JP2023049889A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォントデータが記憶された外部メモリを印刷装置に接続していないことによってユーザが意図しない印刷結果となることを抑制する。【解決手段】印刷装置(1)は、接続インタフェース(140)と、内部メモリ(104)と、表示パネル(110)と、コントローラ(100)と、を備え、コントローラ(100)は、登録処理及び印刷処理を実行し、登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、印刷処理においては、メモリ接続状態であると判定した場合、接続インタフェース(140)に接続されている外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、メモリ接続状態ではないと判定した場合、表示情報を表示パネル(110)に表示する表示処理を実行する。【選択図】図1

Description

本開示は、プリンタなどの印刷装置に関する。
特許文献1のプリンタでは、受信した印刷データによって指定されたフォントが、プリンタに内蔵されたEEPROMに記憶されていない場合、フォント置換情報を参照して、指定されたフォントを代替フォントに置き換えることで、印刷を実行する。
特開2014-56583号公報
しかしながら、ユーザにおいては、代替フォントをできる限り使用せず、印刷データによって指定されるフォントを使用して印刷を実行したいという要望がある。
そこで、本開示者は、上記フォントに関するフォントデータをUSBメモリ等の専用外部メモリに記憶させて、当該専用外部メモリをプリンタに接続し、専用外部メモリからフォントデータを読み出すことにより、印刷処理を実行することを考案した。
しかしながら、例えばフォントデータの記憶用ではない他の外部メモリをプリンタに接続してフォントデータの読み出し以外の処理を行ったのち、フォントデータが記憶された外部メモリをプリンタに接続し忘れている場合、ユーザが意図しない代替フォントで印刷が行われてしまう虞がある。
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置は、接続インタフェースと、内部メモリと、表示パネルと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、前記コントローラは、取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、前記コントローラは、前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、前記コントローラは、前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態ではないと判定した場合、前記フォントデータが記憶された前記外部メモリを、前記接続インタフェースへ接続することに関する表示情報を前記表示パネルに表示する表示処理を実行する。
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置は、接続インタフェースと、内部メモリと、表示パネルと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、前記コントローラは、取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、前記コントローラは、前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、前記コントローラは、前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記登録処理の完了後、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリが前記接続インタフェースに接続され、当該外部メモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を当該印刷装置が受け付けた場合、前記フォントデータが記憶された前記外部メモリを、前記接続インタフェースへ接続することに関する表示情報を前記表示パネルに表示する表示処理を実行する。
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置は、接続インタフェースと、内部メモリと、表示パネルと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、前記コントローラは、取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、前記コントローラは、前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、前記コントローラは、前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記登録処理の完了後、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリである場合、当該外部メモリを用いた処理を行ったのち、前記表示情報を前記表示パネルに表示する。
本開示の一態様によれば、フォントデータが記憶された外部メモリを印刷装置に接続していないことによってユーザが意図しない印刷結果となることを抑制できる。
印刷装置の機能的構成を示すブロック図の一例である。 印刷処理の流れを示すフローチャートである。 情報テーブルの一例を示す表である。 USBメモリが接続インタフェースから抜かれた場合の処理の流れを示すフローチャートである。 USBメモリが接続インタフェースに接続された場合の処理の流れを示すフローチャートである。 表示パネルに表示される画面の一例である。 表示パネルに表示される画面の一例である。 表示パネルに表示される画面の一例である。
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、同一の部材には同一の符号を付し、それらの名称や機能も同一である。したがって、それらの詳細な説明は繰り返さない。
(印刷装置1の構成)
以下、実施形態における印刷装置1について、図1~図8を参照して説明する。図1は、印刷装置1の機能的構成を示すブロック図の一例である。
図1に示すように、印刷装置1は、コントローラ100、印刷エンジン30、表示パネル110、操作インタフェース120、通信インタフェース130および接続インタフェース140を備えている。コントローラ100は、印刷エンジン30、表示パネル110、操作インタフェース120、通信インタフェース130、及び接続インタフェース140に電気的に接続されている。コントローラ100は、CPU101、ROM102、RAM103、およびNVM(Non-Volatile Memoryの略)104を備えている。ここで、NVM104は、書き換え可能な不揮発性メモリであって、本開示における内部メモリの一例である。
