JP2023049230A - 工作機械用装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、NC(Numerical Control)プログラムに基づいて加工を行う過程で、NCプログラムに基づいて工具を交換する際に、次に使う工具を工具交換装置(ATC(Automatic Train Control))によって、自動的に工作機械の取り付け部(例えば、主軸やタレットなど)に工具を取り付けできる工作機械を用いて説明する。
図示した工作機械の例は、立形マシニングセンタである。工作機械は、ベッド802と、ベッド802上に設置されるコラム804を有する。コラム804には主軸頭806が取り付けられる。主軸頭806は、Z軸方向(上下方向)に移動可能である。主軸頭806には主軸100が取り付けられる。主軸100は、Z軸を中心として回転可能に主軸頭806に取り付けられる。主軸100の先端に工具(図示せず)が取り付けられる。主軸100には工作機械用装置600を取り付けることもできる。
工作機械に着脱可能な工作機械用装置は、撮像装置、タッチプローブ、レーザスキャナ、アングルヘッド、アングルヘッド付き工具、電動工具、機能付き工具、超音波発生装置、レーザ発振装置など、がある。
本実施形態の工作機械用装置600は、上述の工作機械用装置のうち、工作機械に着脱可能かつ回転可能に取り付けることができる工作機械用装置である。
以下で、他の構成との違いについて述べる。
まず、工作機械用装置の内部にバッテリを設けて、バッテリを蓄電しておくことによって電力を供給する方式について述べる。このようなバッテリ内蔵方式であれば、工作機械と工作機械用装置との間に電気的な接点を設ける必要がない。ただし、バッテリを内蔵するために、工作機械用装置自体が大型になる。また、バッテリが切れると動作しないため、工作機械用装置の運転時間に制限がある。
図2は、工作機械に着脱可能かつ回転可能な工作機械用装置600の一例の斜視図である。
(工作機械用装置600の概要)
本実施形態の工作機械用装置600は、工作機械に装着されてワークの撮像に使用される画像プローブである。工作機械用装置600は、後述するように工作機械とコネクタで電気的に接続されるので、有線による給電および通信が可能である。
工作機械用装置600は、取り付け部に取り付けられた際の取り付け側と反対の反対側に機能部400を備える。機能部400は、所定機能(例えば、撮像、タッチ計測、レーザスキャンなど)を実行可能な部のことである。本実施形態の機能部400は、撮像素子と光学系(例えば、レンズ、ミラー、スプリッタ)とを備え、撮像の指示を受けると撮像素子での撮像を行う撮像機能を有する。なお、工作機械用装置600は、図2で示されていない連結部300を有する。連結部300については図3に関連して後述する。機能部400は、連結部300に対して着脱可能であって、連結部300と接合する部分を接合部401といい、接合部401以外の部分を本体部403という。本体部403は、工作機械用装置600の所定機能を発揮させる動作部を含む。この例で、本体部403は、円柱形である。ただし、本体部403は、円柱形でなくてもよい。
工作機械用装置600は、固定部500を備える。固定部500は、主軸100(「工作機械の取り付け部」の例)に対して固定して取り付けられる。したがって、主軸106が回転したときに、固定部500は、シャンク部200と連結部300とを有する回転部601(図3参照)と一緒には回転しない。固定部500の円筒形の支持部502は、回転部601が回転できるように支持するハウジングとして機能する。そのため、固定部500は、回転部601の回転軸に沿ってみた場合に、回転部601を囲むように配置されている。
主軸100の固定部500は、円筒形の支持部502の側面から突き出た延長部508を有する。延長部508は、主軸100の前カバー102から突き出た係止ブロック108に係止される(係わり合わせて止められる)。係止ブロック108は、主軸100において回転しない部材である。係止ブロック108を、固定部、非回転部あるいは係止部と言ってもよい。延長部508と係止ブロック108によって、固定部500の共回りが阻止される。つまり、固定部500は、主軸100(「工作機械の取り付け部」の例)に対して固定して取り付けられる。係止の手段については、図3に関連して説明する。
回転可能な部位と回転しない部位について整理しておく。主軸106の回転に伴って、工作機械用装置600のシャンク202と把持部204と機能部400は、回転する。また、後述する工作機械用装置600の連結部300(図3参照)も回転する。シャンク202と把持部204と連結部300と機能部400のそれぞれ回転軸は、主軸106の回転軸の延長線と一致する。一方、工作機械の前カバー102とハウジング104と係止ブロック108、工作機械用装置600の固定部500(円筒形の支持部502と延長部508)は、回転しない。
