JP2023056473A - メモリ装置及びその動作方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023056473000001
【課題】本技術は電子装置に関する。
【解決手段】本技術によるメモリ装置は、複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含むメモリブロックと、上記複数のワードラインに印加するプログラム電圧、第1パス電圧、第2パス電圧、第3パス電圧、ホールド電圧及び検証電圧を含むプログラム関連電圧を生成する電圧生成部と、上記プログラム関連電圧を上記複数のワードラインに伝達するアドレスデコーダと、上記複数のワードラインのうち選択されたワードラインに上記プログラム電圧を印加し、上記選択されたワードラインと隣接するワードラインに上記第2パス電圧を印加し、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記隣接するワードラインを除く残りのワードラインに上記第1パス電圧を印加した後、第1区間の間上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御する動作制御部と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は電子装置に関し、より詳細にはメモリ装置及びその動作方法に関する。
メモリ装置(semiconductor memory device)は、シリコン(Si、silicon)、ゲルマニウム(Ge、Germanium)、ヒ化ガリウム(GaAs、gallium arsenide)、リン化インジウム(InP、indium phospide)などの半導体を用いて具現される記憶装置である。メモリ装置は、揮発性メモリ装置(Volatile memory device)と不揮発性メモリ装置(Nonvolatile memory device)とに大別される。
揮発性メモリ装置は、電源供給が遮断されると、保存していたデータが消滅されるメモリ装置である。揮発性メモリ装置にはSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)などがある。不揮発性メモリ装置は、電源供給が遮断されても保存していたデータを保持するメモリ装置である。不揮発性メモリ装置には、ROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Electrically Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、フラッシュメモリ、PRAM(Phase-change RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、RRAM(Resistive RAM)、FRAM(登録商標)(Ferroelectric RAM)などがある。フラッシュメモリはノア型とナンド型に大別される。
本発明の実施例は、プログラム時間を減少させることができるメモリ装置及びその動作方法を提供する。
本発明の実施例によるメモリ装置は、複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含むメモリブロックと、上記複数のワードラインに印加するプログラム電圧、第1パス電圧、第2パス電圧、第3パス電圧、ホールド電圧及び検証電圧を含むプログラム関連電圧を生成する電圧生成部と、上記プログラム関連電圧を上記複数のワードラインに伝達するアドレスデコーダと、上記複数のワードラインのうち選択されたワードラインに上記プログラム電圧を印加し、上記選択されたワードラインと隣接するワードラインに上記第2パス電圧を印加し、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記隣接するワードラインを除く残りのワードラインに上記第1パス電圧を印加した後、第1区間の間上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御する動作制御部と、を含む。
本発明の一実施例による複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含むメモリ装置の動作方法は、上記複数のワードラインのうち選択されたワードラインにプログラム電圧を印加し、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記選択されたワードラインと隣接するワードラインを除く残りのワードラインに第1パス電圧を印加し、上記隣接するワードラインに第2パス電圧を印加する段階と、上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加する段階と、を含む。
本発明の実施例によるメモリ装置は、複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルと、上記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルに接続された選択されたワードラインにプログラム電圧を印加するプログラム電圧印加動作、及び上記選択されたワードラインに検証電圧を印加して上記選択されたメモリセルの閾値電圧が目標プログラム状態に対応する閾値電圧に達したか否かを検証する検証動作を含むプログラム動作を行う周辺回路と、上記検証動作の際、上記検証電圧の大きさに応じて決まった時間の間、上記選択されたワードラインに上記検証電圧より低い電圧を印加した後、上記選択されたワードラインに上記検証電圧を印加するように上記周辺回路を制御する動作制御部と、を含む。
本発明の一実施例による複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルにデータを保存するプログラム動作を行うメモリ装置の動作方法は、上記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルに接続された選択されたワードラインにプログラム電圧を印加するプログラム電圧印加段階と、上記複数のワードラインにホールド電圧を印加するディスチャージ段階と、上記選択されたワードラインに印加する検証電圧の大きさに応じて決まった印加時間の間、上記選択されたワードラインに接地電圧を印加する段階と、上記選択されたワードラインに上記検証電圧を印加する検証段階と、を含む。
本技術によると、プログラム時間を減少させることができるメモリ装置及びその動作方法が提供される。
本発明の一実施例によるメモリ装置を含むメモリシステムを説明するための図である。 図1のメモリ装置の構造を説明するための図である。 図2の複数のメモリブロックBLK1~BKLzの何れか1つのメモリブロックの構造を説明するための図である。 メモリ装置のプログラム動作によるメモリセルの閾値電圧の分布を説明するための図である。 メモリ装置のプログラム動作を説明するための図である。 メモリ装置のプログラム動作におけるプログラム電圧印加段階を説明するための図である。 メモリ装置のプログラム動作によるワードラインの電圧の大きさの変化を説明するための図である。 本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化を説明するための図である。 本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化の他の例を説明するための図である。 本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化のさらに他の例を説明するための図である。 本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作を説明するためのフローチャートである。 図1のメモリコントローラを説明するための図である。 本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたメモリカードシステムを示すブロック図である。 本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたSSD(Solid State Drive)システムを示すブロック図である。 本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたユーザシステムを示すブロック図である。
本明細書または出願に開示されている本発明の概念による実施例に対する特定の構造的ないし機能的な説明は、本発明の概念による実施例を説明するためだけに例示されており、本発明の概念による実施例は様々な形態で実施されてもよく、本明細書または出願に説明された実施例に限定されると解釈されてはならない。
図1は本発明の一実施例によるメモリ装置を含むメモリシステムを説明するための図である。
図1を参照すると、メモリシステム50はメモリ装置100と、メモリコントローラ200と、を含んでもよい。メモリシステム50は、携帯電話、スマートフォン、MP3プレーヤ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ゲーム機、TV、タブレットPCまたは車載インフォテインメント(in-vehicle infotainment)システムなどのホスト300の制御に応じてデータを保存する装置であってもよい。
メモリシステム50はホスト300との通信方式であるホストインターフェースに応じて様々な種類の記憶装置の何れか1つに製造されてもよい。例えば、メモリシステム50は、SSD、MMC、eMMC、RS-MMC、micro-MMC形態のマルチメディアカード(multimedia card)、SD、mini-SD、micro-SD形態のセキュアデジタル(secure digital)カード、USB(universal serial bus)記憶装置、UFS(universal flash storage)装置、PCMCIA(personal computer memory card international association)カード形態の記憶装置、PCI(peripheral component interconnection)カード形態の記憶装置、PCI-E(PCI express)カード形態の記憶装置、CF(compact flash)カード、スマートメディア(smart media)カード、メモリスティック(memory stick)などの様々な種類の記憶装置の何れか1つからなってもよい。
メモリシステム50は様々な種類のパッケージ(package)形態の何れか1つに製造されてもよい。例えば、メモリシステム50は、POP(package on package)、SIP(system in package)、SOC(system on chip)、MCP(multi-chip package)、COB(chip on board)、WFP(wafer-level fabricated package)、WSP(wafer-level stack package)などの様々な種類のパッケージ形態の何れか1つに製造されてもよい。
