JP2023056225A - 監視サーバ、測定端末、監視システム、監視方法、及びプログラム - Google Patents

監視サーバ、測定端末、監視システム、監視方法、及びプログラム Download PDF

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JP2023056225A JP2021165442A JP2021165442A JP2023056225A JP 2023056225 A JP2023056225 A JP 2023056225A JP 2021165442 A JP2021165442 A JP 2021165442A JP 2021165442 A JP2021165442 A JP 2021165442A JP 2023056225 A JP2023056225 A JP 2023056225A
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Abstract

Figure 2023056225000001
【課題】中小規模河川を適切に監視する。
【解決手段】水位を測定する水位センサと漏水の有無を検知する漏水センサとを備える測定端末と通信可能に接続された監視サーバであって、前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第1センサ情報に基づく測定値、及び前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果を出力する出力部と、を備え、前記第1センサ情報は、第1頻度にて前記測定端末から定期的に通知され、前記第2センサ情報は、前記漏水センサにより漏水ありと検知された場合に前記測定端末から通知される。
【選択図】図3

Description

特許法第30条第2項適用申請有り [1] 発行日 令和2年10月15日 刊行物 ideanote vol.138 P.14(電子版:https://www.toppan.co.jp/solution/ideanote/pdf/ideanote_vol138.pdf) <資 料> ideanote vol.138
本発明は、監視サーバ、測定端末、監視システム、監視方法、及びプログラムに関する。
河川の氾濫など突発的に発生する災害を監視するシステムがある。例えば、特許文献1には、河川の水位や気温などを測定した測定データの変化率が基準値以上の場合に測定データを送信する送信間隔を短くする技術が開示されている。
特開2020-201132号公報
しかしながら、中小規模河川においては、一級河川と比較して河川を流れる水の容量が小さく、また、生活用水や農業用水として利用される場合があることから天候に関わらず水位が変動しやすい。このため、特許文献1に開示された技術を中小規模河川に適用したとしても実質的な危機管理に用いることが困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、中小規模河川を適切に監視することができる監視サーバ、測定端末、監視システム、監視方法、及びプログラムを提供する。
上記目的を達成するために、本発明一実施形態に係る監視サーバは、水位を測定する水位センサと漏水の有無を検知する漏水センサとを備える測定端末と通信可能に接続された監視サーバであって、前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第1センサ情報に基づく測定値、及び前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果を出力する出力部と、を備え、前記第1センサ情報は、第1頻度にて前記測定端末から定期的に通知され、前記第2センサ情報は、前記漏水センサにより漏水ありと検知された場合に前記測定端末から通知されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明一実施形態に係る測定端末は、水位を測定する水位センサと、漏水の有無を検知する漏水センサと、前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を監視サーバに通知する通信部と、を備え、前記水位センサと前記漏水センサと通信部とが、垂直方向に伸びる支柱部材の上下方向に対して、前記通信部が上側となるように設置されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明一実施形態に係る監視システムは、上記に記載の監視サーバと、上記に記載の測定端末と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明一実施形態に係る監視方法は、水位を測定する水位センサと、漏水の有無を検知する漏水センサとを備える測定端末と通信可能に接続された監視サーバが行う監視方法であって、取得部が、前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を取得し、出力部