主に、取り付け機構および回転機構を示し、電気的な構成および光学的な構成については省略している。工作機械用装置600内の配線、電気部品および光学部品などについては、図4に関連して後述する。
主軸106は、ハウジング104によって回転可能に支持され、サーボモータの駆動によって回転する。前カバー102は、主軸100の前端部に設けられ、ハウジング104を覆っている。主軸106の前端は、前カバー102の穴から出ている。サーボモータで主軸106を所定の回転角度に回転させることによって、機能部400を所定の回転角度に合わせることができる。
工作機械用装置600は、シャンク部200と連結部300からなる回転部601を備える。回転部601は、主軸100(「工作機械の取り付け部」の例)に対して回転可能に取り付けられる。また、回転部601には、機能部400が取り付けられている。したがって、機能部400は、回転部601の回転とともに回転部601の回転方向と同じ方向に回転する。
工作機械用装置600は、円筒形の支持部502と延長部508からなる固定部500を備える。固定部500の支持部502は、第1ベアリング504と第2ベアリング506によって、連結部300を回転可能に支持する。つまり、支持部502は、機械要素として、回転する連結部300を収容するハウジングに相当する。
(Ethernet配線の概要)
Ethernetによる通信およびPoEによる給電のための配線として、EthernetケーブルとEthernetコネクタが使用される。EthernetケーブルとEthernetコネクタの仕様は、規格として定められている。上述したように、第1コネクタ120および第2コネクタ520は、いずれもEthernet用のコネクタであって、Ethernetケーブルに接続している。第1コネクタ120および第2コネクタ520として、スプリングコネクタを用いてもよい。但し、接点パーツは、この例に限定されない。
電気回路基板544と撮像ユニット446の間で、USBによる通信および給電のための配線として、USBケーブルとUSBコネクタが使用される。具体的には、USBケーブル525、第3コネクタ340、第4コネクタ440およびUSBケーブル445を介して電気回路基板544と撮像ユニット446が接続される。USBケーブルとUSBコネクタの仕様は、規格として定められている。第3コネクタ340と第4コネクタ440は、いずれもUSB用のコネクタであって、USBケーブルに接続している。第3コネクタ340と第4コネクタ440として、スプリングコネクタを用いてもよい。但し、接点パーツは、この例に限定されない。また、図4に示していないが、同軸落射照明454およびリング照明456も、USBケーブル525、第3コネクタ340、第4コネクタ440およびUSBケーブル445を介して電気回路基板544と接続する。このように、機能部400は、USBケーブル525、第3コネクタ340、第4コネクタ440およびUSBケーブル445による通信路を介して、電気回路基板544と接続する。
固定部500は、ケーブル収容部526を備える。ケーブル収容部526は、電気回路基板544と第3コネクタ340を結ぶ配線の経路中にある。ケーブル収容部526は、固定部500における回転部601との境に回転部601の回転軸を中心とする環状空間を形成する(図5、図6参照)。ケーブル収容部526は、複数周巻かれたUSBケーブル525を収容する。図5に関連して後述するように、USBケーブル525の複数の周回に、余裕も持たせている。つまり、ケーブル収容部526では、回転部601の回転角に応じて、複数周巻かれたUSBケーブル525の形状を変えられるように、隙間が開けられている。
連結部300は、掴持部306を有する巻付部304を備える。ケーブル収容部526から連結部300の内部へつながるUSBケーブル525の途中箇所が、連結部300の掴持部306に掴持される(つかんだ状態で保持される)。掴持部306は、ケーブル収容部526と一体の環状空間を形成する巻付部304内に設けられており、回転部601の一部として回転する。これにより、掴持部306は、USBケーブル525の途中箇所を円状に移動させるように働く。掴持部306に固定されているUSBケーブル525の先は、巻付部304から前方向につながる配線路324を通って、連結部300の端面に設けられた第3コネクタ340に接続している。ケーブル収容部526、掴持部306および巻付部304の詳細については、図5及び図6に関連して後述する。
機能部400は、光学部品として、撮像ユニット446とレンズ448を有する。撮像ユニット446は、受光を映像化するイメージセンサ(例えば、CMOS)を備える。レンズ448は、例えばテレセントリックレンズである。機能部400の先端には、ボルト452によってレンズカバー450が取り付けられている。機能部400には、さらに同軸落射照明454とリング照明456が設けられている。同軸落射照明454とリング照明456のいずれか一方または両方が撮像の際に発光する。撮像ユニット446、同軸落射照明454およびリング照明456は、USBで供給される電力によって動作する。このように、機能部400の一例としては、撮像素子(CMOS)とレンズとを含む撮像部であり、いわゆるカメラである。
