JP2023047256A - 折り畳み椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納性と快適性とを高次元で両立することができる折り畳み椅子を実現する。【解決手段】第1前サポート部材8および第2前サポート部材9は、それぞれの全長を伸縮可能に構成され、かつ、それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する。第1前サポート部材8は、上側の端部を、第2座面部材7の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、第1長脚部材2の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する。第2前サポート部材9は、上側の端部を、第1座面部材6の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、第2長脚部材3の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する。【選択図】図1
Description
本発明は、収納時や運搬時に折り畳むことができる折り畳み椅子に関する。
会議室やホール、アウトドアなどで使用する椅子は、使用していないときには、折り畳んで保管される。折り畳み椅子としては、主に、実開平1-179547号公報などに記載されているように、座板を前脚パイプおよび後脚パイプに対して揺動させるとともに、後脚パイプの下側の端部を前脚パイプの下側の端部に近づける方向に揺動させることで、略平板状に折り畳むことができる前後折り畳み型と、実開平5-11855号公報などに記載されているように、左右1対のフレームを互いに近づけるように、略平板状に折り畳むことができる左右折り畳み型と、特開2004-105557号公報などに記載されているように、略棒状に折り畳むことができる収束型との3種類が知られている。
前後折り畳み型および左右折り畳み型の折り畳み椅子は、展開状態において、座面を、地面または床面に対し略水平とすることができる一方、折り畳み状態では略平板状であり、収納性を良好に確保する面から改良の余地がある。これに対し、収束型の折り畳み椅子は、略棒状に折り畳むことができる一方、展開状態において、座面は、後側に向かうほど下側に向かう方向に傾斜しているため、快適性を良好に確保する面から改良の余地がある。
本発明は、収納性と快適性とを高次元で両立できる折り畳み椅子を実現することを目的としている。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子は、
後側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、左右方向に間隔を空けて配置された、第1長脚部材および第2長脚部材と、
前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第1長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1短脚部材、および、前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第2長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2短脚部材と、
前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第1短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1座面部材、および、前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第2短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2座面部材と、
それぞれの全長を伸縮可能に構成され、かつ、それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1前サポート部材および第2前サポート部材と、
それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1後サポート部材および第2後サポート部材と、
を備える。
後側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、左右方向に間隔を空けて配置された、第1長脚部材および第2長脚部材と、
前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第1長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1短脚部材、および、前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第2長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2短脚部材と、
前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第1短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1座面部材、および、前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第2短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2座面部材と、
それぞれの全長を伸縮可能に構成され、かつ、それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1前サポート部材および第2前サポート部材と、
それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1後サポート部材および第2後サポート部材と、
を備える。
前記第1前サポート部材は、上側の端部を、前記第2座面部材の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第1長脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
前記第2前サポート部材は、上側の端部を、前記第1座面部材の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第2長脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
前記第1後サポート部材は、上側の端部を、前記第2長脚部材の上側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第1短脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
前記第2後サポート部材は、上側の端部を、前記第1長脚部材の上側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第2短脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子は、前記第1前サポート部材を前記第2座面部材の前側部分に対し展開した状態で、該第1前サポート部材が該第2座面部材の前側部分に対しそれ以上展開方向に回動することを防止する第1ロック機構、および、前記第2前サポート部材を前記第1座面部材の前側部分に対し展開した状態で、該第2前サポート部材が該第1座面部材の前側部分に対しそれ以上展開方向に回動することを防止する第2ロック機構をさらに備えることができる。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子では、
左右方向から見た場合に、
前記第1長脚部材を前記第2長脚部材よりも前側に配置し、
前記第1短脚部材を前記第2短脚部材よりも後側に配置し、
前記第1前サポート部材を前記第2前サポート部材よりも前側に配置し、および、
前記第1後サポート部材を前記第2後サポート部材よりも後側に配置することができる。
左右方向から見た場合に、
前記第1長脚部材を前記第2長脚部材よりも前側に配置し、
前記第1短脚部材を前記第2短脚部材よりも後側に配置し、
前記第1前サポート部材を前記第2前サポート部材よりも前側に配置し、および、
前記第1後サポート部材を前記第2後サポート部材よりも後側に配置することができる。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子では、前記第2座面部材の前後方向寸法を前記第1座面部材の前後方向寸法よりも長くすることができる。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子は、前記第1座面部材の前側の端部の上側面に支持固定された第1持手部材、および、前記第2座面部材の前側の端部の上側面に支持固定された第2持手部材を備えることができる。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子は、前記第1長脚部材の上側部分と前記第2長脚部材の上側部分との間にかけ渡された上側部分、および、前記第1座面部材と前記第2座面部材との間にかけ渡された下側部分を有する布体をさらに備えることができる。
あるいは、本発明の一態様にかかる折り畳み椅子は、前記第1長脚部材の上側部分と前記第2長脚部材の上側部分との間部分、および、前記第1座面部材と前記第2座面部材との間部分にそれぞれ掛け渡された複数本の紐状部材をさらに備えることができる。
本発明の一態様にかかる折り畳み椅子では、収納時や運搬時には、略棒状に折り畳むことができ、かつ、展開状態において、座面を、地面または床面に対し略水平とすることができる。すなわち、本発明の一態様にかかる折り畳み椅子によれば、収納性と快適性とを高次元で両立することができる。
本発明の実施の形態の1例について、図1~図13を用いて説明する。本例の折り畳み椅子1は、第1長脚部材2および第2長脚部材3と、第1短脚部材4および第2短脚部材5と、第1座面部材6および第2座面部材7と、第1前サポート部材8および第2前サポート部材9と、第1後サポート部材10および第2後サポート部材11と、布体12とを備える。以下、まず、折り畳み椅子1の展開状態(使用状態)での各部の構造について説明する。
なお、以下の説明において、前後方向、左右方向および上下方向は、展開状態の折り畳み椅子1に着席した使用者から見た、前後方向、左右方向および上下方向をいう。また、左側とは、展開状態の折り畳み椅子1に着席した使用者の左手側をいい、右側とは、展開状態の折り畳み椅子1に着席した使用者の右手側をいう。
第1長脚部材2および第2長脚部材3は、後側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、左右方向に間隔を空けて配置されている。本例では、第1長脚部材2が左側に配置され、かつ、第2長脚部材3が右側に配置されている。第1長脚部材2および第2長脚部材3の下側の端部は、地面または床面である載置面に載置される。すなわち、第1長脚部材2および第2長脚部材3の下側の端部により、前足が構成される。
本例では、第1長脚部材2は、第2長脚部材3よりも前側に配置されている。具体的には、第1長脚部材2は、おおよそ第2前サポート部材9の前後方向厚さ分だけ、第2長脚部材3よりも前側に配置されている。なお、本例では、第1前サポート部材8の前後方向厚さ、第2前サポート部材9の前後方向厚さ、第1後サポート部材10の前後方向厚さおよび第2後サポート部材11の前後方向厚さをすべて同じとしている。また、本例では、第1長脚部材2および第2長脚部材3は、略S字形または略クランク形に湾曲している。ただし、本発明を実施する場合に、第1長脚部材および第2長脚部材の形状は特に限定されるものではなく、たとえば直線状に構成することもできる。
