JP2023055414A - Coupon issuance device, coupon issuance system, coupon issuance method, and coupon issuance program - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、クーポンを発行するクーポン発行装置、クーポン発行システム、クーポン発行方法およびクーポン発行プログラムに関する。 The present disclosure relates to a coupon issuing device that issues coupons, a coupon issuing system, a coupon issuing method, and a coupon issuing program.
近年、店舗または商品などの割引券として使用可能なクーポンを用いた販売促進が行われている。特許文献1には、電子マネーの機能を有するIC(Integrated Circuit)カードを用いてクーポンを発行するシステムが開示されている。特許文献1に記載のシステムでは、購買額の累計値、購買回数などに関する利用条件をクーポンごとにあらかじめ定めておき、Webサイトを用いてクーポンの利用登録を受付け、利用登録時にユーザに対応するICカードのカードID(IDentifier)を取得する。特許文献1に記載のシステムは、各クーポンの内容と利用条件とをユーザに提示し、ユーザから、ユーザが発行を希望するクーポンの内容の選択結果を取得する。そして、特許文献1に記載のシステムは、ユーザが、店舗でICカードを用いて購買を行う際に、当該ICカードから読み取られたカードIDを用いて購買の履歴を示す購買情報を取得し、購買情報を用いて購買額の累計値、購買回数などがユーザの選択結果に対応するクーポンの利用条件を満たすと判断した場合に、当該クーポンがユーザに提供される。このように、特許文献1に記載のシステムでは、ユーザが、発行を希望するクーポンを選択可能とすることで、利用条件を満たすためにユーザが購買行動を行いやすくなり、ICカードを用いた購買の促進を図ることができる。
In recent years, sales promotions using coupons that can be used as discount coupons for stores or products have been carried out.
特許文献1に記載のシステムは、電子マネーの機能を有するICカードを用いた購買の促進を図ることはできるが、ユーザがクーポンを選択するためユーザの普段の行動の範囲内で購買が行われることが多い。一方、ユーザの行動変容を図るために、クーポンを発行する場合もある。特許文献1に記載のシステムでは、発行するクーポンをユーザの希望により決定しているため、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることができない。
The system described in
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることが可能なクーポン発行装置を得ることを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above, and aims to obtain a coupon issuing device that can issue a coupon to a user as a coupon for guiding movement that is different from the user's usual behavior. aim.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかるクーポン発行装置は、電子乗車券の識別情報であるカード識別情報を用いて、電子乗車券を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得し、取得した移動履歴情報を用いて、電子乗車券のユーザの移動を変化させるように、ユーザに発行するクーポンを決定するクーポン決定部、を備える。 In order to solve the above-described problems and achieve the object, the coupon issuing device according to the present disclosure uses card identification information, which is identification information of the electronic ticket, and uses the electronic ticket as the ticket. a coupon determination unit that acquires movement history information indicating a history of movement in transportation facilities, and uses the acquired movement history information to determine a coupon to be issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket; Prepare.
本開示にかかるクーポン発行装置は、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることができるという効果を奏する。 The coupon issuing device according to the present disclosure has an effect that the coupon to be issued to the user can be a coupon for inducing movement different from the user's usual behavior.
以下に、実施の形態にかかるクーポン発行装置、クーポン発行システム、クーポン発行方法およびクーポン発行プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。 A coupon issuing device, a coupon issuing system, a coupon issuing method, and a coupon issuing program according to embodiments will be described in detail below with reference to the drawings.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるクーポン発行システムの構成例を示す図である。本実施の形態のクーポン発行システム2は、クーポン発行装置1およびカードリーダ3を備える。クーポン発行システム2は、カードリーダ3で読み取った交通系ICカード4のカード識別情報であるカードIDに基づいて、ユーザの交通系ICカード4に対応する移動履歴を取得し、取得した移動履歴に基づいて、ユーザに発行するクーポンが、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとなるように、交通系ICカード4に対応するユーザに発行するクーポンを決定する。なお、カードIDは、交通系ICカード4に付与される固有の識別情報である。クーポン発行システム2は、決定したクーポンを当該ユーザに対応するユーザ端末5に送信するか、または、決定したクーポンをカードリーダ3によって印刷することでクーポンを発行する。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a coupon issuing system according to a first embodiment. A coupon issuing
より具体的には、本実施の形態では、クーポン発行システム2は、交通系ICカード4を乗車券として利用可能な交通機関が混雑している時間帯に当該交通機関を普段利用しているユーザに、混雑していない時間帯における当該交通機関の利用を促すクーポンを発行する。
More specifically, in the present embodiment, the coupon issuing
交通系ICカード4は、例えば、Suica(登録商標)、ICOCA(登録商標)、PASMO(登録商標)などのように、鉄道、バスといった交通機関の乗車券としての機能を有する電子乗車券である。交通系ICカード4は、非接触型ICカードであり、電子マネーの機能を有していてもよい。具体的な交通系ICカード4は、上述した例に限定されない。以下では、交通系ICカード4を用いて乗車可能な交通機関が鉄道である例を説明するが、交通系ICカード4を用いて乗車可能な交通機関は鉄道に限定されない。
The
交通系ICカード4は、図1に示すように、ID送信部41およびID記憶部42を備える。ID記憶部42は、交通系ICカード4のカードIDを記憶する。ID送信部41は、アンテナコイルを有し、交通系ICカード4のデータを読み取りが可能なカードリーダ3をはじめとしたカードIDを読み取ることが可能な装置から電波を受信すると、電波を電力として、ID記憶部42に格納されているカードIDを当該装置へ送信する。また、図示は省略しているが、交通系ICカード4は、カードライタと通信を行うことで、データが書き込まれる。
The
鉄道管理システム6は、交通系ICカード4を乗車券として用いて乗車可能な鉄道を管理するシステムである。鉄道管理システム6は、鉄道管理サーバ60と、駅の改札に設置される自動改札機65とを備える。自動改札機65は、交通系ICカード4のカードIDを読み取るカードリーダとしての機能を有しており、交通系ICカード4から取得したカードIDを含む入出場情報を、鉄道管理サーバ60へ送信する。なお、自動改札機65から送信されるカードIDは図示しない他の装置を経由して鉄道管理サーバ60によって受信されてもよい。また、図1では自動改札機65を1つ図示しているが、自動改札機65の数はこれに限定されず、自動改札機65の数は一般には複数である。自動改札機65は、例えば各駅に1つ以上設置される。
The
鉄道管理サーバ60は、入出場情報取得部61、移動履歴記憶部62、抽出部63および移動履歴送信部64を備える。入出場情報取得部61は、自動改札機65から入出場情報を受信することで入出場情報を取得し、取得した入出場情報を移動履歴記憶部62へ格納する。入出場情報は、自動改札機65が交通系ICカード4から受信したカードIDすなわち自動改札機65が読み取ったカードIDと、当該カードIDの読み取りを行った日時と、入場と出場とのいずれであるかを示す情報と、自動改札機65が設置される駅の識別情報とを含む。なお、入出場情報には、自動改札機65が設置される駅の識別情報の代わりに自動改札機65の識別情報が含まれていてもよい。この場合、鉄道管理サーバ60は、駅と当該駅に設置されている自動改札機65の識別情報との対応を示す改札機対応情報を保持し、保持している改札機対応情報を用いて、取得した入出場情報に含まれる自動改札機65の識別情報を駅の識別情報に変換して移動履歴記憶部62に格納する。
The
抽出部63は、移動履歴記憶部62に格納されている入出場情報のうち、クーポン発行装置1への送信対象の入出場情報を、移動履歴として抽出し、抽出した移動履歴を移動履歴送信部64へ出力する。クーポン発行装置1への送信対象の入出場情報は、移動履歴記憶部62に記憶されている全ての入出場情報であってもよいし、クーポン発行装置1から指定された条件を満たす入出場情報であってもよい。クーポン発行装置1が指定する条件には、例えば、期間、カードID、鉄道における区間のうちの少なくとも1つが含まれる。期間は、例えば、自動改札機65がカードIDの読み取りを行った時刻に対して指定されてもよいし、鉄道管理サーバ60が自動改札機65から入出場情報を受信した時刻に対して指定されてもよい。また、鉄道管理サーバ60が、例えば、1日ごと、半日ごと、数時間ごとなどのように、定期的に新しい入出場情報をクーポン発行装置1へ送信するようにしてもよく、この場合には、抽出部63は、前回の送信時から追加された入出場情報を移動履歴記憶部62から抽出して、移動履歴として移動履歴送信部64へ出力する。移動履歴送信部64は、抽出部63から受け取った移動履歴をクーポン発行装置1へ送信する。
The
カードリーダ3は、例えば、駅に設置されるが、駅に限らず、バス停、タクシー乗り場、ビル、商業施設、店舗、オフィス、事業所などに設置されてもよい。また、自動改札機65がカードリーダ3として用いられてもよい。ただし、自動改札機65がカードリーダ3として用いられる場合には、クーポンの印刷は行わないか、または自動改札機65以外の別の場所でクーポンの印刷が行われる。ユーザは、クーポンの発行を希望するときには、交通系ICカード4をカードリーダ3に接近させる。
The
カードリーダ3は、図1に示すように、クーポン出力部31、クーポン受信部32、ID送信部33およびID取得部34を備える。ID取得部34は、交通系ICカード4からカードIDを受信することでカードIDを読み取り、読み取ったカードIDをID送信部33へ出力する。ID送信部33は、ID取得部34から受け取ったカードIDをクーポン発行装置1へ送信する。また、図示を省略するが、カードリーダ3は、ユーザからクーポンの発行方法として、電子クーポンとして発行、紙で発行の2種類の発行のうちいずれを選択するかの選択結果を受付ける入力手段を有する。ID送信部33は、入力手段が受付けた選択結果をカードIDとともに送信する。または、ID送信部33は、受付けた選択結果が、電子クーポンとして発行する選択結果である場合にカードIDをクーポン発行装置1へ送信し、紙で発行する選択結果である場合にカードIDと選択結果とをクーポン発行装置1へ送信してもよい。この場合、クーポン発行装置1は、カードIDとともに選択結果を受信すると紙で発行すると判定し、選択結果が示されずカードIDを受信した場合には電子クーポンを発行すると判定する。クーポン発行装置1は、後述するように、ID送信部33からカードIDを受信すると、受信したカードIDに対応するクーポンを決定する。クーポン発行装置1は、紙で発行する選択結果であった場合に、決定したクーポンを示すクーポン情報をカードリーダ3へ送信し、電子クーポンとして発行する選択結果である場合には、クーポン情報をユーザ端末5へ送信する。
The
クーポン受信部32は、クーポン発行装置1からクーポン情報を受信すると、受信したクーポン情報をクーポン出力部31へ出力する。クーポン出力部31は、クーポン情報を印刷することでクーポンを発行する。クーポン受信部32が受信するクーポン情報は、クーポンの識別情報であるクーポンIDを示すQRコード(登録商標)などの二次元コードであってもよいし、クーポンの内容を示す画像であってもよい。クーポンIDは、1つのクーポンに固有のIDであってもよいし、クーポンの内容の種類ごとに定められるもの(同一内容のクーポンは同一のクーポンID)であってもよい。QRコードは、クーポンIDとカードIDとの両方を示す情報であってもよい。クーポン情報の詳細については後述する。
Upon receiving the coupon information from the
ユーザ端末5は、交通系ICカード4を利用するユーザが操作することが可能な端末であり、例えば、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどである。ユーザは、ユーザ端末5を用いて本実施の形態のクーポン発行システム2により提供されるクーポン発行サービスを利用するための利用登録を行う。
The
ユーザ端末5は、図1に示すように、情報送信部51、入力受付部52、情報受信部53および情報表示部54を備える。入力受付部52は、ユーザから情報の入力を受付け、受付けた情報を情報送信部51へ出力する。入力受付部52は、例えば、クーポン発行システム2により提供されるクーポン発行サービスを利用するための利用登録時に、ユーザから登録情報の入力を受付け、受付けた登録情報を情報送信部51へ出力する。登録情報は、登録する交通系ICカード4のカードID、すなわちユーザ端末5に対応するユーザが利用する交通系ICカード4のカードIDと、ユーザ端末5が受信可能な電子メールのメールアドレスとを含む。
The
情報受信部53は、クーポン発行装置1から、クーポンを示すクーポン情報を含む電子メールを受信し、受信した電子メールを情報表示部54へ出力する。情報表示部54は、クーポン情報を含む電子メールを表示する。情報受信部53が受信するクーポン情報は、クーポンIDを、QRコードなどの二次元コードで示したものであってもよいし、クーポンの内容を示す画像であってもよいし、クーポンを取得するためのURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。QRコードは、クーポンIDとカードIDとの両方を示す情報であってもよい。URLは、例えば、クーポンIDごとに定められるものであってもよいし、クーポンIDとカードIDとの組み合わせに固有のURLであってもよい。クーポン情報がURLである場合には、ユーザが入力受付部52により当該URLへのアクセスを指示する入力を行うと、クーポンの画像またはクーポンIDを示す二次元コードが表示されてもよい。または、クーポン情報がURLである場合に、ユーザが入力受付部52により当該URLへアクセスする入力を行うと、例えば、店舗に表示されている店舗の識別情報である店舗IDを示す二次元コードを読み取るための画面が表示され、当該二次元コードの読み取りが行われると、ユーザ端末5から店舗IDがクーポン発行装置1へ送信されてもよい。この場合、クーポン発行装置1から、店舗における図示しないPOS(Point Of Sales)端末などにクーポンに対応する割引の情報などが送信されてPOS端末がクーポンに対応する割引などを反映してもよい。また、クーポン情報は、これに限らずクーポンIDを示す一次元コードであってもよい。
The
また、ここでは、クーポン発行装置1が電子メールによりクーポン情報を送信することによりクーポンを発行する例を説明するが、これに限らず、例えば、クーポン発行サービスを利用するためのアプリケーションソフトウェアがユーザ端末5にインストールされ、当該アプリケーションソフトウェアにより、ユーザ端末5がクーポンをクーポン発行装置1から取得してもよい。この場合、例えば、アプリケーションソフトウェアを起動してユーザがクーポン発行サービスにログインすることでクーポン情報が表示される。または、クーポン発行装置1がWebサーバとしての機能を有し、Webサイトにユーザがログインすることで、同様に、クーポン情報が表示されるようにしてもよい。また、クーポン発行装置1が、登録情報として、電子メールの代わりに、SNS(Social Networking Service)アカウントを取得し、SNSを用いてクーポンを送信してもよい。
Also, here, an example in which the
