JP2023049020A - 航空機のキャビン用の収納棚アセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要な収納容量を実現し且つコンパクトな収納棚アセンブリを提供する。【解決手段】 ビークルは、キャビン(100)と、キャビン(100)内の複数の収納棚アセンブリ(120)と、キャビン(100)内の複数の旅客サービスユニット(PSU)(106)と、キャビン(100)内の緊急酸素システム(104)とを含む。複数の収納棚アセンブリ(120)は、複数のPSU(106)または緊急酸素システム(104)の一方または両方から切り離されている。(例えば、分かれた別個のものである。)一実施例において、複数の収納棚アセンブリ(120)は、緊急酸素システム(104)から切り離されている。別の実施例において、複数の収納棚アセンブリ(120)は、複数のPSU(106)から切り離されている。別の実施例において、複数の収納棚アセンブリ(120)は、複数のPSUおよび緊急酸素システムの両方から切り離されている。【選択図】 図5

Description

本開示の実施例は、概して、航空機のキャビン用の収納棚アセンブリに関する。
民間航空機などのビークルは、乗客を様々な場所に輸送するために用いられる。民間航空機のキャビン内には、緊急用の酸素アセンブリが設けられている。この緊急酸素アセンブリは、キャビン内で所定の減圧が発生した際に、乗客が緊急酸素アセンブリで呼吸できるように配備される構成となっている。
一般的に、緊急酸素アセンブリは、マスクと管路とを含み、キャビン内の座席の上に配置された旅客サービスユニット(PSU)の中に収容されている。さらに、PSUは、通常、収納棚を含んだより大きなアセンブリの一部である。察知できることであるが、緊急酸素アセンブリがPSU内のスペースを占め、これによって、PSU内への他のコンポーネントの収容が妨げられる。さらに、PSUおよび緊急酸素アセンブリは、全体的なアセンブリ内のスペースを占めており、これによって、収納棚アセンブリの大きさ、形状、および全体構造が制限される可能性がある。
特に、収納棚、PSU、および酸素落下装置を含む全体的なアセンブリが、キャビン内でスペースを占めているため、このようなアセンブリによって頭上のスペースが制限されている。このようなアセンブリのために、背が高い人は、多少の不便を感じるかもしれない。すなわち、背が高い人は、これらのアセンブリの近くでは完全に直立できなかったり、アセンブリの収納棚を容易且つ快適に開閉できなかったりするおそれがある。
収納棚アセンブリ内の空間を開放するシステムおよび方法が、必要とされている。また、様々な大きさや形の収納棚アセンブリを実現できるシステムおよび方法が、必要とされている。さらに、ビークルのキャビン内の頭上スペースを大きくできるシステムおよび方法が、必要とされている。
これらを念頭において、いくつかの実施例は、キャビンと、前記キャビン内の複数の収納棚アセンブリと、前記キャビン内の複数の旅客サービスユニット(PSU)と、前記キャビン内の緊急酸素システムと、を含むビークルを提供する。前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUまたは前記緊急酸素システムの一方または両方から切り離されている。
少なくとも1つの実施例において、前記複数の収納棚アセンブリは、前記緊急酸素システムから切り離されている。少なくとも1つの別の実施例において、前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUから切り離されている。少なくとも1つの別の実施例において、前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUおよび前記緊急酸素システムの両方から切り離されている。
少なくとも1つの実施例において、前記キャビンは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部と、前記複数の収納棚アセンブリのうちの少なくとも1つと、前記複数のPSUのうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている。
少なくとも1つの実施例において、前記複数の収納棚アセンブリの各々は、固定の構造体に可動式に連結された可動部を含む。前記固定の構造体は、ストロングバックとすることができる。一例として、前記可動部は、前記ストロングバックの第1面に取り付けられており、前記PSUのうちの少なくとも1つは、前記ストロングバックの前記第1面の反対側の第2面に取り付けられている。
一例として、前記可動部は、枢動棚である。別の例として、前記可動部は、スライド扉である。
少なくとも1つの実施例において、前記キャビン内の少なくとも1つのエリアは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部を含むが、前記複数の収納棚アセンブリを欠いている。