メモリ装置100はデータを保存することができる。メモリ装置100はメモリコントローラ200の制御に応答して動作する。メモリ装置100はデータを保存する複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ(不図示)を含んでもよい。
メモリセルは、それぞれ1ビットのデータを保存するシングルレベルセル(Single Level Cell;SLC)、2ビットのデータを保存するマルチレベルセル(Multi Level Cell;MLC)、3ビットのデータを保存するトリプルレベルセル(Triple Level Cell;TLC)または4ビットのデータを保存するクアッドレベルセル(Quad Level Cell;QLC)で構成されてもよい。
メモリセルアレイ(不図示)は複数のメモリブロックを含んでもよい。各メモリブロックは複数のメモリセルを含んでもよい。1つのメモリブロックは複数のページを含んでもよい。実施例において、ページはメモリ装置100にデータを保存するか、メモリ装置100に保存されたデータを読み出す単位であってもよい。メモリブロックはデータを消去する単位であってもよい。
実施例において、メモリ装置100は、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)、LPDDR4(Low Power Double Data Rate4) SDRAM、GDDR(Graphics Double Data Rate) SDRAM、LPDDR(Low Power DDR)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、NAND型フラッシュメモリ(NAND flash memory)、垂直型NANDフラッシュメモリ(Vertical NAND)、ノア型フラッシュメモリ(NOR flash memory)、抵抗性ラム(resistive random access memory:RRAM)、相変化メモリ(phase-change random access memory:PRAM)、磁気抵抗メモリ(magnetoresistive random access memory:MRAM)、強誘電体メモリ(ferroelectric random access memory:FRAM(登録商標))、スピン注入磁化反転メモリ(spin transfer torque random access memory:STT-RAM)などであってもよい。本明細書では、説明の便宜上、メモリ装置100がNAND型フラッシュメモリである場合を想定して説明する。
メモリ装置100はメモリコントローラ200からコマンド及びアドレスを受信し、メモリセルアレイのうちアドレスにより選択された領域をアクセスするように構成される。メモリ装置100は、アドレスにより選択された領域に対してコマンドが指示する動作を行うことができる。例えば、メモリ装置100は、書き込み動作(プログラム動作)、読み出し動作、及び消去動作を行うことができる。書き込み動作の際、メモリ装置100はアドレスにより選択された領域にデータをプログラムする。読み出し動作の際、メモリ装置100はアドレスにより選択された領域からデータを読み出す。消去動作の際、メモリ装置100はアドレスにより選択された領域に保存されたデータを消去する。
実施例において、メモリ装置100は動作制御部150を含んでもよい。
動作制御部150はメモリセルに対するプログラム動作を制御することができる。プログラム動作はメモリセルにデータを保存する動作であってもよい。具体的には、プログラム動作は、メモリセルに保存されるデータに応じてメモリセルの閾値電圧を上昇させる動作であってもよい。プログラム動作が行われると、メモリセルは複数のプログラム状態の何れか1つの状態に対応する閾値電圧を有することができる。複数のプログラム状態は1つのメモリセルが保存するデータビットの数に応じて決まってもよい。例えば、1つのメモリセルが3ビットのデータを保存するTLC(Triple Level Cell;TLC)にプログラムされる場合、複数のプログラム状態は消去状態、第1~第7プログラム状態を意味することができる。プログラム動作が行われた後にメモリセルが有する閾値電圧はメモリセルに保存されるデータに応じて決まってもよい。メモリセルはそれぞれ保存されるデータに応じて複数のプログラム状態のうち何れか1つの状態を目標プログラム状態として有することができる。
実施例において、プログラム動作はプログラム電圧印加動作及び検証動作を含んでもよい。プログラム電圧印加動作はプログラム電圧を用いてメモリセルの閾値電圧を上昇させる動作であってもよい。検証動作は検証電圧を用いてメモリセルの閾値電圧が目標プログラム状態に対応する閾値電圧に達したか否かを検証する動作であってもよい。
実施例において、動作制御部150はプログラム動作時にメモリセルが接続されたワードライン毎に印加する電圧を制御することができる。
メモリコントローラ200はメモリシステム50の全体的な動作を制御することができる。
メモリシステム50に電源が印加されると、メモリコントローラ200はファームウェア(firmware、FW)を実行することができる。メモリ装置100がフラッシュメモリ装置である場合、ファームウェア(FW)はホスト300との通信を制御するホストインターフェース層(Host Interface Layer、HIL)と、ホスト300とメモリ装置100との通信を制御するフラッシュ変換レイヤ(Flash Translation Layer、FTL)と、メモリ装置100との通信を制御するフラッシュインターフェースレイヤ(Flash Interface Layer、FLA)と、を含んでもよい。
実施例において、メモリコントローラ200はホスト300からデータと論理ブロックアドレス(Logical Block Address、LBA)の入力を受け、論理ブロックアドレスをメモリ装置100に含まれたデータが保存されるメモリセルのアドレスを示す物理ブロックアドレス(Physical Block Address、PBA)に変換することができる。本明細書において、論理ブロックアドレス(LBA)と「論理アドレス」または「論理的アドレス」は同じ意味で使用されてもよい。また、物理ブロックアドレス(PBA)と「物理アドレス」または「物理的アドレス」も同じ意味で使用されてもよい。
メモリコントローラ200は、ホスト300の要求(request)に応じて書き込み動作、読み出し動作、または消去動作などを行うようにメモリ装置100を制御することができる。書き込み動作の際、メモリコントローラ200は書き込みコマンド、物理ブロックアドレス、及びデータをメモリ装置100に提供することができる。読み出し動作の際、メモリコントローラ200は読み出しコマンド及び物理ブロックアドレスをメモリ装置100に提供することができる。消去動作の際、メモリコントローラ200は消去コマンド及び物理ブロックアドレスをメモリ装置100に提供することができる。
実施例において、メモリコントローラ200は、ホスト300からの要求に関わらず自主的にコマンド、アドレス、及びデータを生成し、メモリ装置100に伝送することができる。例えば、メモリコントローラ200は、ウェアレベリング(wear leveling)、リードリクレーム(read reclaim)、ガベージコレクション(garbage collection)などの実行に伴われる読み出し動作及び書き込み動作を実行するためのコマンド、アドレス、及びデータをメモリ装置100に提供することができる。
実施例において、メモリコントローラ200は少なくとも2つ以上のメモリ装置100を制御することができる。この場合、メモリコントローラ200は動作性能を向上させるために、メモリ装置100をインターリーブ方式で制御することができる。インターリーブ方式は少なくとも2つ以上のメモリ装置100に対する動作が重畳するように制御する方式であってもよい。
ホスト300は、USB(Universal Serial Bus)、SATA(Serial AT Attachment)、SAS(Serial Attached SCSI)、HSIC(High Speed Interchip)、SCSI(Small Computer System Interface)、PCI(Peripheral Component Interconnection)、PCIe(PCI express)、NVMe(NonVolatile Memory express)、UFS(Universal Flash Storage)、SD(Secure Digital)、MMC(MultiMedia Card)、eMMC(embedded MMC)、DIMM(Dual In-line Memory Module)、RDIMM(Registered DIMM))、LRDIMM(Load Reduced DIMM)などの様々な通信方式のうち少なくとも1つを利用してメモリシステム50と通信することができる。
図2は図1のメモリ装置の構造を説明するための図である。
図2を参照すると、メモリ装置100はメモリセルアレイ110、周辺回路120、及び制御ロジック130を含んでもよい。
メモリセルアレイ110は複数のメモリブロックBLK1~BLKzを含む。複数のメモリブロックBLK1~BLKzは行ラインRLを介してアドレスデコーダ121に接続される。複数のメモリブロックBLK1~BLKzはビットラインBL1~BLmを介してページバッファグループ123に接続される。複数のメモリブロックBLK1~BLKzのそれぞれは複数のメモリセルを含む。実施例として、複数のメモリセルは不揮発性メモリセルである。複数のメモリセルは同じワードラインに接続されたメモリセルを1つのページとして定義する。即ち、メモリセルアレイ110は複数のページで構成される。本発明の実施例によると、メモリセルアレイ110に含まれた複数のメモリブロックBLK1~BLKzのそれぞれは複数のダミーセルを含んでもよい。ダミーセルは、ドレイン選択トランジスタとメモリセルとの間と、ソース選択トランジスタとメモリセルとの間に少なくとも1つ以上が直列に接続されてもよい。
メモリ装置100のメモリセルはそれぞれ1ビットのデータを保存するシングルレベルセル、2ビットのデータを保存するマルチレベルセル、3ビットのデータを保存するトリプルレベルセル、または4ビットのデータを保存するクアッドレベルセルで構成されてもよい。
周辺回路120はメモリセルアレイ110を駆動する。例えば、周辺回路120は制御ロジック130の制御に応じてプログラム動作、読み出し動作及び消去動作を行うようにメモリセルアレイ110を駆動してもよい。他の例では、周辺回路120は、制御ロジック130の制御に応じて行ラインRL及びビットラインBL1~BLmに様々な動作電圧を印加するか、または印加された電圧をディスチャージしてもよい。
周辺回路120は、アドレスデコーダ121、電圧生成部122、ページバッファグループ123、データ入出力回路124、及びセンシング回路125を含んでもよい。
アドレスデコーダ121は行ラインRLを介してメモリセルアレイ110に接続される。行ラインRLはドレイン選択ライン、ワードライン、ソース選択ライン、及び共通ソースラインを含んでもよい。本発明の実施例によると、ワードラインはノーマルワードラインとダミーワードラインを含んでもよい。本発明の実施例によると、行ラインRLはパイプ選択ラインをさらに含んでもよい。
