JP2023056127A - エアレスタイヤ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた品質と生産性とを両立し得るエアレスタイヤ及びその製造方法を提供する。【解決手段】 トレッドリング2と、ハブ3と、スポーク4とを備えたエアレスタイヤ1である。トレッドリング2は、接地面2aを有している。ハブ3は、車軸に固定されるものであって、トレッドリング2のタイヤ半径方向の内側に配されている。スポーク4は、トレッドリング2とハブ3とを連結するためのものであって、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minの樹脂から形成されている。【選択図】 図1

Description

本開示は、高圧空気を用いることなく、自らの構造によって荷重を支持することができるエアレスタイヤ及びその製造方法に関する。
従来、トレッドリングとハブとをスポークで連結したエアレスタイヤが種々知られている。例えば、下記特許文献1には、接地面を有する円筒状のトレッドリングと、車軸に固定されるハブと、高分子材料からなるスポークとを含むエアレスタイヤが提案されている。
特開2016-130071号公報
特許文献1のようなエアレスタイヤでは、スポークを熱硬化性樹脂で形成するものが一般的であった。しかしながら、熱硬化性樹脂は、圧力をかけることなく金型内に流し込んで成形することから、金型の隙間に起因するバリが多く発生し、仕上げ加工に多大な時間を要しており、生産性において、更なる改善が望まれていた。
特許文献1のエアレスタイヤでは、スポークに熱可塑性樹脂を用いることも示唆されている。しかしながら、熱可塑性樹脂は、粘度が高く、高圧力で射出成形した場合、金型内に配置されたトレッドリングが変形し、トレッドリングが変形しない圧力で射出成形した場合、金型内に樹脂が均一に充填できず、品質面での改善が望まれていた。
本開示は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、優れた品質と生産性とを両立し得るエアレスタイヤ及びその製造方法を提供することを主たる目的としている。
本開示は、エアレスタイヤであって、接地面を有するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向の内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するためのスポークとを備え、前記スポークは、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minの樹脂から形成される、エアレスタイヤである。
本開示のエアレスタイヤは、上述の構成を備えることにより、優れた品質と生産性とを両立することができる。
本開示のエアレスタイヤの一実施形態を示す斜視図である。 エアレスタイヤの側面図である。 トレッドリング及びスポークの部分断面斜視図である。 本開示のエアレスタイヤの製造方法の一実施形態を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のエアレスタイヤ1を示す斜視図であり、図2は、エアレスタイヤ1の側面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態のエアレスタイヤ1は、接地面2aを有するトレッドリング2と、トレッドリング2のタイヤ半径方向の内側に配されるハブ3と、トレッドリング2とハブ3とを連結するためのスポーク4とを備えている。ハブ3は、車両の車軸(図示省略)に固定される固定部3aを含むのが望ましい。
スポーク4は、例えば、タイヤ軸方向の幅がタイヤ周方向の厚さよりも大きい複数の板状のスポーク板5を含んでいる。このようなスポーク4は、トレッドリング2に荷重が作用したときに、ハブ3よりも上方に位置するスポーク板5に引張力が作用し、ハブ3よりも下方に位置するスポーク板5に圧縮力が作用することで、荷重を支持することができる。
このようなエアレスタイヤ1は、高圧空気を用いずに、ハブ3及びスポーク4によってトレッドリング2に作用する荷重を支持することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、パンクするおそれがない。
本実施形態のスポーク4は、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minの樹脂から形成されている。ここで、本明細書におけるメルトインデックスは、ASTM D1238に準じて230℃、2.16kgの荷重で測定されたものである。
このようなエアレスタイヤ1は、スポーク4の樹脂の230℃でのメルトインデックスが15g/10min以上であることで、適度な圧力で樹脂を金型内部に均一に充填することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、トレッドリング2の変形を抑制しつつ、スポーク4の厚さの均一性を向上させることができ、品質を向上することができる。ここで、本明細書において、品質は、設計寸法との乖離により評価される指標である。
また、このエアレスタイヤ1は、スポーク4の樹脂の230℃でのメルトインデックスが25g/10min以下であることで、バリの発生を抑制することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、バリ除去に要する時間を短縮することができ、生産性を向上することができる。これにより、本実施形態のエアレスタイヤ1は、優れた品質と生産性とを両立することができる。
