JP2023049256A - 外観検査装置及び外観検査方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023049256000001
【課題】部品の搬送性を担保すると共に部品を高解像度で撮像すること。
【解決手段】外観検査装置1は、コンベア11と、カメラ12と、ワークWの像をカメラ12の撮像面に向けて反射する複数のミラー13a,13b,13c,13dと、ミラー開閉機構14,15と、コントローラ90と、を備え、コントローラ90は、ワークWが撮像領域A2まで搬送されるようにコンベア11を制御する第1制御と、複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2の方向に移動するようにミラー開閉機構14,15を制御する第2制御と、ワークWを撮像するようにカメラ12を制御する第3制御と、複数のミラー13a,13b,13c,13dが搬送経路から離れる方向に移動するようにミラー開閉機構14,15を制御する第4制御と、を実行するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、部品の外観検査装置及び外観検査方法に関する。
特許文献1には、部品の外観を撮像して、部品の電極形状、表面の欠陥、キズ、汚れ、異物等の有無を検査する外観検査装置が記載されている。特許文献1の外観検査装置は、部品の底面に対向する位置に撮像面を向けた撮像手段と、部品の4側面に対応して設けられたミラーと、を備え、ミラーは、部品の4側面の像を、撮像手段の撮像面に向けて反射させ、撮像手段は、底面画像に加え、4側面の像を撮像している。
このような構成によれば、1つの撮像手段により部品の複数の面を撮像することができるので、例えば部品の面毎に撮像手段が設けられた構成と比較して、コストが低減されると共に、撮像手段の切り替え等が不要になることにより撮像処理の簡易化が図られる。
特開2009-276338号公報
上述したような外観検査装置では、部品を撮像領域まで搬送すると共に、撮像領域において部品を停止させて撮像処理を行う。ここで、高解像度で撮像を行う観点からは、上述したミラーが部品に近接していることが好ましい。一方で、部品を適切に搬送する観点からは、部品の搬送が可能になる程度に部品からミラーを離間させる必要がある。このように、従来、部品の搬送性と高解像度での部品の撮像を両立することが困難である。
本発明の一態様は上記実情に鑑みてなされたものであり、1つの撮像手段によって部品の複数の面を撮像する構成において、部品の搬送性を担保すると共に部品を高解像度で撮像することを可能にする外観検査装置及び外観検査方法に関する。
本発明の一態様に係る外観検査装置は、部品の表面状態を検査する外観検査装置であって、載置された部品を搬送経路に沿って撮像領域まで搬送可能に構成された搬送部と、撮像領域に搬送された部品に対して第1方向で対向し、部品を撮像する撮像部と、第1方向で見ると、撮像領域に搬送された部品を囲うように配置され、部品の像を撮像部の撮像面に向けて反射する複数のミラーと、複数のミラーを移動可能に構成された移動機構と、制御装置と、を備え、制御装置は、部品が撮像領域まで搬送されて撮像領域で停止するように搬送部を制御する第1制御と、第1制御後において複数のミラーが撮像領域の方向に移動するように移動機構を制御する第2制御と、第2制御後において部品を撮像するように撮像部を制御する第3制御と、第3制御後において複数のミラーが撮像領域を含む搬送経路から離れる方向に移動するように移動機構を制御する第4制御と、を実行するように構成されている。
本発明の一態様に係る外観検査装置では、部品の像を撮像部の撮像面に向けて反射する複数のミラーが、撮像領域に搬送された部品を囲うように配置されているので、1つの撮像部により部品の複数の面を撮像することができ、例えば部品の面毎に撮像手段が設けられた構成と比較して、コストが低減されると共に、撮像手段の切り替え等が不要になることにより撮像処理の簡易化が図られる。そして、本発明の一態様に係る外観検査装置では、部品が撮像領域に停止した状態において、複数のミラーが撮像領域の方向に移動するように移動機構が制御され、その後に撮像部による部品の撮像が実施される。このように、複数のミラーが、撮像領域の方向に移動させられ、その状態で部品の撮像が実施されることにより、部品の撮像時において複数のミラーが部品に近接し撮像時フレーム枠が小さくされた状態で部品の撮像が実施されることとなるので、高解像度(高画素)での部品の撮像を実現することができる。更に、本発明の一態様に係る外観検査装置では、撮像後において、複数のミラーが撮像領域を含む搬送経路から離れる方向に移動させられるので、撮像時以外(撮像前及び撮像後)においては複数のミラーが搬送経路に配置されないこととなり、複数のミラーが部品の搬送の妨げにならない。以上のように、本発明の一態様に係る外観検査装置によれば、制御装置によって移動機構が複数のミラーを移動させることにより、部品の搬送性を担保すると共に部品を高解像度で撮像することができる。