アドレスデコーダ121は制御ロジック130の制御に応答して動作するように構成される。アドレスデコーダ121は制御ロジック130からアドレスADDRを受信する。
アドレスデコーダ121は受信したアドレスADDRのうちブロックアドレスをデコードするように構成される。アドレスデコーダ121はデコードされたブロックアドレスに応じてメモリブロックBLK1~BLKzのうち少なくとも1つのメモリブロックを選択する。アドレスデコーダ121は受信したアドレスADDRのうち行アドレスRADDをデコードするように構成される。アドレスデコーダ121はデコードされた行アドレスRADDに応じて電圧生成部122から提供された電圧を少なくとも1つのワードラインWLに印加して選択されたメモリブロックの少なくとも1つのワードラインを選択することができる。
プログラム動作の際、アドレスデコーダ121は選択されたワードラインにプログラム電圧を印加し、非選択のワードラインにプログラム電圧より低いレベルのパス電圧を印加する。プログラム検証動作の際、アドレスデコーダ121は選択されたワードラインに検証電圧を印加し、非選択のワードラインに検証電圧より高いレベルの検証パス電圧を印加する。
読み出し動作の際、アドレスデコーダ121は選択されたワードラインに読み出し電圧を印加し、非選択のワードラインに読み出し電圧より高いレベルの読み出しパス電圧を印加する。
メモリ装置100の消去動作はメモリブロック単位で行われる。消去動作の際にメモリ装置100に入力されるアドレスADDRはブロックアドレスを含む。アドレスデコーダ121はブロックアドレスをデコードし、デコードされたブロックアドレスに応じて1つのメモリブロックを選択することができる。消去動作の際、アドレスデコーダ121は選択されたメモリブロックに接続されるワードラインに接地電圧を印加することができる。
本発明の実施例によると、アドレスデコーダ121は伝達されたアドレスADDRのうち列アドレスをデコードするように構成されてもよい。デコードされた列アドレスはページバッファグループ123に伝達されてもよい。例えば、アドレスデコーダ121は行デコーダ、列デコーダ、アドレスバッファなどの構成要素を含んでもよい。
電圧生成部122はメモリ装置100に供給される外部電源電圧を用いて複数の動作電圧Vopを生成するように構成される。電圧生成部122は制御ロジック130の制御に応答して動作する。
実施例として、電圧生成部122は外部電源電圧をレギュレートして内部電源電圧を生成することができる。電圧生成部122で生成された内部電源電圧は、メモリ装置100の動作電圧として使用される。
実施例として、電圧生成部122は動作信号OPSIGに応答してプログラム、読み出し及び消去動作に使用される様々な動作電圧Vopを生成することができる。電圧生成部122は外部電源電圧または内部電源電圧を用いて複数の動作電圧Vopを生成することができる。電圧生成部122はメモリ装置100に求められる様々な電圧を生成するように構成されてもよい。例えば、電圧生成部122は複数の消去電圧、複数のプログラム電圧、複数のパス電圧、複数の選択読み出し電圧、複数の非選択読み出し電圧を生成することができる。
電圧生成部122は、様々な電圧レベルを有する複数の動作電圧Vopを生成するために、内部電源電圧を受信する複数のポンピングキャパシタを含み、制御ロジック130の制御に応答して複数のポンピングキャパシタを選択的に活性化して複数の動作電圧Vopを生成する。
生成された複数の動作電圧Vopはアドレスデコーダ121によってメモリセルアレイ110に供給されることができる。
ページバッファグループ123は第1~第mページバッファPB1~PBmを含む。第1~第mページバッファPB1~PBmはそれぞれ第1~第mビットラインBL1~BLmを介してメモリセルアレイ110に接続される。第1~第mページバッファPB1~PBmは制御ロジック130の制御に応答して動作する。
第1~第mページバッファPB1~PBmはデータ入出力回路124とデータDATAを通信する。プログラム時に、第1~第mページバッファPB1~PBmはデータ入出力回路124及びデータラインDLを介して保存されるデータDATAを受信する。
プログラム動作の際、第1~第mページバッファPB1~PBmは、選択されたワードラインにプログラムパルスが印加されると、データ入出力回路124を介して受信した保存されるデータDATAをビットラインBL1~BLmを介して選択されたメモリセルに伝達する。伝達されたデータDATAに応じて選択されたページのメモリセルはプログラムされる。プログラム許容電圧(例えば、接地電圧)が印加されるビットラインと接続されたメモリセルは上昇した閾値電圧を有する。プログラム禁止電圧(例えば、電源電圧)が印加されるビットラインと接続されたメモリセルの閾値電圧は保持される。プログラム検証動作の際、第1~第mページバッファPB1~PBmは選択されたメモリセルからビットラインBL1~BLmを介してメモリセルに保存されたデータDATAを読み出す。
読み出し動作の際、ページバッファグループ123は選択されたページのメモリセルからビットラインBLを介してデータDATAを読み出し、読み出されたデータDATAを第1~第mページバッファPB1~PBmに保存することができる。
消去動作の際、ページバッファグループ123はビットラインBLをフローティング(floating)させることができる。実施例として、ページバッファグループ123は列選択回路を含んでもよい。
実施例では、ページバッファグループ123に含まれた複数のページバッファの一部のページバッファに保存されたデータがメモリセルアレイ110にプログラムされる間、他のページバッファはメモリコントローラ200から新しいデータの入力を受けて保存することができる。
データ入出力回路124はデータラインDLを介して第1~第mページバッファPB1~PBmに接続される。データ入出力回路124は制御ロジック130の制御に応答して動作する。
データ入出力回路124は入力されるデータDATAを受信する複数の入出力バッファ(不図示)を含んでもよい。プログラム動作の際、データ入出力回路124は外部コントローラ(不図示)から保存されるデータDATAを受信する。データ入出力回路124は、読み出し動作の際、ページバッファグループ123に含まれた第1~第mページバッファPB1~PBmから伝達されたデータDATAを外部コントローラに出力する。
センシング回路125は、読み出し動作または検証動作の際、制御ロジック130が生成した許容ビットVRYBIT信号に応答して基準電流を生成し、ページバッファグループ123から受信したセンシング電圧VPBと基準電流によって生成された基準電圧とを比較してパス信号またはフェイル信号を制御ロジック130に出力することができる。
制御ロジック130はアドレスデコーダ121、電圧生成部122、ページバッファグループ123、データ入出力回路124及びセンシング回路125に接続されてもよい。制御ロジック130はメモリ装置100の諸般の動作を制御するように構成されてもよい。制御ロジック130は外部装置から伝達されるコマンドCMDに応答して動作することができる。
制御ロジック130はコマンドCMD及びアドレスADDRに応答して様々な信号を生成して周辺回路120を制御することができる。例えば、制御ロジック130はコマンドCMD及びアドレスADDRに応答して動作信号OPSIG、行アドレスRADD、読み出し及び書き込み回路制御信号PBSIGNALS及び許容ビットVRYBITを生成することができる。制御ロジック130は、動作信号OPSIGは電圧生成部122に出力し、行アドレスRADDはアドレスデコーダ121に出力し、読み出し及び書き込み回路制御信号はページバッファグループ123に出力し、許容ビットVRYBITはセンシング回路125に出力することができる。また、制御ロジック130はセンシング回路125が出力したパスまたはフェイル信号PASS/FAILに応答して検証動作がパスまたはフェイルされたか否かを判断することができる。
実施例において、制御ロジック130は動作制御部150を含んでもよい。動作制御部150はプログラム動作を行うように周辺回路120を制御することができる。プログラム動作はプログラム電圧印加動作及び検証動作を含んでもよい。
実施例において、動作制御部150は、プログラム動作時に複数のワードラインにプログラム関連電圧を印加するように周辺回路120を制御することができる。プログラム関連電圧はプログラム動作時に複数のワードラインに印加する電圧であってもよい。プログラム関連電圧はプログラム電圧、複数のパス電圧、ホールド電圧、検証パス電圧、及び接地電圧を含んでもよい。実施例において、動作制御部150はプログラム動作時に複数のワードラインの電圧の大きさが変化するように周辺回路120を制御することができる。
具体的には、動作制御部150はプログラム関連電圧を生成するように電圧生成部122を制御することができる。その後、電圧生成部122は生成されたプログラム関連電圧をアドレスデコーダ121に提供することができる。アドレスデコーダ121はプログラム関連電圧を複数のワードラインに伝達することができる。プログラム動作の際、複数のワードラインの電圧の大きさはプログラム関連電圧によって変更されてもよい。具体的には、複数のワードラインの電圧の大きさはプログラム電圧印加動作及び検証動作のそれぞれに印加されるプログラム関連電圧によって変更されてもよい。
図3は、図2の複数のメモリブロックBLK1~BKLzの何れか1つのメモリブロックの構造を説明するための図である。
メモリブロックBLKiは、図2のメモリブロックBLK1~BLKzの何れか1つのメモリブロックBLKiを示すものである。
図3を参照すると、第1選択ラインと第2選択ラインとの間に互いに平行に配列された複数のワードラインが接続されてもよい。ここで、第1選択ラインはソース選択ラインSSLで、第2選択ラインはドレイン選択ラインDSLであってもよい。より具体的に説明すると、メモリブロックBLKiはビットラインBL1~BLnとソースラインSLとの間に接続された複数のストリング(strings;ST)を含んでもよい。ビットラインBL1~BLnはストリングSTにそれぞれ接続されてもよく、ソースラインSLはストリングSTに共通して接続されてもよい。ストリングSTは互いに同様に構成されてもよいため、第1ビットラインBL1に接続されたストリングSTを例に挙げて具体的に説明する。
ストリングSTはソースラインSLと第1ビットラインBL1の間に互いに直列に接続されたソース選択トランジスタSST、複数のメモリセルMC1~MC16、及びドレイン選択トランジスタDSTを含んでもよい。1つのストリングSTにはソース選択トランジスタSSTとドレイン選択トランジスタDSTが少なくとも1つ以上ずつ含まれてもよく、メモリセルMC1~MC16も図に示す数より多く含まれてもよい。
ソース選択トランジスタSSTのソース(source)はソースラインSLに接続され、ドレイン選択トランジスタDSTのドレイン(drain)は第1ビットラインBL1に接続されてもよい。メモリセルMC1~MC16はソース選択トランジスタSSTとドレイン選択トランジスタDSTの間に直列に接続されてもよい。相違するストリングSTに含まれたソース選択トランジスタSSTのゲートはソース選択ラインSSLに接続されてもよく、ドレイン選択トランジスタDSTのゲートはドレイン選択ラインDSLに接続されてもよく、メモリセルMC1~MC16のゲートは複数のワードラインWL1~WL16に接続されてもよい。相違するストリングSTに含まれたメモリセルのうち同じワードラインに接続されたメモリセルのグループを物理ページ(physical page;PG)ということができる。従って、メモリブロックBLKiにはワードラインWL1~WL16の数だけ物理ページPGが含まれることができる。
