JP2023045967A - コミュニケーション制御プログラム及びコミュニケーション制御方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023045967000001
【課題】円滑にコミュニケーションを行うこと。
【解決手段】コミュニケーション制御プログラムは、第一端末装置を使用している人物に対して時間帯における状態の傾向を検出する人物状態検出ステップと、人物状態検出ステップで検出した状態の傾向に基づき、第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からの時間帯に対応するコミュニケーション許容度を判定する判定ステップと、判定ステップで判定した結果を示す情報を、対応する時間帯に、第一端末装置と通信可能な第二端末装置の表示画面に表示させる表示ステップと、第二端末装置における操作に基づき、第二端末装置および第一端末装置とのコミュニケーションを制御する制御ステップと、をコミュニケーション制御システムを動作させるコンピュータに実行させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、コミュニケーション制御プログラム及びコミュニケーション制御方法に関する。
近年、テレワーク等の在宅勤務の機会が増加している。在宅勤務時には、WEB会議ツールやチャットツール等のアプリケーションを用いて、コミュニケーションを行うことがある。例えば、特許文献1には、即応性を持って信頼度の高い情報を得ることができる技術が開示されている。
特開2020-86520号公報
在宅勤務の機会が増加することで、社員間のコミュニケーションが希薄になることによる心理的弊害等が指摘されている。このような状態の人物に対してコミュニケーション促進が求められるが、チャットなど、相手の状況を考慮せずにメッセージが通知されてしまうことによる業務への弊害も指摘されている。
本発明は、円滑にコミュニケーションを行うことのできるコミュニケーション制御プログラム及びコミュニケーション制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係るコミュニケーション制御プログラムは、第一端末装置を使用している人物に対して時間帯における状態の傾向を検出する人物状態検出ステップと、前記人物状態検出ステップで検出した状態の傾向に基づき、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からの時間帯に対応するコミュニケーション許容度を判定する判定ステップと、前記判定ステップで判定した結果を示す情報を、対応する時間帯に、前記第一端末装置と通信可能な第二端末装置の表示画面に表示させる表示ステップと、前記第二端末装置における操作に基づき、前記第二端末装置および前記第一端末装置とのコミュニケーションを制御する制御ステップと、をコミュニケーション制御システムを動作させるコンピュータに実行させる。
本発明に係るコミュニケーション制御方法は、第一端末装置を使用している人物に対して時間帯における状態の傾向を検出する人物状態検出ステップと、前記人物状態検出ステップで検出した状態の傾向に基づき、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からの時間帯に対応するコミュニケーション許容度を判定する判定ステップと、前記判定ステップで判定した結果を示す情報を、対応する時間帯に、前記第一端末装置と通信可能な第二端末装置の表示画面に表示させる表示ステップと、前記第二端末装置における操作に基づき、前記第二端末装置および前記第一端末装置とのコミュニケーションを制御する制御ステップと、をコミュニケーション制御システムが実行する。
本発明によれば、円滑にコミュニケーションを行うことができる。
図1は、第一実施形態に係るコミュニケーション制御システムの構成例を示す図である。 図2は、第一実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。 図4は、第一実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、第一実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、第一実施形態に係る許容度表示画像の一例を示す図である。 図7は、第二実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図8は、第二実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第二実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、第二実施形態に係る許容度表示画像の一例を示す図である。 図11は、第三実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図12は、第三実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、第三実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、第四実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。 図15は、第四実施形態に係る状態記録処理を示すフローチャートである。 図16は、第四実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図17は、第四実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理の流れを示すフローチャートである。 図18は、第五実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
[第一実施形態]
(コミュニケーション制御システム)
図1を用いて、第一実施形態に係るコミュニケーション制御システムの構成例について説明する。図1は、第一実施形態に係るコミュニケーション制御システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、コミュニケーション制御システム1は、複数の端末装置10と、サーバ装置12とを含む。複数の端末装置10は、例えば、チャットツールを用いてコミュニケーションを図ることが可能なチャットグループを構成している。ここで、複数の端末装置10のうち、自身の端末装置10のことを第一端末装置と呼び、他の端末装置10のことを第二端末装置と呼ぶこともある。
コミュニケーション制御システム1は、端末装置10を用いたコミュニケーションを制御する。具体的には、コミュニケーション制御システム1は、端末装置10を使用するユーザの状態に基づいて、円滑にコミュニケーションがとれるように制御を実行する。
(端末装置)
図2を用いて、第一実施形態に係る端末装置の構成例について説明する。図2は、第一実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、端末装置10は、カメラ20と、操作部22と、通信部24と、表示部26と、端末制御装置28と、を備える。端末装置10としては、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット端末などの情報端末が例示される。端末装置10は、単体の装置で構成してもよいし、情報処理装置及びサーバ装置などを組み合わせた複数の装置で構成してもよい。
カメラ20は、端末装置10の前に存在しているユーザを撮影する。カメラ20は、端末装置10を使用するユーザを撮影する。カメラ20は、例えば、少なくとも端末装置10を使用するユーザの表情を撮影する。カメラ20は、例えば、表示部26側に設けられたインカメラである。カメラ20は、端末装置10に接続された外部のカメラであってもよい。
操作部22は、端末装置10に対する各種の入力操作を受け付ける。操作部22は、受け付けた入力操作に応じた操作信号を端末制御装置28に出力する。操作部22は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、ボタン、スイッチなどを含む。操作部22としてタッチパネルが用いられる場合には、操作部22は表示部26上に配置される。
通信部24は、有線又は無線のネットワークを介して、外部装置との間で通信を行う。通信部24は、例えば、有線又は無線のネットワークを介して、サーバ装置12との間で通信を行う。