本開示のいくつかの実施例は、ビークルのキャビンに関して、頭上スペースおよび構造可変性を増す方法を提供する。当該方法は、複数の収納棚アセンブリを、複数の旅客サービスユニット(PSU)または緊急酸素システムの一方または両方から切り離すことを含む。
本開示の一実施例による航空機のキャビンの模式的ブロック図である。 本開示の一実施例による航空機の正面斜視図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの上面図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの上面図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの内部斜視図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの軸断面図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの内部斜視図である。 図6のキャビンの軸断面図である。 本開示の一実施例による航空機のキャビンの内部斜視図である。 図8のキャビンの軸断面図である。 本開示の一実施例によるキャビン内の緊急酸素システムの側方斜視図である。 本開示の一実施例によるキャビンの軸断面図である。
上述の概要、並びに特定の実施例についての以下の詳細な説明は、添付の図面を参照することによって、より明確に理解されよう。本明細書において、単数形で記載されている要素または工程は、複数の要素または工程を必ずしも排除しないものと理解されるべきである。また、「一実施例」に言及することは、その実施例に記載の特徴を組み込んだ別の実施例の存在を排除することを意図するものではない。さらに、別段の断りが無い限り、特定の条件を満たす1つの要素又は複数の要素を「含む」あるいは「有する」実施例は、その条件を満たさない追加の要素を含むことができる。
本明細書に記載のように、本開示の実施例は、航空機のキャビン内の収納棚アセンブリ(stowage bin assembly)の複雑さを低減するシステムおよび方法を提供する。特に、収納棚アセンブリは、酸素落下装置(oxygen drops)から切り離されている。さらに、少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリは、PSUから切り離されており、PSUも、酸素落下装置から切り離されうる。従って、本開示の実施例は、収納棚アセンブリに、(大きさ、形状などの面で)より多くの選択肢を与える。さらに、酸素落下装置から(そして、任意でPSUから)収納棚アセンブリを切り離すことにより、キャビン内の頭上スペースをより大きく確保できるように、収納棚アセンブリを配置することができる。
本明細書に記載のように、少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリは、PSUおよび酸素落下要素とは別体で、これらと切り離されていることにより、座席および通路の構成及び/又はキャビン内の格納構造体(monument)に応じて、より柔軟な棚構造を実現できる。一例として、収納棚アセンブリは、可動部を含み、当該可動部は、例えば、棚の中にアクセスできるようにするためのスライド式に開閉するスライド棚扉であり、これによれば、従来の枢動式の棚構造をなくして、スライド棚扉を開ける際に頭や肩のあたりの空間を最大限に確保することができる。別の例として、上記可動部には、通路に立っている乗客の頭や肩のあたりの空間を大きくするための、丈の短いあるいは薄型の枢動式の棚が含まれる。これらの例は、例えばナローボディー機のファーストクラスのような1×1×1の座席配置や双通路配置において有利である。別の例として、酸素落下装置が棚から切り離されているため、棚の無い構成が可能であり、収納スペースが不要な場所では、収納棚に代えてバランスパネルを設けて、高さの高い格納構造体用に頭上スペースを大きくすることができる。
図1は、本開示の一実施例による航空機102のキャビン(internal cabin)100の模式的ブロック図である。キャビン100内には、緊急酸素システム104が配置されている。緊急酸素システム104は、キャビン100内の旅客サービスユニット(PSU:passenger service unit)106および収納棚アセンブリ120とは分かれた別個のものである。特に、PSU106は、緊急酸素システム104を含まず、逆もまた同様である。さらに、収納棚アセンブリ120は、緊急酸素システム104を含まず、逆もまた同様である。さらに、少なくとも1つの実施例において、PSU106は、収納棚アセンブリ120とは分かれた別個のものである。例えば、PSU106は、収納棚アセンブリ120を含まず、逆もまた同様である。少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリ120は、PSU106に接続されていない。任意の構成として、PSU106は、ストロングバック(strongback)122のような、収納棚アセンブリ120のうちの1つ又は複数に共通する固定の構造体に取り付けることができる。