1つのメモリセルは1ビットのデータを保存することができる。通常、これをシングルレベルセルという。この場合、1つの物理ページPGは1つの論理ページ(logical page;LPG)データを保存することができる。1つの論理ページ(LPG)データは、1つの物理ページPGに含まれたセル数だけのデータビットを含むことができる。
1つのメモリセルは2ビット以上のデータを保存することができる。この場合、1つの物理ページPGは2つ以上の論理ページ(LPG)データを保存することができる。
図4は、メモリ装置のプログラム動作によるメモリセルの閾値電圧の分布を説明するための図である。
図4において、グラフの横軸はメモリセルの閾値電圧Vthを示し、グラフの縦軸はメモリセルの数#of cellsを示す。
図4を参照すると、メモリセルの閾値電圧の分布はプログラム動作に応じて初期状態から最終プログラム状態に変化することができる。
図4では、1つのメモリセルが3ビットのデータを保存するTLCにプログラムされる場合を想定して説明する。
初期状態はプログラム動作を行わない状態であって、メモリセルの閾値電圧の分布は消去状態Eであることができる。
最終プログラム状態はプログラム動作を行ったメモリセルの閾値電圧の分布であることができる。プログラム動作を行ったメモリセルの閾値電圧は複数のプログラム状態の何れか1つの状態に対応する閾値電圧を有することができる。例えば、1つのメモリセルが3ビットのデータを保存するTLCにプログラムされる場合、複数のプログラム状態は消去状態E、第1~第7プログラム状態PV1~PV7を意味することができる。実施例において、プログラム動作を行ったメモリセルの閾値電圧は消去状態E、第1~第7プログラム状態PV1~PV7の何れか1つの状態に対応する閾値電圧を有することができる。初期状態であるメモリセルの閾値電圧はプログラム動作を通じて消去状態E、第1~第7プログラム状態PV1~PV7の何れか1つの状態に対応する閾値電圧に上昇することができる。
メモリセルはそれぞれ消去状態E、第1~第7プログラム状態PV1~PV7の何れか1つの状態を目標プログラム状態として有することができる。目標プログラム状態はメモリセルに保存されるデータに応じて決まってもよい。メモリセルはそれぞれプログラム動作を通じて最終プログラム状態のうち目標プログラム状態に対応する閾値電圧を有することができる。
図5はメモリ装置のプログラム動作を説明するための図である。
図5において、グラフの横軸は時間(Time)を示し、グラフの縦軸はプログラム電圧Vpgmの大きさを示す。
図5では、1つのメモリセルが3ビットのデータを保存するTLCにプログラムされると仮定して説明する。
図5を参照すると、メモリ装置100のプログラム動作は複数のプログラムループPL1~PLnを含んでもよい。メモリ装置100は複数のプログラムループPL1~PLnを行って選択されたワードラインに接続された選択されたメモリセルが複数のプログラム状態の何れか1つの状態に対応する閾値電圧を有するようにプログラム動作を行うことができる。例えば、1つのメモリセルがTLCにプログラムされる場合、メモリ装置100は複数のプログラムループPL1~PLnを行って消去状態E、第1~第7プログラム状態PV1~PV7の何れか1つの状態に対応する閾値電圧を有するようにプログラム動作を行うことができる。
複数のプログラムループPL1~PLnのそれぞれは、プログラム電圧印加段階(PGM Step)及び検証段階(Verify Step)を含んでもよい。
プログラム電圧印加段階は選択されたメモリセルが接続された選択されたワードラインにプログラム電圧を印加する段階であってもよい。例えば、メモリ装置100は第1プログラムループPL1で選択されたメモリセルが接続された選択されたワードラインに第1プログラム電圧Vpgm1を印加することができる。選択されたワードラインに第1プログラム電圧Vpgm1が印加された後、選択されたメモリセルのそれぞれの閾値電圧は複数のプログラム状態のうち目標プログラム状態に対応する閾値電圧を有することができる。
検証段階は選択されたメモリセルが接続された選択されたワードラインに検証電圧を印加する段階であってもよい。検証段階は選択されたメモリセルのそれぞれの閾値電圧が複数のプログラム状態のうち目標プログラム状態に対応する閾値電圧を有するか否かを判断する段階であってもよい。検証段階は選択されたメモリセルのそれぞれの目標プログラム状態に対応する検証電圧を印加する段階であってもよい。例えば、選択されたメモリセルが選択されたメモリセルのそれぞれの目標プログラム状態に対応する検証電圧によってオフセルと判読されると、検証段階はパスされることができる。他の例として、選択されたメモリセルが選択されたメモリセルのそれぞれの目標プログラム状態に対応する検証電圧によってオンセルと判読されると、検証段階はフェイルされることができる。
実施例では、メモリ装置100は、第1プログラムループPL1において、選択されたメモリセルが接続された選択されたワードラインに第1プログラム電圧Vpgm1が印加された後、第1~第7検証電圧V_vfy1~V_vfy7を印加することができる。このとき、目標プログラム状態が第1プログラム状態であるメモリセルは第1検証電圧V_vfy1を用いて検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第2プログラム状態であるメモリセルは第2検証電圧V_vfy2を用いて検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第3プログラム状態であるメモリセルは第3検証電圧V_vfy3を用いて検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第4プログラム状態であるメモリセルは第4検証電圧V_vfy4を用いてプログラム検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第5プログラム状態であるメモリセルは第5検証電圧V_vfy5を用いてプログラム検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第6プログラム状態のメモリセルは第6検証電圧V_vfy6を用いてプログラム検証段階を行ってもよい。目標プログラム状態が第7プログラム状態であるメモリセルは第7検証電圧V_vfy7を用いてプログラム検証段階を行ってもよい。第1検証電圧V_vfy1から第7検証電圧V_vfy7になるほど、検証電圧V_vfy1~V_vfy7の大きさは増加することができる。具体的には、検証電圧V_vfy1~V_vfy7の大きさは第1検証電圧V_vfy1が最も小さく、第7検証電圧V_vfy7が最も大きくてもよい。検証電圧の数は本実施例に限定されない。
検証電圧V_vfy1~V_vfy7のそれぞれによって検証段階がパスされたメモリセルの閾値電圧は、目標プログラム状態に対応する閾値電圧を有すると判別されることができる。検証段階がパスされたメモリセルは第2プログラムループPL2においてプログラム禁止(program inhibit)されることができる。プログラム禁止されたメモリセルと接続されたビットラインにはプログラム禁止電圧が印加されることができる。
検証電圧V_vfy1~V_vfy7のそれぞれによって検証段階がフェイルされたメモリセルの閾値電圧は、目標プログラム状態に対応する閾値電圧を有していないと判別されることができる。検証段階がフェイルされたメモリセルは第2プログラムループPL2を行うことができる。
第2プログラムループPL2において、メモリ装置100は選択されたメモリセルが接続された選択されたワードラインに第1プログラム電圧Vpgm1より単位電圧ΔVpgm分だけ高い第2プログラム電圧Vpgm2を印加することができる。その後、メモリ装置100は第1プログラムループPL1の検証段階と同様に第2プログラムループPL2の検証段階を行うことができる。
その後、メモリ装置100は予め設定された回数分だけ第2プログラムループPL2と同様に次のプログラムループを行うことができる。
実施例では、予め設定された回数のプログラムループ以内にプログラム動作が完了しないと、プログラム動作はフェイルであることができる。予め設定された回数のプログラムループ以内にプログラム動作が完了すると、プログラム動作はパスであることができる。プログラム動作が完了有無は選択されたメモリセルに対する全ての検証段階がパスされたか否かで決まることができる。選択されたメモリセルの全てに対する検証段階がパスされると、次のプログラムループは行わなくてもよい。
実施例では、プログラム電圧は増加型ステップパルスプログラミング(Incremental Step Pulse Programming:ISPP)方式によって決まることができる。プログラム電圧のレベルはプログラムループPL1~PLnが繰り返されることによって段階的に増加または減少することができる。それぞれのプログラムループで使用されるプログラム電圧の印加回数、電圧レベル、そして電圧印加時間などはメモリコントローラ200の制御に応じて様々な形態に決まってもよい。
図6は、メモリ装置のプログラム動作におけるプログラム電圧印加段階を説明するための図である。
図6を参照すると、メモリ装置100のプログラム動作は複数のプログラムループPL1~PLnを含んでもよい。複数のプログラムループPL1~PLnのそれぞれはプログラム電圧印加段階及び検証段階を含んでもよい。プログラム電圧印加段階はプリチャージ(Precharge)区間、プログラムパルス(Pgm Pulse)区間、及びディスチャージ(Discharge)区間を含んでもよい。
プリチャージ区間はビットラインの電圧をプリチャージする区間であることができる。例えば、メモリ装置100はプリチャージ区間においてビットラインの電圧をプログラム許容電圧またはプログラム禁止電圧に変更させることができる。
プログラムパルス区間は選択されたワードラインにプログラム電圧を印加する区間であることができる。実施例において、メモリ装置100はプログラムパルス区間において選択されたワードラインにプログラム電圧を印加する間、非選択のワードラインにパス電圧を印加することができる。
ディスチャージ区間は複数のワードラインの電圧の大きさが低くなる区間であることができる。実施例において、メモリ装置100はディスチャージ区間において複数のワードラインのそれぞれに異なる電圧を印加して複数のワードラインの電圧の大きさを低くすることができる。例えば、メモリ装置100はディスチャージ区間において選択されたワードライン、選択されたワードラインと隣接するワードライン、及び複数のワードラインのうち選択されたワードライン及び選択されたワードラインと隣接するワードラインを除く残りのワードラインに異なる電圧を印加することができる。
メモリ装置100はディスチャージ区間が終了した後、検証段階を行うことができる。
図7は、メモリ装置のプログラム動作によるワードラインの電圧の大きさの変化を説明するための図である。