表示部26は、文字及び画像を含む各種の映像を表示する。表示部26は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro-Luminescence)などを含むディスプレイである。
端末制御装置28は、端末装置10の各部を制御する。端末制御装置28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの情報処理装置と、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などの記憶装置とを有する。端末制御装置28は、本発明に係る端末装置10の動作を制御するプログラムを実行する。端末制御装置28は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。端末制御装置28は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
端末制御装置28は、撮影制御部30と、通信制御部32と、人物状態検出部34と、表示制御部36と、操作制御部38と、アプリケーション制御部40と、記憶部42と、を有する。
撮影制御部30は、カメラ20を制御して、画像を撮影させる。撮影制御部30は、カメラ20に撮得させた画像に関する画像データを取得する。具体的には、撮影制御部30は、カメラ20によって撮影された、端末装置10を使用するユーザを撮影した画像データを取得する。カメラ20の撮影によって取得する画像データは、動画像の画像データである。
通信制御部32は、通信部24を制御して、端末装置10と外部装置との間の通信を実行させる。具体的には、通信制御部32は、例えば、通信部24を制御して、端末装置10と、サーバ装置12との間の通信を制御する。通信制御部32は、例えば、通信部24を制御して、他の端末装置10を使用するユーザの状態の検出結果を示す情報をサーバ装置12から取得する。通信制御部32は、例えば、通信部24を制御して、人物状態検出部34による端末装置10を使用するユーザの状態を示す情報をサーバ装置12に送信する。
人物状態検出部34は、端末装置10を使用するユーザの状態を検出する。人物状態検出部34は、例えば、撮影制御部30が取得した端末装置10を使用するユーザの画像データに基づいて、端末装置10を使用するユーザの状態を検出する。人物状態検出部34は、例えば、マウス、キーボードなどの操作部22への入力情報に基づいて、端末装置10を使用するユーザの状態を検出してもよい。人物状態検出部34の詳細は後述する。
表示制御部36は、表示部26を制御して、文字及び画像を含む各種の映像を表示させる。表示制御部36は、例えば、表示部26を制御して、通信制御部32がサーバ装置12から取得した、他の端末装置10を使用するユーザの状態を示す情報を表示させる。表示制御部36の詳細は後述する。
操作制御部38は、操作部22が受け付けた操作に応じた操作信号を操作部22から取得する。操作制御部38は、取得した操作信号に応じた制御信号を、各部に出力する。
アプリケーション制御部40は、端末装置10で動作する各種のアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部40は、例えば、WEB会議ツール及びチャットツールなどのアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部40の詳細は後述する。
記憶部42は、例えば、端末制御装置28の演算内容、およびプログラム等の情報を記憶する。記憶部42は、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置などで構成される。
(サーバ装置)
図3を用いて、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例について説明する。図3は、第一実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ装置12は、通信部50と、サーバ制御装置52と、を備える。サーバ装置12は、コンピュータで実現される、汎用のサーバ装置である。
通信部50は、有線又は無線のネットワークを介して、外部装置との間で通信を行う。通信部50は、例えば、有線又は無線のネットワークを介して、端末装置10との間で通信を行う。
サーバ制御装置52は、サーバ装置12の各部を制御する。サーバ制御装置52は、例えば、CPUやMPUなどの情報処理装置と、RAM又はROMなどの記憶装置とを有する。サーバ制御装置52は、本発明に係るサーバ装置12の動作を制御するプログラムを実行する。サーバ制御装置52は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。サーバ制御装置52は、ハードウェアと、ソフトウェアとの組み合わせで実現されてもよい。
サーバ制御装置52は、接続制御部60と、通信制御部62と、記憶部64と、を備える。
接続制御部60は、サーバ装置12と、端末装置10との接続を制御する。接続制御部60は、サーバ装置12と、端末装置10との接続を確立させる。
通信制御部62は、通信部50を制御して、サーバ装置12と外部装置との間の通信を実行させる。具体的には、通信制御部62は、例えば、通信部50を制御して、サーバ装置12と、端末装置10との間の通信を制御する。通信制御部62は、例えば、通信部50を制御して、端末装置10を使用するユーザの状態の検出結果を示す情報を、端末装置10から取得する。通信制御部62は、例えば、端末装置10を使用するユーザの状態の検出結果を示す情報を、他の端末装置10に送信する。
記憶部64は、例えば、接続制御部60及び通信制御部62の演算内容、およびプログラム等の情報を記憶する。記憶部64は、例えば、RAMと、ROMのような主記憶装置、SSD、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置などで構成される。
(端末装置の処理内容)
図4を用いて、第一実施形態に係る端末装置の処理内容について説明する。図4は、第一実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。図4の処理は、端末装置10の起動によって処理が開始される。
撮影制御部30は、カメラ20を起動させて、端末装置10を使用している人物を撮影させる(ステップS10)。例えば、撮影制御部30は、所定期間ごとに定期的に、カメラ20に端末装置10を使用している人物を撮影させる。具体的には、撮影制御部30は、例えば、カメラ20に端末装置10を使用している人物の顔を撮影させる。所定期間は、例えば、60秒であるが、これに限定されない。そして、ステップS12に進む。
人物状態検出部34は、端末装置10を使用している人物の状態を検出する(ステップS12)。具体的には、人物状態検出部34は、例えば、撮影制御部30がカメラ20から取得した端末装置10を使用している人物の顔などの画像データに基づいて、人物の状態を検出する。人物状態検出部34は、例えば、人物の顔の画像データから所定以上のサイズの顔が検出された場合、その顔の表情の推移を取得して、ディープラーニング(深層学習)などによる機械学習の方法を用いてユーザの感情を推定する。人物状態検出部34は、例えば、ディープラーニングなどによる機械学習の方法を用いて、端末装置10を使用しているユーザがリラックス状態であるか、集中している状態であるか、ネガティブな感情状態であるかを判定する。人物状態検出部34は、その他の周知の方法を用いて、人物の感情を検出してもよい。そして、ステップS14に進む。
ステップS10およびステップS12の処理は、端末装置10が動作している期間は、常時、または定期的に実行される。
アプリケーション制御部40は、チャットアプリが利用可能であるか否かを判定する(ステップS14)。アプリケーション制御部40は、端末装置10の起動時にチャットアプリが起動し常駐している状態や、端末装置10の起動後にユーザ操作によってチャットアプリが常駐した状態になったと判定された場合に、チャットアプリが利用可能であると判定する。チャットアプリが利用可能であると判定された場合(ステップS14;Yes)、ステップS16に進む。チャットアプリが利用可能であると判定されない場合(ステップS14;No)、ステップS26に進む。
ステップS14でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40は、他の端末装置10との間でコミュニケーションの許容度を共有する(ステップS16)。
(共有処理)
