近接車輪の車体11における位置との対応関係を含む輪位置情報を発信可能な電子タグである。
図2に示すように、センサユニット2は、空気圧検出部21、加速度センサ22、第1マイクロコンピュータ23、タイヤ無線機24、タイヤ側記憶部25、センサユニット2の駆動電源であるバッテリ26、RFIDリーダ27を備えている。
空気圧検出部21は、タイヤ空気圧を検出するものである。空気圧検出部21は、圧力センサ211や温度センサ212を備え、タイヤ空気圧に応じた検出信号やタイヤ内温度に応じた検出信号を出力する。
加速度センサ22は、車輪10a~10dの回転に伴って変化する加速度を出力するセンサである。加速度センサ22は、センサユニット2の回転角度の検出、車両10の走行速度(すなわち、車速)の検出等を行うために用いられる。加速度センサ22は、例えば、各車輪10a~10dの径方向の加速度および周方向の加速度を検出可能な2軸加速度センサで構成される。
第1マイクロコンピュータ23は、センサユニット2の制御部を構成し、プロセッサ、各種メモリ、I/O等を備えたMCUである。MCUは、Micro Controller Unitの略称である。第1マイクロコンピュータ23は、内蔵メモリに記憶されたプログラムに従って、所定の処理を実行する。メモリには、各センサユニット2を特定するための固有のタイヤIDが記憶されている。
第1マイクロコンピュータ23は、例えば、圧力センサ211や温度センサ212の検出信号を受け取り、それを信号処理するとともに必要に応じて加工し、それらタイヤ空気圧に関する空気圧情報をID情報とともにフレーム内に格納する。そして、第1マイクロコンピュータ23は、所定のタイミングで、タイヤ無線機24から車載ユニット3に向けてフレーム送信を行う。例えば、第1マイクロコンピュータ23は、車両10が走行中に、周期的または不定期にフレーム送信を行う。
ここで、ID情報は、各センサユニット2を識別するための固有のセンサIDと、自車両に搭載された車載ユニット3を識別するための固有の車載機IDとを含む識別情報である。車載機IDは、自車両と他車両とを区別するための自車識別情報となる。
また、第1マイクロコンピュータ23は、加速度センサ22の検出信号をモニタし、タイヤ交換やローテーション等のタイヤの脱着を含むタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定する整備判定を行っている。第1マイクロコンピュータ23は、タイヤ整備作業が実施された場合、RFIDタグ4から輪位置情報および車載機IDを取得し、これら情報を空気圧情報とともにフレーム内に格納する。そして、第1マイクロコンピュータ23は、センサユニット2が設けられた車輪10a~10dの位置を特定するために車載ユニット3に向けてフレーム送信を行う。
タイヤ無線機24は、RFIDタグ4から取得した輪位置情報およびID情報を車載ユニット3に向けて送信する。本実施形態では、タイヤ無線機24が“通信部”を構成している。タイヤ無線機24は、第1送受信回路241および第1通信アンテナ242を備える。第1送受信回路241は、第1通信アンテナ242を通じて、車載ユニット3と双方向に通信を行う通信回路である。第1送受信回路241は、BLE等の通信方式に基づいて無線通信を行う。BLEは、Bluetooth(登録商標) Low Energy の略称である。なお、第1送受信回路241は、BLE以外の通信方式に基づいて無線通信を行うようになっていてもよい。
第1通信アンテナ242は、車載ユニット3との間で双方向に通信を行うためのアンテナである。センサユニット2は、タイヤ無線機24を備えることで、センサユニット2から車載ユニット3への単方向の通信に限らず、車載ユニット3との間で双方向に通信が可能になっている。第1通信アンテナ242は、センサユニット2の本体内に配置された内部アンテナでも良いし、本体から配線を引き伸ばした外部アンテナとされていてもよい。
タイヤ側記憶部25は、バッテリ26からの電力供給が停止されても情報を保持可能な不揮発性メモリで構成されている。タイヤ側記憶部25は、車載ユニット3から受信したセンサ位置情報、車載機ID等の各種情報が登録情報として記憶される。なお、センサユニット2は、車載ユニット3から送信された情報ではなく、RFIDタグ4から得られた輪位置情報および車載機IDが登録情報としてタイヤ側記憶部25に記憶されるようになっていてもよい。
RFIDリーダ27は、符号化された無線信号を送信して、無線信号が届く信号範囲内にあるRFIDタグ4に問い合わせるとともに、RFIDタグ4からの応答信号等を受信する無線機である。RFIDリーダ27は、本体271およびアンテナ272を有する。RFIDリーダ27の電波出力は、センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dの周囲に設けられたRFIDタグ4との通信だけに制限される大きさとされる。すなわち、RFIDリーダ27の信号範囲は、センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dの周囲に制限された範囲となっている。
RFIDリーダ27は、例えば、タイヤ整備作業が実施されると、RFIDタグ4に向けて輪位置情報の発信を要求する要求信号を送信する。そして、RFIDリーダ27は、RFIDタグ4が応答信号として発信する輪位置情報および車載機IDを含む信号を受信する。本実施形態では、RFIDリーダ27がRFIDタグ4から輪位置情報を取得する“位置情報取得部”を構成している。
このように構成されるセンサユニット2は、各車輪10a~10dに設けられたエアバルブAVに取り付けられる。なお、センサユニット2は、エアバルブAVと一体に構成されていてもよいし、別体で構成されていてもよい。
車載ユニット3は、車体11に備えられている。図3に示すように、車載ユニット3は、車載無線機31、第2マイクロコンピュータ32、車載記憶部33等を備えている。車載ユニット3は、CAN(Controller Area Network)等の車内LAN(Local Area Network)を通じて、メータ5、移動体通信機6等に接続されている。