が、前記取得部により取得された前記第1センサ情報に基づく測定値、及び前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果を出力し、前記第1センサ情報は、第1頻度にて前記測定端末から定期的に通知され、前記第2センサ情報は、前記漏水センサにより漏水ありと検知された場合に前記測定端末から通知されることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明一実施形態に係るプログラムは、上記に記載の監視サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記監視サーバが備える各部として機能させるためのプログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、中小規模河川を適切に監視することができる。
第1の実施形態による監視システム1の構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態による測定端末10の構成の例を示す図である。 第1の実施形態による監視サーバ30の構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態による検出結果320の構成の例を示す図である。 第1の実施形態によるユーザ端末40に表示される画面の例を示す図である。 第1の実施形態による監視システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。 第1の実施形態による監視システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。 第1の実施形態による監視システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。 第2の実施形態の変形例1による監視システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
監視システム1は水路を監視する。監視システム1が監視する水路として、例えば、中小規模河川、生活用水路、或いは農業用水路など、一級河川と比較して川幅の狭く水深が浅いものを対象とする。
図1は、第1の実施形態による監視システム1の構成の例を示すブロック図である。監視システム1は、例えば、複数の測定端末10(測定端末10-1、10-2、10-3、…、10-M)と、AP(アクセスポイント)20と、監視サーバ30と、複数のユーザ端末40(ユーザ端末40-1、40-2、30-N)とを備える。M、及びNは任意の整数である。
測定端末10は水路の脇などに設置され、水位と漏水の有無を検知する。測定端末10は、例えば、通信部11と、水位センサ12と、漏水センサ13とを備える。水位センサ12は、水位を測定する。漏水センサ13は、漏水の有無を検知する。通信部11は、AP20と通信する。通信部11は、水位センサ12により測定された水位を示す情報(第1センサ情報)をAP20に送信する。また、通信部11は、漏水センサ13により測定された漏水の有無を示す情報(第2センサ情報)をAP20に送信する。
AP20は、測定端末10から通知された情報を受信する。AP20は、測定端末10から受信した情報を監視サーバ30に送信する。なお、測定端末10からAP20に至る伝搬路に、1つ又は複数の中継器(不図示)が設けられてもよい。この場合、AP20は、当該中継器を介して測定端末10から通知された情報を受信する。
測定端末10とAP20との通信は、任意の通信方式であってよいが、例えば、LPWA(Low Power Wide Area)規格の無線通信規格にしたがった通信方式が用いられる。LPWAは、通信速度を抑える(低ビットレート)ことにより、既存の通信網、例えばLTE(Long Term Evolution)などと比較して消費電力を少なく抑える(低消費電力)ことを特徴とする。また、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信と比較して通信距離が大きく(広域カバレッジ)、例えば数十kmから~100km程度であることを特徴とする。LPWAには、複数の規格があり、例えば、LoRa(登録商標)、Sigfox(登録商標)、NB-IoT、及びZETA(登録商標)などが存在する。ZETAが適用される場合、中継器によるマルチホップ(メッシュアクセス)が可能である。
また、LPWAの通信帯域として、例えば日本においては、866MHz帯、915MHz帯、920MHz帯が利用されている。一方、施設には既存の通信網(例えば、WiFiに利用される2.4GHz帯、或いは5GHz帯等)が業務に利用されている。測定端末10とAP20との通信には、LPWAを用いることにより、既存の通信網への負荷増加を抑制し、尚且つ電波干渉や通信障害を抑制することが可能である。
監視サーバ30は、サーバ装置などのコンピュータである。監視サーバ30は、AP20を介して、測定端末10により通知された情報(第1センサ情報、及び第2センサ情報)を受信し、受信した情報に基づいて水路を監視する。
