JP2023048198A - カートリッジおよび印刷装置 - Google Patents

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亮也 高橋
Akinari Takahashi
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Abstract

【課題】光劣化による特性情報表示部の読取性の低下を抑制できるカートリッジおよび印刷装置を提供する。【解決手段】テープカセット30の後部で左右方向の中間部には、テープカセット30の天面31Aから背面31Bにかけて、凹部32が形成される。凹部32のうち、天面31Aに形成された部分はテープ50についての部材情報を示す部材情報表示部32Aである。凹部32のうち、背面31Bに形成された部分はテープカセット30についての特性情報を示す特性情報表示部32Bである。テープカセット30が印刷装置の装着部に装着された状態において、部材情報表示部32Aは窓部を介して外部から目視でき、特性情報表示部32Bは窓部を介して外部から目視できない。特性情報は感熱ラベルに感熱方式により印刷される。【選択図】図5

Description

本発明は、非印刷部材を収容したカートリッジおよび印刷装置に関する。
特許文献1に記載の印刷装置は、収納するカートリッジに貼付された情報部材を外部から目視可能な窓部を有する。情報部材は、例えばスマートフォン等のカメラ機能で読み取り可能な二次元バーコード等を表示する。スマートフォンは、窓部を介して情報部材から読み取った情報をプリンタドライバに適用することで、ユーザが印刷条件を入力することなく、非印刷部材に対する印刷指示を印刷装置に出力することができる。
特開2014-61603号公報
しかしながら、情報部材は、印刷装置に収納された状態において、窓部を介して外光に照らされる。情報部材として、例えば、耐光性に劣る部材を用いた場合、時間経過によって情報部材が色あせてしまい、情報の読取性が低下する可能性がある。
本発明は、光劣化による特性情報表示部の読取性の低下を抑制できるカートリッジおよび印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、印刷装置の装着部に着脱可能に装着されるカートリッジであって、前記印刷装置が印刷する被印刷部材と、前記被印刷部材についての情報である部材情報を示す部材情報表示部と、前記カートリッジについての情報である特性情報を示し、感熱ラベルによって構成される特性情報表示部とを有し、前記部材情報表示部は、前記カートリッジが、前記印刷装置の前記装着部に装着されたときに前記印刷装置の窓部を介して外部から目視可能な部位に設けられており、前記特性情報表示部は、前記カートリッジが前記装着部に装着されたときに前記窓部を通して外部から目視できない部位に設けられることを特徴とするカートリッジが提供される。
部材情報表示部は、ユーザが部材情報を確認できるようにするため、カートリッジが装着部に装着された状態において、窓部を通して目視できるカートリッジの部位に設けられる。一方、特性情報表示部は、カートリッジについての特性情報を表示するため、容易に印刷できるように、感熱ラベルによって構成される。故に窓部を通して見えない部位に特性情報表示部を配置することで、装着部にカートリッジを装着した状態において、特性情報表示部に光が照射されず、カートリッジは、光劣化による特性情報表示部の読取性の低下を抑制することができる。
第一態様において、前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、前記部材情報および前記特性情報が表示された一つの感熱ラベルによって構成されてもよい。一つの感熱ラベルに部材情報と特性情報を表示し、それぞれ部材情報表示部および特性情報表示部を設けることで、カートリッジは、生産コスト削減を図ることができる。
第一態様において、前記特性情報表示部に表示される前記特性情報は、感熱方式により、前記特性情報表示部に表示され、前記部材情報表示部に表示される前記部材情報は、前記特性情報の表示前に予め、非感熱方式により、前記部材情報表示部に表示されてもよい。部材情報表示部は、感熱ラベルによって構成されるが、非感熱方式によって部材情報の表示が行われる。このため、部材情報表示部は、窓部を通して外光に照らされても、部材情報の表示において読取性が劣化しにくい。
第一態様において、前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、それぞれ前記カートリッジの外表面に設けられ、前記特性情報表示部が設けられる第一面は、前記部材情報表示部が設けられる第二面に対して直交する方向を向く外表面であってもよい。特性情報表示部は、カートリッジの外表面において、部材情報表示部が設けられる第二面に対して直交する方向を向く第一面に設けられる。故に、カートリッジが装着部に装着された状態において、特性情報表示部は、窓部を通して外光に照らされにくく、光劣化を防ぐことができる。また、カートリッジが装着部から取り外され、例えば、部材情報表示部が設けられる第二面が下方を向くようにカートリッジが机上に配置された場合、特性情報表示部が設けられた第一面は、側方を向く。この場合、机上の水や埃等が付着して第二面に設けられた部材情報の表示が汚れる可能性はあるが、側方を向く第一面に設けられた特性情報の表示にはこのようなことがないので、カートリッジは、特性情報表示部の読取性が汚れ等により低下することを防止できる。
