JP2023049131A - コイル部品及びコイルモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】基材に設けられたコイルパターン及び基材を覆う磁性体層を備えるコイル部品を改良する。【解決手段】コイル部品1は、基材10と、基材10の一方の表面11に設けられたコイルパターン30と、基材10の他方の表面12を覆う磁性体層20とを備える。基材10と磁性体層20の積層体Sは、コイルパターン30の開口領域31aに設けられた貫通孔40を有する。これによれば、貫通孔40内にICモジュールなどの電子部品を配置しても、電子部品と基材10が干渉することがない。【選択図】図1

Description

本開示はコイル部品及びコイルモジュールに関する。
特許文献1には、基材の一方及び他方の表面に設けられたコイルパターンと、基材の他方の表面を覆う磁性シートとを備えるコイル部品が開示されている。特許文献1に記載されたコイル部品は、ICモジュールとの磁気結合を可能とすべく、ICモジュールと重なる部分において磁性シートに開口部が設けられている。
特開2020-195050号公報
本開示は、基材に設けられたコイルパターン及び基材を覆う磁性体層を備える改良されたコイル部品を提供することを目的とする。
本開示の一実施態様によるコイル部品は、基材と、基材の一方の表面に設けられたコイルパターンと、基材の他方の表面を覆う磁性体層とを備え、基材と磁性体層の積層体は、コイルパターンの開口領域に設けられた貫通孔を有する。
本開示によれば、基材に設けられたコイルパターンと基材を覆う磁性体層を備える改良されたコイル部品を提供することが可能となる。
図1は、本開示の第1の実施形態によるコイル部品1の外観を示す略平面図である。 図2(a)は図1に示すA-A線に沿った略断面図であり、図2(b)は図1に示すB-B線に沿った略断面図である。 図3は、コイル部品1における基材10の他方の表面12側の構造を示す略平面図である。 図4は、コイル部品1を備えたコイルモジュールを説明するための模式図である。 図5は、ICモジュール52の構造を説明するための略斜視図である。 図6は、回路基板50に搭載された状態におけるコイル部品1の部分的な略断面図である。 図7は、本開示の第2の実施形態によるコイル部品2の外観を示す略平面図である。 図8は、コイル部品2における基材10の他方の表面12側の構造を示す略平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本開示の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は、本開示の第1の実施形態によるコイル部品1の外観を示す略平面図である。また、図2(a)は図1に示すA-A線に沿った略断面図であり、図2(b)は図1に示すB-B線に沿った略断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるコイル部品1は、矩形状の基材10と、基材10の一方の表面11に設けられたコイルパターン30と、基材10の他方の表面12を覆う磁性体層20とを備えている。図3には、基材10の他方の表面12側の構造、つまり、磁性体層20を削除した場合の構造が示されている。基材10は、PETなどの絶縁性樹脂材料からなるフィルムであり、その両面にコイルパターン30が形成されている。基材10の厚みについては特に限定されないが、20~30μm程度とすることができる。
コイルパターン30は、基材10の一方の表面11に設けられた複数ターンからなる第1パターン31及び第2パターン32と、基材10の一方の表面11に設けられた第1キャパシタ電極パターン33と、基材10の他方の表面12に設けられた第2キャパシタ電極パターン34及び配線パターン35とを有している。第1パターン31は、基材10の外周エッジに沿って、コイルパターン30の外周端から複数ターンに亘って周回する区間である。第2パターン32は、コイルパターン30の内周端から複数ターンに亘って周回する区間である。したがって、第2パターン32は、第1パターン31によって囲まれた開口領域31a内に配置される。第2パターン32によって囲まれた開口領域32a内には、コイルパターン30の内周端に接続された第1キャパシタ電極パターン33が配置される。