第1短脚部材4は、前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、第1長脚部材2の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。本例では、第1短脚部材4は、略J字形または略L字形に湾曲している。ただし、本発明を実施する場合に、第1短脚部材の形状は特に限定されるものではなく、たとえば直線状に構成することもできる。
第2短脚部材5は、前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、第2長脚部材3の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。また、本例では、第2短脚部材5は、略J字形または略L字形に湾曲している。ただし、本発明を実施する場合に、第2短脚部材の形状は特に限定されるものではなく、たとえば直線状に構成することもできる。
第1短脚部材4および第2短脚部材5の下側の端部は、載置面に載置される。すなわち、第1短脚部材4および第2短脚部材5の下側の端部により、後足が構成される。
第1座面部材6は、前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、第1短脚部材4の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。第1座面部材6は、載置面に対し水平または略水平に配置されている。
本例では、第1長脚部材2の上下方向中間部と、第1短脚部材4の上側の端部と、第1座面部材6の後側の端部とは、図5に示すような第1金具13により、組み合わされている。
第1金具13は、金属板を断面略U字形に曲げ成形することにより構成されている。第1金具13は、互いに平行な1対の支持板部14と、該1対の支持板部14の下側の端部同士を接続する接続板部15とを備える。1対の支持板部14は、互いに整合する前後方向3箇所位置に、円孔16a、16b、16cをそれぞれ有する。
第1金具13の前側部分と第1座面部材6の後側の端部とを回動不能に結合固定し、かつ、第1金具13の後側部分に対し、第1長脚部材2の上下方向中間部と第1短脚部材4の上側の端部とのそれぞれを、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
すなわち、1対の支持板部14の前側部分同士の間に第1座面部材6の後側の端部を配置し、かつ、3組の円孔16a、16b、16cのうちの前側の2組の円孔16a、16bと、第1座面部材6の後側の端部を左右方向に貫通する通孔とに結合部材を挿通している。具体的には、たとえば、2組の円孔16a、16bと前記通孔とに、リベットをそれぞれ挿通し、該リベットの先端部をかしめるなどしている。これにより、第1金具13の前側部分と第1座面部材6の後側の端部とを回動不能に結合固定している。
また、1対の支持板部14の後側部分同士の間に第1短脚部材4の上側の端部を配置し、かつ、1対の支持板部14のうち、左側の支持板部14の左側に第1長脚部材2の上下方向中間部を配置している。この状態で、第1長脚部材2の上下方向中間部を左右方向に貫通する通孔と、3組の円孔16a、16b、16cのうちの後側の1組の円孔16cと、第1短脚部材4の上側の端部を左右方向に貫通する通孔とに支持部材を挿通している。具体的には、たとえば、1組の円孔16cと前記通孔とに、リベットを挿通し、該リベットの先端部をかしめるなどしている。これにより、第1金具13の後側部分に対し、第1長脚部材2の上下方向中間部と第1短脚部材4の上側の端部とのそれぞれを、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第2座面部材7は、前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、第2短脚部材5の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。第2座面部材7は、載置面に対し水平または略水平に配置されている。
本例の折り畳み椅子1では、第2座面部材7の前後方向寸法を第1座面部材6の前後方向寸法よりも長くしている。これにより、第1長脚部材2を第2長脚部材3よりも前側に配置し、かつ、第1短脚部材4を第2短脚部材5よりも後側に配置しつつ、第1座面部材6の前側の端部と第2座面部材7の前側の端部との前後方向に関する位置を一致させている。
第2長脚部材3の上下方向中間部と、第2短脚部材5の上側の端部と、第2座面部材7の後側の端部とは、第1金具13により、組み合わされている。すなわち、第1金具13の前側部分と第2座面部材7の後側の端部とを回動不能に結合固定し、かつ、第1金具13の後側部分に対し、第2長脚部材3の上下方向中間部と第2短脚部材5の上側の端部とのそれぞれを、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
なお、第1金具13の前側部分と第2座面部材7の後側の端部とを回動不能に結合固定する構造は、第1金具13の前側部分と第2座面部材7の後側の端部とを回動不能に結合固定する構造と基本的に同じである。また、第1金具13の後側部分に対し、第2長脚部材3の上下方向中間部と第2短脚部材5の上側の端部とのそれぞれを、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造は、第1金具13の後側部分に対し、第1長脚部材2の上下方向中間部と第1短脚部材4の上側の端部とのそれぞれを、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造と、左右が逆なだけで、基本的に同じである。よって、詳しい説明は省略する。