上記外観検査装置は、撮像領域に搬送される部品を支持する支持部を更に備え、部品は、少なくともその下面がアーチ状に形成されており、支持部における部品を支持する面は、アーチ状に形成された部品の形状に対応するように中央部が下方に凹んだV字状に形成されていてもよい。このように、支持部における部品を支持する面が部品の形状に沿ってV字状に形成されていることにより、支持部が部品を受け取る際に、支持部の軸に対してθ方向に部品がズレた状態で支持部に載置されることが効果的に抑制される。
上記外観検査装置は、搬送経路における撮像領域よりも上流側の位置決め領域に搬送された部品について上方から押さえ込むと共に前後方向の位置決めを行う押さえ治具を更に備え、制御装置は、第1制御前において部品が位置決め領域まで搬送されて位置決め領域で停止するように搬送部を制御する第5制御と、第5制御後且つ第1制御前において部品が押さえ込まれるように押さえ治具を制御する第6制御と、を更に実行するように構成されていてもよい。撮像領域に搬送された部品の位置(向き)が想定と異なっている場合には、撮像後の部品の検査を高精度に実施することができない場合がある。部品の位置補正については、例えば画像ソフトによる位置補正を行うことが考えられるが、このような位置補正を行っても、部品の検査精度を十分に担保することができない場合がある。この点、撮像領域よりも上流側の位置決め領域において、押さえ治具により部品が押さえ込まれると共に部品の前後方向の位置決めがなされる(すなわち、ソフト的な補正ではなく実際に部品の位置補正を実施する)ことにより、その後の撮像領域における撮像結果に基づく検査精度を向上させることができる。具体的には、押さえ治具によって上方から部品が押さえ込まれることにより部品のローリングズレ(アーチ状の部品が回転する方向のズレ)が補正されると共に、押さえ治具によって部品の前後方向の位置決めがなされることにより、部品の前後ズレが補正され、検査精度を向上させることができる。
部品は、第1方向で見ると略矩形状とされており、複数のミラーは、第1方向で見た部品の4つの角部それぞれに配置されて該角部の像を反射する4つのミラーを含んで構成されていてもよい。このように各ミラーが角部に配置されることにより、各ミラーによって角部に近接する二辺(第1方向で見た二辺)について撮像することができるので、部品の各面を適切に撮像することができる。
制御装置は、第3制御における撮像部の撮像結果に基づき部品の良否を判定する第7制御を更に実行するように構成されており、第7制御では、部品における角部からの離間距離に応じた縮小率を掛け合わせて寸法を補正する補正処理を行った後に、部品の良品を判定してもよい。このような補正処理が実施されることにより、角部からの離間距離を考慮して実際の寸法を高精度に推定することができ、部品の良否判定精度を向上させることができる。
上記外観検査装置は、撮像領域に搬送された部品の上方に配置され、部品に対して光を照射する第1照明と、撮像領域に搬送された部品の下方に配置され、部品に対して光を照射する第2照明と、を更に備えていてもよい。部品の上方から光を照射する第1照明に加えて、部品の下方から光を照射する第2照明が設けられることにより、第1照明のみの場合に光が照射されにくい部品の下面(底面)にも適切に光を照射し、より検査精度を向上させやすい撮像結果を得ることができる。
本発明の一態様に係る外観検査方法は、部品の表面状態を検査する外観検査方法であって、搬送部によって、部品を撮像領域まで搬送し該撮像領域で停止させる第1工程と、第1工程後において、移動機構によって、撮像領域に搬送された部品を囲うように配置された複数のミラーを撮像領域の方向に移動させる第2工程と、第2工程後において、撮像部によって、部品を撮像する第3工程と、第3工程後において、移動機構によって、複数のミラーを撮像領域から離れる方向に移動させる第4工程と、を含む。
本発明の一態様によれば、1つの撮像手段によって部品の複数の面を撮像する構成において、部品の搬送性を担保すると共に部品を高解像度で撮像することを可能にする。