コイルパターン30の外周端は、基材10を貫通して設けられたスルーホール導体36を介して、基材10の他方の表面12に設けられた配線パターン35に接続される。配線パターン35は、スルーホール導体36と第2キャパシタ電極パターン34を接続するパターンである。図2(b)に示すように、第1キャパシタ電極パターン33と第2キャパシタ電極パターン34は、基材10を介してz方向に重なっており、これによりキャパシタを構成する。このように、コイルパターン30は、直流的な接続を行うための外部端子を備えておらず、直流的には完全に閉じた回路である。図1~図3に示す例では、第1及び第2キャパシタ電極パターン33,34をそれぞれ3つ設けているが、第1及び第2キャパシタ電極パターン33,34の数や形状については特に限定されない。
本実施形態においては、コイルパターン30の大部分が基材10の一方の表面11に設けられており、基材10の他方の表面12には、第2キャパシタ電極パターン34と配線パターン35しか設けられていない。そして、基材10の他方の表面12は磁性体層20で覆われる。基材10の一方の表面11側には磁性体層は設けられない。
磁性体層20は、フェライトや金属磁性体などからなる磁性体粉末と樹脂を混合した複合磁性材料からなり、基材10の他方の表面12に塗布することによって形成することができる。ここで、基材10の厚みをT1、磁性体層20の厚みをT2、コイルパターン30のパターン幅をWとした場合、
T1<T2<W
を満たしていることが好ましい。これは、磁性体層20の厚みT2を基材10の厚みT1よりも大きくすることにより、コイルパターン30のインダクタンスを十分に高めることができ、磁性体層20の厚みT2をコイルパターン30のパターン幅Wよりも小さくすることにより、基材10と磁性体層20からなる積層体Sのフレキシブル性を十分に確保することができるからである。
ここで、基材10の他方の表面12には第2キャパシタ電極パターン34及び配線パターン35が設けられていることから、磁性体層20の一部は第2キャパシタ電極パターン34上に位置することになる。つまり、磁性体層20は、第2キャパシタ電極パターン34を介することなく基材10の他方の表面12を覆う第1領域21と、第2キャパシタ電極パターン34上に位置する第2領域22を有する。本実施形態においては、磁性体層20の第1領域21の表面と第2領域22の表面は同一平面を構成せず、第1領域21の表面よりも第2領域22の表面の方が厚み方向に突出している。これにより、第2領域22においても磁性体層20の厚みが十分に確保されることから、第1領域21の表面と第2領域の表面を同一平面とした場合と比べ、十分なインダクタンスを確保することが可能となる。但し、磁性体層20の厚みについては、第2領域22よりも第1領域21の方が厚いことが好ましい。つまり、第1領域21における磁性体層20の厚みをT2、第2領域22における磁性体層20の厚みをT2aとした場合、
T2>T2a
であることが好ましい。これによれば、全体の厚みを薄くすることが可能となる。この場合、厚みT2とT2aの差(=T2-T2a)は、第2キャパシタ電極パターン34の厚みT3よりも小さいことが好ましい。これによれば、磁性体層20の厚みの面内ばらつきが抑えられるため、面内における磁気特性のばらつきを抑えることが可能となる。なお、本実施形態では、基材10の他方の表面12に磁性体層20が塗布されているため、第1領域21において、基材10の他方の表面12と磁性体層20との境界は互いに共有することとなる。
本実施形態においては、基材10と磁性体層20からなる積層体Sに貫通孔40が設けられている。貫通孔40は、第1パターン31の開口領域31a内であって、第2パターン32の開口領域32a外に位置している。このように、貫通孔40を第1パターン31によって規定される開口領域31a内に設けることにより、貫通孔40に配置されるICモジュールなどの電子部品と第1パターン31を磁気結合させることが可能となる。しかも、貫通孔40を第2パターン32の開口領域32a外に配置することにより、第2パターン32のターン数が多い場合であっても、貫通孔40の面積を十分に確保することが可能となる。貫通孔40の形成方法については特に限定されないが、基材10の他方の表面12の全面に磁性体層20を塗布した後、打抜き加工によって基材10と磁性体層20からなる積層体Sの一部を除去することが好ましい。これによれば、簡単な方法で貫通孔40を形成することができるとともに、貫通孔40のうち基材10が除去された部分と磁性体層20が除去された部分にずれが生じることもない。