第一態様において、前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、それぞれ前記カートリッジの外表面に設けられ、前記特性情報表示部が設けられる第一面は、前記部材情報表示部が設けられる第二面とは反対側の方向を向く外表面であってもよい。特性情報表示部は、カートリッジの外表面において、部材情報表示部が設けられる第二面とは反対側の方向を向く第一面に設けられる。故に、カートリッジが装着部に装着された状態において、特性情報表示部は、窓部を通して外光に照らされにくく、光劣化を防ぐことができる。また、カートリッジが装着部から取り外され、例えば、部材情報表示部が設けられる第二面が上方を向くようにカートリッジが机上に配置された場合、特性情報表示部が設けられた第一面は、下方を向く。故に外光が特性情報表示部に照射されることが無いので、カートリッジは、特性情報表示部の読取性が光劣化により低下することを防止できる。
第一態様において、前記特性情報表示部は前記カートリッジの外表面において凹部形成された部位に設けられてもよい。特性情報表示部は、カートリッジの外表面において凹部形成された部位に設けられる。故に、カートリッジが装着部から取り外された状態において、カートリッジは、特性情報表示部に対する外部からの直接的な接触を避けることができるので、特性情報表示部の読取性が傷等により低下することを防止できる。
第一態様において、前記特性情報は、光学センサによって読み取り可能な画像として前記特性情報表示部に表示されてもよい。カートリッジは、スマートフォン等の外部デバイスが備える光学センサによって、特性情報表示部の特性情報を読み取ることができる構成とすることができる。これにより、カートリッジは、印刷装置による被印刷部材への印刷において、スマートフォンのアプリケーションと連動し、特性情報を用いたサービスを提供することが可能である。
第一態様において、前記特性情報は、前記特性情報をコード化したコード画像として前記特性情報表示部に表示されてもよい。特性情報の表示にコード画像を用いることによって、一般的なコード画像読取り用のプログラムを用いることができる。これにより、カートリッジは、印刷装置による被印刷部材への印刷において、特性情報を用いたサービスを容易に提供することが可能である。
本発明の第二態様によれば、カートリッジに収容する被印刷部材に印刷可能な印刷装置であって、前記カートリッジは、前記被印刷部材についての情報である部材情報を示す部材情報表示部と、前記カートリッジについての情報である特性情報を示し、感熱ラベルによって構成される特性情報表示部とを備えており、前記カートリッジを着脱可能に装着する装着部と、前記カートリッジが前記装着部に装着された場合に、前記カートリッジの少なくとも一部を目視可能とする窓部であって、前記窓部を通して前記部材情報表示部を外部から目視可能とする一方、前記窓部を通して前記特性情報表示部を外部から目視不可能とする位置に設けた窓部とを備えたことを特徴とする印刷装置が提供される。
部材情報表示部は、ユーザが部材情報を確認できるようにするため、カートリッジが装着部に装着された状態において、窓部を通して目視できるカートリッジの部位に設けられる。一方、特性情報表示部は、カートリッジについての特性情報を表示するため、容易に印刷できるように、感熱ラベルによって構成される。故に窓部を通して見えない部位に特性情報表示部を配置することで、装着部にカートリッジを装着した状態において、特性情報表示部に光が照射されず、印刷装置は、光劣化による特性情報の読取性の低下を防ぐことができる。
第二態様において、前記特性情報は、光学センサによって読み取り可能な画像として前記特性情報表示部に表示されており、前記装着部において、前記特性情報表示部に表示された前記特性情報を検出する前記光学センサを備えてもよい。印刷装置は、装着部に設けた光学センサによって、装着部からカートリッジを取り外すことなく、特性情報表示部の特性情報を読み取ることができる構成とすることができる。これにより、印刷装置は、被印刷部材への印刷において、特性情報を用いたサービスを提供することが可能である。
第二態様において、前記光学センサは、前記特性情報をコード化したコード画像を検出してもよい。特性情報の表示にコード画像を用いることによって、一般的なコード画像読取り用のプログラムを用いることができる。これにより、印刷装置は、被印刷部材への印刷において、特性情報を用いたサービスを容易に提供することが可能である。
カセットカバー6を閉じた印刷装置1の斜視図である。 カセットカバー6を開いた印刷装置1の斜視図である。 カセットカバー6を取り除いた印刷装置1の平面図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 テープカセット30の斜視図である。 ラベル33の一例を示す図である。 印刷処理のフローチャートである。 テープカセット130の底面図である。
本発明の一実施形態に係るテープカセット30および印刷装置1について、図面を参照して説明する。参照する図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載される装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図1の左下方、右上方、右下方、左上方、上方、下方は、それぞれ、印刷装置1の左方、右方、前方、後方、上方、下方である。