混雑監視装置7は、鉄道の混雑状況を示す監視情報を取得し、取得した監視情報をクーポン発行装置1へ送信する。混雑監視装置7は、例えば、駅、鉄道車両内などに設置されるカメラである。図1では、混雑監視装置7を1つ図示しているが、混雑監視装置7の数は図1に示した例に限定さない。混雑監視装置7は、例えば、監視対象の鉄道における各駅に1つ以上設置される。また、混雑監視装置7は、鉄道車両の空気ばね圧力などを用いて算出される鉄道車両の混雑状況を、監視情報として提供する装置であってもよい。
The
次に、本実施の形態のクーポン発行装置1の構成例について説明する。図2は、本実施の形態のクーポン発行装置1の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施の形態のクーポン発行装置1は、ID受信部11、クーポン決定部12、クーポン送信部13、対応情報受信部14、監視情報受信部15、監視情報記憶部16、混雑分析部17、混雑情報記憶部18、移動履歴受信部19、移動履歴情報記憶部20、クーポン候補記憶部21および対応情報記憶部22を備える。
Next, a configuration example of the
監視情報受信部15は、混雑監視装置7から監視情報を受信することで監視情報を取得し、取得した監視情報を監視情報記憶部16に記憶する。混雑分析部17は、監視情報記憶部16に記憶されている監視情報を用いて、交通機関の混雑情報を生成する。詳細には、混雑分析部17は、監視情報を用いて、各駅の時間帯ごとの混雑状況を示す混雑情報を生成し、生成した混雑情報を混雑情報記憶部18に格納する。また、混雑分析部17は、鉄道車両内の混雑状況を時間帯ごとに算出してもよい。この場合、隣接する駅間を単位区間として、全ての単位区間ごとに混雑状況を生成してもよいし、複数の単位区間を集計区間とし集計区間ごとに混雑情報を生成してもよい。混雑情報は、例えば、平日と休日とのそれぞれについて生成される。混雑情報の詳細については後述する。
The monitoring
以下では、混雑分析部17が、混雑監視装置7から監視情報を取得する例を説明するが、これに限らず、監視情報は、鉄道管理システム6の鉄道管理サーバ60から取得した移動履歴である入出場情報であってもよい。すなわち、鉄道管理システム6が混雑監視装置7を兼ねていてもよい。また、鉄道管理システム6が、混雑監視装置7を備え、鉄道管理システム6が当該混雑監視装置7から監視情報を取得してクーポン発行装置1へ送信してもよい。また、また、混雑分析部17が、混雑監視装置7による監視情報と入出場情報との両方を用いて混雑情報を生成してもよい。また、ここでは、混雑分析部17が、混雑監視装置7から取得した監視情報を用いて混雑情報を生成する例を説明するが、これに限らず、クーポン発行装置1は、鉄道管理システム6または図示しない他の装置から混雑情報自体を取得して保持してもよい。この場合には、クーポン発行装置1は、監視情報受信部15、監視情報記憶部16および混雑分析部17の代わりに、混雑情報を受信する混雑情報受信部を備える。
An example in which the congestion analysis unit 17 acquires monitoring information from the
移動履歴受信部19は、鉄道管理サーバ60から移動履歴を受信し、受信した移動履歴を移動履歴情報として移動履歴情報記憶部20へ格納する。以下では、クーポン発行装置1が、鉄道管理サーバ60から移動履歴を定期的に受信する例を説明するが、これに限らず、クーポン発行装置1は、クーポンを発行する際に、クーポンの発行の対象となる交通系ICカード4のカードIDを指定して、鉄道管理サーバ60から当該カードIDに対応する移動履歴を取得するようにしてもよいし、当該カード内に記録されている移動履歴を取得するようにしてもよい。
The movement
クーポン候補記憶部21は、発行するクーポンの候補であるクーポン候補を記憶する。クーポン候補は、クーポンの内容を示す情報であり、例えば、クーポンを利用できる対象を示す対象情報と、割引額または割引率などクーポンによって利用者が得られる特典を示す情報とを含む。対象情報は、店舗、バスの特定の区間、タクシーの特定の乗り場などの単位で定められてもよいし、商店街、ショッピングモール、市区町村などのように、エリア単位で定められてもよい。また、クーポンは、例えば、店舗における割引券、バスまたはタクシーなどの他の交通機関の割引券、展示会などのイベントの割引券または入場券、美術館などの入場割引券、店舗での商品購入に利用できる金券やポイントなどであるがこれらに限定されない。
The coupon
識別情報受信部であるID受信部11は、カードリーダ3から、カードリーダ3が交通系ICカード4から読み取ったカードIDと紙で発行するか電子クーポンで発行するかの選択結果とを受信し、受信したカードIDおよび選択結果をクーポン決定部12へ出力する。なお、ID受信部11は、選択結果が紙で発行することを示す場合には、カードIDの送信元のカードリーダ3の識別情報を選択結果に付加してクーポン決定部12へ出力する。
The ID receiving section 11, which is an identification information receiving section, receives from the
クーポン決定部12は、カードIDを用いて、交通系ICカード4を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得し、取得した移動履歴情報を用いて、交通系ICカード4のユーザの移動を変化させるように、ユーザに発行するクーポンを決定する。詳細には、クーポン決定部12は、移動履歴情報を移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報から、ID受信部11から受け取ったカードIDに対応する移動履歴情報を抽出することで、カードIDに対応する移動履歴情報を取得する。そして、クーポン決定部12は、抽出した移動履歴情報すなわちカードIDに対応する移動履歴情報と、混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報と、を用いて、混雑を回避する移動を誘導するように、発行するクーポンを決定する。クーポン決定部12は、決定したクーポンを示すクーポン情報を生成し、生成したクーポン情報をカードIDおよび選択結果とともにクーポン送信部13へ出力する。
The
例えば、クーポン決定部12は、カードIDに対応する移動履歴情報を用いて対応するユーザの普段の移動を把握し、普段の移動が混雑する時間帯内に行われている場合には、発行するクーポンを、普段の移動を混雑していない時間帯に変えることを誘導するクーポンに決定する。例えば、ユーザが、普段、A駅からB駅までの移動を、B駅が混雑する時間帯に行っている場合には、クーポン決定部12は、発行するクーポンを、B駅周辺の店舗においてB駅が混雑していない時間帯に有効となるクーポンに決定する。なお、クーポン決定部12は、B駅が混雑しない時間帯となるようにA駅を出発する時間帯を算出し、当該時間帯で有効となるA駅周辺のクーポンを発行することを決定してもよい。これらに限らず、クーポン決定部12は、混雑を避ける移動を誘導するクーポンとなるように、発行するクーポンを決定すればよい。クーポンの決定方法の詳細については後述する。
For example, the
対応情報受信部14は、ユーザ端末5から登録情報を受信し、登録情報をカードIDとメールアドレスとを示す対応情報として対応情報記憶部22に格納する。登録情報は、上述したように、クーポン発行サービスを利用するための利用登録時に、ユーザによって入力される情報である。
The correspondence
クーポン送信部13は、クーポン決定部12から受け取った選択結果が電子クーポンとして発行することを示す場合、対応情報記憶部22に記憶されている対応情報を参照して、クーポン決定部12から受け取ったカードIDに対応するメールアドレスを抽出する。クーポン送信部13は、抽出したメールアドレス宛に、クーポン決定部12から受け取ったクーポン情報を含む電子メールを送信することで、カードIDに対応するユーザのユーザ端末5へクーポン情報を送信する。クーポン情報は、上述したように、二次元コードであってもよいし、URLであってもよいし、画像であってもよい。
When the selection result received from the
また、クーポン送信部13は、クーポン決定部12から受け取った選択結果が紙で発行することを示す場合、クーポン決定部12から受け取った選択結果におけるカードリーダ3の識別情報に基づいて、カードリーダ3へクーポン決定部12から受け取ったクーポン情報を送信する。
Further, when the selection result received from the
次に、本実施の形態の動作について説明する。図3は、クーポン情報がユーザ端末5に送信される場合の本実施の形態のクーポン発行に関する動作の一例を示すシーケンス図である。図3に示すように、混雑監視装置7は監視情報をクーポン発行装置1へ送信する(ステップS1)。クーポン発行装置1は、監視情報を用いて混雑分析を行う(ステップS2)。具体的には、クーポン発行装置1は、監視情報を用いて混雑情報を生成し、混雑情報を記憶する。監視情報の送信タイミングおよび混雑分析を行うタイミングに特に制約はないが、例えば、監視情報については、混雑監視装置7の監視情報の取得周期ごとにクーポン発行装置1に送信され、混雑分析部17が、例えば、1週間に一度、1か月に一度などのように定期的に、監視情報記憶部16に蓄積された監視情報を用いて混雑情報を生成する。
Next, the operation of this embodiment will be described. FIG. 3 is a sequence diagram showing an example of operations related to coupon issuance according to the present embodiment when coupon information is transmitted to the
図4は、本実施の形態の混雑情報の一例を示す図である。混雑分析部17は、監視情報を用いて、駅ごとに、例えば、図4に示すように、時間帯ごとに、混雑状況を示す指標の一例である利用者数を算出することで混雑情報を生成する。図4に示した例では、混雑状況を示す指標として、利用者数が用いられる例を示しているが混雑状況を示す指標は混雑率などで示されてもよく利用者数に限定されない。また、駅に限らず、上述したように各集計区間における鉄道車両内の混雑情報として生成してもよい。また、各駅の混雑状況を示す混雑情報と、各集計区間における鉄道車両内の混雑状況を示す混雑情報との両方を生成してもよい。また、ここでは、混雑情報は、平日と休日とのそれぞれに分けて生成されるとするが、平日と休日とで時間帯ごとの混雑状況の差が少ない場合には、平日と休日とに分けずに混雑情報が生成されてもよい。 FIG. 4 is a diagram showing an example of congestion information according to this embodiment. The congestion analysis unit 17 uses monitoring information to obtain congestion information by calculating the number of users, which is an example of an index indicating the congestion status, for each station, for example, as shown in FIG. 4, for each time slot. Generate. The example shown in FIG. 4 shows an example in which the number of users is used as an index indicating the state of congestion, but the index indicating the state of congestion may be indicated by a congestion rate, etc., and is not limited to the number of users. Moreover, it is not limited to the station, and as described above, it may be generated as the congestion information in the railway vehicle in each aggregation section. Moreover, both congestion information indicating the congestion status of each station and congestion information indicating the congestion status inside the railway vehicle in each aggregated section may be generated. Also, here, the congestion information is generated separately for weekdays and holidays. Congestion information may be generated without
また、混雑分析部17は、混雑情報を用いて、混雑時間帯を決定し、混雑時間帯を混雑情報記憶部18に格納しておいてもよい。例えば、混雑状況を示す指標がしきい値以上となる時間帯を混雑時間帯とする。図4に示した例では、利用者数のしきい値を700とし利用者数が700以上となる時間帯を混雑時間帯としている。図4は、混雑情報を模式的に示す一例であり、各時間帯の利用者数、しきい値の値は上述した例に限定されない。混雑時間帯を複数段階で定めてもよい。例えば、混雑状況を示す指標が第1しきい値以上となる時間帯を第1混雑時間帯とし、混雑状況を示す指標が、第1しきい値より小さく、第1しきい値より小さい第2しきい値以上となる時間帯を第2混雑時間帯とするといったように、混雑の度合いに応じて複数段階で混雑時間帯を設定してもよい。
Also, the congestion analysis unit 17 may determine the congestion time zone using the congestion information and store the congestion time zone in the congestion
図3の説明に戻る。鉄道管理サーバ60は、図3では図示を省略した自動改札機65を介して交通系ICカード4からカードIDを取得する(ステップS3)。上述したように、カードIDは当該カードIDの読み取りが行われた日時と入場と出場とのいずれであるかを示す情報と自動改札機65が設置される駅の識別情報ととともに、自動改札機65から鉄道管理サーバ60に入出場情報として送信される。鉄道管理サーバ60は、これらの入出場情報を移動履歴として記録し(ステップS4)、記録している移動履歴をクーポン発行装置1へ送信する(ステップS5)。上述したように、移動履歴の送信は、例えば定期的に行われる。
Returning to the description of FIG. The
クーポン発行装置1は、鉄道管理サーバ60から受信した移動履歴を移動履歴情報として記録する(ステップS6)。詳細には、上述したように、移動履歴受信部19が鉄道管理サーバ60から受信した移動履歴を、カードIDごとに移動履歴情報として移動履歴情報記憶部20に格納する。
The
図5は、本実施の形態の移動履歴情報の一例を示す図である。図5に示すように、移動履歴情報は、対応するカードIDと、日時と駅と入場/出場(入場と出場とのいずれであるかを示す情報)とを含む。日時は、自動改札機65によりカードIDの読み取りが行われた日時であり、駅は、自動改札機65によりカードIDの読み取りが行われた駅である。また、図5では図示を省略しているが、定期券の利用区間である場合には、定期券の利用区間であることを示す情報が付加される。定期券の利用区間の場合には、例えば、図5の入場/出場の情報に定期券の利用区間であることを示す情報が付加される。
FIG. 5 is a diagram showing an example of movement history information according to this embodiment. As shown in FIG. 5, the movement history information includes the corresponding card ID, date and time, station, and entry/exit (information indicating either entry or exit). The date and time is the date and time when the
図3の説明に戻る。クーポン発行サービスを利用するユーザは上述したように、ユーザ端末5を用いて利用登録を行う。ユーザ端末5は、ユーザから入力された登録情報をクーポン発行装置1へ送信する(ステップS7)。登録情報には、上述したように、交通系ICカード4のカードIDとメールアドレスとが含まれている。クーポン発行装置1は、登録情報をカードIDとメールアドレスとの対応を示す対応情報として対応情報記憶部22に記憶する。
Returning to the description of FIG. A user who uses the coupon issuing service performs usage registration using the
ユーザは、クーポンの発行を希望する際に、駅などに設置されているカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させる。これにより、交通系ICカード4からカードリーダ3にカードIDが送信される(ステップS8)。すなわち、カードリーダ3は、交通系ICカード4からカードIDを読み取る。なお、上述したように、カードリーダ3の設置場所は駅に限定されない。ここでは、ユーザは、電子クーポンとして発行を希望するとし、カードリーダ3の入力手段を用いて発行方法を選択する。
When a user wishes to issue a coupon, the user brings the
カードリーダ3は、読み取ったカードIDをクーポン発行装置1へ送信する(ステップS9)。このとき、上述したように、クーポンの発行方法の選択結果がカードIDとともにクーポン発行装置1へ送信される。
The
クーポン発行装置1は、カードリーダ3からカードIDを受信すると、発行するクーポンを決定する(ステップS10)。詳細には、クーポン決定部12が、ID受信部11が受信したクーポンIDと、移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報と混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報とを用いて、混雑を回避する移動を誘導するように、発行するクーポンを決定し、決定したクーポンを示すクーポン情報を生成し、クーポン情報とカードIDと発行方法の選択結果とをクーポン送信部13へ出力する。クーポンの決定方法の詳細については後述する。
Upon receiving the card ID from the