例えば、監視サーバ30は、水路を監視する監視サービスを、ウェブサイトを介して提供する。例えば、監視サーバ30は、第1センサ情報に基づいて水位を測定した測定結果を時系列に記憶する。監視サーバ30は、第2センサ情報に基づいて漏水の有無を検知した検知結果を時系列に記憶する。監視サーバ30は、ユーザ端末40からウェブブラウザを介して通知された閲覧要求に応じて、測定結果及び検知結果を出力する。これにより、ユーザは、ユーザ端末40を介して、水路の水位や、近傍の道路において漏水が発生しているか否かを把握することができる。
ユーザ端末40は、スマートフォン、タブレット端末、業務用端末などのコンピュータである。ユーザ端末40は、ユーザ、例えば、水路を監視する自治体の担当者、消防団員、或いは水路の近隣に住む地域住民などにより操作される。
ユーザ端末40には、例えば、監視サーバ30により提供される監視サービスのウェブサイトにアクセスするウェブブラウザがインストールされている。ユーザは、ユーザ端末40を用いてウェブサイトにアクセスし、ユーザアカウントを作成する。ユーザは、水路の状況を知りたい場合などに、ユーザアカウントを用いてウェブサイトにログインし、閲覧要求を行う。これにより、ユーザ端末40には、監視サーバ30から通知された水路の水位や、漏水の有無を示す情報が表示される。ユーザは、ユーザ端末40に表示された画像を閲覧することで水路の状況を把握することができる。
ユーザ端末40は、例えば、通信部41と、記憶部42と、制御部43と、表示部44と、入力部45とを備える。通信部41は、通信ネットワークNWを介して監視サーバ30と通信する。記憶部42は、ユーザ端末40の各種処理を実行するためのプログラム、及び各種処理を行う際に利用される一時的なデータを記憶する。制御部43は、ユーザ端末40を統括的に制御する。表示部44は、液晶画面などを含み、制御部43の制御に応じた画像を表示する。入力部45は、タッチパネル、マウスやキーボードなどの入力装置を含み、ユーザにより操作入力された情報を取得する。
通信ネットワークNWは、監視サーバ30とユーザ端末40とを通信可能に接続する。通信ネットワークNWは、施設内において従来から利用されている汎用的な通信網である。通信ネットワークNWは、例えば、広域回線網、すなわちWAN(Wide Area Network)やインターネット、WiFi、或いはこれらの組合せである。通信ネットワークNWにおける通信方式には、例えば、WiFiに利用される2.4GHz帯、或いは5GHz帯や、携帯電話回線である3G(Generation)、5G、或いはLTE等が適用される。
図2は、第1の実施形態による測定端末10の構成の例を示図である。図2に示すように、測定端末10は、例えば、垂直方向に伸びた支柱部材SHに設置される。支柱部材SHは、例えば、垂直方向に伸びた柱である。支柱部材SHは、水路の近傍、例えば、水路SRの脇にある道路RDに設置される。測定端末10は、水位センサ12によって水路SRにおける監視点の水位を測定すると共に、漏水センサ13によってその監視点の近傍にある陸地(道路RD)における漏水の有無を検知する。
図2に示すように、測定端末10は、水位センサ12と漏水センサ13とが筐体100に収容されて一体化され、支柱部材SHに設置される。筐体100は、例えば、雨水が筐体内に侵入しないように溶接やパッキンなどで密封されて防水性が高められている。水位センサ12と漏水センサ13とを一体化することにより別体でそれぞれ設置する場合と比較してコンパクトにすることができ省スペースを実現できる。
また、水位センサ12と漏水センサ13が1つの電源を共有するように構成されてもよい。中小規模河川の管理においては、一級河川の場合と比べて管理コストをかけることが難しいという実情があることから、測定端末10には、電源工事が不要な電池式のセンサ群(水位センサ、漏水センサ)が用いられる。水位センサ12と漏水センサ13とを一体化することにより電源の共有が容易となる。
通信部11は、例えば、支柱部材SHの上部に設置される。これにより、通信用の電波を高い位置から送信することができる。したがって周囲に設けられた建物等によって電波が妨害されることを抑制することができ、通信状態を良好に維持することが可能となる。
水位センサ12は、例えば、いわゆる投げ込み式の水位センサである。水位センサ12は、接続ケーブル120と、水位測定部121とを有する。水位測定部121は、水路SRの水中に設置される。水位センサ12は、水位測定部121が水中で受ける水圧に基づいて水位を測定する。
漏水センサ13は、ロープ状の検知プローブ130を有し、検知プローブ130で囲んだ領域に水が浸入したことを検知する、いわゆる領域検知型の漏水センサである。漏水センサ13は、検知プローブ130が水に浸って通電状態となることにより漏水を検知する。本実施形態では、検知プローブ130の端を検知点130Aに配置することによって、検知点130Aにおける漏水の有無を検知する。