車載無線機31は、第2通信アンテナ311および第2送受信回路312を備える。第2通信アンテナ311は、各センサユニット2との間で双方向に通信を行うためのアンテナである。第2通信アンテナ311は、各センサユニット2から送られてくるフレーム等の受信に加えて、各センサユニット2への信号の送信にも用いられる。第2通信アンテナ311は、車載ユニット3の本体内に配置された内部アンテナでも良いし、本体から配線を引き伸ばした外部アンテナとされていてもよい。
第2送受信回路312は、第2通信アンテナ311を通じて各センサユニット2と双方向に通信を行う通信回路である。第2送受信回路312は、BLE等の通信方式に基づいて無線通信を行う。第2送受信回路312は、第2通信アンテナ311によって受信された各センサユニット2からの送信フレームを入力し、そのフレームを第2マイクロコンピュータ32に送る入力部としての機能を果たす。第2送受信回路312は、第2通信アンテナ311を通じてフレームを受信すると、その受信した信号を第2マイクロコンピュータ32に伝えている。
第2マイクロコンピュータ32は、車載ユニット3における制御部を構成し、プロセッサ、各種メモリ、I/O等を備えたMCUである。第2マイクロコンピュータ32は、内蔵メモリに記憶されたプログラムに従って、タイヤ空気圧の検出処理を実行する。また、第2マイクロコンピュータ32は、センサユニット2が複数の車輪10a~10dのタイヤのいずれに取り付けられているかを特定する処理を実行する。
具体的には、第2マイクロコンピュータ32は、センサユニット2からの送信フレームに含まれる輪位置情報に基づいて、センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dの位置を特定する。本実施形態では、車載ユニット3における上記の処理を実行する構成が“位置特定部”を構成している。
車載記憶部33は、電力供給が停止されても情報を保持可能な不揮発性メモリで構成されている。車載記憶部33は、センサユニット2から受信した空気圧情報、輪位置情報、ID情報等の各種情報が記憶される。
RFIDタグ4は、輪位置情報および車載機IDが予めメモリに記憶され、輪位置情報および車載機IDを含む信号をRFIDリーダ27に向けて発信可能な電子タグである。RFIDは、Radio Frequency Identificationの略称である。
RFIDタグ4は、センサユニット2のRFIDリーダ27が発する電波をエネルギ源として動作するパッシブタグで構成されている。RFIDタグ4は、RFIDタグ4の周囲にあるセンサユニット2からの要求信号に応じて当該センサユニット2に向けて輪位置情報を発信する。
具体的には、図4に示すように、RFIDタグ4は、ICチップ41、アンテナ42を有する。ICチップ41は、プロセッサ411および各種メモリ412を有している。ICチップ41は、アンテナ42付近に発生する誘導電磁界により電源が供給される。
RFIDタグ4のメモリ412には、自車識別情報として車載機IDと、輪位置情報とが予め記憶されている。輪位置情報は、複数の車輪10a~10dのうち、RFIDタグ4との距離が最も小さい近接車輪と近接車輪の車体11における位置との対応関係を含む情報である。例えば、車体11における左前輪FLの周囲に配置されたRFIDタグ4には、左前輪FLが車体11における左前方位置にあることを示す情報が輪位置情報として予め記憶されている。
ここで、車載機IDは、RFIDタグ4における書き込み不能なメモリ(例えば、ROM)に記憶されていてもよいし、読み書き可能なメモリ(例えば、RAMやEEPROM)に記憶されていてもよい。
RFIDタグ4は、車体11側における複数の車輪10a~10dに対応する位置それぞれに設けられている。RFIDタグ4は、RFIDリーダ27からの要求に応じて、複数の車輪10a~10dのうち、最も近くにある近接車輪のセンサユニット2に向けて輪位置情報を発信する。
RFIDタグ4は、車体11側に取り付けられている。例えば、RFIDタグ4は、図5に示すように、車輪10a~10dの収容スペースを形成するタイヤハウスTHの内側面に取り付けられている。RFIDタグ4は、他の機器と干渉しないように、板状またはシート状に構成されていることが望ましい。なお、RFIDタグ4は、車体11における車輪10a~10dに近接する部位に直に取り付けられていてもよい。
メータ5は、車室内に備えられた表示部として各種情報を表示する役割を果たすものである。メータ5は、電源オン時、具体的にはアクセサリー(以下、ACCという)スイッチもしくはイグニッションスイッチIG等の発進スイッチがオンされているときを電源オンとして、電源オンの際に各種情報を表示する。メータ5による表示は、基本的には電源オンのとき行われる。
メータ5は、ドライバが視認可能な場所に配置され、例えば車両10におけるインストルメントパネル内に設置されるマルチインフォメーションディスプレイやナビゲーション装置のディスプレイ等によって構成される。メータ5は、例えば、車載ユニット3からタイヤ空気圧が低下した旨を示す信号が送られてくると、該当車輪10a~10dを特定しつつタイヤ空気圧の低下を示す表示を行うことでドライバに該当車輪10a~10dのタイヤ空気圧の低下を報知する。本実施形態では、メータ5が“報知部”を構成している。
移動体通信機6は、車両10の外部の通信先と通信するための無線通信部である。移動体通信機6は、イグニッションスイッチIGがオンになると、アクティブ状態となり、通信網62に接続された無線基地局61と無線接続することで、当該通信網62に接続されたサービスセンタ63やクラウドサーバ64と通信する。
サービスセンタ63は、通信網62を介して各種情報を取得したり、通信網62を介して図示しないユーザ端末(車両10のユーザが携帯する端末)と通信したりする。また、クラウドサーバ64は、クラウド環境に作られたサーバであり、各種情報が保存されている。車載ユニット3は、当該通信網を介してクラウドサーバ64に保存された各種情報を取得可能になっている。
このように構成されるTPMSでは、タイヤ空気圧の検出処理によって、各車輪10a~10dのタイヤ空気圧を監視する。タイヤ空気圧の検出処理は、TPMSの車載ユニット3によって周期的または不定期に実行される。