図1~図3を参照し、テープカセット30を装着可能な装着部8を備えた印刷装置1を説明する。印刷装置1は、1台でサーマルタイプ、レセプタタイプ、ラミネートタイプ等、各種のテープカセットを使用可能な汎用の装置である。サーマルタイプのテープカセットは、感熱紙テープを備える。レセプタタイプのテープカセットは、テープとインクリボンとを備える。以下で説明する印刷装置1のラミネートタイプのテープカセット30は、両面粘着テープ58とフィルムテープ59とインクリボン60とを備える(図3参照)。両面粘着テープ58は透明または色付きのテープであり、フィルムテープ59は透明のテープである。テープカセット30の詳細は後述する。
図1に示すように、印刷装置1は、略直方体状の本体カバー2を備える。本体カバー2は、平面視で左右方向略中央、且つ前後方向中央部よりも後方寄りの位置に、窓部4を備える。窓部は透明な板状で、ユーザが印刷装置1の装着部8内を外部から目視することができる。詳細は後述するが、窓部4は、テープカセット30を装着部8に装着して本体カバー2を閉じた場合に、ユーザがテープカセット30に貼付されたラベル33の部材情報表示部32A(図2参照)を外部から目視できる位置に設けられる。本体カバー2の前側の側面には、LED13が設けられる。本体カバー2の上側には、テープカセット30(図3参照)の交換時に開閉されるカセットカバー6が設けられる。本体カバー2の内部には、テープカセット30が着脱可能に収容される装着部8(図2参照)が設けられる。本体カバー2の左側面前方には、スリット状の排出部3が設けられる。印刷済みのテープ50(図3参照)は、排出部3を介して装着部8から排出される。
図2、図3示すように、装着部8はテープカセット30に対応した形状で、本体カバー2の天面から下方に凹む。装着部8にはテープカセット30が着脱可能に装着される。装着部8の前部にはヘッドホルダ19が設けられる。ヘッドホルダ19は板状であり、上下左右に延びる。ヘッドホルダ19の前面にはサーマルヘッド10(図3参照)が設けられる。サーマルヘッド10は複数の発熱体11(図3参照)を備える。複数の発熱体11は上下方向に一列に並ぶ。サーマルヘッド10はテープカセット30が装着部8に装着された状態で、アーム部34の開口部341から露出したインクリボン60を複数の発熱体11によって加熱し、フィルムテープ59にインクを転写する。
ヘッドホルダ19の左斜め後方には、テープ50を搬送するための駆動軸18が設けられる。駆動軸18は装着部8の底面から上方に延び、搬送モータ16(図4参照)によって回転駆動される。テープカセット30の装着時、駆動軸18はテープカセット30の駆動ローラ46の軸孔461に係合する。ヘッドホルダ19の右斜め後方には、巻取軸95が設けられる。巻取軸95は、搬送モータ16の駆動によって回転駆動される。テープカセット30の装着時、巻取軸95はテープカセット30の巻取スプール43に係合する。
駆動軸18の左側には切断機構(図示略)が設けられる。切断機構は固定刃と移動刃を備え、切断モータ24(図4参照)の駆動によってテープ50を切断する。ヘッドホルダ19の前側にはプラテンホルダ12(図3参照)が設けられる。プラテンホルダ12はアーム状であり、支持軸121によって上下方向の軸周りに揺動可能に支持される。支持軸121はプラテンホルダ12の右端に設けられる。
プラテンホルダ12の先端側には、プラテンローラ15と搬送ローラ14とが共に回転可能に支持される。プラテンローラ15はプラテンホルダ12の揺動に伴って、サーマルヘッド10に相対して接離可能である。搬送ローラ14はプラテンローラ15の左側に設けられ、プラテンホルダ12の揺動に伴って、テープカセット30の駆動ローラ46に相対して接離可能である。
本実施形態では、カセットカバー6が開放されると、プラテンホルダ12が待機位置(図3の点線で示す位置)に向けて移動し、カセットカバー6が閉鎖されると、プラテンホルダ12が印刷位置(図2に示す位置)に向けて移動するように構成される。待機位置では、プラテンホルダ12が装着部8から離れる方向に移動する。このため、ユーザはテープカセット30を装着部8に対して着脱することができる。
印刷位置では、プラテンホルダ12が装着部8に近付く方向に移動する。このため、装着部8にテープカセット30が装着されている場合には、プラテンローラ15がフィルムテープ59とインクリボン60をサーマルヘッド10に押圧し、搬送ローラ14が両面粘着テープ58とフィルムテープ59とを重ね合わせて駆動ローラ46に押圧する。
プラテンローラ15は搬送モータ16(図4参照)によって駆動軸18と共に回転駆動される。なお、本実施形態では搬送によるテープ50の弛みを抑制するため、プラテンローラ15の回転速度が駆動ローラ46の回転速度よりも小さくなるように、プラテンローラ15および駆動軸18が複数のギア(図示略)を介して搬送モータ16に連結される。
印刷装置1は、光学センサ17を備える。光学センサ17は、例えばCMOSセンサである。光学センサ17は本体カバー2内で装着部8の後方に配置され、検出方向を前方且つ装着部8内に向ける。装着部8にテープカセット30が装着された場合に、光学センサ17は、ラベル33に印刷された特性情報33Bの一例であるコード画像35(図6参照)を読み取る。