より好ましい態様として、スポーク4の樹脂は、熱可塑性樹脂である。熱可塑性樹脂は、例えば、単一樹脂、2種以上の複合樹脂、繊維入り樹脂等から適宜選択され得る。本実施形態のスポーク4の熱可塑性樹脂は、ポリエステル樹脂から選択された樹脂である。
このようなスポーク4は、熱可塑性樹脂であるので、圧力を加えて射出成形することができる。このため、本実施形態のスポーク4は、樹脂内部の空気を排除することができ、エアレスタイヤ1の品質を向上させることができる。
また、このスポーク4は、ポリエステル樹脂であるので、樹脂の粘度を低減することができ、エアレスタイヤ1の生産性を向上させることができる。また、ポリエステル樹脂は、衝撃緩和性にも優れており、エアレスタイヤ1の乗り心地性能を向上させることができる。
図3は、トレッドリング2及びスポーク4の部分断面斜視図である。図1ないし図3に示されるように、本実施形態のスポーク4は、複数のスポーク板5と、トレッドリング2に連結される外側円筒部6と、ハブ3に連結される内側円筒部7とを含んでいる。これにより、スポーク板5のそれぞれは、トレッドリング2及びハブ3に間接的に連結されている。
このようなスポーク4は、ハブ3及びトレッドリング2に強固に連結することができ、エアレスタイヤ1の耐久性能を向上させることができる。なお、スポーク4は、例えば、外側円筒部6と内側円筒部7とが省略されて、スポーク板5のそれぞれがトレッドリング2及びハブ3に直接的に連結されてもよい。
スポーク板5のそれぞれは、タイヤ軸方向から見て、略S字状に湾曲しているのが望ましい。このようなスポーク4は、圧縮力が作用したときに容易に変形し、接地時の衝撃を緩和することができるので、エアレスタイヤ1の乗り心地性能を向上させることができる。
スポーク板5は、スポーク板5の厚さ方向から見て、タイヤ軸方向の一方側に配された第1スポーク板5Aと、他方側に配された第2スポーク板5Bとを含んでいる。第1スポーク板5Aと第2スポーク板5Bとは、例えば、タイヤ周方向に交互に配されている。このようなスポーク板5は、軽量化とタイヤ軸方向のバランスとを両立することができ、エアレスタイヤ1の低燃費性能と耐久性能とを両立させることができる。
スポーク板5のそれぞれは、タイヤ軸方向に対して傾斜して延びるのが望ましい。このようなスポーク4は、タイヤ周方向における剛性を向上し、エアレスタイヤ1の耐久性能が向上させることができる。
図1及び図2に示されるように、ハブ3は、例えば、金属等の非弾性体により形成されている。本実施形態のハブ3は、金属から形成されている。ハブ3は、車軸に固定される円盤状の固定部3aと、スポーク4に連結される円筒状の円筒部3bとを有するのが望ましい。ハブ3の固定部3aは、例えば、複数の固定用孔が形成されている。ハブ3の固定部3aは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、専用の車軸に対して、ワンタッチで取付可能なものであってもよい。
エアレスタイヤ1は、ハブ3の円筒部3bとスポーク4の内側円筒部7との間に内側接着剤層8を有するのが望ましい。このようなエアレスタイヤ1は、ハブ3とスポーク4との接着強度を向上させることができ、耐久性能を向上することができる。
図1及び図3に示されるように、トレッドリング2は、走行時に路面に接地する接地面2aに、タイヤ周方向に延びる複数の、本実施形態では2本の周方向溝9が形成されている。このようなトレッドリング2は、排水性が良好であり、エアレスタイヤ1のウェット性能を向上することができる。接地面2aは、このような態様に限定されるものではなく、例えば、ブロック状であってもよく、複数の凹部が形成されていてもよい。
図3に示されるように、本実施形態のトレッドリング2は、ゴムから形成されている。トレッドリング2は、例えば、接地面2aが形成される外側ゴム層10と、スポーク4に接する内周面2bが形成される内側ゴム層11と、外側ゴム層10と内側ゴム層11との間に配される中間ゴム層12とを含んでいる。このようなトレッドリング2は、外側ゴム層10、内側ゴム層11及び中間ゴム層12のゴム材料を調整することで、エアレスタイヤ1の優れた品質と生産性とを両立することができる。
本実施形態のトレッドリング2は、中間ゴム層12のタイヤ軸方向の少なくとも一方側で、外側ゴム層10と内側ゴム層11とを接続するサイドウォールゴム13を含んでいる。このようなサイドウォールゴム13は、中間ゴム層12を保護することができ、エアレスタイヤ1の耐久性能を向上させることができる。
本実施形態のトレッドリング2は、外側ゴム層10と中間ゴム層12との間に配された外側補強層14と、内側ゴム層11と中間ゴム層12との間に配された内側補強層15とを含んでいる。このような外側補強層14及び内側補強層15は、エアレスタイヤ1の耐久性能を向上させることに役立つ。
外側補強層14は、外側補強コードが配された少なくとも1枚の、本実施形態では2枚の外側プライ14A、14Bを含んでいる。内側補強層15は、内側補強コード配された少なくとも1枚の、本実施形態では2枚の内側プライ15A、15Bを含んでいる。
外側プライ14A、14Bは、例えば、接地面2aの側に配された第1外側プライ14Aと、第1外側プライ14Aのタイヤ半径方向の内側で第1外側プライ14Aに隣接して配された第2外側プライ14Bとを含んでいる。
本実施形態の第1外側プライ14Aの外側補強コードと第2外側プライ14Bの外側補強コードとは、タイヤ周方向に対して、同じ角度で互いに反対向きに傾斜している。外側補強コードは、好ましくは、タイヤ周方向に対して、15~25°傾斜している。このような外側補強層14は、タイヤ軸方向のバランスに優れており、エアレスタイヤ1の優れた品質を維持することに役立つ。
外側補強コードは、例えば、金属コード、有機繊維コード等から形成されている。第1外側プライ14Aの外側補強コードと第2外側プライ14Bの外側補強コードとは、同じ材料から形成されるのが望ましい。このような外側補強層14は、製造コストを抑制しつつ、エアレスタイヤ1の耐久性能を向上させることに役立つ。