タイヤ空気圧の検出処理では、各センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dのタイヤ空気圧の検出等を行う。具体的には、車載ユニット3は、各センサユニット2からの送信フレーム内に格納されたID情報および空気圧情報に基づいて、各車輪10a~10dのタイヤ空気圧検出を行う。そして、タイヤ空気圧の検出結果に応じた電気信号をCAN等の車内LANを通じてメータ5に出力する。例えば、車載ユニット3は、各車輪10a~10dのタイヤ空気圧を示すメッセージ等をメータ5に出力する。そして、車載ユニット3は、タイヤ空気圧の検出結果を所定の警報閾値と比較することでタイヤ空気圧の低下を検知し、タイヤ空気圧の低下を検知するとその旨のメッセージ等をメータ5に出力する。これにより、4つの車輪10a~10dのタイヤ空気圧もしくはいずれかのタイヤ空気圧が低下したことがメータ5に伝えられ、メータ5を通じてそれが表示されるようにしている。
ここで、タイヤの脱着を含むタイヤ整備作業が実施されると、センサユニット2の実位置と車載ユニット3に登録された登録位置とが異なってしまうことがある。このことは、ユーザへの適切な情報提供を妨げる要因となることから好ましくない。
これらを加味して、TPMSは、タイヤ整備作業が実施されると、センサユニット2が複数の車輪10a~10dのタイヤのいずれに取り付けられているかを特定する輪位置特定処理を実行するようになっている。以下、輪位置特定処理の概要について図6を参照しつつ説明する。
図6に示すように、輪位置特定処理では、タイヤ整備作業が実施されると、そのことを契機にセンサユニット2がRFIDリーダ27の動作を有効化し、RFIDタグ4に向けて輪位置情報を要求する要求信号を所定の周期で送信する。RFIDタグ4は、要求信号を受けると、RFIDタグ4が有する車載機ID、輪位置情報等を応答信号として要求信号を発したセンサユニット2に向けて送信する。
センサユニット2は、RFIDタグ4から応答信号を受信すると、RFIDリーダ27の動作を無効化し、RFIDタグ4への要求信号の送信を停止する。そして、センサユニット2は、自車両の車載ユニット3に向けて、RFIDタグ4から取得した輪位置情報および車載機ID等をフレーム内に格納し、車載ユニット3に向けて送信する。
車載ユニット3は、センサユニット2から受信したフレームに含まれる車載機ID等を車載記憶部33に記憶する。また、車載ユニット3は、センサユニット2から受信したフレームに含まれる輪位置情報に基づいて、当該輪位置情報を送信したセンサユニット2の位置を特定し、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。例えば、輪位置情報がタイヤセンサ2の位置が左前輪FLを示している場合、車載ユニット3は、センサユニット2の位置を左前輪FLに特定する。
そして、車載ユニット3は、車載記憶部33に記憶したセンサ位置情報、車載機IDを、フレームを送信したセンサユニット2に送信する。センサユニット2は、車載ユニット3からセンサ位置情報、車載機IDを受信すると、車載ユニット3から受信したセンサ位置情報、車載機ID等をタイヤ側記憶部25に登録情報として記憶する。これにより、センサユニット2と車載ユニット3とで情報が共有される。
次に、輪位置特定処理としてセンサユニット2、RFIDタグ4、車載ユニット3が実行する制御処理について説明する。本実施形態では、まず、センサユニット2が実行する制御処理について図7を参照しつつ説明する。図7に示す処理は、例えば、車両10が停止された停止状態においてセンサユニット2によって定期的または不定期に実行される。
図7に示すように、センサユニット2は、ステップS100にて、自車両のタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定する。センサユニット2は、例えば、自車両の状態が停止状態である場合に、加速度センサ22にて所定の加速度変化が検出されると、タイヤ整備作業が実施されていると判定する。所定の加速度変化は、例えば、タイヤの交換時に生じる加速度センサ22の検出値の変動幅に設定される。
ここで、停止状態は、例えば、車速が5km/h未満となる状態である。なお、タイヤ整備作業では、作業効率を鑑み、ドアがアンロックされた状態やイグニッションスイッチIGがオンされた状態が多い。このため、停止状態は、車速が5km/h未満であって、ドアがアンロックされた状態またはイグニッションスイッチIGがオンされた状態であってもよい。なお、停止状態であるか否かの判定は、例えば、車載ユニット3から各種情報を取得することで実現することができる。
タイヤ整備作業が実施されている場合、センサユニット2は、ステップS110にて、タイヤ側記憶部25に位置特定情報を含む登録情報が記憶されているか否かを判定する。この判定は、タイヤ側記憶部25における登録情報の有無に基づいて行われる。なお、例えば、タイヤ整備作業がタイヤ交換である場合、センサユニット2のタイヤ側記憶部25には、登録情報について記憶されていない。また、タイヤ整備作業がタイヤのローテーションである場合、センサユニット2のタイヤ側記憶部25には、タイヤ整備作業の実施前に登録された登録情報が記憶されている。
図示しないが、タイヤ整備作業が実施されている場合、センサユニット2は、タイヤ整備作業が実施されたことを示す情報を含むフレームを車載ユニット3に送信する。これにより、車載ユニット3でもタイヤ整備作業が実施されたことを把握することが可能となる。
タイヤ側記憶部25に登録情報がある場合、センサユニット2は、ステップS120にて、タイヤ側記憶部25に記憶された登録情報をリセットして、ステップS130の処理に移行する。一方、タイヤ側記憶部25に登録情報がない場合、センサユニット2は、ステップS120の処理をスキップして、ステップS130の処理に移行する。
続いて、センサユニット2は、ステップS130にて、RFIDリーダ27の動作を有効化してRFIDリーダ27を起動する。これにより、RFIDリーダ27からRFIDタグ4に向けて輪位置情報を要求する要求信号が逐次送信される。
ここで、RFIDリーダ27が起動すると、RFIDリーダ27が発する電波をエネルギ源としてRFIDタグ4が動作を開始して、RFIDリーダ27が図8に示す制御処理を実行する。
図8に示すように、RFIDタグ4は、ステップS300にて、センサユニット2から輪位置情報の要求信号を受信したか否かを判定する。RFIDタグ4は、センサユニット2から要求信号を受信するまで待機し、センサユニット2から要求信号を受信すると、ステップS310に移行する。RFIDタグ4は、ステップS310にて、輪位置情報および車載機IDを含む情報を応答信号としてRFIDリーダ27に向けて発信する。