CPU101は、ROM102から読み出したプログラムにしたがって処理を行い、その処理の結果をRAM103またはNVM104に記憶させながら、印刷装置1の各部を制御する。ROM102には、各種のプログラムが記憶されており、各種のプログラムには、例えば、印刷装置1の各部を制御するためのプログラムが含まれる。RAM103は、CPU101が各種のプログラムを実行する際の作業領域およびデータの一時的な記憶領域として利用される。また、ROM102は、1又は複数のフォントデータ等を記憶する。ROM102が記憶するフォントデータは、印刷処理において使用頻度が高いフォントデータであることが望ましい。
印刷エンジン30は、例えば、電子写真方式で、シートに印刷データに基づく画像を印刷する印刷エンジンである。なお、印刷の方式は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式であってもよい。また、シートに印刷される画像は、カラー印刷が可能であってもよいし、モノクロ印刷専用であってもよい。シートは、紙媒体に限らず、例えばOHPシートのような樹脂媒体であってもよい。
表示パネル110は、例えば液晶ディスプレイである。操作インタフェース120は、例えば複数のボタンを有し、ユーザによる各種の入力指示を受け付ける。表示パネル110と、操作インタフェース120とが、1つのタッチパネルとして構成されていてもよい。通信インタフェース130は、無線通信方式または有線通信方式により、PC等の外部装置200と通信を行い、データを受信する。通信インタフェース130は、LANインタフェース等である。なお、通信インタフェース130は、複数の外部装置200と通信を行ってもよい。また、外部装置200は、例えば、スマートフォンやタブレットなどの、モバイル端末でもよい。
接続インタフェース140は、外部メモリ95を接続可能なインタフェースである。外部メモリ95は、書き換え可能な不揮発性メモリである。USBメモリ及びメモリカード等は、外部メモリ95の一例であり、USB端子及びカードスロット等は、接続インタフェース140の一例である。
(印刷処理の流れ)
図2を参照して印刷処理について説明する。図2は、印刷処理の流れを示すフローチャートである。図2のフローチャートに示す処理は、印刷装置1が、例えば外部装置200から印刷データを受信した場合に開始される。他の例として、図2のフローチャートに示す処理は、印刷装置1が、印刷データをダウンロードした場合に開始されてもよい。以下、外部メモリ95は、USBメモリであるものとして説明する。
S101において、通信インタフェース130は、印刷データを受信し、コントローラ100に供給する。ここで、印刷データとは、ページ記述言語で記述された、印刷対象を示すデータであって、例えばPDF形式のデータである。また、印刷データは、PCL(Printer Control Languageの略)形式、XPS(XML Paper Specificationの略)形式、及びPost Script(登録商標)形式等のデータであってもよい。
S102において、コントローラ100は、印刷データを解析することにより、印刷データが指定するフォントデータのフォント識別情報を、当該印刷データから取得する。ここで、フォント識別情報とは、フォントデータを特定するための情報であって、多くの場合、フォント名である。また、単一のフォントデータに対しては、1以上のフォント識別情報が対応する。換言すると、互いに異なる複数のフォント名が、同じフォントデータを意味する場合があり得る。
S103において、コントローラ100は、NVM104に記憶された情報テーブルを参照して、印刷データが指定するフォントデータが、情報テーブルに登録されたUSBメモリに記憶されているフォントデータであるか否かを判定する。ここで、情報テーブルに登録されたUSBメモリとは、フォントデータとの対応関係が情報テーブルに記憶されたUSBメモリを意味する。以下、情報テーブルに登録された、フォントデータを記憶するためのUSBメモリのことを「フォント用USBメモリ」とも呼称する。また、情報テーブルに登録されておらず、フォントデータの記憶以外の用途で用いられるUSBメモリのことを「フォント用ではないUSBメモリ」とも呼称する。
図3は、情報テーブルの一例を示す表である。図3に例示するように、情報テーブルは、互いに関係する複数のテーブルを含むリレーショナルデータベースとして実現され得る。
図3のテーブル31において、「ID」は、各レコードに一意に付されるプライマリキーであって、例えば連番の数値である。「ファイル名」は、フォントデータのファイル名である。また、「ファイル名」は、テーブル32の外部キーでもある。「チェックサム」は、フォントデータの内容が変更されていないかをチェックするための情報である。「フォントデータ記憶場所」は、フォントデータのファイルの記憶場所を示している。「USB名」は、フォントデータのファイルが記憶されているUSBメモリの名称を示している。テーブル31のように、情報テーブルは、フォントデータと、フォントデータを記憶しているUSBメモリとを対応付けている。また、USB名は、テーブル33の外部キーでもある。
テーブル32において、「フォント名1」~「フォント名3」は、フォント識別情報であって、何れも「ファイル名」のファイルデータを意味している。また、テーブル31及び32は、例えば、コントローラ100が、外部装置200を介して新たなフォントデータをUSBメモリにダウンロードして、当該フォントデータを印刷に使用可能とする処理を行った場合にレコードが追加される。ここで、新たなフォントデータを印刷に使用可能とする処理は、登録処理の一例である。加えて、登録処理を指示するユーザ操作、及び、登録処理に用いるUSBメモリを予め印刷装置1等に認識させる予約処理は、USBメモリを用いた処理として当該USBメモリを情報テーブルによってフォントデータに対応付けるための処理を指示するユーザ操作の一例である。USBメモリを用いた他の処理の例については後述する。
テーブル33において、「ベンダーID」は、USBメモリの製造業者を示す情報である。「プロダクトID」は、製品の種類を示す情報である。「シリアルNo.」は、製品を単体毎に識別するための情報である。「ベンダーID」「プロダクトID」及び「シリアルNo.」は、USBメモリの個体識別情報として機能し、一態様において、コントローラ100は、これら全てが一致するUSBメモリを、同一個体のUSBメモリと判定する。なお、コントローラ100は、「ベンダーID」「プロダクトID」及び「シリアルNo.」のうち、何れか1つが一致するUSBメモリ、或いは何れか2つが一致するUSBメモリを、同一個体のUSBメモリと判定する構成であってもよい。