外観検査装置の全体構成を示す模式図である。 検査対象であるワークを模式的に示す斜視図である。 各領域における状態を説明する図である。 ミラー開閉機構の動作を説明する図である。 第1照明及び第2照明について説明する図である。 撮像結果の一例を示す図である。 分割補正を説明する図である。 コントローラのハードウェア構成図である。 外観検査処理を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、外観検査装置1の全体構成を示す模式図である。図1に示される外観検査装置1は、部品であるワークの表面状態を検査する装置である。外観検査装置1は、ワークの表面状態を検査することにより、ワークの良否を判定する。ワークの表面状態を検査するとは、ワークの表面に、所定の不良項目に該当する不良が生じているか否かを検査することをいう。所定の不良項目とは、例えば、カケ、クラック、汚れ(シミ)、スアナ、クロカワ、研磨不良、ガタ、カット不良等である。カケとは、ワークWの一部がカケ落ちて凹部分が生じる不良である。クラックとは、スジ状の凹部分が生じる不良である。汚れ(シミ)とは、例えば洗浄不足による汚れ残りの不良である。スアナとは、丸状の凹部分が生じる不良である。クロカワとは、研磨残りの部分(十分に研磨できていない部分)における変形・縮率の不良である。研磨不良とは、部分的に削りすぎた部分の不良である。ガタとは、アシ部の高さばらつきにより生じる不良である。カット不良とは、面取りバランスが悪化した不良である。具体的な検査方法については後述する。図1に示されるように、外観検査装置1は、検査ユニット10と、コントローラ90(制御装置)とを有する。
図1に示されるように、検査ユニット10は、コンベア11(搬送部)と、カメラ12(撮像部)と、複数のミラー13と、ミラー開閉機構14,15と、支持部16と、第1照明17と、第2照明18,19と、位置決め治具20(図3(b)及び図3(d)参照)と、を含んで構成されている。検査ユニット10に含まれる各構成は、コントローラ90に制御される。外観検査装置1は、コントローラ90の制御に応じて部品であるワークWの表面状態を検査する。ワークWは、例えば磁性部品である。
図2は、検査対象であるワークWを模式的に示す斜視図である。図2に示されるように、ワークWはアーチ状に形成されている。図2に示されるように、ワークWは、アーチ状に形成された外R面Woと、外R面Woの裏面であってアーチ状に形成された内R面Wiと、ワークWの長さ方向の両端面であるA端面Waと、ワークWの幅方向の両端面であるB端面Wbと、A端面Waの下端と内R面Wiの端部とを連結するハネアゲ面Wy及びアシ部Wxと、を有する。外R面Woは、後述する支持部16に支持される面であり、X方向に沿ってアーチ状に形成されている(図3(b)等参照)。なお、ワークWは、図1に示されるように、上下方向(第1方向)で見ると略矩形状とされている。
図1に戻り、コンベア11は、作業者が検査ユニット10に投入したワークWを搬送するコンベアである。すなわち、コンベア11は、載置されたワークWを搬送経路に沿って撮像領域A2まで搬送可能に構成された搬送部である。コンベア11は、例えばタイミングベルト11aと、タイミングプーリ11b(図3(b)参照)とを有するタイミングベルトコンベアであってもよい。この場合、コンベア11の動力源は、例えばサーボモータ(不図示)とされてもよい。コンベア11は、コントローラ90からの制御信号を受信することにより、以下のように動作する。すなわち、コンベア11は、作業者によって投入されて投入領域A0に位置するワークWを、位置決め領域A1まで搬送して一時停止する。当該位置決め領域A1においては、ワークWの位置決め処理が実施される(詳細は後述)。つづいて、コンベア11は、位置決め領域A1に位置するワークWを撮像領域A2まで搬送して一時停止する。当該撮像領域A2では、ワークWの撮像処理が実施される(詳細は後述)。つづいて、コンベア11は、撮像領域A2に位置するワークWを排出領域A3まで搬送する。ワークWは、当該排出領域A3から検査ユニット10の外部に排出され、後工程に供給される。
支持部16は、撮像領域A2に搬送されるワークWを支持する構成である。支持部16は、投入領域A0において作業者によって投入されるワークWを受け取り、コンベア11によって搬送されるワークWを支持する。なお、図1、図3(a)、及び図3(b)においてはワークWを支持する前の、投入領域A0における支持部16が示されている。支持部16によってワークWが支持された状態で、支持部16がコンベア11に搬送されることにより、ワークWが、位置決め領域A1、撮像領域A2、及び排出領域A3に順次移動する。
なお、以下では、上下方向をZ方向(第1方向)、コンベア11によるワークWの搬送方向をX方向、Z方向及びX方向に交差する方向をY方向として説明する場合がある。図1、図3(a)、及び図3(c)は、検査ユニット10の構成を上方から見た図(Z方向から見た図)を示している。図3(b)及び図3(e)は、検査ユニット10の構成をY方向から見た図を示している。図3(d)は、検査ユニット10の構成をX方向から見た図を示している。
図3(b)に示されるように、支持部16におけるワークWを支持する面である支持面16aは、アーチ状に形成されたワークWの形状(詳細には外R面Woの形状)に対応するように中央部が下方に凹んだV字状に形成されている。すなわち、支持面16aは、X方向における中央部分ほど下方に凹んでいる。支持面16aはその略全面がワークWの外R面Woに接していてもよいし、図3(b)に示されるように、X方向の両端部側の面において接しX方向の中央部分の面において外R面Woに接してなくてもよい。