ケーブル収容部526は、上述したように、固定部500における回転部601との境に回転部601の回転軸を中心とする環状空間を形成する。ケーブル収容部526は、複数周(この例では5周)巻かれたUSBケーブル525を収容する。固定部500に設けられたケーブル収容部526の空間は、USBケーブル525をおよそ10周程度収容できるだけの幅を有している。つまり、USBケーブル525の複数の周回に、余裕の空間も持たせている。
連結部300に設けられた巻付部304は、ケーブル収容部526の空間と隔ての無い環状の空間を形成している。巻付部304の空間には、USBケーブル525を1周収容できる。巻付部304に設けられている掴持部306は、USBケーブル525の途中箇所を掴持する。ケーブル収容部526は回転しないが、巻付部304は回転部601の一部として回転する。したがって、回転部601と機能部400が360度回転すると、掴持部306は円上を一周する。
固定部500の配線路527側から連結部300の配線路324側への流れに沿って、USBケーブル525の形状について説明する。配線路527から入ってきたUSBケーブル525は、空間内の外側から内側に向かってケーブル収容部526内を5周めぐる。USBケーブル525は、ケーブル収容部526内において余裕を持ってたわむことができる。5周まわって巻付部304内に移った箇所が、掴持部306で掴持される。その先は、向きを変えて配線路324の中を通って、第3コネクタ340につながる。
図5に示すように、掴持部306が配線路527からの入口に最も寄っているときに、回転角度は0度であるものとする。回転角度が0度の場合、ケーブル収容部526内のUSBケーブル525が外寄りに位置しており、巻付部304内にUSBケーブル525が巻き付けられていない。
回転部601と機能部400が主軸100側から見て反時計方向へ回ると、回転角度が増加するものとする。回転角度が増加すると、掴持部306が反時計方向に回り、ケーブル収容部526内のUSBケーブル525を内側へ引っ張る。そして、引っ張られたUSBケーブル525が巻付部304に巻き付けられる。その分、ケーブル収容部526内のUSBケーブル525が短くなるので、全体として内側に引き寄せられる。
図示していないが、回転角度が180度になると、掴持部306は、0度の場合と反対の右側まで移動する。したがって、掴持部306に半周だけUSBケーブル525が巻き付く。このとき、図4に示した第3コネクタ340、第4コネクタ440、配線路425およびUSBケーブル445は、図4の右側に移る。
図6は、回転角度360度におけるケーブル収容部526と巻付部304の断面図である。
回転角度が360度になると、第3コネクタ340、第4コネクタ440、配線路425およびUSBケーブル445は、図4と同様に元の左側に戻る。このとき、巻付部304には、USBケーブル525が1周巻き付けられている。また、ケーブル収容部526内のUSBケーブル525は、内側に寄る。USBケーブル525はゆとりを持って巻かれているので、回転部601が回転しても、USBケーブル525のいずれの部位にも過度な張力は生じない。
回転部601と機能部400を主軸100側から見て時計方向に回転させて、回転角度が減少する場合には、掴持部306が時計方向に回り、USBケーブル525をケーブル収容部526内へ押し込む。そのため、巻付部304に巻き付く部分は短くなり、その分ケーブル収容部526に収容される部分が長くなる。その結果、ケーブル収容部526の中のUSBケーブル525は、元のように外側へ寄る。このように、回転部601と機能部400を(主軸100側から見て)時計方向に回転させるときにも、USBケーブル525に過度な負荷はかからない。
ケーブル収容部526は、図5に示したように、複数周巻かれたUSBケーブル525に隙間を開けているので、図6に示したように、回転部601の回転角に応じて複数周巻かれたUSBケーブル525の形状を変えられる。したがって、USBケーブル525に無理な力を加えることなく、回転部601と機能部400を0度から360度の範囲で回転させることが可能となる。なお、回転部601と機能部400が回転しても、配線路527内のUSBケーブル525と配線路324内のUSBケーブル525と配線路425内のUSBケーブル445は、形を変えない。回転に伴って形状が変わるのは、USBケーブル525のうちケーブル収容部526と巻付部304に含まれる部分だけである。
(Ethernet配線(伝送路))