収納棚アセンブリ120は、例えばストロングバック122のような固定の構造体に可動式に連結された可動部124を含む。一例として、可動部124は、枢動式のバケツ(bucket)または棚(bin)とすることができる。別の例として、可動部124は、スライド扉とすることができる。少なくとも1つの実施例において、可動部124は、ストロングバック122の第1面126に取り付けられており、PSU106のうちの1つ又は複数は、ストロングバック122の第2面128(第1面126の反対側の面)に取り付けられている。任意の構成として、PSU106は、ストロングバック122に取り付けなくてもよい。代わりに、PSU106は、収納棚アセンブリ120と緊急酸素システム104の両方から完全に分離させることができる。
少なくとも1つの実施例において、緊急酸素システム104は、複数の酸素アセンブリ108を含む。これらの酸素アセンブリ108は、マスク110と流体管路112とを含む。酸素アセンブリ108は、突然のキャビンの減圧の際に、(例えば落下によって)配備されるように構成されている。酸素供給源114が、流体管路112と流体連通している。少なくとも1つの実施例において、各酸素アセンブリ108は、例えば流体管路112に流体連結された酸素キャニスタなど、其々の酸素供給源114と流体連通している、少なくとも1つの他の実施例において、酸素タンクまたは酸素ボンベなどの酸素供給源114が、例えばマニホルドを介して、複数の酸素アセンブリ108の流体管路と流体連通している。
少なくとも1つの実施例において、緊急酸素システム104は、キャビン100の長さに沿って延びるレール116を含む。レール116は、キャビン100内の座席の上方及び/又は側方などの位置に、酸素アセンブリ108を保持する。酸素供給源114の少なくとも一部も、レール116によって保持してもよい。任意の構成として、レール116は、酸素供給源114を保持しない。さらに、任意の構成として、緊急酸素システム104は、レール116を含まなくてもよい。酸素アセンブリ108は、レールに代えて、キャビンにおけるレールの使用範囲内の部分(例えば側壁、天井、床など)に取り付けてもよい。
酸素アセンブリ108は、PSU106および収納棚アセンブリ120とは分かれた別個のものである。酸素アセンブリ108は、PSU106および収納棚アセンブリ120から切り離されている。PSU106および収納棚アセンブリ120は、酸素アセンブリ108を含まない。少なくとも1つの実施例において、キャビン100は、緊急酸素システム104の少なくとも一部と、PSU106のうちの1つ又は複数と、収納棚アセンブリ120のうちの1つ又は複数とを含む共通のハウジングアセンブリを含まない。つまり、収納棚アセンブリ120は、緊急酸素システム104とは分かれた別個のものである。さらに、少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリ120は、PSU106とは分かれた別個のものである。任意の構成として、PSU106は、収納棚アセンブリ120の一部に装着することができる。
本開示のいくつかの実施例は、1つまたは複数のPSU106および緊急酸素システム104に隣接する位置に収納棚アセンブリ120を選択的に取り付けることを可能にするモジュラーシステムおよび方法を提供する。すなわち、収納棚アセンブリ120は、PSU106及び/又は緊急酸素システム104に隣接する位置に設置することも、設置しないこともできる。収納棚アセンブリ120が、PSU106および緊急酸素システム104とは分かれた別個のものであるため、所望に応じて、様々な配置および構造を、キャビン100内で採用することができる。
緊急酸素システム104の例は、2021年6月29日出願の米国特許出願第63/216,072号「Emergency Oxygen Systems for Internal Cabins of Aircraft」にさらに詳しく述べられており、その開示全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書に記載のように、あるビークル(例えば航空機102など)は、キャビン100、キャビン100内の複数の収納棚アセンブリ120、およびキャビン100内の緊急酸素システム104を含む。緊急酸素システム104は、複数の収納棚アセンブリ120から切り離されている。(例えば、これとは分かれた別個のものである。)少なくとも1つの実施例において、キャビン100内には、複数のPSU106もある。緊急酸素システム104は、複数のPSU106からも、切り離されている。少なくとも1つの実施例において、複数の収納棚アセンブリ120も、複数のPSU106から切り離されている。少なくとも1つの実施例において、キャビン100は、緊急酸素システム104の少なくとも一部と、複数の収納棚アセンブリ120のうちの少なくとも1つと、複数のPSU106のうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている。