接続ケーブル120と検知プローブ130は、水位センサ12と漏水センサ13が設けられた位置から、支柱部材SHに沿って下方向に向かうように設置される。また、接続ケーブル120と検知プローブ130とが塩化ビニル等の管101に収容されていてもよい。これにより接続ケーブル120と検知プローブ130とが養生され、雨水等による誤検知が防止される。
なお、検知点130Aは、地形に応じて任意に決定されてよい。例えば、道路RDの路面の高さに検知点130Aが設けられてもよいし、道路RDがアンダーパスである場合には、水が溜まり冠水しやすい低部の路面から所定の高さ(例えば、5cm)に検知点130Aが設けられてもよい。
図3は、第1の実施形態による監視サーバ30の構成の例を示すブロック図である。監視サーバ30は、例えば、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備える。
通信部31は、例えば、センサ通信部310と、NW(ネットワーク)通信部311とを備える。センサ通信部310はAP20と通信する。NW通信部311は、通信ネットワークNWを介してユーザ端末40と通信する。
記憶部32は、少なくとも1つの記憶媒体を任意に組み合わせることによって構成される。記憶媒体は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access read/write Memory)、ROM(Read Only Memory)である。記憶部32は、監視サーバ30の各種処理を実行するためのプログラム、及び各種処理を行う際に利用される一時的なデータを記憶する。
記憶部32は、例えば、検出結果320を記憶する。検出結果320は、監視点における水位を測定した測定結果、及び漏水の有無を検知した検知結果を時系列に示す情報である(図4参照)。
制御部33は、監視サーバ30がハードウェアとして備えるCPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることによって実現される。制御部33は、例えば、取得部330と、検出部331と、出力部332と、測定制御部333とを備える。
取得部330は、種々の情報を取得する。例えば、取得部330は、測定端末10からAP20を介して通知された情報(第1センサ情報、及び第2センサ情報)を、通信部31を介して取得する。取得部330は、第1センサ情報、及び第2センサ情報を、検出部331に出力する。
検出部331は、取得部330から取得した第1センサ情報に基づいて水位を検出し、検出した水位を、検出結果320として記憶部32に記憶させる。また、検出部331は、取得部330から取得した第2センサ情報に基づいて漏水の有無を検出し、検出した漏水の有無を、検出結果320として記憶部32に記憶させる。
出力部332は、ユーザ端末40からの閲覧要求に応じて、検出結果320を出力する。出力部332は、例えば、ユーザ端末40から指定された観測点における水位の時系列変化を示す画像(図5における画像440~442参照)を出力する。出力部332は、例えば、ユーザ端末40から指定された観測点における漏水の有無の時系列変化を示す画像(図5における画像443~445参照)を出力する。
出力部332は、水位を示す測定値と漏水の有無を示す検知結果とに基づいて、水害の危険度合を判定した判定結果を出力するようにしてもよい。例えば、出力部332は、水位を示す測定値が所定の閾値以上である場合に、測定値が警戒水域に達していることを警告するアラームを出力する。例えば、出力部332は、漏水ありの状態が所定の時間以上継続した場合に道路RDが冠水していることを警告するアラームを出力する。
出力部332は、例えば、ハザードマップなどに基づいて、アラームを出力する閾値を決定する。例えば、出力部332は、標高が低い地域に冠水が発生した場合、その周辺地域や、冠水が発生した地域と同程度の標高である地域にアラームを出力するようにしてもよい。
測定制御部333は、測定端末10との通信を制御する。測定制御部333は、取得部330により取得された第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありを示す場合、第1センサ情報を通知させる頻度を、通常の頻度(第1頻度)より大きい第2頻度に変更する。これにより、漏水ありが検知され、道路RDが冠水している可能性がある場合に、水位を高頻度で取得することができ、水位の変動を詳細に把握することができるようになる。
また、測定制御部333は、取得部330により取得された第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありから漏水なしに変化した場合、第1センサ情報を通知させる頻度を、第2頻度から第1頻度に変更する。これにより、漏水ありからなしに変化し、道路RDの冠水が解消された場合に、水位の測定を通常の頻度に戻すことができ、通信に伴う電力消費を抑制することができる。
