JP2023053772A - 直流電源の漏電検出装置 - Google Patents

直流電源の漏電検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】地絡電流による直流電源の電力消費が無く、検出し易い十分な大きさの検出電流を流すことができる漏電検出装置を提供する。【解決手段】送電ラインL1とL2との間に直列接続された抵抗素子R1、R2と、低い出力電圧を出力する定電圧電源PSと、オンオフを制御される電流路の一端が中点nに接続され、かつ電流路の他端が定電圧電源PSの正極出力端13に接続されたスイッチ素子Q1と、オンオフを制御される電流路の一端が中点nに接続され、かつ電流路の他端が定電圧電源PSの負極出力端14に接続されたスイッチ素子Q2と、直流電源に対して逆方向に送電ラインL1と定電圧電源PSの正極出力端13との間に接続された整流素子D1と、直流電源に対して逆方向に送電ラインL2と定電圧電源PSの負極出力端14との間に接続された整流素子D2と、検出回路と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源の送電ラインの地絡を検出するための中点接地方式の漏電検出装置に関する。
従来、直流電源の漏電検出装置として、図7に示す中点接地方式が知られている。中点接地方式は、直流電源の正極出力端1に接続された送電ラインL1(電位φ+)と、負極出力端2に接続された送電ラインL2(電位φ-)との間に中点nを設定するために、通常、2つの抵抗素子R1、R2を直列接続してその接続点を接地した構成を有する(例えば特許文献1~3)。地絡が発生していない定常時の中点nの電位φnは接地電位である。送電ラインL1又はL2上で地絡が発生したとき、抵抗素子R2又はR1に流れる地絡電流を検出電流として、例えば検出用抵抗素子Rdに流し、その両端電圧を計測する等の方法で地絡を検出している。
特開2002-296316号公報 特開2009-261039号公報 特開2013-130536号公報
従来の中点接地方式の漏電検出装置においては、定常時の直流電源の電力消費抑制の観点からすれば高抵抗値の抵抗素子R1、R2を用いて定常電流を小さくすることが好ましい。しかしながら、地絡時の検出電流が例えば数mA程度の高感度領域での電流計測になるため、ノイズにも敏感となり誤動作も多くなる。
そこで、中点接地方式において、抵抗素子R1、R2の抵抗値を小さくして検出電流を大きくし、低感度にしようとすると、ノイズには強くなるが定常電流も大きくなるため、直流電源の電力消費が大きくなるという問題がある。また、地絡電流の大きさが直流電源の出力電圧に依存するので、出力電圧が変動する場合、検出電流値も変化するという問題もある。
以上の問題点に鑑み本発明の目的は、直流電源の漏電検出装置において、地絡電流による直流電源の電力消費が無く、検出し易い十分な大きさの検出電流を流すことができ、かつ、直流電源の出力電圧の変動に影響されない漏電検出装置を提供することである。
上記の目的を達成するべく、本発明は、以下の構成を提供する。なお、括弧内の符号は後述する図面中の符号であり、参考のために付するものである。
- 本発明の態様は、直流電源の正極出力端(1)に接続される第1の送電ライン(L1)と前記直流電源の負極出力端(2)に接続される第2の送電ライン(L2)との間に接続される漏電検出装置であって、
前記第1の送電ライン(L1)と前記第2の送電ライン(L2)との間に接続され、互いに接続点(a)にて直列接続された第1の抵抗素子(R1)及び第2の抵抗素子(R2)と、
前記直流電源の出力電圧よりも低い一定の直流の出力電圧を正極出力端(13)と負極出力端(14)との間に出力する定電圧電源(PS)と、
前記接続点(a)の電位を印加される第1の制御端と、前記第1の制御端の電位によりオンオフを制御される第1の電流路とを具備し、前記第1の電流路の一端が中点(n)に接続され、かつ前記第1の電流路の他端が前記定電圧電源(PS)の正極出力端(13)に接続された第1のスイッチ素子(Q1)と、
前記接続点(a)の電位を印加される第2の制御端と、前記第2の制御端の電位によりオンオフを制御される第2の電流路とを具備し、前記第2の電流路の一端が前記中点(n)に接続され、かつ前記第2の電流路の他端が前記定電圧電源(PS)の負極出力端(14)に接続された第2のスイッチ素子(Q2)と、