図7に戻り、センサユニット2は、ステップS140にて、RFIDタグ4から輪位置情報を受信したか否かを判定する。この判定は、RFIDタグ4が発する応答信号の受信の有無に基づいて行われる。
輪位置情報を受信している場合、センサユニット2は、ステップS150にて、RFIDリーダ27の動作を無効化してRFIDリーダ27を停止する。これにより、RFIDリーダ27からRFIDタグ4への要求信号の送信が停止される。
続いて、センサユニット2は、ステップS160にて、輪位置情報および車載機IDを含むフレームを車載ユニット3に向けて送信する。車載ユニット3は、センサユニット2から輪位置情報を受信すると、輪位置情報に基づいてセンサユニット2の位置を特定するとともに、特定したセンサユニット2の位置を位置特定情報として車載記憶部33に記憶する。また、車載ユニット3は、車載記憶部33に記憶した位置特定情報を含む登録情報をセンサユニット2に向けて送信する。
続いて、センサユニット2は、ステップS170にて、車載ユニット3から登録情報を受信したか否かを判定する。センサユニット2は、車載ユニット3から登録情報を受信するまで待機し、車載ユニット3から登録情報を受信すると、ステップS180に移行する。センサユニット2は、ステップS180にて、登録情報をタイヤ側記憶部25に記憶して、本処理を抜ける。
一方、輪位置情報を受信していない場合、センサユニット2は、ステップS190にて、RFIDリーダ27を起動してから所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、例えば、RFIDリーダ27からの要求信号の送信から輪位置情報の受信までに要する時間の数倍の時間に設定される。
センサユニット2は、所定時間が経過していない場合はステップS140に戻り、所定時間が経過している場合はステップS200に移行する。センサユニット2は、ステップS200にて、RFIDリーダ27の動作を無効化してRFIDリーダ27を停止して、本処理を抜ける。これにより、RFIDリーダ27からRFIDタグ4への要求信号の送信が停止される。
ここで、RFIDリーダ27を起動してから所定時間が経過してもセンサユニット2が輪位置情報を受信していない場合、何らかの不具合が発生している虞がある。また、センサユニット2が輪位置情報を受信していない場合、輪位置特定処理を継続できない。このため、ステップS200の処理は、RFIDリーダ27の停止だけでなく、輪位置特定処理を継続できないことを示すメッセージ等を、メータ5等の報知部を介してユーザに報知したり、車載ユニット3に対して送信したりするようになっていることが望ましい。
ここまでがセンサユニット2側で実行される制御処理の説明である。以下、輪位置特定処理として車載ユニット3が実行する制御処理について図9を参照しつつ説明する。なお、図9に示す処理は、例えば、車両10が停止された停止状態において車載ユニット3によって定期的または不定期に実行される。
図9に示すように、車載ユニット3は、ステップS400にて、自車両のタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定する。具体的には、車載ユニット3は、センサユニット2からタイヤ整備が実施されたことを示す信号を含むフレームを受信したか否かを判定する。なお、ステップS400の判定は、例えば、センサユニット2から送信されるフレームに含まれる加速度センサ22の検出値に基づいて行われるようになっていてもよい。
車載ユニット3は、タイヤ整備作業が実施されるまで待機し、タイヤ整備作業が実施されるとステップS410に移行する。車載ユニット3は、ステップS410にて、整備対象となるタイヤのセンサ位置情報等をリセットする。例えば、車載ユニット3は、整備対象となるタイヤのセンサ位置情報等が車載記憶部33にある場合に該当する情報を車載記憶部33から削除する。
続いて、車載ユニット3は、ステップS420にて、センサユニット2から輪位置情報を含むフレームを受信したか否かを判定する。車載ユニット3は、センサユニット2から輪位置情報を受信するまで待機し、センサユニット2から輪位置情報を受信すると、ステップS430に移行する。
車載ユニット3は、ステップS430にて、輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を輪位置情報に基づいて特定するとともに、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。
続いて、車載ユニット3は、ステップS440にて、車載記憶部33に記憶されたセンサ位置情報を登録情報として、輪位置情報を発信したセンサユニット2に向けて送信して本処理を抜ける。なお、前述したように、センサユニット2が送信するフレームには、各センサユニット2を識別するための固有のタイヤIDが含まれている。このため、車載ユニット3は、輪位置情報を発信したセンサユニット2に向けて情報を送信することができる。
以上説明したTPMSは、各車輪10a~10dに取り付けられたセンサユニット2と、車体11側に設けられた車載ユニット3と、車体11側における各車輪10a~10dに対応する位置それぞれに設けられRFIDタグ4と、を備える。センサユニット2は、RFIDタグ4から輪位置情報を取得し、取得した輪位置情報を車載ユニット3に向けて送信する。そして、車載ユニット3は、センサユニット2から輪位置情報を受けると、当該輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を輪位置情報に基づいて特定する。
これによれば、RFIDタグ4と車載ユニット3とを接続する必要がないので、トリガ機と車載ユニット3とを通信線で接続する従来技術に比べてシステム構成の簡素化を図ることができる。加えて、従来技術の如く、各タイヤの回転角度に明確な差が出るまで車両10を走行させる必要がないので、短時間で各センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dを特定することができる。したがって、TPMSによれば、システム構成の簡素化を図りつつ、短時間で各センサユニット2が取り付けられた車輪10a~10dを特定することができる。
特に、本実施形態のTPMSは、システムが自動的に上記の輪位置特定処理を実行する。このため、一切余計な作業、操作が不要であり、通常のタイヤ整備作業だけでセンサユニット2が複数の車輪10a~10dのタイヤのいずれに取り付けられているかを特定し、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として登録することができる。