図3に示す構成において、フォント用USBメモリとは、テーブル33にレコードが存在するUSBメモリを意味している。テーブル33は、情報テーブルにUSBメモリが登録される度にレコードが追加される。また、情報テーブルにUSBメモリを登録する処理については後述する。
コントローラ100は、印刷データが指定するフォントデータが、情報テーブルに登録されたUSBメモリに記憶されているフォントデータであると判定した場合(S103でYES)、S104の処理を行う。具体的は、S103において「YES」となる場合とは、印刷データが指定するフォント名がテーブル32に存在し、当該フォント名に対応するファイル名のフォントデータ記憶場所が、テーブル31において「USBメモリ」である場合である。また、コントローラ100は、印刷データが指定するフォントデータが、情報テーブルに登録されたUSBメモリに記憶されているフォントデータではないと判定した場合(S103でNO)、S107の処理が実行される。具体的には、S103において「NO」となる場合とは、印刷データが指定するフォント名に対応するフォントデータの記憶場所がROM102である場合、印刷に用いられるフォントデータが印刷データに埋め込まれている場合、又はフォント用USBメモリが1つも情報テーブルに登録されていない場合である。
S104において、コントローラ100は、情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する接続判定処理を実行する。ここで、メモリ接続状態であるとは、印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶しているUSBメモリが接続インタフェース140に接続されている状態である。コントローラ100は、接続判定処理にてメモリ接続状態であると判定した場合(S104でYES)、S105において、印刷データが指定するフォントデータをUSBメモリから読み出すことに成功したか否かを判定する。S104において「YES」となる場合とは、印刷データによって指定されているフォントデータにテーブル31によって対応付けられているUSBメモリの個体識別情報であって、テーブル33に示されている個体識別情報と、接続インタフェース140に接続されているUSBメモリの個体識別情報とが一致する場合である。コントローラ100は、当該フォントデータをUSBメモリから読み出すことに成功したと判定した場合(S105でYES)、S106において、USBメモリから読み出したフォントデータを用いてラスタデータを生成する。
また、コントローラ100は、S104の判定においてメモリ接続状態でないと判定した場合(S104でNO)、又はS105の判定において印刷データが指定するフォントデータをUSBメモリから読み出すことに成功しなかったと判定した場合(S105でNO)、S107の処理を実行する。また、S105においては、チェックサムの照合が行われる。コントローラ100は、USBメモリに記憶されたフォントデータから算出したチェックサムの値と、テーブル31の対応するチェックサムの値とが一致しない場合、フォントデータが改変されているものとして、S105で「NO」の判定を行う。
なお、S104又はS105で「NO」の判定が行われた場合に、コントローラ100が、例えば後述する第1表示態様で表示情報を表示パネルに表示させてもよい。これにより、フォント用USBメモリの接続をユーザに促すことができる。そして、新たにUSBメモリが接続インタフェース140に接続されたときに、S104からの処理を再度行う構成であってもよい。
S107において、コントローラ100は、ROM102に記憶されている標準フォントデータ、又は印刷データに埋め込まれている埋め込みフォントデータを用いてラスタデータを生成する。なお、S104又はS105において「NO」の判定が行われ、且つ指定されたフォントデータが印刷データに埋め込まれていない場合、コントローラ100は、指定されたフォントデータに似た代替のフォントデータを用いてラスタデータを生成する。
S108において、コントローラ100は、生成したラスタデータを印刷エンジン30に供給することによって、印刷を行う。
なお、印刷データが指定するフォントデータが複数である場合、S103~S107の処理は、各フォントデータについて実行される。即ち、或るフォントデータについては、USBメモリに記憶されたデータがラスタライズに用いられ、別のフォントデータについては、ROM102に記憶されたデータがラスタライズに用いられる場合が生じ得る。
また、表示パネル110が、後述する待機画面、機能操作画面及びUSB操作画面の何れを表示している場合であっても、印刷装置1が印刷データを受信したときには、コントローラ100は、図2のフローチャートに示す印刷処理を実行する。また、コントローラ100は、当該印刷処理の完了後、表示パネル110の画面表示を、待機画面に切り替える。
また、表示パネル110が、待機画面、機能操作画面及びUSB操作画面の何れを表示している場合であっても、USBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合、コントローラ100は、後述する図4のフローチャートに示す処理を実行する。図4のフローチャートは、USBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合の処理を示している。
また、表示パネル110が、待機画面及び機能操作画面の何れを表示している場合であっても、USBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、コントローラ100は、後述する図5のフローチャートに示す処理を実行する。図5のフローチャートは、USBメモリが接続インタフェース140に接続された場合の処理を示している。
なお、USBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合に限定されず、表示パネル110の画面が待機画面に切り替わったときに、コントローラ100は、USBメモリが接続インタフェースに接続されているか否かを判定し、接続されていなければ図4の処理を開始してもよい。ただし、表示パネル110に表示されている操作画面によっては、印刷装置1が印刷データを受信しても、必ずしも図2のフローチャートに示す処理が開始されずともよい。また、前記操作画面によっては、USBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合であっても、必ずしも図4のフローチャートに示す処理が開始されずともよい。また、前記操作画面によっては、USBメモリが接続インタフェース140に接続された場合であっても、必ずしも図5のフローチャートに示す処理が開始されずともよい。