上述の通り、主軸100がPSEであり、PSEモジュール760を有する。PSEモジュール760は、PSEの給電機能および通信機能を実現するための電気回路である。また、工作機械用装置600がPDであり、PDモジュール560を有する。PDモジュール560は、PDの受電機能および通信機能を実現するための電気回路である。PSEモジュール760とPDモジュール560は、上述の配線(Ethernetケーブル122、第1コネクタ120、第2コネクタ520およびEthernetケーブル521によって接続する。この配線を通じて、PSEモジュール760とPDモジュール560の間の双方向の通信と、PSEモジュール760からPDモジュール560への電力供給が行われる。各Ethernetケーブルの伝送線数および各コネクタのピン数は、同一である。伝送線数およびピン数は、例えば8本である。ただし、9本以上でもよいし、7本以下でもよい。Ethernet通信及びPoEの規格によれば、4本以上であればよい。なお、図7では、便宜的に太線で示した給電線と細線で示した通信線の2本のみを描いているが、実装としてはそれ以上の数の伝送線を有している。
PSEモジュール760は、通信回路762と給電回路764を備える。通信回路762は、主にEthernet通信の規格に従って通信の制御を行う。通信回路762は、通信線を介して外部装置703(例えば、情報処理装置)に接続している。給電回路764は、主にPoEの規格に従って給電の制御を行う。給電回路764は、給電線(電力線)を介して外部電源701に接続している。
PDモジュール560は、通信回路562と受電回路564を備える。通信回路562は、主にEthernet通信の規格に従って通信の制御を行う。受電回路564は、主にPoEの規格に従って受電の制御を行う。PDモジュール560は、固定部500の電気回路基板544に設けられている。
電気回路基板544には、PDモジュール560の他に、電源回路580とメイン回路570が設けられている。電源回路580は、PoEによって得られた電源電圧を、メイン回路570用の電源電圧に変換して、メイン回路570に供給する。さらに電源回路580は、PoEによって得られた電源電圧を、USBの電源電圧に変換して、USBケーブル525の給電線へ出力する。メイン回路570は、CPU572とメモリ574を備え、機能部400の機能(例えば、リモートコントロールに応じたワークの撮影)を実現するための制御処理を行う。メイン回路570(電気回路の例)は、USBケーブル525と第3コネクタ340による通信路を介して、機能部400と接続する。
工作機械用装置600が主軸100に取り付けられると、主軸100のPSEモジュール760が工作機械用装置600のPDモジュール560を検出し、PSEモジュール760とPDモジュール560において所定の初期化動作が行われる。その後、PSEモジュール760からPDモジュール560への電力供給が開始される。PSEモジュール760の給電回路764は、外部電源701から電力を得て、PoEの規格に従った直流電力を上記の配線(伝送路)を通じて出力する。PDモジュール560は、上記の配線を通じて、上記の直流電力を入力する。電源回路580は、受電回路564から直流電力を受けて、メイン回路570と撮像ユニット446と同軸落射照明454とリング照明456へそれぞれに適合した直流電力を分配する。つまり、電源回路580は、機能部400内に含まれる各装置内モジュールにおいて必要な電力を供給する。このように、機能部400は、固定部500に配置されたEthernetケーブル521(給電線を含む)および固定部500と連結部300に配置されたUSBケーブル525(給電線を含む)を介して電力供給を受ける。
工作機械用装置600は、外部装置703から撮像指示の信号を受けて、それに応じて撮像した画像データを外部装置703へ送る。具体的には、PSEモジュール760の通信回路762は、外部装置703から受信した撮像指示の信号を上記の配線(伝送路)を用いてPDモジュール560へ送信する。PDモジュール560の通信回路562が撮像指示の信号を受信すると、撮像指示の信号をメイン回路570のCPU572へ渡す。メイン回路570は、外部装置703からの撮影指示に応じて、USBを介して機能部400の撮像ユニット446、同軸落射照明454およびリング照明456を制御して撮像および照明(機能の例)を行い、撮像ユニット446から画像データを得る。メイン回路570の動作は、メモリ574に記憶されているプログラムをCPU572が逐次実行することによって実現される。メイン回路570は、画像データをPDモジュール560から外部装置703へ送信させる。このとき、PDモジュール560の通信回路562は、上記の配線を用いて画像データをPSEモジュール760へ送信する。PSEモジュール760の通信回路762は、画像データを受信して、外部装置703へ送信する。