前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第1の送電ライン(L1)と前記定電圧電源(PS)の正極出力端(13)との間に接続された第1の整流素子(D1)と、
前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第2の送電ライン(L2)と前記定電圧電源(PS)の負極出力端(14)との間に接続された第2の整流素子(D2)と、
前記中点(n)と接地点との間に接続された検出回路と、を有することを特徴とする。
- 上記態様において、前記直流電源の出力電圧が100~1000Vであり、かつ、前記定電圧電源(PS)の出力電圧が15~50Vであることが、好適である。
- 上記態様において、前記接続点(a)と前記中点(n)との間に、互いに逆向きに直列接続された2つのツェナーダイオード(ZD1,ZD2)を有することが、好適である。
- 上記態様において、前記検出回路が、各々異なる抵抗値を有して切替可能に接続された複数の抵抗素子を有することが、好適である。
- 本発明の別の態様は、直流電源の正極出力端(1)に接続される第1の送電ライン(L1)と前記直流電源の負極出力端(2)に接続される第2の送電ライン(L2)との間に接続される漏電検出装置であって、
前記直流電源の出力電圧よりも低い一定の直流の出力電圧を正極出力端(13)と負極出力端(14)との間に出力し、その負極出力端(14)が中点(n)に接続された第1の定電圧電源(PS1)と、
前記第1の定電圧電源(PS1)と同じ一定の直流電圧を正極出力端(23)と負極出力端(24)との間に出力し、その正極出力端(23)が前記中点(n)に接続された第2の定電圧電源(PS2)と、
前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第1の送電ライン(L1)と前記第1の定電圧電源(PS1)の正極出力端(13)との間に接続された第1の整流素子(D1)と、
前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第2の送電ライン(L2)と前記第2の定電圧電源(PS2)の負極出力端(24)との間に接続された第2の整流素子(D2)と、
前記中点(n)と接地点との間に接続された検出回路と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、直流電源の漏電検出装置において、地絡電流による直流電源の電力消費が無く、検出し易い十分な大きさの検出電流を流すことができ、かつ、直流電源の出力電圧の変動に影響されない漏電検出装置が実現される。
図1は、本発明による漏電検出装置の第1の実施形態の回路構成の一例を示した図である。 図2は、図1の漏電検出装置において負極側のライン上で地絡が発生したときの地絡電流の流れを示している。 図3は、図1の漏電検出装置にいて正極側のライン上で地絡が発生したときの地絡電流の流れを示している。た図である。 図4は、本発明による漏電検出装置の第2の実施形態の回路構成の一例を示した図である。 図5は、図4の漏電検出装置において負極側のライン上で地絡が発生したときの地絡電流の流れを示す図である。 図6は、図4の漏電検出装置にいて正極側のライン上で地絡が発生したときの地絡電流の流れを示す図である。 図7は、従来の中点接地方式の漏電検出装置を概略的に示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明による直流電源の漏電検出装置の実施形態について説明する。本発明の漏電検出装置は、直流電源の送電ラインから大地への漏電、すなわち地絡を検出するために用いられる装置である。本明細書では、地絡による漏電電流を「地絡電流」と称することとする。
漏電検出装置における「中点接地方式」とは、地絡の発生していない定常時における送電ライン間電圧の中点が接地電位となるように構成し、地絡時に中点の電位が接地電位から逸脱したり、又は、地絡時に中点を通って接地点に電流が流れたりすることを利用して地絡を検出する方式をいう。
(1)第1の実施形態
(1-1)回路構成