また、図4のフローチャートに示す処理、或いは図5のフローチャートに示す処理が開始された時点で表示されていた操作画面が、操作画面の表示を切り替える、という説明がない限り、通常、処理の間、維持される。
(USBメモリが抜かれた場合の処理の流れ)
図4を参照して、外部メモリ95であるUSBメモリと接続インタフェース140との接続が解除されたときの処理、即ちUSBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合の処理について説明する。図4は、前記処理の流れを示すフローチャートである。図4のフローチャートに示す処理は、少なくとも1つのUSBメモリが登録処理において情報テーブルへの登録が完了している場合に、USBメモリが接続インタフェース140から抜かれたときに開始される。
S201において、コントローラ100は、情報テーブルを参照して、接続インタフェース140から抜かれたUSBメモリがフォント用USBメモリであるか否かを判定する。ここで、S201の判断をするための、具体的な仕組みを説明する。例えば、コントローラ100は、図3のテーブル33に登録されているUSBメモリが接続インタフェース140に接続されたとき、当該USBメモリを特定する情報をRAM103に記憶させる。コントローラ100は、例えば、当該USBメモリの個体識別情報をRAM103に記憶させる。例えば、USB名が「fontusb2」であるUSBメモリが接続インタフェース140に接続されたとき、コントローラ100は、USBメモリの個体識別情報である、ベンダーID「0xFEDC」、プロダクトID「0xBA98」、シリアルNo.「FEDCABA98765」をRAM103に記憶させている。なお、図3のテーブル33に登録されていないUSBメモリが接続インタフェース140に接続されたときは、RAM103には何れの個体識別情報も記憶されない。
なお、コントローラ100は、USBメモリを特定する情報として、USB名「fontusb2」をRAM103に記憶させてもよい。また、コントローラ100は、USBメモリを特定する情報として、id「3」をRAM103に記憶させてもよい。
そして、コントローラ100は、接続インタフェース140からUSBメモリが抜かれたときに、S201において、USBメモリを特定する情報がRAM103に記憶されているか確認する。前記の例の場合、USBメモリの個体識別情報である、ベンダーID「0xFEDC」、プロダクトID「0xBA98」、シリアルNo.「FEDCABA98765」がRAM103に記憶されているため、コントローラ100は、S201において「YES」の判定を行う。一方で、USBメモリを特定する情報がRAM103に記憶されていない場合、コントローラ100は、S201において「NO」の判定を行う。
コントローラ100は、前記抜かれたUSBメモリがフォント用USBメモリであると判定した場合(S201でYES)、S202において、表示情報を第1表示態様で表示パネル110に表示させる。ここで、S201において「YES」と判定されることは、別の側面から言えば、コントローラ100が、接続判定処理を実行し、メモリ接続状態ではなくなったと判定することを意味する。また、表示情報とは、フォント用USBメモリを接続インタフェース140へ接続することに関する情報であって、多くの場合、フォント用USBメモリを接続インタフェース140へ接続することを促す文面である。
また、コントローラ100は、接続インタフェース140から直近に抜かれたフォント用USBメモリのUSB名、及び当該USBメモリが記憶するフォント名を、表示情報に含ませて表示パネル110に表示させてもよい。例えばコントローラ100は、USB名「fontusb2」のUSBメモリが接続インタフェース140から抜かれた場合、S202において、USB名「fontusb2」、及びフォント名「Meiryo」を含む表示情報を表示パネル110に表示させてもよい。
以下、表示パネル110に表示される画面について補足する。図6の画面41は、操作画面の一例を示しており、図8の画面45は、第1表示態様の表示情報を含む画面の一例を示している。ここで、操作画面とは、USBメモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を印刷装置1が受付可能なこと等を示す画面である。図6の画面41及び後述する画面42は、本開示における待機画面の一例でもある。印刷装置1が起動した場合、例えば図6の画面41が表示パネル110に表示される。また、コントローラ100は、表示パネル110上の操作画面を、図2、図4及び図5のフローチャートに示す処理とは並行に実行可能な処理によって、さまざまな操作画面に切り替え得る。また、USBメモリを用いた処理とは、USBメモリに記憶されたファイルを印刷する処理、印刷装置1によってスキャンされた画像をUSBメモリに読み込む処理、及びUSBメモリを情報テーブルに登録する処理等である。例えば図6の画面41の「スキャン」は、前記スキャンされた画像をUSBメモリに読み込む処理を行うためのアイコンである。図6の画面41においては、「ファクス」のアイコンが選択された場合、ファクス機能の操作画面が表示され、「コピー」のアイコンが選択された場合、コピー機能の操作画面が表示される。また、「スキャン」のアイコンが選択された場合、スキャン機能の操作画面が表示される。これらに例示する操作画面は、本開示における機能操作画面の一例でもある。
また、前述のUSBメモリを用いた処理には、当該USBメモリからフォントデータを読み出す処理は含まれないものとする。
待機画面が表示されている状態、或いは機能操作画面が表示されている状態で、フォント用ではないUSBメモリが接続された場合、後述する図5のS306において、図7の画面44が表示されるか、或いはS307において、図7の画面43が表示される。図7の画面43及び画面44に例示する操作画面は、本開示におけるUSB操作画面の一例でもある。
また、図6の画面41において、アイコン48は、無線通信の電波強度を示している。アイコン49は、印刷装置1における設定を行うためのアイコンである。アイコン50は、印刷装置1におけるトナーの残量を示している。アイコン51a及び51bは、画面の表示項目を切り替えるためのボタンである。アイコン51a又は51bが選択されて、前述した「ファクス」等と別の機能に対応するアイコンが選択された場合、前記別の機能に対応する機能操作画面が表示パネル110に表示される。