機能部400aは、長さLaと最大径Daのレンズ448aを備える撮像装置であって、本体部403aの長さがL1で表され、本体部403aの径(直径)がD1で表される。機能部400aは、ボルト402(図3参照)を外すことによって回転部601から分離可能である。そして、機能部400bと交換可能である。機能部400bは、ボルト402で回転部601に固定することができる。あるいは、メカ機構のはめ込み機構によって機能部400bを回転部601に固定してもよい。このように、異なる機能部400と交換ができる。
工作機械は、正面に開閉可能なドアを有する。この図は、ドアが開いている状態を示している。工作機械は、操作盤を含む。また、工作機械には、外部装置703(例えば、情報処理装置)が接続されている。工作機械に外部装置703(たとえば、情報処理装置)を接続する形態は、一例である。工作機械内に外部装置703と同等の情報処理装置の機能が含まれる形態であってもよい。
実施形態では、延長部508側のUSBケーブル525がつながる第3コネクタ340と、機能部400側のUSBケーブル445がつながる第4コネクタ440とを連結させて、電力供給と通信を行う例を示した。変形例1では、非接触方式で電力供給と通信を行う例を示す。
支持部502内の機能部400に近い面付近に給電通信部590を設ける。給電通信部590は、非接触方式の給電を行う給電部を含む。給電通信部590の給電部は、電気回路基板544につながるケーブル592に含まれる給電線と接続している。
実施形態では、機能部400の例として、例えばCMOSなどのイメージセンサ(撮像素子)、レンズおよび照明装置などを有する撮像部を示したが、機能部400は、この例に限定されない。機能部400である撮像部は、計測用の撮像部(計測用プローブ)でもよいし、観察用の撮像部でもよい。また、機能部400は、レーザスキャナ部、レーザ発生部、アングルヘッドなどでもよい。さらに、機能部400は、工具でもよい。
工作機械用装置600は、固定部500を備える。固定部500は、主軸100(「工作機械の取り付け部」の例)に対して固定して取り付けられる。したがって、回転部材106が回転したときに、固定部500は、シャンク部200と連結部300とを有する回転部601(図3参照)と一緒には回転しない。固定部500の円筒形の支持部502は、回転部601が回転できるように支持するハウジングとして機能する。そのため、固定部500は、回転部601の回転軸に沿ってみた場合に、回転部601を囲むように配置されている。
回転可能な部位と回転しない部位について整理しておく。回転部材106の回転に伴って、工作機械用装置600のシャンク202と把持部204と機能部400は、回転する。また、後述する工作機械用装置600の連結部300(図3参照)も回転する。シャンク202と把持部204と連結部300と機能部400のそれぞれ回転軸は、#回転部材106$の回転軸の延長線と一致する。一方、工作機械の前カバー102とハウジング104と係止ブロック108、工作機械用装置600の固定部500(円筒形の支持部502と延長部508)は、回転しない。
回転部材106は、ハウジング104によって回転可能に支持され、サーボモータの駆動によって回転する。前カバー102は、主軸100の前端部に設けられ、ハウジング104を覆っている。回転部材106の前端は、前カバー102の穴から出ている。サーボモータで回転部材106を所定の回転角度に回転させることによって、機能部400を所定の回転角度に合わせることができる。
Claims (5)
- 工作機械の取り付け部に着脱可能かつ回転可能に取り付けられる工作機械用装置であって、
前記取り付け部に対して回転可能に取り付けられる回転部と、
外部とデータのやり取りが可能な電気回路を備え、前記取り付け部に対して固定して取り付けられる固定部と、
前記電気回路と接続し、前記電気回路によって制御される機能が実行可能であり、前記回転部の回転とともに前記回転部の回転方向と同じ方向に回転する機能部と、を備え、
前記機能部は、前記回転部に対して着脱可能である、工作機械用装置。 - 前記固定部は、前記回転部を囲み、前記取り付け部とつながる給電線を配置し、
前記機能部は、前記給電線を介して電力供給を受ける、請求項1に記載の工作機械用装置。 - 前記回転部は、外周の径が異なる前記機能部を交換して着脱可能である、請求項1又は2に記載の工作機械用装置。
- 前記回転部の回転軸に沿った方向から見て、前記機能部の外周が、前記固定部の外周の内側に位置している、請求項1又は2に記載の工作機械用装置。
- 工作機械用装置を着脱可能かつ回転可能に取り付ける取り付け部を備える工作機械であって、
前記取り付け部の移動を制御する制御部を有し、
前記取り付け部は、外部とデータのやり取りが可能な電気回路を備える前記工作機械用装置の固定部を固定して取り付け、前記電気回路によって制御される機能が実行可能な前記工作機械用装置の機能部を一体として回転させる前記工作機械用装置の回転部を回転可能に取り付ける、工作機械。
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