本明細書に記載のように、あるビークル(例えば航空機102など)は、キャビン100、キャビン100内の複数の収納棚アセンブリ120、キャビン100内の複数の旅客サービスユニット(PSU)106、およびキャビン100内の緊急酸素システム104を含む。複数の収納棚アセンブリ120は、複数のPSU106または緊急酸素システム104の一方または両方から切り離されている。一実施例において、複数の収納棚アセンブリ120は、緊急酸素システム104から切り離されている。別の実施例において、複数の収納棚アセンブリ120は、複数のPSU106から切り離されている。別の実施例において、複数の収納棚アセンブリ120は、複数のPSU106と緊急酸素システム104との両方から切り離されている。
本明細書に記載のように、本開示のいくつかの実施例は、例えば航空機102などのビークルのキャビン100について、頭上スペースおよび構造可変性(configurability)を増す方法を提供する。当該方法は、複数の収納棚アセンブリ120を、複数の旅客サービスユニット(PSU)106または緊急酸素システム104の一方または両方から切り離すことを含む。少なくとも1つの実施例において、上記切り離すことは、複数の収納棚アセンブリ120を、緊急酸素システム104から切り離すことを含む。別の実施例において、上記切り離すことは、複数の収納棚アセンブリ120を、複数のPSU106から切り離すことを含む。別の実施例において、上記切り離すことは、複数の収納棚アセンブリ120を、複数のPSU106と緊急酸素システム104の両方から切り離すことを含む。
図2は、本開示の一実施例による航空機210の正面斜視図を示している。航空機210は、図1に示した航空機102の一例である。航空機210は、例えばエンジン214を含む推進系212を含む。任意の構成として、推進系212は、図示よりも多くのエンジン214を含みうる。エンジン214は、航空機210の主翼216に搭載されている。他の例において、エンジン214は、胴体218及び/又は尾部220に搭載してもよい。尾部220は、水平安定板222および垂直安定板224も支持しうる。
航空機210の胴体218は、キャビン230を画定しており、キャビンは、フライトデッキまたはコックピット、1つまたは複数の作業区画(例えば、ギャレー、乗務員持ち込み手荷物エリアなど)、1つまたは複数の乗客区画(例えば、ファーストクラス、ビジネスクラス、およびエコノミークラスの区画)、1つまたは複数の化粧室などを含む。キャビン230は、図1に示したキャビン100の一例である。
あるいは、本開示の実施例は、航空機に代えて、自動車、バス、機関車、列車の車両、船舶などの他の様々なビークルに用いられうる。さらに、本開示の実施例は、商業ビルや居住用の建物などの固定された構造物に用いられうる。
図3Aは、本開示の一実施例による航空機のキャビン230の上面図である。キャビン230は、図2の胴体218などの航空機の胴体232の内部にある。例えば、1つまたは複数の胴体壁が、キャビン230を画定しうる。キャビン230は、複数のエリアを含んでおり、これには、前方区画233、ファーストクラス区画234、ビジネスクラス区画236、前方のギャレーステーション238、拡張されたエコノミークラス区画240、標準的なエコノミークラス区画242、および後方区画244が含まれる。なお、キャビン230に含まれる区画は、図示より多くても少なくてもよい。例えば、キャビン230は、ファーストクラス区画を含まなくてもよく、また、図示より多いか、あるいは少ないギャレーステーションを含んでいてもよい。各区画は、キャビン区分け用のエリア246によって区切られていてもよく、当該エリアが、通路同士の間にクラス仕切り用のアセンブリを含んでいてもよい。
図3Aに示すように、キャビン230は、後方区画244に繋がる2つの通路250および252を含む。任意の構成として、キャビン230の通路の数は、図示より多くても少なくてもよい。例えば、キャビン230は、キャビン230の中央を通って後方区画244に繋がる単一の通路のみを含んでいてもよい。
図1に示した緊急酸素システム104、PSU106、および収納棚アセンブリ120は、キャビン230内に配置することができる。例えば、レール116は、キャビン230の長さに沿って延びるものとすることができる。
図3Bは、本開示の一実施例による航空機のキャビン280の上面図である。キャビン280は、図2に示したキャビン230の一例である。キャビン280は、例えば、航空機の胴体281の内部にある。例えば、1つ又は複数の胴体壁が、キャビン280を画定しうる。キャビン280は、複数のエリアを含んでおり、これには、乗客座席を有するメインキャビン282と、メインキャビン282の後方の後方区画285とが含まれる。なお、キャビン280に含まれるエリアは、図示より多くても少なくてもよい。
キャビン280は、後方区画285に繋がる単一の通路284を含みうる。この単一の通路284は、例えばキャビン280の中央を通って後方区画285に繋がっている。例えば、この単一の通路284は、キャビン280の中央長手平面と同軸状に配置されうる。
図1に示す緊急酸素システム104、PSU106、および収納棚アセンブリ120は、キャビン280内に配置することができる。例えば、レール116は、キャビン280の長さに沿って延びるものとすることができる。