加えて、本実施形態のTPMSによれば、各車輪10a~10dにタイヤを装着した時点、または、タイヤが一回転した時点で、センサユニット2の位置の特定および登録を完了することができる。
また、本実施形態のTPMSは、以下の効果を奏する。
(1)RFIDタグ4は、センサユニット2が発する電波をエネルギ源として動作するパッシブタグであり、近接車輪のセンサユニット2からの要求信号に応じて近接車輪のセンサユニット2に向けて輪位置情報を発信する。これによると、RFIDタグ4への電源供給を行うためのハーネスが不要となるので、システム構成の簡素化を図ることができる。
(2)センサユニット2は、タイヤの脱着を含むタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定し、この判定の結果がタイヤ整備作業の実施を示す場合に、RFIDタグ4に向けて輪位置情報の発信を要求する要求信号の送信を行う。これによると、センサユニット2とRFIDタグ4との間の信号のやり取りで、センサユニット2が輪位置情報を取得でき、RFIDタグ4と車載ユニット3との間の通信設備が不要となるので、システム構成の簡素化を図ることができる。
(3)センサユニット2は、上記の判定結果がタイヤ整備作業の実施を示してからの経過時間が所定時間を超えると、要求信号の送信を停止する。これによると、センサユニット2からRFIDタグ4への過剰な要求信号の送信を抑えて、センサユニット2の電力消費を抑制することができる。
(4)車載ユニット3は、自身で特定されたセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として記憶する車載記憶部33を含む。そして、車載ユニット3は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外された際に、取り外された車輪10a~10dに取り付けられたセンサユニット2に対応するセンサ位置情報をリセットする。このように、車載ユニット3は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外されると、センサ位置情報がリセットされるようになっていることが望ましい。なお、センサ位置情報をリセットするタイミングは、車輪10a~10dが取り外されたタイミングに限定されない。センサ位置情報をリセットするタイミングは、例えば、車輪10a~10dが取り外されてから取り付けられるまでの期間内であればどのタイミングでもよい。
(5)センサユニット2は、車載ユニット3から取得したセンサ位置情報を記憶するタイヤ側記憶部25を含む。センサユニット2は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外されると、取り外される前にタイヤ側記憶部25に記憶されていたセンサ位置情報をリセットする。このように、センサユニット2は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外されると、輪位置情報をリセットするようになっていることが望ましい。
(6)センサユニット2は、車輪10a~10dの回転に伴って変化する加速度を出力する加速度センサ22を含む。センサユニット2は、車両10の状態が停止状態である場合に、加速度センサ22にて所定の加速度変化が検出されると、タイヤ整備作業が実施されたと判定する。このように、センサユニット2に設けられた加速度センサ22の検出結果を利用して、タイヤ整備作業の実施の有無を判定すれば、専用のセンサ機器を用いてタイヤ整備作業の実施の有無を判定する場合に比べて、システム構成の簡素化を図ることができる。
(7)RFIDタグ4には、輪位置情報に加えて車載機IDが予め記憶されている。これによれば、センサユニット2の位置の特定だけでなく、その登録までを短時間で行うことができるようになる。なお、車載機IDは、RFIDタグ4における書き込み不能なメモリ(例えば、ROM)に記憶されていてもよいし、読み書き可能なメモリ(例えば、RAMやEEPROM)に記憶されていてもよい。車載機IDが書き込み不能なメモリに記憶されている場合、RFIDタグ4は、自車両に特化した専用品となり、他の車両への転用ができない。一方、車載機IDが読み書き可能メモリに記憶されている場合、例えば、RFIDタグ4の提供者や販売者がメモリへの車載機IDの記憶やメモリからの車載機IDの削除を行うことが可能となる。このため、RFIDタグ4は、汎用品として自車両に限らず他の車両への転用が可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、図10~図13を参照して説明する。本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について主に説明する。
図10に示すように、本実施形態では、6つの車輪10a~10fを備える6輪型の車両10にTPMSを適用した例について説明する。車両10には、車体11の前方に2つの車輪10a、10bが取り付けられ、車体11の後方に4つの車輪10c~10fが取り付けられている。以下では、車両10の車体11に取り付けられた6つの車輪10a~fを区別して説明する場合等に、6つの車輪10a~10fを左前輪FL、右前輪FR、左後前輪RFL、右後前輪RFR、左後後輪RRL、右後後輪RRRと表記することがある。
左前輪FLおよび右前輪FRは、シングルタイヤが装着されている。左後前輪RFL、右後前輪RFR、左後後輪RRL、および右後後輪RRRは、耐荷重性を加味して2つのタイヤを有するダブルタイヤが装着されている。
センサユニット2は、各車輪10a~10fのタイヤそれぞれに取り付けられている。左前輪FLおよび右前輪FRは、シングルタイヤなので、それぞれにセンサユニット2が1つずつ取り付けられている。左後前輪RFL、右後前輪RFR、左後後輪RRL、および右後後輪RRRは、ダブルタイヤなので、それぞれにセンサユニット2が2つずつ取り付けられている。
車載ユニット3は、車体11に備えられている。なお、図10では1つの車載ユニット3が車体11に取り付けられているものを図示したが、車載ユニット3は、これに限定されない。車載ユニット3は、無線信号の到達範囲を考慮して、例えば、複数の中継機器を含んでいてもよい。また、複数の車載ユニット3が車体11に取り付けられていてもよい。