位置決め治具20は、図3(b)及び図3(d)に示されるように、搬送経路における撮像領域A2よりも上流側の位置決め領域A1に搬送されたワークWについて、上方から押さえ込むと共にワークWの前後方向であるY方向の位置決めを行う押さえ治具である。図3(d)に示されるように、位置決め治具20は、平板状の本体部20aと、本体部20aにおけるY方向の両端部に設けられ下方に延びる突出部20b,20cとを有する。位置決め治具20は、コントローラ90の制御に応じて、位置決め領域A1に搬送されたワークWに対して上方から接近し、本体部20aでワークWを下方に押さえ込むと共に、突出部20b,20cによってY方向の両端部側からワークWを押さえ込む。図3(d)及び図3(e)に示されるように、位置決め治具20の本体部20aによってワークWが下方に押さえ込まれることによりワークWのローリングズレ(アーチ状のワークWが回転する方向のズレ)が補正されると共に、突出部20b,20cによってY方向の両端部側からワークWが押さえ込まれることによりワークWのY方向の位置ズレが補正される。
図1に戻り、カメラ12は、撮像領域A2に搬送されたワークWに対してZ方向(第1方向)で対向し、ワークWを撮像する撮像部である。カメラ12は、コントローラ90からの制御信号を受信することにより、撮像を行う。カメラ12は、撮像結果をコントローラ90に送信する。
複数のミラー13は、4つのミラー13a,13b,13c,13dを含んで構成されている。各ミラー13a,13b,13c,13dは、例えばプリズム等の光学素子である。各ミラー13a,13b,13c,13dは、Z方向(第1方向)で見ると、撮像領域A2に搬送されたワークWを囲うように配置され、ワークWの像をカメラ12の撮像面に向けて反射する。各ミラー13a,13b,13c,13dは、Z方向で見ると略矩形状とされているワークWの4つの角部のそれぞれに配置され、該角部の像を反射する。図1に示されるように、Z方向で見ると、各ミラー13a,13b,13c,13dは、X方向及びY方向に対して45°となる位置に配置されている。このように各ミラー13a,13b,13c,13dが設けられることにより、ワークWの角部に近接する二辺(Z方向で見た二辺)に関して、ワークWの像がカメラ12の撮像面に向けて反射される。
ミラー開閉機構14は、複数のミラー13a,13bを開閉移動可能に構成された移動機構である。ミラー開閉機構15は、複数のミラー13c,13dを開閉移動可能に構成された移動機構である。ミラー開閉機構14,15は、コントローラ90からの制御信号を受信することにより、開閉動作を行う。
図4(a)及び図4(b)はミラー開閉機構14,15の動作を説明する図である。図4(a)及び図4(b)に示されるように、ミラー開閉機構14は、アクチュエータ等の動力源を有してY方向に沿って移動可能な駆動部14aと、駆動部14aに連結されると共にミラー13a,13bに連結される連結部14bと、を有する。ミラー開閉機構15は、アクチュエータ等の動力源を有してY方向に沿って移動可能な駆動部15aと、駆動部15aに連結されると共にミラー13c,13dに連結される連結部15bと、を有する。
図4(a)は、コントローラ90からの制御に応じて駆動部14a,15aが搬送経路から離れる方向に移動した状態を示している。このような状態では、複数のミラー13a,13b,13c,13dがワークWの搬送経路から離間して配置されているので、複数の13a,13b,13c,13dがワークWの搬送の妨げにならない。
図4(b)は、コントローラ90からの制御に応じて駆動部14a,15aが搬送経路の方向(具体的には撮像領域A2の方向)に移動した状態を示している。このような状態では、複数のミラー13a,13b,13c,13dがワークWに近接して配置されているので、撮像時フレーム枠を小さくして高解像度(高画素)でのワークWの撮像を実現することができる。
図1に戻り、第1照明17は、撮像領域A2に搬送されたワークWの上方に配置され、ワークWに対して光を照射する照明である。第2照明18,19は、撮像領域A2に搬送されたワークWの下方に配置され、ワークWに対して光を照射する照明である。
図5は、第1照明17及び第2照明18,19について説明する図である。図5に示されるように、第1照明17は、カメラ12の下方且つワークWの上方に配置されており、カメラ12とワークWとの間を遮らないようにリング状に形成されている。第2照明18は、複数のミラー13a,13bにて像が反射される側のワークWの面を下方から照らすように(図1参照)、ワークWの下方に配置されている(図5参照)。第2照明19は、複数のミラー13c,13dにて像が反射される側のワークWの面を下方から照らすように(図1参照)、ワークWの下方に配置されている(図5参照)。第2照明18,19については、例えば可変式照明を用い、拡散板を介してワークWの底面を全体的に照らすことにより、部分的なハレーションムラのない撮像が可能となっている。