図4は、本実施形態によるコイル部品1を備えたコイルモジュールを説明するための模式図である。
図4に示すように、本実施形態によるコイル部品1は、回路基板50の表面51に載置することにより、回路基板50上におけるアンテナコイルとして機能する。このように、コイルパターン30を回路基板50に形成するのではなく、コイルパターン30を含むコイル部品1を回路基板50とは別部品とすることにより、設計変更などが容易となる。回路基板50の表面51にはICモジュール52が実装されており、搭載領域1aにコイル部品1を搭載すると、ICモジュール52が貫通孔40内に配置される。これにより、ICモジュール52は、コイル部品1を介してリーダライタなどの外部アンテナと通信することが可能となる。
図5は、ICモジュール52の構造を説明するための略斜視図である。
図5に示すように、ICモジュール52は、モジュール基板53に搭載又は内蔵されたICチップ54と、ICチップ54に接続されたカップリングコイル55とを備えている。カップリングコイル55は、コイル部品1の貫通孔40内にICモジュール52が配置されると、コイルパターン30の第1パターン31(後述する第2実施形態においてはコイルパターン60の第2パターン62)との間で電磁界結合が生じる。これにより、端子電極を用いてICモジュール52とコイル部品1を直接接続することなく、両者を交流的に接続することが可能となる。ここで、ICモジュール52が回路基板50に実装される場合は、ICチップ54及びカップリングコイル55は直接回路基板50に実装されても構わない。また、コイル部品1及びICモジュール52がICカードに搭載される場合は、ICチップ54と、ICチップ54に接続されたカップリングコイル55が搭載又は内蔵されたモジュール基板53は、ICカードの筐体の一部を構成するメタルプレートに搭載され、このメタルプレートとICカードの筐体の一部を構成するカバーとの間にコイル部品1が搭載されても構わない。
図6は、回路基板50に搭載された状態におけるコイル部品1の部分的な略断面図である。
図6に示すように、回路基板50の表面51にコイル部品1を搭載すると、ICモジュール52が貫通孔40内に配置される。そして、貫通孔40内においては磁性体層20が除去されていることから、磁性体層20によって遮られることなく、第1パターン31とICモジュール52が磁気結合する。しかも、貫通孔40内においては基材10も除去されていることから、ICモジュール52の高さHが磁性体層20の厚みT2よりも大きい場合であっても、ICモジュール52と基材10が干渉することがない。つまり、任意の高さを有するICモジュール52と磁気結合が可能となる。しかも、基材10の厚みT1と磁性体層20の厚みT2の合計(=T1+T2)よりも高さHが大きいICモジュール52を用いれば、第1パターン31とICモジュール52のz方向における高さの差が小さくなるため、より強い磁気結合を得ることが可能となる。なお、コイル部品1及びICモジュール52がICカードに搭載される場合も、ICモジュール52が貫通孔40内に配置されることで、上述の効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品1は、基材10と磁性体層20の積層体Sに貫通孔40が設けられていることから、回路基板50に搭載した場合に、回路基板50上のICモジュール52と基材10の干渉を防止することが可能となる。しかも、磁性体層20が基材10の他方の表面12側に設けられており、第1及び第2パターン31,32が形成された一方の表面11側には磁性体層20が設けられていないことから、第1及び第2パターン31,32のパターン間における浮遊容量の増加を防止することができるとともに、磁性体層20を介したパターン間におけるショート不良の発生を防止することが可能となる。
図7は、本開示の第2の実施形態によるコイル部品2の外観を示す略平面図である。また、図8は、コイル部品2における基材10の他方の表面12側の構造を示す略平面図である。
図7及び図8に示すように、第2の実施形態によるコイル部品2は、コイルパターン30がコイルパターン60に置き換えられている点において、第1の実施形態によるコイル部品1と相違している。その他の基本的な構成については第1の実施形態によるコイル部品1と略同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