RFIDタグ4は、車体11側における複数の車輪10a~10fに対応する位置それぞれに設けられている。図11は、車両10の下方側を部分的に図示した模式的な斜視図である。図11に示すように、RFIDタグ4は、例えば、車体11における車輪10a~10fに近接する部位に取り付けられている。RFIDタグ4の数は、車輪10a~10fと同数である。なお、RFIDタグ4は、第1実施形態と同様に、タイヤハウスTHに取り付けられていてもよい。
次に、本実施形態のTPMSが実行する輪位置特定処理について説明する。本実施形態の輪位置特定処理は、第1実施形態と異なり、センサユニット2がダブルタイヤにおける内タイヤおよび外タイヤのいずれに取り付けられているかを特定可能な処理になっている。なお、第1実施形態で説明した輪位置特定処理では、各車輪10a~10dにシングルタイヤが装着されていることを前提としており、各車輪10a~10fの一部にダブルタイヤが装着されていることを想定していない。
ここで、ダブルタイヤは、内タイヤの取り付け後に外タイヤを取り付けることになっている。このため、外タイヤの取り付けられたセンサユニット2よりも前に内タイヤの取り付けられたセンサユニット2から輪位置情報が車載ユニット3に向けて送信される。
本実施形態の輪位置特定処理は、上記のダブルタイヤにおけるタイヤの取り付け順序を考慮し、先に輪位置情報を受けたセンサユニット2の位置を内タイヤとして特定し、その後に輪位置情報を受けたセンサユニット2の位置を外タイヤとして特定する。以下、本実施形態の輪位置特定処理の概要について図12を参照しつつ説明する。
図12に示すように、ダブルタイヤの内タイヤについてタイヤ装着作業が実施されると、まず、内タイヤのセンサユニット2がRFIDリーダ27の動作を有効化し、RFIDタグ4に向けて輪位置情報を要求する要求信号を一定の周期で送信する。
RFIDタグ4は、要求信号を受けると、RFIDタグ4が有する車載機ID、輪位置情報等を応答信号として内タイヤのセンサユニット2に向けて送信する。
内タイヤのセンサユニット2は、RFIDタグ4から応答信号を受信すると、RFIDリーダ27の動作を無効化し、RFIDタグ4への要求信号の送信を停止する。そして、内タイヤのセンサユニット2は、自車両の車載ユニット3に向けて、RFIDタグ4から取得した輪位置情報および車載機IDを空気圧情報とともにフレーム内に格納し、車載ユニット3に向けて送信する。
車載ユニット3は、内タイヤのセンサユニット2から受信したフレームに含まれる空気圧情報、車載機ID等を車載記憶部33に記憶する。また、車載ユニット3は、内タイヤのセンサユニット2から受信したフレームに含まれる輪位置情報に基づいて、当該輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を内タイヤとして特定する。そして、車載ユニット3は、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。例えば、輪位置情報がタイヤセンサ2の位置が左後後輪RRLを示している場合、車載ユニット3は、センサユニット2の位置を左後後輪RRLの内タイヤに特定する。
その後、車載ユニット3は、車載記憶部33に記憶したセンサ位置情報、車載機IDを、フレームを送信した内タイヤのセンサユニット2に送信する。内タイヤのセンサユニット2は、車載ユニット3からセンサ位置情報、車載機IDを受信すると、車載ユニット3から受信したセンサ位置情報、車載機ID等をタイヤ側記憶部25に登録情報として記憶する。
続いて、ダブルタイヤの外タイヤについてタイヤ装着作業が実施されると、外タイヤのセンサユニット2がRFIDリーダ27の動作を有効化し、RFIDタグ4に向けて輪位置情報を要求する要求信号を一定の周期で送信する。
RFIDタグ4は、要求信号を受けると、RFIDタグ4が有する車載機ID、輪位置情報等を応答信号として外タイヤのセンサユニット2に向けて送信する。
外タイヤのセンサユニット2は、RFIDタグ4から応答信号を受信すると、RFIDリーダ27の動作を無効化し、RFIDタグ4への要求信号の送信を停止する。そして、外タイヤのセンサユニット2は、自車両の車載ユニット3に向けて、RFIDタグ4から取得した輪位置情報および車載機IDを空気圧情報とともにフレーム内に格納し、車載ユニット3に向けて送信する。
車載ユニット3は、外タイヤのセンサユニット2から受信したフレームに含まれる空気圧情報、車載機ID等を車載記憶部33に記憶する。また、車載ユニット3は、外タイヤのセンサユニット2から受信したフレームに含まれる輪位置情報に基づいて、当該輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を外タイヤとして特定する。そして、車載ユニット3は、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。例えば、輪位置情報がタイヤセンサ2の位置が左後後輪RRLを示している場合、車載ユニット3は、センサユニット2の位置を左後後輪RRLの外タイヤに特定する。
その後、車載ユニット3は、車載記憶部33に記憶したセンサ位置情報、車載機IDを、フレームを送信した外タイヤのセンサユニット2に送信する。外タイヤのセンサユニット2は、車載ユニット3からセンサ位置情報、車載機IDを受信すると、車載ユニット3から受信したセンサ位置情報、車載機ID等をタイヤ側記憶部25に登録情報として記憶する。
以下、輪位置特定処理として車載ユニット3が実行する制御処理について図13を参照しつつ説明する。なお、図13に示す処理は、例えば、車両10が停止された停止状態において車載ユニット3によって定期的または不定期に実行される。
図13に示すように、車載ユニット3は、ステップS400Aにて、自車両のタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定する。この判定処理は、第1実施形態のステップS400の処理と同様であるため、その説明を省略する。
車載ユニット3は、タイヤ整備作業が実施されるまで待機し、タイヤ整備作業が実施されるとステップS410Aに移行して、整備対象となるタイヤのセンサ位置情報等をリセットする。