図4を参照し、印刷装置1の電気的構成について説明する。印刷装置1は、制御基板上に形成された制御回路81を備える。制御回路81では、ROM86、CGROM87、RAM88、EEPROM89、入出力インタフェース82が、データバス83を介してCPU85に接続される。
CPU85は、印刷装置1の制御を司る。ROM86には、CPU85が印刷装置1を制御するために実行する各種プログラムが記憶される。CGROM87は、キャラクタを印字するための印字用ドットパターンデータが記憶される。RAM88には、テキストメモリ、印字バッファ等、複数の記憶エリアが設けられる。EEPROM89には、各種データが格納される。
入出力インタフェース82には、光学センサ17、駆動回路51~55が接続される。駆動回路51は、LED13を駆動するための電子回路である。駆動回路52は、サーマルヘッド10を駆動するための電子回路である。駆動回路53は、搬送モータ16を駆動するための電子回路である。駆動回路54は、切断モータ24を駆動するための電子回路である。駆動回路55は、光学センサ17を駆動するための電子回路である。
図2、図3、図5を参照し、テープカセット30について説明する。なお、図5におけるテープカセット30の向きは、テープカセット30を装着部8に装着した場合の印刷装置1の向きを準用する。テープカセット30は、内部に収納されるテープの種類を適宜変更することによって、サーマルタイプ、ラミネートタイプ、レセプタタイプ等の各種テープを実装可能な汎用カセットである。
テープカセット30は、テープ50およびインクリボン60を収容する箱状のカセットケース31を有する。カセットケース31は略直方体状であり、下ケース311と上ケース312とを組み合わされて構成される。両面粘着テープ58が巻回されたテープスプール40は、カセットケース31内の左後部で回転可能に支持される。印刷前のフィルムテープ59が巻回されたテープスプール41は、カセットケース31内の右後部で回転可能に支持される。未使用のインクリボン60が巻回されたリボンスプール42は、カセットケース31内の右前部で回転可能に支持される。巻取スプール43は、テープスプール40とリボンスプール42との間で回転可能に支持される。駆動ローラ46は、カセットケース31内の左前角部で回転可能に支持される。
カセットケース31の前部にはアーム部34が設けられる。アーム部34はカセットケース31の右前部から左前方に延びる。アーム部34の左端には開口部341が設けられる。開口部341は上下方向に延びるスリット状に形成され、テープスプール41から引き出されたフィルムテープ59と、リボンスプール42から引き出されたインクリボン60とを重ねてカセットケース31の内部から外部に排出する。これにより、フィルムテープ59の一部がカセットケース31の外部に露出する。
アーム部34の後側にはヘッド挿入部39が形成される。ヘッド挿入部39はカセットケース31を上下方向に貫通する。ヘッド挿入部39の左前部は前方に開口する。以下、この開口を「ヘッド開口391」という。ヘッド開口391は開口部341よりもフィルムテープ59の搬送方向下流側(左側)に位置する。ヘッド挿入部39には装着部8にテープカセット30が装着された状態でヘッドホルダ19が挿入される。
ヘッド挿入部39の左側には駆動ローラ46(図3参照)が設けられる。駆動ローラ46は搬送方向(左右方向)においてアーム部34の開口部341とガイド部38との間に位置する。駆動ローラ46は筒状であり、上下方向に延びる。駆動ローラ46の前端部はカセットケース31から前方に露出する。駆動ローラ46はフィルムテープ59と両面粘着テープ58とが重ね合わされた状態で両面粘着テープ58を支持する。駆動ローラ46は軸孔461によって回転可能に支持される。軸孔461はカセットケース31を上下方向に貫通する。装着部8にテープカセット30が装着された状態で、軸孔461には駆動軸18が挿入される。駆動ローラ46は駆動軸18による回転駆動によって回転し、フィルムテープ59および両面粘着テープ58を搬送する。
カセットケース31の左前角部にはガイド部38が設けられる。ガイド部38は開口部341よりも搬送方向下流(左側)、詳細には駆動ローラ46よりも搬送方向下流に位置する。ガイド部38は上下方向に延びるスリット状に形成される。テープ50は駆動ローラ46を経て搬送されると、ガイド部38の内側を通過する。ガイド部38はテープ50を幅方向両側から支持する。これにより、テープ50の姿勢が保持された状態で、テープ50がカセットケース31から排出される。
テープカセット30の後部で左右方向の中間部には、テープカセット30の天面31Aから背面31Bにかけて、凹部32が形成されている。凹部32は、テープカセット30の左右方向の長さの略1/3の幅を有し、ラベル33の貼付部位として形成される。凹部32の深さは、少なくとも、ラベル33の厚みよりも深い。凹部32のうち、天面31Aに形成された部分は、テープ50についての情報である部材情報33Aを示す部位である部材情報表示部32Aである。凹部32のうち、背面31Bに形成された部分は、テープカセット30についての情報である特性情報33Bを示す部位である特性情報表示部32Bである。