次に、クーポン発行装置1は、送信先のユーザ端末5を決定する(ステップS11)。詳細には、クーポン送信部13が、対応情報記憶部22に記憶されている対応情報を参照し、クーポン決定部12から受け取ったカードIDに対応するメールアドレスを抽出することで、送信先のユーザ端末5を決定する。
Next, the
次に、クーポン発行装置1は、クーポン情報をユーザ端末5へ送信する(ステップS12)。詳細には、クーポン送信部13が、ステップS11で決定した送信先のメールアドレスへクーポン情報を送信することで、クーポン情報をユーザ端末5へ送信する。
Next, the
以上の動作により、ユーザ端末5はクーポン情報を受信することができる。これにより、ユーザはユーザ端末5に表示されたクーポン情報をクーポンとして利用することができる。本実施の形態では、混雑を回避する移動を誘導するように、発行するクーポンが決定されるので、ユーザがクーポン情報で示されるクーポンを利用するとユーザは混雑を回避した移動を行うことになり、駅および鉄道車両における混雑の緩和を図ることができる。
By the above operation, the
図6は、二次元コードとしてユーザ端末5に表示される本実施の形態のクーポン情報の一例を示す図である。図6に示した例では、ユーザ端末5に表示されるクーポン表示領域500に、二次元コード501としてQRコードが表示されている。また、図6に示した例では、ユーザがクーポンの内容を確認できるように、クーポン表示領域500には、二次元コード501だけでなく、クーポンの内容を示す情報が文字としても表示されている。なお、図6に示した例では、割引額ごとにクーポンのランクが定められる例を示しており、ランクと割引額と対象店舗と有効期間とがクーポン表示領域500に表示されている。なお、ユーザが別の手段でクーポンの内容を把握できる場合には、クーポン表示領域500にクーポンの内容を示す情報が表示されずに、二次元コード501だけが表示されてもよい。また、クーポン表示領域500には、クーポンを利用可能な対象店舗の地図などの画像も表示されてもよい。
FIG. 6 is a diagram showing an example of coupon information according to the present embodiment displayed on the
図7は、画像としてユーザ端末5に表示される本実施の形態のクーポン情報の一例を示す図である。図7に示した例では、ユーザ端末5に画像502としてクーポン情報が表示され、画像502の下部にクーポンの使用時に押下される「クーポンを使用」と記載されたクーポン使用ボタン503が表示される。当該ボタンが一度押下されると、「クーポンを使用」ボタンは押下できなくなる。これにより、同一のクーポン情報が複数回使用されることを防ぐことができる。なお、図6に示した二次元コード501としてクーポン情報が表示される場合にも、クーポン使用ボタン503が表示され、使用する際に当該ボタンが押下されてもよい。
FIG. 7 is a diagram showing an example of coupon information according to the present embodiment displayed on the
図6、図7では、クーポン情報が二次元コード、画像である例を示したが、上述したように、クーポン情報はURLであってもよい。 6 and 7 show examples in which the coupon information is a two-dimensional code and an image, but as described above, the coupon information may be a URL.
ユーザが店舗などにおいて、クーポンを使用するときには、クーポン情報が二次元コードの場合には、店舗におけるカードリーダが二次元コードを読み取ることで店舗における図示しない端末にクーポンの内容が反映される。クーポン情報が画像の場合には、店舗において店員がクーポンの内容を確認することで会計時にクーポンの内容を反映させる。なお、決済におけるクーポンの反映方法はこれらの例に限定されない。 When a user uses a coupon at a store or the like, if the coupon information is a two-dimensional code, a card reader at the store reads the two-dimensional code, and the content of the coupon is reflected on a terminal (not shown) at the store. When the coupon information is an image, the content of the coupon is reflected at the time of checkout by the store clerk confirming the content of the coupon. Note that the method of reflecting coupons in payment is not limited to these examples.
図8は、クーポンが紙で発行される場合の本実施の形態のクーポン発行に関する動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS1~S6は図3に示した例と同様である。紙で発行される場合、ユーザは、利用登録を行ってもよいし行わなくてもよい。図8では、ユーザが利用登録を行わない例を示している。 FIG. 8 is a sequence diagram showing an example of operations related to coupon issuance according to the present embodiment when coupons are issued on paper. Steps S1 to S6 are the same as the example shown in FIG. When issued on paper, the user may or may not register for use. FIG. 8 shows an example in which the user does not register for use.
ユーザは、図3に示した例と同様に、クーポンの発行を希望する際に、駅などに設置されているカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させる。ステップS8,S9も図3と同様であるが、ここでは、ユーザは、紙によるクーポンの発行を希望するとし、カードリーダ3の入力手段を用いて発行方法を選択する。したがって、ステップS9ではカードIDとともに発行方法の選択結果として紙によるクーポンの発行を示す情報が送信される。
Similar to the example shown in FIG. 3, when the user wishes to issue a coupon, the user brings the
ステップS10は、図3に示した例と同様である。ステップS10の後、クーポン発行装置1は、ステップS9でカードIDを送信したカードリーダ3へ、クーポン情報を送信する(ステップS13)。カードリーダ3は、受信したクーポン情報を印刷する(ステップS14)。紙により発行される場合には、クーポン情報は、二次元コードまたは画像である。二次元コードまたは画像は、電子クーポンの場合と同様である。店舗における、クーポンの使用方法も電子クーポンと同様であるが、クーポン情報が印刷された紙であるクーポンは、店舗で回収される。
Step S10 is similar to the example shown in FIG. After step S10, the
なお、以上説明した例では、カードリーダ3にユーザが交通系ICカード4を読み取らせることによりクーポンが発行される例を説明した。これに限らず、クーポン発行装置1は、混雑の回避につながる可能性のあるユーザを選択して当該ユーザにクーポンの発行を事前に予告し、ユーザが実際に混雑の回避する移動を行ったときにクーポンを発行するようにしてもよい。すなわち、クーポン発行装置1は、利用登録の行われているユーザのなかからクーポンの発行の候補となるユーザを選択し、当該ユーザに対応するカードIDに対応する移動履歴情報と、混雑情報とを用いて、発行するクーポンを決定し、決定したクーポンの内容とクーポン発行の要件とをユーザ端末5に通知する。そして、クーポン発行装置1は、クーポン発行の要件を満たした場合に、決定したクーポンを発行する。
In the example described above, the coupon is issued when the user causes the
図9は、事前に予告が行われる場合の本実施の形態のクーポン発行に関する動作の一例を示すシーケンス図である。なお、図9に示した例においても、図3に示した例と同様にステップS1~S6が実施されるが、図9では図示を省略している。 FIG. 9 is a sequence diagram showing an example of operations related to coupon issuance according to the present embodiment when advance notice is given. In the example shown in FIG. 9 as well, steps S1 to S6 are performed in the same manner as in the example shown in FIG. 3, but the illustration is omitted in FIG.
図3に示した例と同様に、ステップS7でユーザ端末5からクーポン発行装置1へ登録情報が送信される。クーポン発行装置1は、図3に示した例と同様に、登録情報をカードIDとメールアドレスとの対応を示す対応情報として対応情報記憶部22に記憶する。
Similar to the example shown in FIG. 3, registration information is transmitted from the
クーポン発行装置1は、クーポンの発行対象の候補となるユーザに関して、ユーザごとに、発行するクーポンを決定する(ステップS10a)。詳細には、クーポン決定部12が、対応情報記憶部22に記憶されている対応情報を参照し(図2ではクーポン決定部12と対応情報記憶部22とを接続する線の図示は省略)、対応情報に含まれるカードIDを取得する。クーポン決定部12は、カードIDごとに、カードIDに対応する移動履歴情報を移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報から抽出し、混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報を用いて、カードIDに対応するユーザが混雑している時間帯の移動を普段行っているか否かを判定する。クーポン決定部12は、混雑している時間帯の移動を普段行っていると判定されたユーザに対応するカードIDを、クーポンの発行対象候補に決定する。そして、クーポン決定部12は、クーポンの発行対象候補のカードIDごとに、図3に示すステップS10と同様に、クーポンIDと、移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報と混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報とを用いて、混雑を回避する移動を誘導するように、発行するクーポンを決定する。クーポン決定部12は、決定したクーポンに基づいてクーポン配布予告情報を生成し、クーポン配布予告情報とカードIDとをクーポン送信部13へ出力する。クーポン配布予告情報は、クーポンの内容とクーポンを発行する要件とを含む。クーポンを発行する要件は、例えば、A駅においてカードリーダ3に交通系ICカード4を読み取らせる時間帯とすることができる。例えば、混雑する時間帯を避けるために、A駅の周辺の店舗で使用できる有効期間が朝の10:00から11:00のクーポンの発行が予告されている場合、A駅のカードリーダ3で9:50から10:50までの間に交通系ICカード4を読み取らせるという要件を設定することができる。要件の設定方法は、この例に限定されない。また、クーポン決定部12は、カードIDごとのクーポン配布予告情報をクーポン候補記憶部21に格納する。
The
次に、クーポン発行装置1は、送信先のユーザ端末5を決定する(ステップS11a)。詳細には、クーポン送信部13は、クーポン決定部12から受け取ったカードIDに対応するメールアドレスを対応情報記憶部22に記憶されている対応情報から抽出することで、送信先のユーザ端末5を決定する。
Next, the
次に、クーポン発行装置1は、クーポン決定部12から受け取ったクーポン配布予告情報を、ステップS11aで決定したメールアドレス宛に送信することで、クーポン配布予告情報をユーザ端末5へ送信する(ステップS15)。ステップS11a,S15は、クーポンの発行対象候補のカードIDごとに実施される。
Next, the
ユーザは、ユーザ端末5が受信したクーポン配布予告情報を確認し、クーポンの発行を希望する場合には、クーポン配布予告情報で示される要件を満たす時間帯に、カードリーダ3に交通系ICカード4を読み取らせる。これにより、カードリーダ3は交通系ICカード4からカードIDを受信し(ステップS16)、受信したカードIDをクーポン発行装置1へ送信する(ステップS17)。
The user confirms the coupon distribution notice information received by the
クーポン発行装置1は、カードリーダ3からカードIDを受信すると、要件確認を実施する(ステップS18)。詳細には、クーポン決定部12は、ID受信部11を介して、カードIDを受信すると、カードIDに対応するクーポン配布予告情報を参照し、クーポIDを受信した時刻が、クーポン配布予告情報内の要件を満たしているかを判定し、要件確認の結果、要件を満たしている場合、クーポン配布予告情報内のクーポンの内容に対応するクーポン情報を生成する。そして、図3に示した例と同様に、クーポン決定部12は、クーポン情報とカードIDとをクーポン送信部13へ出力する。要件を満たしていない、クーポン決定部12は、クーポンを発行しない。
Upon receiving the card ID from the
その後、クーポン発行装置1は、図3に示した例と同様に、ステップS11,S12を実施することで、クーポン情報をユーザ端末5へ送信する。なお、ユーザが紙のクーポンの発行を選択した場合には、ステップS11,S12の代わりに、図8に示したステップS13,S14が実施される。
After that, the
このように、事前に予告を行う場合、クーポン決定部12は、登録済のカードIDごとに、発行するクーポンを決定し、決定したクーポンを発行することを予告するクーポン配布予告情報を生成する。そして、クーポン送信部13は、クーポン配布予告情報を、クーポン配布予告情報に対応するユーザのユーザ端末5へ送信し、クーポン決定部12は、ID受信部11によって受信されたカードIDを受け取ると、受け取ったカードIDに対応するクーポン配布予告情報に対応する要件を満たすか否かを判定する。そして、クーポン決定部12は、要件を満たすと判定した場合に、決定したクーポンを示すクーポン情報を生成し、クーポン送信部13が、クーポン情報を、ユーザ端末5へ送信する。なお、事前に予告を行う場合、ユーザが要件を満たす行動を行えば混雑を緩和することができるため、クーポンの内容は時間制約を含むものでなくてもよくどのように決定されてもよい。すなわち、この場合、クーポン決定部12は、カードIDに対応する移動履歴情報を用いて、対応するユーザの移動を変化させるように、ユーザに発行するクーポンを受け取る要件を決定すればよい。
In this way, when giving advance notice, the
次に、本実施の形態のクーポンの決定処理について説明する。図10は、本実施の形態のクーポン決定部12におけるクーポン決定処理の一例を示すフローチャートである。図10に示した処理は、図3および図8のステップS10に対応する処理である。また、図9に示したステップS10aにおいても、発行対象候補のカードIDごとに、図10と同様の処理が行われることで、発行するクーポンすなわち発行が予告されるクーポンが決定される。
Next, the coupon determination processing according to the present embodiment will be described. FIG. 10 is a flowchart showing an example of coupon determination processing in the
図10に示すように、クーポン決定部12は、移動履歴情報からカードIDに対応する履歴情報を抽出する(ステップS21)。詳細には、クーポン決定部12は、移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報を参照し、移動履歴情報から、ID受信部11から受けとったカードIDに対応する履歴情報を抽出する。
As shown in FIG. 10, the
次に、クーポン決定部12は、抽出した履歴情報が示す移動に、混雑時間帯に対応する移動があるか否かを判断する(ステップS22)。詳細には、クーポン決定部12は、混雑情報記憶部18に格納されている混雑情報を参照して、混雑時間帯を求め、抽出した履歴情報が示す普段の移動に混雑時間帯に対応する移動があるか否かを判断する。なお、上述したように、混雑分析部17は、混雑情報を用いて混雑時間帯をあらかじめ算出して混雑情報記憶部18に格納しておいてもよく、この場合、クーポン決定部12は、混雑情報記憶部18に記憶されている混雑時間帯を参照して、抽出した履歴情報が示す移動に、混雑時間帯に対応する普段の移動があるか否かを判断する。また、混雑情報が平日、休日ごとに生成されている場合には、平日と休日とに分けて抽出した履歴情報が示す移動に、混雑時間帯に対応する移動があるか否かを判断してもよい。
Next, the
普段の移動は、例えば、定められた頻度以上の移動、または定期件の利用区間の移動である。定められた頻度は、例えば、週に3回といったように一定期間内の移動の回数として定められてもよいし、累積の移動の回数で示されてもよい。 Regular movement is, for example, movement at a predetermined frequency or more, or movement in a period of use for a regular period. The determined frequency may be determined as the number of times of movement within a certain period of time, such as three times a week, or may be indicated by the cumulative number of times of movement.