図4は、第1の実施形態による検出結果320の構成の例を示す図である。検出結果320は、監視点ごとに生成される。検出結果320は、例えば、検知日時と検出値のそれぞれの項目に対応する情報を記憶する。検知日時には、水位の測定、及び漏水の有無を検知した日時が記憶される。検出値には、水位センサ12によって測定された測定値、及び漏水センサ13によって検知された検知結果が記憶される。
図5は、第1の実施形態によるユーザ端末40に表示される画面の例を示す図である。画像440~442は、水位の時系列変化を示す画像である。画像440には、観測点や、水位センサ12のバッテリ残量などが表示される。画像441には、現時点における最新データの取得日時や、水位が正常か否かを示すアイコンなどが表示される。画像442には、水位の時系列変化を示すグラフが表示される。画像443~445は、漏水が検知されたか否かの時系列変化を示す画像である。画像443には、観測点や、漏水センサ13のバッテリ残量などが表示される。画像444には、現時点における最新データの取得日時や、漏水の有無を示すアイコンなどが表示される。画像445には、漏水の有無時系列変化を示すグラフが表示される。
ここで、監視システム1が行う処理の流れを図6~図8を用いて説明する。図6~図8は、第1の実施形態による監視システム1が行う処理の流れを示すシーケンス図である。
図6には、水位を測定する処理の流れが示されている。漏水の有無を検知する処理についても同様な処理を適用することができる。図6に示すように、水位を測定する処理S100が所定の頻度(第1頻度又は第2頻度)で定期的に繰り返し実行される。また、任意のタイミングで、水位を閲覧する処理S101が実行される。
水位を測定する処理S100について詳細な処理の流れを説明する。まず、測定端末10は水位センサ12によって水位を測定する(ステップS10)。測定端末10は測定した水位を示す第1センサ情報をAP20に送信する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、第1センサ情報を監視サーバ30に送信する(ステップS11)。監視サーバ30は、AP20から受信した第1センサ情報に基づいて水位を検出し(ステップS12)、検出結果を記憶する(ステップS13)。
水位を閲覧する処理S101について詳細な処理の流れを説明する。まず、ユーザ端末40は監視サービスのウェブサイトにログインし(ステップS14)、水位の閲覧を要求する(ステップS15)。例えば、ユーザ端末40は、ユーザIDとパスワードを入力することによって監視サービスのウェブサイトにログインし、ログインすると表示される画面で閲覧したい観測点を入力するなどして、所望の観測点における水位の閲覧を要求する。
監視サーバ30は、ユーザ端末40からの要求に応じて、検出結果を出力する(ステップS16)。監視サーバ30は、記憶部32を参照してユーザ端末40から要求された観測点の水位を示す検出結果320を取得し、取得した検出結果320をユーザ端末40に送信することによって、要求に対する応答を行う。ユーザ端末40は、監視サーバ30から受信した検出結果320を表示する。
図7には、水位を測定する頻度を変更する処理の流れが示されている。まず、測定端末10は漏水センサ13によって漏水ありを検知する(ステップS30)。測定端末10は漏水ありを示す第2センサ情報をAP20に送信する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、第2センサ情報を監視サーバ30に送信する(ステップS31)。監視サーバ30は、AP20から受信した第2センサ情報に基づいて漏水ありを検出し(ステップS32)、検出結果を記憶する(ステップS33)。
監視サーバ30は、漏水なし状態から漏水ありが検出されたか否かを判定し(ステップS34)、今回初めて漏水ありが検知され漏水なし状態から漏水ありが検出された場合には、水位センサ12が水位を測定する測定頻度を変更する指示をAP20に出力する(ステップS35)。監視サーバ30は、通常頻度である第1頻度から、より高頻度である第2頻度に変更するように指示する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、測定頻度を変更する指示を測定端末10に送信する(ステップS36)。測定端末10は、AP20から受信した指示に基づいて測定頻度を変更する。これにより、測定端末10から監視サーバ30に第1センサ情報を通知する頻度が、通常頻度である第1頻度から、より高頻度である第2頻度に変更される。
図8には、水位を測定する頻度を通常に戻す処理の流れが示されている。まず、測定端末10は漏水センサ13によって漏水なしを検知する(ステップS40)。測定端末10は、漏水ありが検知された場合にはその漏水ありが検知されたタイミングでAP20に漏水ありを示す第2情報を送信する。測定端末10は、漏水なしが検知された場合には通常の頻度(第1頻度)でAP20に漏水なしを示す第2情報を送信する。