図1は、直流電源の漏電検出装置の第1の実施形態の回路構成の一例を概略的に示した図である。直流電源は図示しておらず、直流電源の正極出力端1と負極出力端2のみを示している。直流電源の正極出力端1には第1の送電ラインL1が接続され、負極出力端2には第2の送電ラインL2が接続されている。漏電検出装置は、送電ラインL1と送電ラインL2との間に接続されている。漏電検出装置は、直流電源及びその負荷(図示せず)と並列に接続されている。
直流電源は、例えば太陽光発電装置や蓄電池などである。一例として正極出力端1と負極出力端2の間の出力電圧は数百Vであり、例えば300Vである。符号φ+は接地電位に対する送電ラインL1の電位を表し、例えば+150Vである。符号φ-は接地電位に対する送電ラインL2の電位を表し、例えば-150Vである。
図1に示す漏電検出装置は、接続点aで直列接続された第1の抵抗素子R1と第2の抵抗素子R2とを有する。抵抗素子R1は、送電ラインL1と接続点aとの間に接続され、抵抗素子R2は、送電ラインL2と接続点aとの間に接続されている。ここで「抵抗素子」は、線形抵抗素子の意味で用いる。抵抗素子R1と抵抗素子R2は、同じ抵抗値を有する。符号φaは接地電位に対する接続点aの電位を表す。地絡の発生していない定常時には、φaは接地電位すなわち0Vである。
漏電検出装置はさらに、定電圧電源PSを有する。定電圧電源PSは、出力端1、2を有する直流電源とは別個の直流電源である。定電圧電源PSは、正極出力端13と負極出力端14との間に一定の出力電圧を出力し、その出力電圧は直流電源に比べて低い。例えば、直流電源の出力電圧が100~1000Vの場合、定電圧電源PSの出力電圧は、15~50V程度とすることが好ましい。一例として、直流電源の出力電圧が300Vのとき、定電圧電源PSの出力電圧を24Vとする。
図示の例では、定電圧電源PSの入力端11、12は、それぞれ送電ラインL1、L2に接続されて電力供給されている。直流電源の出力端1、2は接地点に対してノーマルモード(ディファレンシャルモード)であるので、定電圧電源PSの入力端11、12が送電ラインL1、L2に接続されていても地絡電流の検出には影響しない。なお、この場合、定電圧電源PSの入力端11、12と出力端13、14は絶縁されていなければならない。例えば、定電圧電源PSは、トランスを用いた絶縁型のスイッチング電源(降圧コンバータ)とすることができる。別の例として、定電圧電源PSは、送電ラインL1、L2から電力供給されなくともよい。例えば、定電圧電源PSは、蓄電池であってもよい。
漏電検出装置はさらに、第1のスイッチ素子Q1及び第2のスイッチ素子Q2を有する。第1のスイッチ素子Q1は、ここではNチャネル型電界効果トランジスタ(FET)で構成されている。第2のスイッチ素子Q2は、ここではPチャネル型FETで構成されている。スイッチ素子Q1をNPN型トランジスタで、スイッチ素子Q2をPNP型トランジスタで構成することもできる。
スイッチ素子Q1は、制御端(ゲート)と、制御端の電位により導通と遮断すなわちオンオフを制御される電流路(ドレインソース間電流路)とを有する。スイッチ素子Q1の制御端は、抵抗素子R1と抵抗素子R2の接続点aに接続されており、制御端には接続点aの電位φaが印加される。スイッチ素子Q1の電流路の一端(ソース)は中点nに接続され、電流路の他端(ドレイン)は、定電圧電源PSの正極出力端13に接続されている。
スイッチ素子Q2もまた、制御端(ゲート)と、制御端の電位により導通と遮断すなわちオンオフを制御される電流路(ソースドレイン間電流路)とを有する。スイッチ素子Q2の制御端もまた、抵抗素子R1と抵抗素子R2の接続点aに接続されており、制御端には接続点aの電位φaが印加される。スイッチ素子Q2の電流路の一端(ソース)も中点nに接続され、電流路の他端(ドレイン)は、定電圧電源PSの負極出力端14に接続されている。よって、スイッチ素子Q1とスイッチ素子Q2の一端(ソース)同士は、中点nで接続されている。符号φnは接地電位に対する中点nの電位を表す。
好適例では、スイッチ素子Q1、Q2の一端(ソース)と制御端(ゲート)との間に過大電圧が印加されないように、保護素子として2つのツェナーダイオードZD1、ZD2が互いに逆向きに直列接続されている。これにより、ゲートソース間電圧がツェナー電圧に抑制される。
漏電検出装置はさらに、直流電源の出力電圧に対して逆方向となるようにそれぞれ接続された第1の整流素子D1及び第2の整流素子D2を有する。