抽出した履歴情報が示す移動に、混雑時間帯に対応する移動がある場合(ステップS22 Yes)、クーポン決定部12は、混雑していない時間帯に有効なクーポンを発行することを決定する(ステップS23)。
If the movement indicated by the extracted history information includes movement corresponding to a busy time zone (step S22 Yes), the
図11は、本実施の形態のクーポンの決定方法の一例を示す模式図である。移動履歴情報から抽出されたカードIDに対応する履歴情報に基づいて、当該カードIDに対応するユーザの日常の移動がA駅とB駅との間であると判断されたとする。すなわち、A駅とB駅との間がユーザの日常利用区間であるとする。クーポン決定部12が、抽出した履歴情報を用いて当該ユーザがA駅に入場する時刻の平均値と、B駅の出場時刻の平均値とを算出する。図11に示した例では、A駅に入場する時刻の平均値が8:00であり、B駅の出場時刻の平均値が8:20である。図11では、簡略化するために、A駅の入場時刻が、ユーザのA駅の乗車時刻であるとし、B駅の出場時刻が、ユーザのB駅の降車時刻であるとしている。また、A駅、B駅はいずれも7:30-10:00が混雑時間帯であり、A駅とB駅間の鉄道車両は8:00-10:00が混雑時間帯であるとする。このような場合、クーポン決定部12は、混雑時間帯を避けるように、例えば、A駅の周辺店舗で利用可能であり有効な時間帯が6:00-7:30であるクーポンを発行してもよいし、B駅の周辺店舗で利用可能であり有効な時間帯が6:00-7:30であるクーポンを発行してもよい。または、クーポン決定部12は、A駅の周辺店舗で利用可能であり有効な時間帯が10:00-11:00であるクーポンを発行してもよいし、B駅の周辺店舗で利用可能であり有効な時間帯が10:30-11:30であるクーポンを発行してもよい。混雑を避けるクーポンの時間帯を決定する規則は、混雑している時間帯を避けるように適宜定められる。
FIG. 11 is a schematic diagram showing an example of a coupon determination method according to the present embodiment. Assume that it is determined that the user's daily movement corresponding to the card ID is between A station and B station based on the history information corresponding to the card ID extracted from the movement history information. That is, it is assumed that the section between A station and B station is the user's daily use section. The
また、混雑時間帯が混雑の度合いに応じて複数段階で定められる場合には、割引額または割引率が異なる複数のクーポンを定めておき、複数のクーポンのなかからユーザが選択できるようにしてもよい。例えば、クーポン決定部12は、最も混雑している第1時間帯に普段の移動で駅を利用しているユーザに、第1時間帯の次に混雑している第2時間帯に駅の周辺の店舗で有効な第1の割引額の割引券である第1のクーポンと、第2時間帯より空いている時間帯に駅の周辺の店舗で有効な第2の割引額の割引券である第2のクーポンとの2種類のクーポンの内容を示す情報をユーザ端末5またはカードリーダ3にクーポン送信部13を介して送信する。そして、カードリーダ3またはユーザ端末5がユーザからの選択結果を受付け、選択結果をクーポン発行装置1へ送信し、クーポン決定部12がID受信部11を介して選択結果を受信し、選択結果に対応するクーポンを発行することを決定してもよい。
In addition, when the congestion time zone is determined in a plurality of stages according to the degree of congestion, multiple coupons with different discount amounts or discount rates may be determined so that the user can select from among the multiple coupons. good. For example, the
また、クーポンの有効期限として日付が指定される場合には、クーポン発行装置1は、混雑情報を休日と平日とに分けて生成しておき、クーポンの有効期限に対応する日付が休日であるか平日であるかによって、混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報を選択する。例えば、クーポン発行装置1は、カードリーダ3で交通系ICカード4のカードIDが読み取られた当日に有効なクーポンを発行する場合には、当日が休日であるか平日であるかに応じて混雑情報を選択し、カードリーダ3で交通系ICカード4のカードIDが読み取られた翌日に有効なクーポンを発行する場合には、翌日が休日であるか平日であるか混雑情報を選択する。なお、クーポンの有効期間は日単位に限定されず、1週間など一定期間内の指定された時間帯としてもよい。
When a date is designated as the expiration date of the coupon, the
図10の説明に戻る。抽出した履歴情報が示す移動に、混雑時間帯に対応する移動がない場合(ステップS22 No)、クーポン決定部12は、時間制約のないクーポンを発行することを決定する(ステップS24)。なお、ステップS24では、クーポン決定部12は、時間制約のないクーポンを発行することを決定する代わりに、クーポンを発行しないことを決定してもよい。
Returning to the description of FIG. If the movement indicated by the extracted history information does not correspond to the congestion time period (step S22 No), the
以上のように、本実施の形態のクーポン決定部12は、カードIDに対応する移動履歴情報と交通機関の混雑情報とを用いて、交通機関の混雑を抑制するように、カードIDに対応するユーザに発行するクーポンの有効時間帯をする。
As described above, the
次に、本実施の形態のクーポン発行装置1のハードウェア構成について説明する。本実施の形態のクーポン発行装置1は、コンピュータシステム上で、クーポン発行装置1における処理が記述されたコンピュータプログラムであるプログラムが実行されることにより、コンピュータシステムがクーポン発行装置1として機能する。図12は、本実施の形態のクーポン発行装置1を実現するコンピュータシステムの構成例を示す図である。図12に示すように、このコンピュータシステムは、制御部101と入力部102と記憶部103と表示部104と通信部105と出力部106とを備え、これらはシステムバス107を介して接続されている。
Next, the hardware configuration of the
図12において、制御部101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、本実施の形態のクーポン発行装置1における処理が記述されたプログラムを実行する。なお、制御部101の一部が、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの専用ハードウェアにより実現されてもよい。入力部102は、たとえばキーボード、マウスなどで構成され、コンピュータシステムの使用者が、各種情報の入力を行うために使用する。記憶部103は、RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)などの各種メモリおよびハードディスクなどのストレージデバイスを含み、上記制御部101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ、などを記憶する。また、記憶部103は、プログラムの一時的な記憶領域としても使用される。表示部104は、ディスプレイ、LCD(液晶表示パネル)などで構成され、コンピュータシステムの使用者に対して各種画面を表示する。通信部105は、通信処理を実施する受信機および送信機である。出力部106は、プリンタ、スピーカなどである。なお、図12は、一例であり、コンピュータシステムの構成は図12の例に限定されない。
In FIG. 12, the control unit 101 is, for example, a processor such as a CPU (Central Processing Unit), and executes a program describing processing in the
ここで、本実施の形態のプログラムが実行可能な状態になるまでのコンピュータシステムの動作例について説明する。上述した構成をとるコンピュータシステムには、たとえば、図示しないCD(Compact Disc)-ROMドライブまたはDVD(Digital Versatile Disc)-ROMドライブにセットされたCD-ROMまたはDVD-ROMから、コンピュータプログラムが記憶部103にインストールされる。そして、プログラムの実行時に、記憶部103から読み出されたプログラムが記憶部103の主記憶領域に格納される。この状態で、制御部101は、記憶部103に格納されたプログラムに従って、本実施の形態のクーポン発行装置1としての処理を実行する。
Here, an operation example of the computer system until the program of the present embodiment becomes executable will be described. In the computer system having the above configuration, for example, a computer program is stored in a storage unit from a CD-ROM or DVD-ROM set in a CD (Compact Disc)-ROM drive or a DVD (Digital Versatile Disc)-ROM drive (not shown). 103 installed. Then, when the program is executed, the program read from storage unit 103 is stored in the main storage area of storage unit 103 . In this state, the control unit 101 executes processing as the
なお、上記の説明においては、CD-ROMまたはDVD-ROMを記録媒体として、クーポン発行装置1における処理を記述したプログラムを提供しているが、これに限らず、コンピュータシステムの構成、提供するプログラムの容量などに応じて、たとえば、通信部105を経由してインターネットなどの伝送媒体により提供されたプログラムを用いることとしてもよい。
In the above description, a program describing the processing in the
本実施の形態のプログラムの一例であるクーポン発行プログラムは、例えば、交通系ICカード4のカードIDを用いて、交通系ICカード4を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得するステップと、取得した移動履歴情報を用いて、交通系ICカード4のユーザの移動を変化させるように、ユーザに発行するクーポンを決定するステップと、を実行させる。
The coupon issuing program, which is an example of the program of the present embodiment, uses the card ID of the
図2に示したクーポン決定部12および混雑分析部17は、図12に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図12に示した制御部101により実行されることにより実現される。図2に示したクーポン決定部12および混雑分析部17の実現には、図12に示した記憶部103も用いられる。図2に示した監視情報記憶部16、混雑情報記憶部18、移動履歴情報記憶部20、クーポン候補記憶部21および対応情報記憶部22は、図12に示した記憶部103の一部である。図2に示したID受信部11、クーポン送信部13、対応情報受信部14、監視情報受信部15および移動履歴受信部19は、図12に示した通信部105により実現される。図2に示したID受信部11、クーポン送信部13、対応情報受信部14、監視情報受信部15および移動履歴受信部19の実現には制御部101も用いられる。また、クーポン発行装置1は複数のコンピュータシステムにより実現されてもよい。例えば、クーポン発行装置1は、クラウドコンピュータシステムにより実現されてもよい。
ユーザ端末5、鉄道管理サーバ60も、同様に、例えば、図12に示した構成のコンピュータシステムにより実現される。
The
<変形例1>
次に、本実施の形態における変形例1のクーポン発行システムについて説明する。図13は、本実施の形態における変形例1のクーポン発行システムの構成例を示す図である。図13に示したように、本実施の形態における変形例1のクーポン発行システム2aは、図1および図2に示したクーポン発行システム2に、通信装置8が追加される以外は、図1および図2に示したクーポン発行システム2と同様である。図1および図2に示した例と同様の機能を有する構成要素は、図1および図2に示した例と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<
Next, a coupon issuing system of
通信装置8は、定められた信号を定期的に送信するビーコンと呼ばれる装置であり、報知信号を受信するとともに、報知信号を受信した他の装置から信号を受信することで、通信圏内に存在する端末を検出する。通信装置8は、例えば、駅、鉄道車両内、店舗などに設置される。変形例1では、クーポン発行装置1は、通信装置8から、通信装置8が他の装置から受信した信号の数を監視情報として取得して混雑情報を生成する。クーポン発行装置1のクーポン決定部12は、混雑監視装置7から取得する監視情報と、通信装置8から得られる監視情報との両方を用いて混雑情報を生成してもよいし、混雑監視装置7から取得する監視情報は用いずに通信装置8から得られる監視情報を用いて混雑情報を生成してもよい。すなわち、クーポン決定部12は、通信装置8による検出結果を用いて混雑情報を生成してもよい。
The
また、ユーザ端末5に、通信装置8から送信される報知信号を受信するとカードIDまたはユーザIDを通信装置8へ送信するためのビーコン用のアプリケーションソフトウェアをインストールすることで、通信装置8が移動履歴情報の取得に用いられてもよい。この場合、通信装置8は、ユーザ端末5が通信装置8の通信圏内に入ると、ユーザ端末5からユーザ端末5の識別情報、カードIDおよびユーザIDのうちの少なくとも1つであるユーザ情報を取得し、取得したユーザ情報をクーポン発行装置1へ送信する。通信装置8がユーザ端末5の識別情報またはユーザIDを取得する場合には、通信装置8から送信されたユーザ端末5の識別情報またはユーザIDをクーポン発行装置1のID受信部11が受信する。クーポン決定部12は、ユーザ端末5の識別情報またはユーザIDとカードIDとの対応を保持し、保持している対応を用いてID受信部11によって受信されたユーザ端末5の識別情報またはユーザIDに対応するカードIDを求めることで、通信装置8の通信圏内に入ったユーザ端末5に対応するカードIDを求める。ユーザIDは、例えば、利用登録時に決定されて登録情報としてクーポン発行装置1へ送信されてもよい。ユーザ端末5の識別情報は、例えば、利用登録時にクーポン発行装置1が送信元のユーザ端末5の識別情報を登録情報と対応付けて記録してもよい。クーポン決定部12は、このようにして、通信装置8が取得したユーザ情報も移動履歴として用いることができる。
Also, by installing application software for a beacon for transmitting a card ID or user ID to the
変形例1のクーポン発行装置1は、駅、鉄道車両内に設置された通信装置8が取得したユーザ情報を、上述した自動改札機65の入出場情報と同様に、移動履歴情報として用いて、発行するクーポンを決定する。すなわち、変形例1のクーポン発行装置1は、通信装置8を用いて移動履歴情報を取得してもよい。また、クーポン発行装置1は、発行することを決定したクーポンをすぐには発行せず、ユーザ端末5が通信装置8と通信を行ったことを起点として、決定したクーポンを示すクーポン情報をユーザ端末5へ送信してもよい。すなわち、ID受信部11が、クーポン決定部12は、ID受信部11がユーザ情報を取得すると、ユーザ情報に対応するカードIDを求め、カードIDに対応するユーザに発行することを決定したクーポン(決定済のクーポン)を示すクーポン情報を生成し、クーポン送信部13が、クーポン情報を、当該ユーザに対応するユーザ端末5へ送信してもよい。ユーザ情報は、上述したように、例えば、ユーザ端末5の識別情報またはユーザIDであってもよく、カードID自体であってもよい。
The
<変形例2>
次に、本実施の形態における変形例2のクーポン発行システムについて説明する。図14は、本実施の形態における変形例2のクーポン発行システムの構成例とクーポン発行装置の構成例とを示す図である。図14に示したように、本実施の形態における変形例2のクーポン発行システム2bは、図2に示したクーポン発行装置1の代わりに、クーポン発行装置1aを備える。図1に示したクーポン発行システム2と同様である。図1および図2に示した例と同様の機能を有する構成要素は、図1および図2に示した例と同一の符号を付して重複する説明を省略する。
<
Next, the coupon issuing system of
クーポン発行装置1aは、図2に示したクーポン発行装置1に、天気情報受信部23および天気情報記憶部24が追加され、クーポン決定部12、混雑分析部17の代わりにクーポン決定部12a、混雑分析部17aを備える以外は、図2に示したクーポン発行装置1と同様である。天気情報受信部23は、天気情報を提供する天気情報提供システム200から天気情報を受信し、受信した天気情報を天気情報記憶部24に格納する。天気情報は、日時と、晴れ、雨、雪、曇りなどの天気の種別を示す情報とを含む。天気情報は、過去の天気の実績と予報値とを含む。
混雑分析部17aは、天気情報記憶部24に格納されている天気情報を用いて、監視情報記憶部16に記憶されている監視情報に対応する日の天気を求め、天気の種別ごとに、混雑情報を生成し、天気の種別ごとに混雑情報を混雑情報記憶部18に格納する。例えば、晴れ、雨、雪、曇りの種別ごとに、混雑情報を生成する。1日のうちで天気が変化した場合には、最も時間が長い天気の種別をその日の天気の種別としてもよい。なお、上述したように、さらに、平日と休日とに分けて混雑情報が生成されてもよい。
The congestion analysis unit 17a uses the weather information stored in the weather