図7を参照すると、メモリ装置100はプログラム電圧印加段階に含まれたプログラムパルス区間及びディスチャージ区間を行った後、検証段階を行うことができる。
図7には示されていないが、t1以前の区間はプリチャージ区間であることができる。メモリ装置100はプリチャージ区間において複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに接地電圧GNDを印加することができる。
t1~t2区間はプログラムパルス区間であることができる。プログラムパルス区間は選択されたメモリセルにデータを保存する区間であってもよい。メモリ装置100はプログラムパルス区間において選択されたワードラインsel WLにプログラム電圧Vpgmを印加することができる。メモリ装置100はプログラムパルス区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLに第1パス電圧Vpass1を印加することができる。
プログラムパルス区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLの電圧の大きさは、選択されたワードラインsel WLに印加されたプログラム電圧Vpgmによって変更されてもよい。具体的には、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLの電圧の大きさは、選択されたワードラインsel WLとのカップリング現象によって第1パス電圧Vpass1から第2パス電圧Vpass2に上昇することができる。
メモリ装置100は、プログラムパルス区間において複数のワードラインのうち選択されたワードラインsel WL及び選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLを除く残りのワードラインr WLに第1パス電圧Vpass1を印加することができる。選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLは非選択のワードラインであることができる。
t2~t3区間はディスチャージ区間であることができる。ディスチャージ区間における複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdに低くなることができる。
具体的には、t2~t21区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。t2~t21区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLの電圧の大きさは、選択されたワードラインsel WLとのカップリング現象によって変更されてもよい。具体的には、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLの電圧の大きさは、選択されたワードラインsel WLの電圧が低くなるに伴って第2パス電圧Vpass2より低くなることができる。t2~t21の区間においてメモリ装置100は残りのワードラインr WLの電圧を第1パス電圧Vpass1に保持することができる。
t21~t3区間においてメモリ装置100は複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLにイコライジング動作を行うことができる。t21~t3区間で行うイコライジング動作は、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに同じ電圧を印加する動作であってもよい。イコライジング動作が終了した後、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさは等しくなることができる。t21~t3区間においてメモリ装置100はイコライジング動作が終了した後、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLにホールド電圧Vholdを印加することができる。イコライジング動作が終了した後に変更された複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdより大きくてもよい。
t3~t4区間は検証段階であることができる。具体的には、t3~t31区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。t3~t31の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに第3パス電圧Vpass3を印加することができる。第3パス電圧Vpass3は検証パス電圧であってもよい。
t31~t4の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することができる。t31~t4の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLの電圧を第3パス電圧Vpass3に保持することができる。
図8は、本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化を説明するための図である。
図8を参照すると、メモリ装置100は、プログラム電圧印加段階に含まれたプログラムパルス区間及びディスチャージ区間を行った後、検証段階を行うことができる。
図8には示されていないが、t1以前の区間はプリチャージ区間であることができる。メモリ装置100はプリチャージ区間において複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに接地電圧GNDを印加することができる。
t1~t2区間はプログラムパルス区間であることができる。メモリ装置100は、プログラムパルス区間において選択されたワードラインsel WLにプログラム電圧Vpgmを印加することができる。メモリ装置100はプログラムパルス区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLに第1パス電圧Vpass1を印加することができる。例えば、選択されたワードラインsel WLが図3に示す第7ワードラインWL7である場合、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLは第6及び第8ワードラインWL6、WL8であることができる。即ち、選択されたワードラインsel WLが第nワードラインである場合、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLは第n+1及びn-1ワードラインであることができる。他の例として、選択されたワードラインsel WLが第nワードラインである場合、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLは第n+1、n+2、n-1、及びn-2ワードラインであることができる。
実施例では、プログラムパルス区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLの電圧の大きさは、選択されたワードラインsel WLに印加されたプログラム電圧Vpgmによって第1パス電圧Vpass1から第2パス電圧Vpass2に上昇することができる。他の実施例では、メモリ装置100はプログラムパルス区間において選択されたワードラインと隣接するワードラインad WLに設定された時間の間、第1パス電圧Vpass1を印加してから第2パス電圧Vpass2を印加することができる。第2パス電圧Vpass2は第1パス電圧Vpass1より高い電圧であることができる。
メモリ装置100はプログラムパルス区間において残りのワードラインr WLに第1パス電圧Vpass1を印加することができる。選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLは、非選択のワードラインであることができる。
t2~t3区間はディスチャージ区間であることができる。具体的には、t2~t21区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。t2~t21の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに対するイコライジング動作を行うことができる。t2~t21区間で行うイコライジング動作は、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに同じ電圧を印加する動作であってもよい。例えば、t2~t21区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに第1パス電圧Vpass1を印加することができる。実施例では、t2~t21区間の間、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさは等しくなることができる。例えば、t2~t21区間が終了した後、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさは第1パス電圧Vpass1であることができる。
t21~t22区間においてメモリ装置100は複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに接地電圧を印加することができる。実施例において、メモリ装置100は複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさがホールド電圧Vholdと同一または低くなるまで、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに接地電圧を印加することができる。t21~t22区間が終了した後、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdと同一または低くなることができる。
t22~t3の区間においてメモリ装置100は複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLにホールド電圧Vholdを印加することができる。t22~t3区間が終了した後、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdであることができる。ホールド電圧Vholdは第1パス電圧Vpass1より低い電圧であることができる。ホールド電圧Vholdは接地電圧より高い電圧であることができる。
t3~t4区間は検証段階であることができる。実施例では、t3~t31区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyより低い電圧を印加することができる。このとき、検証電圧V_vfyより低い電圧は負の電圧であることができる。他の実施例では、メモリ装置100はt3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。さらに他の実施例では、メモリ装置100はt3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに予め設定された時間の間接地電圧より低い電圧を印加した後、選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。