整流用ダイオードである第1の整流素子D1は、送電ラインL1と接続点b1との間に接続され、アノードが接続点b1にカソードが送電ラインL1に接続されている。接続点b1は、定電圧電源PSの正極出力端13でありかつスイッチ素子Q1の他端(ドレイン)でもある。符号φb1は接地電位に対する接続点b1の電位を表す。
整流用ダイオードである第2の整流素子D2は、送電ラインL2と接続点b2との間に接続され、アノードが送電ラインL2にカソードが接続点b2に接続されている。接続点b2は、定電圧電源PSの負極出力端14でありかつスイッチ素子Q2の他端(ドレイン)でもある。符号φb2は接地電位に対する接続点b2の電位を表す。
漏電検出装置はさらに、地絡発生を検出するための検出回路を有する。検出回路は、出力端3と出力端4との間に接続されている。検出回路の出力端3は中点nと共通であり、出力端4は接地されている。検出回路には、各々異なる抵抗値を有する4つの検出用の抵抗素子R6、R7、R8、R9が配置されている。各抵抗素子は、例えば数百~数キロΩの抵抗値を有する。各抵抗素子が中点nと接地点との間に選択的に接続されるように、スイッチSWにより切替可能である。中点nは、選択された抵抗素子(図示の例ではR8)を介して接地点に接続されている。予想される地絡抵抗や地絡電流の大きさなどに応じて、抵抗素子R6~R9のいずれかが予め選択され接続される。
この一つの検出回路が、送電ラインL1、L2のいずれの側の地絡の検出にも兼用される。地絡電流の向きに応じて出力端3と出力端4(接地点)の間に正又は負の電圧が出力される。コンデンサCは、ノイズ抑制用の平滑コンデンサである。なお、図示しないが、出力端3と出力端4の後段に、検出回路の出力電圧を利用した多様な回路、例えば整流回路や警報出力回路を設けることができる。
検出回路の別の例として、複数の抵抗素子に替えて、定電流値の異なる複数の定電流ダイオードを用いることもできる。その場合、各抵抗素子に替えて逆向きに直列接続された2つの定電流ダイオードを配置する。定電流ダイオードを流れる地絡電流が定電流値よりも増えようとすると定電流ダイオードの両端電圧が上昇することによって検出を行う。
(1-2)定常状態
図1には、地絡が発生していない定常時において抵抗素子R1、R2に流れる定常電流Iaを点線で示している。抵抗素子R1、R2は、定常時における直流電源の電力消費を抑制するために十分に大きな抵抗値、例えば数百キロオーム~数メガオームの抵抗値とする。例えば直流電源の出力電圧が300Vの場合、抵抗素子R1、R2をそれぞれ1MΩとすると、定常時に流れる定常電流Iaは約0.15mAと僅かである。本発明の漏電検出装置では、地絡時に抵抗素子R1、R2に流れる電流を地絡検出のために用いないので、抵抗素子R1、R2を十分に高い抵抗値とすることができる。
定常時には、中点nの電位φn及び接続点aの電位φaは接地電位(0V)である。よって、検出回路の出力端3の電位も接地電位(0V)である。スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2はいずれもオフ状態である。整流素子D1及び整流素子D2は、送電ラインL1と送電ラインL2間の電圧に対して逆方向であるので、整流素子D1、スイッチ素子Q1、スイッチ素子Q2、整流素子D2に電流は流れない。
定電圧電源PSの出力端13、14間には、例えば24Vの電圧が出力され、その場合、接続点b1の電位φb1及び接続点b2の電位φb2は、スイッチ素子Q1及びスイッチ素子Q2のいずれもオフ状態であるのでそれらの電位は不定であり、また、出力電流は流れない。よって、定常時には、漏電検出回路の電力消費はほぼ零である。
(1-3)地絡時の動作
次に、図2、図3を参照して図1の漏電検出装置の地絡時の動作を説明する。
<負側の地絡時>
図2には、負側の送電ラインL2上のc点で地絡が発生した状況を概略的に示している。c点と接地点の間に地絡抵抗Reを示している。地絡電流Is1は、接地点から地絡抵抗Reを介して送電ラインL2のc点へと流れる。