クーポン決定部12aは、クーポンの有効期間として日付が指定される場合に、当該日付に対応する天気情報記憶部24に記憶されている天気の予報値を参照し、予報値が示す天気の種別に対応する混雑情報を選択し、選択した混雑情報と、カードIDに対応する移動履歴情報とを用いて、クーポン決定部12と同様に、発行するクーポンを決定する。このように、変形例2では、クーポンが有効となる日の天気に応じた混雑情報に基づいて発行するクーポンを決定するため、混雑の回避の効果を高めることができる。
When a date is specified as the validity period of the coupon, the coupon determination unit 12a refers to the weather forecast value stored in the weather
以上述べたように、本実施の形態では、クーポン発行装置1は、交通系ICカード4のカードIDに基づいて、当該カードIDに対応する交通機関における移動履歴と、交通機関の混雑情報とに基づいて、ユーザに発行するクーポンが、混雑する時間帯に交通機関を普段利用するユーザに、混雑していない時間帯の移動を誘導するクーポンとなるように、発行するクーポンを決定するようにした。このため、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることができる。
As described above, in the present embodiment, the
実施の形態2.
図15は、実施の形態2にかかるクーポン発行システムの構成例を示す図である。本実施の形態のクーポン発行システム2cは、クーポン発行装置1の代わりにクーポン発行装置1bを備える。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
FIG. 15 is a diagram illustrating a configuration example of a coupon issuing system according to a second embodiment; A
実施の形態1では混雑を緩和するためのクーポンを発行する例を説明したが、本実施の形態では、ユーザの回遊、寄り道などを促進することで店舗、交通機関などの利用の促進を図る。 In the first embodiment, an example of issuing coupons for alleviating congestion has been described, but in the present embodiment, the use of stores, transportation facilities, etc. is promoted by promoting the user's excursion, detours, etc.
図16は、本実施の形態のクーポン発行装置1bの構成例を示す図である。本実施の形態のクーポン発行装置1bは、監視情報記憶部16、混雑分析部17および混雑情報記憶部18を備えず、誘導情報記憶部25が追加され、クーポン決定部12の代わりにクーポン決定部12bを備える以外は、実施の形態1のクーポン発行装置1と同様である。
FIG. 16 is a diagram showing a configuration example of the
誘導情報記憶部25は、ユーザを誘導するための規則を示す誘導規則をあらかじめ記憶する。誘導規則は、例えば、ユーザが普段利用する区間の1つ先の駅の周辺の店舗へ誘導する規則、ユーザが普段利用する区間内の途中の駅からバス、タクシーなど他の交通機関の利用を誘導する規則などであるが、これらに限定されない。ユーザを誘導するクーポンの例については後述する。
The guidance
クーポン決定部12bは、ID受信部11からカードIDを受け取ると、受け取ったカードIDに対応する履歴情報を移動履歴情報記憶部20に格納されている移動履歴から抽出し、抽出した履歴情報と、誘導情報記憶部25に記憶されている誘導規則とを用いて、発行するクーポンを決定する。誘導規則として、複数の規則が格納されている場合には、クーポン発行装置1bの運用者が図示しない入力手段を用いてクーポン発行装置1bにどの規則を用いるかを設定してもよいし、運用者が他の装置からどの規則を用いるかの情報を送信することで、どの規則を用いるかが設定されてもよい。また、誘導規則として、複数の規則が格納されている場合に、ユーザごとに、複数の規則が順番に適用されるようにしてもよい。
Upon receiving the card ID from the ID receiving unit 11, the coupon determination unit 12b extracts history information corresponding to the received card ID from the movement history stored in the movement history
本実施の形態の動作は、図3および図8に示した動作から、ステップS1,S2を削除し、ステップS10の代わりに後述するクーポン決定処理を行う以外は、図3および図8に示した動作と同様である。また、本実施の形態においても、図9に示した例のように、事前の予告を行い、要件を満たした場合にクーポンを発行するようにしてもよい。 The operation of this embodiment is the same as that shown in FIGS. 3 and 8, except that steps S1 and S2 are deleted from the operation shown in FIGS. Similar to action. Also in the present embodiment, as in the example shown in FIG. 9, advance notice may be given and the coupon may be issued when the requirements are met.
図17は、本実施の形態のクーポン決定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS21は実施の形態1と同様である。ステップS21の後、クーポン決定部12bは、抽出した履歴情報に含まれる移動の経路と、誘導規則とを用いて、普段とは異なる場所へ誘導するクーポンを発行することを決定する(ステップS31)。 FIG. 17 is a flowchart showing an example of coupon determination processing according to the present embodiment. Step S21 is the same as in the first embodiment. After step S21, the coupon decision unit 12b decides to issue a coupon that guides the user to a place different from usual by using the route of movement and the guidance rule included in the extracted history information (step S31). .
ここで、誘導規則の例について説明する。クーポン決定部12bは、例えば、誘導規則と移動履歴情報とを用いて、交通機関におけるユーザの日常利用区間を求め、日常利用区間においてユーザが乗降する駅以外の駅の利用を誘導するようにクーポンを決定する。図18は、本実施の形態の誘導規則の例を模式的に示す図である。図18では、クーポン決定部12bは、ステップS21で抽出した履歴情報から、A駅とB駅との間がユーザの日常利用区間であると判断した例を示している。日常利用区間は、実施の形態1と同様に、例えば、定期券の利用区間、または移動の頻度がしきい値以上の区間である。また、クーポン決定部12bは、抽出した履歴情報から、日常利用区間の入場および退場の時刻から、カードIDに対応するユーザの生活拠点となる駅を求めることができる。図18に示した例ではB駅がユーザの生活拠点である。 Here, examples of guiding rules will be described. Coupon determination unit 12b, for example, using guidance rules and movement history information, finds the user's daily use section of the transportation system, and determines the coupon so as to guide the user to use a station other than the station where the user gets on and off in the daily use section. to decide. FIG. 18 is a diagram schematically showing an example of guidance rules according to the present embodiment. FIG. 18 shows an example in which the coupon determination unit 12b determines that the section between A station and B station is the user's daily use section from the history information extracted in step S21. The daily use section is, for example, a section where a commuter pass is used or a section where the frequency of movement is equal to or greater than a threshold value, as in the first embodiment. In addition, the coupon determination unit 12b can obtain the station serving as the living base of the user corresponding to the card ID from the entry and exit times of the daily use section from the extracted history information. In the example shown in FIG. 18, station B is the user's living base.
このような場合、ユーザは、普段、主にA駅の近辺またはB駅の近辺の店舗を利用していると考えられる。このため、例えば、日常利用区間の両端となる駅を最寄とし当該駅から離れた店舗のクーポンを発行するという誘導規則を定めておくと、普段と異なる移動を誘導することができる。例えば、図18に示すように、A駅が最寄でありA駅から離れた位置にあるa店舗で使用可能なクーポン、すなわちa店舗のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動301を誘導することができる。またはB駅が最寄でありB駅から離れた位置にあるb1店舗のクーポンを発行することで日常の移動とは異なる移動304を誘導することができる。ユーザが、a店舗またはb1店舗でクーポンを利用することで、当該店舗を気に入った場合には、その後繰り返し店舗を利用することになる。また、a店舗またはb1店舗の周辺の店舗に立ち寄って消費行動を行うことも考えられる。これにより、a店舗、b1店舗およびこれらの周辺の店舗の利用を促進することができる。
In such a case, it is considered that the user usually uses shops mainly in the vicinity of A station or in the vicinity of B station. For this reason, for example, if a guide rule is set such that the closest stations are the stations at both ends of the daily use section and coupons are issued for stores far from the station, it is possible to guide the user to move differently from usual. For example, as shown in FIG. 18, by issuing a coupon that can be used at a store located far from station A and located near station A, that is, by issuing a coupon for store a, it is possible to make a trip different from everyday travel. 301 can be derived. Alternatively, by issuing a coupon for store b1, which is located away from station B and is closest to station B, it is possible to induce
また、日常利用区間内の端点となる駅以外の駅を最寄とする店舗のクーポンを発行するという誘導規則を定めておくことで、ユーザに寄り道を促してもよい。これにより、普段は降車しない駅で降車する移動を誘導することができる。例えば、図18に示すように、A駅とB駅との間にあるZ駅が最寄のz店舗のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動302を誘導することができる。または、A駅とB駅との間にあるZ駅発のバスまたはタクシーなど、移動履歴が管理される上述した交通機関とは別の他の交通機関のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動303を誘導することができる。
In addition, the user may be urged to take a detour by setting a guiding rule that issues a coupon for a store whose nearest station is a station other than the end point in the daily use section. As a result, it is possible to induce movement to get off at a station where the train is usually not alighted. For example, as shown in FIG. 18, Z station between A station and B station issues a coupon for the nearest z shop, thereby inducing a
また、日常利用区間を延長した区間の駅を最寄とする店舗のクーポンを発行するという誘導規則を定めておくことで、ユーザに乗り越しを促してもよい。例えば、図18に示すように、B駅に隣接し日常利用区間外の駅であるC駅が最寄のc1店舗のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動305を誘導することができる。または、C駅からバスなどの他の交通機関に移動する必要があるc2店舗のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動306を誘導することができる。または、C駅発のバスまたはタクシーなどの他の交通機関のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動307を誘導することができる。または、C駅に隣接し日常利用区間外の駅であるD駅が最寄のd店舗のクーポンを発行することで、日常の移動とは異なる移動308を誘導することができる。
In addition, the user may be urged to pass the train by setting a guide rule to issue a coupon for a shop whose nearest station is the station in the section extended from the daily use section. For example, as shown in FIG. 18, station C, which is a station adjacent to station B and outside the daily use section, issues a coupon for the nearest store c1, thereby inducing a
以上述べた誘導規則は例であり、例えばD駅またはB駅発のバスまたはタクシーなどの他の交通機関のクーポンを発行するなどとしてもよく、誘導規則は、上記の例に限定されず、普段利用しないと想定される店舗または他の交通機関などの利用を促進するように定めておけばよい。また、クーポンの内容も、店舗または他の交通機関の割引券に限定されず、実施の形態1で述べたように、例えば、イベント、美術館などの入場の割引券などであってもよい。以上のように、普段と異なる移動を誘導することで、クーポンが利用できる店舗、他の交通機関自体の利用を促進することができるとともに、ユーザがクーポンの利用のために行った移動に伴って回遊を促進することができ、当該移動の途中またはクーポンが利用できる店舗の周辺の店舗の利用も促進することもできる。 The guidance rules described above are examples, and for example, coupons for other means of transportation such as buses or taxis departing from Station D or B may be issued. It may be determined to promote the use of shops or other means of transportation that are assumed not to be used. Also, the content of the coupon is not limited to a discount ticket for stores or other means of transportation, and may be, for example, a discount ticket for admission to an event or an art museum, as described in the first embodiment. As described above, by inducing a movement different from usual, it is possible to promote the use of stores where coupons can be used and other means of transportation itself. It is possible to promote excursions, and it is also possible to promote the use of stores on the way or in the vicinity of stores where coupons can be used.