図6は、カメラ12による撮像結果の一例を示す図である。図6に示されるように、ワークWを囲うように、X方向及びY方向に対して45°となる位置に各ミラー13a,13b,13c,13dが配置され、ワークWの下方から第2照明18,19による光の照射が行われた状態で撮像が行われることにより、1つのカメラ12によって、ワークWの内R面Wiだけでなく、ワークWの角部に近接する二辺等についても適切に撮像することができる。
図1に戻り、コントローラ90は、ワークWの所定の検査面を検査するために外観検査装置1に含まれる各構成を制御すること(制御処理)と、検査結果に基づきワークWの表面状態を判定すること(判定処理)とを実行可能に構成されている。以下、制御処理及び判定処理について詳細に説明する。
制御処理では、コントローラ90は、まず、支持部16に支持されたワークWが搬送経路に沿って位置決め領域A1まで搬送されて位置決め領域A1で停止するようにコンベア11を制御する(第5制御を実行する)。
コントローラ90は、上述した第5制御後、図3(b)及び図3(d)等に示されるように、位置決め領域A1においてワークWのY方向の位置決めがなされるよう、位置決め治具20を制御する(第6制御を実行する)。
コントローラ90は、上述した第6制御後、図3(a)及び図3(b)等に示されるように、ワークWが撮像領域A2まで搬送されて撮像領域A2で停止するようコンベア11を制御する(第1制御を実行する)。
コントローラ90は、上述した第1制御後において、図4(b)に示されるように、複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2の方向に移動するようミラー開閉機構14,15を制御する(第2制御を実行する)。
コントローラ90は、上述した第2制御後において、ワークWを撮像するようにカメラ12を制御する(第3制御を実行する)。
コントローラ90は、上述した第3制御後において、複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2を含む搬送経路から離れる方向に移動するようミラー開閉機構14,15を制御する(第4制御を実行する)。
判定処理では、コントローラ90は、上述した第3制御におけるカメラ12の撮像結果に基づき、ワークWの良否を判定する(第7制御を実行する)。コントローラ90は、例えば、カメラ12の撮像結果が示す寸法、面積、色の濃淡等の情報が所定の正常範囲内であるか否かを判定する。コントローラ90は、カメラ12の撮像結果と、ワークWの良品の画像であるマスタ画像とを比較することによって、寸法、面積、色の濃淡等の情報が正常であるか(マスタ画像と同様であるか)を判定してもよい。各不良項目のうち、例えばカケ、クラック、スアナ、バリについては、カメラ12の撮像結果が示す寸法に応じて判定が可能である。また、例えばシミについては、カメラ12の撮像結果が示す濃淡及び面積に応じて判定が可能である。また、例えばクロカワ、研磨不良、カット不良については、カメラ12の撮像結果を用いて判定が可能である。具体的には、クロカワについては撮像結果が示す面積から判定が可能であり、研磨不良については撮像結果が示す幅から判定が可能であり、カット不良については撮像結果が示す寸法から判定が可能である。
コントローラ90は、各種良否判定を所定の順番で行い、いずれかの良否判定で不良となった時点で、その後の良否判定を行うことなくワークWを不良品であると判定してもよい。コントローラ90は、不良と判定したワークWについて、不良項目を特定し(例えばクロカワ等)、不良項目別の排出位置に不良と判定したワークWが排出されるように制御してもよい。
なお、コントローラ90は、ワークWの良品を判定する際において、ワークWにおける角部からの離間距離に応じた縮小率を掛け合わせて寸法を補正する分割補正処理を行った後に、ワークWの良品を判定してもよい。
図7は、分割補正処理を説明する図である。ワークWの角部の周辺については、領域を5分割して、それぞれの領域毎に縮小率を掛け合わせることにより、実際の寸法が高精度に推定される。図7に示される例では、ワークWの角部の周辺の領域が5つに分割されている。具体的には、角部から延びる2辺について、ワークWの中心から3mm奥側(角部から見て奥側)までを検査エリアとして、ワークWの角部から3mm(二辺それぞれにおいて3mm)の領域と、二辺それぞれにおいて残りの検査エリアを二分割した各領域とを含む5つの領域に分割されている。なお、上記に分割した各領域については、例えば3mmほど領域がオーバーラップしていてもよい。このように5分割した領域について、それぞれ角部からの離間距離に応じた縮小率が掛け合わされて、寸法が推定される。具体的には、図7に示される例では、角部から3mmの領域については縮小率98%が掛け合わされ、上記二分割した領域のうち角部寄りの領域については縮小率94%が掛け合わされ、上記二分割した領域のうち中央寄りの領域については縮小率82%が掛け合わされて、それぞれ寸法が推定される。このような縮小率については、実際の検証結果に基づいて設定されてもよい。なお、領域がオーバーラップしている箇所で欠陥が検出された場合には、二分割した各領域の縮小率のうち小さい方の縮小率が掛け合わされてもよい。