第1前サポート部材8および第2前サポート部材9は、それぞれの全長を伸縮可能に構成され、かつ、それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。本例では、第1前サポート部材8の後側に第2前サポート部材9が配置されている。
このため、本例では、第1前サポート部材8(後述する下側の筒状部材17b)の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔と、第2前サポート部材9(後述する下側の筒状部材32b)の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔とに支持部材を挿通することにより、第1前サポート部材8の長さ方向中間部と第2前サポート部材9の長さ方向中間部とを、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。具体的には、たとえば、本例では、第1前サポート部材8の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔と、第2前サポート部材9の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔とにリベットを挿通し、該リベットの先端部をかしめるなどしている。
第1前サポート部材8は、上側の端部を、第2座面部材7の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、第1長脚部材2の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。すなわち、第1前サポート部材8は、左側に向かうほど下側に向かう方向(左下がりの方向)に伸長している。
本例では、第1前サポート部材8は、1対の筒状部材17a、17bをテレスコープ状に組み合わせることにより、全長を伸縮可能に構成している。すなわち、第1前サポート部材8は、下側の筒状部材17bの上側部分に上側の筒状部材17aを、第1前サポート部材8の伸長方向の摺動を可能に内嵌してなる。下側の筒状部材17bは、略S字形または略クランク形に湾曲している。
本例では、上側の筒状部材17aの上側の端部を第2座面部材7の前側部分に対し、図6(A)~図6(D)に示すような右側の第2金具18aにより、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。また、下側の筒状部材17bの下側の端部を第1長脚部材2の下側部分に対し、図7(A)~図7(D)に示すような第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第2金具18aは、金属板を曲げ成形することにより構成されている。第2金具18aは、左右方向に離隔して互いに平行に配置された1対の支持板部20a、20bと、該1対の支持板部20a、20bの下側部分の前側の端部同士を接続する接続板部21と、ストッパ部22とを備える。
1対の支持板部20a、20bは、上側部分の互いに整合する部分に、円孔23をそれぞれ有する。
接続板部21は、前後方向に貫通する円孔24を有する。
ストッパ部22は、1対の支持板部20a、20bのうち、左側の支持板部20aの下側の端部から下側に向かうほど左側に向かう方向に折れ曲がった基板部25と、該基板部25の前側の端部から左上側に折れ曲がった折れ曲り板部26と、該折れ曲り板部26の左上側の端部から前側に折れ曲がったストッパ板部27とを有する。
本例では、右側の第2金具18aを第2座面部材7の前側部分に対し結合固定し、かつ、接続板部21の前側面に対し、第1前サポート部材8の上側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持している。
具体的には、1対の支持板部20a、20bの上側部分同士の間に第2座面部材7の前側部分を配置し、それぞれの支持板部20a、20bに備えられた円孔23と、第2座面部材7の前側部分を左右方向に貫通する通孔とに結合部材を挿通している。これにより、第2金具18aを第2座面部材7の前側部分に対し結合固定している。
また、接続板部21の前側に第1前サポート部材8の上側の端部を配置し、該第1前サポート部材8の上側の端部を前後方向に貫通する通孔と、接続板部21に備えられた円孔24とに支持部材を挿通している。これにより、第2金具18aの接続板部21に対し第1前サポート部材8の上側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持している。
本例の折り畳み椅子1では、該折り畳み椅子1の展開状態において、第1前サポート部材8の上側の端部の左上側面が、右側の第2金具18aのストッパ板部27の右下側面に当接する。これにより、第1前サポート部材8が第2座面部材7に対しそれ以上展開方向(図3の反時計方向)に回動することが防止される。すなわち、本例では、右側の第2金具18bのストッパ部22(ストッパ板部27)が、第1ロック機構を構成する。
第3金具19は、金属板を断面略U字形に曲げ成形することにより構成されている。第3金具19は、基板部28と、基板部28から前後方向に折れ曲がった互いに平行な1対の支持板部29とを備える。1対の支持板部29は、互いに整合する部分に、円孔30を有する。基板部28は、前後方向に貫通する円孔31を有する。
本例では、第3金具19を第1長脚部材2の下側部分に対し結合固定し、かつ、基板部28の前側面に対し下側の筒状部材17bの下側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持している。