図6に示すように、ラベル33は、略矩形の感熱ラベルであり、角部が曲線状に丸められる。ラベル33の幅は、凹部32の左右方向の長さより若干短い。ラベル33の長さは、天面31Aにおける凹部32の前後方向の長さと、背面31Bにおける凹部32の上下方向の長さとを足した長さより若干短い。ラベル33の表面には、部材情報33Aと特性情報33Bとが印刷される。部材情報33Aは、例えば、テープ幅、テープ色、テープ種類の情報である。図6の例では、テープ幅が12mm(0.47インチ)、テープ色が白、テープ種類がラミネートタイプであることを示す部材情報33Aがラベル33の表面に印刷されている。部材情報33Aは、例えば、インクジェット方式、電子写真方式、熱転写方式など、非感熱方式を用いた印刷によって形成される。部材情報33Aは、特性情報33Bの印刷前にラベル33に印刷される。例えば、予め部材情報33Aを印刷したラベル33が、テープカセット30の製造の際に部品として用いられる。ラベル33が凹部32に貼付される場合、ラベル33の部材情報33Aが形成された部分は、部材情報表示部32Aに貼付される。
特性情報33Bは、テープカセット30の製造日、テープカセット30の製造工場、テープカセット30の製造ロット番号、テープカセット30のシリアル番号の情報等である。図6の例では、特性情報33Bは、例えばQRコード(登録商標)を用いたコード画像35としてラベル33の表面に印刷されている。特性情報33Bは感熱方式を用いた印刷によって形成される。特性情報33Bは、例えば、テープカセット30の製造の際に、ラベル33に印刷される。なお、特性情報33Bは、先にラベル33に印刷されてから特性情報表示部32Bに貼付されてもよいし、先にラベル33が特性情報表示部32Bに貼付されてから、ラベル33に印刷されてもよい。ラベル33が凹部32に貼付される場合、ラベル33の特性情報33Bが形成された部分は、特性情報表示部32Bに貼付される。
図2に示すように、テープカセット30が装着部8に装着された場合、部材情報表示部32Aは装着部8内で上方を向き、特性情報表示部32Bは装着部8の後壁と向き合うように後方を向く配置となる。図3に示すように、カセットカバー6が閉じた場合、窓部4は、部材情報表示部32Aの上方に位置する。窓部4の大きさは、特性情報表示部32Bの大きさとほぼ同じ大きさである。窓部4の後側縁部は、装着された状態のテープカセット30の背面31Bとほぼ同じ位置にある。故にユーザは、印刷装置1の外方から窓部4を通して特性情報表示部32Bを目視できない。特性情報33Bは感熱方式の印刷によって形成されるが、窓部4を介した外光が特性情報表示部32Bに届きにくいので、外光による褪色が生じにくい。一方、部材情報表示部32Aの部材情報33Aは、非感熱方式の印刷によって形成されるため、窓部4を介した外光が届いても、外光による褪色が生じにくい。
テープカセット30は、印刷装置1から取り外され、例えば机上に配置される場合、一般的には部材情報33Aを視認しやすいように、部材情報表示部32Aが形成された天面31Aを上方に向けて配置される。この場合、特性情報表示部32Bが形成された背面31Bは、側方を向けて配置される。よって、特性情報表示部32Bが机上の塵埃等によって汚れ、特性情報33Bが読み取りにくくなる可能性は、低減される。また、テープカセット30が、背面31Bを下にして収納された場合、特性情報表示部32Bは凹部32に形成されている。よって、特性情報表示部32Bは収納部底面に接触せず、収納部底面の塵埃等によって汚れ、特性情報33Bが読み取りにくくなる可能性は、低減される。
次に、図7を参照して、印刷装置1の印刷動作について説明する。ユーザはパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン等を操作し、印刷装置1による印刷済みテープ50の作成を行う。印刷装置1は、特性情報33Bに基づくLED13の点灯・点滅を行うことで、ユーザにテープカセット30に関する情報を報知することができる。例えば、特性情報33Bとしてテープカセット30に有効期限が設定されている場合において、印刷装置1は、有効期限が近いこと、または有効期限が過ぎたことをユーザに報知する場合の動作を例に説明する。
ユーザは、テープ50に印刷する文字、記号、画像等をPCで作成し、印刷装置1用のドライバによって生成された印刷データを印刷装置1に送信する。ドライバは、特性情報33Bと比較する特性データとして、例えば現在の日付および時刻の情報を、印刷データと共に印刷装置1に送信する。
印刷装置1のCPU85は、ユーザのPCから、印刷データと共に特性データ(日付・時刻の情報)を受信し、RAM88に記憶する(S1)。CPU85は、受信した印刷データもRAM88に記憶する(S3)。CPU85は、光学センサ17を駆動して、テープカセット30の特性情報表示部32Bに示される特性情報33Bの読取りを行う(S5)。本例では、コード画像35は、テープカセット30に設定された有効期限を示す。
CPU85は、特性情報33Bが特性データの適用対象であるか否かを判断する。本例における特性データの適用対象とは、有効期限切れを指す。CPU85は、特性データとしてRAM88に記憶する現在の日付が、特性情報33Bとして読み取った有効期限を過ぎており、適用対象であると判断した場合(S7:YES)、CPU85は、LED13を所定のパターンで点灯あるいは点滅する(S21)。CPU85は、例えば1秒ごとにLED13の点灯・消灯を繰り返すことで、ユーザにテープカセット30の交換を促す報知を行う。なお、LED13の点灯・点滅のパターンは、予め取扱説明書においてユーザに対して定義されているものとする。CPU85は、有効期限の過ぎたテープカセット30を用いた印刷を行わず、印刷処理を終了する。