また、図14に示した実施の形態1の変形例2と同様に、天気情報提供システム200から天気情報を取得し、天気情報を用いてクーポンを発行してもよい。例えば、通勤、通学などは天気によらず行われるが、雨の日には一般に買い物にでかける頻度が低下する。このため、例えば、雨が予想される日のクーポンを発行するといったように天気に応じた誘導規則を定めておいてもよい。例えば、クーポン発行装置1bが、実施の形態1の変形例2と同様に天気情報受信部23を備え、クーポン決定部12bは、天気情報受信部23が受信した天気情報における予報値に基づいて、雨が予想される日に有効なクーポンを発行する。
Further, weather information may be acquired from the weather
図19は、本実施の形態の天気に基づくクーポンの有効日の一例を示す図である。図19に示した例では、10月1日にクーポンを決定する処理を行う場合の、10月1日から10月3日までの天気の予報値を示している。この場合、クーポン決定部12bは、例えば、雨が予想される10月2日に有効なクーポンを発行する。このように、天気に応じてユーザの普段の移動を変えるクーポンを発行してもよい。 FIG. 19 is a diagram showing an example of valid dates of coupons based on weather according to the present embodiment. The example shown in FIG. 19 shows forecast values of the weather from October 1st to October 3rd when the process of determining coupons is performed on October 1st. In this case, the coupon determining unit 12b issues a valid coupon on October 2, when rain is expected, for example. In this way, a coupon may be issued that changes the user's usual movement depending on the weather.
また、本実施の形態においても、実施の形態1の変形例1と同様に、ビーコンである通信装置8を用いてユーザの移動履歴を求めてもよい。この場合、通信装置8を店舗にも設置しておくことで、交通機関の利用だけでなく、ユーザが、通信装置8が設置されている店舗を利用しているか否かの情報も得ることができる。したがって、例えば、上述した誘導規則によって店舗のクーポンを発行する際に、通信装置8によって得られる移動履歴に基づいて、カードIDに対応するユーザが利用している店舗以外の店舗のクーポンを発行すると、ユーザの普段の移動を変える効果を高めることができる。
Also in the present embodiment, as in the first modification of the first embodiment, the movement history of the user may be obtained using the
本実施の形態のクーポン発行装置1bのハードウェア構成は、実施の形態1のクーポン発行装置1と同様である。クーポン決定部12bは、図12に示した記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムが図12に示した制御部101により実行されることにより実現される。クーポン決定部12bの実現には、図12に示した記憶部103も用いられる。誘導情報記憶部25は、図12に示した記憶部103の一部である。
The hardware configuration of the
以上述べたように、本実施の形態では、交通系ICカード4のカードIDに対応する移動履歴と、誘導規則とに基づいて、ユーザの普段の移動を変えるようなクーポンを発行することを決定するようにした。このため、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることができる。
As described above, in the present embodiment, based on the movement history corresponding to the card ID of the
実施の形態3.
図20は、実施の形態3にかかるクーポン発行システムの構成例を示す図である。本実施の形態のクーポン発行システム2dは、クーポン発行装置1の代わりにクーポン発行装置1cを備える。本実施の形態では、クーポン発行装置1cは、店舗端末9から利用されたクーポンを示す利用実績を取得し、利用実績を用いて、発行するクーポンを決定する。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
FIG. 20 is a diagram illustrating a configuration example of a coupon issuing system according to a third embodiment; A
図21は、本実施の形態のクーポン発行装置1cの構成例を示す図である。本実施の形態のクーポン発行装置1cは、店舗情報受信部26および利用実績記憶部27が追加され、クーポン決定部12の代わりにクーポン決定部12cを備える以外は、実施の形態1のクーポン発行装置1と同様である。
FIG. 21 is a diagram showing a configuration example of the coupon issuing device 1c of this embodiment. The coupon issuing device 1c of the present embodiment is the same as the coupon issuing device of the first embodiment, except that a store information receiving unit 26 and a usage
本実施の形態では、クーポン決定部12cは、クーポン情報にクーポンIDを含めておく。例えば、クーポン情報が二次元コードである場合には、二次元コードによりクーポンIDを表す。クーポン情報がURLである場合には、URLをクーポンIDと対応付けておく。また、クーポン情報が画像である場合には、画像内にクーポンIDを示す数字または英数字などを記載してもよいし、あらかじめ店舗に、クーポンの内容に対応するクーポンIDを通知しておき、店員が画像を確認して対応するクーポンIDを店舗端末9に入力してもよい。なお、例えば、クーポンの割引額または割引率をあらかじめ定めておき、どの店舗で利用されたかだけが利用実績として把握できればよい場合には、クーポンIDをクーポン情報に含めておく必要はなく、店舗端末9からクーポンが利用されたことが通知されればよい。
In this embodiment, the
また、ユーザが店舗においてクーポンを提示し、ボタンを押下してクーポン使用する場合に、店員が店舗端末9に店舗コードを入力し、店舗端末9がクーポン発行装置1cに送信することで、クーポン発行装置1cが、クーポンが使用された店舗を特定してもよい。また、ユーザが店舗に掲示されている店舗コードを示す二次元コードをユーザ端末5に読み取らせてユーザ端末5がクーポン発行装置1へ送信したり、クーポン発行装置1がユーザ端末5の位置情報を取得したりといった方法で、クーポン発行装置1cが、クーポンがどの店舗で使用されたかを特定してもよい。
When a user presents a coupon at a store and presses a button to use the coupon, the store clerk inputs the store code to the
クーポンの利用実績に基づくクーポンの発行方法としては、以下の方法がある。第1の方法は、ユーザ個人は特定せず一般的なクーポンの利用実績を把握し、把握した結果を発行するクーポンの内容に反映する方法である。第2の方法は、クーポンを利用したユーザを特定し、特定したユーザの利用実績を把握し、把握した結果を当該ユーザに対して発行するクーポンの内容に反映する方法である。第3の方法は、クーポンを利用したユーザを特定し、特定したユーザの利用実績を当該ユーザの属性を用いて分析し、分析した結果を発行するクーポンの内容に決定に反映する方法である。本実施の形態では、上記3つの方法を例に挙げて説明するが、利用実績を用いたクーポンの発行方法はこれらの例に限定されない。 Coupon issuance methods based on coupon usage history include the following methods. A first method is a method of grasping general coupon usage history without specifying an individual user, and reflecting the grasped result in the content of the coupon to be issued. A second method is to identify a user who has used a coupon, grasp the usage record of the identified user, and reflect the grasped result in the content of the coupon issued to the user. A third method is to identify a user who has used a coupon, analyze the usage history of the identified user using the attribute of the user, and reflect the analysis results in the content of the coupon to be issued. In the present embodiment, the above three methods will be described as examples, but the method of issuing coupons using usage records is not limited to these examples.
第1の方法を用いる場合には、クーポンを利用したユーザを特定する必要がないため、クーポンIDは、例えば割引額、割引率、クーポンの利用対象の店舗またはエリアなどクーポンの内容を把握するために用いられるため、クーポンの内容ごとに付与されてもよい。各クーポンに固有のクーポンIDを付与し、固有のクーポンIDとクーポンの内容との対応を示すクーポン対応情報を保持するようにし、使用されたクーポンは使用不可とするようにしてもよい。これにより、紙に印刷されたクーポンを使用する場合、ユーザ端末5にクーポン使用ボタンを設けない場合などに、クーポンの不正利用を避けることができる。なお、第1の方法を用いる場合に、クーポン情報にクーポンIDに加えてカードIDまたはユーザIDを含めておいてもよい。
When using the first method, since it is not necessary to specify the user who used the coupon, the coupon ID is used to grasp the contents of the coupon, such as the discount amount, discount rate, store or area for which the coupon is to be used, and so on. Since it is used for , it may be given for each content of the coupon. A unique coupon ID may be assigned to each coupon, coupon correspondence information indicating the correspondence between the unique coupon ID and the contents of the coupon may be held, and used coupons may be disabled. As a result, when a coupon printed on paper is used, or when a coupon use button is not provided on the
第2の方法および第3の方法を用いる場合には、クーポンを利用したユーザを特定する必要があるため、例えば、クーポン情報にクーポンIDとともにカードIDを含めておく。例えば、クーポン情報である二次元コードにクーポンIDとカードIDとを含めておいてもよい。この場合、店舗端末9からは、クーポンIDとカードIDとが利用実績として送信される。また、クーポン情報にクーポンIDを含めずにカードIDを含めておいてもよい。また、クーポン情報に、カードIDの代わりに、カードIDに対応付けられたユーザIDなど別のIDが含まれていてもよい。例えば、利用登録時に決定されたユーザIDがクーポン情報に含まれ、クーポン発行装置1cは、登録情報によってユーザIDとカードIDとの対応を把握してもよい。また、クーポン情報にカードIDまたはユーザIDを含めず、店舗などにおけるクーポンの利用の際に、店舗端末9が備えるまたは店舗端末9に接続されるカードリーダを用いて、ユーザが保持する交通系ICカード4からカードIDを読み取り、読み取ったカードIDをクーポンIDとともに送付してもよい。
When using the second method and the third method, it is necessary to specify the user who used the coupon, so for example, the coupon information includes the card ID together with the coupon ID. For example, a two-dimensional code, which is coupon information, may include a coupon ID and a card ID. In this case, the
店舗情報受信部26は、店舗端末9から、当該店舗端末9に対応する店舗で使用されたクーポンに対応するクーポンIDを利用実績として受信し、受信した利用実績を利用実績記憶部27に格納する。なお、上述したように、クーポン情報にカードIDまたはユーザIDが含まれる場合には、店舗情報受信部26は、カードIDまたはユーザIDについてもクーポンIDとともに受信する。また、クーポンが利用された店舗がわかればよい場合には、店舗情報受信部26は、利用実績としてクーポンが使用されたことを示す情報を受信してもよい。また、店舗情報受信部26は、クーポン情報にクーポンIDが含まれずカードIDまたはユーザIDが含まれる場合には、カードIDまたはユーザIDを利用実績として取得してもよい。
The store information receiving unit 26 receives from the
また、店舗情報受信部26は、店舗端末9からクーポンの発行を要求するクーポン要求を受信すると、クーポン要求の発行元の店舗端末9に対応する店舗をクーポン候補としてクーポン候補記憶部21に格納する。また、クーポン要求にはクーポンの内容、例えば、割引対象の商品を示す情報、割引額を示す情報などが含まれていてもよい。
Further, upon receiving a coupon request requesting the issuance of a coupon from the
店舗端末9は、図20に示すように、情報送信部91、クーポン読取部92およびクーポン発行要求部93を備える。クーポン発行要求部93は、クーポンの発行を要求するクーポン要求を生成し、生成したクーポン要求を情報送信部91へ出力する。また、クーポン情報取得部の一例であるクーポン読取部92は、クーポン情報がユーザ端末5に表示された二次元コードまたは紙に印刷された二次元コードを含む場合に、二次元コードを読み取ることでクーポン情報を取得し、クーポン情報に含まれるクーポンIDなどの情報を利用実績として情報送信部91へ出力する。情報送信部91は、クーポン発行要求部93から受け取ったクーポン要求をクーポン発行装置1cへ送信し、クーポン読取部92から受け取った利用実績をクーポン発行装置1cへ送信する。なお、上述したように、クーポンID、カードIDなどの利用実績は店員により入力されてもよく、この場合、クーポン情報取得部は、店舗端末9における図示しない入力手段である。
The
次に、本実施の形態の動作について説明する。図22は、クーポン情報がユーザ端末5に送信される場合の本実施の形態のクーポン発行に関する動作の一例を示すシーケンス図である。図22に示すように、店舗端末9は、クーポン要求をクーポン発行装置1cへ送信する(ステップS41)。クーポン発行装置1cは、受信したクーポン要求に基づいて、クーポン候補をクーポン候補記憶部21に記憶する。なお、クーポン要求によりクーポンの内容の変更が要求されてもよく、この場合、クーポン発行装置1cは、受信したクーポン要求に基づいて、クーポン候補記憶部21に記憶されているクーポン候補の内容を更新する。
Next, the operation of this embodiment will be described. FIG. 22 is a sequence diagram showing an example of operations related to coupon issuance according to the present embodiment when coupon information is transmitted to the
ステップS1~ステップS9は、実施の形態1と同様である。クーポン発行装置1cは、カードリーダ3から受信したカードIDと、移動履歴情報記憶部20に記憶されている移動履歴情報と、混雑情報記憶部18に記憶されている混雑情報と、利用実績記憶部27に記憶されている利用実績とを用いて、発行するクーポンを決定する(ステップS10b)。ステップS11,S12は実施の形態1と同様である。
Steps S1 to S9 are the same as in the first embodiment. The coupon issuing device 1c receives the card ID received from the
ユーザが店舗でクーポンを利用すると、店舗端末9は、利用実績をクーポン発行装置1cへ送信する(ステップS42)。クーポン発行装置1cの店舗情報受信部26は、上述したように、利用実績を受信すると、受信した利用実績を利用実績記憶部27に格納する。
When the user uses the coupon at the store, the
店舗情報受信部26は、受信した利用実績をそのまま利用実績記憶部27に格納してもよいし、利用実績にカードIDが含まれる場合、各カードIDのクーポンの種類ごとの利用回数を管理するテーブルを利用回数情報として利用実績記憶部27に保持し、受信した利用実績に基づいて利用回数情報を更新してもよい。
The store information receiving unit 26 may store the received usage record as it is in the usage
図23は、本実施の形態の利用回数情報の一例を示す図である。図23に示した例では、カードIDごとに、店舗、他の交通機関のそれぞれにおいてクーポンが使用された回数の累積値であるクーポン利用回数が格納されている。店舗情報受信部26は、店舗端末9から受信する利用実績にユーザIDが含まれる場合には、ユーザIDとカードIDとの対応を示す登録情報を用いて利用回数情報を更新してもよいし、利用回数情報にはユーザIDごとのクーポン利用回数が格納され、クーポン決定部12cが、利用回数情報を参照するときに、登録情報を用いてカードIDに対応するユーザIDを求め、対応するユーザIDの情報を参照するようにしてもよい。また、図23に示した利用回数情報が、季節ごと、平日、休日の別ごと、などに生成されてもよい。
FIG. 23 is a diagram showing an example of usage count information according to the present embodiment. In the example shown in FIG. 23, the number of times coupons are used is stored for each card ID, which is the cumulative value of the number of times coupons are used in stores and other means of transportation. When the user ID is included in the usage record received from the
第2の方法で、クーポンが発行される場合に、クーポン決定部12cは、このように利用回数情報を参照することで、カードIDに対応するユーザがどのようなクーポンを利用したかを把握することができる。また、第1の方法でクーポンが発行される場合にも、クーポン決定部12cは、この利用回数情報を用いて各ユーザの合計の利用回数を求めてもよい。また、第3の方法でクーポンが発行される場合にも、クーポン決定部12cは、この利用回数情報と、別途保持されるユーザの属性を示す属性情報とを対応づけることで、属性ごとの利用回数を把握してもよい。
In the second method, when a coupon is issued, the
第3の方法でクーポンが発行される場合には、クーポン発行装置1cは、ユーザの属性を示す属性情報を取得する必要がある。クーポン発行装置1cは、例えば、利用登録時に登録情報として属性情報を受信してもよい。 When coupons are issued by the third method, the coupon issuing device 1c needs to acquire attribute information indicating user attributes. Coupon issuing device 1c may receive attribute information as registration information at the time of use registration, for example.