図8の画面45は、S202で表示パネル110に表示される画面の一例である。フォント用USBメモリではない他のUSBメモリを用いた処理の完了後に、フォント用USBメモリを接続しなおすことを促す表示情報であるテキスト53と、表示情報を確認したことを示すユーザ操作を受け付けるためのボタン54とを画面内に含んでいる。画面45に示すように、第1表示態様は、表示情報が操作画面と共に表示されない表示態様である。また、テキスト53及び後述するテキスト56等は、フォント用USBメモリが接続インタフェース140に接続されていないことを示している。
S203において、コントローラ100は、図8の画面45を表示させてから所定時間が経過することと、ボタン54が選択されることとのうち、少なくとも何れかの条件が満たされたか否かを判定する。ここで、所定時間は、特定の時間に限定されず、例えば10秒であってもよいし、1分であってもよい。コントローラ100は、少なくとも何れかの前記条件が満たされたと判定した場合(S203でYES)、S204において、第2表示態様の表示情報を、操作画面と共に表示パネル110に表示させる。
前述したように、図4のフローチャートに示す処理が開始された時点で表示されていた操作画面は、切り替えられない限り以降のステップにおいても維持される。図6の画面42は、画面41に示す待機画面が表示されているときに図4のフローチャートに示す処理が開始された場合に、S204において表示パネル110に表示される画面の一例である。画面42のテキスト56は、第2表示態様の表示情報の一例である。画面42に示すように、第2表示態様は、表示情報が操作画面と共に表示される表示態様である。画面42は、画面41と同じ操作画面であって、表示情報が表示される点においてだけ相違する。通常、第2表示態様において表示情報が表示される領域は、第1表示態様において表示情報が表示される領域よりも小さい。別の側面から言えば、第1表示態様は、操作画面を介した操作を受け付けない代わりに、視認性を優先させた表示態様であると言える。
また、USB操作画面が表示パネル110に表示されているときに図4のフローチャートに示す処理が開始された場合、コントローラ100は、S202において、図8の画面45を表示させたのち、S204において、画面42に例示する待機画面を表示させる。
また、図示しない機能操作画面が表示パネル110に表示されているときに図4のフローチャートに示す処理が開始された場合、コントローラ100は、S202において図8の画面45を表示させる。そしてコントローラ100は、S204において、第2表示態様の表示情報と同一画面で機能操作画面を表示させる。
また、コントローラ100は、S203の判定において、前記条件の何れも満たされていないと判定した場合(S203でNO)、少なくとも何れかの前記条件が満たされるまで以降の処理を実行せずに待機する。
また、コントローラ100は、S201の判定において、接続インタフェース140から抜かれたUSBメモリがフォント用USBではないと判定した場合(S201でNO)、S205において、既に表示情報が表示パネル110に表示されているか否かを判定する。ここで、既に表示情報が表示パネル110に表示されている場合とは、S204において表示情報が表示されたのち、フォント用ではないUSBメモリが接続され、当該USBメモリが抜かれることによって図4の処理が再度実行された場合である。即ち、S205において表示されている可能性のある表示情報は、第2表示態様である。
コントローラ100は、既に表示情報が表示パネル110に表示されていると判定した場合(S205でYES)、S206において、引き続き第2表示態様の表示情報を操作画面と共に表示させる。また、コントローラ100は、表示情報が表示されていないと判定した場合(S205でNO)、S207において、表示情報を表示させず、操作画面のみを表示パネル110に表示させる。
S206及びS207においては、図4のフローチャートに示す処理が開始された時点における操作画面が維持される。このため、例えば図4のフローチャートに示す処理の開始時点で、図6の画面42が表示パネル110に表示されていた場合、S206においても画面42が表示される。また、前記開始時点で、第2表示態様の表示情報が機能操作画面と共に表示パネル110に表示されていた場合、S206においても第2表示態様の表示情報が機能操作画面と共に表示されている状態が維持される。
なお、S205~S207の処理は、画面の表示が維持されること等を、便宜上明示したものである。コントローラ100がS205~S207の処理を実行しないことで、画面の表示が維持される構成であってもよい。
(USBメモリが接続された場合の処理の流れ)
図5を参照して、外部メモリ95であるUSBメモリと接続インタフェース140とが接続されたときの処理、即ちUSBメモリが接続インタフェース140に接続された場合の処理について説明する。図5は、前記処理の流れを示すフローチャートである。図5のフローチャートに示す処理は、USBメモリが接続インタフェース140に接続された場合に開始される。
なお、図4のS201~S207の各処理の実行中にUSBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、図4のフローチャートの処理が終了しておらずとも、図5の処理が開始される。
S301において、コントローラ100は、情報テーブルを参照して、接続インタフェース140に接続されたUSBメモリが、フォント用USBメモリであるか否かを判定する。具体的には、コントローラ100は、接続インタフェース140に接続されたUSBメモリの個体識別情報と、図3のテーブル33における何れかのUSBメモリの個体識別情報とが一致するか否かを判定する。コントローラ100は、当該接続されたUSBメモリがフォント用USBメモリであると判定した場合(S301でYES)、S302において、既に表示情報が表示パネル110に表示されているか否かを判定する。ここで、S301において「YES」と判定されることは、別の側面から言えば、コントローラ100が、接続判定処理を実行し、メモリ接続状態になったと判定することを意味する。S302及び後述するS305において表示されている可能性のある表示情報は、第1表示態様又は第2表示態様である。
コントローラ100は、既に表示情報が表示パネル110に表示されていると判定した場合(S302でYES)、S303において当該表示情報の表示を終了し、S304の処理を行う。また、コントローラ100は、S302の判定において、表示情報が表示されていないと判定した場合(S302でNO)、S304の処理を行う。S304において、コントローラ100は、表示情報を表示させず、操作画面のみを表示パネル110に表示させる。