S7の判断において、現在の日付が有効期限内であり、適用対象外であると判断した場合(S7:NO)、CPU85は、RAM88に記憶する印刷データに基づき、テープ50に印刷するための画像データを生成する(S9)。CPU85は、図示しないセンサによって、テープ50の情報を得ることができる。テープカセット30はラミネートタイプであり、フィルムテープ59への印刷を鏡像反転画像によって行われるため、CPU85は、印刷データに基づく画像を鏡像反転した画像データを生成する。
CPU85は、印刷処理を行う(S11)。印刷動作が開始されると、搬送モータ16の駆動により、駆動ローラ46および巻取スプール43が回転駆動される。駆動ローラ46と搬送ローラ14との協働によって、テープスプール41に巻回されたフィルムテープ59が引き出され、且つ、テープスプール40に巻回された両面粘着テープ58が引き出される。
引き出されたフィルムテープ59はアーム部34内を搬送される。また、巻取スプール43の回転に伴って、リボンスプール42に巻回されたインクリボン60が引き出される。引き出されたインクリボン60は、アーム部34を搬送される。フィルムテープ59およびインクリボン60は、開口部341で互いに重ね合わされて、ヘッド開口391に向けて排出される。ヘッド開口391では、サーマルヘッド10がインクリボン60を使用して、フィルムテープ59にキャラクタを印刷する。印刷に使用されたインクリボン60はフィルムテープ59から分離され、巻取スプール43に巻き取られる。
インクリボン60が分離されたフィルムテープ59は駆動ローラ46の前面側に搬送され、テープスプール40から引き出された両面粘着テープ58と重ね合わされる。両面粘着テープ58およびフィルムテープ59は、駆動ローラ46と搬送ローラ14との間を経由して、テープ排出部49に向かって搬送される。このとき、両面粘着テープ58がフィルムテープ59の印刷面に貼り付けられることで、印刷済みのテープ50が得られる。印刷済みのテープ50は、排出部3から印刷装置1の外部に排出される。CPU85は切断モータ24を駆動し、切断機構によって排出部3から排出されるテープ50を切断すると(S13)、印刷処理を終了する。
以上説明したように、部材情報表示部32Aは、ユーザが部材情報33Aを確認できるようにするため、テープカセット30が装着部8に装着された状態において、窓部4を通して目視できるテープカセット30の部位に設けられる。一方、特性情報表示部32Bは、テープカセット30についての特性情報33Bを表示するため、容易に印刷できるように、感熱ラベルによって構成される。故に窓部4を通して見えない部位に特性情報表示部32Bを配置することで、装着部8にテープカセット30を装着した状態において、特性情報表示部32Bに光が照射されず、テープカセット30は、光劣化による特性情報表示部32Bの読取性の低下を抑制することができる。
一つの感熱ラベルに部材情報33Aと特性情報33Bを表示し、それぞれ部材情報表示部32Aおよび特性情報表示部32Bに設けることで、テープカセット30は、生産コスト削減を図ることができる。
部材情報表示部32Aは、感熱ラベルによって構成されるが、非感熱方式によって部材情報33Aの表示が行われる。このため、部材情報表示部32Aは、窓部4を通して外光に照らされても、部材情報33Aの表示において読取性が劣化しにくい。
特性情報表示部32Bは、テープカセット30の外表面において、部材情報表示部32Aが設けられる天面31Aに対して直交する方向を向く背面31Bに設けられる。故に、テープカセット30が装着部8に装着された状態において、特性情報表示部32Bは、窓部4を通して外光に照らされにくく、光劣化を防ぐことができる。また、テープカセット30が装着部8から取り外され、例えば、部材情報表示部32Aが設けられる天面31Aが上方を向くようにテープカセット30が机上に配置された場合、特性情報表示部32Bが設けられた背面31Bは、側方を向く。背面31Bが下方を向く場合であれば机上の水や埃等が付着して特性情報33Bの表示が汚れる可能性があるが、このようなことがないので、テープカセット30は、特性情報表示部32Bの読取性が汚れ等により低下することを防止できる。
特性情報表示部32Bは、テープカセット30の外表面において凹部形成された部位である凹部32に設けられる。故に、テープカセット30が装着部8から取り外された状態において、テープカセット30は、特性情報表示部32Bに対する外部からの直接的な接触を避けることができるので、特性情報表示部32Bの読取性が傷等により低下することを防止できる。
テープカセット30は、スマートフォン等の外部デバイスが備える光学センサ17によって、特性情報表示部32Bの特性情報33Bを読み取ることができる構成とすることができる。これにより、テープカセット30は、印刷装置1によるテープ50への印刷において、スマートフォンのアプリケーションと連動し、特性情報33Bを用いたサービスを提供することが可能である。
特性情報33Bの表示にコード画像35を用いることによって、一般的なコード画像35読取り用のプログラムを用いることができる。これにより、テープカセット30は、印刷装置1によるテープ50への印刷において、特性情報33Bを用いたサービスを容易に提供することが可能である。