コントローラ90のハードウェアは、例えば一つ又は複数の制御用のコンピュータにより構成される。コントローラ90は、ハードウェア上の構成として、例えば図8に示す回路900を有する。回路900は、プロセッサ901と、メモリ902と、ストレージ903と、入出力ポート904と、ドライバ905とを有する。ドライバ905は、検査ユニット10の各種アクチュエータを駆動するための回路である。入出力ポート904は、外部信号の入出力を行うのに加え、ドライバ905に対する信号の入出力も行う。プロセッサ901は、メモリ902及びストレージ903の少なくとも一方と協議してプログラムを実行し、入出力ポート904を介した信号の入出力を実行することで、上述した機能モジュールを構成する。
なお、コントローラ90のハードウェア上の構成は、必ずしもプログラムの実行により機能モジュールを構成するものに限られない。例えばコントローラ90は、専用の論理回路により、又はこれを集積したASIC(Application Specific Integrated Circuit)によりこれらの機能モジュールを構成するものであってもよい。
次に、外観検査装置1によるワークWの外観検査処理(外観検査方法)について、図9を参照して説明する。
図9に示されるように、外観検査処理では、最初に、コンベア11にワークWが流される(ステップS1)。ワークWは、コンベア11上の支持部16に支持された状態でコンベア11によって搬送され、位置決め領域A1に到達する(ステップS2)。そして、位置決め領域A1において、位置決め治具20が、ワークWを上方から押さえ込むと共にワークWの前後方向であるY方向の位置決めを行う(ステップS3)。
その後、ワークWは、コンベア11によって搬送され、撮像領域A2にまで搬送されて停止する(ステップS4,第1工程)。そして、ミラー開閉機構14,15によって、複数のミラー13a,13b,13c,13dが搬送経路の方向(具体的には撮像領域A2の方向)に移動するミラー閉脚移動が実施される(ステップS5,第2工程)。
そして、カメラ12によってワークWが撮像されるカメラ検査が実施される(ステップS6,第3工程)。その後、ミラー開閉機構14,15によって、複数のミラー13a,13b,13c,13dが搬送経路から離れる方向(撮像領域A2から離れる方向)に移動するミラー開脚移動が実施される(ステップS7,第4工程)。
そして、カメラ検査に基づくワークWの良否判定が実施され(ステップS8)、不良品であるワークWについては不良品として排出され(ステップS9)、良品であるワークWについては良品として排出される(ステップS10)。
次に、本実施形態に係る外観検査装置1の作用効果について説明する。
本実施形態に係る外観検査装置1は、ワークWの表面状態を検査する外観検査装置であって、載置されたワークWを搬送経路に沿って撮像領域A2まで搬送可能に構成されたコンベア11と、撮像領域A2に搬送されたワークWに対してZ方向で対向し、ワークWを撮像するカメラ12と、Z方向で見ると、撮像領域A2に搬送されたワークWを囲うように配置され、ワークWの像をカメラ12の撮像面に向けて反射する複数のミラー13a,13b,13c,13dと、複数のミラー13a,13b,13c,13dを移動可能に構成されたミラー開閉機構14,15と、コントローラ90と、を備え、コントローラ90は、ワークWが撮像領域A2まで搬送されて撮像領域A2で停止するようにコンベア11を制御する第1制御と、第1制御後において複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2の方向に移動するようにミラー開閉機構14,15を制御する第2制御と、第2制御後においてワークWを撮像するようにカメラ12を制御する第3制御と、第3制御後において複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2を含む搬送経路から離れる方向に移動するようにミラー開閉機構14,15を制御する第4制御と、を実行するように構成されている。