地絡によって送電ラインL2の電位φ-は、例えば-150Vからほぼ接地電位まで上昇する。これにより、抵抗素子R1と抵抗素子R2の接続点aの電位φaが直流電源の出力電圧(例えば300V)の半分まで上昇しようとするが、保護用のツェナーダイオードZD1によりスイッチ素子Q1のゲートソース間電圧は、最大でツェナー電圧(例えば15V)までの上昇に留まる。しかしながら、これによりスイッチ素子Q1は完全にオン状態となる。同時に、送電ラインL2の電位φ-の上昇によって整流素子D2は順方向となり導通する。この結果、定電圧電源PSの出力電圧を電源として、以下の経路で地絡電流Is1が流れる。

正極出力端13→スイッチ素子Q1→中点n→抵抗素子R8→接地点→地絡抵抗Re→送電ラインL2(c点→d点)→整流素子D2→負極出力端14
このとき、整流素子D2の両端電圧はほぼ零である。定電圧電源PSの出力電圧が24Vの場合、出力端13のb1点電位φb1は+24Vであり、中点nの電位φnも+24Vであり、出力端3に正の検出電圧が出力される。抵抗素子R8が例えば400Ωの場合、60mAの地絡電流が流れる。本発明の漏電検出装置では、数十mAから数Aの地絡電流を流すこともできる。したがって、容易に地絡を検出することができる。
一方、スイッチ素子Q2はオフ状態のままである。また、整流素子D1は逆方向のままであり、その両端には直流電源の出力電圧に近い電圧が印加されるので、適切な耐圧特性が必要である。逆に言えば、整流素子の耐圧のみを配慮すればよいので、高電圧化に容易に対応できる。
地絡電流Is1は、比較的低い出力電圧(例えば24V)の定電圧電源PSを電流源として流れるので、スイッチ素子Q1は高耐圧用とする必要がない。また、スイッチ素子Q1は完全にオンしてほぼ抵抗が零となるので、地絡電流Is1による大きな発熱も生じない。また、検出用の抵抗素子R6~R9には、定電圧電源PSの出力電圧(例えば24V)×地絡電流Is1の発熱のみが生じる。よって、地絡電流Is1が流れることによる漏電検出装置の電力消費は少ない。
また、地絡電流Is1は、直流電源の出力端1、2を通らないので、直流電源の電力を消費しない。
さらに、地絡電流Is1は、送電ラインL2上のc点とd点の間を通る。したがって仮に、d点より右側、c点とd点の間、c点より左側の3箇所で電流検出を行っていた場合、c点とd点の間でのみ大きな電流増加が観測され、他の2箇所では観測されないので、地絡点を発見し易くなる。
また、地絡電流Is1は、比較的低い出力電圧の定電圧電源PSを電流源として流れるので、地絡電流Is1が流れる部分に高電圧部分がなく、感電のリスクがなく安全である。
また、地絡電流Is1は、定電圧電源PSを電流源として流れるので、直流電源の出力電圧が変動する場合であっても、それによって地絡電流Is1の大きさは変動しない。
<正側の地絡時>
図3には、正側の送電ラインL1上で地絡が発生した状況を概略的に示している。正側の地絡時の動作は、上述した負側の地絡時の動作とは極性が逆になるのみで、原理的に同じであるので、簡単に説明する。
送電ラインL1の電位φ+が、例えば+150Vからほぼ接地電位まで降下すると、接続点aの電位φaが降下し、スイッチ素子Q2は完全にオン状態となる。同時に、整流素子D1は順方向となる。この結果、定電圧電源PSの出力電圧を電源として、以下の経路で地絡電流Is2が流れる。

正極出力端13→整流素子D1→送電ラインL1→地絡抵抗Re→接地点→抵抗素子R8→中点n→スイッチ素子Q2→負極出力端14
このとき、整流素子D1の両端電圧はほぼ零であり、定電圧電源PSの出力電圧が24Vの場合、出力端14のb2点電位φb2は例えば-24Vであり、中点nの電位φnも-24Vであり、出力端3に負の検出電圧が出力される。
一方、スイッチ素子Q1はオフ状態のままである。また、整流素子D2は逆方向のままであり、直流電源の出力電圧に近い電圧が印加されるので耐圧が必要である。その他の作用効果等については、上述した負側の地絡時と同様である。
(2)第2の実施形態
(2-1)回路構成
図4は、直流電源の漏電検出装置の第2の実施形態の回路構成の一例を概略的に示した図である。直流電源は図示しておらず、直流電源の正極出力端1と負極出力端2のみを示している。直流電源の正極出力端1には第1の送電ラインL1が接続され、負極出力端2には第2の送電ラインL2が接続されている。漏電検出装置は、送電ラインL1と送電ラインL2との間に接続されている。すなわち、漏電検出装置は、直流電源及びその負荷(図示せず)と並列に接続されている。