測定端末10は漏水なしを示す第2センサ情報をAP20に送信する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、第2センサ情報を監視サーバ30に送信する(ステップS41)。監視サーバ30は、AP20から受信した第2センサ情報に基づいて、漏水あり状態から漏水なしが検出されたことを把握する(ステップS42)。監視サーバ30は、検出結果を記憶する(ステップS43)。
監視サーバ30は、水位センサ12が水位を測定する測定頻度を変更する指示をAP20に出力する(ステップS44)。監視サーバ30は、より高頻度である第2頻度から、通常頻度である第1頻度に変更するように指示する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、測定頻度を変更する指示を測定端末10に送信する(ステップS45)。測定端末10は、AP20から受信した指示に基づいて測定頻度を変更する(ステップS46)。これにより、測定端末10から監視サーバ30に第1センサ情報を通知する頻度が、通常頻度に変更される。
監視サーバ30は、漏水なしを検出する(ステップS31)。例えば、監視サーバ30は、例えば、前回漏水ありを検出してから所定の時間経過し、その間に第2センサ情報を受信していない場合に漏水なしを検出する。監視サーバ30は、検出結果を記憶する(ステップS42)。
監視サーバ30は、水位センサ12が水位を測定する測定頻度を変更する指示をAP20に出力する(ステップS43)。監視サーバ30は、より高頻度である第2頻度から、通常頻度である第1頻度に変更するように指示する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、測定頻度を変更する指示を測定端末10に送信する(ステップS44)。測定端末10は、AP20から受信した指示に基づいて測定頻度を変更する(ステップS45)。これにより、測定端末10から監視サーバ30に第1センサ情報を通知する頻度が、通常頻度に変更される。
以上説明したように、第1の実施形態における監視サーバ30は、取得部330と、出力部332とを備える。監視サーバ30は測定端末10と通信可能に接続される。測定端末10は、水位センサ12と漏水センサ13とを備える。水位センサ12は(河川や水路の監視点における)水位を測定する。漏水センサ13は(監視点に近傍にある陸地における)漏水の有無を検知する。取得部330は、第1センサ情報、及び第2センサ情報を取得する。第1センサ情報は、測定端末10から送信された、水位センサ12により測定された水位を示す情報である。第2センサ情報は、測定端末10から送信された、漏水センサ13により検知された漏水の有無を示す情報である。出力部332は、第1センサ情報に基づく測定値、及び第2センサ情報に基づく検知結果を(ユーザ端末40に)出力する。これにより、実施形態における監視サーバ30は、河川の監視点において、その近傍の道路が冠水したか否かをリアルタイムに検知することができ、冠水していればその監視点における水位に基づいて、河川の増水に伴う危険が発生しそうであるのか否かを危険度合として判定することができる。このため、中小規模河川において河川を適切に監視することができる。
また、第1の実施形態における監視サーバ30は、測定制御部333を更に備える。測定制御部333は測定端末10との通信を制御する。測定制御部333は、取得部330により取得された第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありを示す場合、第1センサ情報を通知させる頻度を、第1頻度より大きい第2頻度に変更する。これにより、実施形態の監視サーバ30では、道路RDが冠水した可能性が高い場合に、水位を高頻度で詳細に測定することが可能となる。
また、第1の実施形態における監視サーバ30では、測定制御部333は、取得部330により取得された第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありから漏水なしに変化した場合、第1センサ情報を通知させる頻度を、第2頻度から第1頻度に変更する。これにより、実施形態の監視サーバ30では、道路RDの冠水が解消された可能性が高い場合に、水位の測定を通常頻度に戻し、通信に係る電力消費を最低限に抑えることが可能となる。
また、第1の実施形態における監視サーバ30では、出力部332は、水位を測定した測定値と、漏水の有無を検知した検知結果とに基づいて、水害の危険度合を判定した判定結果を出力する。これにより、ユーザに警戒を呼び掛けることが可能となる。
また、第1の実施形態における測定端末10は、水位センサ12と、漏水センサ13と、通信部11を備える。水位センサ12は水位を測定する。漏水センサ13は漏水の有無を検知する。通信部11は、水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を監視サーバ30に通知する。測定端末10では、水位センサ12と漏水センサ13と通信部11とが、垂直方向に伸びる支柱部材SHの上下方向に対して、通信部11が上側となるように設置される。これにより、通信における伝送路において見通し距離を確保することができ通信状態を良好に保つことが可能となる。