図5を用いて、第一実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理について説明する。図5は、第一実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理の流れを示すフローチャートである。
人物状態検出部34は、端末装置10を使用している人物がリラックス状態であるか否かを判定する(ステップS30)。人物状態検出部34は、例えば、撮影制御部30がカメラ20から取得した端末装置10を使用している人物の顔などの画像データに基づいて、端末装置10を使用している人物がリラックス状態であるか否かを判定する。端末装置10を使用している人物がリラックス状態であると判定された場合(ステップS30;Yes)、ステップS40に進む。端末装置10を使用している人物がリラックス状態であると判定されない場合(ステップS30;No)、ステップS32に進む。
ステップS30でNoと判定された場合、人物状態検出部34は、端末装置10を使用している人物が集中状態であるか否かを判定する(ステップS32)。人物状態検出部34は、例えば、撮影制御部30がカメラ20から取得した端末装置10を使用している人物の顔などの画像データに基づいて、端末装置10を使用している人物が集中状態であるか否かを判定する。端末装置10を使用している人物が集中状態であると判定された場合(ステップS32;Yes)、ステップS44に進む。端末装置10を使用している人物が集中状態であると判定されない場合(ステップS32;No)、ステップS34に進む。
ステップS32でNoと判定された場合、人物状態検出部34は、端末装置10を使用している人物がネガティブ感情状態であるか否かを判定する(ステップS34)。人物状態検出部34は、例えば、撮影制御部30がカメラ20から取得した端末装置10を使用している人物の顔などの画像データに基づいて、端末装置10を使用している人物がネガティブ感情であるか否かを判定する。ネガティブ感情には、怒り、悲しみ、憂うつ、動揺などの感情が含まれるが、これらに限定されない。端末装置10を使用している人物がネガティブ感情状態であると判定された場合(ステップS34;Yes)、ステップS48に進む。端末装置10を使用している人物がネガティブ感情状態であると判定されない場合(ステップS34;No)、ステップS36に進む。
ステップS34でNoと判定された場合、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物のコミュニケーションの許容度が通常状態であると判定する(ステップS36)。通常状態とは、リラックス状態、集中状態、またはネガティブ状態以外の状態であるが、上述した感情以外の突出した感情状態は除くことが好ましい。そして、ステップS38に進む。
通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が通常状態であることを示す情報を共有する(ステップS38)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が通常状態であることを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10との間で情報を共有する。そして、図5の処理を終了する。
ステップS30でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物のコミュニケーションの許容度が高いと判定する(ステップS40)。例えば、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物がリラックスしているほど、コミュニケーションの許容度を高く判定してもよい。そして、ステップS42に進む。
通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が高いことを示す情報を共有する(ステップS42)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が高いことを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10との間で情報を共有する。そして、図5の処理を終了する。
ステップS32でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物のコミュニケーションの許容度が低いと判定する(ステップS44)。例えば、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物が集中しているほど、コミュニケーションの許容度を低く判定してもよい。そして、ステップS46に進む。
通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が低いことを示す情報を共有する(ステップS46)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が低いことを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10との間で情報を共有する。そして、図5の処理を終了する。
ステップS34でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物へのコミュニケーションを推奨すると判定する(ステップS48)。例えば、アプリケーション制御部40は、端末装置10を使用している人物のネガティブ感情の度合いが強いほど、コミュニケーションの推奨度合いを高く判定してもよい。そして、ステップS50に進む。
通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザとのコミュニケーションを推奨することを示す情報を共有する(ステップS50)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10を使用しているユーザとのコミュニケーションを推奨することを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10との間で情報を共有する。そして、図5の処理を終了する。
図4に戻る。ステップS16の後、表示制御部36は、チャットグループのコミュニケーションの許容度を表示部26に表示させる(ステップS18)。具体的には、表示制御部36は、チャットグループのコミュニケーションの許容度を示す許容度表示画像を表示部26に表示させる。
(許容度表示画像)
図6を用いて、第一実施形態に係る許容度表示画像について説明する。図6は、第一実施形態に係る許容度表示画像の一例を示す図である。
許容度表示画像100は、端末装置10の表示部26に表示される。許容度表示画像100は、5人のユーザが参加しているチャットグループにおいて、他の4人のユーザの許容度を示す。
許容度表示画像100は、アイコン102と、アイコン104と、アイコン106と、アイコン108と、を含む。アイコン102は、ユーザNKを示す。アイコン104は、ユーザTYを示す。アイコン106は、ユーザCJを示す。アイコン108は、ユーザJJを示す。
アイコン102は、許容度情報112を含む。許容度情報112は、ユーザNKのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報112は、「OK」と示している。「OK」は、ユーザNKが通常状態であることを意味する。通常状態は、ユーザNKがリラックス状態でも、集中状態でも、ネガティブ状態でもないことを意味する。すなわち、許容度情報112は、ユーザNKはコミュニケーションへの許容度が通常状態であり、ユーザNKはチャットに参加可能であることを示している。なお、他のユーザの端末装置10の状態検出機能がオフにされている場合は、通常状態であることが示される。
アイコン104は、許容度情報114を含む。許容度情報114は、ユーザTYのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報114は、「Wait」と示している。「Wait」は、ユーザTYが集中状態であることを意味する。すなわち、許容度情報114は、ユーザTYはコミュニケーションの許容度が低く、チャットの参加要請を受けたくないような状態であることを示す。
アイコン106は、許容度情報116を含む。許容度情報116は、ユーザCJのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報116は、「Welcome」と示している。「Welcome」は、ユーザCJがリラックス状態であることを意味する。すなわち、許容度情報116は、ユーザCJはコミュニケーションの許容度が高い状態であり、いつでもチャットに参加可能であることを示す。