図4に示す漏電検出装置は、第1の定電圧電源PS1及び第2の定電圧電源PS2を有する。定電圧電源PS1、PS2は、出力端1、2を有する直流電源とは別個の直流電源である。定電圧電源PS1は正極出力端13と負極出力端14との間に、そして定電圧電源PS2は正極出力端23と負極出力端24との間に、同じ値の一定の出力電圧をそれぞれ出力する。その出力電圧は、直流電源の出力電圧に比べて低い。例えば、直流電源の出力電圧が100~1000Vの場合、定電圧電源PS1、PS2の出力電圧は、15~50V程度とすることが好ましい。一例として、直流電源の出力電圧が300Vのとき、定電圧電源PS1、PS2の出力電圧をそれぞれ24Vとする。
図示の例では、定電圧電源PS1の入力端11、12及び定電圧電源PS2の入力端21、22は、それぞれ送電ラインL1、L2に接続されて電力供給されている。直流電源の出力端1、2は接地点に対してノーマルモード(ディファレンシャルモード)であるので、定電圧電源PS1、PS2の入力端11、12、21、22が送電ラインL1、L2に接続されていても地絡電流の検出には影響しない。定電圧電源PS1と定電圧電源PS2は、入力側において直流電源に対してそれぞれ並列接続されている。この場合、定電圧電源PS1の入力端11、12と出力端13、14とは絶縁され、そして定電圧電源PS2の入力端21、22と出力端23、24とは絶縁されていなければならない。例えば、定電圧電源PS1、PS2は、それぞれトランスを用いた絶縁型のスイッチング電源(降圧コンバータ)とすることができる。別の例として、定電圧電源PS1、PS2は、送電ラインL1、L2から電力供給されなくともよい。例えば、定電圧電源PS1、PS2は、蓄電池であってもよい。
定電圧電源PS1と定電圧電源PS2とは、出力側において直列に接続されている。すなわち高電位側に配置された定電圧電源PS1の負極出力端14、及び、低電位側に配置された定電圧電源PS2の正極出力端23が、いずれも中点nに接続されている。符号φnは接地電位に対する中点nの電位を表す。
漏電検出装置はさらに、直流電源の出力電圧に対して逆方向となるようにそれぞれ接続された第1の整流素子D1及び第2の整流素子D2を有する。
整流用ダイオードである第1の整流素子D1は、送電ラインL1と定電圧電源PS1の正極側出力端13との間に接続され、アノードが正極側出力端13に、カソードが送電ラインL1に接続されている。符号φ13は接地電位に対する正極側出力端13の電位を表す。
整流用ダイオードである第2の整流素子D2は、送電ラインL2と定電圧電源PS2の負極側出力端24との間に接続され、アノードが送電ラインL2に、カソードが負極側出力端24接続されている。符号φ24は接地電位に対する負極側出力端24の電位を表す。
漏電検出装置はさらに、地絡発生を検出するための検出回路を有する。検出回路は、出力端3と出力端4との間に接続されている。検出回路の出力端3は中点nと共通であり、出力端4は接地されている。検出回路には、各々異なる抵抗値を有する4つの検出用の抵抗素子R6、R7、R8、R9が配置されている。各抵抗素子は、例えば数百~数キロΩの抵抗値を有する。各抵抗素子が中点nと接地点との間に選択的に接続されるように、スイッチSWにより切替可能である。中点nは、選択された抵抗素子(図示の例ではR8)を介して接地点に接続されている。この検出回路については、第1の実施形態と同じ構成であるので、これ以上の詳細な説明を省略する。
(2-2)定常状態
地絡が発生していない定常時には、中点nの電位φnは接地電位(0V)である。よって、検出回路の出力端3の電位も接地電位(0V)である。整流素子D1及び整流素子D2は、送電ラインL1と送電ラインL2間の電圧に対して逆方向であるので、整流素子D1及び整流素子D2には電流は流れない。したがって、定電圧電源PS1の出力端13、14間及び定電圧電源PS2の出力端23、24間にそれぞれ例えば24Vの電圧が出力されても、出力電流は流れない。よって、定常時には、漏電検出回路の電力消費は零である。
(2-3)地絡時の動作
次に、図5、図6を参照して図4の漏電検出装置の地絡時の動作を説明する。
<負側の地絡時>
図5には、負側の送電ラインL2上のc点で地絡が発生した状況を概略的に示している。c点と接地点の間に地絡抵抗Reを示している。地絡電流Is1は、接地点から地絡抵抗Reを介して送電ラインL2のc点へと流れる。