内側プライ15A、15Bは、例えば、スポーク4に接する内周面2bの側に配された第1内側プライ15Aと、第1内側プライ15Aのタイヤ半径方向の外側で第1内側プライ15Aに隣接して配された第2内側プライ15Bとを含んでいる。
本実施形態の第1内側プライ15Aの内側補強コードと第2内側プライ15Bの内側補強コードとは、タイヤ周方向に対して、同じ角度で互いに反対向きに傾斜している。内側補強コードは、好ましくは、タイヤ周方向に対して、15~25°傾斜している。このような内側補強層15は、タイヤ軸方向のバランスに優れており、エアレスタイヤ1優れた品質を維持することに役立つ。
内側補強コードは、例えば、金属コード、有機繊維コード等から形成されている。第1内側プライ15Aの内側補強コードと第2内側プライ15Bの内側補強コードとは、同じ材料から形成されるのが望ましい。このような内側補強層15は、製造コストを抑制しつつ、エアレスタイヤ1の生産性を向上させることに役立つ。
エアレスタイヤ1は、トレッドリング2の内周面2bとスポーク4の外側円筒部6との間に外側接着剤層16を有するのが望ましい。このようなエアレスタイヤ1は、トレッドリング2とスポーク4との接着強度を向上させることができ、耐久性能を向上することができる。
次に、図1ないし図3を参酌しつつ、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法が説明される。
図4は、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法を示すフローチャートである。図4に示されるように、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法では、まず、トレッドリング2を準備する第1準備工程S1が行われる。
第1準備工程S1は、例えば、ゴムを加硫成形することでトレッドリング2を準備している。このような第1準備工程S1は、トレッドリング2の精度を向上することができ、エアレスタイヤ1の品質を向上させるのに役立つ。
本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法では、次に、ハブ3を準備する第2準備工程S2が行われる。第1準備工程S1と第2準備工程S2とは、同時に行われてもよく、第2準備工程S2が先に行われてもよい。
第2準備工程S2は、例えば、金属材料を鋳造加工又は鍛造加工することで、ハブ3を準備している。このような第2準備工程S2は、ハブ3の強度と加工精度とを向上することができ、エアレスタイヤ1の品質を向上させるのに役立つ。
本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法では、次に、図示省略の一体成形金型に、トレッドリング2とハブ3とを配置する配置工程S3が行われる。配置工程S3では、例えば、接地面2aを有するトレッドリング2と、トレッドリング2のタイヤ半径方向の内側に配されるハブ3とが、成形後のエアレスタイヤ1の位置に配置される。
配置工程S3では、トレッドリング2の内周面2bとハブ3の円筒部3bとに、予め接着剤が塗布されるのが望ましい。接着剤としては、例えば、エラストマー用接着剤が好適に用いられる。このような配置工程S3は、内側接着剤層8及び外側接着剤層16を形成することができ、エアレスタイヤ1の耐久性能を向上させるのに役立つ。
本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法では、次に、一体成形金型のトレッドリング2とハブ3との間に樹脂を射出する成形工程S4が行われる。本実施形態の成形工程S4は、トレッドリング2とハブ3とを連結するスポーク4を成形することで、エアレスタイヤ1を一体成形している。
本実施形態の成形工程S4で射出される樹脂は、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minである。このような成形工程S4は、スポーク4の樹脂の230℃でのメルトインデックスが15g/10min以上であることで、適度な圧力で樹脂を金型内部に均一に充填することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法は、トレッドリング2の変形を抑制しつつ、スポーク4の厚さの均一性を向上させることができ、品質を向上することができる。
また、この成形工程S4は、スポーク4の樹脂の230℃でのメルトインデックスが25g/10min以下であることで、バリの発生を抑制することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法は、バリ除去に要する時間を短縮することができ、生産性を向上することができる。これにより、本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法は、優れた品質と生産性とを両立することができる。
本実施形態のエアレスタイヤ1の製造方法では、次に、トレッドリング2、ハブ3及びスポーク4が一体成形されたエアレスタイヤ1を一体成形金型から取り出す脱型工程S5が行われる。脱型工程S5は、例えば、自動で行われてもよく、手動で行われてもよい。このようなエアレスタイヤ1の製造方法は、エアレスタイヤ1を金型からスムーズに取り出すことができ、エアレスタイヤ1の優れた品質と生産性とを両立させることに役立つ。
以上、本開示の特に好ましい実施形態について詳述したが、本開示は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施され得る。