本実施形態に係る外観検査装置1では、ワークWの像をカメラ12の撮像面に向けて反射する複数のミラー13a,13b,13c,13dが、撮像領域に搬送されたワークWを囲うように配置されているので、1つのカメラ12によりワークWの複数の面を撮像することができ、例えばワークWの面毎に撮像手段が設けられた構成と比較して、コストが低減されると共に、撮像手段の切り替え等が不要になることにより撮像処理の簡易化が図られる。そして、本実施形態に係る外観検査装置1では、ワークWが撮像領域A2に停止した状態において、複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2の方向に移動するようにミラー開閉機構14,15が制御され、その後にカメラ12によるワークWの撮像が実施される。このように、複数のミラー13a,13b,13c,13dが、撮像領域A2の方向に移動させられ、その状態でワークWの撮像が実施されることにより、ワークWの撮像時において複数のミラー13a,13b,13c,13dがワークWに近接し撮像時フレーム枠が小さくされた状態でワークWの撮像が実施されることとなるので、高解像度(高画素)でのワークWの撮像を実現することができる。更に、本実施形態に係る外観検査装置1では、撮像後において、複数のミラー13a,13b,13c,13dが撮像領域A2を含む搬送経路から離れる方向に移動させられるので、撮像時以外(撮像前及び撮像後)においては複数のミラー13a,13b,13c,13dが搬送経路に配置されないこととなり、複数のミラー13a,13b,13c,13dがワークWの搬送の妨げにならない。以上のように、本実施形態に係る外観検査装置1によれば、コントローラ90によってミラー開閉機構14,15が複数のミラー13a,13b,13c,13dを移動させることにより、ワークWの搬送性を担保すると共にワークWを高解像度で撮像することができる。
上記外観検査装置1は、撮像領域A2に搬送されるワークWを支持する支持部16を更に備え、ワークWは、少なくともその下面がアーチ状に形成されており、支持部16におけるワークWを支持する面は、アーチ状に形成されたワークWの形状に対応するように中央部が下方に凹んだV字状に形成されていてもよい。このように、支持部16におけるワークWを支持する面が部品の形状に沿ってV字状に形成されていることにより、支持部16がワークWを受け取る際に、支持部16の軸に対してθ方向にワークWがズレた状態で支持部16に載置されることが効果的に抑制される。
上記外観検査装置1は、搬送経路における撮像領域A2よりも上流側の位置決め領域A1に搬送されたワークWについて上方から押さえ込むと共に前後方向の位置決めを行う位置決め治具20を更に備え、コントローラ90は、第1制御前においてワークWが位置決め領域A1まで搬送されて位置決め領域A1で停止するようにコンベア11を制御する第5制御と、第5制御後且つ第1制御前においてワークWが押さえ込まれるように位置決め治具20を制御する第6制御と、を更に実行するように構成されていてもよい。撮像領域A2に搬送されたワークWの位置(向き)が想定と異なっている場合には、撮像後のワークWの検査を高精度に実施することができない場合がある。ワークWの位置補正については、例えば画像ソフトによる位置補正を行うことが考えられるが、このような位置補正を行っても、ワークWの検査精度を十分に担保することができない場合がある。この点、撮像領域A2よりも上流側の位置決め領域A1において、位置決め治具20によりワークWが押さえ込まれると共にワークWの前後方向の位置決めがなされる(すなわち、ソフト的な補正ではなく実際にワークWの位置補正を実施する)ことにより、その後の撮像領域A2における撮像結果に基づく検査精度を向上させることができる。具体的には、位置決め治具20によって上方からワークWが押さえ込まれることによりワークWのローリングズレ(アーチ状のワークWが回転する方向のズレ)が補正されると共に、位置決め治具20によってワークWの前後方向の位置決めがなされることにより、ワークWの前後ズレが補正され、検査精度を向上させることができる。
ワークWは、Z方向で見ると略矩形状とされており、複数のミラー13a,13b,13c,13dは、Z方向で見たワークWの4つの角部それぞれに配置されて該角部の像を反射する4つのミラー13a,13b,13c,13dを含んで構成されていてもよい。このように各ミラー13a,13b,13c,13dが角部に配置されることにより、各ミラー13a,13b,13c,13dによって角部に近接する二辺(Z方向で見た二辺)について撮像することができるので、ワークWの各面を適切に撮像することができる。
コントローラ90は、第3制御におけるカメラ12の撮像結果に基づきワークWの良否を判定する第7制御を更に実行するように構成されており、第7制御では、ワークWにおける角部からの離間距離に応じた縮小率を掛け合わせて寸法を補正する補正処理を行った後に、ワークWの良品を判定してもよい。このような補正処理が実施されることにより、角部からの離間距離を考慮して実際の寸法を高精度に推定することができ、ワークWの良否判定精度を向上させることができる。