図5のフローチャートに示す処理が開始された時点で表示されていた操作画面は、切り替えられない限り維持されて、同じ画面がS304において表示される。このため、例えば図5のフローチャートに示す処理の開始時点で、図6の画面42が表示パネル110に表示されていた場合、S304においては、表示情報の表示が終了した、図6の画面41が表示される。
また、コントローラ100は、S301の判定において、接続インタフェース140に接続されたUSBメモリが、フォント用USBメモリではないと判定した場合(S301でNO)、S305において、S302と同様の判定を行う。
コントローラ100は、既に表示情報が表示パネル110に表示されていると判定した場合(S305でYES)、S306において、第2表示態様の表示情報と、USBメモリを用いた処理を行うための操作画面とを共に表示パネル110に表示させる。
図7の画面44は、S306において表示パネル110に表示される操作画面の一例である。画面44の例において、コントローラ100は、ボタン57が選択された場合、USBメモリに記憶されたファイルを印刷する処理を行い、ボタン58が選択された場合、印刷装置1によってスキャンされた画像をUSBメモリに読み込む処理を行う。また、コントローラ100は、ボタン59が選択された場合、USBメモリを情報テーブルに登録する処理を行う。
また、コントローラ100は、S305の判定において、表示情報が表示パネル110に表示されていないと判定した場合(S305でNO)、S307において、表示情報を表示させず、USBメモリを用いた処理を行うための操作画面のみを表示パネル110に表示させる。図7の画面43は、S307において表示パネル110に表示される操作画面の一例である。画面43は、画面44と同じ操作画面であって、表示情報が表示されない点においてだけ相違する。
また、S305~S307の処理は、コントローラ100が、表示情報について現状維持したまま、操作画面の切り替えをする処理であるとも言える。
S308において、コントローラ100は、USBメモリを情報テーブルに登録するユーザ操作がなされたか否か、即ち、図7の画面43又は画面44において、ボタン59が選択されたか否かを判定する。コントローラ100は、前記ユーザ操作がなされたと判定した場合(S308でYES)、S309において、接続されたUSBメモリから、当該USBメモリを識別するための個体識別情報を取得する。S309からS311までの処理は、登録処理の一例である。
S310において、コントローラ100は、操作インタフェース120を介して、当該USBメモリの名称を入力するユーザ操作を受け付ける。なお、コントローラ100は、入力されたUSBメモリの名称が、既に情報テーブルに登録されたUSBメモリの名称と同一である場合、他の名称の入力を要求する構成が望ましい。S311において、コントローラ100は、入力されたUSBメモリの名称、及び個体識別情報を、図3のテーブル33のレコードとして、情報テーブルに記憶する。
S312において、コントローラ100は、図6の画面41に例示する待機画面に切り替えた操作画面を表示する。なお、コントローラ100は、図5のフローチャートに示す処理の開始時点において表示パネル110に表示されていた操作画面を、S312において表示情報を伴わせず表示してもよい。
また、コントローラ100は、S308の判定において、USBメモリを情報テーブルに登録するユーザ操作がなされておらず、USBメモリを用いたその他の処理を行うユーザ操作がなされたと判定した場合(S308でNO)、S313において、当該その他の処理を実行する。コントローラ100は、例えば図7の画面43又は画面44において、ボタン57が選択された場合、USBメモリに記憶されたファイルを印刷する処理を行う。また、コントローラ100は、ボタン58が選択された場合、印刷装置1によってスキャンされた画像をUSBメモリに読み込む処理を行う。このようにS313において、コントローラ100は、USB操作画面での操作に基づく処理を行う。
当該その他の処理の完了後、S314において、コントローラ100は、図6の画面42に例示するように、第2表示態様の表示情報を、待機画面に切り替えた操作画面と共に表示パネル110に表示させる。なお、コントローラ100は、図5のフローチャートに示す処理の開始時点において表示パネル110に表示されていた操作画面を、S314において第2表示態様の表示情報と共に表示させてもよい。
なお、図7の画面43又は画面44において、USBメモリを用いた処理の何れかを指示するユーザ操作がなされず、例えば選択肢の表示をキャンセルするユーザ操作がなされた場合、S313の処理が実行されることなく、S314の処理が実行される。
また、別の態様として、コントローラ100は、S314において、図8の画面46に例示するように、表示情報を第1表示態様で表示パネル110に表示させてもよい。画面46は、接続インタフェース140に接続されたUSBメモリをフォント用USBメモリに入れ替えることを促す表示情報であるテキスト61と、ボタン54とを画面内に含んでいる。コントローラ100は、画面46を表示パネル110に表示させた場合、S203と同様の判定を行う。そして、少なくとも何れかの前述した条件が満たされたときに、コントローラ100は、図6の画面42に例示するように、第2表示態様の表示情報を、待機画面に切り替えた操作画面と共に表示パネル110に表示させてもよい。
以上、図2を参照して上述したように、コントローラ100は、印刷処理においてメモリ接続状態であると判定した場合、当該メモリに記憶されたフォントデータを用いて印刷処理を実行する。また、コントローラ100は、メモリ接続状態でないと判定した場合、表示情報を表示パネル110に表示する表示処理を実行する。
上記の構成によれば、コントローラ100は、フォント用USBメモリが接続インタフェース140から取り外された場合、表示情報を表示パネル110に表示する表示処理を行う。これにより、フォント用USBメモリを再度接続することをユーザに促すことが可能となり、当該USBメモリを印刷装置1に接続していないことによってユーザが意図しない印刷結果となることを抑制できる。
また、図5を参照して上述したように、コントローラ100は、表示情報の表示中にUSBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、接続されたUSBメモリが、フォント用ではないUSBメモリであれば、USBメモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を受け付ける操作画面を表示パネル110に表示させる。一方でコントローラ100は、接続されたUSBメモリがフォント用のUSBメモリであれば、当該操作画面を表示パネル110に表示させない。