t3~t31の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに第3パス電圧Vpass3を印加することができる。第3パス電圧Vpass3は検証パス電圧であることができる。
t31~t4の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することができる。t31~t4の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLの電圧を第3パス電圧Vpass3に保持することができる。
実施例において、t3~t31区間の長さはt31~t4区間において選択されたワードラインsel WLに印加する検証電圧V_vfyの大きさに応じて変わってもよい。例えば、t3~t31区間の長さは、t31~t4区間において選択されたワードラインsel WLに印加する検証電圧V_vfyの大きさが大きいほど、短くなってもよい。
具体的には、t22~t3区間が終了した後、選択されたワードラインsel WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdであることができる。t22~t3区間以後に行われる検証段階において選択されたワードラインsel WLの電圧の大きさは、ホールド電圧Vholdから検証電圧V_vfyに低くなければならない。
検証電圧V_vfyは、選択されたワードラインsel WLに接続された選択されたメモリセルの目標プログラム状態に対応する閾値電圧であることができる。検証電圧V_vfyの大きさは、選択されたワードラインsel WLに接続された選択されたメモリセルの目標プログラム状態に応じて変わってもよい。
例えば、1つのメモリセルがTLCにプログラムされる場合を仮定すると、検証電圧V_vfyは、図5に示す検証電圧V_vfy1~V_vfy7の何れか1つの検証電圧であることができる。検証電圧V_vfy1~V_vfy7の大きさは目標プログラム状態が高いほど大きいことができる。選択されたメモリセルのうち目標プログラム状態が第1プログラム状態であるメモリセルは、第1検証電圧V_vfy1を用いて検証段階を行うことができる。第1検証電圧V_vfy1の大きさは検証電圧V_vfy1~V_vfy7のうち最も小さいことができる。従って、選択されたメモリセルの目標プログラム状態が第1プログラム状態である場合、検証段階において選択されたワードラインsel WLの電圧はホールド電圧Vholdから第1検証電圧V_vfy1に低くならなけれはばらない。そして、第2検証電圧V_vfy2の大きさは第1検証電圧V_vfy1より大きいことができる。従って、選択されたメモリセルの目標プログラム状態が第2プログラム状態である場合、選択されたメモリセルの目標プログラム状態が第1プログラム状態である場合よりホールド電圧Vholdと第2検証電圧V_vfy2の大きさの差が小さいことができる。即ち、t3~t31区間において、検証電圧V_vfyが第2検証電圧V_vfy2の場合、検証電圧V_vfyが第1検証電圧V_vfy1の場合よりホールド電圧Vholdから検証電圧V_vfyに低くなる幅が小さいことができる。従って、検証電圧V_vfyの大きさが増加するほど、t3~t31区間の長さを短くなることができる。または、検証電圧V_vfyの大きさが増加するほど、t3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyより低い電圧を印加する時間が短くなることができる。検証電圧V_vfyの大きさが増加するほど、t3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加する時間が短くなることができる。
他の実施例において、t3~t31区間の長さは選択されたワードラインsel WLに接続された選択されたメモリセルの目標プログラム状態に応じて変わってもよい。例えば、選択されたメモリセルの目標プログラム状態が高いほど、t3~t31区間の長さは短くなることができる。他の例として、選択されたメモリセルの目標プログラム状態が高いほど、t3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyより低い電圧または接地電圧を印加する時間が短くなることができる。
本発明の一実施例によるメモリ装置100は、t2~t21区間において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加する間、選択されたワードラインと隣接するワードラインad WL及び残りのワードラインr WLに第1パス電圧Vpass1を印加することにより、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさが第1パス電圧Vpass1に急速に低くなることができる。
本発明の一実施例によるメモリ装置100はt21~t22区間において複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLに接地電圧を印加した後、t22~t3区間において複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLにホールド電圧Vholdを印加することにより、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさがホールド電圧Vholdに急速に低くなることができる。
本発明の一実施例によるメモリ装置100は、t3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyより低い電圧または接地電圧を印加した後、t31~t4区間において選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することにより、選択されたワードラインsel WLの電圧の大きさが検証電圧V_vfyに急速に低くなることができる。即ち、本発明の一実施例によるメモリ装置100は、プログラム動作の際、複数のワードラインsel WL、ad WL、r WLの電圧の大きさが急速に低くなるようにすることで、プログラム時間を減少させることができる。
図9は、本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化の他の例を説明するための図である。
図9は、図8を参照して説明したメモリ装置のプログラム動作のうち検証段階において検証電圧V_vfyの大きさが変わる場合をさらに説明するための図である。従って、図9では、図8と重複する内容に対する説明は省略する。
図9を参照すると、t22~t3区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLにホールド電圧Vholdを印加することができる。t22~t3区間が終了した後、選択されたワードラインsel WLの電圧の大きさはホールド電圧Vholdであることができる。その後、t3~t31区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加することができる。
t31~t4の区間においてメモリ装置100は選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することができる。図9に示す検証電圧V_vfyの大きさは、図8に示す検証電圧V_vfyに比べて大きくてもよい。図9に示す検証電圧V_vfyは、図8に示す検証電圧V_vfyより選択されたメモリセルの目標プログラム状態に対応する閾値電圧が高くてもよい。従って、図9に示すt3~t31区間の長さは、図8に示すt3~t31区間の長さより短くなることができる。即ち、検証電圧V_vfyの大きさが大きいほど、t3~t31区間の長さが短くなることができる。または、検証電圧V_vfyの大きさが大きいほど、t3~t31区間において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加する時間が短くなることができる。
図10は、本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作におけるワードラインの電圧の大きさの変化のさらに他の例を説明するための図である。
図10では、図8~図9と重複する内容に対する説明は省略する。
図10を参照すると、メモリ装置100は、図8~図9とは異なり、検証段階において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加しなくてもよい。即ち、メモリ装置100は、t22~t3区間が終了した後、t3~t4区間において選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することができる。実施例において、図10に示す検証電圧V_vfyの大きさは、図8~図9に示す検証電圧V_vfyより大きくてもよい。他の実施例において、検証電圧V_vfyは複数のプログラム状態のうち最も高いプログラム状態に対応する閾値電圧であることができる。検証電圧V_vfyの大きさが大きいほど、検証電圧V_vfyとホールド電圧Vholdの大きさの差が小さいことができる。従って、メモリ装置100は、検証電圧V_vfyの大きさが予め設定された大きさより大きいと、検証段階において選択されたワードラインsel WLに接地電圧を印加せずに選択されたワードラインsel WLに検証電圧V_vfyを印加することができる。即ち、検証電圧V_vfyの大きさが予め設定された大きさより大きいと、図8~図9に示すt3~t31区間が省略されてもよい。検証電圧V_vfyの大きさが予め設定された大きさより大きい場合、t3~t31区間の長さは0であることができる。
図11は、本発明の一実施例によるメモリ装置のプログラム動作を説明するためのフローチャートである。
図11を参照すると、段階S1101において、メモリ装置100は選択されたワードラインにプログラム電圧を印加し、選択されたワードラインと隣接するワードラインに第2パス電圧を印加し、残りのワードラインに第1パス電圧を印加することができる。残りのワードラインは、複数のワードラインのうち選択されたワードライン及び選択されたワードラインと隣接するワードラインを除くワードラインであることができる。第2パス電圧の大きさは第1パス電圧より大きくてもよい。
段階S1103において、メモリ装置100は選択されたワードラインに接地電圧を印加し、選択されたワードラインと隣接するワードラインに第1パス電圧を印加することができる。実施例において、選択されたワードラインと隣接するワードラインに第1パス電圧を印加した後、複数のワードラインの電圧の大きさは第1パス電圧に変更されてもよい。
段階S1105において、メモリ装置100は複数のワードラインに接地電圧を印加することができる。実施例において、複数のワードラインの電圧の大きさはホールド電圧の大きさと同一または低くなることができる。
段階S1107において、メモリ装置100は複数のワードラインにホールド電圧を印加することができる。