具体的には、1対の支持板部29同士の間に第1長脚部材2の下側部分を配置し、それぞれの支持板部29に備えられた円孔30と、第1長脚部材2の下側部分を左右方向に貫通する通孔とに結合部材を挿通している。これにより、第3金具19を第1長脚部材2の下側部分に対し結合固定している。
また、基板部28の前側に下側の筒状部材17bの下側の端部を配置し、該下側の筒状部材17bの下側の端部を前後方向に貫通する通孔と、基板部28に備えられた円孔31とに支持部材を挿通している。これにより、第3金具19の基板部28に対し下側の筒状部材17bの下側の端部を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第2前サポート部材9は、上側の端部を、第1座面部材6の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、第2長脚部材3の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。すなわち、第2前サポート部材9は、右側に向かうほど下側に向かう方向(右下がりの方向)に伸長している。
本例では、第2前サポート部材9は、1対の筒状部材32a、32bをテレスコープ状に組み合わせることにより、全長を伸縮可能に構成している。すなわち、第2前サポート部材9は、下側の筒状部材32bの上側部分に上側の筒状部材32aを、第2前サポート部材9の伸長方向の摺動を可能に内嵌してなる。下側の筒状部材32bは、略S字形または略クランク形に湾曲している。
本例では、上側の筒状部材32aの上側の端部を第1座面部材6の前側部分に対し、左側の第2金具18bにより、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持している。また、下側の筒状部材32bの下側の端部を第2長脚部材3の下側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持している。
左側の第2金具18bは、右側の第2金具18aと左右方向に関して対称の形状を有する。そして、第2金具18bを第1座面部材6の前側部分に対し結合固定し、かつ、接続板部21の前側面に対し、第2前サポート部材9の上側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持する構造は、第2金具18aを第2座面部材7の前側部分に対し結合固定し、かつ、接続板部21の前側面に対し、第1前サポート部材8の上側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持する構造と基本的に同じである。また、第3金具19を第2長脚部材3の下側部分に対し結合固定し、かつ、基板部28の前側面に対し下側の筒状部材32bの下側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持する構造は、第3金具19を第1長脚部材2の下側部分に対し結合固定し、かつ、基板部28の前側面に対し下側の筒状部材17bの下側の端部を、前後方向を向いた枢軸を中心とする回動を可能に支持する構造と基本的に同じである。よって、詳しい説明は省略する。
本例の折り畳み椅子1では、該折り畳み椅子1の展開状態において、第2前サポート部材9の上側の端部の左上側面が、左側の第2金具18bのストッパ板部27の右下側面に当接する。これにより、第2前サポート部材9が第1座面部材6に対しそれ以上展開方向(図3の時計方向)に回動することが防止される。すなわち、本例では、左側の第2金具18bのストッパ部22(ストッパ板部27)が、第2ロック機構を構成する。
第1後サポート部材10および第2後サポート部材11は、それぞれの長さ方向中間部を互いに枢支している。本例では、第1後サポート部材10および第2後サポート部材11のそれぞれは、長さ方向に関して分断されていない1本のパイプ材により構成されている。また、第1後サポート部材10の前側に第2後サポート部材11が配置されている。
このために、本例では、第1後サポート部材10の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔と、第2後サポート部材11の長さ方向中間部を前後方向に貫通する通孔とに支持部材を挿通することにより、第1後サポート部材10の長さ方向中間部と第2後サポート部材11の長さ方向中間部とを、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第1後サポート部材10は、上側の端部を、第2長脚部材3の上側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、第1短脚部材4の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。すなわち、第1後サポート部材10は、左側に向かうほど下側に向かう方向(左下がりの方向)に伸長している。
本例では、第1後サポート部材10の上側の端部を第2長脚部材3の上側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、第1後サポート部材10の下側の端部を第1短脚部材4の下側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
すなわち、第3金具19の1対の支持板部29同士の間に第2長脚部材3の上側部分を配置し、それぞれの支持板部29に備えられた円孔30と、第2長脚部材3の上側部分を左右方向に貫通する通孔とに結合部材を挿通することにより、第3金具19を第2長脚部材3の上側部分に対し結合固定している。そして、第3金具19の基板部28の後側に第1後サポート部材10の上側の端部を配置し、該第1後サポート部材10の上側の端部を前後方向に貫通する通孔と、基板部28に備えられた円孔31とに支持部材を挿通することにより、第3金具19の基板部28に対し第1後サポート部材10の上側の端部を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