続いて、車載ユニット3は、ステップS420Aにて、センサユニット2から輪位置情報を含むフレームを受信したか否かを判定する。車載ユニット3は、センサユニット2から輪位置情報を受信するまで待機し、センサユニット2から輪位置情報を受信すると、ステップS430に移行する。
車載ユニット3は、輪位置情報を送信したセンサユニット2がシングルタイヤに取り付けられたものであるか否かを判定する。車載ユニット3は、例えば、輪位置情報で示される車輪10a~10dが左前輪FLおよび右前輪FRの一方である場合に、輪位置情報を送信したセンサユニット2がシングルタイヤに取り付けられたものと判定する。
輪位置情報を送信したセンサユニット2がシングルタイヤである場合、車載ユニット3は、ステップS440Aに移行する。車載ユニット3は、ステップS440Aにて、輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を輪位置情報に基づいて特定するとともに、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。
続いて、車載ユニット3は、ステップS450Aにて、車載記憶部33に記憶されたセンサ位置情報を登録情報として、輪位置情報を発信したセンサユニット2に向けて送信して本処理を抜ける。
一方、輪位置情報を送信したセンサユニット2がダブルタイヤである場合、車載ユニット3は、ステップS460Aに移行する。車載ユニット3は、ステップS460Aにて、車載記憶部33に内タイヤに関する登録情報があるか否かを判定する。
車載記憶部33に内タイヤに関する登録情報がない場合、車載ユニット3は、ステップS470Aに移行する。車載ユニット3は、ステップS470Aにて、輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を内タイヤとして特定し、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。その後、車載ユニット3は、ステップS450Aに移行して、車載記憶部33に記憶されたセンサ位置情報を登録情報として、輪位置情報を発信したセンサユニット2に向けて送信して本処理を抜ける。
一方、車載記憶部33に内タイヤに関する登録情報がある場合、車載ユニット3は、ステップS480Aに移行する。車載ユニット3は、ステップS480Aにて、輪位置情報を発信したセンサユニット2の位置を外タイヤとして特定し、特定したセンサユニット2の位置をセンサ位置情報として車載記憶部33に記憶する。その後、車載ユニット3は、ステップS450Aに移行して、車載記憶部33に記憶されたセンサ位置情報を登録情報として、輪位置情報を発信したセンサユニット2に向けて送信して本処理を抜ける。
その他については、第1実施形態と同様である。本実施形態のTPMSは、第1実施形態と共通の構成または均等な構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
加えて、本実施形態のTPMSは、以下の効果を奏する。
(1)車載ユニット3は、自身が特定したセンサユニット2の位置がダブルタイヤの取付位置である場合、先に輪位置情報を受けたセンサユニット2の位置を内タイヤとして特定し、その後に輪位置情報を受けたセンサユニット2の位置を外タイヤとして特定する。これによると、トラックやトレーラ等のようにダブルタイヤが装着された特殊な車両であっても、各センサユニット2の位置を正確に特定することができる。
(第2実施形態の変形例)
第2実施形態では、6輪型の車両10にTPMSを適用した例について説明したが、TPMSの適用対象は、これに限定されず、例えば、8輪型や12輪型の車両10等にも適用可能である。
(他の実施形態)
以上、本開示の代表的な実施形態について説明したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、例えば、以下のように種々変形可能である。
上述の実施形態では、TPMSの構成およびTPMSが実行する処理について詳細に説明したが、TPMSは、これらに限定されない。TPMSは、その構成の一部が上述の実施形態で説明したものと異なっていてもよい。このことは、TPMSが実行する処理についても同様である。
上述の実施形態のTPMSは、電子タグとしてRFIDタグ4を用いているが、RFIDタグ4以外のものが電子タグとして用いられていてもよい。また、RFIDタグ4は、パッシブタグではなく、自身で電源を有するアクティブタグで構成されていてもよい。
上述の実施形態の如く、TPMSは、タイヤ整備作業が実施されると、センサユニット2がRFIDタグ4に向けて輪位置情報の発信を要求する要求信号の送信を行うようになっていることが望ましいが、これに限定されない。TPMSは、例えば、ユーザからの指示に基づいて、センサユニット2がRFIDタグ4に向けて要求信号の送信を行うようになっていてもよい。
上述の実施形態の如く、センサユニット2はタイヤ整備作業の実施を示してからの経過時間が所定時間を超えると、要求信号の送信を停止するようになっていることが望ましいが、これに限定されない。センサユニット2は、例えば、要求信号を所定回数送信した後に要求信号の送信を停止するようになっていてもよい。
上述の実施形態の如く、車載ユニット3は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外された際に、取り外された車輪10a~10dのセンサユニット2に対応するセンサ位置情報をリセットするようになっていることが望ましいが、これに限定されない。車載ユニット3は、例えば、センサユニット2からの新しい輪位置情報を受信したタイミングで、センサ位置情報をリセットするようになっていてもよい。
上述の実施形態の如く、センサユニット2は、タイヤ整備作業により車輪10a~10dが取り外されると、取り外される前にタイヤ側記憶部25に記憶されていたセンサ位置情報をリセットするようになっていることが望ましいが、これに限定されない。センサユニット2は、例えば、車載ユニット3からの新しいセンサ位置情報を受信したタイミングで、センサ位置情報をリセットするようになっていてもよい。
上述の実施形態の如く、センサユニット2は、車両10の状態が停止状態である場合に、加速度センサ22にて所定の加速度変化が検出されると、タイヤ整備作業が実施されたと判定するようになっていることが望ましいが、これに限定されない。センサユニット2は、上記以外の方法で、タイヤ整備作業が実施されたか否かを判定するようになっていてもよい。