図4は、本開示の一実施例による航空機のキャビン300の内部斜視図である。キャビン300は、図1に示すキャビン100の一例である。キャビン300は、天井304に繋がる外側寄りの壁302を含む。外側寄りの壁302には、窓306が形成されうる。床308が、座席310の列を支持している。図4に示すように、1つの列312は、通路313の両側に2つの座席310を含みうる。ただし、1つの列312に含まれる座席310は、図示より多くても少なくてもよい。また、キャビン300は、図示より多くの通路を含んでいてもよい。
PSU314は、通路313の両側の外側寄りの壁302と天井304との間に取り付けられている。PSU314は、キャビン300の前端と後端との間に延在している。例えば、1つの列312内の各座席310の上方に、1つのPSU314が配置されうる。各PSU314は、例えば、ハウジング316を含み、ハウジングは、通常、列312内の各座席310(または座席群)の上方に、吹き出し口、読書灯、乗務員呼び出しボタン、およびその他のコントローラを収容している。ここで特に、PSU314は、図1に示した酸素アセンブリ108を含んでいない。
頭上収納棚アセンブリ318は、通路313の両側のPSUの上方且つ内側寄りにおいて、天井304及び/又は外側寄りの壁302に取り付けられている。頭上収納棚アセンブリ318は、座席310の上方に取り付けられている。頭上収納棚アセンブリ318は、キャビン300の前端と後端との間に延在している。各頭上収納棚アセンブリ318は、ストロングバックに枢動可能に取り付けられた枢動式の棚またはバケツ320を含みうる。頭上収納棚アセンブリ318は、PSU114の下面よりも上方且つ内側寄りに配置されうる。頭上収納棚アセンブリ318は、例えば、乗客の手荷物や所持品を入れられるように、枢動式に開く構成である。
本明細書において、「外側寄り」という用語は、他のコンポーネントと比べて、キャビン300の中央の長手平面322から遠い位置を意味する。また、「内側寄り」という用語は、他のコンポーネントと比べて、キャビン300の中央の長手平面322に近い位置を意味する。例えば、PSU314の下面は、収納棚アセンブリ318に対して外側寄りに位置しうる。
図5は、本開示の一実施例による航空機102のキャビン100の内部斜視図である。航空機102は、単一の通路500を含むことができる。緊急酸素システム104は、通路500の両側に配置することができる。緊急酸素システム104は、キャビン100の長さに沿って延びる。
緊急酸素システム104は、キャビン100の側壁504及び/又は天井506に取り付けられている。緊急酸素システム104は、PSU106および収納棚アセンブリ120よりも外側寄りにある。図示のように、PSU106は、緊急酸素システム104と収納棚アセンブリ120との間に配置することができる。
図示のように、収納棚アセンブリ120は、ストロングバック122に可動式に連結された可動部124を含む。例えば、可動部124は、枢動棚524であるか、あるいはこれを含む。この枢動棚524は、ストロングバック122の第1面126に可動式に連結されている。PSU106は、ストロングバック122の第2面128に取り付けることができる。任意の構成として、PSU106を、ストロングバック122から完全に分離させることができる。
レール116を含む緊急酸素システム104は、PSU106および収納棚アセンブリ120から分離している。少なくとも1つの実施例において、緊急酸素システム104は、PSU106及び/又は収納棚アセンブリ120に、取り付けまたは連結されない。
任意の構成として、キャビン100は、複数の通路を含むことができる。緊急酸素システム104は、これらの通路の間における座席404の中央区画の上方に配置することができる。
少なくとも1つの実施例において、緊急酸素システム104は、通路500の上の天井502に取り付けることができる。この緊急酸素システム104は、側壁504の近傍に示した緊急酸素システム104に追加して、あるいは代えて、設けることができる。
図6は、本開示の一実施例による航空機102のキャビン100の内部斜視図である。図7は、図6のキャビン100の軸断面図である。図1、図6、および図7を参照すると、少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリ120の可動部124は、ストロングバック122に取り付けられた固定の棚626に対してスライド式に開閉するように構成されたスライド扉624であるか、あるいはこれを含むことができる。
図8は、本開示の一実施例による航空機102のキャビン100の内部斜視図である。図9は、図8のキャビン100の軸断面図である。図1、図8、および図9を参照すると、少なくとも1つの実施例において、収納棚アセンブリ120の可動部124は、枢動式に開閉するように構成された収納棚730を有する枢動扉724であるか、あるいはこれを含むことができる。