部材情報表示部32Aは、ユーザが部材情報33Aを確認できるようにするため、テープカセット30が装着部8に装着された状態において、窓部4を通して目視できるテープカセット30の部位に設けられる。一方、特性情報表示部32Bは、テープカセット30についての特性情報33Bを表示するため、容易に印刷できるように、感熱ラベルによって構成される。故に窓部4を通して見えない部位に特性情報表示部32Bを配置することで、装着部8にテープカセット30を装着した状態において、特性情報表示部32Bに光が照射されず、印刷装置1は、光劣化による特性情報33Bの読取性の低下を防ぐことができる。
印刷装置1は、装着部8に設けた光学センサ17によって、装着部8からテープカセット30を取り外すことなく、特性情報表示部32Bの特性情報33Bを読み取ることができる構成とすることができる。これにより、印刷装置1は、テープ50への印刷において、特性情報33Bを用いたサービスを提供することが可能である。
特性情報33Bの表示にコード画像35を用いることによって、一般的なコード画像読取り用のプログラムを用いることができる。これにより、印刷装置1は、テープ50への印刷において、特性情報33Bを用いたサービスを容易に提供することが可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されず、各種変形が可能である。以下説明する各種変形例は、矛盾が生じない限り、それぞれ組み合わせ可能である。部材情報33Aと特性情報33Bは、二つのラベルの各々に印刷され、それぞれ、部材情報表示部32Aと特性情報表示部32Bとに貼付されることによって形成されてもよい。部材情報33Aは、部材情報表示部32Aに、例えばレーザを用いた刻印によって形成されてもよい。この場合、部材情報表示部32Aにラベルは貼付せず、特性情報表示部32Bに感熱ラベルを貼付すればよい。特性情報33Bは、コード画像35によって示されたが、文字、記号等で示されてもよい。また、コード画像35はQRコード(登録商標)に限らず、一次バーコードを用いてもよいし、あるいは専用の画像を作成してもよい。また、部材情報33Aは、非感熱方式により部材情報表示部32Aに印刷されたが、感熱方式によって印刷されてもよい。
印刷装置1は光学センサ17を備えなくてもよい。この場合、例えばユーザのスマートフォンに搭載される光学センサを用いて特性情報33Bの読取りを行い、印刷時に起動するドライバの処理によって、ユーザにテープカセット30に関する情報が報知されてもよい。印刷装置1は、LED13の他に、液晶ディスプレイ等の表示デバイス、スピーカ等の発音デバイスを搭載し、特性情報33Bに基づくより詳細な情報をユーザに報知してもよい。
特性情報33Bは、例えばテープカセット30のシリアル番号の情報であってもよい。この場合、印刷装置1は、ユーザが使用するPC、スマートフォン等のドライバを介して、シリアル番号と紐付けた製造日、製造工場、製造ロット番号等の情報を取得してもよい。PC、スマートフォン等は、シリアル番号と紐付けた製造日、製造工場、製造ロット番号等の情報を、ドライバの更新処理によって最新の情報に更新してもよい。印刷装置1は、特性情報33Bとして例えば製造日の情報を用い、製造日からの経過日数に基づく経時劣化を考慮した印刷時の印加電圧の調整を行ってもよい。
特性情報表示部32Bは、テープカセット30の凹部32のうち背面31Bに形成した部分をとしたが、底面に形成されてもよい。例えば、図8に示すように、テープカセット130の凹部132は、テープカセット130の後部で左右方向の中間部において、天面から背面131Bを介して底面131Cにかけて形成されている。凹部132のうち、天面に形成された部分は、部材情報133Aを示す部材情報表示部として機能する。凹部132のうち、底面131Cに形成された部分は、特性情報133Bを示す特性情報表示部132Bとして機能する。凹部132に貼付されるラベル133の表面には、部材情報133Aと特性情報133B(コード画像135)とが印刷され、それぞれの形成部分が、部材情報表示部と特性情報表示部132Bに貼付される。凹部132のうち、背面131Bに形成された部分に貼付されるラベル133の部分には、何も印刷されない。テープカセット130が装着部8に装着された状態で、特性情報表示部132Bは、装着部8の底面を向く。よって印刷装置1の窓部4を介し、特性情報表示部132Bを外部から目視することはできない。
テープカセット130が印刷装置1から取り外され、天面を上方に向けて机上に配置される場合、特性情報表示部132Bは凹部132に形成されているので机面に接触せず、机上の塵埃等によって汚れ、特性情報133Bが読み取りにくくなる可能性は、低減される。また、テープカセット130が背面131Bを下にして収納された場合、特性情報表示部132Bが形成された背面131Bは、側方を向けて配置される。よって、特性情報表示部132Bが机上の塵埃等によって汚れ、特性情報133Bが読み取りにくくなる可能性は、低減される。
このように、特性情報表示部32Bは、テープカセット30の外表面において、部材情報表示部32Aが設けられる天面31Aとは反対側の方向を向く背面31Bに設けられる。故に、テープカセット30が装着部8に装着された状態において、特性情報表示部32Bは、窓部4を通して外光に照らされにくく、光劣化を防ぐことができる。また、テープカセット30が装着部8から取り外され、例えば、部材情報表示部32Aが設けられる天面31Aが上方を向くようにテープカセット30が机上に配置された場合、特性情報表示部32Bが設けられた背面31Bは、下方を向く。故に外光が特性情報表示部32Bに照射されることが無いので、テープカセット30は、特性情報表示部32Bの読取性が光劣化により低下することを防止できる。