アイコン108は、許容度情報118を含む。許容度情報118は、ユーザJJのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報118は、「Let’s Talk」と示している。「Let’s Talk」は、ユーザJJがネガティブ状態であることを意味する。すなわち、許容度情報118は、チャットグループに参加している各ユーザは、ユーザJJに対して積極的にコミュニケーションをとった方がよいことを示している。
端末装置10のユーザが、例えば、ユーザTTである場合には、ユーザNK、ユーザTY、ユーザCJ、およびユーザJJの端末装置10には、ユーザTTのアイコンと、許容度情報とを含む許容度表示画像が表示される。
各ユーザは、グループチャットを開始する操作を行うと、ユーザTT、ユーザNK、ユーザTY、ユーザCJ、およびユーザJJによるグループチャットが開始される。各ユーザは、許容度表示画像100を参照することで適切なタイミングでグループチャットを開始することができる。図6に示す例では、許容度表示画像100は、ユーザTTの端末装置10に表示される画像であるため、ユーザTTは、操作部22を用いてユーザJJのアイコン108を選択すると、ユーザJJとチャットを開始することができる。このように、ネガティブ感情状態のユーザに対して、積極的にコミュニケーションを行わせる表示をすることで、ネガティブ感情のユーザのメンタルをケアすることができる。
なお、図6では、許容度表示画像100は、チャットグループに5人のユーザが参加している場合に、自身以下の4人のユーザのコミュニケーションの許容度を表示する例を示しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、許容度表示画像100には、端末装置10を使用しているユーザが所属している組織の全員のコミュニケーションの許容度が含まれてよい。例えば、許容度表示画像100には、端末装置10を使用しているユーザが指定した所定のユーザのコミュニケーションの許容度のみが含まれてもよい。
許容度表示画像100は、切り替え可能であってもよい。例えば、許容度表示画像100は、デフォルトの状態では端末装置10を使用しているユーザが所属している組織のグループのユーザの許容度が含まれてよい。例えば、許容度表示画像100は、操作部22が受け付けた操作によって、デフォルト状態から組織全員の許容度が表示される状態に切り替わってもよい。
許容度表示画像100は、例えば、チャットツールにログインしているユーザのみのコミュニケーションの許容度を表示してもよい。許容度表示画像100は、例えば、ネガティブ状態であるためコミュニケーションを取ることを推奨すると判定されたユーザについては、ネガティブ状態が解消されるまでは、そのユーザがログオフの状態であったとしても、コミュニケーションの許容度を常時表示させてもよい。
図4に戻る。ステップS18の後、アプリケーション制御部40は、チャットを開始する要求があるか否かを判定する(ステップS20)。具体的には、アプリケーション制御部40は、操作部22がチャットの開始要求を受け付けた場合に、チャットの要求があると判定する。チャットの要求があると判定された場合(ステップS20;Yes)、ステップS22に進む。チャットの要求があると判定されない場合(ステップS20;No)、ステップS26に進む。
ステップS20でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40は、チャットを開始する(ステップS22)。そして、ステップS24に進む。
アプリケーション制御部40は、チャットを終了するか否かを判定する(ステップS24)。具体的には、アプリケーション制御部40は、例えば、操作部22がチャットを終了する操作を受け付けた場合、またはチャット相手による終了操作が行われた場合に、チャットを終了すると判定する。チャットを終了すると判定された場合(ステップS24;Yes)、ステップS26に進む。チャットを終了すると判定されない場合(ステップS24;No)、アプリケーション制御部40は、ステップS24の処理を繰り返す。
ステップS14でNoと判定された場合、ステップS20でNoと判定された場合、ステップS24でYesと判定された場合、端末制御装置28は、ユーザが端末装置10の利用を終了するか否かを判定する(ステップS26)。具体的には、端末制御装置28は、例えば、操作部22が端末装置10の電源をオフにする操作や、ログオフを行う操作を受け付けた場合に、端末装置10の利用を終了すると判定する。端末装置10の利用を終了すると判定された場合(ステップS26;Yes)、図4の処理を終了する。端末装置10の利用を終了すると判定されない場合(ステップS26;No)、ステップS14に進む。すなわち、端末装置10の利用が終了すると判定されるまで、ステップS14からステップS26までの処理が繰り返される。
第一実施形態は、端末装置10は、チャットグループに参加している各ユーザの状態に基づいたコミュニケーションの許容度を示す情報を表示する。これにより、各ユーザは、コミュニケーションの許容度が高いユーザを選択することで、円滑にコミュニケーションを行うことができる。
[第一実施形態の第一変形例]
第一実施形態において、端末装置10は、各ユーザのコミュニケーションの許容度を表示するものとした。端末装置10は、ユーザ間のコミュニケーションを制御してもよい。端末装置10は、例えば、コミュニケーションの許容度が低いユーザに対してはチャットを行うことができないように、制限してもよい。
[第一実施形態の第二変形例]
端末装置10は、端末装置10を使用するユーザと、他の端末装置10を使用するユーザとの関係性に応じて、許容度表示画像100を変更してもよい。この場合、端末装置10は、例えば、記憶部42に端末装置10を使用するユーザの属性を示す属性情報が記憶されている。属性情報は、例えば、チャットグループに参加している全ユーザの組織やグループの役職を示す役職情報である。
端末制御装置28は、例えば、許容度表示画像100において「Let’s Talk」を示しているユーザが、端末装置10を使用しているユーザの部下であるか否かを判定してもよい。端末制御装置28は、例えば、「Let’s Talk」を示しているユーザが、端末装置10を使用しているユーザの部下であると判定された場合には、コミュニケーションを促すような表示をしてもよい。
端末制御装置28は、例えば、許容度表示画像100において、「Let’s Talk」を示しているユーザが、端末装置10を使用しているユーザと関連性の高い人物であるか否かを判定してもよい。この場合、例えば、記憶部42に記憶された属性情報には、端末装置10を使用しているユーザと関連性の高い人物を特定するための情報が含まれる。例えば、端末装置10を使用しているユーザと関連性の高い人物を特定するための情報は、チャット頻度が高い人物である。特に、1対1のチャットの頻度が高い人物であることが好ましい。または、ユーザの意思によって、友人関係である人物などが予め手動で設定されてもよい。端末制御装置28は、例えば、「Let’s Talk」を示しているユーザが、端末装置10を使用しているユーザと関連性の高い人物であると判定された場合には、コミュニケーションを促すような表示をしてもよい。
[第二実施形態]
(端末装置)
図7を用いて、第二実施形態に係る端末装置の構成例について説明する。図7は、第二実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、端末装置10Aは、カメラ20と、操作部22と、通信部24と、表示部26と、端末制御装置28Aと、を備える。端末装置10Aは、端末制御装置28Aが人物状態検出部34を備えていない点と、履歴情報検出部44を備える点で、図2に示す端末装置10と異なる。
履歴情報検出部44は、端末装置10Aのユーザのコミュニケーションの履歴に関するコミュニケーション履歴情報を取得する。履歴情報検出部44は、端末装置10AのユーザがWEB会議ツールやチャットツールなどのアプリケーションを用いて他の端末装置のユーザと行ったコミュニケーションの履歴に関する情報を取得する。履歴情報検出部44の詳細は後述する。
(端末装置の処理内容)
図8を用いて、第二実施形態に係る端末装置の処理内容について説明する。図8は、第二実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。図8の処理は、端末装置10Aの起動によって処理が開始される。