また、第3金具19の1対の支持板部29同士の間に第1短脚部材4の下側部分を配置し、それぞれの支持板部29に備えられた円孔30と、第1短脚部材4の下側部分を左右方向に貫通する通孔とに結合部材を挿通することにより、第3金具19を第1短脚部材4の下側部分に対し結合固定している。そして、第3金具19の基板部28の後側に第1後サポート部材10の下側の端部を配置し、該第1後サポート部材10の下側の端部を前後方向に貫通する通孔と、基板部28に備えられた円孔31とに支持部材を挿通することにより、第3金具19の基板部28に対し第1後サポート部材10の下側の端部を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第2後サポート部材11は、上側の端部を、第1長脚部材2の上側部分に枢支し、かつ、下側の端部を、第2短脚部材5の下側部分に枢支している。すなわち、第2後サポート部材11は、右側に向かうほど下側に向かう方向(右下がりの方向)に伸長している。
本例では、第2後サポート部材11の上側の端部を第1長脚部材2の上側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、第2後サポート部材11の下側の端部を第2短脚部材5の下側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している。
第2後サポート部材11の上側の端部を第1長脚部材2の上側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造は、第1後サポート部材10の上側の端部を第2長脚部材3の上側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造と基本的に同じである。また、第2後サポート部材11の下側の端部を第2短脚部材5の下側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造は、第1後サポート部材10の下側の端部を第1短脚部材4の下側部分に対し、第3金具19により、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持する構造と基本的に同じである。よって、詳しい説明は省略する。
布体12は、可撓性を有する材料により構成されている。布体12は、第1長脚部材2の上側部分と第2長脚部材3の上側部分との間にかけ渡された上側部分、および、第1座面部材6と第2座面部材7との間にかけ渡された下側部分を有する。換言すれば、布体12は、上側部分を、第1長脚部材2の上側部分と第2長脚部材3の上側部分との間にかけ渡し、かつ、下側部分を、第1座面部材6と第2座面部材7との間にかけ渡している。布体12の上側部分の前側面により背もたれ面が構成され、かつ、下側部分の上側面により座面が構成される。なお、本例では、座面は、載置面に対し略平行に配置される。
本例の折り畳み椅子1は、第1座面部材6の前側の端部の上側面に支持固定された、略U字形の第1持手部材33、および、第2座面部材7の前側の端部の上側面に支持固定された、略U字形の第2持手部材34をさらに備える。
なお、本例の折り畳み椅子1では、展開状態において座面に使用者が着席することで、第1座面部材6および第2座面部材7の前側部分に加わる力は、第2金具18a、18bを介して、第1前サポート部材8および第2前サポート部材9に伝達され、さらに第1長脚部材2および第2長脚部材3によって支承される。
一方、第1座面部材6および第2座面部材7の後側部分に加わる力は、第1金具13を介して、第1短脚部材4および第2短脚部材5と、第1長脚部材2および第2長脚部材3とによって支承される。
本例の折り畳み椅子1は、使用していないときには、図8→図11、図9→図12および図10→図13に示すように、略棒状に折り畳むことができる。
すなわち、第1座面部材6を、前側の端部が後側かつ上側に向かう方向に回動させる。この際、第2前サポート部材9の長さ寸法を伸長させることにより、第1座面部材6の回動を許容する。また、第1長脚部材2と第1短脚部材4とを、第1長脚部材2の下側の端部と第1短脚部材4の下側の端部とが互いに近づく方向に回動させる。
同様に、第2座面部材7を、前側の端部が後側かつ上側に向かう方向に回動させる。この際、第1前サポート部材8の長さ寸法を伸長させることにより、第2座面部材7の回動を許容する。また、第2長脚部材3と第2短脚部材5とを、第2長脚部材3の下側の端部と第2短脚部材5の下側の端部とが互いに近づく方向に回動させる。
さらに、第1前サポート部材8と第2前サポート部材9とを、互いの上側の端部同士と互いの下側の端部同士とが近づく方向に回動させるととともに、第1後サポート部材10と第2後サポート部材11とを、互いの上側の端部同士と互いの下側の端部同士とが近づく方向に回動させる。
上述のようにして、折り畳み椅子1を折り畳む際には、各部がほぼ同時に回動して、折り畳み椅子1が略棒状に折り畳まれる。ただし、折り畳み椅子1の折り畳み手順については、矛盾を生じない限り、任意の手順とすることができる。
上述のように、本例の折り畳み椅子1では、第1座面部材6の前側の端部を支持する第2前サポート部材9および第2座面部材7の前側の端部を支持する第1前サポート部材8を伸縮可能に構成している。このため、本例の折り畳み椅子1によれば、収納時や運搬時には、略棒状に折り畳むことができ、かつ、展開状態において、座面を、地面または床面に対し略水平とすることができる。すなわち、本例の折り畳み椅子1によれば、収納性と快適性とを高次元で両立することができる。