また、第1の実施形態における測定端末10では、水位センサ12は、接続ケーブル120と、接続ケーブル120の先端に接続された水位測定部121とを有する。水位センサ12は、水位測定部121が受けた水圧に基づいて水位を測定する。漏水センサ13は、ロープ状の検知プローブ130を有する。漏水センサ13は、検知プローブ130が通電したか否かに基づいて漏水の有無を検知する。接続ケーブル120と検知プローブ130は、水位センサ12と漏水センサ13が設けられた位置から、支柱部材SHに沿って下方向に向かうように設置される。これにより、実施形態の測定端末10では、設置をコンパクトにして省スペースを実現することができる。
また、第1の実施形態における測定端末10では、通信部11は、LPWA(Low Power Wide Area)の通信規格にしたがって監視サーバ30と通信する。これにより、低消費電力で省電力な双方向通信を実現することができる。
(第1の実施形態の変形例1)
ここで第1の実施形態について説明する。本変形例では測定端末10は、漏水なしを示す第2情報をAP20に送信しない。具体的には、測定端末10は、漏水ありが検知された場合にはそのタイミングで漏水ありを示す第2情報をAP20送信するが、漏水なしが検知された場合には漏水なしを示す第2情報をAP20に送信しない。これにより、漏水が発生した場合には、迅速に第1センサ情報を通知する頻度をより高頻度に変更しつつ、漏水なしを送信しないことにより電力消費を抑制することができる。
図9には、実施形態の変形例に係る水位を測定する頻度を通常に戻す処理の流れが示されている。まず、測定端末10は漏水センサ13によって漏水なしを検知する(ステップS50)。漏水なしの場合、第2センサ情報がAP20を介して監視サーバ30に通知されない。
監視サーバ30は、漏水なしを検出する(ステップS51)。例えば、監視サーバ30は、例えば、前回漏水ありを検出してから所定の時間経過し、その間に第2センサ情報を受信していない場合に漏水なしを検出する。監視サーバ30は、検出結果を記憶する(ステップS52)。
監視サーバ30は、水位センサ12が水位を測定する測定頻度を変更する指示をAP20に出力する(ステップS53)。監視サーバ30は、より高頻度である第2頻度から、通常頻度である第1頻度に変更するように指示する。AP20は、測定端末10と監視サーバ30との通信を中継し、測定頻度を変更する指示を測定端末10に送信する(ステップS54)。測定端末10は、AP20から受信した指示に基づいて測定頻度を変更する(ステップS55)。これにより、測定端末10から監視サーバ30に第1センサ情報を通知する頻度が、通常頻度に変更される。
なお、漏水がない場合でも、水位センサ12が正しく機能しているかどうかを判断するために、所定の頻度(例えば、1日1回)にて測定端末10からAP20に情報が通知されるように構成されてもよい。
以上説明したように、第1の実施形態の変形例における監視システム1では、測定端末10は、漏水センサ13によって漏水ありが検知された場合には漏水ありを示す第2情報を監視サーバ30に通知し、漏水なしが検知された場合には漏水なしを示す第2情報を監視サーバ30に通知しない。これにより、電力消費を抑制することができる。
(第2の実施形態)
ここで、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、複数の箇所に測定端末10をそれぞれ設置して、複数の測定端末10のそれぞれから通知される各箇所の水位に基づいて水害が発生する危険度合を判定する。以下、2つの適用例を順に説明する。
(適用例1)
遊水地における水の流入口、及び流出口のそれぞれに測定端末10を設置する。出力部332は、流入口の水位を示す測定値(以下、測定値1という)と、流出口の水位を示す測定値(以下、測定値2という)に基づいて、水害の危険度合を判定した判定結果を出力する。例えば、出力部332は、測定値1と測定値2の差分が閾値以上となった場合、水害の危険性があると判定し、その旨を出力する。
(適用例2)
複数の河川が合流する地点の上流側にある複数個所のそれぞれに測定端末10を設置する。出力部332は、複数の測定端末10から得られたそれぞれの水位の測定値に基づいて、水害の危険度合を判定した判定結果を出力する。例えば、出力部332は、複数の測定端末10から得られたそれぞれの水位の測定値のうち、少なくとも1つの測定値が閾値以上になった場合、複数の測定端末10のそれぞれの設置場所において水害の危険性があると判定し、その旨を出力する。
以上説明したように、第2の実施形態における監視システム1では、監視サーバ30は、複数の箇所に設置された測定端末10のそれぞれから通知される各箇所の水位に基づいて水害が発生する危険度合を判定する。これにより、遊水地や河川の合流地点における水害の危険度合を総合的に判定することが可能となり、例えば、遊水地の外に水が溢れだす兆候や、バックウォータ現象が発生しそうな状況を検知することができる。