履歴情報検出部44は、端末装置10Aのユーザのコミュニケーションの履歴に関するコミュニケーション履歴情報を取得する(ステップS60)。例えば、端末装置10Aは、他の端末装置とアプリケーションを用いたコミュニケーションの履歴を他の端末装置を利用するユーザごとに図示しない記憶部に記憶している。例えば、履歴情報検出部44は、端末装置10Aの図示しない記憶部からコミュニケーション履歴情報を取得する。そして、ステップS62に進む。
ステップS60の処理は、端末装置10Aが動作している期間は、常時、または手一揆的に実行されるとともに、コミュニケーション履歴情報は更新される。
ステップS62の処理は、図4に示すステップS14の処理と同一なので説明を省略する。
ステップS62でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Aは、端末装置10Aを使用するユーザのコミュニケーションの許容度を共有する(ステップS64)。端末装置10Aを使用するユーザのコミュニケーションの許容度は、コミュニケーションの推奨度を含む。
(共有処理)
図9を用いて、第二実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理について説明する。図9は、第二実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理の流れを示すフローチャートである。
履歴情報検出部44は、端末装置10Aを使用している人物の、他の端末装置とのコミュニケーションの頻度が低いか否かを判定する(ステップS80)。具体的には、履歴情報検出部44は、端末装置10Aのアプリケーションを用いた他のユーザごとのコミュニケーションの頻度が予め定めた所定頻度よりも低いか否かを判定する。コミュニケーション頻度が低いと判定されない場合(ステップS80;No)、ステップS82に進む。コミュニケーション頻度が低いと判定された場合(ステップS80;Yes)、ステップS88に進む。
ステップS80でNoと判定された場合、履歴情報検出部44は、端末装置10Aを使用している人物の、他の端末装置とのコミュニケーションの頻度が高いか否かを判定する(ステップS82)。具体的には、履歴情報検出部44は、端末装置10Aのアプリケーションを用いた他のユーザごとのコミュニケーションの頻度が予め定めた所定頻度よりも高いか否かを判定する。コミュニケーション頻度が高いと判定されない場合(ステップS82;No)、ステップS84に進む。コミュニケーション頻度が高いと判定されない場合(ステップS82;Yes)、ステップS92に進む。
ステップS82でNoと判定された場合、アプリケーション制御部40Aは、端末装置10Aを使用している人物のコミュニケーションの許容度が通常状態であると判定する(ステップS84)。通常状態とは、コミュニケーション頻度が低すぎず且つ高すぎない状態である。そして、ステップS86に進む。
通信制御部32は、端末装置10Aを使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が通常状態であることを示す情報を共有する(ステップS86)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10Aを使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が通常状態であることを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10Aとの間で情報を共有する。そして、図9の処理を終了する。
ステップS80でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Aは、端末装置10Aを使用している人物のコミュニケーションの推奨度を高いと判定する(ステップS88)。そして、ステップS90に進む。
通信制御部32は、端末装置10Aを使用しているユーザとのコミュニケーションの推奨度が高いことを示す情報を共有する(ステップS90)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10Aを使用しているユーザとのコミュニケーションの推奨度が高いこと示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10Aとの間で情報を共有する。そして、図9の処理を終了する。
ステップS82でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Aは、端末装置10Aを使用している人物のコミュニケーションの許容度を低いと判定する(ステップS92)。そして、ステップS94に進む。
通信制御部32は、端末装置10Aを使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が低いことを示す情報を共有する(ステップS94)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10Bを使用しているユーザのコミュニケーションの許容度が低いことを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10との間で情報を共有する。そして、図9の処理を終了する。
図8に戻る。ステップS64の後、表示制御部36は、チャットグループのコミュニケーションの許容度を示す許容度表示画像を表示部26に表示させる(ステップS66)。
図10を用いて、第二実施形態に係る許容度表示画像について説明する。図10は、第二実施形態に係る許容度表示画像の一例を示す図である。
許容度表示画像100Aは、5人のユーザが参加しているチャットグループにおいて、端末装置10Aの表示部26に表示される、他の端末装置10Aを使用する4人のユーザの許容度を示す。
許容度表示画像100Aは、アイコン102Aと、アイコン104Aと、アイコン106Aと、アイコン108Aと、を含む。アイコン102Aは、ユーザNKを示す。アイコン104Aは、ユーザTYを示す。アイコン106Aは、アイコン108Aは、ユーザJJを示す。
アイコン102Aは、許容度情報112Aを含む。許容度情報112Aは、ユーザNKのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報112Aは、「OK」と示している。「OK」は、ユーザNKが通常状態であることを意味する。通常状態は、ユーザNKのコミュニケーションの頻度は多くも少なくもないことを意味する。すなわち、許容度情報112は、ユーザNKはコミュニケーションへの許容度が通常状態であり、ユーザNKはチャットに参加可能であることを示している。
アイコン104Aは、許容度情報114Aを含む。許容度情報114Aは、ユーザTYのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報114Aは、「Wait」と示している。「Wait」は、ユーザTYのコミュニケーションの頻度が所定以上であることを意味する。すなわち、許容度情報114Aは、ユーザTYはコミュニケーションの許容度が低く、積極的にチャットの参加要請を行わないことが適切であることを示す。
アイコン106Aは、許容度情報116Aを含む。許容度情報116Aは、ユーザCJのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報116Aは、「OK」と示している。すなわち、許容度情報116Aは、ユーザCJはコミュニケーションへの許容度が通常状態であり、ユーザNKはチャットに参加可能であることを示している。
アイコン108Aは、許容度情報118Aを含む。許容度情報118Aは、ユーザJJのコミュニケーションの許容度を示す。許容度情報118Aは、「Let’s Talk」と示している。「Let’s Talk」は、ユーザJJのコミュニケーション頻度が所定よりも少ないことを意味する。すなわち、許容度情報118Aは、チャットグループに参加している各ユーザは、ユーザJJに対して積極的にコミュニケーションをとった方がよいことを示している。
端末装置10のユーザが、例えば、ユーザTTである場合には、ユーザNK、ユーザTY、ユーザCJ、およびユーザJJの端末装置10には、ユーザTTのアイコンと、許容度情報とを含む許容度表示画像が表示される。