地絡によって送電ラインL2の電位φ-は、例えば-150Vからほぼ接地電位まで上昇する。これにより、中点nの電位φnが直流電源の出力電圧(例えば300V)の半分まで上昇しようとする。しかし、送電ラインL2の電位φ-の上昇によって整流素子D2が順方向となり導通する結果、中点nの電位φnの上昇は、定電圧電源PS2の正極出力端23の電位(例えば+24V)までの上昇に留まる。この結果、定電圧電源PS2の出力電圧を電源として、以下の経路で地絡電流Is1が流れる。

正極出力端23→中点n→抵抗素子R8→接地点→地絡抵抗Re→送電ラインL2(c点→d点)→整流素子D2→負極出力端24
このとき、整流素子D2の両端電圧はほぼ零であり、定電圧電源PS2の出力電圧が24Vの場合、正極出力端23(中点n)の電位φnは+24Vであり、出力端3に正の検出電圧が出力される。抵抗素子R8が例えば400Ωの場合、60mAの地絡電流が流れる。本発明の漏電検出装置では、数十mAから数Aの地絡電流を流すこともできる。したがって、容易に地絡を検出することができる。
一方、整流素子D1は逆方向のままであり、その両端には直流電源の出力電圧に近い電圧が印加されるので、適切な耐圧特性が必要である。逆に言えば、整流素子の耐圧のみを配慮すればよいので、高電圧化に容易に対応できる。
地絡電流Is1は、比較的低い出力電圧(例えば24V)の定電圧電源PS2を電流源として流れるので、検出用の抵抗素子R6~R9にも問題となるような発熱は生じない。よって、地絡電流Is1が流れることによる漏電検出装置の電力消費は少ない。
また、地絡電流Is1は、直流電源の出力端1、2を通らないので、直流電源の電力を消費しない。
さらに、地絡電流Is1は、送電ラインL2上のc点とd点の間を通る。したがって仮に、d点より右側、c点とd点の間、c点より左側の3箇所で電流検出を行っていた場合、c点とd点の間でのみ大きな電流増加が観測され、他の2箇所では観測されないので、地絡点を発見し易くなる。
また、地絡電流Is1は、比較的低い出力電圧の定電圧電源PS2を電流源として流れるので、地絡電流Is1が流れる部分に高電圧部分がなく、感電のリスクがなく安全である。
また、地絡電流Is1は、定電圧電源PS2を電流源として流れるので、直流電源の出力電圧が変動する場合であっても、それによって地絡電流Is1の大きさは変動しない。
<正側の地絡時>
図6には、正側の送電ラインL1上で地絡が発生した状況を概略的に示している。正側の地絡時の動作は、上述した負側の地絡時の動作とは極性が逆になるのみで、原理的に同じであるので、簡単に説明する。
送電ラインL1の電位φ+が、例えば+150Vからほぼ接地電位まで降下すると、中点nの電位φnが直流電源の出力電圧(例えば300V)の半分まで降下しようとする。しかし、送電ラインL1の電位φ+の降下によって整流素子D1が順方向となり導通する結果、中点nの電位φnの降下は、定電圧電源PS1の負極出力端14の電位(例えば-24V)までの降下に留まる。この結果、定電圧電源PS1の出力電圧を電源として、以下の経路で地絡電流Is2が流れる。

正極出力端13→整流素子D1→送電ラインL1→地絡抵抗Re→接地点→抵抗素子R8→中点n→負極出力端14
このとき、整流素子D1の両端電圧はほぼ零であり、定電圧電源PS1の出力電圧が24Vの場合、中点nの電位φnは-24Vであり、出力端3に負の検出電圧が出力される。
一方、整流素子D2は逆方向のままであり、その両端には直流電源の出力電圧に近い電圧が印加されるので、適切な耐圧が必要である。その他の作用効果等については、上述した負側の地絡時と同様である。
以上、本発明の実施形態を、例示としての構成を参照して説明したが、具体的な回路構成はこれらに限定されるものではない。本発明の原理に従う限り、多様な変形形態も本発明の範囲に含まれる。
1 直流電源の正極出力端
2 直流電源の負極出力端
3 検出回路出力端
4 検出回路出力端(接地端)
11、21 定電圧電源の正極入力端
12、22 定電圧電源の負極入力端
13、23 定電圧電源の正極出力端
14、24 定電圧電源の負極出力端
L1、L2 送電ライン
PS、PS1、PS2 定電圧電源
ZD1、ZD2 ツェナーダイオード
D1、D2 整流用ダイオード
R1、R2 抵抗素子
R6、R7、R8、R9 検出用抵抗素子
Q1、Q2 スイッチ素子
Re 地絡抵抗
SW スイッチ

Claims (7)