上述した少なくとも一つの実施形態における監視システム1、測定端末10、及び監視サーバ30の全部又は一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりくずし字を対応する現代文字に対応させる認識処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…監視システム
10…測定端末
11…通信部
12…水位センサ
13…漏水センサ
20…AP
30…監視サーバ
31…通信部
32…記憶部
320…検出結果
33…制御部
330…取得部
331…検出部
332…出力部
333…測定制御部
40…ユーザ端末

Claims (10)

  1. 水位を測定する水位センサと漏水の有無を検知する漏水センサとを備える測定端末と通信可能に接続された監視サーバであって、
    前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第1センサ情報に基づく測定値、及び前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果を出力する出力部と、
    を備え、
    前記第1センサ情報は、第1頻度にて前記測定端末から定期的に通知され、
    前記第2センサ情報は、前記漏水センサにより漏水ありと検知された場合に前記測定端末から通知される、
    監視サーバ。
  2. 前記測定端末との通信を制御する測定制御部を更に備え、
    前記測定制御部は、前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありを示す場合、前記第1センサ情報を通知させる頻度を、前記第1頻度より大きい第2頻度に変更する、
    請求項1に記載の監視サーバ。
  3. 前記測定制御部は、前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果が漏水ありから漏水なしに変化した場合、前記第1センサ情報を通知させる頻度を、前記第2頻度から前記第1頻度に変更する、
    請求項2に記載の監視サーバ。
  4. 前記出力部は、前記測定値と前記検知結果とに基づいて、水害の危険度合を判定した判定結果を出力する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の監視サーバ。
  5. 水位を測定する水位センサと、
    漏水の有無を検知する漏水センサと、
    前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を監視サーバに通知する通信部と、
    を備え、
    前記水位センサと前記漏水センサと通信部とが、垂直方向に伸びる支柱部材の上下方向に対して、前記通信部が上側となるように設置される、
    測定端末。
  6. 前記水位センサは、接続ケーブルと、前記接続ケーブルの先端に接続された水位測定部とを有し、前記水位測定部が受けた水圧に基づいて水位を測定し、
    前記漏水センサは、ロープ状の検知プローブを有し、前記ロープ状の検知プローブが通電したか否かに基づいて漏水の有無を検知し、
    前記接続ケーブルと前記検知プローブは、前記水位センサと前記漏水センサが設けられた位置から前記支柱部材に沿って下方向に向かうように設置される、
    請求項5に記載の測定端末。
  7. 前記通信部は、LPWA(Low Power Wide Area)の通信規格にしたがって前記監視サーバと通信する、
    請求項5又は請求項6に記載の測定端末。
  8. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の監視サーバと、
    請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の測定端末と、
    を備える監視システム。
  9. 水位を測定する水位センサと、漏水の有無を検知する漏水センサとを備える測定端末と通信可能に接続された監視サーバが行う監視方法であって、
    取得部が、前記水位センサにより測定された水位を示す第1センサ情報、及び前記漏水センサにより検知された漏水の有無を示す第2センサ情報を取得し、
    出力部が、前記取得部により取得された前記第1センサ情報に基づく測定値、及び前記取得部により取得された前記第2センサ情報に基づく検知結果を出力し、
    前記第1センサ情報は、第1頻度にて前記測定端末から定期的に通知され、
    前記第2センサ情報は、前記漏水センサにより漏水ありと検知された場合に前記測定端末から通知される、
    監視方法。
  10. コンピュータを、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の監視サーバとして動作させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記監視サーバが備える各部として機能させるためのプログラム。
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