コイルパターン60は、基材10の一方の表面11に設けられた複数ターンからなる第1パターン61及び第2パターン62と、基材10の一方の表面11に設けられた第1キャパシタ電極パターン63と、基材10の他方の表面12に設けられた第2キャパシタ電極パターン64及び配線パターン65~67とを有している。第1パターン61は、基材10の外周エッジに沿って複数ターンに亘って周回する区間である。第2パターン62は、第1パターン61によって囲まれた開口領域61a内に配置され、貫通孔40の周囲に沿って複数ターンに周回する区間である。つまり、本実施形態においては、貫通孔40が第2パターン62によって囲まれた開口領域62a内に位置する。第1パターン61によって囲まれた開口領域61a内には、第1パターン61の内周端に接続された第1キャパシタ電極パターン63が配置される。
第1パターン61の外周端は、基材10を貫通して設けられたスルーホール導体71を介して、基材10の他方の表面12に設けられた配線パターン65に接続される。配線パターン65は、スルーホール導体71と第2キャパシタ電極パターン64を接続するパターンである。第2キャパシタ電極パターン64は、基材10を介して第1キャパシタ電極パターン63とz方向に重なる。図7及び図8に示す例では、第1及び第2キャパシタ電極パターン63,64をそれぞれ2つ設けているが、第1及び第2キャパシタ電極パターン63,64の数や形状については特に限定されない。
図7に示すように、第1パターン61はターンの途中で分断されており、分断された一方の端部はスルーホール導体72に接続され、分断された他方の端部はスルーホール導体73に接続されている。スルーホール導体72は、基材10の他方の表面12に設けられた配線パターン66を介して、スルーホール導体74に接続される。スルーホール導体74は、第2パターン62の内周端に接続される。第2パターン62の外周端は、スルーホール導体75を介して、基材10の他方の表面12に設けられた配線パターン67の一端に接続される。配線パターン67の他端は、スルーホール導体73に接続される。これにより、第1パターン61のターンの途中に第2パターン62が挿入されることになる。
このように、本実施形態によるコイル部品2は、貫通孔40の周囲に沿って第2パターン62が周回していることから、貫通孔40に配置されるICモジュールなどの電子部品と第2パターン62の磁気結合を高めることが可能となる。しかも、リーダライタなどの外部アンテナについては第1パターン61と磁気結合し、貫通孔40に配置されるICモジュールなどの電子部品については第2パターン62と磁気結合することから、設計変更や特性の調整が容易となる。
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は、上記の実施形態に限定されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本開示の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本開示に係る技術には、以下の構成例が含まれるが、これに限定されるものではない。
本開示によるコイル部品は、基材と、基材の一方の表面に設けられたコイルパターンと、基材の他方の表面を覆う磁性体層とを備え、基材と磁性体層の積層体は、コイルパターンの開口領域に設けられた貫通孔を有する。これによれば、貫通孔内にICモジュールなどの電子部品を配置しても、電子部品と基材が干渉することがない。
コイルパターンは、開口領域を規定する第1パターンと、開口領域に設けられた第2パターンとを含み、貫通孔は、第2パターンの開口領域外に位置しても構わない。これによれば、第2パターンのターン数が多い場合であっても、貫通孔の面積を十分に確保することが可能となる。
コイルパターンは、開口領域を規定する第1パターンと、開口領域に設けられ、貫通孔の周囲に沿って周回する第2パターンとを含んでも構わない。これによれば、貫通孔内に配置するICモジュールなどの電子部品と第2パターンの磁気結合を高めることが可能となる。
磁性体層の厚みは、基材の厚みよりも大きく、コイルパターンのパターン幅よりも小さくても構わない。これによれば、コイルパターンのインダクタンスを十分に確保しつつ、基材と磁性体層からなる積層体のフレキシブル性を十分に確保することが可能となる。