上記外観検査装置1は、撮像領域A2に搬送されたワークWの上方に配置され、ワークWに対して光を照射する第1照明17と、撮像領域A2に搬送されたワークWの下方に配置され、ワークWに対して光を照射する第2照明18,19と、を更に備えていてもよい。ワークWの上方から光を照射する第1照明17に加えて、ワークWの下方から光を照射する第2照明18,19が設けられることにより、第1照明17のみの場合に光が照射されにくいワークWの下面(底面)にも適切に光を照射し、より検査精度を向上させやすい撮像結果を得ることができる。
1…外観検査装置、11…コンベア(搬送部)、12…カメラ(撮像部)、13a,13b,13c,13d…ミラー、14,15…ミラー開閉機構(移動機構)、16…支持部、17…第1照明、18,19…第2照明、20…位置決め治具(押さえ治具)90…コントローラ(制御装置)、A1…位置決め領域、A2…撮像領域、W…ワーク(部品)。

Claims (7)

  1. 部品の表面状態を検査する外観検査装置であって、
    載置された前記部品を搬送経路に沿って撮像領域まで搬送可能に構成された搬送部と、
    前記撮像領域に搬送された前記部品に対して第1方向で対向し、前記部品を撮像する撮像部と、
    前記第1方向で見ると、前記撮像領域に搬送された前記部品を囲うように配置され、前記部品の像を前記撮像部の撮像面に向けて反射する複数のミラーと、
    前記複数のミラーを移動可能に構成された移動機構と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記部品が前記撮像領域まで搬送されて前記撮像領域で停止するように前記搬送部を制御する第1制御と、前記第1制御後において前記複数のミラーが前記撮像領域の方向に移動するように前記移動機構を制御する第2制御と、前記第2制御後において前記部品を撮像するように前記撮像部を制御する第3制御と、前記第3制御後において前記複数のミラーが前記撮像領域を含む前記搬送経路から離れる方向に移動するように前記移動機構を制御する第4制御と、を実行するように構成されている、外観検査装置。
  2. 前記撮像領域に搬送される前記部品を支持する支持部を更に備え、
    前記部品は、少なくともその下面がアーチ状に形成されており、
    前記支持部における前記部品を支持する面は、アーチ状に形成された前記部品の形状に対応するように中央部が下方に凹んだV字状に形成されている、請求項1記載の外観検査装置。
  3. 前記搬送経路における前記撮像領域よりも上流側の位置決め領域に搬送された前記部品について上方から押さえ込むと共に前後方向の位置決めを行う押さえ治具を更に備え、
    前記制御装置は、前記第1制御前において前記部品が前記位置決め領域まで搬送されて前記位置決め領域で停止するように前記搬送部を制御する第5制御と、前記第5制御後且つ前記第1制御前において前記部品が押さえ込まれるように前記押さえ治具を制御する第6制御と、を更に実行するように構成されている、請求項2記載の外観検査装置。
  4. 前記部品は、前記第1方向で見ると略矩形状とされており、
    前記複数のミラーは、前記第1方向で見た前記部品の4つの角部それぞれに配置されて該角部の像を反射する4つのミラーを含んで構成されている、請求項1~3のいずれか一項記載の外観検査装置。
  5. 前記制御装置は、前記第3制御における前記撮像部の撮像結果に基づき前記部品の良否を判定する第7制御を更に実行するように構成されており、
    前記第7制御では、前記部品における前記角部からの離間距離に応じた縮小率を掛け合わせて寸法を補正する補正処理を行った後に、前記部品の良品を判定する、請求項4記載の外観検査装置。
  6. 前記撮像領域に搬送された前記部品の上方に配置され、前記部品に対して光を照射する第1照明と、
    前記撮像領域に搬送された前記部品の下方に配置され、前記部品に対して光を照射する第2照明と、を更に備える、請求項1~5のいずれか一項記載の外観検査装置。
  7. 部品の表面状態を検査する外観検査方法であって、
    搬送部によって、部品を撮像領域まで搬送し該撮像領域で停止させる第1工程と、
    前記第1工程後において、移動機構によって、前記撮像領域に搬送された前記部品を囲うように配置された複数のミラーを前記撮像領域の方向に移動させる第2工程と、
    前記第2工程後において、撮像部によって、前記部品を撮像する第3工程と、
    前記第3工程後において、前記移動機構によって、前記複数のミラーを前記撮像領域から離れる方向に移動させる第4工程と、を含む外観検査方法。
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