また、本例の折り畳み椅子1では、第1長脚部材2を第2長脚部材3よりも前側に配置し、かつ、第1短脚部材4を第2短脚部材5よりも後側に配置している。このため、第1前サポート部材8の下側の筒状部材11bと第2前サポート部材9の下側の筒状部材32bとのいずれをも、それぞれの長さ方向中間部で分断することなく、それぞれの長さ方向中間部同士を回動可能に支持することができる。さらに、第1後サポート部材10と第2後サポート部材11とのいずれをも、それぞれの長さ方向中間部で分断することなく、それぞれの長さ方向中間部同士を回動可能に支持することができる。このため、デザイン性の高い折り畳み椅子1を提供することができる。
さらに、本例では、第2座面部材7の前後方向寸法を第1座面部材6の前後方向寸法よりも長くしている。このため、第1長脚部材2を第2長脚部材3よりも前側に配置し、かつ、第1短脚部材4を第2短脚部材5よりも後側に配置した場合でも、第1座面部材6の前側の端部と第2座面部材7の前側の端部との前後方向に関する位置を一致させることができる。したがって、座面の前側の端縁を左右方向に平行にする(前後方向に対し直角な方向にする)ことができる。
なお、本例では、前側の第1長脚部材を左側に配置し、かつ、後側の第2長脚部材を右側に配置しているが、本発明の折り畳み椅子を実施する場合、前側の第1長脚部材を右側に配置し、かつ、後側の第2長脚部材を左側に配置することもできる。すなわち、本例の折り畳み椅子1に対して左右対称に構成することもできる。
また、本例では、第1前サポート部材8の下側の筒状部材11bと第2前サポート部材9の下側の筒状部材32bとのいずれをも、それぞれの長さ方向中間部で分断することなく、それぞれの長さ方向中間部同士を回動可能に支持している。ただし、本発明を実施する場合、第1前サポート部材の下側の筒状部材と第2前サポート部材の下側の筒状部材とのうちの一方の筒状部材を分断することもできる。すなわち、一方の筒状部材を、1対の筒状部材素子の前側面同士および後側面同士のそれぞれを、平板状の1対の接続部材により接続し、該1対の接続部材同士の間に他方の筒状部材の長さ方向中間部を回動可能に支持しても良い。
また、本例では、第1後サポート部材10と第2後サポート部材11とのいずれをも、それぞれの長さ方向中間部で分断することなく、それぞれの長さ方向中間部同士を回動可能に支持している。ただし、本発明を実施する場合、第1後サポート部材と第2後サポート部材とのうちの一方の後サポート部材を分断することもできる。すなわち、一方の後サポート部材を、1対のサポート部材素子の前側面同士および後側面同士のそれぞれを、平板状の1対の接続部材により接続し、該1対の接続部材同士の間に他方の後サポート部材の長さ方向中間部を回動可能に支持しても良い。
本例の折り畳み椅子1では、第1長脚部材2および第2長脚部材3、第1短脚部材4および第2短脚部材5、第1座面部材6および第2座面部材7、第1前サポート部材8および第2前サポート部材9、並びに、第1後サポート部材10および第2後サポート部材11はいずれも、略矩形の断面形状を有する金属製のパイプ材により構成されている。ただし、本発明の折り畳み椅子を構成する部材の形状および材料は、特に限定されるものではなく、断面円形のパイプ材により構成したり、合成樹脂により構成したり、木製の棒状部材により構成したりすることもできる。
また、本例の折り畳み椅子1では、布体12を、第1長脚部材2の上側部分と第2長脚部材3の上側部分との間部分、および、第1座面部材6と第2座面部材7との間部分にかけ渡し、該布体12により背もたれ面および座面を構成している。ただし、本発明の折り畳み椅子を実施する場合、第1長脚部材の上側部分と第2長脚部材の上側部分との間部分に複数本の紐状部材をかけ渡し、該複数本の紐状部材により背もたれ面を構成し、かつ、第1座面部材と第2座面部材との間部分に別の複数本の紐状部材をかけ渡し、該別の複数本の紐状部材により座面を構成することもできる。
1 折り畳み椅子
2 第1長脚部材
3 第2長脚部材
4 第1短脚部材
5 第2短脚部材
6 第1座面部材
7 第2座面部材
8 第1前サポート部材
9 第2前サポート部材
10 第1後サポート部材
11 第2後サポート部材
12 布体
13 第1金具
14 支持板部
15 接続板部
16a、16b、16c 円孔
17a、17b 筒状部材
18a、18b 第2金具
19 第3金具
20a、20b 支持板部
21 接続板部
22 ストッパ部
23 円孔
24 円孔
25 基板部
26 折れ曲り板部
27 ストッパ板部
28 基板部
29 支持板部
30 円孔
31 円孔
32a、32b 筒状部材
33 第1持手部材
34 第2持手部材
2 第1長脚部材
3 第2長脚部材
4 第1短脚部材
5 第2短脚部材
6 第1座面部材
7 第2座面部材
8 第1前サポート部材
9 第2前サポート部材
10 第1後サポート部材
11 第2後サポート部材
12 布体
13 第1金具
14 支持板部
15 接続板部
16a、16b、16c 円孔
17a、17b 筒状部材
18a、18b 第2金具
19 第3金具
20a、20b 支持板部
21 接続板部
22 ストッパ部
23 円孔
24 円孔
25 基板部
26 折れ曲り板部
27 ストッパ板部
28 基板部
29 支持板部
30 円孔
31 円孔
32a、32b 筒状部材
33 第1持手部材
34 第2持手部材
Claims (5)
- 後側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、左右方向に間隔を空けて配置された、第1長脚部材および第2長脚部材と、
前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第1長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1短脚部材、および、前側に向かうほど上側に向かう方向に伸長し、かつ、その上側の端部を、前記第2長脚部材の上下方向中間部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2短脚部材と、