図10は、本開示の一実施例によるキャビン100内の緊急酸素システム104の側方斜視図である。緊急酸素システム104は、長さ103に沿って延びており、この長さは、収納棚アセンブリ120(例えば上述したうちのいずれか)を有するエリア802と、収納棚アセンブリ120を欠いたエリア803とを含みうる。エリア802および803は、PSU106(例えば図1に示す)を含んでいても、含んでいなくてもよい。収納棚アセンブリ120は、緊急酸素システム104およびPSU106から切り離されている(すなわち、これらとは分かれた別個のものである)ため、例えば、収納棚アセンブリ120およびPSU106を所望の配置にして、キャビン100の様々なエリアをカスタマイズすることができる。
図11は、本開示の一実施例によるキャビン100の軸断面図である。図示のように、キャビン100の少なくとも一部は、緊急酸素システム104は含むものの、収納棚アセンブリ120及び/又はPSU106を欠いた構成とすることができる。やはり、緊急酸素システム104をPSU106および収納棚アセンブリ120から切り離すことによって、キャビン100内の多種多様な構成を、所望のように実現することができる。酸素落下装置が収納棚アセンブリから切り離されているため、(図11に示すような)棚の無い構成が可能であり、収納スペースが不要な場所では、収納棚に代えてバランスパネル900を設けて、高さの高い格納構造体用に頭上スペースを大きくすることができる。このように、キャビン内の少なくとも1つのエリアは、緊急酸素システム104の少なくとも一部を含むが、複数の収納棚アセンブリ120を欠いている。当該少なくとも1つのエリアは、PSU106も欠いた構成とすることができる。
図1~図11を参照すると、本開示の実施例は、(酸素落下装置およびPSU106から切り離すなどにより)収納棚アセンブリ120の複雑さを低減するシステムおよび方法を提供する。従って、本開示の実施例は、収納棚アセンブリ120に、(大きさ、形状などの面で)より多くの選択肢を与える。さらに、酸素落下装置から(そして、任意でPSUから)収納棚アセンブリ120を切り離すことにより、キャビン内の頭上スペースをより大きく確保できるように、収納棚アセンブリ120を配置することができる。
収納棚アセンブリ120は、PSU106および酸素落下要素とは別体で、これらと切り離されていることにより、座席および通路の構成及び/又はキャビン内の格納構造体に応じて、より柔軟な棚構造を実現できる。一例として、収納棚アセンブリは、可動部124を含み、当該可動部は、例えば、棚の中にアクセスできるようにするためのスライド式に開閉するスライド棚扉であり、これによれば、従来の枢動式の棚構造をなくして、スライド棚扉を開ける際に頭や肩のあたりの空間を最大限に確保することができる。(これは、収納棚アセンブリ、PSU、および酸素落下装置要素の各々を含むかさばったアセンブリでは、不可能な場合がある。)
さらに、本開示は、以下の付記による実施例を含む。
付記1. キャビンと、
前記キャビン内の複数の収納棚アセンブリと、
前記キャビン内の複数の旅客サービスユニット(PSU)と、
前記キャビン内の緊急酸素システムと、を含み、
前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUまたは前記緊急酸素システムの一方または両方から切り離されている、ビークル。
付記2. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記緊急酸素システムから切り離されている、付記1に記載のビークル。
付記3. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUから切り離されている、付記1に記載のビークル。
付記4. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUおよび前記緊急酸素システムの両方から切り離されている、付記1に記載のビークル。
付記5. 前記キャビンは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部と、前記複数の収納棚アセンブリのうちの少なくとも1つと、前記複数のPSUのうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている、付記1~4のいずれかに記載のビークル。
付記6. 前記複数の収納棚アセンブリの各々は、固定の構造体に可動式に連結された可動部を含む、付記1~5のいずれかに記載のビークル。
付記7. 前記固定の構造体は、ストロングバックである、付記6に記載のビークル。
付記8. 前記可動部は、前記ストロングバックの第1面に取り付けられており、前記PSUのうちの少なくとも1つは、前記ストロングバックの前記第1面の反対側の第2面に取り付けられている、付記7に記載のビークル。
付記9. 前記可動部は、枢動棚である、付記6~8のいずれかに記載のビークル。
付記10. 前記可動部は、スライド扉である、付記6~9のいずれかに記載のビークル。
付記11. 前記キャビン内の少なくとも1つのエリアは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部を含むが、前記複数の収納棚アセンブリを欠いている、付記1~10のいずれかに記載のビークル。