上述の実施形態の如く、RFIDタグ4は、輪位置情報に加えて車載機IDが予め記憶されていることが望ましいが、これに限定されない。RFIDタグ4は、輪位置情報が記憶され、車載機IDが記憶されていなくてもよい。
上述の実施形態のセンサユニット2および車載ユニット3は、BLEの通信方式に基づいて双方向に通信可能に構成されているが、BLE以外の通信方式に基づいて双方向に通信可能に構成されていてもよい。
上述の実施形態では、4つまたは6つの車輪10a~10fを有する車両10に対して本開示のTPMSを適用したものを例示したが、これらとは異なる数の車輪を有する車両10に対しても、同様に本開示のTPMSを適用することができる。
上述の実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
上述の実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されない。
上述の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されない。
本開示の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータで、実現されてもよい。本開示の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウエア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータで、実現されてもよい。本開示の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウエア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせで構成された一つ以上の専用コンピュータで、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
10 車両
10a~10f 車輪
11 車体
2 センサユニット
21 空気圧検出部
24 タイヤ無線機(通信部)
27 RFIDリーダ(位置情報取得部)
3 車載ユニット
32 第2マイクロコンピュータ(位置特定部)
4 RFIDタグ(電子タグ)

Claims (8)

  1. 車体(11)にタイヤを含む複数の車輪(10a~10f)が取り付けられた車両(10)に適用されるタイヤ空気圧監視システムであって、
    複数の前記車輪それぞれに取り付けられ、前記タイヤの空気圧を検出する空気圧検出部(21)を含むセンサユニット(2)と、
    前記車体側に設けられ、前記センサユニットが複数の前記車輪の前記タイヤのいずれに取り付けられているかを特定する位置特定部(32)を含む車載ユニット(3)と、
    前記車体側における複数の前記車輪に対応する位置それぞれに設けられ、複数の前記車輪のうち、最も近くにある近接車輪の前記センサユニットに向けて前記近接車輪と前記近接車輪の前記車体における位置との対応関係を含む輪位置情報を発信可能な電子タグ(4)と、を備え、
    前記センサユニットは、前記電子タグから前記輪位置情報を取得する位置情報取得部(27)および前記輪位置情報を前記車載ユニットに向けて送信する通信部(24)を含み、
    前記位置特定部は、前記センサユニットから前記輪位置情報を受けると、当該輪位置情報を発信した前記センサユニットの位置を前記輪位置情報に基づいて特定する、タイヤ空気圧監視システム。
  2. 前記車載ユニットは、前記位置特定部で特定された前記センサユニットの位置が2つのタイヤを有するダブルタイヤの取付位置である場合、先に前記輪位置情報を受けた前記センサユニットの位置を内タイヤとして特定し、その後に前記輪位置情報を受けた前記センサユニットの位置を外タイヤとして特定する、請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  3. 前記電子タグは、前記センサユニットが発する電波をエネルギ源として動作するパッシブタグであり、前記近接車輪の前記センサユニットからの要求信号に応じて前記近接車輪の前記センサユニットに向けて前記輪位置情報を発信する、請求項1または2に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  4. 前記センサユニットは、前記タイヤの脱着を含むタイヤ整備作業が実施されたか否かを判定し、この判定の結果が前記タイヤ整備作業の実施を示す場合に、前記電子タグに向けて前記輪位置情報の発信を要求する要求信号の送信を行う、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧監視システム。
  5. 前記センサユニットは、前記判定の結果が前記タイヤ整備作業の実施を示してからの経過時間が所定時間を超えると、前記要求信号の送信を停止する、請求項4に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  6. 前記車載ユニットは、前記位置特定部で特定された前記センサユニットの位置をセンサ位置情報として記憶する車載記憶部(33)を含み、前記タイヤ整備作業により前記車輪が取り外された際に、取り外された前記車輪に取り付けられた前記センサユニットに対応する前記センサ位置情報をリセットする、請求項4または5に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  7. 前記センサユニットは、前記車載ユニットから取得した前記センサ位置情報を記憶するタイヤ側記憶部(25)を含み、前記タイヤ整備作業により前記車輪が取り外されると、取り外される前に前記タイヤ側記憶部に記憶されていた前記センサ位置情報をリセットする、請求項6に記載のタイヤ空気圧監視システム。
  8. 前記センサユニットは、前記車輪の回転に伴って変化する加速度を出力する加速度センサ(22)を含み、前記車両の状態が停止状態である場合に、前記加速度センサにて所定の加速度変化が検出されると、前記タイヤ整備作業が実施されたと判定する、請求項4ないし7のいずれか1つに記載のタイヤ空気圧監視システム。
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