本開示によるコイル部品は、基材の一方の表面に設けられ、開口領域内に配置された第1キャパシタ電極パターンと、基材の他方の表面に設けられ、第1キャパシタ電極パターンと重なる第2キャパシタ電極パターンとをさらに備え、第1及び第2キャパシタ電極パターンは、コイルパターンに接続されても構わない。これによれば、第1及び第2キャパシタ電極パターンからなるキャパシタとコイルパターンによってLC共振回路を構成することが可能となる。
磁性体層の表面は、第2キャパシタ電極パターンを介することなく基材の他方の表面を覆う第1領域よりも、第2キャパシタ電極パターン上に位置する第2領域の方が厚み方向に突出していても構わない。これによれば、第2領域における磁性体層の厚みを十分に確保することが可能となる。
磁性体層の厚みは、第2領域よりも第1領域の方が厚くても構わない。これによれば、全体の厚みを薄くすることが可能となる。
磁性体層の第1領域と第2領域の厚みの差は、第2キャパシタ電極パターンの厚みよりも小さくても構わない。これによれば、磁性体層の面内における磁気特性のばらつきを抑えることができる。
本開示によるコイルモジュールは、上記コイル部品と、貫通孔内に配置されたICモジュールとを備える。これによれば、ICモジュールを貫通孔に収容することで部品サイズの小型化を図ることができるとともに、貫通孔内に配置するICモジュールなどの電子部品とコイルパターンの磁気結合を確保することが可能となる。
1,2 コイル部品
1a 搭載領域
10 基材
11 基材の一方の表面
12 基材の他方の表面
20 磁性体層
30 コイルパターン
31 第1パターン
32 第2パターン
31a,32a 開口領域
33 第1キャパシタ電極パターン
34 第2キャパシタ電極パターン
35 配線パターン
36 スルーホール導体
40 貫通孔
50 回路基板
51 回路基板の表面
52 ICモジュール
53 モジュール基板
54 ICチップ
55 カップリングコイル
60 コイルパターン
61 第1パターン
62 第2パターン
61a,62a 開口領域
63 第1キャパシタ電極パターン
64 第2キャパシタ電極パターン
65~67 配線パターン
71~75 スルーホール導体
S 積層体

Claims (9)

  1. 基材と、
    前記基材の一方の表面に設けられたコイルパターンと、
    前記基材の他方の表面を覆う磁性体層と、を備え、
    前記基材と前記磁性体層の積層体は、前記コイルパターンの開口領域に設けられた貫通孔を有する、コイル部品。
  2. 前記コイルパターンは、前記開口領域を規定する第1パターンと、前記開口領域に設けられた第2パターンとを含み、
    前記貫通孔は、前記第2パターンの開口領域外に位置する、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記コイルパターンは、前記開口領域を規定する第1パターンと、前記開口領域に設けられ、前記貫通孔の周囲に沿って周回する第2パターンとを含む、請求項1に記載のコイル部品。
  4. 前記磁性体層の厚みは、前記基材の厚みよりも大きく、前記コイルパターンのパターン幅よりも小さい、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記基材の前記一方の表面に設けられ、前記開口領域内に配置された第1キャパシタ電極パターンと、
    前記基材の前記他方の表面に設けられ、前記第1キャパシタ電極パターンと重なる第2キャパシタ電極パターンと、をさらに備え、
    前記第1及び第2キャパシタ電極パターンは、前記コイルパターンに接続される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記磁性体層の表面は、前記第2キャパシタ電極パターンを介することなく前記基材の前記他方の表面を覆う第1領域よりも、前記第2キャパシタ電極パターン上に位置する第2領域の方が厚み方向に突出している、請求項5に記載のコイル部品。
  7. 前記磁性体層の厚みは、前記第2領域よりも前記第1領域の方が厚い、請求項6に記載のコイル部品。
  8. 前記磁性体層の前記第1領域と前記第2領域の厚みの差は、前記第2キャパシタ電極パターンの厚みよりも小さい、請求項7に記載のコイル部品。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のコイル部品と、
    前記貫通孔内に配置されたICモジュールと、を備えるコイルモジュール。
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