付記12. ビークルのキャビンに関して頭上スペースおよび構造可変性を増す方法であって、
複数の収納棚アセンブリを、複数の旅客サービスユニット(PSU)または緊急酸素システムの一方または両方から切り離すことを含む方法。
付記13. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記緊急酸素システムから切り離すことを含む、付記12に記載の方法。
付記14. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記複数のPSUから切り離すことを含む、付記12に記載の方法。
付記15. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記複数のPSUと前記緊急酸素システムの両方から切り離すことを含む、付記12に記載の方法。
付記16. キャビンと、
前記キャビン内の複数の収納棚アセンブリと、を含み、前記複数の収納棚アセンブリの各々は、固定の構造体に可動式に連結された可動部を含み、
前記キャビン内の複数の旅客サービスユニット(PSU)と、
前記キャビン内の緊急酸素システムと、をさらに含み、
前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUおよび前記緊急酸素システムから切り離されている、ビークル。
付記17. 前記キャビンは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部と、前記複数の収納棚アセンブリのうちの少なくとも1つと、前記複数のPSUのうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている、付記16に記載のビークル。
付記18. 前記固定の構造体は、ストロングバックであり、前記可動部は、前記ストロングバックの第1面に取り付けられており、前記PSUのうちの少なくとも1つは、前記ストロングバックの前記第1面の反対側の第2面に取り付けられている、付記16または17に記載のビークル。
付記19. 前記可動部は、枢動棚またはスライド扉のうちの一方である、付記16~18のいずれかに記載のビークル。
付記20. 前記キャビン内の少なくとも1つのエリアは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部を含むが、前記複数の収納棚アセンブリを欠いている、付記16~19のいずれかに記載のビークル。
本明細書に記載のように、本開示の実施例は、収納棚アセンブリ内の空間を開放するシステムおよび方法を提供する。また、本開示の実施例は、様々な大きさや形の収納棚アセンブリを実現できるシステムおよび方法を提供する。さらに、本開示の実施例は、ビークルのキャビン内の頭上スペースを大きくできるシステムおよび方法を提供する。
本開示の実施例を説明するために、上、底、下、中央、側方、水平、垂直、前などの、様々な空間や方向に関する用語を用いている場合があるが、これらの用語は、図面に示した向きについて用いているに過ぎない。これらの向きに対しては、上部が下部になり、下部が上部になり、水平が垂直になるような、反転、回転、その他の変更を行うことができる。
本開示において、ある処理や操作を行うように「構成された」構造、限定または要素とは、当該処理や操作に対応するように構造的に形成されるか、作製されるか、あるいは適合化されたものである。明瞭化のため、また疑義を避けるために付言すると、単に当該処理や操作を実行するように改変することができるに過ぎないものは、本明細書でいうところの、当該処理や操作を行うように「構成された」ものには該当しない。
なお、上述の説明は、例示的であり、限定的に解釈されるべきではない。例えば、上述の実施例(及び/又はその態様)は、互いに組み合わせて用いることができる。加えて、様々な実施例の範囲を逸脱することなく、これらの教示に特定の状況や材料を適合させるための多くの変形が可能である。本明細書に記載の材料の寸法や種類は、本開示の様々な実施例におけるパラメータを明確にするためのものであるが、これらの実施例は、限定を課すものではなく、例示的な実施例に過ぎない。上述の記載を検討すれば、当業者には他の多くの実施例が明らかであろう。従って、本開示の様々な実施例の範囲は、添付の請求の範囲を、これら請求の範囲に認められる均等物の範囲と併せて参照して決定されるべきである。添付の請求の範囲および詳細な説明において、「含む」および「であって」等の用語は、其々、「備える」および「において」等と意味を同じくする表現として用いられている。さらに、「第1」、「第2」、および「第3」などの用語は、単に標識として用いられており、これらが指す対象体対して数的な要件を課すことを意図するものではない。
本明細書の記載は、例を用いてベストモードを含む本開示の様々な実施例を開示するものであり、また、任意の装置またはシステムの作製および使用、並びに、組み入れられた方法の実行を含む本開示の様々な実施例を、当業者にとって実施可能にするものである。本開示の様々な実施例についての特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定されるものであり、当業者が想定しうる他の例を含むことができる。そのような他の例は、それらが、特許請求の範囲の文言と相違のない構成要素を有する場合、あるいは、特許請求の範囲の文言に対して非本質的な相違を有するだけの均等の構成要素を含む場合、特許請求の範囲に包含されると考えられるべきである。