印刷装置の1の窓部4の位置は、窓部4を通して外光が特性情報表示部32Bを照らさない位置であれば、適宜変更可能である。
上記実施形態および変形例において、テープカセット30,130が、本発明の「カートリッジ」の一例である。テープ50が、本発明の「被印刷部材」の一例である。背面31Bまたは底面131Cが、本発明の「第一面」の一例である。天面31Aが、本発明の「第二面」の一例である。
1 印刷装置
4 窓部
8 装着部
17 光学センサ
30,130 テープカセット
31A 天面
31B,131B 背面
32,132 凹部
32A 部材情報表示部
32B,132B 特性情報表示部
33,133 ラベル
33A,133A 部材情報
33B,133B 特性情報
35,135 コード画像
50 テープ
131C 底面

Claims (11)

  1. 印刷装置の装着部に着脱可能に装着されるカートリッジであって、
    前記印刷装置が印刷する被印刷部材と、
    前記被印刷部材についての情報である部材情報を示す部材情報表示部と、
    前記カートリッジについての情報である特性情報を示し、感熱ラベルによって構成される特性情報表示部と
    を有し、
    前記部材情報表示部は、前記カートリッジが、前記印刷装置の前記装着部に装着されたときに前記印刷装置の窓部を介して外部から目視可能な部位に設けられており、
    前記特性情報表示部は、前記カートリッジが前記装着部に装着されたときに前記窓部を通して外部から目視できない部位に設けられること
    を特徴とするカートリッジ。
  2. 前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、前記部材情報および前記特性情報が表示された一つの感熱ラベルによって構成されること
    を特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記特性情報表示部に表示される前記特性情報は、感熱方式により、前記特性情報表示部に表示され、
    前記部材情報表示部に表示される前記部材情報は、前記特性情報の表示前に予め、非感熱方式により、前記部材情報表示部に表示されること
    を特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
  4. 前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、それぞれ前記カートリッジの外表面に設けられ、
    前記特性情報表示部が設けられる第一面は、前記部材情報表示部が設けられる第二面に対して直交する方向を向く外表面であること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカートリッジ。
  5. 前記部材情報表示部および前記特性情報表示部は、それぞれ前記カートリッジの外表面に設けられ、
    前記特性情報表示部が設けられる第一面は、前記部材情報表示部が設けられる第二面とは反対側の方向を向く外表面であること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカートリッジ。
  6. 前記特性情報表示部は前記カートリッジの外表面において凹部形成された部位に設けられること
    を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のカートリッジ。
  7. 前記特性情報は、光学センサによって読み取り可能な画像として前記特性情報表示部に表示されること
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のカートリッジ。
  8. 前記特性情報は、前記特性情報をコード化したコード画像として前記特性情報表示部に表示されること
    を特徴とする請求項7に記載のカートリッジ。
  9. カートリッジに収容する被印刷部材に印刷可能な印刷装置であって、
    前記カートリッジは、前記被印刷部材についての情報である部材情報を示す部材情報表示部と、前記カートリッジについての情報である特性情報を示し、感熱ラベルによって構成される特性情報表示部とを備えており、
    前記カートリッジを着脱可能に装着する装着部と、
    前記カートリッジが前記装着部に装着された場合に、前記カートリッジの少なくとも一部を目視可能とする窓部であって、前記窓部を通して前記部材情報表示部を外部から目視可能とする一方、前記窓部を通して前記特性情報表示部を外部から目視不可能とする位置に設けた窓部と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  10. 前記特性情報は、光学センサによって読み取り可能な画像として前記特性情報表示部に表示されており、
    前記装着部において、前記特性情報表示部に表示された前記特性情報を検出する前記光学センサを備えたこと
    を特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 前記光学センサは、前記特性情報をコード化したコード画像を検出すること
    を特徴とする請求項10に記載の印刷装置。
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