前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第1短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第1座面部材、および、前後方向に伸長し、かつ、その後側の端部を、前記第2短脚部材の上側の端部に対し、左右方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した第2座面部材と、
それぞれの全長を伸縮可能に構成され、かつ、それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1前サポート部材および第2前サポート部材と、
それぞれの長さ方向中間部同士を、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持した、第1後サポート部材および第2後サポート部材と、
を備え、
前記第1前サポート部材は、上側の端部を、前記第2座面部材の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第1長脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持しており、
前記第2前サポート部材は、上側の端部を、前記第1座面部材の前側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第2長脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持しており、
前記第1後サポート部材は、上側の端部を、前記第2長脚部材の上側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第1短脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持しており、
前記第2後サポート部材は、上側の端部を、前記第1長脚部材の上側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、下側の端部を、前記第2短脚部材の下側部分に対し、前後方向を向いた軸を中心とする回動を可能に支持している、
折り畳み椅子。 - 前記第1前サポート部材を前記第2座面部材の前側部分に対し展開した状態で、該第1前サポート部材が該第2座面部材の前側部分に対しそれ以上展開方向に回動することを防止する第1ロック機構、および、前記第2前サポート部材を前記第1座面部材の前側部分に対し展開した状態で、該第2前サポート部材が該第1座面部材の前側部分に対しそれ以上展開方向に回動することを防止する第2ロック機構をさらに備える、
請求項1に記載の折り畳み椅子。 - 左右方向から見た場合に、
前記第1長脚部材が前記第2長脚部材よりも前側に配置されており、
前記第1短脚部材が前記第2短脚部材よりも後側に配置されており、
前記第1前サポート部材が前記第2前サポート部材よりも前側に配置されており、および、
前記第1後サポート部材が前記第2後サポート部材よりも後側に配置されている、
請求項1または2に記載の折り畳み椅子。 - 前記第2座面部材の前後方向寸法が前記第1座面部材の前後方向寸法よりも長い、
請求項3に記載の折り畳み椅子。 - 前記第1座面部材の前側の端部の上側面に支持固定された第1持手部材、および、前記第2座面部材の前側の端部の上側面に支持固定された第2持手部材を備える、
請求項1~4のいずれかに記載の折り畳み椅子。
Applications Claiming Priority (6)
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---|---|---|---|
CN202111119824.7A CN113749444A (zh) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | 折叠椅 |
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CN202130633635 | 2021-09-24 | ||
CN202111119824.7 | 2021-09-24 | ||
CN202122325793.2 | 2021-09-24 | ||
CN202122325793.2U CN215874025U (zh) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | 折叠椅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023047256A true JP2023047256A (ja) | 2023-04-05 |
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ID=85778435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021208606A Pending JP2023047256A (ja) | 2021-09-24 | 2021-12-22 | 折り畳み椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023047256A (ja) |
-
2021
- 2021-12-22 JP JP2021208606A patent/JP2023047256A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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