Claims (20)

  1. キャビンと、
    前記キャビン内の複数の収納棚アセンブリと、
    前記キャビン内の複数の旅客サービスユニット(PSU)と、
    前記キャビン内の緊急酸素システムと、を含み、
    前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUまたは前記緊急酸素システムの一方または両方から切り離されている、ビークル。
  2. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記緊急酸素システムから切り離されている、請求項1に記載のビークル。
  3. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUから切り離されている、請求項1に記載のビークル。
  4. 前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUおよび前記緊急酸素システムの両方から切り離されている、請求項1に記載のビークル。
  5. 前記キャビンは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部と、前記複数の収納棚アセンブリのうちの少なくとも1つと、前記複数のPSUのうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている、請求項1~4のいずれかに記載のビークル。
  6. 前記複数の収納棚アセンブリの各々は、固定の構造体に可動式に連結された可動部を含む、請求項1~4のいずれかに記載のビークル。
  7. 前記固定の構造体は、ストロングバックである、請求項6に記載のビークル。
  8. 前記可動部は、前記ストロングバックの第1面に取り付けられており、前記PSUのうちの少なくとも1つは、前記ストロングバックの前記第1面の反対側の第2面に取り付けられている、請求項7に記載のビークル。
  9. 前記可動部は、枢動棚である、請求項6に記載のビークル。
  10. 前記可動部は、スライド扉である、請求項6に記載のビークル。
  11. 前記キャビン内の少なくとも1つのエリアは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部を含むが、前記複数の収納棚アセンブリを欠いている、請求項1~4のいずれかに記載のビークル。
  12. ビークルのキャビンに関して頭上スペースおよび構造可変性を増す方法であって、
    複数の収納棚アセンブリを、複数の旅客サービスユニット(PSU)または緊急酸素システムの一方または両方から切り離すことを含む方法。
  13. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記緊急酸素システムから切り離すことを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記複数のPSUから切り離すことを含む、請求項12に記載の方法。
  15. 前記切り離すことは、前記複数の収納棚アセンブリを、前記複数のPSUと前記緊急酸素システムの両方から切り離すことを含む、請求項12に記載の方法。
  16. キャビンと、
    前記キャビン内の複数の収納棚アセンブリと、を含み、前記複数の収納棚アセンブリの各々は、固定の構造体に可動式に連結された可動部を含み、
    前記キャビン内の複数の旅客サービスユニット(PSU)と、
    前記キャビン内の緊急酸素システムと、をさらに含み、
    前記複数の収納棚アセンブリは、前記複数のPSUおよび前記緊急酸素システムから切り離されている、ビークル。
  17. 前記キャビンは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部と、前記複数の収納棚アセンブリのうちの少なくとも1つと、前記複数のPSUのうちの少なくとも1つとを保持するハウジングを欠いている、請求項16に記載のビークル。
  18. 前記固定の構造体は、ストロングバックであり、前記可動部は、前記ストロングバックの第1面に取り付けられており、前記PSUのうちの少なくとも1つは、前記ストロングバックの前記第1面の反対側の第2面に取り付けられている、請求項16に記載のビークル。
  19. 前記可動部は、枢動棚またはスライド扉のうちの一方である、請求項16に記載のビークル。
  20. 前記キャビン内の少なくとも1つのエリアは、前記緊急酸素システムの少なくとも一部を含むが、前記複数の収納棚アセンブリを欠いている、請求項16~19のいずれかに記載のビークル。
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