段階S1109において、メモリ装置100は検証電圧の大きさに応じて決まった時間の間選択されたワードラインに接地電圧を印加し、選択されたワードラインと隣接するワードライン及び残りのワードラインに第3パス電圧を印加することができる。例えば、検証電圧の大きさによって決まった時間は図9に示すt3~t31区間の長さであることができる。検証電圧の大きさが増加するほど、選択されたワードラインに接地電圧を印加する時間は短くなることができる。実施例において、メモリ装置100は検証電圧の大きさに応じて決まった時間の間選択されたワードラインに検証電圧より低い電圧を印加することができる。他の実施例において、メモリ装置100は選択されたワードラインに予め設定された時間の間接地電圧より低い電圧を印加した後、検証電圧の大きさに応じて決まった時間の間選択されたワードラインに接地電圧を印加することができる。
段階S1111において、メモリ装置100は選択されたワードラインに検証電圧を印加することができる。
図12は図1のメモリコントローラを説明するための図である。
図12のメモリコントローラ1200は、図1のメモリコントローラ200であることができる。
図12を参照すると、メモリコントローラ1200は、プロセッサ1210、RAM1220、エラー訂正回路1230、ホストインターフェース1240、ROM1250、及びフラッシュインターフェース1260を含んでもよい。
プロセッサ1210はメモリコントローラ1200の諸般の動作を制御することができる。RAM1220はメモリコントローラ1200のバッファメモリ、キャッシュメモリ、動作メモリなどに使用されてもよい。
エラー訂正回路1230はエラー訂正を行うことができる。エラー訂正回路1230はフラッシュインターフェース1260を介してメモリ装置100に書き込まれるデータに基づいてエラー訂正エンコード(ECC encoding)を行うことができる。エラー訂正エンコードされたデータはフラッシュインターフェース1260を介してメモリ装置100に伝達されることができる。エラー訂正回路1230はメモリ装置100からフラッシュインターフェース1260を介して受信するデータに対してエラー訂正デコード(ECC decoding)を行うことができる。例えば、エラー訂正回路1230はフラッシュインターフェース1260の構成要素としてフラッシュインターフェース1260に含まれてもよい。
ROM1250は、メモリコントローラ1200の動作に求められる様々な情報をファームウェアの形態で保存することができる。
メモリコントローラ1200は、ホストインターフェース1240を介して外部装置(例えば、ホスト300、アプリケーションプロセッサなど)と通信することができる。
メモリコントローラ1200はフラッシュインターフェース1260を介してメモリ装置100と通信することができる。メモリコントローラ1200はフラッシュインターフェース1260を介してコマンド、アドレス、及び制御信号などをメモリ装置100に伝送し、データを受信することができる。例えば、フラッシュインターフェース1260はNANDインターフェース(NAND Interface)を含んでもよい。
図13は、本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたメモリカードシステムを示すブロック図である。
図13を参照すると、メモリカードシステム2000は、メモリコントローラ2100、メモリ装置2200、及びコネクタ2300を含む。
メモリコントローラ2100はメモリ装置2200と接続される。メモリコントローラ2100はメモリ装置2200をアクセスするように構成される。例えば、メモリコントローラ2100はメモリ装置2200の読み出し、書き込み、消去、及び背景(background)動作を制御するように構成されてもよい。メモリコントローラ2100はメモリ装置2200とホスト(Host)との間にインターフェースを提供するように構成される。メモリコントローラ2100はメモリ装置2200を制御するためのファームウェアを駆動するように構成される。メモリコントローラ2100は図1を参照して説明したメモリコントローラ200と同様に具現されてもよい。メモリ装置2200は図1を参照して説明したメモリ装置100と同様に具現されてもよい。
例えば、メモリコントローラ2100は、ラム(RAM、Random Access Memory)、プロセッシングユニット(processing unit)、ホストインターフェース(host interface)、メモリインターフェース(memory interface)、エラー訂正部などの構成要素を含んでもよい。
メモリコントローラ2100はコネクタ2300を介して外部装置と通信することができる。メモリコントローラ2100は特定の通信規格に従って外部装置(例えば、ホスト)と通信することができる。例えば、メモリコントローラ2100は、USB(Universal Serial Bus)、MMC(multimedia card)、eMMC(embeded MMC)、PCI(peripheral component interconnection)、PCI-E(PCI-express)、ATA(Advanced Technology Attachment)、Serial-ATA、Parallel-ATA、SCSI(small computer system interface)、ESDI(enhanced small disk interface)、IDE(Integrated Drive Electronics)、ファイヤーワイヤー(Firewire)、UFS(Universal Flash Storage)、WIFI、Bluetooth、NVMeなどの様々な通信規格のうち少なくとも1つを介して外部装置と通信するように構成される。例えば、コネクタ2300は上述した多様な通信規格のうち少なくとも1つによって定義されることができる。
例えば、メモリ装置2200は、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、NAND型フラッシュメモリ、ノア型フラッシュメモリ、PRAM(Phase-change RAM)、ReRAM(Resistive RAM)、FRAM(登録商標)(Ferroelectric RAM)、STT-MRAM(Spin Transfer Torque-Magnetic RAM)などの様々な不揮発性メモリ素子で構成されてもよい。
メモリコントローラ2100及びメモリ装置2200は1つの半導体装置に集積されてメモリカードを構成することができる。例えば、メモリコントローラ2100及びメモリ装置2200は1つの半導体装置に集積され、PCカード(PCMCIA、Personal Computer Memory Card International association)、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CF)、スマートメディアカード(SM、SMC)、メモリースティック、マルチメディアカード(MMC、RS-MMC、MMCmicro、eMMC)、SDカード(SD、miniSD、microSD、SDHC)、汎用フラッシュ記憶装置(UFS)などのメモリカードを構成することができる。
図14は、本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたSSD(Solid State Drive)システムを示すブロック図である。
図14を参照すると、SSDシステム3000はホスト3100及びSSD3200を含む。SSD3200は信号コネクタ3001を介してホスト3100と信号を送受信し、電源コネクタ3002を介して電源の入力を受ける。SSD3200はSSDコントローラ3210、複数のフラッシュメモリ3221~322n、補助電源装置3230、及びバッファメモリ3240を含む。
本発明の実施例によると、SSDコントローラ3210は図1を参照して説明したメモリコントローラ200の機能を行うことができる。
SSDコントローラ3210はホスト3100から受信した信号に応答して複数のフラッシュメモリ3221~322nを制御することができる。例えば、信号はホスト3100及びSSD3200のインターフェースに基づく信号であってもよい。例えば、信号はUSB(Universal Serial Bus)、MMC(multimedia card)、eMMC(embeded MMC)、PCI(peripheral component interconnection)、PCI-E(PCI-express)、ATA(Advanced Technology Attachment)、Serial-ATA、Parallel-ATA、SCSI(small computer system interface)、ESDI(enhanced small disk interface)、IDE(Integrated Drive Electronics)、ファイヤーワイヤー(Firewire)、UFS(Universal Flash Storage)、WIFI、Bluetooth、NVMeなどのインターフェースのうち少なくとも1つによって定義された信号であってもよい。
補助電源装置3230は電源コネクタ3002を介してホスト3100と接続される。補助電源装置3230はホスト3100から電源の入力を受け、充電することができる。補助電源装置3230はホスト3100からの電源供給が円滑でない場合、SSD3200の電源を提供することができる。例えば、補助電源装置3230はSSD3200内に位置してもよく、SSD3200の外に位置してもよい。例えば、補助電源装置3230はメインボードに位置し、SSD3200に補助電源を提供することもできる。
バッファメモリ3240はSSD3200のバッファメモリとして動作する。例えば、バッファメモリ3240はホスト3100から受信したデータまたは複数のフラッシュメモリ3221~322nから受信したデータを一時保存するか、フラッシュメモリ3221~322nのメタデータ(例えば、マッピングテーブル)を一時保存することができる。バッファメモリ3240はDRAM、SDRAM、DDR SDRAM、LPDDR SDRAM、GRAMなどの揮発性メモリ、またはFRAM(登録商標)、ReRAM、STT-MRAM、PRAMなどの不揮発性メモリを含んでもよい。
図15は、本発明の一実施例によるメモリシステムが適用されたユーザシステムを示すブロック図である。
図15を参照すると、ユーザシステム4000は、アプリケーションプロセッサ4100、メモリモジュール4200、ネットワークモジュール4300、ストレージモジュール4400、及びユーザインターフェース4500を含む。
アプリケーションプロセッサ4100はユーザシステム4000に含まれた構成要素、オペレーティングシステム(OS;Operating System)、またはユーザプログラムなどを駆動させることができる。例えば、アプリケーションプロセッサ4100はユーザシステム4000に含まれた構成要素を制御するコントローラ、インターフェース、グラフィックエンジンなどを含んでもよい。アプリケーションプロセッサ4100はシステムオンチップ(SoC;System-on-Chip)で提供されてもよい。