図24は、本実施の形態における属性情報を含む登録情報の一例を示す図である。図24に示した例では、登録情報は、カードID、メールアドレス、性別、年齢を含む。これらの情報のうち、性別、年齢は属性情報の一例である。属性情報は、職業、趣味、よく利用する店舗、好みの食べ物などの情報を含んでいてもよく、この例に限定されない。 FIG. 24 is a diagram showing an example of registration information including attribute information in this embodiment. In the example shown in FIG. 24, the registration information includes card ID, email address, gender, and age. Among these pieces of information, gender and age are examples of attribute information. Attribute information may include information such as occupation, hobbies, frequently visited stores, and favorite foods, and is not limited to this example.
次に、本実施の形態のクーポン決定部12cにおけるクーポン決定処理について説明する。図25は、本実施の形態のクーポン決定部12cにおけるクーポン決定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS21~S24は実施の形態1と同様である。ステップS23およびステップS24の後、クーポン決定部12cは、利用実績を用いて発行するクーポンの内容を決定する(ステップS51)。詳細には、クーポン決定部12cは、例えば、営業時間がステップS23で決定した有効時間帯であり、当該時間帯にユーザを誘導したい駅の周辺となる店舗のうち、利用実績を用いて利用回数の多い種類のクーポンを、発行するクーポンとして決定する。
Next, coupon determination processing in the
ステップS25では、具体的には、例えば、第1の方法でクーポンを発行する場合は、クーポンの種類、すなわち利用できる店舗、エリア、他の交通機関などの内容ごとに、累積の利用回数を算出し、発行するクーポンの内容を、利用回数の多い種類のクーポンに対応する内容とすることでクーポンの利用を促進することができる。また、季節ごとに累積の利用回数を算出し、クーポンを発行する時点の季節に応じた累積の利用回数を用いることで、より利用されやすいクーポンを発行することができる。また、クーポン決定部12cは、利用回数の多いクーポンと同一の内容ではなく類似の内容のクーポンを発行することを決定してもよい。例えば、クーポン決定部12cは、商品Kを販売するa店舗の利用回数が多い場合には、商品Kを販売する別の店舗のクーポンを発行する、または、a店舗と同じ系列グループの別の店舗のクーポンを発行するといったように、利用回数の多いクーポンと類似の内容のクーポンを発行すると決定してもよい。
Specifically, in step S25, for example, when coupons are issued by the first method, the cumulative number of times of use is calculated for each type of coupon, that is, for each store, area, other means of transportation, etc. that can be used. By setting the content of the coupon to be issued to correspond to the type of coupon that is frequently used, it is possible to promote the use of the coupon. Further, by calculating the cumulative number of times of use for each season and using the cumulative number of times of use according to the season at the time of coupon issuance, it is possible to issue coupons that are easier to use. Also, the
また、第2の方法でクーポンを発行する場合は、図23に例示した利用回数情報における発行対象のカードIDの情報に基づいて、同様に、発行するクーポンの内容を、利用回数の多い種類のクーポンに対応する内容とすることでクーポンの利用を促進することができる。また、第1の方法と同様に、利用回数の多いクーポンと同一の内容ではなく類似の内容のクーポンを発行することを決定してもよい。 Also, when issuing coupons by the second method, based on the information of the card ID to be issued in the number of times of use information shown in FIG. The use of the coupon can be promoted by providing the content corresponding to the coupon. Also, as in the first method, it may be decided to issue a coupon with similar content rather than the same content as the frequently used coupon.
また、第3の方法でクーポンを発行する場合は、クーポン決定部12cは、例えば、図23に例示した利用回数情報と、図24に例示した登録情報における属性情報とを用いて、属性が類似する属性グループを定義し、属性グループごとにクーポン利用回数を集計する。属性グループは、例えば、男性で年齢が10代のグループ、男性で年齢が20代のグループといったグループであるが、具体的な属性グループはこの例に限定されない。そして、クーポン決定部12cは、発行対象のカードIDの属性情報が属する属性グループの集計した結果を用いて、第1の方法と同様に、利用回数の多いクーポンまたは類似の内容のクーポンを発行すると決定する。なお、属性情報だけでなく、天気、気温など外部の情報も含めてこれらをクーポンに関する入力情報とし、クーポンの種類ごとに利用されたか否かの結果またはクーポンの利用回数を教師データとした学習用データセットを用いて機械学習を行うことで学習済モデルを生成して保持しておいてもよい。学習済モデルの生成はクーポン発行装置1cとは別の装置により行われてもよい。クーポン決定部12cは、発行するクーポンを決定する際に、学習済モデルに、発行対象のカードIDに対応する属性情報などの入力情報を入力することで、利用される可能性の高いクーポンを求めることができる。
When issuing a coupon by the third method, the
なお、本実施の形態においても、実施の形態1の図9に示した例と同様に、予告を行う場合、上述したクーポン決定処理を行ってもよい。また、実施の形態1の変形例1と同様に、クーポン決定部12cは、ビーコンである通信装置8が取得した情報を用い、本実施の形態のクーポン決定処理を行ってもよい。また、クーポン決定部12cは、実施の形態1の変形例2と同様に、天気情報を用いて混雑情報を生成する場合に、本実施の形態のクーポン決定処理を適用してもよい。
Note that, also in the present embodiment, as in the example shown in FIG. 9 of the first embodiment, the above-described coupon determination process may be performed when making an advance notice. Further, similarly to the first modification of the first embodiment, the
また、ビーコンである通信装置8を用いる場合、通信装置8を店舗に設置し、通信装置8が取得した情報を、利用実績として用いてもよい。すなわち、クーポン発行装置1cは、店舗に設定した通信装置8から取得した情報を用いて、クーポンを発行したカードIDに対応するユーザがクーポンの内容に対応する店舗にクーポンの有効時間内に来店したことを検出すると、クーポンを利用したと判定してもよい。クーポン発行装置1cは、店舗端末9から取得した利用実績と、通信装置8から取得した情報から判定した利用実績との両方を用いてもよいし、通信装置8から取得した情報から判定した利用実績だけを用いてもよい。両方を用いる場合には、1つのクーポンに対応する利用回数が重複して計数されないように、同一の利用であると判定した場合には、どちらかの利用実績を優先させる。
Moreover, when using the
また、実施の形態2で述べた誘導規則を用いてクーポンを決定する場合に、利用実績を用いてもよい。すなわち、図16に示したクーポン発行装置1bに、店舗情報受信部26および利用実績記憶部27を追加し、クーポン決定部12bを、発行するクーポンを決定する際に、さらに利用実績を考慮するクーポン決定部12cに変更する。この場合、誘導規則に利用実績に関する誘導規則も含めておく。なお、この場合にも、利用実績として通信装置8から得られた情報を用いてもよい。
Further, when the coupon is determined using the guide rule described in the second embodiment, the usage record may be used. That is, the store information receiving unit 26 and the usage
図26は、本実施の形態の利用実績を考慮した誘導規則に基づいて発行するクーポンを決定する場合のクーポン決定処理の一例を示すフローチャートである。ステップS21は実施の形態2と同様である。ステップS21の後、クーポン決定部12cは、抽出した履歴情報に含まれる移動の経路と、誘導規則と、利用実績とを用いて、普段とは異なる場所へ誘導するクーポンを発行することを決定する(ステップS52)。
FIG. 26 is a flow chart showing an example of coupon determination processing in the case of determining coupons to be issued based on guidance rules that take account of usage records according to the present embodiment. Step S21 is the same as in the second embodiment. After step S21, the
利用実績を考慮した誘導規則の例について説明する。図27は、本実施の形態における利用実績を考慮した誘導の一例を示す図である。図27に示すように、上述した実施の形態2のクーポン決定処理により、A駅とB駅との間が日常利用区間であるユーザに、Z駅が最寄のz店舗のクーポンが発行され、ユーザがz店舗のクーポンを利用するために移動302を行ったとする。また、z店舗には、カードリーダ3が設置されており、ユーザがカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させることで、クーポンの発行を要求したとする。この場合、クーポン発行装置1bは、カードリーダ3から受信したカードIDに対応する利用実績を用いてユーザがz店舗のクーポンを利用したと判定し、z店舗からB駅までのバス、タクシーなどの他の交通機関のクーポンを発行することで、移動401を誘導することができる。または、クーポン発行装置1bは、任意の場所に設けられたカードリーダ3から当該ユーザに対応するカードIDを受け取ると、利用実績を用いてユーザのz店舗の利用回数が一定回数以上となった場合に、z店舗からB駅までのバス、タクシーなどの他の交通機関のクーポンを発行してもよい。
An example of a guidance rule that considers usage history will be described. FIG. 27 is a diagram showing an example of guidance in consideration of usage record in the present embodiment. As shown in FIG. 27, according to the coupon determination process of the second embodiment described above, a coupon for z store closest to Z station is issued to the user whose daily use section is between A station and B station, Assume that the user has made a
また、図27に示すように、上述した実施の形態2のクーポン決定処理により、C駅が最寄のc1店舗のクーポンが発行され、ユーザがc1店舗のクーポンを利用するために移動305を行ったとする。また、c1店舗には、カードリーダ3が設置されており、ユーザがカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させることで、クーポンの発行を要求したとする。この場合、クーポン発行装置1bは、カードリーダ3から受信したカードIDに対応する利用実績を用いてユーザがc1店舗のクーポンを利用したと判定し、c1店舗からB駅までのバス、タクシーなどの他の交通機関のクーポンを発行することで、移動402を誘導することができる。または、クーポン発行装置1bは、カードリーダ3から受信したカードIDに対応する利用実績を用いてユーザがc1店舗のクーポンを利用したと判定し、D駅が最寄のd店舗のクーポンを発行することで、移動403を誘導してもよい。これにより、D駅までの交通機関の利用と、d店舗の利用を促進することができる。または、クーポン発行装置1bは、任意の場所に設けられたカードリーダ3から当該ユーザに対応するカードIDを受け取ると、利用実績を用いてユーザのc1店舗の利用回数が一定回数以上となった場合に、c1店舗からB駅までのバス、タクシーなどの他の交通機関のクーポンまたはd店舗のクーポンを発行してもよい。
In addition, as shown in FIG. 27, by the coupon determination processing of
図28は、本実施の形態における利用実績を考慮した誘導の別の一例を示す図である。上述した実施の形態2のクーポン決定処理により、図28に示すように、B駅が最寄のb1店舗のクーポンが発行され、ユーザがb1店舗のクーポンを利用するために移動304を行ったとする。また、b1店舗には、カードリーダ3が設置されており、ユーザがカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させることで、クーポンの発行を要求したとする。クーポン決定部12cは、利用実績を用いてユーザがb1店舗のクーポンを利用したと判定すると、b1店舗よりB駅からさらに離れたb2店舗のクーポンを発行することで、移動404を誘導することができる。または、クーポン決定部12cは、利用実績を用いてユーザがb1店舗のクーポンを利用したと判定すると、b1店舗から他の交通機関を用いた移動が必要なb3店舗のクーポンを発行することで、移動405を誘導することができる。または、b1店舗がXグループの系列の店舗(X系列店)であるとし、クーポン決定部12cは、利用実績を用いてユーザがb1店舗のクーポンを利用したと判定すると、b1店舗と同様にX系列店でありC駅が最寄のc3店舗のクーポンを発行することで、移動406を誘導することができる。または、クーポン発行装置1bは、利用実績を用いてユーザのb1店舗の利用回数が一定回数以上となった場合に、任意の場所に設けられたカードリーダ3から当該ユーザに対応するカードIDを受け取ると、b2店舗、b3店舗またはc3店舗のクーポンを発行してもよい。または、b2店舗、b3店舗またはc3店舗の利用を条件として移動404、移動405または移動406の乗車運賃に使えるクーポンを発行してもよい。
FIG. 28 is a diagram showing another example of guidance in consideration of usage record in the present embodiment. As shown in FIG. 28, it is assumed that a coupon for store b1, which is closest to station B, is issued by the coupon determination process of the second embodiment, and the user moves 304 to use the coupon for store b1. . Moreover, it is assumed that the b1 store is equipped with a
また、上述した誘導規則を組み合わせて用いてもよい。上述した誘導規則は例であり、利用実績を用いた誘導規則は上述した例に限定されない。 Also, the guidance rules described above may be used in combination. The guidance rule described above is an example, and the guidance rule using usage history is not limited to the example described above.