上記の構成によれば、フォント用ではないUSBメモリが接続された場合、操作画面を用いたユーザ操作を受け付けることが可能となり、フォント用USBメモリが接続された場合、当該ユーザ操作を受け付けないことをユーザに把握させることができる。
また、S202において第1表示態様で表示情報が表示されているときに、フォント用ではないUSBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、S306においてコントローラ100は、表示情報を第2表示態様で表示させる。
上記の構成によれば、例えば第1表示態様を第2表示態様よりも目立つように表示情報を大きく表示し、且つフォント用ではないUSBメモリが接続された場合には、フォント用USBメモリの接続をユーザに促しつつ、操作画面を用いたユーザ操作を受け付けることができる。
また、S203において、コントローラ100は、表示情報を第1表示態様で表示パネル110に表示させてから所定時間が経過した場合、S204において表示情報を第2表示態様で表示させる。
上記の構成によれば、例えば第1表示態様を第2表示態様よりも目立つように表示情報を大きく表示し、且つ前記所定時間の経過後、操作画面を用いたユーザ操作を受け付けることができる。
また、S203において、コントローラ100は、表示情報を第1表示態様で表示パネル110に表示させたのち、確認用のボタン54が選択された場合、S204において表示情報を第2表示態様で表示させる。
上記の構成によれば、表示情報の確認をユーザに促し、且つユーザ操作が受け付けられたのち、操作画面を用いたユーザ操作を受け付けることができる。
また、S303において、コントローラ100は、表示情報の表示中にフォント用USBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、表示情報の表示処理を終了する。
上記の構成によれば、フォント用USBメモリの接続が印刷装置1に認識されたことを、ユーザに容易に把握させることができる。
また、S306又はS307において、コントローラ100は、図7の画面43又は画面44のボタン57等に対するユーザ操作を受け付けたのち、当該その他の処理の実行前又は実行中においても、表示情報を画面に表示させてもよい。
上記の構成によれば、コントローラ100は、フォント用ではないUSBメモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を印刷装置1が受け付けた場合、表示情報を表示パネル110に表示する表示処理を行う。これにより、当該USBメモリを用いた処理を実行しつつ、フォント用USBメモリを接続することをユーザに促すことが可能となり、当該USBメモリを印刷装置1に接続していないことによってユーザが意図しない印刷結果となることを抑制できる。
また、S314において、コントローラ100は、フォント用ではないUSBメモリが接続インタフェース140に接続されて当該USBメモリを用いた処理を行うためのユーザ操作がなされた場合、当該USBメモリを用いた処理を行ったのち、表示情報を表示パネル110に表示させる。
上記の構成によれば、フォント用ではないUSBメモリを用いた処理が完了したのちに、フォント用USBメモリを接続することをユーザに促すことが可能となり、当該USBメモリを印刷装置1に接続していないことによってユーザが意図しない印刷結果となることを抑制できる。
また、S306及びS307において、コントローラ100は、フォント用ではないUSBメモリが接続インタフェース140に接続された場合、当該USBメモリを用いた処理として当該USBメモリを情報テーブルによってフォントデータに対応付けるための処理を受け付ける操作画面を表示パネル110に表示させる。
上記の構成によれば、例えばコントローラ100は、USBメモリをフォントデータの記憶用とするために、操作画面を用いて当該USBメモリを情報テーブルに登録させる指示を受け付けることができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
コントローラ100は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、コントローラ100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、前記コンピュータにおいて、前記プロセッサが前記プログラムを前記記録媒体から読み取って実行してもよい。前記プロセッサとしては、例えばCPUを用いることができる。前記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、前記プログラムを展開するRAMなどをさらに備えていてもよい。また、前記プログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して前記コンピュータに供給されてもよい。なお、実施形態の一態様は、前記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
1 印刷装置
30 印刷エンジン
95 外部メモリ
100 コントローラ
104 NVM
110 表示パネル
120 操作インタフェース
130 通信インタフェース
140 接続インタフェース
200 外部装置

Claims (10)

  1. 接続インタフェースと、
    内部メモリと、
    表示パネルと、
    コントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、
    前記コントローラは、
    取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、
    前記コントローラは、
    前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、
    前記コントローラは、
    前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、
    前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態ではないと判定した場合、前記フォントデータが記憶された前記外部メモリを、前記接続インタフェースへ接続することに関する表示情報を前記表示パネルに表示する表示処理を実行する、印刷装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記表示パネルに前記表示情報を表示させている状態で、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、