各ユーザは、グループチャットを開始する操作を行うと、ユーザTT、ユーザNK、ユーザTY、ユーザCJ、およびユーザJJによるグループチャットが開始される。各ユーザは、許容度表示画像を参照することで適切なタイミングでグループチャットを開始することができる。図10に示す例では、許容度表示画像100Aは、ユーザTTの端末装置10Aに表示される画像であるため、ユーザTTは、操作部22を用いてユーザJJのアイコン108を選択すると、ユーザJJとチャットを開始することができる。このように、ネガティブ感情状態のユーザに対して、積極的にコミュニケーションを行わせる表示をすることで、ネガティブ感情のユーザのメンタルをケアすることができる。
許容度表示画像100Aは、例えば、チャットツールにログインしているユーザのみのコミュニケーションの許容度の表示を含む。
図8に戻る。ステップS68からステップS74の処理は、それぞれ、図4に示すステップS20からステップS26の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
第二実施形態は、端末装置10Aは、チャットグループに参加している各ユーザのコミュニケーションの頻度に基づいたコミュニケーションの許容度を示す情報を表示する。これにより、各ユーザは、コミュニケーションの許容度が高いユーザを選択することで、円滑にコミュニケーションを行うことができる。
[第二実施形態の第一変形例]
第二実施形態において、端末装置10Aは、各ユーザのコミュニケーションの許容度を表示するものとした。端末装置10Aは、他のユーザのコミュニケーションの許容度によっては、端末装置10Aを使用するユーザに対して通知する機能を有していてもよい。例えば、端末装置10Aは、端末装置10Aを使用しているユーザに対して、コミュニケーションの許容度が「Let’s Talk」を示しているユーザとコミュニケーションを取る旨の通知を行ってもよい。
[第三実施形態]
図11を用いて、第三実施形態に係る端末装置の構成例について説明する。図11は、第三実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図11に示すように、端末装置10Bは、カメラ20と、操作部22と、通信部24と、表示部26と、端末制御装置28Bと、を備える。端末制御装置28Bは、撮影制御部30と、通信制御部32と、人物状態検出部34と、表示制御部36と、操作制御部38と、アプリケーション制御部40Bと、記憶部42と、履歴情報検出部44と、を備える。すなわち、第三実施形態は、第一実施形態と、第二実施形態との組み合わせである。
(端末装置の処理内容)
図12を用いて、第三実施形態に係る端末装置の処理内容について説明する。図12は、第三実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。図12の処理は、端末装置10Bの起動によって処理が開始される。
ステップS100およびステップS102の処理は、それぞれ、図4に示すステップS10およびステップS12の処理と同一なので、説明を省略する。ステップS104の処理は、図8に示すステップS60の処理と同一なので、説明を省略する。ステップS106の処理は、図4に示すステップS14の処理と同一なので、説明を省略する。
ステップS106でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Bは、端末装置10Bを使用するユーザのコミュニケーションの許容度を共有する(ステップS108)。端末装置10Bを使用するユーザのコミュニケーションの許容度は、コミュニケーションの推奨度を含む。
(共有処理)
図13を用いて、第三実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理について説明する。図13は、第三実施形態に係るコミュニケーションの許容度の判定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS130からステップS136、およびステップS148からステップS150の処理は、それぞれ、図9に示すステップS80からステップS86、およびステップS92からステップS94の処理と同一なので、説明を省略する。ステップS138の処理は、図5に示すステップS34の処理と同一なので、説明を省略する。
ステップS138でNoと判定された場合、アプリケーション制御部40Bは、端末装置10Bを使用している人物のコミュニケーションの推奨度を高いと判定する(ステップS140)。すなわち、アプリケーション制御部40Bは、端末装置10Bを使用している人物がコミュニケーションの頻度が低く、かつネガティブな感情状態でないと判定された場合に、コミュニケーションの推奨度が高いと判定する。そして、ステップS142に進む。
通信制御部32は、端末装置10Bを使用しているユーザとのコミュニケーションの推奨度が高いことを示す情報を共有する(ステップS142)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10Bを使用しているユーザとのコミュニケーションの推奨度が高いこと示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10Aとの間で情報を共有する。そして、図13の処理を終了する。
ステップS138でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Bは、端末装置10Bを使用している人物に対して積極的にコミュニケーションを取ることを推奨すると判定する(ステップS144)。すなわち、アプリケーション制御部40Bは、端末装置10Bを使用している人物がコミュニケーションの頻度が高く、かつネガティブな感情状態であると判定された場合に、積極的にコミュニケーションを取ることを推奨すると判定する。そして、ステップS146に進む。
通信制御部32は、端末装置10Bを使用しているユーザと積極的にコミュニケーションを行うことを推奨することを示す情報を共有する(ステップS146)。具体的には、通信制御部32は、端末装置10Bを使用しているユーザと積極的にコミュニケーションを行うことを推奨することを示す情報をサーバ装置12に送信することにより、他の端末装置10Bとの間で情報を共有する。そして、図13の処理を終了する。ステップS146で共有される積極的にコミュニケーションを行うことを推奨することとは、ステップS142で共有される推奨度が高い状態より、さらに高いレベルでのコミュニケーションが推奨されることを意味している。例えば、緊急性がある、業務以外のコミュニケーションを要する、メンタル面のケアを含むコミュニケーションなどである。
図12に戻る。ステップS108の後、表示制御部36は、チャットグループのコミュニケーションの許容度を示す許容度表示画像を表示部26に表示させる(ステップS110)。具体的には、表示制御部36は、図6に示す許容度表示画像100または図10に示す許容度表示画像100Aを表示部26に表示させる。そして、ステップS112に進む。
ステップS112からステップS118の処理は、それぞれ、図4に示すステップS20からステップS26の処理と同一の処理なので、説明を省略する。
第三実施形態は、端末装置10Bは、チャットグループに参加している各ユーザの状態と、コミュニケーション頻度とに基づいたコミュニケーションの許容度を示す情報を表示する。これにより、各ユーザは、コミュニケーションの許容度が高いユーザを選択することで、より円滑にコミュニケーションを行うことができる。
[第四実施形態]
図14を用いて、第四実施形態に係る端末装置の構成例について説明する。図14は、第四実施形態に係る端末装置の構成例を示すブロック図である。
図14に示すように、端末装置10Cは、傾向判定部46を備える点で、図2に示す端末装置10とは、異なる。
傾向判定部46は、端末装置10Cを使用しているユーザの状態の時間帯に対する傾向を判定する。傾向判定部46は、端末装置10Cを使用しているユーザの感情の時間帯に対する傾向を判定する。傾向判定部46は、例えば、現在時刻における端末装置10Cを使用しているユーザの感情の傾向を判定する。傾向判定部46の詳細は、後述する。
(状態記録処理)
図15を用いて、第四実施形態に係る状態記録処理について説明する。図15は、第四実施形態に係る携帯端末による状態記録処理を示すフローチャートである。図15の処理は、端末装置10Cの起動によって処理が開始される。