図4に示される製造方法により、図1ないし図3に示されるエアレスタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。試作されたエアレスタイヤを用いて、生産性と品質とがテストされた。主な共通仕様とテスト方法は、以下のとおりである。
<共通仕様>
スポーク : 熱可塑性ポリエステル樹脂
ハブ : アルミニウム
トレッドリングの幅 : 145mm
トレッドリングの外径 : 507mm
トレッドリングの加硫温度 : 170℃
トレッドリングの加硫時間 : 15分
外側補強層 : 2枚の外側プライ
外側補強コード : スチールコード
外側補強コードの角度 : +21°/-21°
内側補強層 : 2枚の内側プライ
内側補強コード : スチールコード
内側補強コードの角度 : +21°/-21°
射出成形温度 : 230℃
<生産性>
金型から取り出されたエアレスタイヤのスポークの外観が評価された。結果は、バリの発生の有無で評価され、バリの発生が無い場合が生産性に優れていることを示す。
<品質>
金型から取り出されたエアレスタイヤのスポークの厚さのバラツキが評価された。結果は、スポークの厚さの最大値と最小値との差で評価され、差が小さいほど品質に優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2023056127000002
テストの結果、実施例のエアレスタイヤは、比較例に対して、優れた品質と生産性とを両立していることが確認された。
[付記]
本開示は、次のとおりである。
[本開示1]
エアレスタイヤであって、接地面を有するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向の内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するためのスポークとを備え、前記スポークは、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minの樹脂から形成される、エアレスタイヤ。
[本開示2]
前記樹脂は、熱可塑性樹脂である、本開示1に記載のエアレスタイヤ。
[本開示3]
前記樹脂は、ポリエステル樹脂である、本開示1又は2に記載のエアレスタイヤ。
[本開示4]
前記トレッドリングは、ゴムから形成され、前記ハブは、金属から形成される、本開示1ないし3のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
[本開示5]
エアレスタイヤの製造方法であって、接地面を有するトレッドリングを準備する第1準備工程と、前記トレッドリングのタイヤ半径方向の内側に配されるハブを準備する第2準備工程と、一体成形金型に、前記トレッドリングと前記ハブとを配置する配置工程と、前記一体成形金型の前記トレッドリングと前記ハブとの間に樹脂を射出することで、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークを成形する成形工程と、前記トレッドリング、前記ハブ及び前記スポークが一体成形されたエアレスタイヤを前記一体成形金型から取り出す脱型工程とを含み、前記樹脂は、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minである、エアレスタイヤの製造方法。
[本開示6]
前記第1準備工程は、ゴムを加硫成形することで前記トレッドリングを準備する、本開示5に記載のエアレスタイヤの製造方法。
1 エアレスタイヤ
2 トレッドリング
2a 接地面
3 ハブ
4 スポーク

Claims (6)

  1. エアレスタイヤであって、
    接地面を有するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向の内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するためのスポークとを備え、
    前記スポークは、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minの樹脂から形成される、
    エアレスタイヤ。
  2. 前記樹脂は、熱可塑性樹脂である、請求項1に記載のエアレスタイヤ。
  3. 前記樹脂は、ポリエステル樹脂である、請求項1又は2に記載のエアレスタイヤ。
  4. 前記トレッドリングは、ゴムから形成され、
    前記ハブは、金属から形成される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のエアレスタイヤ。
  5. エアレスタイヤの製造方法であって、
    接地面を有するトレッドリングを準備する第1準備工程と、
    前記トレッドリングのタイヤ半径方向の内側に配されるハブを準備する第2準備工程と、
    一体成形金型に、前記トレッドリングと前記ハブとを配置する配置工程と、
    前記一体成形金型の前記トレッドリングと前記ハブとの間に樹脂を射出することで、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークを成形する成形工程と、
    前記トレッドリング、前記ハブ及び前記スポークが一体成形されたエアレスタイヤを前記一体成形金型から取り出す脱型工程とを含み、
    前記樹脂は、230℃でのメルトインデックスが15~25g/10minである、
    エアレスタイヤの製造方法。
  6. 前記第1準備工程は、ゴムを加硫成形することで前記トレッドリングを準備する、請求項5に記載のエアレスタイヤの製造方法。
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