    接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリである場合、当該外部メモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を受け付け可能なことを示す操作画面を前記表示パネルに表示させ、且つ、前記ユーザ操作が行われたとき、当該外部メモリを用いた処理を実行し、
    接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されている外部メモリである場合、前記操作画面を前記表示パネルに表示させない、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記表示処理において、前記表示情報を、第1表示態様で前記表示パネルに表示させ、
    前記表示パネルに前記表示情報を前記第1表示態様で表示させている状態で、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリである場合、前記表示情報を、第2表示態様で前記表示パネルに表示させ、
    前記第1表示態様においては、前記表示情報が、前記操作画面と共に表示されず、前記第2表示態様においては、前記表示情報が、前記操作画面と共に表示される、請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記コントローラは、
    前記表示情報を前記第1表示態様で前記表示パネルに表示させてから所定時間が経過した場合、前記表示情報を前記第2表示態様で前記表示パネルに表示する、請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記コントローラは、
    前記表示情報を前記第1表示態様で前記表示パネルに表示させたのち、当該表示情報を確認したことを示すユーザ操作を受け付けた場合、前記表示情報を前記第2表示態様で前記表示パネルに表示する、請求項3に記載の印刷装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記表示パネルに前記表示情報を表示させている状態で、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、前記接続インタフェースに接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録された外部メモリである場合、前記表示処理を終了し、前記表示情報は、前記情報テーブルに登録された外部メモリが前記接続インタフェースに接続されていないことを示す情報である、請求項1から5までの何れか1項に記載の印刷装置。
  7. 接続インタフェースと、
    内部メモリと、
    表示パネルと、
    コントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、
    前記コントローラは、
    取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、
    前記コントローラは、
    前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、
    前記コントローラは、
    前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、
    前記登録処理の完了後、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリが前記接続インタフェースに接続され、当該外部メモリを用いた処理を行うためのユーザ操作を受け付けた場合、前記フォントデータが記憶された前記外部メモリを、前記接続インタフェースへ接続することに関する表示情報を前記表示パネルに表示する表示処理を実行する、印刷装置。
  8. 前記コントローラは、
    前記登録処理の完了後、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリである場合、当該外部メモリを用いた処理を行ったのち、前記表示情報を前記表示パネルに表示する、請求項1から7までの何れか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記コントローラは、
    前記接続インタフェースに接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録された外部メモリでない場合、当該外部メモリを用いた処理として当該外部メモリを前記情報テーブルによって前記フォントデータに対応付けるための処理を指示するユーザ操作を、当該印刷装置が受付可能なことを示す操作画面を前記表示パネルに表示する、請求項2に記載の印刷装置。
  10. 接続インタフェースと、
    内部メモリと、
    表示パネルと、
    コントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、
    前記内部メモリに情報テーブルを登録する登録処理を実行し、前記情報テーブルは、フォントデータと、前記フォントデータを記憶している外部メモリと、を対応付ける情報であり、前記外部メモリは、前記接続インタフェースに接続可能なメモリであり、
    前記コントローラは、
    取得した印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、前記印刷データには、当該印刷データをシートに印刷する際に必要となるフォントデータが指定されている場合があり、
    前記コントローラは、
    前記登録処理の完了後、接続判定処理を実行し、前記接続判定処理は、前記内部メモリに登録された前記情報テーブルを参照して、メモリ接続状態であるか否かを判定する処理であり、前記メモリ接続状態は、前記印刷データにおいて指定されているフォントデータを記憶している外部メモリが前記接続インタフェースに接続されている状態であり、
    前記コントローラは、
    前記印刷処理においては、前記接続判定処理にて前記メモリ接続状態であると判定した場合、前記接続インタフェースに接続されている前記外部メモリに記憶されたフォントデータを用いて前記印刷データをシートに印刷する印刷処理を実行し、
    前記登録処理の完了後、前記接続インタフェースに前記外部メモリが接続された場合において、接続された前記外部メモリが、前記情報テーブルに登録されていない外部メモリである場合、当該外部メモリを用いた処理を行ったのち、表示情報を前記表示パネルに表示する、印刷装置。
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