人物状態検出部34Aは、現在時刻が会議の時間であるか否かを判定する(ステップS160)。具体的には、人物状態検出部34Aは、例えば、記憶部42に記憶された会議の予定に関する予定情報などに基づいて、会議が設定されている時間にアプリケーションを用いた通話を行っているときは、会議の時間であると判定する。会議の時間であると判定されない場合(ステップS160;No)、ステップS162に進む。会議の時間であると判定された場合(ステップS160;Yes)、ステップS166に進む。
人物状態検出部34Aは、端末装置10Cを使用している人物の状態を検出する(ステップS162)。具体的には、人物状態検出部34Aは、例えば、撮影制御部30がカメラ20から取得した端末装置10Cを使用している人物の画像データまたは操作部22への入力情報に基づいて、人物の状態を検出する。人物状態検出部34Aは、例えば、端末装置10Cを使用しているユーザが、リラックス状態であるか、集中状態であるか、ネガティブ状態であるかを判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、端末装置10Cを使用している人物の画像データに基づいて、端末装置10Cを使用しているユーザが、リラックス状態であるか否かを判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、端末装置10Cを使用しているユーザによる操作部22への入力を示す入力状態に基づいて、端末装置10Cを使用しているユーザが集中状態であるか否かを判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、所定時間以内に所定回数以上の入力が所定時間以上継続している場合には、端末装置10Cを使用しているユーザが集中状態であると判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどに対して、1分間に20回以上の入力がある状態が10分間以上継続している場合に、集中状態であると判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、端末装置10Cを使用している人物の画像データに基づいて、端末装置10Cを使用しているユーザが、ネガティブ状態であるか否かを判定する。人物状態検出部34Aは、例えば、60秒ごとなどの所定間隔ごとの人物の状態を検出する。そして、ステップS164に進む。
人物状態検出部34Aは、端末装置10Cを使用している人物の状態の検出結果と時間帯と記録する(ステップS164)。具体的には、人物状態検出部34A、端末装置10Cを使用している人物の状態の検出結果と、その状態を検出した時刻とを関連付けて、状態傾向情報として記憶部42に記録する。そして、ステップS166に進む。
ステップS168の処理は、図4に示すステップS26の処理と同一なので説明を省略する。図15の処理によって、端末装置10Cを使用している人物に対し、会議に参加している時間以外、つまりテレワーク等において、単独で業務を行っている可能性の高い時間における状態の傾向を記録する。
(端末装置の処理内容)
図16を用いて、第四実施形態に係る端末装置の処理内容について説明する。図16は、第四実施形態に係る端末装置の処理の流れを示すフローチャートである。図16の処理は、端末装置10Cの起動によって処理が開始される。
ステップS170の処理は、図15に示すステップS160の処理と同一なので説明を省略する。ステップS172の処理は、図4に示すステップS14の処理と同一なので、説明を省略する。
ステップS172でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Cは、現在の時間帯に対応する状態傾向情報があるか否かを判定する(ステップS174)。具体的には、アプリケーション制御部40Cは、現在の時間帯に対応する状態傾向情報が記憶部42に記憶されているか否かを判定する。現在時刻に対応する状態傾向情報があると判定された場合(ステップS174;Yes)、ステップS176に進む。現在時刻に対応する状態傾向情報があると判定されない場合(ステップS174;No)、ステップS178に進む。
ステップS174でYesと判定された場合、アプリケーション制御部40Cは、他の端末装置10Cと各端末装置10Cを使用している人物のコミュニケーションの許容度を共有する(ステップS176)。
(共有処理)
図17を用いて、第四実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理について説明する。図17は、第四実施形態に係るコミュニケーションの許容度の共有処理の流れを示すフローチャートである。
アプリケーション制御部40Cは、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザのリラックス傾向の時間帯であるか否かを判定する(ステップS190)。具体的には、アプリケーション制御部40Cは、記憶部42に記憶された状態傾向情報に基づいて、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザがリラックス傾向の時間帯であるか否かを判定する。アプリケーション制御部40Cは、例えば、30分や60分の区切りごとに、状態の頻度を対応付けることにより、端末装置10Cを使用しているユーザがリラックス傾向の時間帯であるか否かを判定する。アプリケーション制御部40Cは、例えば、13:00から14:00の時間帯において、40分以上リラックス状態であることが検出されており、かつ、そのような検出結果が直近の10日間の業務日で6日以上あるような場合に、13:00から14:00の時間帯はリラックス傾向にある時間帯であると判定する。リラックス傾向の時間帯である判定されない場合(ステップS190;No)、ステップS192に進む。リラックス傾向の時間帯と判定された場合(ステップS190;Yes)、ステップS200に進む。
ステップS190でNoと判定された場合、アプリケーション制御部40Cは、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザの集中傾向の時間帯であるか否かを判定する(ステップS192)。具体的には、アプリケーション制御部40Cは、記憶部42に記憶された状態傾向情報に基づいて、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザの集中傾向の時間帯であるか否かを判定する。アプリケーション制御部40Cは、例えば、9:00から10:00の時間帯において、40分以上集中状態であることが検出されており、かつ、そのような検出結果が直近の10日間の業務日で6日以上あるような場合に、9:00から10:00の時間帯は集中傾向にある時間帯であると判定する。集中傾向の時間帯であると判定されない場合(ステップS192;No)、ステップS194に進む。集中傾向の時間帯であると判定された場合(ステップS192;Yes)、ステップS204に進む。
ステップS192でNoと判定された場合、アプリケーション制御部40Cは、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザのネガティブ傾向の時間帯であるか否かを判定する(ステップS194)。具体的には、アプリケーション制御部40Cは、記憶部42に記憶された状態傾向情報に基づいて、現在時刻が、端末装置10Cを使用しているユーザのネガティブ傾向の時間帯であるか否かを判定する。アプリケーション制御部40Cは、例えば、16:00から17:00の時間帯において、40分以上集中状態であることが検出されており、かつ、そのような検出結果が直近の10日間の業務日で6日以上あるような場合に、16:00から17:00の時間帯はネガティブ傾向にある時間帯であると判定する。ネガティブ傾向の時間帯であると判定されない場合(ステップS194;No)、ステップS196に進む。ネガティブ傾向の時間帯であると判定された場合(ステップS194;Yes)、ステップS208に進む。
ステップS196からステップS210の処理は、それぞれ、図5に示すステップS36からステップS50の処理と同一なので、説明を省略する。
第四実施形態では、リラックス傾向、集中傾向、またはネガティブ傾向であるかの判定条件として、60分間のうち40分以上同じ状態が検出されたことを条件の1つとして説明したが、本発明はこれに限定されない。リラックス傾向、集中傾向、またはネガティブ傾向として判定されるための検出時間は同じであってもよいし、異なっていてもよい。例えば、リラックス傾向と判定されるための検出時間は60分間のうち40分以上、集中傾向と判定されるための検出時間は60分間のうち30分以上、ネガティブ傾向と判定されるための検出時間は60分間のうち20分以上などとしてもよい。