メモリモジュール4200はユーザシステム4000の主メモリ、動作メモリ、バッファメモリ、またはキャッシュメモリとして動作することができる。メモリモジュール4200はDRAM、SDRAM、DDR SDRAM、DDR2 SDRAM、DDR3 SDRAM、LPDDR SDARM、LPDDR2 SDRAM、LPDDR3 SDRAMなどの揮発性ランダムアクセスメモリ、またはPRAM、ReRAM、MRAM、FRAM(登録商標)などの不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでもよい。例えば、アプリケーションプロセッサ4100及びメモリモジュール4200はPOP(Package on Package)に基づいてパッケージ化されて1つの半導体パッケージとして提供されてもよい。
ネットワークモジュール4300は外部装置と通信を行うことができる。例えば、ネットワークモジュール4300は、CDMA(Code Division Multiple Access)、GSM(Global System for Mobile communication)、WCDMA(登録商標)(wideband CDMA)、CDMA-2000、TDMA(Time Dvision Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、Wimax、WLAN、UWB、Bluetooth、Wi-Fiなどの無線通信を支援することができる。例えば、ネットワークモジュール4300はアプリケーションプロセッサ4100に含まれてもよい。
ストレージモジュール4400はデータを保存することができる。例えば、ストレージモジュール4400はアプリケーションプロセッサ4100から受信したデータを保存することができる。または、ストレージモジュール4400はストレージモジュール4400に保存されたデータをアプリケーションプロセッサ4100に伝送することができる。例えば、ストレージモジュール4400はPRAM(Phase-change RAM)、MRAM(Magnetic RAM)、RRAM(Resistive RAM)、NAND flash、NOR flash、3次元構造のNANDフラッシュなどの不揮発性半導体メモリ素子で具現されてもよい。例えば、ストレージモジュール4400はユーザシステム4000のメモリカード、外付けドライブなどのリムーバブルドライブ(removable drive)として提供されてもよい。
例えば、ストレージモジュール4400は複数の不揮発性メモリ装置を含んでもよく、複数の不揮発性メモリ装置は図1を参照して説明したメモリ装置100と同様に動作することができる。ストレージモジュール4400は図1を参照して説明したメモリシステム50と同様に動作することができる。
ユーザインターフェース4500は、アプリケーションプロセッサ4100にデータまたは命令語を入力するか、または外部装置にデータを出力するインターフェースを含んでもよい。例えば、ユーザインターフェース4500はキーボード、キーパッド、ボタン、タッチパネル、タッチスクリーン、タッチパッド、タッチボール、カメラ、マイク、ジャイロスコープセンサ、振動センサ、圧電素子などのユーザ入力インターフェースを含んでもよい。ユーザインターフェース4500はLCD(Liquid Crystal Display)、OLED(Organic Light Emitting Diode)表示装置、AMOLED(Active Matrix OLED)表示装置、LED、スピーカ、モニタなどのユーザ出力インターフェースを含んでもよい。
50 メモリシステム
100 メモリ装置
150 動作制御部
200 メモリコントローラ
300 ホスト

Claims (20)

  1. 複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含むメモリブロックと、
    上記複数のワードラインに印加するプログラム電圧、第1パス電圧、第2パス電圧、第3パス電圧、ホールド電圧及び検証電圧を含むプログラム関連電圧を生成する電圧生成部と、
    上記プログラム関連電圧を上記複数のワードラインに伝達するアドレスデコーダと、
    上記複数のワードラインのうち選択されたワードラインに上記プログラム電圧を印加し、上記選択されたワードラインと隣接するワードラインに上記第2パス電圧を印加し、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記隣接するワードラインを除く残りのワードラインに上記第1パス電圧を印加した後、第1区間の間上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御する動作制御部と、を含むことを特徴とするメモリ装置。
  2. 上記動作制御部は、
    上記第1区間に続く第2区間の間、上記複数のワードラインに上記接地電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御することを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  3. 上記動作制御部は、
    上記第2区間に続く第3区間の間、上記複数のワードラインに上記ホールド電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御することを特徴とする請求項2に記載のメモリ装置。
  4. 上記動作制御部は、
    上記第3区間に続く第4区間の間、上記選択されたワードラインに上記接地電圧を印加し、上記隣接するワードライン及び上記残りのワードラインに上記第3パス電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御することを特徴とする請求項3に記載のメモリ装置。
  5. 上記第4区間の長さは、
    上記検証電圧の大きさによって異なることを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  6. 上記第4区間の長さは、
    上記検証電圧の大きさが予め設定された大きさより大きい場合、0であることを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  7. 上記動作制御部は、
    上記第4区間に続く第5区間の間、上記選択されたワードラインに上記検証電圧を印加するように上記電圧生成部及び上記アドレスデコーダを制御することを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  8. 複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルを含むメモリ装置の動作方法において、
    上記複数のワードラインのうち選択されたワードラインにプログラム電圧を印加し、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記選択されたワードラインと隣接するワードラインを除く残りのワードラインに第1パス電圧を印加し、上記隣接するワードラインに第2パス電圧を印加する段階と、
    上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加する段階と、を含むことを特徴とするメモリ装置の動作方法。
  9. 上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧を印加した後、上記複数のワードラインに上記接地電圧を印加する段階をさらに含むことを特徴とすることを特徴とする請求項8に記載のメモリ装置の動作方法。
  10. 上記複数のワードラインに上記接地電圧を印加した後、上記複数のワードラインにホールド電圧を印加する段階をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載のメモリ装置の動作方法。
  11. 上記複数のワードラインに上記ホールド電圧を印加した後、上記選択されたワードラインに第1時間の間上記接地電圧を印加し、上記隣接するワードライン及び上記残りのワードラインに第3パス電圧を印加する段階をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のメモリ装置の動作方法。
  12. 上記選択されたワードラインに上記第1時間の間上記接地電圧を印加した後、上記選択されたワードラインに検証電圧を印加する段階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のメモリ装置の動作方法。
  13. 上記隣接するワードライン及び上記残りのワードラインに上記第3パス電圧を印加する段階において、
    上記選択されたワードラインに第2時間の間上記接地電圧より低い電圧を印加した後、上記選択されたワードラインに上記第1時間の間上記接地電圧を印加することを特徴とする請求項12に記載のメモリ装置の動作方法。
  14. 上記第1時間は、
    上記検証電圧の大きさが増加するほど減少することを特徴とする請求項12に記載のメモリ装置の動作方法。
  15. 複数のワードラインにそれぞれ接続された複数のメモリセルと、
    上記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルに接続された選択されたワードラインにプログラム電圧を印加するプログラム電圧印加動作、及び上記選択されたワードラインに検証電圧を印加して上記選択されたメモリセルの閾値電圧が目標プログラム状態に対応する閾値電圧に達したか否かを検証する検証動作を含むプログラム動作を行う周辺回路と、
    上記検証動作の際、上記検証電圧の大きさに応じて決まった時間の間、上記選択されたワードラインに上記検証電圧より低い電圧を印加した後、上記選択されたワードラインに上記検証電圧を印加するように上記周辺回路を制御する動作制御部と、を含むことを特徴とするメモリ装置。
  16. 上記動作制御部は、
    上記選択されたワードラインに上記プログラム電圧を印加する間、上記複数のワードラインのうち上記選択されたワードライン及び上記選択されたワードラインと隣接するワードラインを除く残りのワードラインに第1パス電圧を印加し、上記隣接するワードラインに上記第1パス電圧より高い第2パス電圧を印加するように上記周辺回路を制御することを特徴とする請求項15に記載のメモリ装置。
  17. 上記動作制御部は、
    上記プログラム電圧印加動作が終了した後に続く第1区間において上記選択されたワードラインに接地電圧を印加し、上記隣接するワードライン及び上記残りのワードラインに上記第1パス電圧を印加するように上記周辺回路を制御することを特徴とする請求項16に記載のメモリ装置。
  18. 上記動作制御部は、
    上記第1区間に続く第2区間において上記複数のワードラインに上記接地電圧を印加するように上記周辺回路を制御することを特徴とする請求項17に記載のメモリ装置。
  19. 上記動作制御部は、
    上記第2区間に続く第3区間において上記複数のワードラインにホールド電圧を印加した後、上記検証動作を行うように上記周辺回路を制御することを特徴とする請求項18に記載のメモリ装置。
  20. 上記検証電圧より低い電圧は、
    接地電圧または負の電圧であることを特徴とする請求項15に記載のメモリ装置。
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