  1. 直流電源の正極出力端(1)に接続される第1の送電ライン(L1)と前記直流電源の負極出力端(2)に接続される第2の送電ライン(L2)との間に接続される漏電検出装置であって、
    前記第1の送電ライン(L1)と前記第2の送電ライン(L2)との間に接続され、互いに接続点(a)にて直列接続された第1の抵抗素子(R1)及び第2の抵抗素子(R2)と、
    前記直流電源の出力電圧よりも低い一定の直流の出力電圧を正極出力端(13)と負極出力端(14)との間に出力する定電圧電源(PS)と、
    前記接続点(a)の電位を印加される第1の制御端と、前記第1の制御端の電位によりオンオフを制御される第1の電流路とを具備し、前記第1の電流路の一端が中点(n)に接続され、かつ前記第1の電流路の他端が前記定電圧電源(PS)の正極出力端(13)に接続された第1のスイッチ素子(Q1)と、
    前記接続点(a)の電位を印加される第2の制御端と、前記第2の制御端の電位によりオンオフを制御される第2の電流路とを具備し、前記第2の電流路の一端が前記中点(n)に接続され、かつ前記第2の電流路の他端が前記定電圧電源(PS)の負極出力端(14)に接続された第2のスイッチ素子(Q2)と、
    前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第1の送電ライン(L1)と前記定電圧電源(PS)の正極出力端(13)との間に接続された第1の整流素子(D1)と、
    前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第2の送電ライン(L2)と前記定電圧電源(PS)の負極出力端(14)との間に接続された第2の整流素子(D2)と、
    前記中点(n)と接地点との間に接続された検出回路と、を有することを特徴とする漏電検出装置。
  2. 前記直流電源の出力電圧が100~1000Vであり、かつ、前記定電圧電源(PS)の出力電圧が15~50Vであることを特徴とする請求項1に記載の漏電検出装置。
  3. 前記接続点(a)と前記中点(n)との間に、互いに逆向きに直列接続された2つのツェナーダイオード(ZD1,ZD2)を有することを特徴とする請求項1又は2に漏電検出装置。
  4. 前記検出回路が、各々異なる抵抗値を有して切替可能に接続された複数の抵抗素子を有することを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の漏電検出装置。
  5. 直流電源の正極出力端(1)に接続される第1の送電ライン(L1)と前記直流電源の負極出力端(2)に接続される第2の送電ライン(L2)との間に接続される漏電検出装置であって、
    前記直流電源の出力電圧よりも低い一定の直流の出力電圧を正極出力端(13)と負極出力端(14)との間に出力し、その負極出力端(14)が中点(n)に接続された第1の定電圧電源(PS1)と、
    前記第1の定電圧電源(PS1)と同じ一定の直流電圧を正極出力端(23)と負極出力端(24)との間に出力し、その正極出力端(23)が前記中点(n)に接続された第2の定電圧電源(PS2)と、
    前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第1の送電ライン(L1)と前記第1の定電圧電源(PS1)の正極出力端(13)との間に接続された第1の整流素子(D1)と、
    前記直流電源の出力電圧に対して逆方向となるように前記第2の送電ライン(L2)と前記第2の定電圧電源(PS2)の負極出力端(24)との間に接続された第2の整流素子(D2)と、
    前記中点(n)と接地点との間に接続された検出回路と、を有することを特徴とする漏電検出装置。
  6. 前記直流電源の出力電圧が100~1000Vであり、かつ、前記第1及び第2の定電圧電源(PS1,PS2)の出力電圧が15~50Vであることを特徴とする請求項5に記載の漏電検出装置。
  7. 前記検出回路が、各々異なる抵抗値を有して切替可能に接続された複数の抵抗素子を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の漏電検出装置。

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