第四実施形態では、リラックス傾向、集中傾向、またはネガティブ傾向であるかの判定条件として、所定の条件を満たす検出結果を直近の10日間の業務日で6日以上検出されたことを条件の1つとして説明したが、本発明はこれに限定されない。リラックス傾向、集中傾向、またはネガティブ傾向として判定されるための検出日数は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
第四実施形態は、端末装置10Cは、チャットグループに参加している各ユーザの現在時刻においての状態の傾向に基づいたコミュニケーションの許容度を示す情報を表示する。これにより、各ユーザは、コミュニケーションの許容度が高いユーザを選択することで、より円滑にコミュニケーションを行うことができる。
[第五実施形態]
第五実施形態について説明する。第五実施形態においては、チャットグループに参加している各ユーザのコミュニケーションの許容度をサーバ装置が算出する。
(サーバ装置)
図18を用いて、第五実施形態に係るサーバ装置の構成例について説明する。図18は、第五実施形態に係るサーバ装置の構成例を示すブロック図である。
図18に示すように、サーバ装置12Aは、通信部50と、サーバ制御装置52Aと、を備える。サーバ制御装置52Aは、画像データ取得部66と、人物状態検出部68と、表示制御部70と、アプリケーション制御部72と、を備える点で、図3に示すサーバ装置12とは異なる。
画像データ取得部66は、画像データを取得する。画像データ取得部66は、端末装置10を使用している人物の表情の画像データを端末装置10から取得する。
人物状態検出部68は、端末装置10を使用している人物の状態を検出する。人物状態検出部68は、画像データ取得部66が取得した端末装置10を使用している人物の表情の画像データに基づいて、端末装置10を使用している人物の状態を検出する。
表示制御部70は、通信部50を介して、チャットグループを形成している各端末装置10の表示部26を制御する。表示制御部70は、各端末装置10の表示部26を制御して、文字及び画像を含む各種の映像を表示させる。表示制御部70は、例えば、ある端末装置10の表示部26を制御して、人物状態検出部68が検出した他の端末装置10を使用しているユーザの人物の状態を示す情報を表示させる。表示制御部70は、例えば、図7に示す許容度表示画像100を表示させる。
アプリケーション制御部72は、チャットグループを形成している各端末装置10で動作する各種のアプリケーションの動作を制御する。アプリケーション制御部72は、例えば、WEB会議ツール及びチャットツールなどのアプリケーションの動作を制御する。すなわち、アプリケーション制御部72は、チャットグループを形成している端末装置10間のコミュニケーションを制御する。
図18に示すサーバ装置12Aは、上述した各実施形態において、端末装置において実行することとして説明していた機能のうち一部の機能を、サーバ装置12Aによって実行する。例えば、端末装置10の人物状態検出部34によって実行される人物状態検出機能を、サーバ装置12Aによる人物状態検出部68が実行する。また、端末装置10の表示制御部36による表示制御機能を、サーバ装置12Aによる表示制御部70が実行する。また、端末装置10のアプリケーション制御部72によって実行されるアプリケーション制御機能を、サーバ装置12Aによるアプリケーション制御部72が実行する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 コミュニケーション制御システム
10,10A,10B 端末装置
12 サーバ装置
20 カメラ
22 操作部
24,50 通信部
26 表示部
28,28A,28B 端末制御装置
30 撮影制御部
32,62 通信制御部
34,68 人物状態検出部
36 表示制御部
38 操作制御部
40 アプリケーション制御部
42,64 記憶部
44 履歴情報検出部
46 傾向判定部
52,52A サーバ制御装置
60 接続制御部
66 画像データ取得部

Claims (5)

  1. 第一端末装置を使用している人物に対して時間帯における状態の傾向を検出する人物状態検出ステップと、
    前記人物状態検出ステップで検出した状態の傾向に基づき、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からの時間帯に対応するコミュニケーション許容度を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで判定した結果を示す情報を、対応する時間帯に、前記第一端末装置と通信可能な第二端末装置の表示画面に表示させる表示ステップと、
    前記第二端末装置における操作に基づき、前記第二端末装置および前記第一端末装置とのコミュニケーションを制御する制御ステップと、
    をコミュニケーション制御システムを動作させるコンピュータに実行させるコミュニケーション制御プログラム。
  2. 前記人物状態検出ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物がリラックスしている傾向の時間帯を判定し、
    前記判定ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物がリラックスしている傾向の時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーション許容度が高い時間帯と判定し、
    前記表示ステップにおいては、前記判定ステップで判定された時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーションの許容度が高いことを示す情報を、前記第一端末装置と通信可能な前記第二端末装置の表示画面に表示させる、
    請求項1に記載のコミュニケーション制御プログラム。
  3. 前記人物状態検出ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物が集中している傾向の時間帯を判定し、
    前記判定ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物が集中している傾向の時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーション許容度が低い時間帯と判定し、
    前記表示ステップにおいては、前記判定ステップで判定された時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーションの許容度が低いことを示す情報を、前記第一端末装置と通信可能な前記第二端末装置の表示画面に表示させる、
    請求項1に記載のコミュニケーション制御プログラム。
  4. 前記人物状態検出ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物の感情がネガティブ感情である傾向の時間帯を判定し、
    前記判定ステップにおいては、前記第一端末装置を使用している人物の感情がネガティブ感情である傾向の時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーション許容度が高い時間帯と判定し、
    前記表示ステップにおいては、前記判定ステップで判定された時間帯は、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からのコミュニケーションを推奨することを示す情報を、前記第一端末装置と通信可能な前記第二端末装置の表示画面に表示させる、
    請求項1に記載のコミュニケーション制御プログラム。
  5. 第一端末装置を使用している人物に対して時間帯における状態の傾向を検出する人物状態検出ステップと、
    前記人物状態検出ステップで検出した状態の傾向に基づき、前記第一端末装置を使用している人物に対する他の人物からの時間帯に対応するコミュニケーション許容度を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで判定した結果を示す情報を、対応する時間帯に、前記第一端末装置と通信可能な第二端末装置の表示画面に表示させる表示ステップと、
    前記第二端末装置における操作に基づき、前記第二端末装置および前記第一端末装置とのコミュニケーションを制御する制御ステップと、
    をコミュニケーション制御システムが実行する、コミュニケーション制御方法。
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