また、クーポンを発行する起点は、カードリーダ3に交通系ICカード4をタッチする、すなわちカードリーダ3に交通系ICカード4を接近させることでカードIDを読み取らせる例に限らず、あらかじめ定められた要件を満たした場合に、クーポンの発行を行ってもよい。あらかじめ定められた要件は、例えば電子メール、SNS、Webサイト、駅などのポスターによりユーザにあらかじめ知らせておく。
The starting point for issuing a coupon is not limited to the example of reading the card ID by touching the
例えば、C駅を利用して、かつc店舗を利用した人には、dスタジアムの割引のクーポンを発行することで、dスタジアムへの来場者の来場の経路を分散させて混雑を回避してもよい。この場合、クーポン発行装置1bは、発行するクーポン(dスタジアムの割引のクーポン)を決定しておき、例えば、実施の形態1の変形例1で述べた通信装置8をC駅とc店舗に設置しておく。そして、クーポン発行装置1bは、ユーザがC駅を利用しかつc店舗を利用したことを、通信装置8とユーザ端末5が通信を行うことで検知すると、クーポン情報をユーザ端末5へ送信する。また、これに限らず、クーポン発行装置1bは、C駅の利用とc店舗の利用を、カードリーダ3からカードIDを受信することで検知してもよい。
For example, by issuing a discount coupon for d stadium to a person who used station C and shop c, the routes of visitors to d stadium can be diversified to avoid congestion. good too. In this case, the
また、例えば、ユーザが複数の駅または複数店舗など複数の場所で交通系ICカード4をカードリーダ3にタッチし、クーポン発行装置1bは、1日の間でのタッチの回数が定められた回数に達すると、発行するクーポンを決定してもよい。この場合、クーポン発行装置1bは、1日などの対象となる期間を、日付けが変わった時点、または制限時間に達した時点などに、対象期間内におけるタッチ回数をカードIDごとに判定し、クーポンの発行処理を行ってもよい。
Further, for example, when the user touches the
以上述べたように、本実施の形態では、交通系ICカード4のカードIDに対応する移動履歴と、利用実績とに基づいて、普段の移動を変えるようなクーポンを発行することを決定するようにした。このため、ユーザに発行するクーポンを、ユーザの普段の行動とは異なる移動を誘導するためのクーポンとすることができ、さらに、利用実績を反映することにより、利用されやすい効果的なクーポンの発行を行ったり、効果的にユーザの行動範囲を広げて回遊を促進したりといった効果を奏する。
As described above, in the present embodiment, based on the travel history corresponding to the card ID of the
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configurations shown in the above embodiments are only examples, and can be combined with other known techniques, or can be combined with other embodiments, without departing from the scope of the invention. It is also possible to omit or change part of the configuration.
1,1a,1b,1c クーポン発行装置、2,2a,2b,2c,2d クーポン発行システム、3 カードリーダ、4 交通系ICカード、5 ユーザ端末、6 鉄道管理システム、7 混雑監視装置、8 通信装置、9 店舗端末、11 ID受信部、12,12a,12b,12c クーポン決定部、13 クーポン送信部、14 対応情報受信部、15 監視情報受信部、16 監視情報記憶部、17,17a 混雑分析部、18 混雑情報記憶部、19 移動履歴受信部、20 移動履歴情報記憶部、21 クーポン候補記憶部、22 対応情報記憶部、23 天気情報受信部、24 天気情報記憶部、25 誘導情報記憶部、26 店舗情報受信部、27 利用実績記憶部、31 クーポン出力部、32 クーポン受信部、51,91 情報送信部、52 入力受付部、53 情報受信部、54 情報表示部、60 鉄道管理サーバ、61 入出場情報取得部、62 移動履歴記憶部、63 抽出部、64 移動履歴送信部、65 自動改札機、92 クーポン読取部、93 クーポン発行要求部、200 天気情報提供システム。
1, 1a, 1b, 1c
Claims (25)
を備えることを特徴とするクーポン発行装置。 using the card identification information, which is the identification information of the electronic ticket, to acquire movement history information indicating the history of movement in public transportation performed using the electronic ticket as a ticket; A coupon determination unit that determines a coupon to be issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket using
A coupon issuing device comprising:
を備え、
前記クーポン決定部は、前記識別情報受信部によって受信された前記カード識別情報を用いて前記移動履歴情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のクーポン発行装置。 an identification information receiving unit that receives the card identification information from a card reader that reads the card identification information from the electronic ticket;
with
2. The coupon issuing device according to claim 1, wherein the coupon determining section acquires the movement history information using the card identification information received by the identification information receiving section.
を備え、
前記クーポン決定部は、決定した前記クーポンを示すクーポン情報を生成し、
前記クーポン送信部は、前記クーポン情報を、前記ユーザに対応するユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項2に記載のクーポン発行装置。 coupon sending unit,
with
The coupon determination unit generates coupon information indicating the determined coupon,
3. The coupon issuing device according to claim 2, wherein the coupon transmitting unit transmits the coupon information to a user terminal corresponding to the user.
を備え、
前記クーポン決定部は、決定した前記クーポンを示すクーポン情報を生成し、
前記クーポン送信部は、前記クーポン情報を、前記カードリーダへ送信することを特徴とする請求項2に記載のクーポン発行装置。 coupon sending unit,
with
The coupon determination unit generates coupon information indicating the determined coupon,
3. The coupon issuing device according to claim 2, wherein the coupon transmitting unit transmits the coupon information to the card reader.
前記カード識別情報を前記電子乗車券から読み取ったカードリーダから前記カード識別情報を取得する識別情報受信部と、
を備え、
前記クーポン決定部は、登録済の前記カード識別情報ごとに、発行する前記クーポンを決定し、決定した前記クーポンを発行することを予告するクーポン配布予告情報を生成し、
前記クーポン配布予告情報は、クーポンの内容とクーポンの発行の要件とを含み、
前記クーポン送信部は、前記クーポン配布予告情報を、前記クーポン配布予告情報に対応する前記ユーザのユーザ端末へ送信し、
前記クーポン決定部は、前記識別情報受信部によって取得された前記カード識別情報を受け取ると、受け取った前記カード識別情報に対応する前記クーポン配布予告情報に対応する前記要件を満たすか否かを判定し、前記要件を満たすと判定した場合に、決定した前記クーポンを示すクーポン情報を生成し、
前記クーポン送信部は、前記クーポン情報を、前記ユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載のクーポン発行装置。 a coupon sending unit;
an identification information receiving unit that acquires the card identification information from a card reader that reads the card identification information from the electronic ticket;
with
The coupon determination unit determines the coupon to be issued for each of the registered card identification information, and generates coupon distribution announcement information that announces the issuance of the determined coupon;
the coupon distribution notice information includes coupon content and coupon issuance requirements;
The coupon transmission unit transmits the coupon distribution notice information to the user terminal of the user corresponding to the coupon distribution notice information,
Upon receiving the card identification information acquired by the identification information receiving unit, the coupon determination unit determines whether or not the requirements corresponding to the coupon distribution notice information corresponding to the received card identification information are satisfied. , when it is determined that the requirements are satisfied, generate coupon information indicating the determined coupon,
2. The coupon issuing device according to claim 1, wherein the coupon transmitting unit transmits the coupon information to the user terminal.
前記クーポン決定部は、前記クーポンの有効期間の天気の種別に応じて、使用する前記混雑情報を選択することを特徴とする請求項9から12のいずれか1つに記載のクーポン発行装置。 The congestion information is generated for each type of weather,
13. The coupon issuing device according to any one of claims 9 to 12, wherein the coupon determination unit selects the congestion information to be used according to the type of weather during the validity period of the coupon.
クーポン送信部と、
を備え、
前記クーポン決定部は、識別情報取得部が前記ユーザ情報を取得すると、前記ユーザ情報に対応する前記カード識別情報を求め、前記カード識別情報に対応する前記ユーザに発行することを決定した前記クーポンを示すクーポン情報を生成し、
前記クーポン送信部は、前記クーポン情報を、前記ユーザに対応するユーザ端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載のクーポン発行装置。 an identification information acquisition unit that acquires user information corresponding to the card identification information from a communication device that detects terminals existing within a communication range;
a coupon sending unit;
with
When the identification information acquisition unit acquires the user information, the coupon determination unit obtains the card identification information corresponding to the user information, and selects the coupon determined to be issued to the user corresponding to the card identification information. Generate coupon information showing,
2. The coupon issuing device according to claim 1, wherein the coupon transmitting unit transmits the coupon information to a user terminal corresponding to the user.
を備えることを特徴とするクーポン発行装置。 using the card identification information, which is the identification information of the electronic ticket, to acquire movement history information indicating the history of movement in public transportation performed using the electronic ticket as a ticket; a coupon determination unit that determines requirements for receiving a coupon issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket using a coupon determination unit;
A coupon issuing device comprising:
クーポン発行装置と、
を備え、
前記クーポン発行装置は、
前記カード識別情報を前記カードリーダから取得する識別情報受信部と、
前記識別情報受信部が取得した前記カード識別情報を用いて、前記電子乗車券を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得し、取得した前記移動履歴情報を用いて、前記電子乗車券のユーザの移動を変化させるように、前記ユーザに発行するクーポンを決定するクーポン決定部と、
を備えることを特徴とするクーポン発行システム。 a card reader that reads card identification information that is identification information of an electronic ticket;
a coupon issuing device;
with
The coupon issuing device
an identification information receiving unit that obtains the card identification information from the card reader;
Using the card identification information acquired by the identification information receiving unit, movement history information indicating a history of movement in transportation using the electronic ticket as a ticket is acquired, and the acquired movement history information A coupon determination unit that determines a coupon to be issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket using
A coupon issuing system comprising:
をさらに備え、
前記クーポン決定部は、通信装置による検出結果を用いて前記ユーザの移動履歴を求め、当該移動履歴をさらに用いて前記ユーザに発行する前記クーポンを決定することを特徴とする請求項22に記載のクーポン発行システム。 A communication device that detects a user terminal existing within a communication range,
further comprising
23. The coupon determination unit according to claim 22, wherein the coupon determination unit obtains the movement history of the user using the detection result by the communication device, and further uses the movement history to determine the coupon to be issued to the user. Coupon issuing system.
電子乗車券の識別情報であるカード識別情報を用いて、前記電子乗車券を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得するステップと、
取得した前記移動履歴情報を用いて、前記電子乗車券のユーザの移動を変化させるように、前記ユーザに発行するクーポンを決定するステップと、
を含むことを特徴とするクーポン発行方法。 A coupon issuing method in a coupon issuing device,
a step of using card identification information, which is identification information of an electronic ticket, to acquire movement history information indicating a history of movement in a transportation system performed using the electronic ticket as a ticket;
determining a coupon to be issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket using the acquired movement history information;
A coupon issuing method comprising:
電子乗車券の識別情報であるカード識別情報を用いて、前記電子乗車券を乗車券として用いて行われた交通機関における移動の履歴を示す移動履歴情報を取得するステップと、
取得した前記移動履歴情報を用いて、前記電子乗車券のユーザの移動を変化させるように、前記ユーザに発行するクーポンを決定するステップと、
を実行させることを特徴とするクーポン発行プログラム。 to the computer system,
a step of using card identification information, which is identification information of an electronic ticket, to acquire movement history information indicating a history of movement in a transportation system performed using the electronic ticket as a ticket;
determining a coupon to be issued to the user so as to change the user's movement of the electronic ticket using the acquired movement history information;
A coupon issuing program characterized by executing
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
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